JP2023148919A - 遊技機情報表示装置 - Google Patents

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拓夫 大辻
Takuo Otsuji
雅人 工藤
Masahito Kudo
敬太 川元
Keita Kawamoto
優 越智
Yu Ochi
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Abstract

【課題】大型化した表示パネルを用いつつも、遊技者に遊技機情報表示装置の取付部周辺の情報等を視認させることができ、さらに、遊技機情報表示装置の装飾性も維持することができる遊技機情報表示装置を提供する。【解決手段】ベゼル部Bの外周には、導光プレート3によって構成される所定の上下幅及び左右幅を有する透明な透明視認部10を設けている。この透明視認部10を設けていることで、遊技機情報表示装置Dを取り付けた梁部等を、透明視認部10を介して視認することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、各遊技機の上方位置に設置されて、その遊技機の情報や遊技場全体の情報等を表示することができる遊技機情報表示装置に関する。
従来から、遊技場のパチンコやスロットの遊技機の上方位置には、各遊技機の出玉情報や大当たり情報、遊技場全体の情報を表示し、さらに店員の呼出し等を行う、いわゆる呼出しランプと呼ばれる、遊技機情報表示装置が設置されている。
こうした遊技機情報表示装置は、遊技機の情報等を表示する表示パネルを中央に設けて、その表示パネルの周囲に、装飾性を高めるため華やかに点滅するランプ部を設けている。
例えば、下記特許文献1においては、中央に設置した表示パネルの外側に、装飾性を高めたランプ部を配置した遊技機情報表示装置が開示されている。
この特許文献1では、ランプ部と表示パネルとの間で明暗の差があるため、表示パネルの前面に透明カバーを配置して、その透明カバーをLEDランプ等の光源で光らせることでランプ部と表示パネルとの明暗の差を少なくした遊技機情報表示装置が提案されている。
特開2006-247043号公報
ところで、近年では、情報通信性能の向上により、多くの情報を遊技機情報表示装置で表示するようになっている。例えば、遊技機の過去の出玉情報や大当たり情報、周辺の遊技機の情報、加えて、これらの情報を視認し易いように、棒グラフ化した遊技機の履歴情報、遊技機のキャラクター等の画像情報を表示パネルで表示するようになっている。
また、こうした表示パネルに表示された情報は、遊技機の前に着席する遊技者に、確実に認識させる必要があるため、遊技機の上方位置に設置される遊技機情報表示装置では、これらの情報を大きく表示する必要がある。
よって、近年、遊技機情報表示装置では、表示パネルを大型化するニーズが高い。
また、こうした大型化した表示パネルを備える遊技機情報表示装置でも、装飾性を高めるため、表示パネルの周囲に、華やかに点滅するランプ部を設けることが考えられる。
しかし、大型化した表示パネルの周囲に、単純に幅を取るランプ部を設けてしまうと、隣の遊技機の遊技機情報表示装置と干渉する恐れがあり、また、遊技機情報表示装置の取付部周辺に貼られている遊技場の宣伝広告や、遊技機の遊技説明等の情報を、遊技者に視認させることができないといった問題が生じる。
この問題に対しては、例えば、前記特許文献1の図18に記載された第四実施形態のように、表示パネル周囲のランプ部を無くすことが考えられる。
しかし、このように周囲のランプ部を無くしてしまうと、遊技機情報表示装置の装飾性が失われてしまい、装飾性を高めて遊技者の高揚感を高めようとする遊技機情報表示装置本来の機能が発揮できないという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、大型化した表示パネルを用いつつも、遊技者に遊技機情報表示装置の取付部周辺の情報等を視認させることができ、さらに、遊技機情報表示装置の装飾性も維持することができる遊技機情報表示装置を提供することにある。
その目的を達成するために、この発明では、遊技機の情報等を表示する表示パネルを中央に備えた遊技機情報表示装置において、その表示パネルの外側に透明視認部を設けて、その透明視認部のさらに外端に装飾発光部を設けたことを特徴とするものである。
具体的に、第1の発明では、遊技機の上方位置に設置されて、当該遊技機等の情報を表示する遊技機情報表示装置において、前記遊技機等の情報を表示する中央に設けた表示パネルと、該表示パネルの外側で外方側に延びるように設けた透明の透明視認部と、該透明視認部のさらに外端部に設けた装飾発光部と、を備えたことを特徴とするものである。
この構成によれば、遊技機等の情報を表示する表示パネルを中央に設けて、その外側に延びるように透明の透明視認部を設けて、さらにその透明視認部の外端部に装飾発光部を設けている。
このため、遊技機情報表示装置の最も外端部に装飾発光部を設けることになるので、遊技機情報表示装置の装飾性を高めることができる。また、表示パネルと装飾発光部の間に透明な透明視認部を設けているため、遊技者は、この透明視認部を通じて遊技機情報表示装置の取付部周辺の情報を視認することができる。
なお、透明な透明視認部の「透明」とは、無色透明だけでなく、有色透明であっても良い。また、擦りガラスのように、くすんだ透明であっても良い。すなわち、「透明」とは、その透明視認部の後方に位置する取付部周辺の情報を、遊技者が視認できれば、どのようなものであっても良い。
また、「装飾発光部」とは、光が点灯又は点滅して装飾性を高めるようなものであれば、直接光源が点灯又は点滅しても良いし、反射光が点灯又は点滅するものであっても良い。
さらに、表示パネルを設ける「中央」とは、少なくとも左右方向の中央であれば良い。
第2の発明では、前記装飾発光部は、前記透明視認部の内側位置に設けられ、該透明視認部の内部を光線が外方に伸びるように通過する光源と、前記透明視認部の外端部に形成され、前記光源の光線が前方側に反射するように設定された傾斜反射面と、で構成されたことを特徴とするものである。
この構成によれば、透明視認部の内側位置に設けられた光源と、その光源の光線が前方側に反射するように透明視認部の外端部に形成された傾斜反射面と、で装飾発光部が構成されているため、透明視認部の外端部に別途光源を設定しなくても、透明視認部の外端部を光らせることができる。
このため、透明視認部の途中に、表示パネルから外側に延びるように電気配線(ハーネス)等を設ける必要がないため、透明視認部の透明性を維持して、視認性を向上することができる。
よって、遊技機情報表示装置の外端部に装飾発光部を設定することで、遊技機情報表示装置の装飾性を高めつつも、透明視認部の視認性を向上することができる。
第3の発明では、前記透明視認部の内側位置に設けられた光源の光線が前方側から視認できるように光視認部が設けられたことを特徴とするものである。
この構成によれば、透明視認部の内側位置に設けられた光源の光線が前方側から視認できるように光視認部が設定されたため、遊技機情報表示装置の透明視認部の外端部だけでなく、透明視認部の内側位置でも装飾性を高めることができる。
このため、遊技機情報表示装置の透明視認部の外端部と透明視認部の内側位置の二か所で、装飾性を高めることができ、表示パネルの外側で二重の光の発光部を設定することができる。
よって、光源が一つであっても二重の光の発光部を設定することができ、遊技機情報表示装置の装飾性をさらに高めることができる。
第4の発明では、前記表示パネルと、前記透明視認部と、前記光源とを、支持する内部フレーム部材を設けたことを特徴とするものである。
この構成によれば、内部フレーム部材によって、表示パネルと透明視認部と光源を支持することで、遊技機情報表示装置の主要な構成要素を、一つの内部フレーム部材で、正確且つ確実に支持することができる。
このため、一つの内部フレーム部材を基準に、各構成要素を組み付けることができ、遊技機情報表示装置の各構成要素の位置関係を、確実かつ簡単に規定することができる。
よって、大型の筐体等を用いることなく、遊技機情報表示装置を構成することができ、表示パネルが大型化しても、遊技機情報表示装置をコンパクトに構成することができる。
第5の発明では、前記表示パネルの外周位置に、前記内部フレーム部材の前方を覆うベゼル部を設けたことを特徴とするものである。
この構成によれば、表示パネルの外周位置で、内部フレーム部材の前方を覆うようにべセル部を設けたため、ベゼル部の存在によって、遊技機情報表示装置の前側から見ると、表示パネルの外周に位置する内部フレーム部材が隠れることになる。
このため、内部フレーム部材が遊技機情報表示装置の前側から見えないため、内部フレーム部材を設けても、遊技機情報表示装置の装飾性を悪化させることがない。
よって、ベゼル部が存在することによって、遊技機情報表示装置の装飾性を維持することができる。
第6の発明では、前記ベゼル部の一部に光の拡散を許容する光拡散部を設けて、該光拡散部で、前記光源からの光線の拡散を許容するように構成したことを特徴とするものである。
この構成によれば、ベゼル部の一部に光拡散部を設けて、その光拡散部を通じて、光源からの光線を拡散することになる。
このため、ベゼル部が単なる目隠し部としての機能だけでなく、装飾部としての機能も持つことになる。
よって、ベゼル部も有効に利用して、遊技機情報表示装置の装飾性をより高めることができる。
第7の発明では、前記表示パネルと前記透明視認部と前記装飾発光部の前側を、全て一枚の透明フロントプレート部材で覆うように設定したことを特徴とするものである。
この構成によれば、一枚の透明フロントプレート部材で、表示パネルと透明視認部と装飾発光部の前側を全て覆うことで、遊技機情報表示装置を前側から見ると、一枚の平滑なプレート部材で、遊技機情報表示装置が構成されるように見える。
このため、遊技機情報表示装置をスッキリとした状態で、遊技者に視認させることができるため、遊技機情報表示装置を、従来とは違った薄型でスマートなものとして、遊技者に認識させることができる。
よって、遊技者に対して、遊技機情報表示装置を、従来のような大掛かりなものではなく、スマートなものとして認識させることで、遊技場の装飾性を向上させ、従来とは、異なるものとして、強く印象付けることができる。
第8の発明では、前記透明フロントプレート部材を着脱自在となるように構成した着脱部を設定したことを特徴とするものである。
この構成によれば、透明フロントプレート部材を、着脱自在になるように構成した着脱部を設定したことで、着脱部により、透明フロントプレート部材を着脱することができる。
このため、透明フロントプレート部材を、簡単に脱着することができるため、透明フロントプレート部材の表面が傷ついた等の場合でも、透明フロントプレート部材を簡単に交換する事ができる。また、異なる形状等の透明フロントプレート部材に変えることで、遊技機情報表示装置のイメージを変えることもできる。
よって、着脱部を設定することにより、透明フロントプレート部材の交換等を容易に行うことができるようになり、メンテナンス作業性等を高めることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、遊技機情報表示装置の最も外端部に装飾発光部を設けることになるので、遊技機情報表示装置の装飾性を高めることができる。また、表示パネルと装飾発光部の間に透明な透明視認部を設けたため、遊技者は、この透明視認部を通じて遊技機情報表示装置の取付部周辺の情報を視認することができる。
よって、大型化した表示パネルを用いつつも、遊技者に遊技機情報表示装置の取付部周辺の情報等を視認させることができ、さらに、遊技機情報表示装置の装飾性も維持することができる。
本発明の実施形態1に係る遊技機情報表示装置の前方斜視図である。 実施形態1の遊技機情報表示装置の後方斜視図である。 実施形態1の遊技機情報表示装置の正面図である。 遊技機情報表示装置の島への設置状態を遊技機も含めて示した正面図である。 図4に示す遊技機情報表示装置の設置状態の側面図である。 実施形態1の遊技機情報表示装置の全体分解斜視図である。 図3のA-A線矢視断面図である。 インナーボディの(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図である。 制御基板に結合される複数のLED基板やタッチスイッチモジュール等を示した図である。 実施形態1の遊技機情報表示装置の外端部の詳細を示す詳細断面図である。 実施形態1の遊技機情報表示装置を制御する制御ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の遊技機情報表示装置の前方斜視図で、図2は遊技機情報表示装置の後方斜視図で、図3は遊技機情報表示装置の正面図である。そして、図4は遊技機情報表示装置の島への設置状態を遊技機も含めて示した正面図で、図5は図4の遊技機情報表示装置の設置状態の側面図である。
この遊技機情報表示装置Dは、従来の遊技機情報表示装置と異なり、いわゆる薄型のタブレットのような形状を有しており、薄型コンパクトな形状をした遊技機情報表示装置Dである。
具体的には、この遊技機情報表示装置Dは、前面に設けた透明なフロントプレート部材1と、その後側に設けた表示パネルである液晶ディスプレイ2と、その周囲に設けた透明視認部である導光プレート3と、その内方位置に設けた内部フレーム部材であるインナーボディ4(後述する図6、図8参照)と、その後方位置に設けた後部カバー部材としての下ボディ5と、を備えて構成される。
まず、フロントプレート部材1は、横長矩形の透明な樹脂製平板パネル材で構成されており、各四隅近傍に、着脱ボルト6…を挿通する挿通穴1a…を穿設している。このフロントプレート部材1は、遊技機情報表示装置Dの最前面に位置して、遊技機情報表示装置Dの前面を全て覆うように構成されている。
前述の液晶ディスプレイ2は、横長矩形のモニター装置で構成されており、後述する制御基板7(図6参照)に結合されており、その制御基板7から制御信号を受けて様々な情報を表示するように構成されている。
この液晶ディスプレイ2では、例えば、図3に示すように、接続される遊技機の台番号Z1や、その遊技機のキャラクターZ2や、過去数日間の出玉情報Z3や大当たり情報Z4、さらに、周辺の遊技機の情報等が表示されるように構成している。
加えて、この液晶ディスプレイ2には、呼出しボタンZ5や各種操作ボタンZ6の表示等が表示されるように構成している。こうして液晶ディスプレイ2に操作ボタンZ6を表示することで、物理的ボタン等を無くして、スマートな遊技機情報表示装置Dとして構成している。
なお、この表示内容は、メニューボタン等を遊技者が操作した場合や、遊技機が大当たりした場合などで、異なった内容が表示されるように構成している。
前述の導光プレート3は、フロントプレート部材1の後側に位置して、四角い枠状に形成された透明な樹脂部材で構成されている(図6参照)。そして、その外端部後面には、斜めに面取りした傾斜反射面3aが形成されている。なお、導光プレート3の詳細な機能や構造については後述する。また、前述のインナーボディ4についても、後述する図8等で詳細に説明する。
前述の下ボディ5は、図2に示すように、遊技機情報表示装置Dの最も後側に位置して、横長矩形の受け皿形状の樹脂部材で構成されている。また、この下ボディDも、前述の着脱ボルト6を挿通させて、その着脱ボルト6と螺合する着脱ナット8を保持する挿通穴兼ナット保持部5aを、各四隅の近傍に形成している。
そして、この下ボディ5の上下中央位置から上部にかけては、内部の熱を外部に放熱する複数の放出口51…を設けている。また、この下ボディ5の下部には、取付部材Tに固定される取付部52を設けている。
そして、この下ボディ5の取付部52を、図5に示すように、島Iに設けた取付部材Tに固定することで、この遊技機情報表示装置Dを、パチンコ台等の遊技機Mを設置する島Iに設置している。
なお、図4に示すように、遊技場PSには、周知のように複数の遊技機M…を並べて設置する「島」Iを設けている。この島Iの上部に設けられた幕板I1と、遊技機の間に設けた、横方向に延びる梁部I2に、前述の取付部材Tを介して、遊技機情報表示装置Dを設置している。
そして、この遊技機情報表示装置Dは、各遊技機M…に対応して横方向に並んで、複数設置されている。また、この遊技機情報表示装置Dが設置される梁部I2には、例えば、図4に示すように「GRAND OPEN」といった広告表示等もなされるように構成している。
この遊技機情報表示装置Dは、図5に示すように、遊技機Mの前に着座する遊技者Xから見ると、上方の高い位置に設置されるため、中央の液晶ディスプレイ2までの距離が遠い。このため、液晶ディスプレイ2を大型化することで、表示される文字等の情報をできるだけ大きく表示するようにしている。例えば、15.6インチの大型の液晶ディスプレイ2を用いて、遊技機情報表示装置Dを構成することが考えられる。
そして、この遊技機情報表示装置Dは、図3に示すように、液晶ディスプレイ2の周囲に、所定幅を有する黒縁状のベゼル部Bを設けている。そして、そのベゼル部Bの一部の外側には、拡散剤を塗布した光拡散部Baを設け、後述のように、LEDランプ91(図10参照)の光を拡散するように構成している。なお、この光拡散部Baの代わりに、透明な光視認部を設けて、LEDランプ91の光をそのまま通過させるように構成しても良い。
また、このベゼル部Bの外周には、前述の導光プレート3によって構成される所定の上下幅及び左右幅を有する透明な透明視認部10を設けている。この透明視認部10を設けていることで、遊技機情報表示装置Dを取り付けた梁部I2等を、透明視認部10を介して視認することができる。
さらに、その透明視認部10の外端部である外周端は、前述した導光プレート3の傾斜反射面3aが装飾発光部R1として機能するように設けられている。
この傾斜反射面3aで、後述のように、LEDランプ91(図10)の光が前方に反射することで、この傾斜反射面3aでLEDランプ91が点滅しているように見えるように構成している。
このように、装飾発光部R1としての傾斜反射面3aが、透明視認部10の外周端に設けられることで、遊技機情報表示装置Dの装飾性を高めることができる。
遊技機情報表示装置Dの構造を、図6~図11を利用してより詳細に説明する。図6は遊技機情報表示装置の全体分解斜視図、図7は遊技機情報表示装置の全体縦断面図で、図3のA-A線矢視断面図、図8はインナーボディの(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図で、図9は制御基板に結合される複数のLED基板やタッチスイッチモジュール等を示した図で、図10は遊技機情報表示装置の外端部の詳細を示す詳細断面図で、図11は遊技機情報表示装置を制御する制御ブロック図である。
遊技機情報表示装置は、図6に示すように、前側から順に、前述のフロントプレート部材1と、その後方に位置する前述の導光プレート3と、4つのクッション材12…と、タッチスイッチシート13と、前述の液晶ディスプレイ2と、この液晶ディスプレイ2を固定する2つのレバーベース14,14と、このレバーベース14,14に係合する4つのレバー15,15,15,15と、前述のインナーボディ4と、6つのLED基板9…と、1つの制御基板7と、前述の下ボディ5と、下ボディ5に係止固定されるUSBフタ16と、2つの下ボディフタ17,17と、台番プレート18と、を備えている。
そして、これらの構成要素は、前方から後方に向かって貫通する4本の着脱ボルト6…と、その着脱ボルト6…と螺合される4つの着脱ナット8…とによって、締結固定されるように構成している。
前述のフロントプレート部材1には、その後面側の外周縁に前述の導光プレート3を接着固定して、その導光プレート3の内周位置にクッション材12…を接着固定している。
そして、前述のインナーボディ4には、その前面に収容凹部41を設け、この収容凹部41に液晶ディスプレイ2を収容するように構成している。そして、この液晶ディスプレイ2の両側位置にレバーベース14,14を固定して、このレバーベース14,14を4つのレバー15…を利用してインナーボディ4に係止固定することで、インナーボディ4の前面に、液晶ディスプレイ2を組み付けるように構成している。
一方、インナーボディ4の後面には、その中央位置に制御基板7を組み付け、そのインナーボディ4の周囲位置に6つのLED基板9…を組み付けるように構成している。
そして、インナーボディ4の前面に組み付けた液晶ディスプレイ2の前側下部に、タッチスイッチモジュール13を配置するように構成している。
そして、これらタッチスイッチモジュール13と6つのLED基板9…は、後述するように、制御基板7に対してフレキシブルフラットケーブル21…(図9参照)等を介して、電気的に結合されるように構成している。
このインナーボディ4について、より詳細に説明する。インナーボディ4は、図8(a)に示すように、横長矩形のトレイ形状で透明な樹脂部材で成形されており、中央には正方形の開口穴42が形成されている。
このインナーボディ4は、遊技機情報表示装置Dの基本骨格フレームとして機能するように構成されており、このインナーボディ4に全ての構成要素を組み付けるようにしている。
このインナーボディ4の前面には、前述した横長矩形の収容凹部41を形成しており、その両側位置にはその収容凹部41に連なる凹み部43,43を形成している。このうち、収容凹部41には、前述した液晶ディスプレイ2を収容し、凹み部43,43には、この液晶ディスプレイ2に固定したレバーベース14,14を収容するように構成している(液晶ディスプレイ2とレバーベース14,14の配置位置を一点鎖線で示す)。
また、インナーボディ4の四隅の角部には、着脱ボルト6…を挿通するための挿通穴44…を形成している。この挿通穴44…は、締結強度を確保すると共に、締付けスパンを確保するため、前後方向に延びる円筒状のボス部45…を貫通するように設けられている。
そして、インナーボディ4の外周端には、図8(b)に示すように、外方に延びる突出フランジ部46を形成している。この突出フランジ部46では、その後面に下ボディ5の前端部5bを当接させることで(図7参照)、下ボディ5を支持するように構成している。
図8(c)に示すように、インナーボディ4の後面には、前述した6つのLED基板9…をそれぞれ全周にわたって収容するように、インナーボディ4の全周囲に、堀状に凹ませたLED収容部47を形成している。
そして、そのLED収容部47の外側の内壁面には、内方側に突出する複数の位置決め突起47a…を形成している。この位置決め突起47a…によって、LED収容部47に収容したLED基板9…が、LED収容部47内で位置ずれしないようにしている。
また、インナーボディ4の後面には、その下側の右側位置に、制御基板7を固定する位置決めリブ48を設けている。この位置決めリブ48を利用して制御基板7を位置決めすることで、制御基板7の位置を確実に規定することができる(LED基板9…と制御基板7の配置位置を一点鎖線で示す)。
この制御基板7とLED基板9…等との電気的な結合は、図9に示す結合構造によって行う。
制御基板7の上下左右のそれぞれの端部には、各LED基板9…から延びるフレキシブルフラットケーブル21…と結合される複数のコネクタを設けている。具体的に、制御基板7の上端左側には第一コネクタ71を設けて、上端中央には第二コネクタ72を設けて、制御基板7の右端には第三コネクタ73を設けて、制御基板7の下端中央には第四コネクタ74を設けて、下端左側には第五コネクタ75を設けて、制御基板7の左端には第六コネクタ76を設けている。
そして、第一コネクタ71は、上左位置に設置される第一LED基板9(9A)とフレキシブルフラットケーブル21を介して結合されて、第二コネクタ72は、上右位置に設置される第二LED基板9(9B)とフレキシブルフラットケーブル21を介して結合されて、さらに、第三コネクタ73は、右位置に設置される第三LED基板9(9C)とフレキシブルフラットケーブル21を介して結合されて、第四コネクタ74は、下右位置に設置される第四LED基板9(9D)とフレキシブルフラットケーブル21を介して結合されて、また、第五コネクタ75は、下左位置に設置される第五LED基板9(9E)とフレキシブルフラットケーブル21を介して結合されて、最後に、第六コネクタ76は、左位置に設置される第六LED基板9(9F)とフレキシブルフラットケーブル21を介して結合されている。
また、制御基板7の第四コネクタ74と第五コネクタ75との間には、タッチスイッチモジュール13から延びるケーブルと結合されるタッチスイッチコネクタ77を設けている。
さらに、制御基板7の第一コネクタ71と第二コネクタ72との間の裏側(遊技機情報表示装置Dを基準にすると前方側)には、液晶ディスプレイ2の後面から後方に延びる接続端子(図示せず)と結合されるディスプレイコネクタ78,79を設けている。なお、この液晶ディスプレイ2の接続端子とディスプレイコネクタ78,79は、前述したインナーボディ4の正方形の開口穴42を通じて結合される。また、図示はしないが、その他、音声出力を行うスピーカ装置と結合される音声コネクタも設けている。
これら制御基板7に設けたコネクタ類71~79に対して、LED基板9…や、タッチスイッチモジュール13や、液晶ディスプレイ2等を結合することで、遊技機情報表示装置Dの電気系統を構成している。
次に、この遊技機情報表示装置Dの制御基板等によって構成される制御ブロックについて、図11を使って説明する。
この図に示すように、遊技機情報表示装置Dは、入出力手段として、第1外部通信101と、入出力部102と、リモコン受信部103と、第2外部通信104と、外部メモリソケット105と、タッチスイッチ106(13)とを備えて、出力手段として、液晶ディスプレイ2と、音声出力部と、LEDランプ91とを備えている。
この遊技機情報表示装置Dでは、これら入出力手段から入力された情報等に基づき、出力手段から所定の情報を出力して、また、これらの入出力手段からも所定の情報を出力するように構成している。
さらに、この遊技機情報表示装置Dでは、外部から電力供給を受ける電源回路108も備えている。
まず、第1外部通信101は、他の遊技機情報表示装置D´との間で通信を行うように構成されており、他の遊技機情報表示装置D´との間で、各遊技機情報表示装置D,D´が保有する各種情報のやり取りを行えるようにしている。
また、入出力部102は、対応する遊技機Mとホールコンピュータ等の他の遊技機周辺装置Hとの間で通信を行うように構成されており、対応する遊技機Mから大当たり情報等の情報を取り込み、ホールコンピュータ等の他の遊技機周辺装置Hに情報を出力するようにしている。
また、リモコン受信部103は、遊技場の店員等が操作するリモコン(図示せず)から送信される操作信号を、受信するように構成され、その店員等のリモコン(図示せず)から受信した操作信号を後述するメイン制御回路109に送信するようにしている。
さらに、第2外部通信104は、管理コンピュータC等と通信を行うように構成されて、その管理コンピュータC等から送信される音声情報や画像情報を、後述する音声制御回路・画像制御回路110を経由して記憶部114に送信するようにしている。
また、外部メモリソケット105には、図示しないUSBメモリ等の記憶媒体を結合されるように構成されており、第2外部通信104と同様に、記憶媒体に記録された音声情報や画像情報を、後述する音声制御回路・画像制御回路110を経由して記憶部114に送信するようにしている。
また、タッチスイッチ106(13)は、遊技者等が操作するタッチ操作の情報を取り込むように構成されており、タッチ操作の情報を、タッチコントローラ111に送信するようにしている。このタッチコントローラ111で受信したタッチ操作情報は、タッチコントローラ111から操作情報として接続されたメイン制御回路109に送信される。
このうち、第1外部通信101と、入出力部102と、リモコン受信部103と、タッチスイッチ106(13)は、メイン制御回路109と接続されて、メイン制御回路109に対して、様々な入力情報を送信するように構成している。また、このメイン制御回路109は、電源回路とも接続され、この電源回路108から電力供給を受けるように構成されている。また、このメイン制御回路109には、記憶部112と電源監視113も接続されている。
このように、様々な入力情報等が入力されるメイン制御回路109は、遊技機情報表示装置Dの駆動制御や、演算制御、表示制御、さらに点滅制御等、遊技機情報表示装置Dの様々な制御を行うように構成されている。
そして、このメイン制御回路109は、音声制御回路・画像制御回路110にも接続されており、この音声制御回路・画像制御回路110は、メイン制御回路109からの制御信号によって制御されるように構成している。
この音声制御回路・画像制御回路110は、前述した第2外部通信104と外部メモリソケット105とが接続されており、これらから音声データや画像データを取り込むように構成されている。
そして、この音声制御回路・画像制御回路110には、記憶部114が接続されており、これらの音声データや画像データを記録するように構成されている。
そして、音声制御回路・画像制御回路110にも、電源回路108が接続されており、この電源回路108から電力供給を受けるように構成されている。
この音声制御回路・画像制御回路110は、画像信号変換回路115と音声出力部107に接続されており、画像信号変換回路115には画像信号を送信して、音声出力部107には音声情報を送信するように構成されている。
さらに、この画像信号変換回路115には、液晶ディスプレイ2が接続されており、画像信号変換回路115で生成した画像表示データを液晶ディスプレイ2に送信するように構成している。
また、この画像信号変換回路115も、電源回路108に接続されており、この電源回路108から電力供給を受けている。
こうして、画像信号変換回路115で生成された画像表示データは、液晶ディスプレイ2で表示画像として出力表示される。また、音声出力部107に送信された音声情報も音声出力部107から音声として出力される。
そして、メイン制御回路109には、LEDランプ91が接続されており、このメイン制御回路109からランプ制御信号が送信される。このランプ制御信号は、例えば、遊技機Mの通常時と大当たり時とで、LEDランプ91の点灯状態および点滅状態が変化するような制御信号が送信される。
このように制御ブロックを構成することで、遊技機情報表示装置Dとして機能するように構成されている。
次に、図7を用いて、遊技機情報表示装置Dの内部構造について説明する。
遊技機情報表示装置Dは、前述したように、インナーボディ4の前面に設けた収容凹部41(図8参照)に、液晶ディスプレイ2を収容して、その液晶ディスプレイ2を、その側方に固定したレバーベース14を、レバー15,15を用いてインナーボディ4に係止する。これにより液晶ディスプレイ2をインナーボディ4に固定している。
そして、その液晶ディスプレイ2とインナーボディ4の前方には、導光プレート3を後面の外周端に接着固定したフロントプレート部材1を配置している。このフロントプレート部材1も、導光プレート3の内周面3b(図10参照)とインナーボディ4の外周面4a(図10参照)が、インロー嵌合する形で、インナーボディ4に対して組み付けられる。
一方、インナーボディ4の後面には、前述したように、後面に設けたLED収容部47にLED基板9をLEDランプ91が外向きになるように収容している。このようにLED基板9をLED収容部47に収容することで、LED基板9を、導光プレート3と前後方向で重合するような位置関係で位置させることができる。
また、インナーボディ4の後面には、図示しない固定ビスで固定される制御基板7が設置されている。
さらに、そのインナーボディ4の後方位置には、下ボディ5を配置している。この下ボディ5の下部には後方に膨出する取付部52を設けている。そして、この下ボディ5の前端5bをインナーボディ4の突出フランジ部46の後面に当接させている。
このように、下ボディ5を位置させることにより、下ボディ5がインナーボディ4の後面を全て覆うことになり、下ボディ5を制御基板7やLED基板9等を覆う筐体として機能させることができる。
また、下ボディ5の上部と下部には、着脱ナット8,8を保持する挿通穴兼ナット保持部5a,5aを設けている。この挿通穴兼ナット保持部5aで着脱ナット8を保持することで、フロントプレート部材1の前方から挿通される着脱ボルト6と着脱ナット8を螺合固定できるように構成している。
この着脱ボルト6と着脱ナット8は、前述のように四隅にそれぞれ一組ずつ、計4組が設定されており、この着脱ボルト6と着脱ナット8とで着脱部Yを構成している。
この4組の着脱ボルト6と着脱ナット8の着脱部Yを螺合固定することで、遊技機情報表示装置Dが組み立てられている。すなわち、フロントプレート部材1とインナーボディ4と下ボディ5とを4組の着脱ボルト6と着脱ナット8の着脱部Yによって一体化することにより、遊技機情報表示装置Dとして構成するようにしているのである。
なお、着脱ナット8が保持される挿通穴兼ナット保持部5aは、穴周囲に設けたナット受面5a1(図10参照)と、上下位置に設けた保持リブ5a2(図10参照)とを設けることで、着脱ナット8の位置が下ボディ5で固定されるように構成している。これにより、着脱ボルト6を安定してしっかりと締め付けることができる。
また、前述したクッション材12が、フロントプレート部材1とインナーボディ4との間に位置しているため、着脱ボルト6をしっかりとトルクを掛けて締め付けたとしても、クッション材12が弾性変形するため、フロントプレート部材1等には歪み等が生じない。
さらに、フロントプレート部材1とインナーボディ4の間には、前述した黒縁状のベゼル部Bとなる黒色枠シートを設けている(図7では図示せず)。この黒色枠シートがあることで、インナーボディ4がフロントプレート部材1側から視認できないようになっている。
なお、この黒色枠シートの代わりに、直接フロントプレート部材1にベゼル部Bをそのまま黒色で印刷しても良い。また、ベゼル部Bの色柄についても、単に黒色に限定されるものではなく、白色、赤色、青色、また、銀色等の金属色、さらには、木目柄等であっても良い。
次に、このように構成される遊技機情報表示装置Dの外周端について、図10で説明する。
前述したように、LED基板9は、導光プレート3と前後方向で重合するような位置関係で位置している。そして、LED基板9のLEDランプ91が、外向きになるように設置されているため、LEDランプ91が点滅すると、その光線L1は矢印で示すように外方側に向かう。
そして、その外側に位置するインナーボディ4と導光プレート4が透明であるため、LEDランプ91の光線L1は、それらインナーボディ4と導光プレート4の内部を通過して、傾斜反射面3aに到達する。この傾斜反射面3aには、光線L1を直角方向の前方側に反射させる機能があるため、LEDランプ91の外方側に向かう光線L1は前方側に反射されて、前方側に向かう。
この前方側に向かう光線L1を、遊技機情報表示装置Dの前側から見ると、この傾斜反射面3aが点滅しているように見えるため、この傾斜反射面3aが、遊技機情報表示装置Dの外端部の装飾発光部R1として機能することになる。
また、フロントプレート部材1とインナーボディ4の間の黒色枠シート(ベゼル部)Bの外側には、前述のように、拡散剤を塗布した光拡散部Baを設けている。このため、その後方に位置するLEDランプからの矢印で示すように前方側に向かう光線L2が、その光拡散部Baで拡散される。よって、この光拡散部BaでもLEDランプ91の光線L2が拡散することで、この光拡散部Baが光の発光部R2として機能することになる。
このように、LEDランプ91の光線L1,L2が、傾斜反射面3aでは反射されて、光拡散部Baでは拡散されて、それぞれ前方側に向かう。このため、図3に示すように、液晶ディスプレイ2の外側で、透明視認部10の内側と外側とで、二重の光線の枠(R1,R2)が形成されて、それぞれLEDランプ91の点灯状態又は点滅状態を受けて、点灯又は点滅するように構成されている。
なお、本実施形態では、二重の光線の枠(R1,R2)が形成されるように構成したが、黒色枠シート(ベゼル部)Bを、さらに外側に伸ばすことで、光拡散部Baをなくして、一重の光線の枠(R1)だけが形成されるように構成しても良い。
このように構成されることで、遊技機情報表示装置Dの装飾性を高めることができる。
以上のように、本実施形態では、遊技機Mの上方位置に設置されて、その遊技機Mの情報等を表示する遊技機情報表示装置Dにあって、遊技機Mの情報等を表示する中央に設けた液晶ディスプレイ2と、その液晶ディスプレイ2の外側で外方側に延びるように設けた透明の透明視認部10と、その透明視認部10のさらに外端部に設けた装飾発光部R1とを備えている。
これにより、遊技機情報表示装置Dの最も外端部に装飾発光部R1を設けることになるので、遊技機情報表示装置Dの装飾性を高めることができる。また、液晶ディスプレイ2と装飾発光部R1の間には透明な透明視認部10を設けているため、遊技者Xは、この透明視認部10を通じて遊技機情報表示装置Dの取付部52周辺の梁部I2等を、視認することができる。
よって、大型化した液晶ディスプレイ2を用いつつも、遊技者Xに遊技機情報表示装置Dの取付部52周辺の情報等を視認させることができ、さらに、遊技機情報表示装置Dの装飾性も維持することができる。
また、本実施形態では、装飾発光部R1は、透明視認部10の内側位置に設けられて、透明視認部10の内部を光線L1が外方に伸びるように通過するLEDランプ91と、その透明視認部10の外端部に形成され、そのLEDランプ91の光線L1が前方側に反射するように設定された傾斜反射面3aと、で構成されている。
これにより、透明視認部10の外端部(3a)に別途光源を設定しなくても、透明視認部10の外端部(3a)を光らせることができる。
このため、透明視認部10の途中に、液晶ディスプレイ2から外側に延びるように電気配線(ハーネス)等を設ける必要がないため、透明視認部10の透明性を維持して、視認性を向上することができる。
よって、遊技機情報表示装置Dの外端部に装飾発光部R1を設定することで、遊技機情報表示装置Dの装飾性を高めつつも、透明視認部10の視認性を向上することができる。
また、本実施形態では、透明視認部10の内側位置に設けられたLEDランプ91の光線L2が、前方側からも視認できるように光の視認部分(R2)が設けられている。
これにより、遊技機情報表示装置Dの透明視認部10の外端部だけでなく、透明視認部10の内側位置でも装飾性を高めることができる。
このため、遊技機情報表示装置Dの透明視認部10の外端部と内側位置の二か所(R1,R2)で、装飾性を高めることができ、液晶ディスプレイ2の外側で二重の光の発光部(R1,R2)を設定することができる。
よって、LEDランプ91が一つであっても二重の光の発光部(R1,R2)を設定することができるため、遊技機情報表示装置Dの装飾性をさらに高めることができる。
また、本実施形態では、液晶ディスプレイ2と、透明視認部10と、LEDランプ91とを、支持するインナーボディ4を設けている。
これにより、遊技機情報表示装置Dの主要な構成要素を、一つのインナーボディ4で、正確且つ確実に支持することができる。
このため、一つのインナーボディ4を基準にして、各構成要素を組み付けることができ、遊技機情報表示装置Dの各構成要素の位置関係を、確実かつ簡単に規定することができる。
よって、大型の筐体等を用いることなく、遊技機情報表示装置Dを構成することができ、液晶ディスプレイ2が大型化しても、遊技機情報表示装置Dをコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態では、液晶ディスプレイ2の外周位置に、インナーボディ4の前方を覆うベゼル部Bを設けている。
これにより、ベゼル部Bが存在することによって、遊技機情報表示装置Dの前側から見ると、液晶ディスプレイ2の外周側に位置するインナーボディ4が隠れることになる。
このため、インナーボディ4が遊技機情報表示装置Dの前側から見えないため、インナーボディ4を設けても、遊技機情報表示装置Dの装飾性を悪化させることがない。
よって、ベゼル部Bの存在によって、遊技機情報表示装置Dの装飾性を維持することができる。
また、本実施形態では、ベゼル部Bの一部に光の拡散を許容する光拡散部Baを設けて、その光拡散部Baから、LEDランプ91からの光線L2の拡散を許容するように構成している。
これにより、光拡散部Baを通じて、LEDランプ部91からの光線L2を拡散することになる。
このため、ベゼル部Bが単なる目隠し部としての機能だけでなく、装飾部(R2)としての機能も持つことになる。
よって、ベゼル部Bも有効に利用して、遊技機情報表示装置Dの装飾性をより高めることができる。
また、本実施形態では、液晶ディスプレイ2と導光プレート3と装飾発光部3a(R1)の前側を、全て一枚の透明なフロントプレート部材1で覆うように設定している。
これにより、遊技機情報表示装置Dを前側から見ると、一枚の平滑なプレート部材で、遊技機情報表示装置Dが構成されているように見える。
このため、遊技機情報表示装置Dをスッキリとした状態で、遊技者Xに視認させることができるため、遊技機情報表示装置Dを、従来とは違った薄型でスマートなものとして、遊技者Xに認識させることができる。
よって、遊技者Xに対して、遊技機情報表示装置Dを、従来のような大掛かりなものではなく、スマートなものとして認識させることで、遊技場の装飾性を向上させ、従来と異なるものとして、強く印象付けることができる。
また、本実施形態では、透明なフロントプレート部材1を着脱自在となるように構成した着脱部Y(6,8)を設定している。
これにより、フロントプレート部材1を、着脱部Y(6,8)により、簡単に着脱することができる。
このため、透明なフロントプレート部材1の表面が傷ついた等の場合でも、フロントプレート部材1を簡単に交換する事ができる。また、異なる形状等のフロントプレート部材1に変えることで、遊技機情報表示装置Dのイメージを変えることもできる。
よって、着脱部Yを設定することにより、フロントプレート部材1の交換等を容易に行うことができるようになり、メンテナンス作業性等を高めることができる。
(その他の実施形態)
次に、その他の実施形態について説明する。
まず、「透明視認部」について、その透明が有色透明であっても良い。例えば、赤や青や緑等の有色の透明であっても良い。また、擦りガラスのように、くすんだ透明であっても良い。すなわち、「透明」とは、その透明視認部の後方に位置する取付部周辺の情報が視認できれば、どのようなものであっても良い。
また、「装飾発光部」についても、透明視認部の外端部に、LEDランプ等の光源を配置して、その光源を点滅させるようにしても良い。このように構成することで、光量を外端部だけで変えることができ、点灯点滅制御の自由度を高めることができる。
さらに、「表示パネル」についても、液晶ディスプレイに限定されず、遊技機等の情報を表示することができれば、どのような表示パネルであっても良い。
以上説明したように、本発明は、各遊技機の上方位置に設置されて、その遊技機の情報や遊技場全体の情報等を表示することができる遊技機情報表示装置において有用である。
D…遊技機情報表示装置
M…遊技機
X…遊技者
Y…着脱部
I…島
1…フロントプレート部材(透明フロントプレート部材)
2…液晶ディスプレイ(表示パネル)
3…導光プレート
3a…傾斜反射面
4…インナーボディ(内部フレーム部材)
10…透明視認部
91…LEDランプ(光源)
R1…装飾発光部
R2…光の発光部
B…ベゼル部
Ba…光拡散部

Claims (8)

  1. 遊技機の上方位置に設置されて、当該遊技機等の情報を表示する遊技機情報表示装置において、
    前記遊技機等の情報を表示する中央に設けた表示パネルと、
    該表示パネルの外側で外方側に延びるように設けた透明の透明視認部と、
    該透明視認部のさらに外端部に設けた装飾発光部と、
    を備えたことを特徴とする遊技機情報表示装置。
  2. 前記装飾発光部は、
    前記透明視認部の内側位置に設けられて、該透明視認部の内部を光線が外方に伸びるように通過する光源と、
    前記透明視認部の外端部に形成されて、前記光源の光線が前方側に反射するように設定された傾斜反射面と、
    で構成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技機情報表示装置。
  3. 前記透明視認部の内側位置に設けられた光源の光線が前方側から視認できるように光視認部が設けられた
    ことを特徴とする請求項2記載の遊技機情報表示装置。
  4. 前記表示パネルと、前記透明視認部と、前記光源とを、支持する内部フレーム部材を設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の遊技機情報表示装置。
  5. 前記表示パネルの外周位置に、前記内部フレーム部材の前方を覆うベゼル部を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の遊技機情報表示装置。
  6. 前記ベゼル部の一部に光の拡散を許容する光拡散部を設けて、該光拡散部で、前記光源からの光線の拡散を許容するように構成した
    ことを特徴とする請求項5記載の遊技機情報表示装置。
  7. 前記表示パネルと前記透明視認部と前記装飾発光部の前側を、全て一枚の透明フロントプレート部材で覆うように設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機情報表示装置。
  8. 前記透明フロントプレート部材を着脱自在となるように構成した着脱部を設定した
    ことを特徴とする請求項7記載の遊技機情報表示装置。
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