JP2023114294A - 塗料吐出装置 - Google Patents

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Toru Kosemura
康弘 福山
Yasuhiro Fukuyama
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Yoichi Yoshioka
康介 手塚
Kosuke Tezuka
義貴 上原
Yoshitaka Uehara
英美佳 朝久
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Abstract

【課題】塗料の沈降を抑制する塗料吐出装置を提供する。【解決手段】塗料Pの流路である第1ノズル111と第2ノズル112とを有するノズル11と、前記流路であるノズル11を流れる塗料Pの圧力を変動させるアクチュエータ12と、前記アクチュエータ12を制御する制御部13と、を備える塗料吐出装置1において、前記流路である第1ノズル111は、分岐部113において複数の第2ノズル112に分かれている。【選択図】 図1

Description

本発明は、塗料吐出装置に関するものである。
インクジェット記録装置において、共通インク室からキャビティ部を貫通するインク供給路が、共通インク室からキャビティ部方向に絞られている記録ヘッドが知られている。印刷時にキャビティ部の圧力が増大すると、インクはインク吐出路の方向に向かうと同時にインク供給路の方向にも逆流しようとするが、インク供給路を絞ることでこの逆流を防止することができる(特許文献1)。
特開平6-958号公報
しかしながら、この種のインクジェット記録装置に自動車用塗料を適用すると、インク供給路の絞り周辺で塗料が滞留し、塗料に含まれる光輝性顔料、着色顔料及び樹脂などの含有物が沈降するという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、塗料の沈降を抑制する塗料吐出装置を提供することである。
本発明は、塗料の流路を有するノズルと、前記流路を流れる塗料の圧力を変動させるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御部と、を備える塗料吐出装置において、前記流路が、分岐部において複数の流路に分かれていることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、流路が分岐部において複数の流路に分かれているので、分岐部から上流側へ逆流し難い一方、逆流時に塗料が滞留し易い分岐部に対しては正流時に塗料が流れ易くなる。これにより、塗料の沈降を抑制することができる。
本発明に係る塗料吐出装置の一実施の形態を示す構成図(その1)である。 本発明に係る塗料吐出装置の一実施の形態を示す構成図(その2)である。 図2のアクチュエータを示す,(A)は分解斜視図、(B)は斜視図である。 本発明に係る塗料吐出装置のノズルの他の実施の形態を示す正面図である。 本発明に係る塗料吐出装置のノズルのさらに他の実施の形態を示す正面図である。 本発明に係る塗料吐出装置のノズルのさらに他の実施の形態を示す正面図である。 本発明に係る塗料吐出装置のノズルのさらに他の実施の形態を示す正面図である。 本発明に係る塗料吐出装置の作用を説明するノズルの正面図であって、(A)は塗料吐出時、(B)は塗料充填時を示す。 本発明に係る塗料吐出装置の他の実施の形態を示す構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態例を説明する。図1及び図2は、本発明に係る塗料吐出装置1の一実施の形態を示す構成図である。なお、図示の便宜上、図1ではアクチュエータ12及び制御部13の図示を省略し、図2では塗料タンク14、塗料配管15及び塗料ポンプ16の図示を省略する。
本実施形態の塗料吐出装置1は、特に限定はされないが、たとえば自動車用塗料を用いて自動車ボディの外板/内板やバンパなどの自動車部品を塗装する工程に適用することができる。自動車用塗料としては、アクリル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂などを基体樹脂とする熱硬化型塗料であり、水系塗料又は有機溶剤系塗料のいずれであってもよく、必要に応じて着色顔料や光輝性顔料を含んでよい。自動車ボディの外板/内板やバンパなどの自動車部品を塗装する場合、サイドドアやフェンダなどの被塗装面がほぼ鉛直面になるため、比較的高粘度の塗料を使用する必要がある。その意味で、背景技術で述べた紙媒体への印刷に用いられるインクジェット記録装置の記録ヘッドなどは、低粘度のインクを使用することが前提であるため、自動車ボディの塗装用途には適していない。
本実施形態の塗料吐出装置1は、塗料Pの流路を有するノズル11と、この流路を流れる塗料Pの圧力を変動させるアクチュエータ12と、アクチュエータ12を制御する制御部13と、を備える。
ノズル11は、金属材料、樹脂材料又はセラミックス材料からなる管状部材であり、中空の内部が塗料Pの流路とされている。本実施形態のノズル11は、塗料Pの流路としての第1ノズル111と複数の第2ノズル112とを有する。塗料Pは、第1ノズル111の基端から導入され、分岐部113を通過して複数の第2ノズル112を流れたのち先端部114から外部へ吐出(滴下)する。なお、必要に応じて金属材料、樹脂材料又はセラミックス材料からなるハウジング17を設け、当該ハウジング17の内部にノズル11を収容してもよい。ノズル11の詳細は後述する。
アクチュエータ12は、たとえば複数の圧電素子を積層したものであり、電極に印加する電圧に応じて軸方向に伸長及び収縮する特性を有する。アクチュエータ12への電圧の印加は、制御部13により実行され、制御部13からの指令信号によりアクチュエータ12に電圧を印加することで、ノズル11を圧縮することができる。図3は、本発明に係るアクチュエータ12の一例を示す,(A)は分解斜視図、(B)は斜視図である。本実施形態のアクチュエータ12は、ノズル11の第2ノズル112の大きさに対応した直径を有する円盤状に形成され、同図に示すように第2ノズル112を挟んで一対のアクチュエータが設けられている。
そして、塗料Pを吐出する時はアクチュエータ12が伸長することで第2ノズル112を圧縮する一方、塗料Pを充填する時はアクチュエータ12が収縮することで第2ノズル112への圧縮を開放する。なお、図3に示す例では、第2ノズル112を挟んで一対のアクチュエータを設け、第2ノズル112の全体に圧縮力を同時に作用させるが、第2ノズル112の一方にのみ1つのアクチュエータ12を設けてもよく、また第2ノズル112に作用させる圧縮力は第2ノズル112の一部に対してでもよい。
図1に戻り、本実施形態の塗料Pは、塗料タンク14に収容され、塗料配管15を介して塗料ポンプ16によりノズル11へ供給される。本実施形態の塗料吐出装置1を自動車ボディやバンパなどの自動車部品の塗装用途に用いる場合には、自動車用塗料として、アクリル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂などを基体樹脂とし、必要に応じて着色顔料や光輝性顔料を含む熱硬化型塗料を用いることができる。水系塗料又は有機溶剤系塗料のいずれであってもよく、溶剤により所望の粘度に調製して用いることができる。なお、ノズル11に導入した塗料Pを塗料タンク14に戻す塗料配管を設け、塗料Pを循環しながら供給してもよい。
さて、塗料Pとして上述した自動車用塗料を用いる場合、ノズル11の流路に塗料Pの流れを阻害する部分があると、そこに、塗料Pに含まれる光輝性顔料、着色顔料及び樹脂などの含有物が沈降するおそれがある。塗料Pの含有物が沈降すると組成比が異なる塗膜が形成されるおそれがある。そのため、本実施形態のノズル11は、塗料タンク14からの塗料Pが導入される第1ノズル111と、当該第1ノズル111の先端の分岐部113において分岐した複数の第2ノズル112とを備える。すなわち、第1ノズル111は、分岐部113において複数の第2ノズル112に分かれている。
図4~図7は、それぞれ本発明に係るノズル11の他の実施の形態を示す正面図である。また図8は、本発明に係る塗料吐出装置1の作用を説明するノズル11の正面図であって、(A)は塗料吐出時、(B)は塗料充填時を示す。
本実施形態のノズル11において、分岐部113における分岐数は、2以上に分岐すればよく、図1,4,5に示すそれぞれのノズル11のように、1つの第1ノズル111が2つの第2ノズル112に分岐してもよく、図7に示すノズル11のように、1つの第1ノズル111が4つの第2ノズル112に分岐してもよい。さらに図7に示すように、分岐部113において、1つの第1ノズル111が3つ以上の第2ノズル112に分岐する場合、分岐部113において第1ノズル111の円周方向に対し、三次元的に第2ノズル112が分岐することが好ましい。
また、本実施形態のノズル11において、図1に示すように、分岐部113にて分岐した第2ノズル112と、分岐部113にて分かれる前の第1ノズル111との成す角度θは、特に限定はされないが、90°以上、180°未満であることが好ましい。この角度θが90°未満であると、塗料Pが第1ノズル111から第2ノズル112に流れる際の流れ方向が急激に変化するので、塗料Pの圧力損失が大きくなるので好ましくない。またこの角度θが180°であると、分岐部113において複数の第2ノズル112に分岐することができない。
本実施形態のノズル11において、分岐部113において分かれた複数の第2ノズル112は、図1,4,6に示すようにノズル11の先端部114において合流してもよく、また、図5に示すようにノズル11の先端部114において合流しなくてもよい。さらに、3つ以上の第2ノズル112に分岐したノズル11の場合には、一部の第2ノズル112がノズル11の先端部114において合流し、残りの第2ノズル112がノズル11の先端部114において合流しなくてもよい。
本実施形態のノズル11において、特に限定されないが、分岐部113において分かれ、先端部114において合流する第2ノズル112の、当該第2ノズル112を正面から見たときの形状は、たとえば図1に示すような円環形状、図4に示すような四角形状のほか、ひし形状又は楕円形状とすることができる。なお、図4に示す第2ノズル112は、厳密に言えば四隅が湾曲した四角形状であるが、こうした形状も含めて四角形状という。
さらに本実施形態のノズル11において、特に限定はされないが、図6に示すように、分岐部113において分かれた第2ノズル112のうち、先端部114側の第2ノズル112の曲率(1/R1,R1は曲率半径)は、分岐部113側の第2ノズル112の曲率(1/R2,R2は曲率半径)より小さいことがより好ましい。こうすると、先端部114に近づくにしたがって塗料Pの流路抵抗が小さくなるので、吐出速度を高めることができる。
本実施形態のノズル11において、特に限定はされないが、分岐部113において分かれた複数の第2ノズル112の断面積の合計は、分岐部113の上流側の第1ノズル111の断面積以下であることが好ましい。図8(A)に示すように、ノズル11の先端部114から塗料Pを吐出するために(塗料の流れの正流F1)、ノズル11の流路内の圧力を変動させた場合において、塗料Pが第1ノズル111に逆流しようとするが(塗料の流れの逆流F2)、第2ノズル112の断面積の合計が第1ノズル111の断面積以下であると、この逆流F2を抑制することができる。
さらに本実施形態のノズル11において、特に限定はされないが、分岐部113において分かれた複数の第2ノズル112の断面積、流路の長さ及び流路の曲率は、互いに等しいことが好ましい。こうすることでも、図8(A)に示す塗料Pの吐出時の逆流F2を抑制することができる。
次に、図8を参照しながら、本実施形態の塗料吐出装置1を用いて自動車用塗料を塗装する場合の作用を説明する。図8(A)は塗料吐出時のノズル11を示す正面図、図8(B)は塗料充填時のノズル11を示す正面図であり、アクチュエータ12の伸長及び収縮のタイミング(所定の周波数)で、図8(A)の塗料吐出と図8(B)の塗料充填が繰り返される。
制御部13からの指令信号に応じ、アクチュエータ12が伸長して第2ノズル112を圧縮すると、図8(A)に示すように第2ノズル112に充填された塗料Pは主として正流方向F1へ流れ、先端部114から吐出(滴下)する。これと同時に、第2ノズル112に充填された塗料Pの一部は、塗料ポンプ16による塗料の供給圧力P1に抗して逆流方向F2へ流れ、第1ノズル111へ浸入する。このとき、分岐部113に、逆流方向へ向かう塗料の流れが緩慢な滞留部分Sが生じ、ここに塗料Pが沈降する可能性が生じる。
しかしながら、制御部13からの指令信号に応じ、アクチュエータ12が収縮して第2ノズル112の圧縮が開放されると、図8(B)に示すように、塗料Pが吐出されて充填量が少なくなった第2ノズル112に、塗料タンク14からの新規な塗料Pが導入される。このとき、塗料タンク14からの塗料Pは、供給圧力P1により第1ノズル111を通過して分岐部113に至った際に、上述した滞留部分Sに衝突したのち2つの第2ノズル112に分流されることになる。したがって、分岐部113の滞留部分Sは、図8(A)の塗料吐出時には塗料Pが沈降する可能性があっても、図8(B)の塗料充填時には塗料の滞留が解消される。上述したとおり、アクチュエータ12の伸長及び収縮のタイミング(所定の周波数)で、図8(A)の塗料吐出と図8(B)の塗料充填が繰り返される結果、分岐部113への塗料Pの沈降は防止される。
図1に示す実施形態では、伸長及び収縮するアクチュエータ12を用いて第2ノズル112を圧縮及び復元させることで塗料Pを先端部114から吐出(滴下)したが、これに代えてニードル18を用いて塗料Pを吐出(滴下)してもよい。図9は、本発明に係る塗料吐出装置1の他の実施の形態を示す構成図である。本実施形態の塗料吐出装置1は、図1に示す塗料吐出装置1に比べ、ニードル18及びアクチュエータ12の構成が相違するが、その他の構成は共通する。図1に示す実施形態の塗料吐出装置1と共通する構成については、その説明をここに援用する。
本実施形態のニードル18は、金属材料、樹脂材料又はセラミックス材料からなる針状の棒体(ロッド)であり、先端側が第1ノズル111に配置され、基端にアクチュエータ12が固定されている。ニードル18は、第1ノズル111内において軸方向Yに進退移動可能に設けられている。本実施形態のアクチュエータ12は、たとえば複数の圧電素子を積層したものであり、電極に印加する電圧に応じて軸方向Yに伸長及び収縮する特性を有する。アクチュエータ12への電圧の印加は、制御部13により実行され、制御部13からの指令信号によりアクチュエータ12に電圧を印加することで、ニードル18を軸方向Yに進退移動させることができる。
そして、制御部13からの指令信号に応じ、アクチュエータ12が伸長してニードル18が前進すると、第1ノズル111内に存在するニードル18の体積が増加し、これにより第2ノズル112に充填された塗料Pは主として正流方向F1へ流れ、先端部114から吐出(滴下)する。これに対し、制御部13からの指令信号に応じ、アクチュエータ12が収縮してニードル18が後退すると、第1ノズル111内に存在するニードル18の体積が減少し、これにより塗料Pが吐出されて充填量が少なくなった第2ノズル112に、塗料タンク14からの新規な塗料Pが導入される。このような動作を所定の周波数で繰り返すことにより塗料Pが吐出(滴下)される。
以上のとおり、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、塗料Pの流路を有するノズル11と、流路を流れる塗料Pの圧力を変動させるアクチュエータ12と、アクチュエータ12を制御する制御部13と、を備える塗料吐出装置1において、流路は、分岐部113において複数の流路に分かれているので、分岐部113から上流側へ逆流し難い一方、逆流時に塗料Pが滞留し易い分岐部113に対しては正流時に塗料Pが流れ易くなる。これにより、塗料Pの沈降を抑制することができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、分岐部113において分かれた流路(第2ノズル112)と、分岐部113において分かれる前の流路(第1ノズル111)との成す角度θは、90°以上、180°未満であるので、塗料Pの圧力損失の増加を抑制しつつ流路を分岐させることができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、分岐部113において分かれた流路(第2ノズル112)は、先端部114において合流するので、アクチュエータ12により
第2ノズル112を圧縮すると塗料Pの逃げがなく、先端部114に向かって無駄なく吐出する。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、分岐部113において分かれ先端部114において合流する流路(第2ノズル112)は、当該流路の正面視において、円環形状、四角形状、ひし形状又は楕円形状であるので、製作が容易であり、ノズル11周りのレイアウト設計の自由度が高くなる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、分岐部113において分かれた流路(第2ノズル112)のうち先端部114側の流路(第2ノズル112)の曲率(1/R1)は、分岐部113側の流路(第2ノズル112)の曲率(1/R2)より小さいので、先端部114に近づくにしたがって塗料Pの流路抵抗が小さくなり、吐出速度を高めることができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、分岐部113において分かれた複数の流路(第2ノズル112)の断面積の合計は、分岐部113の上流側の流路(第1ノズル111)の断面積以下であるので、分岐部113の上流側へ向かう塗料の逆流F2を抑制することができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、分岐部113において分かれた複数の流路(第2ノズル112)の断面積、流路の長さ及び流路の曲率は、互いに等しいので、分岐部113の上流側へ向かう塗料の逆流F2を抑制することができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、アクチュエータ12は、分岐部113において分かれた複数の流路(第2ノズル112)の全部を同時に圧縮するので、ノズル11周りの構造レイアウトの設計が容易になると共にコンパクトに設計することができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、とともに、アクチュエータ12は、分岐部113において分かれた複数の流路(第2ノズル112)を挟んで一対設けられているので、第2ノズル112の圧縮量が増加し、吐出量を大きくすることができる。
また、本実施形態の塗料吐出装置1によれば、少なくとも先端が分岐部113の上流側の流路(第1ノズル111)に配置され、当該先端が分岐部113に向かって軸方向Yに移動可能に設けられたニードル18を備え、アクチュエータ12は、ニードル18を軸方向Yに進退移動させるので、分岐部113の上流側へ向かう塗料の逆流F2を抑制することができる。
上記第1ノズル111及び第2ノズル112は、本発明に係る流路に相当し、このうち第1ノズル111は、本発明に係る分岐部113の上流側の流路及び分岐部113において分かれる前の流路に相当し、第2ノズル112は、本発明に係る分岐部113の下流側の流路、分岐部113において分かれた流路及び分岐部113において分かれ先端部114において合流する流路に相当する。
1…塗料吐出装置
11…ノズル
111…第1ノズル
112…第2ノズル
113…分岐部
114…先端部
12…アクチュエータ
13…制御部
14…塗料タンク
15…塗料配管
16…塗料ポンプ
17…ハウジング
18…ニードル
P…塗料

Claims (10)

  1. 塗料の流路を有するノズルと、
    前記流路を流れる塗料の圧力を変動させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御部と、を備える塗料吐出装置において、
    前記流路は、分岐部において複数の流路に分かれている塗料吐出装置。
  2. 前記分岐部において分かれた流路と、前記分岐部において分かれる前の流路との成す角度は、90°以上、180°未満である請求項1に記載の塗料吐出装置。
  3. 前記分岐部において分かれた流路は、先端部において合流する請求項1又は2に記載の塗料吐出装置。
  4. 前記分岐部において分かれ前記先端部において合流する流路は、当該流路の正面視において、円環形状、四角形状、ひし形状又は楕円形状である請求項3に記載の塗料吐出装置。
  5. 前記分岐部において分かれた流路のうち先端部側の流路の曲率は、前記分岐部側の流路の曲率より小さい請求項1~4のいずれか一項に記載の塗料吐出装置。
  6. 前記分岐部において分かれた複数の流路の断面積の合計は、前記分岐部の上流側の流路の断面積以下である請求項1~5のいずれか一項に記載の塗料吐出装置。
  7. 前記分岐部において分かれた複数の流路の断面積、流路の長さ及び流路の曲率は、互いに等しい請求項1~6のいずれか一項に記載の塗料吐出装置。
  8. 前記アクチュエータは、前記分岐部において分かれた複数の流路の全部を同時に圧縮する請求項1~7のいずれか一項に記載の塗料吐出装置。
  9. 前記アクチュエータは、前記分岐部において分かれた複数の流路を挟んで一対設けられている請求項8に記載の塗料吐出装置。
  10. 少なくとも先端が前記分岐部の上流側の流路に配置され、当該先端が前記分岐部に向かって軸方向に移動可能に設けられたニードルをさらに備え、
    前記アクチュエータは、前記ニードルを前記軸方向に進退移動させる請求項1~7のいずれか一項に記載の塗料吐出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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