JP2023156640A - 作業車両 - Google Patents

作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2023156640A
JP2023156640A JP2022066125A JP2022066125A JP2023156640A JP 2023156640 A JP2023156640 A JP 2023156640A JP 2022066125 A JP2022066125 A JP 2022066125A JP 2022066125 A JP2022066125 A JP 2022066125A JP 2023156640 A JP2023156640 A JP 2023156640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
work vehicle
battery
inverter device
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022066125A
Other languages
English (en)
Inventor
龍太郎 増田
Ryutaro Masuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2022066125A priority Critical patent/JP2023156640A/ja
Priority to EP23167494.6A priority patent/EP4260679A1/en
Publication of JP2023156640A publication Critical patent/JP2023156640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】作業車両のコントローラがインバータで発生した電磁波等のノイズによって誤作動することを防止した作業車両を提供する。【解決手段】ボンネット部にバッテリを設け、走行車体(1)の後部に、後輪(3)を駆動する第1電動機と作業機を駆動する第2電動機(40)を設け、側面視において、操縦部の操縦席と、作業機の搬出口と集草容器の搬入口を連通するシュータの間に電装ボックス(70)を設け、電装ボックス(70)内に第1電動機を駆動する第1インバータ装置と第2電動機(40)を駆動する第2インバータ装置を設け、電装ボックス(70)から離間した位置に、走行車体(1)に搭載した電子機器の制御を行うコントローラ(77)を設けた。【選択図】図12

Description

本発明は、公園等を走行させて園内に植立する芝等の刈取りを行う作業機を備える作業車両に関するものである。
従来、作業車両の走行車体の後部に、左右一対の後輪を駆動する左右一対の後輪用の電動機を設け、後輪用の電動機の間に作業機を起動する作業機用の電動機を設け、作業車両の走行車体の前部に、後輪用や作業機用の電動機に供給する電力を蓄電するバッテリを設ける技術が知られている。(特許文献1)
特開2011-218951号公報
しかし、特許文献1の手段では、作業車両の操舵制御等を行うコントローラの近傍に後輪用や作業機用の電動機を駆動するインバータを設けているので、インバータで発生した電磁波等のノイズによって作業車両のコントローラが誤作動を起こす恐れがあった。
そこで、本発明は、作業車両のコントローラがインバータで発生した電磁波等のノイズによって誤作動することを防止した作業車両を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、走行車体(1)の前部に左右一対の前輪(2)を設け、該走行車体(1)の後部に左右一対の後輪(3)を設け、前記走行車体(1)の前輪(2)と後輪(3)の間に雑草を刈取る作業機(4)を設け、前記走行車体(1)の前部に所定の空間を有するボンネット部(5)を設け、該ボンネット部(5)の後側に操縦者が搭乗する操縦部(6)を設け、該操縦部(6)の後側に作業機(4)で刈取られた雑草を貯留する集草容器(8)を設けた作業車両において、
前記ボンネット部(5)にバッテリ(50)を設け、前記走行車体(1)の後部に、前記後輪(3)を駆動する第1電動機(30)と作業機(4)を駆動する第2電動機(40)を設け、側面視において、前記操縦部(6)の操縦席(60)と、前記作業機(4)の搬出口と集草容器(8)の搬入口を連通するシュータ(46)の間に電装ボックス(70)を設け、前記電装ボックス(70)内に第1電動機(30)を駆動する第1インバータ装置(81)と第2電動機(40)を駆動する第2インバータ装置(82)を設け、前記電装ボックス(70)から離間した位置に、前記走行車体(1)に搭載した電子機器の制御を行うコントローラ(77)を設けたことを特徴とする作業車両である。
請求項2記載の発明は、前記コントローラ(77)と第1インバータ装置(81)の接続と、前記コントローラ(77)と第2インバータ装置(82)の接続は、電気信号を光信号に変換して転送するデータ転送装置(84)を介して接続した請求項1記載の作業車両である。
請求項3記載の発明は、側面視において、前記電装ボックス(70)とシュータ(46)の間に、前記バッテリ(50)の充電時に使用する充電器(73)を設け、前記電装ボックス(70)の後部を操縦席(60)の後部よりも前側に設け、前記充電器(73)の後部を電装ボックス(70)の後部よりも前側に設け、前記シュータ(46)の上壁を後上がり傾斜に形成した請求項1又は2記載の作業車両である。
請求項4記載の発明は、前記コントローラ(77)をボンネット部(5)内に設けた請求項1記載の作業車両である。
請求項5記載の発明は、前記第1電動機(30)の第1出力軸(30A)を左右方向に沿って設け、前記第2電動機(40)の第2出力軸(40A)を前後方向に沿って設けた請求項1記載の作業車両である。
請求項6記載の発明は、前記第1電動機(30)の一側に、前記第1出力軸(30A)の出力回転の減速と回転方向の切替えを行うギアボックス(31)を設け、前記後輪(3)とギアボックス(31)を左右方向に延在するドライブシャフト(33)で連結し、背面視において、前記第1電動機(30)を第2電動機(40)よりも上側に設け、前記第2出力軸(40A)をドライブシャフト(33)よりも上側に設けた請求項5記載の作業車両である。
請求項7記載の発明は、背面視おいて、前記第1電動機(30)と第2電動機(40)を左右方向の一側に偏移して設け、前記シュータ(46)と集草容器(8)を左右方向の他側に設けた請求項5又は6記載の作業車両である。
請求項1記載の発明によれば、ボンネット部(5)にバッテリ(50)を設け、走行車体(1)の後部に、後輪(3)を駆動する第1電動機(30)と作業機(4)を駆動する第2電動機(40)を設け、側面視において、操縦部(6)の操縦席(60)と、作業機(4)の搬出口と集草容器(8)の搬入口を連通するシュータ(46)の間に電装ボックス(70)を設け、電装ボックス(70)内に第1電動機(30)を駆動する第1インバータ装置(81)と第2電動機(40)を駆動する第2インバータ装置(82)を設け、電装ボックス(70)から離間した位置に、走行車体(1)に搭載した電子機器の制御を行うコントローラ(77)を設けたので、コントローラ(77)が第1インバータ装置(81)と第2インバータ装置(82)で発生する電磁波等のノイズによって誤作動するのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、コントローラ(77)と第1インバータ装置(81)の接続と、コントローラ(77)と第2インバータ装置(82)の接続は、電気信号を光信号に変換して転送するデータ転送装置(84)を介して接続したので、データ転送装置(84)が第1インバータ装置(81)と第2インバータ装置(82)で発生するノイズを遮断して、コントローラ(77)が誤作動するのをより防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、側面視において、電装ボックス(70)とシュータ(46)の間に、バッテリ(50)の充電時に使用する充電器(73)を設け、電装ボックス(70)の後部を操縦席(60)の後部よりも前側に設け、充電器(73)の後部を電装ボックス(70)の後部よりも前側に設け、シュータ(46)の上壁を後上がり傾斜に形成したので、シュータ(46)の左右方向の縦断面積を大きくすることができ、シュータ(46)内で刈取られた雑草が詰まるのを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、コントローラ(77)をボンネット部(5)内に設けたので、コントローラ(77)が誤作動するのをさらに防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、第1電動機(30)の第1出力軸(30A)を左右方向に沿って設け、第2電動機(40)の第2出力軸(40A)を前後方向に沿って設けたので、第1電動機(30)及び後輪(3)の間の伝動機構と第2電動機(40)及び作業機(4)の伝動機構の部品点数を削減することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の発明による効果に加えて、第1電動機(30)の一側に、第1出力軸(30A)の出力回転の減速と回転方向の切替えを行うギアボックス(31)を設け、後輪(3)とギアボックス(31)を左右方向に延在するドライブシャフト(33)で連結し、背面視において、第1電動機(30)を第2電動機(40)よりも上側に設け、第2出力軸(40A)をドライブシャフト(33)よりも上側に設けたので、第1電動機(30)及び後輪(3)の間の伝動経路と第2電動機(40)及び作業機(4)の伝動経路の長さを短くして伝動効率を高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項5又は6記載の発明による効果に加えて、背面視おいて、第1電動機(30)と第2電動機(40)を左右方向の一側に偏移して設け、シュータ(46)と集草容器(8)を左右方向の他側に設けたので、第1電動機(30)と第2電動機(40)の反対側に大きなシュータ(46)と集草容器(8)を設けることができ刈取効率を高めることができる。
作業車両の左側面図である。 ボンネットカバーを開放姿勢にした作業車両の左側面図である。 作業車両の一部を破断した要部の斜視図である。 作業車両の背面図である。 後輪と作業機の要部の平面図である。 後輪と作業機の要部の左側面図である。 後輪用の電動機と作業機用の電動機の左側面図である。 作業機の刈刃の回転速度の増減速を行う変速レバーの斜視図である。 走行車体の斜視図である。 ステアリングポストの斜視図である。 バッテリとステアリングポストの斜視図である。 ボンネットカバーと操縦席を除いた作業車両の平面図である。 バッテリとバッテリブラケットの斜視図である。 バッテリブラケットの斜視図である。 前輪と、バッテリと、バッテリブラケットの正面図である。 保護フレームの斜視図である。 保護フレームと安全フレームで形成される保護空間の説明図である。 電装部品の斜視図である。 電装部品の左側面図である。 蓋部を取った筐体の斜視図である。 蓋部を取った筐体の平面図である。 本体部の前後方向の縦断面である。 電装ボックスと電動機の斜視図である。 他の実施形態の電装部品の平面図である。 ボンネット部に設けられた作業車両用のコントローラの右側面図である。 蓋部を開放した状態の収納ケースの斜視図である。 蓋部を閉鎖した状態の収納ケースの斜視図である。 収納ケースの本体部を形成する前本体部と後本体部の斜視図である。 本体部と蓋部を接続する付勢部材の左側面図である。 充電用ケーブルの斜視図である。
図1に示すように、乗用芝刈り機等の作業車両の走行車体1の前部に左右一対の前輪2が設けられ、走行車体1の後部に左右一対の後輪3が設けられ、走行車体1の下側における前輪2と後輪3の間に芝等を刈取る作業機4が設けられている。また、走行車体1の上側の前部にボンネット部5が設けられ、ボンネット部5の後側には作業者が搭乗する操縦部6が設けられ、操縦部6の後側には作業者を保護する安全フレーム(ロプス)7が設けられ、安全フレーム7の下部には作業機4で刈取られた芝等を貯留する集草容器8が設けられている。
図2,3に示すように、ボンネット部5には、後輪3を駆動する電動機(請求項の「第1電動機」)30と作業機4を駆動する電動機(請求項の「第2電動機」)40に供給する電力を蓄電するバッテリ50が設けられ、バッテリ50はボンネットカバー5Aで覆われている。なお、ボンネットカバー5Aは、走行車体1の前部に設けられた左右方向に延在する支軸(図示省略)に支持されている。これにより、ボンネット部5に形成される空間を有効に活用することができ、また、作業車両の前後方向の重量バランスの相違を抑制することができる。
操縦部6の後部には、操縦席60が設けられ、操縦席60の前方にはステアリングホイール62が設けられている。ステアリングホイール62は上下方向に延在するステアリングシャフト63の上部に支持され、ステアリングシャフト63はステアリングポスト11に支持されている。
操縦席60の左側の左フェンダ64Lには、作業機4によって刈取られた刈草を集草容器8に搬送するシュータ46に残った刈草を集草容器8に強制搬送するクリーナ(図示省略)を操作するクリーナレバー65と、クリーナレバー65の後側にバッテリ50の充電時に使用する充電用ケーブル95を収納する収納ケース90が設けられている。これにより、バッテリ50の充電量が所定以下になった場合には、作業車両を充電ステーションに移動することなく、作業車両を近くの倉庫等に移動して、倉庫等に備えられた家庭用コンセントと充電器73を充電用ケーブル95で接続してバッテリ50を充電することができる。なお、充電器73の入力電圧は交流電圧100~240Vに対応して形成されている。また、操縦席60の右側のフェンダ64Rには、作業機4の昇降を操作する昇降レバー66が設けられている。
操縦部6のフロア67のステアリングポスト11の左側には、ブレーキペダル68が設けられ、右側には、前進用と後進用のアクセルペダル69が設けられている。
操縦部6の操縦席60の下側には、電装部品61が設けられている。これにより、操縦席60の下側に形成される空間を有効に活用することができる。
安全フレーム7は、上下方向に延在する左支柱部7Lと、上下方向に延在する右支柱部7Rと、左支柱部7Lと右支柱部7Rの上部を連結する逆U字形状の連結部7Aから形成されている。
図4~7に示すように、電装部品61の下側には後輪3を駆動する3相交流電圧波形で操作される同期電動機や誘導電動機等の電動機30が設けられている。電動機30の左右方向に延在して形成された出力軸(請求項の「第1出力軸」)30Aは、出力軸30Aから伝動される出力回転を減速して出力トルクを大きくしたり回転方向を逆さにするギアボックス31の上部に連結されている。なお、電動機30は左右方向の中央よりも左後輪3Lに偏移した位置に設けられている。
ギアボックス31で増減速された出力回転は、ギアボックス31の下部に設けられ差動歯車等で形成されたディファレンシャルギア32を介して左右方向に延在するドライブシャフト33に伝動される。ドライブシャフト33に伝動された出力回転は、ドライブシャフト33の両端部に支持された左後輪3Lと右後輪3Rに伝動される。
電動機30の下側には作業機4を駆動する3相交流電圧波形で操作される同期電動機や誘導電動機等の電動機40が設けられている。電動機40の前後方向に延在して形成された出力軸(請求項の「第2出力軸」)40Aは、前後方向に延在して設けられた自在継手41の後部に連結されている。また、出力軸40Aは、ドライブシャフト33の上側に、ドライブシャフト33と直交して設けられている。これにより、電動機30の下側に形成された空間を有効に活用することができる。また、電動機40と作業機4の間の伝動経路を短くすることができるので電動機40の出力回転を作業機4に効率良く伝動することができる。なお、電動機40は左右方向の中央よりも左後輪3Lに偏移した位置に設けられている。
自在継手41の前部は、自在継手41から伝動される出力回転を減速して出力トルクを大きくするギアボックス42に連結されている。ギアボックス42に伝動された出力回転は、ギアボックス42の上下方向に延在して形成された出力軸を介して作業機4の左排出通路45Lに設けられた左刈刃(図示省略)に伝動される。
ギアボックス42の右部には、左右方向に延在する連結部材43が連結され、連結部材43の右部はギアボックス44に連結されている。ギアボックス44に伝動された出力回転は、ギアボックス44の上下方向に延在して形成された出力軸を介して作業機4の右排出通路45Rに設けられた右刈刃(図示省略)に伝動される。なお、ギアボックス42の出力軸とギアボックス44の出力軸の出力回転の回転速度は同一速度であり、回転方向は逆方向、すなわち、平面視において、ギアボックス42出力軸は時計方向に回転し、ギアボックス44の出力軸は反時計方向に回転する。
図8に示すように、左刈刃と右刈刃の回転速度は、ステアリングホイール62の左側に設けられた変速レバー47を操作して増減速させることができる。
変速レバー47を中立姿勢にした場合には、電動機40の出力回転の出力回転はゼロになり左刈刃と右刈刃の回転速度もゼロになる。変速レバー47を中立姿勢から前側傾斜姿勢にした場合には、前側傾斜姿勢の傾斜角度の大きさに応じて電動機40の出力回転は増減速されて左刈刃と右刈刃の回転速度も増減速される。また、変速レバー47を中立姿勢から後側傾斜姿勢にした場合には、後側傾斜姿勢の傾斜角度の大きさに応じて電動機40の出力回転は増減速されて電動機40の出力回転の回転方向は逆回転となり、左刈刃と右刈刃の回転速度も増減速されて左刈刃と右刈刃の回転方向は逆回転される。
左排出通路45Lと右排出通路45Rの搬出口は、刈取られた芝等を集草容器8に搬送するシュータ46の搬入口に連結されている。シュータ46の搬出口は集草容器8の搬入口に連結されている。
平面視において、シュータ46の前部は自在継手41の右側に設けられ、シュータ46の後部はギアボックス31の右側に設けられ、背面視において、シュータ46と集草容器8は、ギアボックス31と右後輪3Rの間に設けられている。これにより、自在継手41とギアボックス31の右側に形成される空間に大きなシュータ46を設けることができ、作業機4で刈取った芝等を効率良く集草容器8に搬送することができる。
側面視において、シュータ46の上壁は後上がり傾斜に形成され、シュータ46の後部は電装部品61の下側を下方に向かって延在して設けられている。これにより、シュータ46の後部を大きくしてシュータ46の内部での芝等の詰まりを防止することができる。
図9,10に示すように、走行車体1は、前輪2と後輪3を支持する走行車体本体10と、ステアリングシャフト63を支持するステアリングポスト11から形成されている。
走行車体本体10には、前後方向に延在する左前後フレーム10Lと右前後フレーム10Rが形成され、ステアリングポスト11の下部には、前方に延出する左連結部11Lと右連結部11Rが形成されている。
左前後フレーム10Lに左連結部11Lがボルト等の締結手段によって固定され、右前後フレーム10Rに右連結部11Rボルト等の締結手段によって固定されて一体となり走行車体1を形成している。
左前後フレーム10Lの前部には左支持部材12Lが設けられ、左支持部材12Lの連結部は左上がり傾斜に形成されている。また、右前後フレーム10Rの前部には右支持部材12Rが設けられ、右支持部材12Rの連結部は右上がり傾斜に形成されている。なお、左支持部材12Lと右支持部材12Rはチャンネル鋼材で形成されている。
左連結部11Lの前部には左支持部材13Lが設けられ、左支持部材13Lの連結部は左上がり傾斜に形成されている。また、右連結部11Rの前部には右支持部材13Rが設けられ、右支持部材12Rの連結部は右上がり傾斜に形成されている。なお、左支持部材13Lと右支持部材13Rはチャンネル鋼材で形成されている。
ステアリングポスト11の下部には、左右方向に所定の間隔を隔てて前側に突出すると突出部14が形成され、突出部14の先端にはゴム部材等から形成された緩衝部材15が設けられている。
左前後フレーム10Lの後部には上方に延在する左上下フレーム20Lが設けられ、右前後フレーム10Rの後部には上方に延在する右上下フレーム20Rが設けられ、左上下フレーム20Lと右上下フレーム20Rの上部は左右方向に延在する左右フレーム21に連結されている。
左右フレーム21の左部には安全フレーム7の左支柱部7Lの下部が支持される左連結部22Lが設けられ、左右フレーム21の右部には安全フレーム7の右支柱部7Rの下部が支持される右連結部22Rが設けられている。
図11,12に示すように、ボンネット部5には、後輪3を駆動する電動機30と作業機4を駆動する電動機40に供給する電力を蓄電するバッテリ50と、走行車体1に搭載した電子機器の制御等を行う作業車両用のコントローラ77に供給する電力を蓄電するバッテリ55が設けられている。コントローラ77はアクセルペダル69の操作入力に応じてインバータ装置81を介して電動機30を制御する信号を出力したり、変速レバー47の操作入力に応じてインバータ装置82を介して電動機40を制御する信号を出力したりするなど、作業車両全体の電子機器を制御する。なお、本実施形態では、バッテリ50は、エネルギ密度が高いリチウムイオンバッテリで形成され、バッテリ55は鉛バッテリで形成されている。なお、図11,12には、バッテリ50を形成する右バッテリ50Rと、右バッテリ50Rの左側に左バッテリ50Lの替わりにスペーサ56を設けた形態を図示している。
スペーサ56と右バッテリ50Rは、バッテリブラケット52を介して走行車体本体10とステアリングポスト11に固定されている。バッテリ55は、バッテリブラケット52の前左右フレーム52Aの前面から前方に延出して設けられた支持部材57の上面に設けている。これにより、バッテリ50とバッテリ55の保守・点検作業を効率良く行うことができ、また、バッテリ50とバッテリ55に雨水がかかるのを防止することもできる。
スペーサ56と右バッテリ50Rの前後方向の中間部には、スペーサ56と右バッテリ50Rの外周部に沿って延在する保護フレーム25が設けられている。これにより、作業車両の転倒時にバッテリ50が破損するのを防止することができる。
図13に示すように、ボンネット部5に設けられるバッテリ50は、左側に設けられる左バッテリ50Lと右側に設けられる右バッテリ50Rから形成されている。左バッテリ50Lと右バッテリ50Rは、複数のエネルギ密度が高いリチウムイオンバッテリを直列と並列に接続して形成され、同一形状で同一容量に形成されている。これにより、ボンネット部5に左バッテリ50Lと右バッテリ50Rを設け、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rを並列に接続して作業車両を長時間走行させて広い公園の芝等を刈取ることができる。また、狭い公園の芝等の刈取りを行う場合には、ボンネット部5に左バッテリ50L又は右バッテリ50Rのいずれか一方のバッテリを取外して交換用バッテリとして使用することができる。
左バッテリ50Lと右バッテリ50Rを並列に接続して使用する場合には、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの前面の上部を前連結プレート51Aで接続し、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの後面の上部を後連結プレート51Bで接続する。これにより、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの上部が前連結プレート51Aと後連結プレート51Bを介して強固に連結されて左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの端子を接続するケーブル等の破断を防止することができる。また、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの下部は、バッテリブラケット52の内周部に内嵌されている。これにより、ボンネット部5に形成された空間を有活用できる。
図11,12に示すように、左バッテリ50Lを取外して右バッテリ50Rのみ使用する場合には、右バッテリ50Rの左側に、平面視において、左バッテリ50Lと同じ形状に形成され、左バッテリ50Lと同じ重量に形成されたスペーサ56を設ける。これにより、作業車両の重心位置が大きく移動するのを抑制して、操縦時に発生する違和感を防止することができる。
図14に示すように、バッテリブラケット52は、前後方向に延在する左前後フレーム52L及び右前後フレーム52Rと、左前後フレーム52Lと右前後フレーム52Rの前部を連結する前左右フレーム52Aと、左前後フレーム52Lと右前後フレーム52Rの後部を連結する後左右フレーム52Bで形成されている。なお、左前後フレーム52L及と右前後フレーム52Rはアングル鋼材で形成され、前左右フレーム52Aと後左右フレーム52Bはチャンネル鋼材で形成されている。
左前後フレーム52Lの連結部は左上がり傾斜に形成され、右前後フレーム52Rの連結部は右上がり傾斜に形成されている。なお、背面視において、左支持部材13Lの連結部、左支持部材12Lの連結部、及び左前後フレーム52Lの連結部の左上がり傾斜は同一傾斜角度に形成され、右支持部材12Rの連結部、右支持部材12Rの連結部、及び右前後フレーム52Rの連結部の右上がり傾斜は同一傾斜角度に形成されている。
左前後フレーム52Lの連結部の下面には、前後方向に所定の間隔を隔てて丸形の左防振部材53Lが設けられ、右前後フレーム52Rの連結部の下面には、前後方向に所定の間隔を隔てて丸形の右防振部材53Rが設けられている。
左前後フレーム52Lは、左防振部材53Lを介して左前後フレーム10Lの左支持部材12Lと左連結部11Lの左支持部材13Lに連結され、右前後フレーム52Rは、右防振部材53Rを介して右前後フレーム10Rの右支持部材12Rと右連結部11Rの右支持部材13Rに連結される。これにより、作業車両の走行時に発生する走行車体本体10の振動がバッテリ50に伝わるのを抑制して、バッテリ50の破損等を防止することができる。
図15に示すように、左前後フレーム52Lの連結部は、左防振部材53Lの中心と左側の左前輪2Lの中心を結ぶ左仮想線54Lに対して左上がりの傾斜面が直交して設けられている。また、右前後フレーム52Rの連結部は、右防振部材53Rの中心と右側の右前輪2Rの中心を結ぶ右仮想線54Rに対して右上がりの傾斜面が直交して設けられている。これにより、前輪2と後輪3を介して走行面の凹凸に起因する大きな振動を抑制して、バッテリ50の破損等を防止することができる。なお、符号35は左右の前輪2を支持する前輪支持フレームを示し、符号36は前輪支持フレームと走行車体本体10との連結部であり、前輪支持フレームの揺動軸を示している。
また、バッテリブラケット52の後左右フレーム52Bの後面には、ステアリングポスト11の緩衝部材15の先端部が押当てられている。これにより、作業車両の発進時にバッテリ50の後方への移動を抑制して、バッテリ50の破損等を防止することができる。
図16に示すように、保護フレーム25は、上下方向に延在する上下保護フレーム26と、上下保護フレーム26の上下方向の中間部から後方に向かって延在す前後保護フレーム27から形成されている。
上下保護フレーム26は、左前後フレーム10Lから上方に延在する左上下フレーム26Lと、右前後フレーム10Rから上方に延在する右上下フレーム26Rと、左上下フレーム26Lと右上下フレーム26Rの上部を連結する逆U字形状の連結部26Aから形成されている。
左上下フレーム26Lは左バッテリ50Lの左面の左側に、右上下フレーム26Rは右バッテリ50Rの右面の右側に、連結部26Aは、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの上面の上側に設けられている。また、左上下フレーム26L、右上下フレーム26R及び連結部26Aは角パイプで形成されている。
前後保護フレーム27は、左上下フレーム26Lの上下方向の中間部から後方に延在する左前後フレーム27Lと、右上下フレーム26Rの上下方向の中間部から後方に延在する右前後フレーム27Rと、左前後フレーム27Lと右前後フレーム27Rの後部を連結する左右方向に延在する連結部27Aから形成されている。連結部27Aは、ステアリングポスト11の下部にボルト等の締結手段によって着脱自在に固定されている。これにより、保護フレーム25の剛性が高まり、作業車両の転倒時に保護フレーム25の変形を抑制してバッテリ50が破損するのをより防止することができる。なお、本実施形態では、連結部27Aを介してステアリングポスト11の下部に固定しているが、連結部27Aを設けることなく、左前後フレーム27Lと右前後フレーム27Rの後部をステアリングポスト11の下部に固定することもできる。
左前後フレーム27Lは左バッテリ50Lの左面の左側に、右前後フレーム27Rは右バッテリ50Rの右面の右側に、連結部27Aは、左バッテリ50Lと右バッテリ50Rの後面の後側に設けられている。また、左前後フレーム27Lと右前後フレーム27Rは角パイプで形成され、連結部27Aはチャンネル鋼で形成されている。
図17に示すように、側面視において、上下保護フレーム26の連結部26Aの頂部と安全フレーム7の連結部7Aの基部を結ぶ仮想線28がステアリングホイール62よりも上側に位置するように形成されている。これにより、仮想線28の下側に大きな保護空間を形成して、作業車両の走行時に作業者が外部の木の枝等に衝突するのを抑制して作業安全性を高めることができる。
図18,19に示すように、電装部品61は、高電圧な電力が供給されるインバータ装置(請求項の「第1インバータ装置」)81等が設けられた電装ボックス70と、電装ボックス70の下方に設けられたバッテリ50の充電時に使用する充電器73から形成されている。側面視において、電装ボックス70の前部は操縦席60の前部よりも前側に設けられ、充電器73の前部は電装ボックス70の前部よりも前側に設けられている。これにより、電装ボックス70と充電器73の後方に大きな空間を形成し、その空間にシュータ46の後上がり傾斜に形成された上壁を設けて、シュータ46の左右方向の縦断面積を大きく形成することができ、シュータ46の内部で刈草の詰まりを抑制することができる。
電装ボックス70は、インバータ装置81等を収納する本体部70Aと蓋部70Bから形成されている。蓋部70Bは本体部70Aの前部に設けられた左右方向に延在する支軸70Cに揺動可能に支持されている。また、側面視において、蓋部70Bの上面は後上がり傾斜に形成されている。これにより、蓋部70Bの上面に雨水が溜まるのを防止することができる。
本体部70Aは、本体部70Aの下面の4隅に設けられたグロメット71を介して走行車体本体10の後部の左右方向に延在する左右フレーム16の両側に設けられた前後方向に延在する支持部材16Aに装着されている。これにより、作業車両の走行時に発生する走行車体本体10の振動がインバータ装置81等に伝わるのを抑制して、インバータ装置81等の破損等を防止することができる。
充電器73は、充電器73の下面の4隅に設けられたグロメット74を介して走行車体本体10の左右フレーム16の前側に設けられた左右フレーム17に設けられた前後方向に所定の長さを有して左右方向に延在する支持部材18に装着されている。これにより、作業車両の走行時に発生する走行車体本体10の振動が充電器73に伝わるのを抑制して、充電器73の破損等を防止することができる。
支持部材18の前後方向の中間部は、支持部材18の前部と後部よりも下側に突出して形成され、中間部には、外気を通風させる通風穴18Aが形成され、充電器73の上面には、外気を強制的に通風させるファン75が設けられている。これにより、充電器73の使用に充電器73が過度に高温になるのを防止して、充電器73を形成する電気部品の破損を防止することできる。
図20~22に示すように、本体部70Aの下壁の左前部には、左端子台80Lと右端子台80Rが設けられ、本体部70Aの下壁の左後部には、電動機30を操作する3相交流電圧波形を生成するインバータ装置81と電動機40を操作する3相交流電圧波形を生成するインバータ装置(請求項の「第2インバータ装置」)82が設けられ、右端子台80Rとインバータ装置82の間には、バッテリ50から供給される45Vの直流電圧をバッテリ55の充電時に供給する12Vの直流電圧に変更するコンバータ装置83が設けられている。これにより、外気で冷却される本体部70Aの下壁で加熱したインバータ装置81等を効率的に冷却することができる。なお、本明細書では、左端子台80Lと右端子台80Rを総称して端子台80という。
本体部70Aの下壁におけるインバータ装置82の右側には、コントローラ77とインバータ装置81等の間のデータの転送を行う絶縁型CANトランシーバ等のデータ転送装置84が設けられている。これにより、インバータ装置81等で発生する電磁波等のノイズを遮断してデータの転送の信頼性を高めることができる。また、データ転送装置84を介することで12Vのバッテリ55で駆動するコントローラ77と45Vのバッテリ50で駆動するインバータ装置81等の間で電気信号の通信ができる。
バッテリ50と端子台80を接続するケーブル85Aやコントローラ77とデータ転送装置84を接続するケーブル85Bは、電装ボックス70の前壁の開口部に設けられたグロメットの内周部を挿通して配策され、電動機30とインバータ装置81を接続するケーブル86Aや電動機40とインバータ装置82を接続するケーブル86Bは、電装ボックス70の後壁の開口部に設けられたグロメットの内周部を挿通して配策されている。これにより、電装ボックス70の密閉性を高めて、電装ボックス70内に雨水や粉塵の侵入を防止することができる。また、図23に示すように、本体部70Aの左後部に設けられたインバータ装置81,82の下方に電動機30,40が設けられている。これにより、ケーブル86A,86Bの長さを短くすることができて、ケーブル86A,86Bの配策も容易に行うことができる。
左端子台80L及び右端子台80Rとインバータ装置81、左端子台80L及び右端子台80Rとインバータ装置82、及びインバータ装置81とインバータ装置82は金属製の板状のバスバー87で接続されている。これにより、左端子台80Lとインバータ装置81等配策を効率良く行うことができる。
<他の実施形態の電装部品>
図24には、他の実施形態の電装部品を図示している。なお、上述した電装部品61と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
他の実施形態の電装部品61は、電装ボックス70に充電器73を収納している。電装ボックス70の本体部70Aの下壁の左前部には、左端子台80Lと右端子台80Rが設けられ、左端子台80Lの後側に充電器73が設けられている。これにより、充電器73を支持する支持部材18等を設ける必要がなくなり部品点数を削減することができる。また、右端子台80Rの後側にはコンバータ装置83が設けられ、コンバータ装置83の右側にはデータ転送装置84が設けられ、データ転送装置84の後側にはインバータ装置81とインバータ装置82が設けられている。
図25に示すように、ボンネット部5に設けられた上下保護フレーム26の右上下フレーム26Rには、前後方向に延在する矩形状の支持部材76が設けられている。支持部材76の右面の後部には作業車両用のコントローラ77が設けられ、前部にはリレー78とヒューズ79が設けられている。なお、コントローラ77、リレー78及びヒューズ79には、バッテリ55から12Vの直流電圧の電力が供給されている。これにより、コントローラ77をインバータ装置81,82から距離を隔てて設けて、インバータ装置81,82で発生する電磁波等のノイズに起因する誤動作を防止することができる。
図26,27に示すように、収納ケース90は、充電用ケーブル95を収納する直方体形状の本体部91と、本体部91の上部に設けられた蓋部92から形成されている。
図28に示すように、本体部91は、本体部91の前壁、左壁、右壁及び下壁を形成する前本体部91Aと、本体部91の後壁、左壁、右壁及び下壁を形成する後本体部91Bから形成され、前本体部91Aと後本体部91Bの下壁をボルト等の締結手段で締結して一体的に組立てられている。これにより、前本体部91Aと後本体部91Bを締結して本体部91を容易に組立てることができる。また、後本体部91Bの上部には外周部に向かって延在する縁部91Cが形成されている。これにより、左フェンダ64Lの開口部の上側から収納ケース90を挿通させて、左フェンダ64Lの上面に縁部91Cを係合させて収納ケース90を左フェンダ64Lに容易に装着することができる。
図29に示すように、蓋部92の連結部92Aは、後本体部91Bの後壁の上部に設けられた左右方向に延在する支軸91Dに回転自在に支持されている。また、連結部92Aの前部と後本体部91Bの後壁に後方に向けて立設されたステー91Eはスプリング等の付勢部材93によって接続されている。これにより、蓋部92の閉め忘れを防止することができる。なお、支軸91Dの軸心視において、蓋部92を時計方向に最大回動させて開放した場合には、付勢部材93は死点を超えて開放姿勢を維持させることができる。
図30に示すように、充電用ケーブル95の一端には、家庭用コンセントに接続するプラグ95Aが形成され、他端には、充電器73の接続端子に接続するプラグ95Bが形成されている。
1 走行車体
2 前輪
3 後輪
4 作業機
5 ボンネット部
6 操縦部
8 集草容器
30 電動機(第1電動機)
30A 出力軸(第1出力軸)
31 ギアボックス
33 ドライブシャフト
40 電動機(第2電動機)
40A 出力軸(第2出力軸)
46 シュータ
50 バッテリ
60 操縦席
70 電装ボックス
73 充電器
77 コントローラ
81 インバータ装置(第1インバータ装置)
82 インバータ装置(第2インバータ装置)
84 データ転送装置

Claims (7)

  1. 走行車体(1)の前部に左右一対の前輪(2)を設け、該走行車体(1)の後部に左右一対の後輪(3)を設け、前記走行車体(1)の前輪(2)と後輪(3)の間に雑草を刈取る作業機(4)を設け、前記走行車体(1)の前部に所定の空間を有するボンネット部(5)を設け、該ボンネット部(5)の後側に操縦者が搭乗する操縦部(6)を設け、該操縦部(6)の後側に作業機(4)で刈取られた雑草を貯留する集草容器(8)を設けた作業車両において、
    前記ボンネット部(5)にバッテリ(50)を設け、
    前記走行車体(1)の後部に、前記後輪(3)を駆動する第1電動機(30)と作業機(4)を駆動する第2電動機(40)を設け、
    側面視において、前記操縦部(6)の操縦席(60)と、前記作業機(4)の搬出口と集草容器(8)の搬入口を連通するシュータ(46)の間に電装ボックス(70)を設け、
    前記電装ボックス(70)内に第1電動機(30)を駆動する第1インバータ装置(81)と第2電動機(40)を駆動する第2インバータ装置(82)を設け、
    前記電装ボックス(70)から離間した位置に、前記走行車体(1)に搭載した電子機器の制御を行うコントローラ(77)を設けたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記コントローラ(77)と第1インバータ装置(81)の接続と、前記コントローラ(77)と第2インバータ装置(82)の接続は、電気信号を光信号に変換して転送するデータ転送装置(84)を介して接続した請求項1記載の作業車両。
  3. 側面視において、前記電装ボックス(70)とシュータ(46)の間に、前記バッテリ(50)の充電時に使用する充電器(73)を設け、
    前記電装ボックス(70)の後部を操縦席(60)の後部よりも前側に設け、
    前記充電器(73)の後部を電装ボックス(70)の後部よりも前側に設け、
    前記シュータ(46)の上壁を後上がり傾斜に形成した請求項1又は2記載の作業車両。
  4. 前記コントローラ(77)をボンネット部(5)内に設けた請求項1記載の作業車両。
  5. 前記第1電動機(30)の第1出力軸(30A)を左右方向に沿って設け、前記第2電動機(40)の第2出力軸(40A)を前後方向に沿って設けた請求項1記載の作業車両。
  6. 前記第1電動機(30)の一側に、前記第1出力軸(30A)の出力回転の減速と回転方向の切替えを行うギアボックス(31)を設け、
    前記後輪(3)とギアボックス(31)を左右方向に延在するドライブシャフト(33)で連結し、背面視において、前記第1電動機(30)を第2電動機(40)よりも上側に設け、
    前記第2出力軸(40A)をドライブシャフト(33)よりも上側に設けた請求項5記載の作業車両。
  7. 背面視おいて、前記第1電動機(30)と第2電動機(40)を左右方向の一側に偏移して設け、前記シュータ(46)と集草容器(8)を左右方向の他側に設けた請求項5又は6記載の作業車両。
JP2022066125A 2022-04-13 2022-04-13 作業車両 Pending JP2023156640A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022066125A JP2023156640A (ja) 2022-04-13 2022-04-13 作業車両
EP23167494.6A EP4260679A1 (en) 2022-04-13 2023-04-12 Riding lawn mower

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022066125A JP2023156640A (ja) 2022-04-13 2022-04-13 作業車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023156640A true JP2023156640A (ja) 2023-10-25

Family

ID=88468651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022066125A Pending JP2023156640A (ja) 2022-04-13 2022-04-13 作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023156640A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6727861B2 (ja) 乗用電動草刈機
US20150314830A1 (en) Electric vehicle
JP3240080B2 (ja) 電動車両
JP6436841B2 (ja) 電動作業車両
US20120118659A1 (en) Saddle-ride-type electrically operated vehicle
JP7381677B2 (ja) 電動作業車
JP2016197502A (ja) バッテリパック及び電動作業車両
JP6639833B2 (ja) 電動作業車両
JP2004168149A (ja) 電動駆動のホイール式作業車両
JP2014069617A (ja) 作業車
US20200079208A1 (en) Vehicle
JPH05161221A (ja) 電動車両
CN101947996A (zh) 混合动力式鞍乘型车辆
JP2023156640A (ja) 作業車両
JP2023156641A (ja) 作業車両
EP4260679A1 (en) Riding lawn mower
JP2024018596A (ja) 作業車両
JP5492742B2 (ja) 鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造
JP7365584B2 (ja) 作業車両
JP7365585B2 (ja) 作業車両
EP4136959A1 (en) Work vehicle
JP2023058146A (ja) 作業車両
JP2024032722A (ja) 作業車両
JP2013014275A (ja) 電気自動車のバッテリ支持構造
JP2024075277A (ja) 作業車両