JP2023136696A - 応力測定装置 - Google Patents

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奈央 池田
Nao Ikeda
秀幸 村山
Hideyuki Murayama
大祐 福田
Daisuke Fukuda
淳一 児玉
Junichi Kodama
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Hokkaido University NUC
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Abstract

Figure 2023136696000001
【課題】測定孔に挿入された状態であっても有線接続によらずに測定データを読み出すことのできる応力測装置を提供する。
【解決手段】応力測定装置は、地山に設けられた測定孔の変位を測定するセンサと、センサの検出データを格納するデータロガーと、データロガーを収納する筐体と、筐体の内側又は外側に設けられたアンテナとを含む。データロガーは送受信回路を有し、アンテナが送受信回路と接続されている。筐体が、金属で形成された本体と、電波を透過可能な材料で形成された電波透過部とを含み、アンテナが筐体の内側に設けられていてもよい。また、アンテナが、筐体の外側に設けられていてもよい。
【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年11月26日に第31回トンネル工学研究発表会にて発表
本発明の一実施形態は応力解放法を用いた応力測定装置の構成に関する。
山岳トンネルを設計する際には数値解析的な手法が用いられる。数値解析を行うに当たっては、地山の初期応力状態が解析結果に重大な影響を与える。そのため、地山の初期応力状態を正確に捉えることが重要である。地山の応力を測定する方式の一つとしてオーバーコアリング法が知られている。オーバーコアリング法では、地山に形成した測定孔(「ボーリング孔」とも呼ばれる。)に応力を測定する装置を挿入し、さらに測定孔の外周を削孔することで生じる測定孔の変形を測定することで初期応力状態の評価が行われている。
測定孔の変形量を測定する装置としては、例えば、長尺状の本体部と、本体部の先端側に設けられた第1孔内支持部と、本体部の基端側に設けられた第2孔内支持部と、本体部の各孔内支持部の間に設けられた計測部とを備えた応力測定装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2020-066843号公報
応力測定装置は、歪みゲージによって測定孔の変形を計測し、その計測値を内蔵されたデータロガーに格納している。応力測定は地中で行われるため応力測定装置と無線通信をすることが難しいため、データロガーに格納された計測データは、有線接続で読み出すか、応力測定装置を測定孔から取り出した後で無線接続により読み出すことが行われている。
しかし、有線接続された応力測定装置を測定孔に挿入するには、オーバーコアリングするためのボーリングロッドの中にケーブルを通す必要がある。しかし、このような構成ではボーリング中にケーブルが断線するおそれがある。また、ボーリングでは切削水が使用されるため、ケーブル及びその接続部の防水が不十分であると漏電により通信障害が発生するおそれがある。ケーブルやボーリング用の治具を防水構造にすることも考えられるが、現実的には難しいという問題がある。
このような問題に鑑み、本発明の一実施形態は、測定孔に挿入された状態であっても有線接続によらずに測定データを読み出すことのできる応力測装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る応力測定装置は、地山に設けられた測定孔の変位を測定するセンサと、センサの検出データを格納するデータロガーと、データロガーを収納する筐体と、筐体の内側又は外側に設けられたアンテナとを含む。データロガーは送受信回路を有し、アンテナが送受信回路と接続されている。
本発明の一実施形態に係る応力測定装置は、ロッドを含む第1筐体と、第1筐体の第1端部の側に配置される第1センサと、第1筐体の第1端部とは反対側の第2端部の側に配置される第2センサと、第1筐体の第1端部の側に連結される第2筐体とを含む。第1センサは、ロッドの軸長方向に延伸し一端が第1筐体に固定され他端が自由端とされた第1弾性板と、第1弾性板に取り付けられた第1歪みゲージと、第1弾性板の自由端に取り付けられた接触ローラとを含み、第2センサは、ロッドの軸長方向に延伸し一端が第1筐体に固定された第2弾性板と、第2弾性板に取り付けられた第2歪みゲージと、第2弾性板の他端の側に取り付けられた接触ピンとを含む。接触ローラ及び接触ピンが第1弾性板及び第2弾性板の第1端部の側に対し第2端部の側に配置され、第2筐体に第1歪みゲージ及び第2歪みゲージの測定値を記録するデータロガーとアンテナとが設けられ、データロガーは送受信回路を有しアンテナが送受信回路と接続されている。
本発明の一実施形態において、筐体(第2筐体)が、金属で形成された本体と、電波を透過可能な材料で形成された電波透過部とを含み、アンテナが筐体(第2筐体)の内側に設けられていてもよい。また、アンテナが、筐体(第2筐体)の外側に設けられていてもよい。
本発明の一実施形態において、アンテナを囲む中空ロッドを有し、中空ロッドが筐体(第2筐体)の軸長方向に沿って外側に延びていてもよい。
本発明の一実施形態において、センサが測定孔の軸方向及び周方向の少なくとも一方の変位を検出する歪みセンサであってもよい。センサが、測定孔の軸方向の変位を検出する第1歪みセンサと、測定孔の周方向の変位を検出する第2歪みセンサとで構成されていてもよい。
本発明の一実施形態によれば、応力測定装置が送受信回路及びアンテナを備えることで、ボーリング作業に伴うケーブルの断線や切削水の影響を受けずに、応力測定装置が測定孔に挿入された状態で測定データを読み出し、その場で測定データをデータ計算用の端末装置で取得することができる。
本発明の一実施形態に係る応力測定装置の機能的構成示すブロック図であり、(A)及び(B)は歪みセンサの構成の違いを示す。 本発明の一実施形態に係る応力測定装置に設けられるアンテナの構成を示し、(A)~(B)はアンテナの配置の違いを示し、(C)は応力測定装置に設けられる中空ロッドとアンテナの配置を示す。 本発明の一実施形態に係る応力測定装置を示し、(A)及び(B)は応力測定装置が測定孔に挿入された状態を示す。 本発明の一実施形態に係る応力測定装置を示し(A)は平面アンテナの構成、(B)は筐体に電波透過部が設けられた構成、(C)はスパイラルアンテナが筐体の内側に設けられた構成、(D)はスパイラルアンテナが筐体の外側に設けられた構成を示す。 本発明の一実施形態に係る応力測定装置の構成を示す。 本発明の一実施形態に係る応力測定装置の構成を示す。
以下、本発明の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の長さ、幅、高さ、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号(又は数字の後にA、B、又はa、bなどを付した符号)を付して詳細な説明を適宜省略することがある。さらに各要素に対する「第1」、「第2」と付記された文字は、各要素を区別するために用いられる便宜的な標識であり、特段の説明がない限りそれ以上の意味を有しない。
図1(A)は、本発明の一実施形態に係る応力測定装置100Aの構成を示す。応力測定装置100Aは、センサ部1001、制御部1002を有する。センサ部1001はセンサ105を含み、制御部1002はデータロガー124、バッテリ126、及びアンテナ127を含む。
センサ部1001にはセンサ105が設けられる。センサ105は、測定孔の周方向又は軸方向の変化量を測定する機能を有する。センサ105は、例えば、一軸又は二軸直交歪みセンサが用いられる。具体的に、センサ105は、測定孔の内壁に接する触針と、触針を支える弾性板と、弾性板に取り付けられた歪みゲージにより構成されてもよい。
制御部1002にはデータロガー124が設けられる。データロガー124は、A/Dコンバータ1241、プロセッサ(CPU)1242、メモリ1243、送受信回路1244を含む。A/Dコンバータ1241は、センサ105から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する機能を有する。A/Dコンバータ1241は、例えば、A/D変換回路により構成される。
プロセッサ1242は、A/Dコンバータ1241から出力されたセンサ105の測定データ(デジタルデータ)を連続的に読み込んで、所定のファイル形式でメモリ1243に測定データを格納させる機能を有する。また、プロセッサ1242は、測定データを送受信回路1244に出力する機能を有する。プロセッサ1242は、遠隔操作による制御信号(命令)に従って動作し、センサ105による測定の開始、測定の停止などの制御を行う機能を有する。プロセッサ1242によって行われる測定データを収集する間隔(サンプリング周期)は、あらかじめプログラムで設定されていていてもよいし、制御信号(命令)によって適時設定されてもよい。また、プロセッサ1242は、制御信号(命令)に従ってメモリ1243に格納された測定データの読み出し、送受信回路1244を介して送信する機能を有する。プロセッサ1242は、汎用CPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などが用いられる。
メモリ1243は、プロセッサ1242の動作に必要なプログラムが格納される。また、メモリ1243は、測定データを格納するメモリ空間が確保されている。メモリ1243の構成に限定はないが、例えば、不揮発性の半導体メモリが用いられる。
送受信回路1244は、測定データを無線で送信する機能を有する。また、送受信回路1244は、データロガー124を遠隔操作する制御信号(命令)を受信して、プロセッサ1242に出力する機能を有する。送受信回路1244は、応力測定装置100Aが土中の細長い測定孔の中に配置された状態でも、外部に置かれた端末装置300と通信を行うことを可能とするために、例えば、LPWA(Low Power Wide Area)の無線通信規格に準じた通信を行う通信回路で構成されることが好ましい。
LPWAの通信周波数は700MHz~2.1GHzであり、例えば、920MHzが使用される。また、通信速度は最大でも250kbps程度である。この通信速度はWiFiによる無線通信と比べると遅いが、送受信回路1244はセンサ105で測定されたデータを送信するのが主であり、画像データのような大容量のデータを扱わないので、この程度の通信速度で十分である。送受信回路1244としてLPWAの規格に準じた構成を採用することで、低消費電力化を図ることができ、土中においても安定したデータ通信を可能とすることができる。
バッテリ126は、データロガー124に電力を供給する。バッテリ126は、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池などの二次電池で構成される。
アンテナ127は、送受信回路1244から出力された電気信号を空間へ放射し(電波を送信し)、また、空間を流れる電流を導線へ誘導する(電波を受信する)機能を有する。応力測定装置100Aに設けられるアンテナ127の詳細は後述される。
図1(A)は、また、応力測定装置100Aと通信を行う端末装置300の構成を示す。端末装置300は、アンテナ302、通信回路304、プロセッサ(CPU)306、メモリ308、モニタ310を含む。アンテナ302及び通信回路304は、データロガー124と通信を行うために用いられる。プロセッサ306は、メモリ308に格納されているコンピュータプログラムを実行し、データロガー124からの測定データの読み出し、読み出した測定データのメモリ308への格納、及び測定データを視覚的情報としてモニタ310へ表示する動作を行う。また、端末装置300には、図示されない入力部(キーボード、ポインティングデバイス(マウス))が備えられていてもよい。この入力部は、モニタ310に付加されたタッチパネルによって実現されてもよい。
このような端末装置300は、タブレット端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどの電子機器によって実現される。
図1(B)は、応力測定装置100Bの構成を示す。応力測定装置100Bは、図1(A)に示す応力測定装置100Aと対比すると、センサ部1001の構成が異なり、制御部1002の構成は同じである。
応力測定装置100Bは、センサ部1001に第1センサ106及び第2センサ108を有する。第1センサ106は測定孔の周方向の変位を測定し、第2センサ108は測定孔の軸方向の変位を測定する機能を有する。第1センサ106及び第2センサ108は、例えば、測定孔の内壁に接する触針と、触針を支える弾性板と、弾性板に取り付けられた歪みゲージで構成されてもよい。
応力測定装置100Bの制御部1002は、図1(A)に示す応力測定装置100Aと同じ構成を有する。したがって、応力測定装置100Bは、測定孔の軸方向及び周方向の歪みを測定できることの他は、応力測定装置100Aと同様の機能を有する。
図1(A)に示す応力測定装置100A、図1(B)に示す応力測定装置100Bによれば、センサ部1001の機能によって測定孔の周方向及び/又は軸方向の変位を測定し、その測定データをデータロガー124で収集し、その測定データを、応力測定装置100A、100Bが測定孔の中に挿入されたままの状態で、及び測定孔から取り出された状態で、無線通信により読み出すことができる。
図2(A)~(C)は、応力測定装置100Aにおけるアンテナの構成を示す。応力測定装置100Aは、センサ部1001に第1筐体102が設けられ、制御部1002に第2筐体104が設けられる。センサ105は第1筐体102に設けられ、データロガー124及びアンテナ127は第2筐体104に設けられる。
図2(A)は、アンテナ127が第2筐体104の内部に設けられる構成を示す。第2筐体104は機器を内部に収納できる中空構造を有する。第2筐体104の内側にアンテナ127を設けることで、アンテナ127の破損を防止することができる。
図2(B)は、アンテナ127が第2筐体104の外部に設けられる構成を示す。アンテナ127は、例えば、第2筐体104の外周に沿って、又は第2筐体104の外周を囲むように設けられる。第2筐体104の外側にアンテナ127を設けることで、電波の感度を高めることができる。
図2(C)は、アンテナ127が第2筐体104の外部に設けられ、さらにアンテナ127が設置された部分から外側に延びる中空ロッド128が設けられた構成を示す。中空ロッド128は、例えば、金属管で形成される。アンテナ127は、中空ロッド128の中空部分に突き出るように設けられる。アンテナ127から放射される電波は、中空ロッド128の中空部分(金属管の管内)を伝搬する。中空ロッド128の長さに限定はないが、例えば、測定孔の入口に達する長さを有していてもよい。中空ロッド128を設けることにより、アンテナ127から放射された電波の減衰を抑制することができる。
図2(A)~(C)は、図1(A)に示す応力測定装置100Aにおけるアンテナ127の構成を示すが、図1(B)に示す応力測定装置100Bに対しても同様の構成を採用することができる。
図3(A)は、応力測定装置100Aが使用される態様を示す。応力測定装置100Aは、地山(岩盤)の初期応力の測定に用いられる。地山(岩盤)の初期応力の測定としてオーバーコアリング法(応力解放法)の一例である孔径変化法や円錐孔底ひずみ法などが知られている。このうち図3(A)は応力解放法により初期応力を測定する態様を模式的に示す。
図3(A)は、地山(岩盤)200に形成された測定孔202に応力測定装置100Aが挿入された状態を示す。測定孔202はボーリングにより形成される細長い孔である。測定孔202の中で応力測定装置100Aはセンサ105の触針が内壁面に接触し、筐体の部分が内壁面へ直接的に接触しないように配置される。応力測定装置100Aが配置された測定孔202の周囲の地山(岩盤)203を、地山(岩盤)200から切り離すためにオーバーコアリングを行って外周孔204が形成される。これにより、測定孔202の周囲の地山(岩盤)203は、地山(岩盤)200から切り離されて応力が解放される。応力測定装置100Aは、地山(岩盤)203の応力解放に伴う変形を測定する。測定した地山(岩盤)203の変形量を用いて地山(岩盤)200の応力を所定の関係式を用いて評価することができる。このような地山(岩盤)の初期応力の評価方法は、例えば、特開2022-001853号公報に開示されている。
図3(A)に模式的に示されるように、測定孔202に挿入された応力測定装置100Aのセンサ105によって得られた測定データは、データロガー124によって収集される。データロガー124で収集された測定データは、送受信回路1244によって測定孔202の中から外部に無線によって出力される。アンテナ127から放射される電波は測定孔202の内部を伝って伝搬する。地山(岩盤)200は電波を反射するので、アンテナ127から放射された電波は測定孔202を通って外部に伝搬する。地山(岩盤)200は電波を100%反射するわけではないので、測定孔202内の電波は減衰を伴って伝搬する。
応力測定装置100Aは、図示されない端末装置300と通信を行い、センサ105による測定データを送信する。応力測定装置100Aは、地山(岩盤)200に囲まれた測定孔202の中に配置されているので、端末装置300との通信環境は必ずしも良好とは言えない。しかし、送受信回路1244としてLPWAを用いることで、測定孔202内で電波がある程度減衰するとしても、データ通信を可能とすることができる。
また、図3(A)には図示されないが、応力測定装置100Aと端末装置300との間に中継器が配置されてもよい。
図3(B)は、応力測定装置100Aに中空ロッド128が設けられた例を示す。図3(B)に示す構成によれば、アンテナ127から放射された電波は中空ロッド128の中を伝搬するので、測定孔202の中に深く応力測定装置100Aが挿入された状態であっても、測定孔202の外部に配置される端末装置300と良好に通信を行うことができる。
なお、図3(A)及び(B)は、応力測定装置100Aの構成を示すが、応力測定装置100Bについても同様である。応力測定装置100Aは、測定孔202の軸方向又は周方向の変形を測定するが、応力測定装置100Bは、測定孔202の軸方向及び周方向の両方の変形を同時に測定することができる。
図4(A)は、応力測定装置100A、100Bに用いられるアンテナ127として平面アンテナが用いられ、筒状の第2筐体104の内部に配置された例を示す。平面アンテナは、例えば、絶縁性のフィルム1271の表面に導体でアンテナパターン1272が形成された構成を示す。図4(A)は、アンテナパターン1272によってダイポールアンテナが形成される例を示すが、アンテナパターン1272は図示される構成に限定されずさまざまなパターンを用いることができる。また、アンテナ127はダイポールアンテナに限定されず、モノポールアンテナ、パッチアンテナで構成されてもよい。
図4(A)に示すアンテナ127は、第2筐体104の内側に配置される。第2筐体104が金属で形成されている場合、電波が遮蔽されてしまうという問題がある。これに対して、図4(B)に示すように、第2筐体104の一部に電波透過部1044が設けられた例を示す。電波透過部1044は、通信に用いる電波の周波数に対して透明な材料(電波を透過する材料)で形成される。例えば、電波透過部1044は、各種のプラスチック、セラミックス(イオン結合性セラミックス)を用いることで、筐体としての強度を保ちつつ、電波に対して透明な構造を形成することができる。
電波透過部1044は、第2筐体104の長手方向の一部分に設けられていればよい。例えば、電波透過部1044は、第2筐体104の一部分を構成し、その一部分において第2筐体104の全周に亘って設けられていてもよい。
図4(B)に示すように、電波透過部1044は、アンテナ127が設けられた第2筐体104の本体1042の両側を挟むように、両側に設けられていてもよい。また、図示されないが、電波透過部1044は、第2筐体104の一部に窓を形成するように部分的に設けられていてもよい。図4(B)に示すような構成によれば、アンテナ127を金属で形成される第2筐体104の内部に配置した場合でも、筐体としての強度を維持しつつ、電波を送信し受信することができる。なお、筐体としての強度を維持できるものであれば、第2筐体104の全体が電波に対して透明なプラスチック、セラミックスなどの素材で形成されもよい。
図4(C)は、アンテナ127として、スパイラルアンテナが第2筐体104の内部に設けられた例を示す。第2筐体104が筒形である場合、スパイラルアンテナを第2筐体104の内壁に沿って設けることができる。アンテナ127としてスパイラルアンテナを用いる場合でも、図4(B)に示す電波透過部1044が第2筐体104に設けられてもよい。
図4(D)は、アンテナ127としてのスパイラルアンテナが、第2筐体104の外側に設けられた例を示す。第2筐体104が筒形である場合、スパイラルアンテナを第2筐体104の外周に沿って設けることができる。第2筐体104が金属製である場合、スパイラルアンテナを形成する導線の鏡面は絶縁フィルムで被覆されていることが好ましい。また、スパイラルアンテナが裸導線で形成される場合には、第2筐体104の表面に絶縁部材140が巻かれていてもよい。さらにスパイラルアンテナを覆うように絶縁性の材料で形成されたカバー材142が設けられていてもよい。アンテナ127を第2筐体104の外側に設ける場合でも、カバー材142を設けることで、摩擦などによる外傷を防ぐことができる。
図4(A)~(D)は、アンテナ127の配置及び適用されるアンテナ127の一例を示すが、応力測定装置100A、100Bに用いられるアンテナ127は図示される例に限定されず、モノポールアンテナ、パッチアンテナなどのさまざまな種類のアンテナを適用することができる。
図5は、応力測定装置100Bの具体的な構成の一例を示す。本実施形態に係る応力測定装置100Bは、オーバーコアリング法(応力解放法)による初期応力の評価に用いることができ、ボーリングで形成された測定孔において応力解放に伴う周方向及び軸方向の変位量を測定することができる。
応力測定装置100Bは、センサ部1001と制御部1002とを有する。センサ部1001には、測定孔の周方向の変位量を測定する第1センサ部10011と測定孔の軸方向の変位量を測定する第2センサ部10012とを含む。第1センサ部10011には周方向の変位量を測定する第1センサ106が設けられ、第2センサ部10012には軸方向の変位量を測定する第2センサ108が設けられる。制御部1002には、データロガー124、バッテリ126、アンテナ127が設けられる。
応力測定装置100Bは筒形状の外観形状を有し、測定孔の周方向及び軸方向はそれぞれ、応力測定装置100Bの軸径及び軸長方向に略一致するため、応力測定装置100Bの軸径方向の変位量は測定孔の周方向の変位量に相当し、応力測定装置100Bの軸長方向の変位量は測定孔の軸方向の変位量に相当する。また、本明細書において、ロッド1023の材軸方向を「軸長方向」とも呼び、材軸方向に直交する方向を「軸径方向」とも呼ぶ。
図5に示すように、応力測定装置100Bは、第1筐体102と第2筐体104とから構成される。第1筐体102及び第2筐体104は測定孔に挿入可能なように縦長であり、長手方向に直列に配置される。第1筐体102及び第2筐体104は、測定孔の中で位置を安定化させるために円筒状の形状を有していることが好ましい。第1筐体102及び第2筐体104は個別の筐体であり、自在継手122によって連結されている。第1筐体102には第1センサ部10011及び第2センサ部10012が設けられ、第2筐体104にはデータロガー124、バッテリ126が収納され、アンテナ127が設けられている。
応力測定装置100Bは、測定孔に対し、図5に示すX1方向に挿入され、X2方向に抜き出される。すなわち、応力測定装置100Bは、第2筐体104を先頭にして測定孔に挿入され、それに続いて第1筐体102が挿入される。応力測定装置100Bを測定孔に挿入するために図示されない挿入棒が用いられる。第2筐体104にはデータロガー124、バッテリ126、アンテナ127が内蔵されていて重心がしっかりしているので、応力測定装置100Bを測定孔に挿入するときにブレないようにすることができる。
第1筐体102は、ロッド1023と、ロッド1023の第1端部L1の側に設けられた第1支持部材1021と、第2端部R1の側に設けられた第2支持部材1022とを含む。ロッド1023の一例は、材軸方向に直線状に延びる筒状又は棒状の部材である。
第1支持部材1021には第1センサ106が取り付けられ、第2支持部材1022には第2センサ108が取り付けられる。第1センサ106は、第1弾性板114に第1歪みゲージ110及び接触ローラ118が取り付けられた構造を有する。第2センサ108は、第2弾性板116に第2歪みゲージ112が取り付けられ、一端に接触ピン120が連結された構造を有する。接触ローラ118及び接触ピン120は、第1筐体102の外側に突き出ており、応力測定装置100Bが測定孔に挿入され、変位を測定するときには、測定孔の内壁面に接触するように設けられている。
第1センサ106及び第2センサ108は、形状が異なるものの共通する部材が用いられる。第1弾性板114及び第2弾性板116は、例えば、板ばねが使用される。板ばねは、炭素鋼、ステンレス鋼、ニッケル鋼、又はチタン合金のような金属を材質としていてもよいし、ゴム、プラスチック、又はセラミックのような非金属を材質としていてもよい。なお、第1弾性板114は、歪みゲージを取り付けるために板状の部材を用いることが好ましいが、歪みゲージとしてワイヤ状のもの(ワイヤストレインゲージ)を用いる場合にはピアノ線のような弾性を有する線材が用いられてもよい。
第1歪みゲージ110及び第2歪みゲージ112は、例えば、薄い絶縁体上にジグザグ形状にレイアウトされた金属の抵抗体が形成された金属歪みゲージが用いられる。
第2筐体104は、データロガー124、バッテリ126などが収納され、アンテナ127が設けられる。図5は、第2筐体104の内部にアンテナ127が設けられる例を示す。第2筐体104はデータロガー124、バッテリ126が収納される本体1042と、アンテナ127が設けられ電波を通す材料で形成される電波透過部1044とで構成される。
データロガー124は、図示されない配線によって第1歪みゲージ110及び第2歪みゲージ112と接続される。また、データロガー124は、無線によって第1歪みゲージ110及び第2歪みゲージ112と接続されていてもよい。データロガー124は、バッテリ126から電力が供給されることにより有線又は無線による遠隔操作を必要とせずにデータの収集をすることができる。すなわち、応力測定装置100は測定孔の中で単独で自立的に動作することができる。データロガー124は送受信回路1244を有する。送受信回路1244はアンテナ127と接続され、測定データを無線で送信することができる。
第2筐体104には触接ピン130が設けられる。触接ピン130は、第2筐体104の第2端部R2の側(第1筐体102と連結される側)に設けられた第1触接ピン1301と、第2端部R2とは反対側の第1端部L2に設けられた第2触接ピン1302とが含まれてもよい。第1触接ピン1301及び第2触接ピン1302は、第2筐体104の外周に沿って複数箇所に設けられることが好ましい。第1触接ピン1301及び第2触接ピン1302は、第2筐体104から突き出るように設けられる。第1触接ピン1301及び第2触接ピン1302は弾性を有し、第2筐体104から突き出る高さは適宜調整することができる。第2筐体104には、弾性を有する触接ピン130(第1触接ピン1301、第2触接ピン1302)が設けられることで、胴体部分が測定孔の内壁面に直接的に接触しないようにされている。第2筐体104を測定孔内に設置したとき、触接ピン130(第1触接ピン1301、第2触接ピン1302)を内壁面の2か所で接触させることが可能であり、確実に応力測定装置100を固定させることができる。
応力測定装置100Bは、第1筐体102の側から押し込む器具を使って測定孔に挿入される。第1筐体102と第2筐体104とが自在継手122で連結され、第2筐体104においては弾性を有する触接ピン130(第1触接ピン1301、第2触接ピン1302)が設けられることで、応力測定装置100を測定孔に挿入する際に生じる測定孔の周方向に発生するぶれを吸収し、応力測定装置100Bの直進性を高めることができる。
オーバーコアリング法では応力測定装置100Bが測定孔に挿入された後に、測定孔の外周をボーリング削孔される。応力測定装置100Bは、ボーリング削孔に伴う測定孔の周方向の変形を第1センサ106で検出し、軸方向の変形を第2センサ108で検出する。応力測定装置100Bにはデータロガー124に接続されるデータ読み出し用のケーブルが設けられていないため、ボーリング作業に伴うケーブルの断線、切削水の影響による漏電といった影響を受けないようにすることができる。そして、第1センサ106は接触ローラ118が内壁面に接しているため測定孔202の軸方向の変形を受け流し周方向の変形を精度よく測定することができる。
図5に示す応力測定装置100Bによれば、第2筐体104に送受信回路1244とアンテナ127が設けられることにより、第1センサ106及び第2センサ108で測定された測定データを、その場(測定孔の内部)から外部(測定孔の外部)に無線で送信することができる。それにより、オーバーコアリング法(応力解放法)により岩盤(地山)の初期応力を評価するときに、即時に測定データをデータ計算用の端末装置で取得することができる。
図6は、応力測定装置100Aの具体的な構成の一例を示す。本実施形態に係る応力測定装置100Aは、円錐孔底ひずみ法による初期応力の評価に用いることができる。
図6に示す応力測定装置100Aは、センサ部1001と制御部1002を有する。センサ部1001は、先端が錐形に成形されたストレインセル103で構成される。ストレインセル103の先端部分にはセンサ105が設けられる。センサ105として、2軸または3軸の変位を測定可能な歪みセンサ(ひずみゲージ)が用いられる。二軸歪みセンサは、ストレインセルの外周に沿って複数個設けられる。
制御部1002は、図5に示す応力測定装置100Bと同じ構成を有する。データロガー124は図示されない配線により二軸歪みセンサと接続される。データロガー124で収集された測定データは、送受信回路1244及びアンテナ127により外部の端末装置に送信される。
図6に示す応力測定装置100Aは、測定孔に対し、X1方向に挿入され、測定孔204に固着される。すなわち、ストレインセル103が測定孔の底面に固着された状態で、センサ105により地盤の歪みが測定される。
図6に示す応力測定装置100Aによっても、第2筐体104に送受信回路1244とアンテナ127が設けられることにより、ストレインセル103に設けられたセンサ105で測定された測定データを、その場(測定孔の内部)から外部(測定孔の外部)に無線で送信することができる。それにより、オーバーコアリング法(応力解放法)により岩盤(地山)の初期応力を評価するときに、即時に測定データをデータ計算用の端末装置で取得することができる。
以上、説明したように、本発明の一実施形態に係る応力測定装置100A、100Bによれば、測定孔の変位を測定しながら、その測定データを無線で読み出すことができるで、現場に居ながら測定データを確認することができ、地山(岩盤)の初期応力を評価することができる。応力測定装置100A、100Bにはデータ読み出し用のケーブルが設けられていないため、ボーリング作業に伴うケーブルの断線、切削水の影響による漏電といった影響を受けないようにすることができる。
なお、本実施形態は地山の初期応力を測定する場合に基づいて説明したが、応力測定装置100A、100Bは、既設のトンネル、地下空洞の背面地山、既設コンクリート構造物に対する応力測定に適用することもできる。
100A:応力測定装置、100B:応力測定装置、1001:センサ部、1002:制御部、10011:第1センサ部、10012:第2センサ部、102:第1筐体、1021:第1支持部材、1022:第2支持部材、1023:ロッド、103:ストレインセル、104:第2筐体、1042:本体、1044:電波透過部、105:センサ、106:第1センサ、108:第2センサ、110:第1歪みゲージ、112:第2歪みゲージ、114:第1弾性板、116:第2弾性板、1161:湾曲部、118:接触ローラ、120:接触ピン、122:自在継手、124:データロガー、1241:A/Dコンバータ、1242:プロセッサ、1243:メモリ、1244:送受信回路、126:バッテリ、127:アンテナ、1271:フィルム、1272:アンテナパターン、128:中空ロッド、130:触接ピン、1301:第1触接ピン、1302:第2触接ピン、132:センサ支持部材、1321:スリット、1322:固定具、134:継手、136:弾性体、138:ストッパ、140:絶縁部材、142:カバー材、200:地山(岩盤)、202:測定孔、203:地山(岩盤)、204:外周孔、300:端末装置、302:アンテナ、304:通信回路、306:プロセッサ、308:メモリ、310:モニタ

Claims (10)

  1. 地山に設けられた測定孔の変位を測定するセンサと、
    前記センサの検出データを格納するデータロガーと、
    前記データロガーを収納する筐体と、
    前記筐体の内側又は外側に設けられたアンテナと、を含み、
    前記データロガーは送受信回路を有し、前記アンテナが前記送受信回路と接続されていることを特徴とする応力測定装置。
  2. 前記筐体が、金属で形成された本体と、電波を透過可能な材料で形成された電波透過部とを含み、前記アンテナが前記筐体の内側に設けられている、請求項1に記載の応力測定装置。
  3. 前記アンテナが、前記筐体の外側に設けられている、請求項1に記載の応力測定装置。
  4. 前記アンテナを囲む中空ロッドを有し、前記中空ロッドが前記筐体の軸長方向に沿って外側に延びる、請求項1に記載の応力測定装置。
  5. 前記センサが、前記測定孔の軸方向及び周方向の少なくとも一方の変位を検出する歪みセンサである、請求項1に記載の応力測定装置。
  6. 前記センサが、前記測定孔の軸方向の変位を検出する第1歪みセンサと、前記測定孔の周方向の変位を検出する第2歪みセンサと、で構成される、請求項1に記載の応力測定装置。
  7. ロッドを含む第1筐体と、
    前記第1筐体の第1端部の側に配置される第1センサと、
    前記第1筐体の前記第1端部とは反対側の第2端部の側に配置される第2センサと、
    前記第1筐体の前記第1端部の側に連結される第2筐体と、を含み、
    前記第1センサは、
    前記ロッドの軸長方向に延伸し一端が前記第1筐体に固定され他端が自由端とされた第1弾性板と、
    前記第1弾性板に取り付けられた第1歪みゲージと、
    前記第1弾性板の自由端に取り付けられた接触ローラと、を含み、
    前記第2センサは、
    前記ロッドの軸長方向に延伸し一端が前記第1筐体に固定された第2弾性板と、
    前記第2弾性板に取り付けられた第2歪みゲージと、
    前記第2弾性板の他端の側に取り付けられた接触ピンと、を含み、
    前記接触ローラ及び前記接触ピンが、前記第1弾性板及び前記第2弾性板の前記第1端部の側に対し前記第2端部の側に配置され、
    前記第2筐体に、前記第1歪みゲージ及び前記第2歪みゲージの測定値を記録するデータロガーと、アンテナと、が設けられ、
    前記データロガーは送受信回路を有し、前記アンテナが前記送受信回路と接続されていることを特徴とする応力測定装置。
  8. 前記第2筐体が、金属で形成された本体と、電波を透過可能な材料で形成された電波透過部とを含み、前記アンテナが前記筐体の内側に設けられている、請求項7に記載の応力測定装置。
  9. 前記第2筐体が、金属で形成された本体と、絶縁材料で形成された電波透過部とを含み、前記アンテナが前記第2筐体の内側に設けられている、請求項7に記載の応力測定装置。
  10. 前記アンテナが、前記第2筐体の外側に設けられている、請求項7に記載の応力測定装置。
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