JP2023179313A - 情報出力プログラム及び情報出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メインフレームによって出力される各画面のアクセス解析を行うための情報を出力することを可能とする情報出力プログラム及び情報出力方法を提供する。
【解決手段】複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、複数の画面のそれぞれの識別結果と、複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、複数の画面の遷移関係を特定し、複数の画面ごとに、各画面内の1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、特定した遷移関係と、特定した複数の画面ごとの特定の文字列とを出力する。
【選択図】図11
【解決手段】複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、複数の画面のそれぞれの識別結果と、複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、複数の画面の遷移関係を特定し、複数の画面ごとに、各画面内の1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、特定した遷移関係と、特定した複数の画面ごとの特定の文字列とを出力する。
【選択図】図11
Description
本発明は、情報出力プログラム及び情報出力方法に関する。
例えば、各種のサービスを提供する事業者は、サービスの提供を行うための処理を実行する情報処理システムを構築する。具体的に、事業者は、例えば、メインフレームを含む情報処理システムの構成を行う。
上記のようなメインフレームに処理を実行させる場合、メインフレームの作業者(以下、単に作業者とも呼ぶ)は、例えば、メインフレームによって表示装置に出力された業務画面(以下、単に画面とも呼ぶ)を介してコマンド等の入力を行い、必要な処理をメインフレームに実行させる。そして、メインフレームは、この場合、入力されたコマンド等に対応する処理の実行結果を示す新たな画面を表示装置に出力する(例えば、特許文献1乃至3参照)。
ここで、例えば、メインフレームによって出力される各画面のアクセス解析を、Webサイトのアクセス解析を行うツールを用いて行う場合、アクセス解析を行うメインフレームの管理者(以下、単に管理者とも呼ぶ)は、例えば、作業者の操作に伴ってメインフレームによって出力された各画面を識別し、作業者の操作に伴ってメインフレームによって出力された各画面の遷移(以下、単に画面遷移とも呼ぶ)を特定する必要がある。さらに、作業者は、この場合、例えば、作業者の操作に伴ってメインフレームによって出力された各画面の特徴等を示す情報(すなわち、各画面のタイトル)を特定する必要がある。
しかしながら、メインフレームによって出力される各画面は、Webサイトにおける各画面と異なり、階層関係になっておらず、また、画面間における特徴の差異が少ない。そのため、管理者は、例えば、メインフレームによって出力された各画面を識別することができず、作業者の操作による画面遷移を特定することが困難である場合がある。また、管理者は、例えば、メインフレームによって出力された各画面の特徴等を示す情報を特定することが困難である場合がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、メインフレームによって出力される各画面のアクセス解析を行うための情報を出力することを可能とする情報出力プログラム及び情報出力方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、メインフレームによって出力される各画面のアクセス解析を行うための情報を出力することが可能になる。
[第1の実施の形態における情報処理システムの構成]
初めに、情報処理システム10の構成について説明を行う。図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
初めに、情報処理システム10の構成について説明を行う。図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
図1に示す情報処理システム10は、例えば、情報処理装置1と、メインフレーム2と、管理者端末5と、作業者端末6とを有する。
メインフレーム2は、例えば、1以上の物理マシンによって構成され、ユーザに対してサービスの提供を行うための各種処理を実行する。
情報処理装置1は、例えば、インターネット等のネットワークNWを介してメインフレーム2とアクセスが可能な物理マシンまたは仮想マシンであり、メインフレーム2によって出力される各画面のアクセス解析を行うための各種の情報を出力する処理(以下、情報出力処理とも呼ぶ)を行う。
管理者端末5は、例えば、管理者が情報処理装置1に対して必要な情報の入力等を行うPC(Personal Computer)等である。
作業者端末6は、例えば、作業者がメインフレーム2に対してコマンド等の入力等を行うPC等であり、メインフレーム2によって出力される各画面を表示するモニター等の表示装置6aを有する。なお、図1に示す例では、作業者端末6とメインフレーム2とが情報処理装置1を介して接続しているが、作業者端末6は、例えば、メインフレーム2と直接接続するものであってもよい。
そして、作業者は、例えば、表示装置6aに表示された各画面を介してコマンド等の入力を行い、必要な処理をメインフレーム2に実行させる。その後、メインフレーム2は、例えば、入力されたコマンド等に対応する処理の実行結果を示す新たな画面を表示装置6aに出力する。
[メインフレームによって出力される画面の具体例]
次に、メインフレーム2によって出力される画面の具体例について説明を行う。図2から図8は、メインフレーム2によって出力される画面の具体例について説明する図である。なお、図8における実線矢印は、画面間において遷移が可能な方向を示している。
次に、メインフレーム2によって出力される画面の具体例について説明を行う。図2から図8は、メインフレーム2によって出力される画面の具体例について説明する図である。なお、図8における実線矢印は、画面間において遷移が可能な方向を示している。
初めに、メインフレーム2が出力する画面のうち、作業者が作業者端末6を介して社員番号及びパスワードを入力する画面ОP1の具体例について説明を行う。図2は、画面OP1の具体例について説明する図である。なお、以下、予め定められた固定文字列の表示が行われるフィールドを表示フィールドとも呼ぶ。また、以下、予め定められた固定文字列の表示に加えて作業者による可変文字列の入力が行われるフィールド(すなわち、固定文字列と可変文字列とのそれぞれの表示が行われるフィールド)を入力フィールドとも呼ぶ。
具体的に、図2に示す画面OP1は、例えば、「ログイン画面」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL1と、「社員番号:」という文字列を表示するとともに社員番号の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL2とを有する。また、図2に示す画面OP1は、例えば、「パスワード:」という文字列を表示するとともにパスワードの入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL3と、「処理実行:ENTER」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL4とを有する。
次に、メインフレーム2が出力する画面のうち、業務メニューを表示する画面ОP2の具体例について説明を行う。図3から図5は、画面OP2の具体例について説明する図である。
具体的に、図3に示す画面OP2は、例えば、図2で説明した画面OP1のフィールドFL2及びフィールドFL3のそれぞれに適切な情報の組み合わせが入力され、さらに、「ENTER」が押下された場合に表示される画面である。
さらに具体的に、図3に示す画面OP2は、例えば、「*** 業務メニュー ***」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL11と、「1.商品登録」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL12とを有する。また、図3に示す画面OP2は、例えば、「2.受注照会」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL13と、「業務番号を入れてください。」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL14とを有する。さらに、図3に示す画面OP2は、例えば、「業務番号:」という文字列を表示するとともに業務番号の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL15と、「処理実行:ENTER ログイン画面:F12」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL16とを有する。
そして、作業者は、例えば、図4に示すように、フィールドFL15に「1」を入力した後、「ENTER」を押下する。
さらに、画面OP2は、例えば、図5に示すように、フィールドFL15に入力された文字列が適切な文字列でない場合に「業務番号が間違っています。」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL17を有する。
次に、メインフレーム2が出力する画面のうち、商品登録に関する情報を入力する画面OP3について説明を行う。図6は、画面OP3の具体例について説明する図である。
具体的に、図6に示す画面OP3は、例えば、図3で説明した画面OP2のフィールドFL15に「1」が入力され、さらに、「ENTER」が押下された場合に表示される画面である。
さらに具体的に、図6に示す画面OP3は、例えば、「*** 商品登録 ***」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL21と、「商品コード:」という文字列を表示するとともに商品コード(例えば、商品登録を行う商品の商品コード)の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL22とを有する。また、図6に示す画面OP3は、例えば、「商品名:」という文字列を表示するとともに商品名(例えば、商品登録を行う商品の商品名)の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL23と、「単価:」という文字列を表示するとともに単価(例えば、商品登録を行う商品の単価)の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL24とを有する。さらに、図6に示す画面OP3は、例えば、「処理実行:ENTER 業務メニュー:F11 ログイン画面:F12」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL25とを有する。
次に、メインフレーム2が出力する画面のうち、受注照会に関する情報を入力する画面OP4について説明を行う。図7は、画面OP4の具体例について説明する図である。
具体的に、図7に示す画面OP4は、例えば、図3で説明した画面OP2のフィールドFL15に「2」が入力され、さらに、「ENTER」が押下された場合に表示される画面である。
さらに具体的に、図7に示す画面OP4は、例えば、「*** 受注照会 ***」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL31と、「受注コード:」という文字列を表示するとともに受注コード(例えば、受注照会の検索キーとなる受注コード)の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL32とを有する。また、図7に示す画面OP4は、例えば、「顧客コード:」という文字列を表示するとともに顧客コード(例えば、受注照会の検索キーとなる顧客コード)の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL33と、「商品コード:」という文字列を表示するとともに商品コード(例えば、受注照会の検索キーとなる商品コード)の入力を受け付ける入力フィールドであるフィールドFL34とを有する。さらに、図7に示す画面OP4は、例えば、「処理実行:ENTER 業務メニュー:F11 ログイン画面:F12」という文字列を表示する表示フィールドであるフィールドFL35とを有する。なお、以下、画面OP1や画面OP2等の各画面を総称して単に画面OPとも呼び、フィールドFL1やフィールドFL2等の各フィールドを総称して単にフィールドFLとも呼ぶ。
すなわち、メインフレーム2から出力される各画面ОPは、一般的なWebサイト等のように階層関係になっていない。そのため、メインフレーム2から出力される各画面OPから遷移が可能な画面OPの種類は、図2から図7に示すように、各画面ОPの設計段階等において予め定められている。
具体的に、図8に示す例において、画面OP1から直接遷移が可能な画面は、画面OP2のみであり、例えば、画面OP3や画面OP4等に対して直接遷移することはできない。また、図8に示す例において、画面OP2から直接遷移が可能な画面は、画面OP1、画面OP3及び画面OP4であり、例えば、画面OP31や画面OP41等に対して直接遷移することはできない。
また、図8に示す例において、画面OP3から直接遷移が可能な画面は、画面OP1、画面OP2及び画面OP31であり、例えば、画面OP4や画面OP41等に対して直接遷移することはできない。さらに、図8に示す例において、画面OP4から直接遷移が可能な画面は、画面OP1、画面OP2及び画面OP41であり、例えば、画面OP3や画面OP31等に対して直接遷移することはできない。
ここで、例えば、メインフレーム2によって出力される各画面OPのアクセス解析を、Webサイトのアクセス解析を行うツール(図示せず)を用いて行う場合、アクセス解析を行うメインフレーム2の管理者は、例えば、作業者の操作に伴ってメインフレーム2によって出力された各画面OPを識別し、作業者の操作に伴ってメインフレーム2によって出力された各画面OPの遷移を特定する必要がある。さらに、作業者は、この場合、例えば、作業者の操作に伴ってメインフレーム2によって出力された各画面OPの特徴等を示す情報を特定する必要がある。
しかしながら、メインフレーム2によって出力される各画面OPは、Webサイトにおける各画面OPと異なり、図8等に示すように階層関係になっておらず、また、画面OP間における特徴の差異が少ない。そのため、管理者は、例えば、メインフレーム2によって出力された各画面OPを識別することができず、作業者の操作による画面遷移を特定することが困難である場合がある。また、管理者は、例えば、メインフレーム2によって出力された各画面OPの情報を特定することが困難である場合がある。
特に、例えば、管理者と作業者とが異なる場合、管理者は、作業者の操作によってメインフレーム2から出力された各画面OPの内容から各画面OPの識別等を行うことが困難になる。
そこで、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、複数の画面OPのそれぞれを、各画面OP内の1以上のフィールドFLの属性情報(以下、第1属性情報とも呼ぶ)に基づいて識別する。そして、情報処理装置1は、例えば、複数の画面OPのそれぞれの識別結果と、複数の画面OPのそれぞれの表示順とに基づいて、複数の画面OPの遷移関係を特定する。
続いて、情報処理装置1は、例えば、複数の画面OPごとに、各画面OP内の1以上のフィールドFLのうち、注目度が他のフィールドFLよりも高いフィールドFLに表示される文字列(以下、特定の文字列とも呼ぶ)を特定する。その後、情報処理装置1は、例えば、特定した遷移関係と、特定した複数の画面OPごとの特定の文字列とを出力する。
すなわち、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各画面OPに含まれる各フィールドFLの属性情報(第1属性情報)を特定して各画面OPの識別を行った後、各画面OPが表示装置6aに表示された際の表示順を用いて各画面OPの遷移を特定する。さらに、情報処理装置1は、例えば、各画面OPにおける各フィールドFLの表示形態(例えば、各フィールドFLの表示位置等)に基づく注目度から各画面OPの特定の文字列を特定する。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、作業者の操作によってメインフレーム2から出力された各画面ОPの遷移関係を出力することが可能になる。また、情報処理装置1は、例えば、各画面ОPのタイトルとして各画面OPの特定の文字列を出力することが可能になる。そのため、管理者は、例えば、メインフレーム2によって出力される各画面のアクセス解析を、Webサイトのアクセス解析を行うツールを用いて行うことが可能になる。
[情報処理装置のハードウエア構成]
次に、情報処理装置1のハードウエア構成について説明を行う。図9は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
次に、情報処理装置1のハードウエア構成について説明を行う。図9は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図9に示すように、例えば、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)101と、メモリ102と、通信装置(I/Oインタフェース)103と、ストレージ104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
ストレージ104は、例えば、情報出力処理を行うためのプログラム110を記憶するプログラム格納領域(図示せず)を有する。また、ストレージ104は、例えば、情報出力処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。なお、ストレージ104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であってよい。
CPU101は、例えば、ストレージ104からメモリ102にロードされたプログラム110を実行して情報出力処理を行う。
また、通信装置103は、例えば、インターネット等のネットワークNWを介してメインフレーム2との通信を行う。
[第1の実施の形態における情報処理装置の機能]
次に、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能について説明を行う。図10は、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能について説明する図である。
次に、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能について説明を行う。図10は、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能について説明する図である。
情報処理装置1は、図10に示すように、例えば、CPU101やメモリ102等のハードウエアとプログラム110とが有機的に協働することにより、画面取得部111と、画面識別部112と、遷移特定部113と、画面特定部114と、結果出力部115とを含む各種機能を実現する。
また、情報処理装置1は、図10に示すように、例えば、画面情報131と、属性情報132と、順序情報133と、遷移情報134と、フィールド情報135と、注目度情報136とを情報格納領域130に記憶する。
画面取得部111は、例えば、メインフレーム2から出力された複数の画面OPごと(表示装置6aに表示された複数の画面OPごと)に、各画面ОPの構成を示す画面情報131を取得する。画面情報131は、例えば、メインフレーム2から作業者端末6に対して送信される情報であり、作業者端末6が各画面OPを表示装置6aに表示する際に用いる情報である。具体的に、画面情報131は、例えば、各画面OPに含まれる各フィールドFLの第1属性情報を含む情報であり、例えば、各画面OPに含まれる各フィールドFLの位置(座標)と、各フィールドFLに表示される文字列(固定文字列)と、各フィールドFLに表示される文字列の表示形態(反転表示や点滅表示の有無等)とのうちの少なくともいずれかを含む情報である。そして、画面取得部111は、例えば、取得した画面情報131を情報格納領域130に記憶する。
画面識別部112は、例えば、メインフレーム2から出力された複数の画面OP(表示装置6aに表示された複数の画面OP)のそれぞれを、画面取得部111が取得した画面情報131に基づいて識別する。
具体的に、画面識別部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した属性情報132(以下、第2属性情報とも呼ぶ)のうち、メインフレーム2から出力された各画面OP内の1以上のフィールドFLの第1属性情報に対応する情報を特定することにより、メインフレーム2から出力された各画面OPの識別を行う。属性情報132は、例えば、メインフレーム2によって出力される可能性のある各画面OPに含まれるフィールドFLの数と、各フィールドFLの位置(座標)と、各フィールドFLの文字列の表示形態(反転表示や点滅表示の有無等)とのうちの少なくともいずれかを含む情報である。
遷移特定部113は、例えば、画面識別部112による複数の画面OPのそれぞれの識別結果と、メインフレーム2からの複数の画面OPの出力順(表示装置6aにおける複数の画面OPのそれぞれの表示順)とに基づいて、画面識別部112が識別した複数の画面OPの遷移関係を特定する。
画面特定部114は、例えば、画面識別部112が識別した複数の画面OPごとに、各画面OP内の1以上のフィールドFLのうち、各フィールドFLの表示形態に基づく注目度が他のフィールドFLよりも高いフィールドFLに表示される特定の文字列を特定する。
結果出力部115は、例えば、遷移特定部113が特定した遷移関係と、画面特定部114が特定した複数の画面OPごとの特定の文字列とを出力する。なお、順序情報133、遷移情報134、フィールド情報135及び注目度情報136の説明については後述する。
[第1の実施の形態における情報出力処理の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図11は、第1の実施の形態における情報出力処理の概略を説明するフローチャート図である。
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図11は、第1の実施の形態における情報出力処理の概略を説明するフローチャート図である。
情報処理装置1は、図11に示すように、例えば、情報出力タイミングになるまで待機する(S1のNO)。情報出力タイミングは、例えば、管理者が情報処理装置1に対して情報出力処理を行う旨を入力したタイミングであってよい。
そして、情報出力タイミングになった場合(S1のYES)、情報処理装置1は、例えば、表示装置6aに連続して表示された複数の画面OPのそれぞれを、各画面OP内の1以上のフィールドFLの属性情報(第1属性情報)に基づいて識別する(S2)。
続いて、情報処理装置1は、例えば、S2の処理における複数の画面OPのそれぞれの識別結果と、表示装置6aにおける複数の画面OPのそれぞれの表示順とに基づいて、S2の処理で識別した複数の画面OPの遷移関係を特定する(S3)。
さらに、情報処理装置1は、例えば、S2の処理で識別した複数の画面OPごとに、各画面OP内の1以上のフィールドFLのうち、各フィールドFLの表示形態に基づく注目度が他のフィールドFLよりも高いフィールドFLに表示される特定の文字列を特定する(S4)。
その後、情報処理装置1は、例えば、S3の処理で特定した遷移関係と、S4の処理で特定した複数の画面OPごとの特定の文字列とを出力する(S5)。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、メインフレーム2によって出力される各画面OPのアクセス解析を、Webサイトのアクセス解析を行うツールを用いて行うことが可能になる。
[第1の実施の形態における情報出力処理の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図12から図15は、第1の実施の形態における情報出力処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図16から図26は、第1の実施の形態における情報出力処理の詳細を説明する図である。
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図12から図15は、第1の実施の形態における情報出力処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図16から図26は、第1の実施の形態における情報出力処理の詳細を説明する図である。
[画面取得処理]
初めに、情報出力処理のうち、メインフレーム2から出力された各画面OPに対応する画面情報131を取得する処理(以下、画面取得処理とも呼ぶ)について説明を行う。図12は、画面取得処理を説明するフローチャート図である。
初めに、情報出力処理のうち、メインフレーム2から出力された各画面OPに対応する画面情報131を取得する処理(以下、画面取得処理とも呼ぶ)について説明を行う。図12は、画面取得処理を説明するフローチャート図である。
画面取得部111は、図12に示すように、例えば、メインフレーム2から画面情報131が出力されるまで待機する(S101のNO)。
そして、メインフレーム2から画面情報131が出力された場合(S101のYES)、画面取得部111は、例えば、出力された画面情報131を情報格納領域130に記憶する(S102)。
すなわち、画面取得部111は、例えば、メインフレーム2から出力された画面情報131を出力順に取得して情報格納領域130に蓄積する。以下、画面情報131の具体例について説明を行う。
[画面情報の具体例]
図16は、画面情報131の具体例について説明する図である。具体的に、図16は、図2で説明した画面OP1に対応する画面情報131の具体例について説明する図である。
図16は、画面情報131の具体例について説明する図である。具体的に、図16は、図2で説明した画面OP1に対応する画面情報131の具体例について説明する図である。
図16に示す画面情報131は、例えば、各フィールドFLの座標(先頭の座標)が設定される「座標」と、各フィールドFLに表示される文字列の表示形態が設定される「表示形態」とを項目として有する。「表示形態」には、例えば、文字列が反転表示されることを示す「反転あり」、文字列が点滅表示されることを示す「点滅あり」、文字列の下線が表示されることを示す「下線あり」、または、文字列の反転表示等が行われないことを示す「-」が設定される。また、図16に示す画面情報131は、例えば、各フィールドFLに表示される文字列が設定される「文字列」を項目として有する。
具体的に、図16に示す画面情報131において、例えば、1行目の情報には、「座標」として「(2,10)」が設定され、「表示形態」として「-」が設定され、「文字列」として「ログイン画面」が設定されている。また、例えば、2行目の情報には、「座標」として「(8,5)」が設定され、「表示形態」として「-」が設定され、「文字列」として「社員番号:」が設定されている。図16に含まれる他の情報の説明については省略する。
なお、画面取得部111は、S102の処理において、例えば、メインフレーム2から出力された画面情報131についての管理情報(以下、画面管理情報131aとも呼ぶ)を併せて情報格納領域130に記憶するものであってもよい。以下、画面管理情報131aの具体例について説明を行う。
[画面管理情報の具体例]
図17は、画面管理情報131aの具体例について説明する図である。
図17は、画面管理情報131aの具体例について説明する図である。
図17に示す画面管理情報131aは、例えば、各画面OP(画面情報131)がメインフレーム2から出力された時刻が設定される「出力時刻」と、情報格納領域130における各画面情報131の格納先が設定される「格納先」とを項目として有する。
具体的に、図17に示す画面管理情報131aにおいて、1行目の情報には、例えば、「出力時刻」として「12:00:01」が設定され、「格納先」として「AAA/BBB/CCC」が設定されている。
また、図17に示す画面管理情報131aにおいて、2行目の情報には、例えば、「出力時刻」として「12:00:33」が設定され、「格納先」として「AAA/BBB/DDD」が設定されている。図17に含まれる他の情報についての説明は省略する。
[情報出力処理のメイン処理]
次に、情報出力処理のメイン処理について説明を行う。図13から図15は、情報出力処理のメイン処理を説明するフローチャート図である。
次に、情報出力処理のメイン処理について説明を行う。図13から図15は、情報出力処理のメイン処理を説明するフローチャート図である。
画面識別部112は、図13に示すように、例えば、情報出力タイミングになるまで待機する(S11のNO)。
そして、情報出力タイミングになった場合(S11のYES)、画面識別部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した画面情報131を1つ取得する(S12)。
具体的に、画面識別部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した画面情報131のうちの1枚の画面ОPに対応する情報を、メインフレーム2からの出力順に取得する。
続いて、画面識別部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した属性情報132(第2属性情報)に含まれる第1構成情報132aを参照し、第1構成情報132aのうち、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPとフィールドFLの数が一致する情報を特定する(S13)。以下、第1構成情報132aの具体例について説明を行う。
[第1構成情報の具体例]
図18は、第1構成情報132aの具体例について説明する図である。以下、各画面OPの識別情報が各画面OPの名称であるものとして説明を行う。
図18は、第1構成情報132aの具体例について説明する図である。以下、各画面OPの識別情報が各画面OPの名称であるものとして説明を行う。
図18に示す第1構成情報132aは、例えば、各画面OPの名称が設定される「名称」と、各画面OPに含まれる入力フィールドFLの数が設定される「入力フィールド数」と、各画面OPに含まれる表示フィールドFLの数が設定される「表示フィールド数」とを項目として有する。
具体的に、図18に示す第1構成情報132aにおいて、1行目には、例えば、「名称」として「OP11」が設定され、「入力フィールド数」として「1」が設定され、「表示フィールド数」として「5」が設定されている。
また、図18に示す第1構成情報132aにおいて、2行目には、例えば、「名称」として「OP12」が設定され、「入力フィールド数」として「6」が設定され、「表示フィールド数」として「5」が設定されている。図18に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そのため、例えば、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPに含まれる入力フィールドFLの数が「6」であって、表示フィールドFLの数が「5」である場合、画面識別部112は、S13の処理において、図18に示す第1構成情報132aのうち、2行目の情報、3行目の情報及び4行目の情報(「名称」が「OP12」、「OP13」及び「OP14」である情報)を特定する。
図13に戻り、画面識別部112は、例えば、S13の処理において複数の情報が特定されたか否かを判定する(S14)。
その結果、S13の処理において複数の情報が特定されていないと判定した場合、言い換えれば、S13の処理において1つの情報のみが特定されたと判定した場合(S14のNO)、画面識別部112は、例えば、S21以降の処理を行う。
すなわち、画面識別部112は、この場合、情報格納領域130に記憶した属性情報132のうち、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPを識別可能な情報が特定されたものと判定する。
一方、S13の処理において複数の情報が特定されたと判定した場合(S14のYES)、画面識別部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した属性情報132に含まれる第2構成情報132bを参照し、第2構成情報132bのうち、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPとフィールドFLの位置(座標)が一致する情報を特定する(S15)。以下、第2構成情報132bの具体例について説明を行う。
[第2構成情報の具体例]
図19は、第2構成情報132bの具体例について説明する図である。
図19は、第2構成情報132bの具体例について説明する図である。
図19に示す第2構成情報132bは、例えば、各画面OPの名称が設定される「名称」と、各画面OPに含まれる1番目のフィールドFL(以下、単にフィールド1とも呼ぶ)の画面OPにおける座標が設定される「フィールド1」と、各画面OPに含まれる2番目のフィールドFL(以下、単にフィールド2とも呼ぶ)の画面OPにおける座標が設定される「フィールド2」とを項目として有する。また、図19に示す第2構成情報132bは、例えば、各画面OPに含まれる3番目のフィールドFL(以下、単にフィールド3とも呼ぶ)の画面OPにおける座標が設定される「フィールド3」と、各画面OPに含まれる4番目のフィールドFL(以下、単にフィールド4とも呼ぶ)の画面OPにおける座標が設定される「フィールド4」と、各画面OPに含まれる5番目のフィールドFL(以下、単にフィールド5とも呼ぶ)の画面OPにおける座標が設定される「フィールド5」とを項目として有する。
具体的に、図19に示す第2構成情報132bにおいて、1行目には、例えば、「名称」として「OP12」が設定され、「フィールド1」として「(1,5)」が設定され、「フィールド2」として「(2,10)」が設定され、「フィールド3」として「(10,10)」が設定されている。また、1行目には、例えば、「フィールド4」として「(15,10)」が設定され、「フィールド5」として「(24,10)」が設定されている。
また、図19に示す第2構成情報132bにおいて、2行目には、例えば、「名称」として「OP13」が設定され、「フィールド1」として「(1,5)」が設定され、「フィールド2」として「(2,10)」が設定され、「フィールド3」として「(10,10)」が設定されている。また、2行目には、例えば、「フィールド4」として「(6,10)」が設定され、「フィールド5」として、5番目のフィールドFLが画面OP13に含まれていないことを示す「-」が設定されている。図19に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そのため、例えば、図18に示す第1構成情報132aのうち、2行目の情報、3行目の情報及び4行目の情報がS13の処理において特定された場合であって、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPに含まれる「フィールド1」、「フィールド2」、「フィールド3」及び「フィールド4」の座標のそれぞれが「(1,5)」、「(2,10)」、「(10,10)」及び「(6,10)」である場合、画面識別部112は、S15の処理において、図19に示す第2構成情報132bのうち、2行目の情報及び3行目の情報(「名称」が「OP13」及び「OP14」である情報)を特定する。
図13に戻り、画面識別部112は、例えば、S15の処理において複数の情報が特定されたか否かを判定する(S16)。
その結果、S15の処理において複数の情報が特定されていないと判定した場合、言い換えれば、S15の処理において1つの情報のみが特定されたと判定した場合(S16のNO)、画面識別部112は、例えば、S21以降の処理を行う。
すなわち、画面識別部112は、この場合、情報格納領域130に記憶した属性情報132のうち、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPを識別可能な情報が特定されたものと判定する。
一方、S15の処理において複数の情報が特定されたと判定した場合(S16のYES)、画面識別部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した属性情報132に含まれる第3構成情報132cを参照し、第3構成情報132cのうち、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPとフィールドFLの表示形態が一致する情報を特定する(S17)。以下、第3構成情報132cの具体例について説明を行う。
[第3構成情報の具体例]
図20は、第3構成情報132cの具体例について説明する図である。
図20は、第3構成情報132cの具体例について説明する図である。
図20に示す第3構成情報132cは、例えば、各画面OPの名称が設定される「名称」と、各画面OPに含まれるフィールドFLの識別情報が設定される「フィールド」と、各フィールドFLの種別が設定される「種別」とを項目として有する。「種別」には、例えば、表示フィールドFLを示す「表示」、または、入力フィールドFLを示す「入力」が設定される。また、図20に示す第3構成情報132cは、例えば、各フィールドFLの文字列が反転表示されるか否かを示す「反転」と、各フィールドFLの文字列が点滅表示されるか否かを示す「点滅」と、各フィールドFLの文字列に下線が表示されるか否かを示す「下線」とを項目として有する。なお、第3構成情報132cは、例えば、各フィールドFLに罫線が表示されるか否かを示す「罫線」や、各フィールドFLの文字列がブリンク表示されるか否かを示す「ブリンク」等を項目としてさらに有するものであってもよい。
具体的に、図20に示す第3構成情報132cにおいて、1行目には、例えば、「名称」として「OP13」が設定され、「フィールド」として「フィールド1」が設定され、「種別」として「表示」が設定され、「反転」として「なし」が設定されている。また、1行目には、例えば、「点滅」として「なし」が設定され、「下線」として「なし」が設定されている。
また、図20に示す第3構成情報132cにおいて、2行目には、例えば、「名称」として「OP14」が設定され、「フィールド」として「フィールド1」が設定され、「種別」として「表示」が設定され、「反転」として「あり」が設定されている。また、2行目には、例えば、「点滅」として「なし」が設定され、「下線」として「なし」が設定されている。
そのため、例えば、図19に示す第2構成情報132bのうち、3行目の情報及び4行目の情報がS15の処理において特定された場合であって、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OP内のフィールドFLのうち、識別情報が「フィールド1」であるフィールドFLの文字列が反転表示されている場合、画面識別部112は、S17の処理において、図20に示す第3構成情報132cのうち、2行目の情報(「名称」が「OP14」である情報)を特定する。
言い換えれば、画面識別部112は、この場合、「名称」が「OP14」である画面OPが、S12の処理において取得された画面情報131に対応する画面OPであると判定する。
すなわち、画面識別部112は、例えば、第1構成情報132aのみを参照することによってS12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPの識別を行うことができなかった場合、第2構成情報132bについても参照し、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPの識別を行う。さらに、画面識別部112は、例えば、第1構成情報132a及び第2構成情報132bを参照することによってもS12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPの識別を行うことができなかった場合、第3構成情報132cについても参照し、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPの識別を行う。
具体的に、画面識別部112は、例えば、メインフレーム2から出力された複数の画面ОPごとに、第1構成情報132aのうち、各画面OPに対応する第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面OPに対応する第1属性情報と内容が対応する第2属性情報132として特定する。
そして、例えば、第1構成情報132aと内容が対応する情報が複数特定された画面OP(以下、第1画面OPとも呼ぶ)が存在する場合、画面識別部112は、第1画面OPごとに、第2構成情報132bのうち、各画面OPに対応する第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面OPに対応する第1属性情報と内容が対応する第2属性情報132としてさらに特定する。
さらに、例えば、第1属性情報と内容が対応する情報が複数特定された画面OP(以下、第2画面OPとも呼ぶ)が存在する場合、画面識別部112は、第2画面OPごとに、第3構成情報132cのうち、各画面OPに対応する第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面OPに対応する第1属性情報と内容が対応する第2属性情報132としてさらに特定する。
その後、画面識別部112は、例えば、メインフレーム2から出力された複数の画面OPごとに、特定した第2属性情報132(1以上の第2属性情報132の組み合わせ)に対応する名称を、各画面OPに対応する名称として特定する。
これにより、情報処理装置1は、例えば、S12の処理で取得した画面情報131に対応する画面OPの識別を効率的に行うことが可能になる。また、情報処理装置1は、例えば、一部の内容のみが異なる複数の画面OPのそれぞれを、異なる画面OPとして認識することが可能になる。具体的に、情報処理装置1は、例えば、同一の文字列が表示される複数の画面OPであって、文字列の表示形態が異なる複数の画面OPが存在する場合であっても、これらの複数の画面OPを異なる画面OPとして識別することが可能になる。
図14に戻り、画面識別部112は、例えば、S12の処理において全ての画面情報131を取得したか否かを判定する(S21)。
その結果、全ての画面情報131を取得していないと判定した場合(S21のNO)、画面識別部112は、例えば、S12以降の処理を再度行う。
一方、全ての画面情報131を取得済であると判定した場合(S21のYES)、遷移特定部113は、例えば、S22以降の処理を行う。
なお、例えば、S21の処理において、情報格納領域130に記憶された全ての画面情報131を取得済であると判定した場合、画面識別部112は、情報格納領域130に記憶された各画面情報131に対応する各画面OPの順序(各画面OPがメインフレーム2から出力された順序)を示す順序情報133を生成して情報格納領域130に記憶するものであってもよい。以下、順序情報133の具体例について説明を行う。
[順序情報の具体例]
図21は、順序情報133の具体例について説明する図である。
図21は、順序情報133の具体例について説明する図である。
図21に示す順序情報133は、例えば、表示装置6aにおける各画面OPの表示順(メインフレーム2からの出力順)を示す「順序」と、各画面OPの名称が設定される「名称」とを項目として有する。
具体的に、図21に示す順序情報133において、1行目には、例えば、「順序」として「1」が設定され、「名称」として「OP11」が設定されている。
また、図21に示す順序情報133において、2行目には、例えば、「順序」として「2」が設定され、「名称」として「OP12」が設定されている。
さらに、図21に示す順序情報133において、3行目には、例えば、「順序」として「3」が設定され、「名称」として「OP13」が設定されている。図21に含まれる他の情報についての説明は省略する。
すなわち、図21に示す順序情報133は、「名称」が「OP11」である画面OPがメインフレーム2から出力された後、「名称」が「OP12」である画面OPがメインフレーム2から出力され、さらに、「名称」が「OP13」である画面OPがメインフレーム2から出力されたことを示している。
図14に戻り、遷移特定部113は、例えば、情報格納領域130に記憶した画面情報131に対応する画面OPの名称のうち、S22または後述するS25の処理においてまだ取得されていない名称を、各画面OPの表示順(メインフレーム2からの出力順)に従って1つ取得する(S22)。
具体的に、遷移特定部113は、例えば、情報格納領域130に記憶した順序情報133に含まれる名称を先頭から順に1つ取得する。
そして、遷移特定部113は、例えば、S22の処理で取得した名称が取得済の名称であるか否かを判定する(S23)。
その結果、S22の処理で取得した名称が取得済の名称でないと判定した場合(S23のNO)、遷移特定部113は、例えば、S22の処理で取得した名称に対応する画面OPを、S22の処理で取得した名称の直前に取得した名称に対応する画面OPから遷移する画面OPとして特定する(S24)。その後、遷移特定部113は、例えば、後述するS27以降の処理を行う。
なお、遷移特定部113は、S24の処理が行われた場合、例えば、S24の処理において特定した画面遷移を示す遷移情報134を生成するものであってもよい。遷移情報134の具体例については後述する。
一方、S22の処理で取得した名称が取得済の名称であると判定した場合(S23のYES)、遷移特定部113は、例えば、情報格納領域130に記憶した画面情報131に対応する画面OPの名称のうち、S22または後述するS25の処理においてまだ取得されていない名称を、各画面OPの表示順(メインフレーム2からの出力順)に従って1つ取得する(S25)。すなわち、遷移特定部113は、この場合、S22の処理と同じ処理を行う。
そして、遷移特定部113は、例えば、S25の処理で取得した名称に対応する画面OPを、直前に行われたS22の処理で取得した名称に対応する画面OPから遷移する画面OPとして特定する(S26)。
なお、遷移特定部113は、S26の処理が行われた場合、例えば、S26の処理において特定した画面遷移を示す遷移情報134を生成するものであってもよい。
その後、遷移特定部113は、S22の処理において全ての名称を取得したか否かについて判定する(S27)。
その結果、全ての名称を取得していないと判定した場合(S27のNO)、遷移特定部113は、例えば、S22以降の処理を再度行う。
一方、全ての名称を取得済であると判定した場合(S27のYES)、遷移特定部113は、例えば、S31以降の処理を行う。以下、S22からS27の処理の具体例について説明を行う。
[S22からS27の処理の具体例]
図22から図24は、S22からS27の処理の具体例について説明する図である。具体的に、図22から図24は、S24及びS26の処理における遷移情報134の生成過程の具体例を説明する図である。以下、メインフレーム2からの各画面OPの出力順が図21で説明した順序情報133に示す順序である場合について説明を行う。なお、図22から図24においては、画面OP11、画面OP12、画面OP13、画面OP14、画面OP15及び画面OP16のそれぞれを、単に「11」、「12」、「13」、「14」、「15」及び「16」と表記する。
図22から図24は、S22からS27の処理の具体例について説明する図である。具体的に、図22から図24は、S24及びS26の処理における遷移情報134の生成過程の具体例を説明する図である。以下、メインフレーム2からの各画面OPの出力順が図21で説明した順序情報133に示す順序である場合について説明を行う。なお、図22から図24においては、画面OP11、画面OP12、画面OP13、画面OP14、画面OP15及び画面OP16のそれぞれを、単に「11」、「12」、「13」、「14」、「15」及び「16」と表記する。
具体的に、図21に示す順序情報133における1行目から3行目の情報は、最初に、画面OP11、画面OP12及び画面OP13がこの順でメインフレーム2から出力されたことを示している。
そのため、遷移特定部113は、例えば、図22(A)の網掛け部分に示すように、画面OP11を最初に出力された画面OPとして特定する。続いて、遷移特定部113は、例えば、図22(B)の網掛け部分及び実線矢印に示すように、画面OP11の次に出力された画面OP12を、画面OP11から遷移した画面OP(画面OP11と遷移関係にある画面OP)として特定する。同様に、遷移特定部113は、例えば、図22(C)の網掛け部分及び実線矢印に示すように、画面OP12の次に出力された画面OP13を、画面OP12から遷移した画面OP(画面OP12と遷移関係にある画面OP)として特定する。
また、図21に示す順序情報133における4行目の情報は、画面OP13に続いて、画面OP11がメインフレーム2から再度出力されたことを示している。さらに、図21に示す順序情報133における5行目の情報は、画面OP11に続いて、画面OP14がメインフレーム2から出力されたことを示している。
そのため、遷移特定部113は、例えば、図22(D)の網掛け部分に示すように、遷移関係の遷移元となる画面OPを画面OP11に戻した後、図23(A)の網掛け部分及び実線矢印に示すように、画面OP11の次に出力された画面OP14を、画面OP11から遷移した画面OP(画面OP11と遷移関係にある画面OP)として特定する。
また、図21に示す順序情報133における6行目及び7行目の情報は、画面OP14に続いて、画面OP11がメインフレーム2から再度出力され、続いて、画面OP12がメインフレーム2から再度出力されたことを示している。さらに、図21に示す順序情報133における8行目の情報は、画面OP12に続いて、画面OP15がメインフレーム2から出力されたことを示している。
そのため、遷移特定部113は、例えば、図23(B)の網掛け部分に示すように、遷移関係の遷移元となる画面OPを画面OP11に戻し、さらに、図23(C)の網掛け部分に示すように、遷移関係の遷移元となる画面OPを画面OP12に変更した後、図24(A)及び実線矢印に示すように、画面OP12の次に出力された画面OP15を、画面OP12から遷移した画面OP(画面OP12と遷移関係にある画面OP)として特定する。
また、図21に示す順序情報133における9行目の情報は、画面OP15に続いて、画面OP16がメインフレーム2から出力されたことを示している。さらに、図21に示す順序情報133における10行目の情報は、画面OP16に続いて、画面OP11がメインフレーム2から再度出力されたことを示している。
そのため、遷移特定部113は、例えば、図24(B)の網掛け部分及び実線矢印に示すように、画面OP15の次に出力された画面OP16を、画面OP15から遷移した画面OP(画面OP15と遷移関係にある画面OP)として特定する。そして、遷移特定部113は、例えば、図24(C)の網掛け部分に示すように、遷移関係の遷移元となる画面OPを画面OP11に戻す。
すなわち、遷移特定部113は、例えば、メインフレーム2から複数回出力された画面OPを検知した場合、検知した画面OPが前回出力されてから今回出力されるまでにメインフレーム2から出力された各画面OPを、作業者による一連の操作(1つの目的のために行われた一連の操作)に伴って出力された一連の画面ОP(以下、単に一連の画面ОPとも呼ぶ)として特定する。そして、遷移特定部113は、S24及びS26の処理において、例えば、メインフレーム2から出力された全ての画面OPから一連の画面OPを特定することが可能な状態の情報を遷移情報134として生成する。
これにより、情報処理装置1は、例えば、メインフレーム2から出力された各画面OP(すなわち、階層関係を有しない各画面OP)についても、遷移関係を示す情報の生成を行うことが可能になる。
図15に戻り、画面特定部114は、例えば、メインフレーム2から出力された画面OPごと(表示装置6aに表示された複数の画面OPごと)に、メインフレーム2から出力された各画面OPにおいて共通して含まれるフィールドFL(以下、共通フィールドFLとも呼ぶ)が含まれるか否かを示す情報等を用いて、各画面OP内におけるフィールドFLのそれぞれに対応する注目度を算出する(S31)。
具体的に、画面特定部114は、例えば、各画面OPに共通フィールドFLが含まれるか否かを示す情報に加え、各画面OP内における各フィールドFLの位置を示す情報や各画面OP内における各フィールドFLに含まれる文字列の表示形態を示す情報を用いることにより、各画面OP内におけるフィールドFLのそれぞれに対応する注目度を含む注目度情報136を生成する。
なお、以下、S31以降の処理がS11からS27の処理の後に行われるものとして説明を行うが、S31以降の処理は、例えば、S11からS27の処理の前に行われるものであってもよい。以下、S31の処理の具体例について説明を行う。
[S31の処理の具体例]
図25及び図26は、S31の処理の具体例について説明する図である。なお、以下、図3で説明した画面OP2の注目度を算出する場合について説明を行う。また、以下、画面ОP2の上端、左端及び横方向における中央を総称して特定の位置とも呼ぶ。
図25及び図26は、S31の処理の具体例について説明する図である。なお、以下、図3で説明した画面OP2の注目度を算出する場合について説明を行う。また、以下、画面ОP2の上端、左端及び横方向における中央を総称して特定の位置とも呼ぶ。
[フィールド情報の具体例]
初めに、S31の処理で参照されるフィールド情報135の具体例について説明を行う。図25は、フィールド情報135の具体例について説明する図である。フィールド情報135は、例えば、各画面OP内における各フィールドFLに関する情報である。なお、フィールド情報135は、例えば、情報格納領域130に記憶した画面情報131に含まれる情報から予め生成されるものであってもよい。
初めに、S31の処理で参照されるフィールド情報135の具体例について説明を行う。図25は、フィールド情報135の具体例について説明する図である。フィールド情報135は、例えば、各画面OP内における各フィールドFLに関する情報である。なお、フィールド情報135は、例えば、情報格納領域130に記憶した画面情報131に含まれる情報から予め生成されるものであってもよい。
図25に示すフィールド情報135は、例えば、各画面OPについての特定の文字列の候補が設定される「文字列候補」と、各画面OPに含まれるフィールドFLの識別情報が設定される「フィールド」と、各フィールドFLの種別が設定される「種別」とを項目として有する。「種別」には、例えば、表示フィールドFLを示す「表示」、または、入力フィールドFLを示す「入力」が設定される。
また、図25に示すフィールド情報135は、例えば、各フィールドFLの先頭の座標(X座標及びY座標)を示す「先頭座標」と、各フィールドFLの末端の座標(X座標及びY座標)を示す「末端座標」と、各フィールドFLが共通フィールドFLであるか否かを示す「共通」とを項目として有する。「共通」には、例えば、各フィールドFLが共通フィールドFLであることを示す「〇」、または、各フィールドFLが共通フィールドFLでないことを示す「×」が設定される。
さらに、図25に示すフィールド情報135は、例えば、各フィールドFLの文字列が反転表示するか否かを示す「反転」と、各フィールドFLの文字列が点滅表示するか否かを示す「点滅」と、各フィールドFLの文字列に下線が表示されるか否かを示す「下線」とを項目として有する。なお、フィールド情報135は、例えば、各フィールドFLに罫線が表示されるか否かを示す「罫線」や、各フィールドFLの文字列がブリンク表示されるか否かを示す「ブリンク」等を項目としてさらに有するものであってもよい。また、フィールド情報135は、例えば、各フィールドFLと隣接する他のフィールドFL(以下、隣接フィールドFLとも呼ぶ)が存在しているか否か、または、各フィールドFLの「反転」や「点滅」等に設定された情報と隣接フィールドFLの「反転」や「点滅」等に設定された情報とが同一であるか否かを示す「隣接フィールド」を項目として有するものであってもよい。
具体的に、図25に示すフィールド情報135において、1行目には、例えば、「文字列候補」として「業務メニュー」が設定され、「フィールド」として「フィールド1」が設定され、「種別」として「表示」が設定され、「先頭座標」として「(3,34)」が設定され、「末端座標」として「(3,46)」が設定されている。また、1行目には、例えば、「共通」として「×」が設定され、「反転」として「なし」が設定され、「点滅」として「なし」が設定され、「下線」として「なし」が設定されている。
また、図25に示すフィールド情報135において、2行目には、例えば、「文字列候補」として「商品登録」が設定され、「フィールド」として「フィールド2」が設定され、「種別」として「表示」が設定され、「先頭座標」として「(8,29)」が設定され、「末端座標」として「(8,37)」が設定されている。また、2行目には、例えば、「共通」として「×」が設定され、「反転」として「なし」が設定され、「点滅」として「なし」が設定され、「下線」として「なし」が設定されている。
また、図25に示すフィールド情報135において、6行目には、例えば、「文字列候補」として「処理実行:ENTER」が設定され、「フィールド」として「フィールド6」が設定され、「種別」として「表示」が設定され、「先頭座標」として「(23,6)」が設定され、「末端座標」として「(23,21)」が設定されている。また、6行目には、例えば、「共通」として「×」が設定され、「反転」として「なし」が設定され、「点滅」として「なし」が設定され、「下線」として「なし」が設定されている。
さらに、図25に示すフィールド情報135において、7行目には、例えば、「文字列候補」として「終了:F12」が設定され、「フィールド」として「フィールド6」が設定され、「種別」として「表示」が設定され、「先頭座標」として「(23,23)」が設定され、「末端座標」として「(23,33)」が設定されている。また、7行目には、例えば、「共通」として「×」が設定され、「反転」として「なし」が設定され、「点滅」として「なし」が設定され、「下線」として「なし」が設定されている。図25に含まれる他の情報についての説明は省略する。
なお、フィールド情報135における「文字列候補」には、図25に示すように、例えば、図3に示す画面OP2に表示された文字列のうち、記号等が除外された文字列が設定されるものであってよい。
具体的に、図3に示す画面OP2において、「業務メニュー」の左右には、「*」が含まれている。しかしながら、この「*」は、記号の一種であり、画面OP2を識別する機能を有していないと判断できる。そのため、図25に示すフィールド情報135における1行目の情報には、「文字列候補」として「*」が削除された文字列である「業務メニュー」が設定されている。
また、フィールド情報135における「文字列候補」には、図25に示すように、例えば、図3に示す画面OP2に表示された文字列のうち、スペースにおいて分割された文字列の一部が設定されるものであってもよい。
具体的に、図3に示す画面OP2において、「処理実行:ENTER」及び「終了:F12」のそれぞれは、同一のフィールドFL(フィールドFL16)に含まれている文字列であるが、これらの文字列の間にはスペースが含まれている。そのため、図25に示すフィールド情報135には、「処理実行:ENTER」が「文字列候補」に設定された情報(6行目の情報)と、「終了:F12」が「文字列候補」に設定された情報(7行目の情報)とのそれぞれが異なる情報として含まれている。
そして、画面特定部114は、S31の処理において、例えば、フィールド情報135に含まれる「先頭座標」及び「末端座標」に設定された情報を参照し、各フィールドFLの縦方向における座標の画面OP2の上端からの近さを示す値(以下、第1の値とも呼ぶ)を算出する。
具体的に、画面特定部114は、例えば、画面OP2の上端に近いフィールドFLの第1の値が、画面OP2の上端から遠いフィールドFLの第1の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第1の値をそれぞれ算出する。
すなわち、各画面ОP2の上端に近いフィールドFLは、各画面OP2の上端から遠いフィールドFLよりも作業者による注目度が高いフィールドFLであると判断することが可能である。そのため、画面特定部114は、例えば、画面OP2の上端に近いフィールドFLほど第1の値が大きくなるように、各フィールドFLに対応する第1の値をそれぞれ算出する。
また、画面特定部114は、S31の処理において、例えば、フィールド情報135に含まれる「先頭座標」及び「末端座標」に設定された情報を参照し、各フィールドFLの横方向における座標の画面OP2の左端からの近さを示す値(以下、第2の値とも呼ぶ)と、各フィールドFLの横方向における座標の画面OP2の中央からの近さを示す値(以下、第3の値とも呼ぶ)との和を示す値(以下、第4の値とも呼ぶ)を算出する。
具体的に、画面特定部114は、例えば、画面OP2の左端に近いフィールドFLの第2の値が、画面OP2の左端から遠いフィールドFLの第2の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第2の値をそれぞれ算出する。同様に、画面特定部114は、例えば、画面OP2の中央に近いフィールドFLの第3の値が、画面OP2の中央から遠いフィールドFLの第3の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第3の値をそれぞれ算出する。
すなわち、各画面ОP2の左端や中央に近いフィールドFLは、各画面OP2の左端や中央から遠いフィールドFLよりも作業者による注目度が高いフィールドFLであると判断することが可能である。そのため、画面特定部114は、例えば、画面OP2の左端に近いフィールドFLほど第2の値が大きくなるように、かつ、画面OP2の中央に近いフィールドFLほど第3の値が大きくなるように、各フィールドFLに対応する第4の値をそれぞれ算出する。
また、画面特定部114は、S31の処理において、例えば、フィールド情報135に含まれる「共通」に設定された情報を参照し、各フィールドFLが共通フィールドFLであるか否かを示す値(以下、第5の値とも呼ぶ)を算出する。
具体的に、画面特定部114は、例えば、共通フィールドFLの第5の値が共通フィールドFLでないフィールドFLの第5の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第5の値をそれぞれ算出する。
すなわち、共通フィールドFLは、複数の画面OPにおいて繰り返し表示されるフィールドFLであるため、共通フィールドFL以外のフィールドよりも作業者による注目度が高いフィールドFLであると判断することが可能である。したがって、画面特定部114は、例えば、共通フィールドFLの第5の値が共通フィールドFLでないフィールドFLの第5の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第5の値をそれぞれ算出する。
また、画面特定部114は、S31の処理において、例えば、フィールド情報135に含まれる「反転」、「点滅」及び「下線」に設定された情報を参照し、各フィールドFLの表示形態を示す値(以下、第6の値とも呼ぶ)を算出する。
具体的に、画面特定部114は、例えば、文字列の反転表示が行われるフィールドFLの第6の値が文字列の反転表示が行われないフィールドFLの第6の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第6の値をそれぞれ算出する。また、画面特定部114は、例えば、文字列の点滅表示が行われるフィールドFLの第6の値が文字列の点滅表示が行われないフィールドFLの第6の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第6の値をそれぞれ算出する。さらに、同様に、画面特定部114は、例えば、文字列の下線表示が行われるフィールドFLの第6の値が文字列の下線表示が行われないフィールドFLの第6の値よりも大きくなるように、各フィールドFLに対応する第6の値をそれぞれ算出する。
[注目度情報の具体例]
次に、S31の処理で生成される注目度情報136の具体例について説明を行う。図26は、注目度情報136の具体例について説明する図である。
次に、S31の処理で生成される注目度情報136の具体例について説明を行う。図26は、注目度情報136の具体例について説明する図である。
図26に示す注目度情報136は、例えば、図25に示すフィールド情報135と同様に、「文字列候補」と「フィールド」と「種別」とを項目として有する。また、図26に示す注目度情報136は、例えば、S31の処理で算出した第5の値が設定される「共通」と、S31の処理で算出した第1の値が設定される「上部」と、S31の処理で算出した第4の値が設定される「中央/左」と、S31の処理で算出した第6の値が設定される「反転等」とを項目として有する。また、図26に示す注目度情報136は、例えば、「共通」に設定された値と、「上部」に設定された値と、「中央/左」に設定された値と、「反転等」に設定された値との合計値が設定される「合計」を項目として有する。
具体的に、図26に示す注目度情報136において、1行目には、例えば、「文字列候補」として「業務メニュー」が設定され、「フィールド」として「フィールド1」が設定され、「種別」として「表示」が設定されている。また、1行目には、例えば、「共通」として「0」が設定され、「上部」として「9」が設定され、「中央/左」として「10」が設定され、「反転等」として「0」が設定され、「合計」として「19」が設定されている。
また、図26に示す注目度情報136において、2行目には、例えば、「文字列候補」として「商品登録」が設定され、「フィールド」として「フィールド2」が設定され、「種別」として「表示」が設定されている。また、2行目には、例えば、「共通」として「0」が設定され、「上部」として「7」が設定され、「中央/左」として「10」が設定され、「反転等」として「0」が設定され、「合計」として「17」が設定されている。図26に含まれる他の情報については説明を省略する。
なお、注目度情報136は、例えば、フィールド情報135における「罫線」、「ブリンク」及び「隣接フィールド」等に対応する項目をさらに有するものであってもよい。そして、注目度情報136における「合計」には、例えば、「罫線」、「ブリンク」及び「隣接フィールド」等に対応する項目に設定された値についても加算した合計値が設定されるものであってもよい。
図15に戻り、画面特定部114は、例えば、メインフレーム2から出力された画面OPごと(表示装置6aに表示された複数の画面OPごと)に、注目度が他のフィールドFLよりも高いフィールドFLの特定の文字列を特定する(S32)。
具体的に、画面特定部114は、例えば、情報格納領域130に記憶した注目度情報136を参照して、各画面OPのそれぞれについての特定の文字列を特定するものであってよい。
さらに具体的に、図26に示す注目度情報136における「合計」には、「19」、「17」、「16」、「13」、「12」、「10」及び「10」が設定されている。そのため、画面特定部114は、例えば、最大値である「19」が「合計」に設定された情報(1行目の情報)の「文字列候補」に設定された文字列である「業務メニュー」を、特定の文字列として特定するものであってよい。
なお、S32の処理において、同一の特定の文字列が特定された画面OPが複数存在した場合、画面特定部114は、例えば、特定の文字列に対して通し番号等の付加情報を付加するものであってもよい。具体的に、例えば、特定の文字列として「業務メニュー」が特定された画面OPが2つ存在する場合、画面特定部114は、例えば、2つの画面OPのそれぞれの特定の文字列を「業務メニュー1」及び「業務メニュー2」とするものであってよい。
そして、結果出力部115は、例えば、S24等の処理で特定した各画面OPの遷移関係と、S32の処理で特定した画面OPごとの特定の文字列とを出力する(S33)。
具体的に、結果出力部115は、例えば、図24(C)で説明した各画面OPの遷移情報134を出力する。また、結果出力部115は、例えば、画面OP2の特定の文字列として、図26に示す注目度情報136から特定された特定の文字列である「業務メニュー」を管理者端末5に出力する。なお、結果出力部115は、この場合、例えば、「業務メニュー」に対応する文字列(例えば、「業務メニュー」をローマ字表記にした文字列)を含むURL(Uniform Resource Locator)を特定の文字列として出力するものであってもよい。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、表示装置6aに連続して表示された複数の画面OPのそれぞれを、各画面内OPの1以上のフィールドFLの属性情報に基づいて識別する。そして、情報処理装置1は、例えば、複数の画面OPのそれぞれの識別結果と、複数の画面OPのそれぞれの表示順とに基づいて、複数の画面OPの遷移関係を特定する。
続いて、情報処理装置1は、複数の画面OPごとに、各画面OP内の1以上のフィールドFLのうち、注目度が他のフィールドFLよりも高いフィールドFLに表示される特定の文字列を特定する。その後、情報処理装置1は、例えば、特定した遷移関係と、特定した複数の画面OPごとの特定の文字列とを出力する。
すなわち、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各画面OPに含まれる各フィールドFLの属性情報(第1属性情報)を特定して各画面OPの識別を行った後、各画面OPが表示装置6aに表示された際の表示順を用いて各画面OPの遷移を特定する。さらに、情報処理装置1は、例えば、各画面OPにおける各フィールドFLの表示形態(例えば、各フィールドFLの表示位置等)に基づく注目度から各画面OPの特定の文字列を特定する。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、作業者の操作によってメインフレーム2から出力された各画面ОPの遷移関係と各画面OPの特定の文字列(各画面OPのタイトル)とを出力することが可能になる。そのため、管理者は、例えば、メインフレーム2によって出力される各画面のアクセス解析を、Webサイトのアクセス解析を行うツールを用いて行うことが可能になる。
したがって、管理者は、例えば、作業者によるアクセス頻度が高い画面OPを特定することが可能になり、表示内容の改修等を優先して行うことが好ましい画面OPの特定等を効率的に行うことが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、
前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、
特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報出力プログラム。
複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、
前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、
特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報出力プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記識別する処理では、
各画面に対応する第2属性情報と各画面の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記複数の画面ごとに、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報を特定し、
前記複数の画面ごとに、特定した前記第2属性情報に対応する前記識別情報を、各画面に対応する前記識別結果として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記1において、
前記識別する処理では、
各画面に対応する第2属性情報と各画面の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記複数の画面ごとに、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報を特定し、
前記複数の画面ごとに、特定した前記第2属性情報に対応する前記識別情報を、各画面に対応する前記識別結果として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記3)
付記2において、
前記第1属性情報及び前記第2属性情報のそれぞれは、各画面内の前記1以上のフィールドの数を示す第1構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す第2構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す第3構成情報とを含み、
前記識別する処理は、
前記複数の画面ごとに、前記第1構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報として特定し、
前記第1構成情報と内容が対応する情報が複数特定された第1画面が存在する場合、前記第1画面ごとに、前記第2構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定し、
前記第1属性情報と内容が対応する情報が複数特定された第2画面が存在する場合、前記第2画面ごとに、前記第3構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記2において、
前記第1属性情報及び前記第2属性情報のそれぞれは、各画面内の前記1以上のフィールドの数を示す第1構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す第2構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す第3構成情報とを含み、
前記識別する処理は、
前記複数の画面ごとに、前記第1構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報として特定し、
前記第1構成情報と内容が対応する情報が複数特定された第1画面が存在する場合、前記第1画面ごとに、前記第2構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定し、
前記第1属性情報と内容が対応する情報が複数特定された第2画面が存在する場合、前記第2画面ごとに、前記第3構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記4)
付記3において、
前記第3構成情報は、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに表示される文字列が点滅表示される否かを示す情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに表示される文字列が反転表示される否かを示す情報とのうちの少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記3において、
前記第3構成情報は、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに表示される文字列が点滅表示される否かを示す情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに表示される文字列が反転表示される否かを示す情報とのうちの少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記5)
付記2において、
前記遷移関係を特定する処理では、
前記複数の画面のそれぞれに対応する前記識別情報を各画面の表示順に従って取得し、
取得した第1識別情報が前記取得する処理において未取得の情報である場合、取得した前記第1識別情報に対応する画面を、前記取得する処理において前記第1識別情報の直前に取得した第2識別情報に対応する画面から遷移する画面として特定し、
取得した前記第1識別情報が前記取得する処理において取得済の情報である場合、前記取得する処理において前記第1識別情報の直後に取得される第3識別情報に対応する画面を、前記第1識別情報に対応する画面から遷移する画面として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記2において、
前記遷移関係を特定する処理では、
前記複数の画面のそれぞれに対応する前記識別情報を各画面の表示順に従って取得し、
取得した第1識別情報が前記取得する処理において未取得の情報である場合、取得した前記第1識別情報に対応する画面を、前記取得する処理において前記第1識別情報の直前に取得した第2識別情報に対応する画面から遷移する画面として特定し、
取得した前記第1識別情報が前記取得する処理において取得済の情報である場合、前記取得する処理において前記第1識別情報の直後に取得される第3識別情報に対応する画面を、前記第1識別情報に対応する画面から遷移する画面として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記6)
付記1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのそれぞれが前記複数の画面のうちの少なくとも一部の複数の画面において共通して含まれる共通フィールドであるか否かを示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのそれぞれが前記複数の画面のうちの少なくとも一部の複数の画面において共通して含まれる共通フィールドであるか否かを示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記7)
付記6において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記共通フィールドに対応する前記注目度が他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記6において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記共通フィールドに対応する前記注目度が他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記8)
付記1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記9)
付記8において、
前記特定の文字列を特定する処理では、各画面において他のフィールドよりも特定の位置に近いフィールドに対応する前記注目度が前記他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記8において、
前記特定の文字列を特定する処理では、各画面において他のフィールドよりも特定の位置に近いフィールドに対応する前記注目度が前記他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記10)
付記1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記11)
付記10において、
前記特定の文字列を特定する処理では、文字列が点滅表示または反転表示されるフィールドに対応する前記注目度が他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
付記10において、
前記特定の文字列を特定する処理では、文字列が点滅表示または反転表示されるフィールドに対応する前記注目度が他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。
(付記12)
複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、
前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、
特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報出力方法。
複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、
前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、
特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報出力方法。
(付記13)
前記識別する処理では、
各画面に対応する第2属性情報と各画面の識別情報とを記憶する記憶部を参照し、前記複数の画面ごとに、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報を特定し、
前記複数の画面ごとに、特定した前記第2属性情報に対応する前記識別情報を、各画面に対応する前記識別結果として特定する、
ことを特徴とする情報出力方法。
前記識別する処理では、
各画面に対応する第2属性情報と各画面の識別情報とを記憶する記憶部を参照し、前記複数の画面ごとに、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報を特定し、
前記複数の画面ごとに、特定した前記第2属性情報に対応する前記識別情報を、各画面に対応する前記識別結果として特定する、
ことを特徴とする情報出力方法。
(付記14)
付記13において、
前記第1属性情報及び前記第2属性情報のそれぞれは、各画面内の前記1以上のフィールドの数を示す第1構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す第2構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す第3構成情報とを含み、
前記識別する処理は、
前記複数の画面ごとに、前記第1構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報として特定し、
前記第1構成情報と内容が対応する情報が複数特定された第1画面が存在する場合、前記第1画面ごとに、前記第2構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定し、
前記第1属性情報と内容が対応する情報が複数特定された第2画面が存在する場合、前記第2画面ごとに、前記第3構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定する、
ことを特徴とする情報出力方法。
付記13において、
前記第1属性情報及び前記第2属性情報のそれぞれは、各画面内の前記1以上のフィールドの数を示す第1構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す第2構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す第3構成情報とを含み、
前記識別する処理は、
前記複数の画面ごとに、前記第1構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報として特定し、
前記第1構成情報と内容が対応する情報が複数特定された第1画面が存在する場合、前記第1画面ごとに、前記第2構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定し、
前記第1属性情報と内容が対応する情報が複数特定された第2画面が存在する場合、前記第2画面ごとに、前記第3構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定する、
ことを特徴とする情報出力方法。
1:情報処理装置 2:メインフレーム
5:管理者端末 6:作業者端末
6a:表示装置 NW:ネットワーク
101:CPU 102:メモリ
103:I/Oインタフェース 104:ストレージ
105:バス 130:情報格納領域
5:管理者端末 6:作業者端末
6a:表示装置 NW:ネットワーク
101:CPU 102:メモリ
103:I/Oインタフェース 104:ストレージ
105:バス 130:情報格納領域
Claims (12)
- 複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、
前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、
特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項1において、
前記識別する処理では、
各画面に対応する第2属性情報と各画面の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記複数の画面ごとに、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報を特定し、
前記複数の画面ごとに、特定した前記第2属性情報に対応する前記識別情報を、各画面に対応する前記識別結果として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項2において、
前記第1属性情報及び前記第2属性情報のそれぞれは、各画面内の前記1以上のフィールドの数を示す第1構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す第2構成情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す第3構成情報とを含み、
前記識別する処理は、
前記複数の画面ごとに、前記第1構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報として特定し、
前記第1構成情報と内容が対応する情報が複数特定された第1画面が存在する場合、前記第1画面ごとに、前記第2構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定し、
前記第1属性情報と内容が対応する情報が複数特定された第2画面が存在する場合、前記第2画面ごとに、前記第3構成情報のうち、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する情報を、各画面に対応する前記第1属性情報と内容が対応する前記第2属性情報としてさらに特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項3において、
前記第3構成情報は、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに表示される文字列が点滅表示される否かを示す情報と、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに表示される文字列が反転表示される否かを示す情報とのうちの少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項2において、
前記遷移関係を特定する処理では、
前記複数の画面のそれぞれに対応する前記識別情報を各画面の表示順に従って取得し、
取得した第1識別情報が前記取得する処理において未取得の情報である場合、取得した前記第1識別情報に対応する画面を、前記取得する処理において前記第1識別情報の直前に取得した第2識別情報に対応する画面から遷移する画面として特定し、
取得した前記第1識別情報が前記取得する処理において取得済の情報である場合、前記取得する処理において前記第1識別情報の直後に取得される第3識別情報に対応する画面を、前記第1識別情報に対応する画面から遷移する画面として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのそれぞれが前記複数の画面のうちの少なくとも一部の複数の画面において共通して含まれる共通フィールドであるか否かを示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項6において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記共通フィールドに対応する前記注目度が他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのそれぞれの位置を示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項8において、
前記特定の文字列を特定する処理では、各画面において他のフィールドよりも特定の位置に近いフィールドに対応する前記注目度が前記他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項1において、
前記特定の文字列を特定する処理では、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれの表示形態を示す情報に基づいて、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出し、
前記複数の画面ごとに、前記注目度が他のフィールドよりも高いフィールドの文字列を前記特定の文字列として特定する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 請求項10において、
前記特定の文字列を特定する処理では、文字列が点滅表示または反転表示されるフィールドに対応する前記注目度が他のフィールドに対応する前記注目度よりも高くなるように、前記複数の画面ごとに、各画面内における前記1以上のフィールドのそれぞれに対応する前記注目度を算出する、
ことを特徴とする情報出力プログラム。 - 複数の画面のそれぞれを、各画面内の1以上のフィールドの第1属性情報に基づいて識別し、
前記複数の画面のそれぞれの識別結果と、前記複数の画面のそれぞれの表示順とに基づいて、前記複数の画面の遷移関係を特定し、
前記複数の画面ごとに、各画面内の前記1以上のフィールドのうち、各フィールドの表示形態に基づく注目度が他のフィールドよりも高いフィールドに表示される特定の文字列を特定し、
特定した前記遷移関係と、特定した前記複数の画面ごとの前記特定の文字列とを出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022092568A JP2023179313A (ja) | 2022-06-07 | 2022-06-07 | 情報出力プログラム及び情報出力方法 |
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JP2022092568A Pending JP2023179313A (ja) | 2022-06-07 | 2022-06-07 | 情報出力プログラム及び情報出力方法 |
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