JP2023147713A - サポートプログラム - Google Patents

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    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

【課題】OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、サービスを提供するサーバへのアクセス手順を改善する技術を提供すること。【解決手段】PC1のOS40にて、補助プログラム42の起動指示が受け付けられた際、補助プログラム42がOS40からプリンタ2の接続情報を取得し、その接続情報を用いてプリンタ2からアクセス情報を取得し、そのアクセス情報を用いて顧客管理サーバ5にアクセスして初期設定情報や印刷サービス情報を取得する。そして、取得された初期設定情報や印刷サービス情報に基づいて、印刷枚数の追加など、ユーザに関連付けられた利用情報の変更を示す画面をディスプレイ13aに表示し、印刷サービス情報の変更手続き等を受け付ける。【選択図】図1

Description

本明細書に開示される技術分野は、プリンタの制御をサポートするサポートプログラムに関する。
近年、前述したプリンタドライバを利用せず、オペレーティングシステム(OS)に標準に組み込まれている汎用印刷プログラムによってプリンタを制御する技術が実用化されている。この技術では、OSがプリンタを検知するとOS標準の汎用印刷プログラムとの関連付けを行い、以後、そのプリンタに対する印刷指示を受け付けた場合に、プリンタドライバを用いずに、OS標準の汎用印刷プログラムによる印刷が可能になる。
また、特許文献1には、携帯端末と、サービス提供サーバと、複合機と、仲介サーバと、を備える通信システムであって、携帯端末がブラウザを用いてサービス提供サーバにアクセスし、サービス提供サーバからサムネイルページを示すサムネイルデータを受信し、そのサムネイルデータのURLを複合機に送信し、URLを受信した複合機がそのURLを仲介サーバに送信し、URLを受信した仲介サーバが、複合機に現在記憶されているアカウント情報のうちサービス提供サーバによるサービスが受けられるアカウント情報を複合機のディスプレイに表示させる構成が開示されている。
特開2016-194938号公報
特許文献1に開示されているように、サービスを提供するサーバからそのサービスに関する情報を取得するために、携帯端末からブラウザを起動してサーバにアクセスする技術が知られている。また、プリンタのベンダによって提供されるアプリケーションプログラム(印刷アプリ)がブラウザの機能を有し、その印刷アプリがサーバにアクセスすることや、プリンタドライバからサーバにアクセスすることも可能である。OS標準の汎用印刷プログラムを利用する環境であっても、別途ブラウザを起動してサービスを提供するサーバにアクセスすることで、サーバからそのサービスに関する情報を取得することが可能であるが、そのサーバにアクセスするためのユーザの手間を軽減することが望まれる。
本明細書に開示の技術は、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、サービスを提供するサーバへのアクセス手順を改善する技術を提供することを目的とする。
上述した課題の解決を目的としてなされたものであり、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、特定のプリンタに対応し、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするサポートプログラムであって、前記オペレーティングシステムは、選択されたプリンタに対応するプログラムの起動指示を受け付けることが可能であり、前記汎用印刷プログラムには、前記起動指示に応じて処理を要求するプログラムがプリンタに関連付けられており、前記特定のプリンタには、サーバへのアクセスに用いる情報であるアクセス情報が記憶されており、前記サーバは、前記特定のプリンタに適用されるサービスを提供可能であり、
前記コンピュータに、
前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
前記特定のプリンタの接続先を示す接続情報を用いて、前記特定のプリンタから前記アクセス情報を取得する第1取得処理と、
前記第1取得処理にて取得された前記アクセス情報を用いて、前記サーバから前記サービスに関する情報であるサービス情報を取得する第2取得処理と、
前記第2取得処理にて取得された前記サービス情報に基づく情報を表示する表示処理と、
を実行させる。
本明細書に開示の技術によれば、オペレーティングシステム(OS)にてサポートプログラムの起動指示が受け付けられた際、情報処理装置のコンピュータは、サポートプログラムによって、汎用印刷プログラムから特定のプリンタの接続先を示す接続情報を取得し、その接続情報に基づいて特定のプリンタからアクセス情報を取得し、そのアクセス情報を用いてサーバにアクセスしてサービス情報を取得することで、ユーザは、サーバが提供可能なサービスに関するサービス情報を閲覧するために、そのサーバへのアクセス情報を入力する必要が無く、またそのサービス情報を表示するために印刷アプリを起動させる操作を行う必要が無く、起動指示の入力という操作によってそのサービス情報を閲覧できる。
本明細書に開示される技術によれば、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、サービスを提供するサーバへのアクセス手順を改善する技術が実現される。
本形態の印刷システムと、その印刷システムに印刷サービスを提供するための顧客管理システムとを概略的に示す説明図である。 印刷システムの概略構成を示す説明図である。 プリンタ記憶部に記憶された各種情報の一例を示す説明図である。 顧客データベースに記憶された顧客契約情報の一例を示す説明図である。 デバイスデータベースに記憶されたサービス情報の一例を示す説明図である。 OS、プリンタ、顧客管理サーバの動作を含むところの、補助プログラムによってユーザに提供される印刷サービスの手順の一例を示すシーケンス図である。 (A)「Bluetoothとデバイス」画面の一例を示す説明図である。(B)「プリンタとスキャナ」画面の一例を示す説明図である。 プリンタ画面の一例を示す説明図である。 起動画面の一例を示す説明図である。 (A)ユーザ名選択画面の一例を示す説明図である。(B)メニュー画面の一例を示す説明図である。 (A)料金プラン追加画面の一例を示す説明図である。(B)消耗品発注画面の一例を示す説明図である。 (A)パスワード設定画面の一例を示す説明図である。(B)料金プラン選択画面の一例を示す説明図である。 (A)決済方法選択画面の一例を示す説明図である。(B)最終確認画面の一例を示す説明図である。 印刷指示を受け付けた場合の手順の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態にかかる、OS、プリンタ、顧客管理サーバの動作を含むところの、補助プログラムによってユーザに提供される印刷サービスの手順の一例を示すシーケンス図である。
(第1実施形態)
以下に本実施の形態にかかるサポートプログラムを利用する印刷システムの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、印刷システムと、その印刷システムに印刷サービスを提供するための、ベンダが管理する顧客管理システムとを概略的に示す説明図である。
すなわち、図1に示すように、本形態の印刷システム100は、ベンダによってユーザに提供される印刷サービスに適用されるものである。また、本形態の印刷サービスは、ベンダが管理する顧客管理システム200を用いてユーザに提供される。本形態の印刷サービスは、印刷システム100によって印刷可能な用紙の枚数である印刷可能用紙枚数に対してベンダが課金することにより、ユーザが、課金された印刷可能用紙枚数分だけ印刷可能となるサービスである。また、印刷サービスは、印刷システム100において消費される消耗品の消耗量に対してベンダが課金するサービスであってもよい。また、消耗品の代金が印刷枚数に含まれて課金される印刷サービスであってもよい。
本形態の印刷サービスでは、ユーザが、この印刷サービスをベンダに申し込んだ後に、初めて印刷システム100を顧客管理システム200に接続した際の初期設定時に初期費用を支払うことにより、ユーザに対して所定の印刷可能枚数(例えば6000枚)が付与される。また、ユーザが、所定の印刷可能枚数を超えて印刷を行いたい場合は、追加の費用をベンダに支払う。そして、追加の印刷可能枚数を購入することにより、ユーザは印刷システム100を継続して利用可能である。ユーザが追加の印刷枚数の購入を繰り返したために、印刷システム100の初期の消耗品、例えば、初期のインクやトナーの残量が少なくなった場合には、ユーザが新たな消耗品の購入を申し込むことによって、印刷サービスが継続される。なお、消耗品の代金が印刷枚数に含まれて課金される印刷サービスの場合には、新たな消耗品を手配することになる。
本形態では、印刷システム100は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)1およびプリンタ2とから構成されている。また、本形態では、プリンタ2は、インクジェットプリンタであり、消耗品は、インクであるが、これに限定されることはない。また、本形態の印刷システム100は、1人のユーザが1台のプリンタ2を使用する構成であっても良いし、複数のユーザが1台のプリンタ2を使用する構成であっても差し支えない。また、本形態の印刷システム100では、PC1はユーザが所持し、プリンタ2のみがベンダによって提供されるが、PC1およびプリンタ2の両方がベンダによって提供される構成であても差し支えない。
本形態の印刷サービスを管理するための顧客管理システム200は、ベンダによって管理されたインターネット上のサーバ群、いわゆるクラウド型のサーバによって構築されている。本形態の顧客管理システム200は、顧客データベース6を備える顧客管理サーバ5と、デバイスデータベース8を備えるIoTサーバ7とによって構成されている。また、顧客管理サーバ5には、決済システム9が接続されている。本形態では、決済システム9は、例えば、オンライン決済であり、クレジットカード決済が用いられる。その他、オンライン決済としては、携帯キャリア決済、電子マネー、銀行(郵便)振り込みやコンビニ決済等を用いても差し支えない。この他、決済システム9は、オンライン決済以外の決済システムであっても差し支えない。
また、顧客管理サーバ5は、インターネット回線300を介してPC1と通信可能なように接続されている。また、IoTサーバ7は、インターネット回線300を介してプリンタ2と通信可能なように接続されている。なお、顧客管理サーバ5は、インターネット回線300を介してIoTサーバ7と接続されても良いし、LAN回線を介してIoTサーバ7と接続されても良い。また、本形態では、顧客管理サーバ5とIoTサーバ7とを別々のサーバにより構成したが、顧客管理サーバ5とIoTサーバ7とを同じ1つのサーバで構成しても差し支えない。
(印刷システム100の構成)
図2は、本実施形態にかかる印刷システムの概略構成を示す説明図である。すなわち、本形態の印刷システムを構成するPC1は、図2に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。PC1は、情報処理装置の一例である。CPU11は、コンピュータの一例である。また、PC1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。なお、図1中のコントローラ10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12には、各種のプログラムや各種のデータが記憶されている。メモリ12は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU11が備えるバッファも、メモリの一例である。なお、メモリ12の一例は、PC1に内蔵されるROM、RAM、HDD等に限らず、CPU11が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体、例えば、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体であっても良い。
ユーザIF13は、ユーザに情報を知らせるための画面を表示するハードウェアであるディスプレイ13aと、ユーザによる操作を受け付けるハードウェアと、を含む。なお、ユーザIF13は、情報を表示可能なディスプレイ13aと、入力受付機能を有するマウスやキーボード等と、の組であっても良いし、ディスプレイ13aと入力受付機能とを備えるタッチパネルであっても良い。
通信IF14は、プリンタ2等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USBなどである。また、PC1は、通信IF14およびインターネット回線300を介して顧客管理サーバ5に接続され、相互に信号の送受信を行うことができる。また、PC1は、複数の通信規格に対応する複数の通信IF14を備えていてもよい。
PC1のメモリ12には、図2に示すように、汎用印刷プログラム41を含むオペレーティングシステム(以下、「OS」とする)40と、補助プログラム42と、ブラウザ43と、各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)44と、が記憶されている。OS40は、例えば、Windows(登録商標)である。この他に、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)であっても良い。なお、補助プログラム42がサポートプログラムの一例である。
また、汎用印刷プログラム41は、OS40とともに提供されるOS標準のプログラムであり、ブラウザ43やアプリ44等によってディスプレイ13aに表示されている情報を、プリンタ2等に印刷させるための機能を有する。本形態の汎用印刷プログラム41は、印刷対象の画像データに基づいて、中間画像データを生成する機能を含むプログラムである。汎用印刷プログラム41は、各種のプリンタのベンダによって提供される複数種類のモデルのプリンタが共通に利用できる機能をサポートしている。汎用印刷プログラム41は、各種のプリンタに固有のプリンタドライバとは異なり、各種のプリンタが固有に備える機能の全てに対応するものではなく、サポートする機能は汎用的なものに限られる。
補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41の処理に付随してOS40からの指示に基づいて処理を実行するプログラムまたはプログラム群であり、対象のハードウェアの制御をサポートするプログラムである。本形態の補助プログラム42は、PC1に接続されているプリンタ2のモデルに対応するものであり、例えば、汎用印刷プログラム41を使用してプリンタ2に印刷を実行させる指示を受け付けた場合に、汎用印刷プログラム41から起動される。補助プログラム42は、例えば、印刷サポートアプリ(略称、PSA)、またはハードウェアサポートアプリ(略称、HSA)と呼ばれるものである。
なお、補助プログラム42は、それぞれが実行命令を受け付ける複数のプログラムの組み合わせであっても良いし、1つのプログラムであって命令に応じてそれぞれ異なる処理を実行できるプログラムであっても良い。また、補助プログラム42は、プリンタのベンダによってプリンタのタイプごとに用意されるプログラムであっても良い。例えば、インクジェットプリンタ用の補助プログラムやレーザプリンタ用の補助プログラムが、それぞれ用意されても良い。プリンタのタイプごとに限らず、プリンタのモデルごとやプリンタのモデルのシリーズごとに用意される補助プログラムが有っても良い。
PC1のOS40は、例えば、新たなプリンタがPC1に接続された場合、接続されたプリンタのタイプやモデルに応じて、適切な補助プログラム42をサーバ等からダウンロードしてPC1に組み込むことができる。OS40は、組み込んだ補助プログラム42の識別情報を新たに接続されたプリンタのプリンタ情報に対応付けて、メモリ12に記憶させる。
また、ブラウザ43は、ウェブサイトを閲覧するために使用するプログラムである。ブラウザ43は、従業員(ユーザ)によって起動され、起動されると、指定されたURLに示されるウェブサーバ(例えば本形態では、後述するプリンタ2のEWS23)によって提供されるウェブページをディスプレイ13aに表示させる機能を備えている。
また、本形態のPC1には、アプリ44として、例えば、情報アプリやオフィスアプリが組み込まれている。アプリ44としての情報アプリは、例えば、地図アプリ、カレンダアプリ、等である。また、情報アプリは、従業員(ユーザ)によって起動され、起動されると、ユーザの要求に応じて各種の情報をディスプレイ13aに表示させる機能を備えている。なお、情報アプリには、ブラウザ43が組み込まれていても良い。また、情報アプリ自身は、表示させた情報を印刷させる機能を備えていても良いし、また、備えていなくてもなくても良い。
また、アプリ44としてのオフィスアプリは、例えば、ワープロアプリ、表計算アプリ、プレゼンテーションアプリ、等であり、従業員(ユーザ)によって起動され、起動されると、例えば、ユーザIF13を介して、画像データとなる画像の受け付けやその画像に対する編集の受け付け、印刷設定の受け付け、印刷を実行させるプリンタ2の指定、印刷の実行の指示の受け付け、などが可能なプログラムである。
本形態の印刷システム100は、図2に示すように、PC1に接続されたプリンタ2を備える。本形態では、プリンタ2は、カラーインクジェットプリンタである。この他、カラーレーザプリンタやラベルプリンタであっても差し支えない。プリンタ2は、外部通信インタフェース(以下、「外部通信IF」とする)21、タンク部23、インク残量検出部24、印刷部25、プリンタ制御部26を備え、外部通信IF21、インク残量検出部24、印刷部25は、プリンタ制御部26に電気的に接続されている。なお、図2中のプリンタ制御部26は、プリンタ2の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にプリンタ2に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
外部通信IF21は、PC1等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含み、有線LAN回線27を介してPC1と接続されている。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USBなどである。また、プリンタ2は、外部通信IF21およびインターネット回線300を介してIoTサーバ7に接続され、相互に信号の送受信を行うことができる。なお、プリンタ2は、USBを介してPC1と接続されていても差し支えない。
タンク部23は、インクを貯留するものである。本形態では、インクは4種類あり(マゼンタM、シアンC、イエロYおよびブラックBK)、タンク部23は、インクの種類毎に複数設けられている。すなわち、プリンタ2は、複数のタンク部23を用いて4種類のインクそれぞれを独立させて貯留する。なお、本形態では、ベンダからユーザにプリンタ2が供給される際には、複数のタンク部23それぞれには、所定枚数の用紙を印刷可能なインクの量が充填されている。
インク残量検出部24は、タンク部23に貯留されたインクの残量であるインク残量を検出するものである。インク残量検出部24は、タンク部23に配置され、インクの液面の高さを検出することにより、インクの残量を検出する光学センサである。インク残量検出部24は複数のタンク部23それぞれに配置され、複数のタンク部23それぞれのインク残量を検出する。
印刷部25は、タンク部23に貯留されたインクを用いて印刷を実行するものである。印刷部25は、PC1から取得したデータによって表現される画像を、既知のインクジェット方式で用紙に印刷するための処理を実行する。
プリンタ制御部26は、プリンタ2を統括制御するものである。プリンタ制御部26は、プリンタCPU28、プリンタ記憶部29を備えている。プリンタCPU28は、プリンタ記憶部29から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。プリンタ記憶部29には、各種のプログラムや各種のデータが記憶されている。また、プリンタ記憶部29は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD、および、プリンタCPU28が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
プリンタ記憶部29には、アクセス情報30、各種情報31、埋め込みウェブサーバ(以下、「EWS」(Embedded Web Serverの略)とする)32用のプログラムが記憶されている。従って、プリンタ2では、EWS23用のプログラムを起動して実行することにより、EWS23を立ち上げることができ、従って、本形態では、PC1のブラウザ43を介して、プリンタ2のEWS23の機能を利用することによって、PC1において、プリンタ2の各種設定や管理を行うことができる。また、アクセス情報30は、顧客管理サーバ5およびIoTサーバ7にアクセスする際に用いられる顧客管理サーバ5およびIoTサーバ7のURL(Uniform Resource Locatorの略)情報やIPアドレスである。
また、各種情報31は、印刷サービスの利用に関して、プリンタ2に関する各情報をテーブルとして記憶している。各種情報31としては、図3に示すように、デバイスID311、ユーザ名312、パスワード313、印刷枚数314、現在の印刷可能枚数315、初期の印刷可能枚数316、インク残量317、アクティベーション情報318等の情報が記憶される。
デバイスID311は、プリンタ2を識別するものであり、例えば、プリンタ2のモデル名と製造番号の組み合わせで構成されている。ユーザ名312は、この印刷サービスを利用する可能性のあるユーザの氏名である。また、パスワード313は、ユーザ名312に登録された各ユーザがそれぞれ設定したパスワードであり、印刷サービスの手続き時や印刷時などにおいて使用される。また、印刷枚数314は、プリンタ2の印刷によって使用された用紙の枚数であり、ユーザ名312に登録されたユーザ毎に記憶されている。なお、ユーザ名312は、ユーザのニックネームや、また、例えば、ユーザを雇用する企業で使用される氏名コードであっても差し支えない。
現在の印刷可能枚数315は、プリンタ2によって印刷を実行可能な用紙の枚数を示す。初期の印刷可能枚数316は、ユーザが、本形態の印刷サービスを利用して課金されることにより設定された初期の印刷可能枚数であり、課金された額に応じた枚数が設定される。また、初期の印刷可能枚数316は、ユーザが追加の印刷可能枚数を購入した際に、購入した追加の印刷可能枚数分だけ加算される。また、現在の印刷可能枚数315は、初期の印刷可能枚数316から、プリンタ2によって印刷された用紙の枚数分だけ、すなわち、印刷枚数314の値だけ減算された枚数である。
インク残量317は、インク残量検出部24によって検出されたインク残量を示すものである。また、アクティベーション情報318は、オン状態に設定された場合には、印刷部25による印刷の実行が許容され、オフ状態に設定された場合には、印刷部25による印刷の実行が規制される。
(顧客管理システム200)
次に、顧客管理システム200について簡単に説明すると、顧客管理サーバ5に接続された顧客データベース6は、図4に示す顧客契約情報61をテーブルとして記憶している。顧客契約情報61としては、契約者毎に、デバイスID611、契約者情報612、ユーザ名613、パスワード614、料金プラン615、申し込み年月日616、追加プラン情報617、追加年月日618、決済情報619等が記憶される。
デバイスID611は、本形態の印刷サービスの契約者に提供されるプリンタ2を識別するための識別情報であり、プリンタ2に記憶される各種情報31のデバイスID311と同じである。また、契約者情報612は、本形態の印刷サービスの契約をベンダと結んだ個人または団体(法人)の名称、住所、連絡先、メールアドレス等である。
ユーザ名613は、この印刷サービスを利用する可能性のあるユーザの氏名であり、プリンタ2に記憶される各種情報31のユーザ名312と同じである。なお、ユーザ名613の「管理者」は、契約時に、契約者によって「管理者」に指定されたユーザであり、契約者と管理者は同じであっても差し支えない。なお、本形態では、1つの契約に対して複数人のユーザが設定できるように構成されているが、1つの契約に対して1名のユーザのみしか設定できないような構成であっても差し支えない。また、ユーザ名613は、契約時に、契約者によってあらかじめ設定されたユーザの氏名を記憶するが、契約後に新たに追加された新規のユーザの氏名も記憶できるように構成されている。
パスワード614は、ユーザ名613に登録された各ユーザがそれぞれ設定したパスワードであり、プリンタ2に記憶される各種情報31のパスワード313と同じである。料金プラン615は、管理者や各ユーザによって設定された料金プランである。申し込み年月日616は、本形態の印刷サービスの契約をユーザが申し込んだ日付である。追加プラン情報617は、管理者によって追加された追加プランである。追加年月日618は、管理者によって追加プランが追加された日付である。決済情報619は、決済システム9によって決済する際の情報であり、決済に用いるカード情報、決済状況、決済日等である。
IoTサーバ7に接続されたデバイスデータベース8は、図5に示すサービス記録情報81をテーブルとして記憶している。サービス記録情報81としては、印刷サービスの契約者に提供されるプリンタ2毎に、デバイスID811、ユーザ名812、印刷枚数813、現在の印刷可能枚数814、初期の印刷可能枚数815、インク残量816、アクティベーション情報817、プリンタ接続情報818等の情報が記憶される。また、デバイスID811、ユーザ名812、印刷枚数813、現在の印刷可能枚数814、初期の印刷可能枚数815、インク残量816およびアクティベーション情報817は、プリンタ2に記憶される各種情報31の、デバイスID311、ユーザ名312、印刷枚数314、現在の印刷可能枚数315、初期の印刷可能枚数316、インク残量317およびアクティベーション情報318と同じである。プリンタ接続情報818は、プリンタ2への接続情報、例えば、プリンタ2のIPアドレス、プリンタ2のEWS32のURL情報やIPアドレス等である。
IoTサーバ7は、プリンタ接続情報818を用いて、本形態の印刷サービスの契約者に提供された各プリンタ2を定期的にアクセスして、プリンタ2のプリンタ記憶部29に記憶された各種情報31を収集し、デバイスデータベース8に記憶するように構成されている。また、印刷枚数813およびアクティベーション情報817は、プリンタ2での印刷が終了すると、プリンタ2によって更新される。
(印刷サービス処理)
続いて、本形態の、OS40、プリンタ2、顧客管理サーバ5の動作を含むところの、補助プログラム42によってユーザに提供される印刷サービス処理の手順の一例について、図6のシーケンス図を参照して説明する。図6および後述する他のシーケンス図では、プリンタ2に対応する補助プログラム42がPC1に組み込まれている場合の動作について示している。
なお、本形態における各処理ステップは、基本的に、主に補助プログラム42などのプログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。CPU11による処理は、OS40のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS40の詳細な記載を省略して各プログラムの動作を説明する。
本形態の印刷サービスでは、まず、契約者がベンダと印刷サービスの契約を結ぶと、プリンタ2がベンダから管理者に対して配送される。管理者は、契約時に、契約者によって管理者に指定されたユーザであるが、契約者と管理者が同一人あっても差し支えない。次に、管理者(ユーザ)は、配送されたプリンタ2について、PC1に接続した後に、以下に説明する印刷サービス処理が、主にPC1において実行される。
手順の最初に、ユーザが、例えば、ディスプレイ13aに表示されたOS40のスタート画面(図示せず)において、スタートメニュ(図示せず)を、ユーザIF13を介してクリックすると、OS40は、スタートメニュー画面(図示せず)をディスプレイ13aに表示する。その後、ユーザが、ディスプレイ13aに表示されたスタートメニュー画面において「設定」ボタン(図示せず)を、ユーザIF13を介してクリックすると、OS40は、設定画面(図示せず)をディスプレイ13aに表示する。その後、ユーザが、設定画面に表示されたメニューの中から、「Bluetoothとデバイス」ボタン151を、ユーザIF13を介してクリックすると、OS40は、例えば、図7(A)に示す「Bluetoothとデバイス」画面15をディスプレイ13aに表示する。
その後、ユーザが、ディスプレイ13aに表示された「Bluetoothとデバイス」画面15において、「プリンタとスキャナ」ボタン152を、ユーザIF13を介してクリックすると、OS40は、例えば、図7(B)に示す「プリンタとスキャナ」画面16をディスプレイ13aに表示する。「プリンタとスキャナ」画面16では、例えば、図7(B)に示すように、個々のプリンタに対応付けられたプリンタ選択ボタンが一覧表示され、その一覧表示にはプリンタ2に対応付けられたプリンタ選択ボタン161が含まれる。具体的に各プリンタ選択ボタンは、OS40によって管理されるプリンタキューに対応づけられており、OS40によってプリンタごとにプリンタキューが生成されている。
その後、ユーザが、「プリンタとスキャナ」画面16にてプリンタ選択ボタン161を、ユーザIF13を介してクリックすると(手順11(以下、T11とする))、OS40は、例えば、図8に示すように、プリンタ選択ボタン161と関連付けられたプリンタ2用のプリンタ画面17をディスプレイ13aに表示する(T12)。プリンタ画面17では、例えば、「プリンタキューを開く」ボタン171、「アプリ起動」ボタン172、「テストページの印刷」ボタン173等が表示される。
その後、ユーザが、プリンタ画面17に表示された「アプリ起動」ボタン172を、ユーザIF13を介してクリックすると(T13)、OS40の汎用印刷プログラム41は、現在選択されているプリンタ2に対応した補助プログラム42を起動する(T14)。
なお、OS40は、プリンタ情報とプログラムの識別情報とを対応付けてメモリ12に記憶している。そして、汎用印刷プログラム41は、選択されたプリンタのプリンタ情報にプログラムの識別情報が対応付けられている場合には、「アプリ起動」ボタン172がクリックされた際にその関連付けられたプログラムの識別情報に示されるプログラムを起動するようになっている。プリンタ情報とプログラムの識別情報との対応付けは、例えばプリントキューの生成時やそのプログラムのインストール時に行われる。本形態では、プリンタ2のプリンタ情報と補助プログラム42の識別情報とが関連付けられており、プリンタ2が選択された状態で「アプリ起動」ボタン172がクリックされると、汎用印刷プログラム41は補助プログラム42を起動することになる。
補助プログラム42は、「アプリ起動」ボタン172のクリックによってOS40の汎用印刷プログラム41から起動されると、OS40に対して、プリンタ2の接続ポート情報を要求する(T15)。すると、接続ポート情報の要求を受け付けたOS40が接続ポート情報を応答するので、補助プログラム42は、その接続ポート情報を取得する(T16)。T16の処理が取得処理の一例であり、また、接続ポート情報が接続情報の一例である。
例えば、PC1とプリンタ2とが、有線LAN回線27を介して接続されている場合、補助プログラム42は、接続ポート情報として、有線LAN回線27が接続されたポート情報とプリンタ2のIPアドレスとを取得する。また、PC1とプリンタ2とがUSBにより接続されている場合には、補助プログラム42は、接続ポート情報として、USBの割り当て接続ポート情報を取得する。
その後、補助プログラム42は、取得した接続ポート情報に基づいて、例えば、MIB(Management Information Baseの略)を使って、プリンタ2にアクセス情報30の送信を要求する(T17)。すると、その要求を受け付けたプリンタ2は、プリンタ記憶部29に記憶されたアクセス情報30および各種情報31の中からデバイスID311を読み出して、その読み出されたアクセス情報30およびデバイスID311をPC1に送信するので、補助プログラム42は、そのアクセス情報30およびデバイスID311を取得する(T18)。その後、補助プログラム42は、取得したアクセス情報30およびデバイスID311をメモリ12に記憶する(T19)。T18の処理が第1取得処理の一例である。
なお、本形態では、補助プログラム42が、例えば、MIBを使って、プリンタ2から直接、アクセス情報30およびデバイスID311を取得するように構成したが、これに限定されることはない。例えば、OS40の汎用印刷プログラム41を介して取得するよう構成しても差し支えない。この場合、補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41にアクセス情報30等を要求し、汎用印刷プログラム41は、その要求に応じて、IPP(internet printing protocolの略)を用いて、プリンタ2に能力情報を要求する。プリンタ2は、プリンタ記憶部29に記憶されたアクセス情報30およびデバイスID311を読み出し、それらを能力情報に含めて応答する。そして、汎用印刷プログラム41は、プリンタ2から送信される能力情報を補助プログラム42に渡す。この場合、補助プログラム42は、OS40を介して間接的にアクセス情報30およびデバイスID311を取得することになり、補助プログラム42は、T17~T18の処理を実行する必要がない。また、この場合には、補助プログラム42が、OS40を介して間接的にアクセス情報30およびデバイスID311を取得する処理が、第1取得処理の一例である。
その後、補助プログラム42は、起動画面18の表示処理を実行し(T20)、そして、補助プログラム42は、ディスプレイ13aに例えば、図9に示す、起動画面18をディスプレイ13aに表示する(T21)。起動画面18では、「印刷サービス」ボタン181、終了ボタン182等が表示される。なお、PC1は、ユーザが、終了ボタン182を、ユーザIF13を介してクリックした際には、起動画面18の表示を中止する。
図9に示す、起動画面18がディスプレイ13aに表示された状態において、ユーザが、「印刷サービス」ボタン181を、ユーザIF13を介してクリックすると(T22)、補助プログラム42は、T18で取得したアクセス情報30に基づいて顧客管理サーバ5にアクセスし、アカウント情報を要求する(T23)。なお、アカウント情報の要求には、T18の処理で取得されたプリンタ2のデバイスID311が含まれる。
このように本形態では、「アプリ起動」ボタン172のクリックによって、補助プログラム42は、T18で取得したアクセス情報30に基づいて顧客管理サーバ5にアクセスするので、ユーザが、顧客管理サーバ5のアクセス先を、いちいち入力する必要がなく、利便性が向上する。
アカウント情報を要求された顧客管理サーバ5は、顧客データベース6の顧客契約情報61にアクセスし、PC1から送信されてきたプリンタ2のデバイスID311に基づいて、そのデバイスID311に対応するアカウント情報、すなわち、ユーザ名613を抽出し(T24)、その後、抽出されたユーザ名613を、アカウント情報としてPC1に送信する。
従って、補助プログラム42は、顧客管理サーバ5から送信されてきたアカウント情報、すなわち、ユーザ名613を取得した後に(T25)、ユーザ名613をメモリ12に記憶する。
次に、補助プログラム42は、ユーザ名613に基づいて、表示処理を実行し(T26)、その後に、ディスプレイ13aに、図10(A)に示すユーザ名選択画面51をディスプレイ13aに表示する(T27)。ユーザ名選択画面51では、ユーザ選択欄511、「次に」ボタン512、「終了」ボタン513等が表示される。
本形態では、顧客管理サーバ5の顧客データベース6は、ユーザ名613をデバイスID311と関連付けて記憶しているので、補助プログラム42は、プリンタ2からデバイスID311を取得して顧客管理サーバ5に送信することで、顧客管理サーバ5からそのプリンタ2に適用されるユーザ名を取得することができる。従って、補助プログラム42は、プリンタ2に適用されるユーザ名を、ユーザ選択欄511に表示する。
ユーザは、ユーザIF13を介してユーザ選択欄511に表示されたユーザ名の1つを選択した後に、「次に」ボタン512をクリックし、その後、次のパスワード入力画面(図示せず)にてパスワードを入力する。その後、ユーザが、ユーザIF13を介して「次に」ボタンをクリックすると(T28)、補助プログラム42は、図10(A)のユーザ名選択画面51等において選択されたユーザ名およびパスワードを、T18の処理で取得されたプリンタ2のデバイスID311と共に、顧客管理サーバ5に対して送信してサービス情報を要求する(T29)。すなわち、補助プログラム42は、ユーザ名およびパスワードを用いて顧客管理サーバ5にログインしてサービス情報を要求する。なお、図10(A)のユーザ名選択画面51においては、ユーザ選択欄511に、ユーザ名として「ユーザ1」、「管理者」、「新規ユーザ」がそれぞれ表示されているが、ここでは、ユーザが、ユーザ名として「管理者」を選択したものとして、以下の話を進める。
このように本形態では、顧客管理サーバ5からアカウント情報、すなわち、プリンタ2に適用されるユーザ名613を取得することで、そのユーザ名613を用いて顧客管理サーバ5にログインすることが可能になり、ユーザによるユーザ名の入力の手間を省くことができ、利便性が向上する。
サービス情報の要求を受信した顧客管理サーバ5は、デバイスID311に基づいて、PC1から送信されてきたユーザ名およびパスワードが、顧客データベース6のユーザ名613およびパスワード614が一致するか否かを検証する。そして、PC1から送信されてきたユーザ名およびパスワードが、顧客データベース6のユーザ名613およびパスワード614が有効、すなわち一致した場合には、顧客管理サーバ5は、ユーザ名、すなわち、「管理者」に対応する料金プラン615、申し込み年月日616、追加プラン情報617、追加年月日618等を抽出する。
また、顧客管理サーバ5は、ユーザ名およびデバイスID311をIoTサーバ7に送信して、デバイスデータベース8に記憶されたサービス記録情報81から、ユーザ名すなわち、「管理者」およびデバイスID311に対応した、印刷枚数813、現在の印刷可能枚数814、初期の印刷可能枚数815、インク残量816、アクティベーション情報817等を取得する(T30)。
その後、顧客管理サーバ5は、ユーザ名613、料金プラン615、申し込み年月日616、追加プラン情報617、追加年月日618、印刷枚数813、現在の印刷可能枚数814、初期の印刷可能枚数815、インク残量816、アクティベーション情報817等から構成される、PC1から送信されてきたユーザ名に対応したサービス情報を生成する(T30)。そして、顧客管理サーバ5は、生成したサービス情報を、PC1に対して送信するので、補助プログラム42は、サービス情報を取得する(T31)。T31の処理が第2取得処理の一例である。
このように本形態では、複数のユーザ名から顧客管理サーバ5へのログインに用いるユーザ名を選択できることで、複数のユーザで、ユーザ名ごとに決められ条件のサービス情報を取得することができ、ユーザに適したサービスを提供することができる。
次に、補助プログラム42は、取得したサービス情報に基づいて、表示処理を実行し(T32)、図10(B)に示すメニュー画面52をディスプレイ13aに表示する(T33)。メニュー画面52では、「料金プランの追加」ボタン521、「消耗品の発注」ボタン522、「パスワードの再設定」ボタン523、「利用履歴ボタン」524、「戻る」ボタン524等が表示される。なお、本形態では、「消耗品の発注」ボタン522は、図10(A)のユーザ名選択画面51において、「管理者」名でログインした場合のみに表示し、一般ユーザ名、すなわち、「ユーザ1」や「新規ユーザ」でログインした場合には、表示されることはない。
このように本形態では、ユーザが共通して使用する消耗品については、「管理者」のみが発注することができるように構成したので、各ユーザによる消耗品の重複した発注を防止することができる。
(料金プランの追加)
ここで、ユーザが、例えば、「料金プランの追加」ボタン521を、ユーザIF13を介してクリックした後、さらに、「次に」ボタン512をクリックすると、補助プログラム42は、図11(A)に示す料金プラン追加画面53をディスプレイ13aに表示する。料金プラン追加画面53では、初期の印刷可能枚数815と現在の印刷可能枚数814とを円グラフで示した印刷枚数表示欄531、Aプラン~Cプランから成る追加の料金プラン表示欄532、Aプランを申し込むための「A申込」ボタン533、Bプランを申し込むための「B申込」ボタン534、Cプランを申し込むための「C申込」ボタン535、「申し込み」ボタン536等が表示される。
また、料金プラン追加画面53の、追加の料金プラン表示欄532では、Aプラン~Cプランのそれぞれにおいて、追加の印刷枚数と、それに対する追加料金が表示される。追加の印刷枚数が利用情報の一例である。
このように本形態では、補助プログラム42が、図10(A)のユーザ名選択画面51において、ユーザが、ユーザ名として選択したユーザ名、すなわち、ここでは、「管理者」に対応した、現在の印刷可能枚数814および初期の印刷可能枚数815を顧客管理サーバ5から取得して、その取得した現在の印刷可能枚数814および初期の印刷可能枚数815に基づいて印刷枚数表示欄531をディスプレイ13aに表示するようにしたので、ユーザは、印刷枚数表示欄531を参照することにより現在の印刷サービスの利用状況を正確に把握することができ、料金プランの追加手続きを適切に進めることができる。
ユーザは、印刷枚数表示欄531に表示された現在の印刷可能枚数814、すなわち、残りの印刷可能枚数等を参照しながら、追加の料金プラン表示欄532に表示されたAプラン~Cプランの何れの追加プランを申し込むかを決定した後に、「A申込」ボタン533~「C申込」ボタン535の内、いずれかのボタンを、ユーザIF13を介してクリックした後、さらに、「申し込み」ボタン536をクリックすると(T34)、補助プログラム42は、追加の料金プラン情報を、プリンタ2のデバイスID311およびユーザIDと共に顧客管理サーバ5に対して送信する(T35)。T34の処理が、入力処理の一例であり、また、T35の処理が、要求処理の一例である。
追加の料金プラン情報等を受信した顧客管理サーバ5は、追加の料金プラン情報、デバイスID311およびユーザIDに基づいて、追加プラン情報617、追加年月日618等について、顧客データベース6を更新する(T36)。また、顧客管理サーバ5は、追加の料金プラン情報等をIoTサーバ7に送信する。そして、IoTサーバ7は、受信した追加の料金プラン情報等に基づいて、デバイスデータベース8の現在の印刷可能枚数814および、初期の印刷可能枚数815等を更新する。T36の処理が、特定処理の一例である。
また、追加の料金プラン情報等を受信した顧客管理サーバ5は、デバイスID311およびユーザIDに対応する決済情報619に基づいて、追加の料金プラン情報について決済システム9を用いて課金処理を実行する。
このように本形態では、ユーザが「アプリ起動」ボタン172のクリックすることによって、ユーザが顧客管理サーバ5へのアクセス情報、つまり、URL等を入力することなく顧客管理サーバ5にログインすることができて料金プランの追加手続きおよびそれに対する課金処理を完了することができるので、印刷サービスの利用条件変更手続きを簡素化することができ、利便性が向上する。
また、補助プログラム42は、追加の料金プラン情報を、ユーザIDと共にプリンタ2に対して送信する(T37)。そして、追加の料金プラン情報を、ユーザIDと共に受信したプリンタ2は、追加の料金プラン情報およびユーザIDに基づいて、プリンタ記憶部29に記憶された各種情報31の内、現在の印刷可能枚数315および初期の印刷可能枚数316等を更新する(T38)。
(消耗品の発注)
また、補助プログラム42が、図10(B)に示すメニュー画面52をディスプレイ13aに表示した状態において(T33)、ユーザが、「消耗品の発注」ボタン522を、ユーザIF13を介してクリックすると、補助プログラム42は、「消耗品の発注」を受け付けて図11(B)に示す消耗品発注画面54をディスプレイ13aに表示する。消耗品発注画面54では、サービス情報に含まれるインク残量816に基づいて、推定インク残量と推定印刷可能枚数を表示する消耗品情報表示欄541、「発注」ボタン542が表示される。補助プログラム42による「消耗品の発注」を受け付け処理が、入力処理の一例である。
このように本形態では、補助プログラム42が、サービス情報に含まれるインク残量816に基づいて、推定インク残量と推定印刷可能枚数を表示する消耗品情報表示欄541をディスプレイ13aに表示するようにしたので、ユーザは、消耗品情報表示欄541を参照することにより現在の消耗品の消耗状況を正確に把握することができ、消耗品の発注手続きを適切に進めることができる。
ここで、ユーザが、「発注」ボタン542を、ユーザIF13を介してクリックすると(T34)、補助プログラム42は、消耗品発注情報を、プリンタ2のデバイスID311およびユーザIDと共に顧客管理サーバ5に対して送信する(T35)。
消耗品発注情報を受信した顧客管理サーバ5は、追加の料金プラン情報、デバイスID311およびユーザIDに基づいて、追加プラン情報617、追加年月日618等について、顧客データベース6を更新する(T51)。また、顧客管理サーバ5は、消耗品について、発送手配をする。なお、プリンタ記憶部29に記憶された各種情報31の内、インク残量317は、ベンダから配送されたインクタンク(図示せず)をプリンタ2にセットした際に更新される。本形態では、マゼンタ、シアン、イエロ、ブラックのインクを一括して発注するように構成したが、各色のインクを個別に発注できるように構成しても差し支えない。また、消耗品の発注が有料の場合には、顧客管理サーバ5は、顧客データベース6に記憶された顧客契約情報61の内、決済情報619等に基づいて、決済システム9を用いて課金処理を実行する。
(利用履歴)
また、補助プログラム42が、図10(B)に示すメニュー画面52をディスプレイ13aに表示した状態において(T33)、ユーザが、「利用履歴」ボタン524を、ユーザIF13を介してクリックすると、補助プログラム42は、利用履歴画面(図示せず)をディスプレイ13aに表示する。利用履歴画面(図示せず)では、顧客データベース6に記憶された顧客契約情報61の内、料金プラン615、申し込み年月日616、追加プラン情報617、追加年月日618等に基づいて、ユーザの利用履歴が表示される。
また、IoTサーバ7に接続されたデバイスデータベース8のサービス記録情報81において、印刷枚数813に加えて印刷年月日を記憶するように構成すれば、利用履歴画面において、印刷履歴も表示可能となる。すなわち、補助プログラム42が、T31の処理において、印刷枚数314および印刷年月日を含めてサービス情報として取得することで、印刷履歴も表示可能となる。
(新規ユーザの登録)
次に、補助プログラム42が、ディスプレイ13aに、図10(A)に示すユーザ名選択画面51をディスプレイ13aに表示した状態において(T27)、ユーザが、ユーザ選択欄511に表示された「新規ユーザ」を選択した場合には、補助プログラム42は、図12(A)に示すパスワード設定画面55を表示する。パスワード設定画面55では、ユーザ名入力欄551、パスワード入力欄552、「新規登録」ボタン553等が表示される。
ここで、ユーザ名入力欄551にユーザ名を、パスワード入力欄552にパスワードをそれぞれユーザが入力した後に、さらにユーザが、「新規登録」ボタン553を、ユーザIF13を介してクリックすると(T28)、補助プログラム42は、補助プログラム42は、図12(A)のパスワード設定画面55において入力されたユーザ名およびパスワードを、T18の処理で取得されたプリンタ2のデバイスID311と共に、顧客管理サーバ5に対して送信して新規登録のサービス情報を要求する(T29)。
新規登録のサービス情報の要求を受信した顧客管理サーバ5は、デバイスID311に基づいて、PC1から送信されてきたユーザ名およびパスワードを、顧客データベース6のユーザ名613およびパスワード614に新規ユーザとして記憶する。そして、顧客管理サーバ5は、初期設定情報をPC1に対して送信する(T31)。
初期設定情報を受信した補助プログラム42は、サービス情報に含まれる初期設定情報に基づいて、図12(B)に示す料金プラン選択画面56をディスプレイ13aに表示する(T33)。料金プラン選択画面56では、各料金プラン561が表示されると共に、料金プランの何れかを申し込むための「申込」ボタン562~564等が表示される。ここで、ユーザが、「申込」ボタン562~564中の、例えば、「S申込」ボタン562を、ユーザIF13を介してクリックした後に、「次に」ボタン512を、ユーザIF13を介してクリックすると、補助プログラム42は、図13(A)に示す決済方法選択画面57をディスプレイ13aに表示する。
次に、図13(A)に示す決済方法選択画面57では、決済方法の選択欄571が表示される。本形態では、決済方法として、ユーザがクレジットサービスを選択しているので、決済方法選択画面57では、補助プログラム42は、決済方法の選択欄571の下側に、カード情報の入力欄572を表示する。ユーザが、カード情報の入力欄572に所定事項を入力した後に、「次に」ボタン512を、ユーザIF13を介してクリックすると、補助プログラム42は、図13(B)に示す最終確認画面58をディスプレイ13aに表示する。
次に、図13(B)に示す最終確認画面58では、ユーザ名581、料金プラン582、決済方法583等が表示される。ユーザが、ユーザ名581、料金プラン582、決済方法583を確認した上で、「申し込み」ボタン536を、ユーザIF13を介してクリックして申し込みを指示すると(T34)、補助プログラム42は、デバイスID311を含む初期設定情報を顧客管理サーバ5に送信する(T35)。T34の処理が、入力処理の一例であり、T35の処理が、要求処理の一例である。
また、デバイスID311を含む初期設定情報を受信した顧客管理サーバ5は、デバイスID311およびユーザ名に基づいて、パスワード614、料金プラン615、申し込み年月日616、決済情報619を顧客データベースにそれぞれ記憶する(T36)。また、顧客管理サーバ5は、決済情報619に基づいて、決済システム9を用いて課金処理を実行する。T36の処理が、特定処理の一例である。
また、補助プログラム42は、プリンタ2に対して、ユーザが申し込んだ料金プランに基づいて、初期の印刷可能枚数の情報をユーザ名と共に送信する(T37)。そして、初期の印刷可能枚数の情報をユーザ名と共に受信したプリンタ2は、受信した初期の印刷可能枚数の情報を、ユーザ名に基づいて、初期の印刷可能枚数316としてプリンタ記憶部29に記憶する(T38)。
このように本形態では、新規ユーザを選択できることで、新規ユーザに適したサービス情報、すなわち、初期設定情報を顧客管理サーバ5からダウンロードすることができ、新規ユーザを含めた幅広いユーザが、本形態の印刷サービスを利用することができる。
(印刷の実行)
続いて、ユーザの操作による印刷実行の指示を受け付けた場合の各プログラムによる手順について、図14のシーケンス図を参照して説明する。なお、ユーザによる印刷実行の指示は、汎用印刷プログラム41に直接入力されても良いし、ブラウザ43またはアプリ44に入力され、ブラウザ43またはアプリ44から汎用印刷プログラム41に出力されても良い。
汎用印刷プログラム41は、ユーザによる印刷実行の指示があった場合(T61)、補助プログラム42を起動して、印刷実行の指示に対応する処理を要求する(T62)。T62の処理では、補助プログラム42は、印刷実行の指示を受け付けた際に設定されていた印刷設定の情報を、汎用印刷プログラム41から受け取る。汎用印刷プログラム41は、印刷対象の画像を示す画像データも補助プログラム42に渡しても良い。
補助プログラム42は、印刷指示を受けて、プリンタ2に対して本体能力の情報を要求する(T63)。また、この際に、補助プログラム42は、印刷を指示したユーザ名もプリンタ2に渡す。そして、プリンタ2は、ユーザ名312に基づいて、プリンタ記憶部29に記憶された各種情報31の内、アクティベーション情報318を抽出して、本体能力の情報と共にPC1に送信する。従って、補助プログラム42は、プリンタ2から、本体能力の情報を取得する(T64)。なお、本体能力の情報には、例えば、プリンタ2にて実行可能な画像処理の情報が含まれる。
次に、補助プログラム42は、取得した本体能力の情報に基づいて、T62にて受け取った印刷設定の情報を確認する(T65)。T65では、補助プログラム42は、例えば、印刷設定とプリンタ2の本体能力とに齟齬が生じていないかを確認する。また、補助プログラム42は、アクティベーション情報318が「オン」か否かを確認する。
次に、補助プログラム42は、補助プログラム42は、アクティベーション情報318が「オン」の場合には、確認結果の印刷設定の情報を汎用印刷プログラム41に渡す(T66)。なお、アクティベーション情報318が「オフ」の場合には、ディスプレイ13aに、エラーメッセージを表示して印刷を中止する。すなわち、アクティベーション情報318が「オフ」の場合には、汎用印刷プログラム41に印刷の手順のキャンセルを指示する。
なお、補助プログラム42は、T65の確認の結果に応じて、T66では、印刷設定を変更して渡しても良い。例えば、T62にて受け取った印刷設定として、汎用印刷プログラム41や補助プログラム42にて実行するよりもプリンタ2にて実行する方が好ましい画像処理の情報が含まれている場合、補助プログラム42は、その画像処理を除いた印刷設定に変更しても良い。その場合、補助プログラム42は、後の手順にてプリンタ2に渡せるように、除いた印刷設定の情報を記憶し、T66では、変更後の印刷設定の情報を汎用印刷プログラム41に渡しても良い。
アクティベーション情報318が「オン」の場合に、汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42から受け取った印刷設定を用いて、印刷対象の画像の画像データの形式を中間画像データの形式に変換することで中間画像データを生成して、生成した中間画像データを補助プログラム42に渡す(T67)。アプリ44に含まれる画像データは種々のタイプのものであり、汎用印刷プログラム41は、印刷対象の画像データを、印刷データの生成に適した中間画像データに変換する。なお、印刷対象の画像データが印刷データの生成に適したデータであれば、中間画像データの生成を省略し、そのまま中間画像データとしても良い。中間画像データは、例えば、XPSデータである。
補助プログラム42は、T67にて受け取った中間画像データに基づいてラスタライズを実行し、印刷対象の画像を示す印刷データを生成する(T68)。T68にて生成される印刷データは、プリンタ2にて印刷に使用できる形式のデータであり、例えば、プリンタ2のモデルに専用のPDLデータである。
プリンタ2に対応する補助プログラム42にてラスタライズすることで、汎用印刷プログラム41にてラスタライズする場合に比較して自由度が大きく、プリンタ2での印刷に適した印刷データが生成される可能性が高い。なお、補助プログラム42によって生成される印刷データは、プリンタ2のモデル以外のプリンタでの印刷にも使用できる形式のデータであっても良い。
補助プログラム42は、T58にて生成した印刷データを、印刷の実行を指示する印刷コマンドとともにプリンタ2に送信する(T69)。補助プログラム42は、T65にてプリンタ2に実行させると決定した画像処理がある場合、その処理の情報も含む印刷コマンドを生成する。補助プログラム42は、さらに、印刷データの送信を終了したことを汎用印刷プログラム41に通知しても良い。
印刷データと印刷コマンドとを受信したプリンタ2は、受信した印刷コマンドに基づいて、印刷データの画像の印刷を実行する(T70)。これにより、印刷物が生成される。
なお、補助プログラム42が印刷データを生成する代わりに、汎用印刷プログラム41が印刷データの生成を行っても良い。例えば、補助プログラム42は、T67にて受け取った中間画像データと印刷実行の情報とを汎用印刷プログラム41に渡し、汎用印刷プログラム41が、中間画像データをラスタライズして印刷データを生成しても良い。その場合、汎用印刷プログラム41は、生成した印刷データを補助プログラム42に渡す。そして、補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41から印刷データを受け取った場合、汎用印刷プログラム41から受け取った印刷データを、印刷の実行を指示する印刷コマンドとともにプリンタ2に送信する。
汎用印刷プログラム41によって生成される印刷データは、各種のプリンタにて印刷に使用できる形式の印刷データであり、例えば、PWGRasterデータ、または、PDFデータである。汎用印刷プログラム41によってラスタライズするとすれば、補助プログラム42の処理が少なく、処理時間増大の回避が見込まれ、また、補助プログラム42のプログラムサイズが抑えられる。
なお、プリンタ2への印刷データや印刷コマンドの送信は、汎用印刷プログラム41が行っても良い。つまり、補助プログラム42は、生成した印刷データを、プリンタ2を送信先としてPC1から送信されるように、汎用印刷プログラム41に渡しても良い。その場合、汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42から受け取った印刷データ等をプリンタ2に送信する。
また、プリンタ2は、印刷が終了すると、プリンタ記憶部29に記憶された各種情報31を更新する(T71)。例えば、印刷枚数314の値を、印刷枚数分だけインクリメントし、また、現在の印刷可能枚数315の値を、印刷枚分だけでデクリメントする。そして、プリンタ2は、現在の印刷可能枚数315の値が、デクリメントした結果、値が「ゼロ」もしくはマイナスになった場合には、アクティベーション情報318を、「オン」から「オフ」に書き換える。したがって、このユーザは、プリンタ2において印刷することができなくなる。
この際に、プリンタ2は、「オフ」のアクティベーション情報318を汎用印刷プログラム41に渡し、汎用印刷プログラム41は、ディスプレイ13aにエラーメッセージを表示するとともに、印刷サービスにおいて料金プランの追加を実行することを促すメッセ―ジを表示するようにしても良い。
また、プリンタ2は、印刷が終了すると、印刷枚数314の値、現在の印刷可能枚数315、アクティベーション情報318をIoTサーバ7に対して送信する。印刷枚数314の値等を受信したIoTサーバ7は、デバイスデータベース8の印刷枚数813、現在の印刷可能枚数814、アクティベーション情報817等を更新する。
このように本形態では、T64の処理において、プリンタ2からアクティベーション情報318を取得するように構成したので、IoTサーバ7からアクティベーション情報817を取得する場合に比べて、インターネット回線300を介していないので、迅速に取得することができ、印刷をスムースに実行できる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態にかかる、OS40、プリンタ2、顧客管理サーバ5の動作を含むところの、補助プログラム42によってユーザに提供される印刷サービス処理の手順の一例について、図15のシーケンス図を参照して説明する。なお、その説明中、第1実施形態における処理と同じ処理には、同じ符号を付して説明する。
すなわち、第1実施形態においては、T25の処理においては、アカウント情報を顧客管理サーバ5から取得するように構成されていたが、本第2実施形態では、プリンタ2から取得するように構成されている点が特徴である。
図15において、補助プログラム42は、T16で取得した接続ポート情報に基づいてプリンタ2にアクセスし、アカウント情報を要求する(T51)。
アカウント情報を要求されたプリンタ2は、プリンタ2のプリンタ記憶部に記憶された各種情報31の内、ユーザ名312を抽出して、PC1に対して送信する(T52)。
ユーザ名312を受信した補助プログラム42は、ユーザ名312に基づいて、表示処理を実行し(T26)、その後に、ディスプレイ13aに、図10(A)に示すユーザ名選択画面51をディスプレイ13aに表示する(T27)。
また、本形態では、図9に示す、起動画面18をディスプレイ13aに表示する必要がない、つまり、「アプリ起動」ボタン172のクリックによって、直ぐに図10(A)に示すユーザ名選択画面51がディスプレイ13aに表示されるような構成の場合には、T18の処理で、アクセス情報とユーザ名312を取得する。そして、その取得したユーザ名312に基づいて、補助プログラム42は、図10(A)に示すユーザ名選択画面51をディスプレイ13aに表示するようにしても差し支えない。
以上、詳細に説明したように、本形態では、OS40にて、補助プログラム42の起動指示が受け付けられた際、すなわち、図8に示すプリンタ画面17において「アプリ起動」ボタン172を、ユーザIF13を介してユーザがクリックすると、補助プログラム42がOS40からプリンタ2の接続情報を取得し、その接続情報を用いてプリンタ2からアクセス情報を取得し、そのアクセス情報を用いて顧客管理サーバ5にアクセスして初期設定情報やサービス情報を取得することで、ユーザは、顧客管理サーバ5が提供可能なサービスに関するサービス情報を閲覧するために、その顧客管理サーバ5へのアクセス情報を入力する必要なく、またそのサービス情報を表示するためのアプリ44を起動させる操作を行う必要なく、起動指示の入力という操作だけでそのサービス情報を閲覧することができることができ、利便性が向上する。
なお、本明細書に開示される実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、PC1に接続される装置は、プリンタに限らず、複合機、複写機、FAX装置、等印刷機能を有する装置であればよい。また、PC1に接続されるプリンタの数は、図示の例に限らず、2台以上でも良い。
また、本実施の形態では、PC1はノート型のパーソナルコンピュータにより構成したが、デスクトップ型のパーソナルコンピュータにより構成しても差し支えない。この場合には、PC1は、ユーザIF13の機能を実現するデバイス、具体的には、キーボード、マウス、ディスプレイ等を接続するためのインタフェースを備える。また、PC1は、スマートフォンやタブレット等によって構成しても差し支えない。
また、本実施の形態では、ベンダからユーザに提供される印刷サービスの利用条件(利用情報)は、一例として、プリンタ2を用いてユーザが印刷することができる印刷枚数および消耗品としたが、それに限定されることはない。例えば、プリンタ2についてユーザが使用することができる利用期間やプリンタ2の機能制限等であっても差し支えない。また、プリンタ2の機能制限は、片面印刷のみが利用可能で両面印刷機能が制限されたり、使用可能なトレイの種類が制限されたり、印刷においてモノクロ印刷のみが利用可能でカラー印刷機能が制限されるような構成であってもしても差し支えない。
また、本実施の形態では、補助プログラム42が顧客管理サーバ5にアクセスしてサービス情報を直接取得するように構成したが、それに限定されることはない。例えば、補助プログラム42がプリンタ2に取得を依頼してプリンタ2が顧客管理サーバ5にアクセスしてサービス情報を取得し、その取得したサービス情報について、補助プログラム42は、プリンタ2から間接的に取得するように構成しても差し支えない。
また、本実施の形態では、プリンタ2が印刷を終了した際に、アクティベーション情報318を更新するように構成したが、IoTサーバ7においてアクティベーション情報318を更新するようにしても差し支えない。すなわち、IoTサーバ7は、印刷枚数314の値を受信した際に、現在の印刷可能枚数814の値を、印刷枚分だけでデクリメントする。そして、IoTサーバ7は、現在の印刷可能枚数814の値が、デクリメントした結果、値が「ゼロ」もしくはマイナスになった場合には、アクティベーション情報817を、「オン」から「オフ」に書き換える。
また、この場合には、プリンタ2の各種情報31として、デバイスID311のみが記憶される構成であっても差し支えない。また、この場合には、T63~T64の処理において、アクティベーション情報817をIoTサーバ7に要求して取得する必要がある。
また、本実施の形態では、T30の処理において、顧客管理サーバ5が、デバイスID311に基づいて、PC1から送信されてきたユーザ名およびパスワードが、顧客データベース6のユーザ名613およびパスワード614が一致するか否かを検証するように構成したが、補助プログラム42が検証するように構成しても差し支えない。すなわち、例えば、T28の処理で、ユーザ選択欄511に表示されたユーザ名を選択した後にパスワードを入力する。その後、ユーザが、ユーザIF13を介して「次に」ボタンをクリックした際に、補助プログラム42は、入力されたユーザ名およびパスワードを、プリンタ記憶部29に記憶された各種情報31のユーザ名312およびパスワード313を用いて検証するように構成しても良い。そして、検証の結果、問題がなければ、補助プログラム42は、T29の処理を実行する。この場合には、顧客管理サーバ5が処理する場合に比べて、検証結果を速やかにユーザに報知することができる。
また、本実施の形態では、図9に示す、起動画面18がディスプレイ13aに表示された状態において、ユーザが、「印刷サービス」ボタン181を、ユーザIF13を介してクリックすると(T22)、補助プログラム42が、T18で取得したアクセス情報30に基づいて顧客管理サーバ5にアクセスし、アカウント情報を要求し(T23)、以降の処理も補助プログラム42が行っている。しかし、これに限るものではなく、例えば、T23以降の処理は、補助プログラム42が、T18で取得したアクセス情報30に基づいて顧客管理サーバ5のページにアクセスするようブラウザ43を起動して、顧客管理サーバ5によりブラウザ43を通じて進行するようにしてもよい。この場合、T18で取得したアクセス情報30に基づいて顧客管理サーバ5のページにアクセスするようブラウザ43を起動する処理が第2取得処理と表示処理をさせる一例となる。
また、補助プログラム42は、さらに他の役割を有していても良い。また、本形態の処理を実行するプログラムは、補助プログラム42に限らず、汎用印刷プログラム41を用いた印刷を行う際に、OS40または汎用印刷プログラム41から指示を受け付けるプログラムであればよい。例えば、マイクロソフト社が仕様公開した印刷ワークフローアプリ(Print workflow)でも良い。
また、補助プログラム42の実行タイミングは、実施の形態の例に限らない。例えば、OS40から直接実行指示されて実行されても良く、または、常駐される補助プログラム42であっても良い。常駐される場合には、補助プログラム42は、実行命令を受けて前述した動作を行うとすれば良い。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
2 プリンタ
30 アクセス情報
11 CPU
13a ディスプレイ
40 OS
41 汎用印刷プログラム
42 補助プログラム

Claims (9)

  1. 情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、特定のプリンタに対応し、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするサポートプログラムであって、前記オペレーティングシステムは、選択されたプリンタに対応するプログラムの起動指示を受け付けることが可能であり、前記汎用印刷プログラムには、前記起動指示に応じて処理を要求するプログラムがプリンタに関連付けられており、前記特定のプリンタには、サーバへのアクセスに用いる情報であるアクセス情報が記憶されており、前記サーバは、前記特定のプリンタに適用されるサービスを提供可能であり、
    前記コンピュータに、
    前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
    前記特定のプリンタの接続先を示す接続情報を用いて、前記特定のプリンタから前記アクセス情報を取得する第1取得処理と、
    前記第1取得処理にて取得された前記アクセス情報を用いて、前記サーバから前記サービスに関する情報であるサービス情報を取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理にて取得された前記サービス情報に基づく情報を表示する表示処理と、
    を実行させる、
    ように構成されるサポートプログラム。
  2. 請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記第2取得処理では、
    前記第1取得処理にて取得された前記アクセス情報を用いて前記サーバにアクセスし、前記サーバから前記サーバにログイン可能なアカウント情報を取得し、取得された前記アカウント情報を用いて、前記サーバから前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報を取得する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  3. 請求項2に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記第2取得処理では、
    前記サーバから取得された前記アカウント情報が複数ある場合、取得された前記複数のアカウント情報の中から前記サーバにログインする前記アカウント情報の選択を受け付け、前記サーバから、選択された前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報を取得する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  4. 請求項2または請求項3に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記表示処理を実行させた後、
    前記サービスに関する入力を受け付ける入力処理と、
    前記入力処理にて前記サービスに関する入力を受け付けた場合に、前記サービス情報を更新するための特定処理の実行を要求する要求コマンドを、前記第2取得処理にて取得された前記アカウント情報と関連付けて、前記サーバに送信する要求処理と、
    を実行させ、前記サーバによって前記要求コマンドが受信されると、前記サーバにて、受信した前記要求コマンドに対応する前記特定の処理が実行され、送信された前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報が更新される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  5. 請求項4に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記入力処理では、
    前記サービスに関する入力として、前記サービスを利用するための決済に関する入力を受け付け、前記サービス情報には、前記サービスを利用するための決済に関する決済情報が含まれ、
    前記要求処理では、
    前記入力処理にて前記決済に関する入力を受け付けた場合に、前記特定処理の実行を要求する前記要求コマンドを、前記第2取得処理にて取得された前記アカウント情報と関連付けて、前記サーバに送信し、前記サーバによって前記要求コマンドが受信されると、前記サーバにて、受信した前記要求コマンドに対応する前記特定処理として、受信した前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報に含まれる前記決済情報が更新される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  6. 請求項4に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記入力処理では、
    前記サービスに関する入力として、前記サービスを利用するための条件に関する入力を受け付け、前記サービス情報には、前記サービスを利用するための条件に関する条件情報が含まれ、
    前記要求処理では、
    前記入力処理にて前記条件に関する入力を受け付けた場合に、前記特定処理の実行を要求する前記要求コマンドを、前記第2取得処理にて取得された前記アカウント情報と関連付けて、前記サーバに送信し、前記サーバによって前記要求コマンドが受信されると、前記サーバにて、受信した前記要求コマンドに対応する前記特定処理として、受信した前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報に含まれる前記条件情報が更新される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  7. 請求項4に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記入力処理では、
    前記サービスに関する入力として、前記サービスに用いられる消耗品に関する入力を受け付け、前記サービス情報には、前記サービスに用いられる消耗品に関する消耗品情報が含まれ、
    前記要求処理では、
    前記入力処理にて前記消耗品に関する入力を受け付けた場合に、前記特定処理の実行を要求する前記要求コマンドを、前記第2取得処理にて取得された前記アカウント情報と関連付けて、前記サーバに送信し、前記サーバによって前記要求コマンドが受信されると、前記サーバにて、受信した前記要求コマンドに対応する前記特定処理として、受信した前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報に含まれる前記消耗品情報が更新される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  8. 請求項2に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記第2取得処理では、
    前記第2取得処理にて取得された前記アクセス情報を用いて前記サーバにアクセスし、前記サーバから前記アカウント情報を取得した後、取得された前記アカウント情報と新規のアカウント情報との中から前記サーバにログインする前記アカウント情報の選択を受け付け、取得された前記アカウント情報のいずれかが選択された場合、前記サーバから、選択された前記アカウント情報に関連付けられた前記サービス情報を取得し、新規のアカウント情報が選択された場合、前記サーバに新規のアカウント情報の作成を指示する作成コマンドを送信し、前記サーバから、作成された新規のアカウント情報に関連付けられた前記サービス情報を取得する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して画像の印刷を前記特定のプリンタに行わせる前記印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
    前記汎用印刷プログラムから前記画像を示す画像データを取得し、前記画像データに基づいて印刷コマンドを前記特定のプリンタに送信するための送信処理を実行させる、
    ように構成されるサポートプログラム。
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