JP2023172915A - プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが快適にコンテンツを閲覧できるプログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】コマ割りされ、読み進めるべきコマの順序が定められているコンテンツをコンピュータに表示させるプログラムであって、閲覧処理は、コンテンツの選択を受け付ける選択ステップS102と、選択されたコンテンツを表示画面に表示する表示ステップS103と、表示されたコンテンツを、コマの順序に沿ってスクロールさせるスクロールステップ、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザから操作を受け付ける操作ステップ及びスクロールに関するスクロールパラメータを算定する算定ステップを含むステップS104と、を実行させる。スクロールステップは、操作ステップで受け付けたユーザからの操作に応じて、算定ステップで算定したスクロールパラメータに基づき、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせる。【選択図】図6

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法に関する。
スマートフォン等の携帯端末において、マンガ等の電子コンテンツを閲覧する技術が知られている。
特許文献1には、コマ割りがされ読み進めるべきコマの順序が定められているコンテンツを拡大表示状態でユーザに閲覧させるにあたり、ユーザの操作負担の軽減を図りつつ、適正なコマ順序でのコンテンツ閲覧を可能としながらシステム開発コストの削減を図る技術が開示されている。
特許文献2には、頁送り操作を行ったときに、過去の閲覧時に留意した部分を見つけやすい形で頁送りの画像表示がなされる技術が開示されている。
再表2017/130318号公報 特開2012-252620号公報
スマートフォン等の携帯端末においては画面が小さく、ユーザが快適にコンテンツを閲覧できていないという課題がある。
そこで、本開示は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その目的は、ユーザが快適にコンテンツを閲覧する技術を提供することである。
プロセッサと、記憶部と、表示画面とを備え、コマ割りがされ読み進めるべきコマの順序が定められているコンテンツをコンピュータに表示させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、コンテンツの選択を受け付ける選択ステップと、選択ステップにおいて選択されたコンテンツを表示画面に表示する表示ステップと、表示ステップにおいて表示されたコンテンツを、コマの順序に沿ってスクロールさせるスクロールステップと、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザから操作を受け付ける操作ステップと、スクロールステップにおけるスクロールに関するスクロールパラメータを算定する算定ステップと、を実行させ、スクロールステップは、操作ステップにおいて受け付けたユーザからの操作に応じて、算定ステップにおいて算定されたスクロールパラメータに基づき、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、プログラム。
本開示によれば、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
システム1の機能構成を示すブロック図である。 サーバ10の機能構成を示すブロック図である。 ユーザ端末20の機能構成を示すブロック図である。 ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。 コンテンツテーブル1013のデータ構造を示す図である。 閲覧処理の動作を示すフローチャートである。 ユーザ端末20に表示されるコンテンツ画像の画面例である。 コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
<システム1の構成>
本開示におけるシステム1は、コマ割りがされ読み進めるべきコマの順序が定められているマンガ、コミック等のコンテンツを閲覧するためのコンテンツ閲覧サービスをユーザに提供する情報処理システムである。
システム1は、ネットワークNを介して接続された、サーバ10、ユーザ端末20の情報処理装置を備える。
図1は、システム1の機能構成を示すブロック図である。
図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
図3は、ユーザ端末20の機能構成を示すブロック図である。
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成および、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。サーバ10、ユーザ端末20のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成およびコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
<サーバ10の構成>
サーバ10は、ユーザに対してマンガ、コミック等のコンテンツを提供する情報処理装置である。
サーバ10は、記憶部101、制御部104を備える。
<サーバ10の記憶部101の構成>
サーバ10の記憶部101は、アプリケーションプログラム1011、学習モデル1021、ユーザテーブル1012、コンテンツテーブル1013を備える。
アプリケーションプログラム1011は、サーバ10の制御部104を各機能ユニットとして機能させるためのプログラムである。
アプリケーションプログラム1011は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
学習モデル1021は、コンテンツ画像を入力データとして、スクロールパラメータを出力(推論)する推論モデルである。
入力データは、コンテンツを閲覧するユーザのユーザ属性に関する情報を含んでも良い。
学習モデル1021の学習処理は、後述する。
学習モデル1021モデルは、例えば機械学習、人工知能、深層学習モデルなどの一種である。学習モデル1021は、回帰分析モデル、人手により作成された任意の算定モデルを含む。
学習モデル1021モデルは、単一の学習モデルである必要はなく、複数の独立した学習モデルを切り替えて実現しても良い。
学習モデル1021の一例として、深層学習におけるディープニューラルネットワークによる深層学習モデルを説明する。学習モデル1021は、深層学習モデルである必要は必ずしもなく、任意の機械学習、人工知能モデルでも良い。
コンテンツ画像を入力データとして、学習モデル1021を適用することにより、ユーザにとって好適なスクロール操作を実現するためのスクロールパラメータが推計される。
ユーザテーブル1012は、サービスを利用する会員ユーザ(以下、ユーザ)の情報を記憶し管理するテーブルである。ユーザは、サービスの利用登録を行うことで、当該ユーザの情報がユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶される。これにより、ユーザは本開示にかかるサービスを利用できるようになる。
ユーザテーブル1012は、ユーザIDを主キーとして、ユーザID、ユーザ名、ユーザ属性のカラムを有するテーブルである。
図4は、ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。ユーザ識別情報は、ユーザごとにユニークな値が設定されている項目である。
ユーザ名は、ユーザの氏名を記憶する項目である。ユーザ名は、氏名ではなく、ニックネームなど任意の文字列を設定しても良い。
ユーザ属性は、ユーザの年齢、性別、好きなコンテンツのジャンル等のユーザの属性に関する情報を記憶する項目である。
コンテンツテーブル1013は、コンテンツに関する情報(コンテンツ情報)を記憶し管理するためのテーブルである。
コンテンツテーブル1013は、コンテンツID、コンテンツ名、コンテンツ属性、コンテンツデータのカラムを有するテーブルである。
図5は、コンテンツテーブル1013のデータ構造を示す図である。
コンテンツIDは、コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を記憶する項目である。コンテンツ識別情報は、コンテンツごとにユニークな値が設定されている項目である。
コンテンツ名は、コンテンツの作品名、タイトル等の名称を記憶する項目である。コンテンツ名は任意の文字列を設定することができる。
コンテンツ属性は、コンテンツのジャンル、想定される読者の性別、年齢層等のコンテンツの属性に関する情報を記憶する項目である。
コンテンツデータは、マンガ、コミック等のコンテンツを記憶する項目である。具体的に、コンテンツデータは、AZW/MOBI、Topaz、CEBX、ePub、HTML5/CSS3、MCBook、Mobipocket、PDF、XMDF、.book等のデータ形式のコンテンツが記憶されたバイナリファイルを記憶する項目である。
本開示におけるコンテンツデータは、コマ割りがされ読み進めるべきコマの順序が定められているマンガ、コミック等のコンテンツであり、書籍等のページごとにコマ割がなされているコンテンツのコマごとに縦または横方向に再配置されたコンテンツである。この場合、ユーザは、上下方向または左右方向にコンテンツをスクロールさせることによりコンテンツを読み進めることができる。なお、コマごとに縦または横方向に再配置されたコンテンツは、ページごとにコマ割がなされているコンテンツに基づき予め生成しておいたり、コンテンツデータの読み出し時に自動的にコマごとに縦または横方向に再配置しても良い。
なお、スマートフォン等の携帯端末においては特に上下方向のスクロール作業が煩わしいと感じるユーザが多く、本開示の情報処理システムは特にコンテンツのコマごとに縦方向に再配置されたコンテンツであり、上下方向にコンテンツをスクロール可能なコンテンツデータが好適である。
本開示におけるコンテンツデータは、コンテンツデータの作者、編集者等により加えられた演出情報と呼ばれる付加情報を含んでも良い。例えば、演出情報は見開きコマの拡大・縮小、見開きコマの順序表示、注目コマおよび注目部位に対する拡大表示、アニメーション表示、効果音等の情報を含む。なお、ユーザ端末20の制御部204は、演出情報に基づき、コンテンツデータに所定の演出を加えた画像または動画等をユーザ端末20のディスプレイ2081に表示することが可能である。なお、演出情報は予めコンテンツデータに含められている必要はなく、外部サーバまたはコンテンツデータに含まれる画像情報等に基づき任意の機械学習、深層学習等のAIモデル等を用いて自動的に生成する構成としてもかまない。例えば、ユーザは、ユーザ端末20のディスプレイ2081に重ねて設けられたタッチデバイス2065に触れると、ユーザ端末20の制御部204は、演出情報に基づき、コンテンツデータに所定の演出を加えた画像または動画等をユーザ端末20のディスプレイ2081に表示し、ユーザに提示する。ユーザ端末20は、所定の演出を加えた画像または動画等を表示させるための領域をタッチデバイス2065において設定していてもよい。また、ユーザ端末20は、所定の演出を加えた画像または動画等を表示させるためのアイコンをディスプレイ2081に表示させ、タッチデバイス2065への接触を受け付けるようにしてもよい。
<サーバ10の制御部104の構成>
サーバ10の制御部104は、ユーザ登録制御部1041、閲覧部1042を備える。制御部104は、記憶部101に記憶されたアプリケーションプログラム1011を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
ユーザ登録制御部1041は、本開示に係るサービスの利用を希望するユーザの情報をユーザテーブル1012に記憶する処理を行う。
ユーザテーブル1012に記憶される情報は、ユーザが任意の情報処理端末からサービス提供者が運営するウェブページなどを開き、所定の入力フォームに情報を入力しサーバ10へ送信する。ユーザ登録制御部1041は、受信した情報をユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶し、ユーザ登録が完了する。これにより、ユーザテーブル1012に記憶されたユーザはサービスを利用することができるようになる。
ユーザ登録制御部1041によるユーザ情報のユーザテーブル1012への登録に先立ち、サービス提供者は所定の審査を行いユーザによるサービス利用可否を制限しても良い。
ユーザIDは、ユーザを識別できる任意の文字列または数字で良く、ユーザが希望する任意の文字列または数字、もしくはユーザ登録制御部1041が自動的に任意の文字列または数字を設定しても良い。
<ユーザ端末20の構成>
ユーザ端末20は、サービスを利用するユーザが操作する情報処理装置である。ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよいし、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。また、HMD(Head Mount Display)、腕時計型端末等のウェアラブル端末であってもよい。
ユーザ端末20は、記憶部201、制御部204、入力装置206、出力装置208を備える。
<ユーザ端末20の記憶部201の構成>
ユーザ端末20の記憶部201は、ユーザID2011、アプリケーションプログラム2012を備える。
ユーザID2011はユーザのアカウントIDである。ユーザは、ユーザ端末20からユーザID2011を、サーバ10へ送信する。サーバ10は、ユーザID2011に基づきユーザを識別し、本開示にかかるサービスをユーザに対して提供する。なお、ユーザID2011には、ユーザ端末20を利用しているユーザを識別するにあたりサーバ10から一時的に付与されるセッションIDなどの情報を含む。
アプリケーションプログラム2012は、記憶部201に予め記憶されていても良いし、通信IFを介してサービス提供者が運営するウェブサーバ等からダウンロードする構成としても良い。
アプリケーションプログラム2012は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
アプリケーションプログラム2012は、ユーザ端末20に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
<ユーザ端末20の制御部204の構成>
ユーザ端末20の制御部204は、入力制御部2041、出力制御部2042を備える。制御部204は、記憶部201に記憶されたアプリケーションプログラム2012を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
<ユーザ端末20の入力装置206の構成>
ユーザ端末20の入力装置206は、カメラ2061、マイク2062、位置情報センサ2063、モーションセンサ2064、タッチデバイス2065を備える。
<ユーザ端末20の出力装置208の構成>
ユーザ端末20の出力装置208は、ディスプレイ2081、スピーカ2082を備える。
<システム1の動作>
以下、システム1の各処理について説明する。
図6は、閲覧処理の動作を示すフローチャートである。
図7は、ユーザ端末20に表示されるコンテンツ画像の画面例である。
<閲覧処理>
閲覧処理は、ユーザが端末においてコミックを閲覧する処理である
<閲覧処理の概要>
閲覧処理は、ユーザに対してコンテンツを選択可能に一覧提示し、ユーザからコンテンツの選択を受け付け、選択されたコンテンツをユーザに提示し、ユーザから選択されたコンテンツの閲覧操作を受け付ける一連の処理である。
<閲覧処理の詳細>
以下に、閲覧処理の詳細を説明する。
ステップS101において、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することによりユーザ端末20の記憶部201に記憶されたアプリケーションプログラム2012を実行する。ユーザ端末20の制御部204は、サーバ10にコンテンツ一覧を要求するリクエストを送信する。サーバ10の閲覧部1042は、リクエストを受信するとコンテンツテーブル1013のコンテンツID、コンテンツ名、コンテンツ属性、コンテンツデータを含むコンテンツ情報をユーザ端末20へ送信する。
ユーザ端末20の制御部204は、受信したコンテンツ情報をユーザ端末20のディスプレイ2081に一覧表示する。
ステップS102において、サーバ10の閲覧部1042は、コンテンツの選択を受け付ける選択ステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、ユーザ端末20のディスプレイ2081に一覧表示されたコンテンツ情報から、閲覧を希望する1または複数のコンテンツ情報を選択する。なお、本開示においては、簡単のため1の所定のコンテンツ情報を選択する構成を開示する。
ユーザ端末20の制御部204は、ユーザにより選択されたコンテンツ情報に対応したコンテンツIDをサーバ10へ送信する。サーバ10の閲覧部1042は、ユーザから選択を受け付けたコンテンツIDを受信し、受け付ける。
ステップS103において、サーバ10の閲覧部1042は、選択ステップにおいて選択されたコンテンツを表示画面に表示する表示ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の閲覧部1042は、受信したコンテンツIDに基づき、コンテンツテーブル1013のコンテンツIDの項目を検索し、コンテンツデータを取得する。サーバ10の閲覧部1042は、取得したコンテンツデータをユーザ端末20へ送信する。ユーザ端末20の制御部204は、受信したコンテンツデータをユーザ端末20のディスプレイ2081に表示する。
図7は、ユーザ端末20に表示されるコンテンツ画像の画面例である。ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示される画面D10には、コンテンツ表示エリアD101、セリフ表示エリアD102、操作エリアD103が含まれる。
コンテンツ表示エリアD101には、ステップS102においてユーザにより選択されたコンテンツデータの一部(コンテンツ画像)が表示される。本開示において、コンテンツデータは、マンガ、コミック等であるが、マンガ、コミック等のコンテンツはコンテンツ量が多い(ページ数などが多い)ため、コンテンツ表示エリアD101に一度にコンテンツを表示させることができない。そのため、コンテンツ表示エリアD101には、コンテンツデータの一部分のみが表示され、ユーザはスクロール操作を行うことによりコンテンツデータを読み進めることができる。本開示においてユーザは、ユーザ端末20に対し上下方向にコンテンツデータをスクロールさせ読み進めることができる。なお、本開示は、左右方向にコンテンツをスクロール構成、それ以外の任意の方向にスクロール可能な構成にも適用可能である。
セリフ表示エリアD102には、コンテンツ表示エリアD101に表示されるコンテンツ画像に含まれるセリフがテキスト情報として表示される。
ユーザ端末20がスマートフォンなどの携帯端末である場合は、コンテンツ表示エリアD101の物理的サイズが小さく、コンテンツ画像に含まれるセリフの文字が小さくなることによりユーザが読み難い場合がある。そのような場合も、ユーザはセリフ表示エリアD102に表示されたセリフを読むことができるため、快適にコンテンツ閲覧を進めることができる。
なお、セリフ表示エリアD102に表示されるセリフのテキスト情報は、コンテンツ表示エリアD101に表示されるコンテンツ画像の前後の所定領域のコンテンツデータであり、コンテンツ表示エリアD101に表示されていないコンテンツデータに含まれるセリフのテキスト情報を含めても良い。ユーザは、コンテンツ画像前後の、コンテンツ表示エリアD101に表示されていないコンテンツデータに含まれるセリフのテキスト情報を確認することができ、表示画面D10に表示されていない前後のセリフを確認することにより、快適にコンテンツデータを読み進めることができる。
操作エリアD103には、アプリケーションプログラム2012を操作するためのボタン等の1または複数のユーザインタフェースコンポーネントが表示される。ユーザは、操作エリアD103に配置された、ボタン等を操作することにより、ステップS102において選択されたコンテンツデータを他のコンテンツデータに変更したり、コンテンツ表示エリアD101に表示されたコンテンツデータをスクロールさせることにより読み進めることができる。
例えば、ユーザはユーザ端末20のディスプレイ2081に指または身体の一部を接触させ、接触位置を基準位置として、身体を接触させた状態で基準位置から上下または左右に接触部を移動させることにより、コンテンツデータを当該移動させた方向、または、移動させた方向とは逆方向にスクロールさせても良い。この場合、基準位置と接触部との距離に応じて、距離が離れるほどスクロール速度を早くしたり、遅くしたりしても良い。
ステップS104において、ユーザ端末20の制御部204は、表示ステップにおいて表示されたコンテンツを、コマの順序に沿ってスクロールさせるスクロールステップを実行する。
ユーザ端末20の制御部204は、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザから操作を受け付ける操作ステップを実行する。スクロールステップは、操作ステップにおいて受け付けたユーザからの操作に応じて、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、コンテンツ表示エリアD101に表示されたコンテンツデータをスクロールさせることができる。また、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することなしに、コンテンツ表示エリアD101に表示されたコンテンツデータをスクロールさせても良い。
なお、コンテンツ表示エリアD101に表示されたコンテンツデータのスクロールは、ユーザ端末20の制御部204ではなく、サーバ10の閲覧部1042が実行し、生成したコンテンツ画像をユーザ端末20へ送信することにより、ユーザ端末20のディスプレイ2081のコンテンツデータのスクロールを実現しても良い。
本開示においては、ユーザ端末20に対して上下または左右にスクロールさせることができる。なお、ユーザ端末20に対して任意方向にスクロール可能としても構わない。
ステップS104において、操作ステップは、ユーザが表示画面に触れる第1操作処理と、ユーザが表示画面から離れる第2操作処理と、を含む。スクロールステップは、第1操作処理に応じて、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールを開始させるステップと、第2操作処理に応じて、スクロールを停止させるステップと、を含む。
具体的に、ユーザが指等の身体部位の一部を、ユーザ端末20のディスプレイ2081に重ねて設けられたタッチデバイス2065に触れると、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツデータのスクロールを開始する。ユーザが、ユーザ端末20のディスプレイ2081に重ねて設けられたタッチデバイス2065に触れている間、コンテンツデータのスクロールが継続的に実行される。これにより、ユーザは、入力操作を行うことなしにコンテンツデータをスクロールさせつつ快適に閲覧することができる。このとき、ユーザ端末20の制御部204は、スクロールパラメータに応じてスクロールを実行する。ユーザが指等の身体部位の一部を、ユーザ端末20のディスプレイ2081に重ねて設けられたタッチデバイス2065から離すと、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツデータのスクロールを停止させる。これにより、ユーザは時間をかけて閲覧したいコンテンツデータの位置にてスクロールを簡単に停止させることができる。
ステップS104において、サーバ10の閲覧部1042は、表示ステップにおいて表示画面に表示されたコンテンツのコンテンツ画像に基づき、スクロールステップにおけるスクロールに関する情報が既定されたスクロールパラメータを算定する算定ステップを実行する。算定ステップは、表示画面に表示されたコンテンツ画像を入力データとして、深層学習モデルに適用することにより、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。
算定ステップは、スクロール速度、スクロール時間、停止時間およびスクロール態様を含むスクロールパラメータを算定するステップであり、スクロールステップは、算定ステップにおいて算定されたスクロール速度、スクロール時間、停止時間およびスクロール態様に基づき、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップを実行する。
具体的に、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ表示エリアD101に表示されているコンテンツデータの一部(コンテンツ画像)を含むリクエストをサーバ10へ送信する。サーバ10の閲覧部1042は、受信したコンテンツ画像を入力データとして、学習モデル1021に適用することにより、出力データとしてスクロールパラメータを算出し取得する。
なお、学習モデル1021がユーザ端末20に記憶される構成とし、ユーザ端末20の制御部204が、サーバ10へリクエストを送信することなしに、スクロールパラメータを算出し取得する構成としても良い。
学習モデル1021に適用する入力データはコンテンツ画像の前後の所定領域のコンテンツデータを含んでも構わない。スクロールパラメータは、スクロールによりコンテンツ表示エリアD101に表示されるコンテンツ画像が更新されると、更新されたコンテンツ画像に基づき新たなスクロールパラメータが算出され、更新される。
ステップS104において、算定ステップは、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザの属性に関するユーザ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。算定ステップは、ユーザの性別、年齢および好きなコンテンツのジャンルを含むユーザ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。
具体的に、サーバ10の閲覧部1042は、学習モデル1021に適用する入力データにユーザ端末20にかかるユーザのユーザ属性を含めても良い。これにより、ユーザは、ユーザの年齢、性別、好きなコンテンツのジャンル等のユーザの属性に応じて算出されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
ステップS104において、算定ステップは、選択ステップにおいて受け付けたコンテンツの属性に関するコンテンツ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。算定ステップは、選択ステップにおいて受け付けたコンテンツのジャンル、コンテンツの想定される読者の性別およびコンテンツの想定される読者の年齢層を含むコンテンツ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。
具体的に、サーバ10の閲覧部1042は、学習モデル1021に適用する入力データに表示対象のコンテンツデータのコンテンツ属性を含めても良い。これにより、ユーザは、コンテンツのジャンル、コンテンツの想定される読者の性別およびコンテンツの想定される読者の年齢層等のコンテンツの属性に応じて算出されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
ステップS104において、算定ステップは、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに関する特徴量であるコマ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。算定ステップは、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに含まれる、コマ割、コマ内の画像およびコマ内の人物数を含むコマ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。
具体的に、サーバ10の閲覧部1042は、学習モデル1021に適用する入力データにコンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに含まれる、コマ割、コマ内の画像およびコマ内の人物数を含むコマ特徴量を含めても良い。これにより、ユーザは、コンテンツ画像に含まれるコマに関するコマ特徴量に応じて算出されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
ステップS104において、算定ステップは、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに関する特徴量であるセリフ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。算定ステップは、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに含まれる、セリフ内容、セリフ数、セリフ文字数およびセリフ画像サイズを含むセリフ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップを実行する。
具体的に、サーバ10の閲覧部1042は、学習モデル1021に適用する入力データにコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに含まれる、セリフ内容(セリフの文章内容)、セリフ数、セリフ文字数およびセリフ画像サイズを含むセリフ特徴量を含めても良い。これにより、ユーザは、コンテンツ画像に含まれるセリフに関するセリフ特徴量に応じて算出されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
ステップS104において、サーバ10の閲覧部1042は、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフを、表示画面にコンテンツ画像とともに、コンテンツ画像とは異なるセリフ領域に表示させるセリフ表示ステップを実行する。セリフ表示ステップは、コンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフを、所定の順番に並べて、セリフ領域に表示させるステップを実行する。
具体的に、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ表示エリアD101に表示されるコンテンツ画像に含まれる複数のセリフD1021、D1022、D1023、D1024をテキスト情報として、複数のセリフを上から順番に並べて、ユーザ端末20のディスプレイ2081のセリフ表示エリアD102に表示させる。複数のセリフは右または左から順番に並べても良い。
コンテンツ情報に含まれる複数のセリフは、予めコンテンツデータに含まれるコマごとに、当該コマに含まれるセリフをテキスト情報として、コマと関連づけて記憶しておき表示させても良い。コンテンツ情報に含まれる複数のセリフは、コンテンツデータに含まれるコマごとの画像データに基づき光学文字認識技術(Optical Character Recognition)等に基づき当該コマに含まれるセリフをテキスト情報として認識し、コマと関連づけて記憶させても良い。
なお、複数のセリフはコンテンツ画像に含まれるキャラクタ等の発話順序等に従った順番に並べてセリフ領域に表示させて良い。複数のセリフの順番は、予めコンテンツデータごとにコンテンツ情報の提供者等が設定し記憶しても良い。複数のセリフの順番は、AIモデル、深層学習モデル等にコンテンツデータを入力データと適用することにより、自動的に取得し記憶させる構成としても良い。
ステップS104において、セリフ表示ステップは、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の一端に寄せて表示するステップと、コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の他端に寄せて表示するステップと、を含む。
具体的に、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタ(CHRA)のセリフD1021、D1023を、セリフ表示エリアD102の左端に寄せて表示する。一方、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタ(CHRB)のセリフD1022を、セリフ表示エリアD102の右端に寄せて表示する。セリフは、セリフ表示エリアD102の上端または下端に寄せて表示しても良い。
これにより、コンテンツ画像に含まれるキャラクタごとのセリフがセリフ領域の異なる領域に表示されることにより、ユーザはキャラクタごとのセリフを直感的に読むことができる。
ステップS104において、セリフ表示ステップは、コンテンツ画像に含まれる主人公キャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の一端に寄せて表示するステップと、コンテンツ画像に含まれる他のキャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の他端に寄せて表示するステップと、を含む。
具体的に、第1キャラクタ(CHRA)が主人公であり、第2キャラクタ(CHRB)および第3キャラクタ(CHRC)が主人公以外の他のキャラクタである場合に、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタ(CHRA)のセリフD1021、D1023を、セリフ表示エリアD102の左端に寄せて表示する。一方、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる他のキャラクタ(CHRB、CHRC)のセリフD1022、D1024を、セリフ表示エリアD102の右端に寄せて表示する。
これにより、コンテンツ画像に含まれる主人公のセリフがセリフ領域の一端に表示され、他のキャラクタのセリフが他端に表示されることにより、ユーザはキャラクタごとのセリフを直感的に読むことができる。キャラクタが主人公であるか否かは、コンテンツ提供者が予め設定し、キャラクタ情報と関連付けて記憶しても良い。キャラクタが主人公であるか否かは、AIモデル、深層学習モデル等にコンテンツデータを入力データと適用することにより、自動的に判定しキャラクタ情報と関連付けて記憶しても良い。1のコンテンツデータにおいて、1または複数のキャラクタを主人公として設定しても良い。1のコンテンツデータにおいて、章、節、チャプターなどごとに1または複数のキャラクタを主人公として設定しても良い。
ステップS104において、セリフ表示ステップは、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタの1または複数のセリフを、コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタの1または複数のセリフと異なる表示態様で表示するステップを実行する。
具体的に、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタ(CHRA)のセリフD1021、D1023を、第一の色で表示する。一方、ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタ(CHRB)のセリフD1022を、第一の色とは異なる第二の色で表示する。ユーザ端末20の制御部204は、コンテンツ画像に含まれる第3キャラクタ(CHRC)のセリフD1024を、第一の色および第二の色とは異なる第三の色で表示する。
なお、ユーザ端末20の制御部204は、第1キャラクタ、第2キャラクタ、第3キャラクタのセリフを、それぞれ異なる形状の表示枠、アイコン等と関連づけて表示しても良い。また、図7に記載されている通り、セリフD1021、D1023に第1キャラクタの名称CHRA、セリフD1022に第2キャラクタの名称CHRB、セリフD1024に第3キャラクタのセリフD1024を関連づけて表示することにより、異なる表示態様で表示しても良い。
ステップS104において、サーバ10の閲覧部1042は、セリフ領域に表示された1または複数のセリフを音声により読み上げる読上ステップを実行する。
読上ステップは、コンテンツ画像に含まれる複数のキャラクタの1または複数のセリフを、キャラクタごとに関連づけられた異なる音声により読み上げるステップを実行する。
具体的に、ユーザ端末20の制御部204は、セリフ表示エリアD102に表示されたセリフD1021、D1022、D1023、D1024に含まれるテキスト情報を音声としてスピーカ2082から出力し、セリフを音声として読み上げる。読み上げ音声は、セリフごとに関連づけられたキャラクタごとに異なる音声により読み上げる構成としても良い。
これにより、ユーザはコンテンツの閲覧に合わせて、キャラクタごとに関連づけられた音声により読み上げられたセリフを耳から聴くことができる。ユーザは、快適にコンテンツを閲覧することができる。
複数のセリフごとに読み上げられる音声は、コンテンツ情報に含まれる複数のセリフごとに、予め人物等による音声を録音し、セリフと関連づけて記憶しておき、当該録音された音声を再生することによりセリフを音声により読み上げる構成としても良い。
ステップS104において、サーバ10の閲覧部1042は、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザから、セリフ表示ステップにおいてセリフ領域に表示された1または複数のセリフに対する操作を受け付ける操作ステップを実行する。
スクロールステップは、操作ステップにおいてユーザからの操作を受け付けた1または複数のセリフに対応したコンテンツ画像が表示画面に表示されるように、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、セリフ表示エリアD102に表示されたセリフD1021、D1022、D1023、D1024に指または身体の一部を接触させることにより選択操作を行う。ユーザ端末20の制御部204は、選択操作が行われたセリフに応じた位置にコンテンツデータをスクロールさせる。
例えば、ユーザがセリフD1024に対する選択操作を行うと、セリフD1024に対応するコンテンツ画像中のセリフが、コンテンツ表示エリアD101内の上部に位置するようにコンテンツデータをスクロールさせる。コンテンツデータがスクロールすると,セリフD1021に対応するコンテンツ画像中のセリフがコンテンツ表示エリアD101の外部に外れることにより、セリフ表示エリアD102からセリフD1021が消去される。そして、コンテンツデータのスクロールにより、コンテンツ表示エリアD101にコンテンツ画像中の新たなセリフが含まれるようになると、セリフ表示エリアD102に当該新たなセリフに応じたセリフのテキスト情報が表示されるようになる。
これにより、ユーザは、セリフに対してクリック、タップ等の操作を実行することにより、当該操作されたセリフに応じたコンテンツ画像を表示画面に表示させることができる。ユーザは、快適にコンテンツを閲覧することができる。
<学習処理>
学習モデル1021の学習処理を以下に説明する。
<学習モデル1021の学習処理>
学習モデル1021の学習処理は、学習モデル1021に含まれるディープニューラルネットワークの学習パラメータを深層学習により学習させる処理である。
<学習モデル1021の学習処理の概要>
学習モデル1021の学習処理は、コンテンツ画像、ユーザ属性、コンテンツ属性、コマ特徴量、セリフ特徴量を入力データ(入力ベクトル)として、スクロールパラメータを出力データ(教師データ)となるように、学習モデル1021に含まれるディープニューラルネットワークの学習パラメータを深層学習により学習させる処理である。
学習モデル1021の入力データから、ユーザ属性、コンテンツ属性、コマ特徴量、セリフ特徴量のいずれかを省略しても構わない。
<学習モデル1021の学習処理の詳細>
サーバ10の学習部1051は、コンテンツ画像、ユーザ属性、コンテンツ属性、コマ特徴量、セリフ特徴量などを入力データ(入力ベクトル)として、スクロールパラメータを出力データ(教師データ)となるよう、学習データを作成する。例えば、予め、様々なコンテンツ画像、様々なスクロールパラメータ、様々なユーザのコンテンツ閲覧に関する快適度に関するアンケート調査等を実施することにより学習データを構築する。
サーバ10の学習部1051は、学習データに基づき、学習モデル1021のディープニューラルネットワークを学習させるための訓練データ、テストデータ、検証データなどのデータセットを作成する。
サーバ10の学習部1051は、作成したデータセットに基づき学習モデル1021に含まれるディープニューラルネットワークの学習パラメータを深層学習により学習させる。具体的に、コンテンツ画像ごとに、ユーザによるコンテンツ閲覧に関する快適度が最大化されるようにスクロールパラメータが推論されるようにディープニューラルネットワークの学習パラメータを学習させる。
<コンピュータの基本ハードウェア構成>
図8は、コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ90は、プロセッサ901、主記憶装置902、補助記憶装置903、通信IF991(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらは通信バス921により相互に電気的に接続される。
プロセッサ901とは、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアである。プロセッサ901は、演算装置、レジスタ、周辺回路等から構成される。
主記憶装置902とは、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
補助記憶装置903とは、データ及びプログラムを保存するための記憶装置である。例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
通信IF991とは、有線又は無線の通信規格を用いて、他のコンピュータとネットワークを介して通信するための信号を入出力するためのインタフェースである。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
なお、各ハードウェア構成の全部または一部を複数のコンピュータ90に分散して設け、ネットワークを介して相互に接続することによりコンピュータ90を仮想的に実現することができる。このように、コンピュータ90は、単一の筐体、ケースに収納されたコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
<コンピュータ90の基本機能構成>
コンピュータ90の基本ハードウェア構成(図8)により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
なお、コンピュータ90が備える機能ユニットは、それぞれの機能ユニットの全部または一部を、ネットワークで相互に接続された複数のコンピュータ90に分散して設けても実現することができる。コンピュータ90は、単一のコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
制御部は、プロセッサ901が補助記憶装置903に記憶された各種プログラムを読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って処理を実行することにより実現される。制御部は、プログラムの種類に応じて様々な情報処理を行う機能ユニットを実現することができる。これにより、コンピュータは情報処理を行う情報処理装置として実現される。
記憶部は、主記憶装置902、補助記憶装置903により実現される。記憶部は、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶する。また、プロセッサ901は、プログラムに従って記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902または補助記憶装置903に確保することができる。また、制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶されたデータの追加、更新、削除処理を実行させることができる。
データベースは、リレーショナルデータベースを指し、行と列によって構造的に規定された表形式のテーブル、マスタと呼ばれるデータ集合を、互いに関連づけて管理するためのものである。データベースでは、表をテーブル、マスタ、表の列をカラム、表の行をレコードと呼ぶ。リレーショナルデータベースでは、テーブル、マスタ同士の関係を設定し、関連づけることができる。
通常、各テーブル、各マスタにはレコードを一意に特定するための主キーとなるカラムが設定されるが、カラムへの主キーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶された特定のテーブル、マスタにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
なお、本開示におけるデータベース、マスタは、情報が構造的に規定された任意のデータ構造体(リスト、辞書、連想配列、オブジェクトなど)を含み得る。データ構造体には、データと、任意のプログラミング言語により記述された関数、クラス、メソッドなどを組み合わせることにより、データ構造体と見なし得るデータも含むものとする。
通信部は、通信IF991により実現される。通信部は、ネットワークを介して他のコンピュータ90と通信を行う機能を実現する。通信部は、他のコンピュータ90から送信された情報を受信し、制御部へ入力することができる。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、受信した情報に対する情報処理を実行させることができる。また、通信部は、制御部から出力された情報を他のコンピュータ90へ送信することができる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサと、記憶部と、表示画面とを備え、コマ割りがされ読み進めるべきコマの順序が定められているコンテンツをコンピュータに表示させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、コンテンツの選択を受け付ける選択ステップ(S102)と、選択ステップにおいて選択されたコンテンツを表示画面に表示する表示ステップ(S103)と、表示ステップにおいて表示されたコンテンツを、コマの順序に沿ってスクロールさせるスクロールステップ(S104)と、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザから操作を受け付ける操作ステップ(S104)と、スクロールステップにおけるスクロールに関するスクロールパラメータを算定する算定ステップ(S104)と、を実行させ、スクロールステップ(S104)は、操作ステップにおいて受け付けたユーザからの操作に応じて、算定ステップにおいて算定されたスクロールパラメータに基づき、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、プログラム。
これにより、ユーザによる操作に応じてコンテンツをスクロールさせることができる。ユーザは、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記2)
算定ステップ(S104)は、スクロール速度、スクロール時間、停止時間およびスクロール態様を含むスクロールパラメータを算定するステップであり、スクロールステップは、算定ステップにおいて算定されたスクロール速度、スクロール時間、停止時間およびスクロール態様に基づき、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記3)
算定ステップ(S104)は、表示ステップにおいて表示画面に表示されたコンテンツのコンテンツ画像に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記1または2記載のプログラム。
これにより、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記4)
算定ステップ(S104)は、表示画面に表示されたコンテンツ画像を入力データとして、深層学習モデルに適用することにより、スクロールパラメータを算定するステップである、付記3記載のプログラム。
これにより、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記5)
算定ステップ(S104)は、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザの属性に関するユーザ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記1から4のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザは自身のユーザ属性が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記6)
算定ステップ(S104)は、ユーザの性別、年齢および好きなコンテンツのジャンルを含むユーザ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記5記載のプログラム。
これにより、ユーザは自身のユーザ属性が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記7)
算定ステップ(S104)は、選択ステップにおいて受け付けたコンテンツの属性に関するコンテンツ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記1から6のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザは選択したコンテンツのコンテンツ属性が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記8)
算定ステップ(S104)は、選択ステップにおいて受け付けたコンテンツのジャンル、コンテンツの想定される読者の性別およびコンテンツの想定される読者の年齢層を含むコンテンツ属性に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記7記載のプログラム。
これにより、ユーザは選択したコンテンツのコンテンツ属性が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記9)
算定ステップ(S104)は、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに関する特徴量であるコマ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記1から8のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザは選択したコンテンツのコマに関するコマ特徴量が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記10)
算定ステップ(S104)は、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに含まれる、コマ割、コマ内の画像およびコマ内の人物数を含むコマ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記9記載のプログラム。
これにより、ユーザは選択したコンテンツのコマに関するコマ特徴量が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記11)
算定ステップ(S104)は、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに関する特徴量であるセリフ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記1から10のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザは選択したコンテンツのセリフに関するセリフ特徴量が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記12)
算定ステップ(S104)は、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに含まれる、セリフ内容、セリフ数、セリフ文字数およびセリフ画像サイズを含むセリフ特徴量に基づき、スクロールパラメータを算定するステップである、付記11記載のプログラム。
これにより、ユーザは選択したコンテンツのセリフに関するセリフ特徴量が考慮されたスクロールパラメータに基づき、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記13)
操作ステップ(S104)は、ユーザが表示画面に触れる第1操作処理と、ユーザが表示画面から離れる第2操作処理と、を含み、スクロールステップ(S104)は、第1操作処理に応じて、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールを開始させるステップと、第2操作処理に応じて、スクロールを停止させるステップと、を含む、付記1から12のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザによる操作に応じてコンテンツをスクロールさせることができる。ユーザは、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記14)
プログラムは、プロセッサに、表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフを、コンテンツ画像とともに、表示画面に含まれるコンテンツ画像とは異なるセリフ領域に表示させるセリフ表示ステップ(S104)と、を含む、付記1から13のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザはコンテンツ画像に含まれるセリフをセリフ領域に表示された文章を確認することにより、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記15)
セリフ表示ステップ(S104)は、コンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフを、所定の順番に並べて、セリフ領域に表示させるステップである、付記14記載のプログラム。
これにより、ユーザはコンテンツ画像に含まれるセリフをセリフ領域に表示された文章を確認することにより、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記16)
セリフ表示ステップ(S104)は、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の一端に寄せて表示するステップと、コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の他端に寄せて表示するステップと、を含む、付記14または15記載のプログラム。
これにより、コンテンツ画像に含まれるキャラクタごとのセリフがセリフ領域の異なる領域に表示されることにより、ユーザはキャラクタごとのセリフを直感的に読むことができる。
(付記17)
セリフ表示ステップ(S104)は、コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタの1または複数のセリフを、コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタの1または複数のセリフと異なる表示態様で表示するステップである、付記16記載のプログラム。
これにより、コンテンツ画像に含まれるキャラクタごとのセリフがセリフ領域において、異なる表示態様(色、形状、キャラクタの名称を添えて)で表示されることにより、ユーザはキャラクタごとのセリフを直感的に読むことができる。
(付記18)
セリフ表示ステップ(S104)は、コンテンツ画像に含まれる主人公キャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の一端に寄せて表示するステップと、コンテンツ画像に含まれる他のキャラクタの1または複数のセリフを、セリフ領域の他端に寄せて表示するステップと、を含む、付記14から17のいずれか記載のプログラム。
これにより、コンテンツ画像に含まれる主人公のセリフがセリフ領域の一端に表示され、他のキャラクタのセリフが他端に表示されることにより、ユーザはキャラクタごとのセリフを直感的に読むことができる。
(付記19)
プログラムは、プロセッサに、セリフ領域に表示された1または複数のセリフを音声により読み上げる読上ステップ(S104)と、を実行させ、読上ステップ(S104)は、コンテンツ画像に含まれる複数のキャラクタの1または複数のセリフを、キャラクタごとに関連づけられた異なる音声により読み上げるステップである、付記14から18のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザはコンテンツの閲覧に合わせて、キャラクタごとに関連づけられた音声により読み上げられたセリフを耳から聴くことができる。ユーザは、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記20)
プログラムは、プロセッサに、コンピュータに表示されたコンテンツを閲覧するユーザから、セリフ表示ステップにおいてセリフ領域に表示された1または複数のセリフに対する操作を受け付ける操作ステップ(S104)と、を実行させ、スクロールステップ(S104)は、操作ステップにおいてユーザからの操作を受け付けた1または複数のセリフに対応したコンテンツ画像が表示画面に表示されるように、コンテンツをコマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、付記14から19のいずれか記載のプログラム。
これにより、ユーザは、セリフに対してクリック、タップ等の操作を実行することにより、当該操作されたセリフに応じたコンテンツ画像を表示画面に表示させることができる。ユーザは、快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記21)
プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置であって、プロセッサは、付記1から20のいずれか記載のプログラムを実行する、情報処理装置。
これにより、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記22)
プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置を含む情報処理システムであって、プロセッサは、付記1から20のいずれか記載のプログラムを実行する、情報処理システム。
これにより、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
(付記23)
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータにより実行される情報処理方法であって、コンピュータに、付記1から20のいずれか記載のプログラムを実行させる、情報処理方法。
これにより、ユーザは快適にコンテンツを閲覧することができる。
1 システム、10 サーバ、101 記憶部、104 制御部、106 入力装置、108 出力装置、20 ユーザ端末、201 記憶部、204 制御部、206 入力装置、208 出力装置

Claims (23)

  1. プロセッサと、記憶部と、表示画面とを備え、コマ割りがされ読み進めるべき前記コマの順序が定められているコンテンツをコンピュータに表示させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記コンテンツの選択を受け付ける選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された前記コンテンツを前記表示画面に表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示された前記コンテンツを、前記コマの順序に沿ってスクロールさせるスクロールステップと、
    前記コンピュータに表示された前記コンテンツを閲覧するユーザから操作を受け付ける操作ステップと、
    前記スクロールステップにおける前記スクロールに関するスクロールパラメータを算定する算定ステップと、
    を実行させ、
    前記スクロールステップは、前記操作ステップにおいて受け付けた前記ユーザからの前記操作に応じて、前記算定ステップにおいて算定された前記スクロールパラメータに基づき、前記コンテンツを前記コマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、
    プログラム。
  2. 前記算定ステップは、スクロール速度、スクロール時間、停止時間およびスクロール態様を含む前記スクロールパラメータを算定するステップであり、
    前記スクロールステップは、前記算定ステップにおいて算定された前記スクロール速度、前記スクロール時間、前記停止時間および前記スクロール態様に基づき、前記コンテンツを前記コマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  3. 前記算定ステップは、前記表示ステップにおいて前記表示画面に表示された前記コンテンツのコンテンツ画像に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  4. 前記算定ステップは、前記表示画面に表示された前記コンテンツ画像を入力データとして、深層学習モデルに適用することにより、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項3記載のプログラム。
  5. 前記算定ステップは、前記コンピュータに表示された前記コンテンツを閲覧するユーザの属性に関するユーザ属性に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  6. 前記算定ステップは、前記ユーザの性別、年齢および好きなコンテンツのジャンルを含む前記ユーザ属性に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項5記載のプログラム。
  7. 前記算定ステップは、前記選択ステップにおいて受け付けた前記コンテンツの属性に関するコンテンツ属性に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  8. 前記算定ステップは、前記選択ステップにおいて受け付けた前記コンテンツのジャンル、前記コンテンツの想定される読者の性別および前記コンテンツの想定される読者の年齢層を含む前記コンテンツ属性に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項7記載のプログラム。
  9. 前記算定ステップは、前記表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに関する特徴量であるコマ特徴量に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  10. 前記算定ステップは、前記表示画面に表示された前記コンテンツ画像に含まれる1または複数のコマに含まれる、コマ割、コマ内の画像およびコマ内の人物数を含む前記コマ特徴量に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項9記載のプログラム。
  11. 前記算定ステップは、前記表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに関する特徴量であるセリフ特徴量に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  12. 前記算定ステップは、前記表示画面に表示された前記コンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフに含まれる、セリフ内容、セリフ数、セリフ文字数およびセリフ画像サイズを含む前記セリフ特徴量に基づき、前記スクロールパラメータを算定するステップである、
    請求項11記載のプログラム。
  13. 前記操作ステップは、
    前記ユーザが前記表示画面に触れる第1操作処理と、
    前記ユーザが前記表示画面から離れる第2操作処理と、
    を含み、
    前記スクロールステップは、
    第1操作処理に応じて、前記コンテンツを前記コマの順序に沿ってスクロールを開始させるステップと、
    第2操作処理に応じて、前記スクロールを停止させるステップと、
    を含む、
    請求項1記載のプログラム。
  14. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記表示画面に表示されたコンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフを、前記コンテンツ画像とともに、前記表示画面に含まれる前記コンテンツ画像とは異なるセリフ領域に表示させるセリフ表示ステップと、
    を含む、
    請求項1記載のプログラム。
  15. 前記セリフ表示ステップは、前記コンテンツ画像に含まれる1または複数のセリフを、所定の順番に並べて、前記セリフ領域に表示させるステップである、
    請求項14記載のプログラム。
  16. 前記セリフ表示ステップは、
    前記コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタの前記1または複数の前記セリフを、前記セリフ領域の一端に寄せて表示するステップと、
    前記コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタの前記1または複数の前記セリフを、前記セリフ領域の他端に寄せて表示するステップと、
    を含む、
    請求項14記載のプログラム。
  17. 前記セリフ表示ステップは、前記コンテンツ画像に含まれる第1キャラクタの前記1または複数の前記セリフを、前記コンテンツ画像に含まれる第2キャラクタの前記1または複数の前記セリフと異なる表示態様で表示するステップである、
    請求項16記載のプログラム。
  18. 前記セリフ表示ステップは、
    前記コンテンツ画像に含まれる主人公キャラクタの前記1または複数の前記セリフを、前記セリフ領域の一端に寄せて表示するステップと、
    前記コンテンツ画像に含まれる他のキャラクタの前記1または複数の前記セリフを、前記セリフ領域の他端に寄せて表示するステップと、
    を含む、
    請求項14記載のプログラム。
  19. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記セリフ領域に表示された前記1または複数のセリフを音声により読み上げる読上ステップと、
    を実行させ、
    前記読上ステップは、前記コンテンツ画像に含まれる複数のキャラクタの前記1または複数の前記セリフを、キャラクタごとに関連づけられた異なる音声により読み上げるステップである、
    請求項14記載のプログラム。
  20. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記コンピュータに表示された前記コンテンツを閲覧するユーザから、前記セリフ表示ステップにおいて前記セリフ領域に表示された前記1または複数のセリフに対する操作を受け付ける操作ステップと、
    を実行させ、
    前記スクロールステップは、前記操作ステップにおいて前記ユーザからの操作を受け付けた前記1または複数のセリフに対応した前記コンテンツ画像が前記表示画面に表示されるように、前記コンテンツを前記コマの順序に沿ってスクロールさせるステップである、
    請求項14記載のプログラム。
  21. プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、請求項1から20のいずれか記載のプログラムを実行する、
    情報処理装置。
  22. プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記プロセッサは、請求項1から20のいずれか記載のプログラムを実行する、
    情報処理システム。
  23. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記コンピュータに、請求項1から20のいずれか記載のプログラムを実行させる、
    情報処理方法。
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