JP2023503456A - 風力タービン - Google Patents

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Abstract

本願開示は、風力タービンタワーに結合されているナセルを形成するように組み立てられた2つの分離ユニットと発電機を少なくとも備える風力タービンである。前記2つの分離ユニットはロータ支持組立体を内蔵する第1ユニットを備える。大きな度合いの柔軟性と再構成の可能性と実現するため、発電機により電力が供給される電解セルスタックを内蔵する第2ユニットを備える。【選択図】図1

Description

本開示は風力タービンタワーに結合されているナセルを形成するように組み立てられた2つの分離ユニットを少なくとも備える風力タービンであって、前記2つの分離ユニットはロータ支持組立体を内蔵する第1ユニットを備える風力タービンに関する。
更なる開示は、風力タービンを使用する方法に関する。
代表的に、風力タービンはパワーグリッドに電力を作って提供する。電力の多様な必要性に応じて、電力は常に所望の出力とはならない。
風力タービンからの代わりの電力出力を提供する実施の形態を開示することを目的としている。
本開示は、ナセルを形成するように組み立てられた2つの分離ユニットを少なくとも備える風力タービンであって、発電機により電力が供給される電解セルスタックを内蔵する第2ユニットを備える風力タービンである。
電解セルスタックは分離ユニット内に内蔵され、電力変換のための他の手段により取り外しが可能であるので、サービス等のためのロータ支持構造体および発電機から分離することができる。
第1ユニットと第2ユニットの例には、組立てが可能な限りのいかなる大きさおよび形状が含まれる。
第2ユニットおよび/または第1ユニットは、船積み輸送コンテナの大きさおよび形状と互換性があるか、または同一である大きさおよび/または外形を有するように形成される。これにより、各々のユニットは、ハンドリング、輸送、保管において、船積み輸送コンテナの有利さが内在している。たとえば、船積み輸送コンテナは、船、列車、トラック等においていかなる場所においても、容積または特別な輸送コストに対して低コストでハンドリング可能である。
第1ユニットまたは第2ユニットが船積み輸送コンテナであるときに、コスト削減がより公表される。船積み輸送コンテナは共同一貫輸送コンテナ、標準船積みコンテナ、ボックスコンテナ、ISOコンテナおよび大陸間交通のための世界規模のコンテナ化共同一貫船積み輸送システムにおいて材料および商品の移動および保存のための一般のコンテナとして参照される。船積みコンテナは、シリーズ1の輸送コンテナに対するISO668:2013であるISO標準における寸法と構造仕様に従うことができる。
第1ユニットと第2ユニットとは、一方が回転軸方向の他方の後ろで対向するように、ロータ支持組立体によって画定される回転軸から半径方向に離れる方向に並んで配置させることができる。
ナセルは、タワーによって直接的にまたは中間タワー構造を介してタワーにより間接的に運搬される。風力タービンが伝統的な水平軸方向のものであるならば、ナセルは代表的に、タワー頂部とナセルとの間に首向き方向配置により運搬される。
しかし、本開示は、たとえばタワーと横方向梁との間の首向き配置を介してのように、1以上のナセルが、タワーにより再度運搬される横方向梁構造により運搬されるような種類の複数のロータ風力タービンにも関する。
本開示は、風上風力タービン、または風下風力タービンにも関する。
風力タービンは、代表的にナセルの外側に配置される発電機を有する直接駆動風力タービンとすることができ、または主ユニット内部に配置される発電機を有する風力タービンとすることもできる。
風力タービンのタイプに応じて、ユニットは、たとえばギアボックス、ベアリングシステム、および、たとえば潤滑、冷却、制御目的のための異なる種類の周辺機器などの部分を備える。
冷却システムは、たとえば駆動列の冷却と電解セルスタックとの間を切り替えるスイッチで、駆動列および/または電解セルスタックのコンポーネントを冷却するように動作する。このようなスイッチは、駆動列および/または電解セルスタックにおける冷却の必要性に基づいて、たとえば駆動列および/または電解セルスタック内に配置される温度センサの使用により、自動的に作動するようにしてもよい。
第3ユニットは一以上の分離ユニットに組み込まれる。第3ユニットは、たとえば発電機と電力グリッドとの間に接続される電力変換組立体を内蔵する。このような電力変換組立体は、たとえばコンバータ、トランス、スイッチギア、または発電機からの電力を受け手に適した形式に変換することに関する他のコンポーネントなど、一以上の動作コンポーネントを備える。
電気エネルギーの場合、電力変換組立体は発電機を、たとえば外部電力グリッドに関係づけるようになっている。この場合、電力変換組立体は、たとえば、コンバータ、トランス、および/またはスイッチギアにより構成される。いずれのコンポーネントも電力変換組立体内に備えられる。
例に示すように、発電機は、非同期または同期発電機とすることができ、変換電圧は発電機の電圧、時々はステータ電圧と同じにしてもよい。
と同じにしてもよく
他の例では、発電機は、2重給電誘導発電機(DFIG)とすることができる。この場合、コンバータの電圧は発電機のステータ電圧とは異なるようにできる。コンバータは、発電機のロータと接続され、一般にはステータ電圧と同じか、それより低い電圧となる。
低電圧はたとえば1000ボルトまでの電圧と考えられ、中電圧は1キロボルトから60キロボルトとして考えられる。発電機電圧は、低電圧または中電圧とできる。
一の実施の形態では、第2ユニットおよび第3ユニットは第1ユニットの反対側に配置される。この実施の形態では、第2ユニットと第3ユニットとは、シリーズ1の輸送コンテナに対するISO668:2013であるISO標準における寸法と構造仕様にしたがった船積み輸送コンテナの半分の大きさを有していて、輸送時において、半分の大きさのコンテナ2つで1つのコンテナを形成するように組み込まれて配置され、第1ユニットの対向する側に2つのユニットが分かれて配置される。コンテナは、特に、たとえばコンテナの長手方向に、コンテナの長手方向に延在するインターフェースにおいて分離する。第1ユニットと、第2ユニットとは、ユニット固定構造によりインターフェースで組み込まれる。ユニット固定構造は、第1ユニットがタワー頂部に組み込まれた後の日に、たとえばサービスまたは取り外しに対して、第1ユニットから第2ユニットを取り外すことが可能なようになっている。この目的において、ユニット固定具は第1ユニットと第2ユニット上に相互連結構造を備える。これらの相互連結構造は、第1ユニットと第2ユニットとの一方における突起および刻み目と、第1ユニットと第2ユニットとの他方における孔であり、ユニット固定構造は第1ユニットと第2ユニットとを取り外し可能に結合するボルトインターフェースであるか、または第2ユニットは、コンポーネントのサービスおよび取り換えのために、または地上とナセルとの間でコンポ―ネントおよび作業員の輸送のために、第2ユニットを地面に向けて降下させるように、ケーブルで第1ユニット上の場所に保持される。一の実施の形態では、第2ユニットが第1ユニットに近接するときに、ユニット固定構造は第2ユニットが第1ユニットにより受容されるようになっている。このようなユニット固定構造はフックにより、または相互連結構造により、第1ユニットおよび第2ユニット上に構成される。
電解セルスタックは、代表的には水および/または二酸化炭素を化学物質に、たとえば、発電機および異なるユニットからの電力の利用により、たとえば水素、一酸化炭素などに変換され、態様としては、電解物質を、メタノール、アンモニア、その他の化学物質に変換する化学合成装置を内蔵するように構成してもよい。水は、水源から電解システムに流体流れを容易化する流体供給組立体を介して供給されるようにできる。水素キャリアに基づく炭素および窒素に対して、CO,Nはナセル周りの空気から管路により、または捕集により、供給されるように構成してもよい。
第1ユニットは、電解セルスタックから受け手への流れを容易化する流体または気体配給組立体を内蔵してもよい。一の実施の形態では、電解セルスタックにより生成される化学物質は、たとえば第1ユニットを通してタワーへと、流体または液体配給組立体により輸送される。
第2ユニットは、第1ユニットから取り外し可能である。この実施の形態では、流体供給組立体と流体配給組立体とは2つのユニットのインターフェースにおいて遮断を容易化する。供給解除組立体または配給解除組立体は流体供給組立体の電解セルスタックへの解除可能な結合を容易化し、第2ユニットが他の風力タービンで使用するために取り付けられる場合に解除可能である。
第3ユニットに内蔵される電力変換組立体は、トランス、コンバータ、バッテリ、気液分離装置、冷却機、ポンプ、圧力レギュレータ、およびスイッチギアを含むグループから選択される動作コンポ―ネントを備える。
第1ユニットは、特に、首向き方向で風力タービンタワーに結合される。第1ユニットはロータ支持組立体を内蔵してもよい。
第2ユニットは、第1ユニットを介して、風力タービンタワーに結合させてもよい。
第2ユニットは第1ユニットを介して風力タービンタワーに結合され、電解セルスタックを内蔵したとしても、電解セルスタックは第1ユニットに直接結合されていてもよい。この場合、第1ユニットは電解セルスタックからタワーへの荷重負荷経路を形成する。第1ユニットは、たとえば、ロータ支持組立体を保持する主フレームを備え、電解セルスタックは主フレームに直接連結されていてもよい。
第1ユニットと第2ユニットとは、ユニットの一つをユニットの他と密閉独立化するように配置してもよい。このような一のサブユニットにおける密閉独立化は、様々な有利な効果を有する。一のユニットはハーメチックであって、しかるに隣接するものは開口し、それにより、たとえば火災の場合など即座の減圧が可能となる。ユニット間のアクセスドアは密閉に封止することができる。
一の実施の形態では、第1ユニットと第2ユニットとは、たとえばナセルの下側からナセルの上側へと隙間を通して、空気の流れを許容する隙間を形成するインターフェースに結合される。このような隙間は、熱対流を、それにより第1ユニットと第2ユニットの内部の空間の冷却を増加させる。隙間は、第1ユニットと第2ユニットに対する第3ユニットの位置に応じて、第1ユニットと第3ユニットとの間、または、第2ユニットと第3ユニットとの間、に形成させてよい。さらに、もしも、サブユニットの一つに爆発が起きた場合に、隙間は隙間によって分離されている隣接するユニットにおける爆発の衝撃を軽減することができる。このような更なる衝撃を軽減するために、少なくとも一つ、または各補助ユニットが内部空間の急速な開放を可能とする減圧構造を有するように構成してもよい。これは、また剛性を低減化した壁構造において破壊パネルによって容易化することができる。一の実施の形態では、第2ユニットの全体の側面は補助ユニット内部の圧力を増加させることにより解放することが可能である。
一の実施の形態では、振動減衰材がユニット間に配置される。ゴムまたは発泡材または弾性変形および振動減衰を生じる類似材料を使用することができる。減衰材は特に第1ユニットと第2ユニットとが爪、リベット、ボルト、その他同様の機械部品により固定される箇所に配置することができる。
一の実施の形態では、第1ユニットは第2ユニットよりも広い。第1ユニットが「広い」という意味は、水平面と回転軸に垂直な方向との寸法が第2ユニットの対応するものに対して大きいという意味である。第1ユニットは、特に、シリーズ1の輸送コンテナに対するISO668:2013であるISO標準における寸法と構造仕様にしたがった船積み輸送コンテナよりも広く、しかるに第2ユニットはシリーズ1の輸送コンテナに対するISO668:2013であるISO標準における寸法と構造仕様にしたがった船積み輸送コンテナと同じか小さい。
ナセルは第1ユニットに取り付けられるクレーン構造を備え、地上からユニット固定構造が第2ユニットを第1ユニットに結合することができる位置まで垂直方向に、第2ユニットを吊り上げるようになっている。これは、クレーン構造が、他の方向に移動させることなく、垂直方向に第2ユニットを吊り上げようになっていることを意味する。この吊り上げ過程は、第1ユニットと第2ユニットとの間の垂直方向以外の方向への相対的な移動を必要とせずに、特に、回転可能かつ滑り可能であって、ユニット固定構造と組み合って特に適合する。
クレーンは、たとえば懸架態様および収納態様の間を可動な片持ち梁構造を含む。懸架態様では、片持ち梁構造は、少なくとも一個の、付加的には数個の外側へ突出した、第2ユニットを輸送し第2ユニットを吊り上げるために使用される第1ユニットとは離れるような片持ち梁を形成する。外側へ突出した片持ち梁は、特に、第1ユニットの屋根部に取り付けられる。
一般に、電解セルスタックは、コンバータを介して発電機により電力が与えられる。コンバータは主ユニット、第2ユニットまたは第3ユニットに内蔵される。コンバータは、たとえば分離コンポーネントであってもよく、または発電機にまたは電解セルスタックに内蔵されてもよい。
第2の態様にあっては、本願の開示は風力エネルギーの利用により水素を作る方法であって、その方法は、
- 風力タービンタワーに結合されているナセルを形成するように組み立てられた2つの分離ユニットを少なくとも備える風力タービンを提供する工程であって、2つの分離ユニットはロータ支持組立体を内蔵する第1ユニットと発電機により電力が供給される電解セルスタックを内蔵する第2ユニットとを備える工程と、
- 発電機により電解セルスタックにより電解セルスタックに電力を与える工程と、を備える。
その方法は、第1ユニットを介して前記電解セルスタックに水を供給する工程と、第1ユニットを介して電解セルスタックから化学物質を導く工程と、を備える。
続いて、本願開示の実施の形態につき、以下の図面を参照して、更に詳細に説明される。
1(a)および1(b)は風力タービンを示している。 風力タービンのナセルを示している。 異なる態様の風力タービンを示している。 異なる態様の風力タービンを示している。 異なる態様の風力タービンを示している。 2つの第2ユニット61,62であって、一方が他方の上に配置される第2ユニットを示している。 インターフェースの詳細を示している。 図7から第2ユニットが第1ユニットに取り付けられた後の第1ユニットと第2ユニットとを示している。 図7から第2ユニットが第1ユニットに取り付けられた後の第1ユニットと第2ユニットとを示している。 それらの内容を示した第1ユニットと第2ユニットとの概略を示している。 11(a)は第3ユニットを有する実施の形態を示している。11(b)は2つのユニットの間の隙間を示している。 第1ユニットと第2ユニットとの間のインターフェースの4つの異なる実施の形態を示している。 第1ユニットと第2ユニットとの間のインターフェースの4つの異なる実施の形態を示している。 第1ユニットと第2ユニットとの間のインターフェースの4つの異なる実施の形態を示している。 第1ユニットと第2ユニットとの間のインターフェースの4つの異なる実施の形態を示している。 第1ユニットと第2ユニットとがヒンジ構造により組み立てられている実施の形態を示している。 第1ユニットと第2ユニットとがヒンジ構造により組み立てられている実施の形態を示している。 第1ユニットと第2ユニットとがヒンジ構造により組み立てられている実施の形態を示している。 第2ユニットを第1ユニットに取り付けるためのフックの更なる詳細を示している。 第2ユニットを第1ユニットに取り付けるためのフックの更なる詳細を示している。 第2ユニットが地上に向けて降下できる状態の開放位置にあるフックを示している。 第2ユニットを第1ユニット上に取り付けるための2つのボルト孔を有する断面図を示している。 フックが滑るようになっている実施の形態を示している。 フックが滑るようになっている実施の形態を示している。 フックが滑るようになっている実施の形態を示している。 第2ユニットを吊り上げるための第1ユニットのクレーンの実施の形態を示している。 第2ユニットを吊り上げるための第1ユニットのクレーンの実施の形態を示している。 第2ユニットを吊り上げるための第1ユニットのクレーンの実施の形態を示している。
実施の形態を示すものではあるが、様々な変更または改変はここでの開示の精神と範囲内でここでの開示からいわゆる当業者に明確になるので、詳細な説明と具体的な例は例示としてのみ提供されるものと理解されるべきである。
図1の1aと1bはタワー3に取り付けられるナセル2を有する風力タービン1を示している。3つのロータブレード5を搬送するハブ4はロータを形成し、ナセル2においてロータ支持組立体により搬送される。代表的には、ロータ支持構造体は、ギア配置と発電機をハブに結合するロータシャフトを備える。しかし、発電機はシャフトにより直接駆動されうるので、ギアは常に要求されるものではない。図1の1bはナセルの外側に配置される発電機6で直接駆動する風力タービンを示している。
図2は、第1ユニット20と第2ユニット21と第3ユニット22を備えるナセルを示している。冷却エリア232はナセルの頂部に配置される。冷却領域は第1ユニットの部分、および/または第2ユニットまたは第3ユニットの部分を形成する熱交換器により構成される。第1ユニット20は首向き方向配置(不図示)を介してタワー3の上に取り付けられる。冷却配置は、たとえば冷却ギア、発電機、その他の駆動列のコンポーネントなどの駆動列と、選択的に電解セルスタックを冷却するように電解セルスタックと、の両方に接続されてもよい。
第1ユニット20は主シャフトを支持する主ベアリングユニットをその内部に、ハブ4の後部に順に、ギア配置、発電機を内部に収容する。第1ユニットのコンポーネントは駆動列の部分を本来的に形成する。
第2ユニットは、電解セルスタック34と、電解セルスタックと流体的に連通する流体の供給・配給構造と、を収容する。
題2ユニット21と第3ユニット22はユニット固定構造によって第1ユニット20の側部に沿って取り付けられる。開示している実施の形態では、これらは、第1ユニット20の方法壁に向かってハブ4からハブ4の回転軸に沿った方向に、第2ユニット21が第1ユニット20の左側に沿って、第3ユニット22は第1ユニット20の右側に沿って取り付けられるように、取り付けられる。
第1ユニットと第2ユニットとは、一つのコンポーネントが第2ユニットによって形成されて補助的な空間を画定し、他のコンポーネントが第1ユニットによって形成されて主空間を画定するように、内蔵または選択的には密閉されるユニットである。これで電解セルスタックから分離されるべきロータ支持組立体となりうる。2つのコンポーネントは作業のための作業開口36と、第2ユニット内の補助空間に第1ユニット内の主空間から入れるような装置と、に連結させることもできる。開口36は密閉させてもよく、それにより火炎が第1ユニットと第2ユニットの一方から第1ユニットと第2ユニットの他方まで広がることを防ぐ。
第3ユニットは、電解セルスタックに電力を与える発電機から電力を変換する電力変換組立体を内蔵する。
図1において、第2ユニットおよび第3ユニットは、シリーズ1の輸送コンテナに対するISO668:2013であるISO標準によって提供されるような寸法と構造仕様を有する40フィートの船積み輸送コンテナのように、標準化された形と大きさの輸送コンテナを有する要素によって構成させる。第2ユニットは、代表的には鉄で成型されコンテナとの強い接合部を構成するISO角持上げ構造によって第1ユニットに取り付けられる。
図3から図5は風力タービンの異なる態様を示している。
図3において、風力タービンは、ギラボックス33を介して発電機32を駆動するロータ31を備える。ギアボックスは必須的ではなく、他のコンポーネントの使用は発電機とロータとの間にギアボックスなく発電機を直接駆動するために考慮される。
発電機は、ACからDCに変換するコンバータ34に電気的に接続される。コンバータ34は、またグリッド連結に適した電気信号を特徴とするDCからACに変換するコンバータ35にも接続される。これは風力タービンの代表的な結合である。ナセルにおける電力変換組立体により提供されるAC信号が風力タービンタワー36を介して変換される。たとえばタワーの底部など、いずれかの部位において、AC信号は電力変換組立体37により、電解セルスタック38において使用することができるDC信号に変換される。
図4は電解セルスタックが風力タービンタワー36の上に配置される風力タービンを示している。この実施の形態では、電力変換組立体41は発電機からのAC電力をDC信号に変換する。変換は発電機の一部として組み込まれ、点在ボックス42により可視化される。電解セルスタックは流体供給組立体43を介してDC電力によって直接電力を与えられ水を受容する。生産された化学物質、この実施の形態では水素が流体配給組立体44とガス/液体セパレータ45とによりタワーを介して配給される。水素はホースシステム46を介してタワーを通して配給される。
追加的な電力は、たとえば風力タービンタワーの基部においてバッテリ充電のために、ケーブル47を介してDC形式でタワーを通して伝送される。
図5は、図4に示した必須であって同じ数の同じコンポーネントを有する実施の形態を示している。加えて、この実施の形態は、DC電力を、タワー36を通して延在する結合52を通してグリッドに配給されるAC電力に変換するようになっている付加電力変換組立体51を含む。または、たとえば冷却または制御目的で、さまざまな電力消費コンポーネント53において、風力タービンによって消費させてもよい。
図6は、第2ユニット61と第3ユニット62とが第2ユニットの下側に第3ユニットが有るような態様の実施の形態を示している。この実施の形態では、上側の第2ユニット61は40フィート船積み輸送コンテナの大きさと形を有するユニットによって構成され、下側の第3ユニット62は20フィート船積み輸送コンテナの大きさと形を有するユニットによって構成される。両方のコンテナはISO668:2013であるISO標準によって提供される寸法と構造を有し、第2ユニットは、互いに、主に20フィートコンテナの角持上げ構造により、部分的には40フィートコンテナ―の角持上げ構造により、取り付けられる。
図7は、インターフェースの概略詳細を示している。インターフェースは第2ユニット71と1ユニット72とを取り外し可能な態様で結合し、第2ユニットは設置場所への輸送後に第1ユニットに取りつけ、またはメインテナンスの際の取り外しが可能になっている。開示されている実施の形態において、第2ユニット71は他のユニットと独立して第1ユニット72に取り付けられ、ユニット固定構造は第1ユニットにおいて内部溝またはトラック73により構成される。トラック73は点線で指示され外面75内に窪みを画定する。トラックは水平方向の断面において、たとえば上から見たとき、C形輪郭を有している。トラックは第2ユニット状に配置される突起74を受容するようになっていて、特に第2ユニット71を第1ユニット72の外面75に沿って下側に下ろす工程を通して突起74を受容することができる。これは矢印76によって示している。この工程は第2ユニットの簡単な交換を可能とする。
第1ユニットは、たとえば主フレームを介して、第2ユニット内に内蔵される電解セルスタックからの荷重負荷経路を形成する。特には、これは第2ユニットからタワー内への荷重負荷経路とは異なる。下記の様に、これは異なる実施例において説明される。
題2ユニット71は、ボルト形状の固定ピンによって構成される電解セルスタック固定構造によって第2ユニットに固定される電解セルスタック77を収容する。
第1ユニットは外壁に取り付けられ、第2ユニットが受容され第1ユニットに取り付けられたときにコンバータ77の重量を受容するようになっている強化ブラケット79を有している。
図8は、第1ユニットに取り付けられた後に図7から第1ユニットと第2ユニットとを示している。この状態において、ボルト形状の固定ピン78は左側の側路に延在し、それにより強化ブラケット特性79に嵌合する。ブラケットは、第1ユニットに剛なフレームに結合され、たとえば主フレームによって支持されて直接電解セルスタックから主フレームを介してタワーに荷重負荷を直接流す。
ボルト形状の固定ピンは、接電解セルスタック固定構造を構成し、それによって電解セルスタックは第1ユニットに直接固定される。電解セルスタック固定構造はタワーへの動作可能なコンポーネントからの荷重負荷経路の部分を構成する。第1ユニットと第2ユニットとの間のインターフェースは第2ユニットからタワーへの別の荷重負荷経路の部分を形成する。図9は電解セルスタックが床支持構造91によって第2ユニットに指示されることが可能であって、それにより主フレームの間の荷重負荷を第1ユニットと第2ユニットとで分担する。
図10は、第1ユニット101についてその内容と共に、および第2ユニット102についてその内容と共に、示している。第2ユニットにおいて、電解セルスタック103は、第1ユニットを通して電解セルスタック103に水源からの流体流れを容易化するように流体供給組立体105によって支持されている。流体配給組立体104は電解セルスタックにより生産される水素またはその他の化学物質の流体流れを第1ユニットを介しておよび風力タービンタワーを介して受け手へと提供する。
図11の11(a)は、たとえばDCからACへと変換するコンバータ、または選択的に発電機から電力を変換するための、および風力タービンを結合するグリッドのためのコンバータまたはトランスのように、電力変換組立体の一以上の動作コンポーネントを内蔵する第2ユニット111の実施の形態を示している。
図11の11(b)は、ユニット71、72の側路118の間の密閉されたダクト117を形成する復元密閉遷移116によって連結される2つの嵌合ジョイント115を形成するガスケットシール114を示す。密閉されたダクトは、たとえばユニット間におけるケーブルの通過路として、または作業員のアクセスとして、使用される。
側壁は波打ち形状を有する。より特には、主ユニットの波打ち態様と補助ユニットの波打ち態様は異なっている。波打ち壁間には隙間119があって、これにより主ユニットと補助ユニットとの間に空気流を生じさせることができる。隙間119は、ユニットの長さに応じた波打ちの変化に応じた大きさを有している。
図12から図15は、第1ユニットと第2ユニットとの間のインターフェースを形成するユニット固定構造の異なる実施の形態を示している。これらの4つの図の各々において、第1ユニット121と第2ユニット122とは、以下にさらに詳細を述べるように、ユニット固定構造を形成する協働構造によって結合されている。
図12において、協働構造はブラケット123により構成され、これにより、第1ユニットと第2ユニットとがボルトにより結合される。
図13において、協働構造は、図12に使用されたものと同様の下部ブラケット123により構成される。上縁において、第1ユニットと第2ユニットとはヒンジ点132において第1ユニットに回動可能に結合されるフック131により組み立てられる。フックは矢印133に示されるように回転することが可能であって、示された位置にある際に第2ユニットのエッジブラケット134と嵌合する。下部ブラケット123が取り外されると、フック131が第1ユニット内で回転し第2ユニットは地上に向けて降下する。
図14の実施の形態では、下部ブラケットが上部ブラケット141に置き換わり、フックが下縁に位置することを除いては、図13の実施の形態と互換性がある。
図15において、下部ブラケットと上部ブラケットとは第2ユニットを第1ユニットにボルトで取り付けることに使用され、滑り支持部材151はボルトが取り付けられているときに第2ユニットの下面を支持する。たとえば動作コンポーネントの取り換えまたは維持において第2ユニットを地上に向けて降下させたいのであれば、滑り支持部材で左に移動させた上で、たとえば第1ユニットに組み込まれているクレーンを利用して第2ユニットを降下させることができる。
図12から図15に示された実施の形態のいずれにおいても、ブラケットまたはフックは第2ユニットからの荷重負荷を第1ユニットの剛な部位、たとえば負荷移動コラムに、または第1ユニットの角コラムに導くようになっている。さまざまな構造特徴は第2ユニットを直接第1ユニットの主フレームも移動させるブラケットまたはフックに結合することが可能であって、それによりタワーへの荷重負荷経路を構築するようになっている。
図12から図15に示すフックおよびブラケットユニット固定構造に加えて、電解セルスタック固定構造(不図示)は電解セルスタック(不図示)を第1ユニット内部の主フレームに直接結合する。
図16から図18は、ヒンジ部材163,164,165を備えてヒンジ部材を通して延在するヒンジピンを受容する孔を有するヒンジ構造により第1ユニットと第2ユニットとを組み立てる実施の形態を示している。図16は、さらに、たとえば隙間を通してのナセルの下側からナセルの上側へのように、空気を通す隙間167を形成するインターフェースを示している。隙間は、複数のピンにより構成されてユニット間に空気を通す開口構造のように、距離部材168によって底部に開口を持つ。
このような隙間は熱対流およびそれによる第1ユニットおよび第2ユニットの空間の冷却を増加させる。隙間は、ヒンジ構造を有する実施の形態に限定されるものではなく、他の組み立て方法と組み合わせることができる。
図17と図18は、ヒンジ部材163,164,165とヒンジピン166とを示している。図17において、ヒンジピンがヒンジ部材内に滑り込むように、ヒンジ部材は、互いに対して正しく配置される。図18に示すように、ヒンジピンはヒンジ部材の孔を通して挿入される。
図19には、さらに、第2ユニット191を第1ユニット192に取り付けるためのフックの詳細が示されている。フック193は第1ユニット内のヒンジ194に回転可能に懸架されている。フックは第2ユニット内で開口195を通して回転可能であって、第2ユニット内において、窪みまたは縁196を保持することが可能である。
フックは、第2ユニットにも取り付けが可能、かつ第1ユニット内の窪みまたは縁を保持することが可能なように、たとえば図20に示すように、逆に取り付けることも可能である。フックの位置はアクチュエータによって制御してもよい。
図21は、第2ユニットが地上に向けて自由な開口位置にあるフックを示している。
図22は、2つのボルト孔221が見えるような断面を示している。ボルト孔は、ボルトまたは固定具の使用により、第1ユニット上への第2ユニットの取り付けを容易化する。この実施の形態では、フックは、主に、第1ユニットに対する正しい高さへの第2ユニットの位置決めのために使用され、ボルトはユニット間の結合のために使用される。
図19,図21,図22において、フックは、好ましくは、たとえばコラムを介して、または第1ユニットの内面に沿って配置される支持ポストを介して、第1ユニットの主フレームによって支持される。図19において、コラム197は第1ユニットの内面に沿って延在し、第1ユニットの底部において主フレーム上にフックを支持する。
図20において、フックは第2ユニットの部分を形成する箇所、フックが嵌合する第1ユニットの縁は、好ましくは第1ユニットにおける主フレームによって移動させてもよい。また、これは第1ユニットの内面に沿って、ポストまたはコラムを介してでもよい。
フックは、開放位置(図21)と閉鎖位置(図19,図20,図22)との間を、たとえば油圧駆動アクチュエータなどの電力駆動装置により移動可能である。
図23,24,25はフックが滑り可能に懸架されるが回転不可能に懸架される実施の形態を示している。この機能は、図19から図22の実施の形態に類似している。図23と図24には、第1ユニット上に第2ユニットをボルトにより固定するためのボルト孔231を示す断面図を示している。図23におけるフックは第1ユニットに取り付けられ、図24におけるフックは第2ユニットに取り付けられる。
図25の25(a)では、フック251を左側に滑らせて、それにより第2ユニットの縁から取り外され、第2ユニットを地上に向けて降下させることが可能となる。図25の25(b)では、フック251を右にすべさせて、それにより第2ユニットの縁に係合され、互いに固定される2つのユニットを保持する。フックは油圧アクチュエータなどにより、電力駆動装置により滑らせてもよい。
図26は、維持、取り換えの際に、第2ユニットの吊り上げる、吊り下げを示している。第2ユニットは第1ユニットの部分を形成するクレーン261の使用により、吊り上げられる。移動は、必須的には矢印263に示すような垂直方向のみであって、第1ユニット上への第2ユニットの取付けは、ヒンジまたは滑りフックなどの可動固定具を含む既に述べたようなユニット固定構造により容易化される。
図27は、内部クレーン261についての拡大図を示している。クレーンは第1ユニットの屋根部に取り付けられ、ユニット固定構造が第1ユニットと第2ユニットとの間に係合を形成する位置まで垂直方向に第2ユニットを吊り上げることが可能である。この過程においては垂直方向以外の他の方向への移動は要求されず、それゆえに外部クレーンの補助の必要性を排除した単純な組立工程の実現を容易化する。水平面内の調整に対してはクレーン261は、矢印262に示すように、付加的に水平方向に移動するようにしてもよい。
図28は、第1ユニット282の屋根上に2重片持ち梁281を有する他のクレーン構造を概念的に示している。片持ち梁281は伸縮自在部283により側路に延在する。片持ち梁は第2ユニット284を持ち上げて結合することを容易化する。回動可能または滑り可能なフックを含む固定構造がここで開示されたものであったとしても、垂直方向にのみ吊り上げることにより第2ユニットの取り付けは一般的に容易となり、出入りの移動は第1ユニットと第2ユニットとの間の水平方向距離の正確な調整が容易になる。
[定義]
ここで、用語「ナセル」とは、風力タービンのための機械外装体として、たとえばロータや駆動列を移動し、風力タービンタワーにより移動される部位など、一般的に受け取られる用語を意味する。
用語「第1ユニット」と「第2ユニット」とは、別々に輸送され、ナセルを形成する他のユニットと組み合わせることができるユニットとして参照される。
ここで、用語「ロータ支持組立体」とは、ロータ、代表的には駆動列、主ベアリング、主フレームを運搬するナセルの部分として参照される。駆動列は、たとえばロータシャフト、発電機、付加的にはロータシャフトと発電機との間のギアボックスなど、風力タービンのタイプに応じた異なるコンポーネントを含む。

Claims (19)

  1. 風力タービンタワーに結合されているナセルを形成するように組み立てられた2つの分離ユニットを少なくとも備える風力タービンであって、
    前記2つの分離ユニットはロータ支持組立体を内蔵する第1ユニットと、発電機により電力が供給される電解セルスタックを内蔵する第2ユニットと、を備える風力タービン。
  2. 請求項1に記載の風力タービンであって、
    前記第2ユニットは前記第1ユニットから取り外し可能である風力タービン。
  3. 請求項1または2に記載の風力タービンであって、
    水源から前記電解セルスタックへと流体流れを容易にする流体供給組立体を備え、前記流体供給組立体は前記第2ユニットの外側に配置されている風力タービン。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の風力タービンであって、前記流体供給組立体は前記第1ユニット内に配置されている風力タービン。
  5. 請求項1に記載の風力タービンであって、前記電解セルスタックから受け手への流体流れを容易化する流体配給組立体を備える風力タービン。
  6. 請求項1に記載の風力タービンであって、前記流体配給組立体は前記第1ユニット内に配置されている風力タービン。
  7. 請求項1に記載の風力タービンであって、前記流体配給組立体は前記第1ユニットの外側に配置されている風力タービン。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の風力タービンであって、前記風力タービンは空気路とフィルタとを備え、前記空気路は前記フィルタを通して雰囲気と連通し、前記フィルタはCOを捕捉するようになっている風力タービン。
  9. 請求項8に記載の風力タービンであって、二酸化炭素をエタノールに変化させる触媒を備える風力タービン。
  10. 請求項9に記載の風力タービンであって、前記第1ユニットは前記発電機を備える風力タービン。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の風力タービンであって、前記第1ユニットは風力タービンタワーに結合されている風力タービン。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の風力タービンであって、第2ユニットは第1ユニットを介して風力タービンタワーに結合される風力タービン。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の風力タービンであって、前記2つの分離ユニットの一つまたは両方に組み立てられ、前記発電機とパワーグリッドとの間に接続される電力変換組立体を内蔵している第3ユニットを備える風力タービン。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の風力タービンであって、前記2つの分離ユニットの前記第1ユニットと前記第2ユニットとは前記第1ユニットと前記第2ユニットとの間に隙間を画定するように配置される風力タービン。
  15. 請求項14に記載の風力タービンであって、前記隙間は前記第1ユニットと前記第2ユニットとの間の空気の流れを容易化する風力タービン。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の風力タービンであって、前記駆動列と前記電解セルスタック(18)とに結合される冷却配置(23)を備える。請求項17に記載の風力タービンであって、前記冷却配置(23)は前記駆動列を冷却する態様と前記電解セルスタックを冷却する態様との間で切り替え可能である風力タービン。
  17. 風力エネルギーによって駆動する発電機に接続される電解セルスタックの利用により化学物質を製造する方法であって、前記方法は、
    風力タービンタワーに結合されているナセルを形成するように組み立てられた2つの分離ユニットを少なくとも備える風力タービンを提供する工程であって、前記2つの分離ユニットはロータ支持組立体を内蔵する第1ユニットと発電機により電力が供給される電解セルスタックを内蔵する第2ユニットとを備える工程と、
    前記発電機により前記電解セルスタックにより前記電解セルスタックに電力を与える工程と、を備える方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、前記第2ユニットの外側に配置される供給組立体を介して前記電解セルスタックに水を供給する方法。
  19. 請求項17または18に記載の方法であって、前記第2ユニットの外側に配置される配給組立体を介して前記電解セルスタックから化学物質を導く方法。
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