JP2023118053A - 工具用取っ手 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な動作でツールヘッドを迅速に交換することができ、安定的でありながら結合および分離が容易とする工具用取っ手を提供する。【解決手段】工具のツールヘッドが結合される取っ手であり、ツールヘッドが挿入されるポートが一側に形成されるハンドルボディ、およびハンドルボディの内部に設置されツールヘッドを分離可能に固定するカプラーを含む。該カプラーは上記ツールヘッドに結束されるファスナー、および上記ファスナーに結合され上記ツールヘッドに対して上記ファスナーを着脱可能に移動させる弾性体を含む。【選択図】図4
Description
本発明は工具用取っ手に関する、詳細には多様な工具に対して汎用的に使用することのできる工具用取っ手に関する。
一般的に木工や建築等に使用される作業用工具は手工具または自動工具に分類され、これらの工具は作業部分と取っ手部分で構成され、作業部分の端部を取っ手部分に結合した構成からなる。例えば、手工具の内の1つであるのこぎりは、作業部分であるのこぎりの刃渡りの部分と持ち手の柄の部分で構成され、刃渡り部分を柄に連結させてひとつの工具として使用される。
このような作業用工具は作業部分に摩耗が生じたり破損した場合、作業能率がかなり減少するため、新しい工具で代用したり、作業部分を交換して使用することが一般的である。前述したのこぎりを例に挙げると、ボルトなどの締結部材を利用して刃渡りの端部に形成された穴に通し、柄を結束する方式で連結することで刃渡り部分を固定する構造である。刃渡り部分の交換の際には結合状態である締結部材の締結状態を解除し、既存の刃渡り部分を除去し、新しい刃渡り部分を装着した後、締結部材を再び締結し、刃渡り部分が固定されることになる。
しかし、このように従来の作業用工具の交換方式は取っ手部分から既存の作業部分を分離させるために締結部材を緩めるための別途道具が必要という問題があり、締結部材を緩め、新しい作業部分を装着するために再び締める作業によって交換作業が非常に煩わしく、迅速に行われない問題があった。
また実質、作業部分を取っ手部分に安全に固定するためには少なくとも2点からの固定が必要とされ、複数の締結部材が必要であり、交換作業の能率がより低下する問題があった。
特に、多様な大きさ、また種類の工具を1つの工具用取っ手に装着させて使用する場合、従来の交換方式では作業効率がかなり低下する問題もあった。
特に、多様な大きさ、また種類の工具を1つの工具用取っ手に装着させて使用する場合、従来の交換方式では作業効率がかなり低下する問題もあった。
さらには従来のようなネジ式の締結部材による締結式固定は、交換時に強い力を加えたり複数回繰り返して交換作業が行われると、締結部材、または取っ手部分に形成された締結溝のネジ山が摩耗するなどの要因から作業部分の固定が緩くなったり、最悪の場合固定ができず工具の使用が制限される問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するために発案されたものであり、本発明の目的は工具の作業部分を取っ手部分に組み立てもしくは分離する際に別途道具が無くても簡単で迅速に分解、組み立てを行いつつ、組み立て後、作業部分が安定して固定される工具用取っ手を提供する目的である。すなわち、本発明は安定的でありながら、結合および分離が容易な結合構造を持っており、迅速に交換することのできる工具用取っ手を提供するものだ。
また、本発明は作業部分と取っ手部分をネジ式の締結部材を使用しない構造で、ネジの摩耗などによる固定力低下を防止する工具用取っ手を提供することができる。
そして本発明は多様な工具に連結可能な汎用性のある工具用取っ手を提供するものである。つまり、工具の作業部分の端部が標準化し、取っ手部分に連結することのできるように標準化するための汎用的な工具用取っ手を提供することができる。
併せて本発明は工具の据え置きまたは保管が容易な工具用取っ手を提供するものだ。
前述した目的を達成するため、本発明の工具用取っ手は工具の一端部に形成されるツールヘッドが結合される取っ手として、ツールヘッドが挿入されるポートが一側に形成されるハンドルボディ、およびヘッドボディの内部に設置されるツールヘッドを分離可能に固定するカプラーを含む。
ここでカプラーとは、ツールヘッドに結束されるファスナー、およびファスナーに結合されるツールヘッドに対してファスナーを脱着可能に移動させる弾性体を含む。
そしてファスナーは、弾性体に積層状態で移動され、ハンドルボディに収容されるベース、およびベースの一面に突出形成されてツールヘッドに形成されたホールに嵌まるコネクティングピンを含む。
またカプラーは、ファスナーに積層結合され、コネクティングピンが移動可能に収容される空間を提供するように開放形成されるリセス溝と、リセス溝の一側に形成されてツールヘッドが挟まれるソケットを含む板状コネクタを含む。
併せてカプラーはコネクタに積層結合され、ソケットに挟まれたツールヘッドの一面を加圧する押し突起が下向突出する板状の加圧プレートをさらに含む。
さらに、ファスナーとコネクタの間に配置されてコネクティングピンの作動空間を提供する板状の第1スペーサー、および加圧プレートに積層結合されて押し突起の作動空間を提供する板状の第2スペーサーを含む。
一方ハンドルボディは、ポートの一部を分割構成する第1開口が一側に形成される第1ハウジングおよび第1ハウジングに結合され、ポートの残りを分割構成するように第1開口と対向して配置される第2開口が一側に形成される第2ハウジングを含むが、各ハウジングにはポートによって一側が開口されてポートから延長され、カプラーの設置空間を区画するように分割形成されるケーシングを含み、ケーシングは、ファスナーおよび弾性体を収容するために凹んで形成されるポケット部を含む。
また、ファスナーはコネクティングピンと隔たれベースに突出形成されハンドルボディの外部に一部が露出されるリリースピンを含み、リリースピンはコネクティングピンの長さよりも長く形成される。
そしてハンドルボディは外部に設置され、リリースピンと連結され外部から作用する力によってファスナーを移動させるリリースボタンを含む。
併せてハンドルボディはポートと対向する他側が平らな底面で形成され、磁性によって磁力で付着可能なマグネットが底面に備えられる。
前述のように本発明による工具用取っ手は工具の作業部分を取っ手部分に組み立て、または分離する際に別途道具無しで簡単で迅速に分解、組み立てを行いつつ、組み立て後も作業部分の安定的な固定を維持することができる。
本発明による工具用取っ手は安定的でありながら結合および分離が容易な連結構造であり、迅速に交換することが可能である。
また、本発明は作業部分と取っ手部分をネジ式の締結部材を使用せずにピン結合構造で提供され、ネジの摩耗などによる固定力低下を防ぐことができる。
さらに本発明は多様な工具に連結可能な汎用性のある工具用取っ手を提供することができるようになる。すなわち、工具の作業部分の端部が標準化し、取っ手部分に連結することのできるように標準化するための汎用的な工具用取っ手を提供することができる。
併せて本発明はハンドルボディの底面にマグネットを備え、磁力付着を通して工具の据え置きまたは保管が容易となる利点を持つ。
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は添付の図面と詳細に後述する実施例を参照すると明確になる。しかし本発明は以下に開示される実施例に限定されることなく互いに異なる多様な形態で具現される。
以下、添付の図面を参照し本発明の技術的特徴を具体的に説明する。
図1は本発明の一実施例による工具用取っ手を概略的に図示した斜視図である。図2および図3は本発明の一実施例による工具用取っ手の主要部を拡大し図示した斜視図である。図2はツールヘッドが結合された状態で図示され、図3はツールヘッドが分離された状態を図示した。図4は本発明の一実施例による工具用取っ手を概略的に図示した分解斜視図である。図5は本発明の一実施例による工具用取っ手の一部を拡大し図示した分解斜視図である。図6乃至図8は本発明の一実施例による工具用取っ手の結合および分離状態を図示した断面図である。
図1ないし図8を参照すると、本発明の一実施例による工具用取っ手は工具を構成する作業部分の端部に備えられるツールヘッドが結合される取っ手部分を構成するものとして工具(1)のツールヘッド2が挿入されるポート(11)が一側に形成されるハンドルボディ(10)、およびハンドルボディ(11)の内部に設置され、ツールヘッド(2)を分離可能に固定するカプラー(20)を含むことができる。
本発明の一実施例で作業部分の端部に形成されるツールヘッド(2)はハンドルボディ(10)に挿入されカプラー(20)により固定されることによって、取っ手部分に作用する本発明の工具用取っ手と作業部分を連結し、ひとつの工具として作用するようになる。このようなツールヘッド(2)は工具の作業部分として例を挙げると、のこぎりの端部を形成するものとして図示されている。この他にもツールヘッド(2)はカッターナイフやハンマー、斧、スクリュードライバーなどのような手工具またはツールに装着される自動工具の作業部分の一部として形成されており、特に作業部分の交換が可能な工具のうちのいずれかが選択される。
ツールヘッド(2)は本発明の工具用取っ手に安定的に結合できるよう汎用的なデザインを備えるよう形成されている。よってツールヘッド(2)は工具の種類や大きさに制限がなく、本発明の工具用取っ手に挿入され結合される端部側形状すなわち固定ホール(3)および結合突起(4)の大きさが位置および外観形状が統一された形態で形成されることが望ましく、ひとつの工具用取っ手で様々な種類の工具に交換または装着し使用することができる。例えば、ツールヘッド(2)は一定の幅、方向、長さを持ち、作業部分から延長されるバーの形状を持ち、端部から所定の間隔を隔てて固定ホール(3)が形成され、端部側には偏向して突出する結合突起(4)を形成することができる。
本発明のハンドルボディ(10)は、図1ないし図3に図示されているように把持が可能な柄の形状からなり、一側にポート(11)が形成されることができ、ポート(11)を通じてツールヘッド(2)が挿入される。ポート(11)を通じて挿入されたツールヘッド(2)は、カプラー(20)によって分離可能に固定される。ポート(11)は後述するが、ハンドルボディ(10)に設置されるカプラー(20)によってツールヘッド(2)が固定されるようにツールヘッド(2)に対して進入を案内する開放された形状に形成される。
ここで、ハンドルボディ(10)は、図3乃至図6に図示されたように、ポート(11)によって一側が開口されてハンドルボディ(10)の内部に空間を提供するケーシング(12)を含むことができる。ケーシング(12)はポート(11)から延長されるように形成され、カプラー(20)の設置空間を区画形成することができる。このようなケーシング(12)は一面に形成されるポケット部(13)を含むことが出来る。ポケット部(13)は後述されるカプラー(20)のファスナー(21)および弾性体(22)を収容するためケーシング(12)に凹むように形成される。そしてハンドルボディ(10)の外側にはリリースボタン(14)が設けられ、リリースボタン(14)によってカプラー(20)の結束状態を切り替えることが出来る。また、ハンドルボディ(10)にはリリースボタン(14)が移動可能なように結合されるボタン装着ホール(15)が形成される。ボタン装着ホール(15)にはリリースボタン(14)を臨時固定することのできるロックボタン(未導示)が追加で備えられ、ロックボタンはリリースボタン(14)が偶発的または任意に押されることを防止することができる。すなわち、ロックボタンはスライディング方式でリリースボタン(14)の側方向で結合または分離可能な突起構造で備えることができ、作業者によってリリースボタン(14)に対して選択的にロック機能を遂行できるようにして取っ手使用時に任意的にボタンが押されることを防止する。
一方、ハンドルボディ(10)は、図3乃至図6に図示されたように、第1ハウジング(10a)及び第2ハウジング(10b)を含んで構成される。本発明の実施例では、第1ハウジング(10a)と第2ハウジング(10b)は一側にポート(11)とケーシング(12)の半分部がそれぞれ設けられるフレームで形成され、下側と上側にそれぞれ配置されることができ、相互結合されることによって一切のハンドルグリップ、すなわち取っ手部分として作用することができる。例えば、両側ハウジング(10a、10b)は、図6に図示されたように締結ボルトで構成されるメイン固定部材(31)によって締結されることによって相互固定できる。ここで、ハンドルボディ(10)の第1ハウジング(10a)にはポケット部(13)が形成され、第2ハウジング(10b)にはボタン装着ホール(15)及びリリースボタン(14)が設けられる。
本発明のカプラー(20)は、図4乃至図6に図示されたように、ファスナー(21)及び弾性体(22)を含むことができる。そして、カプラー(20)はファスナー(21)に積層結合され、少なくともひとつの板状部材をさらに含むことができる。板状部材は後述するが、コネクタ(23)、加圧プレート(24)、第1スペーサー(25)及び第2スペーサー(26)を含むことが可能であり、これら板状部材はサブ固定部材(32)によってハンドルボディ(10)に締結されて固定ができる。
まず、ファスナー(21)は板状の部材で形成でき、ハンドルボディ(10)に移動可能に設置できる。このようなファスナー(21)はハンドルボディ(10)のポケット部(13)に収容ができ、弾性体(22)によって移動が可能である。ファスナー(21)は移動することによってハンドルボディ(10)に挿入されたツールヘッド(2)に結束状態または結束解除状態に切り替えることができる。また、弾性体(22)はファスナー(21)と結合が可能である。
このとき弾性体(22)はファスナー(21)の下側に積層される状態でハンドルボディ(10)のポケット部(13)に設置ができる。弾性体(22)はファスナー(21)と機構的に結合されて連結されたり相互固定されることもできるが、ファスナー(21)が弾性体(22)と単純接触する状態に配置されることもできる。例えば、ファスナー(21)の下側面には弾性体(22)の上部が一部収容されるスプリングホール(21d)が形成され、スプリングホールに弾性体(22)が部分的に挿入される方式などによって安定的に支持される。また、弾性体(22)はポケット部(13a)に形成されるスプリングホール(13a)に下部が一部収容されて支持されることもできる。
このような弾性体(22)はツールヘッド(2)に対してファスナー(21)を着脱可能に移動させることができる。弾性体(22)は所定の弾性力を提供する部材からなることができ、例えば圧縮型コイルスプリングから構成することができる。これにより、弾性体(22)はファスナー(21)を移動可能に支持することができる。弾性体(22)はハンドルボディ(10)に対してファスナー(21)を弾力的に支持し、外部から加えられる力の作用の有無によって収縮または膨張しながらファスナー(21)を一緒に移動させることができる。すなわち、弾性体(22)は外からの力が加えられれば収縮してファスナー(21)を下方移動させ、力が解除されれば弾性力が復元され、再び膨張することによってファスナー(21)を上方移動させて弾力的に支持するようになる。そして、弾性体(22)はファスナー(21)に対して偏向した位置に配置されたものとして図示している。弾性体(22)はリリースボタン(14)と対向する位置に偏向して配置されることができ、これはリリースボタン(14)によるファスナー(21)の加圧動作に対する弾性力が対応する位置で直接的に作用されるようにしたものだ。これとは違い、弾性体(22)はファスナー(21)の中心部側に配置されることもあり、追加の弾性体(未導示)が隔てられて配置されることもある。
このように、ファスナー(21)は弾性体(22)に積層状態で連結することができ、弾性体(22)の弾性力によって支持されながらツールヘッド(2)に対して昇降移動が可能である。
ここで、ファスナー(21)は図4乃至図6に図示されたように、ベース(21a)およびコネクティングピン(21b)を含んで構成される。
ベース(21a)は板状部材で形成され、弾性体(22)の上側に積層される。ベース(21a)は弾性体(22)によって支持される状態でハンドルボディ(10)のポケット部(13)に収容される。ベース(21a)は弾性体(22)の収縮及び膨張動作と共にハンドルボディ(10)に対して上下に移動ができる。
コネクティングピン(21b)はベース(21a)の一面に突出して形成されるピン形状の部材で、ツールヘッド(2)に形成された固定ホール(3)に挟まれる。コネクティングピン(21b)はベース(21a)の上面に突出するよう備えられる。
このようなコネクティングピン(21b)は、外からの力によって弾性体(22)が収縮したり膨張する場合、ベース(21a)と共に移動しながらツールヘッド(2)の固定ホール(3)に挟まれたり挟まった状態を解除できるようになる。
このように、本発明の一実施例による工具用取っ手によれば、カプラー(20)は弾性体(22)によってファスナー(21)が移動され、コネクティングピン(21b)がツールヘッド(2)に結束または結束解除されることによって、作業部分と取っ手部を分結合または分離させることが可能である。
これにより、本発明の一実施例による工具用取っ手はカプラー(20)によってツールヘッド(2)がピン結合される構造で別途道具なしで簡単にツールヘッド(2)を固定または分離させることができ、貫通するピン結合構造によってツールヘッド(2)の任意的な離脱または分離を防止することができる。
したがって、本発明によるとカプラー(20)の単純な結束転換動作によってハンドルボディ(10)に安定的にツールヘッド(2)を着脱可能に固定させることができるため、結合および分離が容易で、取っ手部から工具の作業部分を迅速に交換することができる。
一方ファスナー(21)は、図4乃至図6に図示されたように、リリースピン(21c)をより含むことができる。
リリースピン(21c)は、コネクティングピン(21b)と隔たれてベース(21a)に突出して形成されることができる。このようなリリースピン(21c)は、コネクティングピン(21b)の長さより長く形成でき、ハンドルボディ(10)の外部に一部が露出されるように延長できる。リリースピン(21c)の端部にはハンドルボディ(10)のリリースボタン(14)を結合することができる。すなわち、リリースピン(21c)はリリースボタン(14)に加えられる外からの力によって押す動作をすることができ、ファスナー(21)を移動させてファスナー(21)が弾性体(22)を加圧するように作用することができる。
これにより、ファスナー(21)は弾性体(22)と共に下側に移動されることによりコネクティングピン(21b)が下方移動され、ツールヘッド(2)の固定ホール(3)から離され、ツールヘッド(2)と分離できるようになる。
ここで、カプラー(20)にはリリースピン(21c)が結合されるガイドホールが各板上部材に形成することが可能になり、ガイドホールにリリースピン(21c)が挿入されることによって板上部材の整列された状態で維持ができる。これらのガイドホールの構成については、以下に説明することとする。
このように、リリースピン(21c)はツールヘッド(2)の長さ方向に沿ってコネクティングピン(21b)に対して離して配置されることによって、二つのピンによる板状部材間の連結構造を成すことになるので、ファスナー(21)の安定的な昇降動作を誘導すると同時に、板状部材を支持してツールヘッド(2)を堅固に固定させることができる。
図4乃至図6を再度参照すると、カプラー(20)はコネクタ(23)をさらに含むことが可能である。
コネクタ(23)は板状の部材で形成され、ファスナー(21)に積層結合することができる。コネクタ(23)はハンドルボディ(10)のポート(11)に挿入されるツールヘッド(2)の進入を案内する。
また、コネクタ(23)はツールヘッド(2)と結合が可能である。このようなコネクタ(23a)はコネクタ本体(23a)と、コネクタ本体(23a)に形成されてツールヘッド(2)が挿入されるリセス溝(23b)と、リセス溝(23b)に形成されてツールヘッド(2)が挟まれるソケット(23c)を含む。
コネクタ本体(23a)はコネクタ(23)の外観形状を成す板状の部材で形成される。コネクタ本体(23a)はツールヘッド(2)の厚さと対応する厚さで形成でき、ファスナー(21)の上側に積層結合できる。このとき、コネクタ本体(23a)にはファスナー(21)のリリースピン(21c)が貫通するように結合される第1ピン穴(231)が形成される。第1ピン穴(231)は後述するが、リリースピン(21c)が挟まれる他の板材のピン穴と対応するように形成され、これを通じて複数の板材が整列されて配置が可能になる。リセス溝(23b)はコネクタ本体(23a)の一側に開放されるように形成され、ツールヘッド(2)が挿入される移動空間を提供することができる。
例えば、リセス溝(23b)は板材であるコネクタ本体(23a)に対してノッチ型ホールで貫通するように形成される。すなわち、リセス溝(23b)はツールヘッド(2)の幅、方向、長さに対応するホール形状でコネクタ本体(23a)の一側に内入形成される。このようなリセス溝(23b)はツールヘッド(2)が挟まれて進入できるようにし、ハンドルボディ(10)のポート(11)側に配置され、ツールヘッド(2)の進入を案内することができる。そして、リセス溝(23b)はツールヘッド(2)の幅方向の流動を防止するので、ツールヘッド(2)を安定的に固定させることができる。また、リセス溝(23b)はファスナー(21)のコネクティングピン(21b)がツールヘッド(2)に結合できるようにコネクティングピン(21b)に対する移動空間を提供することもできる。すなわち、リセス溝(23b)は開放された形状によって所定の空間を形成することができ、コネクティングピン(21b)を収容してコネクティングピン(21b)の移動動作を制限しなくなる。
ソケット(23c)は、リセス溝(23b)が形成されたコネクタ本体(23a)の一側に備えられ、ツールヘッド(2)が嵌まって結合ができる。ここで、ソケット(23c)はツールヘッド(2)の端部形状と対応する形状で形成でき、例えばツールヘッド(2)の端部から偏向して突出する結合突起(4)が挟まれ、少なくとも一つの凹部(23d)で形成される。そしてソケット(23c)は、凹部(23d)と隣接して突出する突部(23e)を含むことができ、挟まれたツールヘッド(2)の結合突起(4)を突部(23e)によって包むように形成されることができる。
すなわち、ソケット(23c)は凹部(23d)および突部(23e)によってツールヘッド(2)の結合突起(4)を挟んだ状態で支持できるようになる。これにより、ソケット(23c)はツールヘッド(2)と結合できるようになる。このとき、ソケット(23c)の凹部(23d)は、突部(23e)の両側にそれぞれ配置される一対の溝で形成されることもでき、これとは異なったツールヘッド(2)の結合突起(4)がこれと対応して相互離隔される一対の突起として構成され、より安定的な結合を維持することができる。
このように、コネクタ(23)は、リセス溝(23b)とソケット(23c)によってツールヘッド(2)の進入を案内しながら流動を防止する一方、ツールヘッド(2)に自主的に嵌まって結合され、ツールヘッド(2)を固定させることができる。
これによると、本発明によるとカプラー(20)はファスナー(21)によってツールヘッド(2)を結束させる1次的な固定に加えて、コネクタ(23)による2次的な固定を通じてツールヘッド(2)を安定的に固定することが可能になる。
図4乃至図6を再度参照すると、カプラー(20)は加圧プレート(24)をさらに含むことが可能である。
本発明の加圧プレート(24)はコネクタ(23)に積層結合され、コネクタ(23)に挟まれたツールヘッド(2)を下側または上側で加圧することができる。このため、加圧プレート(24a)はプレート本体(24a)に押し突起(24b)が下向きまたは上向き突出して形成される。例えば、加圧プレート(24)はコネクタ(23)の上側に積層結合され、押し突起(24b)が下方突出してツールヘッド(2)の一面を加圧するように作用することができる。押し突起(24b)は板状または薄板状スプリングで構成される。押し突起(24b)にはコネクティングピン(21b)が貫通する貫通孔(24c)が形成される。このような押し突起(24b)はコネクタ(23)に結合されたツールヘッド(2)に対する加圧作用を遂行することができる。
押し突起(24b)はツールヘッド(2)の上面を加圧することになり、上面が加圧されるツールヘッド(2)は下面がハンドルボディ(10)のケーシング(12)または後述されるスペーサーに接触し、両側面が支持されることによって安定した固定状態が維持される。
そして、加圧プレート(24)にはリリースピン(21c)が貫通結合される第2ピン穴(241)が対応する位置に形成される。
一方、カプラー(20)は、図4乃至図6に図示されたように、コネクティングピン(21b)の作動空間を提供するための第1スペーサー(25)をさらに含めて構成される。
第1スペーサー(25)は所定の厚さを持つ板状型の部材で形成され、ファスナー(21)とコネクタ(23)の間に配置される。このとき、第1スペーサー(25)はケーシング(12)の一面に接するように配置され、ケーシング(12)によって支持される。すなわち、第1スペーサー(25)はコネクタ(23)の下面と第1ハウジング(10a)のケーシング(12)の対向面に接するように配置されることによってコネクタ(23)に挟まれるツールヘッド(2)の下面を支持することができ、ツールヘッド(2)の進入時に案内の役割を遂行することができる。
このような第1スペーサー(25)は本体(25a)と、本体(25a)に形成され、コネクティングピン(21b)が貫通する第1貫通ホール(25b)を含むことができ、コネクティングピン(21b)の作動空間を提供することができる。
そして、第1スペーサー(25)はコネクティングピン(21b)の移動を案内することができる。ここで、第1スペーサー(25a)は本体(25a)が一定の厚さを持つように形成されることによって、コネクタ(23)およびファスナー(21b)を相互に離して配置させるため、昇降動作されるコネクティングピン(21b)の動作の長さを一定の長さ以上形成できるようにして、リリースボタン(14)によるファスナー(21b)の押し動作時にコネクティングピン(21b)の結束及び分離動作が十分に行われるようにする。併せて、第1スペーサー(25)はツールヘッド(2)に結束されるコネクティングピン(21b)が第1貫通ホール(25b)を通じて共に結束されるため、ファスナー(21)の流動を防止でき、安定した結束状態を維持させることができる。そして、第1スペーサー(25)はリリースボタン(14)の押し動作によってファスナー(21)が移動されてもコネクティングピン(21b)の一部が第1貫通ホール(25b)の内側に位置できるようにし、コネクティングピン(21b)が離脱することを防ぐことができる。
そして、第1スペーサー(25)には、リリースピン(21c)が貫通、結合される第3ピン穴(251)が対応する位置に形成される。
また、カプラー(20)は図4ないし図6に図示されたように、押し突起(24b)の作動空間を提供するための第2スペーサー(26)をさらに含んで構成される。
第2スペーサー(26)は所定の厚さを持つ板状型の部材で形成され、コネクタ(23)の上面または加圧プレート(24)の上面に配置される。第2スペーサー(26a)は本体(26a)と、押し突起(24b)の形状に対応するように本体(26a)に開放形成される作動ホール(26b)を含むことができる。第2スペーサー(26)は作動ホール(26b)を通じて押し突起(24b)の作動空間を提供することができる。すなわち、コネクタ(23)にツールヘッド(2)が挟まれる場合、加圧プレート(24)の押し突起(24b)がツールヘッド(2)を加圧すると同時に突出部分が上向き移動されるが、この時作動ホール(26b)を通じて押し突起(24b)が移動できるようになるため加圧プレート(24)の加圧動作を制限しなくなる。
また、第2スペーサー(26)は開放形成される作動ホール(26b)によってコネクティングピン(21b)に対する余裕空間を提供することができる。このとき、第2スペーサー(26)は他側面がケーシング(12)の打面に接するように配置されるようになり、ケーシング(12)によって支持される。すなわち、第2スペーサー(26)は第2ハウジング(10b)のケーシング(12)の対向面に接するように配置されることによってコネクタ(23)の上面に位置する加圧プレート(24)を通じてツールヘッド(2)の上面を支持することができる。
そして、第2スペーサー(26)には、リリースピン(21c)が貫通、結合される第4ピン穴(261)が対応する位置に形成される。
一方、前述の第1スペーサー(25)及び第2スペーサー(26)は、コネクタ(23)に対して上面及び下面側に配置されることによって、コネクタ(23b)のリセス溝(23b)の開放された両面を閉鎖することができ、リセス溝(23b)と共にツールヘッド(2)の進入穴を区画するように形成することができる。ここで、第2スペーサー(26)の下面には加圧プレート(24)が備えられるので、実質的に加圧プレート(24)と第1スペーサー(25)の間の空間に区画ができる。
他方では、ハンドルボディ(10)は図4に図示されたように、ポート(11)と対向する他側端部が平らな底面で形成される。ハンドルボディ(10)は床に直立するように立てられる。このときハンドルボディ(10)の底面にはマグネット(16)が備えられる。マグネット(16)は磁性を持った部材で構成され、任意の面に対して垂直に据え置きされる。例えば、鉄製工具箱やデスクなどにハンドルボディ(10)を取り付けることが可能になり、固定させることができる。すなわち、ハンドルボディ(10)は保管を容易にすることができる。ハンドルボディ(10)の底面にはマグネット(16)が収容されるマグネット溝(未導示)が形成され、マグネット溝は第1ケーシング(10a)および第2ケーシング(10b)にそれぞれ分割形成される。
また、ハンドルボディ(10)は図4に図示されたようにストラップボール(17)を含むことができる。ストラップボール(17)はハンドルボディ(10)の他側と隣接して第1ハウジング(10a)および第2ハウジング(10b)に貫通して形成される穴の形状で備えられる。ストラップボール(17)には把持を容易にするハンドストラップ(未導示)が結合でき、フック形状の環などが連結可能である。併せて、ストラップボール(17)は別途の部材が結合されなくても壁体のように所定空間に設けられるハンガーなどに掛けることができるため、本発明の工具用取っ手を簡単に保管することができる。
そして、ハンドルボディ(10)は、図4に図示されたように、第1ハウジング(10a)および第2ハウジング(10b)の各外側面に結合される一対のラバー部(18)をさらに含む。ラバー部(18)は各外側面に結合され、使用者に向上した把持感を提供することができる。ラバー部(18)はクッション機能を遂行できるようにゴム材質で構成され、この他に多様な種類のプラスチックで形成される。ラバー部(18)には少なくとも一つ以上のグルーブ(18a)が形成され、把持感を向上させるように設けることが可能である。
併せてハンドルボディ(10)は、図6に図示されたようにポケット部(13)に設置されるガイドピン(19)をさらに含む。ガイドピン(19)はポケット部(13a)に形成されたスプリング溝(13a)に設置でき、上側に突出するようにピン形状の突起が備えられる。このようなガイドピン(19)は、ファスナー(21)のリリースピン(21c)と対応する位置に設けられることができ、ファスナー(21)に形成されるガイド溝(21e)に挿入される。すなわち、ガイドピン(19)はファスナー(21)に対して偏向して位置した弾性体(22)によるファスナー(21)の昇降移動時に動作を案内するように作用することができる。
また、一方でカプラー(20)は図5に示されるようにコネクティングピン(21b)またはリリースピン(21c)の外面に突出して備えられるノッチ部(N)をさらに含む。
ノッチ部(N)は流動防止のための突起で、各ピンの長さ方向に沿って外面の一側に突出して形成される。カプラー(20)には、このようなノッチ部(N)と対応してノッチ溝(H)が各部材に設けられる。ノッチ部(N)は各ピンドル(21b、21c)に外側に形成され、ノッチ溝(H)は各板上部材のピン穴(231、241、251、261)の外側に形成される。このとき、コネクティングピン(21b)に形成されたノッチ部(N)に対応するようにツールヘッド(2)の固定ホール(3)にもノッチ溝(3a)が形成される。すなわち、本発明によればノッチ部(N)とノッチ溝(H)の結合状態でファスナー(21)の昇降動作を案内するため、水平回転方向に対する流動を防止することができ、安定した整列状態を維持することができるようになる。特に、ノッチ部(N)はツールヘッド(2)のノッチ溝(3a)に挟まれるので結束力を向上させることができる。このようなノッチ部(N)は、コネクティングピン(21b)ではツールヘッド(2)の長さ方向に沿って両側に突出して形成され、リリースピン(21c)ではツールヘッド(2)の幅方向に沿って両側に突出して形成される。これにより、ノッチ部(N)は互いに異なる方向に突出形成されることによってファスナー(21)の昇降運動を堅固に案内することができ、カプラー(20)の流動を防止して安定した結合状態を維持させることができる利点を持つ。
また、図面に図示してはいないが、各板状部材の上面または下面には相互対応する凹凸部(未導示)の形状が備えられる。これらの凹凸部によると、相互間積層状態で凹凸部が結合されることにより、板状部材の水平流動を防止し安定性を向上させることができるようになる。
以上のように構成された本発明の一実施例による工具用取っ手の作動による作用及び効果を全体図面を参照して説明する。
本発明の工具用取っ手は、図2および図3に図示されたようにハンドルボディ(10)のポート(11)を通じて進入するツールヘッド(2)をカプラー(20)によって固定させることができる。ツールヘッド(2)がハンドルボディ(10)に挿入され、カプラー(20)を通じて装着される過程が図6乃至図8に順次図示されている。
具体的には、交換または装着しようとする工具のツールヘッド(2)をハンドルボディ(10)のポート(11)に進入させる。ハンドルボディ(10)の一側に備えられたポート(11)には、複数の板材の積層結合によってツールヘッド(2)の挿入空間(S、図3参考)が区画形成されることにより、進入するツールヘッド(2)の安定的な装着が可能である。すなわち、挿入空間(S)によってポート(11)の空間が限定されながらツールヘッド(2)の進入時にガイドの役割をし、作業時に作業部分の流動を防止できるようになる。これは板材の積層構造によって挿入空間(S)を形成することになり、ケーシング(12)の内部でこれらが嵌め込まれた状態に維持されるため、安定性を高めることができる。
ツールヘッド(2)はコネクタ(23)のリセス溝(23b)に沿って幅方向に支持され、コネクタ(23)に積層、備えられるスペーサー(25)または加圧プレート(24)によって上面および下面がそれぞれ支持され、進入動作が案内されるようになる。
ツールヘッド(2)がポート(11)に進入する場合、作業者はリリースボタン(14)を押してファスナー(21)を結束解除状態からツールヘッド(2)を連続して移動させた後、ツールヘッド(2)がコネクタ(23c)のソケット(23c)に挟まれるとリリースボタン(14)を押した状態を解除してコネクティングピン(21b)による結束状態に切り替えることができる。このとき、ツールヘッド(2)の端部の面(5)がコネクティングピン(21b)に接触する時点にのみリリースボタン(14)を押してコネクティングピン(21b)の位置を通過できるようになれば、ファスナー(21b)は弾性体(22)の圧縮力によりツールヘッド(2)の固定ホール(3)の位置でコネクティングピン(21b)を結束させることができるようになるため、リリースボタン(14)の押し動作の不便さが減少する。
一方で本実施例と異なり、コネクティングピン(21b)の長さを短くし、ツールヘッド(2)が進入する方向側に傾斜した形状で構成する場合、別途リリースボタン(14b)の押し動作を行わなくてもツールヘッド(2)の進入と同時にコネクティングピン(21b)による結束がなされ装着作業を容易に行うことができるが、これよりは本実施例のようにコネクティングピン(21b)の長さを長く形成し、リリースボタン(14)によるコネクティングピン(21b)の選択的な断続動作を通じてコネクティングピン(21b)をツールヘッド(2)により結合させる構造からなることが望ましく、本発明は弾性体(22)により支持されるファスナー(21)の安定的な昇降動作を遂行できるため後者の構造を持つように形成された。
このとき、本発明によるとコネクティングピン(21b)の結束によってツールヘッド(2)を固定させることができ、コネクタ(23c)のソケット(23c)に挟んだ状態でツールヘッド(2)を固定させることになる。
このように、本発明によるとツールヘッド(2)の固定ホール(3)に結束されたコネクティングピン(21b)によってツールヘッド(2)の離脱が防止され、ツールヘッド(2)がハンドルボディ(10)に安定的に固定が可能である。そして、ツールヘッド(2)の結合突起(4)がスロット(23c)の突部(23d)及び凹部(23e)に挟まれながら追加的な結合状態を提供することができる。
併せて、カプラー(20)の複数の板材がツールヘッド(2)の工具側に延長される部分を除くすべての面(計5つの面)を支持する構造によってツールヘッド(2)の流動を防止できるようになる。
ファスナー(21)のコネクティングピン(21b)はツールヘッド(2)の固定ホール(3)及び第1スペーサー(25)の第1貫通ホール(25b)に嵌め込まれるので、ツールヘッド(2)の結束状態をさらに安定的に維持させることができる。
すなわちファスナー(21)の流動を防止でき、安定した結束状態を維持させることができる。そして、第1スペーサー(25)はリリースボタン(14)の押し動作によってファスナー(21)が移動されてもコネクティングピン(21b)の一部が第1貫通ホール(25b)の内側に位置できるようにし、コネクティングピン(21b)が完全に離脱することを防ぐことができる。そこで、リリースボタン(15)による昇降動作が円滑になるように案内する。第1スペーサー(25)はコネクティング・ピン(21b)に対する案内の状態でファスナー(21)の円滑な作動空間を提供することができる。このように、本発明によると複数の穴によってコネクティングピン(21b)とリリースピン(21c)が案内されながら移動できるので、ファスナー(21)の安定的な昇降動作を誘導することができる。
本発明によるとノッチ部(N)とノッチ溝(H)によってピンおよび板上部材の流動防止機能を通じてファスナー(21)の垂直移動時の水平流動を防止できるようになる。
一方で工具の交換のためにツールヘッド(2)を分離する場合、図8、図7および図6の順で、リリースボタン(14)を押し、コネクティングピン(21b)による結束状態を解除する単純な動作だけでツールヘッド(2)を引っ張ってハンドルボディ(10)から分離させることができる。
このように、本発明の工具用取っ手はツールヘッド(2)を簡単に装着して分離させることができるため、工具の作業部分と取っ手部分の連結が容易なだけでなく、安定した固定状態を維持させることができる。そして、簡単な結合および分離構造によって工具の交換作業を簡単に行うことのできる利点を持つ。
このように、本発明による工具用取っ手はカプラー(20)によってツールヘッド(2)がピン結合される構造によって別途道具を使わずにツールヘッド(2)を固定したり分離させることができるようになる。
そして、本発明はピン結合構造によって安定的に固定しながらツールヘッド(2)の任意的な離脱や分離を防止することができる。
結論としては、本発明はファスナー(21)の結束状態が押し動作によって単純に切り替えができ、迅速に作業部分を交替することができる。
また、本発明による工具用取っ手は、二つのピンが離れて配置されることによって積層された板状部材に対する結合構造を成すため、安定的な結合状態を維持しながらファスナー(21)の昇降動作時に水平方向に流動することを最小化して安定性をさらに高めることができる。すなわち、ツールヘッド(2)に対する結束状態を堅固に維持することができる。
また、本発明による工具用取っ手は、ツールヘッド(2)をハンドルボディ(10)に結合する場合、ポート(11)に形成される挿入空間(S)によって案内、進入され、挿入後には挿入空間(S)によってすべての接触面が支持されると同時にファスナー(21)とコネクタ(23)それぞれに対して挟み込み状態が維持されるのため、結合構造の安定性を向上させることができる。
さらに、本発明によると、押し動作によるファスナー(21)の昇降作動時に定められた位置で安定的な動作が可能になり、ファスナー(21)が他の部分に引っかかったり動きが制限されることを最小化できる。
これに加え、本発明はピン固定及び嵌め込み構造を通じてツールヘッド(2)に対する結束状態を維持すると同時に、加圧プレート(24)によって一方向に加圧する構造でツールヘッド(2)を堅固に固定させ、作業部分を交換可能な構造に構成するにも工具の安定的な使用が可能であり、作業部分と取っ手部分の分離を防止できるようになる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な修正および変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明のためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。
1 :工具 2 :ツールヘッド
3 :固定ホール 4 :結合突起
5 :端部面 10 :ハンドルボディ
10a :第1ハウジング 10b :第2ハウジング
11 :ポート 12 :ケーシング
13 :ポケット部 14 :リリースボタン
15 :ボタン装着ホール 16 :マグネット
17 :ストラップボール 18 :ラバー部
19 :ガイドピン 20 :カプラー
21 :ファスナー 21a :ベース
21b :コネクティングピン 21c :リリースピン
22 :弾性体 23 :コネクタ
23a :コネクタ本体 23b :リセス溝
23c :ソケット 231 :第1ピン穴
24 :加圧プレート 24a :プレート本体
24b :押し突起 24c :貫通孔
241 :第2ピン穴 25 :第1スペーサー
25a :本体 25b :第1貫通ホール
251 :第3ピン穴 26 :第2スペーサー
26a :本体 26b :貫通ホール
261 :第4ピン穴 31 :メイン固定部材
32 ; サブ固定部材
3 :固定ホール 4 :結合突起
5 :端部面 10 :ハンドルボディ
10a :第1ハウジング 10b :第2ハウジング
11 :ポート 12 :ケーシング
13 :ポケット部 14 :リリースボタン
15 :ボタン装着ホール 16 :マグネット
17 :ストラップボール 18 :ラバー部
19 :ガイドピン 20 :カプラー
21 :ファスナー 21a :ベース
21b :コネクティングピン 21c :リリースピン
22 :弾性体 23 :コネクタ
23a :コネクタ本体 23b :リセス溝
23c :ソケット 231 :第1ピン穴
24 :加圧プレート 24a :プレート本体
24b :押し突起 24c :貫通孔
241 :第2ピン穴 25 :第1スペーサー
25a :本体 25b :第1貫通ホール
251 :第3ピン穴 26 :第2スペーサー
26a :本体 26b :貫通ホール
261 :第4ピン穴 31 :メイン固定部材
32 ; サブ固定部材
Claims (10)
- 工具の一端部に形成されるツールヘッドが結合される取っ手において、上記ツールヘッドが挿入されるポートが一側に形成されるハンドルボディ;および上記ハンドルボディの内部に設置され上記ツールヘッドを分離可能に固定するカプラーを含む工具用取っ手。
- 請求項1項において、上記カプラーは上記ツールヘッドに結束されるファスナー;および上記ファスナーに結合され上記ツールヘッドに対して上記ファスナーを着脱可能に移動させる弾性体を含む工具用取っ手。
- 請求項2項において、上記ファスナーは上記弾性体に積層状態で移動可能に上記ハンドルボディに収容される本体;および上記本体の一面に突出形成され、上記ツールヘッドに形成されたホールに嵌まるコネクティングピンを含む工具用取っ手。
- 請求項3項において、上記カプラーは上記ファスナーに積層結合され、上記コネクタピンが移動可能に収容される空間を提供するように開放形成されるリセス溝と、上記リセス溝の一側に形成されて上記ツールヘッドが嵌まるソケットを含む板状コネクタをさらに含む工具用取っ手。
- 請求項4において、上記カプラーは上記コネクタに積層結合され、上記ソケットに挟まれた上記ツールヘッドの一面を加圧する押し突起が下向突出する板状の加圧プレートをさらに含む工具用取っ手。
- 請求項5において、上記カプラーは上記ファスナーと上記コネクタの間に配置され、上記コネクティングピンの作動空間を提供する板状の第1スペーサーおよび上記加圧プレートに積層結合されて上記押し突起の作動空間を提供する板状の第2スペーサーをさらに含む工具用取っ手。
- 請求項6において、上記ハンドルボディは、上記ポートによって一側が開口され、上記ポートから内側に延長形成され上記カプラーの設置空間を区画するケーシングを含み、上記ケーシングは上記ファスナーおよび上記弾性体を収容するために凹状に形成されるポケット部を含む工具用取っ手。
- 請求項3において、上記ファスナーは、上記コネクティングピンと離されて上記本体に突出形成されるリリースピンをさらに含み、上記リリースピンは上記コネクティングピンの長さよりも長く形成されることを特徴とする工具用取っ手。
- 請求項8において、上記ハンドルボディの外部に設置され、上記リリースピンと連結されて外からの力によって上記ファスナーを移動させるリリースボタンをさらに含む工具用取っ手。
- 請求項1において、上記ハンドルボディは上記ポートと対向する他側が平らな底面で形成され、磁性により磁力付着可能なマグネットが上記底面に備えられることを特徴とする工具用取っ手。
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