JP2023138819A - 商品登録装置、商品登録方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】購買商品に対して定められた2つの売価から適用する売価を容易に選択可能とする。【解決手段】実施形態の商品登録装置は、第1の更新手段及び第2の更新手段を備える。第1の更新手段は、客が所持した商品を、その商品に対して定められた第1の売価を適用する購買商品として含むように客の購買商品のリストを表したリストデータを更新する。第2の更新手段は、客が特定のエリアに入ったことに応じて、リストに購買商品として含まれた商品のうちの予め定められた商品の売価を、その商品に対して定められた第2の売価に変更するべくリストデータを更新する。【選択図】 図4
Description
本発明の実施形態は、商品登録装置、商品登録方法及び情報処理プログラムに関する。
店内における客の行動次第で、購買商品に適用する売価を変更する場合がある。例えば、飲食料品に対する軽減税率制度では、対象品目に属する商品を持ち帰る場合には、その商品の税抜の単価に軽減税率で求まる消費税を加えた売価を適用する。また対象品目に属する商品を店内で飲食する場合には、その商品の税抜の単価に軽減税率よりも高い税率である標準税率で求まる消費税を加えた売価を適用する。
このような事情から、購買商品に対して定められた売価から適用する売価を容易に選択できることが望まれていた。
このような事情から、購買商品に対して定められた売価から適用する売価を容易に選択できることが望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、購買商品に対して定められた売価から適用する売価を容易に選択できる商品登録装置、商品登録方法及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態の商品登録装置は、第1の更新手段及び第2の更新手段を備える。第1の更新手段は、客が所持した商品を、その商品に対して定められた第1の売価を適用する購買商品として含むように客の購買商品のリストを表したリストデータを更新する。第2の更新手段は、客が特定のエリアに入ったことに応じて、リストに購買商品として含まれた商品のうちの予め定められた商品の売価を、その商品に対して定められた第2の売価に変更するべくリストデータを更新する。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、商品登録装置としての機能を備えた販売管理装置を例に説明する。
図1は本実施形態に係る販売管理装置1を用いて構成された店舗管理システム100の概略構成を示すブロック図である。
図1は本実施形態に係る販売管理装置1を用いて構成された店舗管理システム100の概略構成を示すブロック図である。
店舗管理システム100は、売場(例えば、商品棚、陳列ケース、陳列台等)に陳列した商品を販売する店舗における商品販売のための情報処理を行う。店舗管理システム100は、販売管理装置1、チェックイン装置2、ゲート装置3、センサ群4、行動監視装置5及び情報端末6を、通信ネットワーク200を介して通信可能として構成されている。店舗管理システム100は、典型的にはチェックイン装置2、ゲート装置3及び情報端末6を複数台ずつ含む。しかしながら、店舗管理システム100は、チェックイン装置2、ゲート装置3又は情報端末6を1台のみ含んでもよい。なお販売管理装置1は、決済サーバ300とも、通信ネットワーク200を介して通信可能である。
通信ネットワーク200は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いられる。
決済サーバ300は、通信ネットワーク200を介しての決済要求に応じてクレジット決済を行う。
通信ネットワーク200は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いられる。
決済サーバ300は、通信ネットワーク200を介しての決済要求に応じてクレジット決済を行う。
販売管理装置1は、行動監視装置5による監視結果に基づいて、客による購買商品を登録する。販売管理装置1は、当該の登録を登録期間内に行う。登録期間は例えば、客がチェックイン装置2によるチェックインが完了した後、当該客が店から出るまでの間とする。販売管理装置1は、購買商品の代金を決済サーバ300に決済させるための処理を行う。
チェックイン装置2は、客が入店するためのチェックイン手続きを受け付ける。
ゲート装置3は、本実施形態においては1台のチェックイン装置2に対して1台が設けられている。ゲート装置3は、対をなすチェックイン装置2からの指示の下に、客の入店を許容する開放状態と、客の入店を阻止する閉鎖状態とを選択的に形成する。ゲート装置3としては、例えば通路を塞ぐ扉を開閉する周知のデバイスを利用できる。またゲート装置3は、客の通過を検出する機能を備える。
ゲート装置3は、本実施形態においては1台のチェックイン装置2に対して1台が設けられている。ゲート装置3は、対をなすチェックイン装置2からの指示の下に、客の入店を許容する開放状態と、客の入店を阻止する閉鎖状態とを選択的に形成する。ゲート装置3としては、例えば通路を塞ぐ扉を開閉する周知のデバイスを利用できる。またゲート装置3は、客の通過を検出する機能を備える。
センサ群4は、店舗内に配置された多数のセンサを含む。これら多数のセンサはそれぞれ、客の行動及び商品の陳列状況を検出する。これらセンサは例えば、カメラ、光センサ、赤外線センサ、温度センサ、あるいは重量センサなどである。
行動監視装置5は、客の行動及び商品の陳列状況を、センサ群4での検出結果に基づいて監視する。
情報端末6は、客により所持される。情報端末6としては、例えばスマートフォンが利用される。情報端末6は、客が所有していてもよいし、店舗から客に貸与されてもよい。
行動監視装置5は、客の行動及び商品の陳列状況を、センサ群4での検出結果に基づいて監視する。
情報端末6は、客により所持される。情報端末6としては、例えばスマートフォンが利用される。情報端末6は、客が所有していてもよいし、店舗から客に貸与されてもよい。
図2は販売管理装置1の要部回路構成を示すブロック図である。
販売管理装置1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15等を備える。プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13及び通信インタフェース14は、伝送路15によって接続される。そしてプロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶ユニット13が伝送路15で接続されて、販売管理装置1を制御するための情報処理を行うコンピュータが構成される。
販売管理装置1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15等を備える。プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13及び通信インタフェース14は、伝送路15によって接続される。そしてプロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶ユニット13が伝送路15で接続されて、販売管理装置1を制御するための情報処理を行うコンピュータが構成される。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、情報処理プログラムに従って、販売管理装置1としての各種の機能を実現するための情報処理を行う。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域では情報処理プログラムを記憶する。またメインメモリ12は、プロセッサ11が情報処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域では情報処理プログラムを記憶する。またメインメモリ12は、プロセッサ11が情報処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶ユニット13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット13としては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などの周知の記憶デバイスを単独で、あるいは複数組み合わせて用いられる。補助記憶ユニット13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ11での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット13は、情報処理プログラムを記憶する場合もある。補助記憶ユニット13が記憶する情報処理プログラムの1つは、販売管理装置1としての機能を実現するためのアプリケーションプログラム(以下、販売管理アプリと称する)AP1である。補助記憶ユニット13は、商品テーブルTD1を記憶する。商品テーブルTD1は、店舗内に存在している客との取引を識別するための取引コードに関連付けて、取引の対象となる購買商品のリストを表したテーブルデータである。複数の客が店舗内に存在している状況にあっては、複数の商品テーブルTD1が補助記憶ユニット13に記憶される。なお、販売管理アプリAP1及び商品テーブルTD1の少なくとも一方がメインメモリ12に記憶されてもよい。
通信インタフェース14は、通信ネットワーク200を介したデータ通信のインタフェースである。通信インタフェース14としては、例えばLANを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
伝送路15は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
伝送路15は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
販売管理装置1は、例えば汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いる。このときに典型的には、販売管理アプリAP1が補助記憶ユニット13に記憶されない状態のコンピュータ装置と販売管理アプリAP1とが個別に、販売管理装置1を使用する企業等に譲渡される。販売管理アプリAP1の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。そしてこの場合は、販売管理装置1の管理者又はサービスマンなどによる操作に応じて、販売管理アプリAP1が補助記憶ユニット13に書き込まれる。ただし、販売管理アプリAP1をコンピュータ装置の補助記憶ユニット13に記憶してなる販売管理装置1が上記の企業等に譲渡されても構わない。
図3は商品テーブルTD1の構造を模式的に示す図である。
1つの商品テーブルTD1は、登録期間内にある1人の客との間での取引に関連付けられる。商品テーブルTD1は、初期状態においてはフィールドF1,F2を含む。フィールドF1には、関連付けられている取引を識別するための取引コードがセットされる。フィールドF2には、関連付けられている取引の対象となる客を識別するための会員コードがセットされる。商品テーブルTD1には、客が所持する商品に応じた1つ又は複数のフィールドがフィールドF3以降として含まれる。フィールドF3以降の各フィールドには、客が所持する商品に関連付けられたレコードデータRD1がセットされる。
1つの商品テーブルTD1は、登録期間内にある1人の客との間での取引に関連付けられる。商品テーブルTD1は、初期状態においてはフィールドF1,F2を含む。フィールドF1には、関連付けられている取引を識別するための取引コードがセットされる。フィールドF2には、関連付けられている取引の対象となる客を識別するための会員コードがセットされる。商品テーブルTD1には、客が所持する商品に応じた1つ又は複数のフィールドがフィールドF3以降として含まれる。フィールドF3以降の各フィールドには、客が所持する商品に関連付けられたレコードデータRD1がセットされる。
レコードデータRD1は、フィールドF11,F12,F13,F14,F15を含む。フィールドF11には、当該のレコードデータRD1が関連付けられた商品を識別するための商品コードがセットされる。商品コードは、例えばJAN(Japanese article number)コードである。フィールドF12には、当該のレコードデータRD1が関連付けられた商品の名称を表す文字列がセットされる。フィールドF13には、当該のレコードデータRD1が関連付けられた商品の税抜の単価がセットされる。フィールドF14には、当該のレコードデータRD1が関連付けられた商品を客が所持している個数がセットされる。フィールドF15には、当該のレコードデータRD1が関連付けられた商品に関して軽減税率を適用するか否かを表す軽減フラグがセットされる。
次に以上のように構成された店舗管理システム100の動作について説明する。
店舗管理システム100により管理される店舗で販売する商品には、飲食料品が含まれる。そして店舗は、販売する飲食料品の一部については、店舗内に設けた飲食エリアで客が会計前に飲食することを許容する。なお、店舗内に設けた飲食エリアで客が会計前に飲食することを許容する商品を、以下においては対象商品と称する。どの商品を対象商品とするかは、店舗の担当者などによって任意に定められてよい。そして対象商品に関しては、商品マスタデータベースなどにおいて例えばフラグなどによって判別可能とされる。なお商品マスタデータベースは、店舗で販売する商品のそれぞれについて、商品コード、商品名及び税抜の単価などの販売管理に用いる情報を記述している。商品マスタデータベースは、例えば通信ネットワーク200に接続された図示しないサーバ装置によって管理される。ただし、商品マスタデータベースの管理は、販売管理装置1、行動監視装置5又はその他の任意の装置で管理されてもよい。また商品マスタデータベースは、メインメモリ12又は補助記憶ユニット13で記憶されてもよい。
店舗管理システム100により管理される店舗で販売する商品には、飲食料品が含まれる。そして店舗は、販売する飲食料品の一部については、店舗内に設けた飲食エリアで客が会計前に飲食することを許容する。なお、店舗内に設けた飲食エリアで客が会計前に飲食することを許容する商品を、以下においては対象商品と称する。どの商品を対象商品とするかは、店舗の担当者などによって任意に定められてよい。そして対象商品に関しては、商品マスタデータベースなどにおいて例えばフラグなどによって判別可能とされる。なお商品マスタデータベースは、店舗で販売する商品のそれぞれについて、商品コード、商品名及び税抜の単価などの販売管理に用いる情報を記述している。商品マスタデータベースは、例えば通信ネットワーク200に接続された図示しないサーバ装置によって管理される。ただし、商品マスタデータベースの管理は、販売管理装置1、行動監視装置5又はその他の任意の装置で管理されてもよい。また商品マスタデータベースは、メインメモリ12又は補助記憶ユニット13で記憶されてもよい。
店舗で買い物する客は、予め会員登録を済ませて、会員コードの発行を受けておく。また客はこの会員登録に際しては、クレジット決済のためのクレジット情報を申告しておく。買物客の会員コード及びクレジット情報は互いに関連付けた状態で、例えば通信ネットワーク200に接続された図示しないサーバ装置によって管理される。ただし、会員コード及びクレジット情報の管理は、販売管理装置1、行動監視装置5又はその他の任意の装置で管理されてもよい。また会員コード及びクレジット情報は、メインメモリ12又は補助記憶ユニット13で記憶されてもよい。
店舗に入ろうとする客は、会員コードを表したバーコードをチェックイン装置2が備えるリーダに翳す。例えば客は、自らが所持する情報端末6に、会員コードを表したバーコードを表示させた上で、このバーコードをリーダに翳す。リーダは、翳されたバーコードを読み取り、そこに示された会員コードを取得する。バーコードは、偽造による不正を防止するための周知の処理を施していることが好ましい。このため、バーコードとしては、二次元コードを用いることが想定される。しかしながら、バーコードとしては、一次元コード、あるいはそれ以外の任意のタイプのものが利用できる。また会員コードは、会員カードに形成されたものであってもよい。リーダは、非接触通信、接触通信、磁気読み取り、あるいは客による手入力などにより会員コードを取得してもよい。またリーダは、客の顔又は指紋などを読み取ってもよい。そしてこの場合は、顔認証又は指紋認証などの生体認証技術を利用して客を認証し、その客の会員コードを取得してもよい。なおリーダとしては、適用する技術に適合したデバイスを用いるようにする。
チェックイン装置2は、リーダによって会員コードが取得されたならば、客が店舗へと入ったことを通知するための入通知を販売管理装置1及び行動監視装置5に対して行う。チェックイン装置2は例えば、当該通知のための通知データを販売管理装置1及び行動監視装置5に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。チェックイン装置2は、リーダによって取得された会員コードと、客が店舗に入ったことの通知を表すものとして予め定められたコマンドとを通知データに含める。通知データは、通信ネットワーク200によって、販売管理装置1及び行動監視装置5へと伝送される。
行動監視装置5は、チェックイン装置2から入通知のための上記の通知データを受けると、この通知データに含まれた会員コードで識別される客の行動を監視するための情報処理(以下、監視処理と称する)を実行する。例えば行動監視装置5は、センサ群4に含まれたカメラによる撮影画像に基づき、入通知を行ったチェックイン装置2と対をなすゲート装置3を直前に通過した客を特定する。そして当該客の移動、当該客が商品を売場から取り出す動作、当該客が商品を売場に戻す動作、当該客の飲食エリア外から飲食エリア内への移動、当該客の飲食エリア内から飲食エリア外への移動などを監視する。また行動監視装置5は、センサ群4に含まれたカメラ及びその他のセンサでの検出結果に基づいて、売場における商品の陳列状況を監視する。
そして行動監視装置5は、売場からの商品の取り出し又は売場への商品の戻しなどが生じた場合に、取り出されたか又は戻された商品とその個数とを判定する。行動監視装置5は、出口から店舗外に移動するなどの予め定められた行動を行った客を判定する。行動監視装置5は、客が売場から商品を取り出したならば、販売管理装置1に対して取り出しを通知する。つまり行動監視装置5は例えば、取り出しの通知のための通知データを、販売管理装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。行動監視装置5は、当該の通知データには、客の会員コードと、取り出された商品の商品コード及び個数と、取り出しの通知を表すものとして予め定められたコマンドとを含める。行動監視装置5は、客が売場へと商品を戻したならば、販売管理装置1に対して戻しを通知する。つまり行動監視装置5は例えば、戻しの通知のための通知データを、販売管理装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。行動監視装置5は、当該の通知データには、客の会員コードと、戻された商品の商品コード及び個数と、戻しの通知を表すものとして予め定められたコマンドとを含める。行動監視装置5は、客が飲食エリア外から飲食エリア内へと移動したならば、販売管理装置1に対して飲食開始を通知する。つまり行動監視装置5は例えば、飲食開始の通知のための通知データを、販売管理装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。行動監視装置5は、当該の通知データには、客の会員コードと、飲食開始の通知を表すものとして予め定められたコマンドとを含める。行動監視装置5は、客が飲食エリア内から飲食エリア外へと移動したならば、販売管理装置1に対して飲食終了を通知する。つまり行動監視装置5は例えば、飲食終了の通知のための通知データを、販売管理装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。行動監視装置5は、当該の通知データには、客の会員コードと、飲食終了の通知を表すものとして予め定められたコマンドとを含める。また行動監視装置5は、店舗から出た客を判定したならば、当該の客が店舗を出たことを販売管理装置1に対して通知する。行動監視装置5は例えば、店を出たことの通知のための通知データを、販売管理装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。行動監視装置5は、当該の通知データには、客の会員コードと、店を出たことの通知を表すものとして予め定められたコマンドとを含める。
このような監視処理を、具体的にどのような情報処理によって実現するかは任意であり、例えばAI(artificial intelligence)技術を用いた既存の技術を利用できる。なお行動監視装置5は、監視処理の対象となる客が店舗を出たと判定できるまで、その客に関する監視処理を行う。行動監視装置5は、複数の客が在店している状況にあっては、それら複数のそれぞれを対象として監視処理を並行する。なお、これらの複数の客に関する監視処理は、複数の行動監視装置5によって分散処理されてもよい。
チェックイン装置2から入通知のために送出された上記の通知データが通信ネットワーク200によって販売管理装置1へと伝送されると、通信インタフェース14が当該の通知データを受信し、プロセッサ11へと与える。そうするとプロセッサ11は、販売管理のための以下に説明する情報処理(以下、販売管理処理と称する)を販売管理アプリAP1に従って実行する。
図4及び図5はプロセッサ11による販売管理処理のフローチャートである。なおプロセッサ11は、複数の客が店内に存在している状況にあっては、それら複数の客のそれぞれを対象として販売管理処理を並行する。かくして1つの販売管理処理は、1人の客による買い物を管理する処理である。以下の販売管理処理に関する説明においては、そのような管理の対象となる1人の客を、対象客と称する。複数の販売管理処理は、販売管理装置1に複数のプロセッサを備えて、これら複数のプロセッサによって分散処理してもよい。あるいは、販売管理装置1を複数備えて、これら複数の販売管理装置1で複数の販売管理処理を分散処理してもよい。以下に説明する販売管理処理の内容は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。
ACT1としてプロセッサ11は、新たな商品テーブルTD1を生成する。プロセッサ11は例えば、この販売管理処理にて管理する対象となる取引(以下、対象取引と称する)を識別するための取引コードを、他の取引に対して既に付与された取引コードと重複しないように決定する。そしてプロセッサ11は例えば、このように決定した取引コードに関連付けた商品テーブルTD1として、新たな商品テーブルTD1を生成する。つまりプロセッサ11は、フィールドF1に上記のように決定した取引コードをセットして商品テーブルTD1を生成する。またプロセッサ11は、当該商品テーブルTD1のフィールドF2には、入通知により通知された会員コードをセットする。この新たな商品テーブルTD1は、この販売管理処理での処理の対象となるので、以下においては対象商品テーブルTD1と称する。
ACT2としてプロセッサ11は、対象客が購入対象とする商品を売場から取り出したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT3へと進む。
ACT3としてプロセッサ11は、対象客が商品を売場へと戻したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT4へと進む。
ACT4としてプロセッサ11は、対象客が飲食エリアに入ったか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT5へと進む。
ACT5としてプロセッサ11は、対象客が店舗から出たか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT2へと戻る。
かくしてプロセッサ11はACT2~ACT5としては、対象客によって商品の取り出し又は商品の戻しがなされるか、対象客が飲食エリアに入るか、又は店舗を出るのを待ち受ける。
ACT3としてプロセッサ11は、対象客が商品を売場へと戻したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT4へと進む。
ACT4としてプロセッサ11は、対象客が飲食エリアに入ったか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT5へと進む。
ACT5としてプロセッサ11は、対象客が店舗から出たか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT2へと戻る。
かくしてプロセッサ11はACT2~ACT5としては、対象客によって商品の取り出し又は商品の戻しがなされるか、対象客が飲食エリアに入るか、又は店舗を出るのを待ち受ける。
プロセッサ11は、例えば取り出しを通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT2にてYESと判定し、ACT6へと進む。
ACT6としてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるならばYESと判定し、ACT7へと進む。なおプロセッサ11は例えば、対象商品テーブルTD1の中から、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1を検索する。そしてプロセッサ11は、該当のレコードデータRD1が1つも見つからない場合に、追加が必要であると判定する。
ACT6としてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるならばYESと判定し、ACT7へと進む。なおプロセッサ11は例えば、対象商品テーブルTD1の中から、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1を検索する。そしてプロセッサ11は、該当のレコードデータRD1が1つも見つからない場合に、追加が必要であると判定する。
ACT7としてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1を追加するように商品テーブルTD1を更新する。具体的にはプロセッサ11は、追加するレコードデータRD1のフィールドF11には、上記の通知データに含まれた商品コードをセットする。プロセッサ11は、フィールドF11にセットした商品コードに関連付けられた商品名及び単価を商品マスタデータベースから取得する。プロセッサ11は、これら商品名及び単価を上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF12,F13にそれぞれセットする。プロセッサ11は、上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF14には、上記の通知データに含まれた個数をセットする。プロセッサ11は、上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品ではなければ、上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF15には、軽減税率が適用されないことを表す状態(以下、リセット状態と称する)の軽減フラグをセットする。プロセッサ11は、上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品であるならば、上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF15には、軽減税率が適用されることを表す状態(以下、セット状態と称する)の軽減フラグをセットする。そしてプロセッサ11はこののち、ACT2~ACT5の待受状態に戻る。
後述するように、軽減フラグがセット状態であるレコードデータRD1が関連付けられた商品の売価は、税抜きの単価に軽減税率での税額を加えた金額となり、これは第1の売価に相当する。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは第1の更新手段として機能する。
一方、プロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要ではないと判定したならば、ACT6にてNOと判定し、ACT8へと進む。なおプロセッサ11は例えば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれるならば、新たなレコードデータRD1の追加が必要ではないと判定する。
ACT8としてプロセッサ11は、取り出された商品の個数を変更するように対象商品テーブルTD1を更新する。具体的にはプロセッサ11は、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF14にセットされている個数を取得する。プロセッサ11は、この取得した個数に、上記の通知データに含まれた個数を加えて新たな個数を算出する。そしてプロセッサ11は、算出した個数を上記のフィールドF14にセットする。そしてプロセッサ11はこののち、ACT2~ACT5の待受状態に戻る。
このようにしてACT6及びACT7又はACT6及びACT8の処理により、対象客によって売場から取り出された商品は、対象客が所持している商品として対象商品テーブルTD1で管理されることになる。なお、ここでの「所持している」とは、対象客が手で持っている状態の他、買い物袋、買い物カゴ又はショッピングカートなどに収容されている状態も含む。
プロセッサ11は、例えば戻しを通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT3にてYESと判定し、ACT9へと進む。
ACT9としてプロセッサ11は、戻された商品を購買商品から除外するように対象商品テーブルTD1を更新する。具体的にはプロセッサ11は例えば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF14にセットされた個数を取得する。プロセッサ11は、この取得した個数よりも上記の通知データに含まれた個数が小さいならば、上記の取得した個数から上記の通知データに含まれた個数を引いて新たな個数を算出する。そしてプロセッサ11は、算出した個数を上記のフィールドF14にセットする。またプロセッサ11は、取得した個数と上記の通知データに含まれた個数とが等しいならば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1を対象商品テーブルTD1から削除する。なおプロセッサ11は、取得した個数と上記の通知データに含まれた個数とが等しい場合であっても、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF14にセットされた個数をゼロとして、当該レコードデータRD1を残してもよい。
そしてプロセッサ11はこののち、ACT2~ACT5の待受状態に戻る。
ACT9としてプロセッサ11は、戻された商品を購買商品から除外するように対象商品テーブルTD1を更新する。具体的にはプロセッサ11は例えば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF14にセットされた個数を取得する。プロセッサ11は、この取得した個数よりも上記の通知データに含まれた個数が小さいならば、上記の取得した個数から上記の通知データに含まれた個数を引いて新たな個数を算出する。そしてプロセッサ11は、算出した個数を上記のフィールドF14にセットする。またプロセッサ11は、取得した個数と上記の通知データに含まれた個数とが等しいならば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1を対象商品テーブルTD1から削除する。なおプロセッサ11は、取得した個数と上記の通知データに含まれた個数とが等しい場合であっても、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF14にセットされた個数をゼロとして、当該レコードデータRD1を残してもよい。
そしてプロセッサ11はこののち、ACT2~ACT5の待受状態に戻る。
プロセッサ11は、例えば飲食開始を通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT4にてYESと判定し、ACT10へと進む。
ACT10としてプロセッサ11は、対象客の購買商品の中に対象商品が有るか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、フィールドF15にセットされた軽減フラグがセット状態であるレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれているか否かを確認する。そして該当するレコードデータRD1が無いならば、プロセッサ11は対象商品が無いとしてNOと判定し、ACT2~ACT5の待受状態に戻る。しかしながらプロセッサ11は、該当するレコードデータRD1が有ったならばYESと判定し、ACT11へと進む。
ACT10としてプロセッサ11は、対象客の購買商品の中に対象商品が有るか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、フィールドF15にセットされた軽減フラグがセット状態であるレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれているか否かを確認する。そして該当するレコードデータRD1が無いならば、プロセッサ11は対象商品が無いとしてNOと判定し、ACT2~ACT5の待受状態に戻る。しかしながらプロセッサ11は、該当するレコードデータRD1が有ったならばYESと判定し、ACT11へと進む。
ACT11としてプロセッサ11は、対象商品に標準税率を適用するように対象商品テーブルTD1を更新する。プロセッサ11は例えば、対象商品テーブルTD1に含まれる全てのレコードデータRD1について、フィールドF15にセットされた軽減フラグがリセット状態となるように対象商品テーブルTD1を更新する。プロセッサ11は例えば、全てのレコードデータRD1のフィールドF15に関して、そのフィールドF15にセットされた軽減フラグがいずれの状態にあるかに関わらずに、リセット状態の軽減フラグをセットする。あるいはプロセッサ11は例えば、全てのレコードデータRD1についてフィールドF15にセットされた軽減フラグがセット状態であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、セット状態であると判定した場合に、その軽減フラグをリセット状態に書き替える。
後述するように、軽減フラグがリセット状態であるレコードデータRD1が関連付けられた商品の売価は、税抜きの単価に標準税率での税額を加えた金額となり、これは第2の売価に相当する。そして飲食エリアは、特定のエリアの一例である。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは第2の更新手段として機能する。
ACT12としてプロセッサ11は、対象客が飲食エリアから出るのを待ち受ける。例えば飲食終了を通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、プロセッサ11はYESと判定してACT13へと進む。
ACT13としてプロセッサ11は、対象客に関連付けられた情報端末6に対して受付通知を行う。受付通知は、飲食しなかった商品についての対象客による申告を受け付ける旨の通知である。プロセッサ11は、例えば周知のプッシュ通知を利用して受付通知を行う。情報端末6は、受付通知を受けたならば、例えば対象商品テーブルTD1に含まれた対象商品のリストを表した画面を表示し、その対象商品の中で飲食していない商品の指定を受け付ける。なおプロセッサ11は例えば、受付通知において対象商品のリストを表すリストデータも情報端末6に通知する。あるいはプロセッサ11は例えば、受付通知に応じての情報端末6からの要求に応じて対象商品のリストを情報端末6に通知する。
なお、情報端末6が客により所有されるのであれば、例えば会員登録などの際に客と情報端末6とを関連付けておく。情報端末6が店舗から客に貸与されるのであれば、例えばチェックインなどの際に対象客と情報端末とを関連付けておく。
プロセッサ11は受付通知を終えたならば、図5中のACT14へと進む。
ACT13としてプロセッサ11は、対象客に関連付けられた情報端末6に対して受付通知を行う。受付通知は、飲食しなかった商品についての対象客による申告を受け付ける旨の通知である。プロセッサ11は、例えば周知のプッシュ通知を利用して受付通知を行う。情報端末6は、受付通知を受けたならば、例えば対象商品テーブルTD1に含まれた対象商品のリストを表した画面を表示し、その対象商品の中で飲食していない商品の指定を受け付ける。なおプロセッサ11は例えば、受付通知において対象商品のリストを表すリストデータも情報端末6に通知する。あるいはプロセッサ11は例えば、受付通知に応じての情報端末6からの要求に応じて対象商品のリストを情報端末6に通知する。
なお、情報端末6が客により所有されるのであれば、例えば会員登録などの際に客と情報端末6とを関連付けておく。情報端末6が店舗から客に貸与されるのであれば、例えばチェックインなどの際に対象客と情報端末とを関連付けておく。
プロセッサ11は受付通知を終えたならば、図5中のACT14へと進む。
ACT14としてプロセッサ11は、対象客が購入対象とする商品を売場から取り出したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT15へと進む。
ACT15としてプロセッサ11は、対象客が商品を売場へと戻したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT16へと進む。
ACT16としてプロセッサ11は、対象客が飲食エリアに入ったか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT17へと進む。
ACT17としてプロセッサ11は、申告通知がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の通知がなされたことを確認できないならばNOと判定し、ACT18へと進む。
ACT18としてプロセッサ11は、対象客が店舗から出たか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT14へと戻る。
かくしてプロセッサ11はACT14~ACT18としては、対象客による商品の取り出し又は商品の戻しがなされるか、対象客が飲食エリアに入るか、申告通知がなされるか又は対象客が店舗を出るのを待ち受ける。
ACT15としてプロセッサ11は、対象客が商品を売場へと戻したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT16へと進む。
ACT16としてプロセッサ11は、対象客が飲食エリアに入ったか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当する行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT17へと進む。
ACT17としてプロセッサ11は、申告通知がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の通知がなされたことを確認できないならばNOと判定し、ACT18へと進む。
ACT18としてプロセッサ11は、対象客が店舗から出たか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の行動を対象客が行ったことが確認できないならばNOと判定し、ACT14へと戻る。
かくしてプロセッサ11はACT14~ACT18としては、対象客による商品の取り出し又は商品の戻しがなされるか、対象客が飲食エリアに入るか、申告通知がなされるか又は対象客が店舗を出るのを待ち受ける。
プロセッサ11は、例えば取り出しを通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT14にてYESと判定し、ACT19へと進む。
ACT19としてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるならばYESと判定し、ACT20へと進む。なおプロセッサ11は例えば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれない場合に、追加が必要であると判定する。またプロセッサ11は、次の3つの条件(1-1)~(1-3)が満たされる場合に、追加が必要であると判定する。
(1-1)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる。
(1-2)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF15にリセット状態の軽減フラグがセットされている。
(1-3)上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品である。
ACT19としてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要であるならばYESと判定し、ACT20へと進む。なおプロセッサ11は例えば、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれない場合に、追加が必要であると判定する。またプロセッサ11は、次の3つの条件(1-1)~(1-3)が満たされる場合に、追加が必要であると判定する。
(1-1)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる。
(1-2)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF15にリセット状態の軽減フラグがセットされている。
(1-3)上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品である。
ACT20としてプロセッサ11は、新たなレコードデータRD1を追加するように商品テーブルTD1を更新する。具体的にはプロセッサ11は、プロセッサ11は、追加するレコードデータRD1のフィールドF11には、上記の通知データに含まれた商品コードをセットする。プロセッサ11は、フィールドF11にセットした商品コードに関連付けられた商品名及び単価を商品マスタデータベースから取得する。プロセッサ11は、これら商品名及び単価を上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF12,F13にそれぞれセットする。プロセッサ11は、上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF14には、上記の通知データに含まれた個数をセットする。プロセッサ11は、上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品ではなければ、上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF15には、リセット状態の軽減フラグをセットする。プロセッサ11は、上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品であるならば、上記の新たなレコードデータRD1のフィールドF15には、セット状態の軽減フラグをセットする。そしてプロセッサ11はこののち、ACT14~ACT18の待受状態に戻る。
これにより、対象客が飲食エリアへと持ち込んだ商品と同じ商品が、対象客が飲食エリアを出た後に対象客によって新たに取り出された場合には、当該商品に関連付けられた2つのレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれるようになる。この2つのレコードデータRD1の一方は、軽減フラグがリセット状態であり、飲食エリアへと持ち込まれたために標準税率を適用する商品に関する。また2つのレコードデータRD1の他方は、軽減フラグがセット状態であり、飲食エリアにと持ち込まれていないために軽減税率を適用する商品に関する。なお、対象客が飲食エリアへの出入りを2度以上繰り返す場合には、同一の商品に関連付けられた3つ以上のレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる場合もある。
一方、プロセッサ11は、新たなレコードデータRD1の追加が必要ではないと判定したならば、ACT19にてNOと判定し、ACT21へと進む。なおプロセッサ11は例えば、次の2つの条件(2-1)及び(2-2)が満たされる場合に、あるいは次の条件(3-1)~(3-3)の全てが満たされる場合に、追加が必要ではないと判定する。
(2-1)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる。
(2-2)上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品ではない。
(3-1)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる。
(3-2)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF15にセット状態の軽減フラグがセットされている。
(3-3)上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品である。
(2-1)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる。
(2-2)上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品ではない。
(3-1)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1が対象商品テーブルTD1に含まれる。
(3-2)上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF15にセット状態の軽減フラグがセットされている。
(3-3)上記の通知データに含まれた商品コードで識別される商品が対象商品である。
ACT21としてプロセッサ11は、取り出された商品の個数を変更するように対象商品テーブルTD1を更新する。具体的にはプロセッサ11は、上記の通知データに含まれた商品コードがフィールドF11にセットされたレコードデータRD1のフィールドF14にセットされている個数を取得する。プロセッサ11は、この取得した個数に、上記の通知データに含まれた個数を加えて新たな個数を算出する。そしてプロセッサ11は、算出した個数を上記のフィールドF14にセットする。そしてプロセッサ11はこののち、ACT14~ACT18の待受状態に戻る。
プロセッサ11は、例えば戻しを通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT15にてYESと判定し、ACT22へと進む。そしてプロセッサ11は、ACT22を図4中のACT9と同様に実行する。そしてプロセッサ11は、ACT14~ACT18の待受状態に戻る。
プロセッサ11は、例えば飲食開始を通知するために行動監視装置5から送出された通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT16にてYESと判定し、ACT23へと進む。そしてプロセッサ11は、ACT23を図4中のACT10と同様に、あるいはACT23~ACT26を図4中のACT10~ACT13と同様に実行する。そしてプロセッサ11は、ACT14~ACT18の待受状態に戻る。
かくして客は、飲食エリアから出た後も、飲食エリアに入る前と同様に買い物を続けることができる。ただし客は、飲食エリアから出た際に、受付通知に応じた情報端末6での表示に従って飲食しなかった商品を申告することができる。情報端末6は、飲食していない商品の指定が客によって行われたならば、その指定された商品を販売管理装置1に対して通知するための申告通知を行う。つまり情報端末6は、申告通知のための通知データを販売管理装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。情報端末6は当該の通知データには、飲食していないとして指定された商品の商品コードのリストを表すリストデータと、当該申告の通知を表すものとして予め定められたコマンドとを含める。通知データは、通信ネットワーク200によって、販売管理装置1へと伝送され、通信インタフェース14によって受信される。
プロセッサ11は、この申告通知のための通知データが通信インタフェース14により受信されると、ACT17にてYESと判定し、ACT27へと進む。
ACT27としてプロセッサ11は、飲食していないとして指定された商品に軽減税率を適用するように対象商品テーブルTD1を更新する。プロセッサ11は例えば、対象商品テーブルTD1に含まれるレコードデータRD1の中から、飲食していないとして指定された商品が関連付けられたレコードデータRD1を検出する。当該のレコードデータRD1は、フィールドF11にセットされた商品コードが上記の申告通知のための通知データに含まれたリストデータに示された商品コードの1つと一致するレコードデータRD1である。そしてプロセッサ11は、該当のレコードデータRD1のフィールドF15にセット状態の軽減フラグをセットする。そしてプロセッサ11はこののち、ACT14~ACT18の待受状態に戻る。
ACT27としてプロセッサ11は、飲食していないとして指定された商品に軽減税率を適用するように対象商品テーブルTD1を更新する。プロセッサ11は例えば、対象商品テーブルTD1に含まれるレコードデータRD1の中から、飲食していないとして指定された商品が関連付けられたレコードデータRD1を検出する。当該のレコードデータRD1は、フィールドF11にセットされた商品コードが上記の申告通知のための通知データに含まれたリストデータに示された商品コードの1つと一致するレコードデータRD1である。そしてプロセッサ11は、該当のレコードデータRD1のフィールドF15にセット状態の軽減フラグをセットする。そしてプロセッサ11はこののち、ACT14~ACT18の待受状態に戻る。
この例でプロセッサ11は、飲食していないとして対象客により指定された商品を、飲食エリアで飲食されない商品として判定するのである。また、軽減フラグをセット状態としていることにより、売価は第1の売価に戻される。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは判定手段及び第3の更新手段として機能する。
さて客は、購買商品を全てピックアップし終えたならば、そのまま店舗を出る。これに応じて、対象客が店を出たことの通知のために行動監視装置5から送信された通知データが通信インタフェース14により受信されると、プロセッサ11は図4中のACT5又は図5中のACT18にてYESと判定し、図4中のACT28へと進む。
ACT28としてプロセッサ11は、決済処理を行う。プロセッサ11は例えば、対象商品テーブルTD1に示された全ての購買商品に関する代金額を算出する。具体的にはプロセッサ11は、対象商品テーブルTD1から、フィールドF15にリセット状態の軽減フラグがセットされているレコードデータRD1を抽出する。そしてプロセッサ11は、ここで抽出したレコードデータRD1のそれぞれについてフィールドF13,F14にセットされている単価及び個数の積を算出し、それら積の総和として通常税率の適用対象となる第1の税抜き額を求める。そしてプロセッサ11は、第1の税抜き額に通常税率を適用して第1の税額を算出する。またプロセッサ11は、対象商品テーブルTD1から、フィールドF15にセット状態の軽減フラグがセットされているレコードデータRD1を抽出する。プロセッサ11は、ここで抽出したレコードデータRD1のそれぞれについてフィールドF13,F14にセットされている単価及び個数の積を算出し、それら積の総和として軽減税率の適用対象となる第2の税抜き額を求める。そしてプロセッサ11は、第2の税抜き額に軽減税率を適用して第2の税額を算出する。さらにプロセッサ11は、第1の税抜き金額、第2の税抜き額、第1の税額及び第2の税額の総和として代金額を算出する。ただしプロセッサ11は、必要に応じて、単価、第1の税抜額、第2の税抜額又は上記の代金額に対する値引き又は割引を行う場合もある。そしてプロセッサ11は例えば、対象客に関して予め申告されているクレジット情報を用いての上記の代金額の決済を決済サーバ300に要求する。そしてプロセッサ11は、決済が完了したことが決済サーバ300から通知されると、以上の販売管理処理を終了する。
以上のように販売管理装置1は、対象商品の売価は、客が飲食エリアに入らない限りは、税抜きの単価に軽減税率での税額を加えた金額とする。しかしながら販売管理装置1は、対象商品の売価は、客が飲食エリアに入れば、対象商品についての売価は、税抜きの単価に標準税率での税額を加えた金額とする。従って、客による操作無しに、購買商品に対して定められた2つの売価から適用する売価を容易に選択できる。
また販売管理装置1は、客が飲食エリアから出た際に、飲食していない商品の申告を受け付ける旨を客に対して通知する。そして当該申告を受け付けて、飲食していない商品については税抜きの単価に軽減税率での税額を加えた金額に戻す。かくして、客が飲食エリアへと持ち込んだ対象商品の一部のみを飲食した場合でも、飲食せずに持ち帰る商品に関しては軽減税率を適用できる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
売価変更の判断のためのエリアは、飲食エリアには限らない。また第1及び第2の売価は、軽減税率及び標準税率のいずれを適用するかで決まるものには限らない。例えば、客がキャンペーン特設エリアに行ったならば、行かなかった場合よりもキャンペーン対象商品の売価を安くしてもよい。また、適用する税率を変更することで第1及び第2の売価が決まる場合でも、その税率は軽減税率及び標準税率には限らない。
売価変更の判断のためのエリアは、飲食エリアには限らない。また第1及び第2の売価は、軽減税率及び標準税率のいずれを適用するかで決まるものには限らない。例えば、客がキャンペーン特設エリアに行ったならば、行かなかった場合よりもキャンペーン対象商品の売価を安くしてもよい。また、適用する税率を変更することで第1及び第2の売価が決まる場合でも、その税率は軽減税率及び標準税率には限らない。
どの商品を飲食したかを飲食エリアにおいて行動監視装置5により監視し、飲食したことが確認されない対象商品については、軽減税率の適用に戻してもよい。このようにすれば、客が飲食していない商品を申告する手間を省くことができる。
飲食エリアに持ち込んだ対象商品の全てを飲食することを原則とするなどすれば、飲食していない商品を軽減税率の適用に戻す処理は行わなくてもよい。
決済は、上記実施形態とは異なるタイミングで行ってもよい。決済を行うタイミングは、例えば出口付近に別途に設けたチェックアウト装置で客がチェックアウトした場合とすることが考えられる。決済を行うタイミングはあるいは、例えば行動監視装置5により客が店舗から出たと判定されてから予め定められた時間が経過しても行動監視装置5により客が店内にいることを確認できない場合とすることが考えられる。決済を行うタイミングは例えば、店舗内の会計コーナーに設置した決済装置での客又は店員による開始指示がなされた場合とすることが考えられる。なおこの場合には、決済のための処理は決済装置にて行い、クレジットカード以外の支払いメディアを用いた決済を適用できる。
商品テーブルへの購買商品の登録は、例えば客が携帯する情報端末、あるいはショッピングカートに取り付けられた情報端末などでの客の操作に応じて行われるのであってもよい。そしてこれらの場合、商品テーブルの管理は、上記の情報端末で行われてもよい。そしてこの場合は、行動監視装置5による客の行動の監視は行わなくてもよい。しかしながら、客が所持している商品が購買商品として正しく登録されない恐れがあるため、行動監視装置5による客の行動の監視も行うことが好ましい。
商品テーブルTD1に代えて、客が所持している個数を表さない商品テーブルを用いてもよい。この場合にプロセッサ11は、同じ商品コードで識別される複数の商品を客が所持している場合には、当該複数の商品にそれぞれ対応した複数のレコードデータを商品テーブルに含める。つまりプロセッサ11は、対象客によって商品が取り出された場合には、その商品の商品コードを含んだレコードデータが商品テーブルに既に含まれるか否かに拘わらずに、その商品に関する新たなレコードデータを商品テーブルに追加する。
店舗に入る客の判定を行動監視装置5にて行ってもよい。例えば行動監視装置5は、ゲート装置3を通って店舗内へと移動する客の顔をカメラで撮影した画像から、顔認証によって当該客を判定すればよい。この場合、チェックイン装置2は省略可能である。チェックイン装置2を省略した場合は、例えば行動監視装置5又は販売管理装置1によってゲート装置3を制御すればよい。
監視処理は、販売管理装置1によって実行されてもよい。
ゲート装置3は設けなくてもよい。
情報処理によりプロセッサ11が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…販売管理装置、2…チェックイン装置、3…ゲート装置、4…センサ群、5…行動監視装置、6…情報端末、7…決済サーバ、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶ユニット、14…通信インタフェース、15…伝送路、100…店舗管理システム、200…通信ネットワーク、300…決済サーバ。
Claims (6)
- 客が所持した商品を、その商品に対して定められた第1の売価を適用する購買商品として含むように前記客の購買商品のリストを表したリストデータを更新する第1の更新手段と、
前記客が特定のエリアに入ったことに応じて、前記リストに前記購買商品として含まれた商品のうちの予め定められた商品の売価を、その商品に対して定められた第2の売価に変更するべく前記リストデータを更新する第2の更新手段と、を具備した商品登録装置。 - 前記予め定められた商品は飲食料品のうちの店内飲食が可能な商品であり、
前記第1の更新手段は、前記第1の売価を、前記商品の単価に第1の税率により求まる税額を加えた金額とし、
前記第2の更新手段は、前記第2の売価を、前記商品の単価に第2の税率により求まる税額を加えた金額とし、請求項1に記載の商品登録装置。 - 前記第2の更新手段は、前記特定のエリアを店舗内において飲食を許容する飲食エリアとする、請求項1又は請求項2に記載の商品登録装置。
- 前記飲食エリアで飲食されない商品を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された飲食されない商品の売価を、その商品に対して定められた第1の売価に戻すべく前記リストデータを更新する第3の更新手段と、をさらに具備する請求項3に記載の商品登録装置。 - 客が新たに所持した商品を、その商品に対して定められた第1の売価を適用する購買商品として含むように前記客の購買商品のリストを表すリストデータを更新し、
前記客が特定のエリアに入ったことに応じて、前記リストに前記購買商品として含まれた商品のうちの予め定められた商品の売価を、その商品に対して定められた第2の売価に変更するべく前記リストデータを更新する、商品登録方法。 - 商品登録装置に備えられたコンピュータを、
客が新たに所持した商品を、その商品に対して定められた第1の売価を適用する購買商品として含むように前記客の購買商品のリストを表すリストデータを更新する第1の更新手段と、
前記客が特定のエリアに入ったことに応じて、前記リストに前記購買商品として含まれた商品のうちの予め定められた商品の売価を、その商品に対して定められた第2の売価に変更するべく前記リストデータを更新する第2の更新手段と、して機能させるための情報処理プログラム。
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