JP2023128490A - combustion device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、燃焼装置に関するものであり、特に燃料噴射用のノズル体を備える燃焼装置に関するものである。 The present invention relates to a combustion device, and particularly to a combustion device including a nozzle body for fuel injection.
複数の電極を有する点火部品を備えた燃焼装置が特許文献1に開示されている。
図8(a)と(b)はこの特許文献1の点火部品である。この燃焼装置の点火部品は、複数の電極が互いに間隔を置いて碍子部に保持されており、碍子部は点火部品取付台105を介してバーナ取付台に固定されている。
A combustion device equipped with an ignition component having a plurality of electrodes is disclosed in US Pat.
FIGS. 8(a) and 8(b) show the ignition component of this
図8(a)の特許文献1に記載された点火部品は、碍子部103の天面に電極101と電極102の2つの電極の露出部分があるため、メンテナンスの時に露出部分が被水した場合に、この2つの電極が互いに導通することにより、2つの電極間の絶縁不良が発生するという問題がある。
さらに、図8(b)では碍子部103の天面の2つの電極間に溝部が形成されているが、溝部に水が溜り、同様に2つの電極が互いに導通する虞がある。
The ignition component described in
Furthermore, although a groove is formed between the two electrodes on the top surface of the
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、2つの電極間の絶縁不良が発生することを抑制できる燃焼装置を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of this background, and an object of the present invention is to provide a combustion device that can suppress the occurrence of poor insulation between two electrodes.
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1では、内側に燃料噴射用のノズル体を備えるバーナ本体と、前記バーナ本体の外側に前記バーナ本体との間に空気通路を形成するバーナケースと、前記ノズル体から噴射された燃料を放電により着火する点火プラグと、を備え、前記バーナケースは、前記バーナケースの側面を囲う側板部と、前記側板部の上方を覆う天板部と、前記天板部と対向する位置で前記バーナ本体の下部と連接する底板部と、を備え、前記点火プラグは、前記天板部に取り付けられる碍子部と、それぞれが前記碍子部を貫通して前記バーナケースの内部から外部へ渡って伸び、かつ互いに間隔をあけて配置された2つの電極と、を備え、前記碍子部は、前記バーナケースの前記天板部の外側に取り付けられた底面と、前記バーナケースの外側を向く天面と、前記底面と前記天面を結ぶ周面と、前記2つの電極間の前記天面に設けた溝部と、を備え、前記溝部は、前記周面と交わる2つの終端部と、前記2つの終端部の間を結ぶ底部と、を備え、前記2つの終端部を通る前記底部の断面形状は、前記天面側に凸形状となる蒲鉾状であることを特徴とした。
The present invention has been made to achieve the above object, and in
この発明によれば、碍子部の天面や溝部に付着した水が、碍子部に留まらずに流れるため、2つの電極の露出部分が被水しても2つの電極間の絶縁不良が抑制でき、安心して使用できるものである。 According to this invention, water adhering to the top surface or groove of the insulator does not stay in the insulator but flows, so even if the exposed parts of the two electrodes are exposed to water, poor insulation between the two electrodes can be suppressed. , it can be used with confidence.
本発明にかかる燃焼装置1の第1の実施形態を図1から図6を参照して説明する。なお、各図において、共通する構成要素や同種の構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。
A first embodiment of a
1は、第1の実施形態の圧力噴霧式の燃焼装置1で、下部に設けられた熱交換器21を加熱するもので、バーナケース30内にバーナ本体20が下向きに配されている。
バーナ本体20は、下向きに燃料噴射を行う燃料噴射用のノズル体2と、ノズル体2を中心に備えた円筒形状の整流筒3と、整流筒3の下方で連通したバーナ内筒8と、ノズル体2から噴射された燃料を放電により着火する点火プラグ40を備えている。
The
バーナケース30は、バーナケース30の側面を囲う側板部7と、側板部7の上方を覆う天板部16と、天板部16に対抗する位置でバーナ内筒8の下部と連接する底板部32を備える。
The
整流筒3は、円筒形状の整流筒本体部3aと、整流筒本体部3aの底部中央にノズル体2から噴射された燃料と空気との混合空気のバーナ内筒8への導入口となる円形の開口部14とを備える。
整流筒本体部3aは、周壁に複数の第1空気孔10を有し、下方に放射状に切り欠いた旋回羽根で構成された第1スタビライザ15を備える。
また、整流筒3は、天板部16に螺子などの締結部材33を用いて固定されている。
The straightening
The straightening cylinder main body 3a has a plurality of
Further, the rectifying
ノズル体2は天板部16を貫通し、バーナケース30の外側に備えた図示しない燃料ポンプに接続されている。
また、ノズル体2は、天板部16の中心に螺子などの締結部材33によって固定されている。
The
Further, the
9は、バーナケース30の天板部16に取り付けられ、バーナケース30内に空気を送風する送風機9である。
また、天板部16に、送風機9の取り付け部分に開口し、送風機9から空気を取り込む送風口9aが備わる。
また、バーナ内筒8とバーナケース30との間に空気通路6が備わる。
バーナ内筒8は、周壁に複数の第2空気孔12を有する。
Further, the
Furthermore, an air passage 6 is provided between the burner
The burner
図2と図3に示すように、点火プラグ40は、天板部16に取り付けられる碍子部41と、それぞれが碍子部41を貫通してバーナケース30の内部から外部へ渡って伸び、かつ互いに間隔をあけて配置された2つの電極43とを備える。また、点火プラグ40は、イグナイタ49と螺子などの締結部材33を用いて天板部16に共締めにより固定され、イグナイタ49に直結されて放電用の電力が供給される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図3と図4に示すように、碍子部41は、バーナケース30の天板部16の外側に取り付けられた底面41aと、バーナケース30の外側を向く天面41bと、底面41aと天面41bを結ぶ周面41cと、2つの電極43間の天面41bに設けた溝部42を備える。また、碍子部41は、天面41bに電極43を支える保持部41dを備える。
溝部42は、周面41cと交わる2つの終端部42aと、2つの終端部42aの間を結ぶ底部42bと、を備える。
図5に示すように、2つの終端部42aを通る底部42bの断面形状は、天面41b側に向けて半月形に凸形状となる蒲鉾状となっているものである。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
The
As shown in FIG. 5, the cross-sectional shape of the
次に燃焼動作について説明する。 Next, the combustion operation will be explained.
送風機9から送風口9aを通過してバーナケース30内に送風される空気は、空気通路6を通過して底板部32と側板部7とを冷却し、整流筒3およびバーナ内筒8に向けて送風される。
Air blown from the
整流筒3に送風された空気は、整流筒3の周壁を冷却し、第1空気孔10を通過して整流筒3の内部に一次空気として送風される。当該一次空気は、整流筒3の内部に送風され、送風機9からの相対的に冷えた空気によりノズル体2を冷却する。ノズル体2から噴射された油滴は、当該一次空気と混合空気を成して、点火プラグ40の放電により着火し、開口部14を通過して、バーナ内筒8に下向きの火炎を形成する。
The air blown into the
また、バーナ内筒8に送風された空気は、バーナ内筒8の周壁を冷却し、第2空気孔12を通過してバーナ内筒8の内部に二次空気として送風される。当該二次空気は、バーナ内筒8内の火炎と混合され、不完全燃焼による一酸化炭素と煤の発生を抑制する。
The air blown into the burner
ところで、屋内設置された石油またはガス給湯機に燃焼装置1が搭載されたものにおいては、メンテナンス時に点火プラグ40が結露水によって被水する可能性があった。
また、屋外設置された石油またはガス給湯機に燃焼装置1が搭載されたものにおいても、メンテナンス時に結露水のほか雨滴によって点火プラグ40が被水する可能性があった。
By the way, in an oil or gas water heater installed indoors in which the
Further, even in an oil or gas water heater installed outdoors in which the
そのような場合であっても、本発明によれば、溝部42は2つの終端部42aを通る底部42bの断面形状が天面41b側に凸形状となる蒲鉾状となっているので、点火プラグ40が被水して溝部42に水が流れ込むと、図6(a)のように水は2つの終端部42aへ分かれて流れるため、溝部42に水が溜まることが無く、2つの電極間の絶縁不良が抑制でき、安心して使用できるものである。
Even in such a case, according to the present invention, the
一方、図6(a)は点火プラグ40の天面41bが水平の場合であるが、メンテナンス後に燃焼装置1の水平の調整が十分に確認されない可能性もあった。特に、建物の外壁面に取り付けられた石油またはガス給湯機では、メンテナンス後に燃焼装置1の水平が確保されていない可能性があった。
On the other hand, although FIG. 6A shows a case where the
そのような場合であっても、本発明によれば、溝部42は2つの終端部42aを通る底部42bの断面形状が天面41b側に凸形状となる蒲鉾状となっているので、図6(b)のように天面41bが水平でなく数度傾いている場合も、水平である場合と同様に、溝部42に水が流れ込むと水は2つの終端部42aへ分かれて流れるため、溝部42に水が溜まることが無く、2つの電極間の絶縁不良が抑制でき、安心して使用できるものである。また、図6(c)の場合の傾斜方向であっても同様である。
Even in such a case, according to the present invention, the cross-sectional shape of the
他方、図7に示すように、碍子部41における電極43を支える保持部41dとイグナイタ49の間の隙間で毛細管現象が起きたとしても、本発明によれば、溝部42によって水は溜まらずに排水されるため、2つの電極間の絶縁不良が抑制できるものである。
On the other hand, as shown in FIG. 7, even if a capillary phenomenon occurs in the gap between the
なお、本実施形態で用いたその他の構成は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Note that the other configurations used in this embodiment are presented as examples, and are not intended to limit the scope of the invention, and may be implemented in various other forms. Various omissions, substitutions, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and their modifications are included within the scope and gist of the invention, as well as within the scope of the invention described in the claims and its equivalents.
1 :燃焼装置
2 :ノズル体
6 :空気通路
7 :側板部
16 :天板部
20 :バーナ本体
30 :バーナケース
32 :底板部
40 :点火プラグ
41 :碍子部
41a:底面
41b:天面
41c:周面
42 :溝部
42a:終端部
42b:底部
43 :電極
1: Combustion device 2: Nozzle body 6: Air passage 7: Side plate portion 16: Top plate portion 20: Burner body 30: Burner case 32: Bottom plate portion 40: Spark plug 41:
Claims (1)
前記バーナ本体の外側に前記バーナ本体との間に空気通路を形成するバーナケースと、
前記ノズル体から噴射された燃料を放電により着火する点火プラグと、
を備え、
前記バーナケースは、
前記バーナケースの側面を囲う側板部と、
前記側板部の上方を覆う天板部と、
前記天板部と対向する位置で前記バーナ本体の下部と連接する底板部と、
を備え、
前記点火プラグは、
前記天板部に取り付けられる碍子部と、
それぞれが前記碍子部を貫通して前記バーナケースの内部から外部へ渡って伸び、かつ互いに間隔をあけて配置された2つの電極と、
を備え、
前記碍子部は、
前記バーナケースの前記天板部の外側に取り付けられた底面と、
前記バーナケースの外側を向く天面と、
前記底面と前記天面を結ぶ周面と、
前記2つの電極間の前記天面に設けた溝部と、
を備え、
前記溝部は、
前記周面と交わる2つの終端部と、
前記2つの終端部の間を結ぶ底部と、
を備え、
前記2つの終端部を通る前記底部の断面形状は、
前記天面側に凸形状となる蒲鉾状である
ことを特徴とする燃焼装置。 a burner body equipped with a nozzle body for fuel injection inside;
a burner case forming an air passage between the burner body and the burner body;
a spark plug that ignites fuel injected from the nozzle body by electric discharge;
Equipped with
The burner case is
a side plate portion surrounding the side surface of the burner case;
a top plate portion that covers above the side plate portion;
a bottom plate portion connected to a lower part of the burner body at a position facing the top plate portion;
Equipped with
The spark plug is
an insulator section attached to the top plate section;
two electrodes each extending from the inside to the outside of the burner case through the insulator and spaced apart from each other;
Equipped with
The insulator part is
a bottom surface attached to the outside of the top plate portion of the burner case;
a top surface facing outside of the burner case;
a peripheral surface connecting the bottom surface and the top surface;
a groove provided in the top surface between the two electrodes;
Equipped with
The groove portion is
two end portions that intersect with the circumferential surface;
a bottom portion connecting between the two end portions;
Equipped with
The cross-sectional shape of the bottom passing through the two terminal ends is
A combustion device characterized in that the combustion device has a semicylindrical shape that is convex on the top surface side.
Priority Applications (1)
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JP2022032862A JP2023128490A (en) | 2022-03-03 | 2022-03-03 | combustion device |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023128490A true JP2023128490A (en) | 2023-09-14 |
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ID=87972995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022032862A Pending JP2023128490A (en) | 2022-03-03 | 2022-03-03 | combustion device |
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Country | Link |
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2022
- 2022-03-03 JP JP2022032862A patent/JP2023128490A/en active Pending
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