JP2023132973A - 動画像集約装置、動画像集約方法、及び動画像集約プログラム - Google Patents

動画像集約装置、動画像集約方法、及び動画像集約プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業の認識精度を向上させることができる。
【解決手段】動画像集約装置は、作業者の作業を撮影した動画像を取得する取得部と、前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出する検出部と、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定する判定部と、前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する生成部と、を含む。
【選択図】図3

Description

開示の技術は、動画像集約装置、動画像集約方法、及び動画像集約プログラムに関する。
特許文献1には、時刻情報を取得する時刻情報取得部と、作業者の作業状態を撮影して作業動画を取得する作業動画取得部と、作業者の作業を推定するための作業情報を取得する作業情報取得部と、前記作業情報に基づいて、作業者の前記作業を推定し、推定した前記作業の確からしさを示す信頼度を求めるとともに、前記時刻情報に基づいて、推定した前記作業ごとに、前記作業の開始時刻および終了時刻を求める作業推定部と、推定した前記作業の前記開始時刻および前記終了時刻で前記作業動画を区切り、推定した前記作業の前記開始時刻から前記終了時刻までの区間動画と、推定した前記作業と、前記作業についての前記信頼度とを紐付ける作業紐付け部と、前記信頼度が閾値未満であるか否かをユーザに判別させるための確認情報を出力する確認情報出力部と、ユーザによる指示入力を受け付ける入力部と、前記入力部による指示入力に基づいて、前記信頼度が閾値未満である区間動画を再生する動画再生部とを備えていることを特徴とする作業分析システムが開示されている。
特開2020-91801号公報
作業の管理者が作業を撮影した動画像を閲覧する場合、複数種類のシーンの動画像を確認しようとすることが考えられる。
しかし、特許文献1記載の技術では、作業の信頼度が低い区間の動画が表示されるため、所望の複数種類のシーンの動画像を効率的に閲覧することができない。
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数種類のシーンを効率的に閲覧するための動画像を生成することができる動画像集約装置、動画像集約方法、及び動画像集約プログラムを提供することを目的とする。
開示の第1態様は、動画像集約装置であって、作業者の作業を撮影した動画像を取得する取得部と、前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出する検出部と、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定する判定部と、前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する生成部と、を含む。
上記第1態様において、前記切出対象シーンは、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンを含み、前記判定部は、前記作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンについて、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、作業サイクル毎に作業サイクルの時間を分析し、作業サイクルの時間が閾値以上である場合に、前記条件を満たす作業であると判定するようにしてもよい。
上記第1態様において、前記切出対象シーンは、作業者が特定の動作を行うシーンを含み、前記判定部は、前記作業者が特定の動作を行うシーンについて、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、前記作業者が特定の動作を行う場所に対応する位置に移動した場合に、前記条件を満たす作業であると判定するようにしてもよい。
上記第1態様において、前記特定の動作を、不良品を不良品置き場に置くこととしてもよい。
上記第1態様において、前記切出対象シーンは、前記作業で用いられる機器に関するエラーログが生じたシーンを含み、前記判定部は、更に、エラーログが生じたシーンについて、前記作業で用いられる機器に関するログが、エラーログである場合に、前記条件を満たす作業であると判定するようにしてもよい。
開示の第2態様は、動画像集約方法であって、取得部が、作業者の作業を撮影した動画像を取得し、検出部が、前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出し、判定部が、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定し、生成部が、前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する。
開示の第3態様は、動画像集約プログラムであって、作業者の作業を撮影した動画像を取得し、前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出し、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定し、前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成することをコンピュータに実行させる。
開示の技術によれば、複数種類のシーンを効率的に閲覧するための動画像を生成することができる。
動画像集約システムの構成図である。 動画像集約装置のハードウェア構成を示す構成図である。 動画像集約装置の機能ブロック図である。 動画像集約装置の判定部の機能ブロック図である。 作業サイクルの時間を検出する方法を説明するための図である。 作業者が不良品置き場に不良品を置く動作を認識する方法を説明するための図である。 動画像集約装置の生成部の機能ブロック図である。 動画像集約処理のフローチャートである。 動画像集約処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されている場合があり、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、動画像集約システム10の構成を示す。動画像集約システム10は、動画像集約装置20及びカメラ30を備える。
動画像集約装置20は、カメラ30で撮影された動画像に基づいて作業者Wが行う作業を表す動画像を集約する。
作業者Wは、一例として作業台Tの上で、機器Mを用いて所定の作業を行う。作業台Tは、人の動作が認識できる程度の明るさを有する場所に設置される。作業により不良品が生じた場合には、作業者Wは不良品を不良品置き場Sに置くこととする。
カメラ30は、例えばRGBのカラー画像を撮影して、動画像集約装置20へ出力する。また、カメラ30は、作業者Wによる作業を認識しやすい位置に設置される。具体的には、例えば作業者Wの作業が作業台T等によって隠れることがない位置、不良品置き場Sの前に移動した作業者Wが他の物体等によって隠れない位置等の条件を満たす位置に設置される。本実施形態では、一例として作業者Wの少なくとも上半身を斜め上方から見下ろす位置にカメラ30が設置されている場合について説明する。
なお、本実施形態では、カメラ30が1台の場合について説明するが、複数台のカメラ30を設けた構成としてもよい。また、本実施形態では、作業者Wが1人の場合について説明するが、作業者Wが2人以上であってもよい。
作業に用いられる機器Mは、エラーログを含む機器Mの使用に関するログを、動画像集約装置20へ出力する。機器Mは、エラーが生じた場合に、エラーログを、動画像集約装置20へ出力する。
図2は、本実施形態に係る動画像集約装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、動画像集約装置20は、コントローラ21を備える。コントローラ21は、一般的なコンピュータを含む装置で構成される。
図2に示すように、コントローラ21は、CPU(Central Processing Unit)21A、ROM(Read Only Memory)21B、RAM(Random Access Memory)21C、及び入出力インターフェース(I/O)21Dを備える。そして、CPU21A、ROM21B、RAM21C、及びI/O21Dがバス21Eを介して各々接続されている。バス21Eは、コントロールバス、アドレスバス、及びデータバスを含む。
また、I/O21Dには、操作部22、表示部23、通信部24、及び記憶部25が接続されている。
操作部22は、例えばマウス及びキーボードを含んで構成される。
表示部23は、例えば液晶ディスプレイ等で構成される。
通信部24は、カメラ30等の外部装置とデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶部25は、ハードディスク等の不揮発性の外部記憶装置で構成される。図2に示すように、記憶部25は、動画像集約プログラム25A、カメラ30によって撮影された動画像や切り出された動画像である動画像データ25B、及び機器Mから出力されたログ25C等を記憶する。
CPU21Aは、コンピュータの一例である。ここでいうコンピュータとは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU)、又は、専用のプロセッサ(例えば、GPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
なお、動画像集約プログラム25Aは、不揮発性の非遷移的(non-transitory)記録媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、動画像集約装置20に適宜インストールすることで実現してもよい。
不揮発性の非遷移的記録媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD(ハードディスクドライブ)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
図3は、動画像集約装置20のCPU21Aの機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、CPU21Aは、機能的には、設定部40、取得部41、検出部42、判定部43、生成部44、及び出力部45の各機能部を備える。CPU21Aは、記憶部25に記憶された動画像集約プログラム25Aを読み込んで実行することにより各機能部として機能する。
設定部40は、複数種類の切出対象シーンの各々について、切出回数又は切出時間の設定を受け付ける。
例えば、複数種類の切出対象シーンは、作業サイクルの時間が、標準作業時間である閾値以上であるシーン、不良品を不良品置き場に置くシーン、及び機器Mのエラーログが生じたシーンを含む。
また、表示部23に表示された設定画面において、操作部22の操作により、複数種類の切出対象シーンの各々について、当該切出対象シーンを何回切り出すかを示す切出回数、又は当該切出対象シーンを何分間切り出すかを示す切出時間の設定と、標準作業時間の設定とを受け付ける。
また、表示部23に表示された設定画面において、操作部22の操作により、新たに動画像をカメラ30から取得するか、及び保存されている動画像から切り出すか否かに関する設定を受け付ける。
取得部41は、カメラ30が作業者Wの作業を撮影した動画像をカメラ30から取得し、記憶部25の動画像データ25Bに格納する。
また、取得部41は、機器Mからログを取得し、記憶部25のログ25Cに格納する。
検出部42は、カメラ30から取得した動画像に基づいて、作業者Wの部位又は骨格に関する検出情報の時系列データを検出する。
具体的には、部位に関する検出情報は、例えば特定の部位(右手及び左手の少なくとも一方の手)を含む範囲を表すバウンディングボックスの四隅の座標を含む。ここで、バウンディングボックスとは、検出対象の物体に外接する長方形又は正方形等の矩形形状をいう。具体的には、複数種類のサイズのアンカーボックス(長方形領域)毎に、検出対象の物体の信頼度を算出する。そして、最も信頼度の高いアンカーボックスの四隅の座標をバウンディングボックスの四隅の座標とする。このようなバウンディングボックスの検出方法としては、例えばFaster R-CNN(Regions with Convolutional Neural Networks)等の公知の方法を用いることができ、例えば下記参考文献1に記載された方法を用いることができる。
(参考文献1)"Faster R-CNN: Towards Real-Time Object Detection with Region Proposal Networks", Shaoqing Ren, Kaiming He, Ross Girshick, and Jian Sun.
動画像に基づいて、部位に関する検出情報を検出する方法としては、画像を入力とし、部位に関する検出情報を出力とする学習モデルを、多数の画像を教師データとして学習した検出用学習済みモデルを用いることができる。このような検出用学習済みモデルを得る学習方法としては、例えばCNN等の公知の方法を用いることができ、例えば下記参考文献2に記載された方法を用いることができる。
(参考文献2)"Understanding Human Hands in Contact at Internet Scale", pp.9869-9878, Dandan Shan1, Jiaqi Geng, Michelle Shu, David F. Fouhey, University of Michigan, Johns Hopkins University, CVPR2020.
また、骨格に関する検出情報は、作業者Wの体の部位及び関節等の特徴点の座標と、各特徴点を接続するリンクが定義されたリンク情報と、を含む。例えば特徴点は、作業者Wの目及び鼻等の顔の部位、首、肩、肘、手首、腰、膝、及び足首等の関節等を含む。
画像に基づいて骨格に関する検出情報を検出する方法としては、画像を入力とし、骨格に関する検出情報を出力とする学習モデルを、多数の画像を教師データとして学習した検出用学習済みモデルを用いることができる。このような検出用学習済みモデルを得る学習方法としては、例えばCNN(Regions with Convolutional Neural Networks)等の公知の方法を用いることができ、例えば下記参考文献3に記載された方法を用いることができる。
(参考文献3)"OpenPose: Realtime Multi-Person 2D Pose Estimation using Part Affinity Fields", Zhe Cao, Student Member, IEEE, Gines Hidalgo, Student Member, IEEE, Tomas Simon, Shih-En Wei, and Yaser Sheikh, IEEE TRANSACTIONS ON PATTERN ANALYSIS AND MACHINE INTELLIGENCE.
判定部43は、検出した検出情報の時系列データ及び取得したログの時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、当該切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定する。
具体的には、判定部43は、図4に示すように、周期検出部50、時間判定部51、動作認識部52、動作判定部53、及びログ判定部54を備えている。
周期検出部50は、検出した部位に関する検出情報の時系列データ及び骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて、作業サイクル毎に、作業サイクルの開始時刻と終了時刻とを分析し、作業サイクルの時間を検出する。
具体的には、図5に示すように、部位に関する検出情報の時系列データ及び骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて抽出される動作特徴量の時系列データから、DTW(Dynamic Time Warping:動的時間伸縮法)を用いて、周期的に出現する動作(信号)を自動で検出することにより、作業サイクルの開始時刻と終了時刻とを検出し、作業サイクルの時間を検出する。上記図5では、作業サイクルの開始時刻(2分4秒)と終了時刻(2分54秒)とを検出し、作業サイクルの時間(50秒)を検出する例を示している。
DTWを用いた周期推定方法については、参考文献4と同様の方法を用いればよいため、詳細な説明を省略する。
(参考文献4)浪岡保男他「ウエアラブルセンサーを用いた繰り返し作業のサイクルタイム自動計測手法」インターネット検索<URL:https://www.global.toshiba/content/dam/toshiba/migration/corp/techReviewAssets/tech/review/2018/03/73_03pdf/a12.pdf>
なお、上記では、部位に関する検出情報の時系列データ及び骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて抽出される動作特徴量の時系列データから、DTWを用いて、周期的に出現する動作を自動で検出する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。部位に関する検出情報の時系列データ又は骨格に関する検出情報の時系列データから、DTWを用いて、周期的に出現する動作を自動で検出するようにしてもよい。
時間判定部51は、作業サイクル毎に検出された作業サイクルの時間に基づいて、作業サイクルの時間が閾値以上である場合に、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンに対応する条件を満たす作業であると判定し、当該作業サイクルの開始時刻と終了時刻とを記録する。
動作認識部52は、検出した部位に関する検出情報の時系列データ又は骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を認識する。
具体的には、不良品置き場Sに対応する位置に作業者Wが移動したか否かに基づいて、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を認識する。
例えば、図6に示すように、右手及び左手の何れかの手の座標(x,y)=(50,50)が、不良品置き場Sのエリアの左上座標(x,y)=(20,20)と右下座標(x,y)=(150,150)で規定される矩形範囲内に存在する場合、不良品置き場Sに手があり、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を行っていると認識する。
あるいは、頭の座標(x,y)=(250,300)が、不良品置き場S前のエリアの左上座標(x,y)=(200,200)と右下座標(x,y)=(500,500)で規定される矩形範囲内に存在する場合、不良品置き場S前に作業者がいると判断し、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を行っていると認識する。
なお、検出した部位に関する検出情報の時系列データ又は骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて、事前学習済みモデルを利用して、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を認識するようにしてもよい。
動作判定部53は、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を認識した場合に、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を行うシーンに対応する条件を満たす作業であると判定し、当該時刻を記録する。
ログ判定部54は、機器Mに関するログの時系列データに基づいて、エラーログであるか否かを判定し、エラーログである場合に、エラーログが生じたシーンに対応する条件を満たす作業であると判定し、当該時刻を記録する。
生成部44は、複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、当該切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を切り出し、切り出した動画像を集約した動画像を生成する。
具体的には、生成部44は、図7に示すように、動画像切出部60及び動画像選択部61を備えている。
動画像切出部60は、複数種類の切出対象シーンの各々について、当該切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を切り出す。
動画像選択部61は、複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、当該切出対象シーンについて切り出した動画像を選択し、選択した動画像を集約した動画像を生成する。
例えば、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンに対して、切出回数が4回と設定されている場合には、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンに対応する条件を満たす作業であると判定された当該作業サイクルの開始時刻から終了時刻までを切り出した動画像を4サイクル分選択し、選択した4サイクル分の動画像を結合することにより集約した動画像を生成する。
また、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンに対して、切出時間が4分と設定されている場合には、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンに対応する条件を満たす作業であると判定された当該作業サイクルの開始時刻から終了時刻までを切り出した動画像を、4分を超えない範囲で選択し、選択した動画像を結合することにより集約した動画像を生成する。
出力部45は、切り出した動画像を集約した動画像を表示部23に表示させたり、記憶部25に格納させることにより出力する。
次に、動画像集約装置20のCPU21Aで実行される動画像集約処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS100では、CPU21Aが、表示部23に表示された設定画面において、複数種類の切出対象シーンの各々について、当該切出対象シーンを何回切り出すかを示す切出回数、又は当該切出対象シーンを何分間切り出すかを示す切出時間の設定と、標準作業時間の設定とを受け付ける。また、CPU21Aが、表示部23に表示された設定画面において、新たに動画像をカメラ30から取得するか、及び保存されている動画像から切り出すか否かに関する設定を受け付ける。なお、ステップS100における設定は、動画像集約処理を行う度に受け付けなくてもよく、定期的(例えば、1カ月に1回)に、ステップS100における設定を受け付けるようにしてもよい。
ステップS102では、CPU21Aが、新たに動画像を取得するか否かを判定する。新たに動画像をカメラ30から取得すると設定されている場合には、ステップS104へ移行する。一方、新たに動画像をカメラ30から取得しないと設定されている場合には、ステップS108へ移行する。
ステップS104では、CPU21Aが、カメラ30から作業者Wの作業を撮影した動画像を取得すると共に、機器Mに関するログの時系列データを取得する。
ステップS106では、CPU21Aが、取得した動画像及びログの時系列データを、記憶部25に記憶する。
ステップS108では、CPU21Aが、保存されている動画像から切り出すか否かを判定する。保存されている動画像から切り出すと設定されている場合には、ステップS110へ進む。一方、保存されている動画像から切り出さないと設定されている場合には、ステップS126へ移行する。
ステップS110では、CPU21Aが、記憶部25から、過去に撮影した動画像を取得する。
ステップS111では、CPU21Aが、上記ステップS104又はステップS110で取得した動画像に基づいて、作業者Wの部位又は骨格に関する検出情報の時系列データを検出する。
ステップS112では、CPU21Aが、検出した部位に関する検出情報の時系列データ及び骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて、作業サイクル毎に、作業サイクルの開始時刻と終了時刻とを分析し、作業サイクルの時間を検出する。
ステップS114では、CPU21Aが、検出した部位に関する検出情報の時系列データ又は骨格に関する検出情報の時系列データに基づいて、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を認識する。
ステップS116では、CPU21Aが、記憶部25から、機器Mに関するログの時系列データを取得し、エラーログであるか否かを判定する。
ステップS118では、CPU21Aが、複数種類の切出対象シーンの各々について、当該切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定する。具体的には、CPU21Aが、作業サイクル毎に検出された作業サイクルの時間に基づいて、作業サイクルの時間が閾値以上である場合に、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンに対応する条件を満たす作業であると判定し、当該作業サイクルの開始時刻と終了時刻とを記録する。CPU21Aが、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を認識した場合に、作業者Wが不良品置き場Sに不良品を置いた動作を行うシーンに対応する条件を満たす作業であると判定し、当該時刻を記録する。CPU21Aが、エラーログである場合に、エラーログが生じたシーンに対応する条件を満たす作業であると判定し、当該時刻を記録する。
ステップS120では、CPU21Aが、複数種類の切出対象シーンの各々について、当該切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を切り出す。
ステップS122では、CPU21Aが、複数種類の切出対象シーンの各々について切り出した動画像を、記憶部25に記憶する。
ステップS124では、CPU21Aが、複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、当該切出対象シーンについて切り出した動画像を選択し、選択した動画像を集約した動画像を生成する。
ステップS126では、CPU21Aが、上記ステップS124で生成された動画像を表示部23に表示させたり、記憶部25に格納させることにより出力する。
このように、本実施形態では、複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、当該切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する。これにより、複数種類のシーンを効率的に閲覧するための動画像を生成することができる。
なお、上記実施形態は、本発明の構成例を例示的に説明するものに過ぎない。本発明は上記の具体的な形態には限定されることはなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、複数種類の切出対象シーンは、作業サイクルの時間が、標準作業時間である閾値以上であるシーン、不良品を不良品置き場に置くシーン、及び機器Mのエラーログが生じたシーンを含む場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。切出対象シーンが、他の種類のシーンであってもよい。切出対象シーンは、良い作業に関するシーンであってもよい。
また、切出対象シーンの特定の動作が、不良品を不良品置き場に置く動作である場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。不良品を不良品置き場に置く動作以外の動作を、切出対象シーンの特定の動作としてもよい。
また、上記実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した動画像集約処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の認識の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、動画像集約処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
10 動画像集約システム
20 動画像集約装置
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 記憶部
25A 動画像集約プログラム
25B 動画像データ
25C ログ
30 カメラ
40 設定部
41 取得部
42 検出部
43 判定部
44 生成部
45 出力部
50 周期検出部
51 時間判定部
52 動作認識部
53 動作判定部
54 ログ判定部
60 動画像切出部
61 動画像選択部
M 機器
S 不良品置き場
W 作業者

Claims (7)

  1. 作業者の作業を撮影した動画像を取得する取得部と、
    前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出する検出部と、
    検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定する判定部と、
    前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する生成部と、
    を含む動画像集約装置。
  2. 前記切出対象シーンは、作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンを含み、
    前記判定部は、前記作業サイクルの時間が閾値以上であるシーンについて、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、作業サイクル毎に作業サイクルの時間を分析し、作業サイクルの時間が閾値以上である場合に、前記条件を満たす作業であると判定する請求項1記載の動画像集約装置。
  3. 前記切出対象シーンは、作業者が特定の動作を行うシーンを含み、
    前記判定部は、前記作業者が特定の動作を行うシーンについて、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、前記作業者が特定の動作を行う場所に対応する位置に移動した場合に、前記条件を満たす作業であると判定する請求項1又は2記載の動画像集約装置。
  4. 前記特定の動作は、不良品を不良品置き場に置くことである請求項3記載の動画像集約装置。
  5. 前記切出対象シーンは、前記作業で用いられる機器に関するエラーログが生じたシーンを含み、
    前記判定部は、更に、エラーログが生じたシーンについて、前記作業で用いられる機器に関するログが、エラーログである場合に、前記条件を満たす作業であると判定する請求項1~請求項4の何れか1項記載の動画像集約装置。
  6. 取得部が、作業者の作業を撮影した動画像を取得し、
    検出部が、前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出し、
    判定部が、検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定し、
    生成部が、前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する
    動画像集約方法。
  7. 作業者の作業を撮影した動画像を取得し、
    前記動画像に基づいて、前記作業者の骨格又は部位に関する検出情報の時系列データを検出し、
    検出した前記検出情報の時系列データに基づいて、複数種類の切出対象シーンの各々について、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であるかを判定し、
    前記複数種類の切出対象シーンの各々について設定された、切出回数又は切出時間に基づいて、前記切出対象シーンに対応する条件を満たす作業であると判定された時点を含む部分の動画像を集約した動画像を生成する
    ことをコンピュータに実行させるための動画像集約プログラム。
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