JP2023127496A - 回転電機の固定子 - Google Patents

回転電機の固定子 Download PDF

Info

Publication number
JP2023127496A
JP2023127496A JP2022031326A JP2022031326A JP2023127496A JP 2023127496 A JP2023127496 A JP 2023127496A JP 2022031326 A JP2022031326 A JP 2022031326A JP 2022031326 A JP2022031326 A JP 2022031326A JP 2023127496 A JP2023127496 A JP 2023127496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
stator core
resin sealing
resin
coil end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022031326A
Other languages
English (en)
Inventor
啓次 近藤
Keiji Kondo
達也 藤田
Tatsuya Fujita
純一 菅原
Junichi Sugawara
善広 高原
Yoshihiro Takahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp, Aisin Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2022031326A priority Critical patent/JP2023127496A/ja
Priority to US18/113,468 priority patent/US20230283149A1/en
Priority to CN202310183508.9A priority patent/CN116707198A/zh
Priority to DE102023104838.4A priority patent/DE102023104838A1/de
Publication of JP2023127496A publication Critical patent/JP2023127496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/38Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/22Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/24Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors with channels or ducts for cooling medium between the conductors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/50Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/02Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/22Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges
    • H02K9/223Heat bridges
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2213/00Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
    • H02K2213/03Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】固定子巻線の絶縁性を好適に保持することのできる回転電機の固定子を提供する。【解決手段】回転電機の固定子は、固定子コア11と、固定子コアに設けられた固定子巻線12と、固定子巻線のコイルエンド部における軸方向先端部を含む範囲を絶縁樹脂により封止した円環状の樹脂封止部61とを、備える。樹脂封止部における径方向内側の内周面62において、固定子コア側の内径寸法L1が、反固定子コア側の内径寸法L2よりも小さくなっている。【選択図】 図8

Description

本明細書の開示は、回転電機の固定子に関する。
回転電機の固定子においては、固定子コアに固定子巻線が設けられる。また、特許文献1に記載の技術では、固定子巻線のコイルエンド部における軸方向先端部に、絶縁樹脂により封止した円環状の樹脂封止部が設けられている。
特開2018-121491号公報
樹脂封止部では、固定子コア側の端面から固定子巻線の導線が入り込むため、固定子コア側において絶縁樹脂と導線とが混在し、絶縁樹脂の厚みが薄くなっている。この場合、樹脂封止部の径方向内側の内周側では、温度上昇時の高温ストレスにより膨張が生じる際に、固定子コア側の端面付近での絶縁樹脂の歪みに起因して絶縁樹脂のクラックが発生することが懸念される。また、樹脂封止部でのクラックにより固定子巻線の各導線における絶縁性の低下が懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、固定子巻線の絶縁性を好適に保持することのできる回転電機の固定子を提供することにある。
手段1は、
固定子コアと、前記固定子コアに設けられた固定子巻線と、前記固定子巻線のコイルエンド部における軸方向先端部を含む範囲を絶縁樹脂により封止した円環状の樹脂封止部とを、備える回転電機の固定子であって、
前記樹脂封止部における径方向内側の内周面において、前記固定子コア側の内径寸法が、反固定子コア側の内径寸法よりも小さくなっていることを特徴とする。
上記構成では、樹脂封止部における径方向内側の内周面において、固定子コア側の内径寸法を、反固定子コア側の内径寸法よりも小さくしたため、樹脂封止部における径方向内側であり、かつ固定子コア側の端面付近となる部位において、絶縁樹脂の厚みが局所的に厚くなっている。これにより、温度上昇時の高温ストレスにより絶縁樹脂の膨張が生じる際において、固定子コア側の端面付近での絶縁樹脂の歪みに起因する絶縁樹脂のクラックを生じにくくすることができる。そのため、樹脂封止部内での固定子巻線の各導線における絶縁性の低下が抑制される。その結果、固定子巻線の絶縁性を好適に保持することができる。
手段2では、手段1において、前記樹脂封止部における径方向外側の外周面において、前記固定子コア側の外径寸法が、反固定子コア側の外径寸法よりも大きくなっている。
樹脂封止部における径方向外側の外周面において、固定子コア側の外径寸法を、反固定子コア側の外径寸法よりも大きくしたため、樹脂封止部における径方向外側であり、かつ固定子コア側の端面付近となる部位において、絶縁樹脂の厚みが局所的に厚くなっている。これにより、温度低下時の低温ストレスにより絶縁樹脂の収縮が生じる際において、固定子コア側の端面付近での絶縁樹脂の歪みに起因する絶縁樹脂のクラックを生じにくくすることができる。そのため、樹脂封止部内での固定子巻線の各導線における絶縁性の低下が抑制される。
上記構成は、樹脂封止部における固定子コア側の端面付近において、高温ストレスによる径方向内側での絶縁樹脂のクラックと、低温ストレスによる径方向外側での絶縁樹脂のクラックとの両方を生じにくくすることができ、固定子巻線の絶縁性を保持する上で望ましい構成を実現することができる。
手段3では、手段1又は2において、軸方向が水平方向又は略水平方向に設置される回転電機に設けられ、鉛直方向上側から前記コイルエンド部に向けて供給される冷媒により前記コイルエンド部の冷却が行われる固定子であって、前記樹脂封止部の前記内周面は、前記固定子コアの側ほど前記固定子コアの中心軸に近くなる傾斜面であり、前記樹脂封止部において反固定子コア側の外面は、凸部又は凹部を有する放熱面となっている。
上記構成では、回転電機の設置状態において、コイルエンド部及び樹脂封止部が、その円環が縦向きとなるように配置される。ここで、樹脂封止部の内周面が、固定子コアの側ほど固定子コアの中心軸に近くなる傾斜面であるため、樹脂封止部の内周面に冷媒が供給されると、冷媒がその内周面の傾斜に沿って流れ、樹脂封止部の反固定子コア側に誘導される。この場合、樹脂封止部の反固定子コア側の外面が凸部又は凹部を有する放熱面になっており、その放熱面に冷媒が誘導されることで樹脂封止部での冷却性を向上させることができる。樹脂封止部での冷却性の向上により、冷熱ストレスを緩和し、絶縁樹脂のクラック発生を抑制することができる。
手段4では、手段1~3のいずれかにおいて、前記樹脂封止部の前記固定子コア側の端面において径方向内側の端部及び径方向外側の端部に、前記固定子コア側に突出しかつ周方向に延びる突起部が設けられている。
上記構成によれば、樹脂封止部の固定子コア側の端面において、径方向の内外二重に、固定子コア側に突出する突起部が設けられ、この突起部により、樹脂封止部と固定子コアとの間に入った冷媒が、その外へ排出されることが抑制される。これにより、樹脂封止部の周方向全体に冷媒を行き渡らせやすくなる。また、樹脂封止部付近での冷媒の滞留が促される。これにより、冷却効率が向上する。
手段5では、手段1~4のいずれかにおいて、前記固定子巻線における前記コイルエンド部に接続されるバスバを備え、そのバスバが、前記コイルエンド部に対して径方向に対向する位置に配置される固定子であって、前記樹脂封止部は、前記コイルエンド部と共に前記バスバを絶縁樹脂により封止するものであり、前記樹脂封止部において、前記バスバが封止されたバスバ封止領域の外表面に、凸部又は凹部を有する放熱部が設けられている。
上記構成では、樹脂封止部において、コイルエンド部と共にバスバが絶縁樹脂により封止されるとともに、バスバが封止されたバスバ封止領域の外表面に、凸部又は凹部を有する放熱部が設けられている。この場合、バスバはコイルエンド部に対して径方向に対向する位置に配置されており、固定子巻線のコイルエンド部が封止された領域以外での放熱性の向上が可能となっている。
手段6では、手段1~5のいずれかにおいて、前記樹脂封止部は、前記内周面において周方向に所定間隔で設けられ、径方向内側に向かって延びる凸状部を有する。
樹脂封止部の内周面に、径方向内側に向かって延びる凸状部を周方向に所定間隔で設ける構成とした。これにより、冷熱ストレスにより絶縁樹脂の変形が生じる際において、絶縁樹脂の変形を径方向だけでなく周方向にも分散させることができ、固定子コア側の端面付近での絶縁樹脂のクラック発生を抑制することができる。
手段7では、手段1~5のいずれかにおいて、前記樹脂封止部の前記内周面が、曲線状の凹凸が繰り返される波状面となっている。
樹脂封止部の内周面を、曲線状の凹凸が繰り返される波状面とした。これにより、冷熱ストレスにより絶縁樹脂の変形が生じる際において、絶縁樹脂の変形を径方向だけでなく周方向にも分散させることができ、固定子コア側の端面付近での絶縁樹脂のクラック発生を抑制することができる。また、内周面の凹凸が曲線状の波形状になっているため、応力集中による破損等が生じにくくなっている。
固定子の斜視図。 固定子の正面図。 固定子コアの平面図。 導体セグメントと固定子コアの一部とを示す斜視図。 スロット内に収容された状態の一部の導体セグメントを示す斜視図。 中性線バスバの斜視図。 固定子の斜視図。 コイルエンド部における固定子の縦断面を示す図。 コイルエンド部に供給される冷媒の流れを示す図。 コイルエンド部における樹脂封止部の成形を説明するための図。 コイルエンド部における固定子の縦断面を示す図。 樹脂封止部内における中性線バスバの構成を示す図。 樹脂封止部の内周面の形状を示す図。
以下、本発明に係る回転電機の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態及び変形例相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。この実施形態の回転電機としてのモータは、例えば車両用の電動機や、飛行体用の電動機として用いられる。
本実施形態の回転電機は、永久磁石同期電動機をはじめ、巻線界磁型や誘導機に適用できるものであり、3相巻線を有する回転電機である。回転電機は、図1に示す円筒形状の固定子10や、固定子10の径方向内側に配置される回転子(図示略)など、を備える。回転子は、固定子10に対して、回転軸を中心にして回転可能に配置されている。以下、軸方向とは、固定子10の軸方向、すなわち回転子の回転軸の軸方向のことを示し、径方向とは、固定子10の径方向、すなわち回転子の回転軸の中心を通りかつ回転軸に直交する方向のことを示し、周方向とは、固定子10の周方向、すなわち回転子の回転軸を中心とする周回方向のことを示す。
図1及び図2に示すように、固定子10は、円環状をなす固定子コア11と、その固定子コア11に巻装された固定子巻線12とを備えている。本実施形態の回転電機は、インナロータ型の回転電機であり、固定子10の径方向内側に、回転子が回転可能な状態で配置されるようになっている。固定子巻線12は、相ごとの相巻線としてU相巻線、V相巻線及びW相巻線を有する3相巻線であり、各相の相巻線の一方の端部に動力線バスバ13が接続されるとともに、他方の端部に中性線バスバ14が接続されている。固定子巻線12において、軸方向に固定子コア11に重複する範囲がスロット内コイル部CSであり、軸方向両側で固定子コア11よりも軸方向外側となる部分がコイルエンド部CE1,CE2である。
図3に示すように、固定子コア11は、円環状のバックヨーク21と、バックヨーク21から径方向内側へ突出し周方向に所定距離を隔てて配列された複数のティース22とを有し、隣り合うティース22の間にスロット23が形成されている。スロット23は、径方向を長手として延びる開口形状をなし、固定子コア11において周方向に等間隔に設けられている。そして、そのスロット23に巻装された状態で固定子巻線12が設けられている。固定子コア11は、例えば磁性体である電磁鋼板からなるコアシートが軸方向に積層されたコアシート積層体として構成されている。
固定子巻線12は、3相巻線がY結線(星形結線)により接続されることにより構成されている。固定子巻線12は、不図示のインバータを介して電源から電力(交流電力)が供給されることで磁束を発生する。固定子巻線12は、略矩形断面(平角断面)の一定太さの電気導体を略U字状に成形した分割導体としての複数の導体セグメント30を用いて構成されている。以下、固定子巻線12のセグメント構造について詳しく説明する。
図4は、導体セグメント30と固定子コア11の一部とを示す斜視図である。図4に示すように、導体セグメント30は、略U字状をなし、直線状をなす一対の直線部31と、一対の直線部31どうしを繋ぐように屈曲形成されたターン部32とを有している。一対の直線部31は、固定子コア11の軸方向の厚さよりも長い長さを有している。導体セグメント30は、横断面が矩形状をなす導体(対向する一対の平面部を有する導体)を絶縁被膜により被覆した平角導線を用いて構成されており、各直線部31の先端部は、絶縁被膜が切除されることで、導体が露出した導体露出部33となっている。
固定子コア11のスロット23には、複数の導体セグメント30が径方向に一列に並べられた状態で挿入される。本実施形態では、スロット23内に、導体セグメント30の各直線部31を4層に積層した状態で収容する構成としている。導体セグメント30において、一対の直線部31は所定のコイルピッチを隔てた2つのスロット23にそれぞれ収容される。直線部31のうち、スロット23内に収容された部分が、固定子巻線12のうちスロット内コイル部CSに相当する。なお、スロット23内には、固定子コア11と固定子巻線12(導体セグメント30)との間を電気絶縁する絶縁シート24が設けられている。絶縁シート24は、スロット23内に挿入される複数の導体セグメント30をまとめて囲むように折り曲げられ、スロット23内において固定子コア11の内周面(内壁面)と導体セグメント30との間に挟まれた状態で設けられている。
導体セグメント30の一対の直線部31は、2つのスロット23において径方向位置を1つずらしてそれぞれ収容されている。例えば一方の直線部31が径方向奥側(バックヨーク側)からn番目の位置に収容される場合、他方の直線部31は径方向奥側からn+1番目の位置に収容されるようになっている。
固定子コア11のスロット23に対する各導体セグメント30の挿入に際し、各導体セグメント30の直線部31は、固定子コア11の軸方向両端の第1端側及び第2端側のうち第1端側から挿入され、その直線部31の先端部が第2端側から突出する。この場合、固定子コア11の第1端側では、導体セグメント30のターン部32により一方のコイルエンド部CE1が形成される。また、固定子コア11の第2端側では、各直線部31の反ターン部側が周方向に屈曲され、かつ互いに異なる導体セグメント30の直線部31どうしが接続されることにより、他方のコイルエンド部CE2が形成される。各コイルエンド部CE1,CE2の概要は図2に示すとおりである。次に、コイルエンド部CE2における導体セグメント30の接続についてより詳しく説明する。ここではまず、導体セグメント30どうしの接続について説明する。
図5は、スロット23内に収容された状態の一部の導体セグメント30を示す図である。なお、図5では、固定子コア11を仮想線で示している。導体セグメント30において、一対の直線部31の反ターン部側は、固定子コア11の軸方向端面(図の上端面)から突出し、コア端面に対して所定の角度をもって斜行するように周方向へ屈曲されている。そして、異なる導体セグメント30の先端部の導体露出部33どうしが溶接により接合されることで、複数の導体セグメント30が接続されるようになっている。
コイルエンド部CE2では、固定子コア11の軸方向外側において周方向の一定方向に延びる導体セグメント30の周方向先端部と、周方向の一定方向とは逆向き方向に延びる他の導体セグメント30の周方向先端部とが互いに接合されている。これにより、固定子巻線12は、コイルエンド部CE2において、導体セグメント30の直線部31が軸方向に対して傾斜する向きで延び、かつ所定の頂部位置で折り返された状態となっている。導体セグメント30は、各直線部31の反ターン部側が周方向でターン部32と同じ側に屈曲されるものと、各直線部31の反ターン部側が周方向にターン部32とは逆側に屈曲されるものとを含む。
各相の相巻線では、その中間部分において導体セグメント30どうしの接合により導体の接続がなされている一方、巻線端部において、導体露出部33に対して各相の動力線バスバ13や中性線バスバ14が接続されている。ここでは特に、中性線バスバ14に関する構成を詳しく説明する。
図6は、中性線バスバ14の斜視図である。中性線バスバ14は、平角導体よりなり、長尺板状の本体部41と、その本体部41から突出する複数の接続部42とを有している。本実施形態では、固定子巻線12において各相巻線を相ごとに2並列で設ける構成としており、相ごとに2つずつの接続部42、すなわち計6つの接続部42が設けられている。中性線バスバ14は、平板から打ち抜かれた打ち抜き材よりなり、平板状となっている。本体部41は、平面視において円弧状に延びるようにして長尺に形成されている。固定子巻線12に対する組み付け状態で言えば、中性線バスバ14は、周方向に延びる本体部41と、本体部41から径方向内側に延びる接続部42とを有するものとなっている。接続部42の径方向先端部が、コイルエンド部CE2における各相巻線の巻線端部に対して接合されるようになっている。
本体部41は、長手方向の中間部で板厚方向に折り返されており、折り返された本体部41に挟まれた状態で、固定子10の温度を検出する温度センサ51が取り付けられている。温度センサ51は、サーミスタ素子や回路部を含む温度センサモジュールとして構成されている。
図7に示すように、固定子10の軸方向一端側には、コイルエンド部CE2を絶縁樹脂により樹脂封止した樹脂封止部61が設けられている。樹脂封止部61は、各導体セグメント30の溶接部と中性線バスバ14とを覆うようにして円環状に形成されている。中性線バスバ14に組み付けられた温度センサ51も同様に、樹脂封止部61に覆われている。
樹脂封止部61は、軸方向においてコイルエンド部CE2の一部の範囲で設けられている。具体的には、樹脂封止部61の軸方向の範囲は、導体セグメント30どうしの溶接部と中性線バスバ14とを含み、かつ固定子コア11の軸方向端面から離れた位置までとなっている。この場合、樹脂封止部61とコア端面との間が、樹脂封止のない領域となっており、その領域を、固定子巻線12を冷却するコイル冷却部として用いることが可能になっている。なお、固定子巻線12の冷却としては、冷媒として冷却油又は冷却水を用いる冷却(油冷、水冷)などが想定される。
また、本実施形態の固定子10は、樹脂封止部61の固定子コア11側の端面においてクラックの発生を抑制するための構成を具備するものとなっており、その構成について以下に説明する。図8は、コイルエンド部CE2における固定子10の縦断面を示す図である。
図8に示すように、樹脂封止部61における径方向内側の面である内周面62は、固定子コア11の側ほど固定子コア11の中心軸に近くなる向きに傾斜する傾斜面となっている。これにより、内周面62において、固定子コア11側の内径寸法L1が反固定子コア側の内径寸法L2よりも小さくなっている。
また、樹脂封止部61における径方向外側の面である外周面63は、固定子コア11の側ほど固定子コア11の中心軸から遠くなる向きに傾斜する傾斜面となっている。これにより、外周面63において、固定子コア11側の外径寸法L3が反固定子コア側の外径寸法L4よりも大きくなっている。
この場合、樹脂封止部61では、固定子コア11側の端面である内端面64から複数の導体セグメント30が入り込む構成となっている。そのため、内端面64付近では、絶縁樹脂と導体セグメント30が混在し、反固定子コア側の端面である外端面65に比べて、内周面62側及び外周面63側での絶縁樹脂の厚みが薄くなることが考えられる。ただし、上記のとおり固定子コア11の側ほど絶縁樹脂が厚肉となるように内周面62が傾斜していることで、内端面64付近において内周面62側での絶縁樹脂の厚みが確保されている。同様に、固定子コア11の側ほど絶縁樹脂が厚肉となるように外周面63が傾斜していることで、内端面64付近において外周面63側での絶縁樹脂の厚みが確保されている。
上記構成によれば、固定子10における温度上昇時の高温ストレスにより絶縁樹脂の膨張が生じる際において、内端面64付近での絶縁樹脂の歪みに起因する絶縁樹脂のクラックが生じにくくなっている。また、固定子10における温度低下時の低温ストレスにより絶縁樹脂の収縮が生じる際において、内端面64付近での絶縁樹脂の歪みに起因する絶縁樹脂のクラックが生じにくくなっている。
樹脂封止部61において、反固定子コア側の外端面65には凸部66が設けられている。凸部66は、例えば円環状をなす外端面65に沿って延びる円環状の突条部として設けられているとよい。又は、凸部66は、外端面65の全体にわたって点在するように設けられていてもよい。
次に、固定子巻線12のコイルエンド部CE2が潤滑油等の冷媒により冷却される構成を、図9を用いて説明する。図9は、回転電機を、車両等において軸方向が水平方向又は略水平方向となる向きで配置した状態での固定子巻線12の冷却を説明するための図であり、図9の上下方向が鉛直方向である。
図9に示すように、固定子巻線12のコイルエンド部CE2には、鉛直方向上方に設けられた不図示の冷媒供給部から冷媒が供給される。冷媒供給部は、例えば回転電機において固定子10を包囲するハウジングに設けられているとよく、回転電機外部から循環供給される冷媒の取り込み口である。
冷媒は、樹脂封止部61と固定子コア11との間に供給される。これにより、樹脂封止部61と固定子コア11との間で露出状態となっている固定子巻線12の各導体セグメント30が冷却される。また、樹脂封止部61の内周面62及び外周面63は上述したとおり傾斜面となっている。そのため、冷媒が、樹脂封止部61の外周面63を経由して外端面65の側に誘導されるとともに、樹脂封止部61の内周面62を経由して外端面65の側に誘導される。この場合、外端面65には凸部66が設けられており、外端面65は、言わば放熱を促進する放熱面となっている。したがって、内周面62及び外周面63の傾斜により冷媒が外端面65の側に誘導されることで、樹脂封止部61での冷却効率が向上する。
なお、外端面65は、放熱を促進する放熱面として機能すればよく、凸部66に代えて凹部が設けられていてもよい。
図10は、コイルエンド部CE2における樹脂封止部61の成形を説明するための図である。
金型70は、液状の樹脂材料が注入される円環溝状の溝部71を有し、その溝部71の内周側が内周壁面72、外周側が外周壁面73となっている。底部74には凹部75が設けられている。金型70の内周壁面72は、樹脂封止部61の内周面62を形成する部位であり、外周側が外周壁面73は、樹脂封止部61の外周面63を形成する部位である。そのため、これら壁面72,73は、固定子巻線12の軸線に対して傾斜する傾斜面となっている。
樹脂封止部61の成形時には、樹脂材料が注入された状態の溝部71にコイルエンド部CE2が挿し入れられ、その状態で樹脂封止部61が成形される。この場合、コイルエンド部CE2を鉛直方向下側にして溝部71内に浸漬し、その後、硬化させることで樹脂封止部61成形される。なお、溝部71にコイルエンド部CE2を挿し入れた後に、溝部71内に樹脂材料を注入することも可能である。
上記実施形態によれば、以下の優れた効果を有する。
樹脂封止部61における径方向内側の内周面62において、固定子コア11側の内径寸法L1を、反固定子コア側の内径寸法L2よりも小さくしたため、樹脂封止部61における径方向内側であり、かつ固定子コア11側の端面付近となる部位において、絶縁樹脂の厚みが局所的に厚くなっている。これにより、温度上昇時の高温ストレスにより絶縁樹脂の膨張が生じる際において、固定子コア11側の端面付近での絶縁樹脂の歪みに起因する絶縁樹脂のクラックを生じにくくすることができる。そのため、樹脂封止部61内での固定子巻線12の各導体セグメント30における絶縁性の低下が抑制される。その結果、固定子巻線12の絶縁性を好適に保持することができる。
樹脂封止部61における径方向外側の外周面63において、固定子コア11側の外径寸法L3を、反固定子コア側の外径寸法L4よりも大きくしたため、樹脂封止部61における径方向外側であり、かつ固定子コア11側の端面付近となる部位において、絶縁樹脂の厚みが局所的に厚くなっている。これにより、温度低下時の低温ストレスにより絶縁樹脂の収縮が生じる際において、固定子コア11側の端面付近での絶縁樹脂の歪みに起因する絶縁樹脂のクラックを生じにくくすることができる。そのため、樹脂封止部61内での固定子巻線12の各導体セグメント30における絶縁性の低下が抑制される。
樹脂封止部61における固定子コア11側の端面付近において、高温ストレスによる径方向内側での絶縁樹脂のクラックと、低温ストレスによる径方向外側での絶縁樹脂のクラックとの両方を生じにくくすることができ、固定子巻線12の絶縁性を保持する上で望ましい構成を実現することができる。
回転電機の設置状態において、コイルエンド部CE2及び樹脂封止部61が、その円環が縦向きとなるように配置される。ここで、樹脂封止部61の内周面62が、固定子コア11の側ほど固定子コア11の中心軸に近くなる傾斜面であるため、樹脂封止部61の内周面62に冷媒が供給されると、冷媒がその内周面62の傾斜に沿って流れ、樹脂封止部61の反固定子コア側に誘導される。この場合、樹脂封止部61の反固定子コア側の外面が凸部66又は凹部を有する放熱面になっており、その放熱面に冷媒が誘導されることで樹脂封止部61での冷却性を向上させることができる。樹脂封止部61での冷却性の向上により、冷熱ストレスを緩和し、絶縁樹脂のクラック発生を抑制することができる。
(変形例)
上記実施形態において、その構成の一部を変更してもよい。以下、上記実施形態の変形例について説明する。
・図11に示すように、樹脂封止部61の内端面64において、径方向内側の端部に突起部81が設けられ、径方向外側の端部に突起部82が設けられていてもよい。これら各突起部81,82は内端面64に沿って円環状に設けられており、径方向内側の突起部81が小径の環状突起、径方向外側の突起部82が大径の環状突起となっている。ここで、図9で説明したとおり、樹脂封止部61が、その円環が縦向きとなるように配置される場合には、鉛直方向上方から供給される冷媒が、突起部81,82の間となる領域を通って、樹脂封止部61の周方向に流れるように誘導される。突起部81,82によれば、樹脂封止部61と固定子コア11との間に入った冷媒が、その外へ排出されることが抑制される。これにより、樹脂封止部61の周方向全体に冷媒を行き渡らせやすくなる。また、樹脂封止部61付近での冷媒の滞留が促される。これにより、冷却効率が向上する。
なお、各突起部81,82は、内端面64に沿って円環状に繋がった状態で設けられる以外に、周方向の一部が途切れた状態で設けられていてもよい。要は、突起部81,82は、内端面64から固定子コア11側に突出しかつ周方向に延びるように設けられていればよい。
樹脂封止部61の内端面64において、その内端面64から突出する導体セグメント30の表面に沿って延びる薄膜部83が設けられているとよい。これにより、内端面64側の樹脂表面積が増加し、冷却効率が向上する。
・図11では、固定子巻線12のコイルエンド部CE2の径方向外側に中性線バスバ14が配置され、その中性線バスバ14が固定子巻線12と共に樹脂封止部61に封止されている。この場合、樹脂封止部61は、コイルエンド部CE2を樹脂封止する領域に対して、中性線バスバ14を樹脂封止する領域が径方向外側に拡張された構成となっている。そして、樹脂封止部61において、中性線バスバ14が樹脂封止されたバスバ封止領域の外表面に、凸部又は凹部を有する放熱部が設けられている。具体的には、樹脂封止部61の内端面64及び外端面65にそれぞれ凹部84,85が設けられている。上記構成では、樹脂封止部61において、コイルエンド部CE2が封止された領域以外での放熱性の向上が可能となっている。
なお、樹脂封止部61の外表面には、絶縁樹脂のモールド硬化時に内部から外表面に出てくる気泡により凹部が形成されていてもよい。また、樹脂封止部61には、中性線バスバ14に加えて、動力線バスバ13が樹脂封止されており、その動力線バスバ13が樹脂封止されたバスバ封止領域の外表面に、凸部又は凹部を有する放熱部が設けられていてもよい。
・樹脂封止部61内において、図12(a)~(d)の各形態で中性線バスバ14が設けられているとよい。
図12(a)では、樹脂封止部61内において、中性線バスバ14の本体部41が樹脂封止部61の内端面64に対して傾いた状態で設けられている。
図12(b)では、樹脂封止部61内において、中性線バスバ14の本体部41の両板面のうち図の上面、すなわち樹脂封止部61の成形時で言えば鉛直方向下面が樹脂封止部61の内端面64に対して傾いた状態で設けられている。
図12(c)では、樹脂封止部61内において、中性線バスバ14の本体部41の両板面のうち図の上面、すなわち樹脂封止部61の成形時で言えば鉛直方向下面が曲面状の凸状面となっている。
図12(d)では、樹脂封止部61内において、中性線バスバ14の本体部41の両板面のうち図の上面、すなわち樹脂封止部61の成形時で言えば鉛直方向下面が三角形状の凸状面となっている。
図12(a)~(d)の構成では、樹脂封止部61の成形時において、中性線バスバ14の表面に気泡が残ることが抑制される。これにより、樹脂封止部61内において中性線バスバ14の表面に気泡が残ることによる熱伝導性の低下や、それに起因する冷却効率の低下を抑制することができる。
・図13(a)に示すように、樹脂封止部61の内周面62において、径方向内側に向かって延びる凸状部91を周方向に所定間隔で設ける構成としてもよい。この構成では、内周面62が、固定子コア11の側ほど固定子コア11の中心軸に近くなる向きに傾斜し、かつ径方向に向けて凹凸となっている。これにより、冷熱ストレスにより絶縁樹脂の変形が生じる際において、絶縁樹脂の変形を径方向だけでなく周方向にも分散させることができ、固定子コア11側の端面付近での絶縁樹脂のクラック発生を抑制することができる。
また、図13(b)に示すように、樹脂封止部61の内周面62が、曲線状の凹凸が繰り返される波状面となっていてもよい。これにより、冷熱ストレスにより絶縁樹脂の変形が生じる際において、絶縁樹脂の変形を径方向だけでなく周方向にも分散させることができ、固定子コア11側の端面付近での絶縁樹脂のクラック発生を抑制することができる。また、内周面62の凹凸が曲線状の波形状になっているため、応力集中による破損等が生じにくくなっている。
・樹脂封止部61の内周面62において、固定子コア11側の内径寸法L1を反固定子コア側の内径寸法L2よりも小さくする構成として、内周面62を傾斜面にする構成に代えて、内周面62に段差を設けて階段状にしてもよい。また、樹脂封止部61の外周面63において、固定子コア11側の外径寸法L3を反固定子コア側の外径寸法L4よりも大きくする構成として、外周面63を傾斜面にする構成に代えて、外周面63に段差を設けて階段状にしてもよい。
・上記実施形態では、固定子巻線12を、導体セグメント30を用いたセグメント構造としたが、これを変更してもよい。例えば、固定子コア11の各スロット23に対して、連続線を波巻きにより巻装することで固定子巻線12を形成する構成であってもよい。
10…固定子、11…固定子コア、12…固定子巻線、61…樹脂封止部、62…内周面、CE2…コイルエンド部。

Claims (7)

  1. 固定子コア(11)と、前記固定子コアに設けられた固定子巻線(12)と、前記固定子巻線のコイルエンド部(CE2)における軸方向先端部を含む範囲を絶縁樹脂により封止した円環状の樹脂封止部(61)とを、備える回転電機の固定子(10)であって、
    前記樹脂封止部における径方向内側の内周面(62)において、前記固定子コア側の内径寸法(L1)が、反固定子コア側の内径寸法(L2)よりも小さくなっている、回転電機の固定子。
  2. 前記樹脂封止部における径方向外側の外周面(63)において、前記固定子コア側の外径寸法(L3)が、反固定子コア側の外径寸法(L4)よりも大きくなっている、請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 軸方向が水平方向又は略水平方向に設置される回転電機に設けられ、鉛直方向上側から前記コイルエンド部に向けて供給される冷媒により前記コイルエンド部の冷却が行われる固定子であって、
    前記樹脂封止部の前記内周面は、前記固定子コアの側ほど前記固定子コアの中心軸に近くなる傾斜面であり、
    前記樹脂封止部において反固定子コア側の外面は、凸部又は凹部を有する放熱面となっている、請求項1又は2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記樹脂封止部の前記固定子コア側の端面(64)において径方向内側の端部及び径方向外側の端部に、前記固定子コア側に突出しかつ周方向に延びる突起部(81,82)が設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記固定子巻線における前記コイルエンド部に接続されるバスバ(13,14)を備え、そのバスバが、前記コイルエンド部に対して径方向に対向する位置に配置される固定子であって、
    前記樹脂封止部は、前記コイルエンド部と共に前記バスバを絶縁樹脂により封止するものであり、
    前記樹脂封止部において、前記バスバが封止されたバスバ封止領域の外表面に、凸部又は凹部を有する放熱部が設けられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記樹脂封止部は、前記内周面において周方向に所定間隔で設けられ、径方向内側に向かって延びる凸状部(91)を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  7. 前記樹脂封止部の前記内周面が、曲線状の凹凸が繰り返される波状面となっている、請求項1~5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
JP2022031326A 2022-03-01 2022-03-01 回転電機の固定子 Pending JP2023127496A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022031326A JP2023127496A (ja) 2022-03-01 2022-03-01 回転電機の固定子
US18/113,468 US20230283149A1 (en) 2022-03-01 2023-02-23 Stator of rotating electrical machine
CN202310183508.9A CN116707198A (zh) 2022-03-01 2023-02-28 旋转电机的定子
DE102023104838.4A DE102023104838A1 (de) 2022-03-01 2023-02-28 Stator einer Drehelektromaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022031326A JP2023127496A (ja) 2022-03-01 2022-03-01 回転電機の固定子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023127496A true JP2023127496A (ja) 2023-09-13

Family

ID=87572267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022031326A Pending JP2023127496A (ja) 2022-03-01 2022-03-01 回転電機の固定子

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20230283149A1 (ja)
JP (1) JP2023127496A (ja)
CN (1) CN116707198A (ja)
DE (1) DE102023104838A1 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2969270T3 (es) 2014-02-18 2024-05-17 Edwards Lifesciences Corp Armazón de comisura flexible

Also Published As

Publication number Publication date
CN116707198A (zh) 2023-09-05
US20230283149A1 (en) 2023-09-07
DE102023104838A1 (de) 2023-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10116180B2 (en) Rotary electric machine stator
US6809441B2 (en) Cooling of electrical machines
KR100397041B1 (ko) 교류 발전기
JP4501762B2 (ja) 車両用交流発電機
US8624452B2 (en) Electric machine module cooling system and method
US20220271596A1 (en) Rotating electric machine and method of manufacturing rotating electric machine
US10038353B2 (en) Dual-rotor electric rotating machine
JP5862970B2 (ja) 回転電機
US8421295B2 (en) Stator for electric rotating machine with enhanced cooling ability
US10193420B2 (en) Rotating electric machine
JP5292973B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
BR112021014731A2 (pt) Máquina elétrica de fluxo axial e componentes auxiliares
US20220271633A1 (en) Manufacturing method of rotating electric machine
CN117424363A (zh) 定子组件、电机及电驱动总成
US20220286007A1 (en) Rotating electric machine
JP2023017570A (ja) 固定子、及び固定子の製造方法
JP2010226841A (ja) 回転電機
JP2019122183A (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP2023127496A (ja) 回転電機の固定子
JP2004312877A (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP2019054632A (ja) 回転電機
JP2023127497A (ja) 回転電機の固定子
JP2004104917A (ja) 電動機のステータ、および電動機
JP7363392B2 (ja) 回転電機及び導線
WO2023157521A1 (ja) 回転電機における冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220520