JP2023176992A - 車両管理装置、車両管理システムおよび車両管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬を効率よく行うことができる車両管理装置、車両管理システムおよび車両管理方法を提供する。【解決手段】実施形態の一態様に係る車両管理装置においては、制御部を備える。制御部は、複数の共用車両を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得する。また、制御部は、取得した保管状況情報に基づいて、複数の保管場所の中から複数の共用車両が集中した状態で保管されている集中保管場所と、共用車両が過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出する。また、制御部は、抽出した集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬を要求する運搬要求情報と、集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬に伴って提供可能なサービスの提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両管理装置、車両管理システムおよび車両管理方法に関する。
従来、一台の車両(共用車両)を色々なユーザに貸し出すカーシェアリングサービスなどの車両貸出サービスに関する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
共用車両は、駐車場などの保管場所に保管され、かかる保管場所において共用車両の貸し出しや返却が行われる。また、車両貸出サービスにおいては、いわゆる共用車両の乗り捨てでの利用が可能であり、この乗り捨て利用の場合、共用車両の貸し出しが行われる保管場所と、返却が行われる保管場所とが異なる。そのため、複数の保管場所の中には、共用車両の貸出台数に比べて返却台数が多く共用車両が集中した状態で保管される集中保管場所と、共用車両の貸出台数に比べて返却台数が少なく共用車両が過疎状態で保管される過疎保管場所とが発生することがある。
このような複数の保管場所の間に生じる共用車両の偏りを解消するため、従来、車両貸出サービスを行う事業者は、車両積載車を用いて共用車両を集中保管場所から過疎保管場所へ運搬する作業を行っていた。しかしながら、従来技術のような車両積載車を用いた運搬作業は、事業者にとって負担が大きく、共用車両を集中保管場所から過疎保管場所へ効率よく運搬するという点で、改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬を効率よく行うことができる車両管理装置、車両管理システムおよび車両管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、車両管理装置において、制御部を備える。前記制御部は、複数の共用車両を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得する。また、前記制御部は、取得した前記保管状況情報に基づいて、複数の前記保管場所の中から複数の前記共用車両が集中した状態で保管されている集中保管場所と、前記共用車両が過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出する。また、前記制御部は、抽出した前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬を要求する運搬要求情報と、前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬に伴って提供可能なサービスの提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する。
本発明によれば、集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬を効率よく行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する車両管理装置、車両管理システムおよび車両管理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<車両管理方法の概要>
まず、実施形態に係る車両管理方法の概要について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る車両管理方法の概要を示す図である。
まず、実施形態に係る車両管理方法の概要について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る車両管理方法の概要を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係る車両管理方法は、車両管理装置10によって実行される。車両管理装置10は、共用車両Cの貸し出しを管理する処理など各種処理を実行可能なサーバである。なお、車両管理装置10は、例えばクラウドサーバとして実現されるが、これに限定されるものではない。
共用車両Cは、図示しない色々なユーザに対して貸し出されるシェアリングカー(シェアカー)である。なお、以下では、共用車両Cを「車両C」と記載する場合がある。車両Cは、貸し出される前、あるいは返却された後において、駐車場などの保管場所に保管される。図1の例では、保管場所が複数(ここでは2つ)あり、2つの保管場所うちの一方を「保管場所A」、他方を「保管場所B」として示している。
また、車両Cの貸出サービス(カーシェアリングサービス)においては、車両Cの貸し出しが行われる保管場所と、貸し出した車両Cの返却が行われる保管場所とが異なるような利用(いわゆる、車両Cの乗り捨て利用)が可能となっている。そのため、複数の保管場所A,Bの中には、車両Cの貸出台数に比べて返却台数が多く車両Cが集中した状態で保管される集中保管場所(図1の例では保管場所A)と、車両Cの貸出台数に比べて返却台数が少なく車両Cが過疎状態で保管される過疎保管場所(図1の例では保管場所B)とが発生することがある。
このような複数の保管場所A,Bの間に生じる車両Cの偏りを解消するため、車両Cを集中保管場所(保管場所A)から過疎保管場所(保管場所B)へ運搬する必要がある。
ところで、近年、飲食店などの店舗Eの商品を配送する配送サービスが普及しつつある。かかる配送サービスでは、注文者Yが飲食店などの店舗Eに対して商品を注文し、注文した商品を配達員Xが店舗Eで受け取って、注文者Yが指定した配送先Fへ届けるようにしている。なお、配達員Xは配送サービスを提供する提供者であることから、以下では配達員Xを「提供者X」と記載する場合がある。
本実施形態に係る車両管理装置10にあっては、上記した車両Cの運搬と配送サービスにおける配送とを適切に組み合わせて、車両Cを集中保管場所(保管場所A)から過疎保管場所(保管場所B)へ効率よく運搬するようにした。
具体的にはまず、車両管理装置10は、複数の保管場所A,Bの状況を示す保管状況情報を取得する(ステップS1)。保管状況情報には、保管場所A,Bに保管されている車両Cの台数などを示す情報が含まれる。
一例として、車両管理装置10は、保管場所A,Bにおける車両Cの保管台数を、車両Cに搭載されたGPS(Global Positioning System)センサなどで得られる車両Cの位置情報を用いて検出する。すなわち、車両管理装置10は、車両Cの位置情報が保管場所Aである場合、車両Cが保管場所Aに保管されていると判定することで、保管場所Aにおける車両Cの保管台数を検出することができる。
次いで、車両管理装置10は、取得した保管状況情報に基づいて、複数の保管場所の中から複数の車両Cが集中した状態で保管されている集中保管場所と、車両Cが過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出する(ステップS2)。
ここで、集中保管場所とは、例えば保管場所における車両Cの保管台数が、保管場所ごとに予め設定された基準台数より多い状態の保管場所である。また、過疎保管場所とは、例えば保管場所における車両Cの保管台数が、基準台数より少ない状態の保管場所である。なお、集中保管場所の判定に用いられる基準台数と、過疎保管場所の判定に用いられる基準台数は、同じ値であってもよいし、互いに異なる値(詳しくは、集中保管場所と判定される基準台数が過疎保管場所と判定される基準台数より大きい値)であってもよい。また、上記した基準台数は、例えば2~4台などある程度幅を持たせた値であってもよい。
また、上記では、保管台数と基準台数との比較結果に基づいて、複数の保管場所の中から集中保管場所および過疎保管場所を抽出する例を示したが、これに限られず、例えば保管場所の保管可能な台数(最大保管台数)に対する保管台数の割合(保管率)を基準割合と比較するなど、その他の手法を用いて集中保管場所等を抽出してもよい。
なお、図1の例では、保管場所Aの基準台数が3台に設定されているものとし、保管場所Aの保管台数(4台)が基準台数(3台)より多い状態であるため、車両管理装置10は、保管場所Aを集中保管場所として抽出する。また、保管場所Bの基準台数が2台に設定されているものとし、保管場所Bの保管台数(1台)が基準台数(2台)より少ない状態であるため、車両管理装置10は、保管場所Bを過疎保管場所として抽出する。
次いで、車両管理装置10は、抽出した集中保管場所および過疎保管場所の情報に基づいて、集中保管場所から過疎保管場所への車両Cの運搬を要求する運搬要求情報を生成する(ステップS3)。ここでは、車両管理装置10は、保管場所A(集中保管場所)から保管場所B(過疎保管場所)へ1台の車両Cの運搬を要求する運搬要求情報を生成する。なお、図1では、運搬される車両Cを「車両C1」で示している。
また、運搬要求情報の生成後あるいは生成前において、車両管理装置10は、提供者Xの提供者情報を取得する(ステップS4)。提供者Xは、車両管理装置10に予め登録された提供者(ユーザ)であり、車両管理装置10は、提供者Xの提供者端末100から提供者情報を取得する。なお、図1では、図示の簡略化のため、1人の提供者Xを示したが、提供者Xは複数であることが好ましい。提供者情報には、例えば提供者Xの現在の位置情報、配送が可能な範囲や時間帯などを示す情報が含まれる。
なお、上記では、車両管理装置10は、提供者情報を提供者端末100から取得するようにしたが、これに限られず、例えば配送サービスを管理する配送サービスサーバ400(図2参照)などその他の装置から取得してもよい。
このように、車両管理装置10は、運搬要求情報を生成し、提供者情報を取得した状態で、運搬要求情報や提供者情報の内容に即した注文が配送サービスに対して行われることを待つ。例えば、車両管理装置10は、集中保管場所(保管場所A)周辺の店舗Eに対して、店舗Eの商品を過疎保管場所(保管場所B)周辺の配送先Fへ配送するような注文を待つ。
なお、上記した注文の内容における、集中保管場所(保管場所A)、過疎保管場所(保管場所B)、店舗Eおよび配送先Fの位置関係はあくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、例えば集中保管場所周辺に店舗Eおよび配送先Fがあってもよいし、過疎保管場所周辺に店舗Eおよび配送先Fがあってもよいし、それぞれの場所が互いに比較的離れた位置にあってもよい。
そして、注文者Yから店舗Eの商品に対する注文があったものとする(ステップS5)。一例として、かかる商品の注文は、注文者端末300に対する注文者Yの入力操作によって行われ、注文者端末300は入力された注文情報を配送サービスサーバ400(図2参照)へ送信する。そして、配送サービスサーバ400は、注文情報を店舗Eおよび車両管理装置10へ送信する。注文情報には、例えば店舗名や商品名、配送先住所、注文者Yが配送を希望する配送希望日時などを示す情報が含まれる。
次いで、車両管理装置10は、運搬要求情報と、注文された商品を配送可能な提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する(ステップS6)。詳しくは、車両管理装置10は、運搬要求情報に含まれる集中保管場所から過疎保管場所への車両Cの運搬の要求と、かかる運搬に伴って提供可能なサービスの提供者(詳しくは、車両C1を集中保管場所から過疎保管場所へ運搬する途中に、店舗Eで商品を受け取り、受け取った商品を配送先Fに配送することができる提供者)とをマッチングする。
そして、車両管理装置10は、マッチング処理の結果を示す結果情報を提供者端末100へ送信する(ステップS7)。ここでは、車両C1の運搬要求情報と提供者Xの提供者情報とがマッチングしたものとする(組み合わされたものとする)。詳しくは、提供者情報において、提供者Xの配送可能範囲内に、集中保管場所(保管場所A)、過疎保管場所(保管場所B)、店舗Eおよび配送先Fが存在するとともに、提供者Xの配送可能時間内に、配送希望日時が含まれ、かつ提供者Xが集中保管場所で車両C1に乗車して店舗Eおよび配送先Fを経由して過疎保管場所まで移動することができ、マッチングしたものとする。
また、結果情報には、マッチングされたことを示す結果に加え、車両C1の運搬および商品の配送に関する運搬・配送情報が含まれる。運搬・配送情報は、例えば出発地点である保管場所A(すなわち集中保管場所)の住所、経由地点である店舗Eの名称、住所、商品名、配送先Fの住所、配送希望日時、到着地点である保管場所B(すなわち過疎保管場所)の住所など、車両Cの運搬および商品の配送に必要な各種情報を含む。
図1の説明を続けると、結果情報を受信した提供者端末100の提供者Xは、結果情報を元に、保管場所A(集中保管場所)へ移動して車両C1に乗車し、矢印D1で示すように、車両C1の運搬を開始する(ステップS8)。
次いで、提供者Xは、車両C1(図1において破線で示す)で店舗Eまで移動し、店舗Eにて商品を受け取る(ステップS9)。次いで、提供者Xは、車両C1(図1において一点鎖線で示す)で配送先Fまで移動して商品を配送する(ステップS10)、言い換えると商品を注文者Yに届ける。
次いで、提供者Xは、矢印D2で示すように、車両C1で配送先Fから保管場所B(過疎保管場所)へ移動して駐車することで、車両C1の運搬が完了する(ステップS11)。
このように、本実施形態にあっては、集中保管場所から過疎保管場所への車両C(C1。共用車両)の運搬を要求する運搬要求情報と、集中保管場所から過疎保管場所への車両Cの運搬に伴って提供可能なサービスの提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行するようにした。
これにより、例えば車両Cの運搬と配送サービスとを適切に組み合わせることが可能となり、結果として配送サービスの提供を行いつつ、車両Cを集中保管場所(保管場所A)から過疎保管場所(保管場所B)へ効率よく運搬することができる。
また、本実施形態にあっては、従来技術のような車両積載車を用いて車両Cを運搬する作業が必要なくなるため、車両貸出サービスを行う事業者の負担を低減することができる。
また、配送サービスにおける提供者Xの移動手段としては、自転車や自動車、バイクなどを用いることが多いが、本実施形態においては、上記のように構成することで、提供者Xが移動手段を有していない場合であっても、共用車両を用いて配送サービスの提供を行うことができる。
<車両管理システムの全体構成>
図2は、実施形態に係る車両管理装置10を含む車両管理システム1の構成例を示すブロック図である。なお、図2等のブロック図では、実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図2は、実施形態に係る車両管理装置10を含む車両管理システム1の構成例を示すブロック図である。なお、図2等のブロック図では、実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
換言すれば、図2等のブロック図に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、各ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
また、図2以降の説明では、既に説明済みの構成要素については、説明を簡略するか、省略する場合がある。
図2に示すように、実施形態に係る車両管理システム1は、車両貸出サービスや、車両の運搬に伴って行われる配送サービスなどを管理するシステムである。車両管理システム1は、上記した車両管理装置10と、提供者端末100と、車載装置200と、注文者端末300と、配送サービスサーバ400とを含む。
車両管理装置10と、提供者端末100と、車載装置200と、注文者端末300と、配送サービスサーバ400とは、インターネット網などの通信ネットワークNを介して通信可能に接続される。なお、図2では、図示の簡略化のため、提供者端末100、車載装置200、注文者端末300および配送サービスサーバ400をそれぞれ1つ示したが、複数であってもよい。
車両管理装置10は、車両の貸し出しや運搬などを管理する処理を実行する。なお、車両管理装置10の詳細な構成については図3を参照して後述する。
提供者端末100は、車両の運搬を行うとともに、店舗の商品などを配送する配送サービスを提供する提供者によって利用される端末装置である。提供者端末100としては、例えばスマートフォンやタブレット端末、PC(Personal Computer)などを用いることができるが、これに限定されるものではない。
提供者端末100は、例えばGPSセンサを備え、提供者端末100の位置情報、言い換えると、提供者の位置情報を検出する。また、提供者端末100は、例えばタッチパネルなどの入力部を備え、かかる入力部に対する提供者の操作により、配送が可能な範囲や時間帯などを示す情報が入力される。提供者端末100は、上記した提供者の位置情報や、配送が可能な範囲および時間帯などの情報を車両管理装置10へ送信する。
また、提供者端末100は、ディスプレイなどの表示部(図示せず)を備え、車載装置200から送信される各種の情報を表示する。例えば、表示部は、上記した結果情報(詳しくは、マッチングされたことを示す結果、および、運搬・配送情報などを含む結果情報)を表示するが、これについては図7を参照して後述する。
車載装置200は、車両(共用車両)に搭載される装置である。なお、車載装置200は、例えばカメラ203(図8参照)を備え、かかるカメラ203によって撮像された画像などに基づいて、提供者の認証処理などが行われるが、これについては後述する。また、車載装置200の構成については図8を用いて後に詳説する。
注文者端末300は、店舗の商品を注文して配送を所望する注文者によって利用される端末装置である。注文者端末300としては、例えばスマートフォンやタブレット端末、PCなどを用いることができるが、これに限定されるものではない。注文者端末300には、例えば配送サービスに関するアプリケーションがインストールされ、かかるアプリケーションによって商品の注文など各種の処理が行われる。なお、商品の注文においては、注文する店舗名や商品名、配送先住所、配送希望日時などの注文情報が入力され、注文者端末300は、注文情報を配送サービスサーバ400へ送信する。なお、注文者端末300は、注文情報を車両管理装置10へ送信してもよい。
配送サービスサーバ400は、配送サービスを管理する処理など各種処理を実行可能なサーバである。配送サービスサーバ400は、例えばクラウドサーバとして実現されるが、これに限定されるものではない。配送サービスサーバ400は、注文者端末300からの注文情報を受け付け、受け付けた注文情報を店舗(正確には店舗に設置される店舗端末(図示せず))および車両管理装置10へ送信することができる。
なお、配送サービスサーバ400には、提供者情報が予め登録されてもよく、かかる場合、配送サービスサーバ400は、車両管理装置10からの要求に応じて、提供者情報を車両管理装置10へ送信することができる。
なお、図2では、車両管理装置10と配送サービスサーバ400とが別々の構成である例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば車両管理装置10が配送サービスサーバ400の機能を有するように構成されてもよい。
<車両管理装置の構成>
車両管理装置10の構成について図3を参照して詳しく説明する。図3は、車両管理装置10の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、車両管理装置10は、通信部11と、制御部20と、記憶部30とを備える。
車両管理装置10の構成について図3を参照して詳しく説明する。図3は、車両管理装置10の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、車両管理装置10は、通信部11と、制御部20と、記憶部30とを備える。
通信部11は、通信ネットワークNに双方向通信可能に接続する通信インターフェイスであり、提供者端末100や車載装置200、配送サービスサーバ400などとの間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、不揮発性メモリやデータフラッシュ、ハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部である。かかる記憶部30には、保管状況情報31、運搬要求情報32、注文情報33、提供者情報34、運搬・配送情報35、特典情報36および各種プログラムなどが記憶される。
保管状況情報31は、複数の車両(共用車両)を保管する複数の保管場所の状況を示す情報である。ここで、図4を用いて保管状況情報31について説明する。図4は、保管状況情報31の一例を示す図である。
図4に示すように、保管状況情報31には、「保管場所ID」、「保管場所住所」、「基準台数」、「保管台数」および「集中度合い」等の項目が含まれ、各項目のデータは互いに関連付けられている。
「保管場所ID」は、保管場所を識別する識別情報である。「保管場所住所」は、保管場所の住所を示す情報であり、言い換えると、保管場所の位置情報であり、予め設定される。なお、図4に示す例では、便宜上、「保管場所住所」を「H1」といったように抽象的な記載とするが、「H1」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報についても抽象的に記載する場合がある。
「基準台数」は、上記したように、集中保管場所および過疎保管場所の判定に用いられる値を示す情報であり、保管場所ごとに予め設定される。「保管台数」は、保管場所に保管されている車両の台数を示す情報である。
「集中度合い」は、保管場所に保管されている車両の集中の度合いを示す指標値であり、例えば基準台数に対する保管台数の多寡に応じて示される情報である。すなわち、車両の保管台数が基準台数より多く車両が集中している場合、集中度合いは「高」となり、保管台数が基準台数と同じである場合、集中度合いは「中」となり、保管台数が基準台数より少なく車両が集中していない場合(別言すれば、過疎状態の場合)、集中度合いは「低」となる。なお、後述するように、集中度合いが高い保管場所は「集中保管場所」として抽出され、集中度合いが低い保管場所は「過疎保管場所」として抽出される。
図4に示す保管状況情報31の例において、保管場所ID「G1」で識別される保管場所は、保管場所住所が「H1」、基準台数が「I1」、保管台数が「J1」、集中度合いが「高」であることを示している。
図3の説明に戻ると、運搬要求情報32は、集中保管場所から過疎保管場所への車両の運搬を要求する情報である。例えば、運搬要求情報32は、複数の保管場所の中から、集中保管場所や過疎保管場所が抽出された場合に生成される。運搬要求情報32には、集中保管場所および過疎保管場所の住所、運搬する車両の台数などの情報が含まれるが、これに加えて、例えば車種や運搬を要求する期間(例えば4月1日10時~4月3日18時)の情報などその他の運搬に関する情報が含まれてもよい。
注文情報33は、店舗に対する注文の内容を示す情報である。注文情報33には、例えば店舗名や商品名、配送先住所、注文者が配送を希望する配送希望日時などを示す情報が含まれる。
提供者情報34は、配送サービスの提供者に関する情報であり、詳しくは、車両を運搬しつつ配送サービスを行う提供者に関する情報である。ここで、図5を用いて提供者情報34について説明する。図5は、提供者情報34の一例を示す図である。
図5に示すように、提供者情報34には、「提供者ID」、「提供者氏名」、「認証情報」、「現在位置」、「配送可能範囲」、「配送可能時間」および「優先度情報」等の項目が含まれ、各項目のデータは互いに関連付けられている。
「提供者ID」は、提供者を識別する識別情報である。「提供者氏名」は、提供者の氏名を示す情報である。
「認証情報」は、車両(共用車両)の運搬を行う提供者の認証に使用される情報であり、予め登録される情報である。「認証情報」には、例えば提供者の顔画像が含まれ、かかる顔画像と車両に搭載されたカメラによって撮像された顔画像と照合することによって、提供者の認証が行われる。かかる認証処理については後述する。
なお、上記では、「認証情報」として顔情報が含まれる例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、「認証情報」は、例えばパスワード、バーコードや2次元コードであるQRコード(登録商標)などの認証用の情報であってもよく、かかる認証用の情報を車両に搭載された認証装置に入力して照合することによって、提供者の認証が行われてもよい。
「現在位置」は、提供者の現在の位置を示す情報である。「配送可能範囲」は、提供者が配送可能な範囲を示す情報であり、言い換えると、提供者が配送することができるエリア(地域)を示す情報である。「配送可能時間」は、提供者が配送可能な時間(詳しくは時間帯)を示す情報である。
「優先度情報」は、提供者間の優先度に関する情報である。詳しくは、「優先度情報」は、マッチング処理において提供者の候補が複数存在する場合に、複数の提供者候補の中から、実際にサービスを提供する提供者を優先的に選択して決定する際に使用される情報である。「優先度情報」には、例えばサービスの実績に関する実績情報、サービスの提供料金に関する料金情報、サービスの提供時間に関する時間情報、サービスの提供に要する提供者候補の移動距離に関する距離情報などが含まれる。
実績情報は、例えば提供者が過去にサービスを提供した回数や、サービスを提供した提供者に対する利用者(具体的には注文者、店舗の店員等)の評価値(満足度)の情報などであるが、これらは例示であって限定されるものではない。料金情報は、例えばサービスを提供した提供者に支払われる料金の情報である。なお、料金情報は、提供者ごとに任意に設定可能であるが、これに限定されるものではない。
時間情報は、例えば提供者が現在位置から保管場所に移動して車両に乗車しサービスを提供するまでに要する時間の情報である。距離情報は、例えば提供者が現在位置から保管場所に移動して車両に乗車しサービスを提供するまでに要する距離の情報である。
なお、「優先度情報」には、上記した実績情報、料金情報、時間情報および距離情報のうち一部が含まれてもよいし、これら各情報に加えてあるいは代えてその他の情報が含まれてもよい。また、上記した優先度情報を用いた優先度判定処理については、後述する。
図5に示す提供者情報34の例において、提供者ID「K1」で識別される提供者は、提供者氏名が「L1」、認証情報が「M1」、現在位置が「N1」、配送可能範囲が「P1」、配送可能時間が「Q1」、優先度情報が「R1」であることを示している。
図3の説明に戻ると、運搬・配送情報35は、車両の運搬および商品の配送に関する情報である。ここで、図6を用いて運搬・配送情報35について説明する。図6は、運搬・配送情報35の一例を示す図である。
図6に示すように、運搬・配送情報35には、「運搬・配送情報ID」、「提供者ID」、「認証情報」、「配送前の保管場所住所」、「店舗名」、「店舗住所」、「商品名」、「配送先住所」、「配送希望日時」および「配送後の保管場所住所」等の項目が含まれ、各項目のデータは互いに関連付けられている。
「運搬・配送情報ID」は、運搬・配送情報を識別する識別情報である。「提供者ID」は、上記したように提供者を識別する識別情報であり、詳しくは車両の運搬および運搬に伴うサービスを提供する提供者を識別する識別情報である。
「認証情報」は、上記したように、車両(共用車両)の運搬を行う提供者の認証に使用される情報であり、例えば提供者の顔画像を含む。「配送前の保管場所住所」は、商品の配送前に車両が保管される保管場所の住所であり、言い換えると、商品の配送の際に運搬される車両が保管される保管場所の住所を示す情報である。具体的には、「配送前の保管場所住所」は、集中保管場所の住所を示す情報である。
「店舗名」は、注文者が商品を注文した店舗の名称を示す情報である。「店舗住所」は、注文者が商品を注文した店舗の住所である。「商品名」は、注文者が注文した商品の名称を示す情報である。
「配送先住所」は、商品の配送先の住所を示す情報であり、詳しくは注文者によって指定した配送先の住所を示す情報である。「配送希望日時」は、注文者が配送を希望する日時などを示す情報である。「配送後の保管場所住所」は、商品の配送後に車両が保管される保管場所の住所であり、言い換えると、商品の配送後、運搬された車両が最終的に保管される保管場所の住所を示す情報である。具体的には、「配送後の保管場所住所」は、過疎保管場所の住所を示す情報である。
図6に示す運搬・配送情報35の例において、運搬・配送情報ID「U1」で識別される運搬・配送情報は、提供者IDが「K1」、認証情報が「M1」、配送前の保管場所住所が「H1」、店舗名が「V1」、店舗住所が「W1」、商品名が「X1」、配送先住所が「Y1」、配送希望日時が「Z1」、配送後の保管場所住所が「H3」であることを示している。
図3の説明に戻ると、特典情報36は、特典に関する情報である。詳しくは、特典情報36は、車両(共用車両)を運搬するとともにサービスを提供した提供者に対して付与される特典に関する情報である。特典の一例としては、一般的な店舗などの決済で利用可能なポイントであるが、これに限定されるものではなく、例えば店舗などで利用可能なクーポン等その他の種類の特典であってもよい。
なお、特典情報36は、例えば車両を運搬する距離などに応じて特典の内容が変更されてもよい。すなわち、特典情報36においては、例えば運搬する距離が長くなるにつれて特典の内容が良くなる(具体例としてポイントが多くなる)ようにしてもよい。
制御部20は、取得部21と、抽出部22と、マッチング部23と、通知部24と、付与部25とを備え、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部20の取得部21、抽出部22、マッチング部23、通知部24および付与部25として機能する。また、制御部20の取得部21、抽出部22、マッチング部23、通知部24および付与部25の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
制御部20の取得部21は、車両(共用車両)を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得する。例えば、取得部21は、車両に搭載されたGPSセンサなどで得られる車両の位置情報を通信部11を介して取得し、取得した車両の位置情報を用いて保管場所における車両の保管台数を検出し、検出した保管台数を示す情報を保管状況情報31(図4参照)として記憶部30に記憶させる。
なお、上記では、取得部21が、車両の位置情報に基づいて保管台数を検出する例を示したが、これに限られない。すなわち、取得部21は、例えば保管場所に設置されるカメラ(監視カメラ)によって撮像された保管場所画像を取得し当該保管場所画像を解析して保管台数を検出する、あるいは、保管場所において車両の有無を検出する赤外線センサや重量センサなどのセンサ出力を取得し当該センサ出力を用いて保管台数を検出するなどその他の手法で検出してもよい。
また、取得部21は、提供者情報を取得する。例えば、取得部21は、提供者による提供者端末100の操作によって入力された提供者情報を通信部11を介して取得し、取得した情報を提供者情報34(図5参照)として記憶部30に記憶させる。
抽出部22は、複数の保管場所の中から集中保管場所と、過疎保管場所とを抽出する。例えば、抽出部22は、記憶部30の保管状況情報31を読み出し、保管場所における車両の保管台数が、保管場所ごとに予め設定された基準台数より多い状態の場合、保管状況情報31の集中度合いを「高」とするとともに、当該保管場所を集中保管場所として抽出する。
また、抽出部22は、保管場所における車両の保管台数が基準台数より少ない状態の場合、保管状況情報31の集中度合いを「低」とするとともに、当該保管場所を過疎保管場所として抽出する。なお、抽出部22は、保管場所における車両の保管台数が基準台数と同じである場合、保管状況情報31の集中度合いを「中」とし、当該保管場所については集中保管場所または過疎保管場所として抽出しない。
また、抽出部22は、抽出した集中保管場所から過疎保管場所への車両(共用車両)の運搬を要求する運搬要求情報を生成し、生成した情報を運搬要求情報32として記憶部30に記憶させる。
マッチング部23は、運搬要求情報が生成され、提供者情報が取得された状態で、運搬要求情報や提供者情報の内容に即した注文が配送サービスに対して行われることを待つ(待機する)。
そして、マッチング部23は、注文者から店舗の商品に対する注文があると、かかる注文情報を配送サービスサーバ400(図2参照)から受け付け、受け付けた情報を注文情報33として記憶部30に記憶させる。
続いて、マッチング部23は、運搬要求情報と、注文された商品を配送可能な提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する。例えば、マッチング部23は、運搬要求情報32、注文情報33および提供者情報34を記憶部30から読み出してマッチング処理を実行する。詳しくは、マッチング部23は、運搬要求情報32と、注文情報33に含まれる注文された商品を配送可能な提供者情報34とをマッチングするマッチング処理を実行する。
より詳しくは、マッチング部23は、運搬要求情報32に含まれる集中保管場所から過疎保管場所への車両Cの運搬の要求と、かかる運搬に伴って提供可能なサービス(配送サービス)の提供者(具体的には、車両を集中保管場所から過疎保管場所へ運搬する途中に、店舗で商品を受け取り、受け取った商品を注文者が指定した配送先に配送することができる提供者)とをマッチングする。
このようなマッチング処理が実行されることにより、例えば車両の運搬と、運搬とは異なるサービス(ここでは配送サービス)とを適切に組み合わせることが可能となり、結果としてサービスの提供を行いつつ、車両を集中保管場所から過疎保管場所へ効率よく運搬することができる。具体的には、上記したサービスは、注文者により注文された店舗の商品を店舗から配送する配送サービスであることから、配送サービスの提供を行いつつ(商品の配送を行いながら)、車両を集中保管場所から過疎保管場所へ効率よく運搬することができる。
また、マッチング部23は、車両(共用車両)の運搬を行う提供者の認証に使用される認証情報が含まれる提供者情報を用いて、マッチング処理を実行してもよい。逆に言えば、マッチング部23は、認証情報が含まれない提供者情報についてはマッチング処理の対象としないようにする。
このように、本実施形態においては、認証情報が含まれる提供者情報を用いてマッチング処理を実行することで、例えば認証情報が登録されていて信頼性が比較的高い提供者に対して、車両の運搬および商品の配送を依頼することが可能になる。
また、上記したように認証情報は、予め登録される提供者の顔画像である。詳しくは、認証情報は、車両(共用車両)に搭載されるカメラ203(後述する図8参照)によって撮像された提供者の画像と照合される提供者の顔画像を含む。
このように、認証情報が提供者の顔画像を含むことで、本実施形態にあっては、車両を運搬する提供者の照合(詳しくは、車両に乗車して運搬および配送する者が正規の提供者であることの照合)を確実かつ容易に行うことができる。
ところで、配送サービスにおいては、商品の配送先が複数の場合がある。すなわち、複数の注文者がそれぞれ商品の配送先を指定する場合や、一人の注文者が商品の配送先を複数指定する場合などがある。このように、商品の配送先が複数ある場合、マッチング部23は、提供者によって車両(共用車両)が集中保管場所から複数の配送先を経由して過疎保管場所へ運搬されるようにマッチング処理を実行する。
これにより、本実施形態においては、商品の配送先が複数ある場合であっても、複数の配送先を経由するマッチング処理を行うことで配送サービスの提供を効率よく行いつつ、車両を集中保管場所から過疎保管場所へ運搬することができる。
また、マッチング処理において、サービス(配送サービス)を提供する提供者の候補である提供者候補が複数存在する場合がある。すなわち、集中保管場所において車両に乗車し、当該車両を集中保管場所から配送先を経由して過疎保管場所へ運搬することのできる提供者(提供者候補)が複数存在する場合がある。
本実施形態に係るマッチング部23は、このように提供者候補が複数存在する場合、複数の提供者候補の間で優先度を判定し、優先度の判定結果に基づいて、複数の提供者候補の中からサービスを提供する提供者を決定する。
例えば、提供者候補X1と提供者候補X2とが存在する場合、マッチング部23は、提供者情報に含まれる優先度情報を、提供者候補X1と提供者候補X2についてそれぞれ取得する。そして、マッチング部23は、取得した優先度情報に基づいて、複数の提供者候補(ここでは提供者候補X1と提供者候補X2)の間で優先度を判定する。
一例として、マッチング部23は、優先度情報である、サービスの実績に関する実績情報に基づいて優先度を判定する。詳しくは、マッチング部23は、提供者候補X1および提供者候補X2のうち、実績情報の内容が良い方(例えばサービスの提供回数が多い方、あるいは、評価値(満足度)が高い方)を優先度が高いと判定する。これは、実績情報の内容が良い提供者候補の方が、サービスの提供や車両の運搬を確実かつ正確に行う可能性が高いためである。
また、他の例として、マッチング部23は、優先度情報である、サービスの提供料金に関する料金情報に基づいて優先度を判定する。詳しくは、マッチング部23は、提供者候補X1および提供者候補X2のうち、料金情報における料金が低い方を優先度が高いと判定する。これは、料金が低い提供者候補の方が、サービスの提供や車両の運搬を低価格で行うことができるためである。
また、他の例として、マッチング部23は、優先度情報である、サービスの提供時間に関する時間情報に基づいて優先度を判定する。詳しくは、マッチング部23は、提供者候補X1および提供者候補X2のうち、時間情報における提供時間が短い方を優先度が高いと判定する。これは、提供時間が短い提供者候補の方が、サービスの提供や車両の運搬を早期に行うことができるためである。
また、他の例として、マッチング部23は、優先度情報である、サービスの提供に要する提供者候補の移動距離に関する距離情報に基づいて優先度を判定する。詳しくは、マッチング部23は、提供者候補X1および提供者候補X2のうち、距離情報における移動距離が短い方を優先度が高いと判定する。これは、移動距離が短い提供者候補の方が、サービスの提供や車両の運搬を早期に行うことができるためである。
なお、上記した優先度の判定は、あくまでも例示であって限定されるものではない。また、優先度情報の種類が実績情報、料金情報など複数ある場合は、例えば複数の情報に予め重み付けを行い、かかる重み付けに応じて優先度の判定が行われてもよい。すなわち、例えば実績情報が料金情報に比べて重要とする重み付けがなされ、実績情報においては提供者候補X1の優先度が高いと判定され、料金情報においては提供者候補X2の優先度が高いと判定された場合、マッチング部23は、重み付けに応じて、提供者候補X1を最終的に優先度が高いと判定してもよい。
そして、マッチング部23は、上記した優先度の判定結果に基づいて複数の提供者候補の中からサービスを提供する提供者を決定する、言い換えると、優先度が高いと判定された提供者候補をサービス(ここでは配送サービス)を実際に提供する提供者として決定する。
これにより、本実施形態にあっては、提供者候補が複数存在する場合であっても、例えば優先度の高いと判定された提供者候補を提供者として決定でき、よって配送サービスの提供や車両の運搬を効率よく行うことができる。
また、本実施形態に係るマッチング部23は、複数の提供者候補のそれぞれにおいて、実績情報、料金情報、時間情報および距離情報のうち少なくとも一つの情報を優先度情報として取得し、取得した優先度情報に基づいて優先度を判定するようにした。これにより、本実施形態にあっては、例えば優先度の判定を精度よく行うことが可能になる。
通知部24は、マッチング部23におけるマッチング処理の結果を示す結果情報を提供者端末100へ通知(送信)する。なお、結果情報には、マッチングされたことを示す結果、および、運搬・配送情報などが含まれる。また、通知部24は、運搬・配送情報を車載装置200にも通知(送信)する。
そして、提供者端末100は、通知部24によって通知された結果情報を表示する(出力する)。図7は、提供者端末100の表示部101における表示例を示す図である。図7に示すように、提供者端末100の表示部101においては、マッチング処理によりマッチングされて、車両(シェアカー)の運搬および配送サービスの提供の依頼があることを示す情報が表示欄101aに表示される。また、表示部101においては、運搬・配送情報が表示欄101bに表示される。従って、提供者は、この提供者端末100の表示部101に表示された情報を元に、車両の運搬および配送サービスの提供を行うこととなる。
図3の説明に戻ると、付与部25は、提供者に対して特典を付与する。具体的には、付与部25は、記憶部30の特典情報36を読み込み、マッチング処理の結果に応じて、集中保管場所から過疎保管場所へ車両(共用車両)を運搬するとともにサービス(ここでは配送サービス)を提供した提供者に対して特典を付与する。
このように、本実施形態においては、上記のような特典の付与を行うことで、例えば提供者に対し、提供者情報を提供者端末100に入力(登録)して車両の運搬や配送サービスの提供について応募することを促すことが可能になる。
<車載装置の構成>
次に、車載装置200の構成について図8を参照して説明する。図8は、車載装置200の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、車載装置200は、通信部201と、GPSセンサ202と、カメラ203と、制御部210と、記憶部220とを備える。
次に、車載装置200の構成について図8を参照して説明する。図8は、車載装置200の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、車載装置200は、通信部201と、GPSセンサ202と、カメラ203と、制御部210と、記憶部220とを備える。
通信部201は、通信ネットワークNに双方向通信可能に接続する通信インターフェイスであり、車両管理装置10や提供者端末100、配送サービスサーバ400などとの間で情報の送受信を行う。
GPSセンサ202は、車両(共用車両)の位置を検出し、検出した車両の位置を示す位置情報を制御部210へ出力する。カメラ203は、車両(共用車両)の周辺を撮像する。例えば、カメラ203は、車両に乗車するために車両付近まで来た提供者を撮像し、撮像した提供者の画像(正確には提供者の顔を含む画像)を制御部210へ出力する。
記憶部220は、例えば、不揮発性メモリやデータフラッシュ、ハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部である。かかる記憶部220には、運搬・配送情報221および各種プログラムなどが記憶される。
運搬・配送情報221は、車両の運搬および商品の配送に関する情報であり、車両管理装置10から通知(送信)された情報である。運搬・配送情報221は、上記した車両管理装置10の記憶部30に記憶された運搬・配送情報35(図6参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。
制御部210は、処理部211と、認証部212とを備え、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部210の処理部211および認証部212として機能する。また、制御部210の処理部211および認証部212の少なくともいずれか一部または全部をASICやFPGA等のハードウェアで構成することもできる。
制御部210の処理部211は、車載装置200における各種の処理を実行する。具体的には、処理部211は、GPSセンサ202から出力された車両(共用車両)の位置情報を取得し、取得した位置情報を通信部201を介して車両管理装置10へ送信する。
また、処理部211は、車両管理装置10から送信された運搬・配送情報を通信部201を介して取得し、取得した情報を運搬・配送情報221として記憶部220に記憶させる。
認証部212は、例えばカメラ203によって撮像された画像などに基づいて、提供者の認証処理を行う。詳しく説明すると、提供者は、車両管理装置10からマッチング処理の結果情報が提供者端末100に送信され、車両の運搬および配送サービスの提供の依頼がなされると、送信された情報を元に、車両が保管された保管場所(すなわち集中保管場所)へ移動する。提供者は、保管場所(集中保管場所)に到着すると、保管された車両の車載装置200に対し、提供者端末100を通じて認証要求を行う。
認証部212は、認証要求がなされると、例えばカメラ203によって撮像された提供者の画像を取得する、詳しくは、車両付近まで来た提供者の顔画像を取得する。また、認証部212は、記憶部220の運搬・配送情報221を読み出し、運搬・配送情報221における認証情報(正確には、予め登録された提供者の顔画像)と、カメラ203で撮像された提供者の顔画像と比較して提供者の認証処理を行う。
認証処理の一例として、認証部212は、認証情報における提供者の顔画像と、カメラ203で撮像された提供者の顔画像とを解析して、各顔画像における顔の特徴点(例えば顔における目(目頭、目尻など)、鼻や口などの特徴点の位置や形状など)を抽出する。そして、認証部212は、抽出した各顔画像における顔の特徴点を比較し、各顔画像における顔の特徴点同士が同一人物であると推定できる程度に類似する場合、カメラ203によって撮像された提供者(すなわち車両付近まで来た提供者)を正規の提供者として認証する。
なお、上記した認証処理は、あくまでも例示であって限定されるものではなく、例えば上記したパスワード、バーコードや2次元コードであるQRコード(登録商標)などの認証用の情報を用いてもよい。
認証部212は、認証処理によって正規の提供者であることが認証されると、かかる認証結果を、車両を制御する車両制御装置(図示せず)へ出力する。車両制御装置では、認証結果が入力されると、例えば提供者による車両のドアの解錠・施錠、車両の始動や走行などを許可する処理が実行される。
これにより、提供者は、保管場所(集中保管場所)の車両に乗車して店舗まで移動し、店舗にて商品を受け取り、続いて配送先まで移動して商品を配送し、車両で配送先から保管場所(過疎保管場所)へ移動して駐車することで、車両の運搬および配送サービスの提供を行うことができる。
<実施形態に係る車両管理システムの制御処理>
次に、実施形態に係る車両管理装置10を含む車両管理システム1が実行する処理手順について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態に係る車両管理装置10を含む車両管理システム1が実行する処理シーケンスの一例を示す図である。
次に、実施形態に係る車両管理装置10を含む車両管理システム1が実行する処理手順について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態に係る車両管理装置10を含む車両管理システム1が実行する処理シーケンスの一例を示す図である。
図9に示すように、まず車両管理装置10は、複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得する(ステップS100)。次いで、車両管理装置10は、取得した保管状況情報に基づいて、複数の保管場所の中から集中保管場所および過疎保管場所を抽出する処理を実行する(ステップS101)。
次いで、車両管理装置10は、抽出した集中保管場所および過疎保管場所の情報に基づいて、集中保管場所から過疎保管場所への車両の運搬を要求する運搬要求情報を生成する(ステップS102)。
また、車両管理装置10は、提供者情報を提供者端末100から取得する(ステップS103)。なお、図9の例では、車両管理装置10は、運搬要求情報の生成後に提供者情報を取得したが、これに限られず、運搬要求情報の生成前に提供者情報を取得してもよい。
次いで、車両管理装置10は、運搬要求情報を生成し、提供者情報を取得した状態で、運搬要求情報や提供者情報の内容に即した注文を待つ。そして、注文者から注文者端末300を介して店舗の商品に対する注文があったものとする(ステップS104)。
車両管理装置10は、注文を受け付けた配送サービスサーバ400から注文情報を取得する(ステップS105)。なお、配送サービスサーバ400は、注文情報を店舗(図示せず)にも送信する。
次いで、車両管理装置10は、運搬要求情報と、注文された商品を配送可能な提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する(ステップS106)。次いで、車両管理装置10は、マッチング処理の結果に基づいて、車両の運搬および商品の配送に関する運搬・配送情報を提供者端末100および車載装置200へ送信する(ステップS107)。詳しくは、車両管理装置10は、マッチング処理においてマッチングした提供者の提供者端末100に対し、運搬・配送情報を含むマッチング処理の結果情報を送信する。これにより、提供者は、送信された情報を元に、車両が保管された保管場所(すなわち集中保管場所)へ移動する。
提供者が保管場所(集中保管場所)に到着すると、車載装置200は、カメラ203によって撮像された画像などに基づいて、提供者の認証処理を行う(ステップS108)。例えば、車載装置200は、記憶部220の運搬・配送情報221(図6参照)における認証情報(正確には、予め登録された提供者の顔画像)と、カメラ203で撮像された提供者の顔画像と比較して提供者の認証処理を行う。
ステップS108における認証処理によって、カメラ203で撮像された提供者が正規の提供者であることが認証されると、車載装置200は、かかる認証結果を車両制御装置(図示せず)へ出力するなど運搬・配送を開始させる開始処理を実行する(ステップS109)。
そして、提供者は、集中保管場所から過疎保管場所へ車両を運搬するとともに、運搬の途中で店舗の商品を受け取って配送先へ配送する。車載装置200は、配送後に車両が過疎保管場所に到着して運搬および配送が完了すると、運搬・配送を完了させる完了処理を実行する(ステップS110)。かかる完了処理では、例えば運搬・配送が完了したことを示す完了情報が車載装置200から車両管理装置10や配送サービスサーバ400などへ送信される。
次いで、車両管理装置10は、完了情報を取得すると、集中保管場所から過疎保管場所へ車両を運搬するとともに配送サービスを提供した提供者に対して特典(例えばポイント)を付与する(ステップS111)。なお、このときにサービスに対する提供料金が配送サービスサーバ400(あるいは車両管理装置10)から提供者に対して支払われてもよい。
上述してきたように、実施形態に係る車両管理装置10は、制御部20を備える。制御部20は、複数の共用車両を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得する。また、制御部20は、取得した保管状況情報に基づいて、複数の保管場所の中から複数の共用車両が集中した状態で保管されている集中保管場所と、共用車両が過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出する。また、制御部20は、抽出した集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬を要求する運搬要求情報と、集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬に伴って提供可能なサービスの提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する。これにより、集中保管場所から過疎保管場所への共用車両の運搬を効率よく行うことができる。
なお、上記では、実施形態がカーシェアリングサービスに適用される例を示したが、これに限定されるものではなく、車両を貸し出すようなものであれば、例えばレンタカーサービスなどその他の種類のサービスに適用されてもよい。
また、上記では、実施形態が店舗から商品を配送するサービスに適用される例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば集荷場所から荷物などを配送先へ配送するサービスなどその他の種類のサービスに適用されてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 車両管理システム
10 車両管理装置
20 制御部
100 提供者端末
200 車載装置
300 注文者端末
400 配送サービスサーバ
10 車両管理装置
20 制御部
100 提供者端末
200 車載装置
300 注文者端末
400 配送サービスサーバ
Claims (10)
- 制御部を備えた車両管理装置であって、
前記制御部は、
複数の共用車両を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得し、
取得した前記保管状況情報に基づいて、複数の前記保管場所の中から複数の前記共用車両が集中した状態で保管されている集中保管場所と、前記共用車両が過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出し、
抽出した前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬を要求する運搬要求情報と、前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬に伴って提供可能なサービスの提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する、
車両管理装置。 - 前記サービスは、
注文者により注文された店舗の商品を前記店舗から配送する配送サービスであり、
前記制御部は、
前記マッチング処理において、前記運搬要求情報と、前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬に伴って提供可能な前記配送サービスの前記提供者に関する前記提供者情報とをマッチングする、
請求項1に記載の車両管理装置。 - 前記制御部は、
前記商品の配送先が複数ある場合、前記提供者によって前記共用車両が前記集中保管場所から複数の前記配送先を経由して前記過疎保管場所へ運搬されるように前記マッチング処理を実行する、
請求項2に記載の車両管理装置。 - 前記制御部は、
前記共用車両の運搬を行う前記提供者の認証に使用される認証情報が含まれる前記提供者情報を用いて、前記マッチング処理を実行する、
請求項1に記載の車両管理装置。 - 前記認証情報は、
予め登録される前記提供者の顔画像であって、前記共用車両に搭載されるカメラによって撮像された前記提供者の画像と照合される前記提供者の顔画像を含む、
請求項4に記載の車両管理装置。 - 前記制御部は、
前記マッチング処理の結果に応じて、前記集中保管場所から前記過疎保管場所へ前記共用車両を運搬するとともに前記サービスを提供した前記提供者に対して特典を付与する、
請求項1に記載の車両管理装置。 - 前記制御部は、
前記マッチング処理において、前記サービスを提供する前記提供者の候補である提供者候補が複数存在する場合、複数の前記提供者候補の間で優先度を判定し、前記優先度の判定結果に基づいて、複数の前記提供者候補の中から前記サービスを提供する前記提供者を決定する、
請求項1に記載の車両管理装置。 - 前記制御部は、
複数の前記提供者候補のそれぞれにおいて、前記サービスの実績に関する実績情報、前記サービスの提供料金に関する料金情報、前記サービスの提供時間に関する時間情報、前記サービスの提供に要する前記提供者候補の移動距離に関する距離情報のうち少なくとも一つの情報を優先度情報として取得し、取得した前記優先度情報に基づいて前記優先度を判定する、
請求項7に記載の車両管理装置。 - 車両管理装置と、サービスの提供者が利用する端末装置とを含む車両管理システムであって、
前記車両管理装置は、
複数の共用車両を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得し、
取得した前記保管状況情報に基づいて、複数の前記保管場所の中から複数の前記共用車両が集中した状態で保管されている集中保管場所と、前記共用車両が過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出し、
抽出した前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬を要求する運搬要求情報と、前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬に伴って提供可能な前記サービスの前記提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行し、
前記マッチング処理の結果を示す結果情報を前記端末装置へ送信し、
前記端末装置は、
前記車両管理装置から送信された前記結果情報を出力する、
車両管理システム。 - 複数の共用車両を保管する複数の保管場所の状況を示す保管状況情報を取得し、
取得した前記保管状況情報に基づいて、複数の前記保管場所の中から複数の前記共用車両が集中した状態で保管されている集中保管場所と、前記共用車両が過疎状態で保管されている過疎保管場所とを抽出し、
抽出した前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬を要求する運搬要求情報と、前記集中保管場所から前記過疎保管場所への前記共用車両の運搬に伴って提供可能なサービスの提供者に関する提供者情報とをマッチングするマッチング処理を実行する、
車両管理方法。
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