JP2023124138A - 評価装置 - Google Patents

評価装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023124138A
JP2023124138A JP2022027741A JP2022027741A JP2023124138A JP 2023124138 A JP2023124138 A JP 2023124138A JP 2022027741 A JP2022027741 A JP 2022027741A JP 2022027741 A JP2022027741 A JP 2022027741A JP 2023124138 A JP2023124138 A JP 2023124138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation
user
comment
keyword
comments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022027741A
Other languages
English (en)
Inventor
悟 滝澤
Satoru Takizawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2022027741A priority Critical patent/JP2023124138A/ja
Publication of JP2023124138A publication Critical patent/JP2023124138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

Figure 2023124138000001
【課題】評価対象物を利用したユーザの能動的な入力操作に頼ることなく評価をする評価装置を提供する。
【解決手段】評価装置としてのサーバ装置10は、取得部11が評価対象の施設を利用後のユーザの会話を取得し、キーワード抽出部12が取得した会話から所定の規則に従ってキーワードを抽出する。次に、コメント抽出部13が評価対象の施設についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積されたサーバ装置から、キーワードとの一致度が所定の基準を満たすコメントを抽出する。そして、決定部14が抽出されたコメントに関連付けられた評価値に基づいてユーザの評価対象の施設に対する評価値を決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば訪問施設等の評価対象物を評価する評価装置に関する。
例えば、施設等を訪問した際に、当該施設の評価に関する情報を取得し、この取得した評価情報を活用して各種サービスを提供することが広く行われている。
このような評価情報は、利用者が施設から帰宅した後など評価サイト等を通じて評価情報を能動的に提供することが行われているが、評価等をわざわざ記入にするのを煩わしく感じるユーザも多く、利用者の評価を簡単に得ることができるようにした提案も行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、利用者が施設へ訪問した後に閲覧用UIを通じて画像を表示させたときに、その画像に付随する地点情報に関して対応する施設の評価情報が存在しないという所定の条件を満たす場合に評価用UIを自動的に提供することで、例えば評価情報を入力するためのウェブサイトに施設の利用者がわざわざアクセスするといった能動的な操作に頼ることなく、評価用ユーザインタフェースを施設の利用者に簡単に提供することが記載されている。
特開2020-119274号公報
特許文献1に記載した方法は、確かにユーザが評価情報を入力するためのウェブサイトに施設の利用者がわざわざアクセスするといった能動的な操作は不要になるものの、相変わらずユーザは評価を入力する必要があるため、入力操作を煩わしく感じる場合がある。
本発明が解決しようとする課題としては、評価対象物を利用したユーザの能動的な入力操作に頼ることなく評価をすることができること、またはユーザの入力操作にかかる負担を軽減する事が一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、評価対象物を利用後のユーザの発言を取得する取得部と、取得した前記発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出するキーワード抽出部と、前記評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積された蓄積部から、前記キーワードとの一致度が所定の基準を満たす前記コメントを抽出するコメント抽出部と、抽出された前記コメントに関連付けられた前記評価値に基づいて前記ユーザの前記評価対象物に対する評価値を決定する決定部と、を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、ユーザの評価対象物に対する評価を行う評価装置で実行される評価方法であって、前記評価対象物を特定する特定工程と、特定された評価対象物を利用後の前記ユーザの発言を取得する取得工程と、取得した前記発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、前記評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積された蓄積部から、前記キーワードとの一致度が所定の基準を満たす前記コメントを抽出するコメント抽出工程と、抽出された前記コメントに関連付けられた前記評価値に基づいて前記ユーザの前記評価対象物に対する評価値を決定する決定工程と、を含むことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の評価方法を評価プログラムとしてコンピュータにより実行させることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の評価プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体へ格納したことを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる評価装置を有するシステムの概略構成図である。 図1に示されたサーバ装置の機能構成図である。 図1に示された車載機の機能構成図である。 図1に示されたサーバ装置の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施例にかかる評価装置を有するシステムの概略構成図である。 図5に示されたサーバ装置の動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態にかかる評価装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる評価装置は、取得部が評価対象物を利用後のユーザの発言を取得し、キーワード抽出部が取得した発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出する。次に、コメント抽出部が評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積された蓄積部から、キーワードとの一致度が所定の基準を満たすコメントを抽出する。そして、決定部が抽出されたコメントに関連付けられた評価値に基づいてユーザの評価対象物に対する評価値を決定する。このようにすることにより、ユーザの発言から抽出したキーワードとの一致度が所定の基準を満たす他ユーザの評価値に基づいてユーザ自身の評価を決定することができる。そのため、ユーザは、評価の入力の手間を省くことができる。したがって、評価対象物を利用したユーザの能動的な入力操作に頼ることなく評価をすることができ、ユーザの入力操作にかかる負担を軽減することができる。
また、決定部は、コメント抽出部で抽出されたコメントに関連付けられた評価値を、ユーザの評価対象物に対する評価値と決定してもよい。このようにすることにより、他ユーザの評価値を自身の評価値とすることができ、評価値の算出等をする必要が無く、評価処理を簡易にすることができる。
また、決定部は、コメント抽出部で抽出されたコメントのうち、キーワード抽出部が抽出したキーワードとの一致度が多いコメントと関連付けられた評価値をユーザの評価対象物に対する評価値と決定してもよい。このようにすることにより、よりユーザ自身の意見に近い意見のコメントの評価値を自身の評価値とすることができる。そのため、評価値の精度を高くすることができる。
また、取得部は、評価対象物を利用後のユーザの会話を取得してもよい。このようにすることにより、ユーザは評価の入力を意識することなく口頭で会話するだけで評価対象物の評価が自動的になされる。
また、取得部は、車両内におけるユーザの会話を取得してもよい。このようにすることにより、車両で移動中の会話から評価対象物の評価を自動的にすることができる。
また、評価対象物は、ユーザが利用した施設であってもよい。このようにすることにより、ユーザが利用したレストラン等の施設について評価をすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる評価方法は、取得工程で評価対象物を利用後のユーザの発言を取得し、キーワード抽出工程で取得した発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出する。次に、コメント抽出工程で評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積された蓄積部から、キーワードとの一致度が所定の基準を満たすコメントを抽出する。そして、決定工程で抽出されたコメントに関連付けられた評価値に基づいてユーザの評価対象物に対する評価値を決定する。このようにすることにより、ユーザの発言から抽出したキーワードとの一致度が所定の基準を満たす他ユーザの評価値に基づいてユーザ自身の評価を決定することができる。そのため、ユーザは、評価の入力の手間を省くことができる。したがって、評価対象物を利用したユーザの能動的な入力操作に頼ることなく評価をすることができ、ユーザの入力操作にかかる負担を軽減することができる。
また、上述した評価方法を、評価プログラムとしてコンピュータにより実行させてもよい。このようにすることにより、コンピュータを用いて、ユーザの発言から抽出したキーワードとの一致度が所定の基準を満たす他ユーザの評価値に基づいてユーザ自身の評価を決定することができる。そのため、ユーザは、評価の入力の手間を省くことができる。したがって、評価対象物を利用したユーザの能動的な入力操作に頼ることなく評価をすることができる。
また、上述した評価プログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の第1の実施例にかかる評価装置を図1~図4を参照して説明する。図1は、本実施例にかかる評価装置を有するシステムの概略構成図である。
システム100は、サーバ装置10と、車載機20と、サーバ装置30と、を備えている。サーバ装置10は、本実施例にかかる評価装置を構成する。サーバ装置10は、インターネット等のネットワークNを介して車載機20及び後述するサーバ装置30と通信可能となっている。
サーバ装置10は、周知のサーバコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等を備えるマイクロプロセッサと、ハードディスク等の記憶装置と、ネットワークインターフェースと、などを備えている。
図2にサーバ装置10の機能構成を示す。サーバ装置10は、取得部11と、キーワード抽出部12と、コメント抽出部13と、決定部14と、を備えている。
取得部11は、評価対象物を利用後のユーザの発言を取得する。取得部11は、例えばネットワークインターフェースが機能する。本実施例では、評価対象物として、後述するようにユーザが目的地又は経由地として訪れた施設とする。取得部11は、車載機20で取得されたユーザの発言をネットワークNを介して取得する。
キーワード抽出部12は、取得部11が取得した発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出する。発言は、周知の音声認識の自然言語解析等を用いればよい。本実施例では、予め抽出するキーワードを設定し、音声認識後の発言から設定されたキーワードを抽出する。この設定されるキーワードは、施設毎に設定してもよい。例えば、レストランであれば、「〇〇がおいしい」「店員さんが親切」「店内がおしゃれ」といったものを設定することができる(ワードに限らず文節単位でもよい)。また、施設毎のキーワードは、後述するサーバ装置30に蓄積された評価コメントから抽出して設定してもよい。
コメント抽出部13は、サーバ装置30に蓄積されたコメントから、キーワード抽出部12で抽出したキーワードとの一致度が所定の基準を満たすコメントを抽出する。サーバ装置30には、後述するように施設について、複数の他ユーザが行った評価値や、そのそれぞれの評価値と対応するコメントが蓄積されており、そのコメントについてキーワードとの一致度が所定の基準を満たすものを抽出する。所定の基準としては、例えば抽出されたキーワードが複数あった場合は、全てを含むもの、或いは半分以上含むものといった基準とすることができる。
決定部14は、抽出されたコメントに関連付けられた評価値に基づいてユーザの評価対象物に対する評価値を決定する。本実施例では、決定部14は、抽出されたコメントに関連付けられた評価値を、ユーザの評価対象物に対する評価値と決定する。例えば、抽出されたコメントに関連付けられた評価値が5点満点の3点であった場合は、ユーザの評価値は3点となる。つまり、ユーザと同じような意見に関連付けられた評価値をそのままユーザの評価値として採用している。なお、抽出されたコメントが複数あった場合は、それらの評価値の平均値をユーザの評価値としてもよいし、最頻値や中央値をユーザの評価値としてもよい。
また、決定部14は、抽出されたコメントのうち、キーワードとの一致度が多いコメントと関連付けられた評価値をユーザの評価対象物に対する評価値と決定してもよい。例えば、コメント抽出部13での抽出した基準がキーワードを半分以上含むものいったものである場合において、キーワードを半分含むコメントと、キーワードを全て含むコメントが抽出されると、キーワードを全て含むコメントに関連付けられた評価値を採用する。
キーワード抽出部12、コメント抽出部13、決定部14は、サーバ装置10のマイクロプロセッサで動作するコンピュータプログラムが機能する。
車載機20は、車両Vに設置される機器、または車両V内で利用される機器である。車載機20は、具体的には例えばカーナビゲーション装置やドライブレコーダ等が挙げられる。車載機20は、図3に示したように、マイク21と、カメラ22と、制御部23と、通信部24と、を備えている。なお、車載機20は、車内に固定される機器に限らず、搭乗者が持ち込む携帯機器等であってもよい。
マイク21は、車両Vに搭乗しているユーザ等の会話を収音(取得)するものである。マイク21は、取得した会話を電気信号に変換して制御部23へ出力する。
カメラ22は、車両Vの車室内や車外を撮像する。カメラ22は、例えば車室内にいるユーザを撮影することで、ユーザ認証等に利用することができる。
制御部23は、CPUやメモリ等を有するマイクロプロセッサで構成されている。制御部23は、車載機20の全体制御を司る。本実施例では、マイク21で取得された音声信号を通信部24を介してサーバ装置10へ送信させる。また、制御部23は、ナビゲーション装置であれば、現在地から設定された目的地までの経路探索や探索された経路に沿った案内を行う。ドライブレコーダであれば、カメラ22で撮像した映像を記憶装置(不図示)に記憶させたり、通信部24を介してサーバ装置10へ送信させる。
通信部24は、ネットワークNと無線通信する。通信部24は、上述した会話の音声情報等をサーバ装置10へ送信する。
サーバ装置30は、サーバ装置10と同様に周知のサーバコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等を備えるマイクロプロセッサと、ハードディスク等の記憶装置と、ネットワークインターフェース等を備えている。
サーバ装置30は、評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積されている。例えばある施設についての利用者コメントと、その利用者コメントに関連付けられた評価値と、を蓄積している。即ち、サーバ装置30は蓄積部として機能する。また、サーバ装置30に蓄積されたコメントや評価値は、サーバ装置10で利用するためだけに収集されたものでなくてもよい。サーバ装置30は、インターネットN等を介して、不特定多数が新たなコメントや評価値の保存が可能となっている(会員向けサービスであって特定多数でもよい)。また、サーバ装置30に蓄積されたコメント等は、インターネットN等を介して、第三者が閲覧可能であってもよい。
次に、上述した構成のサーバ装置10(評価装置)の動作(評価方法)を図4のフローチャートを参照して説明する。なお、図4のフローチャートをCPU等を備えたコンピュータで実行されるプログラムとして構成することで評価プログラムとすることができる。
まず、コメント抽出部13は評価対象とする施設を特定する(ステップS11)。例えば、車載機20がナビゲーション装置であれば、設定された目的地や経由地の情報を取得することで特定すればよい。あるいは、サーバ装置10又は他のサーバ装置がPOI(Point of Interest)情報を有し、取得した会話情報から現在地周辺のPOI情報に含まれる施設名を抽出することで特定してもよい。なお、取得した会話情報から特定する場合は、施設の特定は、次のステップS2と順序を入れ替える。
次に、取得部11は、会話情報を取得する(ステップS12)。即ち、車載機20から会話情報をインターネットNを介して取得する。そして、キーワード抽出部12は、キーワードを抽出する(ステップS13)。即ち、取得部11が取得した発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出する。
次に、コメント抽出部13は、ステップS11で特定した施設についてのコメント等をサーバ装置30から取得し、取得したコメント等から所定の基準を満たすコメントを抽出する(ステップS14)。即ち、サーバ装置30に蓄積されたコメントから、キーワード抽出部12で抽出したキーワードとの一致度が所定の基準を満たすコメントを抽出する。そして、決定部14は、評価対象の施設についての評価値を決定する(ステップS15)。即ち、抽出されたコメントに関連付けられた評価値に基づいてユーザの評価対象物に対する評価値を決定する。
以上の説明から明らかなように、ステップS12が取得工程、ステップS13がキーワード抽出工程、ステップS14がコメント抽出工程、ステップS15が決定工程としてそれぞれ機能する。
ここで、本実施例にかかる評価装置であるサーバ装置10における動作の具体例を説明する。車載機20を搭載した車両Vの目的地であるレストランXからの帰り道において、車両Vの搭乗者であるユーザAが「ハンバーグが肉汁あふれておいしかった」と発言したとする。この発言は車載機20のマイク21が取得し、車載機20からサーバ装置10へ送信される。また、目的地がレストランXであったので評価対象施設はレストランXと特定される。
そして、「ハンバーグが肉汁あふれておいしかった」との発言から例えば「ハンバーグ」「肉汁あふれて」「おいしかった」といったキーワードを抽出し、これらのキーワードを多く含むコメントをサーバ装置30から抽出する。抽出した結果「肉汁あふれるハンバーグがおいしかった」というコメントが抽出されたとし、そのコメントに対応する評価値は5点満点で4点であったとする。すると、ユーザAのレストランXの評価値は4点となる。
このユーザAのレストランXの評価値は、例えばサーバ装置10からサーバ装置30へ送信し、レストランXの評価に反映させてもよい。また、サーバ装置10から車載機20へ送信し、車載機20からユーザAに評価値を通知するようにしてもよい。この際、さらに当該評価値に対するユーザAからの修正操作を受け付けるようにしても良い。
本実施例によれば、サーバ装置10は、取得部11が評価対象の施設を利用後のユーザの会話を取得し、キーワード抽出部12が取得した会話から所定の規則に従ってキーワードを抽出する。次に、コメント抽出部13が評価対象の施設についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積されたサーバ装置30から、キーワードとの一致度が所定の基準を満たすコメントを抽出する。そして、決定部14が抽出されたコメントに関連付けられた評価値に基づいてユーザの評価対象の施設に対する評価値を決定する。このようにすることにより、ユーザの発言から抽出したキーワードとの一致度が所定の基準を満たす他ユーザの評価値に基づいてユーザ自身の評価を決定することができる。そのため、ユーザは、評価の入力の手間を省くことができる。したがって、評価対象物を利用したユーザの能動的な入力操作に頼ることなく評価をすることができる。さらに、ユーザの入力操作にかかる負担を軽減することができる。
また、決定部は、コメント抽出部13で抽出されたコメントに関連付けられた評価値を、ユーザの評価対象の施設に対する評価値と決定している。このようにすることにより、他ユーザの評価値を自身の評価値とすることができ、評価値の算出等をする必要が無く、評価処理を簡易にすることができる。
また、決定部は、コメント抽出部13で抽出されたコメントのうち、キーワード抽出部12が抽出したキーワードとの一致度が多いコメントと関連付けられた評価値をユーザの評価対象の施設に対する評価値と決定している。このようにすることにより、よりユーザ自身の意見に近い意見のコメントの評価値を自身の評価値とすることができる。そのため、評価値の精度を高くすることができる。
また、取得部11は、評価対象の施設を利用後のユーザの会話を取得している。このようにすることにより、ユーザは評価の入力を意識することなく口頭で会話するだけで、評価対象物の評価が自動的になされる。
また、取得部11は、車両V内におけるユーザの会話情報を取得している。このようにすることにより、車両Vで移動中の会話から評価対象の施設の評価を自動的にすることができる。
なお、上述した実施例では、サーバ装置10が、取得部11と、キーワード抽出部12と、コメント抽出部13と、決定部14と、を備えていたが、この形態に限らない。例えば、取得部11は、車載機20が機能してもよい。また、車載機20が、取得部11及びキーワード抽出部12の機能を有してもよい。さらには、車載機20が、評価装置として機能してもよい。
また、車内での会話が確認できない場合若しくは乗員が一人の場合は、車載機20側から、会話のきっかけとなるような発話を行うようにしても良い。例えばレストランXからの帰り道において、車載機20が「レストランXはどんなお店でしたか?」「食事はおいしかったですか?」といった発話をする。車載機20は、これらの発話に対する応答を取得してサーバ装置10へ送信し、サーバ装置10では、上記したようにして公衆のコメントを対応付けて評価を決定する。
次に、本発明の第2の実施例にかかる評価装置を図5及び図6を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図5は、本実施例にかかる評価装置を有するシステムの概略構成図である。システム100Aは、サーバ装置10Aと、サーバ装置30と、スマートフォン40と、SNSサーバ50と、を備えている。サーバ装置10Aは、基本的な構成は第1の実施例と同様である。
本実施例では、システム100Aは、車載機20に代えてスマートフォン40を備えている。スマートフォン40は、周知のように、ユーザ自身があとからソフトウェア(アプリ)などを追加することで、自分好みにカスタマイズすることができる多機能携帯電話である。なお、本実施例では、端末の一態様としてスマートフォンで説明するが、タブレットPC等の他の携帯端末でもよい。あるいは、自宅等に設置されたPC(パーソナルコンピュータ)であってもよい。
本実施例では、車両Vで訪れた施設に限らず、電車や徒歩等他の手段で訪れた施設や、家電機器や自動車等の物に対する評価をすることができる。また、サーバ装置10Aが取得する発言も車内の会話ではなく、テキスト情報であり、具体的には、評価サイト(サーバ装置30)以外の、SNS(Social Networking Service)やメッセンジャーアプリ等への書き込みでよい。
図5に記載した構成では、SNSサーバ50が追加されている。SNSサーバ50は、SNSサービスを提供するサーバ装置であり、スマートフォン40から書き込みや閲覧が可能である。サーバ装置10Aは、SNSサーバ50からユーザの書き込みを取得して、その書き込みに応じて第1の実施例と同様に評価対象物の評価を行う。
次に、本実施例にかかるサーバ装置10A(評価装置)の動作(評価方法)を図6のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートは基本的な動作を図4のフローチャートと同様である。図6のフローチャートは、施設特定のステップを会話取得のステップに含めている(ステップS12A)。
ステップS12Aでは、取得部11は、発言情報を取得する。この発言情報は、上述したように、SNSサーバ50からユーザの書き込みを取得する。そして、この書き込みから評価対象物を特定する。評価対象物の特定は、書き込み内の固有名詞(名称に限らず、会社名や機種名、型番も含む)が、サーバ装置30が評価対象に含まれるか判定することで特定すればよい。
例えばSNSの書き込みにA社のA001という型番の機器についての使い勝手かが記載されていた場合、「A社」と「A001」を抽出して、これらがサーバ装置30にコメント等が蓄積されているか検索し、検索の結果コメントが見つかった場合は、評価対象であるとして、見つかったコメントに対して、第1の実施例と同様の処理を行う。
本実施例によれば、評価対象物として、施設以外の物も含めることができるため、応用できる範囲を広げることができる。また、発言はテキストでもよいため、マイクが不要であり、リアルタイムに会話を取得する必要もない。また、テキストの入力にあたり、ユーザが普段利用しているサイト等に評価を意識せずに書き込むだけで自動的に評価値が得られるので、評価情報を入力するためのウェブサイトにユーザがわざわざアクセスするといった能動的な操作が不要となる。そのため、ユーザの入力操作にかかる負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の評価装置を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
10 サーバ装置(評価装置)
11 取得部
12 キーワード抽出部
13 コメント抽出部
14 決定部
20 車載機
30 サーバ装置(蓄積部)
40 スマートフォン
50 SNSサーバ

Claims (9)

  1. 評価対象物を利用後のユーザの発言を取得する取得部と、
    取得した前記発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
    前記評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積された蓄積部から、前記キーワードとの一致度が所定の基準を満たす前記コメントを抽出するコメント抽出部と、
    抽出された前記コメントに関連付けられた前記評価値に基づいて前記ユーザの前記評価対象物に対する評価値を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする評価装置。
  2. 前記決定部は、抽出された前記コメントに関連付けられた評価値を、前記ユーザの前記評価対象物に対する評価値と決定することを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  3. 前記決定部は、抽出された前記コメントのうち、前記キーワードとの一致度が多い前記コメントと関連付けられた評価値を前記ユーザの前記評価対象物に対する評価値と決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の評価装置。
  4. 前記取得部は、前記評価対象物を利用後の前記ユーザの会話を取得することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の評価装置。
  5. 前記取得部は、車両内における前記ユーザの会話を取得することを特徴とする請求項4に記載の評価装置。
  6. 前記評価対象物は、前記ユーザが利用した施設であることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の評価装置。
  7. ユーザの評価対象物に対する評価を行う評価装置で実行される評価方法であって、
    評価対象物を利用後の前記ユーザの発言を取得する取得工程と、
    取得した前記発言から所定の規則に従ってキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
    前記評価対象物についての公衆のコメント及び当該コメントと関連付けられた評価値が蓄積された蓄積部から、前記キーワードとの一致度が所定の基準を満たす前記コメントを抽出するコメント抽出工程と、
    抽出された前記コメントに関連付けられた前記評価値に基づいて前記ユーザの前記評価対象物に対する評価値を決定する決定工程と、
    を含むことを特徴とする評価方法。
  8. 請求項7に記載の評価方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする評価プログラム。
  9. 請求項8に記載の評価プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2022027741A 2022-02-25 2022-02-25 評価装置 Pending JP2023124138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022027741A JP2023124138A (ja) 2022-02-25 2022-02-25 評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022027741A JP2023124138A (ja) 2022-02-25 2022-02-25 評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023124138A true JP2023124138A (ja) 2023-09-06

Family

ID=87886367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022027741A Pending JP2023124138A (ja) 2022-02-25 2022-02-25 評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023124138A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101577607B1 (ko) 상황 및 의도인지 기반의 언어 표현 장치 및 그 방법
JP5158174B2 (ja) 音声認識装置
JP5185358B2 (ja) 行動履歴検索装置
KR20170030387A (ko) 사용자 기반 언어 모델 생성 장치, 방법 및 음성 인식 장치
CN111028834B (zh) 语音信息提醒方法、装置、服务器和语音信息提醒设备
JP7207425B2 (ja) 対話装置、対話システムおよび対話プログラム
JP2016006607A (ja) 対話型通信システム、端末装置およびプログラム
CN109388699A (zh) 输入方法、装置、设备及存储介质
JP2014002470A (ja) 処理装置、処理システム、出力方法およびプログラム
JP2013097758A (ja) 情報処理システム、サーバ装置、端末装置、プログラム及び情報処理方法
JP6804049B2 (ja) 情報表示プログラム、データ送信プログラム、データ送信装置、データ送信方法、情報提供装置及び情報提供方法
JP6860431B2 (ja) 計算機システム、対話制御方法、及び計算機
CN107170447B (zh) 声音处理系统以及声音处理方法
JP2013254395A (ja) 処理装置、処理システム、出力方法およびプログラム
JP2023124138A (ja) 評価装置
JP2017228221A (ja) 予約装置、予約方法および車載システム
US20220036381A1 (en) Data disclosure device, data disclosure method, and program
CN111524518B (zh) 增强现实处理方法及装置、存储介质和电子设备
JP2016095705A (ja) 不明事項解消処理システム
KR20190083884A (ko) 음성 명령을 처리하기 위한 전자 문서 표시 방법 및 그 전자 장치
CN110287422B (zh) 信息提供装置及其控制方法
CN110285824B (zh) 信息提供装置及其控制方法
US11755652B2 (en) Information-processing device and information-processing method
KR101996138B1 (ko) 지식재산 거래 서비스 제공 장치 및 방법
KR20170019948A (ko) 커플 매칭 서비스를 제공하는 장치, 그 단말기 및 커플 매칭 서비스 제공 방법