JP2023157411A - 収入保障保険商品提示システム、及び、収入保障保険商品提示プログラム - Google Patents

収入保障保険商品提示システム、及び、収入保障保険商品提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保険商品をネット販売する場合に、適正な質問数とした上で、ユーザがユーザ情報の入力作業を開始してから保険商品の提示をするまでの期間を短くして、ユーザがストレスを受けにくくする。【解決手段】保険商品を提示するために必要な質問事項が表示される第1質問領域と当該質問に対して回答するための第1回答領域とを有する第1画面を表示して、当該第1回答領域を通じて入力される第1回答を受け付ける第1受付手段と、前記第1受付手段によって前記第1回答が受け付けられたことを契機として前記提示に必要な質問事項が表示される第2質問領域と当該質問に対して回答するための第2回答領域とを有する第2画面を遷移表示して、当該第2回答領域を通じて入力される第2回答を受け付ける第2受付手段と、前記第1及び第2受付手段によって受け付けられた第1及び第2回答に基づいて複数の保険会社が取り扱う複数の保険商品のなかから所望の保険商品を提示する提示手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、収入保障保険商品提示システム、及び、収入保障保険商品提示プログラムに関し、特に、ユーザのニーズに適した収入保障保険商品を提示できる、収入保障保険商品提示システム、及び、収入保障保険商品提示プログラムに関する。
特許文献1には、ユーザの性別及び年齢といったユーザ属性情報に合致する保険内容として、例えば、「Z社のプレミアムDX」という保険商品が「月額保険料1210円」である、或いは、「S社のクリック定期」という保険商品が「月額保険料1310円」である、という情報をユーザに提示する保険商品提示サーバが開示されている。
特許第6063898号公報
しかし、ユーザの性別及び年齢といったユーザ属性情報は、対応する保険商品をユーザに提示するには必要であるが、これだけではユーザに対して十分な保険商品を提示することは困難である。
このため、ユーザに対する質問数を増やして詳細なユーザ属性情報を取得しようとすることも考えられるが、その一方で過剰な量の質問事項を用意したのでは、質問に対して回答するためのユーザ情報の入力作業にストレスを感じて、保険商品の成約まで至らない場合も考えられる。
そこで、本発明は、保険商品をネット販売する場合に、適正な質問数とした上で、ユーザがユーザ情報の入力作業を開始してから保険商品の提示をするまでの期間を短くして、ユーザがストレスを受けにくくすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の収入保障保険商品提示システムは、
保険商品を提示するために必要な質問事項が表示される第1質問領域と当該質問に対して回答するための第1回答領域とを有する第1画面を表示して、当該第1回答領域を通じて入力される第1回答を受け付ける第1受付手段と、
前記第1受付手段によって前記第1回答が受け付けられたことを契機として前記提示に必要な質問事項が表示される第2質問領域と当該質問に対して回答するための第2回答領域とを有する第2画面を遷移表示して、当該第2回答領域を通じて入力される第2回答を受け付ける第2受付手段と、
前記第1及び第2受付手段によって受け付けられた第1及び第2回答に基づいて複数の保険会社が取り扱う複数の保険商品のなかから所望の保険商品を提示する提示手段と、
を備える。
前記遷移表示は、いずれも同一ページ内にある前記第1画面から前記第2画面にスクロールさせてもよい。
前記遷移表示は、前記第1画面がある第1ページから前記第2画面がある第2ページに遷移させてもよい。
前記第1回答領域には前記第1回答を入力する複数の選択肢が表示されており、前記各選択肢には前記第2画面へ遷移させるリンクを紐付けることもできる。
また、本発明の収入保障保険商品提示プログラムは、
保険商品を提示するために必要な質問事項が表示される第1質問領域と当該質問に対して回答するための第1回答領域とを有する第1画面を表示して、当該第1回答領域を通じて入力される第1回答を受け付ける第1受付機能と、
前記第1受付機能によって前記第1回答が受け付けられたことを契機として前記提示に必要な質問事項が表示される第2質問領域と当該質問に対して回答するための第2回答領域とを有する第2画面を遷移表示して、当該第2回答領域を通じて入力される第2回答を受け付ける第2受付機能と、
前記第1及び第2受付機能によって受け付けられた第1及び第2回答に基づいて複数の保険会社が取り扱う複数の保険商品のなかから所望の保険商品を提示する提示機能と、
クライアント装置に実現させる。
本発明によれば、保険商品をネット販売する場合に、適正な質問数とした上で、ユーザがユーザ情報の入力作業を開始してから保険商品の提示をするまでの期間を短くして、ユーザがストレスを受けにくくすることができる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本明細書における、
・「被保険者」とは、概ね、保険がかけられる者のことをいい、その者の生死・病気・ケガなどが保険の対象となる者をいう。
・「ユーザ」とは、本実施形態の収入保障保険商品提示システムを構成するクライアント装置を操作する者をいう。したがって、「ユーザ」とは、典型的には、その収入保障保険商品提示システムを通じて提示される保険商品の被保険者となり得る者(以下、「特定の被保険者」という。)自身、特定の被保険者の配偶者、特定の被保険者の子、特定の被保険者の親、特定の被保険者の友人など何人もなり得て、一人の者を意味する場合に限られず、複数人(例えば、特定の被保険者と配偶者との二人、更に子も加えた三人)となることもある。
・「保険契約者」とは、保険会社と保険契約を締結する者をいい、その締結後に保険料の支払い義務を負う者をいう。このことは、我が国の法令によって定められている。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1の収入保障保険商品提示システムの模式的な構成を示すブロック図である。図1には、以下説明する、クライアント装置100と、サーバ装置200と、格納媒体300と、ネットワーク400と、が示されている。なお、収入保障保険商品提示システムには、更に、その管理者を含むサービス事業者等の操作用端末を設けることもできる。
クライアント装置100は、特定の被保険者の収入保障保険の契約時を前提としてユーザが入力する特定の被保険者のユーザ情報(「ユーザ情報」については後述する。)を受け付け、当該ユーザ情報をネットワーク400を介してサーバ装置200に送信し、また、サーバ装置200からネットワーク400を介して返信される当該ユーザに対する提示対象の収入保障保険商品を示す情報を受信し、当該情報を付帯するディスプレイを通じてユーザに提示するものである。
クライアント装置100は、ユーザによって操作される、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット装置、PDA、携帯電話機などによって実現できる。なお、クライアント装置100は、計算機能及び通信機能を有してさえいれば、これらの装置に限定されるものではない。ただ、例えばいわゆるデスクトップパソコンでは、ディスプレイに接続されていると、ディスプレイに表示される画面を通じてユーザが操作できるので便利である。
サーバ装置200は、クライアント装置100から送信されるユーザ情報と格納媒体300に格納されている各保険料表データとに基づいて、当該ユーザに対する提示対象の収入保障保険商品に関する情報を、ネットワーク400を介してクライアント装置100に返信するものである。
なお、ここでいう「保険商品に関する情報」とは、その保険商品を特定できるものであればよく、例えば、その保険商品を取り扱う保険会社名、当該保険商品名、月額/年額保険料、額払込態様(銀行振込/引落/クレジットカード決済の可否の別など)、当該保険商品の紹介ページ(例えばその保険会社の当該保険商品のウェブページ)又はそのページにアクセスするための情報(例えばそのウェブページに割り当てられているURL(Uniform Resource Locator))のうち幾つかを含むものとすればよい。
サーバ装置200は、これに限定されるものではないが、例えば、本実施形態の収入保障保険商品提示システムのサービス事業者等によって管理される、業務用コンピュータなどによって実現できる。なお、サーバ装置200と格納媒体300とは別個に設けられている必要はなく、例えば、サーバ装置200が格納媒体300を内蔵していてもよい。
格納媒体300は、複数の保険会社が取り扱う複数の収入保障保険商品の各保険料表データが格納されているものである。保険料表データとは、被保険者の死亡時の保険金の受取額と当該保険金を受け取るために必要な払込保険料額との関係を示すデータであり、原始的には保険会社によって作成される。各保険会社から提供されるものをそのまま用いることができる。
ただし、各保険料表データは、各社まちまちの形式及び内容となっていることもあり、必ずしも全てが同一の基準で作成されているとは限られず、保険会社毎に異なっていたり、保険商品毎に異なっていたりする場合がある。このため、各保険料表データは、本実施形態の収入保障保険商品提示システムのサービス事業者が、各保険商品の保障条件を変更することなく加工したものを用いてもよい。
保険料表データの例について、ここでは概要のみ述べると、例えば、
・被保険者の性別(戸籍上の男性/女性の別)と、
・被保険者の年齢に関する情報(例えば、契約時に30歳/40歳など)と、
・被保険者の保険料率(例えば、標準体/喫煙者健康体/非喫煙者標準体/非喫煙者健康体/引受基準緩和型保険商品の別によって規定されている保険料率)と、
・被保険者の死亡時の保険金の受取額(例えば、最大3,000万円、又は、受取期間内毎月10万円など)及び受取期間(例えば、契約日から25年間、又は、被保険者が65歳になるまでの間など)と、
・当該保険金を受け取るために必要な払込保険料額(例えば、毎月約3,000円、又は、年間約35,000円など)及び払込態様(例えば、月払/半年払/年払の別など)と、
・自動車免許の等級(例えば、いわゆるゴールド免許証であるか否かの別など)と、
のうち幾つかによって分類されたデータとすることができる。
また、特定の被保険者の健康状態に鑑みて、払込保険料額が通常のものよりも例えば10%高いことを条件とした、喫煙習慣(例えば、喫煙習慣等が過去1年以内にあった者も含む。)がある被保険者用保険料表データ、肝機能を示す数値が所定値以上である被保険者用保険料表データ、三大疾病の病歴がある被保険者用保険料表データを用意してもよいし、払込保険料額が通常のものよりも例えば15%高いことを条件とした、引受基準緩和型保険商品を希望する被保険者用保険料表データを用意しておいてもよい。或いは、反対に、喫煙習慣がないことを条件に、払込保険料額が通常のものよりも例えば10%割引を条件とした、被保険者用保険料表データ等を用意しておいてもよい。
また、格納媒体300には、クライアント装置100から送信されるユーザ情報を格納することもできる。この場合には、ユーザ情報として如何なるデータを入力させるかにもよるが、ユーザ情報をビッグデータとして活用して、例えば被保険者が30代男性であり、配偶者も共働きしていて、子が2人いるというユーザ層が、どのような目的で収入保障保険に加入しようとしているのか、という分析が可能となる。このような分析結果は、例えば今後の保険商品の作成に活用することもできるし、保険業以外の業界のマーケティング等にも活用することができるので有益である。
加えて、格納媒体300には、実際にユーザに提示した収入保障保険商品に関する情報とその情報を提示対象とした根拠となるユーザ情報とを紐付けて格納することができる。こうすると、ユーザが保険契約者でない場合に、保険契約者が提示事項を確認する際に便利であるし、また、ユーザ情報として如何なるデータを入力させるかにもよるが、収入保障保険加入の検討中にユーザ情報の一部を変更(例えば、子の教育プランの変更(私立/公立の変更、短大/大学の変更など))した場合に必要な保障金額を対比すること可能となる。このことは、短期的な場面での対比のみならず、保険見直しをしようとする例えば10年後といった長期的な場面での対比際にも、着眼点の見落の回避などに役立ち得る。
なお、図1には、1台の格納媒体300が示されているが、複数台の格納媒体300としてもよい。また、格納媒体300は、保険料表データを格納するものとユーザ情報等を格納するものとを、物理的又は論理的に別個のものとしてもよい。また、格納媒体300は、ユーザ数の増加に応じて増設してもよい。
ネットワーク400は、クライアント装置100と格納媒体300とサーバ装置200とを相互に接続し、これらの間で種々の情報乃至データを通信できるようにするものである。ネットワーク400は、携帯電話回線、インターネット回線などを含む、各種ネットワークの総称である。
図2は、図1に示すクライアント装置100の模式的な内部構成を示すブロック図である。図2には、以下説明する、受付手段120と、送信手段140と、受信手段160と、提示手段180と、が示されている。
なお、クライアント装置100として例えばパーソナルコンピュータを採用する場合には、通常パーソナルコンピュータに搭載されているブラウザ機能を用いて、ウェブページを通じてサーバ装置200と通信することで、ユーザは本実施形態の収入保障保険商品提示システムによるサービスの提供を受けることができる。
加えて、クライアント装置100としてスマートフォンを採用する場合には、これらの各手段の動作に対応する機能をスマートフォンに実現させるアプリケーションプログラムを当該スマートフォンにインストールすることによって、ユーザは本実施形態の収入保障保険商品提示システムによるサービスの提供を受けることもできる。
受付手段120は、例えばブラウザ機能を用いて表示される所定のウェブページを通じて、ユーザが入力する種々の情報又はデータを受け付けるものである。例えば、クライアント装置100がパーソナルコンピュータであれば、そのマウスやキーボードを通じてユーザから入力された(複数の選択肢の中から所望のものが選択された場合も含む。)ユーザ情報等を受け付け、クライアント装置100がスマートフォンであれば、そのディスプレイのタッチパネルを通じてユーザから入力されたユーザ情報等を受け付けることができる。
受付手段120が受け付ける情報には、そのユーザに対して提示し得る収入保障保険商品をサーバ装置200で抽出することが可能なユーザ情報が含まれる。ユーザ情報は、例えば、収入保障保険の契約時を前提として保険金受取人らが必要とする保障金額(例えば、毎月10万円、又は、保障期間内に最大3,000万円など)及び保障期間(例えば、契約から25年間、又は、保険金受取人が65歳になるまでの間など)とすることができるが、後述するように、保険金受取人が必要とする保障金額自体ではなく、この金額を算出するために必要な情報も含む。
別の例として、ユーザ情報は、
・特定の被保険者の性別(戸籍上の男性/女性の別)、
・収入保障保険の契約時の特定の被保険者の年齢に関する情報(例えば、契約時に30歳、又は生年月日である1980年1月1日など)、
・収入保障保険の契約時の特定の被保険者の健康状態(例えば、(1)「健康」/「通院中」/「過去所定期間内における健康診断での指摘の有無」/「過去所定期間内における入院/手術の有無」の別、(2)血圧値、血糖値、肝機能を示す数値(例えば、AST:Aspartate Aminotransferase(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、ALT:Aspartate Aminotransferase(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、γ-GTP:γ-glutamyl transpeptidase(ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ))、(3)心筋梗塞や脳卒中など例えば三大疾病の病歴の有無、(4)特定の被保険者が生命保険申込を過去に謝絶されたことがあるか否かなど)、
・特定の被保険者の加入し得る保険商品として引受基準緩和型保険商品(典型的には、持病があっても加入できる保険商品。)の提示を希望するか否か、
・特定の被保険者の喫煙習慣の有無(過去所定期間内における喫煙習慣の有無を含む)、
・収入保障保険の契約時の特定の被保険者の家族構成に関する情報((1)特定の被保険者の配偶者及び子の有無、(2)特定の被保険者の配偶者の年齢に関する情報、収入の有無(収入がある場合の年収/月収)、(3)特定の被保険者の子の人数及び少なくとも第一子及び/又は末子の年齢に関する情報、各子の教育プラン(公立学校/私立学校の別、進学の有無、習い事の多少など)、(4)収入保障保険の契約時における特定の被保険者、その配偶者又は親族などの金融資産の有無(金融資産がある場合にはその金額(例えば、預貯金が500万円、又は、株式が時価300万円など))といった金融情報、(5)収入保障保険の加入目的(特定の被保険者の死亡後の生活費、教育費、入院時の収入補填、治療費捻出など(複数目的でもよい))、
・住宅資金の必要額又はそれを算出するために必要な情報(戸建て持ち家/集合住宅持ち家/賃貸の別)、
・特定の被保険者が死亡した場合の生活資金の必要額(例えば、月額40万、又は、年額400万)、
・特定の被保険者が加入している年金による保障額又はそれを算出するための情報やそれを算出するための年金種別、
・特定の被保険者の死亡時の整理資金(葬儀費用/墓地及び墓石費用/緊急予備資金/不要の別)、
などのうち幾つかを含む。
送信手段140は、受付手段120によって受け付けられたユーザ情報などの種々の情報やデータを、ネットワーク400を通じてサーバ装置200に送信するものである。ユーザは、送信手段140がこの種の情報等を送信することによって、それに合致する所望の収入保障保険商品の提示サービスを受けることができる。
なお、本実施形態の収入保障保険商品提示システムは、ユーザが入力したユーザ情報を、例えば格納媒体300に登録してもよい。ユーザ情報は、既知のように固有のログインID及びパスワードをユーザに割り当てた場合には、ログインIDに紐付けて登録するとよい。また、ユーザがログインID等に基づいてログインができたことを条件に、収入保障保険商品の提示サービスを提供できるようにしてもよい。
或いは、本実施形態の収入保障保険商品提示システムは、実際に保険商品を提示する場面、又は、その保険商品の加入申込(契約ではない)の場面で、ユーザ、被保険者、及び/又は保険契約者の氏名、生年月日、住所、電話番号などのうち未収集のものを収集し、その際に固有のログインID及びパスワードをユーザに割り当ててもよい。
ユーザ情報を登録するようにすれば、多数のユーザ情報に基づくビッグデータを収集したり、当該ビッグデータに基づいてユーザ情報に関連する情報(保険商品に関する情報に限定されない)をユーザに対して提示したり、当該ビッグデータを用いて保険商品の良し悪しなどを検証して検証結果を各保険会社にフィードバックしたりすることもできる。
なお、送信手段140は、ユーザに対してログインID等を割り当てた場合には、ユーザ情報の送信時にログインIDを送信元情報として用いることができる。一方、ユーザにログインID等を割り当てていない場合には、ユーザがダウンロードした後述するウェブサイトのセッションIDを用いて通信を行えばよい。
受信手段160は、ネットワーク400を通じてサーバ装置200から送信される、種々の情報やデータなどを受信するものである。この受信対象には、本実施形態の収入保障保険商品提示システムによって提供されるサービスの一環として、送信手段140によって送信されたユーザ情報に基づく収入保障保険商品に関する情報も含まれる。
提示手段180は、受信手段160によって受信された各種情報を、ユーザに提示するものである。提示手段180は、提示対象をクライアント装置100本体に付帯するディスプレイに表示したり、スピーカから音声出力したりすることによって、サーバ装置200から送信された収入保障保険商品に関する情報を提示することができる。
図3は、図1に示すサーバ装置200の模式的な内部構成を示すブロック図である。図3には、以下説明する、受信手段220と、算出手段230と、抽出手段240と、特定手段260と、返信手段280と、が示されている。
受信手段220は、クライアント装置100からネットワーク400を通じて送信される、ユーザ情報、ログインID、パスワードなどの種々の情報やデータなどを受信するものである。
算出手段230は、主として、保険についての詳しい知識を持ち合わせていないユーザが本実施形態の収入保障保険商品提示システムを有効活用して、所望の保険商品の提示サービスを受けられるようにするために、特定の被保険者が死亡した場合に必要な保険金の受取額を算出するものである。
算出手段230は、特定の被保険者の配偶者の年齢に関する情報と、特定の被保険者が死亡した後の配偶者の収入の増減を示す情報と、特定の被保険者の子の人数と、少なくとも第一子及び/又は末子の年齢に関する情報と、特定の被保険者が加入している年金の種別を示す情報と、というようなユーザ情報の幾つかに基づいて、必要な保険金の受取額を算出することができる。
したがって、保険についての詳しい知識を持ち合わせているユーザにとっては、必ずしも算出手段230の機能を用いなくてもよいといえる。算出手段230による具体的な算出例については、実施形態2で説明する。
抽出手段240は、格納媒体300に格納されている各保険料表データと受信手段220によって受信されたユーザ情報とに基づき、更には、必要に応じて算出手段230によって算出された必要な保険金の受取額も踏まえて、ユーザに提示し得る収入保障保険商品の少なくとも払込保険料額を含む収入保障保険商品に関する情報を抽出するものである。
特定手段260は、抽出手段240によって抽出された情報のなかから、実際にユーザに対する提示対象の収入保障保険商品の少なくとも払込保険料額を含む収入保障保険商品に関する情報を特定するものである。なお、特定手段260による特定処理は、必ずしも実行する必要はない。特定処理は、例えば、抽出手段240によって抽出された収入保障保険商品の数が相対的に多い場合などに選択的に実行してもよい。
返信手段280は、特定手段260によって特定された幾つかの収入保障保険商品に関する情報(例えば、当該商品名、対応する払込保険料額及び払込態様)を、ネットワーク400を通じてクライアント装置100に返信するものである。
なお、返信手段280は、ユーザに対してログインID等を割り当てる場合には、そのユーザに割り当てられているログインIDを送信先情報として付加してからクライアント装置100に返信すればよく、そうでない場合にはユーザがダウンロードした後述するウェブサイトのセッションIDを用いて通信を行えばよい。
図4は、図1に示す格納媒体300に格納されている保険料表データ例の概要説明図である。図4に示す保険料表データ例は、例えば、戸籍上の性別が男性であり、受取期間が契約月から25年間である場合の、被保険者の死亡時の保険金の最大受取額3,000万円と当該保険金を受け取るために必要な毎月払込保険料との関係を年齢別に示している。
ここで、例えば、『30歳』の『男性』のユーザが、第1子が出生したことを契機に、自身を被保険者(特定の被保険者)とする、被保険者死亡後の生活費及び教育資金に充当することを目的に生命保険の加入を検討し、保障期間としてその子或いは近い将来出生する可能性のある第2子が大学を卒業するくらいまでの『25年』が必要であると考えたとする。
このような、30代男性で配偶者と子2人という家族構成のユーザにとって必要な典型的な保障金額は、ユーザ自身の収入、ユーザの配偶者の収入の有無、ユーザの子の人数及びユーザの子に対する教育プラン、既にユーザ等が所有している金融資産の多少などによっても異なるが、最大で2,500万円~4,000万円が一つの目安となるといわれている。
したがって、仮に、そのようなユーザが収入保障保険商品に加入した場合に支払いが必要となる月々の払込保険料のおおよその目安を知りたい場合には、収入保障保険の契約時に保険金受取人らが必要とする保障金額として例えば3,000万円、保障期間を25年とするユーザ情報をクライアント装置100に入力することが考えられる。
ところで、保険金受取人らが必要とする保障金額は、収入保障保険の契約時から年々減少する。この例でいうと、ユーザが保険加入1年目に死亡した場合に例えば3,000万円が必要であるとしても、その翌年になれば保険加入1年目の生活費等は実際の収入で賄えたのであるから、残りの24年の保障期間における保障金額は3,000万円より少なくて済む。
したがって、典型例を挙げると、当該ユーザにとっては、ユーザの死亡時の最大受取総額が3,000万円で、ユーザが死亡しない限り契約時から25年目に向けて、保障金額が毎年120万円ずつ線形的に又は曲線的に減少していく収入保障保険商品に加入することが一法である。
このため、本実施形態では、例えば、そのようなユーザに対して、図4に示す保険料表データに基づいて、例えば、収入保障保険商品の払込保険料額が『2,130円』という情報、更には払込態様が『月額』であるという情報、当該保険商品を取り扱っている保険会社名、当該保険商品名を示す情報などを提示するために抽出する。
なお、提示対象の収入保障保険商品は、ユーザ情報の全てを完全に満たす収入保障保険商品に限定されるものではない点に留意されたい。すなわち、例えば、収入保障保険商品のなかには、契約時を始期として25年というような保障期間を選定できず、ユーザの年齢を基準として、例えば、55歳まで/60歳まで/65歳まで、のいずれかというような保障期間しか選定できないものもある。
このような場合、ユーザ情報の全てを完全に満たす収入保障保険商品しか提示対象とできないとすると不都合がある。すなわち、例えば、57歳まで保障する収入保障保険商品aの保険料総額よりも、60歳まで保障する収入保障保険商品bの保険料総額が安い場合には、ユーザにとって収入保障保険商品bが提示対象から除外されることは好ましくない。
そこで、収入保障保険の契約時を前提として保険金受取人らが必要とする保障期間を、当該保障期間に近しい各収入保障保険商品で用意されている受取期間に換算して、この例でいうところの収入保障保険商品bが、提示対象から除外されないようにしてもよい。
ところで、30代の男性ユーザが被保険者となる場合の典型的な保障金額は、既述のように、最大で2,500万円~4,000万円が一つの目安であるといわれているから、その金額幅は小さいものであるとは評価できず、また、既に金融資産を所有しており当該下限よりも保障金額が低額でよいユーザもいれば、子沢山であったり両親の介護が必要であったりして当該上限よりも高額でなければならないユーザもいる。さらに、ユーザがファイナンシャルプランナーなどのように収入保障保険商品に詳しい者でなければ、そもそも自身に必要な保障金額及び保障期間を把握すらしていない場合もある。
このため、本実施形態における、ユーザ情報として、特定の被保険者の死亡後に保険金受取人らが必要な保障金額及び保障期間を直接入力させることに代えて、又は、これとともに、当該保障期間及び当該保障金額を割り出すために必要な情報を間接的に入力させることもできるようにしてもよい。このことについては、既述の必要な保険金の受取額の算出例とともに実施形態2で後述する。
図5は、図1に示すサーバ装置200からクライアント装置100であるところのスマートフォンに送信されたユーザ情報の受付用画面の一部を抜粋した画面例を示す図である。図5には、特定の被保険者が死亡した場合に保険金受取人らが必要とする保障金額及び保障期間をユーザに対して直接的質問する質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための回答領域とを有する画面例が示されている。
なお、図5に示す受付用画面は、通常、標準的にスマートフォンに搭載されているブラウザの機能を用いてウェブページを通じて表示されるようにすればよく、そうした場合を前提に以下説明するが、いわゆるスマホアプリと称されるアプリケーションプログラムを起動することによってスマホアプリで表示されるようにしてもよい。
この例では、ユーザに対して好適な収入保障保険商品の情報を提供するために、当該ユーザに対して1番目の質問として提示する「必要な保障金額は?」という質問事項が表示される第1質問領域と、当該質問に対して回答するためのプルダウンメニュー付きの第1回答領域とが表示され、ユーザが「3,000万(円)」を選択した例が示されている。
また、この画面には、ユーザに対して2番目の質問として提示する「必要な保障期間は?」という質問事項が表示される第2質問領域と、当該質問に対して回答するためのプルダウンメニュー付きの第2回答領域とが表示され、ユーザが「25年」を選択した例が示されている。
なお、図5に示すユーザ情報の受付用画面はあくまで例示であり、ユーザが第1回答領域に「3000」、第2回答領域に「25」という数字を直接入力できる画面としてもよい。また、保障金額(保険金)を一括で受け取る場合もあるから、保障期間を入力させることは必須ではない。また、第1及び第2回答領域として回答数の多い回答を典型例として、例えば年齢に応じて、「3,500万」、「3,000万」、「2,500万」などの選択肢を設けた画面としてもよい。
図5に示すような質問に対してユーザが回答をすると、画面が下側にスクロールされることによって最終的に現れる「次へ進む」ボタンの表示領域をタップすると、クライアント装置100は当該回答をユーザ情報としてサーバ装置200に送信する。
これにより、サーバ装置200は、当該ユーザ情報と格納媒体300に格納されている保険料表データとに基づいて、当該ユーザに提示し得る収入保障保険商品を抽出することが可能となる。
図6は、図5とは異なるユーザ情報の受付用画面の一部を抜粋した画面例を示す図である。図6には、特定の被保険者が死亡した場合に保険金受取人らが必要とする保障金額及び保障期間をユーザに対して間接的に質問する場合の画面例が示されている。
まず、ユーザに対して好適な収入保障保険商品に関する情報を提示するために、ユーザ情報を回答させる画面に遷移する(図6(a))。この例では、ユーザに対して1番目に提示する「あなたの戸籍上の性別は?」という質問事項が表示される第1質問領域と当該質問に対して回答するための「男性」/「女性」を回答する選択肢を有する第1回答領域とが表示され、ユーザが「男性」を選択した例が示されている。
なお、図6(a)に示すような性別の質問を、図5に示すいずれかの質問の前後にすることもできる。そうすると、その回答に応じて男性用又は女性用の保険料表データを用いて、払込保険料額を緻密に割り出して収入保障保険商品の提示を行うことが可能となる。
つぎに、画面が下側にスクロールされると、図6(b)に示すように、ユーザに対して2番目に提示する「あなたの健康状態は?」という質問事項が表示される第1質問領域と、当該質問に対して回答するための「健康」/「通院中」/「2年以内の健康診断で指摘あり」/「5年以内に入院/手術あり」を回答する選択肢を有する第2回答領域とが表示され、この例ではユーザが「2年以内の健康診断で指摘あり」を選択した例が示されている。
また、図6(b)に示す画面には、ユーザに対して3番目に提示する「あなたはタバコを吸いますか?」という健康状態の一態様としても位置付けられる質問事項が表示される第3質問領域と、当該質問に対して回答するための「吸っている」/「過去1年間は吸っていない」を回答する選択肢を有する第3回答領域とが表示され、この例ではユーザが「吸っている」を選択した例が示されている。
なお、図6(b)では、「あなたの健康状態は?」という質問事項が表示される第2質問領域と、「あなたはタバコを吸いますか?」という質問事項が表示される第3質問領域とについて表示する例が示されているが、これらの双方を必ずしも質問する必要があるわけではなく、これらのうちいずれか一方の質問事項のみを表示してもよい。
また、第3質問領域に表示される質問事項に代えて又はこれとともに、他の健康状態の一態様としても位置付けられる質問事項(例えば、「週にどの程度の飲酒をしますか?」という質問事項)を表示してもよい。
また、ユーザは、健康状態についての質問を含む全ての質問事項に対して必ずしも回答しなければならないわけではない。例えば、特定の被保険者の生活地に対して遠方で生活するその両親がユーザである場合、特定の被保険者の詳細な健康状態について不知であるといった理由で入力できない場合もあるし、健康診断を近々受けることが予定されているからまだ診断結果がない場合もあるし、全ての保険商品において全ての返答内容が加入条件や保障内容の判断基準とされているわけではないし、また、当該判断基準が変更される場合もあるからである。ただし、被保険者の性別及び年齢は、ユーザに対してより好適な収入保障保険商品の情報を提供するために質問対象とするとよい。
その後に、既述の配偶者情報や子情報といった、ユーザに対して好適な収入保障保険商品の情報を提供するために必要な質問事項が記載されている画面を表示して、ユーザがそれらに回答して、図示しない「次へ進む」ボタンの表示領域をタップすると、クライアント装置100は当該回答をユーザ情報としてサーバ装置200に送信する。
なお、被保険者が独身である場合には、配偶者情報や子情報等についての質問事項を表示することも必須ではないから、例えば、事前に家族構成についての質問事項を表示し、「独身」であると回答したユーザに対しては、これらについて質問する画面表示はスキップしてよい。
これにより、サーバ装置200において当該ユーザ情報と格納媒体300に格納されている保険料表データとに基づいて当該ユーザに提示し得る収入保障保険商品を抽出することが可能となる。
図7は、図1に示す収入保障保険商品提示システムの動作の概要説明図である。まず、収入保障保険商品提示システムの管理者等は、図5、図6に示すような受付用画面を作成して、それをウェブサーバなどに格納しておく。
また、当該管理者等は、例えば、図4に示したような、被保険者の死亡時の保険金の受取額と被保険者の払込保険料額との関係を示す、複数の保険会社が取り扱う保険商品の各保険料表データを格納媒体300に格納しておく。
なお、各保険料表データには、引受基準緩和型保険商品用の保険料表データと、喫煙習慣がある被保険者用の保険料表データと、肝機能を示す数値が所定値以上である被保険者用の保険料表データと、三大疾病の病歴がある被保険者用の保険料表データと、のうち少なくともいずれかを含んでいてもよい。
この状態で、仮に、ユーザが収入保障保険商品に詳しい者であれば、保障金額及び保障期間についての考え方については把握していることが考えられる。そのようなユーザであれば、例えば図5に示す受付用画面をダウンロードすればよい。
ユーザが図5に示す受付用画面をダウンロードするための所要の操作をすると、クライアント装置100は、図5に示す受付用画面が格納されているウェブサーバにアクセスして、図5に示す受付用画面をダウンロードする(ステップS1)。
そして、ユーザが、「必要な保障金額は?」という質問事項に対する回答として「3,000万円」を選択し、かつ、「必要な保障期間は?」という質問事項に対する回答として「25年」を選択することによってユーザ情報を入力したとすると、これらのユーザ情報がクライアント装置100の受付手段120によって各々受け付けられる(ステップS2)。
つぎに、ユーザが、図示しない「次へ進む」ボタンの表示領域をタップすると、受付手段120によって受け付けられたユーザ情報が、送信手段140によってネットワーク400を通じてサーバ装置200に送信される(ステップS3)。
なお、ステップS2にて受付手段120が全ての質問事項についての全てのユーザ情報を受け付け、その後に、ステップS3には送信手段140が全てのユーザ情報を送信することが必須ではない。したがって、ステップS2にてユーザ情報の幾つかを受け付けたら、ステップS3にてそれらのユーザ情報を送信し、ステップS2に移行して残りのユーザ情報の幾つかを受け付け、ステップS3にてそれらのユーザ情報を送信するという処理をしてもよい。
サーバ装置200は、クライアント装置100から送信されるユーザ情報を受信手段220によって受信すると、当該ユーザ情報をその送信元と紐付けて、格納媒体300に格納することができる。
つぎに、サーバ装置200は、クライアント装置100から送信されたユーザ情報と格納媒体300に格納されている各保険料表データとに基づき、当該ユーザに提示し得る収入保障保険商品の払込保険料額及び払込態様などを抽出手段240によって抽出する(ステップS4)。
通常、ユーザに提示し得る収入保障保険商品は複数存在するので、特定手段260はその数が例えば10以下であるかどうかを確認し、10を超えている場合には、例えば払込保険料額が安い上位10のものをユーザに対する提示対象として特定することができる。
一方、特定手段260がその数を確認した結果、10以下の場合には、それらを全てユーザに提示するものとしても、ユーザがそれらを対比することの負担は多くないので、全てを提示する情報として特定することができる。
なお、例えば、ユーザに提示し得る収入保障保険商品の数が例えば20を超えている場合には、特定手段260はクライアント装置100に対して例えばユーザが希望する払込態様を回答させる質問画面を送信させるなどして、提示し得る収入保障保険商品のなかから、提示対象の収入保障保険商品を絞り込むようにしてもよい。その場合であっても、全ての提示し得る収入保障保険商品に関する情報を、ユーザが閲覧できるようにしてもよい。
このように、抽出手段240によって抽出されたユーザに提示し得る収入保障保険商品に関する情報のなかから、特定手段260によって必要に応じてユーザに対する提示対象の収入保障保険商品に関する情報が特定される(ステップS5)。
つぎに、サーバ装置200では、返信手段280が、特定手段260によって特定されたユーザに提示する収入保障保険商品に関する情報として、例えば、少なくとも当該商品を販売している生命保険会社、商品名、払込保険料額といった情報を、ネットワーク400を通じてクライアント装置100に返信する(ステップS6)。
クライアント装置100では、受信手段160によって、サーバ装置200から送信される収入保障保険商品に関する情報を受信する。そして、提示手段180によって、当該情報をパーソナルコンピュータに付帯するディスプレイに表示するなどしてユーザに提示する(ステップS7)。
したがって、ユーザは、それらの情報を適宜対比して、所望の収入保障保険商品を選択することができる。
なお、図6に示す受付用画面に従って回答する場合の動作例の場合には、ユーザが図6に示す受付用画面をダウンロードするための所要の操作をすると、ステップS1において、クライアント装置100は、図6に示す受付用画面が格納されているウェブサーバにアクセスして、図5に示す受付用画面をダウンロードすることになる。
そして、ステップS2において、ユーザが、図6(a)に示す「あなたの戸籍上の性別は?」という質問事項に対する回答として「男性」を選択し、図6(b)に示す「あなたの健康状態は?」という質問事項に対する回答として「2年以内の健康診断で指摘あり」を選択し、「あなたはタバコを吸いますか?」という質問事項に対する回答として「吸っている」を選択し、更に、その後に続く質問事項に対しても適宜回答したとすると、これらの情報がクライアント装置100の受付手段120によって受け付けられることになる。
その後のステップS3~S7の処理は、図5に示す受付用画面に従って回答する場合の動作例と同様である。したがって、ユーザは、図6に示す受付用画面に従って回答する場合においても、複数の収入保障保険商品に関する情報を適宜対比して、所望の収入保障保険商品を選択することができる。
以上、本実施形態では、格納媒体300に格納されている保険料表データを用いて、ユーザに提示対象の収入保障保険商品を特定する例について説明したが、このような手法に代えて又はこれとともに、ユーザが加入した収入保障保険商品と当該ユーザのユーザ情報との組を学習用データとして、同様のユーザ情報を入力したユーザに対する提示対象の収入保障保険商品を推定するようにしてもよい。
なお、ユーザに提示する収入保障保険商品の並べ方は、払込保険料額が安い順としてもよいし、生命保険会社の格付け順としてもよいし、加入者の多い商品順としてもよいし、それらの並び順を適宜、ユーザの選択によって入れ替えられるようにしてもよい。
<実施形態2>
図8~図23は、本発明の実施形態2に係るサーバ装置200からクライアント装置100であるところのパーソナルコンピュータに送信されたユーザ情報の受付用画面の一部を抜粋した画面例を示す図である。これらの図8~図23は、実施形態1の図5,図6に対応するものである。
本実施形態の収入保障保険商品提示システムは、ユーザが収入保障保険商品に対する理解が十分でなくても、収入保障保険商品を提示するために必要なユーザ情報を質疑応答によって取得することによって、ユーザの希望に沿った保険金受取人らを十分に保障し得る保険商品を提示するものである。
なお、ユーザに対する質問事項は、それまでにユーザが入力したユーザ情報に応じて、適宜、選択され得るという性質を有していてもよく、したがって、その場合には、図8~図23に示す画面例の内容が、本実施形態の収入保障保険商品提示システムが一意に表示する内容となるわけではないことに留意されたい。
具体的には、例えば、「配偶者の生年月日は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための回答領域とを有する画面を表示し得るようにしていても、「家族構成は?」という質問事項に対し、ユーザが「独身」であることを回答した場合には、当該画面の表示をスキップして現れないようにしてもよい。
図8(a)には、図6(a)と同じく、ユーザに対して最初に提示する特定の被保険者の「戸籍上の性別は?」という質問事項が表示される第1質問領域と、当該質問に対して回答するための「男性」/「女性」を回答する選択肢を有する第1回答領域と、ユーザが「男性」を選択した例と、が示されている。
図8(b)には、図8(a)の画面が下側にスクロールされると現れる、特定の被保険者の「生年月日は?」という質問事項が表示される第2質問領域と、当該質問に対して回答するためのプルダウンメニューを有する第2回答領域と、ユーザが「1990(平成2)」年「01」月「01」日を選択した例と、が示されている。
図8(b)には、更に、特定の被保険者の「健康状態は?」という質問事項が表示される第3質問領域と、当該質問に対して回答するための「健康」/「通院中」/「2年以内の健康診断で指摘あり」/「5年以内に入院/手術あり」を回答する選択肢を有する第3回答領域と、ユーザが「健康」を選択した例と、が示されている。
ここで、図8(c)以降についての説明に先立って、画面の遷移表示について説明しておく。本実施形態では、例えば、図8(a)に示す第1回答領域の選択肢をユーザがクリック乃至タップした場合に、ユーザが主体的なスクロール動作をすることなく、図8(b)に示す画面に遷移表示されるようにしている。同様に、例えば、図8(b)に示す第3回答領域の選択肢をユーザがクリック等した場合には、図8(c)に示す画面に遷移表示されるようにしている。
このような遷移表示は、ページ内リンクとも称されており、図8(a)に示す第1画面と図8(b)に示す第2画面との双方を含む同一ページ内で、第1画面から第2画面にスクロールさせる技術であり、この技術自体は既知である。
ただ、本実施形態では、例えば、図8(a)における第1回答領域における選択肢の表示領域に、図8(b)における第2質問事項乃至第2ウェブページへ遷移表示するためのリンクを埋め込んで、ユーザが回答の選択肢をクリック等する動作が画面の遷移表示の指示を兼ねるようにしているのである。
すなわち、第1画面に表示される回答の選択肢をユーザがクリック等したことを契機に第2画面へ遷移表示されるようにしたことが特徴的である。このような手法を採用した理由について説明する。
保険代理店が保険商品をいわゆるネット販売する場合には、保険商品の対面販売であれば保険外交員が口頭で質問するであろう質問事項をユーザに提示して、その質問に対する回答としてユーザ情報を入力してもらうという作業が必要となる。
ここで、対面販売の場合であれば、面談時間を確保してくれた保険外交員に対して少なからず気を使うことで、ユーザが面談を途中で打ち切ることが少ないと考えられる、一方で、ネット販売の場合には、ユーザ情報の入力作業にストレスを感じれば、ユーザが気を使うことなく入力を中止することも考えられる。したがって、ネット販売の場合には、何ら工夫することなく質問をしたのでは、対面販売の場合に比して保険商品の成約率が低くなってしまう。
ユーザ情報の入力作業によってユーザにストレスを与えないようにするための一つの方法として、ユーザ情報の入力作業を開始してから保険商品の提示をするまでの期間を短くすることが考えられる。対面販売の場合であれば、このような期間の短縮化を実現するには、保険外交員がユーザの反応を見ながら無用な質問や説明を省略するといった対応をすることも可能である。
しかし、ネット販売の場合には、仮に質問数を少なくすることで上記短縮化を図ろうとすると直接的な質問をせざるを得なくなり、その結果、ユーザに例えば毎月分の収支計算を強いることになる。その計算時間が必要となれば、結局のところ短縮化が図れないということになるし、寧ろ、その計算がユーザにとってストレスの原因となりかねない。
したがって、ネット販売の場合には、質問数を少なくすることで上記短縮化を図ろうとすることには限界があり、ユーザが保険についての知識をあまり有していないかもしれないことを前提に、ある程度の数の質問事項を作成することが不可欠である。
このため、ユーザにストレスを与えないようにするために、適正な質問数とした上で、図8(a),図8(b)の例でいえば、ユーザが選択肢をクリック等したことをもって次の質問事項が表示されるようにして、上記短縮化を図るといったアプローチを採用することとしたのである。
なお、例えば図8(b)の例でいうと、「生年月日は?」という質問事項に係る第2回答領域が画面「上部」に表示されているが、第2回答領域は、画面「中央部」や「下部」に表示してもよい。また、各回答領域が、例えば画面「中央部」に毎回表示されるような遷移量として、その回答に際してユーザがマウスやタップ操作をする際の指の位置を、あまり移動しなくて済むようにするとよい。
さらに、図8(b)の「生年月日」に係る回答領域のように、プルダウンメニューから回答を選択させる場合には、最終的に選択するプルダウンメニュー内の選択肢(この例では、「日」の選択肢)にリンクを紐付ければよい。
なお、この種の画面の遷移表示は、いわゆる「ページ内リンク」のみならず、リンク先を別ページとして他のページに遷移する「ページ遷移」とも称される既知の手法に採用してもよい。以上の説明が、ある質問事項に対する回答を契機に第2画面に遷移するようにしている理由である。
図8の説明に戻る。図8(c)には、図8(b)の画面が下側にスクロールされると現れる、特定の被保険者が生命保険申込を過去に謝絶されたことがあるような場合であっても何らかの生命保険に加入し得るように、「緩和型保険をご提案しますか?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「いいえ」/「はい」を回答する選択肢を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、ユーザが「いいえ」を選択した例と、が示されている。
図8(c)には、更に、例えば、特定の被保険者が「タバコを吸いますか?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「吸っている」/「過去1年間は吸っていない」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「過去1年間は吸っていない」を選択した例と、が示されている。
図9(d)には、図8(c)の下側にある「次へ進む」ボタンの表示領域をクリック等した場合に現れる、特定の被保険者の「家族構成は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「独身」/「夫婦」/「独身で子どもがいる」/「夫婦で子どもがいる」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「夫婦で子どもがいる」を選択した例と、が示されている。
図9(d)には、更に、ユーザが「夫婦で子どもがいる」を選択したことを受けて、「配偶者の生年月日は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するためのプルダウンメニューを有する回答領域と、ユーザが「1991(平成3)」年「01」月「01」日を選択した例と、が示されている。なお、本実施形態では、生年月日の「日」の各選択肢に図9(e)の画面に遷移表示するようにリンクを紐づけている。
図9(e)には、特定の被保険者の「22歳以下の子どもの人数は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「1人」/「2人」/「3人」…「22歳以下の子どもはいない」を回答する選択肢を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、子どもが5人以上の場合の対応方法の説明と、ユーザが「2人」を選択した例と、が示されている。
図9(f)には、図9(e)の画面が下側にスクロールされると現れる、特定の被保険者の「ご家族で働いるのは?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「被保険者のみ」/「配偶者のみ」/「共働き」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「共働き」を選択した例と、が示されている。
図9(f)には、更に、特定の被保険者の「家計を支えているのは?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「被保険者」/「配偶者」/「同じくらい」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「同じくらい」を選択した例と、が示されている。
図10(g)には、図9(f)の画面が下側にスクロールされると現れる、ユーザの「保険検討の理由は?(複数選択可)」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「被保険者ののこされた家族が安心して暮らせるようにしたい」/「もしもの時にも被保険者の子どもが望む希望を受けさせてあげたい」…「よくわからないので保険のプロに相談したい」いう回答の選択肢を有する回答領域と、ユーザがいずれも選択しなかった例と、が示されている。このような回答なしの場合には、ユーザは画面のスクロール作業を行って、「次へ進む」ボタンの表示領域などをクリック等するといった画面遷移のための動作を実行すればよい。
図10(h)には、図8(a)~図10(g)に示す画面を通じて表示した各々の質問の属性とそれらに対応してユーザが入力した各々のユーザ情報とを対比した一覧の一部が示されている。仮に、ユーザ情報の入力内容に誤りがあれば「回答を編集する」ボタンの表示領域をクリック等することで、例えば、図8(a)に示す画面に遷移させるようにしている。
図10(i)には、図8(a)~図10(g)に示す画面を通じてユーザが入力したユーザ情報に基づいて加入を推奨する保険の種別及びその理由を、ユーザ情報を付記しつつ表示された画面例の一部が示されている。この例では、死亡保険、医療保険、がん・特定疾病保険という保険の種別が、ユーザに対して加入を推奨するものであることが示されている。
図11(j)~図11(l)には、図10(i)の画面例を通じて推奨した保険の種別、及びそれらの保険の概要、推奨の程度、それらの各種別の保険商品を検索する際に選択する「この保険を探す」ボタンの表示領域、「もう一度診断する」ボタンの表示領域などが示されている。
図12(m)には、図11(j)にある「死亡保険」の「この保険を探す」ボタンの表示領域をクリック等した場合に表示される画面であり、ここでは、主として保険制度についての知識をあまり有していないユーザに向けた、保険によって担うことができる必要保障額の説明が示されている。
この説明は、主な『支出』が「税金・社会保険料」・「整理相続資金」・「生活資金」・「住宅資金」・「教育資金」であること、また、主な『収入』が「配偶者の収入」・「遺族年金」であること、被保険者の死亡後に想定される『必要保障額』が『支出』と『収入』との差分であること、が示されている。このような説明の記載欄の下側には、ユーザがスクロール動作をすることによって現れる、図示しない「次へ進む」を設けている。
なお、破線で囲んでいる「支出」及び「収入」を構成する各表示項目は例示であり、例えば、「家族構成は?」という質問事項に対し、ユーザが「独身」又は「夫婦」を選択していた場合には、「教育資金」を示さないようにしてもよい。
つづいて、図12(m)に示す「収入」及び「支出」の各項目に関する質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための回答領域とを有する画面を通じて、ユーザから「必要保障額」を算出するための根拠となるユーザ情報を取得していくことになる。
(教育資金)
図12(n)には、図12(m)に係る「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、以後、図13(f)まで「教育資金」についての質問事項が表示される質問領域等の画面例が続く。
図12(n)では、特定の被保険者の1人目の子どもについて「子供の年齢は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するためのプルダウンメニューを有する回答領域と、ユーザが「7歳」を選択した例と、が示されている。なお、図12(n)に明示しているように、適宜、ユーザ情報の入力内容を変更/修正できるように、画面内に「前へ戻る」ボタンの表示領域を各ページにおける適所に設けておくとよい。
図12(o)には、図12(n)にある「次へ進む」ボタンの表示領域をクリック等した場合に現れる、特定の被保険者の1人目の「子どもの教育プランは?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「小学校」の「公立」/「私立」、「中学校」の「公立」/「私立」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが小学校、中学校のいずれも「公立」を選択したと、例が示されている。なお、各選択肢には、それを選択した場合に目安となる年間平均の学費を付記している。
図13(p)には、図12(o)の画面が下側にスクロールされると現れる、「高等学校」の「公立」/「私立」/「進学しない」、「大学・専門学校」の「国公立」/「私立文系」を回答する選択肢と、ユーザが高等学校につき「私立」を、「大学・専門学校」につき「私立文系」を選択した例と、が示されている。なお、各選択肢には、それを選択した場合に目安となる年間平均の学費を付記している。
図13(q)には、図13(p)の画面が下側にスクロールされると現れる、1人目の子どもに対する「仕送り額」についての質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「自宅から通う」/「1人暮らし/寮」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「自宅から通う」を選択した例と、が示されている。なお、これらの各選択肢にも、それを選択した場合に目安となる年間平均の仕送り額を付記している。
図13(q)には、更に、図10(h)~図10(q)に示す画面例によって取得したユーザ情報に基づいて算出した特定の被保険者の「1人目の教育費合計」が、ここでは「1,371万円」となったことが示されている。
図13(r)には、図13(q)の画面が下側にスクロールされると現れる、2人目の子どもについてのユーザ情報も適宜入力した結果、ここでは、特定の被保険者の「2人目の教育費合計」が「959万円」となったこと、1人目、2人目の「子どもの教育資金の合計」が「2,330万円」となったことが示されている。
なお、実際には、例えば、子が、浪人する、留年する、留学する、大学院に進学する、年度途中から校舎変更により1人暮らしをする、都市部と地方とでは1人暮らしに必要な費用が異なるなど、一意に教育費は算出できるものではない。
そこで、より緻密な教育資金を算出するために、ユーザがこれらを参考にして、上記の「教育費金額」や「教育資金の合計」の金額を増減できるようにしてもよい。この際、図12(o)~図12(r)には「教育費金額」の算出根拠となる目安が示されているので、これを参考にすることができる。
さらに、例えば、クライアント装置100を通じてユーザ情報を入力する又は当該ユーザ情報をサーバ装置200で受信する際に、インターネット時刻サーバ等を直接又は間接に用いてその時の日付情報を取得して、例えば仮に10月上旬にユーザ情報の入力があった場合にはその年に必要な教育費の約半分は既に賄えたのであるから、その年の教育費については年間必要額の半分と算出することもできる。
また、教育資金に関する質問事項の数は、他の資金に関する質問事項の数に比して多く、また、例えば子の年齢が低ければ、その状況での教育プランはそのとおりに遂行する可能性は相対的に低いといえる。このため、子の年齢が例えば5歳未満である場合には、図12(o)~図13(q)に示す「子どもの教育プランは?」という質問事項に対する回答を、「標準進学コース」、「オール国公立コース」、「高校から海外留学コース」、「大学院進学コース」などの選択肢に変更し、それらの中から近しいコースを選択させるようにしてもよい。
そして、図12(o)等に付記した金額と、選択されたコースの種別と、私立学校等への進学割合(例えば、大学及び短大で約8割、専修学校及び各種学校で約10割、高等学校で約3割である。)と、子の年齢から推定される在籍学年等と、に基づいて教育資金を概算することができる。
また、第一子及び/又は末子の年齢を回答させるように変更し、当該子が例えば小学生であればその年齢から推定される在籍学年と先に回答された子の人数とに基づいて、標準的な教育資金を概算してもよい。
本実施形態の場合でいうと、第一子の年齢が7歳であるので、上記の私立学校等への進学割合に基づいて、公立小学校32万円×6年分(=192万円)+公立中学校46万円×3年分(=138万円)+公立高等学校45万円×3年分(=135万円)+私立文系大学216万円×4年分(=864万円)+自宅からの通学と一人暮らしをしての通学との別は不明であるとして中間値から仕送り額30万円×4年分(=120万円)=1,449万円を算出して、これを子一人あたりの教育費合計とし、末子の教育費合計も合わせた2,898万円を、特定の被保険者にとって必要な教育資金としてもよい。この際、これらの内訳を表示すると、その後に、ユーザがカスタマイズする際に便利である。
なお、これまでに説明した種々の手法については、適宜組み合わせてもよい。したがって、例えば、ユーザが「標準進学コース」を選択した場合でも、(1)その後に例えば「公立高等学校」を「私立高等学校」に変更したり、(2)更に大学院又は海外留学を追加したり、(3)特定の習い事(例えばアイススケート)の計画がある場合にはその見込費用(例えば年間100万円)を追加したりしてもよい。
(住宅資金)
図14(s)には、図13(r)に係る「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面であり、以後、図14(t)まで「住宅資金」についての質問事項が表示される質問領域等の画面例が続く。
ここでは、特定の被保険者の「今の居住形態は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「持ち家(戸建て)」/「持ち家(マンション)」/「賃貸/親の持ち家」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「持ち家(戸建て)」を選択した例と、が示されている。
図14(t)には、図14(s)に示す画面を通じてユーザが入力した「居住形態」に基づいて、ここでは配偶者の老齢年金の受給開始年齢(65歳)になるまでの34年間に必要な「家賃以外の住宅費合計」が、固定資産税の目安から「408万円」である例が示されている。
なお、「今の居住形態は?」という質問事項に対し、ユーザが「持ち家(マンション)」を選択していた場合には、例えば全国平均の管理費・修繕積立金の目安(月額約2.5万円)を含めた金額を「家賃以外の住宅費合計」とすればよい。
また、より緻密な住宅費を算出するために、住宅の種別を不問とした固定資産税の全国平均を用いるのではなく、戸建て/マンションの種別に応じた固定資産税の全国平均を用いるなどしてもよい。
或いは、図14(t)には「家賃以外の住宅費合計」の算出根拠が示されているので、ユーザが自身の住宅の固定資産税や管理費等に基づいて、更には将来的に予定されるリフォーム工事費用を考慮した金額に増減できるようにしてもよい。
(生活資金)
図14(u)には、図14(t)に係る「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、特定の被保険者の「今の毎月の生活費は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するため入力欄を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、ユーザが「40」万円と入力した例と、が示されている。
なお、生活資金は、ユーザ情報の幾つか、更には他の情報を利用して算出するようにしてもよい。具体的には、例えば、家族構成、被保険者、配偶者、子の年齢、塾の多少などの教育プラン、IPアドレスから特定される生活地域などと、例えば総務省が実施している家計調査に現れている平均的に必要とされている生活費との関係を格納媒体300に格納しておき、特定の被保険者に係る対応するユーザ情報に基づいて、当該特定の被保険者の生活費を算出してもよい。
或いは、生活資金は、既述のビッグデータを用いて推定してもよい。例えば、人工知能技術を活用する場合には、ビッグデータを構成する複数のユーザが入力したユーザ情報のうち、生活資金以外の情報と生活資金との組を学習データとして人工知能装置を学習しておき、当該ユーザが図14(t)までの画面例で入力したユーザ情報を入力とした場合に、対応する生活資金を推定値として出力できるようにして、当該ユーザの生活資金を推定し、それを用いてもよい。
図15(v)には、図14(u)に係る「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、ここでは、年齢が4歳の末子である子どもの独立(22歳)までの生活費とその独立以降の生活費とに分けて算出した、特定の被保険者死亡後の生活資金合計が例えば「9,984万円」であることが示されている。
(整理相続資金)
図15(w)には、図15(v)の画面が下側にスクロールされたときに現れる「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、特定の被保険者の「整理相続資金で備えたいことは?」という質問事項が表示される質問領域と、主として保険制度について詳しくないユーザに対する『整理相続資金』を構成する「葬儀費用」の平均金額及びその内訳と、が示されている。
図15(x)には、ユーザが図15(w)の画面を下側にスクロールすると現れる、整理相続資金を構成する「墓地・墓石費用」の平均金額及びその内訳と、「生活立て直し資金+緊急予備資金」の平均金額及びその内訳と、当該質問に対して回答するための「なし」/「生活立て直し資金+緊急予備資金」/「すべて」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「生活立て直し資金+緊急予備資金」を選択した例と、が示されている。
(遺族年金)
図16(y)には、図15(x)の画面が下側にスクロールされると現れる「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、遺族年金の金額を算出するために必要な「被保険者の年金の種類は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「厚生年金」/「国民年金」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「厚生年金」を選択した例と、が示されている。なお、各選択肢には、例えば、公務員であれば厚生年金に、自営業者であれば国民年金に加入していることを付記している。
図16(z)には、図16(y)の画面が下側にスクロールされると現れる、「今の被保険者の年収は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための入力欄を有する回答領域と、例えば「480」万円と回答した場合に算出された「遺族年金の概算合計」が「4,258万円」であることと、末子が18歳になる年の3月まで受給できる遺族年金の月額及びそれから老齢年金が受給できるまでの遺族年金の月額の概算についての説明と、「遺族年金について詳しく見る」ボタンの表示領域と、が示されている。
なお、「遺族年金について詳しく見る」ボタンの表示領域をクリック等した場合には、遺族年金制度が、国民年金又は厚生年金保険に加入している特定の被保険者の死亡後に家族の生活を保障する制度であること、遺族年金には「遺族基礎年金」・「遺族厚生年金」があること、それらの受給額が年金の種別や子の有無、保険料の支払い状況などによって異なること、詳しい受給要件や受給額の計算方法については、日本年金機構ホームページを確認すること、が説明され、更に、日本年金機構ホームページへのリンク表示をしている。
(配偶者の収入)
図16(A)には、図16(z)にある「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、以後、図17(C)まで特定の被保険者の「配偶者の収入」についての質問事項が表示される質問領域等の画面例が続く。
図16(A)には、更に、特定の被保険者の「配偶者の今の年収は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための入力欄を有する回答領域と、ユーザが「480」万円と入力した例と、が示されている。なお、この回答は、「税金・社会保険料」の算出根拠としても用いられる。
図17(B)には、図16(A)の画面に表示されている「次へ進む」ボタンの表示領域をクリック等した場合に遷移する画面が示されており、「被保険者死亡後の配偶者の収入は?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「今の収入を維持できる」/「収入が減る」/「収入がなくなる」を回答する選択肢を有する回答領域と、ユーザが「収入が減る」を選択した例と、が示されている。
なお、ここでは、例えば、特定の被保険者の配偶者が、近い将来、子育てがひと段落したら勤務しようと考えていたり、特定の被保険者が死亡したとしたらパートタイマーからフルタイマーとなって収入を得ようと考えていたりする場合を考慮して、「収入が増える」という選択肢を設けてもよい。
さらに、本実施形態では、「収入が減る(増える)」という回答が選択された場合には、その前に回答した「配偶者の年収」を機械的に例えば「0.5倍(1.5倍)」のようにしてもよい。もちろん、これに代えて、具体的な減額(増額)の回答の入力欄が表示されてもよいが、その増減額の具体的な金額の算出は予想が難しいことが想定される。
現在の我が国の法令上、ネット販売の場合であっても保険契約時には対面又はオンラインで、保険契約者及び被保険者と保険外交員とが面談しなければならないものがあるので、本実施形態では、その際に具体的な金額を調整するようにし、その旨の説明を付記している。
なお、保険契約者と被保険者とは同一人となる場合もあるし、そうならない場合もある。すなわち、例えば、世帯主を被保険者とする保険契約をし、その保険の保険料の支払い義務を当該世帯主が負う場合には、保険契約者と被保険者とは同一人となる。一方、この場合において、当該世帯主の配偶者を被保険者とする保険契約をする場合には、保険契約者と被保険者とは同一人とはならない。
また、本実施形態では、「配偶者の年収は?」という質問及びそれに対する回答の入力欄が表示され、かつ、それに続いて「被保険者死亡後の配偶者の収入は?」という質問及びそれに対する回答として「収入が減る(増える)」等の選択肢が表示されるようにしているが、これらの質問事項をまとめて例えば「被保険者に万が一のことがあった場合の年収は?」という趣旨の質問及びそれに対する回答の入欄が表示されるようにしてもよい。
図17(B)~図17(C)には、特定の被保険者の「配偶者は何歳まで働きますか?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するためのプルダウンメニューを有する回答領域と、ユーザが「64歳」を選択した例と、が示されている。
図17(C)には、更に、「合計へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に表示される特定の被保険者の「配偶者の収入の合計」が例えば「8,160万円」と算出された例が示されている。
(追加情報)
図17(D)には、図17(C)の画面に表示されている「次へ進む」ボタンの表示領域をクリック等した場合に遷移する画面が示されており、「保険料算出のための追加情報」として、「保障はいつまで必要ですか?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「いちばん下の子どもが独立するまで」/「老齢年金がはじまるまで」を回答する選択肢を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、ユーザが「老齢年金がはじまるまで」を選択した例と、が示されている。
図18(E)には、図17(D)の画面が下側にスクロールされると現れる、特定の被保険者が「働けなくなった場合の保障を追加しますか?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「追加する」/「追加しない」を回答する選択肢を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、ユーザが「追加する」を選択した例と、が示されている。
図18(E)~図18(F)には、更に、特定の被保険者の「有効な健康診断書をお持ちですか?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「持っている」/「持っていない」/「直近1か月以内に受診予定」を回答する選択肢を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、ユーザが「持っている」を選択した例と、が示されている。
図18(F)~図18(G)には、更に、「被保険者はゴールド免許?」という質問事項が表示される質問領域と、当該質問に対して回答するための「はい」/「いいえ」を回答する選択肢を有する回答領域と、その選択のための補助説明と、ユーザが「はい」を選択した例と、が示されている。
図19(H)~図20(M)には、図18(G)に示す「入力情報を確認する」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に表示される「入力情報の確認」事項が示されている。図19(H)~図20(L)には、図12(n)~図18(G)に示す画面を通じて表示された各々の質問事項とそれらに対応してユーザが入力した各々のユーザ情報との一覧の一部が示され、図20(K)には「のこされた家族の支出合計」として1億3,030万円、図20(M)には「のこされた家族の収入合計」として例えば1億2,410万円という算出結果が各々示されている。
図21(N)~図21(O)には、図20(M)の画面が下側にスクロールされたときに現れる「次へ進む」ボタンの表示領域をユーザがクリック等した場合に遷移する画面が示されており、ユーザ情報によって算出される「支出」と「収入」との差分を埋める『必要保障額』が例えば「2,277万円」であることが示されている。
図21(P)には、図20(O)の画面をユーザが下側にスクロールしたときに現れる「必要保障額と、それをカバーする保険のグラフ」が示されており、ここでは「支出」と「収入」との大半の部分が重複し、本実施形態の収入保障保険商品提示システムが提示する保険に加入すれば、特定の被保険者が死亡した場合の必要保障額がほぼカバーできることが示されているとわかる。
図21(P)~図22(Q)には、被保険者に推奨する保険商品の内容として、例えば、「保険金額(毎月の受取額)」が「6万円」、「保障期間(保障される期間)」が「65歳まで(34年間)」、「保険料払込期間」が「65歳まで(34年間)」という情報が示されている。
図22(Q)~図22(R)には、「被保険者に必要な終身保険の保障内容」として「保険金額」が「300万円」であること、「保障期間(保障される期間)」が「終身」であること、「保険料払込期間」が「終身」であること、といった情報が示されている。
図22(R)~図22(S)には、ユーザが入力した種々のユーザ情報に基づいて提示し得る保険商品が、例えば「20件」あること、それらの保険商品は相互に保障内容が同じであること、例えば月額保険料が手頃な順(安い順)に並べられていること、保険料のディスカウントがあり得ることなどの説明と、図21(P)~図22(Q)に係る「三角の保険を見る」ボタンの表示領域及び図22(Q)~図22(R)に係る「終身保険を見る」ボタンの表示領域と、が示されている。
図22(S)~図23(T)には、最も推奨できる提示対象の収入保障保険商品に関する情報として、生命保険会社Aが取り扱っている保険商品aという払込保険料額が月額保険料「7,854円」であるという情報と、「終身保険」における最も推奨できる提示対象の収入保障保険商品に関する情報として、生命保険会社Bが取り扱っている保険商品bという払込保険料額が月額保険料「4,629円」であるという情報と、これらの保険商品についての詳細説明が記載されているページに遷移するための「詳しく見る」ボタンの表示領域と、が示されている。
図23(U)には、これらの保険商品a,b以外の次点以降の提示対象の収入保障保険商品に関する情報を閲覧するための「保険商品をもっと見る」ボタンの表示領域と、過去に入力したユーザ情報に基づいて推奨されリスト化されている保険商品情報の「検討リストを見る」ボタンの表示領域と、今回入力したユーザ情報に基づいて推奨された保険商品情報をリストに追加するための「ここまでを保存」ボタンの表示領域と、本実施形態の保険商品提示システムの運営会社などに在中する保険外交員などの専門家に問い合わせるための「質問・相談する」ボタンの表示領域と、別のユーザ情報に基づいて推奨される保険商品の提示を受けるための「死亡保険診断し直す」ボタンの表示領域と、が示されている。
図23(V)には、図23(T)に示す「詳しく見る」ボタンの表示領域をクリック等して表示される画面を経て表示される、保険契約者の概要説明と、「あなたが保険契約者となる場合」に選択する「申し込みへ進む」という選択肢と「あなたが保険契約者とならない場合」に選択する「申し込み手続きを依頼」という選択肢と、が示されている。
本実施形態では、ユーザと保険契約者とが同一人でない場合に、その保険への申込手続をユーザが保険契約者に依頼するようにして、保険契約者がユーザ情報の内容(例えば図19(H)~図20(M)に示す事項)と、それに基づいて提示された補償内容(例えば図21(p)~図21(Q)に示す事項)とを確認できるようにしている。
<実施形態3>
つぎに、本発明の実施形態3の保険商品申込受付システムについて説明する。この保険商品申込受付システムは、実施形態1,2で説明した収入保障保険商品提示システムに組み込むことができ、提示した収入保障保険に対してユーザが加入申込した場合に、その申込の受付処理をするものである。
なお、本実施形態の保険商品申込受付システムに固有の構成は、実施形態1,2のような「保険代理店」のシステムが、「収入保障」型の保険商品を提示対象としてネット販売する場合に適用が限定されるものではない。したがって、「生命保険会社」や「損害保険会社」がネット販売するシステムに組み込むこともできるし、提示対象が「収入保障」型以外の保険商品であってもよい点に留意されたい。
既述のように、特定の被保険者自身、特定の被保険者の配偶者、特定の被保険者の子、特定の被保険者の親など、何人もユーザとなることができる。一方、既述のように、現在の我が国の法令上、保険契約者でなければ、生命保険会社等との間で保険契約の加入申込を行うことができない。
本実施形態の収入保障保険商品提示システムは、ユーザと保険契約者とが一致しない場合であっても、保険契約者が保険契約の加入申込をスムーズに行えるようにするものであり、ユーザが図23(V)における「申し込み手続きを依頼」という選択肢をクリック等した以後の動作を担う。
なお、図23(V)に示す画面を表示することに代えて、保険契約者とユーザとが同一となるか否かについて保険商品提示システム側で把握するために、例えば、図8(a)に示す「戸籍上の性別は?」という質問に先立って、「どなたの保険をお探しですか?」という質問とそれに対する回答として「自分」/「配偶者」/「子ども」/「親」という選択肢を有する回答領域とを表示してもよい。
図24は、本実施形態の保険商品申込受付システムが有するサーバ装置200の模式的な内部構成を示すブロック図である。図24は、図3に対応するものであり、同様の部分には同一符号を付している。図24に固有の部分としては、以下説明する、作成手段290と、送信手段292と、受付手段294と、が示されている。
図24に示すサーバ装置200では、返信手段280が、ユーザによって入力されたユーザ情報に基づいて、自社又は他社が取り扱う保険商品を提示するための情報を、クライアント装置100に送信する。
本実施形態に係る返信手段280は、実施形態1,2で説明した事項に加えて、生命保険会社又は損害保険会社が自社の保険商品を提示するための情報についても返信する機能と、「収入保障」型以外の保険商品に関する情報についても返信する機能と、を追加している。
作成手段290は、返信手段280によって返信される提示対象の保険商品に関する情報が記載されたページを作成するものである。ここでいうページとは、これに限定されるものではないが、例えば図23(T)に示す事項が記載されたページとすることができる。
送信手段292は、作成手段290によって作成されたページに割り当てられている所在情報を含む、電子メール、ショートメッセージ(いわゆるSMS(Short Message Service))、SNSのチャット機能(Social networking service)などをユーザが指定する宛先(メールアドレス、携帯電話番号、SNSアカウントなど)に送信するものである。ここでいう所在情報とは、ウェブページの場合には、典型的には、URL、URN(Uniform Resource Name)などのURI(Uniform Resource Identifier)であり、当該ウェブページが格納されるウェブサイトの所在を示す情報とすることができる。
なお、本実施形態では、ユーザには、送信手段292によって送信される電子メール等の宛先等は、ユーザのメールアドレス等を入力させるようにしているが、特定の被保険者のメールアドレス等及び/又は保険契約者のメールアドレス等を入力させるようにしてもよい。
受付手段242は、送信手段292によって送信される電子メール等に含まれる所在情報に基づいてダウンロードされたページを通じてされた保険商品の加入申込を受け付けるものである。
送信手段292から送信された電子メール等は、保険契約者が直接的に又はユーザ或いは特定の被保険者を通じて間接的に受信することが可能となるので、以後、保険契約者が提示手段によって提示された保険商品についての保険契約をすることが可能となる。
以上、各実施形態で説明した、収入保障保険商品提示システム、保険商品申込受付システムは、あくまで例示的なものであり、本発明の精神から逸脱しない範囲のものは本発明に含まれる。また、これらのシステムの動作は、そのような動作を実現可能なプログラムによって実現してもよい。
本発明の実施形態1の収入保障保険商品提示システムの模式的な構成を示すブロック図である。 図1に示すクライアント装置100の模式的な内部構成を示すブロック図である。 図1に示すサーバ装置200の模式的な内部構成を示すブロック図である。 図1に示す格納媒体300に格納されている保険料表データ例の概要説明図である。 図1に示すサーバ装置200からクライアント装置100であるところのスマートフォンに送信されたユーザ情報の受付用画面の一部を抜粋した画面例を示す図である。 図5とは異なるユーザ情報の受付用画面の一部を抜粋した画面例を示す図である。 図1に示す収入保障保険商品提示システムの動作の概要説明図である。 本発明の実施形態2に係るサーバ装置200からクライアント装置100であるところのパーソナルコンピュータに送信されたユーザ情報の受付用画面の一部を抜粋した画面例を示す図である。 図8に続く画面例を示す図である。 図9に続く画面例を示す図である。 図10に続く画面例を示す図である。 図11に続く画面例を示す図である。 図12に続く画面例を示す図である。 図13に続く画面例を示す図である。 図14に続く画面例を示す図である。 図15に続く画面例を示す図である。 図16に続く画面例を示す図である。 図17に続く画面例を示す図である。 図18に続く画面例を示す図である。 図19に続く画面例を示す図である。 図20に続く画面例を示す図である。 図21に続く画面例を示す図である。 図22に続く画面例を示す図である。 本発明の実施形態3の保険商品申込受付システムが有するサーバ装置200の模式的な内部構成を示すブロック図である。
100 クライアント装置
120 受付手段
140 送信手段
160 受信手段
180 提示手段
200 サーバ装置
220 受信手段
230 算出手段
240 抽出手段
260 特定手段
280 返信手段
290 作成手段
292 送信手段
294 受付手段
300 格納媒体
400 ネットワーク

Claims (5)

  1. 保険商品を提示するために必要な質問事項が表示される第1質問領域と当該質問に対して回答するための第1回答領域とを有する第1画面を表示して、当該第1回答領域を通じて入力される第1回答を受け付ける第1受付手段と、
    前記第1受付手段によって前記第1回答が受け付けられたことを契機として前記提示に必要な質問事項が表示される第2質問領域と当該質問に対して回答するための第2回答領域とを有する第2画面を遷移表示して、当該第2回答領域を通じて入力される第2回答を受け付ける第2受付手段と、
    前記第1及び第2受付手段によって受け付けられた第1及び第2回答に基づいて複数の保険会社が取り扱う複数の保険商品のなかから所望の保険商品を提示する提示手段と、
    を備える収入保障保険商品提示システム。
  2. 前記遷移表示は、いずれも同一ページ内にある前記第1画面から前記第2画面にスクロールさせることである、請求項1記載の収入保障保険商品提示システム。
  3. 前記遷移表示は、前記第1画面がある第1ページから前記第2画面がある第2ページに遷移させることである、請求項1記載の収入保障保険商品提示システム。
  4. 前記第1回答領域には前記第1回答を入力する複数の選択肢が表示されており、前記各選択肢には前記第2画面へ遷移させるリンクが紐付けられている、請求項1記載の収入保障保険商品提示システム。
  5. 保険商品を提示するために必要な質問事項が表示される第1質問領域と当該質問に対して回答するための第1回答領域とを有する第1画面を表示して、当該第1回答領域を通じて入力される第1回答を受け付ける第1受付機能と、
    前記第1受付機能によって前記第1回答が受け付けられたことを契機として前記提示に必要な質問事項が表示される第2質問領域と当該質問に対して回答するための第2回答領域とを有する第2画面を遷移表示して、当該第2回答領域を通じて入力される第2回答を受け付ける第2受付機能と、
    前記第1及び第2受付機能によって受け付けられた第1及び第2回答に基づいて複数の保険会社が取り扱う複数の保険商品のなかから所望の保険商品を提示する提示機能と、
    クライアント装置に実現させる収入保障保険商品提示プログラム。

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