JP2023173205A - Electric motor and electric blower - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、電動機及び電動送風機に関する。 The present disclosure relates to electric motors and electric blowers.
下記特許文献1に、電気機械のためのローターが開示されている。当該ローターは、シャフトに固着されたローターコア組立体を含む。ローターコア組立体は、磁石と、磁石の一方の端部に固着されたエンドキャップとを含む。磁石及びエンドキャップの各々は、ボアを有する。シャフトは、磁石及びエンドキャップのボアの中に延びる。エンドキャップは、シャフトとの間に締り嵌めを形成する。磁石は、シャフトとの間にすき間嵌めを形成する。接着剤が、磁石とシャフトの間のすき間に配置される。エンドキャップは、磁石とシャフトとの間に配置された接着剤と異なる接着剤によって磁石に固着される。 Patent Document 1 listed below discloses a rotor for an electric machine. The rotor includes a rotor core assembly secured to a shaft. The rotor core assembly includes a magnet and an end cap secured to one end of the magnet. The magnet and end cap each have a bore. A shaft extends into the magnet and the bore of the end cap. The end cap forms an interference fit with the shaft. The magnet forms a clearance fit with the shaft. An adhesive is placed in the gap between the magnet and the shaft. The end cap is secured to the magnet by an adhesive different from the adhesive disposed between the magnet and the shaft.
特許文献1のローターを備えた電動機において、必要なトルクを得るために、ローターコアの外径を大きくしなければならない場合がある。ローターコアの外径が大きいと、高速回転時にローターコアが受ける遠心力による応力が高くなり、ローターコアの信頼性が低下する可能性がある。 In the electric motor equipped with the rotor of Patent Document 1, the outer diameter of the rotor core may have to be increased in order to obtain the necessary torque. If the outer diameter of the rotor core is large, the stress due to centrifugal force that the rotor core receives during high-speed rotation increases, which may reduce the reliability of the rotor core.
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ローターコアの外径を大きくすることなく、大きいトルクを得ることが可能な電動機及び電動送風機を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made to solve the above-mentioned problems, and aims to provide an electric motor and an electric blower that can obtain large torque without increasing the outer diameter of the rotor core. .
本開示に係る電動機は、複数のステーターコアと、回転可能に支持される軸と、複数のステーターコアに囲まれ、軸に対して固定され、複数の磁極を有するローターコアと、を備え、軸の径方向から見たときに、軸は、複数のステーターコアの一端を結んだ第1仮想線と、複数のステーターコアの他端を結んだ第2仮想線との間の範囲であるステーターコア範囲の中に配置されず、ステーターコア範囲の外に配置されるものである。
本開示に係る電動送風機は、上記電動機と、軸に取り付けられ、気流を発生させるインペラと、を備えたものである。
An electric motor according to the present disclosure includes a plurality of stator cores, a rotatably supported shaft, a rotor core surrounded by the plurality of stator cores, fixed to the shaft, and having a plurality of magnetic poles, the shaft When viewed from the radial direction of the stator core, the axis is a range between a first imaginary line connecting one end of the plurality of stator cores and a second imaginary line connecting the other ends of the plurality of stator cores. It is not located within the stator core range, but is located outside the stator core range.
An electric blower according to the present disclosure includes the above electric motor and an impeller that is attached to a shaft and generates an airflow.
本開示によれば、ローターコアの外径を大きくすることなく、大きいトルクを得ることが可能な電動機及び電動送風機を提供することが可能となる。 According to the present disclosure, it is possible to provide an electric motor and an electric blower that can obtain large torque without increasing the outer diameter of the rotor core.
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360°となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180°となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示による技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。 Embodiments will be described below with reference to the drawings. Common or corresponding elements in each figure are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be simplified or omitted. Note that when referring to angles in this disclosure, when there is a dominant angle and a recessive angle whose sum is 360°, this generally refers to the recessive angle, and there are acute angles and obtuse angles whose sum is 180°. In principle, it refers to an acute angle. The configuration shown in the embodiments shown below shows an example of the technical idea according to the present disclosure, and can be combined with another known technology, or can be combined with multiple technical ideas described in the present disclosure. It is also possible to combine. Further, it is also possible to omit or change a part of the configuration without departing from the gist of the present disclosure.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の電動送風機100の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態1の電動送風機100を軸方向から見た正投影図である。図3は、実施の形態1の電動送風機100の断面図である。図3は、図2のA-A線で切断した断面図である。このA-A線の断面は、電動送風機100の中心軸を通る断面である。
Embodiment 1.
FIG. 1 is a perspective view showing the appearance of an
電動送風機100は、一例として、ブラシレス型の電動機を備える。ブラシレス型の電動機は、例えば、定格回転数100000[r/min]で回転する。なお、本開示による電動機は、ブラシレス型に限定されるものではない。また、本開示による電動機は、例えば、定格回転数20000~50000[r/min]で回転するものであってもよい。
The
電動送風機100が備える電動機は、フレーム200を備える。フレーム200は、電動機の外殻を形成する部材である。フレーム200の形状は、例えば、段付きの円筒状である。段付きの円筒状のフレーム200の一端側の径は、他端側の径よりも細い。この一端側は、図3の紙面における左側である。フレーム200の他端側は、図3の紙面における右側である。
The electric motor included in the
電動送風機100が備える電動機は、ローターアセンブリ300及びステーター500を備える。図4は、実施の形態1のローターアセンブリ300の外観を示す斜視図である。図5は、実施の形態1のローターアセンブリ300の側面図である。図5は、ローターアセンブリ300を当該ローターアセンブリ300の径方向から見た図である。図6は、図5のB-B線での断面図を示している。
The electric motor included in
図6に示すように、ローターアセンブリ300は、軸301、ローターコア302、スリーブ303、第1エンドキャップ304、第2エンドキャップ305、軸受306、及びばね307を有する。本開示では、軸301の中心軸と同じ方向を「軸方向」とし、軸301の中心軸に直交する方向を「径方向」とする。なお、図5では、スリーブ303の図示が省略されている。本開示における軸受306は、一対の軸受306a,306bを含む
As shown in FIG. 6,
図3に示すように、ステーター500は、ステーターコア501及びステーター巻線503を有する。ステーター500は、ステーター巻線503により発生した電磁力を、ステーターコア501を介しローターコア302に伝達させ、ローターコア302を回転させる力を付与する部材である。ステーターコア501は、厚さL1を有する。厚さL1は、軸方向についてのステーターコア501の長さである。ローターアセンブリ300の一部及びステーター500は、図1から図3に示すように、フレーム200に収容される。
As shown in FIG. 3,
軸301は、電動機の回転軸となる部材である。軸301は、機械的強度及び切削加工性に優れた例えば鉄系の軟磁性材料から成る。軸301は、フレーム200の内部空間の中央部に配置される。なお、本開示では、軸301は、非磁性体でもよい。ローターコア302及び一対の軸受306a,306bは、この軸301に取り付けられる。ローターコア302は、永久磁石によって形成される。ローターコア302は、複数の磁極を有する。ローターコア302は、ステーター500から受けた力を軸301へ伝える部材である。ローターコア302は、例えば、鉄、ネオジム、ホウ素等を主成分とする希土類磁石から成る。ローターコア302は、中実の円柱状に形成される。軸受306の内周面は、軸301の外周面に接触する。軸301は、軸受306を介し、回転可能に支持される。
The
ローターコア302は、第1端302c及び第2端302dを有する。第1端302cは、ローターコア302の軸方向の二つの端部のうち、軸301と接する端部である。第2端302dは、ローターコア302の軸方向の二つの端部のうち、第1端302cとは反対側の端部である。
上述したように、段付きの円筒状のフレーム200の一端側は、他端側よりも径が小さい。図3に示すように、フレーム200の径が小さい一端側部分の内周面には、軸受306を保持する軸受保持部200aが形成される。軸受306は、当該軸受306の外周面が軸受保持部200aに接触するように設けられる。また、フレーム200の径が大きい他端側部分の内周面には、ステーター500を保持するステーター保持部200bが形成される。ローターコア302は、このステーター保持部200bに対向する位置に設けられる。ステーター500及び複数のステーターコア501は、ローターコア302を取り囲むように設けられる。
As described above, one end of the stepped
第1エンドキャップ304及び第2エンドキャップ305は、非磁性体である。第1エンドキャップ304及び第2エンドキャップ305は、軸301に対するローターコア302の位置を決めるための部材である。第1エンドキャップ304は、ローターコア302の第1端302cの端面に接触している。第2エンドキャップ305は、ローターコア302の第2端302dの端面に接触している。第1エンドキャップ304は、リング状の形状を有する。第2エンドキャップ305は、段付きの円柱状の形状を有する。スリーブ303は、非磁性体である。一例として、スリーブ303は、カーボン繊維と樹脂とを含む複合材料によって形成される。カーボン繊維と樹脂とを含む複合材料は、軽量で高強度かつ耐熱性を有する材料の一例である。なお、本開示では、第1エンドキャップ304、第2エンドキャップ305、スリーブ303のうちの少なくとも一つが軟磁性体でもよい。
The
図8は、図6のローターアセンブリ300の断面図における組付前の部品展開図である。図8に示すように、第1エンドキャップ304の内周面は、軸301の外周面に接触している。軸301は、突出部301aを有する。突出部301aの端面は、第1エンドキャップ304の片側の端面に対して、突出している。軸301の突出部301aの外径をφAとする。
FIG. 8 is an exploded view of parts before assembly in a sectional view of the
ローターコア302の第1端302cに第1凹部302aが形成されている。第1凹部302aは、第1端302cの端面に対して凹んでいる。ローターコア302の第2端302dに第2凹部302bが形成されている。第2凹部302bは、第2端302dの端面に対して凹んでいる。第1凹部302aの内径をφBとする。第2凹部302bの内径をφCとする。第1凹部302aの底面と第2凹部302bの底面との間の距離をL2とする。軸301の突出部301aの外径φAは、ローターコア302の第1凹部302aの内径φBよりも、例えば0.1mm以下程度小さくなるように構成される。軸方向の位置関係として、ローターコア302の第1凹部302aの底面と第2凹部302bの底面との間の距離L2の領域が、ステーターコア501の厚さL1の領域と一致するように、電動機が組み立てられる。あるいは、L2の領域がL1の領域よりもやや大きくてもよい。第2エンドキャップ305は、突出部305aを備える。突出部305aの外径φDは、ローターコア302の第2凹部302bの内径φCよりも、例えば0.1mm程度小さくなるように構成される。
A
スリーブ303は、ローターコア302の外周を覆う部材である。スリーブ303は、例えば、円筒状の部材である。スリーブ303は、ローターコア302が高速回転による遠心力で破壊されて飛散するのを防止するための部材である。本実施の形態において、スリーブ303は、ローターコア302の外周面の全体を覆う。また、スリーブ303は、第1エンドキャップ304の外周面の一部と、第2エンドキャップ305の外周面の一部とを覆う。ローターコア302の外周面とスリーブ303の内周面との間には接着剤がある。第1エンドキャップ304の外周面の一部とスリーブ303の内周面との間には接着剤がある。第2エンドキャップ305の外周面の一部とスリーブ303の内周面との間には接着剤がある。接着剤により、ローターコア302がスリーブ303に強く固定される。
The
第1エンドキャップ304は、ローターコア302と軸受306との間に配置される。第1エンドキャップ304の内周面が軸301の外周面に接触保持されることで、第1エンドキャップ304が軸301に保持される。ローターコア302の第1凹部302aに、軸301の突出部301aを挿入し、第1凹部302a内に軸301の端部である突出部301aが接触し、接着剤により両者が結合され保持され接着固定される。さらに、スリーブ303内にローターコア302を挿入し、スリーブ303の内周面とローターコア302の外周面との隙間に接着剤を塗布し保持する。第2エンドキャップ305は、突出部305aをローターコア302の第2凹部302bに挿入し、第2凹部302b内に第2エンドキャップ305の突出部305aが接触し、接着剤により両者が結合され保持され接着固定される。
A
ところで、軸301の中心に対するローターコア302の中心ズレは、磁束の流れの不釣り合いによるトルクの低下及びコギングを招くだけでなく、質量不釣り合いによる電動送風機100の振動に影響する。このため、軸301の突出部301aの外径φAの外周面と、ローターコア302の第1凹部302aの内径φBの内周面との隙間は、極力ゼロに近いことが好ましい。また、ローターコア302の中心に対する第2エンドキャップ305の中心ズレは、質量不釣り合いによる電動送風機100の振動に影響する。このため、ローターコア302の第2凹部302bの内径φCの内周面と、第2エンドキャップ305の突出部305aの外径φDの外周面との隙間は、極力ゼロに近いことが好ましい。
By the way, the center deviation of the
電動送風機100は、インペラ101、ブラケット201及びカバー202を備える。インペラ101は、回転することで気流を発生させる部材である。ブラケット201及びカバー202は、電動送風機100の外殻の一部を形成する部材である。
The
図3に示すように、軸301の一端側は、軸受306を貫通し、フレーム200のステーター保持部200bの内部へ突出する。図9は、図3の一部を拡大した断面図である。なお、図9では、断面のハッチングの一部を省略している。図9に示すように、ステーター500に極数分形成された複数のステーターコア501の一端を結んだ線を第1仮想線502aと称し、複数のステーターコア501の他端を結んだ第2仮想線502bと称する。また、第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間の範囲をステーターコア範囲502と称する。
As shown in FIG. 3, one end of the
電動送風機100の電動機は、軸301の径方向から見たときに、ローターコア302の第1凹部302a及び第2凹部302bが、第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中に配置されず、ステーターコア範囲502の外に配置されるように、組み立てられる。
In the electric motor of the
インペラ101は、軸301のうち、フレーム200の一端側外方へ突出した部分に取り付けられる。本実施の形態において、一対の軸受306a,306bは、このインペラ101とローターコア302との間に配置される。また、軸受306aと軸受306bとの間には、ばね307が設けられている。ばね307は、一対の軸受306a,306bの各々に両者を離間する方向に予圧を付与する部材である。
The
ブラケット201は、フレーム200の一端側に取り付けられる。ブラケット201は、フレーム200の一端側を囲うように設けられる。カバー202は、ブラケット201の一端側に取り付けられる。カバー202は、インペラ101を覆うように設けられる。カバー202の一端側には、インペラ101の中心に対向する位置に吸気口202aが形成される。インペラ101によって吸気口202aから取り込まれた空気を案内する案内羽根等の部材が、ブラケット201とカバー202の間に収容される。
また、ブラケット201の他端側には、排気口201aが形成される。排気口201aは、吸気口202aよりも軸301の径方向外方に設けられる。排気口201aは、フレーム200よりも軸301の径方向外方に設けられる。電動送風機100は、吸気口202aから空気を取り込み、排気口201aから空気を送り出す。
Furthermore, an
上記したフレーム200、ブラケット201及びカバー202は、電動送風機100の外殻を形成するケーシングの一例である。本実施の形態において、ローターアセンブリ300、ステーター500及びインペラ101は、このケーシングに収容される。また、吸気口202a及び排気口201aは、このケーシングに形成されている。
The
ここで、図3を参照し、電動送風機100の動作時について説明する。ステーター巻線503に電流を流すことにより発生する磁束は、ステーターコア501を介しローターコア302に回転力として作用する。これにより、ローターコア302及び軸301が回転する。また、軸301に取り付けられたインペラ101が回転する。
Here, with reference to FIG. 3, the operation of the
電動送風機100の電動機の回転力は、ローターコア302の磁力が大きいほど、大きくなる。ローターコア302の磁力は、ローターコア302の材質及び体積により決まる。近年ではネオジム、ホウ素等を主成分とする希土類磁石が多く用いられている。この希土類磁石は、およそ1000kA/m以上の磁力を得られる。希土類磁石であれば、少ない体積でより大きい磁力を得ることができる。この保磁力は、例えばフェライトでおよそ300kA/m、鉄で0.1kA/mであることから、希土類磁石がローターコア302の小型化に貢献している。
The rotational force of the electric motor of the
インペラ101が回転すると、吸気口202aにおける圧力が負圧になる。これにより、吸気口202aからカバー202内へと空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、インペラ101の中心部から外周へと送られる。インペラ101の外周へ送られた空気は、ブラケット201の内部を流れ、排気口201aから吹き出される。
When the
また、図3に示すように、フレーム200には、通気口200c及び排気口200dが形成されてもよい。通気口200cは、フレーム200の内部空間とブラケット201の内部空間とをつなぐ開口である。排気口200dは、フレーム200の内部空間と電動送風機100の外部とをつなぐ開口である。通気口200c及び排気口200dが形成されることで、ブラケット201の内部を流れる空気の一部は、通気口200cを介してフレーム200の内部へ流れ込む。フレーム200の内部へ空気が流れ込むことで、ローターアセンブリ300が冷却される。フレーム200の内部へ流れ込んだ空気は、排気口200dから排出される。
Further, as shown in FIG. 3, the
図9に示すように、本実施の形態においては、軸301の径方向から見たときに、第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中に、軸301の突出部301aが配置されることはない。軸301の突出部301aは、ステーターコア範囲502の外に配置される。つまり、軸301の径方向から見たときに、軸301は、ステーターコア範囲502の中に配置されず、ステーターコア範囲502の外に配置される。また、本実施の形態において、ステーターコア範囲502の中に、第2エンドキャップ305の突出部305aが配置されることはない。第2エンドキャップ305の突出部305aは、ステーターコア範囲502の外に配置される。
As shown in FIG. 9, in this embodiment, when viewed from the radial direction of the
軸301及び第2エンドキャップ305は、ローターコア302に比べると保磁力が著しく小さい。このため、第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中に、軸301あるいは第2エンドキャップ305が配置されていたと仮定すると、軸301あるいは第2エンドキャップ305の保磁力が小さい分だけ、ローターアセンブリ300が得るトルクが小さくなる。これに対し、本実施の形態であれば、第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502内には、保磁力の優れたローターコア302のみが配置される。このため、ローターコア302の体積を大きくすることなく、ローターアセンブリ300について大きいトルクを得ることが可能となる。また、ローターコア302の小径化が可能となり、高速回転時にローターコア302が受ける遠心力による応力が抑制される。その結果、ローターコア302の信頼性を向上させることが可能となる。
The
なお、実施の形態1の変形例として、電動送風機100の使用回転速度によりローターコア302の破壊リスクがない場合は、スリーブ303を省略してもよい。
As a modification of the first embodiment, the
図7は、実施の形態1の他の変形例であるローターアセンブリ300Aの断面図である。実施の形態1の変形例として、電動送風機100の使用回転速度によりローターコア302の破壊リスクがない場合は、図7の変形例のようにしてもよい。図7に示すローターアセンブリ300Aでは、軸301の突出部301aと、ローターコア302の第1凹部302a及び第2凹部302bと、第2エンドキャップ305の突出部305aとが省略されている。ローターコア302の第1端302cの端面は、全体が平坦になっている。第1端302cの端面に、軸301の端面と、第1エンドキャップ304の端面とが接着固定されている。第1端302cの端面と、軸301の端面と、第1エンドキャップ304の端面とは、同一平面上にある。ローターコア302の第2端302dの端面は、全体が平坦になっている。第2エンドキャップ305の、ローターコア302側の端面は、全体が平坦になっている。第2端302dの端面に、第2エンドキャップ305の端面が接着固定されている。図7に示す例であれば、ローターコア302に第1凹部302a及び第2凹部302bを形成する必要がないので、ローターコア302の体積をより小さくすることが可能となる。
FIG. 7 is a sectional view of a
実施の形態2.
次に、図10及び図11を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
Embodiment 2.
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. 10 and 11, but the explanation will focus on the differences from the first embodiment described above, and common explanations will be simplified or omitted. Further, elements common to or corresponding to those described above are given the same reference numerals.
図10は、実施の形態2のローターアセンブリ300Bの側面断面図である。図11は、図10のローターアセンブリ300Bにおける組付前の部品展開図である。実施の形態1と同様にして、軸301は、第1エンドキャップ304の片側の端面に対して端面が突出した突出部301aを有する。図11に示すように、軸301の突出部301aの外径をφAとする。
FIG. 10 is a side cross-sectional view of
ローターコア302は、外径がφFで全長がL4の略円柱形状を呈する。ローターコア302の第1端302cに第1凹部302aが形成されている。第1凹部302aは、第1端302cの端面に対して凹んでいる。第1凹部302aの内径をφBとする。ローターコア302の第2端302dには、第2凹部302bが形成されていない。第2端302dの端面は、全体が平坦になっている。第1凹部302aの底面と第2端302dの端面との距離をL3とする。軸301の突出部301aの外径φAは、ローターコア302の第1凹部302aの内径φBよりも、例えば0.1mm以下程度小さくなるように構成される。軸方向の位置関係として、第1凹部302aの底面と第2端302dの端面との距離L3の領域が、ステーターコア501の厚さL1の領域と一致するように、電動機が組み立てられる。あるいは、L3の領域がL1の領域よりもやや大きくてもよい。
The
ローターアセンブリ300Bは、片側に開口部を備えた円筒形状の第2エンドキャップ308を備える。第2エンドキャップ308は、非磁性材料からなる。第2エンドキャップ308の開口部の内径をφGとする。第2エンドキャップ308の開口部の深さをL5とする。第2エンドキャップ308の開口部の内径φGは、ローターコア302の外径φFよりも例えば0.1mm大きくなるように構成される。第2エンドキャップ308の開口部の深さL5は、ローターコア302の全長L4よりも大きくなるように構成される。
本実施の形態において、第2エンドキャップ308は、ローターコア302の外周面の全体を覆い、ローターコア302の外周面と第2エンドキャップ308の内周面との間には接着剤がある。接着剤によりローターコア302が第エンドキャップ308と強く固定される。さらに、第2エンドキャップ308は、第1エンドキャップ304の外周面の一部を覆う。第1エンドキャップ304の外周面の当該一部と、第2エンドキャップ308の内周面との間には接着剤がある。軸301の突出部301aは、ローターコア302の第1凹部302a内に接触保持される。第1エンドキャップ304とローターコア302の間には接着剤がある。軸301の突出部301aと、ローターコア302の第1凹部302aの内面との間には接着剤がある。接着剤によりローターコア302が軸301の突出部301a及び第1エンドキャップ304と強く固定される。
In this embodiment, the
ところで、軸301の中心に対するローターコア302の中心ズレは、磁束の流れの不釣り合いによるトルクの低下及びコギングを招くだけでなく、質量不釣り合いによる電動送風機100の振動に影響する。このため、軸301の突出部301aの外径φAの外周面と、ローターコア302の第1端302cの第1凹部302aの内径φBの内周面との隙間は、極力ゼロに近いことが好ましい。また、ローターコア302の中心と第2エンドキャップ308の中心ズレは、質量不釣り合いによる電動送風機100の振動に影響する。このため、ローターコア302の外径φFの外周面と、第2エンドキャップ308の内径φGの内周面との隙間は、極力ゼロに近いことが好ましい。
By the way, the center deviation of the
上記の実施の形態において、ステーター500に極数分形成された複数のステーターコア501の端面を結んだ第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中に軸301が配置されることがなくなる。上述のように軸301はローターコア302に比べると保磁力が著しく小さい。本実施の形態であれば、トルクに寄与するステーター500に極数分形成された複数のステーターコア501の端面を結んだ第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中には、保磁力の優れたローターコア302のみが配置される。このため、ローターコア302の体積及び外径を大きくすることなく、ローターアセンブリ300について大きいトルクを得ることが可能となる。すなわち、ローターコア302の小径化が可能となり、高速回転時にローターコア302が受ける遠心力による応力が抑制され、ローターコア302の信頼性を向上することが可能となる。
In the embodiment described above, the
また、第2エンドキャップ308がローターコア302を覆うため、実施の形態1によるスリーブ303がなくてもローターコア302の遠心力による破壊を防ぐことができ、部品点数を減らすことが可能となる。
Further, since the
実施の形態3.
次に、図12及び図13を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1及び2との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
Embodiment 3.
Next, Embodiment 3 will be described with reference to FIGS. 12 and 13, but the explanation will focus on the differences from the above-described Embodiments 1 and 2, and common explanations will be simplified or omitted. Further, elements common to or corresponding to those described above are given the same reference numerals.
図12は、実施の形態3のローターアセンブリ300Cの側面断面図である。図13は、図12のローターアセンブリ300Cにおける組付前の部品展開図である。図13に示すように、軸301は、第1エンドキャップ304の端面に対して突出した突出部301bを先端に有する。突出部301bは、軸方向または円周方向に並ぶ凹凸を有する。図12に示す例では、突出部301bにおいて、外径φHの部分と、φH≠φJである外径φJの部分とが軸方向に交互に並ぶことで、軸方向に並ぶ凹凸が形成されている。突出部301bが有する凹凸は、例えば網目ローレットまたはネジ溝のような微小な溝であってもよい。
FIG. 12 is a side sectional view of a
ローターコア302は、軸301の突出部301bに一体成形により強固に固定される。図13に示すように、突出部301bの先端面と、ローターコア302の第2端302dの端面との距離をL6とする。ローターコア302は、外径がφFで全長がL4の略円柱形状を呈する。軸方向の位置関係として、突出部301bの先端面と、ローターコア302の第2端302dの端面との距離L6の領域が、ステーターコア501の厚さL1の領域に一致するように、電動機が組み立てられる。または、L6の領域がL1の領域よりもやや大きくてもよい。
The
第2エンドキャップ308は、片側に開口部を備えた円筒形状を呈する。第2エンドキャップ308は、非磁性材料からなる。第2エンドキャップ308の開口部の内径をφGとする。第2エンドキャップ308の開口部の深さをL5とする。第2エンドキャップ308の開口部の内径φGは、ローターコア302の外径φFよりも例えば0.1mm大きくなるように構成される。第2エンドキャップ308の開口部の深さL5は、ローターコア302の全長L4よりも大きくなるように構成される。
The
図12に示すように、本実施の形態において、第2エンドキャップ308は、ローターコア302の外周面の全体を覆い、ローターコア302の外周面と第2エンドキャップ308の内周面との間には接着剤がある。接着剤によりローターコア302が第2エンドキャップ308と強く固定される。さらに、第2エンドキャップ308は、第1エンドキャップ304の外周面の一部を覆う。第1エンドキャップ304の外周面の当該一部と、第2エンドキャップ308の内周面との間には接着剤がある。軸301の突出部301bは、ローターコア302の第1端302cの内部に接触保持される。第1エンドキャップ304とローターコア302の間には接着剤がある。接着剤によりローターコア302が第1エンドキャップ304と強く固定される。軸301とローターコア302と第2エンドキャップ308の中心ズレは、質量不釣り合いによる電動送風機100の振動に影響する。このため、軸301の中心軸と、ローターコア302の中心軸とは、極力一致させることが好ましい。また、ローターコア302の外径φFの外周面と、第2エンドキャップ308の内径φGの内周面との隙間は、極力ゼロに近いことが好ましい。
As shown in FIG. 12, in this embodiment, the
上記の実施の形態において、軸301とローターコア302が一体成形により固定されるため、軸301の中心とローターコア302の中心の芯ズレをほぼゼロに形成することが可能となる。それゆえ、運転時に磁束の流れの不釣り合いによるトルクの低下及びコギングを抑制することが可能となる。また、このことによりローターアセンブリ300の質量不釣り合いが低減し、電動送風機100の振動を抑制することが可能となる。
In the embodiment described above, since the
また、ステーター500に極数分形成された複数のステーターコア501の端面を結んだ第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中に軸301が配置されることがなくなる。上述のように軸301はローターコア302に比べると保磁力が著しく小さい。本実施の形態であれば、トルクに寄与するステーター500に極数分形成された複数のステーターコア501の端面を結んだ第1仮想線502aと第2仮想線502bとの間のステーターコア範囲502の中には、保磁力の優れたローターコア302のみが配置される。このため、ローターコア302の体積及び外径を大きくすることなく、ローターアセンブリ300について大きいトルクを得ることが可能となる。すなわち、ローターコア302の小径化が可能となり、高速回転時にローターコア302が受ける遠心力による応力が抑制され、ローターコア302の信頼性を向上することが可能となる。
Further, the
なお、上述した複数の実施の形態が有する特徴のうち、組み合わせることが可能な二つ以上の特徴を組み合わせて実施してもよい。 Note that among the features of the plurality of embodiments described above, two or more features that can be combined may be combined and implemented.
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。 Hereinafter, various aspects of the present disclosure will be collectively described as supplementary notes.
(付記1)
複数のステーターコアと、
回転可能に支持される軸と、
前記複数のステーターコアに囲まれ、前記軸に対して固定され、複数の磁極を有するローターコアと、
を備え、
前記軸の径方向から見たときに、前記軸は、前記複数のステーターコアの一端を結んだ第1仮想線と、前記複数のステーターコアの他端を結んだ第2仮想線との間の範囲であるステーターコア範囲の中に配置されず、前記ステーターコア範囲の外に配置される電動機。
(付記2)
前記ローターコアの、前記軸と接する第1端の端面に接触した第1エンドキャップと、
前記ローターコアの、前記第1端とは反対側の第2端の端面に接触した第2エンドキャップと、
をさらに備え、
前記ローターコアの前記第1端に形成された第1凹部内に前記軸の端部が接触保持され、
前記ローターコアの前記第2端に形成された第2凹部内に前記第2エンドキャップの突出部が接触保持され、
前記軸の径方向から見たときに、前記第2凹部は、前記ステーターコア範囲の中に配置されず、前記ステーターコア範囲の外に配置される付記1に記載の電動機。
(付記3)
前記ローターコアの外周を覆うスリーブをさらに備える付記2に記載の電動機。
(付記4)
前記軸と前記ローターコアとが接着固定され、
前記ローターコアと前記第1エンドキャップとが接着固定され、
前記ローターコアと前記第2エンドキャップとが接着固定され、
前記ローターコアの外周面と前記スリーブの内周面とが接着固定されている付記3に記載の電動機。
(付記5)
前記ローターコアの、前記軸と接する第1端の端面に接着固定された第1エンドキャップと、
前記ローターコアの、前記第1端とは反対側の第2端の端面に接着固定された第2エンドキャップと、
前記ローターコアの外周を覆うスリーブと、
を備え、
前記ローターコアの外周面と前記スリーブの内周面とが接着固定され、
前記軸の径方向から見たときに、前記第2エンドキャップは、前記ステーターコア範囲の中に配置されず、前記ステーターコア範囲の外に配置される付記1に記載の電動機。
(付記6)
前記ローターコアの、前記軸と接する第1端の端面に接着固定された第1エンドキャップと、
片側に開口部を備えた円筒形状の第2エンドキャップと、
をさらに備え、
前記ローターコアの前記第1端に形成された第1凹部内に前記軸の端部が接着固定され、
前記第2エンドキャップは、前記ローターコアの外周面と、前記第1エンドキャップの外周面の少なくとも一部とを覆い、
前記ローターコアと前記第2エンドキャップとが接着固定され、
前記第1エンドキャップと前記第2エンドキャップとが接着固定されている付記1に記載の電動機。
(付記7)
前記軸は、軸方向または円周方向に並ぶ凹凸を有する突出部を備え、
前記ローターコアは、前記軸の前記突出部に一体成形により固定され、
前記軸に接触保持された第1エンドキャップと、
片側に開口部を備えた円筒形状の第2エンドキャップと、
をさらに備え、
前記第2エンドキャップは、前記ローターコアの外周面と、前記第1エンドキャップの外周面の少なくとも一部とを覆い、
前記ローターコアと前記第2エンドキャップとが接着固定され、
前記第1エンドキャップと前記第2エンドキャップとが接着固定されている付記1に記載の電動機。
(付記8)
前記軸の前記突出部に形成された溝によって前記凹凸が形成されている付記7に記載の電動機。
(付記9)
前記軸は、非磁性体または軟磁性体である付記1から付記8のいずれか一項に記載の電動機。
(付記10)
前記第1エンドキャップ及び前記第2エンドキャップは、非磁性体または軟磁性体である付記2から付記8のいずれか一項に記載の電動機。
(付記11)
前記スリーブは、非磁性体または軟磁性体である付記3から付記5のいずれか一項に記載の電動機。
(付記12)
付記1から付記11のいずれか一項に記載の電動機と、
前記軸に取り付けられ、気流を発生させるインペラと、
を備えた電動送風機。
(Additional note 1)
multiple stator cores,
a rotatably supported shaft;
a rotor core surrounded by the plurality of stator cores, fixed to the shaft, and having a plurality of magnetic poles;
Equipped with
When viewed from the radial direction of the shaft, the shaft has a line between a first imaginary line connecting one end of the plurality of stator cores and a second imaginary line connecting the other ends of the plurality of stator cores. The electric motor is not located within a stator core range, but is located outside said stator core range.
(Additional note 2)
a first end cap in contact with an end surface of a first end of the rotor core that is in contact with the shaft;
a second end cap in contact with an end surface of a second end of the rotor core opposite to the first end;
Furthermore,
an end of the shaft is held in contact with a first recess formed in the first end of the rotor core;
a protrusion of the second end cap is held in contact with a second recess formed in the second end of the rotor core;
The electric motor according to supplementary note 1, wherein the second recess is not disposed within the stator core range, but is disposed outside the stator core range, when viewed from the radial direction of the shaft.
(Additional note 3)
The electric motor according to appendix 2, further comprising a sleeve that covers the outer periphery of the rotor core.
(Additional note 4)
the shaft and the rotor core are adhesively fixed;
the rotor core and the first end cap are adhesively fixed;
the rotor core and the second end cap are adhesively fixed;
The electric motor according to appendix 3, wherein the outer circumferential surface of the rotor core and the inner circumferential surface of the sleeve are adhesively fixed.
(Appendix 5)
a first end cap adhesively fixed to the end surface of the first end of the rotor core that is in contact with the shaft;
a second end cap adhesively fixed to an end surface of a second end of the rotor core opposite to the first end;
a sleeve that covers the outer periphery of the rotor core;
Equipped with
The outer peripheral surface of the rotor core and the inner peripheral surface of the sleeve are adhesively fixed,
The electric motor according to appendix 1, wherein the second end cap is not disposed within the stator core range but outside the stator core range when viewed from the radial direction of the shaft.
(Appendix 6)
a first end cap adhesively fixed to the end surface of the first end of the rotor core that is in contact with the shaft;
a cylindrical second end cap with an opening on one side;
Furthermore,
an end of the shaft is adhesively fixed within a first recess formed in the first end of the rotor core;
The second end cap covers an outer circumferential surface of the rotor core and at least a portion of an outer circumferential surface of the first end cap,
the rotor core and the second end cap are adhesively fixed;
The electric motor according to supplementary note 1, wherein the first end cap and the second end cap are adhesively fixed.
(Appendix 7)
The shaft includes a protrusion having projections and depressions arranged in an axial direction or a circumferential direction,
The rotor core is fixed to the protrusion of the shaft by integral molding,
a first end cap held in contact with the shaft;
a cylindrical second end cap with an opening on one side;
Furthermore,
The second end cap covers an outer circumferential surface of the rotor core and at least a portion of an outer circumferential surface of the first end cap,
the rotor core and the second end cap are adhesively fixed;
The electric motor according to supplementary note 1, wherein the first end cap and the second end cap are adhesively fixed.
(Appendix 8)
The electric motor according to appendix 7, wherein the unevenness is formed by a groove formed in the protrusion of the shaft.
(Appendix 9)
The electric motor according to any one of Supplementary Notes 1 to 8, wherein the shaft is a non-magnetic material or a soft magnetic material.
(Appendix 10)
The electric motor according to any one of appendices 2 to 8, wherein the first end cap and the second end cap are nonmagnetic or soft magnetic.
(Appendix 11)
The electric motor according to any one of appendices 3 to 5, wherein the sleeve is a non-magnetic material or a soft magnetic material.
(Appendix 12)
The electric motor according to any one of Supplementary notes 1 to 11,
an impeller attached to the shaft and generating airflow;
Electric blower with.
100 電動送風機、 101 インペラ、 200 フレーム、 200a 軸受保持部、 200b ステーター保持部、 200c 通気口、 200d 排気口、 201 ブラケット、 201a 排気口、 202 カバー、 202a 吸気口、 300 ローターアセンブリ、 300A ローターアセンブリ、 300B ローターアセンブリ、 300C ローターアセンブリ、 301 軸、 301a 突出部、 301b 突出部、 302 ローターコア、 302a 第1凹部、 302b 第2凹部、 302c 第1端、 302d 第2端、 303 スリーブ、 304 第1エンドキャップ、 305 第2エンドキャップ、 305a 突出部、 306 軸受、 306a 軸受、 306b 軸受、 308 第2エンドキャップ、 500 ステーター、 501 ステーターコア、 502 ステーターコア範囲、 502a 第1仮想線、 502b 第2仮想線、 503 ステーター巻線 100 electric blower, 101 impeller, 200 frame, 200a bearing holding part, 200b stator holding part, 200c vent, 200d exhaust port, 201 bracket, 201a exhaust port, 202 cover, 202a intake port, 300 rotor assembly, 300A rotor assembly, 300B rotor assembly, 300C rotor assembly, 301 shaft, 301a protrusion, 301b protrusion, 302 rotor core, 302a first recess, 302b second recess, 302c first end, 302d second end, 303 sleeve, 304 first end cap, 305 second end cap, 305a protrusion, 306 bearing, 306a bearing, 306b bearing, 308 second end cap, 500 stator, 501 stator core, 502 stator core range, 502a first imaginary line, 502b second imaginary line , 503 stator winding
Claims (12)
回転可能に支持される軸と、
前記複数のステーターコアに囲まれ、前記軸に対して固定され、複数の磁極を有するローターコアと、
を備え、
前記軸の径方向から見たときに、前記軸は、前記複数のステーターコアの一端を結んだ第1仮想線と、前記複数のステーターコアの他端を結んだ第2仮想線との間の範囲であるステーターコア範囲の中に配置されず、前記ステーターコア範囲の外に配置される電動機。 multiple stator cores,
a rotatably supported shaft;
a rotor core surrounded by the plurality of stator cores, fixed to the shaft, and having a plurality of magnetic poles;
Equipped with
When viewed from the radial direction of the shaft, the shaft has a line between a first imaginary line connecting one end of the plurality of stator cores and a second imaginary line connecting the other ends of the plurality of stator cores. The electric motor is not located within a stator core range, but is located outside said stator core range.
前記ローターコアの、前記第1端とは反対側の第2端の端面に接触した第2エンドキャップと、
をさらに備え、
前記ローターコアの前記第1端に形成された第1凹部内に前記軸の端部が接触保持され、
前記ローターコアの前記第2端に形成された第2凹部内に前記第2エンドキャップの突出部が接触保持され、
前記軸の径方向から見たときに、前記第2凹部は、前記ステーターコア範囲の中に配置されず、前記ステーターコア範囲の外に配置される請求項1に記載の電動機。 a first end cap in contact with an end surface of a first end of the rotor core that is in contact with the shaft;
a second end cap in contact with an end surface of a second end of the rotor core opposite to the first end;
Furthermore,
an end of the shaft is held in contact with a first recess formed in the first end of the rotor core;
a protrusion of the second end cap is held in contact with a second recess formed in the second end of the rotor core;
The electric motor according to claim 1, wherein the second recess is not arranged within the stator core range, but is arranged outside the stator core range, when viewed from the radial direction of the shaft.
前記ローターコアと前記第1エンドキャップとが接着固定され、
前記ローターコアと前記第2エンドキャップとが接着固定され、
前記ローターコアの外周面と前記スリーブの内周面とが接着固定されている請求項3に記載の電動機。 the shaft and the rotor core are adhesively fixed;
the rotor core and the first end cap are adhesively fixed;
the rotor core and the second end cap are adhesively fixed;
The electric motor according to claim 3, wherein the outer circumferential surface of the rotor core and the inner circumferential surface of the sleeve are adhesively fixed.
前記ローターコアの、前記第1端とは反対側の第2端の端面に接着固定された第2エンドキャップと、
前記ローターコアの外周を覆うスリーブと、
を備え、
前記ローターコアの外周面と前記スリーブの内周面とが接着固定され、
前記軸の径方向から見たときに、前記第2エンドキャップは、前記ステーターコア範囲の中に配置されず、前記ステーターコア範囲の外に配置される請求項1に記載の電動機。 a first end cap adhesively fixed to the end surface of the first end of the rotor core that is in contact with the shaft;
a second end cap adhesively fixed to an end surface of a second end of the rotor core opposite to the first end;
a sleeve that covers the outer periphery of the rotor core;
Equipped with
The outer peripheral surface of the rotor core and the inner peripheral surface of the sleeve are adhesively fixed,
The electric motor according to claim 1, wherein the second end cap is not arranged within the stator core range, but is arranged outside the stator core range, when viewed from the radial direction of the shaft.
片側に開口部を備えた円筒形状の第2エンドキャップと、
をさらに備え、
前記ローターコアの前記第1端に形成された第1凹部内に前記軸の端部が接着固定され、
前記第2エンドキャップは、前記ローターコアの外周面と、前記第1エンドキャップの外周面の少なくとも一部とを覆い、
前記ローターコアと前記第2エンドキャップとが接着固定され、
前記第1エンドキャップと前記第2エンドキャップとが接着固定されている請求項1に記載の電動機。 a first end cap adhesively fixed to the end surface of the first end of the rotor core that is in contact with the shaft;
a cylindrical second end cap with an opening on one side;
Furthermore,
an end of the shaft is adhesively fixed within a first recess formed in the first end of the rotor core;
The second end cap covers an outer circumferential surface of the rotor core and at least a portion of an outer circumferential surface of the first end cap,
the rotor core and the second end cap are adhesively fixed;
The electric motor according to claim 1, wherein the first end cap and the second end cap are adhesively fixed.
前記ローターコアは、前記軸の前記突出部に一体成形により固定され、
前記軸に接触保持された第1エンドキャップと、
片側に開口部を備えた円筒形状の第2エンドキャップと、
をさらに備え、
前記第2エンドキャップは、前記ローターコアの外周面と、前記第1エンドキャップの外周面の少なくとも一部とを覆い、
前記ローターコアと前記第2エンドキャップとが接着固定され、
前記第1エンドキャップと前記第2エンドキャップとが接着固定されている請求項1に記載の電動機。 The shaft includes a protrusion having projections and depressions arranged in an axial direction or a circumferential direction,
The rotor core is fixed to the protrusion of the shaft by integral molding,
a first end cap held in contact with the shaft;
a cylindrical second end cap with an opening on one side;
Furthermore,
The second end cap covers an outer circumferential surface of the rotor core and at least a portion of an outer circumferential surface of the first end cap,
the rotor core and the second end cap are adhesively fixed;
The electric motor according to claim 1, wherein the first end cap and the second end cap are adhesively fixed.
前記軸に取り付けられ、気流を発生させるインペラと、
を備えた電動送風機。 The electric motor according to any one of claims 1 to 8,
an impeller attached to the shaft and generating airflow;
Electric blower with.
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240704 |