JP2023168013A - 印刷物配送システム、印刷物配送方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷物の配送を指示したユーザの不在に起因して他の印刷物を配送する処理が停滞するのを防止することができる印刷物配送システムを提供する。
【解決手段】印刷物配送システム1は、画像形成装置100及び自動配送ロボット300を備える。印刷物配送システム1は、画像形成装置100に印刷物を生成させて自動配送ロボット300に印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける。印刷物配送システム1は、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行可否をユーザU1に選択させる印刷可否連絡処理を行い、印刷可否連絡処理に対する応答であってユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、ユーザU1の印刷配送ジョブを実行する。
【選択図】図1
【解決手段】印刷物配送システム1は、画像形成装置100及び自動配送ロボット300を備える。印刷物配送システム1は、画像形成装置100に印刷物を生成させて自動配送ロボット300に印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける。印刷物配送システム1は、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行可否をユーザU1に選択させる印刷可否連絡処理を行い、印刷可否連絡処理に対する応答であってユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、ユーザU1の印刷配送ジョブを実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷物配送システム、印刷物配送方法、及びプログラムに関する。
ユーザによる印刷指示に従って、印刷処理を行って印刷物を生成する画像形成装置が知られている。ユーザは、画像形成装置に対する印刷指示をコンピュータから行うことができる。画像形成装置に対する印刷指示をコンピュータから行った場合、ユーザは、印刷指示を行った後に印刷物を画像形成装置まで取りに行く必要があり、手間が生じる。このようなユーザの手間を軽減するために、印刷物を配送する印刷物配送装置が開発されている。印刷物配送装置は、画像形成装置が生成した印刷物を画像形成装置から受け取り、受け取った印刷物を目的地、例えば、印刷指示を行ったユーザの座席まで配送する(例えば、特許文献1参照)。
印刷物の配送に印刷物配送装置を用いる印刷物配送システムでは、印刷物の配送を開始した後に、ユーザが在席しているかの確認が行われ、ユーザが不在である場合には、例えば、印刷物配送装置が印刷物を保持したまま待機する。このため、印刷物配送システムは、他の印刷物を配送する処理を受け付けることができない。すなわち、従来では、印刷物の配送を指示したユーザの不在に起因して他の印刷物を配送する処理が停滞してしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、印刷物の配送を指示したユーザの不在に起因して他の印刷物を配送する処理が停滞するのを防止することができる印刷物配送システム、印刷物配送方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の印刷物配送システムは、画像形成装置及び印刷物配送装置を備える印刷物配送システムであって、前記画像形成装置に印刷物を生成させて前記印刷物配送装置に前記印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける手段と、前記依頼を受けた印刷配送ジョブの実行可否を当該印刷配送ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理を行う手段と、前記印刷可否連絡処理に対する応答であって前記印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、前記印刷配送ジョブを実行する手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷物の配送を指示したユーザの不在に起因して他の印刷物を配送する処理が停滞するのを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本実施の形態に係る印刷物配送システム1のネットワーク構成の一例を示す図である。図1において、印刷物配送システム1は、画像形成装置100、PC200、及び印刷物配送装置としての自動配送ロボット300を備える。画像形成装置100は、ネットワーク400に接続されている。ネットワーク400には、PC(Personal Computer)200も接続されている。画像形成装置100は、ネットワーク400を介してPC200と通信可能である。なお、図1では、一例として、1台のPC200がネットワーク400に接続された構成について示されているが、本実施の形態では、図2のようにオフィスでの利用を想定しており、ネットワーク400には複数のPCが接続される。すなわち、印刷物配送システム1は、PC200の他に、複数のPCを備える。ネットワーク400には、更にアクセスポイントAPも接続されている。画像形成装置100は、アクセスポイントAP経由で無線LAN接続された機器と通信可能である。例えば、画像形成装置100は、無線LAN機能を備える自動配送ロボット300と通信可能である。
図2は、図1の印刷物配送システム1の利用例を示す図である。図2では、画像形成装置100、自動配送ロボット300が1台ずつ配置されている。また、図2では、ユーザ毎に異なるPCが割り当てられ、例えば、ユーザU1はPC200と同じ機能及び構成のPC201を使用し、ユーザU2はPC200と同じ機能及び構成のPC202を使用する。全てのPCは、ネットワーク400を介して画像形成装置100と接続されている。また、画像形成装置100は、無線LANネットワークを介して自動配送ロボット300と接続されている。
次に、画像形成装置100の構成について説明する。画像形成装置100は、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能等の複数の機能を備えるMFP(Multifunction Peripheral)である。画像形成装置100は、PC200から受けた指示に基づいて印刷処理を行って印刷物を生成し、この印刷物を自動配送ロボット300へ受け渡す。また、画像形成装置100は、自動配送ロボット300に対し、印刷物の配送先に関する情報や、印刷物の受け取り時に使用する認証情報等を送信する。
図3は、図1の画像形成装置100のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図4は、図1の画像形成装置100の外観図である。
図3において、画像形成装置100は、制御部101、操作パネル102、読取部103、印刷処理部104、カードリーダ部105、LANI/F部107、WLAN-I/F部108、及び記憶装置109を備える。制御部101、操作パネル102、読取部103、印刷処理部104、カードリーダ部105、及び記憶装置109は、バス106を介して互いに接続されている。
制御部101は、画像形成装置100の動作を制御する。制御部101は、CPU101a及びメモリ101bを備える。CPU101aは、記憶装置109に記憶されているプログラム109aを読み出して実行する。メモリ101bは、CPU101aがプログラム109aを実行することによって生成される一時的なデータ等を記憶する。
操作パネル102は、ユーザインタフェースであり、ユーザによる操作指示を受け付ける。操作パネル102は、液晶パネル等で構成されている。操作パネル102は、各種情報を表示する表示部102a、及び表示部102aに対する操作を検知することでユーザによる操作指示を受け付ける操作入力部102bを備える。
読取部103は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。印刷処理部104は、読取部103が生成した画像データに基づいて印刷処理を行い、印刷物を生成する。カードリーダ部105は、ユーザの個人認証を行うためのカードを読み取る。LANI/F部107は、有線ネットワークに接続して外部装置と通信を行うためのインターフェースである。WLAN-I/F部108は、無線ネットワークに接続して外部装置と通信を行うためのインターフェースである。記憶装置109は、プログラム109a、画像データ、設定情報等を記憶する。また、記憶装置109は、印刷処理に用いる印刷データを格納するためのユーザフォルダ109bを備える。
次に、自動配送ロボット300の構成について説明する。自動配送ロボット300は、画像形成装置100から印刷物を受け取り、この印刷物を後述する収集部306に収納し、画像形成装置100から指定された配送先へ印刷物を配送する。
図5は、図1の自動配送ロボット300のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図6は、図1の自動配送ロボット300の外観図である。
図5において、自動配送ロボット300は、自動配送ロボット300の動作を制御する配送ロボット制御部301と、予め格納された地図情報に基づいて指定された場所に移動するための車両部302とで構成される。
配送ロボット制御部301は、制御部303、表示部304、車両I/F部305、収集部306、排出部307を備える。これらはバス309を介して互いに接続されている。更に、配送ロボット制御部301は、無線ネットワークに接続して外部装置と通信を行うためのWLAN-I/F部308を備える。
制御部303は、配送ロボット制御部301の動作を制御する。制御部303は、CPU303a、RAM303b、及びROM303cを備える。CPU303aは、ROM303cに記憶されているプログラムを読み出して実行する。RAM303bは、CPU303aがプログラムを実行することによって生成される一時的なデータ等を記憶する。ROM303cは、配送ロボット制御部301の動作プログラム等を格納する。
表示部304は、ユーザインタフェースである。表示部304には、例えば、印刷物の受け取り人に関する情報が表示される。車両I/F部305は、配送ロボット制御部301が車両部302と通信を行うためのインターでフェースである。収集部306は、画像形成装置100から受け取った印刷物を収納する。排出部307は、収集部306に収納した印刷物を外部へ排出する。
次に、ユーザがPCを用いて画像形成装置100に対して行う印刷配送ジョブの依頼について説明する。印刷配送ジョブでは、画像形成装置100が、PCから受信した印刷データに基づいて印刷処理を行って印刷物を生成し、自動配送ロボット300が、この印刷物を指定された配送先、例えば、印刷配送ジョブの依頼元へ配送する。ここでは、一例として、ユーザU1が作成した資料の印刷物を生成して当該印刷物をユーザU1の座席へ配送する印刷配送ジョブを、PC201から画像形成装置100へ依頼する場合について説明する。
ユーザU1は、PC201上で画像形成装置100用のプリンタドライバ(不図示)を起動し、印刷配送ジョブの設定を行う。図7は、図2のPC201の表示部に表示される設定画面700の一例を示す図である。設定画面700は、上記プリンタドライバがPC201上で起動した際にPC201の表示部に表示される。設定画面700は、印刷配送ジョブの実行指示を行うための画面である。設定画面700の印刷カテゴリでは、用紙サイズ、ステイプルの有無、カラー・白黒設定等の印刷に関する設定値が設定される。また、設定画面900の印刷カテゴリでは、印刷部数が設定される。更に、設定画面700における配送カテゴリのチェックボックスCB1にチェックを入れることで、自動配送ロボット300による印刷物の配送を依頼することができる。
ユーザU1が、設定画面700の設定を完了し、OKボタンを選択すると、PC201は、設定画面700で設定された設定値に基づいて印刷配送ジョブを実行するための印刷データを生成し、この印刷データを画像形成装置100へ送信する。このようにして、印刷配送ジョブの依頼が行われる。
図8は、本実施の形態における印刷可否連絡機能の設定を行うための管理者設定画面の一例を示す図である。管理者設定画面は、画像形成装置100の管理者設定を行うための画面であり、画像形成装置100の管理者による指示に従って、例えば、画像形成装置100の操作パネル102に表示される。管理者設定画面におけるチェックボックスCB2にチェックが入ると、後述する印刷可否連絡処理を行うための印刷可否連絡機能が有効に設定される。
図9は、図1の画像形成装置100によって管理される管理テーブルの一例を示す図である。この管理テーブルは、記憶装置109に格納されている。この管理テーブルでは、画像形成装置100が依頼を受けた印刷ジョブ及び印刷配送ジョブが、管理番号、ドキュメント名、ユーザ名、配送実行の有無、ジョブの状態、ジョブの受付時間、ジョブの待機時間等の項目で管理されている。この管理テーブルは、ジョブの受信、ジョブの実行の完了、ジョブの待機時間に基づいて更新される。この管理テーブルで管理されるジョブは、管理番号が「1」のジョブから順に実行される。
図10は、図1の画像形成装置100において実行される第1の印刷配送制御処理の手順を示すフローチャートである。第1の印刷配送制御処理は、制御部101のCPU101aが記憶装置109に格納されたプログラム109aをメモリ101bに読み出して実行することによって実現される。第1の印刷配送制御処理は、画像形成装置100がネットワーク400を介して接続されたPCから印刷配送ジョブの依頼を受けた際に実行される。図10では、一例として、画像形成装置100がユーザU1の印刷配送ジョブの依頼を受けたこととする。ユーザU1の印刷配送ジョブは、ユーザU1がPC201を用いて画像形成装置100に対して依頼した印刷配送ジョブである。
図10において、制御部101は、上記管理テーブルを更新する(ステップS1001)。具体的に、制御部101は、ユーザU1の印刷配送ジョブに関する情報を上記管理テーブルに記録する。次いで、制御部101は、上記管理テーブルに基づいて、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが無いかを判別する(ステップS1002)。ステップS1002では、例えば、上記管理テーブルにおいてユーザU1の印刷配送ジョブの管理番号が「1」である場合、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが無いと判別される。一方、上記管理テーブルにおいてユーザU1の印刷配送ジョブの管理番号が「1」でない場合、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが有ると判別される。
ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが無いと判別された場合、処理はステップS1003へ進む。ステップS1003では、制御部101は、ユーザU1の印刷配送ジョブにおける印刷処理を実行する。これにより、ユーザU1が依頼した印刷物が生成される。次いで、制御部101は、生成された印刷物を自動配送ロボット300に受け渡す(ステップS1004)。次いで、制御部101は、WLAN-I/F部108を制御して、自動配送ロボット300に対し、印刷配送ジョブの依頼元であるユーザU1を配送先に設定した配送指示を送信する(ステップS1005)。この配送指示を受けた自動配送ロボット300は、印刷物をユーザU1の座席まで配送する。
次いで、制御部101は、上記管理テーブルを更新する(ステップS1006)。具体的に、制御部101は、上記管理テーブルから、ユーザU1の印刷配送ジョブに関する情報を削除し、管理番号を更新する。その後、本処理は終了する。
ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが有ると判別された場合、制御部101は、後述する図13の第1の先行ジョブ実行処理を行って(ステップS1007)、先行ジョブを実行する。先行ジョブを完了してユーザU1の印刷配送ジョブを実行する準備が整うと、制御部101は、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理を行う(ステップS1008)。具体的に、制御部101は、ユーザU1のPC201に対し、印刷実行可否確認画面の表示指示を送信する。この表示指示を受けたPC201は、PC201の表示部に、図11の印刷実行可否確認画面1100を表示させる。印刷実行可否確認画面1100は、ポップアップ画面である。印刷実行可否確認画面1100は、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行可否をユーザに選択させるための画面であり、実行ボタン1101及び取消ボタン1102を備える。ユーザU1が、実行ボタン1101及び取消ボタン1102の何れかを選択すると、PC201は、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答を画像形成装置100へ送信する。例えば、実行ボタン1101が選択された場合、PC201は、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示す応答を画像形成装置100へ送信する。また、取消ボタン1102が選択された場合、PC201は、ユーザU1の印刷配送ジョブの取消を示す応答を画像形成装置100へ送信する。
次いで、制御部101は、制御部101内のタイマー(不図示)を起動させる(ステップS1009)。これにより、このタイマーによる計時が開始される。次いで、制御部101は、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信したか否かを判別する(ステップS1010)。
ステップS1010において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信したと判別された場合、処理はステップS1011へ進む。ステップS1011では、制御部101は、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答がユーザU1の印刷配送ジョブの実行及び取消の何れを示すかについて判別する。ステップS1011において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答がユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示すと判別された場合、制御部101は、ステップS1009にて起動させたタイマーを停止させる(ステップS1012)。その後、処理はステップS1003へ進み、ユーザU1の印刷配送ジョブが実行される。
ステップS1010において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信しないと判別された場合、制御部101は、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過したか否かを判別する(ステップS1013)。ステップS1013において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過しないと判別された場合、処理はステップS1010へ戻る。
ステップS1013において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過したと判別された場合、処理はステップS1014へ進む。また、ステップS1011において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答がユーザU1の印刷配送ジョブの取消を示すと判別された場合も、処理はステップS1014へ進む。ステップS1014では、制御部101は、ステップS1009にて起動させたタイマーを停止させる。次いで、制御部101は、ユーザU1の印刷配送ジョブを削除する(ステップS1015)。例えば、制御部101は、ユーザU1の印刷配送ジョブの印刷データを削除する。このように、本実施の形態では、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、ユーザU1の印刷配送ジョブが削除される。これにより、ユーザU1が不在である場合に、ユーザU1の印刷配送ジョブが実行されるのを防止することができる。
次いで、制御部101は、上記管理テーブルを更新する(ステップS1016)。具体的に、制御部101は、上記管理テーブルから、ユーザU1の印刷配送ジョブに関する情報を削除し、管理番号を更新する。次いで、制御部101は、ユーザU1の印刷配送ジョブを削除した旨をユーザU1に通知する(ステップS1017)。具体的に、制御部101は、ユーザU1のPC201にジョブ削除画面の表示指示を送信する。この表示指示を受けたPC201は、PC201の表示部に、例えば、図12のジョブ削除画面1200を表示させる。ジョブ削除画面1200には、ユーザU1が依頼した印刷配送ジョブを削除した旨が表示される。これにより、ユーザU1は、依頼した印刷配送ジョブが実行されずに削除されたことを知ることができる。その後、本処理は終了する。
図13は、図10のステップS1007の第1の先行ジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。
図13において、制御部101は、上記管理テーブルにおける管理番号が「1」の先行ジョブが印刷配送ジョブであるか否かを判別する(ステップS1301)。なお、上記管理テーブルでは、上述したように画像形成装置100が依頼を受けた印刷ジョブ及び印刷配送ジョブが管理されている。また、この管理テーブルで管理されるジョブは、管理番号が「1」のジョブから順に実行される。
ステップS1301において、上記管理テーブルにおける管理番号が「1」のジョブが印刷配送ジョブでないと判別された場合、このジョブは自動配送ロボット300による配送を行わない印刷ジョブとなる。このような印刷ジョブを実行しても、自動配送ロボット300が印刷物を保持したまま待機状態となることはないので、制御部101は、このジョブを実行し(ステップS1302)、画像形成装置100の排紙トレイ(不図示)に印刷物を排紙する。次いで、制御部101は、上記管理テーブルを更新する(ステップS1303)。具体的に、制御部101は、上記管理テーブルから実行したジョブに関する情報を削除し、管理番号を更新する。次いで、制御部101は、上記管理テーブルに基づいて、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき他の先行ジョブが無いかを判別する(ステップS1304)。
ステップS1304において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき他の先行ジョブが無いと判別された場合、本処理は終了する。ステップS1304において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき他の先行ジョブが有ると判別された場合、処理はステップS1301へ戻る。
ステップS1301において、上記管理テーブルにおける管理番号が「1」の先行ジョブが印刷配送ジョブであると判別された場合、処理はステップS1305へ進む。ステップS1305では、制御部101は、上記管理テーブルにおける管理番号が「1」の先行ジョブの依頼元に対する印刷可否連絡処理を行う。ここでは、一例として、先行ジョブの依頼元がユーザU2であることとする。制御部101は、具体的に、先行ジョブの依頼元であるユーザU2のPC202に対し、印刷実行可否確認画面の表示指示を送信する。この表示指示を受けたPC202は、PC202の表示部に印刷実行可否確認画面1100を表示させる。ユーザU2が、実行ボタン1101及び取消ボタン1102の何れかを選択すると、PC202は、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答を画像形成装置100へ送信する。このように、本実施の形態では、先行ジョブが他の印刷配送ジョブである場合、この先行ジョブの実行可否をこの先行ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理が行われる。これにより、先行ジョブの依頼元が不在である場合に、この先行ジョブが実行され、自動配送ロボット300がこの先行ジョブにて生成された印刷物を保持したまま待機状態となるのを防止することができる。
次いで、制御部101は、上記タイマーを起動させる(ステップS1306)。これにより、上記タイマーによる計時が開始される。次いで、制御部101は、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答をPC202から受信したか否かを判別する(ステップS1307)。
ステップS1307において、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答をPC202から受信したと判別された場合、処理はステップS1308へ進む。ステップS1308では、制御部101は、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答が先行ジョブの実行及び取消の何れを示すかについて判別する。ステップS1308において、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答が先行ジョブの実行を示すと判別された場合、制御部101は、ステップS1306にて起動させたタイマーを停止させる(ステップS1309)。
次いで、制御部101は、先行ジョブにおける印刷処理を実行する(ステップS1310)。これにより、ユーザU2が依頼した印刷物が生成される。次いで、制御部101は、生成された印刷物を自動配送ロボット300に受け渡す(ステップS1311)。次いで、制御部101は、WLAN-I/F部108を制御して、自動配送ロボット300に対し、先行ジョブの依頼元であるユーザU2を配送先に設定した配送指示を送信する(ステップS1312)。この配送指示を受けた自動配送ロボット300は、印刷物をユーザU2の座席まで配送する。次いで、処理はステップS1303へ進む。
ステップS1307において、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答をPC202から受信しないと判別された場合、制御部101は、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過したか否かを判別する(ステップS1313)。ステップS1313において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過しないと判別された場合、処理はステップS1307へ戻る。
ステップS1313において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過したと判別された場合、処理はステップS1314へ進む。また、ステップS1308において、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答が先行ジョブの取消を示すと判別された場合も、処理はステップS1314へ進む。ステップS1314では、制御部101は、ステップS1306にて起動させたタイマーを停止させる。次いで、制御部101は、ユーザU2が依頼した先行ジョブを削除する(ステップS1315)。例えば、制御部101は、この先行ジョブの印刷データを削除する。次いで、制御部101は、上記管理テーブルを更新する(ステップS1316)。具体的に、制御部101は、上記管理テーブルから、この先行ジョブに関する情報を削除し、管理番号を更新する。次いで、制御部101は、この先行ジョブを削除した旨をこの先行ジョブの依頼元であるユーザU2に通知する(ステップS1317)。具体的に、制御部101は、ユーザU2のPC202にジョブ削除画面の表示指示を送信する。この表示指示を受けたPC202は、PC202の表示部にジョブ削除画面1200を表示させる。ジョブ削除画面1200には、ユーザU2が依頼した先行ジョブを削除した旨が表示される。次いで、処理はステップS1304へ進む。
上述した実施の形態によれば、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行可否をユーザU1に選択させる印刷可否連絡処理が行われる。この印刷可否連絡処理に対する応答であってユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、ユーザU1の印刷配送ジョブが実行される。すなわち、ユーザU1が不在である場合に、ユーザU1の印刷配送ジョブが実行され、自動配送ロボット300がユーザU1の印刷配送ジョブにて生成された印刷物を保持したまま待機状態となるのことはない。これにより、ユーザU1の不在に起因して他の印刷物を配送する処理が停滞するのを防止することができる。
また、上述した実施の形態では、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に依頼を受けた先行ジョブが有る場合、ユーザU1の印刷配送ジョブを実行する準備が整ったことに従って、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。これにより、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、ユーザU1の印刷配送ジョブを即座に開始することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、先行ジョブの有無に関わらず、印刷可否連絡処理を行っても良い。
図14は、図1の画像形成装置100において実行される第2の印刷配送制御処理の手順を示すフローチャートである。第2の印刷配送制御処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と類似する処理であり、ここでは、特に、第1の印刷配送制御処理と異なる内容について説明する。第2の印刷配送制御処理も、第1の印刷配送制御処理と同様に、制御部101のCPU101aが記憶装置109に格納されたプログラム109aをメモリ101bに読み出して実行することによって実現される。また、第2の印刷配送制御処理も、第1の印刷配送制御処理と同様に、画像形成装置100がネットワーク400を介して接続されたPCから印刷配送ジョブの依頼を受けた際に実行される。図14でも、図10と同様に、一例として、画像形成装置100がユーザU1の印刷配送ジョブの依頼を受けたこととする。
図14において、まず、制御部101は、上述したステップS1001、S1002を行う。ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが有ると判別された場合、処理はステップS1007へ進み、第1の先行ジョブ実行処理が行われる。次いで、処理はステップS1008へ進み、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。以降の処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と同じである。
ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが無いと判別された場合、処理はステップS1008へ進み、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。以降の処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と同じである。
このように第2の印刷配送制御処理では、第1の印刷配送制御処理と異なり、先行ジョブの有無に関わらず、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。これにより、ユーザU1が不在である場合に、ユーザU1の印刷配送ジョブが実行され、自動配送ロボット300がユーザU1の印刷配送ジョブにて生成された印刷物を保持したまま待機状態となるのを確実に防止することができる。
また、上述した実施の形態では、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行順を他のジョブの後にしても良い。
図15は、図1の画像形成装置100において実行される第3の印刷配送制御処理の手順を示すフローチャートである。第3の印刷配送制御処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と類似する処理であり、ここでは、特に、第1の印刷配送制御処理と異なる内容について説明する。第3の印刷配送制御処理も、第1の印刷配送制御処理と同様に、制御部101のCPU101aが記憶装置109に格納されたプログラム109aをメモリ101bに読み出して実行することによって実現される。また、第3の印刷配送制御処理も、第1の印刷配送制御処理と同様に、画像形成装置100がネットワーク400を介して接続されたPCから印刷配送ジョブの依頼を受けた際に実行される。図15でも、図10と同様に、一例として、画像形成装置100がユーザU1の印刷配送ジョブの依頼を受けたこととする。
図15において、まず、制御部101は、上述したステップS1001、S1002を行う。ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが無いと判別された場合、処理はステップS1003へ進む。以降の処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と同じである。
ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが有ると判別された場合、制御部101は、後述する図16の第2の先行ジョブ実行処理を行って(ステップS1501)、先行ジョブを実行する。先行ジョブを完了してユーザU1の印刷配送ジョブを実行する準備が整うと、処理はステップS1008へ進み、その後、ステップS1009、S1010が行われる。ステップS1010において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信したと判別された場合、処理はステップS1011へ進む。以降の処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と同じである。
ステップS1010において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信しないと判別された場合、処理はステップS1013へ進む。ステップS1013において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過しないと判別された場合、処理はステップS1010へ戻る。
ステップS1013において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過したと判別された場合、制御部101は、ステップS1009にて起動させたタイマーを停止させる(ステップS1502)。次いで、制御部101は、上記管理テーブルに他のジョブが記録されていないかについて判別する(ステップS1503)。
ステップS1503において、上記管理テーブルに他のジョブが記録されていないと判別された場合、制御部101は、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信したか否かを判別する(ステップS1504)。ステップS1504において、ステップS1008の印刷可否連絡処理の応答をPC201から受信したと判別された場合、制御部101は、受信した応答がユーザU1の印刷配送ジョブの実行及び取消の何れを示すかについて判別する(ステップS1505)。
ステップS1505において、受信した応答がユーザU1の印刷配送ジョブの取消を示すと判別された場合、処理はステップS1015へ進む。以降の処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と同じである。ステップS1505において、受信した応答がユーザU1の印刷配送ジョブの実行を示すと判別された場合、処理はステップS1003へ進む。以降の処理は、上述した第1の印刷配送制御処理と同じである。
ステップS1503において、上記管理テーブルに他のジョブが記録されていると判別された場合、制御部101は、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行順を他のジョブの後に変更する(ステップS1506)。例えば、ユーザU1の印刷配送ジョブと、上記管理テーブルにおいてユーザU1の印刷配送ジョブの次の管理番号のジョブの実行順を入れ替える。若しくは、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行順を最後に変更する。
次いで、制御部101は、ステップS1506にて変更した実行順に従って上記管理テーブルを更新する(ステップS1507)。例えば、ユーザU1の印刷配送ジョブと次のジョブの実行順を入れ替えた場合、制御部101は、上記管理テーブルにおいて、ユーザU1の印刷配送ジョブの管理番号を1つ繰り下げ、次のジョブの管理番号を1つ繰り上げる。また、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行順を最後に変更する場合、制御部101は、上記管理テーブルにおいて、ユーザU1の印刷配送ジョブの管理番号を最終番号に変更し、他のジョブの管理番号を1つ繰り上げる。その後、処理はステップS1501へ戻る。
図16は、図15のステップS1501の第2の先行ジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。第2の先行ジョブ実行処理は、上述した第1の先行ジョブ実行処理と類似する処理であり、ここでは、特に、第1の先行ジョブ実行処理と異なる内容について説明する。
図16において、制御部101は、上述したステップS1301を行う。ステップS1301において、上記管理テーブルにおける管理番号が「1」のジョブが印刷配送ジョブでないと判別された場合、処理はステップS1302へ進む。以降の処理は、上述した第1の先行ジョブ実行処理と同じである。ステップS1301において、上記管理テーブルにおける管理番号が「1」のジョブが印刷配送ジョブであると判別された場合、処理はステップS1305へ進む。次いで、ステップS1306~S1307が行われる。
ステップS1307において、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答を先行ジョブの依頼元から受信したと判別された場合、処理はステップS1308へ進む。以降の処理は、上述した第1の先行ジョブ実行処理と同じである。
ステップS1307において、ステップS1305の印刷可否連絡処理の応答を先行ジョブの依頼元から受信しないと判別された場合、処理はステップS1313へ進む。ステップS1313において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過しないと判別された場合、処理はステップS1307へ戻る。
ステップS1313において、タイマーによる計時を開始してから一定時間を経過したと判別された場合、制御部101は、ステップS1306にて起動させたタイマーを停止させる。次いで、制御部101は、上述したステップS1506のように、先行ジョブの実行順を変更する(ステップS1602)。次いで、制御部101は、ステップS1602にて変更した実行順に従って上記管理テーブルを更新する(ステップS1603)。次いで、処理はステップS1304へ進む。
上述した実施の形態では、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、ユーザU1の印刷配送ジョブの実行順が他のジョブの後に変更される。これにより、ユーザU1が不在である場合に、ユーザU1の印刷配送ジョブが実行されるのを防止することができる。
また、上述した実施の形態では、第3の印刷配送制御処理において、先行ジョブの有無に関わらず、印刷可否連絡処理を行っても良い。
図17は、図1の画像形成装置100において実行される第4の印刷配送制御処理の手順を示すフローチャートである。第4の印刷配送制御処理は、上述した第3の印刷配送制御処理と類似する処理であり、ここでは、特に、第3の印刷配送制御処理と異なる内容について説明する。第4の印刷配送制御処理も、第3の印刷配送制御処理と同様に、制御部101のCPU101aが記憶装置109に格納されたプログラム109aをメモリ101bに読み出して実行することによって実現される。また、第4の印刷配送制御処理も、第3の印刷配送制御処理と同様に、画像形成装置100がネットワーク400を介して接続されたPCから印刷配送ジョブの依頼を受けた際に実行される。図17でも、図15と同様に、一例として、画像形成装置100がユーザU1の印刷配送ジョブの依頼を受けたこととする。
図17において、まず、制御部101は、上述したステップS1001、S1002を行う。ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが有ると判別された場合、処理はステップS1501へ進み、第2の先行ジョブ実行処理が行われる。次いで、処理はステップS1008へ進み、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。以降の処理は、上述した第3の印刷配送制御処理と同じである。
ステップS1002において、ユーザU1の印刷配送ジョブの前に実行すべき先行ジョブが無いと判別された場合、処理はステップS1008へ進み、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。以降の処理は、上述した第3の印刷配送制御処理と同じである。
このように第4の印刷配送制御処理では、第3の印刷配送制御処理と異なり、先行ジョブの有無に関わらず、ユーザU1に対する印刷可否連絡処理が行われる。このような構成においても、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上述した実施の形態では、印刷可否連絡機能に関する設定を図8の管理者設定画面を用いて行う構成について説明したが、この構成限られない。例えば、ユーザがPC201から印刷配送ジョブを依頼する際にPC201の表示される図18の設定画面1800にて印刷可否連絡機能に関する設定を行う構成であっても良い。設定画面1800におけるチェックボックスCB2にチェックが入ると、印刷可否連絡機能が有効に設定される。このような構成においても、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、本実施の形態の開示は、以下の構成及び方法を含む。
(構成1)画像形成装置及び印刷物配送装置を備える印刷物配送システムであって、前記画像形成装置に印刷物を生成させて前記印刷物配送装置に前記印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける手段と、前記依頼を受けた印刷配送ジョブの実行可否を当該印刷配送ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理を行う手段と、前記印刷可否連絡処理に対する応答であって前記印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、前記印刷配送ジョブを実行する手段とを備えることを特徴とする印刷物配送システム。
(構成2)前記印刷配送ジョブの前に依頼を受けた先行ジョブが有る場合、前記印刷配送ジョブを実行する準備が整ったことに従って、前記印刷可否連絡処理が行われることを特徴とする構成1に記載の印刷物配送システム。
(構成3)前記先行ジョブが他の印刷配送ジョブである場合、前記先行ジョブの実行可否を当該先行ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理が行われることを特徴とする構成2に記載の印刷物配送システム。
(構成4)前記印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、前記印刷配送ジョブの実行順を他のジョブの後にすることを特徴とする構成1乃至3の何れか1つに記載の印刷物配送システム。
(構成5)前記印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、前記印刷配送ジョブを削除することを特徴とする構成1乃至3の何れか1つに記載の印刷物配送システム。
(構成6)前記印刷配送ジョブを削除した旨を当該印刷配送ジョブの依頼元に通知することを特徴とする構成5に記載の印刷物配送システム。
(構成1)画像形成装置及び印刷物配送装置を備える印刷物配送システムであって、前記画像形成装置に印刷物を生成させて前記印刷物配送装置に前記印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける手段と、前記依頼を受けた印刷配送ジョブの実行可否を当該印刷配送ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理を行う手段と、前記印刷可否連絡処理に対する応答であって前記印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、前記印刷配送ジョブを実行する手段とを備えることを特徴とする印刷物配送システム。
(構成2)前記印刷配送ジョブの前に依頼を受けた先行ジョブが有る場合、前記印刷配送ジョブを実行する準備が整ったことに従って、前記印刷可否連絡処理が行われることを特徴とする構成1に記載の印刷物配送システム。
(構成3)前記先行ジョブが他の印刷配送ジョブである場合、前記先行ジョブの実行可否を当該先行ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理が行われることを特徴とする構成2に記載の印刷物配送システム。
(構成4)前記印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、前記印刷配送ジョブの実行順を他のジョブの後にすることを特徴とする構成1乃至3の何れか1つに記載の印刷物配送システム。
(構成5)前記印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、前記印刷配送ジョブを削除することを特徴とする構成1乃至3の何れか1つに記載の印刷物配送システム。
(構成6)前記印刷配送ジョブを削除した旨を当該印刷配送ジョブの依頼元に通知することを特徴とする構成5に記載の印刷物配送システム。
1 印刷物配送システム
100 画像形成装置
101 制御部
201 PC
300 自動配送ロボット
303 制御部
700 設定画面
100 画像形成装置
101 制御部
201 PC
300 自動配送ロボット
303 制御部
700 設定画面
Claims (8)
- 画像形成装置及び印刷物配送装置を備える印刷物配送システムであって、
前記画像形成装置に印刷物を生成させて前記印刷物配送装置に前記印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける手段と、
前記依頼を受けた印刷配送ジョブの実行可否を当該印刷配送ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理を行う手段と、
前記印刷可否連絡処理に対する応答であって前記印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、前記印刷配送ジョブを実行する手段とを備えることを特徴とする印刷物配送システム。 - 前記印刷配送ジョブの前に依頼を受けた先行ジョブが有る場合、前記印刷配送ジョブを実行する準備が整ったことに従って、前記印刷可否連絡処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の印刷物配送システム。
- 前記先行ジョブが他の印刷配送ジョブである場合、前記先行ジョブの実行可否を当該先行ジョブの依頼元に選択させる印刷可否連絡処理が行われることを特徴とする請求項2に記載の印刷物配送システム。
- 前記印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、前記印刷配送ジョブの実行順を他のジョブの後にすることを特徴とする請求項1に記載の印刷物配送システム。
- 前記印刷可否連絡処理を行ってから一定時間経過しても当該印刷可否連絡処理に対する応答を受けない場合、前記印刷配送ジョブを削除することを特徴とする請求項1に記載の印刷物配送システム。
- 前記印刷配送ジョブを削除した旨を当該印刷配送ジョブの依頼元に通知することを特徴とする請求項5に記載の印刷物配送システム。
- 画像形成装置及び印刷物配送装置を備える印刷物配送システムによる印刷物配送方法であって、
前記画像形成装置に印刷物を生成させて前記印刷物配送装置に前記印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける工程と、
前記依頼を受けた印刷配送ジョブの実行可否をユーザに選択させる印刷可否連絡処理を行う工程と、
前記印刷可否連絡処理に対する応答であって前記印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、前記印刷配送ジョブを実行する工程とを有することを特徴とする印刷物配送方法。 - 画像形成装置及び印刷物配送装置を備える印刷物配送システムによる印刷物配送方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記印刷物配送方法は、
前記画像形成装置に印刷物を生成させて前記印刷物配送装置に前記印刷物を配送させる印刷配送ジョブの依頼を受け付ける工程と、
前記依頼を受けた印刷配送ジョブの実行可否をユーザに選択させる印刷可否連絡処理を行う工程と、
前記印刷可否連絡処理に対する応答であって前記印刷配送ジョブの実行を示す応答を受けたことに従って、前記印刷配送ジョブを実行する工程とを有することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2022079607A JP2023168013A (ja) | 2022-05-13 | 2022-05-13 | 印刷物配送システム、印刷物配送方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2022079607A Pending JP2023168013A (ja) | 2022-05-13 | 2022-05-13 | 印刷物配送システム、印刷物配送方法、及びプログラム |
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JP (1) | JP2023168013A (ja) |
-
2022
- 2022-05-13 JP JP2022079607A patent/JP2023168013A/ja active Pending
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