JP2023147318A - 暖房機 - Google Patents

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大輔 小島
Daisuke Kojima
誠 森田
Makoto Morita
星次 赤佐
Seiji Akasa
史生 渡部
Fumio Watabe
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Abstract

【課題】放熱部の加熱むらを確実に防止した暖房機を提供する。【解決手段】放熱部4の仕切板に形成した通気手段である小穴11、12、13は、流出口6側から離れるに従って穴の径を大きくすると共に、仕切板7の流出口6の反対側の端の下部に、前方に向かって凸状に張り出した張り出し部14を設けたので、流出口6側から離れるに従って小穴を通過する燃焼ガスが多くなって放熱部4全体が均一に加熱され、更に、前方に向かって凸状に張り出した張り出し部14に燃焼ガスが案内されて、張り出し部14に設けた小穴13の前の放熱部4に当たることで、放熱部4の流出口6の反対側の下部に燃焼ガスが当たって放熱部4の温度ムラの発生を防止し、効率よく放熱部4全体を加熱して放熱部4の輻射量を上げることができる。【選択図】図5

Description

この発明はバーナ部の燃焼による燃焼ガスで室内の暖房を行う暖房機に関するものである。
従来、この種のものでは、放熱部に直接バーナ部を設け、扁平箱状の放熱部前面を加熱して放熱させるものがあったが、バーナ部の燃焼ガスが直接放熱部に流れるので、放熱部で加熱むらが発生して、均一で効率の良い放熱を得ることができず、又熱が集中する部分では焼損の危険も有するものであった。
そこで、放熱部内に、放熱面となる前面側と、燃焼ガスの流入口と流出口を有する背面側とを仕切る仕切板に複数の小穴からなる通気手段を備え、小穴は燃焼ガスの流入口と対向する中央部を密とし、流出口と対向する端部を粗になるように形成し、又は流入口と対向する中央部の小穴を流出口と対向する小穴より大きめに形成した。(例えば、特許文献1参照。)
特開2007-298194号公報
ところで、この従来のものでは、放熱部に燃焼ガスが流入する流入口を放熱部の中央に設け、放熱部に流入した燃焼ガスを放熱部から流出させる流出口を放熱部の端に設けたため、流入口から流入した燃焼ガスがそのまま流出口に流れたり、流入口から流出口の間の仕切板の小穴を通過した燃焼ガスもそのまま流出口に流れ、放熱部の中央部分は温度が高く、放熱部の流出口の反対側の部分は温度が低くなり、どうしても放熱部に温度ムラが発生し、放熱部の輻射量を上げるのが難しいという課題があった。
又、仕切板は燃焼ガスにより高温となり、運転を繰り返すことで高温と低温を繰り返して熱変形が発生するため、熱変形を防止するために少なくとも横方向に一箇所以上曲げが必要となる。
そこで、仕切板の真ん中に横方向に曲げを設けると、真ん中の曲げから上端又は下端に向かって仕切板と放熱部の前面側との距離が大きくなり、特に放熱部の前面側で流出口と対向する端部の下部は、燃焼ガスが流れにくい上に仕切板の小穴との距離も大きいため、温度が低くなるという課題があった。
又、仕切板と放熱部の前面側との距離が大きくなる部分を少なくするために、仕切板の横方向の曲げの箇所を多くすると、加工が複雑になり、部品のコストが上がってしまう課題があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、バーナ部の燃焼で発生した燃焼ガスを流通させて放熱する放熱部と、この放熱部内に放熱面となる前面側と、燃焼ガスの流入口と流出口を有する背面側とを仕切る仕切板を備え、流入口は背面側中央に設けると共に、流出口は背面側の一端に設けられ、仕切板には複数の小穴からなる通気手段を形成した暖房機に於いて、通気手段の小穴は、流出口側から離れるに従って穴の径を大きくすると共に、仕切板の流出口の反対側の端の下部に張り出し部を設けたものである。
又、請求項2では、仕切板は横長形状で中心に横方向の曲げ部を形成すると共に、前記張り出し部に形成した前記小穴は、穴の周りを前方に向かって凸状に形成したバーリング部を有するものである。
この発明の請求項1によれば、放熱部の仕切板に形成した通気手段である小穴は、流出口側から離れるに従って穴の径を大きくすると共に、仕切板の流出口の反対側の端の下部に張り出し部を設けたので、放熱部の前面側で流出口と対向する端部の下部と仕切板の小穴とを近づけて燃焼ガスが十分当たるようにして、仕切板の流出口の反対側の端の下部の温度を上げて、放熱部の温度ムラの発生を防止できる。
又、請求項2によれば、仕切板は横長形状で中心に横方向の曲げ部を形成すると共に、前記張り出し部に形成した前記小穴は、穴の周りを前方に向かって凸状に形成したバーリング部を有するので、仕切板の曲げ部と放熱部の前面側との最小クリアランスを確保して、熱膨張しても仕切板の曲げ部と放熱部の前面側が接触するのを防止しつつ、放熱部の前面側で流出口と対向する端部の下部と、仕切板の小穴のバーリング部とを近づけて燃焼ガスが十分当たるようにして、仕切板の流出口の反対側の端の下部の温度を上げて、放熱部の温度ムラの発生を防止できる。
この発明の一実施形態の暖房機の斜視図。 同一部分解した斜視図。 同要部の一部切断斜視図。 同要部の他の一部切断斜視図。 同放熱部の分解した斜視図。 同仕切板の説明図。 同放熱部の一部断面図。
次に、この発明を適用した一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、1はバーナ部で、燃焼ファン2からの燃焼空気の供給及び、燃料供給手段(図示せず)からの燃料の供給を受けて、燃焼して燃焼ガスを生成するものである。
?3はバーナ部1上に位置し、該バーナ部1と連通した角柱状の燃焼筒で、上方には扁平最中状の放熱部4が連通している。
??この放熱部4の背面側は、やや外方に突出した形状で、この背面側中央である正面側の向かって下側に燃焼ガスの流入口5を有し、背面側の一端、本実施携帯では向かって右側には流出口6が設けられている。
7は放熱部4内を前後に仕切るように中央に備えられた横長形状の仕切板で、中央に横方向の曲げ部8を形成すると共に、曲げ部8の上方の上面部9と、曲げ部8の下方の下面部10とからなる。
又、流入口5からの燃焼ガスの通気手段として、上面部9及び下面部10の中央の流入口5付近には直径5mmの小穴11を複数形成し、向かって左側の流出口6側には直径4mmの小穴12を複数形成し、向かって右側の燃焼ガスの折返し側には直径12mmの小穴13を複数形成している。
14は張り出し部で、仕切板7の下面部10の流出口6の反対側の端の下部に、前方に向かって凸状に張り出しており、直径12mmの小穴13を複数形成している。



更に、張り出し部14の小穴13は、バーリング加工により穴の周りが前方に凸状に形成されたバーリング部15を有している。
又、仕切板7は放熱部4内で3点支持されており、中央下端の一点スポット溶接16で固定し、正面から見て向かって左端上端及び右端上端には、33メッシュ、線径φ0.29、材質が耐熱性の高い鉄クロムアルミ合金からなる金網(図示せず)をそれぞれ折り返して背面上端まで覆ってスポット溶接で固定され、そして、この2つの金網の上から通常時は接触せず、加熱による熱膨張時のみ金網の編み込みの交差部分と複数の点接触するように左支持金具17と、右支持金具18で支持されるものであり、この左支持金具17の他端は放熱部4内で仕切板7の側方に溶接固定され、右支持金具18の他端は放熱部4内で仕切板7の上方に溶接固定されているものである。
又、仕切板7の左右方向の端部は、左右両端部共折り曲げて、折り曲げ部として右折り曲げ部19と左折り曲げ部20とを形成し、流出口6側の左折り曲げ部20は、曲げ長さを右折り曲げ部19より長くして燃焼ガスが通る空間を狭くしており、流出口6の反対側の右折り曲げ部19は、曲げ長さを左折り曲げ部20より短くして燃焼ガスが通る空間を広くしている。
?一方、放熱部4の前面側には、放熱面として遠赤塗料が塗布されて遠赤外線を放射すると共に、補強用に上段、中段、下段と複数本のビード部21が形成されて、放熱部4の前面側は断面凹凸状に形成され、放熱部4の前面側で前方に断面凸状の部分がビード部21を形成している。
?22は放熱部4を通過後の燃焼ガスが流通する熱交換器で、放熱部4背面に位置し複数本のパイプを並設して構成され、放熱部4を加熱後の燃焼ガスを流通させることにより、対流ファン(図示せず)の駆動による送風を熱交換で温風として室内に放出するものである。
?23は燃焼筒3の正面に形成された大きな覗き窓で、バーナ部1の燃焼により形成される青い炎が見られるようにした。
??24は器具本体25の正面上部に備えられた操作部、26は操作部24の操作内容や運転状態を表示する表示部、27は器具本体25正面を覆ったガード体である。
次にこの一実施形態の作動について説明する。
今、バーナ部1の燃焼で発生した燃焼ガスが、燃焼筒3から流入口5を通り放熱部4に流入する。
そして燃焼ガスは、図5のAの矢印のように、流入口5から流出口6に向かって流れる燃焼ガス、Bの矢印のように、流入口5から仕切板7の通気手段である小穴11、12、13を通過した後、流出口6に向かって流れる燃焼ガス、Cの矢印のように、流入口5から仕切板7の通気手段である小穴11、12、13を通過せずに流出口6の反対側の端まで流れてから仕切板7を折り返して流出口6に向かって流れる燃焼ガスとに分かれる。
Aの矢印の燃焼ガスは、仕切板7の流入口5から流出口6にかけての部分を加熱しつつ、流入口5から流出口6に向かって流れる途中で、燃焼ガスの一部が仕切板7の小穴11、12を通過して放熱部4内前面に流れ、放熱部4前面の中央から流出口6にかけて加熱する。
ここで、仕切板7の流出口6側の左折り曲げ部20は、曲げ長さを右折り曲げ部19より長くして燃焼ガスが通る空間を狭くしているので、燃焼ガスが流入口5から流出口6に向かって流れにくくなっており、燃焼ガスが流入口5から流出口6にショートカットするのを低減して、燃焼ガスが仕切板7の流出口6の反対側の端まで流れていくようにして、放熱部4全体の加熱を効率よく行うようにしている。
又、仕切板7の流出口6付近の小穴12は、流入口5付近の小穴11よりも穴が小さいので、仕切板7の流入口5から流出口6にかけての部分の小穴12を通過する燃焼ガスを抑えて、仕切板7の流出口6付近の小穴12を通過して流出口6にショートカットするのを低減して、燃焼ガスが仕切板7の流出口6の反対側の端まで流れていくようにして、放熱部4全体の加熱を効率よく行うようにしている。
又、Bの矢印の燃焼ガスは、仕切板7の流入口5付近を加熱しつつ、仕切板7の流入口5付近の小穴11を通過して放熱部4内前面に流れ、放熱部4前面の中央付近を加熱する。
又、Cの矢印の燃焼ガスは、仕切板7の流入口5から流出口6の反対側の端にかけて加熱しつつ、流入口5から流出口6の反対側の端に向かって流れる途中で、燃焼ガスの一部が仕切板7の小穴11、13を通過して放熱部4内前面に流れ、放熱部4前面の中央から流出口6の反対側の端にかけて加熱する。
更に、仕切板7の流出口6の反対側の端の下部に、前方に向かって凸状に張り出した張り出し部14を設け、その張り出し部14に複数形成した小穴13の穴の周りに、前方に凸状に形成されたバーリング部15を有しているので、熱変形を防止しつつ部品のコストが上がらないように、仕切板7の横方向の上曲げを一箇所にしつつ、焼ガスが流れにくい上に仕切板の小穴13との距離も大きい放熱部4の前面側で流出口6と対向する端部の下部に、仕切板の小穴13を近づけて放熱部4の前面側に燃焼ガスを案内して加熱し、放熱部4全体を均一な温度にできる。
以上のように、放熱部4の仕切板7に形成した通気手段である小穴11、12、13は、流出口6側から離れるに従って穴の径を大きくすると共に、仕切板7の流出口6の反対側の端の下部に、前方に向かって凸状に張り出した張り出し部14を設け、その張り出し部14に複数形成した小穴13の穴の周りに、前方に凸状に形成されたバーリング部15を有しているので、流出口6側から離れるに従って小穴11、12、13を通過する燃焼ガスが多くなって放熱部4全体が均一に加熱され、更に、張り出し部14の小穴13の穴の周りを凸状に形成したバーリング部15に燃焼ガスが案内されて、小穴13の前の放熱部4に当たることで、放熱部4の流出口6の反対側の部分に燃焼ガスが当たって放熱部4の温度ムラの発生を防止し、効率よく放熱部4全体を加熱して放熱部4の輻射量を上げることができる。
又、仕切板7の両端は、折り曲げて折り曲げ部を形成すると共に、流出口6側の左折り曲げ部20を流出口6の反対側の右折り曲げ部19より大きく形成したので、大きく形成した流出口側の左折り曲げ部20により燃焼ガスをショートカットしにくくすると共に、流出口6の反対側の右折り曲げ部19を小さく形成して、流出口6の反対側まで流れた燃焼ガスが仕切板7の端を回り込みやすくして流出口6に向かって流れるので、放熱部4の温度ムラの発生を防止し、効率よく放熱部4全体を加熱して放熱部4の輻射量を上げることができる。
1 バーナ部
4 放熱部
5 流入口
6 流出口
7 仕切板
11、12、13 小穴
14 張り出し部

Claims (2)

  1. バーナ部の燃焼で発生した燃焼ガスを流通させて放熱する放熱部と、この放熱部内に放熱面となる前面側と、前記燃焼ガスの流入口と流出口を有する背面側とを仕切る仕切板を備え、前記流入口は前記背面側中央に設けると共に、前記流出口は前記背面側の一端に設けられ、前記仕切板には複数の小穴からなる通気手段を形成した暖房機に於いて、前記通気手段の前記小穴は、前記流出口側から離れるに従って穴の径を大きくすると共に、前記仕切板の前記流出口の反対側の端の下部に張り出し部を設けたことを特徴とする暖房機。
  2. 前記仕切板は横長形状で中心に横方向の曲げ部を形成すると共に、前記張り出し部に形成した前記小穴は、穴の周りを前方に向かって凸状に形成したバーリング部を有することを特徴とする請求項1記載の暖房機。
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