JP2023136851A - 蓄熱式熱交換器、蓄熱式熱交換システム、発電システム及び蓄熱式熱交換システムの運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンスの頻度を低減できる。【解決手段】少なくとも1本の放熱用伝熱管と、放熱用伝熱管の周囲に配置され、放熱用伝熱管と熱交換可能であり、金属系潜熱蓄熱材が充填された蓄熱部と、蓄熱部と他の部材との境界面に配置された保護層と、蓄熱部の周囲に配置され、蓄熱部を保持する保持容器と、蓄熱部と熱交換可能であり、蓄熱部を加熱する加熱部と、を備える。【選択図】図5
Description
本開示は、蓄熱式熱交換器、蓄熱式熱交換システム、発電システム及び蓄熱式熱交換システムの運転方法に関するものである。
熱伝導率が高く高速に熱出し入れを可能とし、火力プラントで得られる400~650℃級の高温の水蒸気を利用可能とするため、金属系潜熱蓄熱材の使用が検討されている(特許文献1)。
しかしながら、水和物系や有機物系の潜熱蓄熱材と異なり、金属系潜熱蓄熱材には侵食性があり、適切な侵食防止用保護層を設ける必要がある。この保護層は使用するにつれて消費されるため、定期的に保護層の再塗布等のメンテナンスが必要となる。金属系潜熱蓄熱材を現地施工の大型タンクに格納する一体型の場合、保護層の品質が保証できる現地での組立、プラント内でのメンテナンスを行うことが困難となる。そのため前述した格納容器は、品質保証やメンテナンスの観点から工場内で組立てることが好ましいが、その場合は容器の輸送や現地での配置方法に課題があり、金属系潜熱蓄熱材利用の蓄熱式熱交換器の実用化の障壁となっている。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、侵食防止保護層の品質保証、輸送、プラント内でのメンテナンスを実施可能とする適切なサイズのモジュール構造とした金属系潜熱蓄熱材利用の蓄熱式熱交換器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の蓄熱式熱交換器は、少なくとも1本の放熱用伝熱管と、前記放熱用伝熱管の周囲に配置され、前記放熱用伝熱管と熱交換可能であり、金属系潜熱蓄熱材が充填された蓄熱部と、前記蓄熱部と他の部材との境界面に配置された保護層と、前記蓄熱部の周囲に配置され、前記蓄熱部を保持する保持容器と、前記蓄熱部と熱交換可能であり、前記蓄熱部を加熱する加熱部と、を備える。
また、本開示の蓄熱式熱交換システムは、上記に記載の複数の蓄熱式熱交換器と、前記蓄熱式熱交換器を並列に保持する保持機構と、を備え、前記蓄熱式熱交換器は、前記保持容器から水平方向に突出し、鉛直方向上側または下側、または両方の面が、前記保持機構と接する支持梁を備える。
また、本開示の発電システムは、上記に記載の蓄熱式熱交換システムと、前記蓄熱式熱交換器の前記放熱用伝熱管から高温の水蒸気が供給されるタービンと、前記タービンに接続される発電機と、前記加熱部に熱を供給する熱源と、を備える。
また、本開示の蓄熱式熱交換システムの運転方法は、上記に記載の蓄熱式熱交換システムの運転方法であって、前記収納区画を複数備え、複数の前記収納区画からメンテナンスする対象の区画を特定し、対象の区画以外を稼働させつつ、対象の区画のメンテナンスを行う。
本開示によれば、一体型と比較して、侵食防止用保護層の品質保証及び、メンテナンスをプラント内で実施することが容易となる。またメンテナンス時は、対象のモジュールをあらかじめメンテナンスを済ませたモジュールと交換するだけで済むため、メンテナンスに伴うプラント稼働率の低下を低減できる。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
<発電システム>
図1は、本実施形態の蓄熱式熱交換システムを備える発電システムを表す概略構成図である。図1に示すように、本実施形態の発電システム10は、蓄熱式熱交換器13と、タービン14と、発電機15と、加熱モジュール24と、を備える。本実施形態の加熱モジュール24は、蓄熱式熱交換器13の電気ヒータに電力を供給する電源である。
図1は、本実施形態の蓄熱式熱交換システムを備える発電システムを表す概略構成図である。図1に示すように、本実施形態の発電システム10は、蓄熱式熱交換器13と、タービン14と、発電機15と、加熱モジュール24と、を備える。本実施形態の加熱モジュール24は、蓄熱式熱交換器13の電気ヒータに電力を供給する電源である。
蓄熱式熱交換器13は、加熱モジュール24から供給されたエネルギーで熱を蓄積する。蓄熱式熱交換器13は、蓄積した熱で水・水蒸気を加熱し、放熱回路20でタービン14に供給する。蓄熱式熱交換器13については、後述する。
タービン14は、放熱回路20で供給される加熱された水蒸気が供給され、水蒸気が通過する力により回転する。タービン14は例えば、回転部に配置された動翼と固定部に配置された静翼が回転軸方向に交互に配置され、動翼と静翼が配置された空間を水蒸気が通過することで、回転方向に回転させる力を動翼に加えることで、回転部を回転させる。なお、タービン14の構造は特に限定されない。発電機15は、タービン14の回転と連結し、タービン14と共に回転することで、発電する。
放熱回路20は、蓄熱式熱交換器13とタービン14と熱媒処理部22とを接続する管路であり、蓄熱式熱交換器13とタービン14と熱媒処理部22との順番で水(水蒸気)を循環させる。本実施形態の放熱回路20は、放熱媒体として、水(水蒸気)を用いたが、水と同様に種々の気体、液体等、種々の流体を用いることができるが、蓄熱式熱交換器13で液体から気体に相変化する媒体とすることが好ましい。これにより、タービン14での発電効率を高くすることができる。放熱回路20は、経路32で熱媒処理部22から水を供給し、蓄熱式熱交換器13で水が加熱され生成された水蒸気をタービン14に供給する。蓄熱式熱交換器13で加熱された水蒸気は、タービン14を回転させる。放熱回路20は、経路32でタービン14を通過した水蒸気を、熱媒処理部22に供給する。これにより、放熱回路20は、水(水蒸気)を循環させる。
熱媒処理部22は、放熱回路20に配置され、タービン14を通過した熱媒を蓄熱式熱交換器13に供給できる状態に処理する。本実施形態の熱媒処理部22は、タービン14を通過した熱媒を液体に戻す復水器と、熱媒の循環を制御するポンプとを備える。また、熱媒処理部22は、復水器を通過した水を加熱する給水加熱器を備えていてもよい。熱媒処理部22は、水(水蒸気)の循環を制御する。
加熱モジュール24は、蓄熱式熱交換器13に電力を供給し、蓄熱式熱交換器13を加熱する。加熱モジュール24は、電力源として種々の電力を用いることができるが、系統電源で生じる余剰電力を蓄熱式熱交換器13に供給することが好ましい。
以下、図2及び図3を用いて、蓄熱式熱交換器13について説明する。図2は、蓄熱式熱交器の概略構成を表す斜視図である。図3は、蓄熱式熱交器の概略構成を表す水平断面図である。なお、図2及び図3では、1モジュールの蓄熱式熱交換器13を示すが、発電システム10は、複数モジュールの蓄熱式熱交換器13を備えていてもよい。
蓄熱式熱交換器13は、供給された熱を蓄積させる蓄熱材が充填された構造物であり、本実施形態では、円柱状の構造物である。なお、外形形状はこれに限定されない。蓄熱式熱交換器13は、蓄熱部100と、保持容器102と、放熱用伝熱管104と、加熱用ヒータ106と、保護層108、110、112と、を備える。なお、本実施形態では加熱モジュール24として加熱用ヒータ106を採用したが、特にこれに限定するものではなく、加熱用伝熱管を用いても良い。本熱交換器形状は、侵食防止保護層の品質保証、プラント内でのメンテナンスが実施可能である。
蓄熱部100は、金属で形成され、加熱されることで液相になり、放熱することで固相になる潜熱蓄熱材(PCM:Phase Change Material)、つまり金属系潜熱蓄熱材である。蓄熱部100は、例えば、アルミニウムに他の金属を混ぜたもの、アルミニウムベースの金属を用いることができる。
保持容器102は、蓄熱部100を保持する容器である。保持容器102は、蓄熱部100の運転温度よりも高い温度の融点の材料で形成されている。保持容器102は、例えば、ステンレス鋼で形成される。保持容器102は、断熱材等で蓄熱部100の周囲を覆うことが好ましい。保持容器102は、鉛直方向上側の端部近傍に水平方向に突出した支持梁120を備える。支持梁120は、鉛直方向下側の面が、蓄熱式熱交換器13を支持する保持機構60の水平支持体64と接する。なお、本実施形態では、保持容器102を上方から吊り下げる場合で説明するが、保持容器102は、下面を支持しても、側面を支持してもよい。支持梁120は、保持機構60との接触面となり、位置決め部材となる。また、支持梁120は、後述する作業クレーンでの移動時に用いる吊棒130との連結部も備える。
放熱用伝熱管104は、放熱回路20と接続する配管であり、蓄熱部100に挿入される。放熱用伝熱管104は、両端が放熱回路20と接続し、放熱回路20を流れる熱媒が通過する。本実施形態の放熱用伝熱管104は、蓄熱部100に1本挿入されている。なお、放熱用伝熱管104の配置本数は、1本に限定されず、複数本配置してもよい。
加熱用ヒータ106は、加熱モジュール24と接続され、加熱モジュール24から供給される電力で発電する。また、加熱ヒータの代わりに加熱用伝熱管を用いる場合、加熱ヒータ106の部分が加熱用伝熱管となり、加熱回路18と接続する配管であり、蓄熱部100に挿入される。加熱用伝熱管は、両端が加熱回路18と接続し、加熱回路18を流れる熱媒が通過する。本実施形態の加熱用ヒータ106は、蓄熱部100に複数本挿入されている。
保護層108、110、112は、蓄熱部100と他の部材との境界面に配置される。保護層108は、蓄熱部100と保持容器102との境界に配置される。保護層110は、蓄熱部100と放熱用伝熱管104との境界に配置される。保護層112は、蓄熱部100と加熱用伝ヒータ106との境界に配置される。蓄熱部100は、保護層108、110、112で外表面の全面が覆われている。保護層108、110、112は、蓄熱部100の金属系潜熱蓄熱材に対する防食性が高い材料で形成される。保護層108、110、112は、金属系潜熱蓄熱材が他の部材を侵食することを抑制する。保護層としては、金属系潜熱蓄熱材の侵食性を防ぐことが可能な材料であれば特に限定されないが、例えばジルコニウム酸化物を例示することができる。
また、蓄熱式熱交換器13は、蓄熱部100に金属系潜熱蓄熱材を用い、かつ、蓄熱部100の周囲に保護層108、110、112を設けることで、蓄熱部100の使用可能温度を高く、例えば400℃から650℃とすることができ、より多くの熱を蓄積することができ、かつ、蓄熱部100が他の部材を腐食させることを抑制できる。これにより、より長い時間使用することができ、メンテナンス頻度を低減することができる。
また、蓄熱式熱交換器13の蓄熱部100を加熱する加熱部として、電気ヒータを用いることで、電力源として太陽電池を用いることもできる。また、電力で加熱する場合も余剰電力が発生している場合に、蓄熱を行い、電力需要が大きいときに放熱して発電することで、電力系統を安定化させることができる。
本実施形態の加熱モジュール24は、電力を供給して、蓄熱式熱交換器13を加熱したが、熱源はこれに限定されない。加熱モジュール24は、燃料を燃焼して熱を発生させる加熱炉や、太陽光を集光して対象物を加熱し、対象物の熱で加熱媒体を加熱する太陽熱集約機器、原子炉等、熱媒を加熱する種々の熱源を用いることができる。
図4は、他の実施形態の蓄熱式熱交換器を備える発電システムを表す概略構成図である。図4は、熱媒を用いて蓄熱式熱交換器13を加熱するシステムの一例である。図4に示す発電システム10aは、蓄熱式熱交換器13と、タービン14と、発電機15と、加熱モジュール16と、加熱回路18と、放熱回路20と、熱媒処理部22と、を備える。発電システム10aのタービン14と、発電機15と、放熱回路20と、熱媒処理部22とは、発電システム10の各部と同様なので、説明を省略する。本実施形態の蓄熱式熱交換器13は、加熱用ヒータ106に代えて、加熱用伝熱管が配置される。加熱用伝熱管は、加熱用ヒータ106と同様の位置に配置される。
加熱モジュール16は、蓄熱式熱交換器13を加熱する熱源である。本実施形態の加熱モジュール16は、加熱回路18を循環する熱媒(加熱媒体)を加熱する。加熱モジュール16は、燃料を燃焼して熱を発生させる加熱炉や、太陽光を集光して対象物を加熱し、対象物の熱で加熱媒体を加熱する太陽熱集約機器、原子炉等、熱媒を加熱する種々の熱源を用いることができる。
加熱回路18は、蓄熱式熱交換器13と加熱モジュール16とを接続する管路であり、蓄熱式熱交換システム12と加熱モジュール16との間で熱媒(加熱媒体)を循環させる。加熱媒体としては、管路を移動する種々の媒体を用いることができ、気体、液体のいずれでもよい。加熱回路18は、加熱モジュール16で加熱された熱媒を蓄熱式熱交換器13の加熱用伝熱管に供給し、蓄熱式熱交換器13で熱が吸収された熱媒を加熱モジュール16に送ることで、熱媒を循環させる。
発電システム10aは、加熱モジュール16で熱を生成し、加熱媒体を加熱回路18の経路30で循環させることで、蓄熱式熱交換器13に供給する。蓄熱式熱交換器13は、通過する加熱媒体で蓄熱部100が加熱される。蓄熱部100は、供給された熱を蓄積する。蓄熱部100は、温度を所定以上に加熱されると液相となる。また、蓄熱式熱交換器13の加熱用伝熱管を通過した加熱媒体は、加熱回路18を通過して、加熱モジュール16に戻る。つまり経路30で循環する。また、発電システム10aは、発電システム10と同様の経路、つまり、放熱回路20の経路32で水(水蒸気)を循環させる。
このように、蓄熱式熱交換器13に加熱用伝熱管を設け、加熱用伝熱管内に高温の熱媒を流通させることでも、蓄熱することができる。この場合も、加熱用伝熱管と蓄熱部100の境界に保護層110を設けることで、蓄熱式熱交換器13に加熱用ヒータ106を用いる場合と同様の効果を得ることができる。
図5は、他の実施形態の蓄熱式熱交換器を備える発電システムを表す概略構成図である。図5は、熱媒を用いて蓄熱式熱交換器13を加熱するシステムの一例である。図5に示す発電システム10bは、蓄熱式熱交換器13と、タービン14と、発電機15と、加熱モジュール16と、加熱回路18と、放熱回路20と、熱媒処理部22と、を備える。発電システム10bは、加熱回路18の構成以外、発電システム10aと同様である。
加熱回路18は、加熱モジュール16と、蓄熱式熱交換器13とを接続し、加熱モジュール16で加熱された熱媒を蓄熱式熱交換器13に供給する。加熱回路18は、蓄熱式熱交換器13を通過した熱媒を外部に排出する。
発電システム10bのように、蓄熱式熱交換器13を加熱する熱源を、蓄熱式熱交換器13内を通過する熱媒とし、熱媒を循環させない構成とすることもできる。また、本実施形態の発電システム10bは、燃焼炉、焼却炉の排ガスを熱媒として利用することができる。
上記実施形態では、1モジュールの蓄熱式熱交換器13を用いた発電システムとしたが、複数のモジュールを用いた発電システムとすることもできる。
以下、蓄熱式熱交換器13が複数のモジュールで構成される場合について説明する。まず、図6を用いて、複数のモジュールの蓄熱式熱交換器13を有する蓄熱式熱交換システム12の概略構成について説明する。図6は、蓄熱式熱交換システムの概略構成を表す模式図である。図6に示すように、本実施形態の発電システム10cは、蓄熱式熱交換システム12と、タービン14と、発電機15と、加熱モジュール16と、加熱回路18と、放熱回路20と、熱媒処理部22と、を備える。発電システム10cは、蓄熱式熱交換システム12が、複数のモジュールの蓄熱式熱交換器13を有する以外は、発電システム10と同様の構成である。加熱モジュール16と、加熱回路18と、放熱回路20と、は、複数のモジュールの蓄熱式熱交換器13に対応する配管構成等が異なるが、発電システム10の各部と機能は同様である。
以下、蓄熱式熱交換システム12について説明する。図7を用いて、蓄熱式熱交換システム12の概略構成について説明する。図7は、蓄熱式熱交換システムの概略構成を表す模式図である。複数のモジュールの蓄熱式熱交器を有する蓄熱式熱交換システム12は、図7に示すように、複数の区画40と、作業クレーン42と、メンテナンス部44と、を備える。なお、蓄熱式熱交換システム12は、メンテナンス部44が、隣接してない、つまり遠隔地にあってもよい。複数の区画40は、同一の敷地内に隣接して配置される。区画40には、それぞれ多数の蓄熱式熱交換器13が配置される。区画40については後述する。
作業クレーン42は、複数の区画40とメンテナンス部44との鉛直方向上側の領域で、複数の区画40とメンテナンス部44との間で移動可能な作業機械である。作業クレーン42は、蓄熱式熱交換器13を吊るして移動可能であり、区画40への蓄熱式熱交換器50の配置や、蓄熱式熱交換器13の移動を行う。
メンテナンス部44は、蓄熱式熱交換器13の点検、補修等を行う。また、メンテナンス部44は、交換するための蓄熱式熱交換器13も備えている。メンテナンス部44は、作業クレーン42で搬送された蓄熱式熱交換器13を点検、補修する。蓄熱式熱交換システム12は、メンテナンス部44に備えている蓄熱式熱交換器50や、メンテナンスした蓄熱式熱交換器13を、作業クレーン42を用いて、区画40の装填可能な位置に供給する。
次に、図8及び図9を用いて区画40について説明する。図8は、蓄熱式熱交換システムの1つの区画の概略構成を表す側面図である。図9は、蓄熱式熱交換システムの1つの区画の概略構成を表す上面図である。
区画40は、上述したように複数の蓄熱式熱交換器13が配置される。区画40は、複数の蓄熱式熱交換器13と、保持機構60と、断熱材62と、配線70と、放熱媒体供給部80と、放熱媒体排出部82と、を備える。
保持機構60は、複数の蓄熱式熱交換器13を保持する。保持機構60は、鉄骨等の柱と梁とを組み合わせた構造物であり、蓄熱式熱交換器13を配置する領域が空間となっている。保持機構60は、水平支持体64を有する。水平支持体64は、複数の蓄熱式熱交換器13の本体部分が通過可能で、蓄熱式熱交換器13の支持梁よりも径が小さい穴が形成されている。水平支持体64は、蓄熱式熱交換器13の支持梁と接触し、蓄熱式熱交換器13を支持する。
断熱材62は、保持機構60の外壁となる面に配置され、複数の蓄熱式熱交換器13が配置される空間を覆う。断熱材62は、複数の蓄熱式熱交換器13が配置される空間と外側の領域との間での熱交換を抑制し、複数の蓄熱式熱交換器13で保持された熱の放熱を抑制する。なお、断熱材に関しては本実施例で示した施工方法以外の方法として、蓄熱式熱交換器13に直接、施工する方法などを用いることができる。
配線70は、加熱モジュール24と複数の蓄熱式熱交換器13とを接続する。配線70は、加熱モジュール24から供給される電力を複数の蓄熱式熱交換器13に送る。
放熱媒体供給部80は、放熱回路20の端部と、複数の蓄熱式熱交換器13とを接続する。放熱媒体供給部80は、複数の蓄熱式熱交換器13に対するヘッダとなり、放熱回路20から供給される加熱媒体を複数の蓄熱式熱交換器13に供給する。放熱媒体排出部82は、放熱回路20の端部と、複数の蓄熱式熱交換器13とを接続する。放熱媒体排出部82は、複数の蓄熱式熱交換器13に対するヘッダとなり、複数の蓄熱式熱交換器13を通過した放熱媒体を放熱回路20に排出する。
また、蓄熱式熱交換器13は、支持梁120を設け、吊り下げられる構造とすることで、搬送を簡単にすることができる。なお、本実施形態では、保持容器102を上方から吊り下げる場合で説明するが、保持容器102は、下面を支持しても、側面を支持してもよい。支持梁120は、保持機構60との接触面となり、位置決め部材となる。また、支持梁120は、作業クレーンでの移動時に用いる吊棒130との連結部も備える。蓄熱式熱交換器13は、吊棒130を介して吊り下げられることで、移動される。
蓄熱式熱交換システム12は、複数の区画40を設ける構造とすることで、1つの区画40の蓄熱式熱交換器13をメンテナンスしている場合でも、他の区画での蓄熱、放熱を行うことができる。これにより、運転効率を高くすることができる。また、本実施形態のように、蓄熱式熱交換器13を軸方向(長手方向)が鉛直方向となる向きで、水平方向に並列して配置することで、蓄熱式熱交換器13の取り出し、装着を簡単に行うことができる。
本実施形態の区画40では、保持機構60に蓄熱式熱交換器13を鉛直方向に1段で水平方向に行列配置したが、配置方法は特に限定されない。水平方向に千鳥配置してもよい。保持機構60に蓄熱式熱交換器13を鉛直方向に2段で配置してもよい。また、蓄熱式熱交換器13の軸方向が鉛直方向となる向きに限定されず、鉛直方向に対して傾斜した向きや水平方向に配置してもよい。
また、発電システム10は、ボイラを用いた発電設備と併設して設置してもよい。この場合、タービン14は、ボイラを用いた発電設備のタービンを用いることができる。発電システム10は、ボイラを用いた発電設備のボイラの排熱や、ボイラを用いた発電設備で発電した余剰電力を、蓄熱式熱交換器の加熱源(熱源)として用いることができる。また、発電する必要があるが蓄熱式熱交換器で発電できない場合にはボイラで発電することもできる。
また、発電システム10は、蓄熱式熱交換器の加熱と放熱に熱媒を用いる場合、同じ伝熱管に加熱媒体と放熱媒体が流れる構造としてもよい。例えば、蓄熱式熱交換システム12の配管と加熱回路18と放熱回路20とが接続する三方弁を設け、三方弁を切り替えることで、蓄熱式熱交換システム12の蓄熱と放熱を切り替えるようにしてもよい。
また、本実施形態の蓄熱式熱交換器13は、蓄積した熱を放出して発電する場合として説明したが、発電以外の用途の熱源としても用いてもよい。例えば、蓄熱式熱交換器13で蓄熱した熱を、暖房や、蒸気発生源のエネルギーとしてもよい。
10、10a、10b、10c 発電システム
12 蓄熱式熱交換システム
13 蓄熱式熱交換器
14 タービン
16、24 加熱モジュール
18 加熱回路
20 放熱回路
22 熱媒処理部
30、32 経路
40 区画
42 作業クレーン
44 メンテナンス部
50 蓄熱式熱交換器
60 保持機構
62 断熱材
64 水平支持体
70 配線
80 放熱媒体供給部
82 放熱媒体排出部
100 蓄熱部
102 保持容器
104 放熱用伝熱管
106 加熱用ヒータ
108、110、112 保護層
120 支持梁
130 吊棒
12 蓄熱式熱交換システム
13 蓄熱式熱交換器
14 タービン
16、24 加熱モジュール
18 加熱回路
20 放熱回路
22 熱媒処理部
30、32 経路
40 区画
42 作業クレーン
44 メンテナンス部
50 蓄熱式熱交換器
60 保持機構
62 断熱材
64 水平支持体
70 配線
80 放熱媒体供給部
82 放熱媒体排出部
100 蓄熱部
102 保持容器
104 放熱用伝熱管
106 加熱用ヒータ
108、110、112 保護層
120 支持梁
130 吊棒
Claims (10)
- 少なくとも1本の放熱用伝熱管と、
前記放熱用伝熱管の周囲に配置され、前記放熱用伝熱管と熱交換可能であり、金属系潜熱蓄熱材が充填された蓄熱部と、
前記蓄熱部と他の部材との境界面に配置された保護層と、
前記蓄熱部の周囲に配置され、前記蓄熱部を保持する保持容器と、
前記蓄熱部と熱交換可能であり、前記蓄熱部を加熱する加熱部と、を備える蓄熱式熱交換器。 - 前記加熱部は、電気が供給されて発熱するヒータである請求項1に記載の蓄熱式熱交換器。
- 前記加熱部は、加熱された熱媒が通過する配管である請求項1に記載の蓄熱式熱交換器。
- 前記加熱部は、加熱された熱媒が通過する配管であり、前記放熱用伝熱管の少なくとも1本と同一の管路である請求項3に記載の蓄熱式熱交換器。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の複数の蓄熱式熱交換器と、
前記蓄熱式熱交換器を並列に保持する保持機構と、を備え、
前記蓄熱式熱交換器は、前記保持容器から水平方向に突出し、鉛直方向下側の面が、前記保持機構と接する支持梁を備える蓄熱式熱交換システム。 - 前記蓄熱式熱交換器は、前記保持機構に対して着脱可能であり、
前記支持梁に前記蓄熱式熱交換器を搬送する機器との連結部を備える請求項5に記載の蓄熱式熱交換システム。 - 複数の前記蓄熱式熱交換器を収納する収納区画と、
複数の前記蓄熱式熱交換器の前記放熱用伝熱管と接続する放熱ヘッダと、を備える請求項5または請求項6に記載の蓄熱式熱交換システム。 - 請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の蓄熱式熱交換システムと、
前記蓄熱式熱交換器の前記放熱用伝熱管が供給されるタービンと、
前記タービンに接続される発電機と、
前記加熱部に熱を供給する熱源と、を備える発電システム。 - 前記熱源が、ボイラを有する発電機から供給される請求項8に記載の発電システム。
- 請求項7に記載の蓄熱式熱交換システムの運転方法であって、
前記収納区画を複数備え、
複数の前記収納区画からメンテナンスする対象の区画を特定し、対象の区画以外を稼働させつつ、対象の区画のメンテナンスを行う蓄熱式熱交換システムの運転方法。
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PCT/JP2023/005136 WO2023176258A1 (ja) | 2022-03-17 | 2023-02-15 | 蓄熱式熱交換器、蓄熱式熱交換システム、発電システム及び蓄熱式熱交換システムの運転方法 |
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JP2022042775A JP2023136851A (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | 蓄熱式熱交換器、蓄熱式熱交換システム、発電システム及び蓄熱式熱交換システムの運転方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2023136851A true JP2023136851A (ja) | 2023-09-29 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022042775A Pending JP2023136851A (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | 蓄熱式熱交換器、蓄熱式熱交換システム、発電システム及び蓄熱式熱交換システムの運転方法 |
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WO (1) | WO2023176258A1 (ja) |
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US8584734B2 (en) * | 2008-02-11 | 2013-11-19 | Navatek, Ltd | Two material phase change energy storage system |
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2022
- 2022-03-17 JP JP2022042775A patent/JP2023136851A/ja active Pending
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- 2023-02-15 WO PCT/JP2023/005136 patent/WO2023176258A1/ja unknown
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