JP2023135478A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザのニーズに適した車両を提案する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、ユーザが所有する第1の車両に関する車両データを記憶する記憶装置を有する情報処理装置は、ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことを検出すると、閲覧した車両データに基づいて、ユーザに対して第2の車両を提案する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
特許文献1は、車両を修理する場合に、新車購入費用の見積もり、及び、修理車両の中古車下取価格の見積もりを提示することが開示されている。
特開2016-148889号公報
しかしながら、特許文献1では、購入に関するユーザへの提案は行われておらず、そのため、ユーザのニーズに適した車両を提案することが難しいという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザのニーズに適した車両を提案するための技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の一態様による情報処理装置は、
ユーザが所有する第1の車両に関する車両データを記憶する記憶手段と、
前記ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことを検出する検出手段と、
前記ユーザが前記所定のウェブサイトを閲覧した際に、前記車両データに基づいて前記ユーザに対して第2の車両を提案する提案手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザのニーズに適した車両を提案することが可能となる。
一実施形態に係る情報処理システムの構成例を説明するための図である。 一実施形態に係る情報処理システムを構成する各装置の構成例を説明するためのブロック図である。 一実施形態に係る情報処理装置が実施する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報処理装置が実施する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報処理装置が実施する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る下取価格、フラグ、所有期間に応じた提案内容を示す図である。 一実施形態に係る下取価格に応じた提案内容を示す図である。 一実施形態に係る車種、グレード、車名の一例を示す図である。 一実施形態に係る車種、グレード、車名の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。尚、各図は実施形態を説明するための模式図に過ぎず、例えば図中の各要素の寸法は必ずしも現実のものを反映するものではない。また、図中において同一の要素には同一の参照番号を付しており、本明細書において重複する内容については説明を省略する。
<構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するための図である。情報処理システムは、情報処理装置10と、通信装置30とを含み、情報処理装置10と通信装置30とがネットワーク20を介して通信可能に構成されている。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置10及び通信装置30の構成例を示す図である。情報処理装置10は、所定のウェブサイト(例えば車両の下取りサイト)を提供するサーバ装置として機能し、ユーザに適した車両の購入提案等を行う。情報処理装置10は、CPU101と、記憶装置102と、通信部103とを備えている。CPU101は、記憶装置102に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、実施形態に係る処理を実行する。記憶装置102は、各種情報を記憶する。
記憶装置102は、CPU101が読み出して実行するためのプログラムを記憶すると共に、通信部103を介して通信装置30から取得した情報を記憶することができる。記憶装置102は、例えば、情報処理装置10が通信装置30から受信したユーザ情報やユーザが所有する車両に関する情報等を記憶する。また、各ディーラーが保持する顧客情報を集約して保存することができる。
通信部103は、各種情報を有線又は無線で送受信する。ネットワーク20は、例えばインターネット及び/又はローカルエリアネットワーク(LAN)である。
通信装置30は、例えばスマートフォンなどの、ユーザが所持する携帯情報端末である。或いは、通信装置30は、パーソナルコンピュータであってもよい。通信装置30は、CPU301と、記憶装置302と、通信部303と、表示部304と、操作入力部305とを備えている。CPU301は、記憶装置302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、通信装置30の動作を制御する。記憶装置302は、CPU301が読み出して実行するためのプログラムを記憶すると共に、操作入力部305を介して通信装置30に入力された各種情報を記憶する。通信部303は、ネットワーク20を介して情報処理装置10と通信し、各種情報を有線又は無線で送受信することができる。
表示部304は、液晶ディスプレイ等であり、情報処理装置10から受信した情報を表示したり、各種の画面を表示したりする。操作入力部305は、物理ボタン、タッチ入力部、或いはマウスやキーボード等であり、ユーザは操作入力部305を操作して各種情報を入力することができる。表示部304がタッチパネルである場合には、表示部304が操作入力部305の機能を兼ねてもよい。
ユーザが通信装置30を用いて情報処理装置10が提供する所定のウェブサイトを閲覧した場合に、情報処理装置10はユーザに適した車両の購入提案を行う。提案の方法としては、提案情報をユーザの通信装置30に送信し、通信装置30の表示部304に提案情報を示すポップアップ画面を表示してもよい。或いは、ウェブサイトを閲覧したユーザのメールアドレスがユーザ情報として既知である場合、情報処理装置10はそのメールアドレス宛に提案情報を送信する方法で提案を行ってもよい。
<処理>
図3は、本実施形態に係る情報処理装置10が実施する処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、情報処理装置10のCPU101が記憶装置102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実施される。
ステップS301において、CPU101は、ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したか否かを判定する。ここで、所定のウェブサイトは、情報処理装置10が提供するウェブサイトであり、例えば車両の下取りサイトである。ユーザは自身が所有する第1の車両を売却して新たに車両を購入したいような場合に、下取りサイトを閲覧することが多い。ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことが検出された場合、ステップS302へ進む。一方、ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことが検出されていない場合、待機する。
ステップS302において、CPU101は、ユーザから、第1の車両の下取推定価格の提示要求を受信したか否かを判定する。例えば、所定のウェブサイトを介して、ユーザが自身が所有する第1の車両に関する情報(例えば、車種、年式、走行距離、修復歴の有無、事故の有無、傷の有無等)、及び/又は、ユーザ情報(例えば氏名、メールアドレス、電話番号等)を入力して第1の車両の下取推定価格の提示要求を行った場合に、第1の車両の下取推定価格の提示要求を受信したと判定することができる。下取推定価格の提示要求を受信した場合、ステップS303へ進む。一方、下取推定価格の提示要求を受信していない場合、待機する。なお、所定時間待機しても下取推定価格の提示要求が受信されない場合、処理を終了してもよい。
ステップS303において、CPU101は、ユーザ情報及び/又はユーザが所有する第1の車両の情報を取得する。記憶装置102には、ユーザが第1の車両を購入した時の情報がユーザごとに予め保持されている。ステップS302でユーザ情報だけが入力された場合には、入力されたユーザ情報に対して、そのユーザが購入した第1の車両の情報が関連付けられて記憶されているのであれば、入力されたユーザ情報から第1の車両の情報を読み出すことができる。或いは、ステップS302で第1の車両の情報だけが入力された場合、ユーザ情報は取得されないため、第1の車両の情報に基づいて処理を行う。
ステップS304において、CPU101は、ユーザ情報及び/又はユーザが所有する第1の車両の情報に基づいて、ユーザに対して第2の車両を提案する。当該提案は例えばユーザが所有権を有する保有形態の購入提案、又は、所有権を有さない保有形態(サブスクリプション)の提案である。本ステップの詳細は図4を参照して後述する。以上で図3の一連の処理が終了する。
<S304の詳細処理>
続いて、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るステップS304の提案処理の詳細について説明する。
ステップS401において、CPU101は、第1の車両の情報(例えば、車種、年式、走行距離、車検の年月日、修復歴の有無、事故の有無、傷の有無等)に基づいて、当該第1の車両の下取価格を推定する。
ステップS402において、CPU101は、ユーザの年齢が所定範囲に属するか否かを判定する。ここで、所定範囲とは、例えば18歳~25歳、或いは50歳以上の範囲とすることができる。これらの年齢範囲の場合、収入が不安定であったり、家族構成に変化(例えば子供が自立して家を出て行った等)が起こりやすい年齢であったりする。ユーザの年齢が所定範囲(例えば18歳~25歳、或いは50歳以上の範囲)に属する場合、ステップS403へ進む。一方、ユーザの年齢が所定範囲(例えば18歳~25歳、或いは50歳以上の範囲)に属さない場合、ステップS404へ進む。なお、ステップS402の処理は、ユーザ情報が取得されていない場合にはスキップし、その場合はステップS404へ進む。
ステップS403において、CPU101は、推定された下取価格に基づいて所有権を有さない保有形態で第2の車両を提案する。本処理の詳細は図5を参照して後述する。
ステップS404において、CPU101は、第1の車両の情報に基づいて、第1の車両が中古車で購入されたか否かを判定する。すなわち、第1の車両の購入時の車両ステータスが新車又は中古車であるかを判定する。本ステップがYesである場合、S405へ進む。一方、本ステップがNoである場合、ステップS406へ進む。
ステップS405において、CPU101は、第1の車両に対して「フラグ=1」とし、中古車フラグを立てる。ステップS406において、CPU101は、第1の車両に対して「フラグ=0」とし、中古車フラグを立てない(新車フラグを立てる)。
ステップS407において、CPU101は、推定された下取価格が第1の価格帯(高)、第2の価格帯(普通)、又は第3の価格帯(安(事故、傷))の何れであるかを判定する。例えば、第1の車両の車種の下取価格の統計データから最低価格と最高価格との間で3等分することで3つの価格帯を設定し、第1の車両の下取価格がどの価格帯に含まれるかを判定する。この価格帯は車種ごとに異なる値となりうる。例えば、高級セダンの第3の価格帯(安(事故、傷))は、小型車の第1の価格帯(高)よりも高い価格帯となりうる。推定された下取価格が第1の価格帯(高)である場合、ステップS408へ進む。推定された下取価格が第2の価格帯(普通)である場合、ステップS411へ進む。推定された下取価格が第3の価格帯(安(事故、傷))である場合、ステップS414へ進む。
ステップS408において、CPU101は、フラグ判定を行う。フラグ=1である場合、ステップS409へ進む。一方、フラグ=0である場合、ステップS410へ進む。
ステップS409において、CPU101は、図6の602に示すように、第1の車両と同一車種であり、第1の車両よりもハイグレード(例えば第1の車両の車種がセダンタイプの「アコード」であれば同じセダンタイプでよりハイグレードである「レジェンド」))の中古車を提案する。
ステップS410において、CPU101は、図6の601に示すように、第1の車両と同一車種であり、第1の車両よりもハイグレード(例えば第1の車両の車種がセダンタイプの「アコード」であれば同じセダンタイプでよりハイグレードである「レジェンド」))の新車を提案する。
このように、第1の車両の購入時の車両ステータスが新車又は中古車であるかに基づいて第2の車両の車両ステータスを選択して提案を行う。
ステップS411において、CPU101は、フラグ判定を行う。フラグ=1である場合、ステップS412へ進む。一方、フラグ=0である場合、ステップS413へ進む。
ステップS412において、CPU101は、図6の604に示すように、第1の車両と同一車種であり、第1の車両と同一グレード(例えば第1の車両の車種がセダンタイプの「アコード」であれば同じセダンタイプの「アコード」))の中古車を提案する。
ステップS413において、CPU101は、図6の603に示すように、第1の車両と同一車種であり、第1の車両と同一グレード(例えば第1の車両の車種がセダンタイプの「アコード」であれば同じセダンタイプの「アコード」))の新車を提案する。
このように、第1の車両の購入時の車両ステータスが新車又は中古車であるかに基づいて第2の車両の車両ステータスを選択して提案を行う。
ステップS414において、CPU101は、ユーザによる第1の車両の所有期間が閾値(例えば5年)以下であるか否かを判定する。所有期間が閾値以下である場合、ステップS415へ進む。一方、所有期間が閾値超である場合、ステップS416へ進む。
ステップS415において、CPU101は、図6の605に示すように、フラグの値に関わらず、第1の車両と同一車種であり、よりダウングレード(例えば第1の車両の車種がセダンタイプの「アコード」であれば同じセダンタイプである「インサイト」))の新車を提案する。
ステップS416において、CPU101は、図6の605に示すように、フラグの値に関わらず、第1の車両と同一車種であり、よりダウングレード(例えば第1の車両の車種がセダンタイプの「アコード」であれば同じセダンタイプである「インサイト」))の中古車を提案する。以上で図4の一連の処理が終了する。
<S403の詳細処理>
次に、図5のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るステップS403の提案処理の詳細について説明する。本処理は、ユーザの年齢が所定範囲(例えば18歳~25歳、或いは50歳以上の範囲)に属する場合の処理であり、所有権を有さない保有形態で提案を行う処理である。
ステップS501において、CPU101は、推定された下取価格が第1の価格帯(高)、第2の価格帯(普通)、又は第3の価格帯(安(事故、傷))の何れであるかを判定する。本ステップの処理は、ステップS407と同様である。推定された下取価格が第1の価格帯(高)である場合、ステップS502へ進む。推定された下取価格が第2の価格帯(普通)である場合、ステップS503へ進む。推定された下取価格が第3の価格帯(安(事故、傷))である場合、ステップS504へ進む。
ステップS502において、CPU101は、図7の701に示すように、第1の車両よりも大きい車種の車両を提案する。例えば図8の803~806に示すように、第1の車両が小型車である場合、それよりも大きい普通車を提案する。同様に、図8の801~804に示すように、第1の車両が普通車である場合、それよりも大きいセダンを提案する。或いは、ステップS502において、CPU101は、第1の車両と同一車種で第1の車両よりもハイグレードの車両を提案する。例えば、図8の804及び803に示すように、第1の車両が普通車の「FIT」である場合、同じ普通車でありハイグレードである「ベゼル」を提案する。同様に、図8の802及び801に示すように、第1の車両がセダンの「アコード」である場合、同じセダンでありハイグレードである「レジェンド」を提案する。
ステップS503において、CPU101は、図7の702に示すように、第1の車両と同一車種であり、第1の車両と同一グレードの車両を提案する。例えば、図8の802に示すように、第1の車両がセダンの「アコード」である場合、同じ普通車であり同一グレードである「アコード」を提案する。なお、同一車種であり同一グレードの車両は、複数種類存在していてもよく、必ずしも第1の車両と同じ車名の車両を提案しなくてもよい。例えばアコードの他にミドルグレードのセダンがあれば、それを提案してもよい。複数の全てを提案してもよい。
ステップS504において、CPU101は、第1車両の車種がファミリーカーであるか否かを判定する。本ステップがYesである場合、ステップS505へ進む。一方、本ステップがNoである場合、ステップS506へ進む。
ステップS505において、CPU101は、図7の703に示すように、第1の車両と同一車種であり、第1の車両よりもダウングレードの車両を提案する。例えば、図9の901及び902に示すように、第1の車両が、その車種がファミリーカーである「オデッセイ」である場合、同じファミリーカーでありダウングレードの「フリード」を提案する。ファミリーカーを所有するユーザは、次もファミリーカーを希望する傾向があることから、よりユーザのニーズに合致した提案を行うことができる。
ステップS506において、CPU101は、図7の703に示すように、第1の車両よりも小さい車種の車両を提案する。例えば、図8の804及び805に示すように、第1の車両が普通車の「ベゼル」である場合、それよりも小さい車種である小型車の「N-BOX」を提案する。或いは、ステップS506において、CPU101は、第1の車両と同一車種で第1の車両よりもダウングレードの車両を提案する。例えば、図8の805及び806に示すように、第1の車両が小型車の「N-BOX」である場合、第1の車両と同じ小型車でありダウングレードの「N-One」を提案する。以上で図5の一連の処理が終了する。
なお、図5のS502、S503、S504、S505における提案はすべて、ユーザが車両の所有権を有さない保有形態(例えば、好きな車を選んで毎月定額で利用できるサブスクリプションでの保有形態)で提案を行う。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザが所定のウェブサイト(例えば下取りサイト)を閲覧した際に、当該ユーザが所有する第1の車両の車両データに基づいて当該ユーザに対して第2の車両を提案する。これにより、ユーザの車両の買い替えニーズを認識し、ユーザに対して適切な提案を行うことが可能となる。従って、販売促進につながるといった効果を奏する。
特に、下取価格が高いか低いかに応じて、提案する車両の車種やグレードを変更して、よりユーザに適した車種やグレードとすることが可能となる。また、所定のウェブサイトを閲覧した際に、ユーザが自身が所有する第1の車両の情報だけを入力し、ユーザ情報を入力しなかった場合でも、第1の車両の情報に基づいて第2の車両の提案を行うことができる。
[変形例]
上記実施形態では、ユーザが通信装置30を用いて、情報処理装置10が提供する所定のウェブサイト(下取りサイト)を閲覧し、ユーザが所有する第1の車両の下取り推定価格の提示要求を送信し、情報処理装置10が提示要求を受信したことに応じて処理を行う例を説明した。
ただし、下取り推定価格の提示要求のための必要情報が常に入力されるとは限らない。例えば、ユーザが単に所定のウェブサイト(下取りサイト)を閲覧しただけで、下取り推定価格の提示要求のための必要情報が入力されない場合であっても、例えばユーザの通信装置30のアクセス情報から、当該ユーザのIPアドレスを取得し、データベースと照合することでユーザ及びそのユーザが所有する車両データを特定できる場合がありうる。そのような場合には、下取り推定価格の提示要求のための必要情報が入力されていなくても、特定したユーザ情報及びそのユーザが所有する車両データを用いて、図3のステップS303以降の処理を行って、第2の車両の提案を行ってもよい。
これにより、ユーザが所定のウェブサイト(下取りサイト)を閲覧したことを起点として、第1の車両の下取価格の推定のために必要な情報をユーザが入力しなくても、当該ユーザに適した第2の車両を提案することが可能となる。
また、上記実施形態では、ユーザが所有する第1の車両の下取推定価格を推定し、推定した下取推定価格に基づいて第2の車両を提案する例を説明したが、これに限定されない。ユーザが所有する第1の車両の下取推定価格の今後の変化をさらに推定してもよい。例えば、年式の情報や走行距離の情報から、あと半年後或いは1年後といった将来の特定の時期に下取推定価格が下落することが推定される場合、下落に関する情報(例えば、半年後にいくら下取価格が下がるかを示す情報)を提示するとともに、下落前の下取推定価格に基づいて第2の車両の提案を行ってもよい。これにより、早期の買い替えを促すことができるため、販売促進に繋がる。
また、下取推定価格の下落が推定される場合には、下落前の下取推定価格を提示するとともに、下落前の下取推定価格に応じた第2の車両(例えば第1の車両と同一グレードの車両)を提案し、あわせて、下落後の下取推定価格を提示するとともに、下落後の下取推定価格に応じた第2の車両(例えば第1の車両よりもダウングレードの車両)を提案してもよい。両方の情報をユーザに提示することで、いま購入するのが適当なのか、或いは少し時間を置いてから購入したほうがよいかの判断材料をユーザに提供することができる。ダウングレードしたくない場合は、下落前に下取りに出して第2の車両を購入してしまおうという判断が行われる可能性もあり、そのような場合には販売促進に繋がる。
また、上記実施形態では、ユーザの年齢が所定範囲内である場合に、ユーザが所有権を有しない保有形態(サブスクリプション)で第2の車両を提案する例を説明したが、これに限定されない。例えば、ユーザが第1の車両を使用する使用頻度の情報を取得できる場合、使用頻度が所定頻度以下である場合に、ユーザが所有権を有しない保有形態で第2の車両を提案するように構成してもよい。また、これらを組み合わせて実施してもよい。
上記実施形態では、条件に合致する場合にハイグレードの車両を提案する場合があるが、車種に応じてハイグレードの車両を提案しないように構成してもよい。例えば、S407で下取価格が「高」の場合にハイグレードの車両を提案している(S409、S410)が、車種がファミリーカーである場合には同一車種で同一グレードの車両を提案するようにしてもよい。ファミリーカーはグレードが高くなると車両の大きさも大きくなることが多いため、ファミリーカーの場合は同じような大きさの車両がユーザに適した車両である可能性があるためでさる。
また、上記実施形態では、所定のウェブサイト介してユーザがユーザ情報及び/又はユーザが所有する車両の情報をユーザが通信装置30を用いて入力することで、それらの情報を取得する例を説明した。一方、記憶装置102が、ディーラーから取得した顧客情報の中に、そのユーザの情報や車両情報が記憶されている場合には、所定のウェブサイトを介して車両の情報を事細かに入力しなくても、ユーザさえ特定できればそのユーザが所有する車両の情報を読み出すことで、下取価格を推定することが可能である。なお、ディーラーでは、ユーザが車両を購入した時の各種情報や、アンケートなどを介してユーザに入力してもらったユーザが所有する車両の情報等を保持しており、それを情報処理装置10に送信して集約し、情報処理装置10で情報を管理することができる。
<実施形態のまとめ>
第1の態様による情報処理装置(10)は、
ユーザが所有する第1の車両に関する車両データを記憶する記憶手段(102)と、
前記ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことを検出する検出手段(101)と、
前記ユーザが前記所定のウェブサイトを閲覧した際に、前記車両データに基づいて前記ユーザに対して第2の車両を提案する提案手段(101)と、
を備える。
これにより、ユーザのニーズに適した車両を提案することが可能となる。具体的にはユーザが所有する車両がどのような車両かに応じて、そのユーザに適した車両の提案が可能となる。
第2の態様による情報処理装置(10)では、
前記提案手段は、前記第1の車両の購入時の車両ステータスが新車又は中古車であるかに基づいて前記第2の車両の車両ステータスを選択して提案を行う。
これにより、ユーザのニーズに適した車両ステータスの車両を推測して提案することができる。例えば、第1の車両が新車である場合、第2の車両も新車を希望する可能性が高いため新車を提案し、第1の車両が中古車である場合、第2の車両も中古車を希望する可能性が高いため中古車を提案する。ユーザのニーズに適した車両ステータスの車両を提案することで、車両の販売を促進することができる。
第3の態様による情報処理装置(10)では、
前記ユーザから前記第1の車両の下取推定価格の提示要求を受信する受信手段(101、103)と、
前記車両データに基づいて前記下取推定価格を推定する推定手段(101)と、
をさらに備え、
前記提案手段は、前記推定手段により推定された前記下取推定価格に基づいて、前記第2の車両の車種又はグレードを選択して提案を行う。
ユーザが下取価格の見積りを行う場合、ユーザは車両の売却を検討していると考えられるため、下取価格から購入可能な車両を提案することで、車両の販売を促進することができる。
第4の態様による情報処理装置(10)では、
前記提案手段は、
前記推定手段により推定された前記下取推定価格が第1の価格帯である場合、前記第1の車両と同一車種で前記第1の車両よりもハイグレードの車両を前記第2の車両として提案し、
前記推定手段により推定された前記下取推定価格が前記第1の価格帯よりも低い第2の価格帯である場合、前記第1の車両と同一車種で前記第1の車両と同一グレードの車両を前記第2の車両として提案する。
下取価格が高い場合にはハイグレードな車両を提案しても購入に繋がりやすくなる。一方、下取価格が低い場合により大きな車種、或いはよりハイグレードな車両を提案しても購入に繋がりにくいため、同一グレードの車両を提案する。これにより、ユーザに適した車両を提案できるため、車両の販売を促進することができる。
第5の態様による情報処理装置(10)では、
前記提案手段は、
前記推定手段により推定された前記下取推定価格が前記第2の価格帯よりも低い第3の価格帯である場合、前記ユーザによる前記第1の車両の所有期間にさらに基づいて前記第2の車両を提案する。
事故等で車両に傷があるような場合には下取価格が安くなるが、所有期間が短い場合は単発事故である可能性が高いため新車を提案したり、所有期間が長い場合は中古車を提案したりすることで、ユーザに適した車両を提案することができる。
第6の態様による情報処理装置(10)では、
前記推定手段は、前記第1の車両の前記下取推定価格の今後の変化をさらに推定し、
前記提案手段は、前記下取推定価格の下落が推定される場合に、前記下落に関する情報を提示するとともに、前記第2の車両の提案を行う。
将来、下取価格が安くなること推定される場合には、その情報を提示することで、いま売却して新たに購入したほうがユーザにとって得であることが認識できる。従って、車両の販売を促進することが可能となる。
第7の態様による情報処理装置(10)では、
前記提案手段は、前記下落が推定される場合に、
前記下落前の下取推定価格を提示するとともに、前記下落前の下取推定価格に応じた前記第2の車両を提案し、
前記下落後の下取推定価格を提示するとともに、前記下落後の下取推定価格に応じた前記第2の車両を提案する。
これにより、いま車両を売却した場合にどのような車両を購入できるのか、将来車両を売却した場合にどのような車両を購入できるのかを認識することができるため、ユーザの売却及び購入の判断を支援する情報を提供することが可能となる。
第8の態様による情報処理装置(10)では、
前記提案手段は、前記ユーザの情報に基づいて、前記ユーザが所有権を有しない保有形態で前記第2の車両を提案する。
これにより、ユーザの情報に応じて様々な保有形態を利用した車両の保有を提案することができる。
第9の態様による情報処理装置(10)では、
前記ユーザの情報は、前記ユーザの年齢を含み、
前記提案手段は、前記ユーザの年齢が所定範囲内である場合に、前記ユーザが所有権を有しない保有形態で前記第2の車両を提案する。
これにより、例えば年齢が若く収入が高くないような場合や、子供が自立したりするなど一定以上の年齢でそれほど使用機会が高くなくなったような場合に、より適切な保有形態での車両の保有を提案することが可能となる。
第10の態様による情報処理装置(10)では、
前記ユーザの情報は、前記ユーザが前記第1の車両を使用する使用頻度を含み、
前記提案手段は、前記使用頻度が所定頻度以下である場合に、前記ユーザが所有権を有しない保有形態で前記第2の車両を提案する。
これにより、車両の使用頻度が低い場合に、より適切な保有形態での車両の保有を提案することが可能となる。
第11の態様による情報処理装置(10)の制御方法は、
ユーザが所有する第1の車両に関する車両データを記憶する記憶手段(102)を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことを検出する検出工程と、
前記ユーザが前記所定のウェブサイトを閲覧した際に、前記車両データに基づいて前記ユーザに対して第2の車両を提案する提案工程と、
を有する。
これにより、ユーザのニーズに適した車両を提案することが可能となる。具体的にはユーザが所有する車両がどのような車両かに応じて、そのユーザに適した車両の提案が可能となる。
第12の態様によるプログラムは、
コンピュータを、上記態様による情報処理装置として機能させるためのプログラムである。
これにより、情報処理装置の処理をコンピュータにより実現可能となる。
第13の態様による記憶媒体は、
コンピュータを、上記態様による情報処理装置として機能させるためのプログラムが記憶された記憶媒体である。
これにより、情報処理装置の処理を記憶媒体により実現可能となる。
<その他の実施形態>
また、各実施形態で説明された1以上の機能を実現する車両制御プログラムは、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給され、該システム又は装置のコンピュータにおける1以上のプロセッサは、このプログラムを読み出して実行することができる。このような態様によっても本発明は実現可能である。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
10:情報処理装置、30:通信装置、101:CPU、102:記憶装置、103:通信部、301:CPU、302:記憶装置、303:通信部、304:表示部304、305:操作入力部

Claims (13)

  1. ユーザが所有する第1の車両に関する車両データを記憶する記憶手段と、
    前記ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことを検出する検出手段と、
    前記ユーザが前記所定のウェブサイトを閲覧した際に、前記車両データに基づいて前記ユーザに対して第2の車両を提案する提案手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記提案手段は、前記第1の車両の購入時の車両ステータスが新車又は中古車であるかに基づいて前記第2の車両の車両ステータスを選択して提案を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザから前記第1の車両の下取推定価格の提示要求を受信する受信手段と、
    前記車両データに基づいて前記下取推定価格を推定する推定手段と、
    をさらに備え、
    前記提案手段は、前記推定手段により推定された前記下取推定価格に基づいて、前記第2の車両の車種又はグレードを選択して提案を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提案手段は、
    前記推定手段により推定された前記下取推定価格が第1の価格帯である場合、前記第1の車両と同一車種で前記第1の車両よりもハイグレードの車両を前記第2の車両として提案し、
    前記推定手段により推定された前記下取推定価格が前記第1の価格帯よりも低い第2の価格帯である場合、前記第1の車両と同一車種で前記第1の車両と同一グレードの車両を前記第2の車両として提案することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記提案手段は、
    前記推定手段により推定された前記下取推定価格が前記第2の価格帯よりも低い第3の価格帯である場合、前記ユーザによる前記第1の車両の所有期間にさらに基づいて前記第2の車両を提案することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記推定手段は、前記第1の車両の前記下取推定価格の今後の変化をさらに推定し、
    前記提案手段は、前記下取推定価格の下落が推定される場合に、前記下落に関する情報を提示するとともに、前記第2の車両の提案を行うことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記提案手段は、前記下落が推定される場合に、
    前記下落前の下取推定価格を提示するとともに、前記下落前の下取推定価格に応じた前記第2の車両を提案し、
    前記下落後の下取推定価格を提示するとともに、前記下落後の下取推定価格に応じた前記第2の車両を提案することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記提案手段は、前記ユーザの情報に基づいて、前記ユーザが所有権を有しない保有形態で前記第2の車両を提案することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ユーザの情報は、前記ユーザの年齢を含み、
    前記提案手段は、前記ユーザの年齢が所定範囲内である場合に、前記ユーザが所有権を有しない保有形態で前記第2の車両を提案することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記ユーザの情報は、前記ユーザが前記第1の車両を使用する使用頻度を含み、
    前記提案手段は、前記使用頻度が所定頻度以下である場合に、前記ユーザが所有権を有しない保有形態で前記第2の車両を提案することを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  11. ユーザが所有する第1の車両に関する車両データを記憶する記憶手段を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記ユーザが所定のウェブサイトを閲覧したことを検出する検出工程と、
    前記ユーザが前記所定のウェブサイトを閲覧した際に、前記車両データに基づいて前記ユーザに対して第2の車両を提案する提案工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラムが記憶された記憶媒体。
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