JP2023127723A - 荷物配達システム、荷物配達方法及びプログラム - Google Patents

荷物配達システム、荷物配達方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】受取人及び配達員が煩雑な操作をすることなく荷物を配達できるシステムを提供する。【解決手段】配達員の位置情報に基づいて配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信する配達管理サーバと、配達管理サーバからの開錠リクエストを受信して配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信する受取人の端末と、受取人の端末からの開錠許可を受信して開錠する錠と、を備え、錠が開錠した後、配達員が配達先に前記荷物を収納する荷物配達システムを提供する。【選択図】図5

Description

本開示は荷物配達システム、荷物配達方法及びプログラムに関する。
荷物を配達先の玄関前や、宅配ボックスに配達する置き配システムでは、第三者でも容易に荷物を見たり持ち出したりすることができる。そのため第三者に荷物の中身を知られてしまったり、荷物を破壊や盗難されたりする可能性があるというセキュリティ面の課題がある。
また、荷物の配達が完了されたことが受取人に明示されず、受取人が荷物の配達完了に気づかない場合がある。これは、荷物が屋外や宅配ボックスに配置されている時間を必要以上に長くする可能性があり、上記セキュリティ面のリスクが高くなる。また、配達完了が受取人に明示されないことで、荷物が配達されたことへの受取人の確認が遅れる。
南京錠などを用いた施錠可能な宅配ボックスで上記セキュリティ面の課題の一部は解決できるが、荷物を複数受け取りたい場合に、1つ目の荷物を宅配ボックスに入れて施錠した段階で2つ目以降の荷物を受け取れないという課題が新たに発生する。
特許文献1では、上記の課題を解決する手段として、鍵の開閉を求める利用者が利用する利用者端末と、鍵の開閉を求められた所有者が利用する所有者端末または所有物管理システムとを備えることを開示している。また、特許文献1は、所有者端末または所有物管理システムから利用者端末へ開閉鍵コードを受け渡す制御を行う鍵開閉制御システム及び鍵開閉制御方法を開示している。
特許第6712365号公報
しかしながら、この方法では配達時に所有者、利用者とも錠の開閉のために手動操作が必要であるという問題がある。また、所有者が勤務などにより配達時にリアルタイムで対応できない場合、利用者が待たされたり、再配達が必要になったりする課題がある。
そこで、本開示の目的は、上述した課題のいずれかを解決する荷物配達システム、荷物配達方法及びプログラムを提供することにある。
本開示にかかる荷物配達システムは、
配達員の位置情報に基づいて前記配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信する配達管理サーバと、
前記配達管理サーバからの前記開錠リクエストを受信して前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信する前記受取人の端末と、
前記受取人の端末からの前記開錠許可を受信して開錠する前記錠と、を備え、
前記錠が開錠した後、前記配達員が前記配達先に前記荷物を収納する荷物配達システムである。
本開示にかかる荷物配達方法は、
配達管理サーバが配達員の位置情報に基づいて前記配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信するステップと、
前記受取人の端末が前記配達管理サーバからの前記開錠リクエストを受信して前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信するステップと、
前記錠が前記受取人の端末からの前記開錠許可を受信して開錠するステップと、
前記配達員が前記荷物を前記配達先に収納するステップと、
を備える荷物配達方法である。
本開示にかかるプログラムは、
配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことに応じて送信された開錠リクエストを受け取るステップと、
配達管理サーバからの前記開錠リクエストの受け取りに応じて前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信するステップと、を受取人のコンピュータに実行させるプログラムである。
本開示によれば、受取人及び配達員が煩雑な操作をすることなく荷物を配達できるシステムを提供することができる。また、本開示によれば、受取人が不在でも確実に鍵のかかった空間に荷物を配達できるシステムを提供することができる。
実施の形態にかかる荷物配達システムの構成を示す図である。 実施の形態にかかる錠がインターネットに接続する構成を示す図である。 実施の形態にかかる荷物配達システムの開錠の流れを示す図である。 実施の形態にかかる荷物配達システムの施錠の流れを示す図である。 実施の形態にかかる荷物配達システムの開錠のシーケンス図である。 実施の形態にかかる荷物配達システムの施錠のシーケンス図である。
実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施の形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施の形態に係る荷物配達システムの構成)
図1は、実施の形態にかかる荷物配達システムの構成を示す図である。図2は、実施の形態にかかる錠がインターネットに接続する構成を示す図である。図1及び2を参照して、本実施の形態にかかる荷物配達システムを構成する要素について説明する。本実施の形態にかかる荷物配達システムは、配達員の端末101と、配達管理サーバ102と、受取人の端末103と、配達先104と、錠105とを備える。
配達員の端末101は、配達員が配達中に常時携帯する端末である。配達員の端末101は、配達場所、配達スケジュール、メモ及び開錠通知などを表示することができる表示部を備える。また、配達員の端末101は、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)などの携帯キャリア回線と接続する。配達員の端末101は、後述する配達管理サーバ102と、配達員(配達員の端末101)の位置情報、配達場所、配達スケジュール、メモ及び開錠通知などのデータを送受信する。配達員の位置情報は、配達員の端末101に備わるGPS(Global positioning system)受信部を用いて取得する。GPS受信部は、GPS衛星からGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて現在の位置情報を算出できる。または、配達員の位置情報は、配達員の端末101が接続しているセルまたはトラッキングエリアの情報を取得することで推定することができる。また、配達員の端末101は、配達員が配達完了時に操作することで、手動で配達管理サーバ102に配達完了通知を送信できる。
配達管理サーバ102は、配達会社が配達情報の管理を行うために運用するサーバである。配達管理サーバ102は、記憶部と判定部と情報を送受信する送受信部を少なくとも備える。記憶部は、各配達員の配達スケジュール、配達場所などが記憶される。配達管理サーバ102は、配達状況(荷物の営業所への到着状況、配達員の位置情報)から配達予定情報を生成、例えば予定時刻を算出する。配達管理サーバ102は、後述する受取人の端末103に配達予定情報、例えば配達予定時刻を送信する。また、配達管理サーバ102は、配達員の端末101から配達員の位置情報を取得する。配達管理サーバ102は、配達員の位置情報と記憶部にある配達先104の位置を比較し、配達員と配達先104の距離を算出する。配達管理サーバ102は、配達員と配達先104の距離がしきい値より小さくなることを判定部で判定した場合、配達員の接近を検知する。配達管理サーバ102は、配達先104への配達員の接近を検知すると受取人の端末103に開錠リクエストを送信する。配達管理サーバ102は、配達員と配達先104の距離がしきい値より大きくなることを判定部で判定した場合、配達員の離脱を検知する。配達管理サーバ102は、配達先104からの配達員の離脱を検知すると受取人の端末に配達完了通知を送信する。
受取人の端末103は、受取人が所有する携帯端末である。受取人の端末103は、例えば、スマートフォン、携帯電話などである。受取人の端末103は、例えばアプリ(アプリケーションソフトウェア)で、開錠リクエスト、開錠通知、施錠通知及びレビュー評価などの情報を送受信する。受取人の端末103は、開錠リクエスト、開錠通知、施錠通知及びレビュー評価画面等を表示する表示部を備える。受取人の端末103は、開錠リクエストを受信すると、受取人の承認を得て配達先104の錠105へ開錠許可を送信する。また、受取人の端末103は、配達管理サーバ102から配達完了通知を受信すると、受取人の承認を得て配達先104の錠105へ施錠リクエストを送信する。また、受取人の端末103は、タイマ機能(後述する開錠時間制限タイマ401)を備え、開錠時間制限タイマ401が満了すると、配達管理サーバ102からの配達完了通知を待たずに錠105へ施錠リクエストを送信する。
配達先104は、受取人の家の玄関内、受取人が所有する車の内部、施錠可能な宅配ボックスの中、駅のロッカの中などの空間である。これらの空間は、第三者からのアクセスを制限できる。配達員は、配達先104に荷物を収納する。
錠105は、配達先104に取り付けられ、配達先104へのアクセスを制限する。錠105は、受取人の端末103から受信した開錠許可及び施錠リクエストに従い開閉する。
図2を参照して、配達先104のアクセスを制限するための錠105がインターネットに接続するための構成を説明する。錠105は、スマートロックに対応した電子錠であり、インターネットと接続するための通信機能を備える。錠105のインターネットへの接続手段は、例えば、アクセスポイントを介するWi-Fi、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信、または基地局を介する3G、LTE、4Gもしくは5Gといった携帯キャリア回線である。受取人の端末103は、アクセスポイントまたは基地局を介することで、配達管理サーバなどを介することなく錠105と直接接続できる。図2は、近距離無線通信を用いた場合の構成例であり、この例では錠105は配達先104付近に設置されたアクセスポイント202を介してインターネットに接続し、受取人の端末103と通信を行う。
(実施の形態にかかる開錠動作の説明)
図3は、実施の形態にかかる荷物配達システムの開錠の流れを示す図である。図5は、実施の形態にかかる荷物配達システムの開錠のシーケンス図である。図3及び5を参照して、本実施の形態にかかる開錠動作を説明する。
まず、手順501において、配達管理サーバ102は、荷物の配達状況(営業所への荷物の到着状況、配達員の位置情報)を用いて、配達予定情報を生成する。配達予定情報が生成されると、配達管理サーバ102は、配達予定情報を配達前に受取人の端末103に送信する。
次に、手順502において、受取人の端末は、配達予定情報を配達管理サーバから受信したとき、対象の荷物の配達による開錠リクエストを受信した場合に自動で開錠承認を行い錠105の開錠許可の送信を自動にするか否かの入力を受取人に求める。この自動承認の設定を行った場合、手順504aでの開錠承認操作を省略できる。
次に、手順503において、配達員すなわち配達員の端末101は、荷物を配達先104に配達するために配達先104に接近する(503a)。配達管理サーバ102は、配達員の端末101が定期的に配達管理サーバ102に送信している位置情報(503b)を取得する。配達管理サーバ102は、配達員の端末101の位置と配達先104の距離を算出する。配達管理サーバ102は、当該距離がしきい値以下になったとき、配達員が配達先104に接近したと判定して(503c)、受取人の端末103に開錠リクエストを送信する(503d)。
次に、手順504において、受取人の端末103は、配達管理サーバ102から開錠リクエストを受信したことを表示部に表示することで受取人に通知し、受取人が開錠リクエストの承認操作を行う(504a)。このとき、受取人は、手順502で受取人の端末103に事前に開錠の自動承認をする設定をしておくことができる。このようにすることで、配達管理サーバ102からの開錠リクエスト受信時の受取人による開錠承認操作を省略できる。その後、受取人の端末103は、錠105に開錠許可を送信する(504b)。
次に、手順505において、配達先104の錠105は、受取人の端末103から開錠許可を受信すると、自身を開錠する。開錠後、配達員は配達先104にアクセスできる。
次に、手順506において、錠105は、自身の開錠後に受取人の端末103へ開錠通知を送信する。
次に、手順507において、受取人の端末103は、錠105から開錠通知を受信すると、後述の施錠動作で利用する開錠時間制限タイマ401を起動する。手順504から507までが、受取人の端末103による開錠動作であり、開錠時間制限タイマ401は、これらの手順のいずれで起動しても本明細書では開錠時に起動するとする。
次に、手順508において、受取人の端末103は、開錠時間制限タイマ401を起動すると同時に、配達管理サーバ102に開錠通知を送信する(508a)。配達管理サーバ102は、受取人の端末103から開錠通知を受信すると、開錠通知を配達員の端末101に送信する(508b)。配達員の端末101は、開錠通知が配達員の101に送信されると、配達先104の錠105が開錠されたことを表示部に表示する。これにより配達員は、錠105が開錠されたことを知る。そして、配達員は、配達先104に荷物を収納する。
このような開錠動作により、受取人は、配達員や配達会社に対して錠105を開錠する権限を付与することなく、錠105を遠隔開錠して配達員を配達先104にアクセスさせることができる。これにより、配達員や配達会社が受取人の許可なく錠105を操作することを防止できる。
(実施の形態にかかる施錠動作の説明)
図4は、実施の形態にかかる荷物配達システムの施錠の流れを示す図である。図6は、実施の形態にかかる荷物配達システムの施錠のシーケンス図である。図4と図6を参照して、本実施の形態にかかる施錠動作を説明する。
まず、手順601において、開錠時に受取人の端末103の開錠時間制限タイマ401を起動する。なお、この手順は、開錠の手順505で行う開錠時間制限タイマ401の起動と同一である。
次に、手順602において、配達員の配達完了を配達管理サーバ102に送信する。この手順は、配達員の端末101の位置情報を用いるケースと配達員が配達完了を手動通知する場合の2つが存在する。それぞれ、手順602-1、602-2として説明する。
手順602-1において、配達員は、配達先104への荷物の配達を完了すると配達先104から離れる(602-1a)。また、配達員の端末101は、定期的に自身の位置情報を配達管理サーバ102に送信する(602-1b)。
手順602-2において、配達完了時に配達員が配達員の端末101を操作し(602-2a)、配達員の手動操作により配達管理サーバ102に配達完了を通知する(602-2b)。
次に、手順603において、配達管理サーバ102は、配達員の端末101が定期的に送信している位置情報(602-1b)と配達先104の距離を算出する。配達管理サーバ102の判定部は、当該距離がしきい値以上になったとき、配達員が配達先104から離脱したと判定する。配達員が配達先104から離脱したとき、または配達員の端末101から配達完了通知(602-2b)を受信したときの少なくともどちらか一方の条件を満たすと配達完了と判断する(603a)。配達管理サーバ102は、配達完了と判断すると受取人の端末103に配達完了通知を送信する(603b)。
次に、手順604において、受取人の端末103は、開錠時間制限タイマ401が満了すると錠105に施錠リクエストを送信する(604b)。または受取人の端末103は、配達管理サーバ102から配達完了通知を受信する(604a)と錠105に施錠リクエストを送信する(604b)。ここで開錠時間制限タイマ401の時間は具体的な値の指定を設けないが、錠105が開錠してから配達員が荷物を収納するまでの十分な時間とする。開錠時間制限タイマ401によって開錠時間を制限することにより配達員が配達以外の行動を行えないようにすることができる。したがって、窃盗や乱暴な荷物扱いなどの配達員による悪意のある行動が抑止することができる。
次に、手順605において、配達先104の錠105は、受取人の端末103から施錠リクエストを受信すると、施錠する。配達先104は、配達員及び第三者によるアクセスが制限される。
次に、手順606において、錠105は、自身を施錠すると、受取人の端末103に施錠完了通知を送信する。
このような開錠及び施錠動作により、受取人が不在時でも配達員が施錠された宅配ボックスや家の玄関内など第三者がアクセスできない空間に荷物を配達できる。これによって、第三者に荷物の中身を見られることや盗難されることを防止できる。
また、配達員、受取人双方において荷物の配達時における錠105の開錠のためのリアルタイムの対応が不要である。したがって、配達にかかる時間と、配達員と受取人の作業が削減される。
(配達員のレビュー評価機能について)
本実施の形態のシステムでは、第三者による荷物の盗難を防げる。しかしながら、配達員は開錠してから施錠するまでの間に配達先104内にアクセスできるため、配達員が配達先内の物品、または既に配達が完了している荷物の盗難などを行う可能性がある。配達員の信頼性を担保するため、配達状況の録画または写真撮影をすることも考えられるが、新たな設備が必要になってしまう。
本実施の形態では、受取人による配達員のレビュー評価を提案する。配達員のレビュー評価は、受取人が荷物の配達を確認した後に受取人の端末103の表示部にレビュー評価画面を表示する。レビュー評価画面が表示された受取人はそこで荷物の配達を行った配達員に対して「良い」または「悪い」の評価を指定することにより、配達員に評価をつけることができる。この評価は、配達管理サーバ102に送信され、配達管理サーバを運営する配達会社が評価データを参照できる。
配達員のレビュー評価機能により、配達員のレビュー評価結果を配達会社が配達員の処遇を決定する参考として利用することができる。これによって新たな設備を必要とすることなく、窃盗や乱暴な荷物扱いなどの配達員による悪意のある行動を抑止することができる。
なお、本発明の実施形態を説明したが、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態による限定は受けない。例えば、手順502、504aにおける承認操作は、配達ごとに承認操作をせずに、すべての配達に対して自動で承認するように受取人の端末103に事前に設定できるようにしてもよい。その場合は、開錠における手順502、504aは省略される。
また、配達管理サーバ102は、実施の形態に記載した手順を遂行可能であれば、配達会社ではなく第三者によって運営されるサーバでもよい。また、錠105に、開錠時間制限タイマを持たせてもよい。これにより、受取人の端末103が通信不可能など何らかの要因で手順604bにおいて施錠リクエストを送信できない場合に自動で施錠できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記A1)
配達員の位置情報に基づいて前記配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信する配達管理サーバと、
前記配達管理サーバからの前記開錠リクエストを受信して前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信する前記受取人の端末と、
前記受取人の端末からの前記開錠許可を受信して開錠する前記錠と、を備え、
前記錠が開錠した後、前記配達員が前記配達先に前記荷物を収納する荷物配達システム。
(付記A2)
前記配達管理サーバは、前記開錠リクエストを前記受取人の端末に送信した後に、前記配達員の位置情報に基づいて前記配達員が前記配達先から離れたことを判定し、配達完了通知を前記受取人の端末に送信し、
前記受取人の端末は、前記配達完了通知を受信して、前記錠に施錠リクエストを送信し、
前記錠は、前記施錠リクエストを受信して施錠する、付記A1に記載の荷物配達システム。
(付記A3)
前記受取人の端末は、タイマを備え、開錠して一定時間の経過した後、施錠リクエストを前記錠に送信し、
前記錠は、前記施錠リクエストを受信して施錠する、付記A1に記載の荷物配達システム。
(付記A4)
前記配達管理サーバは、配達員の端末からの配達完了通知を受信すると、配達完了通知を前記受取人の端末に送信し、
前記配達管理サーバからの前記配達完了通知を受信した前記受取人の端末を用いて前記錠に施錠リクエストを送信し、
前記錠は、前記施錠リクエストを受信して施錠する、付記A1に記載の荷物配達システム。
(付記A5)
前記配達先は、受取人の家の玄関内、受取人が所有する車の内部、宅配ボックス、または駅のロッカである、付記A1乃至A4のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
(付記A6)
前記受取人の端末から前記開錠許可をアクセスポイントまたは基地局を介して前記錠に送信する、付記A1乃至A5のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
(付記A7)
前記配達管理サーバは、前記荷物の配達前に配達予定情報を前記受取人の端末に送信し、
前記受取人の端末は、前記配達予定情報を受信すると、前記錠の前記開錠許可の送信を自動にするか否かの入力を受取人に求める、付記A1乃至A6のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
(付記A8)
受取人は、前記荷物を受取後、前記受取人の端末に表示されたレビュー評価画面において、前記配達員のレビュー評価を実施する、付記A1乃至A7のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
(付記B1)
配達管理サーバが配達員の位置情報に基づいて前記配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信するステップと、
前記受取人の端末が前記配達管理サーバからの前記開錠リクエストを受信して前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信するステップと、
前記錠が前記受取人の端末からの前記開錠許可を受信して開錠するステップと、
前記配達員が前記荷物を前記配達先に収納するステップと、
を備える荷物配達方法。
(付記B2)
前記配達管理サーバが、前記開錠リクエストを前記受取人の端末に送信した後に前記配達員の位置情報に基づいて前記配達員が前記配達先から離れたことを判定し、配達完了通知を前記受取人の端末に送信するステップと、
前記受取人の端末が、前記配達完了通知を受信して前記錠に施錠リクエストを送信するステップと、
前記錠が、前記施錠リクエストを受信して施錠するステップと、を備える、付記B1に記載の荷物配達方法。
(付記B3)
前記受取人の端末が、タイマを用いて、開錠して一定時間の経過後、施錠リクエストを前記錠に送信するステップと、
前記錠が、前記施錠リクエストを受信して施錠するステップと、を備える、付記B1に記載の荷物配達方法。
(付記B4)
前記配達管理サーバが配達員の端末からの配達完了通知を受信して前記受取人の端末に配達完了通知を送信するステップと、
前記受取人の端末が前記配達管理サーバからの前記配達完了通知を受信して前記錠に施錠リクエストを送信するステップと、
前記錠が、前記施錠リクエストを受信して施錠するステップと、を備える、付記B1に記載の荷物配達方法。
(付記B5)
前記配達先は、受取人の家の玄関内、受取人が所有する車の内部、宅配ボックス、または駅のロッカである、付記B1乃至B4のいずれか1項に記載の荷物配達方法。
(付記B6)
前記受取人の端末を用いて前記開錠許可をアクセスポイントまたは基地局を介して前記錠に送信する、付記B1乃至B5のいずれか1項に記載の荷物配達方法。
(付記B7)
前記配達管理サーバが前記荷物の配達前に配達予定情報を前記受取人の端末に送信するステップと、
前記受取人の端末が前記配達予定情報を受信すると、前記錠の前記開錠許可の送信を自動にするか否かの入力を受取人に求めるステップと、備える、付記B1乃至B6のいずれか1項に記載の荷物配達方法。
(付記B8)
前記受取人は、前記荷物を受取後、前記受取人の端末に表示されたレビュー評価画面において、前記配達員のレビュー評価を実施する、付記B1乃至B7のいずれか1項に記載の荷物配達方法。
(付記C1)
配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことに応じて送信された開錠リクエストを受け取るステップと、
配達管理サーバからの前記開錠リクエストの受け取りに応じて前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信するステップと、を受取人のコンピュータに実行させるプログラム。
101 配達員の端末
102 配達管理サーバ
103 受取人の端末
104 配達先
105 錠
202 アクセスポイント
401 開錠時間制限タイマ

Claims (10)

  1. 配達員の位置情報に基づいて前記配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信する配達管理サーバと、
    前記配達管理サーバからの前記開錠リクエストを受信して前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信する前記受取人の端末と、
    前記受取人の端末からの前記開錠許可を受信して開錠する前記錠と、を備え、
    前記錠が開錠した後、前記配達員が前記配達先に前記荷物を収納する荷物配達システム。
  2. 前記配達管理サーバは、前記開錠リクエストを前記受取人の端末に送信した後に、前記配達員の位置情報に基づいて前記配達員が前記配達先から離れたことを判定し、配達完了通知を前記受取人の端末に送信し、
    前記受取人の端末は、前記配達完了通知を受信して、前記錠に施錠リクエストを送信し、
    前記錠は、前記施錠リクエストを受信して施錠する、請求項1に記載の荷物配達システム。
  3. 前記受取人の端末は、タイマを備え、開錠して一定時間の経過した後、施錠リクエストを前記錠に送信し、
    前記錠は、前記施錠リクエストを受信して施錠する、請求項1に記載の荷物配達システム。
  4. 前記配達管理サーバは、配達員の端末からの配達完了通知を受信すると、配達完了通知を前記受取人の端末に送信し、
    前記配達管理サーバからの前記配達完了通知を受信した前記受取人の端末を用いて前記錠に施錠リクエストを送信し、
    前記錠は、前記施錠リクエストを受信して施錠する、請求項1に記載の荷物配達システム。
  5. 前記配達先は、受取人の家の玄関内、受取人が所有する車の内部、宅配ボックス、または駅のロッカである、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
  6. 前記受取人の端末から前記開錠許可をアクセスポイントまたは基地局を介して前記錠に送信する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
  7. 前記配達管理サーバは、前記荷物の配達前に配達予定情報を前記受取人の端末に送信し、
    前記受取人の端末は、前記配達予定情報を受信すると、前記錠の前記開錠許可の送信を自動にするか否かの入力を受取人に求める、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
  8. 受取人は、前記荷物を受取後、前記受取人の端末に表示されたレビュー評価画面において、前記配達員のレビュー評価を実施する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の荷物配達システム。
  9. 配達管理サーバが配達員の位置情報に基づいて前記配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことを判定し、開錠リクエストを受取人の端末に送信するステップと、
    前記受取人の端末が前記配達管理サーバからの前記開錠リクエストを受信して前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信するステップと、
    前記錠が前記受取人の端末からの前記開錠許可を受信して開錠するステップと、
    前記配達員が前記荷物を前記配達先に収納するステップと、
    を備える荷物配達方法。
  10. 配達員が荷物を収納する配達先に近づいたことに応じて送信された開錠リクエストを受け取るステップと、
    配達管理サーバからの前記開錠リクエストの受け取りに応じて前記配達先に取り付けられた錠に開錠許可を送信するステップと、を受取人のコンピュータに実行させるプログラム。
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