JP2023162333A - トレーニング機器の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
理する方法が考案されている。特に、特許文献1には、ウェイトトレーニング機器に重量
と距離をセンシングするセンサを備え、センサによって取得された情報からウェイトの昇
降回数を算出し、トレーニング状況情報を生成する技術が開示されている。
できるとしても、例えば、無人トレーニングジムにおいて、トレーナの支援なしに、ユー
ザが効果的にトレーニングを行う方法までが開示されたものとはいえない。
ーザが、効果的にトレーニングを行う方法を提供することを目的とする。
て、サーバは、ユーザのトレーニング情報を参照し、トレーニング機器情報を取得し、前
記トレーニング機器情報を解析し、前記解析したトレーニング機器情報と、前記参照した
トレーニング情報とに基づいて、前記トレーニング機器を制御する。
より明らかにされる。
テムは、以下のような構成を備える。
トレーニング機器の制御方法であって、
サーバは、
ユーザのトレーニング情報を参照し、
トレーニング機器情報を取得し、
前記トレーニング機器情報を解析し、
前記解析したトレーニング機器情報と、前記参照したトレーニング情報とに基づいて、前
記トレーニング機器を制御する、
トレーニング機器の提供方法。
[項目2]
項目1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
前記トレーニング機器情報は、
前記トレーニング機器の所定の部位に対する負荷に関する情報、当該所定の部位の移動距
離に関する情報、当該所定の部位に印加される圧力に関する情報及び前記トレーニング機
器に備えられた駆動装置のトルクに関する情報のいずれかを含む、
トレーニング機器の制御方法。
[項目3]
項目1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
前記トレーニング機器を制御することは、
前記トレーニング機器の駆動装置のトルクを調整することを含む、
トレーニング機器の制御方法。
[項目4]
請求項1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
前記トレーニング情報は、
前記ユーザのレペティションマキシマムを含む、
トレーニング機器の制御方法。
[項目5]
項目1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
さらに、前記ユーザのトレーニングの動画を取得することを含む、
トレーニング機器の制御方法。
図1は、本実施形態に係る無人トレーニングシステムの全体構成例を示す図である。同図
に示すように、無人トレーニングシステム1において、サーバ装置20が、インターネッ
ト等の通信ネットワーク23を介して、トレーニングジム24と接続されている。トレー
ニングジムとしては、従来のトレーニングジムであってもよいし、カラオケ店舗、貸会議
室、ビルのテナントの空き部屋、屋内外のスペース等トレーニングを行うために必要な一
定の空間であってもよい。通信ネットワーク23は、たとえば、インターネットやLAN
(Local Area Network)であり、公衆電話回線網、専用電話回線網、携帯電話回線網、イ
ーサネット(登録商標)、無線通信路などにより構築される。サーバ装置20はまた、ト
レーニング機器10及びトレーニング機器を利用するユーザ端末11と接続されている。
トレーニングジム24内に設置されたカメラ21、ユーザ端末11、及び/またはディス
プレイ22に備えられたカメラは、トレーニング機器10を利用するユーザの運動を所定
の角度から撮影することができ、撮影した動画を、ネットワーク23を介してサーバ20
に送信することができる。サーバ装置20は、トレーニングジム24(端末及び/または
店舗内に備えられた各種センサ)、トレーニングジム内のカメラ21、トレーニング機器
10、ユーザ端末11、及びディスプレイ22の各々から、ジムを利用するユーザの運動
支援に必要な情報、ジムの稼動状況に関連する情報、機器に関する情報等を受信すること
ができ、トレーニングジム24の端末、ユーザ端末11、及びディスプレイ22の各々に
、必要な情報を送信することができる。
ワーク23を介して互いに通信可能に接続されている。
撮影し、撮影した画像(静止画像であっても動画像であってもよいが、本実施形態では動
画像であるものとする。)から、トレーニングの回数をカウントするとともに、トレーニ
ング中のユーザの身体の姿勢や動きを評価することができる。
ラ21は、たとえば監視カメラを利用してもよいし、トレーニング機器にカメラ21を取
り付けるなど、カメラ21をトレーニング場所に設置したりしてもよい。カメラ21は、
TCP/IPやBluetooth(登録商標)などのプロトコルにより、撮影した画像
をサーバ装置20に送信することができる。カメラ21は、常時撮影するようにしてもよ
いし、ユーザ1が近傍に来たことを検出して撮影開始するようにしてもよいし、ユーザ1
からの指示に応じて撮影を開始するようにしてもよい。
設置される。ディスプレイ22は、通信ネットワーク23を介してサーバ装置20からの
制御により情報を出力するものとする。なお、ディスプレイ22にコンピュータを接続し
、当該コンピュータとサーバ装置20とが通信を行うことにより、サーバ20からの指示
に応じて情報をディスプレイ22に出力することができる。また、ディスプレイ22とと
もに、またはディスプレイ22に替えて、ユーザ1にヘッドフォン、イヤフォン、ネック
スピーカなどの音声出力装置を装着させて、情報を音声として出力することもできる。ま
た、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、BMI(ブレインマシンインターフェース
)等のインターフェースを介して情報をユーザに対して出力することもできる。また、デ
ィスプレイ22に備えられた(図示しない)カメラにより、トレーニング中のユーザ及び
トレーニング機器10を撮影することもできる。
末10は、たとえば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュー
タなどである。ユーザ端末11がカメラ等の撮像装置を備え、これにより運動中における
ユーザの身体及びトレーニング機器10を撮像するようにしてもよい。ディスプレイ22
に表示されていた情報は、サーバ装置20からユーザ端末11にも提供される。ユーザは
後からユーザ端末11を確認することで、トレーニングに関する情報を閲覧することがで
きる。
たとえば、ワークステーションやパーソナルコンピュータ、クラウドコンピューティング
により論理的に実現される仮想コンピュータなどである。サーバ装置20は、トレーニン
グ機器10から各種トレーニング機器情報、及び/またはユーザ端末10が撮影した動画
像を受信し、受信した情報及び/または動画像を解析して機器の動作の解析及び身体運動
の評価を行う。
器10は、演算装置101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース104
、入力装置105、出力装置106、モータ等の駆動装置107、加速度センサ等のセン
サ108を備える。演算装置201は、各種の演算処理を行う、たとえば、CPU(Cent
ral Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)である。記憶装置203
は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドス
テートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネッ
トワーク30に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)
に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うた
めの無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS
232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボード
やマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、デー
タを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、入力装置2
05及び出力装置206は、ユーザ端末11、ディスプレイ22、その他外部の端末装置
で置き換えることもできる。駆動装置107は、例えば、トレーニング機器10がスミス
マシンである場合、シャフトの上下方向の可動域における動きを駆動するモータを含み、
演算装置101から送信される制御信号により上下方向にかかる負荷を調整することがで
きる。また、センサ108は、駆動装置107またはシャフトの任意の箇所に設けられ、
重量センサ、加速度センサ、角速度センサ、力センサ(歪みセンサを含む)、静電容量セ
ンサ、トルクセンサ等とすることができ、シャフトの上下方向の可動域における距離を計
測したり、シャフトにかかる負荷を計測することができる。速度及び距離の計測について
は、加速度センサを使用したり、モータの回転角度を測定するセンサ(エンコーダ)を使
用することができる。また、ロードセンサを使用することで、6軸方向の力を測定が可能
となり、力の方向性を取得することも可能となる。
算装置201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置2
05、出力装置206を備える。演算装置201は、各種の演算処理を行う、たとえば、
CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)である。記
憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブ
やソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204
は、通信ネットワーク30に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット
(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線
通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コ
ネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例え
ばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置2
06は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。
ーバ装置20は、ユーザ認証部210、トレーニング情報管理部211、情報取得部21
2、画像解析部213、機器情報解析部214、評価部215、機器制御部216等の各
機能部と、トレーニング情報記憶部231、ユーザ情報記憶部232、画像データ記憶部
233、機器情報記憶部234等の各記憶部とを備える。
憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、上記
各記憶部は、サーバ装置20が備えるメモリ202および記憶装置203が提供する記憶
領域の一部として実現される。
グに関する情報は、例えば、トレーニングの説明である。トレーニングの説明には、トレ
ーニング器具の使い方、トレーニング器具を利用した効果的なトレーニングの仕方などを
含む。図5は、トレーニング情報記憶部231の構成例を示す図である。同図に示すよう
に、トレーニング情報記憶部231には、トレーニング情報を記憶している。トレーニン
グ情報は、トレーニングに関する情報である。トレーニング情報には、トレーニングのメ
ニューを特定するための情報(メニューID)及びそれに紐づくトレーニング機器、トレ
ーニング目的、トレーニング内容、回数、負荷等の情報が含まれる。トレーニング機器と
して、例えば、スミスマシン、トレッドミル、エアロバイク(登録商標)、レッグプレス
等の機器が挙げられるが、ユーザが負荷をかけて所定回数の反復運動が可能な機器であれ
ばこれらに限られない。また、トレーニングの目的は、たとえば、運動不足の解消や、筋
肉量の増加など、トレーニングにより求める結果を示す。トレーニングの内容は、トレー
ニング機器及び目的に応じた内容であり、スミスマシンでいえば、デッドリフト、スクワ
ット、ベンチプレス等が挙げられる。その他、トレーニングに関する注意点など、任意の
情報を設定することができる。また、トレーニング内容に対応した動画データを格納する
こともできる。動画データとしては、例えば、トレーニングの仕方をデモンストレーショ
ンした人を撮影した動画、トレーニング機械の使い方を示すチュートリアル動画が挙げら
れる。トレーニングの回数及び負荷(重量)は、ユーザの選択またはトレーニング目的及
び内容によって決定でき、また、RM(レペティション・マキシマム)に基づいて決定す
ることができる。RMは、所定の負荷に対し、関節運動を行う回数を設定するものであり
、下記ユーザ情報として設定された、ユーザの身体情報、運動能力、トレーニング目的等
によって負荷及び回数を設定することもできる。ユーザはトレーニングメニューをディス
プレイ22で見ながら、利用するトレーニング機器、目的に応じて選択し、必要に応じて
変更または調整することができる。また、ユーザのトレーニングにより実測される負荷に
基づいて、1回当たりの負荷や回数を変更または調整することもできる。
する。図6は、ユーザ情報記憶部232の構成例を示す図である。同図に示すように、ユ
ーザ情報記憶部232が記憶するユーザ情報には、ユーザを特定するユーザIDに対応付
けて、ユーザ情報(例えば、ユーザ名、生年月日、住所、性別、会員ステータス等)、身
体情報(例えば、身長、体重、体脂肪、筋肉量、柔軟性)、認証情報(例えば、パスワー
ド、顔写真の画像等の認証データ)、健康情報(例えば、体温、血圧、血糖値、ヘモグロ
ビン値、病歴)などが含まれる。認証情報は、ユーザ1を認証するために使用可能な情報
である。なお、認証情報は、たとえば、顔認証に用いるためのユーザ1の顔部分の特徴量
であってもよいし、ユーザ端末10の機器IDであってもよいし、ユーザ名とパスワード
との組み合わせであってもよいし、ユーザ1の公開鍵であってもよいが、ユーザ1の認証
を行うことが可能な情報であればこれらに限られない。また、ユーザ情報には上記の項目
以外にも、測定または評価可能なユーザの身体に関する各種の情報を含めることができる
。さらに、ユーザ情報として、そのユーザのトレーニング履歴を格納することもできる。
トレーニング履歴としては、ユーザが(機器IDで特定される)特定の機器を使ってトレ
ーニングを実施したメニューID及び実際に反復運動を行ったときの負荷及び回数に関す
る情報を格納することができる。また、トレーニング履歴として、消費カロリー、反復運
動の平均速度や平均時間といった情報を取得することができる。トレーニング履歴は、ユ
ーザがトレーニングを行う際中にリアルタイムで機器10からサーバ装置20に送信する
こともできるし、機器10のメモリに一時的に情報を記憶し、所定時間毎やユーザがトレ
ーニングを完了する毎に情報を送信することもできる。
タ記憶部233の構成例を示す図である。同図に示すように、画像データ記憶部233は
画像情報を記憶し、画像情報には、撮影したカメラ21を特定するカメラIDに対応付け
て、画像データが含まれる。画像データは、カメラ21が撮影した画像を表示するための
データである。画像データは、たとえば、MP4、MPEG2、AVI、MOVなど任意
の形式のデータとすることができる。
う。)を記憶する。図8は、機器情報記憶部234の構成例を示す図である。同図に示す
ように、機器情報記憶部234は機器情報を記憶し、機器情報には、トレーニング機器の
ID、機器詳細情報(機器の種別、名称、型番等)、機器の動作情報(例えば、スミスマ
シンでいえば、モータやセンサから取得される、モータまたはシャフトにかかる負荷、シ
ャフトの移動距離、モータのトルク値等の情報)、機器の動作履歴(上記動作情報の履歴
)、その機器を利用したユーザのトレーニング履歴(例えば、メニューID、RMに関す
る情報、消費カロリー)等が含まれる。その他、機器10が、機器の所定の部位の地面か
らの反力を計測する反力計を備えている場合は、反力計から得られる反力に関する情報も
含むことができる。
部210は、ユーザ情報の認証情報を用いてユーザ1を認証することができる。本実施形
態では、ユーザ情報の認証情報はユーザ1の顔部分の特徴量であり、ユーザ認証部210
は、カメラ21が撮影した画像からその特徴量を抽出できたことによりユーザ1を認証す
ることを想定する。なお、ユーザ認証部210は、たとえば、ユーザ端末10との間で通
信を行い、ユーザ1を認証するようにしてもよいし、ディスプレイ22がユーザ端末10
との間で通信を行うことによりユーザ1を認証し、その結果をディスプレイ22からユー
ザ認証部210に送信するようにしてもよい。なお、ユーザ認証については、顔認証に限
らず、ユーザに必要情報を入力させることで実行することもできるし、トレーニングジム
内またはトレーニングジム内のトレーニング機器近くの所定の位置にユーザが通過または
静止したことを検出することに基づいて実行することもできる。
る。トレーニング情報管理部211は、トレーニング情報記憶部231にトレーニング情
報を格納したり、トレーニング情報記憶部231に格納されたトレーニング情報を参照す
る。また、トレーニング情報管理部211は、ディスプレイ22を示すディスプレイID
に対応するメニューIDをディスプレイ情報から特定し、特定したメニューIDに対応す
るトレーニング情報の内容および動画データをディスプレイ22に出力する。トレーニン
グ情報管理部211は、ディスプレイ22の近傍にユーザが来たこと(たとえば、ディス
プレイ22が人感センサを備え、人感センサがユーザを検知し、あるいはディスプレイ2
2がユーザ端末11と通信を行う通信機能を備え、ディスプレイ22がユーザ端末11と
通信可能となったことを検知することにより、ユーザが近傍にいることを検知することが
できる。)、または、ディスプレイ22の前でユーザが所定のポーズを取ったこと、所定
の位置に静止したこと、あるいはディスプレイに備えられたカメラの視野角において、ユ
ーザが所定の大きさとして認識されたこと、を契機として、当該ディスプレイ22に対し
てトレーニング情報を出力し、必要に応じて、ユーザから選択や確定処理を受け付けるこ
とができる。ユーザは、トレーニング前またはトレーニング中に、ディスプレイ22に出
力されたトレーニング内容や動画を見てトレーニングの参考とすることができる。なお、
ディスプレイ22が存在しない場合は、トレーニング情報の出力先をユーザ端末11とす
ることもできる。
と、動画が表示されている。動画データは、複数含まれてよく、複数の動画が出力画面に
表示されてよい。
づいて、トレーニング情報の内容を補正するようにしてもよい。たとえば、トレーニング
情報管理部211は、身長に応じて、トレーニング機器の椅子の高さを変更したり、身長
および体重に応じて、ウェイトの重さや回数を設定したり、提案したりすることができる
。
ニング情報の内容を補正するようにしてもよい。例えば、トレーニング情報管理部211
は、ユーザ情報記憶部232からユーザを示すユーザIDに対応するトレーニング履歴を
読み出し、読み出したトレーニング履歴に含まれている設定情報(ウェイトの重さや椅子
の高さなど)や回数に応じて、例えば、前回の設定情報の内容と同様の情報または前回の
ウェイトよりも所定値だけ重いウェイト若しくは軽いウェイト、または、前回の回数より
も所定値だけ多い若しくは少ない回数を提案するようにトレーニング情報の内容に含める
ようにすることができる。
21が撮影した、ユーザが機器10を利用してトレーニングを行っている動画像を取得す
る。本実施形態では、機器10は機器情報を通信によりサーバ装置20に送信し、情報取
得部212は機器情報を機器IDに対応付けて機器情報記憶部234に登録する。ままた
、カメラ21は撮影した画像データを通信によりサーバ装置20に送信し、情報取得部2
12は、カメラ21から送信される画像データを、当該カメラ21を示すカメラIDに対
応付けて画像データ記憶部233に登録する。なお、情報取得部212は、ユーザ認証部
210がユーザ1の認証に成功したことを契機として、カメラ21に指示を送信し、カメ
ラ21が撮影を開始するようにしてもよい。ユーザ認証が行われている場合は、機器機器
情報や画像データをユーザIDと紐づけて登録することもできる。ここで、トレーニング
ジム24にカメラ21が備えられていない場合は、画像取得部212は、ディスプレイ2
2またはユーザ端末11に備えたカメラが撮影した画像を取得することもできる。
して、トレーニング機器10の特定の部位の特徴量を抽出し、当該部位の位置の移動距離
を算出する。また、画像解析部213は、ユーザの身体の各部位の特徴量を抽出し、各部
位の画像における位置を特定することもできる。なお、画像解析部213による画像解析
の手法については一般的なものを採用するものとして、ここでは詳細な説明を省略する。
画像解析部213は、フレームごとまたはキーフレーム毎に画像データを解析するように
してもよいし、ランダムなタイミングで解析するようにしてもよい。
、画像解析部213は、たとえば、動画データから身体の動作(たとえば、スクワットや
プッシュアップなど)を認識可能なモデルを作成しておき、機械学習により当該モデルを
用いて動作を認識することができる。この場合において、画像解析部213は、例えば、
複数のGPUを用いて並列処理を行うことにより実現するようにしてもよい。その他、こ
のような姿勢推定の技術として、機械学習のほか、ディープラーニングを用いた姿勢推定
技術も挙げられる。
の例においては、モータまたはシャフトにかかる負荷と、加速度センサから取得されるシ
ャフトの移動距離に係る情報とから、ユーザによるシャフトの上下動の反復回数をカウン
トし、RMの成否を判定する。また、機器情報に機器10の反力計の情報が含まれる場合
は、反力から負荷及びユーザの反復運動を推定し、カウントアップを行うことができる。
ここで、他のカウント方法として、画像データを解析する方法も考えられる。画像解析部
213が解析した、ユーザの各部位の位置を用いて、ユーザが(他の姿勢から)所定の姿
勢に変化した回数をカウントすることができる。また、例えば、画像解析部213が解析
した各部位のそれぞれについて、部位の位置と、位置基準情報に含まれている位置との距
離が所定値以内になっている場合にカウントアップすることができる。また、角度基準情
報に含まれている関節部位を頂点とした2つの部位の角度が所定値以内である場合にカウ
ントアップするようにしてもよい。また、画像解析部213は、例えば、身体の姿勢を教
師データとし、各部位の位置(相対的な位置関係)を入力データとした姿勢推定モデルを
事前に準備しておき、当該モデルを用いてユーザの姿勢を特定し、所定の姿勢になったと
きにカウントアップするようにしてもよい。その他、ユーザの身体の所定の部位の位置の
加速度が所定値以内になっている場合にカウントアップしてもよい。
ニングのセット数をカウントし、これらの数値にウェイトの重さを掛け合わせ、トレーニ
ングボリュームを算出することでユーザの仕事量を計算することもできる。このトレーニ
ングボリュームをユーザの疲労度を測る一指標として利用することができる。このトレー
ニングボリュームをユーザ記憶部232に記憶しておくことで、ユーザは、所望のタイミ
ングで、このトレーニングボリューム及びその推移をディスプレイ22等に表示して確認
することができる。
トレーニングボリュームやRMを所定の評価条件情報(例えば、目標値や平均値)と比較
し、条件を満たしているか否かを決定し、比較結果に応じて評価ランク及びコメントを表
示させる。また、評価部215は、画像データから特定された、ユーザの身体の各部位の
位置、姿勢及び動作を、基準となる各部位の位置情報、姿勢及び/または動作情報と比較
し、各部位の位置、姿勢及び動作が基準となる位置、姿勢値及び動作指標に対して所定の
範囲であるか或いは値を上回っているか等を決定し、結果に応じて評価ランク及びコメン
トを表示させる。また、ユーザの実測値と諸条件とを比較して、数値を示して表示させた
り、グラフ等に視覚化して表示させたり、また、ユーザの身体の部位の位置、姿勢及び動
作を、基準となる位置、姿勢及び動作と容易に比較できるよう、撮影された動画に基準あ
るいは参考となる位置、姿勢及び動作を並べて表示させたり、重畳させて表示させたりす
ることができる。
0を制御する指示信号を生成する。例えば、スミスマシンの場合、機器情報解析部214
が、負荷とユーザの上下動の反復回数とを監視し、ユーザが所定のRM(例えば、負荷(
60kg)x10回=10RM)をクリアしたか、を決定し、決定に基づいて、機器制御
部216は、所定のRMより少ないRM(例えば、8RM)で終了した場合、ユーザの次
の試行において、10RMを実現できるような負荷に調整するため(例えば、60kgの
負荷を48kgに下げる)、機器10の駆動装置107のトルク値を調整する(上昇させ
る)よう制御する指示信号を生成する。または、機器情報解析部214が、負荷とユーザ
の上下動の反復回数とを監視し、ユーザが所定のRM(例えば、負荷(60kg)x10
回=10RM)に到達せず、8RMで終了した(若しくは9RMまで所定時間が経過した
)、と決定した場合、残り2RMを完了できるよう負荷を下げるために、機器10の駆動
装置107のトルク値を調整する(上昇させる)よう制御する指示信号を生成することも
できる。
に来たことを検出する(S101)。ユーザの検出は、たとえば、人感センサを機器10
またはディスプレイ22付近に設置してもよいし、カメラ21からの画像を監視し、画像
から人間を検出するようにしてもよく、様々な方法によって検出可能である。
たとえば、画像から顔部分の特徴量を抽出してユーザ情報の認証情報に含まれている特徴
量と比較することにより行うことができる。また、ユーザ認証部210は、たとえば、ユ
ーザ端末11との間の通信(たとえば、ユーザ端末11からユーザIDおよびパスワード
、あるいは公開鍵などの認証情報の入力を受け付けることなど)によりユーザの認証を行
うようにしてもよい。また、機器10またはディスプレイ22付近にICカードリーダを
設置して会員証を用いて認証を行うようにしてもよい。
機器10に対応するトレーニングメニューを、トレーニング情報記憶部231に格納され
たトレーニング情報を参照する(S103)。また、トレーニング情報管理部211は、
参照したトレーニング情報をトレーニングメニューとしてディスプレイ21等に出力させ
る。ここで認証されたユーザIDに関連付けられたトレーニング履歴をユーザ情報記憶部
232に格納されたユーザ情報から参照し、トレーニングメニューを修正したり、ユーザ
が以前実施したトレーニングメニューと同じメニューを実施するか、選択肢を提供するこ
ともできる。トレーニング情報管理部211は、例えば、ユーザが更新した身長や体重、
筋肉量等のユーザ情報に応じて、機器10がスミスマシンであれば、ウェイトの重さや回
数などを修正することができる。また、トレーニング情報管理部211は、ここでユーザ
から目的の入力を受け付けるようにして、目的とメニューIDとに対応するトレーニング
情報を読み出すようにしてもよい。ユーザが所望のトレーニングメニューを選択し、実行
することで、スミスマシンの場合であれば、ウェイトの重量(負荷)及び反復運動の回数
が設定される。
記憶部234に情報を格納する(S104)。例えば、機器10がスミスマシンの場合、
モータまたはシャフトにかかる負荷と、加速度センサから取得されるシャフトの移動距離
に係る情報を取得する。または、機器10に反力計が備えられている場合は、床反力に係
る情報を取得するもできる。情報取得部212は、ユーザが機器10を利用してトレーニ
ングを行っている間継続的に機器10から情報を取得することもできるし、機器10に蓄
積された情報を一定期間毎に一括で取得することもできる。特に、反力によらずにモータ
またはシャフトにかかる負荷を直接測定することで、ユーザが負荷を上げたまま静止した
状態におけるアイソメトリックパワーを測定することができる。
、スミスマシンから取得される機器情報の例においては、機器情報解析部214は、モー
タまたはシャフトにかかる負荷と、加速度センサから取得されるシャフトの移動距離に係
る情報とから、ユーザによるシャフトの上下動の反復回数をカウントし、RMの成否を判
定する。または、力センサ、ロードセンサ等により、力または距離を計測することで、反
復回数をカウントすることもできる。また、機器情報に機器10の反力計の情報が含まれ
る場合は、反力から負荷とユーザの反復運動を推定し、カウントアップを行うことができ
る。また、機器情報解析部214は、単位時間当たりの負荷の移動距離を算出することで
、パワー効率を決定することもできる。機器情報解析部214で解析された解析結果はト
レーニング履歴として、機器IDと紐づけて機器情報記憶部234に、または、ユーザI
Dと紐づけてユーザ情報記憶部232に格納することができる。また、モータあるいはシ
ャフトにかかる負荷及び反復運動の回数はリアルタイムでディスプレイ22等に出力させ
ることができる。
を制御する(S106)。例えば、スミスマシンの場合、機器情報解析部214が、負荷
とユーザの上下動の反復回数とを監視し、図10(a)に示すように、ユーザが所定のR
M(例えば、負荷(60kg)x10回=10RM)をクリアしたか、を決定し、決定に
基づいて、機器制御部216は、所定のRMより少ないRM(例えば、8RM)で終了し
た場合、図10(b)に示すように、ユーザの次の試行において、10RMを実現できる
ような負荷に調整するため(例えば、60kgの負荷を48kgに下げる)、機器10の
駆動装置107のトルク値を調整する(上昇させる)よう制御する指示信号を生成する。
または、機器情報解析部214が、負荷とユーザの上下動の反復回数とを監視し、図11
に示すように、ユーザが所定のRM(例えば、負荷(60kg)x10回=10RM)に
到達せず、8RMで終了した(若しくは9RMまで所定時間が経過した)、と決定した場
合、残り2RMを完了できるよう負荷を下げるために、機器10の駆動装置107のトル
ク値を調整する(上昇させる)よう制御する指示信号を生成することもできる。その他、
RM1回における負荷のピークに達する時間を監視し、所定時間以上かかることを検知し
た場合に、負荷を下げるようトルク値を調整し、ユーザがシャフトを上げやすくするよう
支援することもできる。また、ユーザの疲労等に起因してシャフトを支える力が弱まった
ことを検知した場合に、シャフトを下げるタイミングでシャフトを支える力を付加するよ
うトルク調整を行うこともできる。
確実に完了することができ、トレーニング効果を得られるよう支援することができる。
図12は、第二実施形態に係るトレーニング機器の制御方法の一例と示す図である。第二
実施形態におけるシステム構成は、第一実施形態の構成と実質的同一とすることができる
ので、説明を省略する。
に来たことを検出する(S201)。ユーザの検出は、たとえば、人感センサを機器10
またはディスプレイ22付近に設置してもよいし、カメラ21からの画像を監視し、画像
から人間を検出するようにしてもよく、様々な方法によって検出可能である。
たとえば、画像から顔部分の特徴量を抽出してユーザ情報の認証情報に含まれている特徴
量と比較することにより行うことができる。また、ユーザ認証部210は、たとえば、ユ
ーザ端末11との間の通信(たとえば、ユーザ端末11からユーザIDおよびパスワード
、あるいは公開鍵などの認証情報の入力を受け付けることなど)によりユーザの認証を行
うようにしてもよい。また、機器10またはディスプレイ22付近にICカードリーダを
設置して会員証を用いて認証を行うようにしてもよい。
機器10に対応するトレーニングメニューを、トレーニング情報記憶部231に格納され
たトレーニング情報を参照する(S203)。また、トレーニング情報管理部211は、
参照したトレーニング情報をトレーニングメニューとしてディスプレイ21等に出力させ
る。ここで認証されたユーザIDに関連付けられたトレーニング履歴をユーザ情報記憶部
232に格納されたユーザ情報から参照し、トレーニングメニューを修正したり、ユーザ
が以前実施したトレーニングメニューと同じメニューを実施するか、選択肢を提供するこ
ともできる。トレーニング情報管理部211は、例えば、ユーザが更新した身長や体重、
筋肉量等のユーザ情報に応じて、機器10がスミスマシンであれば、ウェイトの重さや回
数などを修正することができる。また、トレーニング情報管理部211は、ここでユーザ
から目的の入力を受け付けるようにして、目的とメニューIDとに対応するトレーニング
情報を読み出すようにしてもよい。ユーザが所望のトレーニングメニューを選択し、実行
することで、スミスマシンの場合であれば、ウェイトの重量(負荷)及び反復運動の回数
が設定される。
記憶部234に情報を格納する(S204)。例えば、機器10がスミスマシンの場合、
モータまたはシャフトにかかる負荷と、加速度センサから取得されるシャフトの移動距離
に係る情報を取得する。または、機器10に反力計が備えられている場合は、床反力に係
る情報を取得する。情報取得部212は、ユーザが機器10を利用してトレーニングを行
っている間継続的に機器10から情報を取得することもできるし、機器10に蓄積された
情報を一定期間毎に一括で取得することもできる。特に、反力によらずにモータまたはシ
ャフトにかかる負荷を直接測定することで、ユーザが負荷を上げたまま静止した状態にお
けるアイソメトリックパワーを測定することができる。
録する(S205)。カメラ21は、ユーザの身体の動き及び/または機器10の特定の
部位の動きを含む動画を撮影する。例えば、機器10がスミスマシンの場合は、カメラ2
1は、シャフトを上下動させるユーザのトレーニングの様子を所定の位置から撮影する。
のちの画像処理でシャフトの上下動を認識するために、正面を向くユーザに対して側面の
方向から撮影することが望ましい。ここで、トレーニングジムにカメラ21が備えられて
いない場合は、ディスプレイ22にカメラが備えられている場合は当該カメラ、または、
ユーザ端末11に備えられたカメラから画像を取得することもできる。また、ユーザの操
作により撮影を開始することもできるし、センサがユーザの動作開始を検知して自動的に
撮影を開始し、カメラが撮影した画像をサーバ装置20に送信することもできる。
マシンから取得される機器情報の例においては、機器情報解析部214は、モータまたは
シャフトにかかる負荷を監視し、負荷の変化をトラッキングすることができる。加速度セ
ンサから取得されるシャフトの移動距離に係る情報から、ユーザによるシャフトの上下動
の反復回数をカウントし、RMの成否を判定する。また、機器情報に機器10の反力計の
情報が含まれる場合は、反力から負荷とユーザの反復運動を推定し、カウントアップを行
うことができる。また、機器情報解析部214は、単位時間当たりの負荷の移動距離を算
出することで、パワー効率を決定することもできる。機器情報解析部214で解析された
解析結果はトレーニング履歴として、機器IDと紐づけて機器情報記憶部234に、また
は、ユーザIDと紐づけてユーザ情報記憶部232に格納することができる。また、モー
タあるいはシャフトにかかる負荷及び反復運動の回数はリアルタイムでディスプレイ22
等に出力させることができる。
体的には、ユーザの身体の各部位の位置または機器10の特定の部位(スミスマシンの場
合はシャフトの位置)を特定する。ここで、本実施形態において画像を取得可能な場合は
、上記機器情報によらずに、取得画像からシャフトの位置に基づいて、ユーザが行ったト
レーニングの回数をカウントすることができる。または、ユーザの身体の部位に基づいて
カウントを行うこともできる。例えば、ユーザの膝の角度が所定角度以内になった場合に
、足の屈伸を1回行ったとカウントしたり、臀部の位置が床上所定距離以内になった場合
に、スクワットを1回行ったとカウントしたりすることができる。続いて、画像解析部2
13は、画像から認識可能なシャフトの最上点及び最下点の位置に基づき、移動距離を算
出し、機器情報から得られる負荷と、画像解析から得られるシャフトの移動距離に係る情
報とから、ユーザによるシャフトの上下動の反復回数をカウントし、RMの成否を判定す
る。画像解析部213及び機器情報解析部214で解析された解析結果はトレーニング履
歴として、機器IDと紐づけて機器情報記憶部234に、または、ユーザIDと紐づけて
ユーザ情報記憶部232に格納することができる。また、モータあるいはシャフトにかか
る負荷及び反復運動の回数はリアルタイムでディスプレイ22等に出力させることができ
る。単位時間当たりの負荷の移動距離を算出することで、パワー効率を決定することもで
きる。
た情報を基に機器10を制御する(S208)。例えば、スミスマシンの場合、画像解析
部213及び機器情報解析部214が、負荷とユーザの上下動の反復回数とを監視し、図
10(a)に示すように、ユーザが所定のRM(例えば、負荷(60kg)x10回=1
0RM)をクリアしたか、を決定し、決定に基づいて、機器制御部216は、所定のRM
より少ないRM(例えば、8RM)で終了した場合、図10(b)に示すように、ユーザ
の次の試行において、10RMを実現できるような負荷に調整するため(例えば、60k
gの負荷を48kgに下げる)、機器10の駆動装置107のトルク値を調整する(上昇
させる)よう制御する指示信号を生成する。または、画像解析部213及び機器情報解析
部214が、負荷とユーザの上下動の反復回数とを監視し、図11に示すように、ユーザ
が所定のRM(例えば、負荷(60kg)x10回=10RM)に到達せず、8RMで終
了した(若しくは9RMまで所定時間が経過した)、と決定した場合、残り2RMを完了
できるよう負荷を下げるために、機器10の駆動装置107のトルク値を調整する(上昇
させる)よう制御する指示信号を生成することもできる。その他、RM1回における負荷
のピークに達する時間を監視し、所定時間以上かかることを検知した場合に、負荷を下げ
るようトルク値を調整し、ユーザがシャフトを上げやすくするよう支援することもできる
。また、ユーザの疲労等に起因してシャフトを支える力が弱まったことを検知した場合に
、シャフトを下げるタイミングでシャフトを支える力を付加するようトルク調整を行うこ
ともできる。
ってユーザのトレーニング情報を取得することができ、効果的にトレーニング支援を行う
ことができる。なお、図12において、例えば、機器情報の取得と動画取得の時期は同時
であっても、いずれかが前後してもよく、また、情報解析と画像解析の時期も同様にその
前後は問わないものとすることができる。
のものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸
脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
たが、これに限らず、カメラ21またはユーザ端末10において画像の解析を行い、各部
位の位置関係を特定するようにしてもよい。
これに限らず、3次元の位置としてもよい。たとえば、2次元画像もしくは動画から、所
定の画像認識技術を用いて、所定の部位の2次元画像上の位置のほか、深度情報を特定す
る方法、所定の画像認識技術を用いて、所定の部位の2次元画像上の位置を特定し、機械
学習を用いて、特定した部位について、2次元画像上の位置から3次元位置を特定する方
法、または、複数のカメラを用いて、所定の画像認識技術により、所定の部位の各々の2
次元画像上の位置を特定し、機械学習等を用いて、特定した部位について、2次元画像上
の位置から3次元位置を特定する方法等が挙げられる。さらに、カメラ21に加えて、ト
レーニング器具の設置場所にデプスカメラを配置し、カメラ21からの画像と、デプスカ
メラからの深度マップとに基づいて、部位の3次元の位置を特定することができる。なお
、カメラ21に代えてデプスカメラを設けるようにし、デプスカメラからの深度マップの
みから3次元の位置を特定することも可能である。
たは横方向から見た部位であることを想定したが、これに限らず、ユーザより上方に設置
するカメラの特性を活かし、ユーザの頭上方向から見た部位であることとしてもよい。こ
の場合、頭上から見たユーザの頭の中心及び両肩の二次元上の位置を特定して解析を行う
ことができる。
装置20に送信されるものとしたが、これに限らず、トレーニング器具の設置場所にコン
ピュータを配置し、当該コンピュータにおいて画像から特徴量を抽出し、特徴量をサーバ
装置20に送信するようにしてもよいし、当該コンピュータが特徴量に基づいて身体の部
位を推定し、部位の絶対的な位置(画像のXY座標上の位置としてもよいし、基準位置(
たとえば、地面や足先、頭、身体の重心など)からの実寸での距離としてもよいし、その
他の任意の座標系での位置とすることもできる。)または複数部位間の相対的な位置関係
を取得し、これらの絶対的な位置や相対的な位置関係をサーバ装置20に送信するように
してもよい。
装置で行うものとしているが、これに限らず、いずれか一方の装置で当該機能の実行及び
情報の記憶を行うこととしてもよい。または、本実施形態とは異なる形態で、機能部及び
記憶部を分散して設けてもよい。
ているものとしたが、これに限らず、複数のユーザを撮影した画像データから基準情報を
作製するようにしてもよい。この場合、たとえば、ユーザの姿勢や運動が正しいか否かの
入力を受け付けて、正しいと評価されたもののみに基づいて、基準情報を作成するように
することができる。
図13は、第二実施形態に係るトレーニング機器の制御方法の一例と示す図である。第三
実施形態におけるシステム構成は、第一実施形態の構成と実質的同一とすることができる
ので、説明を省略する。
途や目的に応じて負荷を制御することに関わる。ユーザによって、例えば、ユーザの筋力
、強化したい筋肉部位、または、取り組んでいる競技や運動等の目的に応じて、シャフト
の上下運動に際して、短縮性筋収縮(コンセントリック・コントラクション)、等尺性筋
収縮(アイソメトリック・コントラクション)及び伸張性筋収縮(エキセントリック・コ
ントラクション)のいずれを重視した制御が好ましいか決定され得る。
、機器10から、「伸張性収縮(エキセントリック)」、「短縮性収縮(コンセントリッ
ク)」及び「等尺性収縮(アイソメトリック)」のいずれかを選択するためのメニュー設
定要求を受信する(S301)。ここで、ユーザは、機器10に備えられた入力用のイン
ターフェースまたはユーザ端末11のユーザインターフェースを介してメニュー設定を実
行することができる。ユーザによるメニュー設定要求に応じて、「伸縮性収縮(エキセン
トリック)」、「短縮性収縮(コンセントリック)」、または、「等尺性収縮(アイソメ
トリック)」を選択するためのメニューが提供される。また、「伸張性収縮(エキセント
リック)」、「短縮性収縮(コンセントリック)」及び「等尺性収縮(アイソメトリック
)」の意味を理解できないユーザのため、サーバ装置20のトレーニング情報管理部21
1は、ユーザに対し、トレーニングの目的、強化した筋肉の部位、または、普段取り組ん
でいるスポーツ等の質問を提供することで、いずれの筋収縮のメニューがユーザに向いて
いるか、決定することもできる。
縮(エキセントリック)」、「短縮性収縮(コンセントリック)」、または、「等尺性収
縮(アイソメトリック)」に係るトレーニング要求を受信する(S302-304)。こ
こで、各々の筋収縮形態の組み合わせの選択を受け付けることもできる。
ーニングを開始する旨指示信号を機器10に送信する(S305)。
06)。機器10の制御に際して、例えば機器10がスミスマシンである場合、機器制御
部216は、いずれの筋収縮であるかに基づいて、ユーザによるシャフトの上下動(に限
らず、斜め方向の移動等も想定されるが、以下説明の便宜上上下動を例に説明する)に応
じてスミスマシンの負荷(ウェイトの重さ)の設定を可変とすることで、シャフトの上下
動の速度または上下動に伴うパワー(単位時間あたりの、力に移動距離を乗じた値)を調
整することができる。例えば、ユーザが「伸張性収縮(エキセントリック)」を選択した
場合、機器制御部216は、ユーザがシャフトを持ち上げるタイミングで負荷を大きくし
、下げるタイミングで負荷を小さくすることができる。複数の筋収縮運動形態を組み合わ
せる場合は、トレーニングの途中で負荷を調整することができる。ここで、シャフトの上
下動は、カメラ21またはユーザ端末11に備えられたカメラにより取得された画像を解
析することで判定することもできる。画像解析部213及び機器情報解析部214は、負
荷とユーザの上下動の反復回数とを監視し、選択された筋収縮運動形態について、ユーザ
が所定の重さ/回数(例えば、負荷(60kg)x10回)をクリアしたか、を監視する
ことができる。ここで、機器制御部216は、ユーザにより事前に設定された筋収縮運動
に基づいて、負荷(ウェイトの重さ)を制御するが、トレーニング実施中、すなわち、ユ
ーザのシャフトの上下動の速度またはパワーを監視しながら負荷(ウェイトの重さ)を制
御することで、ユーザの筋収縮運動の傾向に応じて、「伸張性収縮(エキセントリック)
」、「短縮性収縮(コンセントリック)」、または、「等尺性収縮(アイソメトリック)
」を切り替えることもできる。例えば、あるユーザが重さを持ち上げるスピードが遅い場
合に、ウェイトを軽くするよう調整することで、伸張性筋収縮(エキセントリック)を促
進するよう制御することもできる。加えて、V B T(Velocity Based Training)などの速
度を利用したトレーニングメニューの設定も可能である。
の筋収縮運動を実施することができる。なお、本実施形態において、上記機器制御部、画
像解析部、機器情報解析部等は、サーバ装置20が有する旨記載しているが、これに限ら
ず、機器10内またはその他の装置が有することとしてもよい。
11 ユーザ端末
20 サーバ装置
21 カメラ
22 ディスプレイ
23 通信ネットワーク
24 ジム店舗
30 管理者端末
210 ユーザ認証部
211 トレーニング情報出力部
212 情報取得部
213 画像解析部
214 機器情報解析部
215 評価部
216 機器制御部
231 トレーニング情報記憶部
232 ユーザ情報記憶部
233 画像データ記憶部
234 機器情報記憶部
Claims (5)
- トレーニング機器の制御方法であって、
サーバは、
ユーザのトレーニング情報を参照し、
トレーニング機器情報を取得し、
前記トレーニング機器情報を解析し、
前記解析したトレーニング機器情報と、前記参照したトレーニング情報とに基づいて、前
記トレーニング機器を制御する、
トレーニング機器の提供方法。 - 請求項1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
前記トレーニング機器情報は、
前記トレーニング機器の所定の部位に対する負荷に関する情報、当該所定の部位の移動距
離に関する情報、当該所定の部位に印加される圧力に関する情報及び前記トレーニング機
器に備えられた駆動装置のトルクに関する情報のいずれかを含む、
トレーニング機器の制御方法。 - 請求項1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
前記トレーニング機器を制御することは、
前記トレーニング機器の駆動装置のトルクを調整することを含む、
トレーニング機器の制御方法。 - 請求項1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
前記トレーニング情報は、
前記ユーザのレペティションマキシマムを含む、
トレーニング機器の制御方法。 - 請求項1に記載のトレーニング機器の制御方法であって、
さらに、前記ユーザのトレーニングの動画を取得することを含む、
トレーニング機器の制御方法。
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
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JP2019230351 | 2019-12-20 | ||
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Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020069733A Division JP7344560B2 (ja) | 2019-12-20 | 2020-04-08 | トレーニング機器の制御方法 |
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