JP6041056B2 - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

複数のコンピュータ間の接続を管理する技術に関する。
ATCA(Advanced Telecom Computing Architecture)には、ブレードサーバの筐体及び筐体に搭載されるブレードの仕様が規定されている。ユーザは、ATCAに準拠した複数種類のブレードを組み合わせることにより、所望のブレードサーバを構築することができる。
図1に、ブレードサーバの一例を示す。図1においては、筐体1にスロット7が設けられており、スロット7に複数のブレード5が挿入される。ブレードには、例えばサーバの機能を有するブレード(以下、サーバブレードと呼ぶ)或いはスイッチの機能を有するブレード(以下、スイッチブレードと呼ぶ)等がある。筐体1には、マネジメントカード31及び32が搭載されている。マネジメントカード31及び32は、ATCAにおいて規定された処理シーケンスによってブレード5の管理を行う。
ATCAにおいては、マネジメントカードが、ブレードにおけるポートの通信規格の情報を収集する。そして、2つのブレード間において通信規格が一致する(例えば、両ブレードの通信規格が共に10GbE(Gigabit Ethernet)である)場合には、マネジメントカードは、両ブレードにおけるポートの使用を許可する。しかしながら、この方法は、ループ接続の発生を回避することができないので、ブロードキャストストーム等の問題を引き起こすことがある。
ブレードサーバにおけるブレードの管理に関して、以下のような技術が知られている。具体的には、複数のブレードが搭載されるシェルフに、複数のブレードを管理するためのシェルフマネージャを搭載する。複数のブレードとシェルフマネージャは、IPMB(Intelligent Platform Management Bus)によって接続される。シェルフマネージャは、シェルフマネージャコントローラを有し、複数のブレード、冷却ファン、及び電源等のシェルフ部品のオペレーションの監視及び制御を行う。
しかしながら、この技術には、ブレードサーバにおけるループ接続の発生を回避するための方法は提示されていない。
特開2011−60056号公報
従って、1つの側面では、本発明の目的は、ブレードサーバにおいてループ接続が発生することを防止するための技術を提供することである。
本発明に係る情報処理装置は、複数の処理ユニットを管理する。そして、本情報処理装置は、複数の処理ユニットのうち第1の処理ユニットから、当該第1の処理ユニットがスイッチの機能を有するか否かを示す第1の情報と、前記第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したか否かを示す第2の情報とを取得する第1処理部と、少なくとも第1の情報と第2の情報とを用いて、第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定し、使用可能又は使用不可を示す情報を第1の処理ユニットに送信する第2処理部とを有する。
ブレードサーバにおいてループ接続が発生することを防止できるようになる。
図1は、ブレードサーバの一例を示す図である。 図2は、ATCAにおいてブレードを起動する際の処理シーケンスを示す図である。 図3は、ループ接続が発生する例を示す図である。 図4は、ループ接続が発生する例を示す図である。 図5は、ブレードサーバのブロック図の一例を示す図である。 図6は、ブレードサーバにおけるループ接続の一例を示す図である。 図7は、本実施の形態におけるブレードサーバのブロック図である。 図8は、マネジメントカードのブロック図である。 図9は、サーバブレードのブロック図である。 図10は、スイッチブレードのブロック図である。 図11は、判断テーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図12は、ブレードデータ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図13は、ブレードを起動する際に実行する処理の処理フローを示す図である。 図14は、管理テーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図15は、ブレードを起動する際に実行する処理の処理フローを示す図である。 図16は、ブレードを起動する際に実行する処理の処理フローを示す図である。 図17は、ブレードを起動する際に実行する処理の処理フローを示す図である。 図18は、状態2において実行される処理の処理シーケンスを示す図である。 図19は、状態4において実行される処理の処理シーケンスを示す図である。 図20は、マネジメントカードがブレードを監視する処理の処理フローを示す図である。
図2に、ATCAにおいてブレードを起動する際の処理シーケンスを示す。図2においては、マネジメントカードによる処理と、ブレードによる処理と、ユーザによる作業とが時系列で示されている。実線の矢印はリクエストを表し、破線の矢印はレスポンスを表し、白抜きの矢印はユーザによる作業を表す。
図2に示すように、ATCAにおいては、ブレードは起動する際に4つの状態を経る。状態1は、基本的には電源がオフの状態であるが、ブレードは筐体のスロットに挿入されており、マネジメントカードと通信を行うためにIPMC(Intelligent Platform Management Controller)のみに電源が投入される。状態2は、起動を開始する準備が整った状態であり、マネジメントカードからの指示またはブレードに実装されたイジェクタの操作によって起動を開始することができる。状態3は、起動中の状態であり、マネジメントカードとのやりとりによって運用状態に遷移するための準備を整える状態である。状態4は、運用中の状態であり、IPMC以外の部分にも電源が投入される。
ユーザがブレードをスロットに挿入すると、ブレードは状態1に遷移する。状態1において、ブレードがユーザによるイジェクタの操作を検出すると、ブレードは状態2に遷移する。
状態2において、ブレードがマネジメントカードに状態通知を送信すると、マネジメントカードは状態2への遷移を検出し、起動のための処理を開始する。マネジメントカードは、ブレード種別のデータを要求し、ブレードからブレード種別のデータを取得する。マネジメントカードは、マネジメントカードが制御可能なブレードの種別であると判断した場合に、ブレードに対して起動許可を送信する。ブレードは起動許可を受信すると、状態3に遷移する。
状態3において、ブレードがマネジメントカードに状態通知を送信すると、マネジメントカードは状態3への遷移を検出する。マネジメントカードは、ブレードデータを要求し、ブレードからブレードデータを取得する。ブレードデータには、ブレードにおけるポートの通信規格についての情報及び電力分配を計算するための電力データ等が含まれる。マネジメントカードは、電力データから計算された電力分配によって運用可否を判断し、運用可能と判断した場合には運用許可をブレードに送信する。また、マネジメントカードは、通信規格が所定の条件を満たすか否かを判断する。具体的には、起動するブレードの通信規格と対向するブレードの通信規格とが一致するか否かによって判断する。通信規格が所定の条件を満たす場合、マネジメントカードは、ポートの使用許可をブレードに送信する。ブレードはポートの使用許可を受信すると、状態4に遷移する。
状態4において、ブレードがマネジメントカードに状態通知を送信すると、マネジメントカードは状態4への遷移を検出する。マネジメントカードは、異常を検出するためのセンサデータを要求し、ブレードからセンサデータを取得する。また、マネジメントカードは、ブレードの製造に関する情報を含む製造データを要求し、ブレードから製造データを取得する。そして、ブレードにおけるポートに対するVLAN(Virtual Local Area Network)の設定がユーザによって入力されると、ブレードはVLANの設定を行う。また、ポートに対するその他の設定がユーザによって入力されると、ブレードはポートに対するその他の設定を行う。
ATCAにおいては、以上のような処理を行うことによってブレードを起動する。
但し、ユーザによるVLANの設定のタイミングによっては、ブレード間にループ接続が発生することがある。図3に、ユーザによるVLANの設定が行われないことによってループ接続が発生する例を示す。図3の例では、状態4において、VLANの設定が行われる前にポートに対するその他の設定が行われ、ポートが有効化されている。このような場合には、ブレードにおけるLAN(Local Area Network)スイッチの複数のポートがVLANによって論理的に分断されていないので、複数のポートの間で通信が可能になる。そして、そのことが原因でループ接続が発生することがある。
また、ブレードをリセットすることによりVLANの設定が初期化される場合には、ブレード間にループ接続が発生することがある。図4に、VLANの設定が初期化されることによってループ接続が発生する例を示す。図4の例では、状態4において、ポートを有効化した後、何らかの理由によってシステムを再開している。その際には、ブレードをリセットし、ブレードのリブートを行う。このとき、VLANの設定は初期化されるため、ユーザにより再びVLANの設定が行われなければ、ポートの有効化によって、ループ接続が発生することになる。
図5及び図6を用いて、具体的なループ接続の態様について説明する。まず、図5に、ブレードサーバのブロック図の一例を示す。図5の例では、運用系マネジメントカード100と、待機系マネジメントカード200と、スイッチブレード300と、スイッチブレード400と、サーバブレード500と、サーバブレード600と、スイッチブレード700と、スイッチブレード800とが、イーサネット(登録商標)等のネットワーク11乃至14を介して接続されている。
破線で表されたネットワーク11には、スイッチブレード300におけるポート0乃至4と、サーバブレード500におけるポート0と、サーバブレード600におけるポート0と、スイッチブレード700におけるポート0と、スイッチブレード800におけるポート0とが接続されている。
実線で表されたネットワーク12には、スイッチブレード400におけるポート0乃至4と、サーバブレード500におけるポート1と、サーバブレード600におけるポート1と、スイッチブレード700におけるポート1と、スイッチブレード800におけるポート1とが接続されている。
一点鎖線で表されたネットワーク13には、運用系マネジメントカード100におけるLANカード102のポートと、待機系マネジメントカード200におけるLANカード202のポートと、スイッチブレード300におけるLANカード302のポートと、スイッチブレード400におけるLANカード402のポートと、サーバブレード500におけるLANカード502のポートと、サーバブレード600におけるLANカード602のポートと、スイッチブレード700におけるLANカード702のポートと、スイッチブレード800におけるLANカード802のポートとが接続されている。
二点鎖線で表されたネットワーク14には、スイッチブレード300におけるLANスイッチ303のポート5と、スイッチブレード400におけるLANスイッチ403のポート5とが接続されている。
例えば図3又は図4に示したような原因によって、図5に示したブレードサーバにループ接続が発生したとする。図6に、ブレードサーバにおけるループ接続の一例を示す。図6の例では、LANスイッチ303におけるポート0乃至4とポート5とが論理的に分断されておらず、LANスイッチ403におけるポート0乃至4とポート5とが論理的に分断されておらず、LANスイッチ803におけるポート0とポート1とが論理的に分断されていない。そのため、太線で示したように、LANスイッチ303と、LANスイッチ403と、LANスイッチ803との間でループ接続が生じている。
1つのブレードにおける複数のポートが接続される現象は、例えばサーバブレード500及び600のように、ポートとポートとが物理的に分断されている場合には発生しない。しかし、スイッチブレード300及び400並びにスイッチブレード700及び800のように、1つのLANスイッチの中に複数のポートが含まれているためそれらのポートが物理的に分断されていない場合には、VLANの設定をしなければ、それらのポートの間の接続を分断することができない。
そこで、以下では、スイッチの機能を有するブレードが搭載されたブレードサーバにおいて、ループ接続を発生させないようにするための方法について説明する。
図7に、本実施の形態におけるブレードサーバのブロック図を示す。本実施の形態におけるブレードサーバは、運用系マネジメントカード100と、待機系マネジメントカード200と、スイッチブレード300と、スイッチブレード400と、サーバブレード500と、サーバブレード600と、スイッチブレード700と、スイッチブレード800と、管理端末9とを有する。待機系マネジメントカード200は、運用系マネジメントカード100の処理が異常によって停止した場合等に、運用系マネジメントカード100の代わりに処理を実行する。ユーザは、管理端末9を操作することによって、ブレードに対するVLANの設定等を行う。
運用系マネジメントカード100は、ブレードを管理するためのコントローラであるIPMC101と、LANカード102とを有する。待機系マネジメントカード200は、IPMC201と、LANカード202とを有する。スイッチブレード300は、IPMC301と、LANカード302と、LANスイッチ303とを有する。スイッチブレード400は、IPMC401と、LANカード402と、LANスイッチ403とを有する。サーバブレード500は、IPMC501と、LANカード502と、LANカード503及び504とを含む。サーバブレード600は、IPMC601と、LANカード602と、LANカード603及び604とを含む。なお、LANカード503及び504並びにLANカード603及び604は、図面を見やすくするため1つのブロックで示されているが、実際には物理的に独立した2つのLANカードである。
ネットワーク11乃至14は、例えばイーサネット(登録商標)である。ネットワーク11には、スイッチブレード300におけるLANスイッチ303と、サーバブレード500におけるLANカード504と、サーバブレード600におけるLANカード604と、スイッチブレード700におけるLANスイッチ703と、スイッチブレード800におけるLANスイッチ803とが接続されている。
ネットワーク12には、スイッチブレード400におけるLANスイッチ403と、サーバブレード500におけるLANカード503と、サーバブレード600におけるLANカード603と、スイッチブレード700におけるLANスイッチ703と、スイッチブレード800におけるLANスイッチ803とが接続されている。
ネットワーク13には、運用系マネジメントカード100におけるLANカード102と、待機系マネジメントカード200におけるLANカード202と、スイッチブレード300におけるLANカード302と、スイッチブレード400におけるLANカード402と、サーバブレード500におけるLANカード502と、サーバブレード600におけるLANカード602と、スイッチブレード700におけるLANカード702と、スイッチブレード800におけるLANカード802と、管理端末9とが接続されている。
ネットワーク14には、スイッチブレード300におけるLANスイッチ303と、スイッチブレード400におけるLANスイッチ403とが接続されている。
IPMB21及び22は、運用系マネジメントカード100がブレードの温度、電圧、電力供給、ハードウェア或いはソフトウェアの異常、又はポートの情報等を管理するためのバスであり、二重化によって冗長性が高められている。IPMB21及び22には、運用系マネジメントカード100におけるIPMC101と、待機系マネジメントカード200におけるIPMC201と、スイッチブレード300におけるIPMC301と、スイッチブレード400におけるIPMC401と、サーバブレード500におけるIPMC501と、サーバブレード600におけるIPMC601と、スイッチブレード700におけるIPMC701と、スイッチブレード800におけるIPMC801とが接続されている。
図8に、運用系マネジメントカード100のブロック図を示す。運用系マネジメントカード100は、IPMC101と、PHY回路1021を含むLANカード102と、メモリ103と、CPU104と、HDD(Hard Disk Drive)105を有する。CPU104には、メモリ103と、HDD105と、IPMC101と、LANカード102とが接続される。図示していないが、LANカード102にはポートが含まれる。なお、待機系マネジメントカード200のブロック図は、運用系マネジメントカード100のブロック図と同様である。
IPMC101は、設定管理部1014及び判断部1015を含むIPMB制御部1013と、管理テーブル格納部1011と、判断テーブル格納部1012とを有する。管理テーブル格納部1011及び判断テーブル格納部1012は、例えば、IPMC101におけるメモリ等に設けられる。IPMB制御部1013には、実線で表されたIPMB21と、破線で表されたIPMB22とが接続されている。PHY回路1021には、実線で表されたネットワーク13が接続されている。
IPMC101における設定管理部1014は、ブレード300乃至800についてのデータを、管理テーブル格納部1011において管理する。IPMC101における判断部1015は、管理テーブル格納部1011に格納されているデータ及び判断テーブル格納部1012に格納されているデータに基づき、ポートの使用可否を判断する処理等を実行する。LANカード102におけるPHY回路1021は、データ転送における物理層の処理を実行する。
図9に、サーバブレード500のブロック図を示す。サーバブレード500は、IPMC501と、PHY回路5021及び切替部5022を含むLANカード502と、PHY回路5031及び切替部5032を含むLANカード503と、PHY回路5041及び切替部5042を含むLANカード504と、CPU505と、メモリ506と、チップセット507と、HDD508とを有する。図示していないが、LANカード502乃至504にはポートが含まれる。なお、サーバブレード600のブロック図は、サーバブレード500のブロック図と同様である。
IPMC501は、ブレードデータ格納部5011と、IPMB制御部5012とを含む。ブレードデータ格納部5011は、例えば、IPMC501におけるメモリ等に設けられる。IPMC501には、実線で表されたIPMB21と、破線で表されたIPMB22とが接続されている。PHY回路5021及び切替部5022には、実線で表されたネットワーク13が接続されている。PHY回路5031及び切替部5032には、二点鎖線で表されたネットワーク12が接続されている。PHY回路5041及び切替部5042には、一点鎖線で表されたネットワーク11が接続されている。
IPMB制御部5012は、ブレードデータ格納部5011に格納されているデータをIPMB21及び22を介して運用系マネジメントカード100に送信する処理等を実行する。切替部5022、切替部5032及び切替部5042は、LANカードのポートによる通信のオン及びオフを切り替える処理を実行する。PHY回路5021、PHY回路5031及びPHY回路5041は、データ転送における物理層の処理を実行する。
図10に、スイッチブレード700のブロック図を示す。スイッチブレード700は、IPMC701と、PHY回路7021及び切替部7022を含むLANカード702と、PHY回路7031並びに切替部7032及び切替部7033を含むLANスイッチ703と、CPU704と、メモリ705と、チップセット706と、HDD707とを有する。図示していないが、LANカード702及びLANスイッチ703には、ポートが含まれる。LANスイッチ703においては、各切替部に対応するポートが設けられているので、複数のポートが設けられている。なお、スイッチブレード300及び400並びに800のブロック図は、スイッチブレード700のブロック図と同様である。また、図10において、LANスイッチ703における切替部及びポートの数は2であるが、数に限定は無い。
IPMC701は、ブレードデータ格納部7011と、IPMB制御部7012とを含む。ブレードデータ格納部7011は、例えば、IPMC01におけるメモリ等に設けられる。IPMC01には、実線で表されたIPMB21と、破線で表されたIPMB22とが接続されている。PHY回路7021及び切替部7022には、実線で表されたネットワーク13が接続されている。PHY回路7031及び切替部7032には、一点鎖線で表されたネットワーク11が接続されている。PHY回路7031及び切替部7033には、二点鎖線で表されたネットワーク12が接続されている。
IPMB制御部7012は、ブレードデータ格納部011に格納されているデータをIPMB21及び22を介して運用系マネジメントカード100に送信する処理等を実行する。切替部7022、切替部7032及び切替部7033は、LANカードあるいはLANスイッチのポートによる通信のオン及びオフを切り替える処理を実行する。PHY回路7021及びPHY回路7031は、データ転送における物理層の処理を実行する。
図11に、運用系マネジメントカード100における判断テーブル格納部1012に格納される判断テーブルの一例を示す。図11の例では、組合せのパターンを識別するための番号と、ブレードが挿入されており且つデータ(ここでは、LANスイッチについての実装データ及びVLANの設定が済んでいるか否かを示す情報)を取得済みであるという条件を満たすか否かを示す情報と、ATCAに従ったポートの使用可否を示す情報と、LANスイッチの実装が有るか否かを示す情報と、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報と、最終的なポートの使用可否を示す情報とが格納されている。判断部1015は、起動するブレードがいずれのパターンに該当するか判断することによって、ポートの使用可否を判断する。なお、「Don’t Care」は、この欄に格納されるデータは最終的なポート使用可否の結果に影響を及ぼさないということを意味する。
通常のATCAにおいては、ATCAに基づくポートの使用可否の判断によって「可」と判断された場合には、ポートの使用が許可される。しかし、本実施の形態においては、例えばナンバー3のパターンのように、たとえATCAに基づくポートの使用可否の判断によって「可」と判断されたとしても、VLANの設定が未だ行われていない場合には、ポートの使用は許可されない。
図12に、サーバブレード及びスイッチブレードにおけるブレードデータ格納部に格納されるデータの一例を示す。図12の例では、LANスイッチの実装が有るか否かを示す情報と、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報とが含まれる。ブレードデータ格納部には、ブレードに関するその他の情報(例えば、ブレード種別のデータ及び電力データ等)も格納されるが、本実施の形態の主要な部分には関係しないため、記載を省略する。
次に、図13乃至図19を用いて、運用系マネジメントカード100がブレードを起動する際に実行する処理について説明する。
まず、運用系マネジメントカード100における設定管理部1014は、状態通知をブレードから受信する(図13:ステップS1)。状態通知は、ブレードが状態1乃至4のうちいずれの状態に遷移したかを運用系マネジメントカード100に通知するためのメッセージである。なお、ATCAにおいて運用系マネジメントカード100がブレードから受信するメッセージには、状態通知以外のメッセージもある。
ここでは、状態通知が、ブレードが状態2に遷移したことを示すメッセージであるとする。よって、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードが状態2に遷移したことを検出する(ステップS3)。
設定管理部1014は、ブレード種別のデータを、状態通知の送信元のブレードから取得し(ステップS5)、そのブレードが挿入されているスロットの番号に対応付けて管理テーブル格納部1011に格納する。
図14に、管理テーブル格納部1011に格納されるデータの一例を示す。図14の例では、ブレードが挿入されるスロットの番号と、LANスイッチの実装が有るか否かを示す情報と、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報とが格納される。このように、運用系マネジメントカード100は、ブレードサーバに搭載されている複数のブレードの各々について、そのブレードのデータを管理する。ブレードがスロットから抜かれると、そのスロットに挿入されていたブレードのデータは管理テーブル格納部1011から削除される。
設定管理部1014は、LANスイッチについての実装データを、状態通知の送信元のブレードから取得し(ステップS7)、そのブレードが挿入されているスロットの番号に対応付けて管理テーブル格納部1011に格納する。例えば、状態通知の送信元のブレードがLANスイッチの機能を有する場合(すなわち、スイッチブレード300及び400並びに700及び800のいずれかである場合)、LANスイッチの実装が有ることを示す実装データが取得される。
そして、設定管理部1014は、管理テーブル格納部1011に格納されているブレードの種別のデータを用いて、起動の可否について判断処理を実行する(ステップS9)。ここでは、運用系マネジメントカード100が制御可能なブレードの種別であるか否かによって、起動の可否を判断する。
運用系マネジメントカード100が制御可能なブレードの種別である場合に、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードに起動することを指示する起動許可指示を送信する(ステップS11)。処理は端子Aを介して図15のステップS13に移行する。
これに応じ、状態通知の送信元のブレードは状態3に遷移し、状態3に遷移したことを示す状態通知を運用系マネジメントカード100に送信する。
図15の説明に移行し、設定管理部1014は、状態通知をブレードから受信する(ステップS13)。ここでは、状態通知が、ブレードが状態3に遷移したことを示すメッセージであるとする。よって、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードが状態3に遷移したことを検出する(ステップS15)。
設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードから、ブレードデータを取得(ステップS17)し、そのブレードが挿入されているスロットの番号に対応付けて管理テーブル格納部1011に格納する。ブレードデータには、例えば、ブレードにおけるポートの通信規格についての情報及び電力分配を計算するための電力データ等が含まれる。
そして、設定管理部1014は、運用の可否についての判断処理を実行する(ステップS19)。ステップS19においては、ブレードデータに含まれる電力データから計算された電力分配によって運用の可否を判断する。
運用可能である場合、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードに運用許可指示を送信する(ステップS21)。
そして、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードがLANスイッチを実装しているか判断する(ステップS23)。ステップS23においては、管理テーブル格納部1011に格納されている、LANスイッチについての実装データが「有り」であるか否かによって判断する。LANスイッチを実装している場合(ステップS23:Yesルート)、通常のATCAに基づくポートの使用可否の判断は行わないので、処理は端子Bを介して図16のステップS33に移行する。
一方、LANスイッチの実装が無い場合(ステップS23:Noルート)、設定管理部1014は、ATCAに基づくポートの使用可否の判断を判断部1015に指示する。これに応じ、判断部1015は、通常のATCAに基づき、ポートの使用可否を判断し(ステップS25)、判断の結果に基づき管理テーブル格納部1011に格納されているデータを更新する。ステップS25においては、状態通知の送信元のブレードにおけるポートの通信規格と、そのポートに対向するポートの通信規格とが一致するか否かによって判断する。
状態通知の送信元のブレードにおけるポートを使用可能である場合(ステップS27:Yesルート)、判断部1015は、状態通知の送信元のブレードに、ポートの使用を許可するポート使用許可を送信する(ステップS29)。ポート使用許可を受信したブレードにおいては、ユーザからの設定によりポートが有効化されると、ポートの使用が開始する。
一方、状態通知の送信元のブレードにおけるポートを使用できない場合(ステップS27:Noルート)、判断部1015は、状態通知の送信元のブレードに、そのブレードにおけるポートの使用を禁止する指示をブレードに送信する(ステップS31)。そして処理は端子Bを介して図16のステップS33に移行する。
これに応じ、状態通知の送信元のブレードは状態4に遷移し、状態4に遷移したことを示す状態通知を運用系マネジメントカード100に送信する。
図16の説明に移行し、設定管理部1014は、状態通知をブレードから受信する(ステップS33)。ここでは、状態通知が、ブレードが状態4に遷移したことを示すメッセージであるとする。よって、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードが状態4に遷移したことを検出する(ステップS35)。
設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードからセンサデータ及び製造データを取得済みであるか判断する(ステップS37)。ステップS37においては、センサデータ及び製造データが管理テーブル格納部1011に格納されているか否かによって判断を行う。取得済みである場合(ステップS37:Yesルート)、あらためて取得しなくてもよいので、処理は端子Cを介して図17のステップS41に移行する。一方、取得済みではない場合(ステップS37:Noルート)、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードから、センサデータ及び製造データを取得し(ステップS39)、そのブレードが挿入されているスロットの番号に対応付けて管理テーブル格納部1011に格納する。
図17の説明に移行し、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードから、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を取得済みであるか判断する(ステップS41)。ステップS41においては、管理テーブル格納部1011に、VLANの設定が済んでいるかを示す情報が格納されているか否かによって判断する。VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を取得済みである場合(ステップS41:Yesルート)、ポートの使用可否について判断するため、ステップS49の処理に移行する。一方、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を取得済みではない場合(ステップS41:Noルート)、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードがLANスイッチを実装しているか判断する(ステップS43)。なお、ステップS43においては、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報をブレードから取得するようにしてもよい。
LANスイッチを実装していない場合(ステップS43:Noルート)、状態通知の送信元のブレードが原因でループ接続が発生することはないので、処理を終了する。なお、LANスイッチが実装されていないブレードについては、ステップS25の処理によってポートの使用可否が既に判断されている。
一方、LANスイッチの実装が有る場合(ステップS43:Yesルート)、設定管理部1014は、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を取得済みであるか判断する(ステップS45)。なお、ステップS41においても同様の処理を行っているが、上で述べたように、ステップS41の終了後ステップS45の処理を実行するまでの間に取得を行うことがあるため、念のためステップS45の処理が行われる。
取得済みである場合(ステップS45:Yesルート)、あらためて取得を行わなくてもよいので、ステップS49の処理に移行する。一方、取得済みではない場合(ステップS45:Noルート)、設定管理部1014は、状態通知の送信元のブレードから、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を取得し(ステップS47)、そのブレードが挿入されているスロットの番号に対応付けて管理テーブル格納部1011に格納する。
そして、設定管理部1014は、ポートの使用可否の判断を判断部1015に指示する。これに応じ、判断部1015は、通常のATCAに基づき、ポートの使用可否を判断(ステップS49)し、判断の結果に基づき管理テーブル格納部1011に格納されているデータを更新する。また、判断部1015は、判断テーブルに基づき、状態通知の送信元のブレードにおけるポートの使用可否を判断する(ステップS51)。
ステップS51においては、状態通知の送信元のブレードについて、判断テーブル(図11)におけるナンバー1又は2に該当するか判断する。「ブレード挿入有り且つデータ有り」という条件は、ステップS51の処理を行っている時点であれば満たされる。ATCAに基づくポートの使用可否については、ステップS49において決定される。「LANスイッチの実装」及び「VLANの設定」については、管理テーブル格納部1011に格納されているデータによって特定される。
ポートを使用可能である場合(ステップS53:Yesルート)、判断部1015は、状態通知の送信元のブレードに、ポート使用許可を送信する(ステップS55)。ポート使用許可を受信したブレードにおいては、ユーザからの設定によりポートが有効化されると、ポートの使用が開始する。
一方、状態通知の送信元のブレードにおけるポートを使用できない場合(ステップS53:Noルート)、判断部1015は、状態通知の送信元のブレードに、そのブレードにおけるポートの使用を禁止する指示を送信する(ステップS57)。そして処理を終了する。
なお、ポートの使用を禁止する指示を受信したブレードは、ユーザによりVLANの設定が行われると、VLANの設定が行われたことを運用系マネジメントカード100に通知する。設定管理部1014は、VLANの設定が行われたことをブレードから通知された場合に、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報をブレードから取得する。そして、VLANの設定が済んだ場合には、判断部1015は、ポート使用許可をそのブレードに送信する。これにより、VLANが未設定であることによってポートの使用が許可されなかったブレードについても、VLANの設定が完了した段階でポートの使用を許可することができるようになる。
以上のような処理を実行すれば、LANスイッチの機能が実装されたブレードにおける複数のポートが論理的に分断されたことを確認した後にその複数のポートを使用するので、ループ接続の発生を防止できるようになる。
図18に、本実施の形態における状態2の処理シーケンスを示す。図2に示した状態2と比較すると、本実施の形態においては、運用系マネジメントカード100が、LANスイッチについての実装データをブレードに要求する処理が追加されている。そして、ブレードがLANスイッチを実装している場合には、状態3においては、ポートの使用可否について判断を行わず、状態4においてポートの使用可否について判断を行うようになっている。
図19に、本実施の形態における状態4の処理シーケンスを示す。図2に示した状態4と比較すると、本実施の形態においては、運用系マネジメントカード100が、VLAN設定が済んでいるか否かを示すデータをブレードに要求する処理が追加されている。1回目の処理の段階ではVLANの設定が行われていないため、ポート使用許可は発行されない。しかしながら、1回目の処理の後に、VLANの設定が行われたことがブレードから通知され、それに応じて2回目の処理が実行される。よって、2回目の処理の段階ではVLANの設定が行われているので、ポート使用許可が発行される。そして、ユーザの設定によりポートが有効化されると、ポートの使用が開始される。
次に、図20を用いて、運用系マネジメントカード100が定期的に実行する監視処理について説明する。
まず、設定管理部1014は、前回の処理から所定時間(例えば60秒)が経過したか判断する(図20:ステップS61)。
所定時間が経過していない場合(ステップS61:Noルート)、処理を実行するタイミングではないので、ステップS61の処理に戻る。一方、所定時間が経過した場合(ステップS61:Yesルート)、設定管理部1014は、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を取得することを要求する取得要求を各ブレードに送信する(ステップS63)。これに応じ、各ブレードは、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を運用系マネジメントカード100に送信する。
設定管理部1014は、各ブレードから取得された、VLANの設定が済んでいるか否かを示す情報を、管理テーブル格納部1011に格納する(ステップS65)。
設定管理部1014は、管理テーブル格納部1011に格納されているデータを用いて、LANスイッチの実装が有り且つVLANの設定が済んでいないブレードが有るか判断する(ステップS67)。LANスイッチの実装が有り且つVLANの設定が済んでいないブレードが無い場合(ステップS67:Noルート)、ループ接続が発生することはないので、ステップS61の処理に戻る。
一方、LANスイッチの実装が有り且つVLANの設定が済んでいないブレードが有る場合(ステップS67:Yesルート)、設定管理部1014は、そのブレードにおけるポートの使用を禁止することを判断部1015に指示する。これに応じ、判断部1015は、ポートの使用を禁止する指示をそのブレードに送信する(ステップS69)。
設定管理部1014は、ユーザから処理の終了指示を受け付けたか判断する(ステップS71)。終了指示を受け付けていない場合(ステップS71:Noルート)、監視処理を継続するため、ステップS61の処理に戻る。一方、終了指示を受け付けた場合(ステップS71:Yesルート)、処理を終了する。
以上のような処理を実行すれば、何らかの理由によってブレードに対するVLAN設定が初期化されたような場合であっても、そのブレードのポートを使用できないようにすることができるので、ループ接続の発生を防止できるようになる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した運用系マネジメントカード100、待機系マネジメントカード200、スイッチブレード300及び400並びにスイッチブレード700及び800、及び、サーバブレード500及び600のブロック構成は実際のプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
なお、ステップS43の処理が実行された後、ユーザによりVLANの設定が行われたことを示す通知をブレードから受信するまで待機し、受信した場合にステップS45の処理を実行してもよい。
また、運用系マネジメントカード100が本実施の形態の処理を実行するためのプログラムを例えばHDD105に格納し、当該プログラムがCPU104によって実行されるようにしてもよい。
以上述べた本実施の形態をまとめると以下のようになる。
本実施の形態の第1の態様に係る情報処理装置は、複数の処理ユニット(例えば、実施の形態における「ブレード」)を管理する。そして、本情報処理装置は、(A)複数の処理ユニットのうち第1の処理ユニットから、当該第1の処理ユニットがスイッチの機能を有するか否かを示す第1の情報と、第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したか否かを示す第2の情報とを取得する第1処理部と、(B)少なくとも第1の情報と第2の情報とを用いて、第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定し、使用可能又は使用不可を示す情報を第1の処理ユニットに送信する第2処理部とを有する。
このようにすれば、スイッチの機能を有する処理ユニットにおける複数のポート間の接続が原因でループ接続が発生するという問題に対処できるようになる。
また、上で述べた第2処理部は、(b1)第1の情報が第1の処理ユニットがスイッチの機能を有していることを示しており、且つ第2の情報が第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したことを示している場合に、使用可能を示す情報を第1の処理ユニットに送信してもよい。このようにすれば、スイッチの機能を有する処理ユニットにおける複数のポートが論理的に分断されたことを確認した後にその複数のポートを使用するので、ループ接続の発生を防止できるようになる。
また、上で述べた第2処理部は、(b2)第1の情報が第1の処理ユニットがスイッチの機能を有していることを示しており、且つ第2の情報が第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了していないことを示している場合に、使用不可を示す情報を第1の処理ユニットに送信してもよい。このようにすれば、スイッチの機能を有する処理ユニットにおける複数のポートが論理的に分断されていないにもかかわらずその複数のポートの使用が開始されるという事態を回避できるので、ループ接続の発生を防止できるようになる。
また、上で述べた第2処理部は、(b3)第1の情報が、第1の処理ユニットがスイッチの機能を有していないことを示している場合に、使用可能を示す情報を第1の処理ユニットに送信してもよい。処理ユニットがスイッチの機能を有していない場合、その処理ユニットがループ接続の原因になることはないので、論理ネットワークの設定にかかわらずポートの使用を開始できるようになる。
また、上で述べた第2処理部は、(b4)第1の処理ユニットにおける複数のポートが通信規格についての条件を満たすか判断し、(b5)通信規格についての条件を満たすか否かについての判断結果と、第1の情報及び第2の情報とを用いて、第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定してもよい。このようにすれば、例えばATCAのようにポートの通信規格に基づき使用の可否を決定する規格にも対処できるようになる。
また、情報処理装置と複数の処理ユニットとは、IPMBによって接続されていてもよい。複数の処理ユニットによって実現されるシステムが、例えばIPMBによってブレードの管理が行われるブレードサーバである場合には、IPMBを活用して処理を行えるようになる。
本実施の形態の第2の態様に係る情報処理方法は、複数の処理ユニットを管理するコンピュータにより実行される。そして、本情報処理方法は、(C)複数の処理ユニットのうち第1の処理ユニットから、当該第1の処理ユニットがスイッチの機能を有するか否かを示す第1の情報と、第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したか否かを示す第2の情報とを取得し、(D)少なくとも第1の情報と第2の情報とを用いて、第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定し、使用可能又は使用不可を示す情報を第1の処理ユニットに送信する処理を含む。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。

Claims (6)

  1. 複数の処理ユニットを管理する情報処理装置であって、
    前記複数の処理ユニットのうち第1の処理ユニットから、当該第1の処理ユニットがスイッチの機能を有するか否かを示す第1の情報と、前記第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したか否かを示す第2の情報とを取得する第1処理部と、
    少なくとも前記第1の情報と前記第2の情報とを用いて、前記第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定し、使用可能又は使用不可を示す情報を前記第1の処理ユニットに送信する第2処理部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記第2処理部は、
    前記第1の情報が前記第1の処理ユニットがスイッチの機能を有していることを示しており、且つ前記第2の情報が前記第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したことを示している場合に、使用可能を示す情報を前記第1の処理ユニットに送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第2処理部は、
    前記第1の情報が前記第1の処理ユニットがスイッチの機能を有していることを示しており、且つ前記第2の情報が前記第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了していないことを示している場合に、使用不可を示す情報を前記第1の処理ユニットに送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2処理部は、
    前記第1の情報が、前記第1の処理ユニットがスイッチの機能を有していないことを示している場合に、使用可能を示す情報を前記第1の処理ユニットに送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  5. 前記第2処理部は、
    前記第1の処理ユニットにおける複数のポートが通信規格についての条件を満たすか判断し、
    前記通信規格についての条件を満たすか否かについての判断結果と、前記第1の情報及び前記第2の情報とを用いて、前記第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 複数の処理ユニットを管理するコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記複数の処理ユニットのうち第1の処理ユニットから、当該第1の処理ユニットがスイッチの機能を有するか否かを示す第1の情報と、前記第1の処理ユニットにおける複数のポートに対して論理ネットワークの設定が完了したか否かを示す第2の情報とを取得し、
    少なくとも前記第1の情報と前記第2の情報とを用いて、前記第1の処理ユニットにおける複数のポートの使用可否を決定し、使用可能又は使用不可を示す情報を前記第1の処理ユニットに送信する
    処理を前記コンピュータが実行する情報処理方法。
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