JP2023142760A - 土工機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池を搭載しつつ、高い絶縁抵抗を実現する。【解決手段】土工機械は、車体と、燃料電池と、筐体と、冷媒配管とを備える。筐体は、燃料電池を格納し、車体に電気的に接続される。冷媒配管は、筐体を貫通して筐体の外部から燃料電池へ冷媒を流す。冷媒配管は、筐体と電気的に絶縁され、筐体の外部で冷媒と車体とが電気的に接続されるように構成される。【選択図】図2

Description

本開示は、土工機械に関する。
近年、化石燃料に代えて、クリーンなエネルギーを土工機械の動力とするために、土工機械に燃料電池を搭載することが検討されている。特許文献1には、燃料電池を搭載する車両のアース手段についての技術が開示されている。
特開2017-109691号公報
ところで、燃料電池は絶縁抵抗が低い一方で、ダンプトラックなどの土工機械には高い絶縁抵抗が求められている。例えば、ISO14990-1、ISO14990-2、ISO14990-3では、土工機械に設けられる電力回路と等電位ボンディング回路との間に1MΩ以上の絶縁抵抗が求められている。
本開示の目的は、燃料電池を搭載しつつ、高い絶縁抵抗を実現することができる土工機械を提供することにある。
本開示の一態様によれば、土工機械は、車体と、燃料電池と、前記燃料電池を格納し、前記車体に電気的に接続された筐体と、前記筐体を貫通して前記筐体の外部から前記燃料電池へ冷媒を流す配管であって、前記筐体と電気的に絶縁され、前記筐体の外部で前記冷媒と前記車体とが電気的に接続されるように構成された冷媒配管とを備える。
上記態様によれば、燃料電池を搭載しつつ、高い絶縁抵抗を実現することができる。
第一の実施形態に係る運搬車両を模式的に示す斜視図である。 第一の実施形態に係る燃料電池ユニットの構成を示す概略図である。 第一の実施形態に係る運搬車両の電気系統の構成を示す概略ブロック図である。
〈第一の実施形態〉
《運搬車両10の構成》
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
第一の実施形態に係る運搬車両10は、鉱山等で採掘した砕石物等を運搬するリジッドフレーム式のダンプトラックである。運搬車両10は、水素ガスを燃料とする燃料電池によって駆動する。運搬車両10は、土工機械の一例である。
図1は、第一の実施形態に係る運搬車両10を模式的に示す斜視図である。運搬車両10は、ダンプボディ11と、車体12と、走行装置13とを備える。
ダンプボディ11は、積荷が積載される部材である。ダンプボディ11の少なくとも一部は、車体12よりも上方に配置される。ダンプボディ11は、ダンプ動作及び下げ動作する。ダンプ動作及び下げ動作により、ダンプボディ11は、ダンプ姿勢及び積載姿勢に調整される。ダンプ姿勢とは、ダンプボディ11が上昇している姿勢をいう。積載姿勢とは、ダンプボディ11が下降している姿勢をいう。
ダンプ動作とは、ダンプボディ11を車体12から離隔させてダンプ方向に傾斜させる動作をいう。ダンプ方向は、車体12の後方である。実施形態において、ダンプ動作は、ダンプボディ11の前端部を上昇させて、ダンプボディ11を後方に傾斜させることを含む。ダンプ動作により、ダンプボディ11の積載面は、後方に向かって下方に傾斜する。
下げ動作とは、ダンプボディ11を車体12に接近させる動作をいう。実施形態において、下げ動作は、ダンプボディ11の前端部を下降させることを含む。
排土作業を実施する場合、ダンプボディ11は、積載姿勢からダンプ姿勢に変化するように、ダンプ動作する。ダンプボディ11に積荷が積載されている場合、積荷は、ダンプ動作により、ダンプボディ11の後端部から後方に排出される。積込作業が実施される場合、ダンプボディ11は、積載姿勢に調整される。
車体12は、図示しない車体フレームを含む。車体フレームは、運搬車両10の保護等電位ボンディング回路を構成する。車体12は、車体フレームに設けられたヒンジピンを介してダンプボディ11を回転可能に支持する。車体12は、走行装置13に支持される。車体フレームのうち走行装置13の前輪の上部に、プラットフォーム121が設けられる。プラットフォーム121は、車体フレームの上面を構成する平板である。プラットフォーム121の上には、運転室122、コントロールキャビネット123、およびリターダグリッド69が設けられる。また、車体フレーム上には、燃料電池システム40が設けられる。車体12の前面にはグリル124がはめられた開口部が設けられる。
コントロールキャビネット123は、電力の変換を行う。具体的には、コントロールキャビネット123は、燃料電池システム40と各種電気機器(バッテリ62、走行モータ65、油圧ポンプモータ67等)とリターダグリッド69との間の電力制御を行う。
リターダグリッド69は、走行装置13の制動によって発生する回生電力を吸収するための抵抗器である。リターダグリッド69は、回生電力を熱エネルギーに変換する。
走行装置13は、車体12を支持する。走行装置13は、運搬車両10を走行させる。走行装置13は、運搬車両10を前進又は後進させる。走行装置13の少なくとも一部は、車体12よりも下方に配置される。走行装置13は、一対の前輪と一対の後輪とを備える。前輪は操舵輪であり、後輪は駆動輪である。
図2は、第一の実施形態に係る燃料電池ユニット41の構成を示す概略図である。
燃料電池システム40は、複数の燃料電池ユニット41を備える。各燃料電池ユニット41は、図2に示すように筐体411と燃料電池412とを備える。燃料電池412は、筐体411に格納される。燃料電池412は、図示しない水素タンクから供給される水素と外気に含まれる酸素とを電気化学反応させて発電する。燃料電池412には、冷却水が流れる流路である冷却水チャネル413が設けられ、燃料電池412の温度管理が可能となるように構成されている。筐体411は金属で構成される。筐体411と燃料電池412とは電気的に絶縁される。例えば、筐体411と燃料電池412との間には絶縁体で構成されたスペーサが設けられてよい。筐体411は、車体フレームに電気的に接続される。すなわち筐体411はフレームアースされる。
燃料電池システム40は、燃料電池ユニット41に対応する複数のラジエータ42を備える。各ラジエータ42は、グリル124の後段に並べて設けられる。ラジエータ42は、グリルを介して流入する外気により冷却水を冷却し、対応する燃料電池ユニット41に供給する。ラジエータ42は、車体フレームに電気的に接続される。すなわちラジエータ42はフレームアースされる。ラジエータ42には、冷却水配管43(第一冷却水配管43Aおよび第二冷却水配管43B)が接続される。第一冷却水配管43Aの一端は、ラジエータ42の吐出口に接続され、他端は、燃料電池412内の冷却水チャネル413の流入口に接続される。第二冷却水配管43Bの一端は燃料電池412の冷却水チャネル413の吐出口に接続され、他端はラジエータ42の流入口に接続される。燃料電池412内の冷却水チャネル413の壁面は金属で構成される。そのため、冷却水チャネル413を通る冷却水は、燃料電池412の出力電圧と電気的に接続されることとなる。なお、冷却水は冷媒の一例であり、冷却水配管43は冷媒配管の一例である。
冷却水配管43は、絶縁体で構成された内配管431と、内配管431を覆う金属で構成されたシールド部432とを有する。そのため、冷却水配管43を通る冷却水は、筐体411と電気的に絶縁される。他方、冷却水配管43のシールド部432は筐体411と電気的に接続される。第一冷却水配管43Aには、冷却水を循環させる循環ポンプ44が設けられる。循環ポンプ44は、循環ポンプモータ64によって駆動する。循環ポンプモータ64は、車体フレームに電気的に接続される。すなわち循環ポンプモータ64はフレームアースされる。循環ポンプ44は、筐体411の外部に設けられ、冷却水配管43の冷却水を圧送する冷媒ポンプの一例である。第一冷却水配管43Aの燃料電池412からポンプ44までの長さおよび、第二冷却水配管43Bからラジエータ42までの長さは、各冷却配管内の冷却水の抵抗が所定の絶縁抵抗(例えば、1MΩ)となる長さ以上である。ここで配管の長さをL、冷却水の抵抗率をρ、配管の断面積をSとすると冷却水の抵抗はR=ρ・L/Sで表すことができる。
上記構成により、燃料電池412は、冷却水配管43を流れる冷却水を介して、フレームアースされた循環ポンプモータ64並びにラジエータ42と接続される。冷却水配管43の内配管431が絶縁体で構成され、長さが冷却水の抵抗が絶縁抵抗以上となるように構成されるため、燃料電池412は土工機械に求められる絶縁抵抗を確保することができる。冷却水は絶縁抵抗を介してフレームアースに設置されるため、燃料電池の出力電圧とフレームアースの間の電位を持つことになる。しかし、冷却水配管43の外側に金属のシールド部432を設けることで、たとえ冷却水配管43に水漏れが生じたとしても、漏れ出た冷却水がシールド部432に触れることで、循環ポンプモータ64あるいはラジエータ42を介してフレームアースされる。
《電気系統60の構成》
図3は、第一の実施形態に係る運搬車両10の電気系統60の構成を示す概略ブロック図である。電気系統60は、燃料電池ユニット41、第一DCDCコンバータ61、バッテリ62、第二DCDCコンバータ63、循環ポンプモータ64、走行モータ65、第一インバータ66、油圧ポンプモータ67、第二インバータ68、リターダグリッド69、制御装置80を備える。第一DCDCコンバータ61、第二DCDCコンバータ63、第一インバータ66、第二インバータ68および制御装置80は、コントロールキャビネット123内に設けられる。
電気系統60は、燃料電池ユニット41と同数の第一DCDCコンバータ61を備える。第一DCDCコンバータ61は、対応する燃料電池ユニット41に接続される。第一DCDCコンバータ61は、燃料電池システム40が生成した直流電力を母線Bに供給する。第一DCDCコンバータ61は、絶縁型DCDCコンバータである。すなわち、第一DCDCコンバータ61は、トランスを有し、一次側(燃料電池ユニット41側)と二次側(母線B側)とが絶縁される。これにより、複数の燃料電池ユニット41が並列に設けられていても、各燃料電池ユニット41が必要な絶縁抵抗を確保できていれば、電気系統60全体としても必要な絶縁抵抗を確保することができる。
バッテリ62は、燃料電池システム40において発生した電力を蓄える。バッテリ62は、走行モータ65において発生した回生電力を蓄えてもよい。バッテリ62は、蓄えた電力を出力する。第二DCDCコンバータ63は、バッテリ62に充電された電力を母線Bに供給する。また第二DCDCコンバータ63は、母線Bに流れる直流電力の電圧を調整してバッテリ62に供給することで、バッテリ62を充電させる。つまり、第二DCDCコンバータ63は、DCDCコンバータの一例であって双方向に電力変換ができるものである。バッテリ62は、バッテリ62の状態を監視する図示しないBMS(Battery Management System)を備える。BMSは、バッテリ62の充電率を計測し、制御装置80に計測データを出力する。
循環ポンプモータ64は、母線Bに流れる直流電力により、図2に示す循環ポンプ44を駆動させる。
走行モータ65は、走行装置13を駆動させる三相交流電気モータである。第一インバータ66は、母線Bに流れる直流電力を三相交流電力に変換して走行モータ65に供給する。また第一インバータ66は、走行モータ65が生成する回生電力を直流電流に変換し、リターダグリッド69に消費させる。
油圧ポンプモータ67は、ダンプボディ11を駆動させるための図示しない油圧ポンプを駆動させる三相交流電気モータである。第二インバータ68は、母線Bに流れる直流電力を三相交流電力に変換して油圧ポンプモータ67に供給する。
制御装置80は、第一DCDCコンバータ61、第二DCDCコンバータ63、第一インバータ66、第二インバータ68を制御する。
《作用・効果》
このように、第一の実施形態に係る運搬車両10は、以下の構成を備える。運搬車両10は、車体12に電気的に接続され燃料電池412を格納する筐体411と、筐体411を貫通して筐体411の外部から燃料電池412へ冷媒を流す冷却水配管43とを備える。第一の実施形態に係る冷却水配管43は、筐体411と電気的に絶縁され、冷却水配管43を通る冷却水は、筐体411の外部で車体12と電気的に接続される。第一の実施形態に係る燃料電池412は、筐体411と電気的に絶縁されることで、筐体411を介して低い抵抗で車体12に電気的に接続されることを防ぐことができる。また冷却水配管43を通る冷却水を介して電気が流れるが、筐体411と絶縁され、筐体411の外部で車体12に電気的に接続されるため、燃料電池412からフレームアースされる点までの距離に応じた抵抗を得ることができる。これにより、運搬車両10は、燃料電池412を搭載しつつ、高い絶縁抵抗を実現することができる。
また第一の実施形態に係る循環ポンプモータ64は、フレームアースされることで、冷却水配管43を通る冷却水を介して流れる電気は、循環ポンプモータ64を介してフレームアースされる。なお、他の実施形態に係る運搬車両10では、循環ポンプモータ64を介してフレームアースされるものでなく、例えば循環ポンプ44を介してフレームアースされてもよいし、モータ64のシャフトに図示しないフレームアースされたブラシを接触させる等の他の構成によってフレームアースされてもよい。さらに、第一の実施形態に係るラジエータ42はフレームアースされているため、冷却水を介して流れる電気は循環ポンプモータ64だけでなくラジエータ42を介してもフレームアースされる。一方で、ラジエータ42をフレームアースしないで、浮動電位にすることもできる。この場合には、ラジエータ42が電位を持つため、人が容易にアクセスできないようにラジエータ42をグリル124ならびに筐体で覆う。また、循環ポンプモータ64や循環ポンプ44を浮動電位にすることもできる。この場合には、循環ポンプモータ64や循環ポンプ44が電位を持つため人が容易にアクセスできないように循環ポンプモータ64や循環ポンプ44を図示しない筐体で覆う。
また第一の実施形態に係る運搬車両10において、冷却水配管43のうち、第一冷却水配管43Aの燃料電池412からポンプ44までの長さおよび、第二冷却水配管43Bからラジエータ42までの長さは、冷却水配管43を通る冷却水の抵抗が所定の絶縁抵抗となる長さ以上である。これにより、運搬車両10は、所望の絶縁抵抗を得ることができる。なお、筐体411の外に出ている部分の長さで絶縁抵抗を確保することで、筐体411内部の配管の長さを短くし、筐体411自体の大きさを小さくすることができる。また、第一の実施形態に係る運搬車両10が備える複数の燃料電池ユニット41と対応するラジエータ42との距離はそれぞれ異なるが、冷却水配管43のうち筐体411の外に出ている部分の長さを揃えることで、燃料電池ユニット41ごとの絶縁抵抗を揃えることができる。
また第一の実施形態に係る冷却水配管43は、絶縁体で構成された内配管431と、内配管431を覆う金属で構成されたシールド部432とを有する。これにより、冷却水配管43の水漏れが生じても、冷却水がシールド部432に触れることで、フレームアースさせることができる。
また第一の実施形態に係る運搬車両10は、複数の燃料電池ユニット41それぞれに対応して、絶縁型のDCDCコンバータである第一DCDCコンバータ61に接続される。これにより、燃料電池ユニット41それぞれで必要な絶縁抵抗を確保できていれば、電気系統60全体においても必要な絶縁抵抗を確保できる。例えば、比較例として第一DCDCコンバータ61が非絶縁型のDCDCコンバータである場合、燃料電池ユニット41が並列に接続されてしまうため、燃料電池ユニット41それぞれが確保しなければならない絶縁抵抗が、土工機械に求められる絶縁抵抗の並列数倍だけ必要となる。したがって、第一の実施形態に係る運搬車両10では、燃料電池ユニット41それぞれが確保しなければならない絶縁抵抗を抑えることができる。なお、第一DCDCコンバータ61として非絶縁型のDCDCコンバータを採用する場合、冷却水配管43の長さを、一つの燃料電池ユニット41に求められる絶縁抵抗の並列数倍の抵抗値を得ることができる長さとすることで、電気系統60全体において必要な絶縁抵抗を確保してもよい。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
上述した実施形態に係る燃料電池システム40は、複数の燃料電池ユニット41に対応する複数のラジエータ42を備えるが、これに限られない。例えば、燃料電池システム40は、1台のラジエータ42を備えるものであってよい。この場合、ラジエータ42が冷却した冷却水は、例えばマニホールドを介して燃料電池ユニット41別に分岐されてよい。マニホールドの後段には、燃料電池ユニット41ごとに循環ポンプ44が設けられる。また他の実施形態によれば、ラジエータ42が冷却した冷却水を、1つの循環ポンプ44で複数の燃料電池ユニット41へ供給してもよい。この場合、冷却水配管43は、循環ポンプ44の後段で分岐し、各燃料電池ユニット41に並列に接続される。
10…運搬車両 11…ダンプボディ 12…車体 121…プラットフォーム 122…運転室 123…コントロールキャビネット 124…グリル 13…走行装置 40…燃料電池システム 41…燃料電池ユニット 411…筐体 412…燃料電池 413…冷却水チャネル 42…ラジエータ 43…冷却水配管 431…内配管 432…シールド部 43A…第一冷却水配管 43B…第二冷却水配管 44…循環ポンプ 60…電気系統 61…第一DCDCコンバータ 62…バッテリ 63…第二DCDCコンバータ 64…循環ポンプモータ 65…走行モータ 66…第一インバータ 67…油圧ポンプモータ 68…第二インバータ 69…リターダグリッド 80…制御装置 B…母線

Claims (5)

  1. 車体と、
    燃料電池と、
    前記燃料電池を格納し、前記車体に電気的に接続された筐体と、
    前記筐体を貫通して前記筐体の外部から前記燃料電池へ冷媒を流す配管であって、前記筐体と電気的に絶縁され、前記筐体の外部で前記冷媒と前記車体とが電気的に接続されるように構成された冷媒配管と
    を備える土工機械。
  2. 前記筐体の外部に設けられ、前記冷媒配管の冷媒を圧送する冷媒ポンプと、
    前記冷媒ポンプを駆動させるポンプモータと
    を備え、
    前記ポンプモータが前記車体と電気的に接続された
    請求項1に記載の土工機械。
  3. 前記冷媒配管のうち、前記筐体の外に出ている部分の長さは、前記冷媒配管を通る前記冷媒の抵抗が所定の絶縁抵抗となる長さ以上である
    請求項1または請求項2に記載の土工機械。
  4. 前記冷媒配管は絶縁体で構成された内配管と、前記内配管を覆う金属で構成されたシールド部とを有する
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の土工機械。
  5. 前記燃料電池を含む複数の燃料電池と、
    一次側が前記複数の燃料電池のそれぞれに接続され、二次側が互いに並列に接続される複数の絶縁型DCDCコンバータと
    を備える請求項1から請求項4の何れか1項に記載の土工機械。
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