JP2023135307A - 電源ユニット及び建具用ハンドル - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、電源ユニット及び建具用ハンドルに関する。
従来、建物の開口部に設けられる障子又は戸体に設けられる施解錠装置に備えられる建具用ハンドルが知られている。施解錠装置において、ハンドルの位置情報を送信する電気的構成を備える場合には、ハンドルに電池が収納されることがある。例えば、電池が収納される構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ハンドルを、建具のクレセント等の操作部に取り付けて、建具の施解錠を監視するための構造を備える場合、ハンドルに、電池を収納するために、基板やハーネスや電池ケースや電池や電池端子などを設ける必要性が生じる。この場合において、電気関連部品がそれぞれ別々であると、それぞれの電気関連部品の取り付け位置が異なっていたり、電気関連部品を組み付ける作業等が発生して、電気関連部品の取り扱いが煩雑になりやすい。
本開示は、電気関連部品の取り扱いが容易な電源ユニット及び建具用ハンドルを提供することを目的とする。
本開示は、建物の開口部に設けられる障子又は戸体に設けられる施解錠装置に備えられる電源ユニットであって、前記電源ユニットは、電源部が配置される電源ケースと、前記電源部及び前記電源ケースが収納される収納部と、を備え、前記電源ケースには、少なくとも、前記施解錠装置の制御用の基板、センサ及び電源端子が搭載される、電源ユニットに関する。
以下、本開示の一実施形態について説明する。図1に示すように、本開示の建具用ハンドルとしてのハンドル1は、施解錠装置としてのクレセント錠10に備えられる。施解錠装置としてのクレセント錠10は、障子開閉状態通知装置100に設けられる。障子開閉状態通知装置100は、施解錠装置としてのクレセント錠10と、インターネットINを介して接続されたクラウドCL上の情報処理装置COと、インターネットINを介して接続され、情報処理装置COの情報を表示する端末装置TEと、を備えている。
本実施形態による建具は、建物の壁に形成された開口部に納められる引違い窓110である。引違い窓110は、上枠121、下枠122及び左右の縦枠123,124により矩形に枠組みされた枠体120と、枠体120内に開閉可能に嵌め込まれた内障子130(障子)及び外障子140と、を備える。
内障子130は、上框131、下框132及び左右の縦框である内召合せ框133,戸先框134により矩形に枠組みされた框体135と、框体135内に嵌め込まれて固定されたガラス136と、を含んで構成される。外障子140は、上框141、下框142及び左右の縦框である外召合せ框143,戸先框144により矩形に枠組みされた框体145と、框体145内に嵌め込まれて固定されたガラス146と、を含んで構成される。
内障子130及び外障子140は、召合せ部に戸締り用のクレセント錠10を備える。内障子130及び外障子140は、いずれも見付け方向にスライド移動させることで開閉可能な引き戸である。即ち、これら内障子130及び外障子140を見付け方向にスライド移動させることで、開口部が閉鎖又は開放される。
図1~図3に示すように、クレセント錠10は、内召合せ框133の外障子140側の見込面に取り付けられた基部11と、ハンドル1(建具用ハンドル)と、ハンドル1に連動して回転して外障子140に固定された図示しないクレセント受け金具に係合するクレセント金具12と、を備える。ハンドル1には、電源ユニットUが搭載されている。
ハンドル1は、基部11に対して回転可能に支持される。ハンドル1が回転させられることにより、クレセント金具12が、外障子140に固定された図示しないクレセント受け金具に係合することにより施錠される。また、ハンドル1が回転させられることにより、クレセント金具12が、外障子140に固定された図示しないクレセント受け金具に係合していない状態となることにより解錠される。
ハンドル1は、図2に示すように、ハンドル1とクレセント金具12とが一体で回転する回転軸Jから延びて構成される。ハンドル1は、図1に示す施錠状態の回転位置においては、図2に示すように、基部11の上側の面を覆うように、ハンドル1とクレセント金具12とが一体で回転する回転軸Jから上方側に、内召合せ框133が延びる方向に沿って延びる。ハンドル1は、図3~図6に示すように、本体ケース2(収納部)と、第1蓋部3(カバー部材)と、第2蓋部4と、電源ケース5と、電源部6と、基板7と、LEDレンズ8と、を備える。本体ケース2及び電源ケース5は、電源ユニットUを構成する。電源ケース5は、本体ケース2に収納されている。電源ケース5には、基板7、LEDレンズ8及びハーネス9が搭載されている。基板7には、加速度センサ71及びLED72が搭載されている。
本実施形態の説明において、ハンドル1の施錠状態におけるハンドル1が延びる方向をX方向とする。X方向において、一方側(図2における上方側)をX1側とし、X方向において他方側(図2における下方側)をX2側とする。ハンドル1を第1蓋部3側から見た場合においてX方向に直交する幅方向を幅方向Hとする。ハンドル1を第1蓋部3側から見た場合の奥行方向を奥行方向Dとする。奥行方向Dにおいて、手前側を手前側D1とし、奥側を奥側D2とする。
本体ケース2は、X方向に延びて形成される。本体ケース2は、図4に示すように、本体ケース2の外縁に配置される外周壁部21と、途中壁22と、を有する。途中壁22は、X方向のX2側寄りにおいて、ハンドル1の幅方向Hに延びる壁状に形成される。図4~図6に示すように、本体ケース2における外周壁部21と途中壁22との内部側の部分には、電源ケース5、電源部6、基板7、LEDレンズ8及びハーネス9が収納される。
電源ケース5は、図5及び図7に示すように、X方向に沿って切断した断面形状が、略コ字状に形成される。電源ケース5には、電源部6のプラス部が接触する電源部6用の第1端子51(電源端子)と、電源部6のマイナス部が接触する電源部6用の第2端子52(電源端子)と、が搭載される。電源ケース5には、単5型乾電池により構成される電源部6が、ハンドル1の延びるX方向に一列に並べられて直列接続されて配置されている。
基板7は、クレセント錠10(施解錠装置)の制御用の基板である。基板7は、電源ケース5に搭載されている。基板7は、図5及び図6に示すように、本体ケース2の内部において、電源ケース5の奥側D2に配置され、図6に示すように、電源ケース5にネジ7aにより取り付けられる。
基板7には、図5~図7に示すように、3軸(X軸、Y軸、Z軸)以上の方向における加速度を検知可能な加速度センサ71(センサ)(図7参照)や、初期設定時(電源部6の装着時)などに点灯するLED72(発光部)や、通信用IC(図示せず)などの各種のICなどが実装されている。本実施形態においては、加速度センサ71は、図7に示すように、基板7の手前側D1の面に実装されている。LED72は、図6に示すように、基板7の奥側D2の面に実装されている。このように、加速度センサ71及びLED72は、電源ケース5に搭載されている。
LEDレンズ8は、電源ケース5に搭載されている。LEDレンズ8は、図5及び図6に示すように、電源ケース5の奥側D2に取り付けられる。LEDレンズ8は、電源ケース5の奥側D2において、基板7の幅方向Hの一方側の側部に配置される。
LEDレンズ8は、基板7に実装されたLED72からの光を通して拡散する。LEDレンズ8は、本体ケース2の幅方向Hの一方側の側面に形成される貫通開口23に配置される。これにより、LEDレンズ8は、ハンドル1の外部に露出する。貫通開口23は、本体ケース2の幅方向Hの一方側の側面を幅方向Hに貫通して形成され、X方向に所定長さ延びる。このように、LED72(発光部)及びLEDレンズ8は、電源ケース5に搭載されている。
ハーネス9は、電源ケース5に設けられた第1端子51と基板7とを接続する第1ハーネス91と、電源ケース5に設けられた第2端子52と基板7とを接続する第2ハーネス92と、を有する。ハーネス9は、電源ケース5に搭載されている。
基板7には、電源部6からの電力が供給されている。通信用ICは、例えば、通信装置R(図1参照)との間で無線通信を行い、加速度センサ71からのハンドル1のXYZ軸方向の変位情報を、図1に示すように、例えば、インターネットINを介して、クラウドCL上の情報処理装置COへアップロードする。
加速度センサ71からのXYZ軸方向の変位情報は、図1に示すように、情報処理装置COにおいて演算が行われ、情報処理装置COは、建物の傾きや地震の強さ、ハンドル1の回転位置、ガラス破りが発生したこと等を算出する。算出された情報は、更にインターネットINを介して端末装置TEへ送信され、端末装置TEにおいて表示される。情報処理装置COは、例えばアプリケーションサーバー等の電子機器により構成される。端末装置TEは、クラウドCL上にある情報処理装置COにより算出されたハンドル1の回転位置等の情報を表示するモニタを含み、例えば、パーソナルコンピュータや、スマートフォン、タブレット端末等の電子機器により構成される。
第1蓋部3及び第2蓋部4は、図2に示すように、ハンドル1の手前側D1の表面を覆うように、本体ケース2の手前側D1に取り付けられる。第1蓋部3は、本体ケース2のX方向のX1側に配置され、X方向に延びる。本体ケース2のX1側の外縁には、第1蓋部3の外縁が取り付けられる。第2蓋部4は、本体ケース2のX方向のX2側に配置される。第2蓋部4のX方向の長さは、第1蓋部3のX方向の長さよりも短い。本体ケース2のX2側の外縁には、第2蓋部4の外縁が取り付けられる。
第1蓋部3は、本体ケース2に収納された電源ケース5、電源部6、基板7、LEDレンズ8及びハーネス9を覆うように、本体ケース2の外周壁部21のX1側に取り付けられる。第1蓋部3により本体ケース2のX1側の内部の空間が閉じられている。
以上の電源ユニットUにおいては、電源部6が配置される電源ケース5に、クレセント錠10の制御用の基板7、加速度センサ71、電源端子(第1端子51、第2端子52)、LED72、LED72からの光を通すLEDレンズ8、ハーネス9が搭載されている。
そのため、電源ユニットUにおいて、電気関連部品が一体化されており、ユニット化されている。これにより、クレセント錠10において、ハンドル1以外の部分である機構部を既存部品のままとして、電源ユニットUを含んで構成されるハンドル1のみを交換することによる、「ハンドル1の着せ替え」により、いわゆるスマート化を容易に実現することが可能である。この場合、取り付ける部材であるハンドル1において追加加工等を行う必要もなく、簡単に既存部品からの交換が可能となる。また、スマート化を実現するための、投資の抑制にもつながる。
更に、電源ユニットUにおいて電気関連部品が一体化されているため、様々な施解錠装置(例えば、カムラッチや、グレモンハンドルや、サムターンなど)に適用する場合に、電気関連部品が一体化されている本開示の電源ユニットUを様々な施解錠装置に設けるだけで、簡単に設置できる。よって、ハンドル1の電気関連部品の取り扱いが容易である。また、電源ユニットUにおいて電気関連部品が一体化されているため、様々な施解錠装置に適用する場合においてハンドル1に搭載する電源ユニットUを兼用できるため、投資の抑制にもつながる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、施解錠装置は障子に固定されていたが、この構成に限定されない。例えば、施解錠装置は戸体に固定されていてもよい。また、電源ユニットUを、クレセント錠の操作部に取り付ける構成としたが、この構成に限定されない。施解錠装置を、例えば、カムラッチや、グレモンハンドルや、サムターンにより構成して、建具用ハンドルを、例えば、カムラッチの操作部や、グレモンハンドルの操作部や、サムターンの操作部のいずれかに取り付ける構成としてもよい。
1 ハンドル(建具用ハンドル)、2 本体ケース(収納部)、5 電源ケース、6 電源部、7 基板、8 LEDレンズ、10 クレセント錠(施解錠装置)、11 基部、51 第1端子(電源端子)、52 第2端子(電源端子)、71 加速度センサ(センサ)、72 LED(発光部)、130 内障子(障子)、U 電源ユニット
Claims (4)
- 建物の開口部に設けられる障子又は戸体に設けられる施解錠装置に備えられる電源ユニットであって、
前記電源ユニットは、電源部が配置される電源ケースと、前記電源部及び前記電源ケースが収納される収納部と、を備え、
前記電源ケースには、少なくとも、前記施解錠装置の制御用の基板、センサ及び電源端子が搭載される、電源ユニット。 - 建物の開口部に設けられる障子又は戸体に設けられる施解錠装置に備えられる建具用ハンドルであって、
前記障子又は前記戸体に固定される基部に対して回転可能に支持され、
請求項1に記載の電源ユニットが搭載される、建具用ハンドル。 - 前記電源ケースには、発光部、及び、前記発光部からの光を通すレンズが搭載されている、請求項2に記載の建具用ハンドル。
- 前記施解錠装置は、クレセント錠、カムラッチ、グレモンハンドル、サムターンのいずれかにより構成され、
前記クレセント錠、前記カムラッチ、前記グレモンハンドル、前記サムターンのいずれかの操作部に取り付けられる、請求項2又は3に記載の建具用ハンドル。
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