JP2023120240A - インタラクティブサービスのためのpc5上での装置間通信における課金 - Google Patents

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Abstract

【課題】5GSに基づくD2D直接通信についての新たな課金ソリューションを提案し、これによりネットワークがUEの使用に対し正確且つ柔軟に課金可能にするコアネットワークノード、ユーザ機器及び方法を提供する。【解決手段】通信システム1において、ユーザ装置(User equipment:UE)3は、報告基準が満たされた場合に、5GSにおけるPC5上でのD2D直接通信インタフェースについての使用情報報告を生成する手段と、前記使用情報報告を含むNAS(non access stratum)メッセージを、コアネットワーク内のネットワーク機能ノード(Network Function node)に送信する手段と、を含む。【選択図】図12

Description

本開示は、通信システムに関する。本開示は、3GPP(3rd Generation Partnership Project:第3世代パートナーシッププロジェクト)規格又はその等価物若しくは派生物に従って動作する無線通信システム及びその装置に特に関するが、但しこれに限定する物ではない。本開示は、いわゆる「5G」(あるいは「次世代(Next Generation)」)システムにおける、装置間通信及び関連する課金を含むインタラクティブサービスに特に関連するが、但しこれに限定する物ではない。
3GPPワーキンググループは、現在、5Gシステムを定義しており、3GPP TSG SA2(SA WG2)は、5Gシステムのためのシステムアーキテクチャ及びプロシージャを規定している。SA2内では、ProSe(Proximity-based service:近接ベースのサービス)が定義されており、TS(technical specification:技術仕様書)23.303のV15.1.0[4]においてドキュメント化された。
最近、5GSでは、近接ベースのサービスを強化するための方法を調査するために、新たな研究がSA2において提案されている。
現在の5Gシステムにおいて、UPFは、PCFによる指示に基づいて課金するために、ユーザトラフィック測定の役割を担う。SMFは、課金のためのUPFを実施する役割を担うとともに、トラフィック使用報告の役割も担う。但し、5GSにおけるPC5上でのD2D直接通信は、UE間で行われるので、PC5上のトラフィック使用を測定して報告する方法は、SMF/UPFにはない。
そのため、5GSにおけるPC5上のD2D直接通信のための新たな課金ソリューションを定義する必要がある。
本開示の態様によれば、ユーザ装置(User equipment:UE)は、報告基準が満たされた場合に、PC5インタフェースについての使用情報報告を生成する手段と、前記使用情報報告を含むNAS(non access stratum)メッセージを、コアネットワーク内のネットワーク機能ノード(Network Function node)に送信する手段と、を含む。
本開示の別の態様によれば、コアネットワークノード内のネットワーク機能(Network Function:NF)ノードは、ユーザ装置(User Equipment:UE)から、前記UE上のPC5インタフェースについての使用情報報告を含むNAS(non access stratum)メッセージを受信する手段と、前記使用情報報告を、前記コアネットワークノード内の課金機能ノードに対して送信する手段と、を含む。
本開示の別の態様によれば、コアネットワーク内のポリシー制御機能ノードは、アプリケーション機能ノードから、ユーザ装置(User equipment:UE)上のPC5インタフェースについての課金ポリシーを受信する手段であって、前記課金ポリシーは、課金キーと、サービス・アイデンティファイアと、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイアと、課金方法と、測定方法と、アプリケーション機能記録情報と、サービス・アイデンティファイア・レベル報告と、PC5インタフェースの参照インタフェースIDと、のうちの少なくとも1つを含む、手段と、前記課金ポリシーに基づいて、前記コアネットワーク内のネットワーク機能ノード(Network Function node)を介して、報告ルールを前記UEに対して送信する手段と、を含み、前記UEから課金機能ノードに対する使用情報報告の送信は、前記報告ルールによってトリガーされる。
本開示の別の態様によれば、アプリケーション機能ノードは、セッション管理機能ノードとポリシー制御ノードとのうちの少なくとも1つに対して、課金サービスをサブスクライブするためのサブスクライブメッセージを送信する手段と、UE上のPC5インタフェースについての課金ポリシーを送信する手段であって、前記課金ポリシーは、課金キーと、サービス・アイデンティファイアと、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイアと、課金方法と、測定方法と、アプリケーション機能記録情報と、サービス・アイデンティファイア・レベル報告と、PC5インタフェースの参照インタフェースIDと、のうちの少なくとも1つを含む、手段と、を含む。
本開示の別の態様によれば、ユーザ装置(User equipment:UE)のための報告方法は、報告基準が満たされた場合に、PC5インタフェースについての使用情報報告を生成することと、前記使用情報報告を含むNAS(non access stratum)メッセージを、コアネットワーク内のネットワーク機能ノード(Network Function node)に送信することと、を含む。
本開示の別の態様によれば、コアネットワーク内のネットワーク機能ノード(Network Function node:NF)のための報告方法は、ユーザ装置(User equipment:UE)から、前記UE上のPC5インタフェースについての使用情報報告を含むNAS(non access stratum)メッセージを受信することと、前記使用情報報告を、前記コアネットワークノード内の課金機能ノードに対して送信することと、を含む。
本開示の別の態様によれば、コアネットワーク内のポリシー制御機能ノードのための制御方法は、アプリケーション機能ノードから、ユーザ装置(User Equipment:UE)上のPC5インタフェースについての課金ポリシーを受信することであって、前記課金ポリシーは、課金キーと、サービス・アイデンティファイアと、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイアと、課金方法と、測定方法と、アプリケーション機能記録情報と、サービス・アイデンティファイア・レベル報告と、PC5インタフェースの参照インタフェースIDと、のうちの少なくとも1つを含むことと、前記課金ポリシーに基づいて、前記コアネットワーク内のネットワーク機能ノード(Network Function node)を介して、報告ルールを前記UEに対して送信することと、を含み、前記UEから課金機能ノードに対する使用情報報告の送信は、前記報告ルールによってトリガーされる。
本開示の別の態様によれば、アプリケーション機能ノードのための制御方法は、セッション管理機能ノードとポリシー制御ノードとのうちの少なくとも1つに対して、課金サービスをサブスクライブするためのサブスクライブメッセージを送信することと、UE上のPC5インタフェースについての課金ポリシーを送信することであって、前記課金ポリシーは、課金キーと、サービス・アイデンティファイアと、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイアと、課金方法と、測定方法と、アプリケーション機能記録情報と、サービス・アイデンティファイア・レベル報告と、PC5インタフェースの参照インタフェースIDとのうちの少なくとも1つを含むことと、を含む。
図1は、PCF12を介したPC5上のトラフィック(traffic over PC5)についての課金報告(charging reporting)のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図2は、AMF11を介したPC5上のトラフィックの課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図3は、AF16がPC5課金ポリシーに寄与する、SBAに基づいてトラフィックについてPC5上で課金するための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図4は、PCF12を介したPC5上のトラフィックについての課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図5は、AMF11を介したPC5上のトラフィックについての課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図6は、AFの課金要求メッセージによってトリガーされるUE報告(UE reporting)のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図7は、SBAに基づいてPC5上で課金する高レベルの実例である。 図8は、AFのサブスクリプション(Subscription)メッセージによってトリガーされるUE報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図9は、UEのアプリケーションレイヤがUE3をトリガーして、PCF12を介してUuとPC5との両方でのその使用情報を収集及び報告するための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図10は、UEアプリケーションレイヤがUE3をトリガーして、AMF11を介してUuとPC5との両方でのその使用情報を収集及び報告するための例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図11は、SMF15が使用情報の収集及び報告を行うためにCHF13とメッセージを交換する例示的なプロシージャを概略的に図示する。 図12は、上記の例示的な実施形態が適用可能なモバイル(セルラ又は無線)通信システム1を概略的に示す。 図13は、図12に示したUE(モバイル装置3)の主要な構成要素を図示するブロック図である。 図14は、図12に示した例示的な(R)ANノード5(基地局)の主要な構成要素を示すブロック図である。 図15は、図1~図12に示した、一般的なコアネットワークノード(又は機能)の主要な構成要素を示すブロック図である。
前述の課題を解決するために、本発明者らは、以下のソリューションを提案する。
- ソリューション1:PC5上のトラフィックについての課金報告
- ソリューション2:SBAに基づいたPC5上のトラフィックについての課金報告 - AFはPC5課金ポリシーに寄与する
- ソリューション3:事前に設定された使用情報の収集及び報告によるPC5上のトラフィックについての課金報告
- ソリューション4:AFによってトリガーされるUE報告(UE reporting)
- ソリューション5:UEのアプリケーションレイヤによってトリガーされるUE報告
- ソリューション6:SMFを介したPC5上での課金のUE報告
PCCルールに関する改善
3GPP TS 23.503[3]において規定されているような現在のPCCルールに、以下の内容を追加することが提案されている。
- PC5に対する課金:PCCルールにおけるこの属性は、課金キー、サービス・アイデンティファイア、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイア、課金方法、測定方法(measurement method)、アプリケーション機能記録情報、サービス・アイデンティファイア・レベル報告、参照インタフェースID(すなわち、PC5)、及び他の種類の関連する課金パラメータを含む。
- PC5に対する使用の監視及び報告(Monitoring and Reporting):PCCルールにおけるこの属性は、アプリケーションレイヤグループID、レイヤ2グループID(Layer 2 group ID)、UEアプリケーションID、アプリケーションID(Application ID)、アプリケーションサーバID(Application server ID)、PC5についての使用報告(usage report on PC5)、又は他の種類の関連する使用パラメータを有するパラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID(source ID)、送信先ID(destination ID)、及びUEの位置とともに、送受信されるデータ量のリストを含む。トリガー条件及び閾値もまた含まれる。
- ソリューション1:PC5上のトラフィックについての課金報告
-- 例示的な態様1-1:UEは、基準(criteria)が満たされた場合に、PCFを介してCHFに使用報告を報告する
このソリューションの主なアイデアは、PCF12が、UE3がUuとPC5との両方でその使用情報を収集し報告するためのルール及びポリシーを定義する、ということである。この例示的な態様において、UE3は、PCF12を介してCHF13に対して使用情報を報告する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告(non-empty report)を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
図1は、PCF12を介したPC5上のトラフィックについての課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UE3がProSeサービスを始動すると、ProSeサービス認証が行われる。このステップにおいて、ProSeサービス認証は、3GPP TS 23.303[4]において説明されているように正常に実行されている。本例ではProSe機能(ProSe Function)が使用されるが、PCF12(又は、近接サービスの役割を担う別のノード)によって、ProSe機能の機能性が提供されてもよい、ということも理解される。
ステップ2:AF16は、PC5課金実施プロシージャ(PC5 charging enforcement procedure)又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Npcf_PC5_chargingメッセージをPCF12に対して送信してPC5課金ポリシーをPCF12に通知する。PC5課金ポリシーは、課金キー、サービス・アイデンティファイア、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイア、課金方法、測定方法、アプリケーション機能記録情報、サービス・アイデンティファイア・レベル報告、参照インタフェースインディケータ(reference interface Indicator)(すなわちPC5)、使用報告基準及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。
ステップ3:PCF12は、PC5課金実施プロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Namf_PC5_chargingメッセージをAMF11に対して送信してPC5課金ポリシーをAMF11に通知する。PCF12は、使用情報の収集及び報告をPCCルールに追加してもよい。使用情報の収集及び報告は、使用情報報告基準及び使用情報測定を含み、それは、アプリケーションレイヤグループID(Application Layer Group ID)、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションID、アプリケーションサーバID、「PC5についての使用報告(Usage Report on PC5)」インディケータ、「Uuについての使用報告(Usage Report on Uu)」インディケータ、及び他の種類の関連する使用パラメータを有する。
ステップ4:AMF11は、UE構成更新プロシージャ(UE Configuration Update procedure)を使用して、UE3に対してPC5課金ポリシー(PC5 Charging policy)及びPCCルールを配信する。
ステップ5:AMF11は、PCF12に対して、Namf_PC5_chargingアクノレッジメッセージを送信する。
ステップ6:PCF12は、AF16に対して、Npcf_PC5_chargingアクノレッジメッセージを送信する。
ステップ7:PC5通信が行われる。報告基準(reporting criteria)が満たされる場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ8:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、PC5課金報告情報(PC5 charging report Information)とともにMMメッセージをAMF11に対して送信する。この報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ9:AMF11は、PC5課金報告情報とともに使用情報報告をPCF12に対して送信する。
ステップ10:PCF12は、PC5課金報告情報とともに課金データ要求メッセージ(Charging Data Request message)をCHF13に対して送信する。
ステップ11:CHF13は、ステップ10において受信されたPC5課金報告情報に基づいてCDRを生成する。
ステップ12:CHF13は、課金データ応答メッセージ(Charging Data Response message)をPCF12に対して送信する。
- 例示的な態様1-2:UEは、基準が満たされた場合に、AMFを介してCHFに使用報告を報告する
このソリューションの主なアイデアは、PCF12が、UE3がUuとPC5との両方でその使用情報を収集し報告するためのルール及びポリシーを定義する、ということである。この例示的な態様において、基準が満たされた場合に、CHF13に対するUE報告は、AMF11を介して実行される。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
図2は、AMF11を介したPC5上のトラフィックの課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UE3がProSeサービスを始動すると、ProSeサービス認証が行われる。このステップにおいて、ProSeサービス認証は、3GPP TS 23.303[4]において説明されているように正常に実行されている。本例では、ProSe機能が使用されるが、PCF12(又は、近接サービスの役割を担う別のノード)によって、ProSe機能の機能性が提供されてもよい、ということも理解される。
ステップ2:AF16は、PC5課金実施プロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Npcf_PC5_chargingメッセージをPCF12に対して送信してPC5課金ポリシーをPCF12に通知する。PC5課金ポリシーは、課金キー、サービス・アイデンティファイア、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイア、課金方法、測定方法、アプリケーション機能記録情報、サービス・アイデンティファイア・レベル報告、参照インタフェースインディケータ(すなわちPC5)、使用報告基準及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。
ステップ3:PCF12は、PC5課金実施プロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Namf_PC5_chargingメッセージをAMF11に対して送信してPC5課金ポリシーをAMF11に通知する。AMF11がCHF13に対して使用情報を報告することができるように、PCF12は、このメッセージに、CHF関連情報(すなわち、CHFアドレス情報)を含める。PCF12は、使用情報の収集及び報告をPCCルールに追加してもよい。使用情報の収集及び報告は、使用情報報告基準及び使用情報測定を含み、それは、アプリケーションレイヤグループID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションID、アプリケーションサーバID、「PC5についての使用報告」インディケータ、「Uuについての使用報告」インディケータ、及び他の種類の関連する使用パラメータを有する。
ステップ4:AMF11は、UE構成更新プロシージャを使用して、UE3に対してPC5課金ポリシー及びPCCルールを配信する。
ステップ5:AMF11は、PCF12に対して、Namf_PC5_chargingアクノレッジメッセージを送信する。
ステップ6:PCF12は、AF16に対して、Npcf_PC5_chargingアクノレッジメッセージを送信する。
ステップ7:PC5通信が行われる。報告基準が満たされた場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ8:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、PC5課金報告情報とともにMMメッセージをAMF11に対して送信する。この報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ9:AMF11は、PC5課金報告情報とともに課金データ要求メッセージをCHF13に対して送信する。
ステップ10:CHF13は、ステップ9において受信されたPC5課金報告情報に基づいてCDRを生成する。
ステップ11:CHF13は、課金データ応答メッセージをAMF11に対して送信する。
- ソリューション2:SBAに基づいたPC5上のトラフィックについての課金報告 - AFはPC5課金ポリシーに寄与する
-- 例示的な態様2-1:AFは、PC5課金ポリシーに寄与する
このソリューションの主なアイデアは、AF16がPC5課金ポリシーに寄与し、PCF12がAMF11/SMF15を介してUEに対して課金ポリシーを配信する、ということである。UE3は、報告基準が満たされた場合に、その使用をSMF15に報告し、SMF15は、使用報告をCHF13に通知する。
図3は、AF16がPC5課金ポリシーに寄与する、SBAに基づいて(インタラクティブサービスなどの)トラフィックについてPC5上で課金するための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UE3がProSeサービスを始動すると、ProSeサービス認証が行われる。このステップにおいて、ProSeサービス認証は、3GPP TS 23.303[4]において説明されているように正常に実行されている。本例では、ProSe機能が使用されるが、PCF12(又は、近接サービスの役割を担う別のノード)によって、ProSe機能の機能性が提供されてもよい、ということも理解される。
ステップ2:AF16は、PC5課金実施プロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Npcf_PC5_chargingメッセージをPCF12に対して送信してPC5課金ポリシーをPCF12に通知する。PC5課金ポリシーは、課金キー、サービス・アイデンティファイア、アプリケーション・サービス・プロバイダ・アイデンテファイア、課金方法、測定方法、アプリケーション機能記録情報、サービス・アイデンティファイア・レベル報告、参照インタフェースインディケータ(すなわちPC5)、使用報告基準及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。
ステップ3:PCF12は、PC5課金実施プロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Nsmf_PC5_chargingメッセージをSMF15に対して送信してPC5課金ポリシーをSMF15に通知する。AMF11がCHF13に対して使用情報を報告することができるように、PCF12は、このメッセージに、CHF関連情報(すなわち、CHFアドレス情報)を含める。PCF12は、使用情報の収集及び報告をPCCルールに追加してもよい。使用情報の収集及び報告は、使用情報報告基準及び使用情報測定を含み、それは、アプリケーションレイヤグループID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションID、アプリケーションサーバID、「PC5についての使用報告」インディケータ、「Uuについての使用報告」インディケータ、及び他の種類の関連する使用パラメータを有する。
ステップ4:SMF15は、PC5課金実施プロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Namf_PC5_chargingメッセージをAMF11に対して送信してPC5課金ポリシー及びPCCルールをAMF11に通知する。
ステップ5:AMF11は、UE構成更新プロシージャを使用して、UE3に対してPC5課金ポリシー及びPCCルールを配信する。
ステップ6:AMF11は、Namf_PC5_chargingアクノレッジメッセージをSMF15に対して送信する。
ステップ7:SMF15は、Nsmf_PC5_chargingアクノレッジメッセージをPCF12に対して送信する。
ステップ8:PCF12は、AF16に対して、Npcf_PC5_chargingアクノレッジメッセージを送信する。
ステップ9:PC5通信が行われる。報告基準が満たされた場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ10:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、AMF11を介してPC5課金報告情報とともにSMメッセージをSMF15に対して送信する。この報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ11:SMF15は、PC5課金報告情報とともにNchf_NotifyメッセージをCHF13に対して送信する。そして、SMF15は、このステップにおいて受信されたPC5課金報告情報に基づいてCDRを生成する。
- ソリューション3:事前に設定された使用情報の収集及び報告によるPC5上のトラフィックについての課金報告
-- 例示的な態様3-1:基準が満たされた場合のPCFを介したCHFに対するUE報告
このソリューションの主なアイデアは、UE3がUuとPC5との両方でその使用情報を収集し報告するように事前に設定される、ということである。この例示的な態様において、基準が満たされた場合に、CHF13に対するUE報告は、PCF12を介している。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
図4は、(使用情報の収集及び報告に関する事前に設定されたルールにより)PCF12を介したPC5上でのトラフィックについての課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UE3は、事前に設定された使用情報の収集及び報告ポリシーを使用する。
ステップ2:報告基準が満たされる場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ3~4:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、AMF11を介して使用情報報告メッセージ(Usage Information Reporting Message)をPCF12に対して送信して、UEの使用情報報告をネットワークに対して報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ5~7:PCF12は、CDRを生成するためにCHF13にコンタクトをとる。
CHF13は、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。
- 例示的な態様3-2:基準が満たされた場合のAMFを介したCHFに対するUE報告
このソリューションの主なアイデアは、UE3がUuとPC5との両方でその使用情報を収集し報告するように事前に設定される、ということである。この例示的な態様において、基準が満たされた場合に、CHF13に対するUE報告は、AMF11を介している。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
図5は、(使用情報の収集及び報告に関する事前に設定されたルールにより)AMF11を介したPC5上でのトラフィックについての課金報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UE3は、事前に設定された使用情報の収集及び報告ポリシーを使用する。
ステップ2:報告基準が満たされる場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ3:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、使用情報報告メッセージをAMF11に対して送信して、UEの使用情報報告をネットワークに対して報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ4~6:AMF11は、CDRを生成するためにCHF13にコンタクトをとる。CHF13は、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。
このソリューションでは、UE3は、事前に設定された課金ポリシーを使用する。その結果、ネットワークは、UEの使用について正確に且つ柔軟に課金することができるようになる。
- ソリューション4:AFによってトリガーされるUE報告
-- 例示的な態様4-1:AFの課金要求メッセージによってトリガーされるUE報告
この例示的な態様の主なアイデアは、AF16は、課金報告を提供するようにネットワークに要求し、ネットワークは、その使用について報告するようにUE3をトリガーする、ということである。
図6は、AFの課金要求メッセージによってトリガーされるUE報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:NCISセッションが終了すると、AF16は、課金報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、NCISセッションが終了したことをPCF12に通知し且つ課金情報を提供するようにネットワークに要求するための課金報告要求メッセージをPCF12に対して送信する。
ステップ2~3:PCF12は、UE使用情報報告要求(UE Usage Information reporting request)を送信する。このメッセージは、UE ID、グループID(Group ID)、アプリケーションID、使用情報報告インディケーション、及び他の種類の関連する使用パラメータを含んでもよい。
ステップ4~5:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、AMF11を介して使用情報報告メッセージをPCF12に対して送信してUEの使用情報報告をネットワークに対して報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ6~8:PCF12は、CDRを生成するためにCHF13にコンタクトをとる。
この例示的な態様において、AF16は、課金報告を提供するようにネットワークに要求する。その結果、ネットワークは、UEの使用について正確に且つ柔軟に課金することができるようになる。
-- 例示的な態様4-2:UEがProSeサービスについて認証された後、CDR生成を実施(enforce)する
このソリューションの主なアイデアは、ProSeアプリケーションサーバ(ProSe application Server)16は、UE3がサーバによって認証されると、サブスクライブメッセージ(Subscribe message)をSMF15/PCF12に対して発行する、ということである。SMF15は、プロデューサープロキシ(Producer Proxy)として振る舞う。一旦サブスクライブメッセージがSMF15/PCF12によって受信されると、SMF15/PCF12は、UE3が課金ポリシーを得ることができるように、UE構成更新プロシージャを実行する。
図7は、SBAに基づいてPC5上で課金する高レベルの実例である。
図8は、AFのサブスクリプションメッセージによってトリガーされるUE報告のための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:ProSeサービス認証は、3GPP TS 23.303に説明されているように、正常に実行されている。本例では、ProSe機能が使用されるが、PCF12(又は、近接サービスの役割を担う別のノード)によって、ProSe機能の機能性が提供されてもよい、ということも理解される。
ステップ2:AF16は、PC5課金サービスプロシージャ又は他のプロシージャを呼び出すか、又は、Npcf_PC5_charging_subscribeメッセージをPCF12に対して送信して、ネットワークのPC5課金サービス(PC5 Charging service)をサブスクライブする。
ステップ3~5:PCF12は、UE3に対して、PC5課金ポリシーを含むそのポリシーと、CHF関連情報とを配信する。CHF関連情報は、使用情報報告を受信する必要のあるCHF IDである。UE3がCM-CONNECTEDにある場合、使用情報の収集及び報告を伴う新たなPCCルールによるUEポリシー配信は、UEポリシーコンテナ(UE Policy container)内にある。AMF11は、PCF12から受信されたUEポリシーコンテナをUE3に対して透過的に(transparently)転送する。使用情報の収集及び報告は、使用情報報告基準及び使用情報測定を含み、それは、アプリケーションレイヤグループID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告インディケータ、Uuについての使用報告インディケータ、及び他の種類の関連する使用パラメータを有する。
ステップ6~8:AMF11は、SMF15/PCF12を介してAF16に対して転送されるメッセージNamf_PC5_chargingアクノレッジメントをネットワークに対して送信することによって、UEポリシーをアクノレッジする。
ステップ9:直接通信は、PC5上で行われ、UE3は、報告基準が満たされる場合に、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ10:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、PC5課金報告情報とともにSMメッセージをSMF15に対して送信してUEの使用情報報告をネットワークに対して報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ11:SMF15は、CDRを生成するようにCHF13に通知する。CHF13は、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。
この例示的な態様においては、AF16は、課金報告に関するPCFのサービスをサブスクライブし、PCF12は、報告をCHF13に提供する。その結果、ネットワークは、UEの使用について正確に且つ柔軟に課金することができるようになる。
- ソリューション5:UEのアプリケーションレイヤによってトリガーされるUE報告
-- 例示的な態様5-1:基準が満たされた場合のPCFを介したCHFに対するUE報告
このソリューションの主なアイデアは、UEアプリケーションレイヤが、UuとPC5との両方でその使用情報を収集し報告するようにUE3をトリガーする、ということである。この例示的な態様において、基準が満たされた場合に、CHF13に対するUE報告は、PCF12を介している。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
図9は、UEのアプリケーションレイヤがUE3をトリガーして、PCF12を介してUuとPC5との両方でのその使用情報を収集及び報告するための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UEのアプリケーションレイヤは、NCISセッションが終了すると、そのレイヤ2に通知する。
ステップ2:報告基準が満たされる場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ3~4:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、AMF11を介して使用情報報告メッセージをPCF12に対して送信してネットワークUEの使用情報報告を報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ5~7:PCF12は、CDRを生成するためにCHF13にコンタクトをとる。CHF13は、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。
-- 例示的な態様5-2:基準が満たされた場合のAMFを介したCHFに対するUE報告
このソリューションの主なアイデアは、UEアプリケーションレイヤが、UuとPC5との両方でその使用情報を収集し報告するようにUE3をトリガーする、ということである。この例示的な態様において、基準が満たされた場合に、CHF13に対するUE報告は、AMF11を介している。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
図10は、UEアプリケーションレイヤがUE3をトリガーして、AMF11を介してUuとPC5との両方でのその使用情報を収集及び報告するための例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:UEのアプリケーションレイヤは、NCISセッションが終了すると、そのレイヤ2に通知する。
ステップ2:報告基準が満たされた場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ3:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、使用情報報告メッセージをAMF11に対して送信してUEの使用情報報告をネットワークに対して報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ4~6:AMF11は、CDRを生成するためにCHF13にコンタクトをとる。CHF13は、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。
このソリューションにおいては、UEアプリケーションレイヤは、その使用情報を収集し報告するようにUE3をトリガーする。その結果、ネットワークは、UEの使用について正確に且つ柔軟に課金することができるようになる。
- ソリューション6:SMFを介したPC5上での課金のUE報告
-- 例示的な態様6-1:SMFを介したPC5上での課金のUE報告
このソリューションの主なアイデアは、SMF15が、使用情報の収集及び報告を行うためにCHF13とメッセージを交換する、ということである。
図11は、SMF15が、使用情報の収集及び報告を行うためにCHF13とメッセージを交換する例示的なプロシージャを概略的に図示する。
ステップ1:ProSeサービス認証は、3GPP TS 23.303に説明されているように、正常に実行されている。本例では、ProSe機能が使用されるが、PCF12(又は、近接サービスの役割を担う別のノード)によって、ProSe機能の機能性が提供されてもよい、ということも理解される。
ステップ2:UE3がCM-CONNECTEDにある場合、使用情報の収集及び報告を伴う新たなPCCルールによるUEポリシー配信は、UEポリシーコンテナ内にある。AMF11は、PCF12から受信されたUEポリシーコンテナをUE3に対して透過的に転送する。使用情報の収集及び報告は、使用情報報告基準及び使用情報測定を含み、それは、アプリケーションレイヤグループID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告インディケータ、Uuについての使用報告インディケータ、及び他の種類の関連する使用パラメータを有する。
ステップ3:報告基準が満たされた場合、UE3は、使用情報報告を生成する。例えば、基準は、設定された使用情報の収集期間が経過したこととすることができる。別の例として、UE3がRANカバレッジ外にある場合、UE3は、収集期間ごとに、記録された使用情報から報告を生成し、非空の報告を記憶し、UE3がカバレッジに戻った時点で報告を送信する。
ステップ4~5:UE3は、使用報告プロシージャ又は他のサービスプロシージャを呼び出すか、又は、AMF11を介して使用情報報告メッセージをSMF15に対して送信してネットワークUEの使用情報報告を報告する。使用情報報告は、アプリケーションレイヤグループID、アプリケーションID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションサーバID、PC5についての使用報告、Uuについての使用報告、及び他の種類の関連する使用パラメータを含む。PC5についての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、PC5を介して送受信されるデータ量のリストを含む。Uuについての使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、Uuを介して送受信されるデータ量のリストを含む。
ステップ6~8:SMF15は、CDRを生成するためにCHF13にコンタクトをとる。CHF13は、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。
このソリューションにおいては、SMF15は、使用情報の収集及び報告を行うためにCHF13とメッセージを交換する。その結果、ネットワークは、UEの使用について正確に且つ柔軟に課金することができるようになる。
要旨
有利的には、上記の例示的な実施形態は、以下の機能のうちの1つ以上を含むが、但しそれらに限定はされない。
1)提案されている5GSベースの新たな課金ソリューションは、UEがPC5インタフェースとUuインタフェースとの両方でのその使用をネットワークに対して報告することを可能にしており、現在はSMF/UPFに依存して、Uuインタフェースのみに関する使用情報を提供する。それは、5GSにおけるPC5インタフェースについての使用報告がないというギャップを解決する。
2)LTEベースのProSe課金ソリューションは、5GSにおいて直接使用することができず、提案された5GSベースの新たな課金ソリューションは、5GSにおけるサービスベースのアーキテクチャに基づいている。
3)新たな使用情報報告メッセージは、AF/ネットワーク/アプリケーションレイヤによってトリガーされることができ、AF及びネットワークがD2D直接通信上でリアルタイムの課金情報を柔軟に取得することを可能にする。
4)UEの使用を監視及び報告するための新たなPCCルール、新たなトリガー、及び新たな測定により、ネットワークが、正確に且つ柔軟にUEの使用について課金することを可能にする。
5)AFは、UEに対して課金ポリシーを配信するためにUE構成更新プロシージャを実行するPCFから、課金ポリシーをサブスクライブすることができる。
6)AFは、UEに対して課金ポリシーを配信するためにUE構成更新プロシージャを実行するPCFに対して、課金ポリシーを実施(enforce)することができる。
CHFは、異なるUEからの使用情報報告をクロスチェックすることができる。それは「不正(fraud)」な使用報告の機会を低減する。
これらの機能性を提供するために、上記の態様例は、以下のステップ(の少なくとも一部)を含む例示的な方法を説明する。
1)NASメッセージ「使用情報報告要求/応答(Usage information reporting request/response)」は、AF/PCFからのオンデマンドな要求を可能にするUE使用情報報告のために使用される。
2)使用情報の収集及び報告のためのPCCルールは、PC5に対する課金ルールと、PC5の使用の監視及び報告のルールとを含む。
3)PC5に対して事前に設定された使用情報の収集及び報告は、NCISのために使用される。
4)UEの使用を監視する測定が用いられ、PC5とUu上でのデータフローの使用をそれぞれ分類し、アプリケーションレイヤグループID、レイヤ2グループID、UEアプリケーションID、アプリケーションID、及びアプリケーションサーバIDなどのNCIS関連パラメータを追加する。PC5及びUu上での両方の使用報告は、タイムスタンプ、送信元ID、送信先ID、及びUEの位置とともに、送受信されるデータ量のリストを有する。
AFの要求、AFのサブスクリプション、又はUEのアプリケーションレイヤメッセージに基づくことができるUE使用情報のトリガーは、D2D直接通信におけるNCISについての課金及び使用の報告に使用される。
利点
新たな課金ソリューションは、5GSに基づくD2D直接通信について提案されている。これらのソリューションを使用することによって、ネットワークがUEの使用を正確に且つ柔軟に課金することを可能にする。
システム概要
図12は、上記の例示的な実施形態が適用可能なモバイル(セルラ又は無線)通信システム1を概略的に示す。
このネットワークでは、モバイル装置3(UE)のユーザが適切な3GPP RAT(radio access technology:無線アクセス技術)、例えば、E‐UTRA及び/又は5G RATを使用して、各基地局5及びコアネットワーク7を介して、互いに及び他のユーザと通信することができる。多数の基地局5が(無線)アクセスネットワーク又は(R)ANを形成する、ということが理解される。当業者が理解するように、1つのモバイル装置3及び1つの基地局5が例示の目的で図12に示されるが、システムは、実装される際に、典型的には他の基地局及びモバイル装置(UE)を含む。
各基地局5は、1つ又は複数の関連付けられたセルを(直接的に、又は、ホーム基地局、リレー、リモート無線ヘッド、及び/又は分散ユニットなどの他のノードを介して)制御する。E‐UTRA/4Gプロトコルをサポートする基地局5は「eNB」と呼ばれてもよく、次世代(Next Generation)/5Gプロトコルをサポートする基地局5は「gNB」と呼ばれてもよい。いくつかの基地局5は、4G及び5Gの双方、及び/又は他の任意の3GPP又は非3GPPの通信プロトコルをサポートするように構成されてもよい、ということが理解される。
モバイル装置3とそのサービング基地局5とは、適切なエアインタフェース(例えば、いわゆる「Uu」インタフェース及び/又は同様のもの)を介して接続される。隣接する基地局5は(いわゆる「X2」インタフェース、及び/又は「Xn」インタフェースなど)基地局インタフェースに対する適切な基地局を介して互いに接続される。基地局5は、また、(いわゆる「S1」、「N2」、及び/又は「N3」インタフェースなどの)適切なインタフェースを介して、コアネットワークノードに接続される。
コアネットワーク7は、典型的には電気通信システム1における通信をサポートするための論理ノード(又は「機能」)を含む。典型的には、例えば、「Next Generation」/5Gシステムのコアネットワーク7は、他の機能に加えて、CPF(control plane function:制御プレーン機能)及びUPF(user plane function:ユーザプレーン機能)を含む。コアネットワーク7は、また、特に、AMF(Access and Mobility Management Function:アクセス及びモビリティ管理機能)11と、PCF(Policy Control Function:ポリシー制御機能)12、CHF(Charging Function:課金機能)13、ProSe機能14と、SMF(Session Management Function:セッション管理機能)15と、を含んでもよい、ということが理解される。一部のシステム(例えば、3GPPリリース16以降)においてはProSe機能14の機能性がPCF12(又は別の適切なノード)によって提供されてもよい、ということが理解される。従って、本明細書がProSe機能14によって実行されるアクションに言及する場合は常に、適切な場合には、PCF12によって実行される同じアクションを対象にすることを意図している。
AF(Application Function:アプリケーション機能)16は、また、コアネットワーク7内に提供されるか、又はコアネットワーク7に結合されてもよい。コアネットワーク7から(インターネットなどの)外部IPネットワーク20への接続も提供される。
このシステム1の構成要素は、上記の例示的な実施形態のうちの1つ以上を実行するように構成される。
UE(User equipment:ユーザ装置)
図13は、図12に示すUE(モバイル装置3)の主要な構成要素を示すブロック図である。図示したように、UEは、1つ以上のアンテナ33を介して、接続されたノード(複数可)に信号を送信し、当該ノードから信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路31を含む。図13には必ずしも示されていないが、UEは、当然ながら、(ユーザインターフェース35などの)従来のモバイル装置の通常の機能のすべてを有することになり、これは、必要に応じて、ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアのうちの任意の1つ又は任意の組み合わせによって提供されてもよい。コントローラ37は、メモリ39に記憶されたソフトウェアに従って、UEの動作を制御する。ソフトウェアは、例えば、メモリ39に予めインストールされていてもよく、及び/又は電気通信ネットワーク1を介して、若しくはRMD(removable data storage device:取り外し可能なデータ記憶装置)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム41と通信制御モジュール43とを含む。通信制御モジュール43は、UE3と、(R)ANノード5、コアネットワークノード、及びアプリケーション機能を含む他のノードとの間で、シグナリングメッセージ及びアップリンク/ダウンリンクデータパケットを処理する(生成する/送信する/受信する)役割を担う。このようなシグナリングは、装置間通信の課金に関する適切にフォーマットされた要求及び応答を含む。
(R)ANノード
図14は、図12に示した例示的な(R)ANノード5(基地局)の主要な構成要素を示すブロック図である。図示したように、(R)ANノード5は、1つ以上のアンテナ53を介して、接続されたUE3(複数可)から信号を受信し、当該UE3に信号を送信し、ネットワークインタフェース55を介して(直接的あるいは間接的に)他のネットワークノードに信号を送信し、当該ノードから信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路51を含む。ネットワークインタフェース55は、典型的には、適切な基地局-基地局インタフェース(X2/Xnなど)と、適切な基地局-コアネットワークインタフェース(S1/N2/N3など)とを含む。コントローラ57は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従って、(R)ANノード5の動作を制御する。ソフトウェアは、例えば、メモリ59に予めインストールされていてもよく、及び/又は電気通信ネットワーク1を介して、若しくはRMD(取り外し可能なデータ記憶装置)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム61と通信制御モジュール63とを含む。通信制御モジュール63は、(R)ANノード5と、UE3及びコアネットワークノード/アプリケーション機能などの他のノードとの間のシグナリングを処理(生成/送信/受信)する役割を担う。このようなシグナリングは、装置間通信の課金に関する適切にフォーマットされた要求及び応答を含む。
コアネットワークノード
図15は、図1~図12に示す、一般的なコアネットワークノード(又は機能)、例えば、AMF11、PCF12、CHF13、ProSe機能14、及びSMF15の主要な構成要素を示すブロック図である。同じブロック図をAF16に対しても同様に適用可能としてもよい、ということが理解される。図示したように、コアネットワークノードは、ネットワークインタフェース75を介して他のノード(UE3及び(R)ANノード5を含む)に信号を送信し、当該他のノードから信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路71を含む。コントローラ77は、メモリ79に記憶されたソフトウェアに従って、コアネットワークノードの動作を制御する。ソフトウェアは、例えば、メモリ79に予めインストールされていてもよく、及び/又は電気通信ネットワーク1を介して、若しくはRMD(取り外し可能なデータ記憶装置)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム81と、少なくとも通信制御モジュール83とを含む。通信制御モジュール83は、コアネットワークノードと、UE3、(R)ANノード5、AF16、及び他のコアネットワークノードなどの他のノードとの間のシグナリングを処理する(生成する/送信する/受信する)役割を果たす。このようなシグナリングは、装置間通信の課金に関する適切にフォーマットされた要求及び応答を含む。
変形例及び代替例
詳細な例示的な実施形態を上述してきた。当業者が理解するように、上記の例示的な実施形態に対して、多数の変形及び代替を行うことができ、そこで実施される本発明の利点を得ることができる。ここでは、例示のために、これらの代替及び変形のうちのいくつかのみを説明する。
上記の説明では、理解しやすくするために、UE、(R)ANノード、コアネットワークノードはいくつかの個別モジュール(通信制御モジュールなど)を有するものとして、説明されている。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが本発明を実装するように変形された特定の用途のために、又は、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムにおける他の用途のために、このように提供されてもよいが、その一方で、これらのモジュールは、オペレーティングシステム又はコードの全体に組み込まれてもよく、従って、これらのモジュールは、別個のエンティティとして識別できなくてもよい。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせで実装されてもよい。
各コントローラは、例えば、1つ以上のハードウェアで実装されたコンピュータプロセッサ、マイクロプロセッサ、CPU(central processing unit:中央処理装置)、ALU(arithmetic logic unit:算術論理ユニット)、IO(input/output:入出力)回路、内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/若しくはデータ)、プロセッシングレジスタ、通信バス(例えば、コントロールバス、データバス、及び/若しくはアドレスバス)、DMA(direct memory access:ダイレクトメモリアクセス)機能、ハードウェア若しくはソフトウェアで実装されたカウンタ、ポインタ、及び/若しくはタイマなどを含む(但しそれらに限定はされない)任意の適当な形式の処理回路を備えてもよい。
上記の例示的な実施形態では、多数のソフトウェアモジュールを説明した。当業者には理解されるように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形態又はコンパイルされていない形態で提供されてもよく、コンピュータネットワーク上の信号として、又は記録媒体上で、UE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードに供給されてもよい。更に、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。但し、ソフトウェアモジュールの使用はUE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードの更新を容易にし、それらの機能を更新するために好ましい。
上記の例示的な実施形態は、また、「非モバイル」若しくは概して固定式のユーザ装置に対しても適用可能である。
様々な他の変形が当業者には明らかであり、ここでは、それ以上詳細には説明しない。
略語及び専門用語
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)
5GC 5Gコアネットワーク(5G Core Network)
5GS 5Gシステム(5G System)
5G-AN 5Gアクセスネットワーク(5G Access Network)
AF アプリケーション機能(Application Function)
AMF アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)
AN アクセスネットワーク(Access Network)
CHF 課金機能(Charging Function)
CM-CONNECTED 接続管理-接続状態(Connection Management - CONNECTED State)
CM-IDLE 接続管理-アイドル状態(Connection Management - IDLE State)
D2D 装置間(Device to device)
DNN データネットワーク名(Data Network Name)
GFBR 保証されたフロービットレート(Guaranteed Flow Bit Rate)
MM モビリティ管理(Mobility Management)
N1 UEとアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management function)との間のリファレンスポイント
N2 (R)ANとアクセス及びモビリティ管理機能との間のリファレンスポイント
NAS 非アクセス層(Non-Access-Stratum)
NCIS ネットワーク制御のインタラクティブサービス(Network Controlled Interactive Service)
NF ネットワーク機能(Network Function)
NG 次世代(Next Generation)
NG-RAN 次世代無線アクセスネットワーク(Next Generation-Radio Access Network)
OAM 運用、管理、及びメンテナンス(Operations, Administration and Maintenance)
OTT オーバーザトップ(Over the Top)
PC3 UEとProSe機能との間のリファレンスポイント
PC5 ProSe直接ディスカバリ(ProSe Direct Discovery)、ProSe直接通信(ProSe Direct Communication)、及びProSeUE-ネットワークリレー(ProSe UE-to-Network Relay)のための制御及びユーザプレーンに使用されるProSe対応UE間のリファレンスポイント
PCC ポリシーと課金制御(Policy and Charging Control)
PCF ポリシー制御機能
PDB パケット遅延バジェット(Packet Delay Budget)
PDU プロトコルデータ単位(Protocol Data Unit)
PER パケット誤り率(Packet Error Rate)
ProSe 近接ベースのサービス(Proximity-based Service)
QFI QoSフローアイデンティファイア(QoS Flow Identifier)
RAN 無線アクセスネットワーク(Radio Access Network)
RRC 無線リソース制御(Radio Resource Control)
SBA サービスベースのアーキテクチャ(Service-based Architecture)
SM セッション管理(Session Management)
SMF セッション管理機能(Session Management Function)
UE ユーザ装置(User Equipment)
UPF ユーザプレーン機能(User Plane Function)
Uu UEと無線アクセスネットワークとの間のリファレンスポイント
V2X 車車間/路車間通信(Vehicle-to-everything)
本明細書に記載のすべて引用文献のリスト
[1]3GPP TS 23.501 V16.1.0
[2]3GPP TS 23.502 V16.1.0
[3]3GPP TS 23.503 V16.1.0
[4]3GPP TS 23.303 V15.1.0
[5]3GPP TS 32.277 V15.1.0
本出願は、2019年9月30日に出願された欧州特許出願第19200645.0号に基づくものであり、その優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
1 通信システム
3 モバイル装置(UE)
31 トランシーバ回路
33 アンテナ
35 ユーザインターフェース
37 コントローラ
39 メモリ
41 オペレーティングシステム
43 通信制御モジュール
5 (R)ANノード(GNB/ENB)
51 トランシーバ回路
53 アンテナ
55 ネットワークインタフェース
57 コントローラ
59 メモリ
61 オペレーティングシステム
63 通信制御モジュール
7 コアネットワーク
11 AMF
12 PCF
13 CHF
14 ProSe機能
15 SMF
16 AF(ProSeアプリケーションサーバ)
71 トランシーバ回路
75 ネットワークインタフェース
77 コントローラ
79 メモリ
81 オペレーティングシステム
83 通信制御モジュール
20 外部IPネットワーク

Claims (9)

  1. ユーザ機器であって、
    Proximity-based services(ProSe)サービスの認可および提供手順において、コアネットワーク内のポリシー制御ノードからPC5使用報告に関するUEポリシー情報を受信する手段、を備え、
    前記ユーザ機器は、前記UEポリシー情報を更新する、ユーザ機器。
  2. ユーザ機器であって、
    前記UEポリシー情報は、コアネットワークノードを介して送られる、請求項1に記載のユーザ機器。
  3. ユーザ機器であって、
    前記ProSeサービスの使用報告を含むNon-Access Stratum(NAS)メッセージをコアネットワークノードに送信する手段をさらに含む、請求項1に記載のユーザ機器。
  4. ユーザ機器であって、
    前記コアネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理ノードである、請求項2又は3に記載のユーザ機器。
  5. ユーザ機器の方法であって、
    Proximity-based services(ProSe)サービスの認可および提供手順において、コアネットワーク内のポリシー制御ノードからPC5使用報告に関するUEポリシー情報を受信し、
    前記UEポリシー情報を更新する、方法。
  6. コアネットワークノードであって、
    Proximity-based services(ProSe)サービスの認可および提供手順において、コアネットワーク内のポリシー制御ノードからPC5使用報告に関するUEポリシー情報を受信する手段と、
    前記UEポリシー情報をユーザ機器に送信する手段を備える、コアネットワークノード。
  7. 前記ポリシー制御ノードに応答メッセージを送信する手段を、更に備える、請求項6に記載のコアネットワークノード。
  8. 前記コアネットワークノードは、アクセス及びモビリティ管理ノードである、請求項6又は7に記載のコアネットワークノード。
  9. コアネットワークノードの方法であって、
    Proximity-based services(ProSe)サービスの認可および提供手順において、コアネットワーク内のポリシー制御ノードからPC5使用報告に関するUEポリシー情報を受信し、
    前記UEポリシー情報をユーザ機器に送信する、方法。

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