JP2023503560A - 厚い紙を有するエアロゾル発生物品 - Google Patents
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Abstract
エアロゾル発生物品(10)は、エアロゾル発生基体(20)と、フィルター要素(22)と、エアロゾル形成基体を囲む第一の紙ラッパー(30)および第二の紙ラッパー(40)とを含む。第一の紙ラッパーは、約90マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第二の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体をフィルター要素に結合する。【選択図】図1A
Description
本開示は、厚いラッパーを有するエアロゾル発生物品に関する。厚いラッパーおよび第二のラッパーは、エアロゾル発生基体をフィルター要素に結合する、かつエアロゾル発生物品を形成するエアロゾル発生基体を囲む。
たばこ含有基体などのエアロゾル発生基体が燃焼されるのではなく加熱されるエアロゾル発生物品は、当業界で周知である。典型的に、こうした加熱式エアロゾル発生物品において、エアロゾルは熱源から、物理的に分離されたエアロゾル発生基体または材料への熱の伝達によって発生され、このエアロゾル発生基体または材料は熱源と接触して、または熱源内に、または熱源の周囲に、または熱源の下流に位置してもよい。エアロゾル発生物品の使用中、揮発性化合物は、熱源からの熱伝達によってエアロゾル発生基体から放出され、エアロゾル発生物品を通して引き出された空気中に同伴される。放出された化合物は冷めるにつれて凝縮してエアロゾルを形成する。
エアロゾル発生基体を巻き、エアロゾル発生基体要素を形成するために使用される紙は、エアロゾル発生物品を通過する主流煙またはエアロゾル中に見いだされるエアロゾル形成体、水、および他の液体化合物、または紙の周辺にある湿気または水分を吸収することができる。吸収された液体は、紙を汚す、または弱くする場合があり、またエアロゾル発生物品の外観および構造的完全性に悪影響を及ぼす。加熱式エアロゾル発生物品は、これらの加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体中のエアロゾル形成体の量が高いことに起因して、特に湿潤および破損しやすい。加熱式エアロゾル発生物品は、エアロゾル構成成分がラッパーによって吸収される際に特に膨張しやすく、加熱装置からの困難な取り外しにつながる。
エアロゾル発生基体を加熱し、エアロゾル発生基体から揮発性化合物を放出するために、抵抗加熱ブレードはエアロゾル発生基体の中に挿入されてもよい。抵抗加熱ブレードは、エアロゾル発生基体の中心軸に沿って位置してもよいエアロゾル発生基体内の局所的な熱源を提供してもよい。紙ラッパーの周辺部または紙ラッパーとの界面の周りに位置するエアロゾル発生基体は、中央に位置する抵抗加熱ブレードによって十分に加熱されない場合があり、結果としてエアロゾル発生基体内に未使用のエアロゾル発生基体がもたらされる場合がある。
高い量の液体またはエアロゾル形成体を含有する加熱非燃焼式エアロゾル発生物品の場合で特に、視覚的および機械的に安定したエアロゾル発生物品を提供することが望ましいことになる。また、この厚い紙ラッパーまたは層が、エアロゾル発生物品によって発生したエアロゾルの味覚に影響を及ぼさないことも望ましいことになる。
エアロゾル発生物品内の未使用のエアロゾル発生基体の量を低減するエアロゾル発生物品を提供することが望ましいことになる。
発熱体に近接する場合、エアロゾル発生基体ラッパーは容易に燃焼せず、また加熱非燃焼式エアロゾル発生基体の加熱に悪影響を及ぼさないことも望ましいことになる。
本発明の目的は、上述の望ましい技術的利点のうちの一つ以上を少なくとも部分的に解決することであってもよい。
本開示によると、エアロゾル発生基体と、フィルター要素と、エアロゾル形成基体を囲む第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーとを含むエアロゾル発生物品が提供されている。第一の紙ラッパーは、約60マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第一の紙ラッパーまたは第二の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体をフィルター要素に結合する。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体と、フィルター要素と、エアロゾル形成基体を囲む第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーと、を含むことが好ましい。第一の紙ラッパーは、約90マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第二の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体をフィルター要素に結合する。
第一の紙ラッパーは、第二の紙ラッパーをエアロゾル発生基体から分離してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体を越えて延びない場合がある。第一のラッパーは、エアロゾル発生基体の全長に延びる。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体をフィルター要素に結合してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の全長に延びてもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の長さの約50%未満延びてもよい。
第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパーをエアロゾル発生基体から分離してもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体を越えて延びなくてもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体をフィルター要素に結合してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の全長に延びてもよい。
第一の紙ラッパーは、約78マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約78マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約90マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約100マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約110マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約125マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約130マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。
第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパーの紙厚さ未満の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約10マイクロメートル~約50マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約10マイクロメートル~約35マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約15マイクロメートル~約30マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約20マイクロメートル~約25マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。
エアロゾル発生基体は、約6.8mm~約7.1mm、または約6.8mm~約7.0mmの範囲内の直径を有する実質的に円筒状の形状を画定してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:120~約1:40の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:100~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:70~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:60~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。
エアロゾル発生基体は均質化したたばこ材料を含んでもよい。均質化したたばこ材料は、たばこ材料と、乾燥重量基準で約1パーセント~約5パーセントの結合剤と、約5パーセント~約30パーセントのエアロゾル形成体とを含んでもよい。エアロゾル発生基体は、捲縮していることが好ましい均質化したたばこ材料のシートの集合体を含んでもよい。
エアロゾル発生基体は金属誘導発熱体を含んでもよい。エアロゾル発生基体は複数の金属誘導発熱体を含んでもよい。
本開示によると、本明細書に記載のエアロゾル発生物品と、エアロゾル発生基体を加熱するように構成された発熱体を備えるエアロゾル発生装置とを備えるエアロゾル発生システムが提供されている。
発熱体は、エアロゾル発生基体の中に挿入されるように構成された抵抗加熱ブレード要素であってもよい。発熱体は、エアロゾル発生基体内に埋め込まれた金属誘導発熱体を誘導加熱するように構成された誘導発熱体であってもよい。
有利なことに、エアロゾル発生基体の周りに厚いラッパーを含むエアロゾル発生物品は、高い量の液体またはエアロゾル形成体を含有する加熱非燃焼式エアロゾル発生物品の場合で特に、視覚的および機械的に安定したエアロゾル発生物品を提供する場合がある。結果として、高い量の湿潤剤がエアロゾル発生基体に含まれている時でさえも、エアロゾル発生物品のラッパー部分の膨張、目に見える汚れ、および物理的な弱化が低減される場合がある。
有利なことに、厚いラッパーを含むエアロゾル発生基体要素は、従来のエアロゾル発生物品形成製造機器上で形成されてもよい。これは、エアロゾル発生基体要素の加工性を改善し、かつ製造コストを低減する場合がある。
有利なことに、厚いラッパーを含むエアロゾル発生基体要素は、均一に加熱かつ消費されるエアロゾル発生基体の量を増加させる場合があり、それ故に未使用のまたは廃棄になるエアロゾル発生基体材料を低減する。
有利なことに、厚いラッパーを含むエアロゾル発生基体要素は、エアロゾル発生基体の中に埋め込まれた、または挿入された誘導発熱体もしくは抵抗発熱体を介してエアロゾル発生基体の内部加熱を利用してもよく、またエアロゾル発生基体を巻く厚い紙は、加熱非燃焼式エアロゾル発生基体の加熱に悪影響を及ぼさない場合がある。
従来の紙巻たばこは、ユーザーが紙巻たばこの一方の端に炎を当て、もう一方の端を通して空気を引き出す時に点火される。炎と、紙巻たばこを通して引き出された空気中の酸素とによってもたらされた局在化した熱は、紙巻たばこの端を点火させ、その結果生じる燃焼は吸入可能な煙を発生する。これに反して、加熱式エアロゾル発生物品において、エアロゾルは風味発生基体(たばこなど)を加熱することによって発生される。周知の加熱式エアロゾル発生物品としては、例えば電気加熱式エアロゾル発生物品と、可燃性燃料要素または熱源から、物理的に分離されたエアロゾル形成基体への熱の伝達によってエアロゾルが発生されるエアロゾル発生物品とが挙げられる。例えば、本開示によるエアロゾル発生物品には、エアロゾル発生基体のロッドの中に挿入されるように適合されている内部ヒーターブレードを有する電気加熱式のエアロゾル発生装置を備えるエアロゾル発生システムにおいて特定の用途がある。このタイプのエアロゾル発生物品は、先行技術、例えば欧州特許第EP0822670号に記載されている。
本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体と相互作用してエアロゾルを発生するヒーター要素を備える装置を指す。
本明細書で使用される「エアロゾル発生システム」という用語は、エアロゾル発生装置とエアロゾル発生物品の組み合わせを指す。
本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、吸入可能なエアロゾルを生成し、消費者に送達するために加熱されるエアロゾル発生基体を含む物品を指す。
「エアロゾル発生基体要素」という用語は本明細書において、紙層で巻かれてエアロゾル発生物品の一部分を形成するエアロゾル発生基体を意味するために使用される。
「エアロゾル発生基体」という用語は、エアロゾルを発生または放出する能力を有する物質を指す。エアロゾル発生基体は、固体、ペースト、ゲル、スラリー、液体であってもよく、または固体、ペースト、ゲル、スラリー、および液体化合物の任意の組み合わせを含んでもよい。エアロゾル発生基体は固体、またはゲル組成物であることが好ましい。エアロゾル発生基体は好ましくは、ニコチンを含んでもよい。
「マウスピース」という用語は本明細書において、消費者の口と接触するように設計されているエアロゾル発生物品の部分を示すために使用される。マウスピースは、フィルターを含んでもよいエアロゾル発生物品の部分とすることができ、または一部の場合において、マウスピースはチッピングラッパーの範囲によって画定されることができる。
「上流」および「下流」という用語は、エアロゾル発生基体から引き出され、かつマウスピースを通る際のエアロゾルの方向に関連して記述されるエアロゾル発生物品の要素の相対的な位置を指す。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体と、フィルター要素と、エアロゾル形成基体を囲む第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーとを含む。第一の紙ラッパーは、約60マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第一の紙ラッパーまたは第二の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体をフィルター要素に結合する。
第一の紙ラッパーは、第二の紙ラッパーをエアロゾル発生基体から分離してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体と接触してもよい。第一の紙ラッパーは、第二の紙ラッパーと接触してもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体と接触しなくてもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体を囲んでもよい。第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパーを囲んでもよい。第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパーの一部分のみと重なってもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の下流長さの約50%未満、または25%未満重なってもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体をフィルター要素に結合してもよい。第二の紙ラッパーは、チッピングペーパーと呼ばれてもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生物品の上流外表面を画定してもよく、また第二の紙は、エアロゾル発生物品の下流外表面を画定してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の端、または長さを越えて延びない場合がある。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の全長に延びてもよい。
別の実施例において、第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパーをエアロゾル発生基体から分離してもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体と接触してもよい。第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパーと接触してもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体を囲んでもよい。第一の紙ラッパーは、第二の紙ラッパーを囲んでもよい。第一の紙ラッパーは、第二の紙ラッパーの全長と重なってもよい。第一の紙ラッパーは、第二の紙ラッパーの全長と重なってもよく、また第二の紙ラッパーと同一の広がりを有してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体をフィルター要素に結合してもよい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生物品の外表面全体を画定してもよい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の端または長さを越えて延びない場合がある。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の全長に延びてもよい。
エアロゾル発生基体の周囲の少なくとも約80%、または少なくとも約90%、または少なくとも約95%は、三層未満の紙層によって囲まれてもよい。三層未満の紙層は、エアロゾル発生基体の長さを越えて延びないことが好ましい。エアロゾル発生基体の周囲の少なくとも約80%、または少なくとも約90%、または少なくとも約95%は、実質的にエアロゾル発生基体の長さに沿ってエアロゾル発生基体を囲む、三層未満の紙層によって囲まれていることが好ましい。
第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の周囲全体を、各紙ラッパー上でのその紙ラッパーの非常に少ない重複で囲む。重複領域は、例えば二層など、二層以上の紙層を形成する。重複領域は、紙ラッパーの長軸方向の長さに沿って延びる。
紙ラッパーの三層は、第一の紙ラッパーがそれ自体と重複する場所に存在してもよい。紙ラッパーの三層は、第二の紙ラッパーがそれ自体と重複する場所に存在してもよい。第一の紙ラッパーの重複と第二の紙ラッパーの重複は、相互にずらされていることが好ましい。第一の紙ラッパーの重複と第二の紙ラッパーの重複は、エアロゾル発生基体の周囲の周りで少なくとも約45度だけ相互にずらされていることが好ましい。第一の紙ラッパーの重複と第二の紙ラッパーの重複は、エアロゾル発生基体の周囲の周りで少なくとも約90度だけ相互にずらされていることが好ましい。第一の紙ラッパーの重複と第二の紙ラッパーの重複は、エアロゾル発生基体の周囲の周りで約180度だけ相互にずらされていることが好ましい。
各紙ラッパーのその紙ラッパー上での重複は、エアロゾル発生基体の周囲の約20%以下であってもよい。この重複は、エアロゾル発生基体の周囲の約15%以下であってもよい。この重複は、エアロゾル発生基体の周囲の約10%以下であってもよい。紙の重ね合わせまたは重複を減少させることは、重複領域内の紙層の間に画定される空間またはエアポケットを防止または最小化するのに役立つ場合がある。
第一の紙ラッパーは、約60マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約78マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約78マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約90マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約100マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約110マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約125マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第一の紙ラッパーは、約130マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。
第二の紙ラッパーは、約10マイクロメートル~約50マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約10マイクロメートル~約35マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約15マイクロメートル~約30マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。第二の紙ラッパーは、約20マイクロメートル~約25マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有してもよい。
エアロゾル発生基体は、約6.8mm~約7.1mmの範囲内の直径を有する実質的に円筒状の形状を画定してもよい。エアロゾル発生基体は、約6.8mm~約7.0mmの範囲内の直径を有する実質的に円筒状の形状を画定してもよい。
第一の紙ラッパーは、約1:120~約1:40の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:100~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:75~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。第一の紙ラッパーは、約1:60~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。従来の方法で巻かれたたばこ基体は、約1:300の紙ラッパー厚さとたばこ基体の直径との比を有してもよい。
第一の紙ラッパーは、約1:100~約1:40、または約1:75~約1:50、または約1:65~約1:50、または約1:60~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体要素の直径との比を有してもよい。従来の方法で巻かれたたばこ基体は、約1:300の紙厚さとたばこ基体要素の直径との比を有してもよい。
第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体を囲んで、実質的に円筒状の形状のエアロゾル発生基体を画定してもよい。エアロゾル発生基体は、約6.8mm~約7.1mmの範囲内の直径を有する実質的に円筒状の形状を画定してもよい。第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーによって巻かれたエアロゾル発生基体要素は、約7.1mm~約7.3mmの範囲内の直径を有する実質的に円筒状の形状を画定してもよい。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体と、フィルター要素と、エアロゾル形成基体を囲む第一の紙ラッパーと、第一の紙ラッパーを囲む第二の紙ラッパーとを含むことが好ましい。第一の紙ラッパーは、約60マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第二の紙ラッパーは、エアロゾル形成基体をフィルター要素に結合し、また約20マイクロメートル~約40マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の端を越えて延びない。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の全長を囲む。第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーは各々、エアロゾル発生基体の周囲の20%未満の重複を有する。エアロゾル発生基体は、約6.8mm~約7.0mmの範囲内の直径を有する。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の下流長さの約25%未満を囲むことが好ましい。
エアロゾル発生基体要素は、直径を有するエアロゾル発生基体と、エアロゾル発生基体を囲む厚さを有する第一の紙ラッパーとを含むことが好ましく、エアロゾル発生基体の周囲の少なくとも80%、または少なくとも90%は三層未満の紙層によって囲まれている。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の端を越えて延びないことが好ましい。第一の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の全長を囲むことが好ましい。第一の紙ラッパーの厚さとたばこ基体の直径との比は、約1:120~約1:40または約1:100~約1:50の範囲内、または約1:75であることが好ましい。第二の紙ラッパーは、エアロゾル発生基体の下流長さの約25%未満を囲むことが好ましい。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体およびマウスピースを含む。マウスピースはフィルターを備えてもよい。チッピングラッパー(第一の紙ラッパーまたは好ましくは第二の紙ラッパーのいずれかである)は、フィルターをエアロゾル発生基体に結合してもよい。一つ以上の中間セクションは、エアロゾル発生基体とマウスピースを分離してもよい。
エアロゾル発生基体は固体組成物であってもよい。この組成物は植物系材料を含んでもよい。エアロゾル発生基体は、たばこを含んでもよく、またたばこは加熱に伴いエアロゾル発生基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有することが好ましい。エアロゾル発生基体は、均質化したたばこ材料、エアロゾル形成体、結合剤を含んでもよい。
エアロゾル発生基体は均質化したたばこ材料を含んでもよい。均質化したたばこ材料は、たばこ材料と、乾燥重量基準で約1パーセント~約5パーセントの結合剤と、約5パーセント~約30パーセントのエアロゾル形成体とを含んでもよい。エアロゾル発生基体は、捲縮していることが好ましい均質化したたばこ材料のシートの集合体を含んでもよい。
ニコチンは、約0.5~約10重量%のニコチン、または約0.5~約5重量%のニコチンの範囲内でエアロゾル発生基体中に存在してもよい。好ましくは、エアロゾル発生基体は、約1~約3重量%のニコチン、または約1.5~約2.5重量%のニコチン、または約2重量%のニコチンを含んでもよい。
エアロゾル発生基体は、任意の適切な形態にある、任意の適切なタイプ(複数可)のたばこ材料またはたばこ代用品を含んでもよい。エアロゾル発生基体は、フルキュアたばこ、バーレー種たばこ、メリーランド種たばこ、オリエント葉たばこ、特殊たばこ、均質化したたばこもしくは再構成たばこ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。エアロゾル発生基体は、たばこカットフィラー、たばこ葉身、ボリュームエクスパンデッドもしくはパフトたばこなどの加工たばこ材料、カットロールドもしくはカットパフトステムなどの加工たばこ茎、均質化したたばこ、再構成たばこ、キャストリーフたばこ、またはこれらのブレンド、およびこれに類するものの形態で提供されてもよい。「たばこカットフィラー」という用語は本明細書において、たばこ葉の葉身部分から主に形成されているたばこ材料を示すために使用される。「たばこカットフィラー」という用語は本明細書において、タバコ属の単一の種と、たばこカットフィラーブレンドを形成するタバコ属の二つ以上の種との両方を示すために使用される。
本明細書で使用される「均質化したたばこ」という用語は、粒子状たばこを凝集することによって形成された材料を意味する。均質化したたばこは、再構成たばこもしくはキャストリーフたばこ、またはその両方の混合物を含んでもよい。「再構成たばこ」という用語は、たばこの微粉、たばこダスト、たばこ茎、または前述のものの混合物などのたばこ副産物から作製することができる紙様の材料を指す。再構成たばこは、たばこ副産物中の可溶性の化学物質を抽出することと、残ったたばこ繊維をシートへと加工することと、次いで濃縮された形態の抽出した材料をシート上に再び施すこととによって作製することができる。「キャストリーフたばこ」という用語は本明細書において、当業界で周知のプロセスから結果として得られる製品を指すために使用され、これは挽いたたばこ粒子および結合剤(例えば、グアー)を含むスラリーを支持表面(ベルトコンベアなど)上にキャスティングすることと、スラリーを乾燥させることと、乾燥したシートを支持表面から取り除くこととに基づく。これらのタイプのエアロゾル発生基体を製造するための例示的な方法は、米国特許第5,724,998号、同第5,584,306号、同第4,341,228号、同第5,584,306号、および同第6,216,706号に記載されている。均質化したたばこは、巻かれてロッドを形成する前に捲縮され、巻き込みされ、折り畳まれ、または別の方法で圧縮されてシートへと形成されてもよい。例えば、本発明で使用する均質化したたばこ材料シートは、回転可能な一対の捲縮ローラーを備えるスイス特許第691156号に記載のタイプの捲縮ユニットを使用して捲縮されてもよい。しかし当然のことながら、本発明で使用する均質化したたばこ材料シートは、均質化したたばこ材料シートを変形または穿孔する他の適切な機械類およびプロセスを使用して、きめが施されてもよい。
エアロゾル発生物品で使用されるエアロゾル発生基体は一般的に、紙巻たばこなどの燃焼式喫煙物品よりも高い量のエアロゾル形成体(複数可)を含む。また湿潤剤は「エアロゾル形成体」と呼ぶことができる。エアロゾル形成体は、使用時にエアロゾルの形成を容易にする、かつエアロゾル発生基体の使用温度にて熱分解に対して実質的に抵抗性である任意の適切な周知の化合物または化合物の混合物を記述するために使用される。適切なエアロゾル形成体は当業界で周知であり、これには多価アルコール(プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセリンモノアセテート、ジアセテート、トリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチル、テトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられるが、これらに限定されない。好ましいエアロゾル形成体は、多価アルコールまたはこれらの混合物(プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオールなど)であり、最も好ましくはグリセリンまたはグリセリンである。エアロゾル発生基体は単一のエアロゾル形成体を含んでもよい。別の方法として、エアロゾル発生基体は、二つ以上のエアロゾル形成体の組み合わせを含んでもよい。
エアロゾル発生基体は、高い量のエアロゾル形成体を有してもよい。本明細書で使用される高い量のエアロゾル形成体とは、約10重量%を超える、または好ましくは約15重量%を超える、またはより好ましくは約20重量%を超えるエアロゾル形成体含有量を意味する。エアロゾル発生基体はまた、約10重量%~約30重量%、約15重量%~約30重量%、または約20重量%~約30重量%のエアロゾル形成体含有量を有することができる。エアロゾル発生基体はまた、約10重量%~約30重量%、約15重量%~約30重量%、または約20重量%~約30重量%のグリセリン含有量を有することができる。
エアロゾル発生基体は、少なくとも約1重量%、または少なくとも約2重量%、または少なくとも約5重量%、または少なくとも約7重量%、または少なくとも約10重量%、または少なくとも約12重量%、または少なくとも約15重量%、または少なくとも約18重量%のエアロゾル形成体を含んでもよい。エアロゾル発生基体は、約1~重量約20%、または約5~約20重量%、または約10~約20重量%の範囲内のエアロゾル形成体を含んでもよい。
エアロゾル発生基体は、少なくとも約1重量%、または少なくとも約2重量%、または少なくとも約5重量%、または少なくとも約7重量%、または少なくとも約10重量%、または少なくとも約12重量%、または少なくとも約15重量%、または少なくとも約18重量%のグリセリンを含んでもよい。エアロゾル発生基体は、約1~約20重量%、または約5~約20重量%、または約10~約20重量%の範囲内のグリセリンを含んでもよい。
好ましくは、エアロゾル発生物品は、概して円筒状であってもよい。これはエアロゾルの滑らかな流れを可能にする。エアロゾル発生物品は、例えば7.1ミリメートル~7.3ミリメートル、または7.15ミリメートル~7.25ミリメートルの外径を有してもよい。エアロゾル発生物品は、例えば10ミリメートル~60ミリメートル、15ミリメートル~50ミリメートル、または20ミリメートル~45ミリメートルの長さを有してもよい。
エアロゾル発生基体は風味剤を含んでもよい。植物材料は、エアロゾル発生物品によって発生されたエアロゾルの味覚に風味を付与する場合がある風味剤を提供する。風味剤は、エアロゾルの感覚刺激性の品質に影響を与える任意の天然または人工の化合物である。風味剤の供与源の非限定的な例としては、ミント(ペパーミントおよびスペアミントなど)、コーヒー、茶、シナモン、クローブ、ココア、バニラ、ユーカリ、ゼラニウム、リュウゼツラン、およびジュニパー、ならびにこれらの組み合わせが挙げられる。
エアロゾル発生基体は精油を含んでもよい。精油は、エアロゾル発生物品によって発生されたエアロゾルの味覚に風味を付与する場合がある風味剤を提供する場合がある。適切な精油としては、オイゲノール、ペパーミントオイル、スペアミントオイルが挙げられるがこれらに限定されない。好ましい精油はオイゲノールである。精油は、少なくとも約0.1重量%、または少なくとも約0.5重量%、または少なくとも約1重量%の量で、エアロゾル発生基体中に存在してもよい。精油は、約0.1重量%~約10重量%、または約0.1重量%~約5重量%、または約0.5重量%~約2重量%の範囲内でエアロゾル発生基体中に存在してもよい。
エアロゾル発生基体は均質化したたばこ材料を含んでもよい。均質化したたばこ材料は、たばこ材料と、乾燥重量基準で約1パーセント~約5パーセントの結合剤と、約5パーセント~約30パーセントのエアロゾル形成体とを含んでもよい。本発明のエアロゾル発生物品で使用する均質化したたばこのシートは、当業界で周知の方法(例えば国際公開第A-201 2/1 64009 A2号で開示された方法)によって作製されてもよい。好ましい一実施形態において、エアロゾル発生物品で使用する均質化したたばこ材料のシートはキャストプロセスによって、粒子状たばこ、グアーガム、セルロース繊維、およびグリセリンを含むスラリーから形成されている。
エアロゾル発生基体は、捲縮していることが好ましい均質化したたばこ材料のシートの集合体を含んでもよい。本明細書で使用される「捲縮」という用語は、複数の実質的に平行な隆起または波形を有するシートを意味する。エアロゾル発生物品が組み立てられた時、実質的に平行な隆起または波形は、エアロゾル発生物品の長軸方向軸に沿って、またはこれと平行に延びることが好ましい。
エアロゾル発生システムは、熱源と、エアロゾル発生基体と、エアロゾル発生基体の下流にある少なくとも一つの空気吸込み口と、少なくとも一つの空気吸込み口と物品の口側端の間に延びる気流経路とを備えてもよい。熱源はエアロゾル発生装置と一体型であってもよく、また消耗品であるエアロゾル発生物品はエアロゾル発生装置内に解放可能に受容されてもよい。
熱源は、可燃性熱源、化学的熱源、電気的熱源、ヒートシンク、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。熱源は電気的熱源であってもよく、この熱源はエアロゾル発生基体の中に挿入することができるブレードの形態に形作られうることが好ましい。別の方法として、熱源はエアロゾル発生基体を包囲するように構成されてもよく、またこのように、中空円筒の形態、または他のこうした任意の適切な形態であってもよい。
熱源は少なくとも一つの紙層を通してエアロゾル発生基体に熱を伝送することなく、エアロゾル発生基体を直接加熱するように構成されていることが好ましい。
エアロゾル発生基体は、誘導発熱体もしくはサセプタ、または複数の誘導発熱体もしくはサセプタを含んでもよい。誘導発熱体またはサセプタは、交流電磁場または変動電磁場の存在下で加熱する。加熱が誘導加熱による場合、変動電磁場は、エアロゾル発生物品を通して誘導発熱体またはサセプタに伝達され、これによってサセプタまたは誘導発熱体が変動場を熱エネルギーに変換し、それ故にエアロゾル発生基体を加熱する。
誘導発熱体またはサセプタは、エアロゾル発生基体からエアロゾルを発生させるのに十分な温度に誘導加熱することができる任意の材料から形成されてもよい。誘導発熱体またはサセプタは金属または炭素を含んでもよい。好ましい誘導発熱体またはサセプタは、強磁性材料(例えばフェライト鉄)、または強磁性の鋼またはステンレス鋼を含んでもよい。誘導発熱体またはサセプタは、アルミニウムを含んでもよい。誘導発熱体またはサセプタは、400シリーズのステンレス鋼、例えばグレード410、またはグレード420、またはグレード430のステンレス20鋼から形成されてもよい。異なる材料は、類似の値の周波数および磁界強度を有する電磁場内に位置付けられた時に、異なる量のエネルギーを散逸させる。誘導発熱体またサセプタは、摂氏250度を超える温度まで加熱されることが好ましい。しかしながら、誘導発熱体またはサセプタは、サセプタと接触している材料の燃焼を防止するために、摂氏350度未満に加熱されることが好ましい。
エアロゾル発生基体は金属誘導発熱体を含んでもよい。金属誘導発熱体は複数の金属誘導発熱体を含んでもよい。金属誘導発熱体は金属誘導加熱リング要素を含んでもよい。
この第一の紙ラッパーは、ある範囲の浸透性を呈してもよく、その範囲は浸透性がないことを含む。紙巻たばこ用紙の浸透性は国際標準の試験方法ISO 2965:2009を利用して決定され、結果は1平方センチメートル当たりの毎分立方センチメートルで表され、「コレスタ単位」と呼ばれる。本明細書に記載のラッパーの浸透性は、約1~約10コレスタ単位、約5~約20コレスタ単位、または約1~約5コレスタ単位の範囲内であってもよい。
第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーは各々別々に、紙、木材、布地、天然繊維だけでなく人工繊維などの任意のセルロース系材料から形成されてもよい。
第一の紙ラッパーは、紙層および金属層のラミネートを含んでもよい。第一の紙ラッパーは、紙層およびアルミニウム層のラミネートを含んでもよい。紙層およびアルミニウム層のラミネートは、約78マイクロメートル~約160マイクロメートル、または約78マイクロメートル~約140マイクロメートル、または約100マイクロメートル~約140マイクロメートル、または約125マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の均一な厚さを有してもよい。紙層および金属層のラミネートは、エアロゾル発生基体の端を越えて延びない場合がある。
エアロゾル発生装置の中への挿入後のエアロゾル発生物品の引き出し抵抗(RTD)は、約80mmWG~約140mmWGであることが好ましく、約100mmWG~約120mmWGであることがより好ましい。
本明細書で使用される引き出し抵抗は、圧力の単位「mmWG」または「水柱ミリメートル」で表され、ISO 6565:2002に従って測定される。エアロゾル発生基体のロッドの引き出し抵抗(RTD)は、約50mmWG~約80mmWGであることが好ましい。エアロゾル発生基体のロッドのRTDは、ロッドの長さ1ミリメートル当たり約5mmWG~約8mmWGであることが好ましい。
本明細書で使用されているすべての科学的用語および技術的用語は、別途指定のない限り、当該技術分野で一般的に使用されている意味を有する。本明細書で提供されている定義は、本明細書において頻繁に使用される特定の用語の理解を容易にするために提供されている。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される単数形「一つの(a)」、「一つの(an)」、および「その(the)」は、複数形の対象を有する実施例を包含するが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される「または」という用語は概して、「および/または」を含む意味で使用されるが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。
本明細書で使用される「有する(have)」、「有する(having)」、「含む(include)」、「含む(including)」、「備える(comprise)」、「備える(comprising)」、またはこれに類するものは、その制約のない意味で使用され、概して「含むが、これに限定されない」を意味する。当然のことながら、「から本質的に成る(consisting essentially of)」、「から成る(consisting of)」、およびこれに類するものは、「含む(comprising)」およびこれに類するものに包摂される。
「好ましい」および「好ましくは」という語は特定の状況下で、特定の利点をもたらす場合がある本発明の実施例を指す。しかしながら、同じ状況下または他の状況下で、他の実施例もまた好ましいものである場合がある。その上、一つ以上の好ましい実施例の列挙は、他の実施例が有用ではないことを暗示するものではなく、また特許請求の範囲を含む本開示の範囲から他の実施例を除外することを意図しない。
図1~図5に図示するエアロゾル発生物品は、上述のエアロゾル発生物品、エアロゾル発生物品の構成要素、またはエアロゾル発生システムの一つ以上の実施例を図示する。概略図は必ずしも実寸に比例していなく、また図示の目的で提示されていて、限定するものではない。図面は本開示に記載の一つ以上の態様を図示する。しかし当然のことながら、図面に図示されていない他の態様も、本開示の範囲および趣旨に収まる。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体20と、フィルター要素22と、エアロゾル形成基体20を囲む第一の紙ラッパー30および第二の紙ラッパー40とを含む。第一の紙ラッパー30は、約60マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第一の紙ラッパー30または第二の紙ラッパー40は、エアロゾル形成基体20をフィルター要素22に結合する。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体20と、フィルター要素22と、エアロゾル形成基体20を囲む第一の紙ラッパー30および第二の紙ラッパー40とを含むことが好ましい。第一の紙ラッパー30は、約90マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有する。第二の紙ラッパー40は、エアロゾル形成基体20をフィルター要素22に結合する。
図1Aおよび図1Bのエアロゾル発生物品10は、エアロゾル発生物品10を図示する。図1Aは、エアロゾル発生基体20を囲む第一の紙ラッパー30と、第一の紙ラッパー30およびフィルター要素22を囲む第二の紙ラッパー40とを図示する。第一の紙ラッパー30は、エアロゾル発生基体20の全長に沿って延びる。第二の紙ラッパー40は、エアロゾル発生基体20をフィルター要素22に結合する。第二の紙ラッパー40は、第一の紙ラッパー30の下流部分上にのみ延びる。
図1Bは、エアロゾル発生基体20を囲む第二の紙ラッパー40と、第二の紙ラッパー40およびフィルター要素22を囲む第一の紙ラッパー30とを図示する。第一の紙ラッパー30は、エアロゾル発生基体20をフィルター要素22に結合する。第一の紙ラッパー30は、遠位端13から近位端11に、エアロゾル発生基体20の全長に沿って第二の紙ラッパー40と同一の広がりを有する。
中間セクション24は、フィルター要素22をエアロゾル発生基体要素12から分離する。エアロゾル発生基体12、中間セクション24、およびフィルター要素22は、遠位端13から近位端11に順番に整列し、円筒を形成する。第二の紙ラッパー40または第一の紙ラッパー30は、エアロゾル発生物品10を囲んで、エアロゾル発生基体要素12を中間セクション24およびフィルター要素22に結合する。
中間セクション24は、中空のセルロースアセテートチューブまたはポリ乳酸フィルターセグメントのうちの一つ以上を備えてもよい。フィルター要素22は、マウスピースセグメントを画定してもよく、またセルロースアセテート材料から形成されてもよい。エアロゾル発生基体要素12、中間セクション24、およびフィルター要素22は、個別に紙層で巻かれて、その後第二の紙ラッパー40または第一の紙ラッパー30で相互に結合されてもよい。特に、エアロゾル発生基体要素12は、本明細書に記載の通り、第二の紙ラッパー40または第一の紙ラッパー30で巻かれている。
エアロゾル発生物品10は、口側端または近位端11と、口側端11に対して物品の反対側の端に位置する上流の遠位端13とを有する。図1Aおよび図1Bに示すエアロゾル発生物品10は、エアロゾル発生基体要素12を加熱するためのヒーターを備える、電気的に作動するエアロゾル発生装置で使用するのに特に適している。
図2は、図1Aの線2-2に沿った、エアロゾル発生基体要素12の概略断面図である。図3は、図2の線3-3に沿った、エアロゾル発生基体要素12の概略断面図である。
第一の紙ラッパー30は、エアロゾル発生基体20を囲んで、実質的に円筒状の形状のエアロゾル発生基体要素12を画定する。第二の紙ラッパーは、第一の紙ラッパー30を囲んで、実質的に円筒状の形状を画定する。
エアロゾル発生基体20は、約6.8mm~約7.1mmの範囲内の直径23を有する実質的に円筒状の形状を画定する。エアロゾル発生基体要素12は、約7.1mm~約7.3mm、または約7.15mm~約7.25mmの範囲内の直径33を有する実質的に円筒状の形状を画定する。
第一の紙ラッパー30は、約60マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さTを有する。第一の紙ラッパー30は好ましくは、約78マイクロメートル~約160マイクロメートル、または約78マイクロメートル~約140マイクロメートル、または約100マイクロメートル~約140マイクロメートル、または約125マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の厚さを有してもよい。
第一の紙ラッパー30は、約1:120~約1:40、または約1:100~約1:50、または約1:70~約1:50、または約1:60~約1:50の範囲内の紙厚さTとたばこ基体直径23との比を有する。
第一の紙ラッパー30は、第一の紙ラッパー30のその紙ラッパー上での非常に少ない第一の重複100で、エアロゾル発生基体20の周囲全体を囲む。第一の重複100領域は、二つ以上の紙層を形成する。図2において、第一の重複100は、二つの紙の層を形成する。第一の重複100は、エアロゾル発生基体20の周囲の約20%以下であってもよい。第一の重複100は、エアロゾル発生基体20の周囲の約10%以下であってもよい。第一の重複100は、エアロゾル発生基体20の周囲の約5%以下であってもよい。第一の紙ラッパー30は、エアロゾル発生基体20の端25、26を越えて延びない場合がある。第一の紙ラッパー30は、エアロゾル発生基体20の端25と端26の間でエアロゾル発生基体20の全長を囲む。
第二の紙ラッパー40は、第二の紙ラッパー40のその紙ラッパー上での非常に少ない第二の重複101で、第一の紙ラッパー30の周囲全体を囲む。第二の重複101領域は、二つ以上の紙層を形成する。図2において、第二の重複101は、二つの紙の層を形成する。第二の重複101は、エアロゾル発生基体20の周囲の約20%以下であってもよい。第二の重複101は、エアロゾル発生基体20の周囲の約10%以下であってもよい。第二の重複101は、エアロゾル発生基体20の周囲の約5%以下であってもよい。第二の紙ラッパー40は、エアロゾル発生基体20の下流端26を越えて延びてもよい。第二の紙ラッパー40は、エアロゾル発生基体20の端25と端26の間でエアロゾル発生基体20の全長の下流約25%のみを囲む。
第一の重複100領域は、エアロゾル発生基体20の周囲の周りで少なくとも約45度だけ、第二の重複101領域からずらされている。
図2は、第二の紙ラッパー40が第一の紙ラッパー30に重ね合わさる場合、各紙ラッパーが、エアロゾル発生基体20の周囲の周りに実質的に単一の巻きまたは単一の層を形成することを図示する。エアロゾル発生基体20の周囲の少なくとも約80%、または少なくとも約90%、または少なくとも約95%は、三層未満の紙層またはラッパー30、40によって囲まれている。エアロゾル発生基体20の周囲の少なくとも約80%、または少なくとも約90%、または少なくとも約95%は、エアロゾル発生基体20の長さまたは端25、26を越えて延びない二層未満の紙層またはラッパーによって囲まれている。エアロゾル発生基体20の周囲の少なくとも約80%、または少なくとも約90%、または少なくとも約95%は、実質的にエアロゾル発生基体20の長さまたは全長に沿ってエアロゾル発生基体20を囲む二層未満の紙層またはラッパーによって囲まれている。
図4は、エアロゾル発生システム201の概略断面図である。図5は、エアロゾル発生基体要素12の中に挿入された加熱ブレード230の概略断面図である。エアロゾル発生物品10は、図4および図5に図示の通り、エアロゾル発生装置200とともに使用されてもよい。
エアロゾル発生装置200は、エアロゾル発生物品10を受容するように構成されているレセプタクル220を画定するハウジング210を含む。エアロゾル発生装置200はまた、エアロゾル発生物品10のエアロゾル発生基体要素12を貫通するように構成された加熱ブレード要素230を含む。加熱ブレード要素230は電気抵抗加熱構成要素を備えてもよい。加えて、装置200は、電源240と、加熱ブレード要素230の加熱を制御するために協働する制御電子機器250とを含む。
エアロゾル発生物品10は、遠位端13から近位端11に順番に整列し、円筒を形成する、エアロゾル発生基体要素12、中間セクション24、およびフィルター要素22を図示する。エアロゾル発生物品10の遠位端13。エアロゾル発生基体12は約12ミリメートルの長さを有する。エアロゾル発生基体12は円筒状の形状であり、かつ実質的に円形の断面を有する。エアロゾル発生基体12は、均質化したたばこ材料のシートの集合体を備えてもよい。均質化したたばこ材料のシートは、乾燥基準で約10重量パーセントのグリセリンを含んでもよい。中間セクション24は、約8ミリメートルの長さ、および1ミリメートルの厚さを有する中空のセルロースアセテートチューブであってもよい。マウスピースセグメントまたはフィルター要素22は、フィラメント当たり8デニールのセルロースアセテートトウのプラグを備えてもよく、約7ミリメートルの長さを有する。
図5は、エアロゾル発生基体12、20内に配置された加熱ブレード要素230を図示する。加熱ブレード要素230は、エアロゾル発生物品10のエアロゾル発生基体12を加熱してもよい。エアロゾル発生基体12を加熱することは、ニコチンを含有するエアロゾルをエアロゾル発生基体12に発生させ、このエアロゾルは近位端11にてエアロゾル発生物品10から出て移動することができる。
加熱ブレード要素230は、約5mmの幅233を有してもよい。エアロゾル発生基体20は、約6.8mm~約7.1mm、または約6.9mm~約7.0mmの範囲内の直径23を有する実質的に円筒状の形状を画定する。エアロゾル発生基体要素12は、約7.1mm~約7.3mm、または約7.15mm~約7.25mmの範囲内の直径33を有する実質的に円筒状の形状を画定する。加熱ブレード要素230は、第一の紙ラッパー30から約1mm内に置かれてもよい。
一部の実施例において、加熱機構は、エアロゾル発生物品10がエアロゾル発生装置200のレセプタクル220内に位置付けられている時に、一つ以上の金属誘導発熱体によって吸収される無線磁気放射を発熱体が発する誘導によってもよい。
エアロゾル発生物品10がエアロゾル発生装置200内に、かつ加熱ブレード要素230上に解放可能に受容されると、エアロゾル発生装置200が作動して、エアロゾル発生基体12をおよそ摂氏375度の温度に加熱する。ユーザーがエアロゾル発生物品10の口側端11を吸うと、エアロゾル発生基体12から放出された揮発性化合物は、エアロゾル発生物品10を通して下流に引き出され、かつ凝縮して、エアロゾル発生物品10のマウスピース11を通してユーザーの口の中に引き出されるエアロゾルを形成する。
上述の実施例は限定するものではない。上述の実施例と一貫性のある他の実施例が、当業者に明らかであろう。
Claims (15)
- エアロゾル発生物品であって、
エアロゾル発生基体と、
フィルター要素と、
前記エアロゾル形成基体を囲む第一の紙ラッパーおよび第二の紙ラッパーであって、前記第一の紙ラッパーが約90マイクロメートル~約160マイクロメートルの範囲内の厚さを有し、かつ前記第二の紙ラッパーが前記エアロゾル形成基体をフィルター要素に結合している、エアロゾル発生物品。 - 前記第一の紙ラッパーが前記第二の紙ラッパーを前記エアロゾル発生基体から分離する、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
- 前記第一の紙ラッパーが、前記エアロゾル発生基体の全長に延びる、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
- 前記第一の紙ラッパーが、約100マイクロメートル~約140マイクロメートル、または約125マイクロメートル~約140マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有する、請求項1~3のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記第二の紙ラッパーが、約10マイクロメートル~約50マイクロメートル、または10マイクロメートル~約35マイクロメートル、または約15マイクロメートル~約30マイクロメートル、または約20マイクロメートル~約25マイクロメートルの範囲内の紙厚さを有する、請求項1~4のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記第一の紙ラッパーが、前記エアロゾル発生基体を越えて延びない、請求項1~5のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記エアロゾル発生基体が、約6.8mm~約7.1mmの範囲内の直径を有する実質的に円筒状の形状を画定する、請求項1~6のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記第一の紙ラッパーが、約1:120~約1:40、または約1:100~約1:50の範囲内の紙厚さとたばこ基体の直径との比を有する、請求項1~7のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記エアロゾル発生基体が均質化したたばこ材料を含む、請求項1~8のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記均質化したたばこ材料が、たばこ材料と、乾燥重量基準で約1パーセント~約5パーセントの結合剤と、約5パーセント~約30パーセントのエアロゾル形成体とを含む、請求項9に記載のエアロゾル発生物品。
- 前記エアロゾル発生基体が金属誘導発熱体を含む、請求項1~10のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 前記エアロゾル発生基体が複数の金属誘導発熱体を含む、請求項1~11のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
- 請求項1~12のいずれかに記載のエアロゾル発生物品と、前記エアロゾル発生基体を加熱するように構成された発熱体を備えるエアロゾル発生装置とを備えるエアロゾル発生システム。
- 前記発熱体が、前記エアロゾル発生基体の中に挿入されるように構成された抵抗加熱ブレード要素である、請求項13に記載のエアロゾル発生システム。
- 前記発熱体が、前記エアロゾル発生基体内に埋め込まれた金属誘導発熱体を誘導加熱するように構成された誘導発熱体である、請求項13に記載のエアロゾル発生システム。
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