JP2023141498A - 遊技機 - Google Patents

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達也 楠
Tatsuya Kusunoki
裕人 井上
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Abstract

【課題】遊技者の興趣を向上できる遊技機を提供すること。【解決手段】パチンコ遊技機は、動物選択演出を実行可能である。動物選択演出は、実行されるリーチ演出の種類を示唆する演出である。動物選択演出では、リーチ演出の種類を示唆する画像として、複数の選択動物画像を表示可能である。動物選択演出の演出内容には、複数の選択動物画像のうち何れかの選択動物画像が選択されることにより、選択された選択動物画像に対応するリーチ演出の実行が示唆される第1演出内容がある。また、動物選択演出の演出内容には、複数の選択動物画像のうち何れかの選択動物画像が選択された後に、選択された選択動物画像とは異なる特別動物画像が表示されることにより、特別動物画像に対応するリーチ演出の実行が示唆される第2演出内容がある。【選択図】図10

Description

本発明は、遊技機に関するものである。
従来から、遊技機の一種であるパチンコ遊技機の中には、演出の展開を示唆する画像として複数の展開示唆画像を表示し、該複数の展開示唆画像の何れが特定されるかによって演出の展開を示唆する展開示唆演出を実行するものがある。例えば、特許文献1に記載の遊技機では、段階演出において複数の食べ物画像が表示され、何れの食べ物画像が特定されるかにより、その後に実行される特定リーチ演出の種類が異ならされるようになっている。
特開2019-62958号公報
しかしながら、最近では、このような展開示唆演出を実行する遊技機において、演出の態様を工夫することにより、遊技者の興趣をさらに向上させることが求められている。
上記課題を解決する遊技機は、図柄を変動させて行う変動ゲームを実行可能であるとともに、各種の演出を実行可能な遊技機において、画像を表示して行う表示演出を実行する表示手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、前記表示演出には、特定の演出の展開を示唆する展開示唆演出があり、前記展開示唆演出では、前記特定の演出の展開を示唆する画像として、複数の展開示唆画像を表示可能であり、前記展開示唆演出の演出内容には、複数の前記展開示唆画像のうちの何れかが特定される第1演出が実行されることにより該第1演出において特定された前記展開示唆画像に対応する演出の展開が示唆される第1演出内容と、前記第1演出が実行された後に、該第1演出において特定された前記展開示唆画像に対応する演出の展開とは異なる展開を示唆する特別示唆画像が表示される第2演出が実行されることにより、該第2演出において表示された前記特別示唆画像に対応する演出の展開が示唆される第2演出内容と、があることを要旨とする。
上記遊技機について、前記展開示唆演出において、前記展開示唆画像は、第1表示態様及び第2表示態様の何れかの表示態様で表示されるようになっており、前記第1演出において、前記第1表示態様で表示されている前記展開示唆画像が特定された後には、前記第2演出が実行されるときと、前記第2演出が実行されないときと、がある一方で、前記第1演出において、前記第2表示態様で表示されている前記展開示唆画像が特定された後には、前記第2演出が実行されないようにしてもよい。
上記遊技機について、前記展開示唆演出の演出内容には、複数の前記展開示唆画像の何れも特定されない第3演出が実行される第3演出内容を含むようにしてもよい。
上記遊技機について、前記展開示唆演出では、遊技者にとっての有利度が互いに異なる演出の展開を示唆する第1展開示唆画像及び第2展開示唆画像を含む複数の前記展開示唆画像を表示可能であり、前記第2展開示唆画像により示唆される演出の展開は、前記第1展開示唆画像により示唆される演出の展開よりも遊技者にとって有利な演出の展開であり、前記展開示唆演出において前記第1展開示唆画像及び前記第2展開示唆画像が表示される場合、前記第1展開示唆画像は、前記第1表示態様で表示され、前記第2展開示唆画像は、前記第2表示態様で表示されるようにしてもよい。
上記遊技機について、前記表示手段が表示可能な画像には、前記展開示唆画像とは異なる特定画像が含まれ、前記展開示唆演出では、前記表示手段における表示領域の一部又は全部が複数の分割領域に分割されるようになっており、前記展開示唆画像は、前記分割領域毎に表示される一方で、前記特定画像は、複数の前記分割領域にまたがって表示されるようにしてもよい。
上記遊技機について、前記展開示唆演出では、前記表示手段の表示領域を分割する境界画像が表示されるようになっており、前記特定画像には、該特定画像に重畳して前記境界画像が表示される第1特定画像と、前記境界画像に重畳して表示される第2特定画像と、のうち少なくとも一方を含むようにしてもよい。
本発明によれば、遊技者の興趣を向上できる。
パチンコ遊技機の斜視図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図である。 変動パターンの種類を示す説明図である。 動物選択演出における画像の表示態様を示す説明図である。 動物選択演出における画像の表示態様を示す説明図である。 動物選択演出における画像の表示態様を示す説明図である。 動物選択演出における画像の表示態様を示す説明図である。 動物選択演出決定処理を示すフローチャートである。 (a)~(h)は、動物選択演出の流れを示す説明図である。
以下、パチンコ遊技機の一実施形態について説明する。以下の説明において、上、下、左、右、手前(表)、及び奥(裏)は、遊技者から見たときの各方向を示すものとする。
図1に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機10は、枠体11を備える。枠体11は、パチンコ遊技機10を遊技店などの島設備に固定するための設置枠11aと、各種の遊技部品を搭載するための搭載枠11bと、を含んで構成される。搭載枠11bは、設置枠11aに対して開閉可能となるように、設置枠11aの開口部の一側縁部に対して軸支されている。パチンコ遊技機10は、搭載枠11bが開放されないように施錠する施錠装置11cを備える。施錠装置11cは、該施錠装置11cに適合する鍵を差し込んで所定方向へ回動させることにより解錠され、搭載枠11bの開放を許容するように構成されている。
パチンコ遊技機10は、遊技盤YBを備える。遊技盤YBは、搭載枠11bに搭載されている。遊技盤YBの前面側には、遊技媒体としての遊技球が流下する遊技領域YBaが形成されている。遊技盤YBには、正面視における略中央に、開口窓YBbが形成されている。開口窓YBbには、各種の意匠が施されたセンター枠Wが組み付けられている。パチンコ遊技機10は、発射ハンドルHDを備える。発射ハンドルHDは、遊技球を遊技領域YBaへ打ち出すときに操作される手段である。発射ハンドルHDは、搭載枠11bの前面側に設けられている。パチンコ遊技機10は、発射ハンドルHDの回動操作量を調整することによって、遊技球の発射強度を調整できるように構成される。
パチンコ遊技機10は、遊技者が操作可能な演出ボタンBTを備える。本実施形態において、演出ボタンBTは、パチンコ遊技機10の表側に配設されている。本実施形態において、演出ボタンBTは、押下操作を可能に構成されたボタン式の手段である。演出ボタンBTは、ボタン式であることに限らず、タッチセンサ式であってもよく、所定の表示装置をタッチパネル式の手段として機能させる構成であってもよい。演出ボタンBTは、操作可能な複数の部分を含んで構成されていてもよい。本実施形態において、演出ボタンBTは、操作可能な単一の部分を含んで構成される。
パチンコ遊技機10は、発光する発光手段としての装飾ランプLaを備える。装飾ランプLaは、発光体の発光により各種の報知及び各種の演出を実行可能である。以下の説明では、発光体の発光による演出を「発光演出」と示す。なお、本明細書における「発光」には、点灯、点滅、及び消灯を含む。また、以下の説明では、装飾ランプLaの発光体が発光することを、単に「装飾ランプLaが発光する」と示す場合がある。装飾ランプLaは、例えば、枠体11や遊技盤YBに設けられる。
パチンコ遊技機10は、音声を出力する出力手段としてのスピーカSpを備える。スピーカSpは、音声の出力により各種の報知及び各種の演出を実行可能である。以下の説明では、音声の出力による演出を「音声演出」と示す。なお、本明細書における「音声」には、人や動物の声、効果音、及び楽曲などを含む。スピーカSpは、例えば、枠体11に設けられる。
図2に示すように、パチンコ遊技機10は、特別ゲームを実行するゲーム実行手段として、第1特別図柄表示部13a及び第2特別図柄表示部13bを備える。特別ゲームでは、所定の図柄が変動表示され、最終的に特別図柄が確定停止表示される。特別図柄は、内部抽選(後述する特別抽選)の結果を報知するための図柄である。第1特別図柄表示部13aは、第1特別ゲームを表示する。第2特別図柄表示部13bは、第2特別ゲームを表示する。本明細書において、「変動表示」とは、表示されている図柄の種類が時間の経過とともに変化している状態を意味する。本明細書において、「確定停止表示」とは、図柄が確定的に停止表示されており、表示されている図柄の種類が変化しない状態を意味する。図柄について、「確定停止表示」と「導出」とは同じ意味である。パチンコ遊技機10において、第2特別ゲームは、第1特別ゲームに対して優先的に実行される。第1特別ゲーム及び第2特別ゲームは、同時に並行して実行されない。特別図柄には、大当り表示結果としての大当り図柄と、はずれ表示結果としてのはずれ図柄とがある。パチンコ遊技機10では、特別抽選にて大当りに当選すると、特別ゲームにて大当り図柄が導出され、該大当りの特別ゲームの終了後、大当り遊技が付与される。
パチンコ遊技機10は、特別ゲームの保留数を特定可能な情報を表示する表示部として、第1特別保留表示部13c及び第2特別保留表示部13dを備える。第1特別保留表示部13cは、第1特別ゲームの保留数(以下、第1特別保留数と示す)を特定可能な情報を表示する。第2特別保留表示部13dは、第2特別ゲームの保留数(以下、第2特別保留数と示す)を特定可能な情報を表示する。例えば、第1特別保留数及び第2特別保留数の上限値は、4である。
パチンコ遊技機10は、普通図柄表示部13eを備える。普通図柄表示部13eは、普通ゲームを表示する。普通ゲームでは、所定の図柄が変動表示され、最終的に普通図柄が確定停止表示される。普通図柄は、内部抽選(後述する普通抽選)の結果を報知するための図柄である。普通図柄には、普通当り表示結果としての普通当り図柄と、普通はずれ表示結果としての普通はずれ図柄とがある。パチンコ遊技機10では、普通抽選にて普通当りに当選すると、普通ゲームにて普通当り図柄が導出され、該普通当りの普通ゲームの終了後、普通当り遊技が付与される。パチンコ遊技機10は、普通保留表示部13fを備える。普通保留表示部13fは、普通ゲームの保留数(以下、普通保留数と示す)を特定可能な情報を表示する。
パチンコ遊技機10は、演出表示装置EHを備える。演出表示装置EHは、画像を表示可能な画像表示部GHを有する。演出表示装置EHは、画像表示部GHの表示領域100に画像を表示させることにより各種の報知及び各種の演出を実行可能である。以下の説明では、画像の表示による演出を「表示演出」と示す。本実施形態において、演出表示装置EHは、画像を表示して行う表示演出を実行する表示手段に相当する。画像表示部GHは、例えば、液晶パネルであってもよいし、有機ELパネルなどであってもよい。演出表示装置EHは、正面から見たときに、画像表示部GHの表示領域100が遊技盤YBの開口窓YBb(センター枠W)を介して視認可能となるように、遊技盤YBに組み付けられている。
演出表示装置EHでは、表示演出の1つとして、演出ゲームが表示される。演出ゲームでは、複数列の演出図柄が変動表示され、最終的に演出図柄の組合せ(以下、図柄組合せと示す)が導出される。演出図柄(飾り図柄)は、キャラクタや模様等の装飾が施された図柄であって、表示演出を多様化させるための図柄である。一例として、本実施形態の演出ゲームは、左図柄列、中図柄列、及び右図柄列の演出図柄をそれぞれ所定方向に変動表示(スクロール表示)させて行われる。
演出ゲームは、特別ゲームとともに開始され、特別ゲームとともに終了される。演出ゲームでは、特別ゲームで導出される特別図柄に応じた図柄組合せが導出される。特別ゲームにおいて大当り図柄が導出されるとき、演出ゲームでは大当りの図柄組合せが導出される。大当りの図柄組合せは、「777」などのように全列の演出図柄が同一の演出図柄となる図柄組合せである。特別ゲームにおいてはずれ図柄が導出されるとき、演出ゲームでははずれの図柄組合せが導出される。はずれの図柄組合せは、一例として、「778」や「787」などのように少なくとも一部列の演出図柄が他列の演出図柄とは異なる図柄組合せである。本明細書において、「一旦停止表示」とは、ゆれ変動表示などのように、演出図柄が確定停止表示される前の仮停止状態である。以下の説明では、特別ゲームと、該特別ゲームに対応して実行される演出ゲームと、をまとめて「変動ゲーム」と示す場合がある。
演出ゲームでは、リーチ演出が実行され得る。リーチ演出は、演出ゲームにおいて、リーチを形成するとともに、最終的に所定の図柄組合せを導出させる演出である。リーチは、複数である特定の図柄列において、同一の演出図柄が一旦停止表示されており、且つ、他の図柄列において、演出図柄が引き続き変動表示されている状態である。本実施形態では、左図柄列及び右図柄列が特定の図柄列に相当し、中図柄列が他の図柄列に相当する。本実施形態のリーチ演出には、第1リーチ演出と、該第1リーチ演出よりも大当り表示結果が導出される期待度(以下、大当り期待度と示す)が高い第2リーチ演出と、該第2リーチ演出よりも大当り期待度が高い第3リーチ演出と、が含まれる。
遊技盤YBには、遊技領域YBaに開口する入賞口としての第1始動口15が形成されている。第1始動口15は、遊技球を入球させることができるように、常に開口している。パチンコ遊技機10は、第1始動口15へ入球した遊技球を検知する第1始動センサSE1を備える(図3に示す)。パチンコ遊技機10では、遊技球が第1始動センサSE1によって検知されると、第1特別ゲームの保留条件が成立し得るとともに、予め定めた個数の賞球の獲得条件が成立する。
遊技盤YBには、遊技領域YBaに開口する入賞口としての第2始動口16が形成されている。パチンコ遊技機10は、第2始動口16へ入球した遊技球を検知する第2始動センサSE2を備える(図3に示す)。パチンコ遊技機10では、遊技球が第2始動センサSE2によって検知されると、第2特別ゲームの保留条件が成立し得るとともに、予め定めた個数の賞球の獲得条件が成立する。パチンコ遊技機10は、遊技球が第2始動口16へ入球可能な開状態と、遊技球が第2始動口16へ入球不能な閉状態と、に動作可能な普通可変部材17を備える。閉状態は、遊技球が第2始動口16へ入球し得るが、開状態に比して入球し難い状態であってもよい。パチンコ遊技機10は、普通可変部材17を動作させる第1アクチュエータA1を備える(図3に示す)。普通可変部材17は、普通当り遊技において、開状態に動作される。
遊技盤YBには、遊技領域YBaに開口する入賞口としての大入賞口18が形成されている。パチンコ遊技機10は、大入賞口18へ入球した遊技球を検知するカウントセンサSE3を備える(図3に示す)。パチンコ遊技機10では、遊技球がカウントセンサSE3によって検知されると、予め定めた個数の賞球の獲得条件が成立する。パチンコ遊技機10は、遊技球が大入賞口18へ入球可能な開状態と、遊技球が大入賞口18へ入球不能な閉状態と、に動作可能な特別可変部材19を備える。閉状態は、遊技球が大入賞口18へ入球し得るが、開状態に比して入球し難い状態であってもよい。パチンコ遊技機10は、特別可変部材19を動作させる第2アクチュエータA2を備える(図3に示す)。特別可変部材19は、特別図柄の当り遊技において、開状態に動作される。
パチンコ遊技機10は、遊技領域YBaを流下する遊技球が通過(入球)可能なゲート25を備える。パチンコ遊技機10は、ゲート25を通過する遊技球を検知するゲートセンサSE4を備える(図3に示す)。パチンコ遊技機10では、遊技球がゲートセンサSE4によって検知されると、普通ゲームの保留条件が成立し得る一方、賞球の獲得条件が成立しないように構成されている。
次に、パチンコ遊技機10の遊技状態について説明する。
パチンコ遊技機10は、大当り確率を高確率に変動させる確率変動機能と、第2始動口16への遊技球の入球を補助する入球補助機能と、特別ゲームの変動時間を短縮する時間短縮機能と、を搭載している。パチンコ遊技機10における遊技状態は、これらの機能の作動状態(作動及び非作動)を組み合わせて構成される。
確率変動機能(以下、確変機能と示す)について説明する。
パチンコ遊技機10は、大当り確率が異なる状態として、複数の確率状態を備える。複数の確率状態には、低確率状態と、該低確率状態に比して、大当り確率が高い高確率状態と、がある。確変機能が作動すると、確率状態が低確率状態から高確率状態へと移行し、大当りに当選する可能性が高まる。このため、高確率状態は、遊技者にとって有利な状態となる。高確率状態は、所謂「確率変動状態(確変状態)」である。
入球補助機能について説明する。
入球補助機能は、普通電動役物への入賞をサポートする機能であり、所謂「電サポ機能」である。パチンコ遊技機10は、第2始動口16への遊技球の入球率が異なる状態として、複数の入球率状態を備える。複数の入球率状態には、低入球率状態と、該低入球率状態に比して、入球率が高い高入球率状態と、がある。入球補助機能が作動すると、入球率状態が低入球率状態から高入球率状態に移行し、第2特別ゲームの始動条件を成立させ易くなる。このため、高入球率状態は、遊技者にとって有利な状態となる。
例えば、高入球率状態は、次に説明する3つの補助制御のうち任意に選択できる1つの制御を実行することによって、又は複数の制御を組み合わせて実行することによって実現できる。第1補助制御は、普通ゲームの変動時間を、低入球率状態のときよりも短くする制御である。第2補助制御は、普通抽選における普通当り確率を、低入球率状態のときよりも高確率に変動させる制御である。第2補助制御は、低入球率状態では、普通抽選そのものを行わないが、高入球率状態では、所定の当選確率にて普通抽選を行う制御であってもよい。第3補助制御は、1回の普通当り遊技における普通可変部材17の合計開放時間を、低入球率状態のときよりも長くする制御である。なお、第3補助制御としては、1回の普通当り遊技における普通可変部材17の開放回数を、低入球率状態のときよりも多くする制御、及び、普通当り遊技における普通可変部材17の1回の開放時間を、低入球率状態のときよりも長くする制御のうち、少なくとも一方の制御を行うとよい。
次に、変動時間短縮機能(以下、時短機能と示す)について説明する。
パチンコ遊技機10は、特別ゲームの変動時間(平均変動時間)が異なる状態として、複数の変動時間状態を備える。複数の変動時間状態には、長変動時間状態と、長変動時間状態に比して、少なくとも第2特別ゲームの平均変動時間が短い短変動時間状態と、がある。時短機能が作動すると、変動時間状態が長変動時間状態から短変動時間状態へ移行し、単位時間当りで実質的に実行可能な特別ゲームの回数が増加する。即ち、特別ゲームの保留の消化効率が向上する。なお、本実施形態において、時短機能は、入球補助機能に付随して作動する。つまり、時短機能は、入球補助機能とともに作動し、入球補助機能とともに非作動となる。
本実施形態において、遊技状態には、通常状態、第1有利状態、及び第2有利状態の3つがある。通常状態は、確変機能、入球補助機能、及び時短機能が全て作動しない遊技状態である。第1有利状態は、確変機能、入球補助機能、及び時短機能が全て作動する遊技状態である。第2有利状態は、確変機能が作動しない一方、入球補助機能及び時短機能が作動する遊技状態である。パチンコ遊技機10は、3つの遊技状態を備えることに限らず、その一部又は全部を、確変機能、入球補助機能、及び時短機能のうち作動させる機能を変更した異なる遊技状態としてもよい。また、遊技状態は、1つ又は2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
次に、大当りについて説明する。
パチンコ遊技機10は、特別図柄の大当り図柄として、複数種類の大当り図柄を備える。大当り図柄の種類は、大当りの種類でもある。大当り図柄は、1又は複数の種類に分類される。本実施形態において、大当り図柄は、特定図柄及び通常図柄の2種類に分類される。パチンコ遊技機10では、大当り図柄の種類(大当りの種類)に応じて大当り遊技が付与される。
大当り遊技では、最初に、予め定めた時間(以下、オープニング時間と示す)にわたって所定の演出が行われる。例えば、所定の演出は、大当り遊技の開始を特定可能なオープニング演出である。大当り遊技では、オープニング時間の経過後に、大入賞口18を開放するラウンド遊技が予め定めた上限回数を上限として行われる。1回のラウンド遊技は、予め定めた上限個数の遊技球が入球するか、又は、予め定めた上限時間が経過すると終了される。ラウンド遊技において、大入賞口18は、所定の開放態様(開放パターン)にて開放される。各ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。大当り遊技では、最終回のラウンド遊技が終了すると、予め定めた時間(以下、エンディング時間と示す)にわたって所定の演出が行われる。例えば、所定の演出は、大当り遊技の終了を特定可能なエンディング演出である。大当り遊技は、エンディング時間の経過に伴って終了される。
パチンコ遊技機10では、大当り図柄の種類(大当りの種類)に応じて、大当り遊技の終了後の遊技状態が制御される。本実施形態において、特定図柄には、大当り遊技の終了後、次回の大当り遊技が付与されるまでの間にわたって第1有利状態に制御することが定められている。通常図柄には、大当り遊技の終了後、予め定めた作動回数(本実施形態では100回)の特別ゲームが終了する迄、又は、次回の大当り遊技が付与される迄の間にわたって、第2有利状態に制御することが定められている。
次に、パチンコ遊技機10の電気的構成を説明する。
図3に示すように、パチンコ遊技機10は、主基板40を備える。主基板40は、所定の処理を行い、該処理の結果に応じて、制御情報の一例である制御コマンドなどの制御信号を出力する。パチンコ遊技機10は、副基板50を備える。主基板40と、副基板50とは、主基板40から副基板50へ一方向に制御信号を出力可能となるように接続されている。副基板50は、主基板40から入力した制御信号に基づいて所定の処理を実行する。
主基板40について詳しく説明する。
主基板40は、主CPU41と、主ROM42と、主RAM43とを備える。主CPU41は、主制御プログラムを実行することにより、各種処理を実行する。
主ROM42は、主制御プログラムや、所定の抽選に用いられる判定値などを記憶している。主ROM42は、複数種類の変動パターンを記憶している。変動パターンは、特別ゲームが開始されてから、特別ゲームが終了される迄の変動時間を特定可能な情報である。また、本実施形態の変動パターンは、演出ゲームの演出内容を特定可能な情報である。即ち、本実施形態の変動パターンは、変動ゲームの変動内容を特定可能な情報である。
図4に示すように、本実施形態の変動パターンには、大当り判定においてはずれと判定されたときに決定可能なはずれ変動パターンと、大当り判定において大当りと判定されたときに決定可能な大当り変動パターンとがある。例えば、変動パターンHP1~HP5は、はずれ変動パターンであり、変動パターンHP6~HP8は、大当り変動パターンである。
はずれ変動パターンには、リーチ演出を経ないで、又はリーチ演出を経て、最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容が定められている。変動パターンHP1,HP2は、リーチ演出を経ないで最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容が定められた変動パターンである。変動パターンHP1は、所定の変動時間に亘って変動ゲームを実行させた後、リーチ演出を経ないで最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、通常はずれ(短)と示す)が定められた変動パターンである。変動パターンHP2は、変動パターンHP1よりも長い変動時間に亘って変動ゲームを実行させた後、リーチ演出を経ないで最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、通常はずれ(長)と示す)が定められた変動パターンである。変動パターンHP3~HP5は、リーチ演出を経て最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容が定められた変動パターンである。変動パターンHP3は、第1リーチ演出を経て最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、第1リーチはずれと示す)が定められた変動パターンである。変動パターンHP4は、第2リーチ演出を経て最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、第2リーチはずれと示す)が定められた変動パターンである。変動パターンHP5は、第3リーチ演出を経て最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、第3リーチはずれと示す)が定められた変動パターンである。
また、大当り変動パターンには、リーチ演出を経て最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる変動内容が定められている。例えば、変動パターンHP6は、第1リーチ演出を経て最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、第1リーチ大当り)が定められた変動パターンである。変動パターンHP7は、第2リーチ演出を経て最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、第2リーチ大当り)が定められた変動パターンである。変動パターンHP8は、第3リーチ演出を経て最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる変動内容(図中、第3リーチ大当り)が定められた変動パターンである。
図3に示す主RAM43は、主CPU41による処理の結果に応じて書き換えられる様々な情報を記憶する。例えば、主RAM43が記憶する情報は、フラグ、カウンタ、及びタイマなどである。また、主基板40は、ハードウェア乱数を生成する図示しない乱数生成回路を備える。また、主基板40は、主CPU41による乱数生成処理によって、ソフトウェア乱数を生成可能であってもよい。
主CPU41は、第1始動センサSE1、第2始動センサSE2、カウントセンサSE3、及びゲートセンサSE4の各センサと接続されている。主CPU41は、各センサが遊技球を検知したときに出力する検知信号を入力可能に構成されている。主CPU41は、第1特別図柄表示部13a、第2特別図柄表示部13b、第1特別保留表示部13c、第2特別保留表示部13d、普通図柄表示部13e、及び普通保留表示部13fの各表示部と接続されている。主CPU41は、各表示部の表示内容を制御可能に構成されている。主CPU41は、第1アクチュエータA1と接続されている。主CPU41は、第1アクチュエータA1を制御することによって、普通可変部材17の動作を制御可能に構成されている。主CPU41は、第2アクチュエータA2と接続されている。主CPU41は、第2アクチュエータA2を制御することによって、特別可変部材19の動作を制御可能に構成されている。
次に、副基板50について詳しく説明する。
副基板50は、副CPU51と、副ROM52と、副RAM53とを備える。副CPU51は、副制御プログラムを実行することにより、演出に関する各種の処理を行う。副ROM52は、副制御プログラムや、所定の抽選に用いる判定値などを記憶している。副ROM52は、表示演出に用いる表示演出データ、発光演出に用いる発光演出データ、及び音声演出に用いる音声演出データなどを記憶している。
副RAM53は、パチンコ遊技機10の動作中に書き換えられる様々な情報を記憶する。例えば、副RAM53が記憶する情報は、フラグ、カウンタ、及びタイマなどである。また、副基板50は、副CPU51による乱数生成処理によって、ソフトウェア乱数を生成可能に構成されている。なお、副基板50は、乱数生成回路を備え、ハードウェア乱数を生成可能であってもよい。
副CPU51は、演出表示装置EHと接続されている。副CPU51は、演出表示装置EHの表示内容を制御可能に構成されている。本実施形態では、副CPU51が演出表示装置EHを制御することにより、表示手段を制御する表示制御手段としての機能が実現される。副CPU51は、装飾ランプLaと接続されている。副CPU51は、装飾ランプLaの発光態様を制御可能に構成されている。副CPU51は、スピーカSpと接続されている。副CPU51は、スピーカSpの出力態様を制御可能に構成されている。以下の説明では、演出表示装置EH、装飾ランプLa、及びスピーカSpをまとめて「演出装置群」と示す場合がある。
副CPU51は、演出ボタンBTと接続されている。副CPU51は、演出ボタンBTが操作されているときに出力する操作信号を入力可能に構成されている。特に、本実施形態において、副CPU51は、演出ボタンBTが操作されている間、継続して操作信号を入力するように構成されている。以下の説明では、副CPU51が操作信号を入力している状態を「操作信号がオン状態である」と示す場合がある一方で、副CPU51が操作信号を入力していない状態を「操作信号がオフ状態である」と示す場合がある。
次に、主CPU41が行う各種の処理について説明する。
主CPU41は、所定の制御周期(例えば4ms)毎に行う割り込み処理として、特別図柄入力処理、及び特別図柄開始処理などを実行する。
最初に、特別図柄入力処理について説明する。
特別図柄入力処理において、主CPU41は、第1始動センサSE1から検知信号を入力したか否かに基づいて、遊技球が第1始動口15へ入賞したか否かを判定する。遊技球が第1始動口15へ入賞した場合、主CPU41は、主RAM43に記憶されている第1特別保留数が上限数(本実施形態では4)未満であるか否かを判定する。第1特別保留数が上限数未満である場合、主CPU41は、第1特別保留数を1加算して更新する。続けて、主CPU41は、更新後の第1特別保留数を特定可能な情報を表示するように、第1特別保留表示部13cを制御する。このように、第1特別ゲームの保留条件は、第1特別保留数が上限数未満であるとき、遊技球が第1始動センサSE1によって検知されると成立する。
次に、主CPU41は、主基板40内で生成している乱数を取得し、該取得した乱数に基づく乱数情報を主RAM43に記憶させる。例えば、乱数は、特別抽選(大当り抽選)に用いる特別当り乱数、当り図柄の決定に用いる当り図柄乱数、及び変動パターンの決定に用いる変動パターン乱数などである。主CPU41は、第1特別ゲーム用の乱数情報であること、及び乱数情報の記憶順序を特定可能となるように、乱数情報を記憶させる。乱数情報は、取得した乱数そのものであってもよく、乱数を所定の手法により加工した情報であってもよい。本実施形態のパチンコ遊技機10は、第1特別ゲームに用いる乱数情報を主RAM43に記憶させておくことで、該第1特別ゲームの開始条件が成立するまで、その実行を保留することができる。
第1特別ゲーム用の乱数情報を主RAM43に記憶させた場合、第1始動口15へ遊技球が入賞していない場合、及び、第1特別保留数が上限数未満ではない場合、主CPU41は、第2始動センサSE2から検知信号を入力したか否かに基づいて、遊技球が第2始動口16へ入賞したか否かを判定する。遊技球が第2始動口16へ入賞している場合、主CPU41は、主RAM43に記憶されている第2特別保留数が上限数(本実施形態では4)未満であるか否かを判定する。第2特別保留数が上限数未満である場合、主CPU41は、第2特別保留数を1加算して更新する。主CPU41は、更新後の第2特別保留数を特定可能な情報を表示するように、第2特別保留表示部13dを制御する。このように、第2特別ゲームの保留条件は、第2特別保留数が上限数未満であるとき、遊技球が第2始動センサSE2によって検知されると成立する。
次に、主CPU41は、主基板40内で生成している乱数を取得し、該取得した乱数に基づく乱数情報を主RAM43に記憶させる。主CPU41は、第2特別ゲームに用いる乱数情報であること、及び乱数情報の記憶順序を特定可能となるように、乱数情報を記憶させる。本実施形態のパチンコ遊技機10は、第2特別ゲームに用いる乱数情報を主RAM43に記憶させておくことで、該第2特別ゲームの開始条件が成立するまで、その実行を保留することができる。第2特別ゲーム用の乱数情報を主RAM43に記憶させた場合、第2始動口16へ遊技球が入賞していない場合、及び、第2特別保留数が上限数未満ではない場合、主CPU41は、特別図柄入力処理を終了する。
次に、特別図柄開始処理について説明する。
特別図柄開始処理において、主CPU41は、特別ゲームの開始条件が成立しているか否かを判定する。主CPU41は、大当り遊技中ではなく、且つ特別ゲームの実行中ではない場合に肯定判定する一方、大当り遊技中又は特別ゲームの実行中である場合に否定判定する。特別ゲームの開始条件が成立していない場合、主CPU41は、特別図柄開始処理を終了する。特別ゲームの開始条件が成立している場合、主CPU41は、第2特別保留数が零よりも大きいか否かを判定する。第2特別保留数が零である場合、主CPU41は、第1特別保留数が零よりも大きいか否かを判定する。第1特別保留数が零である場合、主CPU41は、待機状態であることを特定可能な待機状態コマンドを生成して副基板50へ出力する。待機状態とは、変動ゲームが実行されておらず、大当り遊技が付与されておらず、且つ変動ゲームが保留されていないときの状態である。なお、以下の説明では、待機状態中ではない期間を「遊技期間」と示す。言い換えれば、本実施形態において、遊技期間とは、変動ゲームの実行中、大当り遊技の実行中、又は保留中の変動ゲームの開始待ち中である期間である。その後、主CPU41は、特別図柄開始処理を終了する。
第1特別保留数が零よりも大きい場合、主CPU41は、第1特別ゲームを実行させる処理を行う。具体的に、主CPU41は、第1特別保留数を1減算して更新する。主CPU41は、更新後の第1特別保留数を特定可能な情報を表示するように、第1特別保留表示部13cを制御する。次に、主CPU41は、第1特別ゲーム用の乱数情報のうち、最先に記憶された乱数情報を主RAM43から取得する。続けて、主CPU41は、取得した乱数情報から特定される特別当り乱数を用いて、大当りに当選とするか否かの大当り抽選を行う。主CPU41は、現在の確率状態(確変機能の作動の有無)に応じた大当り確率にて大当り抽選を行う。
大当りに当選した場合、主CPU41は、大当り変動処理を行う。大当り変動処理において、主CPU41は、乱数情報から特定可能な当り図柄乱数を用いて、大当り図柄抽選を行い、第1特別ゲームにて導出させる大当り図柄を決定する。主CPU41は、乱数情報から特定可能な変動パターン乱数を用いて変動パターン決定抽選を行い、大当り変動パターンを決定する。その後、主CPU41は、特別図柄開始処理を終了する。
大当りに当選しなかった場合、主CPU41は、はずれ変動処理を行う。はずれ変動処理において、主CPU41は、第1特別ゲームにて導出させるはずれ図柄を決定する。はずれ変動処理において、主CPU41は、乱数情報から特定可能な変動パターン乱数を用いて変動パターン決定抽選を行い、リーチあり、又はリーチ無しのはずれ変動パターンを決定する。その後、主CPU41は、特別図柄開始処理を終了する。
第2特別保留数が零よりも大きい場合、主CPU41は、第2特別ゲームを実行させるための処理を行う。第2特別ゲームを実行させるための処理は、第1特別ゲームを実行させるための処理について、「第1特別ゲーム」を「第2特別ゲーム」に、「第1特別保留数」を「第2特別保留数」に、それぞれ読み替えた処理であるため、その詳細な説明を省略する。つまり、主CPU41は、第2特別保留数の減算、大当り抽選、及び、大当り抽選の結果に基づく何れかの変動処理を行った後、特別図柄開始処理を終了する。
主CPU41は、大当り変動処理、及びはずれ変動処理において、変動開始コマンド及び特別図柄コマンドを副基板50へ出力する。変動開始コマンドは、各変動処理において決定した変動パターンと、変動ゲームの開始とを特定可能な制御コマンドである。特別図柄コマンドは、各変動処理において決定した特別図柄(大当り図柄又ははずれ図柄)を特定可能な制御コマンドである。なお、変動開始コマンド及び特別図柄コマンドは、第1特別ゲームの変動処理が実行されたときと、第2特別ゲームの変動処理が実行されたときとで異なる制御コマンドである。
特別図柄開始処理を終了すると、主CPU41は、特別図柄開始処理とは別の処理によって、第1特別ゲーム又は第2特別ゲームを実行させる。即ち、本実施形態のパチンコ遊技機10では、主CPU41が以下の処理を行うことにより、図柄を変動させて行う変動ゲームを実行可能である。
具体的に、主CPU41は、第1特別ゲームを実行させる場合、所定の図柄の変動表示を開始するように、第1特別図柄表示部13aを制御する。主CPU41は、変動パターンに定められた変動時間を計測する。主CPU41は、変動パターンに定められた変動時間が経過すると、特別図柄開始処理において決定した特別図柄を導出するように、第1特別図柄表示部13aを制御する。また、主CPU41は、変動パターンに定められた変動時間が経過すると、変動ゲームの終了を特定可能な制御コマンド(以下、変動終了コマンドと示す)を副基板50に出力する。
一方、主CPU41は、第2特別ゲームを実行させる場合、所定の図柄の変動表示を開始するように、第2特別図柄表示部13bを制御する。主CPU41は、変動パターンに定められた変動時間を計測する。主CPU41は、変動パターンに定められた変動時間が経過すると、特別図柄開始処理において決定した特別図柄を導出するように、第2特別図柄表示部13bを制御する。また、主CPU41は、変動パターンに定められた変動時間が経過すると、変動終了コマンドを副基板50に出力する。
次に、大当り遊技処理について説明する。
大当り遊技処理は、大当り遊技を付与するための処理である。主CPU41は、特別ゲームにおいて大当り図柄を導出させると、大当りの特別ゲームの終了後に大当り遊技処理を実行する。主CPU41は、特別図柄開始処理にて決定した大当り図柄(即ち、大当りの種類)に基づいて、大当り遊技の種類を特定する。主CPU41は、特定した種類の大当り遊技を付与する。
最初に、主CPU41は、オープニング時間の開始を特定可能な制御コマンド(以下、オープニングコマンドと示す)を副基板50に出力する。主CPU41は、オープニング時間が経過すると、ラウンド遊技を実行させるための処理を行う。即ち、主CPU41は、特定した大当り遊技用の開放制御データを用いて第2アクチュエータA2を制御し、大入賞口18を開状態とする。主CPU41は、カウントセンサSE3による遊技球の検知数が上述の上限個数に達するか、又は、上述の上限時間が経過すると、大入賞口18を閉状態とするように第2アクチュエータA2を制御することで、ラウンド遊技を終了させる。主CPU41は、このようなラウンド遊技を実行させるための処理を、大当り遊技に定められた上限回数のラウンド遊技が終了するまで繰り返し行う。主CPU41は、ラウンド遊技を開始する毎に、ラウンド遊技の開始を特定可能な制御コマンド(以下、ラウンドコマンドと示す)を副基板50に出力する。主CPU41は、最終回のラウンド遊技が終了すると、エンディング時間の開始を特定可能な制御コマンド(以下、エンディング開始コマンドと示す)を副基板50に出力する。主CPU41は、エンディング時間が経過すると、大当り遊技を終了する。主CPU41は、エンディング時間の経過を特定可能な制御コマンド(以下、エンディング終了コマンド)を副基板50に出力する構成であってもよい。
次に、確率状態を移行させる確率移行処理について説明する。
主CPU41は、特定図柄に基づく大当り遊技を終了すると、主RAM43に記憶されている高確フラグをオン状態に設定する。即ち、主CPU41は、高確率状態に制御する。一方、主CPU41は、通常図柄に基づく大当り遊技を終了すると、高確フラグをオン状態に設定しない。即ち、主CPU41は、低確率状態に制御する。主CPU41は、大当り遊技を開始させる場合であって、高確フラグがオン状態であるとき、該高確フラグをオフ状態に設定する。即ち、主CPU41は、大当り遊技中、低確率状態に制御する。
次に、入球率状態及び変動時間状態を移行させる処理について説明する。
主CPU41は、大当り遊技が終了すると、主RAM43に記憶されている作動フラグをオン状態に設定する。即ち、主CPU41は、高入球率状態に制御する。主CPU41は、通常図柄に基づく大当り遊技の終了後、特別ゲームを開始させる毎に、主RAM43に記憶されている実行カウンタの値を更新することによって、大当り遊技の終了後における特別ゲームの実行回数を計数する。主CPU41は、大当り遊技の終了後における特別ゲームの実行回数が作動回数に達した特別ゲームが終了すると、作動フラグをオフ状態に設定する。即ち、主CPU41は、通常図柄に基づく大当り遊技の終了後、作動回数目の特別ゲームが終了すると低入球率状態に制御する。主CPU41は、大当り遊技を開始させる場合であって、作動フラグがオン状態であるとき、該作動フラグをオフ状態に設定する。即ち、主CPU41は、大当り遊技中、低入球率状態に制御する。なお、主CPU41は、高入球率状態に制御するときに短変動時間状態に制御し、低入球率状態に制御するときに長変動時間状態に制御する。
次に、副CPU51が実行する各種の処理について説明する。本実施形態のパチンコ遊技機10では、副CPU51が以下の処理を行うことにより各種の演出を実行可能である。
最初に、演出ゲーム処理について説明する。演出ゲーム処理は、特別ゲームの実行中、該特別ゲームに関連した表示演出の1つとして、演出ゲームを実行させるための処理である。
副CPU51は、変動開始コマンド及び特別図柄コマンドを入力すると、特別ゲームに対応する演出ゲームを実行するように演出表示装置EHを制御する。具体的に、副CPU51は、変動開始コマンドを入力すると、該制御コマンドから特定可能な変動パターンに基づいて、演出ゲームの演出内容を選択する。また、副CPU51は、特別図柄コマンドを入力すると、該コマンドから特定可能な特別図柄に基づいて、演出ゲームにて導出させる図柄組合せを決定する。副CPU51は、特別図柄コマンドから大当り図柄を特定可能である場合、大当りの図柄組合せを決定する。副CPU51は、特別図柄コマンドからはずれ図柄を特定可能である場合、はずれの図柄組合せを決定する。
また、副CPU51は、リーチ演出の実行条件(以下、リーチ条件と示す)が成立しているか否かを判定する。本実施形態において、リーチ条件は、リーチ演出を実行する変動内容が定められた変動パターンが決定されることによって成立する。副CPU51は、リーチ条件が成立しており、且つ特別図柄コマンドから大当り図柄を特定可能であるとき、大当りの図柄組合せを構成する演出図柄をリーチの演出図柄として決定する。副CPU51は、リーチ条件が成立しており、且つ特別図柄コマンドからはずれ図柄を特定可能であるとき、リーチを含むはずれの図柄組合せを決定する。副CPU51は、リーチ条件が成立しておらず、且つ特別図柄コマンドからはずれ図柄を特定可能であるとき、リーチを含まないはずれの図柄組合せを決定する。
そして、副CPU51は、変動開始コマンドの入力を契機として、各図柄列の演出図柄の変動表示を開始するように、演出表示装置EHを制御する。即ち、副CPU51は、演出ゲームを開始させる。具体的に、副CPU51は、画像表示部GHの表示領域100において、3列の演出図柄を変動表示させるように演出表示装置EHを制御する。続いて、副CPU51は、演出ゲームを開始させてから、所定のタイミングが到来すると、各演出図柄を一旦停止表示させることにより図柄組合せを一旦停止表示させるとともに、変動終了コマンドの入力を契機に、各演出図柄を確定停止表示させることにより図柄組合せを確定停止表示させる。なお、副CPU51は、変動終了コマンドとは関係なく、変動パターンに定めた変動時間の経過を契機に図柄組合せを確定停止表示させてもよい。この場合、変動終了コマンドは省略してもよい。
次に、大当り演出処理について説明する。
大当り演出処理は、大当り遊技中の演出(以下、大当り演出と示す)を実行させるための処理である。副CPU51は、オープニングコマンドを入力すると、オープニング演出を実行するように演出装置群を制御する。本実施形態において、演出装置群には、演出表示装置EH、装飾ランプLa、及びスピーカSpを含む。また、副CPU51は、ラウンドコマンドを入力すると、ラウンド演出を実行するように演出装置群を制御する。さらに、副CPU51は、エンディング開始コマンドを入力すると、エンディング演出を実行するように演出装置群を制御する。そして、副CPU51は、エンディング終了コマンドを入力すると、エンディング演出を終了するように演出装置群を制御する。
次に、本実施形態において実行可能な演出について説明する。
まず、本実施形態において実行可能なリーチ演出について説明する。上述したように、本実施形態のリーチ演出には、第1リーチ演出と、第2リーチ演出と、第3リーチ演出と、が含まれる。第1リーチ演出、第2リーチ演出、及び第3リーチ演出の各リーチ演出には、それぞれ1種類又は複数種類のリーチ演出が含まれる。
一例として、第1リーチ演出には、複数種類のリーチ演出が含まれる。具体的に、第1リーチ演出には、シマウマをモチーフとしたリーチ演出(以下、第1リーチ演出(シマウマ)と示す)と、カバをモチーフとしたリーチ演出(以下、第1リーチ演出(カバ)と示す)と、サイをモチーフとしたリーチ演出(以下、第1リーチ演出(サイ)と示す)と、が含まれる。第1リーチ演出(シマウマ)、第1リーチ演出(カバ)、及び第1リーチ演出(サイ)は、演出内容が互いに異なるリーチ演出であって、それぞれ報知される大当り期待度が同一のリーチ演出である。
第2リーチ演出には、複数種類のリーチ演出が含まれる。具体的に、第2リーチ演出には、ゾウをモチーフとしたリーチ演出(以下、第2リーチ演出(ゾウ)と示す)と、トラをモチーフとしたリーチ演出(以下、第2リーチ演出(トラ)と示す)と、が含まれる。第2リーチ演出(ゾウ)及び第2リーチ演出(トラ)は、演出内容が互いに異なるリーチ演出であって、それぞれ報知される大当り期待度が同一のリーチ演出である。
第3リーチ演出には、1種類のリーチ演出が含まれる。具体的に、第3リーチ演出には、ライオンをモチーフとしたリーチ演出(以下、第3リーチ演出(ライオン)と示す)が含まれる。
次に、本実施形態において実行可能な動物選択演出について説明する。
本実施形態の動物選択演出は、該動物選択演出の終了後に実行されるリーチ演出の種類を示唆する演出である。即ち、本実施形態において、動物選択演出は、リーチ演出の展開を示唆する展開示唆演出に相当する。また、本実施形態において、リーチ演出は、特定の演出に相当する。なお、本実施形態では、動物選択演出の終了後にリーチ演出が実行されない場合もある。このため、本実施形態において、動物選択演出は、リーチ演出が実行されるか否かを示唆する演出としても把握できる。
具体的に、本実施形態の動物選択演出の演出内容には、第1演出内容と、第2演出内容と、第3演出内容と、を含む複数種類の演出内容がある。
何れの演出内容で動物選択演出が実行される場合であっても、該動物選択演出では、演出表示装置EHの画像表示部GHにおいて、複数の選択動物画像200が表示される。選択動物画像200は、動物選択演出の終了後に実行されるリーチ演出の種類を示唆する画像である。即ち、選択動物画像200は、特定の演出の展開を示唆する展開示唆画像に相当する。
第1演出内容は、表示された複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200が選択されることにより、選択された選択動物画像200に対応するリーチ演出が動物選択演出の終了後に実行されることを示唆する演出内容である。
第2演出内容は、演出表示装置EHの画像表示部GHに表示された複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200が選択された後、特別動物画像300が表示されることにより、特別動物画像300に対応するリーチ演出が動物選択演出の終了後に実行されることを示唆する演出内容である。
第3演出内容は、演出表示装置EHの画像表示部GHに表示された複数の選択動物画像200の何れも選択されることなく動物選択演出が終了することにより、該動物選択演出の終了後にリーチ演出が実行されないことを示唆する演出内容である。
図5に示すように、動物選択演出では、最初に演出表示装置EHの画像表示部GHの表示領域100において各種の画像が表示される。一例として、本実施形態の動物選択演出では、画像表示部GHの表示領域100を複数の表示領域に分割する分割枠画像110が表示される。言い換えれば、本実施形態の動物選択演出では、分割枠画像110により、画像表示部GHにおける表示領域100の全体が複数の分割領域に分割される。分割枠画像110は、画像表示部GHの表示領域100を分割する境界画像に相当する。具体的に、本実施形態において、分割枠画像110は、画像表示部GHの表示領域を3分割する画像である。以下の説明では、分割枠画像110により分割された各表示領域を、それぞれ第1分割領域101、第2分割領域102、第3分割領域103と示す。一例として、第1分割領域101は、表示領域100のうち左上方の部分を占める表示領域である。第2分割領域102は、表示領域100のうち右上方の部分を占める表示領域である。第3分割領域103は、表示領域100のうち下方の部分を占める表示領域である。第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103は、それぞれ分割領域に相当する。
動物選択演出では、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各表示領域にまたがって、動物背景画像120が表示される。動物背景画像120は、動物園をモチーフとした画像である。動物選択演出では、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各表示領域にまたがって、ボタン操作画像130が表示される。ボタン操作画像130は、演出ボタンBTの操作を指示する画像である。一例として、ボタン操作画像130は、演出ボタンBTを模した画像と、演出ボタンBTの操作方向を示す矢印を模した画像と、「押せ!」の文字列を模した画像と、の組み合わせにより構成される画像である。本実施形態において、動物背景画像120及びボタン操作画像130は、複数の分割領域にまたがって表示される特定画像に相当する。
動物選択演出において、分割枠画像110、動物背景画像120、ボタン操作画像130は、遊技者側から見て手前側にボタン操作画像130、続いて分割枠画像110、そして奥側に動物背景画像120という順序で重畳する態様で表示される。即ち、表示領域100において、分割枠画像110と動物背景画像120とが重なる部分では、分割枠画像110が優先して表示される。また、ボタン操作画像130と分割枠画像110とが重なる部分、及び、ボタン操作画像130と動物背景画像120とが重なる部分では、ボタン操作画像130が優先して表示される。動物背景画像120は、該動物背景画像120に重畳して分割枠画像110が表示される第1特定画像に相当する。また、ボタン操作画像130は、分割枠画像110に重畳して表示される第2特定画像に相当する。
選択動物画像200は、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各表示領域にそれぞれ1つ表示される。即ち、動物選択演出において、選択動物画像200は、分割領域毎に表示される。
選択動物画像200には、リーチ演出の種類に対応する複数種類の画像がある。具体的に、本実施形態の選択動物画像200には、第1リーチ演出及び第2リーチ演出の種類に対応する複数種類の画像がある。一例として、選択動物画像200は、対応するリーチ演出のモチーフとなる動物を模した画像である。具体的に、選択動物画像200には、第1リーチ演出(シマウマ)に対応する画像と、第1リーチ演出(カバ)に対応する画像と、第1リーチ演出(サイ)に対応する画像と、がある。以下の説明では、第1リーチ演出(シマウマ)に対応する画像と、第1リーチ演出(カバ)に対応する画像と、第1リーチ演出(サイ)に対応する画像と、をまとめて第1選択動物画像と示す。また、選択動物画像200には、第2リーチ演出(ゾウ)に対応する画像と、第2リーチ演出(トラ)に対応する画像と、がある。以下の説明では、第2リーチ演出(ゾウ)に対応する画像と、第2リーチ演出(トラ)に対応する画像と、をまとめて第2選択動物画像と示す。第1選択動物画像は、動物選択演出の終了後に第1リーチ演出が実行されることを示唆する画像であり、第2選択動物画像は、動物選択演出の終了後に第1リーチ演出よりも大当り期待度が高い第2リーチ演出が実行されることを示唆する画像である。即ち、第2選択動物画像により示唆される演出の展開は、第1選択動物画像により示唆される演出の展開よりも遊技者にとって有利な演出の展開であると言える。本実施形態において、第1選択動物画像は、第1展開示唆画像に相当し、第2選択動物画像は、第2展開示唆画像に相当する。
動物選択演出において、選択動物画像200は、第1表示態様及び第2表示態様のうち何れかの表示態様で表示される。一例として、第1表示態様は、選択動物画像200の一部が白色で表示される表示態様である。また、一例として、第2表示態様は、選択動物画像200の一部が赤色で表示される表示態様である。本実施形態の動物選択演出において選択動物画像200が表示される場合、第1選択動物画像は、第1表示態様で表示され、第2選択動物画像は、第2表示態様で表示される。
図6に示すように、第1演出内容又は第2演出内容で動物選択演出が実行される場合、該動物選択演出では、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各表示領域に表示された複数の選択動物画像200のうち、何れか1つの選択動物画像200が選択される。このとき、演出表示装置EHの画像表示部GHでは、何れか1つの選択動物画像200が選択されたことを認識可能な表示態様で各種の画像が表示される。一例として、演出表示装置EHの画像表示部GHでは、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各分割領域のうち、所定の選択動物画像200が表示されている分割領域が他の分割領域と比較して明るく表示される。これにより、本実施形態の動物選択演出では、所定の選択動物画像200が選択されたことが認識可能となる。図6に示す例では、第1分割領域101が第2分割領域102及び第3分割領域103よりも明るく表示されていることから、第1リーチ演出(シマウマ)に対応する選択動物画像200が選択されたことが認識可能である。なお、以下の説明では、複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200が選択されたことを認識可能な表示態様で各種の画像を表示することを、単に「選択動物画像200を選択する」と示す場合がある。
図7に示すように、第2演出内容で動物選択演出が実行される場合、該動物選択演出では、該動物選択演出の終了後に実行されるリーチ演出の種類を示唆する画像として、選択動物画像200とは異なる特別動物画像300が表示される。特別動物画像300は、選択動物画像200に対応する各リーチ演出とは異なる種類のリーチ演出に対応する画像である。即ち、本実施形態において、特別動物画像300は、選択動物画像200に対応するリーチ演出とは異なる種類のリーチ演出が実行されることを示唆する画像である。特別動物画像300は、選択動物画像200に対応する演出の展開とは異なる展開を示唆する特別示唆画像に相当する。具体的に、本実施形態の特別動物画像300は、第3リーチ演出に対応する画像である。一例として、特別動物画像300は、対応する第3リーチ演出のモチーフとなる動物を模した画像である。具体的に、特別動物画像300は、第3リーチ演出(ライオン)に対応する画像である。本実施形態の動物選択演出において、特別動物画像300は、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各表示領域に表示された複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200が選択された後に表示される。
図8に示すように、第3演出内容で動物選択演出が実行される場合、該動物選択演出では、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各表示領域に表示された複数の選択動物画像200の何れも選択されない。このとき、演出表示装置EHの画像表示部GHでは、何れの選択動物画像200も選択されなかったことを認識可能な表示態様で各種の画像が表示される。一例として、演出表示装置EHの画像表示部GHでは、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各分割領域について、該分割領域に表示されている選択動物画像200が選択されたときと比較して暗く表示される。これにより、本実施形態の動物選択演出では、何れの選択動物画像200も選択されなかったことが認識可能となる。図8に示す例では、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各分割領域が、該分割領域に表示されている選択動物画像200が選択されたときと比較して暗く表示されていることから、何れの選択動物画像200も選択されなかったことが認識可能である。
次に、動物選択演出に関して副CPU51が行う各種の制御について説明する。
まず、リーチ演出決定処理について説明する。リーチ演出決定処理は、実行するリーチ演出の種類を決定する処理である。副CPU51は、変動開始コマンドを入力したことを契機として、リーチ演出決定処理を実行する。
リーチ演出決定処理において、副CPU51は、変動開始コマンドから特定した変動パターンがリーチ演出を実行する変動パターンであるか否かを判定する。リーチ演出を実行する変動パターンではない場合、副CPU51は、リーチ演出決定処理を終了する。リーチ演出を実行する変動パターンである場合、特定した変動パターンの種類に応じて、実行するリーチ演出の種類を決定する。
例えば、特定した変動パターンが第1リーチ演出又は第2リーチ演出を実行する変動パターンである場合、副CPU51は、所定の乱数を用いた抽選により、実行するリーチ演出の種類を決定する。具体的に、副CPU51は、特定した変動パターンが第1リーチ演出を実行する変動パターンである場合、実行するリーチ演出の種類として、第1リーチ演出(シマウマ)、第1リーチ演出(カバ)、及び第1リーチ演出(サイ)のうちの何れかを決定する。また、特定した変動パターンが第2リーチ演出を実行する変動パターンである場合、副CPU51は、実行するリーチ演出の種類として、第2リーチ演出(ゾウ)及び第2リーチ演出(トラ)のうちの何れかを決定する。一方、特定した変動パターンが第3リーチ演出を実行する変動パターンである場合、副CPU51は、実行するリーチ演出の種類として、第3リーチ演出(ライオン)を決定する。
実行するリーチ演出の種類を決定すると、副CPU51は、決定したリーチ演出の種類を特定可能な情報を副RAM53に記憶させる。その後、副CPU51は、リーチ演出決定処理を終了する。
次に、動物選択演出決定処理について説明する。動物選択演出決定処理は、動物選択演出の実行可否を決定する処理であるとともに、動物選択演出を実行する場合に、該動物選択演出の演出内容を決定する処理である。副CPU51は、リーチ演出決定処理の終了後に動物選択演出決定処理を実行する。
図9に示すように、動物選択演出決定処理において、副CPU51は、動物選択演出を実行させるか否かの実行抽選を行う(ステップSa1)。ステップSa1において、副CPU51は、入力した変動開始コマンドから特定した変動パターンに応じた確率で当選するように実行抽選を行う。一例として、副CPU51は、入力した変動開始コマンドから特定した変動パターンが変動パターンHP1である場合、動物選択演出の実行抽選に当選しないように制御する。また、一例として、副CPU51は、入力した変動開始コマンドから特定した変動パターンが大当り変動パターンであるときには、入力した変動開始コマンドから特定した変動パターンがはずれ変動パターンであるときと比較して高い確率で当選するように実行抽選を行う。
動物選択演出の実行抽選に当選しなかった場合(ステップSa1:NO)、副CPU51は、動物選択演出の実行を決定することなく動物選択演出決定処理を終了する。一方、動物選択演出の実行抽選に当選した場合(ステップSa1:YES)、副CPU51は、第1リーチ演出又は第2リーチ演出の実行が決定されているか否かを判定する(ステップSa2)。ステップSa2について、副CPU51は、リーチ演出決定処理において第1リーチ演出又は第2リーチ演出の実行を決定した場合に肯定判定する一方で、第1リーチ演出及び第2リーチ演出の何れの実行も決定していない場合に否定判定する。
第1リーチ演出又は第2リーチ演出の実行が決定されている場合(ステップSa2:YES)、副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第1演出内容を決定する(ステップSa3)。このとき、副CPU51は、第1演出内容による動物選択演出の実行を決定したことを特定可能な情報を副RAM53内に記憶させる。
続いて、副CPU51は、動物選択演出において選択する選択動物画像200を決定する(ステップSa4)。動物選択演出の演出内容として第1演出内容を決定している場合、副CPU51は、ステップSa4において、実行が決定されているリーチ演出に対応する選択動物画像200を決定する。例えば、第1リーチ演出(シマウマ)の実行が決定されている場合、副CPU51は、ステップSa4において、第1リーチ演出(シマウマ)に対応する選択動物画像200を決定する。
次に、副CPU51は、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200のうち、ステップSa4で決定した選択動物画像200を除く残りの選択動物画像200を決定する(ステップSa5)。具体的に、本実施形態において、副CPU51は、ステップSa4において決定した選択動物画像200とは異なる2種類の選択動物画像200を決定する。ステップSa5において、副CPU51は、所定の乱数を用いた抽選により残りの選択動物画像200を決定する。このようなステップSa4及びステップSa5の処理により、副CPU51は、第1演出内容で動物選択演出を実行することを決定した場合、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200として、互いに異なる3種類の選択動物画像200を決定する。
続いて、副CPU51は、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200として決定した複数の選択動物画像200について、各選択動物画像200を表示させる分割領域を決定する(ステップSa6)。ステップSa6において、副CPU51は、所定の乱数を用いた抽選により各選択動物画像200を表示させる分割領域を決定する。これにより、副CPU51は、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200として決定した各選択動物画像200について、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103のうち何れの分割領域に表示させるかをそれぞれ決定する。その後、副CPU51は、動物選択演出決定処理を終了する。
第1リーチ演出及び第2リーチ演出の実行が決定されていない場合(ステップSa2:NO)、副CPU51は、第3リーチ演出の実行が決定されているか否かを判定する(ステップSa7)。ステップSa7について、副CPU51は、リーチ演出決定処理において第3リーチ演出の実行を決定した場合に肯定判定する一方で、第3リーチ演出の実行を決定していない場合に否定判定する。
第3リーチ演出の実行が決定されている場合(ステップSa7:YES)、副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第2演出内容を決定する(ステップSa8)。このとき、副CPU51は、第2演出内容による動物選択演出の実行を決定したことを特定可能な情報を副RAM53内に記憶させる。
続いて、副CPU51は、動物選択演出において選択する選択動物画像200を決定する(ステップSa4)。動物選択演出の演出内容として第2演出内容を決定している場合、副CPU51は、ステップSa4において、第1選択動物画像のうち何れか1つの選択動物画像200を決定する。このとき、副CPU51は、所定の乱数を用いた抽選により、第1選択動物画像のうち何れか1つの選択動物画像200を決定する。
次に、副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第1演出内容を決定したときと同様にして、ステップSa5の処理を実行することにより、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200のうち、ステップSa4で決定した選択動物画像200を除く残りの選択動物画像200を決定する。このようなステップSa4及びステップSa5の処理により、副CPU51は、第2演出内容で動物選択演出を実行することを決定した場合、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200として、互いに異なる3種類の選択動物画像200を決定する。その後、副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第1演出内容を決定したときと同様にして、ステップSa6の処理を実行した後、動物選択演出決定処理を終了する。
第3リーチ演出の実行が決定されていない場合(ステップSa7:NO)、副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第3演出内容を決定する(ステップSa9)。このとき、副CPU51は、第3演出内容による動物選択演出の実行を決定したことを特定可能な情報を副RAM53内に記憶させる。
続いて、副CPU51は、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200として、複数の選択動物画像200を決定する(ステップSa10)。このとき、副CPU51は、所定の乱数を用いた抽選により、複数の選択動物画像200を決定する。具体的に、動物選択演出の演出内容として第3演出内容を決定している場合、副CPU51は、互いに異なる3種類の選択動物画像200を決定する。このようなステップSa10の処理により、副CPU51は、第3演出内容で動物選択演出を実行することを決定した場合、演出表示装置EHに表示させる選択動物画像200として、互いに異なる3種類の選択動物画像200を決定する。
その後、副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第1演出内容又は第2演出内容を決定したときと同様にして、ステップSa6の処理を実行した後、動物選択演出決定処理を終了する。
次に、動物選択演出を実行させるための制御について、動物選択演出の流れとともに説明する。
図10に示すように、副CPU51は、変動ゲームの実行中における所定のタイミングで動物選択演出を開始させる。具体的に、副CPU51は、分割枠画像110、動物背景画像120、ボタン操作画像130、及び選択動物画像200を表示させるように演出表示装置EHを制御する(図10(a))。このとき、副CPU51は、動物選択演出決定処理で決定した複数の選択動物画像200を、動物選択演出決定処理で決定した分割領域にそれぞれ表示させるように演出表示装置EHを制御する。副CPU51は、選択動物画像200のうち第1選択動物画像を第1表示態様で表示させる一方で、選択動物画像200のうち第2選択動物画像を第2表示態様で表示させる。一方、副CPU51は、動物選択演出決定処理で決定した内容にかかわらず、同一の表示態様で分割枠画像110、動物背景画像120、及びボタン操作画像130を表示させるように演出表示装置EHを制御する。特に、副CPU51は、動物選択演出決定処理のステップSa4及びステップSa5で決定した選択動物画像200の種類にかかわらず、同一の表示態様で分割枠画像110、動物背景画像120、及びボタン操作画像130を表示させる。即ち、本実施形態において、分割枠画像110、動物背景画像120、及びボタン操作画像130は、動物選択演出において表示される選択動物画像200の種類によらず表示される。また、副CPU51は、動物選択演出の開始に伴って、予め定めた操作有効時間の計測を開始する。
その後、副CPU51は、操作有効時間の経過前に演出ボタンBTが操作される第1進行条件、又は、演出ボタンBTが操作されることなく操作有効時間が経過する第2進行条件の何れかが成立したことを契機として、動物選択演出決定処理で決定した内容にしたがって動物選択演出を進行させる(図10(b),(c),(d))。このとき、副CPU51は、ボタン操作画像130を非表示とするように演出表示装置EHを制御する。
動物選択演出決定処理において動物選択演出の演出内容として第1演出内容又は第2演出内容が決定されている場合、副CPU51は、動物選択演出決定処理のステップSa4で決定した選択動物画像200を選択する(図10(b),(c))。具体的に、副CPU51は、動物選択演出決定処理のステップSa4で決定した選択動物画像200が選択されたことを認識可能な表示態様で各種の画像を表示させるように演出表示装置EHを制御する。例えば、動物選択演出決定処理のステップSa4において第1選択動物画像を決定した場合、副CPU51は、該第1選択動物画像を選択する(図10(b))。また、動物選択演出決定処理のステップSa4において第2選択動物画像を決定した場合、副CPU51は、該第2選択動物画像を選択する(図10(c))。
そして、動物選択演出決定処理において動物選択演出の演出内容として第1演出内容が決定されている場合、副CPU51は、動物選択演出決定処理のステップSa4で決定した選択動物画像200を選択してから所定時間が経過したことを契機として、動物選択演出を終了させる(図10(e))。具体的に、副CPU51は、分割枠画像110、動物背景画像120、及び選択動物画像200を非表示とするように演出表示装置EHを制御する。その後、副CPU51は、リーチ演出決定処理において決定したリーチ演出を実行させる。上述したように、動物選択演出決定処理において動物選択演出の演出内容として第1演出内容が決定された場合に、該動物選択演出決定処理のステップSa4で決定される選択動物画像200は、リーチ演出決定処理において実行が決定されたリーチ演出に対応する選択動物画像200である。このため、第1演出内容による動物選択演出の終了後には、動物選択演出において選択された選択動物画像200に対応するリーチ演出(図中、選択動物リーチと示す)が実行されることとなる。
また、動物選択演出決定処理において動物選択演出の演出内容として第2演出内容が決定されている場合、副CPU51は、動物選択演出決定処理のステップSa4で決定した選択動物画像200を選択してから所定時間が経過したことを契機として、特別動物画像300を表示させるように演出表示装置EHを制御する(図10(f))。その後、副CPU51は、動物選択演出を終了させて、リーチ演出決定処理において決定したリーチ演出を実行させる(図10(g))。上述したように、動物選択演出決定処理では、リーチ演出決定処理において第3リーチ演出が決定されている場合に、第2演出内容が決定される。そして、本実施形態において、動物選択演出が第2演出内容で実行される場合に表示される特別動物画像300は、第3リーチ演出に対応する画像である。このため、第2演出内容による動物選択演出の終了後には、動物選択演出において表示された特別動物画像300に対応するリーチ演出(図中、特別動物リーチと示す)が実行されることとなる。
一方で、動物選択演出決定処理において動物選択演出の演出内容として第3演出内容が決定されている場合、副CPU51は、何れの選択動物画像200も選択しない(図10(d))。具体的に、副CPU51は、何れの選択動物画像200も選択されなかったことを認識可能な表示態様で各種の画像を表示させるように演出表示装置EHを制御する。そして、動物選択演出決定処理において動物選択演出の演出内容として第3演出内容が決定されている場合、副CPU51は、第1進行条件又は第2進行条件が成立してから所定時間が経過したことを契機として、動物選択演出を終了させる(図10(h))。上述したように、動物選択演出決定処理では、リーチ演出決定処理においてリーチ演出を実行しないことが決定されている場合に、第3演出内容が決定される。このため、第3演出内容による動物選択演出の終了後には、リーチ演出が実行されないこととなる。
このような制御により、本実施形態では、第1演出内容で動物選択演出が実行される場合、複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200が選択されることにより、選択された選択動物画像200に対応するリーチ演出が実行されることが示唆される。また、本実施形態では、第2演出内容で動物選択演出が実行される場合、複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200が選択された後に、特別動物画像300が表示されることにより、特別動物画像300に対応するリーチ演出が実行されることが示唆される。
本実施形態では、動物選択演出において、複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200を選択することが、複数の展開示唆画像のうちの何れかが特定される第1演出に相当する。即ち、本実施形態において、複数の選択動物画像200のうち何れか1つの選択動物画像200を選択することは、複数の展開示唆画像のうちの何れかを特定することに相当する。また、本実施形態では、動物選択演出において、特別動物画像300を表示することが、第1演出において特定された展開示唆画像に対応する演出の展開とは異なる展開を示唆する特別示唆画像が表示される第2演出に相当する。即ち、本実施形態において、第1演出内容は、複数の選択動物画像200のうちの何れかが選択される第1演出が実行されることにより、該第1演出において選択された選択動物画像200に対応するリーチ演出の実行が示唆される演出内容であるといえる。また、本実施形態において、第2演出内容は、第1演出が実行された後に、該第1演出において選択された選択動物画像200に対応するリーチ演出とは異なるリーチ演出の実行を示唆する特別動物画像300が表示される第2演出が実行されることにより、特別動物画像300に対応するリーチ演出の実行が示唆される演出内容であるといえる。
また、このような制御によれば、本実施形態の動物選択演出において、第1選択動物画像が選択された場合には(図10(b))、その後に特別動物画像300が表示される時と(図10(f))、特別動物画像300が表示されないときと(図10(e))、がある。一方、本実施形態の動物選択演出において、第2選択動物画像が選択された場合には(図10(c))、その後に特別動物画像300が表示されない(図10(e))。そして、本実施形態の動物選択演出において、第1選択動物画像は、第1表示態様で表示され、第2選択動物画像は、第2表示態様で表示される。即ち、本実施形態の動物選択演出において、第1表示態様で表示されている選択動物画像200が選択された後には、特別動物画像300を表示する第2演出が実行されるときと、第2演出が実行されないときと、がある一方で、第2表示態様で表示されている選択動物画像200が選択された後には、第2演出が実行されない。
また、このような制御により、本実施形態では、第3演出内容で動物選択演出が実行される場合、複数の選択動物画像200の何れも選択されることなく、動物選択演出が終了する。本実施形態では、動物選択演出において、複数の選択動物画像200の何れも選択されないことが、複数の展開示唆画像の何れも特定されない第3演出に相当する。そして、本実施形態では、第3演出内容で動物選択演出が実行された後には、リーチ演出が実行されない。即ち、本実施形態において、第3演出内容は、複数の展開示唆画像の何れも特定されない第3演出が実行されることにより、リーチ演出が実行されないことが示唆される演出内容であるといえる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)動物選択演出では、何れの選択動物画像200が選択されるかに注目させて遊技を楽しませることができる。その上で、動物選択演出では、第2演出内容で実行される場合、特別動物画像300が表示されることにより、選択された選択動物画像200に対応するリーチ演出とは異なるリーチ演出の実行が示唆される。このため、本実施形態では、動物選択演出において望まないリーチ演出の実行を示唆する選択動物画像200が選択された場合であっても、その後に特別動物画像300が表示されて異なるリーチ演出が実行されることに期待させることで、遊技者の興趣を向上させることができる。
(2)動物選択演出において、複数の選択動物画像200のうち第1表示態様で表示された選択動物画像200が選択された場合には、その後に特別動物画像300が表示されるときがある一方で、第2表示態様で表示された選択動物画像200が選択された場合には、その後に特別動物画像300が表示されることがない。これによれば、本実施形態では、選択される選択動物画像200の種類だけではなく、何れの表示態様で表示された選択動物画像200が選択されるかにも注目させて遊技を楽しませることができる。
(3)特に、本実施形態では、選択動物画像200のうち、第1選択動物画像は第1表示態様で表示される一方で、第1選択動物画像よりも遊技者にとっての有利度が高い展開を示唆する第2選択動物画像は第2表示態様で表示される。ここで、本実施形態では、第1表示態様で表示された選択動物画像200が選択された場合には、その後に特別動物画像300が表示されることがある。これによれば、本実施形態では、第1表示態様で表示された第1選択動物画像が選択されることによって、第2表示態様で表示された第2選択動物画像が選択されたときと比較して遊技者にとって不利な演出の展開が示唆されたときであっても、その後に特別動物画像300が表示されて異なる演出の展開が示唆されることに期待させることができる。
(4)動物選択演出では、第3演出内容で実行される場合には複数の選択動物画像200の何れも選択されないため、選択される選択動物画像200の種類だけではなく、選択動物画像200が選択されるか否かにも注目させて遊技を楽しませることができる。
(5)動物選択演出で表示される画像には、分割領域毎に表示される選択動物画像200と、複数の分割領域にまたがって表示される動物背景画像120及びボタン操作画像130と、がある。これによれば、分割枠画像110によって画像表示部GHの表示領域100を複数の分割領域に分割した際に、分割領域毎に表示される画像と、複数の分割領域にまたがって表示される画像と、の組み合わせによって演出を多様化させて遊技を楽しませることができる。
(6)複数の分割領域にまたがって表示される画像のうち、動物背景画像120は、該動物背景画像120に分割枠画像110が重畳する態様で表示される一方で、ボタン操作画像130は、分割枠画像110に重畳する態様で表示される。これによれば、分割枠画像110により各分割領域を認識させやすくしつつ、複数の分割領域にまたがって表示される画像の表示態様によって遊技を楽しませることができる。
(7)動物背景画像120及びボタン操作画像130は、動物選択選出において表示される選択動物画像200の種類によらず表示されるため、動物背景画像120及びボタン操作画像130と、選択動物画像200と、の組み合わせにより遊技を楽しませることができる。
上述した実施形態は、以下のように変更して実施することができる。なお、上述した実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・動物背景画像120は、複数種類あってもよい。この場合、副CPU51は、入力した変動開始コマンドから特定した変動パターンの種類に応じて異なる決定割合で、動物選択選出において表示させる動物背景画像120を決定してもよい。これによれば、動物選択演出において、選択される選択動物画像200の種類だけでなく、表示される動物背景画像120の種類によっても、変動ゲームの大当り期待度が示唆される。また、副CPU51は、特定した変動パターンが大当りとなる変動パターンである場合にのみ、動物選択演出において特定の動物背景画像120を表示可能としてもよい。即ち、動物背景画像120には、実行中の変動ゲームが大当りとなることを確定的に報知する確定報知画像を含んでいてもよい。本別例によれば、動物選択演出において、選択される選択動物画像200の種類だけでなく、表示される動物背景画像120の種類にも注目させて遊技を楽しませることができる。
・ボタン操作画像130は、複数種類あってもよい。この場合、副CPU51は、入力した変動開始コマンドから特定した変動パターンの種類に応じて異なる決定割合で、動物選択選出において表示させるボタン操作画像130を決定してもよい。これによれば、動物選択演出において、選択される選択動物画像200の種類だけでなく、表示されるボタン操作画像130の種類によっても、変動ゲームの大当り期待度が示唆される。また、副CPU51は、特定した変動パターンが大当りとなる変動パターンである場合にのみ、動物選択演出において特定のボタン操作画像130を表示可能としてもよい。即ち、ボタン操作画像130には、実行中の変動ゲームが大当りとなることを確定的に報知する確定報知画像を含んでいてもよい。本別例によれば、動物選択演出において、選択される選択動物画像200の種類だけでなく、表示されるボタン操作画像130の種類にも注目させて遊技を楽しませることができる。
・副CPU51は、動物選択演出において、複数の分割領域にまたがって画像を表示させるに際して、分割枠画像110により分割された各分割領域のうち一部である複数の分割領域にまたがって表示させてもよい。例えば、ボタン操作画像130について、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103のうち、第1分割領域101及び第2分割領域102にまたがって表示されるようにしてもよい。
・副CPU51は、動物選択演出において表示される選択動物画像200の種類に応じて、動物背景画像120及びボタン操作画像130として表示させる画像の種類を異ならせてもよい。また、副CPU51は、動物選択演出において選択される選択動物画像200の種類に応じて、動物背景画像120及びボタン操作画像130として表示させる画像の種類を異ならせてもよい。
・動物背景画像120及びボタン操作画像130として表示される画像の内容は、適宜変更してもよい。また、動物選択演出では、動物背景画像120及びボタン操作画像130に代えて又は加えて、動物背景画像120及びボタン操作画像130とは異なる画像が複数の分割領域にまたがって表示されるようにしてもよい。
・分割枠画像110、動物背景画像120、及びボタン操作画像130について、遊技者側から見たときに並ぶ順序は、適宜変更してもよい。
・動物選択演出において、複数の分割領域にまたがって画像を表示可能でなくてもよい。即ち、動物選択演出において分割枠画像110が表示されているときに表示されるすべての画像は、複数の分割領域のうち何れか1つの分割領域で表示されるようにしてもよい。
・副CPU51は、動物選択演出において、分割枠画像110を表示させないようにしてもよい。この場合、副CPU51は、所定の可動体を演出表示装置EHの画像表示部GHの手前側(遊技者側)に変位させることにより、表示領域100を複数の分割領域に区分けしてもよい。
・表示領域100は、動物選択演出において、複数の分割領域に分割されなくてもよい。この場合、副CPU51は、動物選択演出において、複数の選択動物画像200を表示領域100における任意の位置にそれぞれ表示させるようにするとよい。
・第1選択動物画像が表示されるときの第1表示態様と、第2選択動物画像が表示されるときの第2表示態様とは、適宜変更してもよい。例えば、第1表示態様と、第2表示態様とは、選択動物画像200が表示される位置が異なる表示態様であってもよい。具体的には、第1分割領域101、第2分割領域102、及び第3分割領域103の各分割領域のうち第1分割領域101又は第2分割領域102に表示されることが第1表示態様であってもよいし、第3分割領域103に表示されることが第2表示態様であってもよい。この場合、副CPU51は、複数の選択動物画像200を表示させるに際して、第1分割領域101及び第2分割領域102には第1選択動物画像を表示させる一方で、第3分割領域103には第2選択動物画像を表示させるようにしてもよい。
・第1選択動物画像について、第2表示態様で表示される場合があってもよい。また、第2選択動物画像について、第1表示態様で表示される場合があってもよい。この場合、何れの選択動物画像200を何れの表示態様で表示させるかは、所定の抽選により決定されてもよいし、動物選択演出において表示される複数の選択動物画像200の組み合わせに応じて決定されてもよい。例えば、動物選択演出において表示される複数の選択動物画像200の全てが第1選択動物画像である場合、一部の第1選択動物画像を第1表示態様で表示させる一方で、残りの第1選択動物画像を第2表示態様で表示させるようにしてもよい。
・動物選択演出の演出内容は、適宜変更してもよい。例えば、動物選択演出の演出内容として、各分割領域に表示された複数の選択動物画像200の何れも選択されることなく、特別動物画像300が表示される第4演出内容を備えていてもよい。
・動物選択演出の演出内容として、第3演出内容を備えていなくてもよい。即ち、動物選択演出では、表示された複数の選択動物画像200のうち何れかの選択動物画像200が必ず表示されるようにしてもよい。
・副CPU51は、動物選択演出の演出内容として第2演出内容を決定した場合であっても、動物選択演出において選択する選択動物画像200として第2選択動物画像を決定してもよい。即ち、動物選択演出において、第2選択動物画像が選択された場合に、その後に特別動物画像300が表示されるときがあってもよい。
・動物選択演出において、複数の選択動物画像200は、同時に表示されなくてもよい。例えば、副CPU51は、複数の選択動物画像200を所定の順序で表示させるように制御してもよい。このとき、複数の選択動物画像200が表示される順序は、所定の抽選により決定されてもよいし、複数の選択動物画像200の組み合わせに応じて決定されてもよい。
・動物選択演出において、操作有効期間内に演出ボタンBTが操作されなかった場合、副CPU51は、複数の選択動物画像200の何れも選択しないようにしてもよい。この場合、副CPU51は、複数の選択動物画像200の何れも選択することなく動物選択演出を終了させた後に、リーチ演出決定処理において決定されたリーチ演出を実行させてもよいし、リーチ演出決定処理において決定されたリーチ演出とは異なるリーチ演出を実行させてもよい。
・動物選択演出では、演出ボタンBTの操作にかかわらず選択動物画像200が選択されるようにしてもよい。即ち、副CPU51は、演出ボタンBTが操作されたか否かにかかわらず、所定のタイミングで選択動物画像200が選択されるように制御してもよい。この場合、副CPU51は、動物選択演出において、ボタン操作画像130を表示させないようにするとよい。
・動物選択演出において、複数の選択動物画像200のうち何れかの選択動物画像200が選択されるときの表示態様は、適宜変更してもよい。例えば、選択動物画像200が選択されるときの表示態様は、選択された選択動物画像200が、選択されなかった選択動物画像200と比較して大きく表示される表示態様であってもよい。また、選択動物画像200が選択されるときの表示態様は、選択された選択動物画像200が引き続き表示される一方で、選択されなかった選択動物画像200が非表示となる表示態様であってもよい。
・動物選択演出において示唆される内容は、適宜変更してもよい。例えば、動物選択演出では、リーチ演出とは異なる演出の実行が示唆されてもよい。また、動物選択演出では、保留中の変動ゲームにおける演出の展開が示唆されてもよい。また、動物選択演出では、実行中又は保留中の変動ゲームの大当り期待度が示唆されてもよい。
・動物選択演出は、変動ゲームの実行中に実行される演出に限らない。例えば、動物選択演出は、当り遊技中に実行される演出であってもよい。この場合、動物選択演出では、当り遊技の種類が示唆されるようにしてもよいし、当り遊技の終了後の遊技状態が示唆されるようにしてもよい。
・特別動物画像300により示唆される内容は、所定の選択動物画像200により示唆される内容と同一であってもよい。
・特別動物画像300は、選択動物画像200と兼用されていてもよい。この場合、第2演出内容で動物選択演出が実行される場合には、各分割領域に表示された複数の選択動物画像200のうち何れかの選択動物画像200が選択された後に、該選択された選択動物画像200とは異なる種類の選択動物画像200が特別動物画像300として表示されるようにするとよい。
・特別ゲームは、演出表示装置EHにて表示してもよい。この場合、演出ゲームを表示しないようにしてもよい。第1特別ゲームと第2特別ゲームとは、保留順に実行してもよく、同時に並行して実行してもよい。また、第2特別ゲームを省略してもよい。
・パチンコ遊技機10の機械的な構成は適宜変更してもよい。例えば、演出表示装置EHを複数の表示手段から構成してもよく、そのうちの一部の表示手段を変位可能に構成してもよい。また、操作手段の数は変更してもよい。
・主基板40の機能は、複数の基板に分割して実現してもよい。主基板40は、単一の基板上に実装された複数のCPUから構成してもよい。副基板50の機能は、複数の基板に分割して実現されていてもよい。例えば、パチンコ遊技機10は、演出表示装置EHを専門に制御する表示基板、装飾ランプLaを専門に制御するランプ基板、及びスピーカSpを専門に制御する音声基板を備えていてもよく、これらの基板群を統括的に制御する統括基板をさらに備えていてもよい。また、副CPU51は、単一の基板上に実装された複数のCPUから構成されていてもよい。
・本実施形態において、遊技機は、パチンコ遊技機であったが、これに限らず、スロットマシンとして構成されていてもよい。
本実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記第1表示態様と前記第2表示態様とは、前記展開示唆画像が表示される位置が異なる表示態様である。
(ロ)前記特定画像は、前記展開示唆演出において表示される前記展開示唆画像の種類によらず表示される。
(ハ)前記特定画像には、実行中の前記変動ゲームが大当りとなることを確定的に報知する確定報知画像を含む複数種類の特定画像がある。
A1…第1アクチュエータ A2…第2アクチュエータ BT…演出ボタン EH…演出表示装置(表示手段) GH…画像表示部 HD…発射ハンドル La…装飾ランプ SE1…第1始動センサ SE2…第2始動センサ SE3…カウントセンサ SE4…ゲートセンサ Sp…スピーカ W…センター枠 YB…遊技盤 YBa…遊技領域 YBb…開口窓 10…パチンコ遊技機 11…枠体 11a…設置枠 11b…搭載枠 11c…施錠装置 13a…第1特別図柄表示部 13b…第2特別図柄表示部 13c…第1特別保留表示部 13d…第2特別保留表示部 13e…普通図柄表示部 13f…普通保留表示部 15…第1始動口 16…第2始動口 17…普通可変部材 18…大入賞口 19…特別可変部材 25…ゲート 40…主基板 41…主CPU 42…主ROM 43…主RAM 50…副基板 51…副CPU(表示制御手段) 52…副ROM 53…副RAM 100…表示領域 101…第1分割領域 102…第2分割領域 103…第3分割領域 110…分割枠画像(境界画像) 120…動物背景画像(特定画像、第1特定画像) 130…ボタン操作画像(特定画像、第2特定画像) 200…選択動物画像(展開示唆画像) 300…特別動物画像(特別示唆画像)

Claims (6)

  1. 図柄を変動させて行う変動ゲームを実行可能であるとともに、各種の演出を実行可能な遊技機において、
    画像を表示して行う表示演出を実行する表示手段と、
    前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、
    前記表示演出には、特定の演出の展開を示唆する展開示唆演出があり、
    前記展開示唆演出では、前記特定の演出の展開を示唆する画像として、複数の展開示唆画像を表示可能であり、
    前記展開示唆演出の演出内容には、
    複数の前記展開示唆画像のうちの何れかが特定される第1演出が実行されることにより該第1演出において特定された前記展開示唆画像に対応する演出の展開が示唆される第1演出内容と、
    前記第1演出が実行された後に、該第1演出において特定された前記展開示唆画像に対応する演出の展開とは異なる展開を示唆する特別示唆画像が表示される第2演出が実行されることにより、該第2演出において表示された前記特別示唆画像に対応する演出の展開が示唆される第2演出内容と、があることを特徴とする遊技機。
  2. 前記展開示唆演出において、前記展開示唆画像は、第1表示態様及び第2表示態様の何れかの表示態様で表示されるようになっており、
    前記第1演出において、前記第1表示態様で表示されている前記展開示唆画像が特定された後には、前記第2演出が実行されるときと、前記第2演出が実行されないときと、がある一方で、
    前記第1演出において、前記第2表示態様で表示されている前記展開示唆画像が特定された後には、前記第2演出が実行されない請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記展開示唆演出の演出内容には、複数の前記展開示唆画像の何れも特定されない第3演出が実行される第3演出内容を含む請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記展開示唆演出では、遊技者にとっての有利度が互いに異なる演出の展開を示唆する第1展開示唆画像及び第2展開示唆画像を含む複数の前記展開示唆画像を表示可能であり、
    前記第2展開示唆画像により示唆される演出の展開は、前記第1展開示唆画像により示唆される演出の展開よりも遊技者にとって有利な演出の展開であり、
    前記展開示唆演出において前記第1展開示唆画像及び前記第2展開示唆画像が表示される場合、前記第1展開示唆画像は、前記第1表示態様で表示され、前記第2展開示唆画像は、前記第2表示態様で表示される請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記表示手段が表示可能な画像には、前記展開示唆画像とは異なる特定画像が含まれ、
    前記展開示唆演出では、前記表示手段における表示領域の一部又は全部が複数の分割領域に分割されるようになっており、
    前記展開示唆画像は、前記分割領域毎に表示される一方で、
    前記特定画像は、複数の前記分割領域にまたがって表示される請求項1~請求項4のうち何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記展開示唆演出では、前記表示手段の表示領域を分割する境界画像が表示されるようになっており、
    前記特定画像には、該特定画像に重畳して前記境界画像が表示される第1特定画像と、前記境界画像に重畳して表示される第2特定画像と、のうち少なくとも一方を含む請求項5に記載の遊技機。
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