JP2023175489A - 報知用光源装置、及び、照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】空間における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる報知用光源装置を提供する。【解決手段】報知用光源装置20は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置である。報知用光源装置20が光を発しているときの、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値は、500[cd/m2]以上14000[cd/m2]以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、報知用光源装置、及び、照明システムに関する。
照明に関する様々な技術が提案されている。特許文献1及び2には、場所に応じてより細やかに照明が発する光の色を制御することができるネットワークシステムが開示されている。
特許第5624429号公報 特許第5679762号公報
本発明は、空間における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる報知用光源装置等を提供する。
本発明の一態様に係る報知用光源装置は、空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置であって、前記報知用光源装置が光を発しているときの、前記報知用光源装置の前記光の出射表面における輝度の平均値は、500[cd/m]以上14000[cd/m]以下である。
本発明の一態様に係る報知用光源装置は、空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置であって、前記報知用光源装置が光を発しているときに前記報知用光源装置から2m離れた任意の位置における照度は、50[lx]以下である。
本発明の一態様に係る照明システムは、空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置と、前記空間を照らすベース照明装置とを備え、前記報知用光源装置が光を発しているときの前記報知用光源装置の前記光の出射表面における輝度の平均値をL(signal)[cd/m]、前記ベース照明装置が光を発しているときの前記ベース照明装置の前記光の出射表面における輝度の平均値をL(base)[cd/m]とすると、-0.40<log10[L(signal)/L(base)]<0.18の条件を満たす。
本発明の一態様に係る照明システムは、空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置と、前記空間を照らすベース照明装置とを備え、前記報知用光源装置及び前記ベース照明装置のうち前記ベース照明装置のみが光を発しているときの前記空間の床面における照度の最大値をE(base)[lx]、前記報知用光源装置及び前記ベース照明装置の両方が光を発しているときの前記床面における照度の最大値をE(total)[lx]とすると、0≦log10[E(total)/E(base)]<0.08の条件を満たす。
本発明の一態様に係る報知用光源装置等は、空間における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムの外観図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る照明システムの動作例のフローチャートである。 図4は、構成例1の数値範囲の根拠を説明するための図である。 図5は、変形例1に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図6は、変形例2に係る照明システムの機構構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る照明システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明システムの外観図である。図2は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
実施の形態に係る照明システム10は、オフィス空間などの空間80(室内空間)において、空間80に位置する人に対して、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づく報知を行うことができるシステムである。照明システム10は、具体的には、報知用光源装置20と、ベース照明装置30と、センサ40と、サーバ装置50と、制御装置60とを備える。照明システム10は、これらの装置をそれぞれ複数備えていてもよい。
報知用光源装置20は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う。報知用光源装置20は、例えば、球状の外形を有し、空間80の天井から吊り下げられる。報知用光源装置20は、調光機能及び調色機能を有し、調光状態の変更(単色の点滅(オン及びオフ)を含む)、または、発光色の変更によって報知を行う。調光状態の変更及び発光色の変更(つまり、発光制御)は、制御装置60によって行われる。なお、単色のオン及びオフによる報知は、低コストで実現できるメリットがあり、発光色の変更による報知は、多くの情報を表現できるメリットがある。
報知用光源装置20が備える光源(発光モジュール)は、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子によって実現されるが、半導体レーザ、有機EL(Electro-Luminescence)、または、無機EL等の他の発光素子によって実現されてもよい。報知用光源装置20は、例えば、光源として、赤色光を発するLED素子、緑色光を発するLED、及び、青色光を発するLED素子を備え、これらの各LED素子の発光強度を調整することにより、報知用光源装置20が発する光の色を多様に変更することができる。つまり、報知用光源装置20の発光色の変更とは、色温度(白色光の色)の変更だけを意味するのではなく、広義の意味である。すなわち、報知用光源装置20の発光色の変更とは、黒体輻射近傍で色度点を変化させるのみならず、色度図の外縁まで含んだ範囲の中で幅広く、発光色の色度点を変化させる、ということである。
なお、報知用光源装置20は、常時、報知のために光を発していてもよいし、通常は、一般照明または装飾用照明として使用されているが、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方がある状態となったことなどをトリガに、報知機能を発揮(報知モードに遷移)してもよい。つまり、報知用光源装置20は、報知に特化した装置に限定されない。
報知用光源装置20の床面からの高さは、例えば、1m以上4m以下である。報知用光源装置20がこのような高さに位置すれば、人が報知用光源装置20によって発せられる光を視認しやすい効果が得られる。報知用光源装置20の床面からの高さが1m以上3m以下であれば、人が報知用光源装置20によって発せられる光をさらに視認しやすい効果が得られる。また、報知用光源装置20の床面からの高さが2.3m以上であれば、人の視界の邪魔にならずに好適である。
ベース照明装置30は、空間80の天井に設置されて当該空間80を照明するベースライトなどである。ベース照明装置30は、言い換えれば、報知用には用いられない一般的な照明装置である。照明システム10において、ベース照明装置30は、制御装置60によって発光制御されるが、制御装置60から独立して発光制御されてもよい。ベース照明装置30の具体的態様は、特に限定されるものではなく、シーリングライト、ダウンライト、または、スポットライト等であってもよい。ベース照明装置30が備える光源(発光モジュール)は、例えば、LED素子によって実現されるが、半導体レーザ、有機EL、または、無機EL等の他の発光素子によって実現されてもよい。
センサ40は、空間80内における環境、空間80内における人の状態、空間80における電力使用量、または、空間80外(空間80を構成する施設の外)における環境をセンシングし、センシング結果を示すセンシング情報を制御装置60へ送信するセンサである。ここでの環境には、温度、湿度、照度(明るさ)、音量(騒音レベル)、及び、空気質などが含まれる。空気質とは、具体的には、CO濃度、においの強さ、または、微粒子濃度などである。微粒子には、ほこり、花粉、及び、PM(Particulate Matter)2.5などが含まれる。人の状態には、具体的には、人の在不在、人の密度、人の位置、人の分布、人の会話の音量、人の音声情報、人の生体情報(脈拍、体温、α波及びβ波などの脳波)、人の感情、及び、人の精神状態などが含まれる。
センサ40は、具体的には、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、騒音センサ、マイクロフォン、CO濃度センサ、においセンサ、微粒子濃度センサ、AI(Artificial Intelligence)カメラ、電波センサなどの非接触型の生体センサ、ウェアラブルセンサなどの接触型の生体センサ、電力量センサ、または、熱画像センサ(サーモグラフィカメラ)などである。
なお、AIカメラとは、高機能の画像センサであり、AIカメラは、空間80における人の映像を撮影し、撮影した映像を処理することにより空間80における人の在不在、人の密度、人の位置、人の分布、及び、人の感情などをセンシングすることができる。
人の状態をセンシングする別のセンサとしては、LPS(Local Positionig System)などと呼ばれる人の位置のセンシングシステムが例示される。LPSは、例えば、空間80に分散配置された(設置位置が既知の)複数のビーコン送信機のそれぞれが送信するビーコン信号の、人が所持するビーコン受信機における受信信号強度に基づいて、人(ビーコン受信機)の現在位置を計測する。LPSは、空間80における人の数、及び、各人の位置情報(座標)をセンシングすることができる。なお、LPSは、人が所持するビーコン送信機が送信するビーコン信号の、空間80に分散配置された(設置位置が既知の)複数のビーコン受信機のそれぞれにおける受信信号強度に基づいて人(ビーコン送信機)の現在位置を計測してもよい。
照明システム10は、これらのセンサ40のうち少なくとも1種類を備えればよいが、2種類以上のセンサを備えてもよい。
サーバ装置50は、空間80が所属する地域における天気情報、空間80が所属する地域における災害情報、空間80が所属する地域の周辺の交通情報、または、現在の時刻情報などを管理し、これらの情報(以下、空間80の周辺情報などとも記載される)を制御装置60へ提供するコンピュータ装置である。交通情報には、道路の混雑度を示す情報、電車またはバスの時刻表情報などが含まれる。サーバ装置50は、例えば、空間80の外に設置される。
次に、制御装置60について説明する。制御装置60は、センサ40から提供されるセンシング情報、及び、サーバ装置50から提供される周辺情報の少なくとも一方に基づいて報知用光源装置20を制御するコントローラである。制御装置60は、空間80を形成する施設内に設置されたエッジコンピュータであるが、当該施設外に設置されたクラウドコンピュータであってもよい。制御装置60は、例えば、報知用光源装置20の専用のリモートコントローラであるが、EMS(Energy Management System)コントローラなどの汎用のコントローラであってもよい。なお、制御装置60は、ベース照明装置30を制御することも可能である。
制御装置60は、具体的には、操作受付部61と、制御部62と、記憶部63とを備える。なお、図示されないが、制御装置60(制御部62)と、報知用光源装置20、ベース照明装置30、センサ40、及び、サーバ装置50のそれぞれとは、有線通信または無線通信を行うことができる。ベース照明装置30は、制御装置60から独立しており、制御装置60と通信を行わなくてもよい。制御装置60は、センサ40から提供されるセンシング情報、及び、サーバ装置50から提供される周辺情報の少なくとも一方を受信し、受信したセンシング情報及び周辺情報の少なくとも一方に基づいて報知用光源装置20に制御信号を送信することにより、報知用光源装置20を制御することができる。
操作受付部61は、ユーザの操作を受け付ける。ここでの操作は、報知用光源装置20の制御に関する各種設定操作(例えば、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方の設定操作)などである。操作受付部61は、例えば、タッチパネルによって実現されるが、タッチパネル以外に、ハードウェアボタンを含んでもよい。なお、図示されないが、操作受付部61は、液晶パネルまたは有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される表示部を備え、操作受付部61及び表示部はGUI(Graphical Use Interface)を構成してもよい。
制御部62は、センサ40から提供されるセンシング情報、及び、サーバ装置50から提供される周辺情報の少なくとも一方に基づいて報知用光源装置20を制御する。制御部62は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。制御部62の機能は、例えば、制御部62を構成するマイクロコンピュータ等が記憶部63に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
記憶部63は、制御部62が報知用光源装置20を制御するために必要な各種情報、及び、コンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。各種情報には、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方の条件が含まれる。記憶部63は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。なお、記憶部63は、制御部62に内蔵されてもよい。
[動作例]
上述のように、照明システム10は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて報知用光源装置20を発光させることにより報知を行う。以下、照明システム10の動作例について説明する。図3は、照明システム10の動作例のフローチャートである。なお、ベース照明装置30は、図3の動作中においては、例えば、一定の明るさで発光しているものとする。
制御装置60の制御部62は、センサ40から提供されるセンシング情報及びサーバ装置50から提供される周辺情報の少なくとも一方の情報を取得(受信)する(S11)。制御部62は、例えば、少なくとも一方の情報を、定期的に(所定の時間間隔で)取得する。少なくとも一方の情報は、言い換えれば、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方を示す情報であるといえる。
次に、制御部62は、取得した少なくとも一方の情報に基づいて、報知用光源装置20を発光させる(S12)。より具体的には、制御部62は、取得した少なくとも一方の情報によって定まる、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方の条件に基づいて報知用光源装置20を発光させることにより報知を行う。制御部62は、具体的には、報知用光源装置20に制御信号を送信することにより、報知用光源装置20を報知用の所定態様で発光させる。
ここで、空間80の内的条件は、空間80における、温度、湿度、空気質、人の在不在、人の密度、人の位置情報、音量、人の活性度、人の音声情報、人の生体情報、電力使用量の少なくとも1つに関する条件である。空間80の外的条件は、気温、時刻、照度、天気情報、及び、交通情報の少なくとも1つに関する条件である。
制御部62は、最もシンプルには、非報知状態、及び、報知状態の2段階で報知用光源装置20を発光させる。例えば、センサ40が電力量センサである場合、制御部62は、空間80における電力使用量が所定値以上である(という条件が満たされる)場合に報知用光源装置20を報知状態(発光状態)にし、電力用センサによってセンシングされた空間80における電力使用量が上記所定値未満である(という条件が満たされる)場合には、報知用光源装置20を非報知状態にする。
非報知状態は、消灯状態であってもよいし、報知用光源装置20がベース照明装置30と同じ調光率及び発光色で発光する状態であってもよい。報知状態は、非報知状態と異なる状態で報知用光源装置20が発光している状態であればよく、報知状態における発光には、報知用光源装置20が所定の明るさ及び発光色で定常発光する場合、報知用光源装置20が点滅または明滅する場合、及び、報知用光源装置20の発光色が周期的に変更したりする場合などが含まれる。なお、本明細書中において、点滅は、報知用光源装置20が発する光が明るくなったり消えたりすることを意味し、明滅は、報知用光源装置20が発する光が消えずに明るくなったり暗くなったりすることを意味する。点滅及び明滅は、段階的に(グラデーション的に)行われてもよいし、フェードイン及びフェードアウトをともなって行われてもよい。
また、制御部62は、センサ40のセンシング結果(計測値)に応じて3段階以上に分けて報知用光源装置20を発光させてもよい。例えば、センサ40が温度センサである場合、報知用光源装置20は、温度センサが計測した温度が10℃未満のときは、昼白色で発光し、温度センサが計測した温度が10℃~20℃のときは、温白色で発光し、温度センサが計測した温度が20℃を超えるときには電球色で発光する。つまり、報知用光源装置20は、センサ40のセンシング結果(計測値)に応じて3段階以上に発光態様を変更する。
この場合、報知用光源装置20が発光色(色温度)を変更することは必須ではなく、報知用光源装置20は、センサ40の計測値に応じて、明るさを変更してもよいし、点滅(または明滅)の周期を変更してもよい。なお、このように報知用光源装置20の発光態様がセンサの計測値を示すような場合には、報知用光源装置20は常に報知状態であると考えることもできる。
なお、どのような条件で、どのような発光態様で報知を行うかは、ユーザが操作受付部61を介して設定することができる。また、報知用光源装置20は、温度が第1所定値以下で、湿度が第2所定値以下のときに報知を行う、というように複数種類の条件に基づいて報知を行うことも可能である。
[報知の具体例1]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例1について説明する。上記図1のように照明システム10が複数の報知用光源装置20を備え、空間80に複数の温度センサが設置されているとする。このような場合、報知用光源装置20は、当該報知用光源装置20の近くの温度センサの計測値に応じて発光することで、空間80を複数に仮想的に分割したときの1つの単位であるエリアごとに温度を報知することができる。つまり、図1において、周辺温度が高い報知用光源装置20と、周辺温度が低い報知用光源装置20とが異なる発光態様となる。
報知用光源装置20は、例えば、対応する温度センサの計測値が高い(温度が高い)ときには暖色系の色で発光し、対応する温度センサの計測値が低い(温度が低い)ときには寒色系の色で発光する。このとき、黒体軌跡に近い、Duvが±5の範囲内の発光色が用いられれば、報知用光源装置20が発する光を周囲の光環境へなじませ、ユーザの違和感を低減することができる。言い換えれば、ベース照明装置30が発する光によって形成される照明環境を極力乱さない効果が得られる。また、発光色として高彩度の発光色が用いられれば、報知用光源装置20が発する光の認知性を向上し、ベース照明装置30が形成する光環境に埋もれない報知が可能となる。
以上、複数の報知用光源装置20がエリアごとに温度を報知する例について説明したが、複数の報知用光源装置20は、温度に代えて、湿度、空気質、電力量、人の混雑度、人の活性度、人の集中度、または、生産性(仕事のしやすさ)などをエリアごとに報知してもよい。つまり、報知の具体例1において「温度」は、「湿度」、「空気質」、「電力量」、「人の混雑度」、「人の活性度」、「人の集中度」、「人の感情」、「人の精神状態」、または「生産性」などに読み替えられてもよい。
なお、人の活性度について補足すると、活性度が高いとは、空間80において活発にコミュニケーションが行われていることを意味し、より具体的には、会話における発話音量が大きいか、あるいは、会話が頻繁に行われていることを意味する。
制御部62は、例えば、所定期間における平均発話音量を算出し、算出した平均発話音量を活性度として決定する。また、制御部62は、所定期間から誰も発話していない期間を減算した累積発話期間の長さを算出し、算出した累積発話期間の長さを活性度として決定してもよい。また、制御部62は、発話音量と発話期間とを両方考慮し、所定期間において発話音量と発話期間とを積分した積分値を算出し、算出した積分値を活性度として決定してもよい。所定期間は、例えば、10分~1時間程度の期間であるが、特に限定されない。
また、人の集中度について補足すると、ここでの集中度は、空間80(オフィス空間)において、人が業務にどれだけ集中しているかを意味する。一般に、人が集中しているときには、人の脈拍数、及び、体温は上昇する。そこで、制御部62は、接触型の生体センサまたは非接触型の生体センサによって計測される脈拍数に基づいて脈拍数が多くなるほど大きい値となる第一の値を決定し、熱画像センサによって計測される人の体温に基づいて体温が高いほど大きい値となる第二の値を決定する。また、制御部62は、決定した2つの値の和(または平均値)を集中度として算出する。1つエリアに複数の人が位置している場合には、そのエリアに設置された報知用光源装置20は、複数の人の集中度の平均値等に応じて発光すればよい。
生産性について補足すると、ここでの生産性は、空間80の雰囲気であって仕事をしやすい雰囲気であるかどうかを示す指標を意味する。この指標は、エリアごとに、当該エリアの、騒音レベル、温度、湿度、空気質、及び、当該エリアに位置する人の生体情報などを総合的に考慮して決定される。
[報知の具体例2]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例2について説明する。例えば、空間80に複数の個室ブース、及び、複数の個室ブースのそれぞれにおける人の在不在を検出するためのセンサ(焦電センサ、AIカメラ、または、LPSなど)が設けられており、複数の報知用光源装置20が複数の個室ブースに1対1で対応しているとする。このような場合、複数の報知用光源装置20(制御装置60)は、複数の個室ブースのそれぞれにおける人の在不在を報知することができる。例えば、人が滞在している個室ブースに対応する報知用光源装置20は点灯し、人が不在である個室ブースに対応する報知用光源装置20は消灯する。
[報知の具体例3]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例3について説明する。例えば、上記図1のように照明システム10が複数の報知用光源装置20を備え、空間80には特定の人物の位置を把握できるセンサ(LPSなど)が設けられているとする。このような場合、複数の報知用光源装置20のうち上記特定の人物の最も近くに位置する報知用光源装置20のみが他の報知用光源装置と異なる発光態様で発光することで、複数の報知用光源装置20(制御装置60)は、特定の人物の位置を報知することができる。
[報知の具体例4]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例4について説明する。上記図1のように照明システム10が複数の報知用光源装置20を備え、空間80に複数のマイクロフォン(または騒音センサ)が設置されているとする。このような場合、複数の報知用光源装置20は、当該報知用光源装置20が設置されたエリアにおける会話の音量など(言い換えれば、騒音レベル)に応じて発光することで、空間80のエリアごとに騒音レベルを報知することができる。なお、図1では、空間80はオフィス空間であるが、報知の具体例4は、図書館または美術館などの騒音レベルが高いことが好ましくない空間を想定している。
例えば、騒音レベルが所定レベル以上であるエリアに設置された報知用光源装置20は、規則的に点滅し、騒音レベルが所定レベル未満であるエリアに設置された報知用光源装置20は、定常発光(または消灯)する。これにより、複数の報知用光源装置20は、騒音レベルが所定レベル以上である第1エリアの周辺の第2エリアに位置する人に第1エリアに位置する人へ目を向けさせることで、第1エリアに位置する人に発言を控えるように促すことができる。
また、騒音レベルが所定レベル以上であるエリアに設置された報知用光源装置20は、騒音レベルが所定レベル未満であるエリアに設置された報知用光源装置20よりも彩度が高い色で発光してもよい。これにより、複数の報知用光源装置20は、騒音レベルが所定レベル以上である第1エリアの周辺の第2エリアに位置する人に、第1エリアに位置する人へ目を向けさせることで、第1エリアに位置する人に発言を控えるように促すことができる。
また、騒音レベルが所定レベル以上であるエリアに設置された報知用光源装置20は、不規則に点滅し、騒音レベルが所定レベル未満であるエリアに設置された報知用光源装置20は、定常発光(または消灯)してもよい。これにより、複数の報知用光源装置20は、騒音レベルが所定レベル以上であるエリアに位置する人に不快感を誘発することで、当該エリアに位置する人に発言を控えるように促すことができる。
[報知の具体例5]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例5について説明する。上記図1のように照明システム10が複数の報知用光源装置20を備え、空間80に複数のマイクロフォンが設置されているとする。このような場合、特定の発話フレーズ(言葉)が検出されたエリアに設置された報知用光源装置20が、他の報知用光源装置20と異なる発光態様で発光することで、特定の発話フレーズを発した人が位置するエリアを報知することができる。なお、図1では、空間80はオフィス空間であるが、報知の具体例5は、レストランなどでコールボタンに代えて報知用光源装置20を使用するような場面を想定しており、上記特定の発話フレーズは、具体的には、注文に関するフレーズなどである。特定の発話フレーズは、例えば、制御装置60の制御部62がマイクロフォンによって取得された音の音信号に対して音声認識処理を行うことにより検出される。
例えば、特定の発話フレーズが検出されたエリアに設置された報知用光源装置20は、点滅し、特定の発話フレーズが検出されていないエリアに設置された報知用光源装置20は、定常発光(または消灯)する。また、特定の発話フレーズが検出されたエリアに設置された報知用光源装置20は、特定の発話フレーズが検出されていないエリアに設置された報知用光源装置20よりも彩度が高い色で発光してもよい。
[報知の具体例6]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例6について説明する。報知用光源装置20は、サーバ装置50から提供される天気情報に基づいて、天気情報が示す天気を報知してもよい。例えば、天候(晴れ、雨、曇り、雪など)に応じてどのような態様で発光させるかの条件が記憶部63に記憶されていれば、報知用光源装置20は、天候に応じて発光することができる。なお、天気情報には、天候を示す情報以外に、外気温、湿度、花粉の飛散量、または、風速などを示す情報が含まれてもよく、報知用光源装置20は、外気温、湿度、花粉の飛散量、または、風速などに応じて発光してもよい。
[報知の具体例7]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例7について説明する。報知用光源装置20は、サーバ装置50から提供される時刻情報、または、制御装置60の制御部62がタイマIC(図示せず)などを用いて計測する時刻情報に基づいて、あらかじめ定められた時刻を報知してもよい。例えば、空間80がオフィス空間である場合などには、報知用光源装置20は、休憩時間の開始時刻及び終了時刻などを報知することができる。また、報知用光源装置20は、時刻情報及び時刻表情報に基づいて、電車またはバスの発着時刻を報知することができる。どのような時刻を報知するかは、ユーザが操作受付部61を介して設定することができる。
例えば、報知用光源装置20は、報知すべき時刻が到来すると、一定時間の間、定常発光状態(または消灯状態)から点滅状態に変化する。報知用光源装置20は、報知すべき時刻が到来すると、一定時間の間、それまでよりも彩度が高い色で発光してもよい。
[報知の具体例8]
次に、報知用光源装置20による報知の具体例8について説明する。上記図1のように照明システム10が複数の報知用光源装置20を備え、センサ40によって空間80に含まれるエリアそれぞれにおいて当該エリアに位置する人の体温を個別に計測できるとする。この場合のセンサ40は、熱画像センサ、または、接触型のウェアラブルセンサなどである。なお、これらのセンサ40に加えて人の位置の計測するためにLPS等が併用されてもよい。このような場合、複数の報知用光源装置20は、空間80のエリアごとに体温が高い人(体調を崩して発熱している人)の有無を報知することができる。
例えば、体温が所定値以上である人が少なくとも1人位置するエリアに設置された報知用光源装置20は、規則的に点滅し、体温が所定値以上である人が1人もいないエリアに設置された報知用光源装置20は、定常発光(または消灯)する。所定値は、例えば、37℃以上38℃以下の値である。これにより、複数の報知用光源装置20は、体温が高い人が位置するエリアを報知することができる。
また、体温が所定値以上である人が少なくとも1人位置するエリアに設置された報知用光源装置20は、体温が所定値以上である人が1人もいないエリアに設置された報知用光源装置20よりも彩度が高い色で発光してもよい。所定値は、例えば、37℃以上38℃以下の値である。これにより、複数の報知用光源装置20は、体温が高い人が位置するエリアを報知することができる。
なお、体温が所定値以上である人が少なくとも1人位置するエリアに設置された報知用光源装置20は、最も体温が高い人の体温に基づいて発光色を変更してもよい。報知用光源装置20は、例えば、最も体温が高い人の体温が、37℃以上37.5℃未満である場合、37。5℃以上38℃未満である場合、及び、38℃以上である場合のそれぞれにおいて異なる色で発光する。これにより、報知用光源装置20は、発光色により体温を報知することができる。
[照明システムにおける課題]
ところで、照明システム10のように、光を使って空間80の内的条件または外的条件に関する報知を行うアイデア自体は散見されるが、このようなアイデアは実用化には至っていないのが実情である。発明者らがこのようなアイデアの実用化を目的として実際に市場導入を見据えて実地試験を行ったところ、種々の課題が顕在化した。
顕在化した課題の1つは、報知用光源装置20が報知のために発する光(以下、シグナル光とも記載される)が目立ちすぎると空間80における照明環境が乱されることである。シグナル光は、報知を目的とすることからある程度は目立つ必要がある。しかしながら、空間80がベース照明装置30によって好ましい照明環境となるよう設計されているところ、付加的に設置した報知用光源装置20が発するシグナル光によって照明環境が乱されることは極力抑える必要がある。例えば、空間80がオフィス空間などである場合、シグナル光が過度に目立つと、執務者の業務効率低下等につながる懸念がある。
このような課題は、これまでにない新規の課題である。このような課題は、これまで認識されていなかった課題であり、課題の解決法も知られていない。照明設計は、定常状態、すなわち、人の目が照明環境に視覚的に順応した状態を想定して行われることが一般的であり、動的に明るさまたは色が変化する報知用光源装置20を想定して照明設計が行われることは一般的ではない。
すなわち、上記の課題は従来にない全く新しいサービス展開を進める中で初めて見出された課題であり、課題の発見自体に技術的価値があるものである。さらに、今回の課題が動的な照明に関するものであり、課題解決のアプローチにおいても、従来の定常状態を前提とした照明設計技術を適用することができない。つまり、課題認識、及び、課題解決の両面で従来にない全く新しい技術検討を要する。
そこで、発明者らは、報知用光源装置20の光強度に着目し、ベース照明装置30によって形成される照明環境になじみやすい報知用光源装置20の構成例を見出した。発明者らのこのような取り組みは、この世界で初めてのものであり、以下で説明する報知用光源装置20の構成例は、発明者らが見出した独自のものである。なお、以下では複数の構成例について説明されるが、報知用光源装置20には、複数の構成例の1つのみが採用されてもよいし、2つ以上が採用されてもよい。報知用光源装置20には、複数の構成例の少なくとも1つが採用されればよい。
[構成例1]
発明者らは、鋭意検討の結果、報知用光源装置20が光を発しているとき(報知を行っているとき)の、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値が、500[cd/m]以上14000[cd/m]以下となる構成(構成例1)を見出した。構成例1において規定される輝度の数値は、一般的なベース照明装置30の表面輝度、及び、JIS情報(不快グレア等に言及しているJIS9110)を考慮して定められている。
以下、上記数値範囲の根拠について説明する。図4は、上記数値範囲の根拠を説明するための図である。上記数値範囲は、JISZ9110照明基準総則で規定されたUGR値の算出式(下記)を用いて検討されたものである。なお、以下のUGRの算出式において、Lsは、報知用光源装置20の輝度[cd/m]であり、Lbは、天井面(背景)輝度[cd/m]であり、Pは、報知用光源装置20の位置指数[m]であり、ωは報知用光源装置20の立体角[sr]である。なお、天井高さは、2.7m、報知用光源装置20の発光部(球状の部分)の高さは2.4mを想定し、発光部の直径は20cmまたは30cmを想定した。
Figure 2023175489000002
一般に、UGR=10は、JISZ9110に記載の通り、「(グレアを)感じ始める」とされているレベルである。報知用光源装置20の発光部の直径を30cm、天井面(背景)輝度Lbを10[cd/m]、報知用光源装置20の個数を5個とすると、このときの報知用光源装置20の輝度Lsは、519[cd/m]となった。
また、一般に、UGR=22は、「(グレアを)不快であると感じ始める」とされるレベルである。報知用光源装置20の発光部の直径を20cm、天井面(背景)輝度Lbを20[cd/m]、報知用光源装置20の個数を1個とすると、このときの報知用光源装置20の輝度Lsは、13852[cd/m]となった。
上記の数値を丸めて考えると、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値が500[cd/m]以上14000[cd/m]以下の場合に、人が報知用光源装置20を不快に感じることが抑制され、人が適度なレベルで報知用光源装置20を認識することができると考えられる。
報知用光源装置20に、このような構成例1が採用されれば、報知用光源装置20がベース照明装置30によって形成された照明環境を乱すことが抑制される。なお、上記の数値範囲は、より制限的には、800[cd/m]以上9000[cd/m]以下である。以下、この数値範囲の根拠について、引き続き図4を参照しながら説明する。
一般に、UGR=13は、「(グレアを)感じられる」とされているレベルである。報知用光源装置20の発光部の直径を30cm、天井面(背景)輝度Lbを10[cd/m]、報知用光源装置20の個数を5個とすると、このときの報知用光源装置20の輝度Lsは、800[cd/m]となった。
また、一般に、UGR=22は、「(グレアが)気になる」とされるレベルである。報知用光源装置20の発光部の直径を20cm、天井面(背景)輝度Lbを20[cd/m]、報知用光源装置20の個数を1個とすると、このときの報知用光源装置20の輝度Lsは、8995[cd/m]となった。
上記の数値を丸めて考えると、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値が800[cd/m]以上9000[cd/m]以下の場合に、人が報知用光源装置20を不快に感じることがさらに抑制され、人が適度なレベルでより自然に報知用光源装置20を認識することができると考えられる。
なお、光の出射表面とは、報知用光源装置20の外表面のうち光が出射される(人にとって発光して見える)領域を意味する。図1のように報知用光源装置20が球体である場合には、出射表面は球面である。輝度の平均値は、報知用光源装置20の光の出射表面に、2次元の輝度計を当てて計測し、発光部の平均輝度を算出することで計測可能である。
報知用光源装置20が構成例1のように構成されているかどうかは、報知用光源装置20が発光しているときに、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度を、計測位置を代えて複数回計測し、複数回計測した輝度の平均値が上記の数値範囲内であるか否かで判断することができる。
なお、報知用光源装置20が光の点滅または明滅によって報知を行う場合には、例えば、最も輝度が高いとき(点滅または明滅において輝度が最大の状態)の光の出射表面における輝度の平均値が上記の数値範囲内であればよい。また、報知用光源装置20が発光色の変更によって報知を行う場合には、光の出射表面における輝度の平均値が、発光色によらずに常に上記の数値範囲内であってもよいし、光の出射表面における輝度の平均値が、特定の発光色であるときにのみ上記の数値範囲内であってもよい。
[構成例2]
発明者らは、鋭意検討の結果、報知用光源装置20が光を発しているとき(報知を行っているとき)の、報知用光源装置20から2m離れた任意の位置における照度が50[lx]以下である構成(構成例2)を見出した。報知用光源装置20から2m離れた任意の位置における照度が50[lx]以下とは、報知用光源装置20から2m離れたどの方向において照度を測定しても、50[lx]以下となるという意味である。一般的には、ベース照明装置30が光を発しているときの机上面における照度は、500[lx]以上1000[lx]であり、天井から机上面までの距離は、おおむね2m程度である。そこで、報知用光源装置20が発する光の照度が、ベース照明装置30が発する光の照度に比べて十分に小さい(10分の1以下である)範囲として、上記の数値範囲を定めることができる。
報知用光源装置20に、このような構成例2が採用されれば、報知用光源装置20がベース照明装置30によって形成された照明環境を乱すことが抑制される。なお、上記の数値範囲は、より制限的には、40[lx]以下であり、さらに制限的には、30[lx]以下である。
なお、2m離れた位置とは、より具体的には、報知用光源装置20の光の出射面(外表面)から2m離れた位置を意味する。図1のように報知用光源装置20が球体である場合には、2m離れた位置の集合は球面(仮想球面)となる。
報知用光源装置20が構成例2のように構成されているかどうかは、報知用光源装置20が発光しているときに、上記仮想球面における照度を、仮想球面上で計測位置を代えて複数回計測し、複数回計測した輝度が全て上記の数値範囲内であるか否かで判断することができる。
なお、報知用光源装置20のみの照度を直接計測しようとすると、ベース照明装置30が発する光、及び、外光の影響を遮断して計測する必要があることから、計測が困難である可能性がある。そのような場合、報知用光源装置20及びベース照明装置30が発光している状態の照度(照度1)を計測し、報知用光源装置20及びベース照明装置30のうちベース照明装置30のみが発光しているときの照度(照度2)を計測する。照度1から照度2を減算することで、報知用光源装置20及びベース照明装置30のうち報知用光源装置20のみが発光しているときの照度を計測することができる。
なお、報知用光源装置20が光の点滅または明滅によって報知を行う場合には、例えば、最も輝度が高いとき(点滅または明滅において輝度が最大の状態)の2m離れた任意の位置における照度が上記の数値範囲内であればよい。また、報知用光源装置20が発光色の変更によって報知を行う場合には、2m離れた任意の位置における照度が、発光色によらずに常に上記の数値範囲内であってもよいし、2m離れた任意の位置における照度が、特定の発光色であるときにのみ上記の数値範囲内であってもよい。
[構成例3]
発明者らは、鋭意検討の結果、報知用光源装置20が光を発しているときの報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値をL(signal)[cd/m]、ベース照明装置30が光を発しているときのベース照明装置30の光の出射表面における輝度の平均値をL(base)[cd/m]として、-0.40<log10[L(signal)/L(base)]<0.18の条件を満たす構成(構成例3)を見出した。
この数値範囲は、10人の被験者を対象に主観評価を行い、報知用光源装置20が光によって報知を行うことに起因する違和感を被験者が感じにくいことを確認した上で定められたものである。なお、-0.40は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=40、L(base)=100としたときの数値であり、0.18は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=150、L(base)=100としたときの数値である。
人間の感覚の大きさは、受ける刺激の強さの対数に比例すること(ウェーバー・フェヒナーの法則)が知られている。照明システム10(報知用光源装置20及びベース照明装置30)に、このような構成例3が採用されれば、ベース照明装置30によって形成された照明環境において報知用光源装置20が光によって報知を行うことで人が違和感を感じること(つまり、照明環境が乱されること)が抑制される。なお、上記の数値範囲は、より制限的には、-0.22<log10[L(signal)/L(base)]<0.11であり、さらに制限的には、-0.10<log10[L(signal)/L(base)]<0.08である。
なお、-0.22は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=60、L(base)=100としたときの数値であり、0.11は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=130、L(base)=100としたときの数値である。-0.10は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=80、L(base)=100としたときの数値であり、0.08は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=120、L(base)=100としたときの数値である。
報知用光源装置20が構成例3のように構成されているかどうかは、例えば、以下の手順で判断することができる。まず、報知用光源装置20が発光しているときに、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度を、計測位置を代えて複数回計測し、複数回計測した輝度の平均値をL(signal)とする。次に、ベース照明装置30が発光しているときに、ベース照明装置30の光の出射表面における輝度を、計測位置を代えて複数回計測し、複数回計測した輝度の平均値をL(base)とする。これにより、log10[L(signal)/L(base)]が上記の数値範囲内であるか否かで判断することができる。なお、光の出射表面、及び、輝度の計測方法については構成例1と同様であるため説明が省略される。
L(signal)及びL(base)のそれぞれは、空間80において実際に報知用光源装置20が報知を行うシチュエーションで計測される。なお、報知用光源装置20が光の点滅または明滅によって報知を行う場合には、例えば、最も輝度が高いとき(点滅または明滅において輝度が最大の状態)に、log10[L(signal)/L(base)]が上記の数値範囲内であればよい。また、報知用光源装置20が発光色の変更によって報知を行う場合には、log10[L(signal)/L(base)]が、発光色によらずに常に上記の数値範囲内であってもよいし、log10[L(signal)/L(base)]が、特定の発光色であるときにのみ上記の数値範囲内であってもよい。
また、図1のように、空間80に、複数の報知用光源装置20及び複数のベース照明装置30が設置されているときには、複数のベース照明装置30のうちL(base)の計測対象となるベース照明装置30は、L(signal)の計測対象となる報知用光源装置20の最も近くに位置するベース照明装置30である。
[構成例4]
発明者らは、鋭意検討の結果、報知用光源装置20及びベース照明装置30のうちベース照明装置30のみが光を発しているときの空間80の床面における照度の最大値をE(base)[lx]、報知用光源装置20及びベース照明装置30の両方が光を発しているときの床面における照度の最大値をE(total)[lx]として、0≦log10[E(total)/E(base)]<0.08の条件を満たす構成(構成例4)を見出した。
この数値範囲は、10人の被験者を対象に主観評価を行い、報知用光源装置20が光によって報知を行うことに起因する違和感を被験者が感じにくいことを確認した上で定められたものである。なお、0は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=100、L(base)=100としたときの数値であり、0.08は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=120、L(base)=100としたときの数値である。
人間の感覚の大きさは、受ける刺激の強さの対数に比例すること(ウェーバー・フェヒナーの法則)が知られている。照明システム10(報知用光源装置20及びベース照明装置30)に、このような構成例4が採用されれば、ベース照明装置30によって形成された照明環境において報知用光源装置20が光によって報知を行うことで人が違和感を感じること(つまり、照明環境が乱されること)が抑制される。なお、上記の数値範囲は、より制限的には、0≦log10[E(total)/E(base)]<0.05であり、さらに制限的には、0≦log10[E(total)/E(base)]<0.03である。
なお、0.05は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=112、L(base)=100としたときの数値であり、0.03は、log10[L(signal)/L(base)]の式において、L(signal)=108、L(base)=100としたときの数値である。
E(total)は、空間80において実際に報知用光源装置20が報知を行うシチュエーションで計測される。E(base)は、このシチュエーションから報知用光源装置20及びベース照明装置30のうち報知用光源装置20だけを消灯させたシチュエーションで計測される。
なお、報知用光源装置20が光の点滅または明滅によって報知を行う場合には、例えば、最も輝度が高いとき(点滅または明滅において輝度が最大の状態)に、log10[E(total)/E(base)]が上記の数値範囲内であればよい。ベース照明装置30が調光可能である場合も同様である。また、報知用光源装置20が発光色の変更によって報知を行う場合には、log10[E(total)/E(base)]が、発光色によらずに常に上記の数値範囲内であってもよいし、log10[E(total)/E(base)]が、特定の発光色であるときにのみ上記の数値範囲内であってもよい。ベース照明装置30が調色可能である場合も同様である。
[構成例5]
発明者らは、鋭意検討の結果、報知用光源装置20が光を発しているとき(報知を行っているとき)に、(水平方向における光度/直下方向における光度)>1.0の条件を満たす構成(構成例5)を見出した。つまり、発明者らは、水平方向における光度が直下方向における光度よりも大きい構成(構成例5)を見出した。
このような構成例5が採用されれば、報知用光源装置20は、水平方向における光度が大きいことで効率よく報知しつつ、机上面または床面に照射される光を抑制することで、照明環境の乱れを抑制することができる。
なお、構成例5における数値範囲は、>1.5、>2.0、>3.0、または、>5.0等であってもよい。
[システム構成の変形例]
以下、照明システム10のシステム構成の変形例について説明する。上述のように、ベース照明装置30は、制御装置60から独立しており、制御装置60と通信を行わなくてもよい。図5は、このような変形例1に係る照明システム10aの機能構成を示すブロック図である。
また、サーバ装置50は、外部情報源70から得た情報を制御装置60へ提供してもよい。図6は、このような変形例2に係る照明システム10bの機構構成を示すブロック図である。外部情報源70には、センサ40と同様のセンサであってもよいし、サーバ装置50と異なる他のサーバ装置であってもよい。例えば、外部情報源70によってJアラートなどの災害情報がサーバ装置50へ提供されれば、制御装置60は、災害情報に基づいて報知用光源装置20を発光させることができる。
[効果等]
以上説明したように、報知用光源装置20は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置である。報知用光源装置20が光を発しているときの、報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値は、500[cd/m]以上14000[cd/m]以下である。
このような報知用光源装置20は、空間80における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる。
また、報知用光源装置20は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置である。報知用光源装置20が光を発しているときに報知用光源装置20から2m離れた任意の位置における照度は、50[lx]以下である。
このような報知用光源装置20は、空間80における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる。
また、照明システム10は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置20と、空間80を照らすベース照明装置30とを備える。報知用光源装置20が光を発しているときの報知用光源装置20の光の出射表面における輝度の平均値をI(signal)[cd/m]、ベース照明装置30が光を発しているときのベース照明装置30の光の出射表面における輝度の平均値をI(base)[cd/m]とすると、-0.40<log10[I(signal)/I(base)]<0.18の条件を満たす。
このような照明システム10は、空間80における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる。
また、照明システム10は、空間80の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置20と、空間80を照らすベース照明装置30とを備える。報知用光源装置20及びベース照明装置30のうちベース照明装置30のみが光を発しているときの空間80の床面における照度の最大値をE(base)[lx]、報知用光源装置20及びベース照明装置30の両方が光を発しているときの床面における照度の最大値をE(total)[lx]とすると、0≦log10[E(total)/E(base)]<0.08の条件を満たす。
照明システム10は、空間80における照明環境の乱れを抑制しつつ報知を行うことができる。
また、例えば、報知用光源装置20(または照明システム10)は、報知用光源装置20が光を発しているときに、(水平方向における光度/直下方向における光度)>1.0の条件を満たす。
このような報知用光源装置20(または照明システム10)は、空間80における照明環境の乱れを抑制しつつ効率よく報知を行うことができる。
また、例えば、報知用光源装置20は、発光色の変化により報知を行う。
このような報知用光源装置20(または照明システム10)は、比較的多くの情報を表現することができる。
また、例えば、報知用光源装置20は、光のオン及びオフにより報知を行う。
このような報知用光源装置20(または照明システム10)は、低コストで報知を実現できる。
また、例えば、空間80の内的条件は、空間80における、温度、湿度、空気質、人の在不在、人の密度、人の位置情報、音量、人の活性度、人の音声情報、人の生体情報、人の感情、及び、電力使用量の少なくとも1つに関する条件である。空間80の外的条件は、気温、時刻、照度、天気情報、交通情報、及び、災害情報の少なくとも1つに関する条件である。
このような報知用光源装置20(または照明システム10)は、空間80における、温度、湿度、空気質、人の在不在、人の密度、人の位置情報、音量、人の活性度、人の音声情報、人の生体情報、人の感情、及び、電力使用量の少なくとも1つに関する報知を行うことができる。また、報知用光源装置20(または照明システム10)は、気温、時刻、照度、天気情報、交通情報、及び、災害情報の少なくとも1つに関する報知を行うことができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態で説明された処理の順序は、一例である。複数の処理の順序は変更されてもよいし、複数の処理は並行して実行されてもよい。また、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(又は集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、上記実施の形態の制御装置として実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の制御装置(制御部)などのコンピュータが実行する照明システム(報知用光源装置)の制御方法として実行されてもよいし、このような制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 照明システム
20 報知用光源装置
30 ベース照明装置
40 センサ
50 サーバ装置
60 制御装置
61 操作受付部
62 制御部
63 記憶部
70 外部情報源
80 空間

Claims (12)

  1. 空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置であって、
    前記報知用光源装置が光を発しているときの、前記報知用光源装置の前記光の出射表面における輝度の平均値は、500[cd/m]以上14000[cd/m]以下である
    報知用光源装置。
  2. 空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置であって、
    前記報知用光源装置が光を発しているときに前記報知用光源装置から2m離れた任意の位置における照度は、50[lx]以下である
    報知用光源装置。
  3. 前記報知用光源装置が光を発しているときに、(水平方向における光度/直下方向における光度)>1.0の条件を満たす
    請求項1または2に記載の報知用光源装置。
  4. 前記報知用光源装置は、発光色の変化により前記報知を行う
    請求項1または2に記載の報知用光源装置。
  5. 前記報知用光源装置は、光のオン及びオフにより前記報知を行う
    請求項1または2に記載の報知用光源装置。
  6. 前記空間の内的条件は、前記空間における、温度、湿度、空気質、人の在不在、人の密度、人の位置情報、音量、人の活性度、人の音声情報、人の生体情報、人の感情、及び、電力使用量の少なくとも1つに関する条件であり、
    前記空間の外的条件は、気温、時刻、照度、天気情報、交通情報、及び、災害情報の少なくとも1つに関する条件である
    請求項1または2に記載の報知用光源装置。
  7. 空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置と、
    前記空間を照らすベース照明装置とを備え、
    前記報知用光源装置が光を発しているときの前記報知用光源装置の前記光の出射表面における輝度の平均値をL(signal)[cd/m]、前記ベース照明装置が光を発しているときの前記ベース照明装置の前記光の出射表面における輝度の平均値をL(base)[cd/m]とすると、-0.40<log10[L(signal)/L(base)]<0.18の条件を満たす
    照明システム。
  8. 空間の内的条件及び外的条件の少なくとも一方に基づいて発光することにより報知を行う報知用光源装置と、
    前記空間を照らすベース照明装置とを備え、
    前記報知用光源装置及び前記ベース照明装置のうち前記ベース照明装置のみが光を発しているときの前記空間の床面における照度の最大値をE(base)[lx]、前記報知用光源装置及び前記ベース照明装置の両方が光を発しているときの前記床面における照度の最大値をE(total)[lx]とすると、0≦log10[E(total)/E(base)]<0.08の条件を満たす
    照明システム。
  9. 前記報知用光源装置が光を発しているときに、(水平方向における光度/直下方向における光度)>1.0の条件を満たす
    請求項7または8に記載の照明システム。
  10. 前記報知用光源装置は、発光色の変化により前記報知を行う
    請求項7または8に記載の照明システム。
  11. 前記報知用光源装置は、光のオン及びオフにより前記報知を行う
    請求項7または8に記載の照明システム。
  12. 前記空間の内的条件は、前記空間における、温度、湿度、空気質、人の在不在、人の密度、人の位置情報、音量、人の活性度、人の音声情報、人の生体情報、人の感情、及び、電力使用量の少なくとも1つに関する条件であり、
    前記空間の外的条件は、気温、時刻、照度、天気情報、交通情報、及び、災害情報の少なくとも1つに関する条件である
    請求項7または8に記載の照明システム。
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