JP2023143353A - 表示装置、表示システム、および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部を用いずに立体像を表示可能な表示装置を提供すること。【解決手段】本発明の一態様に係る表示装置は、立体像を表示する表示装置であって、法線方向から視た平面視において、それぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられ、それぞれが画像を表示可能な複数の透明表示パネルと、前記複数の透明表示パネルそれぞれの動作を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記立体像が前記法線方向に分割された複数の分割画像を、前記複数の透明表示パネルのそれぞれに対応づけて表示させる。【選択図】図1

Description

本願は、表示装置、表示システム、および表示方法に関する。
従来、立体像を表示する表示装置が知られている。
上記表示装置として、画像投影装置の直上に同装置の表示面と垂直に配置された回転軸に、複数の曲板を固定し、回転軸周りに回転させたこれら複数の曲板上に画像を投影することにより、残像効果を利用して立体像を表示する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の装置は、可動部である複数の曲板を有するため、騒音が発生するうえ、装置が故障しやすくなる。また、複数の曲板の可動に応じた残像効果を利用するため、周囲が暗い状態であることが求められるとともに、回転軸近傍等の可動しない部分に立体像を表示できない場合がある。以上のことから、表示装置では、可動部を利用せずに立体像を表示可能なものが求められている。
本発明は、可動部を用いずに立体像を表示可能な表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る表示装置は、立体像を表示する表示装置であって、法線方向から視た平面視において、それぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられ、それぞれが画像を表示可能な複数の透明表示パネルと、前記複数の透明表示パネルそれぞれの動作を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記立体像が前記法線方向に分割された複数の分割画像を、前記複数の透明表示パネルのそれぞれに対応づけて表示させる。
本発明によれば、可動部を用いずに立体像を表示可能な表示装置を提供できる。
実施形態に係る表示装置の斜視図である。 図1の表示装置の正面図である。 図1の表示装置の側面図である。 実施形態に係る透明表示パネルの平面図である。 図4のV-V切断線における断面図である。 実施形態に係る制御部のハードウェア構成のブロック図である。 第1実施形態に係る制御部の機能構成例のブロック図である。 第1実施形態に係る制御部による処理例のフローチャートである。 立体画像データの一例を示すイメージ図である。 分割画像データを示すイメージ図であり、図10(a)は第1例、図10(b)は第2例、図10(c)は第3例、図10(d)は第4例である。 分割画像データの移動変換例を示す図である。 10個の分割画像の10個の透明表示パネルへの表示例の図である。 立体画像の表示例を示す図である。 立体画像の表示の切替動作例を示す図である。 第2実施形態に係る表示システムの機能構成例のブロック図である。 第3実施形態に係る表示システムの機能構成例のブロック図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一の構成部分には同一符号を付し、重複した説明を適宜省略する。以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための表示装置を例示するものであって、本発明を以下に示す実施形態に限定するものではない。以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。
以下に示す図においてX軸、Y軸及びZ軸により方向を示す場合があるが、X軸に沿うX方向は、実施形態に係る表示装置が備える透明表示パネルの法線方向を示す。Y軸に沿うY方向は、透明表示パネルの法線方向に直交する平面内における所定方向を示す。Z軸に沿うZ方向は、上記平面内における上記所定方向に直交する方向を示す。
X方向で矢印が向いている方向を+X方向、+X方向の反対方向を-X方向と表記し、Y方向で矢印が向いている方向を+Y方向、+Y方向の反対方向を-Y方向と表記し、Z方向で矢印が向いている方向を+Z方向、+Z方向の反対方向を-Z方向と表記する。但し、これらは、実施形態に係る表示装置の使用時の向きを制限するものではなく、実施形態に係る表示装置の向きは任意である。
[実施形態]
<表示装置100の全体構成例>
図1から図3を参照して実施形態に係る表示装置100の構成を説明する。図1から図3は表示装置100を示す図である。図1は斜視図、図2は正面図、図3は側面図である。
表示装置100は、立体画像データに基づき立体像を表示する。表示装置100のユーザ(以下、単にユーザという)は、表示装置100により表示される立体像を、様々な方向から裸眼によって視認できる。立体像とは、体積を持った立体的な像をいう。立体像には、静止画と動画とが含まれる。
表示装置100は、10個の透明表示パネル1と、パネル筐体2と、制御部3と、制御筐体4と、を有する。制御筐体4は、上部にパネル筐体2を載置している。但し、パネル筐体2は、制御筐体4の上方に離隔して配置されてもよいし、制御筐体4の下方に接触または離隔して配置されてもよいし、制御筐体4の側方に接触または離隔して配置されてもよい。
パネル筐体2は、複数の透明表示パネル1を内部に収容している。図1から図3では、10個の透明表示パネル1とパネル筐体2の符号を併記している。パネル筐体2は、透明な樹脂材料またはガラス材料を含んで構成されている。なお、本明細書内において、「透明」とは、少なくとも可視光に対して60%以上の光透過率を有することをいう。可視光とは、約360[nm]から約830[nm]までの範囲に含まれる波長の光をいう。
制御筐体4は制御部3を内部に収容している。図1から図3では、制御部3と制御筐体4の符号を併記している。制御筐体4は、樹脂材料またはガラス材料を含んで構成されている。制御筐体4の色や透明性に特段の制限はない。
10個の透明表示パネル1は、透明表示パネル10~19を含む。10個の透明表示パネル1のそれぞれは、画像を表示可能である。この画像には静止画と動画とが含まれる。10個の透明表示パネル1のそれぞれは、ユーザが正面側(+X方向側)から視た時には背面側(-X方向側)の風景である背景を透視可能であり、反対に背面側から視た時には正面側の風景である前景を透視可能なパネルである。10個の透明表示パネル1は、透明表示パネル1を法線方向(X方向)から視た平面視において、それぞれが重なるように法線方向に並んで設けられている。
本実施形態では、表示装置100は、10個の透明表示パネル1において法線方向に隣り合う透明表示パネル1同士の間に空気層20を有する。法線方向における空気層20の長さ20dは予め定められている。但し、表示装置100は、10個の透明表示パネル1において隣り合う少なくとも1組の透明表示パネル1同士の間に、空気層20に代えて透明部材を有してもよい。この透明部材は、固体であってもよいし、液体であってもよい。固体は例えば樹脂である。樹脂は例えばアクリル材料である。10個の透明表示パネル1におけるそれぞれの長さ20dは同じであってもよいし、相互に異なっていてもよい。10個の透明表示パネル1において隣り合う少なくとも1組の透明表示パネル1同士は、接触していてもよい。
制御部3は、10個の透明表示パネル1それぞれの動作を制御する。制御部3は、表示装置100に対する操作入力を受け付ける操作部を有する。
表示装置100は、制御部3により、立体像が法線方向に分割された10個の分割画像を10個の透明表示パネル1に対応付けて表示させる。例えば、10個の分割画像は、立体像を法線方向に分割するようにスライス(薄切り)することによって生成される。制御部3は、10個の透明表示パネル1に10個の分割画像を、10個の透明表示パネル1の位置に対応付けて表示させる。
表示装置100は、10個の透明表示パネル1のそれぞれに表示された画像を重ね合わせることによって立体像を表示できる。ユーザは、表示装置100の正面側、背面側を含むどの方向から見ても立体像を視認可能となる。なお、本実施形態では、複数の透明表示パネル1の個数が10個である場合を例示するが、複数の透明表示パネル1の個数に制限はなく、表示装置100の用途に応じて適宜決定できる。
<透明表示パネル10の構成例>
図4および図5は、透明表示パネル10の構成を例示する図である。図4は平面図、図5は図4のV-V切断線における断面図である。なお、図4および図5では、透明表示パネル10を代表して説明するが、複数の透明表示パネル1における透明表示パネル10~19はいずれも同じ構成である。
透明表示パネル10は、第1透明基板101と、画素電極102と、第2透明基板103と、共通電極104と、表示素子105と、9個の発光素子106と、封止部107と、を有する。
第1透明基板101と第2透明基板103は、平面視において重なるように設けられている。第1透明基板101および第2透明基板103は、ガラス基板やプラスチック基板等の絶縁基板である。第1透明基板101および第2透明基板103は、X-Y平面に略平行な配向規制力を有する配向膜を有する。これらの配向膜は、所定方向に配向処理されている。
なお、上述したように10個の透明表示パネル1同士の間に透明部材を設ける場合には、第1透明基板101、第2透明基板103および透明部材は、略同じ屈折率を有することが好ましい。このようにすると、透明表示パネル1同士の間における光の屈折を抑制できるため、立体像の表示制御が簡素化される。
画素電極102は、第1透明基板101の+Z方向側の面に設けられている。共通電極104は、第2透明基板103の-Z方向側の面に設けられている。画素電極102と共通電極104は向き合っている。画素電極102は、画素ごとに配置される。画素電極102および共通電極104は、インジウム錫酸化物(ITO)やインジウム亜鉛酸化物(IZO)等の透明導電材料によって形成された透明電極である。
表示素子105は、第1透明基板101と第2透明基板103との間に位置している。表示素子105は、例えば、画素電極102に印加される駆動電圧に応じて液晶分子の向きが変化する液晶層である。
例えば、表示素子105に駆動電圧が印加されていない状態では、液晶分子の各光軸は互いに平行であり、液晶層に入射した光は、液晶層内でほとんど散乱されずに透過する。液晶層に駆動電圧が印加されると、液晶分子の各光軸は互いに交差し、液晶層に入射した光は、液晶層内で散乱される。透明表示パネル10は、画素ごとにおいて液晶分子の向きに応じて光学特性を変化させることにより画像を表示できる。但し、表示素子105は、液晶層に限定されず、有機EL(Electro Luminescence)等であってもよい。
9個の発光素子106は、第2透明基板103の-Y方向側の側面に向き合うように設けられている。9個の発光素子106のそれぞれは、例えば発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である。9個の発光素子106のそれぞれは、赤、緑、青の光を発する。9個の発光素子106それぞれから発せられた光は、第2透明基板103に入射し、表示素子105を照明するバックライトとして機能する。なお、発光素子106の個数は9個に限定されず、表示装置100の仕様および用途に応じて適宜決定できる。
封止部107は、第1透明基板101および第2透明基板103を接着する。封止部107は、第1透明基板101および第2透明基板103に対し、平面視において矩形枠状に設けられる。第1透明基板101と第2透明基板103との間に保持された表示素子105は、封止部107により封止される。
封止部107は、例えば、紫外線硬化型樹脂に有色フィラーを混合して形成されている。有色フィラーとしては、例えば、カーボンブラックやチタンブラック等を含む黒色フィラー、あるいは、黄色又は赤色に着色された着色フィラー等が適用可能である。
<制御部3の構成例>
(ハードウェア構成)
図6は、制御部3のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部3は、例えばコンピュータによって構築されている。制御部3は、CPU(Central Processing Unit)31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、HDD(Hard Disk Drive)34と、外部機器接続IF(Interface)35と、ネットワークIF36、とを有する。
CPU31は、各種の演算処理を含む制御処理を実行する。ROM32は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU31の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM33は、CPU31のワークエリアとして使用される。HDD34は、プログラム等の各種データを記憶する。
外部機器接続IF35は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、複数の透明表示パネル1等である。
ネットワークIF36は、通信ネットワーク等を介して、他の機器との間でデータ通信をするためのインターフェースである。例えば、制御部3は、ネットワークIF36を介して、立体画像データを受信する。
(機能構成)
図7は、制御部3の機能構成の一例を示す図である。制御部3は、送受信部301と、分割画像生成部302と、移動変換部303と、色画像生成部304と、表示制御部305と、格納部306と、を有する。制御部3は、分割画像生成部302、移動変換部303、色画像生成部304および表示制御部305の各機能を、CPU31がROM32に格納されたプログラムを実行することにより実現できる。制御部3は、送受信部301の機能を、外部機器接続IF35およびネットワークIF36の少なくとも一方により実現できる。制御部3は、格納部306の機能を、HDD34により実現できる。
制御部3は、送受信部301を介して外部装置から立体画像データDiを受信する。外部装置は、例えば外部PC(Personal Computer)等である。
分割画像生成部302は、立体画像データDiに基づいて、表示装置100によって表示される立体像を法線方向に分割した分割画像を表示するための10個の分割画像データDdを生成する。
移動変換部303は、立体画像データDiのうち、X方向において10個の透明表示パネル1同士の間に位置するデータを、X方向において最も近くに位置する透明表示パネル1上の位置に移動変換する。移動変換とは、異なる位置に移動するように位置データを変換する処理をいう。移動変換部303は、10個の分割画像データDdのそれぞれに、移動変換後のデータを追加した10個の移動変換画像データDcを生成する。
色画像生成部304は、10個の移動変換画像データDcのそれぞれに、立体画像データDiに基づき取得される色情報を割り当てた10個の色画像データDoを生成する。なお、色画像生成部304による処理は、モノクロの立体像を表示する場合には行われない。この場合には移動変換画像データDcと色画像データDoは同じになる。
表示制御部305は、10個の色画像データDoを10個の透明表示パネル1に対応付けて出力する。また、表示制御部305は、立体像の表示が所定のタイミングにおいて切り替わるように、10個の色画像データDoを10個の透明表示パネル1に出力する。表示制御部305は、10個の色画像データDoに対応する分割画像を10個の透明表示パネル1に対応付けて表示させる。表示装置100は、10個の分割画像を重ね合わせて表示することにより、立体像を表示できる。
本実施形態では、分割画像生成部302が、外部装置から入力される立体画像データDiから10個の分割画像データDdを生成する機能構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、制御部3は、外部装置から入力された立体画像データDiを格納部306に格納する。分割画像生成部302は、格納部306に格納された立体画像データDiを読み出して10個の分割画像データDdを生成してもよい。
<制御部3による処理例>
図8は、制御部3により立体像を表示させる処理の一例を示すフローチャートである。制御部3は、外部装置から立体画像データDiを受信した際に図8の動作を開始する。但し、制御部3は、立体像の表示開始を指示するユーザの操作入力を、表示装置100の操作部等を介して受け付けた際等に図8の動作を開始してもよい。
まず、ステップS81において、制御部3は、受信された立体画像データDiに基づいて、表示装置100によって表示される立体像を法線方向に分割した分割画像を表示するための10個の分割画像データDdを、分割画像生成部302により生成する。
続いて、ステップS82において、制御部3は、10個の透明表示パネル1のそれぞれに分割画像を表示させるために用いるカウンタnに1を代入する。
続いて、ステップS83において、制御部3は、立体画像データDiのうち、X方向において10個の透明表示パネル1同士の間に位置するデータを、X方向において最も近くに位置する透明表示パネル1上の位置に、移動変換部303によって移動変換する。移動変換部303は、10個の分割画像データDdのそれぞれに移動させたデータを追加した10個の移動変換画像データDcを生成する。
続いて、ステップS84において、制御部3は、立体画像データDiに基づいて、n番目の透明表示パネル1に表示させる分割画像の色情報を、色画像生成部304により取得する。
続いて、ステップS85において、制御部3は、色画像生成部304により取得された色情報を10個の移動変換画像データDcのそれぞれに割り当てた10個の色画像データDoを生成する。
続いて、ステップS86において、制御部3は、表示制御部305により、10個の色画像データDoを10個の透明表示パネル1に対応付けて出力する。また、表示制御部305は、立体像の表示が所定のタイミングにおいて切り替わるように、10個の色画像データDoを10個の透明表示パネル1に出力する。これにより、表示制御部305は、10個の色画像データDoに対応する分割画像を10個の透明表示パネル1に対応付けて表示させる。
続いて、ステップS87において、制御部3は、カウンタnをn=n+1とする処理を行う。
続いて、ステップS88において、制御部3は、カウンタnが10よりも大きいか否かを判定する。ステップS88において、大きいと判定した場合には(ステップS88、YES)、制御部3は処理を終了する。一方、大きくないと判定した場合には(ステップS88、NO)、制御部3はステップS83以降の処理を再度行う。
以上のようにして、制御部3は、受信した立体画像データDiに基づいて、10個の色画像データDoを10個の透明表示パネル1に対応付けて表示させることができる。表示装置100は、10個の色画像データDoに対応する分割画像を重ね合わせて表示することにより、立体像を表示できる。
<データの処理例および表示例>
図9から図14を参照して、表示装置100によるデータの処理例および表示例について説明する。図9は、立体画像データDiの一例を示すイメージ図である。図10は、分割画像データDdを示すイメージ図である。図10(a)は第1例、図10(b)は第2例、図10(c)は第3例、図10(d)は第4例をそれぞれ示している。図11は、分割画像データDdの移動変換の一例を示す図である。図12は、10個の分割画像Toを10個の透明表示パネル1へ表示させた様子の一例を示す図である。図13は、色画像データDoの表示を切り替える動作の一例を示す図である。図14は、表示装置100による立体像Tの表示の一例を示す図である。
図9に示すように、立体画像データDiは、立方体の立体像を表示するためのデータである。立体画像データDiは、X方向、Y方向およびZ方向の座標を示す3次元座標と、座標ごとでの色情報を示す数値データと、を含んでいる。
図10は、透明表示パネル1の法線方向に対応するX方向に沿って、図9の立体画像データDiを10分割した分割画像データDdのうち、4つの分割画像データDd1、Dd2、Dd3およびDd4を示している。スライスされた立体画像データDiに対応する図形は、X方向の位置に応じて大きさが異なっている。図形の形状は、スライスされた立体画像データDiの表面形状に対応する。図10では、図形の内側は塗潰されていないが、分割画像生成部302は、内側を塗潰した分割画像データDdを生成することもできる。
透明表示パネル1同士の間には、X方向における長さ20dの空気層20が存在する。図11は、10個の透明表示パネル1のうち、n番目の透明表示パネル1nと、n+1番目の透明表示パネル1n+1と、の間に位置する点P1、P2、P3およびP4を示している。点P1、P2、P3およびP4は、立体画像データDiに含まれるデータである。
点P1、P2、P3およびP4の各位置には、透明表示パネル1が存在しないため、立体像の表示において点P1、P2、P3およびP4のデータは、このままでは欠落する。透明表示パネル1の個数が少ないほど、透明表示パネル1が存在しない空間が大きくなるため、欠落データが多くなる。データ欠落によって表示される立体像は空間的に粗くなる。このため、本実施形態では、X方向において10個の透明表示パネル1同士の間に位置するデータを、移動変換部303により、X方向において最も近くに位置する透明表示パネル1上の位置に移動変換する。これにより、透明表示パネル1が存在しないことによるデータ欠落を低減する。
例えば、移動変換画像データDcの大きさ、すなわちデータ端部までの表示位置は、透明表示パネル1の個数と、透明表示パネル1同士の間隔と、に応じて調整される。点P1は透明表示パネル1n+1よりも透明表示パネル1nに近いため、移動変換部303は、点P1を透明表示パネル1n上の点P1'に移動変換する。つまり、立体画像データDiにおける点P1は点P1'の位置に表示される。点P1'は、X方向に沿って透明表示パネル1nが位置する方向に点P1を移動させた際に、点P1が透明表示パネル1nに交わる点である。
同様に、点P2は透明表示パネル1n+1よりも透明表示パネル1nに近いため、移動変換部303は、点P2を透明表示パネル1n上の点P2'に移動変換する。点P3は透明表示パネル1nよりも透明表示パネル1n+1に近いため、移動変換部303は、点P3を透明表示パネル1n+1上の点P3'に移動変換する。点P4は透明表示パネル1n+1よりも透明表示パネル1nに近いため、移動変換部303は、点P4を透明表示パネル1n+1上の点P4'に移動変換する。表示装置100は、このような移動変換処理によって、透明表示パネル1が存在しないことによるデータ欠落を低減し、表示される立体像の空間的な粗さを低減できる。
制御部3は、移動変換部303により生成された10個の移動変換画像データDcに、色画像生成部304によって色情報を付与して10個の色画像データDoを生成する。その後、制御部3は、図12に示すように、10個の色画像データDoに対応する10個の分割画像Toを、10個の透明表示パネル1に対応付けて表示する。
図12のように表示された10個の分割画像Toを+X方向から見ると、ユーザは、図13に示す立体像Tを視認できる。立体像TはX方向に沿った奥行き情報を含む立体的な像である。ユーザは、+X方向に限らず、-X方向や斜め方向等の様々な方向から、立体像Tを視認できる。立体像Tは、見る方向に応じて異なるものとなる。制御部3は、ユーザの視認位置に応じて、図11の移動変換位置を変化させてもよい。これにより、ユーザの位置によらず、滑らかな立体画像をユーザに視認させることができる。
本実施形態では、1つの静止画である立体像Tを表示する例を示したが、表示装置100は、所定タイミングごとに立体像Tを切り替えて表示することもできる。図14において、切替タイミングt1、t2、t3およびt4は、立体像Tの表示を切り替えるタイミングを表している。
表示装置100は、切替タイミングt1では分割画像To1を、切替タイミングt2では分割画像To2を、切替タイミングt3では分割画像To3を、切替タイミングt4では分割画像To4を、それぞれ表示する。このように表示装置100は、立体像Tを切り替えることができる。切替タイミングを動画のフレームレートに一致させると、表示装置100は、動画の立体像Tを表示できる。表示装置100をサイネージ用途等に使用する場合には、表示装置100は、切替タイミングを例えば10分ごと等の所定時間間隔に設定することにより、サイネージのための立体像Tを所定時間間隔ごとに自動更新できる。
<表示装置100の作用効果>
従来、立体画像データに基づき、裸眼により視認可能な立体像を表示する表示装置が知られている。このような表示装置として、画像投影装置の直上に同装置の表示面と垂直に配置された回転軸に、複数の曲板を固定し、回転軸周りに回転させたこれら複数の曲板上に画像を投影することにより、残像効果を利用して立体像を表示する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の構成では、高速投影可能で高価な画像投影装置の使用が求められるため、表示装置の装置コストが高くなる場合がある。また曲板を回転させるため、回転に応じて騒音が生じやすいうえ、装置構成や制御が複雑になり、故障も発生しやすくなる。さらに、残像効果を利用して立体像を表示するため、周囲が暗くないと鮮明な立体像を視認できない。また回転させても動かない回転軸近傍では、残像効果が生じないため、立体像が見えなくなる場合がある。
本実施形態では、表示装置100は、X方向(法線方向)から視た平面視において、それぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられ、それぞれが画像を表示可能な10個の透明表示パネル1(複数の透明表示パネル)と、制御部3と、を有する。制御部3は、立体像TがX方向に分割された10個の分割画像を、10個の透明表示パネル1のそれぞれに対応づけて表示させる。本実施形態では、10個の透明表示パネル1に分割画像Toを表示することにより立体像Tを表示できる。これにより、回転体や振動体等の可動部を用いずに立体像Tを表示可能な表示装置100を提供できる。
また、本実施形態では、透明表示パネル1は、第1透明基板101と、画素電極102と、第2透明基板103と、共通電極104と、表示素子105と、発光素子106と、を有する。透明表示パネル1は、この構成により画像を表示することができる。
また、本実施形態では、制御部3は分割画像生成部302と、色画像生成部304を有する。これにより、表示装置100は、カラーの立体像Tを表示できる。
また、本実施形態では、10個の透明表示パネル1において隣り合う透明表示パネル1同士の間に空気層20を有する。多数の透明表示パネル1を含んで表示装置100を構成すると、表示装置100のコストが増大する場合がある。表示装置100は、空気層20を有することにより、透明表示パネル1の個数を削減し、表示装置100のコストを低減できる。
透明表示パネル1の個数を削減すると、表示される立体像Tが空間的に粗くなる場合がある。本実施形態では、X方向における立体画像データDiの欠落を移動変換部203により補うことによって、表示装置100のコストを低減しつつ、空間的に滑らかな立体像Tを表示できる。なお、表示装置100は、10個の透明表示パネル1において隣り合う透明表示パネル1同士の間に透明部材を有してもよい。透明部材としてアクリル材料を含むものを用いると、アクリル材料は廉価であるため、表示装置100のコストをさらに低減できる。
また、表示装置100では、10個の透明表示パネル1において隣り合う少なくとも1組の透明表示パネル1同士は接触していてもよい。透明表示パネル1同士を接触させることにより、透明表示パネル1同士の間における立体画像データの欠落を低減できるため、空間的に滑らかな立体像Tを表示可能になる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る表示システム500について説明する。なお、第1実施形態と同じ構成部には同じ符号を付し、重複する説明を適宜省略する。この点は、以降に示す他の実施形態においても同様とする。
図15は、表示システム500の機能構成の一例を示すブロック図である。表示システム500は、表示装置100aと、情報処理装置200と、を有する。表示装置100aは制御部3aを有する。制御部3aは、送受信部301と、表示制御部305と、格納部306と、を有する。
情報処理装置200は、表示装置100aと通信可能に接続している。情報処理装置200は、送受信部201と、分割画像生成部202と、移動変換部203と、色画像生成部204と、格納部205と、を有する。情報処理装置200は、例えばコンピュータにより構築される。情報処理装置200のハードウェア構成には、図6のものを適用できる。
情報処理装置200は、分割画像生成部202、移動変換部203および色画像生成部204の各機能を、CPU31がROM32に格納されたプログラムを実行することにより実現できる。情報処理装置200は、送受信部201の機能を、外部機器接続I/F35およびネットワークI/F36の少なくとも一方により実現できる。情報処理装置200は、格納部205の機能を、HDD34により実現できる。
情報処理装置200は、送受信部201を介して外部装置から立体画像データDiを受信する。分割画像生成部202は、入力される立体画像データDiに基づいて、表示装置100によって表示される立体像を法線方向に分割した分割画像を表示するための10個の分割画像データDdを生成する。
移動変換部203は、立体画像データDiのうち、X方向において10個の透明表示パネル1同士の間に位置するデータを、X方向において最も近くに位置する透明表示パネル1上の位置に移動変換する。移動変換部203は、10個の分割画像データDdのそれぞれに、移動後のデータを追加した10個の移動変換画像データDcを生成する。
色画像生成部204は、10個の移動変換画像データDcのそれぞれに、立体画像データDiに基づき取得される色情報を割り当てた10個の色画像データDoを生成する。
情報処理装置200は、送受信部201を介して、10個の色画像データDoと、10個の色画像データDoの形式情報を含む形式データFdと、を表示装置100aに送信する。形式データFdは、3次元空間内での物体(立体物)の形状、模様、動き等を定義する情報を含む。形式データFdには、コンピュータグラフィック業界等において広く普及しているファイルフォーマットであるFBX(Filmbox)等を適用できる。情報処理装置200は、10個の色画像データDoを生成するために用いた情報、あるいは生成する過程において得られた情報等に基づき、形式データFdを生成できる。
制御部3aは、情報処理装置200から受信した10個の色画像データDoを用いて、10個の色画像データDoに対応する分割画像を10個の透明表示パネル1に対応付けて表示させる。表示装置100は、10個の分割画像を重ね合わせて表示することにより、立体像を表示できる。
本実施形態では、情報処理装置200が10個の色画像データDoを生成する機能を有する。これにより、制御部3aの処理負荷を低減するとともに処理時間を短縮できる。なお、これ以外の効果は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る表示システム500aについて説明する。
図16は、表示システム500aの機能構成の一例を示すブロック図である。表示システム500aは、情報処理装置200aと、サーバ250と、を有する。
情報処理装置200aは、表示装置100aと通信可能に接続している。情報処理装置200aは、送受信部201と、分割画像生成部202と、格納部205と、を有する。
情報処理装置200aは、送受信部201を介して外部装置から立体画像データDiを受信する。分割画像生成部202は、立体画像データDiに基づいて、表示装置100によって表示される立体像を法線方向に分割した分割画像を表示するための10個の分割画像データDdを生成する。
情報処理装置200aは、送受信部201を介して、10個の分割画像データDdと、10個の分割画像データDdの形式情報を含む形式データFdと、をサーバ250に送信する。
サーバ250は、情報処理装置200aと通信可能に接続している。サーバ250は、送受信部251と、移動変換部252と、色画像生成部253と、を有する。サーバ250は、例えばコンピュータにより構築される。サーバ250のハードウェア構成には、図6のものを適用できる。
サーバ250は、移動変換部252および色画像生成部253の各機能を、CPU31がROM32に格納されたプログラムを実行することにより実現できる。サーバ250は、送受信部251の機能を、外部機器接続I/F35およびネットワークI/F36の少なくとも一方により実現できる。
移動変換部252は、送受信部251を介して受信した分割画像データDdのうち、X方向において10個の透明表示パネル1同士の間に位置するデータを、X方向において最も近くに位置する透明表示パネル1上の位置に移動変換する。移動変換部252は、10個の分割画像データDdのそれぞれに、移動後のデータを追加した10個の移動変換画像データDcを生成する。
色画像生成部253は、10個の移動変換画像データDcのそれぞれに立体画像データDiに基づき取得される色情報を割り当てた10個の色画像データDoを生成する。
サーバ250は、送受信部251を介して、10個の色画像データDoと、形式データFdと、を情報処理装置200aに送信する。情報処理装置200aは、サーバ250から受信した10個の色画像データDoと、形式データFdと、を表示装置100aに送信する。
制御部3aは、情報処理装置200aから受信した10個の色画像データDoを用いて、10個の色画像データDoに対応する分割画像を10個の透明表示パネル1に対応付けて表示させる。表示装置100aは、10個の分割画像を重ね合わせて表示する。これにより、表示装置100aは、立体像を表示できる。
本実施形態では、情報処理装置200aは、分割画像生成部202を有する。またサーバ250は、移動変換部252と、色画像生成部253と、を有する。これにより、制御部3aおよび情報処理装置200aの各処理負荷を低減するとともに各処理時間を短縮できる。これ以外の効果は、第1実施形態と同様である。
以上、実施形態を説明してきたが、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
また、実施形態は表示方法を含む。例えば、表示方法は、立体画像データに基づき立体像を表示させる表示装置による表示方法であって、前記表示装置が、法線方向から視た平面視においてそれぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられた複数の透明表示パネルのそれぞれにより、画像を表示可能であり、制御部により、前記透明表示パネルそれぞれの動作を制御し、前記透明表示パネルは、第1透明基板と、画素電極と、第2透明基板と、前記画素電極に向き合う共通電極と、前記第1透明基板と前記第2透明基板との間に位置する表示素子と、発光素子と、を有し、前記制御部は、前記立体像が前記法線方向に分割された複数の分割画像を、前記複数の透明表示パネルのそれぞれに対応づけて表示させる。このような表示方法により上述した表示装置と同様の効果を得ることができる。
実施形態の説明で用いた序数、数量等の数字は、全て本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。また、構成要素間の接続関係は、本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係をこれに限定するものではない。
また、機能ブロック図におけるブロックの分割は一例であり、複数のブロックを一つのブロックとして実現する、一つのブロックを複数に分割する、及び/又は、一部の機能を他のブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数のブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
1 10個の透明表示パネル(複数の透明表示パネル)
10~19 透明表示パネル
2 パネル筐体
3、3a 制御部
4 制御筐体
20 空気層
20d 長さ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 HDD
35 外部機器接続IF
36 ネットワークIF
100、100a 表示装置
101 第1透明基板
102 画素電極
103 第2透明基板
104 共通電極
105 表示素子
106 9個の発光素子
107 封止部
200、200a 情報処理装置
250 サーバ
301、201、251 送受信部
302、202 分割画像生成部
303、203、252 移動変換部
304、204、253 色画像生成部
305 表示制御部
306、206 格納部
500、500a 表示システム
Di 立体画像データ
Dd 10個の分割画像データ(複数の分割画像データ)
Dd1、Dd2、Dd3、Dd4 分割画像データ
Dc 10個の移動変換画像データ(複数の移動変換画像データ)
Do 10個の色画像データ(複数の色画像データ)
P1、P2、P3、P4 点
To、To1、To2、To3、To4 10個の分割画像(複数の分割画像)
T 立体像
t1、t2、t3、t4 切替タイミング
Fd 形式データ
特許4605507号公報

Claims (11)

  1. 立体像を表示する表示装置であって、
    法線方向から視た平面視において、それぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられ、それぞれが画像を表示可能な複数の透明表示パネルと、
    前記複数の透明表示パネルそれぞれの動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記立体像が前記法線方向に分割された複数の分割画像を、前記複数の透明表示パネルのそれぞれに対応づけて表示させる、表示装置。
  2. 前記透明表示パネルは、第1透明基板と、画素電極と、第2透明基板と、前記画素電極に向き合う共通電極と、前記第1透明基板と前記第2透明基板との間に位置する表示素子と、発光素子と、を有する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、立体画像データに基づいて、前記立体像を前記法線方向に分割した前記複数の分割画像を表示するための複数の分割画像データを生成する、請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記立体画像データに基づき取得される色情報を、前記複数の分割画像データのそれぞれに割り当てた複数の色画像データを生成する、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記複数の透明表示パネルにおいて隣り合う少なくとも1組の前記透明表示パネル同士の間に、空気層および透明部材の少なくとも一方を有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記複数の透明表示パネルにおいて隣り合う少なくとも1組の前記透明表示パネル同士の間に透明部材を有し、
    前記透明表示パネルの少なくとも一部は、前記透明部材と同じ屈折率を有する、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記透明部材は、アクリル材料を含む、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記複数の透明表示パネルにおいて隣り合う少なくとも1組の前記透明表示パネル同士は接触している、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 立体像を表示する表示装置による表示方法であって、前記表示装置が、
    法線方向から視た平面視においてそれぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられた複数の透明表示パネルのそれぞれにより、画像を表示可能であり、
    制御部により、前記透明表示パネルそれぞれの動作を制御し、
    前記制御部は、前記立体像が前記法線方向に分割された複数の分割画像を、前記複数の透明表示パネルのそれぞれに対応づけて表示させる、表示方法。
  10. 立体像を表示する表示装置と、前記表示装置に通信可能に接続する情報処理装置と、を有する表示システムであって、
    前記表示装置は、
    法線方向から視た平面視においてそれぞれが重なるように前記法線方向に並んで設けられ、それぞれが画像を表示可能な複数の透明表示パネルと、
    前記透明表示パネルそれぞれの動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記立体像が前記法線方向に分割された複数の分割画像を、前記複数の透明表示パネルのそれぞれに対応づけて表示させる、表示システム。
  11. 立体画像データに基づいて、前記立体像を前記法線方向に分割した前記複数の分割画像を表示するための複数の分割画像データを生成する分割画像生成部と、
    前記立体画像データに基づき取得される色情報を、前記複数の分割画像データのそれぞれに割り当てた複数の色画像データを生成する色画像生成部と、を有する、請求項10に記載の表示システム。
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