JP2023152322A - 充電装置および充電方法 - Google Patents

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Keiji Miyake
慎司 広瀬
Shinji Hirose
大介 佐藤
Daisuke Sato
紀佳 林
Noriyoshi Hayashi
祐司 大北
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Abstract

【課題】系統電源に接続する充電器および他の電源に接続する充電器が同時にバッテリを充電する構成において、それら2つの充電器の動作を適切に制御する。【解決手段】充電装置は、系統電源に接続する第1の電力変換器、第2の電源に接続する第1の電力変換器、および制御部を備える。制御部は、バッテリの電圧が所定の目標電圧に達するまでは、一定の電流で前記バッテリを充電するように第1および第2の電力変換器を制御する第1の充電制御を行い、バッテリの電圧が目標電圧に達した後は、一定の電圧または電力で前記バッテリを充電するように第1および第2の電力変換器を制御する第2の充電制御を行う。第2の充電制御において、制御部は、第1の電力変換器からバッテリに供給される第1の充電電流および第2の電力変換器からバッテリに供給される第2の充電電流を同時に減少させる。【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリを充電する充電装置および充電方法に係わる。
電動車両に搭載されるバッテリは、多くのケースにおいて、系統電源から供給される電力を利用して充電される。系統電源は、例えば、電力会社が提供する交流電源である。ただし、急速充電方式が広く普及しているわけではなく、バッテリの充電時間が長くなることがある。例えば、電動車両を使用しない時間帯に数時間をかけて充電が行われる。
他方、バッテリフォークリフト等の電動産業車両においては、使用頻度によっては、作業時間内にバッテリの電力を使い切ってしまうことがある。この場合、急速充電を行うことが好ましいが、急速充電可能な充電装置は高価である。
このため、系統電源および外付けバッテリを同時に利用して車載バッテリを充電する方式が提案されている。具体的には、電気車に搭載される車載充電器の他に、定置充電器を別個に設けて急速充電を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2013-223310号公報
ただし、系統電源に接続する充電器および外付けバッテリに接続する充電器が同時に充電を行う場合、各充電器をどのように制御するかは定まっていない。
本発明の1つの側面に係る目的は、系統電源に接続する充電器および他の電源に接続する充電器が同時にバッテリを充電する構成において、それら2つの充電器の動作を適切に制御する方法を提供することである。
本発明の1つの態様に係わる充電装置は、系統電源および第2の電源を利用してバッテリを充電するために、前記系統電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第1の電力変換器と、前記第2の電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第2の電力変換器と、前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記バッテリの電圧が所定の目標電圧に達するまでは、一定の電流で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第1の充電制御を行い、前記バッテリの電圧が前記目標電圧に達した後は、一定の電圧または電力で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第2の充電制御を行う。前記第2の充電制御において、前記制御部は、前記第1の電力変換器から前記バッテリに供給される第1の充電電流および前記第2の電力変換器から前記バッテリに供給される第2の充電電流を同時に減少させる。この構成によれば、制御部の制御が簡単であり、処理量が少なくなる。
第2の充電制御において、制御部は、第1の電力変換器からバッテリに供給される第1の充電電流よりも第2の電力変換器からバッテリに供給される第2の充電電流を優先的に減少させてもよい。この構成によれば、例えば、第2の電源が外付けバッテリであるときに、その外付けバッテリが空になるリスクが低下すると共に、充電装置による充電動作が終了した後にその外付けバッテリを充電するための時間を短くできる。
第1の電力変換器の状態が所定の条件を満たすときには、第2の充電制御において、制御部は、第2の電力変換器からバッテリに供給される第2の充電電流よりも第1の電力変換器からバッテリに供給される第1の充電電流を優先的に減少させてもよい。この構成によれば、例えば、第1の電力変換器の温度が上昇したときに、第1の電力変換器が生成する第1の充電電流を優先的に減少させることで、第1の電力変換器の温度上昇を抑制できる。
上述の態様によれば、系統電源に接続する充電器および他の電源に接続する充電器が同時にバッテリを充電する構成において、それら2つの充電器の動作を適切に制御することができる。
本発明の実施形態に係わる充電装置の一例を示す図である。 充電装置による充電方法の一例を示す CV充電の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる充電方法の第1の実施例を示す図である。 第1の実施例に係わる充電方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる充電方法の第2の実施例を示す図である。 第2の実施例に係わる充電方法の処理を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施形態に係わる充電装置の一例を示す。本発明の実施形態に係わる充電装置1は、系統電源100を利用して車載バッテリ装置200を充電することができる。また、充電装置1は、系統電源100および第2の電源を同時に利用して車載バッテリ装置200を充電することもできる。第2の電源は、この実施例では、蓄電装置として使用される外付けバッテリ装置150である。
系統電源100は、電力会社が提供する交流電源である。また、系統電源100は、特に限定されるものではないが、例えば、200V三相交流である。外付けバッテリ装置150は、電池B1および制御部151を備える。電池B1は、特に限定されるものではないが、鉛電池、ニッケル水素電池、またはリチウムイオン電池などの充電可能な二次電池である。制御部151は、電池B1の状態を監視および制御する。たとえば、制御部151は、電池B1の充電量(SOC:State of Charge)を監視する。
車載バッテリ装置200は、この実施例では、車両に搭載される。車載バッテリ装置200を搭載する車両は、モータで走行する電動車両であってもよいし、フォークリフト等の産業車両であってもよい。また、車載バッテリ装置200は、電池B2および制御部201を備える。電池B2は、電池B1と同様に、鉛電池、ニッケル水素電池、またはリチウムイオン電池などの充電可能な二次電池である。制御部201は、電池B2の充電量を監視する。また、制御部201は、充電装置1により電池B2が充電されるときに、目標電流を表す電流指令値および目標電圧を表す電圧指令値を充電装置1に通知することができる。
充電装置1は、充電器10、20を備える。充電装置1が車載バッテリ装置200を充電するときには、充電器10は系統電源100に接続され、充電器20は外付けバッテリ装置150に接続される。
充電器10は、電力変換器11、電圧センサV1、電流センサA1、および制御部12を備える。電力変換器11は、AC/DC変換器として動作するために、整流回路11a、スイッチ回路SW1、トランスT1、および平滑化コンデンサC1を備える。なお、電力変換器11は、図1に示していない他の回路または素子を備えてもよい。
整流回路11aは、系統電源100から供給される三相交流を整流する。スイッチ回路SW1は、制御部12による制御に応じて、整流回路11aの出力電流からパルス電流を生成する。トランスT1は、一次側においてスイッチ回路SW1により生成されるパルス電流を二次側に伝達する。平滑化コンデンサC1は、トランスT1の二次側に流れる電流を平滑化する。これにより、DC電圧が生成される。電圧センサV1は、電力変換器11の出力電圧をモニタする。電流センサA1は、電力変換器11から車載バッテリ装置200に供給される充電電流Icをモニタする。
制御部12は、車載バッテリ装置200の制御部201と連携しながら、電力変換器11を制御する。例えば、車載バッテリ装置200から目標電流が通知されたときは、制御部12は、電流センサA1により検出される電流(すなわち、充電電流Ic)が目標電流に対応する所定の電流値に近づくようにスイッチ回路SW1を制御する。また、車載バッテリ装置200から目標電圧が通知されたときは、制御部12は、電圧センサV1により検出される電圧が目標電圧に近づくようにスイッチ回路SW1を制御する。このとき、制御部12は、例えば、スイッチ回路SW1をパルス幅変調(PWM)で制御する。この場合、制御部12は、スイッチ回路SW1を駆動する駆動信号のパルス幅を調整することにより、電力変換器11の出力電流または出力電圧を所望の値に設定できる。
充電器20は、電力変換器21、電圧センサV2、電流センサA2、および制御部22を備える。電力変換器21の構成は、上述した充電器10の電力変換器11とほぼ同じである。ただし、充電器20は、DC/DC変換器として動作するので、スイッチ回路SW2、トランスT2、および平滑化コンデンサC2を備えるが、整流回路を備える必要はない。また、電力変換器21は、図1に示していない他の回路または素子を備えてもよい。
充電器20においては、スイッチ回路SW2は、制御部22による制御に応じて、外付けバッテリ装置150から供給される電流からパルス電流を生成する。トランスT2は、一次側においてスイッチ回路SW2により生成されるパルス電流を二次側に伝達する。平滑化コンデンサC2は、トランスT2の二次側に流れる電流を平滑化する。これにより、DC電圧が生成される。電圧センサV2は、電力変換器21の出力電圧をモニタする。電流センサA2は、電力変換器21から車載バッテリ装置200に供給される充電電流Iaddをモニタする。
制御部22は、充電器10に実装される制御部12から受信する指示に応じて、電力変換器21を制御する。例えば、制御部22は、電流センサA2により検出される電流(すなわち、充電電流Iadd)が制御部12から指示された値に近づくようにスイッチ回路SW2を制御する。また、制御部22は、電圧センサV2により検出される電圧が制御部12から指示された値に近づくようにスイッチ回路SW2を制御する。このとき、制御部22は、例えば、スイッチ回路SW2をパルス幅変調(PWM)で制御する。この場合、制御部22は、スイッチ回路SW2を駆動する駆動信号のパルス幅を調整することで、電力変換器21の出力電流または出力電圧を所望の値に設定することができる。
上記構成において、制御部12および制御部22は、例えば、互いに物理的に独立したプロセッサにより実現される。この場合、制御部12および制御部22は、それらの間で通信できるように互いに接続される。ただし、制御部12および制御部22は、1つのプロセッサで実現してもよい。すなわち、制御部12および制御部22の機能を実現する1つのプロセッサが電力変換器11および電力変換器21を制御してもよい。いずれにしても、制御部12および制御部22は、電力変換器11および電力変換器21を制御する制御部の一例である。以下の記載では、制御部12および制御部22の機能を提供する1または複数のプロセッサを「制御部30」と呼ぶことがある。
図2は、充電装置1による充電方法の一例を示す。この実施例では、充電装置1は、CCCV(Constant-Current Constant-Voltage)方式で車載バッテリ装置200の電池B2を充電する。
CCCV充電においては、充電装置1は、電池B2の電圧が所定の目標電圧に達するまでは、予め決められた一定の目標電流で電池B2を充電する。以下の記載では、一定の電流で電池B2を充電する動作を「CC充電」と呼ぶことがある。なお、目標電流は、例えば、車載バッテリ装置200の制御部201から充電装置1の制御部30に通知される。そうすると、制御部30は、充電装置1から電池B2に供給される充電電流Iが目標電流に近づくように電力変換器11、21を制御する。なお、この例では、制御部30は、充電電流Iをゼロから目標電流まで段階的に増加させる。
電池B2の電圧が目標電圧に達した後は、制御部30は、充電装置1の出力電圧が目標電圧を保持するように、電力変換器11、21を制御する。すなわち、予め決められた一定の電圧で電池B2を充電する。以下の記載では、一定の電圧で電池B2を充電する動作を「CV充電」と呼ぶことがある。ここで、充電装置1の出力電圧または電池B2の電圧を一定の値に保持したまま電池B2の充電を継続すると、充電電流Iは必然的に減少していく。そして、充電電流Iが予め決められた充電終了電流まで減少すると、制御部30は充電動作を終了する。
図3は、CV充電の一例を示す。この実施例では、図2を参照して説明したCC充電により電池B2の電圧が上昇してゆき、時刻T0において電池B2の電圧が目標電圧に達している。すなわち、時刻T0において、CC充電からCV充電に切り替わる。よって、時刻T0以降、制御部30は、電池B2の電圧が目標電圧に保持されるように、充電装置1から電池B2に供給する充電電流Iを制御する。
制御部30は、時刻T0において充電電流IをΔIだけ減少させる。そうすると、電池B2の電圧は一時的に低下する。この後、「目標電流-ΔI」で充電動作が継続する。したがって、電池B2の電圧は上昇してゆき、時刻T1において再び目標電圧に達する。続いて、制御部30は、時刻T1において充電電流IをさらにΔIだけ減少させる。そうすると、電池B2の電圧は一時的に低下する。この後、「目標電流-2ΔI」で充電動作が継続する。そして、電池B2の電圧は、時刻T2において再び目標電圧に達する。
このように、充電電流Iを段階的に減少させることにより、電池B2の電圧は実質的に目標電圧に保持される。そして、充電電流Iが図2に示す充電終了電流まで減少すると、制御部30は充電動作を終了する。
本発明の実施形態においては、充電装置1は、2つの電源(すなわち、系統電源100および外付けバッテリ装置150)を同時に利用して電池B2を充電することができる。他方、充電装置1から電池B2に供給される充電電流Iは、図2または図3を示すように制御される。ここで、充電電流Iは、電力変換器11により生成される充電電流Icおよび電力変換器21により生成される充電電流Iaddの和である。したがって、制御部30は、充電電流Icと充電電流Iaddとの和が図2または図3に示す充電電流Iとなるように電力変換器11および電力変換器21を制御する。
<第1の実施例>
図4は、本発明の実施形態に係わる充電方法の第1の実施例を示す。この実施例においても、特に図示しないが、図2を参照して説明したCC充電により電池B2の電圧が上昇してゆく。このとき、制御部30は、充電電流Icと充電電流Iaddとの和が図2に示す目標電流となるように電力変換器11、21を制御する。ただし、この例では、電力変換器11、21の能力(例えば、最大電流)が異なる。よって、制御部30は、CC充電において、充電電流Icおよび充電電流Iaddがそれぞれ電力変換器11および電力変換器21の最大電流以下となる範囲で、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が車載バッテリ装置200から要求される電流指令値(即ち、目標電流)を満足するように、電力変換器11および電力変換器21を制御する。図4に示す例では、充電電流Icより充電電流Iaddが小さいが、電力変換器11、21の能力によっては、充電電流Icおよび充電電流Iaddが互いに同じであってもよいし、充電電流Icより充電電流Iaddが大きくてもよいし。そして、時刻T0において電池B2の電圧が目標電圧に達すると、充電装置1は、充電モードをCC充電からCV充電に切り替える。
CV充電においては、制御部30は、上述したように、充電電流Iが充電終了電流に達するまで充電電流Iを段階的に減少させてゆく。ここで、第1の実施例では、制御部30は、充電電流Icおよび充電電流Iaddを同時に減少させる。図4に示すケースでは、時刻T0において、制御部30は、充電電流IcをΔIcだけ減少させると共に、充電電流IaddをΔIaddだけ減少させている。この後、時刻T1、T2、T3において、それぞれ、充電電流IcをΔIcだけ減少させ、充電電流IaddをΔIaddだけ減少させる。このとき、充電電流Icおよび充電電流Iaddを均等に減少させることが好ましい。そして、時刻T3において充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が図2に示す充電終了電流まで減少すると、制御部30は充電動作を終了する。
このように、CV充電において充電電流Iを減少させるときに、制御部30は、充電電流Icおよび充電電流Iaddを同時に減少させる。したがって、第1の実施例においては、制御部30の制御が簡単であり、処理量が少なくなる。
図5は、第1の実施例に係わる充電方法の処理を示すフローチャートである。なお、図5においては、CC充電に係わる手順は省略されている。
S1において、制御部30は、電池B2の電圧をモニタする。そして、電池B2の電圧が目標電圧に達すると、制御部30は、充電装置1の動作モードをCC充電からCV充電に切り替える。
S2において、制御部30は、充電電流IcをΔIcだけ減少させると共に、充電電流IaddをΔIaddだけ減少させる。これにより、電池B2の電圧は、図3を参照して説明したように、一時的に僅かに低下する。充電電流Icは、例えば、スイッチ回路SW1に与える駆動信号のパルス幅を調整することで制御される。同様に、充電電流Iaddは、例えば、スイッチ回路SW2に与える駆動信号のパルス幅を調整することで制御される。
S3において、制御部30は、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流まで低下したか否かを判定する。ここで、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流より大きければ、制御部30は、S4において、電池B2の電圧をモニタする。そして、電池B2の電圧が目標電圧に達すると、制御部30の処理はS2に戻る。すなわち、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流に達するまで、S2~S4の処理が繰り返し実行される。この結果、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流まで低下すると、制御部30は充電動作を終了する。
<第2の実施例>
充電電流Icは、系統電源100に接続する充電器10により生成される。これに対して、充電電流Iaddは、外付けバッテリ装置150に接続する充電器20により生成される。このため、外付けバッテリ装置150の容量の範囲内でしか充電電流Iaddを生成できない。また、車載バッテリ装置200の充電が完了した後、外付けバッテリ装置150を充電しておく必要があるが、外付けバッテリ装置150の残量が少なくないほど外付けバッテリ装置150を充電するための要する時間が長くなる。さらに、外付けバッテリ装置150の残量が少ない状態で車載バッテリ装置200の充電を開始すると、充電動作の途中で外付けバッテリ装置150が空になるおそれがある。この場合、系統電源100のみを利用して車載バッテリ装置200を充電することになるので、結果として充電時間が長くなることがある。したがって、第2の実施例では、電池B2の電圧が目標電圧に達した後のCV充電において、系統電源100を利用して生成する充電電流Icよりも外付けバッテリ装置150を利用して生成する充電電流Iaddを優先的に減少させる。
図6は、本発明の実施形態に係わる充電方法の第2の実施例を示す。なお、CC充電の動作は、図4に示す第1の実施例と実質的に同じなので、説明を省略する。
時刻T0において電池B2の電圧が目標電圧に達すると、制御部30は、充電器20により生成される充電電流IaddをΔIaddだけ減少させる。このとき、充電器10により生成される充電電流IcはIc_0のまま保持される。Ic_0は、CC充電において充電器10により生成されていた充電電流に相当する。この後、制御部30は、充電電流Icを保持したまま、充電電流Iaddを段階的に減少させてゆく。これにより、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流にまで低下すると、制御部30は充電動作を終了する。
ただし、この例では、充電電流Iaddをゼロまで減少させても、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流まで減少しない。この場合、制御部30は、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流に達するまで、充電電流Icを段階的に減少させる。このとき、充電電流Iaddはゼロのまま保持される。そして、図6に示す例では、時刻T4において充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流まで低下している。すなわち、時刻T4において充電動作が終了する。
図7は、第2の実施例に係わる充電方法の処理を示すフローチャートである。なお、図7においても、CC充電に係わる手順は省略されている。
S11において、制御部30は、電池B2の電圧をモニタする。そして、電池B2の電圧が目標電圧に達すると、制御部30は、充電装置1の動作モードをCC充電からCV充電に切り替える。
S12において、制御部30は、充電電流IaddをΔIaddだけ減少させる。S13において、制御部30は、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流まで低下したか否かを判定する。ここで、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流より大きいときは、制御部30は、S14において、電池B2の電圧をモニタする。そして、電池B2の電圧が目標電圧に達すると、制御部30は、充電電流Iaddがゼロであるか否かを判定する。充電電流Iaddがゼロでなければ、制御部30の処理はS12に戻る。すなわち、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流に達するまで、S12~S15の処理が繰り返し実行される。この結果、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流に達すると、制御部30は充電動作を終了する。
充電電流Iaddがゼロまで低下しても充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流より大きいときは、制御部30は、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流に達するまでS16~S18の処理を繰り返し実行する。すなわち、充電電流Icを段階的に減少させる。そして、充電電流Icおよび充電電流Iaddの和が充電終了電流まで低下すると、制御部30は充電動作を終了する。
このように、第2の実施例では、電池B2の電圧が目標電圧に達した後のCV充電において、系統電源100を利用して生成する充電電流Icよりも外付けバッテリ装置150を利用して生成する充電電流Iaddを優先的に減少させる。よって、外付けバッテリ装置150が空になるリスクが低下すると共に、車載バッテリ装置200の充電後に外付けバッテリ装置150を充電するための時間を短くできる。
なお、第2の実施例は、図7に示す手順に限定されるものではない。例えば、制御部30は、外付けバッテリ装置150に実装される制御部151と連携することにより、電池B1の充電量をモニタしてもよい。この場合、制御部30は、電池B1の充電量が所定の閾値より低いときに、充電電流Icより充電電流Iaddを優先的に減少させるようにしてもよい。
<第3の実施例>
系統電源100に接続する充電器10が所定の出力制限条件を満たすときには、制御部30は、電池B2の電圧が目標電圧に達した後のCV充電において、外付けバッテリ装置150を利用して生成する充電電流Iaddよりも系統電源100を利用して生成する充電電流Icを優先的に減少させる。例えば、系統電源100に接続する充電器10が生成する充電電流Icが大きいときには、充電器10の温度が上昇しやすい。そして、充電器10の温度が所定の閾値を超えたときには、制御部30は、CV充電において、充電電流Iaddよりも充電電流Icを優先的に減少させる。これにより、充電器10の温度上昇を抑制できる。
なお、第3の実施例の手順は、第2の実施例とほぼ同じである。ただし、第3の実施例では、以下の点で図7に示す第2の実施例と異なる。
(1)S11の前に、充電器10の温度が閾値を超えているか否かを判定する
(2)S12において、充電電流IcをΔIcだけ減少させる
(3)S15において、充電電流Icがゼロか否かを判定する
(4)S16において、充電電流IaddをΔIaddだけ減少させる
なお、充電器10の温度が閾値を超えていないときは、制御部30は、図5または図7に示す手順で充電動作を制御してもよい。
<他の実施形態>
充電装置1は、CCCV充電の代わりにCCCP充電を行ってもよい。すなわち、電池B2の電圧が目標電圧に達した後は、制御部30は、一定の電力で電池B2を充電してもよい。
また、図1に示す充電装置1は、系統電源100および外付けバッテリ装置150を利用して車載バッテリ装置200を充電するが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、充電装置1は、外付けバッテリ装置150の代わりに、他の系統電源を使用してもよい。一例としては、充電装置1は、200V三相交流および100V単相交流を同時に使用してもよい。この場合、充電器10に実装される電力変換器11だけでなく、充電器20に実装される電力変換器21も整流回路を備える必要がある。
1 充電装置
10、20 充電器
11、21 電力変換器
12、22 制御部
100 系統電源
150 外付けバッテリ装置
151 制御部
200 車載バッテリ装置
201 制御部

Claims (6)

  1. 系統電源および第2の電源を利用してバッテリを充電する充電装置であって、
    前記系統電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第1の電力変換器と、
    前記第2の電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記バッテリの電圧が所定の目標電圧に達するまでは、一定の電流で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第1の充電制御を行い、
    前記バッテリの電圧が前記目標電圧に達した後は、一定の電圧または電力で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第2の充電制御を行い、
    前記第2の充電制御において、前記制御部は、前記第1の電力変換器から前記バッテリに供給される第1の充電電流および前記第2の電力変換器から前記バッテリに供給される第2の充電電流を同時に減少させる
    ことを特徴とする充電装置。
  2. 系統電源および第2の電源を利用してバッテリを充電する充電装置であって、
    前記系統電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第1の電力変換器と、
    前記第2の電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記バッテリの電圧が所定の目標電圧に達するまでは、一定の電流で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第1の充電制御を行い、
    前記バッテリの電圧が前記目標電圧に達した後は、一定の電圧または電力で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第2の充電制御を行い、
    前記第2の充電制御において、前記制御部は、前記第1の電力変換器から前記バッテリに供給される第1の充電電流よりも前記第2の電力変換器から前記バッテリに供給される第2の充電電流を優先的に減少させる
    ことを特徴とする充電装置。
  3. 系統電源および第2の電源を利用してバッテリを充電する充電装置であって、
    前記系統電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第1の電力変換器と、
    前記第2の電源から供給される電力を利用して前記バッテリを充電する第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記バッテリの電圧が所定の目標電圧に達するまでは、一定の電流で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第1の充電制御を行い、
    前記バッテリの電圧が前記目標電圧に達した後は、一定の電圧または電力で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第2の充電制御を行い、
    前記第1の電力変換器の状態が所定の条件を満たすときには、前記第2の充電制御において、前記制御部は、前記第2の電力変換器から前記バッテリに供給される第2の充電電流よりも前記第1の電力変換器から前記バッテリに供給される第1の充電電流を優先的に減少させる
    ことを特徴とする充電装置。
  4. 前記第2の電源は、蓄電装置である
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の充電装置。
  5. 前記第1の充電制御において、前記制御部は、前記第1の充電電流および前記第2の充電電流がそれぞれ前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器の最大電流以下となる範囲で、前記第1の充電電流および前記第2の充電電流の和が前記バッテリから要求される電流指令値を満足するように、前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の充電装置。
  6. 系統電源に接続する第1の電力変換器および第2の電源に接続する第2の電力変換器を制御してバッテリを充電する充電方法であって、
    前記バッテリの電圧が所定の目標電圧に達するまでは、一定の電流で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第1の充電制御を行い、
    前記バッテリの電圧が前記目標電圧に達した後は、一定の電圧または電力で前記バッテリを充電するように前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器を制御する第2の充電制御を行い、
    前記第2の充電制御において、前記第1の電力変換器から前記バッテリに供給される第1の充電電流および前記第2の電力変換器から前記バッテリに供給される第2の充電電流を同時に減少させる
    ことを特徴とする充電方法。

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