JP2023125357A - 情報処理装置 - Google Patents

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Yoshitada Kobayashi
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Abstract

【課題】荷崩れが起こる可能性がある地点を収集する。【解決手段】移動体の加速度を取得し、前記移動体の位置に関する情報を取得し、前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出し、前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力し、前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得し、前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
荷物を輸送する車両における荷崩れの発生を防止するための様々な技術が開発されている。例えば、特許文献1には、荷台総重量などに基づいて安全走行速度を算出し、算出された安全走行速度の通知を行うことで、ドライバーに、安全運転を促し、荷崩れの発生を防止している。
特開2001-97072号公報
急カーブや、高速で走行することが可能なカーブ、凹凸がある道路などは、荷崩れが起こる可能性がある。このような荷崩れが起こる可能性がある地点に関する情報を事前に得ることができていれば、その地点において、ドライバーに安全運転を促すことが可能になり、荷崩れを防止することが可能になる。
本発明が解決しようとする課題としては、荷崩れが起こる可能性がある地点を収集することが一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体の加速度を取得する加速度取得処理部と、前記移動体の位置に関する情報を取得する位置情報取得処理部と、前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する検出部と、前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する質問出力処理部と、前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得する回答情報取得処理部と、前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する記憶処理部と、を有する。
請求項9に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、移動体の加速度を取得する加速度取得処理工程と、前記移動体の位置に関する情報を取得する位置情報取得処理工程と、前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する検出工程と、前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する質問出力処理工程と、前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得する回答情報取得処理工程と、前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する記憶処理工程と、を有する。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理方法を、コンピュータに実行させる情報処理プログラム。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の情報処理プログラムを記憶している。
本発明の一実施例に係る情報処理装置100である。 情報処理装置100と移動体Mとの関係を説明する図である。 制御部110を示す図である。 荷崩れリスク地点候補が検出されたときに制御部110において行わる処理動作の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、移動体の加速度を取得する加速度取得処理部と、前記移動体の位置に関する情報を取得する位置情報取得処理部と、前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する検出部と、前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する質問出力処理部と、前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得する回答情報取得処理部と、前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する記憶処理部と、を有する。このように、本実施形態では、荷崩れリスク地点候補が検知されたときに、ユーザに確認した上で、検知された荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶する。このため、本実施形態では、ドライバーの運転操作(急ハンドルや急ブレーキ、急加速)のために偶発的に加速度が大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検知されたとしても、その地点が荷崩れリスク地点として記憶されることを防ぐことが可能である。結果、本実施形態では、荷崩れリスク地点を収集することが可能である。これにより、荷崩れリスク地点において、ドライバーに安全運転を促すことが可能になり、荷崩れを防止することが可能になる。
前記検出部は、前記加速度が所定の条件を満たしたときの前記移動体の位置を、前記荷崩れリスク地点候補として検出するようにすると良い。前記所定の条件は、前記加速度の前後方向成分のウェイトを下げたときの前記加速度の大きさが第1の閾値を超えることを含むようにすると良い。このようにすることで、前後方向の加速度の変化の影響を抑えることが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性が高くなる。
前記所定の条件は、前記加速度の左右方向成分が第2の閾値を超えることを含むようにしても良い。このようにすることで、加速度の左右方向成分の変化が大きい地点を、荷崩れリスク地点候補として検出することが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性がより高くなる。
前記所定の条件は、前記加速度の上下方向成分が第3に閾値を超えることを含むようにしても良い。このようにすることで、加速度の上下方向成分の変化が大きい地点を、荷崩れリスク地点候補として検出することが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性がより高くなる。
前記検出部は、荷崩れが生じたときの加速度を学習した学習済みモデルを用いて、前記荷崩れリスク地点候補を検出するようにしても良い。このようにすることで、荷崩れが起きる際と同様の加速度の変化が起きる地点が荷崩れリスク地点候補として検出されることになり、実際に崩れが起きる可能性が高い地点だけが、荷崩れリスク地点候補として検出される可能性が高くなる。
前記質問出力処理部は、前記移動体の運転手に負荷がかかっているときは、前記質問を出力しないようにしても良い。このようにすることで、質問を出力することで、運転手の負荷をさらに上げてしまうことを防ぐことが可能になる。
前記所定の回答は、前記質問に対する肯定的な回答を含むようにすると良い。このようにすることで、ドライバーの負担を軽減することが可能になる。
また、本発明の一実施形態にかかる情報処理方法は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、移動体の加速度を取得する加速度取得処理工程と、前記移動体の位置に関する情報を取得する位置情報取得処理工程と、前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する検出工程と、前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する質問出力処理工程と、前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得する回答情報取得処理工程と、前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する記憶処理工程と、を有する。このように、本実施形態では、荷崩れリスク地点候補が検知されたときに、ユーザに確認した上で、検知された荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶する。このため、本実施形態では、ドライバーの運転操作(急ハンドルや急ブレーキ、急加速)のために偶発的に加速度が大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検知されたとしても、その地点が荷崩れリスク地点として記憶されることを防ぐことが可能である。結果、本実施形態では、荷崩れリスク地点を収集することが可能である。これにより、荷崩れリスク地点において、ドライバーに安全運転を促すことが可能になり、荷崩れを防止することが可能になる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理プログラムは、上記の情報処理方法を、コンピュータに実行させる。このようにすることで、コンピュータを用いて、ユーザに確認した上で、検知された荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶することが可能になる。
また、本発明の一実施形態に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記の情報処理プログラムを記憶している。このようにすることで、上記の情報処理プログラムを、機器に組み込む以外にも単体で流通することが可能になり、バージョンアップ等を容易に行うことが可能になる。
<情報処理装置100>
図1は、本発明の一実施例に係る情報処理装置100である。情報処理装置100は、制御部110と、通信部120と、加速度センサ130と、位置情報取得部140と、出力部150と、入力部160と、記憶部170と、を有する。
制御部110は、例えば、コンピュータにより構成される。通信部120は、他の装置と情報の送受信を行うための通信装置である。加速度センサ130は、移動体の加速度を測定するセンサである。位置情報取得部140は、GPS(Global Positioning System)を含むGNSS(Global Navigation Satellite System)を構成する衛星から発信された信号を受信するアンテナなどの位置情報を取得するための装置である。出力部150は、ディスプレイやスピーカなどの情報の出力を行う出力装置である。入力部160は、スイッチや、キーボード、タッチパネル、マイク、カメラなどの情報の入力を受けるための入力装置である。記憶部170は、ハードディスクや、メモリなどの情報を記憶するための記憶装置である。
情報処理装置100は、図2(A)に示すように、車両などの移動体Mとともに移動する機器(例えば、移動体Mに設置されたドライブレコーダやナビゲーションシステムなどの車載器や、移動体M内にあるスマートフォン)であっても良いし、図2(B)に示すように、移動体Mとともに移動する機器O(例えば、移動体Mに設置された車載器や、移動体M内にあるスマートフォン)と通信を行う移動体Mの外部に設置された機器(例えば、サーバ)であっても良い。情報処理装置100が移動体Mとともに移動する機器Oと通信を行う移動体の外部に設置された機器である場合、情報処理装置100は、加速度センサ130、位置情報取得部140、出力部150、入力部160を有していなくても良い。
図3は、制御部110を示す図である。制御部110は、加速度取得処理部111と、移動体位置情報取得処理部112と、検出部113と、質問出力処理部114と、回答情報取得処理部115と、記憶処理部116と、を有する。
加速度取得処理部111は、移動体の加速度を取得する。このとき、例えば、加速度取得処理部111は、加速度センサ130により測定された移動体の加速度を取得する。また、例えば、加速度取得処理部111は、通信部120を用いた通信を行うことで、移動体とともに移動する他の機器(例えば、移動体に設置されたナビゲーションシステムなどの車載器や、移動体内にあるスマートフォン)から移動体の加速度を取得するようにしても良い。
加速度取得処理部111は、加速度の3軸成分すべてを取得するようにしても良いし、加速度の左右方向成分(つまり、加速度の水平面成分のうちの移動体の走行方向に垂直な成分)と上下方向成分(つまり、加速度の鉛直方向成分)のみを取得するようにしても良い。
移動体位置情報取得処理部112は、移動体の位置に関する情報を含む移動体位置情報を取得する。このとき、例えば、移動体位置情報取得部112は、移動体位置情報取得部140により移動体位置情報を取得する。また、例えば、移動体位置情報取得処理部112は、通信部120を用いた通信を行うことで、移動体とともに移動する他の機器(例えば、移動体に設置されたナビゲーションシステムなどの車載器や、移動体内にあるスマートフォン)から移動体位置情報を取得するようにしても良い。
検出部113は、取得された移動体の加速度と位置に基づいて、移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する。
質問出力処理部114は、荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問(例えば、「強い衝撃を検知しました。衝撃を検知した地点を、荷崩れリスク地点として記録しますか?」)を出力する。このとき、例えば、質問出力処理部114は、出力部150により質問を出力する。また、質問出力処理部114は、通信部120を用いた通信を行うことで、移動体とともに移動する他の機器(例えば、移動体に設置されたディスプレイ、スピーカや、移動体内にあるスマートフォン)から質問を出力するようにしても良い。
回答情報取得処理部115は、質問出力処理部114により出力された質問に対する回答に関する情報を含む回答情報を取得する。例えば、回答情報取得処理部115は、入力部160から入力を受けることにより回答情報を取得する。また、回答情報取得処理部115は、通信部120を用いた通信を行うことで、移動体とともに移動する他の機器(例えば、移動体に設置された入力装置や、移動体内にあるスマートフォン)から回答情報を取得するようにしても良い。
例えば、回答情報取得処理部115は、質問出力処理部114により出力された質問に対する質問(例えば、「強い衝撃を検知しました。衝撃を検知した地点を、荷崩れリスク地点として記録しますか?」)に対する回答として、出力された質問に対する肯定的回答(例えば、「はい」や「記録してください」)や、出力された質問に対する否定的回答(例えば、「いいえ」や「記録しないでください」、「荷崩れリスク地点ではありません」)を取得する。
記憶処理部116は、回答情報取得処理部115により取得された回答が所定の回答を含むならば、荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶する。このとき、例えば、記憶処理部116は、記憶部170に、荷崩れリスク地点候補を記憶する。また、記憶処理部116は、移動体の外部に設置された記憶装置に、荷崩れリスク地点候補を記憶するようにしても良い。
例えば、所定の回答は、質問に対する肯定的回答を含む。つまり、記憶処理部116は、検出された荷崩れリスク地点候補を荷崩れリスク地点として記録するのかを問う質問(例えば、「強い衝撃を検知しました。衝撃を検知した地点を、荷崩れリスク地点として記録しますか?」)に対する回答が、肯定的回答(例えば、「はい」や「記録してください」)であるならば、荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶する。一方、記憶処理部116は、検出された荷崩れリスク地点候補を荷崩れリスク地点として記録するのかを問う質問(例えば、「強い衝撃を検知しました。衝撃を検知した地点を、荷崩れリスク地点として記録しますか?」)に対する回答が、肯定的回答でないならば(例えば、否定的回答(例えば、「いいえ」や「記録しないでください」、「荷崩れリスク地点ではありません」)であるならば)、荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶しない。
このように、本実施例では、荷崩れリスク地点候補が検知されたときに、ユーザに確認した上で、検知された荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶する。このため、本実施例では、ドライバーの運転操作(急ハンドルや急ブレーキ、急加速)のために偶発的に加速度が大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検知されたとしても、その地点が荷崩れリスク地点として記憶されることを防ぐことが可能である。結果、本実施例では、荷崩れリスク地点を収集することが可能である。これにより、荷崩れリスク地点において、ドライバーに安全運転を促すことが可能になり、荷崩れを防止することが可能になる。
図4は、荷崩れリスク地点候補が検出されたときに制御部110において行わる処理動作の一例を示す図である。質問出力処理部114が、荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する(ステップS401)。回答情報取得処理部115が、質問に対する回答に関する情報を含む回答情報を取得する(ステップS402)。回答が所定の回答を含むならば(ステップS403、YES)、記憶処理部116が、荷崩れリスク地点候補を、荷崩れリスク地点として記憶する(ステップS404)。回答が所定の回答を含まないならば(ステップS403、NO)、記憶処理部116が、荷崩れリスク地点候補を、処理を終了する。
<荷崩れリスク地点候補の検出>
移動体が急カーブを走行した場合や、緩いカーブであっても移動体がそのカーブを高速で走行した場合は、移動体の左右方向の加速度が大きくなり、移動体に積まれた荷物に左右方向に大きな力がかかり、荷崩れが起こる可能性がある。よって、急カーブや、高速で走行することが可能なカーブは、荷崩れが起こる可能性がある地点である。また、凹凸がある道路を移動体が走行した場合、移動体の上下方向の加速度が大きくなり、移動体に積まれた荷物に上下方向に大きな力がかかり、荷崩れが起こる可能性がある。よって、凹凸がある道路は、荷崩れが起こる可能性がある地点である。
つまり、移動体の加速度の左右方向成分、上下方向成分の変化は、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために起きている可能性が高い。一方、加速度の前後方向成分の変化は、運転手の運転操作(急ブレーキや急加速)のために起きている可能性が高く、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために起きている可能性は低い。
そこで、本実施例では、検出部113は、例えば、移動体の加速度が所定の条件を満たしたときの移動体の位置を、荷崩れリスク地点候補として検出する。
このとき、所定の条件は、例えば、「加速度の前後方向成分のウェイトを下げたときの加速度の大きさが第1の閾値を超える」との条件を含むようにすると良い。移動体の加速度の前後方向、左右成分、上下成分を、それぞれ、Gx、Gy、Gzとし、0≦A<1としたとき、例えば、(A・Gx+Gy+Gz1/2を、加速度の前後方向成分のウェイトを下げたときの加速度の大きさとする良い。
このようにすることで、前後方向の加速度の変化の影響を抑えることが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性が高くなる。特に、A=0の場合は、加速度の左右方向成分、上下方向成分の変化が大きい地点だけを、荷崩れリスク地点候補として検出することが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性がより高くなる。
また、所定の条件は、例えば、「加速度の左右方向成分が第2の閾値を超える」との条件を含むようにしても良い。このようにすることで、加速度の左右方向成分の変化が大きい地点を、荷崩れリスク地点候補として検出することが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性がより高くなる。
また、所定の条件は、「加速度の上下方向成分が第3に閾値を超える」との条件を含むようにしても良い。このようにすることで、加速度の上下方向成分の変化が大きい地点を、荷崩れリスク地点候補として検出することが可能になり、道路の性質(急カーブである、高速で走行可能なカーブである、凹凸がある)のために加速度を大きくなった地点が荷崩れリスク地点候補として検出される可能性がより高くなる。
また、検出部113は、荷崩れが生じたときの加速度を学習した学習済みモデルを用いて、前記荷崩れリスク地点候補を検出するようにしても良い。このようにすることで、荷崩れが起きる際と同様の加速度の変化が起きる地点が荷崩れリスク地点候補として検出されることになり、実際に崩れが起きる可能性が高い地点だけが、荷崩れリスク地点候補として検出される可能性が高くなる。
<質問出力処理部114による質問の出力>
質問出力処理部114は、荷崩れリスク地点候補が検出された直後に、質問を出力するようにして良いし、荷崩れリスク地点候補が検出された時点から所定時間(例えば、数秒から一分)経過したときに、質問を出力するようにして良い。また、回答情報取得処理部115よる回答情報の取得がされていない間、質問出力処理部114は、所定間隔(例えば、2分)ごとに、質問を出力するようにしても良い。
また、質問出力処理部114は、荷崩れリスク地点候補が検出されたとしても、運転負荷が大きくなる地点(例えば、交差点や合流地点)を移動体が走行しているときは、質問を出力しないようにし、運転負荷が大きくなる地点を移動体が通過した後に、質問を出力するようにしても良い。
また、質問出力処理部114は、車内に運転手が存在するときに、質問を出力するようにすると良い。質問出力処理部114は、例えば、移動体内を撮影するカメラや、移動体のドアに設置されたセンサを用いることにより、車内に運転手が存在するのか否かを判断するようにすると良い。
また、情報処理装置100は、移動体の運転手にかかっている負荷に関する情報取得する負荷情報取得処理部117を有するようにしても良い。そして、質問出力処理部114は、移動体の運転手に負荷がかかっているときは、質問を出力しないようにし、移動体の運転手に負荷がかからなくなってから、質問を出力するようにしても良い。このようにすることで、質問を出力することで、運転手の負荷をさらに上げてしまうことを防ぐことが可能になる。
負荷情報取得処理部117は、例えば、移動体の運転手にかかる負荷に関係する情報を測定する測定装置の測定に基づいて移動体の運転手の負荷に関する情報を算出する装置から、移動体の運転手の負荷に関する情報を取得すると良い。測定装置は、例えば、運転手の心拍を測定する装置や、運転手の発汗状態を測定する装置、運転手の表情を写した画像を取得するカメラである。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
100 情報処理装置
110 制御部
111 加速度取得処理部
112 移動体位置情報取得処理部112
113 検出部113
114 質問出力処理部
115 回答情報取得処理部
116 記憶処理部
117 負荷情報取得処理部
120 通信部
130 加速度センサ
140 位置情報取得部
150 出力部
160 入力部
170 記憶部

Claims (11)

  1. 移動体の加速度を取得する加速度取得処理部と、
    前記移動体の位置に関する情報を取得する位置情報取得処理部と、
    前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する検出部と、
    前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する質問出力処理部と、
    前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得する回答情報取得処理部と、
    前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する記憶処理部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記検出部は、前記加速度が所定の条件を満たしたときの前記移動体の位置を、前記荷崩れリスク地点候補として検出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の条件は、前記加速度の前後方向成分のウェイトを下げたときの前記加速度の大きさが第1の閾値を超えることを含む、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の条件は、前記加速度の左右方向成分が第2の閾値を超えることを含む、請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の条件は、前記加速度の上下方向成分が第3に閾値を超えることを含む、請求項2から4のいずか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記検出部は、荷崩れが生じたときの加速度を学習した学習済みモデルを用いて、前記荷崩れリスク地点候補を検出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記質問出力処理部は、前記移動体の運転手に負荷がかかっているときは、前記質問を出力しない、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の回答は、前記質問に対する肯定的な回答を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    移動体の加速度を取得する加速度取得処理工程と、
    前記移動体の位置に関する情報を取得する位置情報取得処理工程と、
    前記加速度と前記移動体の位置に基づいて、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点の候補である荷崩れリスク地点候補を検出する検出工程と、
    前記荷崩れリスク地点候補が検出されたときに、当該荷崩れリスク地点候補を、前記移動体において荷崩れが起こる可能性がある地点である荷崩れリスク地点として記録するのかの質問を出力する質問出力処理工程と、
    前記出力された質問に対する回答に関する情報を取得する回答情報取得処理工程と、
    前記回答が所定の回答を含むならば、前記荷崩れリスク地点候補を、前記荷崩れリスク地点として記憶する記憶処理工程と、を有する情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法を、コンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  11. 請求項10に記載の情報処理プログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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