JP2023124639A - 制御システム及び冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御対象の制御を継続しながら制御装置を着脱することが可能な制御システム及び冷却システムを提供する。【解決手段】制御システムは、第1制御装置と、第2制御装置とを有する。前記第1制御装置は、制御対象を制御可能である。前記第1制御装置は、第1制御部と、第1通信部と、第1監視部と、第1決定部とを有する。前記第1制御部は、前記制御対象を制御可能である。前記第1通信部は、前記制御対象と通信可能である。前記第1監視部は、前記第2制御装置と前記制御対象との通信を監視する。前記第1決定部は、前記第1監視部の監視結果に基づいて、前記第1制御部による前記制御対象の制御の実行又は待機を決定する。前記第2制御装置は、第2制御部と、第2通信部とを有する。前記第2制御部は、前記制御対象を制御可能である。前記第2通信部は、前記制御対象と通信可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、制御システム及び冷却システムに関する。
特許文献1に記載の二重化システムにおいて、スレーブ機器を制御するプログラマブルロジックコントローラは、二重化された相手方である他のプログラマブルロジックコントローラと互いに通信して他のプログラマブルロジックコントローラの状態を監視する。プログラマブルロジックコントローラは、自局が待機系である場合には、他のプログラマブルロジックコントローラの障害を検出したら、自局を制御系に切り替える。
国際公開第2016/170614号
特許文献1に記載の二重化システムでは、一方のプログラマブルロジックコントローラが他のプログラマブルロジックコントローラと通信して他のプログラマブルロジックコントローラの障害を検出する。したがって、例えば、制御系のプログラマブルロジックコントローラがスレーブ機器を制御している状態において、障害が発生した他のプログラマブルロジックコントローラを二重化システムから取り外すと、プログラマブルロジックコントローラ間において通信ができなくなり、二重化システムが不安定になる恐れがある。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御対象の制御を継続しながら制御装置を着脱することが可能な制御システム及び冷却システムを提供することにある。
本開示の例示的な制御システムは、第1制御装置と、第2制御装置とを有する。前記第1制御装置は、制御対象を制御可能である。前記第1制御装置は、第1制御部と、第1通信部と、第1監視部と、第1決定部とを有する。前記第1制御部は、前記制御対象を制御可能である。前記第1通信部は、前記制御対象と通信可能である。前記第1監視部は、前記第2制御装置と前記制御対象との通信を監視する。前記第1決定部は、前記第1監視部の監視結果に基づいて、前記第1制御部による前記制御対象の制御の実行又は待機を決定する。前記第2制御装置は、第2制御部と、第2通信部とを有する。前記第2制御部は、前記制御対象を制御可能である。前記第2通信部は、前記制御対象と通信可能である。
本開示の例示的な冷却システムは、電子機器を冷却する。本開示の例示的な冷却システムは、冷却装置と、制御システムとを有する。前記冷却装置は、前記電子機器を冷却する。前記制御システムは、前記冷却装置を前記制御対象として制御する。
例示的な本発明によれば、制御対象の制御を継続しながら制御装置を着脱することが可能となる。
図1は、例示的な実施形態の冷却システムの概要を示す図である。 図2は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の一例である。 図3は、制御システムにおける制御装置の切り替えを示す図である。 図4は、例示的な実施形態の制御処理を示すシーケンス図である。 図5は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の他の例である。 図6は、例示的な実施形態の制御システムにおける制御装置の決定処理を示すシーケンス図である。 図7は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の他の例である。 図8は、制御システムにおける報知処理を示すシーケンス図である。 図9は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の他の例である。
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、例示的な実施形態の制御システム10を有する冷却システム100を説明する。図1は、冷却システム100の概要を示す図である。
冷却システム100は、サーバ200を冷却する。サーバ200は、電子機器の一例である。サーバ200は、一例として、冷却システム100と、3つのサーバユニットU2、U3、U4とを有する。なお、サーバ200が有するサーバユニットの数は、3つに限定されない。冷却システム100は、サーバ200以外に設けられてもよい。
冷却システム100は、冷却水循環ユニット(CDU:Cooling Distribution Unit)U1と、マニホールドH1と、マニホールドH2と、コールドプレートP1と、コールドプレートP2とを有する。冷却水循環ユニットU1は、一例として、制御システム10と、ポンプ装置21Aと、バルブ装置21Bと、熱交換器22とを有する。ポンプ装置21Aは、冷媒を吸込むとともに冷媒を吐出する。バルブ装置21Bは、冷媒の流量を調節する。ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bは、それぞれ、冷却装置21の一例である。
ポンプ装置21Aは、例えば、マニホールドH1と、流路H3及び熱交換器22を介してマニホールドH2とに接続される。熱交換器22は、流路H5、バルブ装置21B及び流路H6を介して図示しない冷却塔に更に接続される。流路H3は、例えば、内部を冷媒が流れるパイプである。流路H4、H5、H6は、例えば、水W等の冷媒以外の液体が内部を流れるパイプである。水Wは、熱交換器22と冷却塔との間を循環する。具体的には、水Wは、冷却塔から、流路H4、熱交換器22、流路H5、バルブ装置21B及び流路H6を経由して、冷却塔に帰還する。なお、冷却水循環ユニットU1におけるポンプ装置21A、バルブ装置21B及び熱交換器22の配置は、一例であり、ポンプ装置21A、バルブ装置21B及び熱交換器22は、上記以外の配置でもよい。
冷却水循環ユニットU1は、マニホールドH1に冷媒を供給する。冷却水循環ユニットU1において、制御システム10は、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御する。例えば、ポンプ装置21Aは、ポンプの回転を制御する制御部を有する。例えば、バルブ装置21Bは、バルブの開閉を制御する制御部を有する。制御部は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを有する。ポンプ装置21Aは、制御システム10の制御により、冷媒をマニホールドH1に供給する。バルブ装置21Bは、制御システム10の制御により、熱交換器22と冷却塔との間を循環する水Wの流量を調整する。制御システム10の制御については、後述する。
マニホールドH1は、例えば、冷却水循環ユニットU1のポンプ装置21Aと、サーバユニットU2、U3、U4とを接続するパイプである。冷媒は、マニホールドH1の内部を通る。マニホールドH1は、冷却水循環ユニットU1のポンプ装置21Aから供給された冷媒をサーバユニットU2、U3、U4に分配して供給する。サーバユニットU2、U3、U4の各々に供給された冷媒は、サーバユニットU2、U3、U4の各々の内部を通り、マニホールドH2に供給される。
コールドプレートP1、P2は、図示しない発熱部品から受熱し、発熱部品を冷却する。発熱部品は、例えば、CPUなどの演算装置や、メモリーなどの記憶装置などである。冷媒は、サーバユニットU2、U3、U4の各々の内部を通る際、コールドプレートP1、P2内を流れる。例えば、冷媒がコールドプレートP1、P2内で熱交換することで、熱を持った冷媒が冷却システム100内を循環する。
マニホールドH2は、例えば、冷却水循環ユニットU1の熱交換器22と、サーバユニットU2、U3、U4とを接続するパイプである。冷媒は、マニホールドH2の内部を通る。マニホールドH2は、サーバユニットU2、U3、U4の各々を通った冷媒を合流させて冷却水循環ユニットU1に供給する。冷却水循環ユニットU1に供給された冷媒は、例えば、熱交換器22を通る。熱交換器22を通る際、冷媒は水Wとの熱交換により冷却される。熱交換器22を通った冷媒は、ポンプ装置21AによってマニホールドH1に供給される。一方、冷媒から受熱した水Wは、冷却塔において排出される。以上のように、冷却システム100において、冷媒は、冷却水循環ユニットU1、マニホールドH1、サーバユニットU2、U3、U4、及びマニホールドH2を循環する。図1では、冷媒の循環を矢印で示す。なお、冷媒の循環方向は、逆向きであってもよい。
次に、図2を参照して、例示的な実施形態の制御システム10について説明する。図2は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の一例である。
制御システム10は、制御装置1Aと、制御装置1Bとを有する。制御装置1A及び制御装置1Bは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御可能である。例えば、制御装置1A、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bは、シリアルバス31に接続されている。つまり、制御装置1Aは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々とバス接続されている。また、制御装置1Bは、シリアルバス31を介して、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々とバス接続されている。シリアルバス31は、例えば、バスケーブルである。
制御装置1A及び制御装置1Bは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々を制御する制御指示R1を、シリアルバス31を介して、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々に送信可能である。例えば、ポンプ装置21Aの制御部は、制御装置1A又は制御装置1Bからの制御指示R1を受信し、制御指示R1に従ってポンプ装置21Aのポンプの回転を制御する。例えば、バルブ装置21Bの制御部は、制御装置1A又は制御装置1Bからの制御指示R1を受信し、バルブ装置21Bのバルブの開閉を制御する。
本実施形態において、制御装置1A及び制御装置1Bの一方がポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御する場合、制御装置1A及び制御装置1Bの他方は、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御せずに待機する。例えば、制御装置1Bは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御可能である。制御装置1Aは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御せずに待機する。制御装置1Aは、第1制御装置の一例である。制御装置1Bは、第2制御装置の一例である。以下、制御装置1A及び制御装置1Bがポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御している状態を制御状態と呼び、制御装置1A及び制御装置1Bが待機している状態を待機状態と呼ぶ。
制御装置1Bは、制御部11Bと、通信部12Bとを有する。制御部11Bは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御する。制御部11Bは、CPUのようなプロセッサーを有する。また、制御装置1Bは、データ及びコンピュータープログラムを記憶する記憶部を有してもよい。具体的には、記憶部は、半導体メモリーのような主記憶装置と、半導体メモリー、ソリッドステートドライブ、及び/又は、ハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含む。また、記憶部は、リムーバブルメディアを含んでいてもよい。例えば、制御部11Bは、制御指示R1を生成する。通信部12Bは、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bと通信可能である。制御部11Bがポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御する場合、通信部12Bは、制御部11Bによって生成された制御指示R1を、シリアルバス31を介して、ポンプ装置21A又はバルブ装置21Bに送信する。また、通信部12Bは、シリアルバス31を介して、ポンプ装置21A又はバルブ装置21Bから送信された各種の信号を受信可能である。
制御装置1Aは、制御部11Aと、通信部12Aとを有する。制御部11Aの構成及び機能は、制御部11Bと同じである。通信部12Aの機能は、通信部12Bと同じである。制御装置1Aは、監視部13Aと、決定部14Aとを更に有する。監視部13Aは、制御装置1Bとポンプ装置21Aとの通信及び制御装置1Bとバルブ装置21Bとの通信を監視する。決定部14Aは、監視部13Aの監視結果に基づいて、制御部11Aによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御の実行又は待機を決定する。
本実施形態において、制御装置1A、制御装置1B、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bには、それぞれ、固有の識別情報であるアドレスが設定されている。具体的には、アドレスは、IPアドレス及びMACアドレス等である。制御装置1A及び制御装置1Bは、アドレスに基づいて、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの一方を特定する。したがって、本実施形態において、1つの制御装置によって複数の冷却装置21の制御が可能になる。
例えば、通信部12Bは、制御指示R1をポンプ装置21A又はバルブ装置21Bに送信する際、ブロードキャストアドレスに対して制御指示R1を送信する。その結果、通信部12Bから送信された制御指示R1は、制御装置1A、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bにおいて受信される。例えば、制御指示R1には、送信元アドレスと、宛先アドレスとが含まれる。図2に示す例では、送信元アドレスは、制御指示R1の送信元である制御装置1Bのアドレスである。宛先アドレスは、制御装置1Aによって特定されたポンプ装置21A又はバルブ装置21Bのアドレスである。以下の例では、代表的にポンプ装置21Aが選択された例を説明する。なお、制御指示R1には、送信元アドレス以外の制御指示の送信元を示す情報が含まれてもよいし、宛先アドレス以外の制御指示の宛先を示す情報が含まれてもよい。
ポンプ装置21Aの制御部は、通信部12Bから送信された制御指示R1を受信し、制御指示R1に従ってポンプ装置21Aの制御を行う。具体的には、ポンプ装置21Aの制御部は、通信部12Bから送信された制御指示R1を受信すると、制御指示R1に含まれる宛先アドレスに基づいて、制御指示R1の宛先を特定する。ポンプ装置21Aの制御部は、宛先アドレスがポンプ装置21Aを示すことから、制御指示R1に従ってポンプ装置21Aの制御を行う。
例えば、ポンプ装置21Aの制御部は、ポンプ装置21Aのポンプを制御すると、制御結果等を示す制御情報A1を生成する。ポンプ装置21Aの制御部は、生成した制御情報A1を制御指示R1に含まれる送信元アドレスに対して送信する。
一方、バルブ装置21Bの制御部は、通信部12Bから送信された制御指示R1を受信し、制御指示R1に含まれる宛先アドレスに基づいて、制御指示R1の宛先を特定する。バルブ装置21Bの制御部は、宛先アドレスがポンプ装置21Aを示すことから、バルブ装置21Bを制御せずに待機する。
監視部13Aは、制御装置1Aとポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々との間の通信を検知する。具体的には、制御装置1Aにおいて、通信部12Aは、通信部12Bから送信された制御指示R1を受信する。監視部13Aは、通信部12Aが受信した制御指示R1を取得する。監視部13Aは、取得した制御指示R1に含まれる送信元アドレスに基づいて、制御指示R1の送信元を特定する。その結果、監視部13Aは、制御装置1Bが制御状態であると判定する。
制御装置1Bが制御状態であると監視部13Aが判定すると、決定部14Aは、制御装置1Aの待機状態の継続を決定する。したがって、制御システム10において、制御装置1Bによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御が継続される。
次に、図3を参照して、制御システム10における制御装置の切り替えについて説明する。図3は、制御システムにおける制御装置の切り替えを示す図である。
仮に、通信部12Bから制御指示R1が送信されてから所定期間の間に、通信部12Bから次の制御指示R2が送信されない場合、通信部12Aは、制御指示を受信できない。つまり、監視部13Aは、制御装置1Aとポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々との間の通信を検知できない。その結果、監視部13Aは、制御装置1Bによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御が停止していると判定する。
制御装置1Bによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御が停止していると監視部13Aが判定すると、決定部14Aは、制御部11Aによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御の実行開始を決定する。制御部11Aは、決定部14Aの決定に従って、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御を開始する。例えば、制御部11Aは、制御指示R2をポンプ装置21Aに送信する。
以上のように、制御装置1Aにおいて、制御装置1Bとポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの各々との通信が検知できない場合、制御装置1Aが制御装置1Bに代わってポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御することで、制御システム10に冗長性を持たせることができる。また、待機状態である制御装置1Aは、制御指示の送信を行っていないため、シリアルバス31からの活線挿抜が可能になる。したがって、制御システム10において、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御を継続させながら制御装置1Aを交換することができ、メンテナンスが容易になる。
次に、図4を参照して、例示的な実施形態の制御システム10における制御処理について説明する。図4は、例示的な実施形態の制御処理を示すシーケンス図である。図4は、代表的に、制御装置1A、制御装置1B及びポンプ装置21Aの処理を示す。
制御装置1Bは、ポンプ装置21Aを制御している。制御装置1Aは、ポンプ装置21Aを制御せずに待機する(ステップS101)。制御装置1Bは、制御指示R1をポンプ装置21Aに送信する(ステップS102)。
制御装置1Aは、制御装置1Bとポンプ装置21Aとの間の通信を検知する(ステップS103)。制御装置1Aは、待機状態を継続する。
ポンプ装置21Aは、制御指示R1を受信する。ポンプ装置21Aは、制御指示R1に従ってポンプ装置21Aの制御行って制御結果等を示す制御情報A1を生成する。ポンプ装置21Aは、生成した制御情報A1を制御装置1Bに送信する(ステップS104)。
制御装置1Bが制御指示R1を送信してから所定期間T1が経過するまでのうちに、制御装置1Bが制御指示R2を送信しない場合(ステップS105)、制御装置1Aは、制御装置1Bとポンプ装置21Aとの間の通信を検知できない(ステップS106)。
制御装置1Aは、ポンプ装置21Aの制御の実行開始を決定する(ステップS107)。制御装置1Aは、制御指示R2をポンプ装置21Aに送信する(ステップS108)。ポンプ装置21Aは、制御指示R2を受信する。ポンプ装置21Aは、制御指示R2に従ってポンプ装置21Aの制御を行って制御結果を示す制御情報A2を生成する。ポンプ装置21Aは、生成した制御情報A2を制御装置1Aに送信する(ステップS109)。
次に、図5を参照して、例示的な実施形態の制御システムの他の例について説明する。図5は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の他の例である。制御システム10Aは、図2及び図3に示す制御システム10と比べて、制御装置1Bの構成が異なる。具体的には、制御装置1Bは、監視部13Bと、決定部14Bとを更に有する。監視部13Bは、制御装置1Aとポンプ装置21Aとの通信及び制御装置1Aとバルブ装置21Bとの通信を監視する。決定部14Bは、監視部13Bの監視結果に基づいて、制御部11Bによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御の実行を決定する。
制御システム10Aにおいて、制御装置1A及び制御装置1Bのいずれか一方が、ポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御する制御装置に決定される。
次に、図5及び図6を参照して、制御システム10Aにおけるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bを制御する制御装置の決定処理を説明する。図6は、例示的な実施形態の制御システムにおける制御装置の決定処理を示すシーケンス図である。図6は、代表的に、制御装置1A、制御装置1B及びポンプ装置21Aの処理を示す。
例えば、制御システム10Aが起動すると、制御装置1Aが起動するとともに(ステップS201)、制御装置1Bが起動する(ステップS202)。制御装置1Bが起動すると、制御部11Bは、所定期間T2を決定する(ステップS203)。制御装置1Aが起動すると、制御部11Aは、所定期間T3を決定する(ステップS204)。所定期間T2及び所定期間T3は、例えば、乱数に基づいてランダムに決定される。所定期間T2及び所定期間T3は、待機時間の一例である。例えば、乱数は、乱数生成アルゴリズムなどによって生成される。具体的には、制御部11A及び制御部11Bの記憶部は、それぞれ、乱数生成アルゴリズムに基づいて生成された乱数列を予め記憶している。制御部11Bは、乱数列のうちの1つの値を取得し、取得した値に応じた所定期間T2を決定する。一方、制御部11Aは、乱数列のうちの1つの値を取得し、取得した値に応じた所定期間T3を決定する。図6の例では、所定期間T2は、所定期間T3より短い。
なお、乱数は、擬似乱数を含む。また、乱数列は、記憶部に予め記憶される以外に、制御装置1A及び制御装置1Bが起動する際に生成されてもよい。また、乱数は、例えば、乱数表であってもよい。
制御装置1Bが起動してから所定期間T2が経過すると、制御装置1Bは、ポンプ装置21Aの制御を開始する(ステップS205)。言い換えると、制御装置1Bは、起動してから所定期間T2が経過するまで待機状態である。具体的には、制御装置1Bが起動してから所定期間T2が経過すると、制御部11Bは、制御装置1Bの状態を示すステータス情報を含むステータス情報信号S1を生成する。ステータス情報は、例えば、制御装置1Bの起動を示す情報である。なお、ステータス情報は、例えば、制御装置1Bが正常である旨の情報、制御装置1Bが異常である旨の情報等でもよい。
一方、制御装置1Aは、制御装置1Aが起動してから所定期間T3が経過していないため、ポンプ装置21Aの制御を開始せずに待機する(ステップS206)。言い換えると、制御装置1Aは、起動後、待機状態である。
制御装置1Bの通信部12Bは、制御部11Bによって生成されたステータス情報信号S1を制御装置1A及びポンプ装置21Aに送信する。つまり、制御装置1Bは、待機状態から制御状態に遷移する。例えば、ステータス情報信号S1には、送信元アドレス及び宛先アドレスが含まれる。具体的には、通信部12Bは、制御装置1Bを示す送信元アドレスが設定されたステータス情報信号S1を、制御装置1A及びポンプ装置21Aのアドレスを宛先アドレスに設定して送信する。制御装置1Aは、通信部12Bから送信されたステータス情報信号S1を受信する。ポンプ装置21Aは、通信部12Bから送信されたステータス情報信号S1を受信する(ステップS204)。
ポンプ装置21Aは、受信したステータス情報信号S1の送信元アドレスを参照し、ステータス情報信号S1の送信元が制御装置1Bであると判定する。したがって、ポンプ装置21Aは、制御装置1Bがポンプ装置21Aを制御する制御装置であると判定する。その結果、ポンプ装置21Aと制御装置1Aとの間での通信が不要になり、シリアルバス31における通信量を低減できるため、制御システム10の安定性が向上する。
制御装置1Aにおいて、監視部13Aが通信部12Bによって送信されたステータス情報信号S1を検知すると、決定部14Aは、制御部11Aによるポンプ装置21Aの制御の待機を決定する。具体的には、通信部12Aは、制御装置1Bの通信部12Bから送信されたステータス情報信号S1を受信する。監視部13Aは、通信部12Aが受信したステータス情報信号S1を取得する。監視部13Aは、取得したステータス情報信号S1に含まれる送信元アドレスに基づいて、ステータス情報信号S1の送信元を制御装置1Bと特定する。
監視部13Aがステータス情報信号S1を取得すると、決定部14Aは、制御部11Aによるポンプ装置21Aの制御の待機を決定する。つまり、制御部11Aは、待機状態を継続する。
以上のように、ステータス情報信号の送信に基づいて、1つの制御装置が制御状態に遷移するとともに、他の制御装置が待機状態に遷移することで、起動直後の制御装置を容易に制御状態又は待機状態に設定できる。また、1つの制御装置のみがポンプ装置21Aと通信するため、制御状態の制御装置に対するポンプ装置21Aの応答性が向上する。
本実施形態において、ステータス情報信号の送信タイミングは、ランダムに設定される。したがって、制御システム10が複数の制御装置を有する場合、制御装置ごとの送信タイミングの設定を不要にできるとともに、複数の制御装置において、送信タイミングが重複することを避けやすくなる。その結果、複数の制御装置が、同時に制御状態に遷移することを防ぎやすくなる。
なお、本実施形態において、所定期間T2は、所定期間T3より短いとしたが、所定期間T2は、所定期間T3より長くてもよい。この場合、制御装置1A及び制御装置1Bの処理は、逆になる。
次に、図7を参照して、制御システムにおける報知について説明する。図7は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の他の例である。制御システム10Bは、図5に示す制御システム10Aと比べて、制御装置1A及び制御装置1Bの構成が異なる。また、制御システム10Bは、報知装置41を更に有する。
制御装置1Aは、報知部15Aを更に有する。制御装置1Bは、報知部15Bを更に有する。報知部15Aは、制御部11Aによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御状況を報知する。報知部15Bは、制御部11Bによるポンプ装置21A及びバルブ装置21Bの制御状況を報知する。
例えば、報知装置41は、音を鳴らす装置及び光で表示する装置等である。報知装置41は、シリアルバス31に接続されている。つまり、制御装置1A及び制御装置1Bの各々は、報知装置41とバス接続されている。また、制御装置1A及び制御装置1Bは、シリアルバス31を介して、報知装置41を制御する。
以上のように、報知部15A、15B及び報知装置41により、例えば、サーバ200の管理者は、制御システム10の制御状況を容易に理解できる。例えば、管理者は、制御装置1A及び制御装置1Bのうち、いずれが制御状態であるかをより容易に理解できる。
次に、図7及び図8を参照して、制御システムにおける報知処理の他の例を説明する。図8は、制御システムにおける報知処理を示すシーケンス図である。
本実施形態において、制御状態の制御装置は、待機状態の制御装置の異常を検出する。
例えば、制御装置1Bが制御状態である場合、制御装置1Bは、待機状態の制御装置1Aに対して応答を要求する要求信号R5を送信する。具体的には、制御部11Bは、起動後、定期的又は不定期に要求信号R5を生成する。要求信号R5は、一例として、疎通確認のためping等である。通信部12Bは、制御部11Bによって生成された要求信号R5を制御装置1Aに送信する。制御装置1Aの通信部12Aは、制御装置1Bから送信された要求信号R5を受信する(ステップS301)。
通信部12Aは、要求信号R5に対する応答信号A5を、要求信号R5の送信元である制御装置1Bに送信する。制御装置1Bの通信部12Bは、制御装置1Aから送信された応答信号A5を受信する(ステップS302)。
例えば、監視部13Bは、応答信号A5を検知する。具体的には、監視部13Bは、通信部12Bが受信した応答信号A5を取得する。その結果、監視部13Bは、制御装置1Aを正常であると判定する。
一方、通信部12Bによって要求信号R5が送信されてから(ステップS303)、所定期間T4のうちに通信部12Bによって応答信号A5が受信されない場合(ステップS304)、監視部13Bは、制御装置1Aを異常であると判定する。
監視部13Bが制御装置1Aを異常であると判定すると、報知部15Bは、報知制御信号R6を生成し、通信部12B及びシリアルバス31を介して報知装置41に送信する(ステップS305)。報知制御信号R6は、例えば、制御状態の点灯色と異なる点灯色でのLED機器L1の常時点灯を指示する信号である。報知装置41は、報知制御信号R6を受信すると、報知制御信号R6に応じた処理を行う。以上のように、制御状態の制御装置は、待機状態の制御装置が正常であるか異常であるかを判定できる。その結果、異常な制御装置が制御状態になることを防ぎやすくなる。また、制御状態の制御装置による判定結果は、報知装置41によって報知される。したがって、サーバ200の管理者は、待機状態の制御装置の異常を容易に理解できる。
次に、図9を参照して、例示的な実施形態の制御システムの他の例について説明する。図9は、例示的な実施形態の制御システムの機能ブロック図の他の例である。制御システム10Cは、図7に示す制御システム10Bと比べて、報知装置41の代わりに通信装置51を有する。
通信装置51は、シリアルバス31に接続されている。つまり、制御装置1A及び制御装置1Bの各々は、通信装置51とバス接続されている。
また、通信装置51は、ネットワーク32に接続される。ネットワーク32は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆電話網、及び、近距離無線ネットワークを含む。通信装置51は、通信機であり、例えば、ネットワークインターフェースコントローラーである。ネットワーク32には、各種通信機器(例えば、ルーター、ブリッジ、アクセスポイント、ハブ、及び、リピーター)が接続されている。通信装置51は、例えば、無線通信を行う無線通信モジュール、有線通信を行う有線通信モジュール、又は、近距離無線通信を実行する無線通信モジュールである。例えば、近距離無線通信は、通信距離が数メートルから数十メートル程度の無線通信である。近距離無線通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、又は、WiFiによる通信規格に準じた通信である。
通信装置51は、ネットワーク32を介して、サーバ200の外部の端末装置52と通信可能である。通信装置51は、外部機器の一例である。
例えば、制御装置1A及び制御装置1Bは、通信装置51を介して、端末装置52と通信する。したがって、制御装置1A及び制御装置1Bは、端末装置52に各種情報を送信したり、端末装置52から制御装置1A及び制御装置1Bに対して指示を与えることができる。
具体的には、端末装置52は、報知装置41として機能する。端末装置52が報知装置41として機能する場合、報知部15A又は報知部15Bは、報知制御信号R7を生成し、通信部12A又は通信部12Bとシリアルバス31とを介して通信装置51に送信する。報知制御信号R7は、例えば、制御装置1A及び制御装置1Bの状態に関する情報J1と、端末装置52のアドレスとを含む。通信装置51は、報知制御信号R7を受信すると、報知制御信号R7から情報J1と端末装置52のアドレスとを取得する。通信装置51は、ネットワーク32を介して、情報J1を端末装置52のアドレスに対して送信する。端末装置52は、通信装置51から送信された情報J1を受信し、例えば、情報J1に応じた表示画面を、端末装置52が有する表示部に表示する。
また、端末装置52は、制御装置1A及び制御装置1Bに対して指示を入力する入力装置として機能する。例えば、管理者がポンプ装置21Aの制御指示を端末装置52に対して入力すると、端末装置52は、制御指示と制御装置1A及び制御装置1Bのアドレスとを含む情報J2を生成し、ネットワーク32を介して通信装置51に送信する。通信装置51は、端末装置52から送信された情報J2を受信すると、情報J2から制御指示と制御装置1A及び制御装置1Bのアドレスとを取得する。通信装置51は、シリアルバス31を介して、制御装置1A及び制御装置1Bのアドレスに対して制御指示を送信する。制御装置1A及び制御装置1Bは、通信装置51からの制御指示を受信する。例えば、制御装置1A及び制御装置1Bのうち、制御状態であるいずれか一方は、受信した制御指示を、シリアルバス31を介してポンプ装置21Aに送信する。
以上、図1~図9を参照して説明したように、冷却システム100において、制御システム10の制御装置1A及び制御装置1Bの一方は、冷却装置21を制御する。したがって、冷却システム100に冗長性を持たせることができる。
本実施形態において、シリアルバス31は、バスケーブルに限らず、例えば、無線により構成されるネットワークでもよい。
また、本実施形態において、制御システムは、報知装置41又は通信装置51を有する構成としたが、制御システムは、報知装置41及び通信装置51の両方を有してもよい。
以上、図面(図1~図9)を参照して本開示の実施形態について説明した。ただし、本開示は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、又は、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。
また、図面は、発明の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本開示の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本開示は、電子機器制御の分野に利用可能である。
1A、1B :制御装置
10、10A、10B、10C :制御システム
11A、11B :制御部
12A、12B :通信部
13A、13B :監視部
14A、14B :決定部
15A、15B :報知部
21 :冷却装置
21A :ポンプ装置
21B :バルブ装置
41 :報知装置
51 :通信装置
52 :端末装置
100 :冷却システム
A5 :応答信号
R5 :要求信号
S1 :ステータス情報信号
T1~T4 :所定期間

Claims (9)

  1. 制御対象を制御可能な第1制御装置と、
    制御対象を制御可能な第2制御装置と
    を有し、
    前記第1制御装置は、
    前記制御対象を制御可能な第1制御部と、
    前記制御対象と通信可能な第1通信部と、
    前記第2制御装置と前記制御対象との通信を監視する第1監視部と、
    前記第1監視部の監視結果に基づいて、前記第1制御部による前記制御対象の制御の実行又は待機を決定する第1決定部と
    を有し、
    前記第2制御装置は、
    前記制御対象を制御可能な第2制御部と、
    前記制御対象と通信可能な第2通信部と、
    を有する、制御システム。
  2. 前記第1制御装置は、前記第1制御部による前記制御対象の制御状況を報知する第1報知部を更に有する、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第2制御装置は、
    前記第1制御装置と前記制御対象との通信を監視する第2監視部と、
    前記第2監視部の監視結果に基づいて、前記第2制御部による前記制御対象の制御の実行を決定する第2決定部と、
    前記第2制御部による前記制御対象の制御状況を報知する第2報知部と
    を更に有し、
    前記第2通信部は、前記第1制御装置にステータス情報信号を送信し、
    前記第1監視部が前記第2通信部によって送信された前記ステータス情報信号を検知すると、前記第1決定部は、前記第1制御部による前記制御対象の制御の待機を決定する、請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記第2通信部は、前記ステータス情報信号を前記制御対象に送信する、請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記第2通信部は、乱数に基づいて設定された待機時間が経過すると、前記ステータス情報信号を送信する、請求項3又は請求項4に記載の制御システム。
  6. 前記第2通信部は、前記第1制御装置に対して応答を要求する要求信号を送信し、前記要求信号に対する応答信号を受信し、
    前記第2通信部が前記要求信号を送信してから所定期間のうちに前記応答信号を受信しない場合、前記第2報知部は、前記第1制御装置の異常を報知する、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 外部機器と通信可能な通信装置を更に有し、
    前記第1制御装置又は前記第2制御装置は、前記通信装置を介して前記外部機器と通信する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の制御システム。
  8. 前記第1制御装置は、複数の制御対象を制御可能であり、
    前記第2制御装置は、前記複数の制御対象を制御可能であり、
    前記複数の制御対象の各々は、固有の識別情報を有し、
    前記第1制御装置は、前記識別情報に基づいて、前記複数の制御対象から1つの制御対象を特定し、
    前記第2制御装置は、前記識別情報に基づいて、前記複数の制御対象から1つの制御対象を特定する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の制御システム。
  9. 電子機器を冷却する冷却システムであって、
    前記電子機器を冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置を前記制御対象として制御する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の制御システムと、
    を有する、冷却システム。
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