JP2023120837A - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】事前準備の手間を抑えつつ、監視対象の画像上の視認性を確保することが可能な監視手段を提供すること。【解決手段】監視映像を取得する監視カメラと、監視映像を管理する監視装置と、監視映像を表示する表示端末とを含む監視システムにおいて、監視装置は、基準画像と、基準画像における各監視領域候補を強調表示するためのカメラパラメータを指定するシーンデータベースを格納する記憶部と、監視映像を表示端末に転送する映像転送部と、第1の監視映像における第1の監視領域を指定する第1の監視要求を受け付ける監視要求受付部と、第1の監視領域候補に対応付けられている第1のカメラパラメータを特定し、第1のカメラパラメータに基づいて監視カメラを設定し且つ第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得させる撮影指示を監視カメラに送信する映像管理部とを含むこと。【選択図】図2

Description

本開示は、監視システム及び監視方法に関する。
従来から、被写体を撮像し、映像データを取得する撮像装置が知られている。これらの撮像装置の例として、例えば駅のホーム等で設置される監視カメラや、不審物や不審者を撮像可能な防犯カメラ等が挙げられる。
斯かる撮像装置を所定の場所に設置し、監視対象を撮影することで監視用の映像データを取得する運用が一般的である。ただし、撮影を行う際、確認すべき事象や物体の見逃しを抑制するために、監視対象の画像上の視認性を確保することが重要である。
一例として、駅のホームでは、車両を乗降する乗客の安全を確保する観点から、運転手や車掌が確認する監視カメラの映像において、車側灯を含むエリア、点字ブロックを含むエリア、ホーム下の暗いエリア等の視認性を確保することが望ましい。
監視カメラ映像における監視対象の視認性を向上する手段の1つとして、例えば特許文献1(特開2014-146979号公報)が存在する。
特許文献1には、「監視領域内を撮影する監視カメラと、監視カメラで撮影した画像を画像処理する画像処理装置とを有する監視カメラシステムにおいて、画像処理装置は、監視カメラから送信された画像信号から所望する物体の位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段で検出した物体の位置情報を基に、物体を含むエリア内の明度情報又は輝度情報を抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出した明度情報又は輝度情報を基に、物体が所定の明度または輝度となるよう監視カメラのレンズ絞り、露光時間、又はAGCのゲインを制御する制御情報を算出する制御情報算出手段と、制御情報算出手段で算出した制御情報を監視カメラに送信する送信手段と、を備えることを特徴とする」技術が開示されている。
特開2014-146979号公報
特許文献1には、監視映像に対して物体検出を行い、検出結果に基づいて監視カメラのパン、チルト、ズーム設定を調整することで、対象の物体を自動追跡する監視カメラシステムが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の監視カメラシステムでは、監視対象の検出は、予め登録された特徴量に基づいて行われる。このため、検出した監視対象毎に特徴量を事前に抽出し、登録する必要があり、事前準備の工数を要する上、検出は特徴量が予め登録された監視対象に限られてしまうという課題が存在する。
そこで、本開示は、事前準備の工数を抑えつつ、監視対象の画像上の視認性を確保することが可能な監視手段を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、代表的な本開示の監視システムの一つは、監視映像を取得する監視カメラと、前記監視カメラで取得した前記監視映像を管理する監視装置と、前記監視映像を表示する表示端末とを含む監視システムであって、前記監視装置は、記憶部と、映像転送部と、監視要求受付部と、映像管理部とを含み、前記記憶部は、前記監視カメラによって取得された基準画像と、前記基準画像における監視領域候補毎に、当該監視領域候補を強調表示するためのカメラパラメータをシーンデータベースに格納し、前記映像転送部は、前記監視カメラから取得した第1の監視映像を前記表示端末に転送し、前記監視要求受付部は、前記表示端末を介して、前記第1の監視映像に対して入力され、第1の監視領域を指定する第1の監視要求を受け付け、前記映像管理部は、前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が、前記シーンデータベースに格納されている前記監視領域候補の内、第1の監視領域候補に対応すると判定した場合、前記第1の監視領域候補に対応付けられている第1のカメラパラメータを前記シーンデータベースにおいて特定し、特定した前記第1のカメラパラメータに基づいて前記監視カメラを設定し、且つ、前記第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得するための撮影指示を前記監視カメラに送信し、前記映像転送部は、前記監視カメラから取得した前記第2の監視映像を前記表示端末に転送する。
本開示によれば、事前準備の手間を抑えつつ、監視対象の画像上の視認性を確保することが可能な監視手段を提供することができる。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の発明を実施するための形態における説明により明らかにされる。
図1は、本開示の実施形態を実施するためのコンピュータシステムを示す図である。 図2は、本開示の実施例形態に係る監視システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、本開示の実施形態に係るシーンデータベースの構成の一例を示す図である。 図4は、本開示の実施形態に係る監視方法の流れを示すフローチャートである。 図5は、本開示の実施形態に係る第1の監視映像、第1の監視要求及び第2の監視映像の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
本開示の実施形態に係る監視システムでは、例えば駅のホーム等に設置した監視カメラによって取得した第1の監視映像を、車掌や運転手等のユーザが利用する表示端末に表示させ、第1の監視映像における第1の監視領域(例えば、車側灯や点字ブロックなどの特定の被写体を含む撮影領域)を指定する第1の監視要求を受け付ける。そして、監視要求を予め登録される監視領域候補を格納するシーンデータベースに比較し、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域が、シーンデータベースにおける第1の監視領域候補に対応すると判定した場合、当該第1の監視領域候補に対応付けられている第1のカメラパラメータを特定し、特定した第1のカメラパラメータに基づいて監視カメラを設定し且つ第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得させる撮影指示を監視カメラに送信する。その後、監視カメラによって取得される第2の監視映像を表示端末に送信する。
これにより、例えば、車側灯や点字ブロック等の特定の被写体を、望ましい明度、色相、又は彩度で表示するためのカメラパラメータで撮影することができるため、視認性を向上させ、確認すべき事象や物体の見逃しを抑制することができる。
また、本開示の実施形態では、監視対象の特定は、ユーザ入力に基づいて行われるため、予め登録された監視対象に限定されることはなく、より柔軟に様々な監視対象の視認性を向上させることができる。更に、ユーザに指定される第1の対象領域及びシーンデータベースに格納される監視領域候補との比較は、監視領域候補の画像上の座標に基づいて行われるため、先行技術に比べて、事前準備の手間を軽減させることができる。
まず、図1を参照して、本開示の実施例を実施するためのコンピュータシステム100について説明する。本明細書で開示される様々な実施例の機構及び装置は、任意の適切なコンピューティングシステムに適用されてもよい。コンピュータシステム100の主要コンポーネントは、1つ以上のプロセッサ102、メモリ104、端末インターフェース112、ストレージインタフェース113、I/O(入出力)デバイスインタフェース114、及びネットワークインターフェース115を含む。これらのコンポーネントは、メモリバス106、I/Oバス108、バスインターフェースユニット109、及びI/Oバスインターフェースユニット110を介して、相互的に接続されてもよい。
コンピュータシステム100は、プロセッサ102と総称される1つ又は複数の汎用プログラマブル中央処理装置(CPU)102A及び102Bを含んでもよい。ある実施例では、コンピュータシステム100は複数のプロセッサを備えてもよく、また別の実施例では、コンピュータシステム100は単一のCPUシステムであってもよい。各プロセッサ102は、メモリ104に格納された命令を実行し、オンボードキャッシュを含んでもよい。
ある実施例では、メモリ104は、データ及びプログラムを記憶するためのランダムアクセス半導体メモリ、記憶装置、又は記憶媒体(揮発性又は不揮発性のいずれか)を含んでもよい。メモリ104は、本明細書で説明する機能を実施するプログラム、モジュール、及びデータ構造のすべて又は一部を格納してもよい。例えば、メモリ104は、監視アプリケーション150を格納していてもよい。ある実施例では、監視アプリケーション150は、後述する機能をプロセッサ102上で実行する命令又は記述を含んでもよい。
ある実施例では、監視アプリケーション150は、プロセッサベースのシステムの代わりに、またはプロセッサベースのシステムに加えて、半導体デバイス、チップ、論理ゲート、回路、回路カード、および/または他の物理ハードウェアデバイスを介してハードウェアで実施されてもよい。ある実施例では、監視アプリケーション150は、命令又は記述以外のデータを含んでもよい。ある実施例では、カメラ、センサ、または他のデータ入力デバイス(図示せず)が、バスインターフェースユニット109、プロセッサ102、またはコンピュータシステム100の他のハードウェアと直接通信するように提供されてもよい。
コンピュータシステム100は、プロセッサ102、メモリ104、表示システム124、及びI/Oバスインターフェースユニット110間の通信を行うバスインターフェースユニット109を含んでもよい。I/Oバスインターフェースユニット110は、様々なI/Oユニットとの間でデータを転送するためのI/Oバス108と連結していてもよい。I/Oバスインターフェースユニット110は、I/Oバス108を介して、I/Oプロセッサ(IOP)又はI/Oアダプタ(IOA)としても知られる複数のI/Oインタフェースユニット112,113,114、及び115と通信してもよい。
表示システム124は、表示コントローラ、表示メモリ、又はその両方を含んでもよい。表示コントローラは、ビデオ、オーディオ、又はその両方のデータを表示装置126に提供することができる。また、コンピュータシステム100は、データを収集し、プロセッサ102に当該データを提供するように構成された1つまたは複数のセンサ等のデバイスを含んでもよい。
例えば、コンピュータシステム100は、心拍数データやストレスレベルデータ等を収集するバイオメトリックセンサ、湿度データ、温度データ、圧力データ等を収集する環境センサ、及び加速度データ、運動データ等を収集するモーションセンサ等を含んでもよい。これ以外のタイプのセンサも使用可能である。表示システム124は、単独のディスプレイ画面、テレビ、タブレット、又は携帯型デバイスなどの表示装置126に接続されてもよい。
I/Oインタフェースユニットは、様々なストレージ又はI/Oデバイスと通信する機能を備える。例えば、端末インタフェースユニット112は、ビデオ表示装置、スピーカテレビ等のユーザ出力デバイスや、キーボード、マウス、キーパッド、タッチパッド、トラックボール、ボタン、ライトペン、又は他のポインティングデバイス等のユーザ入力デバイスのようなユーザI/Oデバイス116の取り付けが可能である。ユーザは、ユーザインターフェースを使用して、ユーザ入力デバイスを操作することで、ユーザI/Oデバイス116及びコンピュータシステム100に対して入力データや指示を入力し、コンピュータシステム100からの出力データを受け取ってもよい。ユーザインターフェースは例えば、ユーザI/Oデバイス116を介して、表示装置に表示されたり、スピーカによって再生されたり、プリンタを介して印刷されたりしてもよい。
ストレージインタフェース113は、1つ又は複数のディスクドライブや直接アクセスストレージ装置117(通常は磁気ディスクドライブストレージ装置であるが、単一のディスクドライブとして見えるように構成されたディスクドライブのアレイ又は他のストレージ装置であってもよい)の取り付けが可能である。ある実施例では、ストレージ装置117は、任意の二次記憶装置として実装されてもよい。メモリ104の内容は、ストレージ装置117に記憶され、必要に応じてストレージ装置117から読み出されてもよい。I/Oデバイスインタフェース114は、プリンタ、ファックスマシン等の他のI/Oデバイスに対するインターフェースを提供してもよい。ネットワークインターフェース115は、コンピュータシステム100と他のデバイスが相互的に通信できるように、通信経路を提供してもよい。この通信経路は、例えば、ネットワーク130であってもよい。
ある実施例では、コンピュータシステム100は、マルチユーザメインフレームコンピュータシステム、シングルユーザシステム、又はサーバコンピュータ等の、直接的ユーザインターフェースを有しない、他のコンピュータシステム(クライアント)からの要求を受信するデバイスであってもよい。他の実施例では、コンピュータシステム100は、デスクトップコンピュータ、携帯型コンピューター、ノートパソコン、タブレットコンピュータ、ポケットコンピュータ、電話、スマートフォン、又は任意の他の適切な電子機器であってもよい。
次に、図2を参照して、本開示の実施形態に係る監視システムの構成について説明する。
図2は、本開示の実施例形態に係る監視システム200のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、本開示の実施形態に係る監視システム200は、監視装置210、監視カメラ220、通信ネットワーク225及び表示端末230から構成されている。監視装置210、監視カメラ220、及び表示端末230は、通信ネットワーク225を介して互いに通信可能に接続される。ここでの通信ネットワーク225は、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、衛星ネットワーク、ケーブルネットワーク、WiFiネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせを含むものであってもよい。
図2に示す監視システム200は、例えば安全確認、防犯対策等、任意の用途のために用いられてもよい。
監視カメラ220は、所定の環境の様子や、当該環境における監視対象を撮影し、監視映像を取得する撮像装置である。監視カメラ220の数及び種類は特に限定されず、監視される環境に応じて適宜に定めることができる。一例として、監視カメラ220は、駅のホームに設置され、駅のホームの様子を示す監視映像を取得する撮像装置であってもよい。
監視カメラ220は、例えば、パン、フォーカス、チルト、ズーム、レンズ絞り、CCD(Charge Coupled Device)露光時間、AGC(Automatic Gain Control)等を調整する機能を備えてもよい。
表示端末230は、監視装置210を介して、監視カメラ220によって取得される監視映像を管理者(例えば、車掌、列車の運転手)等のユーザに表示し、当該ユーザからの入力を受け付けるための装置である。ある実施形態では、表示端末230のユーザは、マウスやタッチ画面等の操作手段を用いて、監視映像に対して、監視対象を含む監視領域を指定する監視要求を入力してもよい。その後、表示端末230は、ユーザに入力された監視映像を監視装置210に送信する。
表示端末230は、例えばディスプレイ及び操作手段を備えるデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等、任意のコンピューティングデバイスであってもよい。
監視装置210は、ユーザによって入力される監視要求によって指定される監視領域(例えば、第1の監視領域)の画像上の視認性を向上させるための監視方法を実行するための装置である。監視装置210は、例えばいわゆるクライアント・サーバモデルにおけるサーバ装置であってもよい。また、監視装置210は、例えば図1に示すコンピュータシステム100として実装されてもよい。この場合、監視装置210の各機能部の機能は、図1に示す監視アプリケーション150によって実現される。
図2に示すように、監視装置210は、記憶部212と、映像転送部214と、監視要求受付部216と、映像管理部218と、画像処理部219とを含む。
記憶部212は、監視カメラ220によって取得される基準画像と、基準画像における監視対象の候補である監視領域候補毎に、当該監視領域候補を強調表示するためのカメラパラメータを指定するシーンデータベース213を格納するストレージ部である。
なお、シーンデータベース213の構成については後述するため、ここではその説明を省略する。
映像転送部214は、監視カメラ220によって撮影される監視映像(例えば、第1の監視映像や第2の監視映像)を取得し、取得した監視映像を表示端末230に転送する機能部である。
監視要求受付部216は、表示端末230を介して監視映像(例えば、第1の監視映像)に対して入力される、監視映像における監視領域を指定する監視要求を受け付ける機能部である。
映像管理部218は、監視要求受付部216によって受け付けられる監視要求によって指定される監視領域に基づいて、当該監視領域の視認性を向上させた第2の監視映像を取得する処理を実行する機能部である。
より具体的には、映像管理部218は、監視要求受付部216によって受け付けられた第1の監視要求と、シーンデータベース213とを比較し、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域がシーンデータベース213に格納されている第1の監視領域候補に対応すると判定した場合、シーンデータベース213において当該第1の監視領域候補に対応付けられている第1のカメラパラメータを特定する。そして、映像管理部218は、特定した第1のカメラパラメータに基づいて監視カメラ220を設定し且つユーザに指定された第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得させる撮影指示を監視カメラ220に送信する。
一方、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域が、シーンデータベース213に格納されている監視領域候補のいずれにも対応しないと判定した場合、映像管理部218は、第1の監視領域を強調表示するための第2のカメラパラメータを計算し、シーンデータベース213において、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域の画像上の座標と、計算した第2のカメラパラメータとを対応付けて新たな監視領域候補としてシーンデータベース213において格納する。
画像処理部219は、例えば第1の監視要求における第1の監視領域の、第1の監視映像における明度が所定の明度基準を満たす場合、監視要求受付部216によって受け付けられた第1の監視要求によって指定される第1の監視領域を強調表示するための画像処理を第1の監視映像に対して実行することで、加工済みの第1の監視映像を生成する機能部である。
なお、監視装置210の各種機能部による処理の詳細については後述するため、ここではその説明を省略する。
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係るシーンデータベースの構成について説明する。
図3は、本開示の実施形態に係るシーンデータベース213の構成の一例を示す図である。上述したように、シーンデータベース213は、監視カメラ220によって取得される基準画像と、基準画像における監視対象の候補である監視領域候補毎に、当該監視領域候補を強調表示するためのカメラパラメータとを格納するデータベースである。
図3に示すように、シーンデータベース213は、カメラ番号310、基準画像320、監視領域候補330、座標範囲340及びカメラパラメータ350の情報を含む。
カメラ番号310は、監視システム200に用いられる監視カメラの内、特定の監視カメラを一意に識別する識別子である。例えば、カメラ番号310は、特定の監視カメラを一意に識別する識別子として、「カメラ1」や「カメラ2」を含んでもよい。
基準画像320は、特定の監視カメラの通常の撮影範囲や画角で撮影され、後述する監視方法において、監視要求との比較対象となる画像である。基準画像320は、予め撮影されシーンデータベース213に格納される。監視カメラが複数ある場合、監視カメラ毎に基準画像が撮影され、シーンデータベース213において保存される。
更に、図3で図示しないが、一つの監視カメラが複数の画角で撮影を行うように設定されている場合、監視カメラが撮影を行う画角設定毎に基準画像が撮影され、シーンデータベース213において保存されてもよい。
監視領域候補330は、ユーザによって監視領域として指定される可能性がある領域である。監視領域候補330は、監視システム200の管理者等によって基準画像320に対して予め規定される。より具体的には、監視システム200の管理者は、シーンデータベース213に格納される各基準画像320に対して、関心が高い(つまり、視認性の向上が望まれる可能性がある領域)を監視領域候補330として規定する。
この際、監視システム200の管理者は、1つの基準画像320に対して、任意の数の監視領域候補330を規定してもよい。ここで、監視領域候補330を規定する手段として、監視システム200の管理者は、マウスやタッチ画面等の操作手段を用いて、監視領域候補となる領域の輪郭を描いてもよい。
一例として、図3に示すように、シーンデータベース213における各基準画像320については、「車側灯」、「点字ブロック」及び「ホーム下」等の名称の監視領域候補330が規定されてもよい。
座標範囲340は、各監視領域候補330を規定する画像上の座標の範囲を示す情報である。座標範囲340は、例えば監視システム200の管理者が、マウスやタッチ画面等の操作手段を用いて監視領域候補となる領域の輪郭を描く際に自動的に検出され、監視領域候補330に対応付けられてシーンデータベース213に格納される。
図3に示すように、座標範囲340は、例えば監視領域候補を含む長方形の左上及び右下の2つの座標で表してもよい。
カメラパラメータ350は、各監視領域候補330を強調表示する映像を撮影するためのカメラパラメータを示す情報である。カメラパラメータ350は、例えば監視カメラ220のレンズ絞り、露光時間、又はAGCのゲインを含んでもよい。また、監視領域を「強調表示する」とは、映像がディスプレイ等の画面に表示された際、当該映像における監視領域がその他の領域より目立って表示されるための明度、色相又は彩度によって表示されることを意味する。また、この場合の明度、色相又は彩度等の目標値は、例えば各監視領域候補330が視認しやすいと予め設定された所定の明度、色相又は彩度の値で定めることができる。
以上説明したシーンデータベース213に格納される情報を用いることで、ユーザによって入力される監視要求によって指定される監視領域の画像上の視認性を向上させることが可能となる。
次に、図4を参照して、本開示の実施形態に係る監視方法の流れを示すフローチャートである。
図4は、本開示の実施形態に係る監視方法400の流れを示すフローチャートである。図4に示す監視方法400は、ユーザによって入力される監視要求によって指定される監視領域の画像上の視認性を向上させた映像を取得し、ユーザに提供するための処理であり、上述した監視システム200の各装置及び機能部によって実施される。監視方法400は、ステップS401で開始し、ステップS499で終了する。
まず、ステップS410では、監視装置210の映像転送部214は、第1の監視映像を監視カメラ220から取得する。上述したように、この第1の監視映像は、監視カメラの周辺環境の様子を示す映像である。一例として、第1の監視映像は、駅のホームの様子を示す映像であってもよい。
次に、ステップS420では、映像転送部214は、ステップS410で取得した第1の監視映像を表示端末230に転送する。
次に、ステップS430では、監視装置210の監視要求受付部216は、第1の監視要求を表示端末230から受け付ける。この第1の監視要求は、表示端末230を介して第1の監視映像に対してユーザ(例えば、車掌や運転手)によって入力される、第1の監視映像における第1の監視領域を指定する情報である。
ここで、ユーザは、例えば表示端末230となるタブレット端末のタッチ画面やパソコンのマウスを用いて、第1の監視映像における第1の監視領域の輪郭を囲う線を描くことで第1の監視領域を指定してもよく、第1の監視映像における第1の監視領域の中心となる位置をタップやクリックで指定してもよい。これにより、ユーザに指定される第1の監視領域の画像上の座標を示す情報が第1の監視映像に対応付けられる。ユーザによる入力が終了した後、第1の監視領域の画像上の座標を示す情報が対応付けられた第1の監視映像が第1の監視要求として監視装置210に送信され、監視要求受付部216によって受け付けられる。
この第1の監視領域は、例えば、車掌や運転手が、視認性の向上(例えば、明度、色相、再度の向上)を希望している領域であってもよい。一例として、第1の監視映像が駅のホームの様子を示す場合、第1の監視要求は、車側灯、点字ブロック、又はホーム下を含む領域を第1の監視領域として指定してもよい。
次に、ステップS440では、監視装置210の映像管理部218は、ステップS430で受け付けた第1の監視要求によって指定される第1の監視領域が、上述したシーンデータベース213に格納される監視領域候補のいずれかに対応するか否かを判定する。
より具体的には、映像管理部218は、ステップS430で受け付けた第1の監視要求を記憶部212のシーンデータベース213に比較し、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域の画像上の座標がシーンデータベース213に格納される監視領域候補の座標範囲(図3に示す座標範囲340)に含まれているか否かを判定する。
第1の監視要求によって指定される第1の監視領域が、シーンデータベース213に格納される監視領域候補のいずれかに対応すると判定した場合、本処理はステップS445へ進む。一方、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域が、シーンデータベース213に格納される監視領域候補のいずれにも対応しないと判定した場合、本処理はステップS470へ進む。
ところで、第1の監視領域の明度がある程度存在する(つまり、第1の明度基準を満たす)場合、第1の監視映像を画像処理で加工するだけで、視認性を十分向上させることができる。これにより、監視カメラ220のカメラパラメータを変更することが不要となるため、監視カメラ220の通常の撮影を中断することなく、視認性を向上させた映像を得ることができる。以下、視認性を向上させるための画像処理を施した第1の監視映像を「加工済みの第1の監視映像」という。
一方、第1の監視領域の明度が低い(つまり、第1の明度基準を満たさない)場合、第1の監視映像を画像処理で加工しても、視認性が不十分となることがある。そのため、視認性を向上させた映像を得るためには、監視カメラ220のカメラパラメータを変更した上で再撮影する必要がある。以下、視認性を向上させるために監視カメラ220のカメラパラメータを変更した上で再撮影を行って取得した映像を「第2の監視映像」という。
したがって、ステップS445では、監視カメラ220のカメラパラメータを変更し、第1の監視領域の視認性を向上させた映像(第2の監視映像)を監視カメラ220で再撮影することで取得するか、第1の監視映像を画像処理で加工し、第1の監視領域の視認性を向上させた映像を画像処理部219で生成するかを判定する処理が行われる。この判定は、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域の画像上の明度に基づいて行われる。
より具体的には、ステップS445では、映像管理部218は、ステップS430で受け付けた第1の監視要求によって指定される第1の監視領域が第1の明度基準を満たすか否かを判定する。第1の明度基準は、所定の明度を規定する閾値であり、監視システム200の管理者によって設定されてもよく、所定の視認性基準等に基づいて設定されてもよい。ここで、画像処理部219は、例えば第1の監視領域における各画素の明度の平均値を計算し、計算した明度の平均値を第1の明度基準に比較することで、第1の監視領域が第1の明度基準を満たすか否かを判定してもよい。第1の監視領域が第1の明度基準を満たすと判定した場合、本処理はステップS450へ進む。一方、第1の監視領域が第1の明度基準を満たさないと判定した場合、本処理はステップS460へ進む。
ステップS450では、映像管理部218は、第1の監視映像を加工する加工要求を画像処理部219に送信する。この加工要求は、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域を強調表示する(つまり、第1の監視領域の明度、色相、彩度を目標の値に変更する)ための画像処理の実行を要求する情報である。また、この場合、監視カメラ220のカメラパラメータを変更した上で再撮影することが不要となるため、監視カメラ220のカメラパラメータを変更する要求が送信されない(つまり、抑制される)。
次に、ステップS455では、ステップS450で送信された加工要求を受信した監視装置210の画像処理部219は、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域を強調表示するための画像処理を第1の監視映像に対して実行することで、加工済みの第1の監視映像を生成する。この加工済みの第1の監視映像は、第1の監視領域の明度、色相又は彩度が、予め設定された目標の明度、色相又は彩度を満たすように加工された映像である。第1の監視領域の明度、色相又は彩度を向上させるための加工として、既存の画像処理手段を用いてもよく、ここでは特に限定されない。
その後、画像処理部219は、加工済みの第1の監視映像を表示端末230に送信する。
ステップS460では、映像管理部218は、ステップS440で第1の監視領域に対応すると判定された監視領域候補(以下、「第1の監視領域候補」という)に対応付けられている第1のカメラパラメータをシーンデータベース213において特定する。その後、映像管理部218は、監視カメラ220を特定した第1のカメラパラメータに基づいて設定し、第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得させる撮影指示を監視カメラ220に送信する。
上述したように、この第1のカメラパラメータは、第1の監視領域を強調表示する映像を撮影するためのカメラパラメータを示す情報である。また、この第2の監視映像は、第1の監視領域を強調表示する映像である。
ステップS465では、映像転送部214は、ステップS460で監視カメラ220に送信した撮影指示に基づいて取得された第2の監視映像を監視カメラ220から取得すると共に、当該第2の監視映像を表示端末230に送信する。
ステップS470では、映像管理部218は、ステップS430で受け付けた第1の監視要求によって指定される第1の監視領域を強調表示するための第2のカメラパラメータを計算する。より具体的には、映像管理部218は、第1の監視領域を強調表示する映像を撮影するための適切なレンズ絞り、露光時間、及び/又はAGCのゲインを計算する。
次に、ステップS475では、映像管理部218は、ステップS470で計算した第2のカメラパラメータと、ステップS430で受け付けた第1の監視要求によって指定される第1の監視領域の画像上の座標の情報とを対応付けてシーンデータベース213において新たな監視領域候補として保存する。その後、本処理はステップS440へ戻る。
これにより、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域に対応する監視領域候補がシーンデータベース213に存在しなかった場合に、当該第1の監視領域に対応する新たな監視領域候補を登録することができる。
以上説明した監視方法400によれば、ユーザによって入力される監視要求によって指定される監視領域の画像上の視認性を向上させた映像を取得し、ユーザに提供することができるため、事前準備の手間を抑えつつ、確認すべき事象や物体の見逃しを軽減することができる。
また、本開示の監視方法400によれば、監視カメラ220のカメラパラメータを変更し、第1の監視領域の視認性を向上させた映像(第2の監視映像)を監視カメラ220で再撮影することで取得するか、第1の監視映像を画像処理で加工し、第1の監視領域の視認性を向上させた映像を画像処理部219で生成するかを第1の監視映像の明度に基づいて判定することができるため、視認性を向上させた映像の取得の効率化を図ることができる。
例えば、第1の監視領域の明度がある程度存在する(つまり、第1の明度基準を満たす)場合、第1の監視映像を画像処理で加工するだけで、視認性を十分向上させることができる。これにより、監視カメラ220のカメラパラメータを変更することが不要となるため、監視カメラ220の通常の撮影を中断することなく、視認性を向上させた映像を得ることができる。
更に、本開示の監視方法400によれば、第1の監視要求によって指定される第1の監視領域に対応する監視領域候補がシーンデータベース213に存在しなかった場合に、当該第1の監視領域に対応する新たな監視領域候補を登録することができるため、新たな監視領域候の登録を自動化させ、事前準備の手間を抑えると共に、様々な監視領域に対応可能で柔軟な監視が可能となる。
次に、図5を参照して、本開示の実施形態に係る第1の監視映像、第1の監視要求及び第2の監視映像の一例について説明する。
図5は、本開示の実施形態に係る第1の監視映像510、第1の監視要求520及び第2の監視映像530の一例を示す図である。
上述したように、本開示の実施形態に係る監視システム200では、監視される環境で設置した監視カメラ220を用いて、第1の監視映像510を取得する。この第1の監視映像510は、監視カメラ220の周辺環境の様子を示す映像であり、例えば図5に示すように、駅のホームの様子を示す映像であってもよい。
次に、監視カメラ220によって取得された第1の監視映像510は、ユーザが利用する表示端末230に送信され、この第1の監視映像510における第1の監視領域525を指定する第1の監視要求520が受け付けあれる。ここで、ユーザは、表示端末230となるタブレット端末のタッチ画面やパソコンのマウスを用いて、第1の監視映像510における第1の監視領域525の輪郭を囲う線を描くことで第1の監視領域525を指定してもよい。この第1の監視要求520は、第1の監視映像510と、第1の監視映像510において指定される第1の監視領域525の画像上の座標を示す情報を含む。
図5に示すように、第1の監視映像510が駅のホームの様子を示す映像の場合、第1の監視領域525は、例えばホーム上の点字ブロックであってもよい。
その後、上述した監視方法400におけるステップS440~S465の処理により、第1の監視領域525の視認性を向上させた第2の監視映像530が取得され、表示端末230に送信される。この第2の監視映像530においては、第1の監視映像510における第1の監視領域525に対応する第1の監視領域535が強調表示される。例えば、図5に示すように、第2の監視映像530における第1の監視領域535は、第1の監視映像510における第1の監視領域525に比べて、より高い明度で(つまり、より明るく)表示されている。これにより、第1の監視領域535における物体の見逃し等を抑制し、安全性を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
200 監視システム
210 監視装置
212 記憶部
213 シーンデータベース
214 映像転送部
216 監視要求受付部
218 映像管理部
219 画像処理部
220 監視カメラ
225 通信ネットワーク
230 表示端末

Claims (6)

  1. 監視映像を取得する監視カメラと、前記監視カメラで取得した前記監視映像を管理する監視装置と、前記監視映像を表示する表示端末とを含む監視システムであって、
    前記監視装置は、
    記憶部と、
    映像転送部と、
    監視要求受付部と、
    映像管理部とを含み、
    前記記憶部は、
    前記監視カメラによって取得された基準画像と、前記基準画像における監視領域候補毎に、当該監視領域候補を強調表示するためのカメラパラメータをシーンデータベースに格納し、
    前記映像転送部は、
    前記監視カメラから取得した第1の監視映像を前記表示端末に転送し、
    前記監視要求受付部は、
    前記表示端末を介して、前記第1の監視映像に対して入力され、第1の監視領域を指定する第1の監視要求を受け付け、
    前記映像管理部は、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が、前記シーンデータベースに格納されている前記監視領域候補の内、第1の監視領域候補に対応すると判定した場合、前記第1の監視領域候補に対応付けられている第1のカメラパラメータを前記シーンデータベースにおいて特定し、特定した前記第1のカメラパラメータに基づいて前記監視カメラを設定し、且つ、前記第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得するための撮影指示を前記監視カメラに送信し、
    前記映像転送部は、
    前記監視カメラから取得した前記第2の監視映像を前記表示端末に転送する、
    ことを特徴とする監視システム。
  2. 前記シーンデータベースにおいて、
    前記監視領域候補毎に、当該監視領域候補の前記基準画像における画像上の座標の範囲が格納されており、
    前記映像管理部は、
    前記第1の監視要求を前記シーンデータベースにおいて検索し、前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が前記シーンデータベースに格納されている第1の監視領域候補の画像上の座標の範囲と一致する場合、前記第1の監視領域が前記第1の監視領域候補に対応すると判定する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記監視装置は、
    画像処理部を更に含み、
    前記映像管理部は、
    前記第1の監視映像における明度が、前記第1の監視要求における第1の監視領域の第1の明度基準を満たすと判定した場合、
    前記第2の監視映像を取得させる前記撮影指示の送信を抑制し、前記第1の監視映像を加工する加工要求を前記画像処理部に送信し、
    前記画像処理部は、
    前記加工要求を受信した場合、
    前記第1の監視映像における前記第1の監視領域を強調表示するための画像処理手法を施すことで加工済みの第1の監視映像を生成し、
    前記映像転送部は、
    前記加工済みの第1の監視映像を前記表示端末に送信する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の監視システム。
  4. 前記映像管理部は、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が、前記シーンデータベースに格納されている前記監視領域候補のいずれにも対応しないと判定した場合、
    前記第1の監視領域を強調表示するための第2のカメラパラメータを計算し、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域の画像上の座標と、計算した前記第2のカメラパラメータとを対応付けて新たな監視領域候補として前記シーンデータベースに格納する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の監視システム。
  5. 前記第1の監視領域を強調表示するカメラパラメータは、
    前記第1の監視領域を目標の明度、色相又は彩度で表示する映像を撮影するためのレンズ絞り、露光時間、又はAGCのゲインを含む、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の監視システム。
  6. 監視映像を取得する監視カメラと、前記監視カメラで取得した前記監視映像を管理する監視装置と、前記監視映像を表示する表示端末とを含む監視システムにおける監視方法であって、
    前記監視カメラによって取得された基準画像と、前記基準画像における監視領域候補毎に、当該監視領域候補を強調表示するためのカメラパラメータを指定するシーンデータベースを構築する工程と、
    前記監視カメラから第1の監視映像を取得する工程と、
    取得した前記第1の監視映像を前記表示端末に転送する工程と、
    前記表示端末を介して前記第1の監視映像に対して入力され、第1の監視領域を指定する第1の監視要求を受け付ける工程と、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が、前記シーンデータベースに格納されている前記監視領域候補の内、第1の監視領域候補に対応するか否かを判定する工程と、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が、前記シーンデータベースに格納されている前記監視領域候補の内、第1の監視領域候補に対応すると判定した場合、前記第1の監視領域候補に対応付けられている第1のカメラパラメータを前記シーンデータベースにおいて特定する工程と、
    特定した前記第1のカメラパラメータに基づいて前記監視カメラを設定し、且つ、前記第1の監視領域を強調表示する第2の監視映像を取得するための撮影指示を前記監視カメラに送信する工程と、
    前記監視カメラから前記第2の監視映像を取得する工程と、
    取得した前記第2の監視映像を前記表示端末に転送する工程と、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域が、前記シーンデータベースに格納されている前記監視領域候補のいずれにも対応しないと判定した場合、前記第1の監視領域を強調表示するための第2のカメラパラメータを計算する工程と、
    前記第1の監視要求によって指定される前記第1の監視領域の画像上の座標と、計算した前記第2のカメラパラメータとを対応付けて新たな監視領域候補として前記シーンデータベースに格納する工程と、
    を含む監視方法。
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