JP2023167024A - Stand and display device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、スタンドおよび表示装置に関する。 The present disclosure relates to stands and display devices.
特許文献1では、表示装置のスタンドを組み立てる際に、梱包ケースを利用してスタンドの部品同士を適正な位置に保持している。例えば、スタンドは、支柱およびベースプレートを有する。ベースプレートにはビス穴がある。ビスは、ベースプレートの裏側からビス穴を通過し、支柱の底部に螺合する。ビスによってベースプレートと支柱とが固定され、スタンドが完成する。このとき、梱包ケースに設けられた、支柱保持部とベースプレート保持部とにより、ベースプレートの底面を露出させた状態で、支柱がベースプレートに対して垂直となる姿勢を維持している。したがって、ビスを取り付ける際の作業性が向上している。
In
しかしながら、環境への配慮のために、梱包材の使用量および廃棄量を削減することが求められる。表示装置の梱包において梱包材の削減が進むことで、特許文献1のように、スタンドと支柱とを保持できる梱包ケースを用意できるほどの部材量が確保できなくなるおそれがある。本開示は、スタンドを組み立てる際に、当該スタンドを構築する部品同士のみで互いを適正な位置に保持できるようにすることで、組み立て容易なスタンドおよび当該スタンドによって支持される表示装置を提供する。
However, due to environmental considerations, it is required to reduce the amount of packaging materials used and the amount of waste. As packaging materials for display devices are reduced, there is a risk that it will not be possible to secure enough materials to prepare a packaging case that can hold a stand and a support, as in
本開示の一態様に係るスタンドは、ネジ穴が設けられた底部と被係止部とを含む一端部を有する支柱と、一端部が挿入される支柱挿入部と、一端部が支柱挿入部に挿入された場合に被係止部を係止する爪部と、貫通孔が設けられ底部が当接する当接部と、を有するスタンド基部と、スタンド基部の、支柱のある側の反対側から貫通孔に挿入され、ネジ穴に螺合するネジと、を備える。 A stand according to an aspect of the present disclosure includes a support having one end including a bottom portion provided with a screw hole and a locked portion, a support insertion portion into which the one end is inserted, and a support insertion portion into which the one end is inserted. A stand base that has a claw part that locks the locked part when inserted, and a contact part that has a through hole and that the bottom abuts, and a stand that penetrates from the opposite side of the stand base to the side where the support is located. A screw inserted into the hole and screwed into the screw hole.
本開示の一態様に係る表示装置は、本開示の一態様に係るスタンドと、当該スタンドに支持される表示部と、を備える。 A display device according to one embodiment of the present disclosure includes a stand according to one embodiment of the present disclosure, and a display section supported by the stand.
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。 The embodiments and modified examples described below are merely examples of the present disclosure, and the present disclosure is not limited to the embodiments and modified examples. Even other than this embodiment and modifications, various changes can be made according to the design etc. as long as they do not depart from the technical idea of the present disclosure.
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る表示装置1の概略図である。表示装置1は、例えば、動画、静止画などの画像を表示可能なディスプレイ装置である。当該ディスプレイ装置としては、例えば、テレビ受像機、または、パーソナルコンピュータに用いられるモニターなどを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a schematic diagram of a
[表示装置]
表示装置1は、表示部11と、スタンド21とを有する。表示部11は、矩形板状の形状を有する。表示部11は、筐体13と筐体13が取り付けられた表示パネル15を有する。表示パネル15としては、例えば、液晶パネル、OLED(Organic Light Emitting Diode)表示パネル、QLED(Quantum dot Light Emitting Diode)表示パネル等を挙げることができる。画像を表示できれば、表示パネル15の種類は特に限定されるものではない。スタンド21は、底面を下にして設置面上に置かれる。スタンド21は、表示部11の筐体13と接続されている。スタンド21は、表示部11を支持し、表示部11を設置面の上方で保持する。
[Display device]
The
[スタンド]
図2は、実施形態1に係るスタンド21を上面側から見た概略図である。図3は、実施形態1に係るスタンド21を底面側から見た概略図である。スタンド21は、支柱23と、スタンド基部25と、ネジ27と、を有する。スタンド基部25は、スタンドカバー251と、スタンドベース253と、支柱固定部材255と、を有する。スタンド基部25の上面側から、支柱23がスタンドカバー251に挿入されている。詳しくは後述するが、スタンド基部25に対し、支柱23がネジ27によってスタンド基部25の底面側から固定されている。
[stand]
FIG. 2 is a schematic diagram of the
[支柱]
図4は、支柱23の一部をカットした斜視断面図である。具体的には、図2の支柱23を長さ方向に沿って一部カットしている。支柱23は、長尺棒状の構造体である。支柱23は、例えば、樹脂材料または金属材料で形成することができる。本実施形態において、支柱23は、断面の形状がチャンネル形状の棒状部材であるが、例えば、断面の形状がL字型の棒状部材、角パイプまたは中実の角棒であってもよい。支柱23の一端の所定部分が一端部237として規定されている。詳しくは後述するが、一端部237は、スタンドカバー251の支柱挿入部2513に挿入される部分である。一端部237とは反対側の、支柱23の他端部は、表示部11の筐体13に接続される。
[Strut]
FIG. 4 is a partially cutaway perspective sectional view of the
一端部237には、底部231と側部233と側部233に設けられた被係止部235とが含まれている。本実施形態では、底部231および側部233は板状の部位であり、それぞれ底板および側板となっている。底部231の下面は、支柱23の長さ方向と平行をなす法線を有する面である。底部231には、ネジ穴2311が設けられている。本実施形態では、複数のネジ穴2311が設けられているが、ネジ穴2311の数は1つ以上であれば任意の数を設けることができる。
One
側部233の側面は、支柱23の長さ方向と垂直をなす法線を有する面である。側部233には、被係止部235が設けられている。被係止部235は、後述するスタンドカバー251の爪部2515によって係止される部位である。本実施形態では、被係止部235は、板状の側部233に開けられた孔である。なお、被係止部235は、支柱23が中実の角棒である場合には、側部233の一部を凹ませた凹部としてもよい。
The side surface of the
[スタンドカバー]
図4は、実施形態1に係るスタンドカバー251の一部をカットした斜視断面図である。具体的には、図2のスタンドカバー251を長さ方向に交差する方向に沿って一部カットしている。スタンドカバー251は、スタンド基部25の上側を構成する部材である。スタンドカバー251は、例えば、樹脂材料で形成することができる。スタンドカバー251の上面には、概四角形状の開口部である挿入口2511が形成されている。スタンドカバー251は、挿入口2511を入り口とし、内壁2517を内側の側面とする穴としての支柱挿入部2513を有している。
[Stand cover]
FIG. 4 is a partially cut perspective sectional view of the
支柱挿入部2513によって、一端部237を、スタンドカバー251の上面に開けられた挿入口2511からスタンドカバー251の内部に挿入できる。平面視において、挿入口2511の形状は、一端部237の断面の形状に適合している。本実施形態では、挿入口2511の形状は、チャンネル形状の断面を有する支柱23に合わせて、概四角形状とされている。それによって、支柱挿入部2513に挿入された支柱23のぐらつきを抑えることができる。
The
支柱挿入部2513の内側には、爪部2515が設けられている。爪部2515は、支柱挿入部2513の内周面のうち、一端部237が支柱挿入部2513に挿入された場合に支柱23の側部233に対向する面に設けられる。詳しくは後述するが、一端部237が支柱挿入部2513に挿入され、底部231が後述する支柱固定部材255の当接部2551に当接した場合に、爪部2515が被係止部235を係止する。したがって、支柱23が支柱挿入部2513から離れる動きを抑制して、支柱23とスタンド基部25との適正な位置を保持することができる。
A
[スタンドの内部構造]
図6は、図2のVI-VI断面から見た、スタンド21の斜視断面図である。図7は、図2のVII-VII断面から見た、スタンド21の断面図である。
[Internal structure of stand]
FIG. 6 is a perspective sectional view of the
[スタンドベース]
スタンドカバー251の底面にスタンドベース253が固定されている。スタンドベース253は、スタンド基部25の下側を構成する部材である。スタンドベース253は、板状の形状を有する。スタンドベース253の底面は、スタンド21およびスタンド基部25の設置面であり、表示装置1が容易に転倒しない程度の底面積を有することが好ましい。スタンドベース253は、一端部237が支柱挿入部2513に挿入され、支柱23の他端部が表示部11に接続されても、スタンド21の設置面が、設置した場所から浮かない程度の重量を有する。スタンドベース253は、例えば、樹脂材料または金属材料で形成することができ、それらと異なる材料を組み合わせたものであってもよい。スタンドベース253は、開口2531を有している。平面視で、開口2531と、支柱挿入部2513とが重畳している。
[Stand base]
A
[支柱固定部材]
支柱固定部材255は、スタンドベース253の底面と反対側の上面に取り付けられている。支柱固定部材255は、スタンドカバー251とスタンドベース253との間に設置される。詳しくは後述するように、支柱固定部材255は、支柱23をスタンド基部25に固定するための部材である。支柱固定部材255は、例えば、金属材料で形成することができる。支柱固定部材255は、その一部が台状の構造となっており、その台状の構造の上面を有する板状部である、当接部2551を有している。当接部2551には、後述するネジ27を貫通させるための貫通孔2553が設けられている。
[Pole fixing member]
The
スタンド基部25は、平面視で、スタンドカバー251の支柱挿入部2513と、支柱固定部材255の当接部2551と、スタンドベース253の開口2531とが重畳している。すなわち、当接部2551の上面が、支柱挿入部2513である穴の底面となる。また、開口2531は、スタンド基部25の底面側からネジ27を貫通孔2553に貫通させるための入口となっている。
In the
[スタンドの構造]
一端部237が、スタンド基部25の上面側から、挿入口2511を通って支柱挿入部2513の内部に挿入される。一端部237の底部231の下端面である第1下端面2313が、当接部2551の上面に当接することで、支柱挿入部2513への挿入が完了する。このとき、平面視で、一端部237の底部231に設けられたネジ穴2311と貫通孔2553とが重畳する。
[Structure of stand]
One
前述のように、一端部237の断面の形状と、挿入口2511の形状は、平面視で、概同形状とされている。さらに、平面視で、一端部237の断面の形状と、支柱挿入部2513の内部で上下方向に沿って延びる内壁2517に囲まれた断面形状とが概同形状とされている。支柱23の側面と、内壁2517とは、互いに隣接して対向し、面接触している。したがって、一端部237が、内壁2517によって周囲から動きを規制されることで、支柱23が斜めに傾くことを抑制し、支柱23がスタンド基部25の上面に対して垂直方向に伸びた姿勢を保つことが容易となる。なお、本実施形態においては、内壁2517は支柱挿入部2513の内部の全周に渡って設けられている構成を例示しているが、部分的に設けられていてもよい。
As described above, the cross-sectional shape of the one
[内壁の変形例]
一端部237の底部231の下端面である第1下端面2313は、内壁2517の下端面である第2下端面25171よりも上方にあるが、支柱23の姿勢を垂直に保つためには、第1下端面2313と第2下端面25171とが、同じ高さであることが好ましい。
[Modified example of inner wall]
The first
図8は、実施形態1の変形例に係る、図6に対応する斜視断面図である。図8に示す構造では、第1下端面2313と第2下端面25171とが同じ高さとなっており、一端部237の側面全体に対して内壁2517が面接触することで、支柱23が、スタンド基部25の上面に対して垂直方向に伸びた姿勢をより確実に保つことができる。
FIG. 8 is a perspective cross-sectional view corresponding to FIG. 6 according to a modification of the first embodiment. In the structure shown in FIG. 8, the first
図6および図7に示すように、底部231と当接部2551とが当接した場合に、爪部2515が被係止部235を係止する。爪部2515によって、支柱23がスタンド基部25に仮止めされる。このとき、爪部2515が、支柱23が支柱挿入部2513から離れる動きを妨げて、支柱23とスタンド基部25との適正な位置を保持することができる。爪部2515は、例えば、樹脂材料で形成することができ、スタンドカバー251と一体であってもよい。
As shown in FIGS. 6 and 7, when the
より具体的には、本実施形態において、爪部2515は、支柱挿入部2513の内側の支柱23が挿入される領域の側に突出する突出部25153を有している。突出部25153は、一端部237の側部233に向かって突出している。本実施形態では、突出部25153は、一端部237の側部233である側板に開けられた孔である被係止部235の中に突出して入っている。すなわち、突出部25153が被係止部235である孔に入ることで、一端部237が支柱挿入部2513に挿入された場合に、爪部2515が被係止部235を係止する。このとき、突出部25153の下端面が、被係止部235の孔の下側の辺の上面に隣接する。突出部25153の下端面が、被係止部235である孔の下側の辺の上面に当たることで、支柱23がスタンド基部25から離れる動きが妨げられ、仮止めされた支柱23がスタンド基部25から抜け落ちないようにすることができる。
More specifically, in this embodiment, the
図6に示すように、突出部25153の幅は、支柱23が挿入される方向と交差する方向において、被係止部235の幅と略同じとすることが好ましく、それによって突出部の強度を可能なかぎり大きくすることができる。
As shown in FIG. 6, the width of the
突出部25153は、支柱23が挿入される側から当該側の反対側に向かって、支柱23の側に突出する量が徐々に大きくされていてもよい。図7に示すように、本実施形態においては、突出部25153は、例えば、支柱23が挿入される側から当該側の反対側に向かって上り傾斜の構造となっている。突出部25153が上り傾斜となっていることで、支柱23を支柱挿入部2513に挿入したときに、底部231の下端面が突出部25153に引っかかることを抑制し、支柱23を支柱挿入部2513にスムーズに挿入できるとともに、爪部2515および突出部25153の破損が防止できる。
The protruding
図5および図7から分かるように、爪部2515の一部は板状となっており、弾性を有する板バネ25151となっている。具体的には、爪部2515は、内壁2517の内、一端部237の側部233に面する内壁2517の一部を除去した部分に設けられており、挿入口2511側から下方向に向けて、板バネ25151と突出部25153との順に繋がった構造となっている。すなわち、爪部2515は、支柱23が挿入されるときの挿入方向に沿って、挿入口2511側が板バネ25151となっており、当接部2551側が突出部25153となっている。この構造によって、爪部2515は、支柱23を支柱挿入部2513に挿入してから被係止部235に突出部25153が入るまでの挿入途中において、板バネ25151が支柱挿入部2513の外側方向に曲がることによって、突出部25153を、支柱23の通過する領域の外に一時的に待避させることができる。
As can be seen from FIGS. 5 and 7, a portion of the
底部231の第1下端面2313が当接部2551の上面に当接した時点で、突出部25153と同じ高さに被係止部235がくるので、板バネ25151の弾性によって、突出部25153が支柱挿入部2513の内部に戻り、被係止部235の中に入る。それによって支柱23を挿入する際に爪部2515および突出部25153に過度な負荷がかからないようにして、爪部2515および突出部25153の破損を防ぎつつ、支柱23を支柱挿入部2513にスムーズに挿入できる。
When the first
また、本実施形態において、支柱23の断面の形状はチャンネル形状なので、支柱23の開放された一側面側から支柱23の内側にアクセスできる。支柱23の内側から、被係止部235である孔の内部にある突出部25153を押して、板バネ25151を支柱挿入部2513の外側に曲げることで爪部2515と被係止部235との係止が解除でき、支柱23をスタンド基部25から容易に取り外すことができる。したがって、例えば、表示装置1の設置方法を壁掛けに変更する場合など、スタンド21が不要となった場合に、スタンド21を構成部品に容易に分解して収納することができる。
Furthermore, in this embodiment, the cross section of the
ネジ27は、スタンド基部25の、支柱23のある側の反対側から貫通孔2553に挿入され、ネジ穴2311に螺合する。本実施形態では、スタンドベース253の底面側から、開口2531を通って、ネジ27が貫通孔2553に挿入され、支柱23の底部231のネジ穴2311に螺合する。したがって、ネジ27によって、支柱23の底部231が当接部2551に当接した状態で、支柱23と支柱固定部材255とが互いに固定される。ネジ27によって、支柱23とスタンド基部25とが本固定され、スタンド21が組み上がる。本実施形態では、複数のネジ穴2311と複数の貫通孔2553のそれぞれに対して、複数のネジ27のそれぞれが螺合されている。
The
ネジ27を取り付ける際は、支柱23とスタンド基部25が仮固定された段階で、図3に示すように、スタンド21の底面を上に向けた状態で、ネジ27を貫通孔2553に挿入する必要がある。その状態では、重力によって、支柱23がスタンド基部25から離れる動きが発生するが、前述のように、本実施形態においては、爪部2515と被係止部235とが係止されており、支柱23がスタンド基部25から離れる動きが妨げられ、仮止めされた支柱23がスタンド基部25から抜け落ちないようにされている。したがって、支柱23とスタンド基部25との適正な位置を保つことができ、作業性を高くすることができる。また、支柱23およびスタンド基部25のみによって、お互いの適正な位置を保つことができ、作業する際にそれらの部材の位置関係を保持する別の治具を用意する必要がない。また、ネジ27を螺合する際にも、底部231のネジ穴2311に対して、支柱23がスタンド基部25から離れる方向の力が加わるが、その場合でも、爪部2515と被係止部235との係止により、支柱23がスタンド基部25から離れる動きを妨げることができる。
When attaching the
ネジ27の全体は、ネジ穴2311に螺合された状態のとき、スタンドベース253の底面よりも支柱固定部材255の側にある。したがって、ネジ27のネジ頭がスタンド基部25の底面から飛び出さず、スタンド基部25の設置面である底面を概平面として、スタンド21の設置性を向上することができる。具体的には、ネジ27を貫通させるための貫通孔2553が当接部2551に設けられており、当接部2551は、支柱固定部材255の一部が台状の構造となった、その台状の構造の上面を有する板状部である。この構造によって、ネジ27の全体が、スタンドベース253の上面よりもスタンドカバー251側に入るようにされており、ネジ27のネジ頭がスタンド基部25の底面から飛び出さないようにされている。
The
なお、支柱固定部材255は省略されてもよい。その場合、例えば、スタンドベース253に開口2531を設けずに、スタンドベース253自体に当接部および貫通孔を形成すればよい。ネジ27を皿ネジとすれば、スタンドベース253に直接貫通孔を設けていても、スタンドベース253の底面からネジ頭を突出することを抑制でき、スタンド21の設置性を維持することができる。
Note that the
[実施形態2]
図9は、実施形態2に係るスタンド31を上面側から見た概略図である。実施形態2に係るスタンド31は、主に、支柱33およびスタンド基部35の構造が、実施形態1と異なる。以下、実施形態1と共通する事項については、同一の符号を付し、説明を繰り返さない。
[Embodiment 2]
FIG. 9 is a schematic diagram of the
[実施形態2の支柱]
図10は、実施形態2に係る支柱33の概略図である。実施形態2において、支柱33は長尺棒状の部材であり、その断面の形状はチャンネル形状である。支柱33は、例えば、樹脂材料または金属材料で形成することができる。本実施形態において、支柱33は断面の形状がチャンネル形状の棒状部材を示しているが、側板333の側端面3331が露出していればよく、例えば、断面の形状がL字型の棒状部材であってもよい。支柱33の一端の所定部分が一端部337として規定されている。詳しくは後述するが、一端部337は、スタンドカバー351の支柱挿入部2513に挿入される部分である。一端部337とは反対側の、支柱33の他端部は、表示部11の筐体13に接続される。
[Struts of Embodiment 2]
FIG. 10 is a schematic diagram of the
一端部337には、底部331と、側端面3331を有する側板333と、側板333の側端面3331の一部を切り欠いた部位として設けられた被係止部335と、が含まれている。本実施形態では、底部331は板状の部位であり底板となっている。底部331の下面は、支柱33の長さ方向と平行をなす法線を有する面である。底部331には、ネジ穴2311が設けられている。本実施形態では、複数のネジ穴2311が設けられているが、ネジ穴2311の数は1つ以上であれば任意の数を設けることができる。
The one
側板333の主面は、支柱33の長さ方向と垂直をなす法線を有する面である。側板333の側端面3331には、被係止部335が設けられている。被係止部335は、後述するスタンドカバー351の爪部3515によって係止される部位である。本実施形態では、被係止部335は、側板333の側端面3331の一部を切り欠いた部位である。
The main surface of the
[実施形態2のスタンドカバー]
図11は、実施形態2に係るスタンドカバー351の一部をカットした斜視断面図である。具体的には、図9のスタンドカバー351を長さ方向に交差する方向に沿って一部カットしている。スタンドカバー351は、スタンド基部35の上側を構成する部材である。スタンドカバー351は、例えば、樹脂材料で形成することができる。スタンドカバー351の上面には、平面視で、概四角形状の開口部である挿入口2511が形成されている。
[Stand cover of Embodiment 2]
FIG. 11 is a partially cut perspective sectional view of the
スタンドカバー351は、挿入口2511を入り口とし、内壁2517を内側の側面とする穴としての支柱挿入部2513を有している。支柱挿入部2513によって、一端部337を、スタンドカバー351の上面に開けられた挿入口2511からスタンドカバー351の内部に挿入できる。平面視において、挿入口2511の形状は、一端部337の断面の形状に適合している。本実施形態では、挿入口2511の形状は、チャンネル形状の断面を有する支柱33に合わせて、概四角形状とされている。それによって、支柱挿入部2513に挿入された支柱33のぐらつきを抑えることができる。
The
支柱挿入部2513の内側には、爪部3515が設けられている。爪部3515は、支柱挿入部2513の内周面のうち、一端部337が支柱挿入部2513に挿入された場合に側板333の側端面3331に対向する面に設けられる。詳しくは後述するが、一端部337が支柱挿入部2513に挿入され、底部331が後述する支柱固定部材255の当接部2551に当接した場合に、爪部3515が被係止部335を係止する。したがって、支柱33が支柱挿入部2513から離れる動きを抑制して、支柱33とスタンド基部35との適正な位置を保持することができる。
A
[実施形態2のスタンドの内部構造]
図12は、図9のXII-XII断面から見た、スタンド31の斜視断面図である。図13は、図9のXIII-XIII断面から見た、スタンド31の断面図である。
[Internal structure of the stand of Embodiment 2]
FIG. 12 is a perspective sectional view of the
図11および図12に示すように、底部331と当接部2551とが当接した場合に、爪部3515が被係止部335を係止する。爪部3515によって、支柱33がスタンド基部35に仮止めされる。このとき、爪部3515が、支柱33が支柱挿入部2513から離れる動きを妨げて、支柱33とスタンド基部35との適正な位置を保持することができる。爪部3515は、例えば、樹脂材料で形成することができ、スタンドカバー351と一体であってもよい。
As shown in FIGS. 11 and 12, when the
より具体的には、本実施形態において、爪部3515は、支柱挿入部2513の内側の支柱33が挿入される領域の側に突出する突出部35153を有している。突出部35153は、一端部337の側端面3331に向かって突出している。本実施形態では、突出部35153は、側板333の側端面3331の一部を切り欠いた部位である被係止部335の中に突出して入っている。すなわち、突出部35153が被係止部335である切り欠いた部位に入ることで、一端部337が支柱挿入部2513に挿入された場合に、爪部3515が被係止部335を係止する。このとき、突出部35153の下端面が、被係止部335の切り欠いた部位の下側の辺の上面に隣接する。突出部35153の下端面が、被係止部335である切り欠いた部位の下側の辺の上面に当たることで、支柱33がスタンド基部35から離れる動きが妨げられ、仮止めされた支柱33がスタンド基部35から抜け落ちないようにすることができる。
More specifically, in this embodiment, the
図12に示すように、突出部35153の幅は、支柱33が挿入される方向と交差する方向において、2枚の側板333の側端面3331の被係止部335の両方を係止できる幅としてもよく、また、1つの被係止部335を係止できる幅の複数の突出部35153を支柱33の長さ方向と交差する方向に並置してもよい。なお、被係止部335は、少なくともいずれか一方の側板333の側端面3331に設けられていればよく、爪部3515も少なくともいずれか一方の被係止部335と係止できればよい。
As shown in FIG. 12, the width of the protruding
突出部35153は、支柱33が挿入される側から当該側の反対側に向かって、支柱33の側に突出する量が徐々に大きくされていてもよい。図13に示すように、本実施形態においては、突出部35153は、支柱33が挿入される側から当該側の反対側に向かって上り傾斜の構造となっている。突出部35153が上り傾斜となっていることで、支柱33を支柱挿入部2513に挿入したときに、底部331の下端面が突出部35153に引っかかることを抑制し、支柱33を支柱挿入部2513にスムーズに挿入できるとともに、爪部3515および突出部35153の破損が防止できる。
The protruding
図11および図13から分かるように、爪部3515の一部は板状となっており、弾性を有する板バネ35151となっている。具体的には、爪部3515は、内壁2517の内、一端部337の側端面3331に面する内壁2517と置き換えて設けられており、挿入口2511の側から下方向に向けて、板バネ35151と突出部35153との順に繋がった構造となっている。すなわち、爪部3515は、支柱33が挿入されるときの挿入方向に沿って、挿入口2511側が板バネ35151となっており、当接部2551側が突出部35153となっている。この構造によって、爪部3515は、支柱33を支柱挿入部2513に挿入してから、被係止部335に突出部35153が入るまでの挿入途中において、板バネ35151が支柱挿入部2513の外側方向に曲がることによって、一時的に突出部35153を、支柱33の通過する領域の外に待避させることができる。
As can be seen from FIGS. 11 and 13, a portion of the
底部331の第1下端面3313が当接部2551の上面に当接した時点で、突出部35153と同じ高さに被係止部335がくるので、板バネ35151の弾性によって、突出部35153が支柱挿入部2513の内部に戻り、被係止部335の中に入る。それによって支柱33を挿入する際に爪部3515および突出部35153に過度な負荷がかからないようにして、爪部3515および突出部35153の破損を防ぎつつ、支柱33を支柱挿入部2513にスムーズに挿入できる。
When the first
また、本実施形態において、支柱33の断面の形状はチャンネル形状なので、支柱33の開放された一側面側から支柱33の内側にアクセスできる。支柱33の内側から、爪部3515および突出部25153を押して、板バネ35151を支柱挿入部2513の外側に曲げることで爪部3515と被係止部335との係止が解除でき、支柱33をスタンド基部35から容易に取り外すことができる。したがって、例えば、表示装置1の設置方法を壁掛けに変更する場合など、スタンド31が不要となった場合に、スタンド31を構成部品に容易に分解して収納することができる。
Furthermore, in this embodiment, the cross section of the
[実施形態2の変形例]
図14は、実施形態2の変形例に係るスタンドの断面図である。本変形例では、一端部337は、底部331と側板333とを含み、底部331が被係止部となっている。よって、側板333に被係止部を設ける必要がなくなっている。
[Modification of Embodiment 2]
FIG. 14 is a sectional view of a stand according to a modification of the second embodiment. In this modification, one
より具体的には、爪部3515は、支柱挿入部2513の内側の支柱33が挿入される領域の側に突出する突出部35153を有している。本変形例では、突出部35153は、底部331の上面の上に突出している。すなわち、突出部35153が底部331の上面の上に入ることで、一端部337が支柱挿入部2513に挿入された場合に、爪部3515が底部331を被係止部として係止する。このとき、突出部35153の下端面が、底部331の上面に隣接する。突出部35153の下端面が、底部331の上面に当たることで、支柱33がスタンド基部35から離れる動きが妨げられ、仮止めされた支柱33がスタンド基部35から抜け落ちないようにすることができる。さらに、本変形例では、底部331が被係止部となるので、支柱33の一端部337に対して、被係止部としての孔や切り欠いた部位を加工する必要がない。なお、本変形例では、一端部337において、底部331の上方に爪部3515が突出できる空間があればよく、例えば、支柱33の断面の形状がL字型であってもよい。
More specifically, the
なお、本開示は、上述の実施形態および変形例の構成に限定されるものではなく、上述した実施形態および変形例で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。 Note that the present disclosure is not limited to the configurations of the above-described embodiments and modified examples, and may include configurations that are substantially the same as those shown in the above-described embodiments and modified examples, configurations that have the same effects, or It may be replaced with a configuration that can achieve the same purpose.
1:表示装置
11:表示部
13:筐体
15:表示パネル
21、31:スタンド
23、33:支柱
231、331:底部(底板)
2311:ネジ穴
2313、3313:第1下端面
233:側部(側板)
333:側板
3331:側端面
235、335:被係止部
237、337:一端部
25、35:スタンド基部
251、351:スタンドカバー
2511:挿入口
2513:支柱挿入部
2515、3515:爪部
25151、35151:板バネ
25153、35153:突出部
2517:内壁
25171:第2下端面
253:スタンドベース
2531:開口
255:支柱固定部材
2551:当接部
2553:貫通孔
27:ネジ
1: Display device 11: Display unit 13: Housing 15:
2311:
333: Side plate 3331:
Claims (11)
前記一端部が挿入される支柱挿入部と、前記一端部が前記支柱挿入部に挿入された場合に前記被係止部を係止する爪部と、貫通孔が設けられ前記底部が当接する当接部と、を有するスタンド基部と、
前記スタンド基部の、前記支柱のある側の反対側から前記貫通孔に挿入され、前記ネジ穴に螺合するネジと、
を備えるスタンド。 a support column having one end portion including a bottom portion provided with a screw hole and a locked portion;
a strut insertion portion into which the one end is inserted; a claw portion that locks the locked portion when the one end portion is inserted into the strut insertion portion; and an abutment provided with a through hole and against which the bottom abuts. a stand base having a contact portion;
a screw inserted into the through hole from the opposite side of the stand base to the side where the support is located and screwed into the screw hole;
A stand with.
前記支柱が前記スタンド基部から離れる動きをした場合に前記動きを妨げるように、前記突出部が前記被係止部に当接する、請求項1に記載のスタンド。 The claw portion has a protrusion that protrudes toward the support column,
The stand according to claim 1, wherein the protruding portion abuts the locked portion so as to prevent the movement when the support column moves away from the stand base.
前記突出部は、前記側部に向かって突出し、
前記被係止部は、前記側部に設けられた凹部または孔である、請求項2に記載のスタンド。 The strut has sides;
The protruding portion protrudes toward the side portion,
The stand according to claim 2, wherein the locked portion is a recess or a hole provided in the side portion.
前記突出部は、前記側端面に向かって突出し、
前記被係止部は、前記側端面の一部を切り欠いた部位である、請求項2に記載のスタンド。 The support column has a side plate having a side end surface,
the protrusion protrudes toward the side end surface;
The stand according to claim 2, wherein the locked portion is a part obtained by cutting out a part of the side end surface.
前記被係止部は、前記底板である、請求項2に記載のスタンド。 The bottom part is a bottom plate,
The stand according to claim 2, wherein the locked portion is the bottom plate.
前記内壁は第2下端面を有し、
前記第1下端面と前記第2下端面とが同じ高さである、請求項8に記載のスタンド。 the bottom portion has a first lower end surface;
the inner wall has a second lower end surface;
The stand according to claim 8, wherein the first lower end surface and the second lower end surface are at the same height.
前記支柱挿入部が設けられたスタンドカバーと、
開口を有するスタンドベースと、
前記当接部を有する支柱固定部材と、を備え、
前記支柱固定部材と前記開口とを重畳させて、前記スタンドベースの上面に前記支柱固定部材が固定されており、
前記支柱挿入部と前記支柱固定部材と前記開口とを重畳させて、前記スタンドカバーの底面に前記スタンドベースが固定されており、
前記ネジは、前記スタンドベースの底面よりも前記支柱固定部材の側にある、請求項1または2に記載のスタンド。 The stand base is
a stand cover provided with the pillar insertion part;
a stand base having an opening;
comprising a pillar fixing member having the abutment portion,
The strut fixing member is fixed to the upper surface of the stand base by overlapping the strut fixing member and the opening,
The stand base is fixed to the bottom surface of the stand cover by overlapping the column insertion part, the column fixing member, and the opening,
The stand according to claim 1 or 2, wherein the screw is located closer to the column fixing member than the bottom surface of the stand base.
前記スタンドに支持される表示部と、を備える表示装置。 The stand according to claim 1 or 2,
A display device comprising: a display section supported by the stand.
Priority Applications (1)
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JP2022077826A JP2023167024A (en) | 2022-05-11 | 2022-05-11 | Stand and display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022077826A JP2023167024A (en) | 2022-05-11 | 2022-05-11 | Stand and display device |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2022077826A Pending JP2023167024A (en) | 2022-05-11 | 2022-05-11 | Stand and display device |
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Country | Link |
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2022
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