JP2023156731A - 距離画像撮像装置、及び距離画像撮像方法 - Google Patents

距離画像撮像装置、及び距離画像撮像方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各サブフレームにおける積算回数を変更した場合であっても距離を算出することができる距離画像撮像装置、及び距離画像撮像方法を提供する。【解決手段】光源部と、光電変換素子及び複数の電荷蓄積部を具備する画素と、前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路とを有する受光部と、前記測定空間に存在する被写体までの距離を算出する距離画像処理部と、を備え、1フレームには、第1サブフレーム及び第2サブフレームを含む複数のサブフレームが設けられ、前記距離画像処理部は、前記第1サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部に最も遅いタイミングで電荷を蓄積させる最後蓄積タイミングと、前記第2サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部に最も早いタイミングで電荷を蓄積させる最初蓄積タイミングとが、前記光パルスを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、距離画像撮像装置、及び距離画像撮像方法に関する。
光の速度が既知であることを利用し、空間(測定空間)における光の飛行時間に基づいて測定器と対象物との距離を測定する、タイム・オブ・フライト(Time of Flight、以下「TOF」という)方式の距離画像撮像装置が実現されている(例えば、特許文献1参照)。このような距離画像撮像装置では、光パルスを照射した時点から被写体に反射した光パルスが戻ってくるまでの遅延時間を光電変換素子が発生した電荷を複数の電荷蓄積部に蓄積させることによって求め、遅延時間と光速とを用いて被写体までの距離を計算する。
このような距離画像撮像装置では、測距範囲を広げるために、1フレームを複数のサブフレームに分けて測定を行うサブフレーム駆動が知られている。各サブフレームでは、光パルスを照射するタイミングに対する、電荷蓄積部に電荷を蓄積させるゲートパルスのタイミングが相対的に異なるようにする。例えば、あるサブフレームでは比較的近距離から到来する反射光を受光できるようにゲートパルスの開閉タイミングを設定する。別のサブフレームでは比較的遠距離から到来する反射光を受光できるようにゲートパルスの開閉タイミングを設定する。こうすることにより、近距離から遠距離までの広い範囲を測距可能な範囲とすることができる。
特許第4235729号公報
しかしながら、各サブフレームの積算回数が異なる場合、1回の積算において同じ光量を受光した場合でも各サブフレームにて電荷蓄積部に蓄積される電荷量が異なる。そのため、前後のサブフレームのゲート出力を組み合わせた距離演算ができず、各サブフレームのゲートを重複しないように開閉させるとサブフレームが切り替わるゲートタイミングで距離演算が非連続になってしまう。その対策として、各サブフレームにおける複数ゲートの開閉タイミングを重複させて、それぞれのサブフレームで距離を計算できるように駆動させ、それぞれのサブフレームで計算した距離を合成させる方法があるが、この場合、測距範囲が短くなってしまうという課題がある。
本発明は、上記の課題に基づいてなされたものであり、各サブフレームにおける積算回数を変更した場合であっても距離を算出することができる距離画像撮像装置、及び距離画像撮像方法を提供することを目的とする。
本発明の距離画像撮像装置は、測定対象の空間である測定空間に光パルスを照射する光源部と、入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子及び前記電荷を蓄積する複数の電荷蓄積部を具備する画素と、前記光パルスの照射に同期させた所定のタイミングで前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路と、を有する受光部と、前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に基づいて、前記測定空間に存在する被写体までの距離を算出する距離画像処理部と、を備え、1フレームには、第1サブフレーム及び第2サブフレームを含む複数のサブフレームが設けられ、前記距離画像処理部は、前記第1サブフレーム、前記第2サブフレームの順に、各サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部のそれぞれに電荷を蓄積させ、前記第1サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部に最も遅いタイミングで電荷を蓄積させる最後蓄積タイミングと、前記第2サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部に最も早いタイミングで電荷を蓄積させる最初蓄積タイミングとが、前記光パルスを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように制御する。
本発明の距離画像撮像装置では、前記距離画像処理部は、前記最後蓄積タイミングにて電荷が蓄積された前記電荷蓄積部である最後電荷蓄積部に蓄積された電荷量に相当する第1信号値、及び前記最初蓄積タイミングにて電荷が蓄積された前記電荷蓄積部である最初電荷蓄積部に蓄積された電荷量に相当する第2信号値が同じ値となるように、前記第1サブフレーム又は前記第2サブフレームのいずれか一方において前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に相当する信号値を定数倍するレベル調整をし、前記レベル調整をした信号値を用いて前記距離を算出する。
本発明の距離画像撮像装置では、前記距離画像処理部は、前記最後電荷蓄積部に前記光パルスの反射光に対応する電荷が蓄積されているか否かを判定し、前記最後電荷蓄積部に前記反射光に対応する電荷が蓄積されている場合、前記レベル調整をする。
本発明の距離画像撮像方法は、測定対象の空間である測定空間に光パルスを照射する光源部と、入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子及び前記電荷を蓄積する複数の電荷蓄積部を具備する画素と、前記光パルスの照射に同期させた所定のタイミングで前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路と、を有する受光部と、前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に基づいて、前記測定空間に存在する被写体までの距離を算出する距離画像処理部を備える距離画像撮像装置が行う距離画像撮像方法であって、1フレームには、第1サブフレーム及び第2サブフレームを含む複数のサブフレームが設けられ、前記距離画像処理部は、前記第1サブフレーム、前記第2サブフレームの順に、各サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部のそれぞれに電荷を蓄積させ、前記第1サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部に最も遅いタイミングで電荷を蓄積させる最後蓄積タイミングと、前記第2サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部に最も早いタイミングで電荷を蓄積させる最初蓄積タイミングとが、前記光パルスを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように制御する。
本発明によれば、各サブフレームにおける積算回数を変更した場合であっても距離を算出することができる。
実施形態の距離画像撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。 実施形態の距離画像センサ32の概略構成を示すブロック図である。 実施形態の画素321の構成の一例を示す回路図である。 実施形態の画素321を駆動するタイミングを示すタイミングチャートである。 実施形態の画素321を駆動するタイミングを示すタイミングチャートである。 実施形態の距離画像撮像装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態の効果を説明する図である。 実施形態の効果を説明する図である。
以下、実施形態の距離画像撮像装置を、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態の距離画像撮像装置の概略構成を示すブロック図である。距離画像撮像装置1は、例えば、光源部2と、受光部3と、距離画像処理部4とを備える。図1には、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象物である被写体OBも併せて示している。
光源部2は、距離画像処理部4からの制御に従って、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象の被写体OBが存在する測定対象の空間に光パルスPOを照射する。光源部2は、例えば、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)などの面発光型の半導体レーザーモジュールである。光源部2は、光源装置21と、拡散板22とを備える。
光源装置21は、被写体OBに照射する光パルスPOとなる近赤外の波長帯域(例えば、波長が850nm~940nmの波長帯域)のレーザー光を発光する光源である。光源装置21は、例えば、半導体レーザー発光素子である。光源装置21は、タイミング制御部41からの制御に応じて、パルス状のレーザー光を発光する。
拡散板22は、光源装置21が発光した近赤外の波長帯域のレーザー光を、被写体OBに照射する面の広さに拡散する光学部品である。拡散板22が拡散したパルス状のレーザー光が、光パルスPOとして出射され、被写体OBに照射される。
受光部3は、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象の被写体OBによって反射された光パルスPOの反射光RLを受光し、受光した反射光RLに応じた画素信号を出力する。受光部3は、レンズ31と、距離画像センサ32とを備える。
レンズ31は、入射した反射光RLを距離画像センサ32に導く光学レンズである。レンズ31は、入射した反射光RLを距離画像センサ32側に出射して、距離画像センサ32の受光領域に備えた画素に受光(入射)させる。
距離画像センサ32は、距離画像撮像装置1に用いられる撮像素子である。距離画像センサ32は、二次元の受光領域に複数の画素を備える。距離画像センサ32のそれぞれの画素の中に、1つの光電変換素子と、この1つの光電変換素子に対応する複数の電荷蓄積部と、それぞれの電荷蓄積部に電荷を振り分ける構成要素とが設けられる。つまり、画素は、複数の電荷蓄積部に電荷を振り分けて蓄積させる振り分け構成の撮像素子である。
距離画像センサ32は、タイミング制御部41からの制御に応じて、光電変換素子が発生した電荷をそれぞれの電荷蓄積部に振り分ける。また、距離画像センサ32は、電荷蓄積部に振り分けられた電荷量に応じた画素信号を出力する。距離画像センサ32には、複数の画素が二次元の行列状に配置されており、それぞれの画素の対応する1フレーム分の画素信号を出力する。
距離画像処理部4は、距離画像撮像装置1を制御し、被写体OBまでの距離を算出する。距離画像処理部4は、タイミング制御部41と、距離演算部42と、測定制御部43とを備える。
タイミング制御部41は、測定制御部43の制御に応じて、測定に要する様々な制御信号を出力するタイミングを制御する。ここでの様々な制御信号とは、例えば、光パルスPOの照射を制御する信号、反射光RLを複数の電荷蓄積部に振り分けて蓄積させる信号、1フレームあたりの蓄積回数を制御する信号などである。蓄積回数とは、電荷蓄積部CS(図3参照)に電荷を振り分けて蓄積させる処理を繰返す回数である。この蓄積回数と、電荷を振り分けて蓄積させる処理1回あたりに各電荷蓄積部に電荷を蓄積させる時間(蓄積時間)の積が蓄積時間となる。
距離演算部42は、距離画像センサ32から出力された画素信号に基づいて、被写体OBまでの距離を演算した距離情報を出力する。距離演算部42は、複数の電荷蓄積部に蓄積された電荷量に基づいて、光パルスPOを照射してから反射光RLを受光するまでの遅延時間を算出する。距離演算部42は、算出した遅延時間に応じて被写体OBまでの距離を算出する。
測定制御部43は、タイミング制御部41を制御する。例えば、測定制御部43は、1フレームの蓄積回数及び蓄積時間を設定し、設定した内容で撮像が行われるようにタイミング制御部41を制御する。
このような構成によって、距離画像撮像装置1では、光源部2が被写体OBに照射した近赤外の波長帯域の光パルスPOが被写体OBによって反射された反射光RLを受光部3が受光し、距離画像処理部4が、被写体OBとの距離を測定した距離情報を出力する。
なお、図1においては、距離画像処理部4を距離画像撮像装置1の内部に備える構成の距離画像撮像装置1を示しているが、距離画像処理部4は、距離画像撮像装置1の外部に備える構成要素であってもよい。
ここで、図2を用いて、距離画像撮像装置1において撮像素子として用いられる距離画像センサ32の構成について説明する。図2は、実施形態の距離画像撮像装置1に用いられる撮像素子(距離画像センサ32)の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、距離画像センサ32は、例えば、複数の画素321が配置された受光領域320と、制御回路322と、振り分け動作を有した垂直走査回路323と、水平走査回路324と、画素信号処理回路325とを備える。
受光領域320は、複数の画素321が配置された領域であって、図2では、8行8列に二次元の行列状に配置された例を示している。画素321は、受光した光量に相当する電荷を蓄積する。制御回路322は、距離画像センサ32を統括的に制御する。制御回路322は、例えば、距離画像処理部4のタイミング制御部41からの指示に応じて、距離画像センサ32の構成要素の動作を制御する。なお、距離画像センサ32に備えた構成要素の制御は、タイミング制御部41が直接行う構成であってもよく、この場合、制御回路322を省略することも可能である。
垂直走査回路323は、制御回路322からの制御に応じて、受光領域320に配置された画素321を行ごとに制御する回路である。垂直走査回路323は、画素321の電荷蓄積部CSそれぞれに蓄積された電荷量に応じた電圧信号を画素信号処理回路325に出力させる。この場合、垂直走査回路323は、光電変換素子により変換された電荷を画素321の電荷蓄積部それぞれに振り分けて蓄積させる。つまり、垂直走査回路323は、「画素駆動回路」の一例である。
画素信号処理回路325は、制御回路322からの制御に応じて、それぞれの列の画素321から対応する垂直信号線に出力された電圧信号に対して、予め定めた信号処理(例えば、ノイズ抑圧処理やA/D変換処理など)を行う回路である。
水平走査回路324は、制御回路322からの制御に応じて、画素信号処理回路325から出力される信号を、水平信号線に順次出力させる回路である。これにより、1フレーム分蓄積された電荷量に相当する画素信号が、水平信号線を経由して距離画像処理部4に順次出力される。
以下では、画素信号処理回路325がA/D変換処理を行い、画素信号がデジタル信号であるものとして説明する。
ここで、図3を用いて、距離画像センサ32に備える受光領域320内に配置された画素321の構成について説明する。図3は、実施形態の距離画像センサ32の受光領域320内に配置された画素321の構成の一例を示す回路図である。図3には、受光領域320内に配置された複数の画素321のうち、1つの画素321の構成の一例を示している。画素321は、4個の画素信号読み出し部を備えた構成の一例である。
画素321は、1個の光電変換素子PDと、ドレインゲートトランジスタGDと、対応する出力端子Oから電圧信号を出力する4個の画素信号読み出し部RUとを備える。画素信号読み出し部RUのそれぞれは、読み出しゲートトランジスタGと、フローティングディフュージョンFDと、電荷蓄積容量Cと、リセットゲートトランジスタRTと、ソースフォロアゲートトランジスタSFと、選択ゲートトランジスタSLとを備える。それぞれの画素信号読み出し部RUでは、フローティングディフュージョンFDと電荷蓄積容量Cとによって電荷蓄積部CSが構成されている。
なお、図3においては、4個の画素信号読み出し部RUの符号「RU」の後に、「1」、「2」、「3」または「4」の数字を付与することによって、それぞれの画素信号読み出し部RUを区別する。また、同様に、4個の画素信号読み出し部RUに備えたそれぞれの構成要素も、それぞれの画素信号読み出し部RUを表す数字を符号の後に示すことによって、それぞれの構成要素が対応する画素信号読み出し部RUを区別して表す。
図3に示した画素321において、出力端子O1から電圧信号を出力する画素信号読み出し部RU1は、読み出しゲートトランジスタG1と、フローティングディフュージョンFD1と、電荷蓄積容量C1と、リセットゲートトランジスタRT1と、ソースフォロアゲートトランジスタSF1と、選択ゲートトランジスタSL1とを備える。画素信号読み出し部RU1では、フローティングディフュージョンFD1と電荷蓄積容量C1とによって電荷蓄積部CS1が構成されている。画素信号読み出し部RU2~RU4も同様の構成である。
光電変換素子PDは、入射した光を光電変換して電荷を発生させ、発生させた電荷を蓄積する埋め込み型のフォトダイオードである。光電変換素子PDの構造は任意であってよい。光電変換素子PDは、例えば、P型半導体とN型半導体とを接合した構造のPNフォトダイオードであってもよいし、P型半導体とN型半導体との間にI型半導体を挟んだ構造のPINフォトダイオードであってもよい。また、光電変換素子PDは、フォトダイオードに限定されるものではなく、例えば、フォトゲート方式の光電変換素子であってもよい。
画素321では、光電変換素子PDが入射した光を光電変換して発生させた電荷を4個の電荷蓄積部CSのそれぞれに振り分け、振り分けられた電荷の電荷量に応じたそれぞれの電圧信号を、画素信号処理回路325に出力する。
距離画像センサ32に配置される画素の構成は、図3に示したような、4個の画素信号読み出し部RUを備えた構成に限定されるものではなく、複数の画素信号読み出し部RUを備えた構成の画素であればよい。つまり、距離画像センサ32に配置される画素に備える画素信号読み出し部RU(電荷蓄積部CS)の数は、2個であってもよいし、3個であってもよいし、5個以上であってもよい。
また、図3に示した構成の画素321では、電荷蓄積部CSを、フローティングディフュージョンFDと電荷蓄積容量Cとによって構成する一例を示した。しかし、電荷蓄積部CSは、少なくともフローティングディフュージョンFDによって構成されればよく、画素321が電荷蓄積容量Cを備えない構成であってもよい。
また、図3に示した構成の画素321では、ドレインゲートトランジスタGDを備える構成の一例を示したが、光電変換素子PDに蓄積されている(残っている)電荷を破棄する必要がない場合には、ドレインゲートトランジスタGDを備えない構成であってもよい。
本実施形態では、1フレームに複数のサブフレームが設けられる。複数のサブフレームは第1サブフレームと第2サブフレームを含む。距離画像処理部4は、第1サブフレームにおいて画素321が具備する電荷蓄積部CSのそれぞれに電荷を蓄積させる蓄積タイミングが、第2サブフレームにおける蓄積タイミングよりも早くなるように制御する。これにより、第1サブフレームにて比較的近くにある被写体OBまでの距離を算出できるようにし、第2サブフレームにて比較的遠くにある被写体OBまでの距離を算出できるようにする。したがって、このようなサブフレーム構成とすることにより、測定することができる距離を広げることが可能となる。
また、実施形態では、各サブフレームにおける蓄積回数が異なる。光の強度は距離の二乗に反比例することが知られている。例えば、第1サブフレームにて比較的近くにある被写体OBに反射した反射光RLを受光する場合、その反射光の強度は大きい。一方、第2サブフレームにて比較的遠くにある被写体OBに反射した反射光RLを受光する場合、その反射光の強度は小さくなる。このため、第1サブフレームと第2サブフレームとを同じ積算回数とした場合、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CSに蓄積される電荷量が適切な量となるように積算回数を設定すると、第2サブフレームおいて画素321の電荷蓄積部CSに蓄積される電荷量が少なくなり誤差が発生する要因となってしまう。一方、第2サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CSに蓄積される電荷量が適切な量となるように積算回数を設定すると、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CSに蓄積される電荷量が大きくなりすぎて飽和し、距離を算出することが困難となってしまう。この対策として、実施形態では、各サブフレームにおける蓄積回数が異なるように制御する。具体的に、距離画像処理部4は、第1サブフレームにおける積算回数が、第2サブフレームにおける積算回数よりも小さくなるように制御する。
ここで、図4、図5を用いて、画素321を駆動するタイミングについて説明する。図4及び図5は、実施形態の画素321を駆動するタイミングを示すタイミングチャートである。図4には、1フレームに、第1サブフレームと第2サブフレームを設けた例が示されている。すなわち、1フレームは、第1サブフレームと第2サブフレーム、及び読出期間を備える。
図4及び図5では、光パルスPOを照射するタイミングを「L」、駆動信号TX1のタイミングを「G1」、駆動信号TX2のタイミングを「G2」、駆動信号TX3のタイミングを「G3」、駆動信号TX4のタイミングを「G4」、駆動信号RSTDのタイミングを「GD」、の項目名でそれぞれ示している。なお、駆動信号TX1は、読み出しゲートトランジスタG1を駆動させる信号である。駆動信号TX2~TX4についても同様である。
図4に示すように、光パルスPOが照射時間Toで照射される。まず、垂直走査回路323は、光パルスPOの照射に同期させて、「第1サブフレーム」において画素321における電荷蓄積部CS1、CS2、CS3、及びCS4の順に電荷を蓄積させる「第1期間」を所定の蓄積回数(第1蓄積回数)繰り返す。次に、垂直走査回路323は、「第1サブフレーム読出期間」において、それぞれの画素321に蓄積された電荷量に相当する電圧信号を信号値として読み出す。次に、垂直走査回路323は、光パルスPOの照射に同期させて、「第2サブフレーム」において画素321における電荷蓄積部CS1、CS2、CS3、及びCS4の順に電荷を蓄積させる「第2期間」を所定の蓄積回数(第2蓄積回数)繰り返す。そして、垂直走査回路323は、「第2サブフレーム読出期間」において、それぞれの画素321に蓄積された電荷量に相当する電圧信号を信号値として読み出す。
ここで、垂直走査回路323が、画素321に電荷を蓄積させるタイミングについて説明する。
まず、垂直走査回路323は、光パルスPOを照射させるタイミングと同じタイミングにて、第1サブフレームに対応させた画素321のドレインゲートトランジスタGDをオフ状態にするとともに、読み出しゲートトランジスタG1をオン状態とする。垂直走査回路323は、読み出しゲートトランジスタG1をオン状態としてから蓄積時間Taが経過した後に、読み出しゲートトランジスタG1をオフ状態にする。これにより、読み出しゲートトランジスタG1がオン状態に制御されている間に光電変換素子PDにより光電変換された電荷は、読み出しゲートトランジスタG1を介して電荷蓄積部CS1に蓄積される。なお、蓄積時間Taは電荷蓄積部CSに電荷を蓄積するための期間であって、ゲートトランジスタON期間(ゲートトランジスタGをオン状態とする期間)と同一の期間である構成に限定されない。例えば、短いギャップ期間(ゲートOFF期間、つまりゲートトランジスタGをオフ状態とする期間)の後にゲートトランジスタON期間を設け、ギャップ期間とゲートトランジスタON期間の合計の期間が蓄積時間Taとなるように制御されてもよい。
次に、垂直走査回路323は、読み出しゲートトランジスタG1をオフ状態としたタイミングで、読み出しゲートトランジスタG2を蓄積時間Taオン状態にする。これにより、読み出しゲートトランジスタG2がオン状態に制御されている間に光電変換素子PDにより光電変換された電荷は、読み出しゲートトランジスタG2を介して電荷蓄積部CS2に蓄積される。
次に、垂直走査回路323は、電荷蓄積部CS2への電荷の蓄積を終了させたタイミングで、読み出しゲートトランジスタG3をオン状態にし、蓄積時間Taが経過した後に、読み出しゲートトランジスタG3をオフ状態にする。これにより、読み出しゲートトランジスタG3がオン状態に制御されている間に光電変換素子PDにより光電変換された電荷は、読み出しゲートトランジスタG3を介して電荷蓄積部CS3に蓄積される。
次に、垂直走査回路323は、電荷蓄積部CS3への電荷の蓄積を終了させたタイミングで、読み出しゲートトランジスタG4をオン状態にし、蓄積時間Taが経過した後に、読み出しゲートトランジスタG4をオフ状態にする。これにより、読み出しゲートトランジスタG4がオン状態に制御されている間に光電変換素子PDにより光電変換された電荷は、読み出しゲートトランジスタG4を介して電荷蓄積部CS4に蓄積される。
次に、垂直走査回路323は、電荷蓄積部CS4への電荷の蓄積を終了させたタイミングで、ドレインゲートトランジスタGDをオン状態にして電荷の排出を行う。これにより、光電変換素子PDにより光電変換された電荷はドレインゲートトランジスタGDを介して破棄される。
垂直走査回路323は、上述したような駆動を、第1サブフレームにて設定された所定の蓄積回数(第1蓄積回数)分繰り返し行う。
第1サブフレーム駆動による画素321への電荷の蓄積が終了した後、垂直走査回路323は、それぞれの電荷蓄積部CSに振り分けられた電荷量に応じた電圧信号を出力する。具体的に、垂直走査回路323は、選択ゲートトランジスタSL1を所定時間オン状態にすることにより、画素信号読み出し部RU1を介して電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に対応する電圧信号を出力端子O1から出力させる。同様に、垂直走査回路323は、順次、選択ゲートトランジスタSL2、SL3をオン状態とすることにより、電荷蓄積部CS2、CS3に蓄積された電荷量に対応する電圧信号を出力端子O2、O3から出力させる。そして、画素信号処理回路325、及び水平走査回路324を介して、電荷蓄積部CSのそれぞれに蓄積された電荷量に相当する電圧信号が信号値として距離演算部42に出力される。
次に、垂直走査回路323は、光パルスPOを照射させるタイミングから、所定の遅延時間(蓄積時間Ta×3)遅らせたタイミングにて、第2サブフレームに対応させた画素321のドレインゲートトランジスタGDをオフ状態にするとともに、読み出しゲートトランジスタG1をオン状態とする。読み出しゲートトランジスタG1をオン状態としてからの動作、すなわち垂直走査回路323が、読み出しゲートトランジスタG1~G4、及びドレインゲートトランジスタGDのそれぞれをオン状態又はオフ状態とするタイミングは、第1サブフレームの場合と同様であるため、その説明を省略する。垂直走査回路323は、上述したような駆動を、第2サブフレームにて設定された所定の蓄積回数(第2蓄積回数)分繰り返し行う。
第2サブフレーム駆動による画素321への電荷の蓄積が終了した後、垂直走査回路323は、それぞれの電荷蓄積部CSに振り分けられた電荷量に応じた電圧信号を出力する。具体的に、垂直走査回路323は、選択ゲートトランジスタSL1を所定時間オン状態にすることにより、画素信号読み出し部RU1を介して電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に対応する電圧信号を出力端子O1から出力させる。同様に、垂直走査回路323は、順次、選択ゲートトランジスタSL2、SL3をオン状態とすることにより、電荷蓄積部CS2、CS3に蓄積された電荷量に対応する電圧信号を出力端子O2、O3から出力させる。そして、画素信号処理回路325、及び水平走査回路324を介して、電荷蓄積部CSのそれぞれに蓄積された電荷量に相当する電圧信号が信号値として距離演算部42に出力される。
図4に示すように、本実施形態では、1フレームに複数のサブフレームが設けられる。図4の例では、1フレームに第1サブフレームと第2サブフレームが設けられる。第1サブフレームでは、第2サブフレームよりも早いタイミングで、第1サブフレームにおいて画素321が具備する電荷蓄積部CSのそれぞれに電荷を蓄積させる。第2サブフレームでは、第1サブフレームよりも遅いタイミングで、第2サブフレームにおいて画素321が具備する電荷蓄積部CSのそれぞれに電荷を蓄積させる。距離画像処理部4は、光パルスPOを照射させるタイミングを基準として、第1サブフレームにおける画素321の蓄積タイミングに対し、第2サブフレームにおける画素321の蓄積タイミングが、所定の遅延時間(蓄積時間Ta×3)遅れるようにする。
図5には、光パルスPOを照射させるタイミングを基準として、第1サブフレーム及び第2サブフレームのそれぞれの読み出しゲートトランジスタG1~G4、及びドレインゲートトランジスタGDのそれぞれをオン状態又はオフ状態とするタイミングが示されている。
図5に示すように、本実施形態では、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG4の開閉タイミング(符号Tr1)と、第2サブフレームにおけるゲートトランジスタG1の開閉タイミング(符号Tr2)とが、光パルスPOを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように制御される。ここで、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG4の開閉タイミング(符号Tr1)は、第1サブフレームにおいて最も遅い蓄積タイミングであり、「最後蓄積タイミング」の一例である。また、第2サブフレームにおけるゲートトランジスタG1の開閉タイミング(符号Tr2)は、第2サブフレームにおいて最も早い前記蓄積タイミングであり、「最初蓄積タイミング」の一例である。
ここで、図6を用いて、距離画像撮像装置1が行う処理の流れを説明する。図6は、実施形態の距離画像撮像装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS10:距離画像撮像装置1は、第1サブフレームにおいて画素321を駆動させる。これにより画素321の電荷蓄積部CSのそれぞれに、第1サブフレームに応じた蓄積タイミングにて電荷が蓄積される。
ステップS11:距離画像撮像装置1は、第1サブフレーム読出期間において信号(Sub1_G1~G4)を読み出す。
ここで、信号Sub1_G1は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に相当する信号値である。信号Sub1_G2は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS2に蓄積された電荷量に相当する信号値である。信号Sub1_G3は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS3に蓄積された電荷量に相当する信号値である。信号Sub1_G4は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS4に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
ステップS12:距離画像撮像装置1は、第2サブフレームにおいて画素321を駆動させる。これにより画素321の電荷蓄積部CSのそれぞれに、第2サブフレームに応じた蓄積タイミングにて電荷が蓄積される。
ステップS13:距離画像撮像装置1は、第2サブフレーム読出期間において信号(Sub2_G1~G4)を読み出す。
また、信号Sub2_G1は、第2サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に相当する信号値である。信号Sub2_G2は、第2サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS2に蓄積された電荷量に相当する信号値である。信号Sub2_G3は、第2サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS3に蓄積された電荷量に相当する信号値である。信号Sub2_G4は、第2サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS4に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
ステップS14:距離画像撮像装置1は、信号(Sub1_G1~G4、及びSub2_G1~G4)のうち、反射光成分が含まれている信号を特定する。
距離画像撮像装置1が、反射光成分が含まれている信号を特定する方法は、例えば、以下の方法を用いることができる。
距離画像撮像装置1は、第1サブフレーム及び第2サブフレームのそれぞれについて外光成分の電荷量に相当する信号値(外光信号値)を算出する。
例えば、距離画像撮像装置1は、信号(Sub1_G1~G4)のそれぞれの信号値のうち、最も小さい値を、第1サブフレームに対応する外光信号値(外光信号値1)とする。距離画像撮像装置1は、信号(Sub1_G1~G4)のうち、外光信号値1より大きい値である信号を、反射光成分が含まれている信号として特定する。
また、距離画像撮像装置1は、信号(Sub2_G1~G4)のそれぞれの信号値のうち、最も小さい値を、第2サブフレームに対応する外光信号値(外光信号値2)とする。距離画像撮像装置1は、信号(Sub2_G1~G4)のうち、外光信号値2より大きい値である信号を、反射光成分が含まれている信号として特定する。
この場合において、距離画像撮像装置1は、信号(Sub1_G1~G4)のそれぞれの信号値のうち、外光信号値1より閾値以上大きい値であるものを、反射光成分が含まれている信号とするようにしてもよい。外光成分にはノイズが含まれる場合があることから、外光信号値より大きい値であっても、外光信号値との差分がそれほど大きくない信号であれば、反射光成分が含まれていない可能性がある。閾値を設けることにより、反射光成分が含まれている信号と、ノイズが含まれている信号とを分離することが可能となる。
距離画像撮像装置1は、第2サブフレームについても同様に、信号(Sub2_G1~G4)のそれぞれの信号値のうち、外光信号値2より閾値以上大きい値であるものを、反射光成分が含まれている信号とするようにしてもよい。
或いは、距離画像撮像装置1は、第1サブフレームについて、特定の電荷蓄積部CSに外光成分に相当する電荷量のみが蓄積されるように制御し、当該特定の電荷蓄積部CSに蓄積された電荷量に相当する信号値を、外光信号値1とするようにしてもよい。例えば、距離画像撮像装置1は、光パルスPOを照射する前に、特定の電荷蓄積部CS、例えば電荷蓄積部CS1に対応するゲートトランジスタG1を所定時間(蓄積時間Ta)オン状態とすることにより、当該特定の電荷蓄積部CSに外光成分に相当する電荷量のみを蓄積させる。この場合、距離画像撮像装置1は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に相当する信号値を、外光信号値1とする。
ステップS15:距離画像撮像装置1は、信号Sub1_G4に反射光成分が含まれているか否かを判定する。距離画像撮像装置1は、ステップS12において、信号Sub1_G4を、反射光成分が含まれている信号として特定した場合、信号Sub1_G4に反射光成分が含まれていると判定する。一方、距離画像撮像装置1は、ステップS12において、信号Sub1_G4を、反射光成分が含まれている信号として特定しない場合、信号Sub1_G4に反射光成分が含まれていないと判定する。なお、この場合において、距離画像撮像装置1は、信号Sub2_G1に反射光成分が含まれているか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS16:信号Sub1_G4に反射光成分が含まれている場合、距離画像撮像装置1は、レベル調整を行う。レベル調整は、第1サブフレームにおいて電荷蓄積部CSに蓄積された電荷量に相当する信号レベルと、第2サブフレームにおいて電荷蓄積部CSに蓄積された電荷量に相当する信号レベルとを同じレベルにすることである。
距離画像撮像装置1は、下記の(1)式を用いて、レベル調整を行う。
Sub1_G1#=α×Sub1_G1
Sub1_G2#=α×Sub1_G2
Sub1_G3#=α×Sub1_G3
Sub1_G4#=α×Sub1_G4
α=Sub2_G1/Sub1_G4
…(1)
(1)式において、信号Sub1_G1は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
信号Sub1_G2は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS2に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
信号Sub1_G3は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS3に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
信号Sub1_G4は、第1サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS4に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
信号Sub2_G1は、第2サブフレームにおいて画素321の電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量に相当する信号値である。
信号Sub1_G1#は、信号Sub1_G1を補正した値である。
信号Sub1_G2#は、信号Sub1_G2を補正した値である。
信号Sub1_G3#は、信号Sub1_G3を補正した値である。
信号Sub1_G4#は、信号Sub1_G4を補正した値である。
αは定数であり、信号Sub1_G4に対する、信号Sub2_G1の比率に応じて決定される。なお、(1)式の信号Sub2と、信号Sub1を入れ替えてもよい。すなわち、距離画像撮像装置1は、信号Sbu2における信号レベルを、信号Sub1における信号レベルに合わせることにより、レベル調整をするようにしてもよい。
ステップS17:信号Sub1_G4に反射光成分が含まれていない場合、距離画像撮像装置1は、レベル調整を行わない。
ステップS18:距離画像撮像装置1は、距離を算出する。距離画像撮像装置1は、ステップS14においてレベル調整を行った場合、レベル調整した信号値を用いて、距離を算出する。
レベル調整を行った場合、距離画像撮像装置1は、例えば、(2A)式を用いて距離を算出する。(2A)式には、信号Sub1_G3、信号Sub1_G4に反射光成分が含まれている場合において、距離を算出する数式の例が示されている。
d=c0×(1/2×Td)
Td=To×{1-(A-C)/(Abs(A-C)+Abs(B-D))}
+d_offset
…(2A)
(2A)式において、距離dは演算の結果であり、被写体OBまでの距離である。
速度c0は光速である。
時間Tdは、光パルスが照射された後、反射光RLが受光されるまでに要した時間(遅延時間)である。
時間Toは、光パルスが照射された時間である。
信号値Aは、信号Sub1_G3#の信号値である。
信号値Bは、信号Sub1_G4#の信号値である。
信号値Cは、信号Sub2_G2の信号値である。
信号値Dは、信号Sub2_G3の信号値である。
距離d_offsetは、距離オフセットである。
距離オフセットは、距離演算に使用するゲートのタイミング、つまり距離演算に使用する4つのゲートトランジスタのうち、最初にオン状態に制御されるゲートトランジスタがオン状態となるタイミングが、光パルスPOを照射するタイミングより後であることに起因する距離オフセット量である。
例えば、本実施形態では、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG1の開閉タイミングと、光パルスPOの照射タイミングと同じタイミングとなるように制御される。この場合、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG1~G4に、反射光RLに対応する電荷が振り分けられて受光された場合、距離d_offsetには、0(ゼロ)が設定される。
一方、それ以外のケース、すなわち、距離演算に使用する4つのゲートトランジスタのうち、最初にオン状態に制御されるゲートトランジスタが、光パルスPOの照射タイミングよりも後にオン状態に制御される場合、距離d_offsetには、反射光が受光されたタイミングに応じた距離が設定される。
なお、(2A)式は、距離演算に使用する4つの信号のうち、最初にオン状態に制御されるゲートトランジスタを含む連続した3つのゲートトランジスタのうちの2つが反射光RLを受光するケースに適用される。例えば、距離演算に信号Sub1_G3、Sub1_G4、Sub2_G1、Sub2_G2を使用する場合において、信号Sub1_G3及びSub1_G4、又は、信号Sub1_G4及びSub2_G1に反射光RLに相当する電荷が振り分けられて蓄積されるケースでは、(2A)式が適用される。
一方、距離演算に使用する4つの信号のうち、最後にオン状態に制御されるゲートトランジスタを含む連続した3つのゲートトランジスタのうちの2つが反射光RLを受光するケースでは、以下の(2B)式が適用される。例えば、距離演算に信号Sub1_G3、Sub1_G4、Sub2_G1、Sub2_G2を使用する場合において、信号Sub1_G4及びSub2_G1、または信号Sub2及びG1、Sub2_G2に反射光RLに相当する電荷が振り分けられる場合が該当する。
d=c0×(1/2×Td)
Td=To×{2-(B-D)/(Abs(A-C)+Abs(B-D))}
+d_offset
…(2B)
(2B)式において、距離d、速度c0、時間Td、時間To、信号値A~Dは、(2A)式と同様である。
或いは、距離画像撮像装置1は、例えば、(3)式を用いて距離を算出する。(3)式には、信号Sub1_G4、信号Sub2_G2に反射光成分が含まれている場合において、距離を算出する数式の例が示されている。
d=c0×(1/2×Td)
Td=To×{1-(A-C)/(Abs(A-C)+Abs(B-D))}
+d_offset
…(3)
(3)式において、距離dは演算の結果であり、被写体OBまでの距離である。
速度c0は光速である。
時間Tdは、光パルスが照射された後、反射光RLが受光されるまでに要した時間(遅延時間)である。
時間Toは、光パルスが照射された時間である。
信号値Aは、信号Sub1_G4#の信号値である。
信号値Bは、信号Sub2_G2の信号値である。
信号値Cは、信号Sub2_G3の信号値である。
信号値Dは、信号Sub2_G4の信号値である。
距離d_offsetは、距離オフセットである。
一方、レベル調整をしない場合、距離画像撮像装置1は、ステップS16において、レベル調整していない信号値を用いて、距離を算出する。
レベル調整をしない場合、距離画像撮像装置1は、例えば、(4)式を用いて距離を算出する。(4)式には、信号Sub1_G1、信号Sub1_G2に反射光成分が含まれている場合において、距離を算出する数式の例が示されている。
d=c0×(1/2×Td)
Td=To×{1-(A-C)/(Abs(A-C)+Abs(B-D))}
…(4)
(4)式において、距離dは演算の結果であり、被写体OBまでの距離である。
速度c0は光速である。
時間Tdは、光パルスが照射されてから反射光RLが受光されるまでに要した時間(遅延時間)である。
時間Toは、光パルスが照射された時間である。
信号値Aは、信号Sub1_G1の信号値である。
信号値Bは、信号Sub1_G2の信号値である。
信号値Cは、信号Sub1_G3の信号値である。
信号値Dは、信号Sub1_G4の信号値である。
以上説明したように、実施形態の距離画像撮像装置1では、1フレームに第1サブフレーム及び第2サブフレームを含む複数のサブフレームが設けられる。距離画像処理部4は、第1サブフレーム、第2サブフレームの順に、各サブフレームにおいて前記画素が具備する電荷蓄積部のそれぞれに電荷を蓄積させる。距離画像処理部4は、図5における符号Tr1とTr2とが、図5における照射時間Toに対して同じタイミングとなるように蓄積タイミングを制御する。すなわち、距離画像処理部4は第1サブフレームにおいて最も遅い蓄積タイミングである最後蓄積タイミングと、第2サブフレームにおいて最も早い蓄積タイミングである最初蓄積タイミングとが、光パルスPOを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように蓄積タイミングを制御する。
これにより、実施形態の距離画像撮像装置1では、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれが備える電荷蓄積部CSに、光パルスPOの照射タイミングを基準として同じタイミングで電荷を蓄積させることができる。このため、同じタイミングで電荷を蓄積させた電荷蓄積部CSのそれぞれに蓄積された電荷量に相当する信号値に基づいてレベル調整を行うことが可能である。したがって、各サブフレームにおける積算回数を変更した場合であっても距離を算出することができる。
ここで、図7及び図8を用いて本実施形態の効果を説明する。図7及び図8は本実施形態の効果を説明する図である。
図7には、比較例として、本実施形態とは異なるタイミングにて画素を駆動させた場合におけるタイミングチャートが示されている。図7には、図5と同様に、光パルスPOを照射させるタイミングを基準として、第1サブフレーム及び第2サブフレームのそれぞれの読み出しゲートトランジスタG1~G4、及びドレインゲートトランジスタGDのそれぞれをオン状態又はオフ状態とするタイミングが示されている。
図7に示す比較例では、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG4の開閉タイミング(符号Tr3)の次に、第2サブフレームにおけるゲートトランジスタG1の開閉タイミング(符号Tr4)が到来している。つまり、1サブフレームにおけるゲートトランジスタG4の開閉タイミング(符号Tr3)と、第2サブフレームにおけるゲートトランジスタG1の開閉タイミング(符号Tr4)とが、光パルスPOを照射するタイミングに対して同じタイミングではない。
このような比較例では、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれが備える電荷蓄積部CSにおいて、光パルスPOの照射タイミングを基準として同じタイミングで電荷を蓄積させることができない。このため、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれの蓄積回数が異なる場合においてレベル調整を行うことが困難である。したがって、各サブフレームにおける積算回数を変更した場合には距離を算出することが困難となる。
図8には、図7とは異なるタイミングにて画素を駆動させた場合における比較例が示されている。図8には、図5と同様に、光パルスPOを照射させるタイミングを基準として、第1サブフレーム及び第2サブフレームのそれぞれの読み出しゲートトランジスタG1~G4、及びドレインゲートトランジスタGDのそれぞれをオン状態又はオフ状態とするタイミングが示されている。
図8に示す比較例では、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG3の開閉タイミング(符号Tr5)及びゲートトランジスタG4の開閉タイミング(符号Tr6)と、第2サブフレームにおけるゲートトランジスタG1の開閉タイミング(符号Tr7)及びゲートトランジスタG2の開閉タイミング(符号Tr8)とが、光パルスPOを照射するタイミングに対して同じタイミングである。つまり、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれにおいて、2つのゲートトランジスタGのそれぞれの蓄積タイミングを重複させる。
このような比較例では、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれにおいて、光パルスPOの照射タイミングを基準として同じタイミングで電荷を蓄積させることができる。このため、各サブフレームにおける積算回数が異なる場合であっても、実施形態のようなレベル調整を行うことなく、距離を算出することが可能である。しかし、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれにおいて、2つのゲートトランジスタGのそれぞれの蓄積タイミングを重複させる必要がある。このため、測距が可能な範囲が短くなってしまう。
これらの比較例に対し、本実施形態では、第1サブフレームと第2サブフレームのそれぞれにおいて、1つのゲートトランジスタGのみを、蓄積タイミングが同じタイミングとなるように制御する。すなわち、第1サブフレームにおけるゲートトランジスタG4と、第2サブフレームにおけるゲートトランジスタG1とが同じ蓄積タイミングとなるように制御する。こうすることによって、蓄積タイミング重複させるゲートトランジスタGの数を最小限とする。したがって、測距が可能な範囲を狭めることなく、且つ、サブフレーム間で積算回数が異なる場合であっても、距離を算出することが可能となる。
また、実施形態の距離画像撮像装置1では、距離画像処理部4は、レベル調整をし、レベル調整をした信号値を用いて、距離を算出する。レベル調整は、第1信号値と第2信号値が同じ値となるように、第1サブフレーム又は第2サブフレームのいずれか一方において電荷蓄積部CSのそれぞれに蓄積された電荷量に相当する信号値を定数倍する処理である。第1信号値は、第1サブフレームにおいて最後蓄積タイミングにて電荷が蓄積された電荷蓄積部CSである電荷蓄積部CS4(最後電荷蓄積部)に蓄積された電荷量に相当する信号値である。第2信号値は、第2サブフレームにおいて最初蓄積タイミングにて電荷が蓄積された電荷蓄積部CSである電荷蓄積部CS1(最初電荷蓄積部)に蓄積された電荷量に相当する信号値である。これにより、実施形態の距離画像撮像装置1では、レベル調整した信号値を用いて距離を算出することができる。このため、第1サブフレームと第2サブフレームにまたがって反射光RLが受光された場合であっても正しい距離を算出することができる。
また、実施形態の距離画像撮像装置1では、距離画像処理部4は、第1信号値に反射光RL(光パルスの反射光)に対応する電荷が蓄積されているか否かを判定する。距離画像処理部4は、最後電荷蓄積部に反射光に対応する電荷が蓄積されている場合、レベル調整をする。これにより、実施形態の距離画像撮像装置1では、第1サブフレームにおける電荷蓄積部CS4(最後電荷蓄積部)に反射光成分が蓄積された場合に、レベル調整をすることができる。これにより、第1サブフレームにおける電荷蓄積部CS4(最後電荷蓄積部)に反射光成分が蓄積されていない場合にはレベル調整を行わないようにすることができる。したがって、反射光成分が蓄積されていない、すなわち外光成分のみが蓄積された場合にはレベル調整を行わないようにして、ノイズが混入する等して変動しやすい信号値を用いたレベル調整が行われてしまうことを抑制することができる。したがって、精度よく距離を算出することができる。
なお、本実施形態ではサブフレーム1とサブフレーム2の組み合わせに限って説明したが、これに限定されず、サブフレームnと、サブフレーム(n+1)の組み合わせで適用可能である。ここでのnは任意の整数である。例えば、サブフレーム1及びサブフレーム2に続き、サブフレーム3及びサブフレーム4がある場合、サブフレーム1とサブフレーム2、サブフレーム2とサブフレーム3、及び、サブフレーム3とサブフレーム4のうち少なくとも何れか1つの組み合わせを用いて、本実施形態と同様に駆動させることが可能である。
上述した実施形態における距離画像撮像装置1、距離画像処理部4の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…距離画像撮像装置
2…光源部
3…受光部
32…距離画像センサ
321…画素
323…垂直走査回路
4…距離画像処理部
41…タイミング制御部
42…距離演算部
43…測定制御部
CS…電荷蓄積部
PO…光パルス

Claims (4)

  1. 測定対象の空間である測定空間に光パルスを照射する光源部と、
    入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子及び前記電荷を蓄積する複数の電荷蓄積部を具備する画素と、前記光パルスの照射に同期させた所定のタイミングで前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路と、を有する受光部と、
    前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に基づいて、前記測定空間に存在する被写体までの距離を算出する距離画像処理部と、
    を備え、
    1フレームには、第1サブフレーム及び第2サブフレームを含む複数のサブフレームが設けられ、
    前記距離画像処理部は、
    前記第1サブフレーム、前記第2サブフレームの順に、各サブフレームにおいて前記画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を蓄積させ、前記第1サブフレームにおいて前記画素が具備する前記電荷蓄積部に最も遅いタイミングで前記電荷を蓄積させる最後蓄積タイミングと、前記第2サブフレームにおいて前記画素が具備する前記電荷蓄積部に最も早いタイミングで前記電荷を蓄積させる最初蓄積タイミングとが、前記光パルスを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように制御する、
    距離画像撮像装置。
  2. 前記距離画像処理部は、前記最後蓄積タイミングにて前記電荷が蓄積された前記電荷蓄積部である最後電荷蓄積部に蓄積された電荷量に相当する第1信号値、及び前記最初蓄積タイミングにて前記電荷が蓄積された前記電荷蓄積部である最初電荷蓄積部に蓄積された電荷量に相当する第2信号値が同じ値となるように、前記第1サブフレーム又は前記第2サブフレームのいずれか一方において前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に相当する信号値を定数倍するレベル調整をし、前記レベル調整をした信号値を用いて前記距離を算出する、
    請求項1に記載の距離画像撮像装置。
  3. 前記距離画像処理部は、前記最後電荷蓄積部に前記光パルスの反射光に対応する前記電荷が蓄積されているか否かを判定し、前記最後電荷蓄積部に前記反射光に対応する前記電荷が蓄積されている場合、前記レベル調整をする、
    請求項2に記載の距離画像撮像装置。
  4. 測定対象の空間である測定空間に光パルスを照射する光源部と、入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子及び前記電荷を蓄積する複数の電荷蓄積部を具備する画素と、前記光パルスの照射に同期させた所定のタイミングで前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路と、を有する受光部と、前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に基づいて、前記測定空間に存在する被写体までの距離を算出する距離画像処理部を備える距離画像撮像装置が行う距離画像撮像方法であって、
    1フレームには、第1サブフレーム及び第2サブフレームを含む複数のサブフレームが設けられ、
    前記距離画像処理部は、
    前記第1サブフレーム、前記第2サブフレームの順に、各サブフレームにおいて前記画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を蓄積させ、前記第1サブフレームにおいて前記画素が具備する前記電荷蓄積部に最も遅いタイミングで前記電荷を蓄積させる最後蓄積タイミングと、前記第2サブフレームにおいて前記画素が具備する前記電荷蓄積部に最も早いタイミングで前記電荷を蓄積させる最初蓄積タイミングとが、前記光パルスを照射するタイミングに対して同じタイミングとなるように制御する、
    距離画像撮像方法。
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