JP2023109524A - 光照射計画装置、光照射支援装置、医用情報処理システム及び医用情報処理方法 - Google Patents

光照射計画装置、光照射支援装置、医用情報処理システム及び医用情報処理方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023109524000001
【課題】光免疫療法において効率的な光の照射を可能とすること。
【解決手段】実施形態の光照射計画装置は、特定部と、照射態様設定部と、案内情報生成部とを備える。特定部は、医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する。照射態様設定部は、前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する。案内情報生成部は、設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する。
【選択図】図5

Description

本明細書及び図面に開示の実施形態は、光照射計画装置、光照射支援装置、医用情報処理システム及び医用情報処理方法に関する。
癌のような腫瘍に対する治療法の1つとして、光免疫療法(近赤外線治療)が知られている。光免疫療法では、まず、腫瘍に結合する薬剤が投与される。より具体的には、腫瘍中に特異的に表在する物質に対して結合する抗体と、光を吸収することにより蛍光を発する物質(光感受性物質)とを結合させた薬剤が、被検体に投与される。その後、光照射装置(ディフューザ)から照射させた光により薬剤に化学反応を起こすことで、腫瘍細胞が死滅する。より具体的には、抗体と結合されることにより、光感受性物質も腫瘍に対して結合する。そして、光照射装置から照射させた光により、光感受性物質は化学反応を起こして熱を生じ、当該熱によって腫瘍細胞が死滅する。
投与した薬剤について化学反応を起こさせるためには、患部の各位置に対して漏れなく光を照射する必要がある。従来、医師等のユーザは、目印となるようなものを照射する箇所へ直接配置して、目視による裁量の範囲で光の照射を行なっていた。しかしながら、このような従来手法では、位置によって光が照射されなかったり、照射量が不十分になったり、過剰に照射されたりする場合があった。
特開2009-247683号公報 特開2011-218149号公報 特開2004-97646号公報
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、光免疫療法において効率的な光の照射を可能とすることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態の光照射計画装置は、特定部と、照射態様設定部と、案内情報生成部とを備える。特定部は、医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する。照射態様設定部は、前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する。案内情報生成部は、設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する。
図1は、第1の実施形態に係る医用情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る光照射計画装置の処理の一連の流れを説明するためのフローチャートである。 図3は、第1の実施形態に係る照射領域群の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る光照射装置の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る案内情報の一例を示す図である。 図6は、照射漏れについて説明するための図である。 図7は、第1の実施形態に係る光免疫療法の一例を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係る医用情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図9は、第2の実施形態に係る光照射支援装置の処理の一連の流れを説明するためのフローチャートである。 図10Aは、第2の実施形態に係る照射支援情報の一例を示す図である。 図10Bは、第2の実施形態に係る照射支援情報の一例を示す図である。 図10Cは、第2の実施形態に係る照射支援情報の一例を示す図である。 図10Dは、第2の実施形態に係る照射支援情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、医用画像診断装置10、光照射計画装置20及び光照射支援装置30を含んだ医用情報処理システム1について説明する。医用画像診断装置10、光照射計画装置20及び光照射支援装置30は、ネットワークNWを介して接続される。
医用画像診断装置10は、被検体から医用画像を収集する装置である。医用画像診断装置10は、例えばX線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等である。
光照射計画装置20は、医用画像診断装置10により収集された医用画像を用いて、光免疫療法における光の照射計画を立てる。具体的には、光照射計画装置20は、医用画像に含まれる腫瘍部位を特定し、特定した腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定し、設定した照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する。光免疫療法の実行時において当該案内情報がユーザに提供されることにより、効率的な光の照射が可能となる。例えば、光照射計画装置20は、図1に示すように、通信インタフェース21、メモリ22及び処理回路23を備える。
通信インタフェース21は、例えば、ネットワークカードやネットワークアダプタ等から構成される。通信インタフェース21は、処理回路23による制御の下、ネットワークNWを介して接続された装置との間で各種情報を送受信する。
メモリ22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置から構成される。メモリ22は、処理回路23から供給された各種情報を記憶する。また、メモリ22は、処理回路23によって実行されるプログラムを記憶する。
処理回路23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-processing unit)等の演算処理装置から構成される。処理回路23は、メモリ22に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御機能23a、特定機能23b、照射態様設定機能23c、案内情報生成機能23dとして機能する。特定機能23bは、特定部の一例である。照射態様設定機能23cは、照射態様設定部の一例である。案内情報生成機能23dは、案内情報生成部の一例である。
制御機能23aは、通信インタフェース21を制御することにより、ネットワークNWを介したデータの送受信を制御する。例えば、制御機能23aは、医用画像診断装置10から医用画像を受信する。また、制御機能23aは、案内情報生成機能23dにより生成された案内情報を光照射支援装置30に対して送信する。
特定機能23bは、医用画像に含まれる腫瘍部位T1を特定する。照射態様設定機能23cは、特定された腫瘍部位T1に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する。案内情報生成機能23dは、設定された照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する。特定機能23b、照射態様設定機能23c及び案内情報生成機能23dによる処理の詳細は後述する。
光照射支援装置30は、光照射計画装置20から送信された案内情報を医師等のユーザに対して提供する。例えば、光照射支援装置30はディスプレイを備え、案内情報をディスプレイに表示させる。
かかる構成の下、医用情報処理システム1における光照射計画装置20は、光免疫療法において効率的な光の照射を可能とする。以下、光照射計画装置20による処理の詳細について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、制御機能23aは、医用画像を取得する(ステップS101)。例えば、被検体の診断時において、医用画像診断装置10により被検体の医用画像が撮像される。制御機能23aは、当該医用画像を医用画像診断装置10から取得し、或いは当該医用画像を保管する画像保管装置から取得する。このような画像保管装置の例としては、PACS(Picture Archiving and Communication System)を挙げることができる。
次に、特定機能23bは、医用画像に含まれる腫瘍部位T1を特定する(ステップS102)。例えば、特定機能23bは、輪郭抽出により、腫瘍部位T1を特定することができる。腫瘍部位T1を特定する手法については特に限定されるものではなく、例えば画素値に基づく大津の二値化法、領域拡張法、スネーク法、グラフカット法、ミーンシフト法などを用いて、腫瘍部位T1を特定することもできる。また、特定機能23bは、医用画像から腫瘍部位T1を特定するように機械学習を行なった学習済みモデルを用いて、腫瘍部位T1を特定することもできる。医用画像がMRI画像やX線CT画像等の3次元画像である場合、特定機能23bは、腫瘍部位T1として3次元領域を特定することができる。
次に、照射態様設定機能23cは、特定機能23bにより特定された腫瘍部位T1に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する(ステップS103)。例えば、照射態様設定機能23cは、腫瘍部位T1を含む範囲における照射量、照射時間及び照射強度のいずれかを照射態様として設定する。なお、照射強度は、光照射装置(ディフューザ)から照射される光の強度であり、照射時間は、当該光を照射する時間の長さである。照射量は、例えば、照射時間と照射強度との積である。例えば、照射態様設定機能23cは、腫瘍部位T1を含む範囲における照射量の分布を、照射態様として設定する。
一例を挙げると、照射態様設定機能23cは、図3に示すように、腫瘍部位T1に対して、照射領域R11、照射領域R12、照射領域R13及び照射領域R14の組み合わせから構成される照射範囲群を設定する。具体的には、照射態様設定機能23cは、少なくとも1つの照射領域によって腫瘍部位T1の全体が覆われるように、照射範囲群を設定する。そして、照射態様設定機能23cは、当該照射範囲群における照射量、照射時間及び照射強度のいずれかを、照射態様として設定する。
図3に示す照射範囲群は、各照射範囲の大きさが略同一となるように、且つ、照射範囲の一部が隣接する他の照射範囲と重なるように設定される。例えば、図4に示す場合、光照射装置から腫瘍部位T1に対して照射される光は、略円形の形状となる。照射態様設定機能23cは、光照射装置から照射される光の形状及びサイズに応じて、照射範囲群を設定することができる。なお、照射範囲群に含まれる照射範囲はそれぞれ異なる大きさとしてもよい。また、照射範囲群に含まれる各照射範囲の形状は円形でなくてもよい。また、例えば照射範囲群に含まれる各照射範囲の形状が矩形である場合、各照射範囲は隣接する他の照射範囲と重ならなくてもよい。
例えば、照射態様設定機能23cは、光免疫療法において用いられる光照射装置から照射される光の照射強度を取得する。例えば、光照射装置が一定の照射強度の光のみ照射可能な場合、照射態様設定機能23cは、当該一定の照射強度を取得する。また、光照射装置が照射強度を調整できる場合、照射態様設定機能23cは、例えば、薬剤や腫瘍部位T1の種類に対応付けられた所定の照射強度を取得する。そして、照射態様設定機能23cは、取得した照射強度において、腫瘍に結合された薬剤を化学反応させるために必要な照射量を充足するように照射時間を設定する。
例えば、照射態様設定機能23cは、照射領域群に含まれる照射領域ごとに照射時間を設定する。即ち、照射態様設定機能23cは、照射態様として、照射時間の分布を設定する。なお、照射態様設定機能23cは、照射領域ごとに異なる照射時間を設定してもよいし、同じ照射時間を設定してもよい。以下では、各照射領域に対して「照射時間:5分」を照射態様として設定した場合について説明する。
なお、図4に示すように光照射装置からコーンビーム状の光が照射される場合、被検体に対して照射される光のサイズは、光照射装置から被検体の体表面までの距離によって変化する。即ち、光照射装置から被検体の体表面までの距離が大きいほど、より広い領域に対して光が照射される。照射態様設定機能23cは、図3に示す照射領域群を設定するとともに、光照射装置から被検体の体表面までの距離を設定してもよい。
次に、案内情報生成機能23dは、照射態様設定機能23cにより設定された照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する(ステップS104)。例えば、案内情報生成機能23dは、図5に示すように、被検体について収集された画像I1上に、特定機能23bにより特定された腫瘍部位T1及び照射態様設定機能23cにより設定された照射領域群を設定した表示画像を生成する。更に、案内情報生成機能23dは、「照射時間:5分」、「距離:15cm」といった文字情報を示す表示エリアを生成する。案内情報生成機能23dは、これら表示画像及び表示エリアから成る表示画像I2を、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報として生成する。案内情報生成機能23dにより生成された案内情報は、制御機能23aによって光照射支援装置30に送信され(ステップS105)、ユーザに提供される。例えば、後述する提供機能35cは、光照射計画装置20から送信された案内情報をユーザに対して提供することができる。
なお、図5に示す画像I1は、例えば、被検体の腫瘍部位T1を含む範囲を撮像した光学画像である。腫瘍部位T1が体表面に位置している場合を除き、画像I1には、腫瘍部位T1が描出されていなくともよい。また、画像I1は、内視鏡による画像であってもよい。なお、以下の説明において、「体表面」は、皮膚のみならず、口腔内や消化器系、呼吸系における粘膜など、穿刺や切開といった外科処置を施すことなく到達できる任意の面を含むものとして説明する。
図5に示す「照射時間:5分」との表示は、照射領域群に含まれる各照射領域に対して「5分」ずつ光を照射させることにより、腫瘍に結合された薬剤が化学反応し、腫瘍への効果を発揮することを示す。また、図5に示す「距離:15cm」との表示は、被検体の体表面から「15cm」の距離に光照射装置の光源を配置することを示す。即ち、図4に示したように光照射装置からコーンビーム上の光が照射される場合、光源からの距離が大きくなると、光の照射範囲が大きくなる一方で、照射強度が低下する。「距離:15cm」で光の照射を行なうことにより、所定のサイズの照射範囲に対して、所定の照射強度の光を照射させることができる。
図5では、腫瘍部位を含む照射範囲、及び、当該照射範囲における照射時間を示す表示画像I2を案内情報として生成する場合について説明したが、表示画像I2の具体的な態様については種々の変形が可能である。例えば、案内情報生成機能23dは、照射時間に代えて、照射量や照射強度を含めるように、表示画像I2を生成してもよい。即ち、案内情報生成機能23dは、腫瘍部位を含む照射範囲、及び、当該照射範囲における照射量、照射時間及び照射強度の少なくともいずれかを案内情報として生成することができる。
案内情報生成機能23dは、光照射装置による光の照射の手順を案内情報として生成してもよい。例えば、案内情報生成機能23dは、照射領域R11に対する光の照射を最初に行ない、照射領域R12に対する光の照射を2番目に行ない、照射領域R13に対する光の照射を3番目に行ない、照射領域R14に対する光の照射を4番目に行なうことを、案内情報に含めてもよい。図5の案内情報を参照したユーザは、例えば、被検体の体表面から「15cm」の距離に光照射装置の光源が配置されるようにしつつ、照射領域R11に対して「5分」の光の照射を行ない、照射領域R12に対して「5分」の光の照射を行ない、照射領域R13に対して「5分」の光の照射を行ない、照射領域R14に対して「5分」の光の照射を行なう。
なお、光免疫療法においては、複数の光照射装置を使用する場合がある。照射態様設定機能23cは、照射態様として、光免疫療法において使用する光照射装置の数を設定してもよい。光照射装置の数として「2個」が設定される場合、案内情報生成機能23dは、例えば、照射領域R11及び照射領域R12に対する光の照射を最初に行ない、照射領域R13及び照射領域R14に対する光の照射を2番目に行なうことを、案内情報に含めてもよい。
光照射装置から円形の光が照射される場合で、従来手法のようにユーザの目視による裁量で光の照射を行なう場合、図6において矢印で示すような円弧交点において、光の照射漏れが生じやすい。これに対し、第1の実施形態に係る光照射計画装置20によれば、事前に生成された案内情報を参照しながら光の照射を行なうことができるため、図6に示すような照射漏れを回避することができる。
照射態様設定機能23cは、上記の他にも種々の情報を考慮して照射態様を設定することができる。
例えば、被検体の体表面から腫瘍部位T1までの間に距離がある場合、光の照射経路上に存在する被検体の正常組織によって光が減衰し、腫瘍部位T1に対して照射される光の強度が低下する。照射態様設定機能23cは、このような光の強度の低下を考慮して、照射態様を設定してもよい。
例えば、照射態様設定機能23cは、被検体の体表面から腫瘍部位T1までの深さに応じた照射量を照射態様として設定する。具体的には、照射態様設定機能23cは、体表面から腫瘍部位T1までの距離が長いほど、照射時間を長くし、或いは照射強度を高くするように、照射態様を設定する。
また、照射態様設定機能23cは、腫瘍部位T1に対する光の照射方向を、照射態様として設定してもよい。例えば、照射方向によって被検体の体表面から腫瘍部位T1までの深さが変化する場合、照射態様設定機能23cは、当該深さが最小となるように、照射方向を設定する。また、口腔内や消化器系、呼吸器系等に光照射装置を挿入して光の照射を行なう場合、照射態様設定機能23cは、光照射装置の到達容易性を考慮して、照射方向を設定する。
また、照射態様設定機能23cは、腫瘍部位T1及び当該腫瘍部位T1の周囲の少なくとも一方に対応する解剖学的情報と、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準とに基づいて、照射態様を設定してもよい。例えば、照射態様設定機能23cは、薬剤や腫瘍部位T1の種類に対応付けられた照射態様(照射位置、照射方向、照射口径、照射範囲、照射量、照射時間、照射強度等)を取得する。また、照射態様設定機能23cは、腫瘍部位T1のサイズや、被検体の体表面から腫瘍部位T1までの距離、照射経路に介在する物質(媒質)の光の吸収特性といった解剖学的情報を取得する。そして、照射態様設定機能23cは、取得した照射態様と解剖学的情報とに基づいて、腫瘍部位T1を含む範囲における照射態様が、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たすか否かを識別する情報を出力する。当該情報の出力を受けたユーザは、照射態様の調整を行なう。これにより、照射態様設定機能23cは、腫瘍部位T1に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定することができる。
また、光免疫療法については、図7に示すように、光照射装置を穿刺して被検体体内から光を照射させる方法も知られている。照射態様設定機能23cは、光照射装置の被検体に対する穿刺の有無を、照射態様として設定してもよい。
例えば、咽頭がんに対する光免疫療法については、体表面(口腔内の粘膜)に対して光を照射する手法と、口腔内の粘膜に対し光照射装置を穿刺して光を照射する手法とがある。照射態様設定機能23cは、体表面から腫瘍部位T1までの距離が大きい場合には穿刺を行なうものとして、穿刺の有無を判定することができる。また、穿刺を行なう場合、照射態様設定機能23cは、被検体における体表面において光照射装置を穿刺する位置を示す情報を、案内情報として更に生成してもよい。このような位置を示す情報は、例えば図5に示した画像I1上に表示させることができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、計画時において光照射計画装置20が案内情報を生成することにより、光免疫療法における効率的な光の照射を可能とした。第2の実施形態では、光免疫療法の実行時において、光照射支援装置30が後述の照射支援情報を提供することにより、光免疫療法における効率的な光の照射を可能とする。
図8を参照して、第2の実施形態に係る医用情報処理システム1について説明する。図1に示した例と同様、医用情報処理システム1は、医用画像診断装置10、光照射計画装置20及び光照射支援装置30を含む。医用画像診断装置10及び光照射計画装置20の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
図8に示すように、光照射支援装置30は、通信インタフェース31、メモリ32、入力インタフェース33、ディスプレイ34及び処理回路35を備える。
通信インタフェース31は、例えば、ネットワークカードやネットワークアダプタ等から構成される。通信インタフェース31は、処理回路35による制御の下、ネットワークNWを介して接続された装置との間で各種情報を送受信する。
メモリ32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置から構成される。メモリ32は、処理回路35から供給された各種情報を記憶する。また、メモリ32は、処理回路35によって実行されるプログラムを記憶する。
入力インタフェース33は、例えば、マウスやキーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力回路、音声入力回路等から構成される。入力インタフェース33は、ユーザからの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に対応した電気信号を処理回路35に供給する。
ディスプレイ34は、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の表示装置から構成される。ディスプレイ34は、処理回路35から供給された各種情報を表示する。
処理回路35は、例えば、CPU、MPU等の演算処理装置から構成される。処理回路35は、メモリ32に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、取得機能35a、実照射態様取得機能35b、提供機能35cとして機能する。取得機能35aは、取得部の一例である。実照射態様取得機能35bは、実照射態様取得部の一例である。提供機能35cは、提供部の一例である。
取得機能35aは、腫瘍部位T1に対して予め設定された照射態様を取得する。例えば、取得機能35aは、通信インタフェース21を制御することにより、上述した照射態様設定機能23cにより設定された照射態様を取得する。以下、取得機能35aが取得する予め設定された照射態様を、設定照射態様とも記載する。実照射態様取得機能35bは、腫瘍部位T1に対して照射された照射態様を取得する。即ち、実照射態様取得機能35bは、光照射装置によって実際に照射された光についての照射態様を取得する。以下、実照射態様取得機能35bが取得する実際に照射された光についての照射態様を、実照射態様とも記載する。提供機能35cは、設定照射態様と実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する。例えば、提供機能35cは、照射支援情報を生成してディスプレイ34に表示させる。取得機能35a、実照射態様取得機能35b、提供機能35cによる処理の詳細は後述する。
かかる構成の下、医用情報処理システム1における光照射支援装置30は、光免疫療法において効率的な光の照射を可能とする。以下、光照射支援装置30による処理の詳細について、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、取得機能35aは、設定照射態様を取得する(ステップS201)。例えば、光照射計画装置20における照射態様設定機能23cは、第1の実施形態で説明した通り、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する。取得機能35aは、照射態様設定機能23cによって設定された照射態様を、設定照射態様として取得する。或いは、取得機能35aは、照射態様設定機能23cと同様の処理を実行し、設定照射態様を設定することとしても構わない。この場合、医用情報処理システム1には、光照射計画装置20を含まないこととしてもよい。以下では、設定照射態様として、図3に示した照射領域群に含まれる各照射領域に対して「照射時間:5分」が設定されている場合について説明する。即ち、取得機能35aは、腫瘍部位T1を含む範囲に対して設定された照射時間の分布を、設定照射態様として取得する。
次に、実照射態様取得機能35bは、実照射態様を取得する(ステップS202)。例えば、実照射態様取得機能35bは、光照射装置による光の照射が行なわれている間、腫瘍部位を含む範囲に対して実照射された照射時間の分布を順次取得する。即ち、実照射態様取得機能35bは、実照射態様として、実照射された照射時間の分布をリアルタイムに取得する。
例えば、光照射装置による光の照射が行なわれている間、図示しない光学カメラにより、腫瘍部位T1を含む範囲の光学画像が順次取得される。当該光学画像は、室内に設けられた固定カメラにより撮像される画像であってもよいし、内視鏡により撮像される画像であってもよい。実照射態様取得機能35bは、かかる光学画像の輝度値の変化の認識や色彩変換することにより、腫瘍部位T1を含む範囲のうち光照射装置によって光が照射されている位置を特定して、実照射態様を取得する。具体的には、光照射装置によって光が照射された位置は発光し、光学画像において色彩の変化として描出される。実照射態様取得機能35bは、光学画像を色彩変換することによってコントラストを強調し、光照射装置によって光が照射されている位置を特定することができる。また、光学画像を順次取得し、光が照射されている位置を特定する処理を順次行なうことにより、位置ごとに実際に照射された光の照射時間を取得することができる。
なお、光照射装置によって光が照射されている位置を特定する手法については特に限定されるものではない。例えば、光照射装置の位置や角度をセンサで検出することにより、光が照射されている位置を特定することも可能である。
次に、提供機能35cは、設定照射態様と実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する(ステップS203)。例えば、提供機能35cは、照射支援情報として、設定照射態様に含まれる照射時間の分布と、実照射態様に含まれる照射時間の分布との関係を識別可能な情報を提供する。
以下、照射支援情報の提供の例について、図10A~図10Dを用いて説明する。図10A~図10Dにおいては、設定照射態様として、照射領域R11~R14のそれぞれに対して「照射時間:5分」が設定されている。
例えば、提供機能35cは、まず、図5に示したような表示画面を、照射支援情報としてディスプレイ34に表示させる。即ち、提供機能35cは、画像I1と設定照射態様に含まれる照射時間の分布との重畳画像を、照射支援情報としてディスプレイ34に表示させる。なお、画像I1は、腫瘍部位T1を含む範囲について順次取得される光学画像である。例えば、画像I1は、光照射装置と一体化された内視鏡により、リアルタイムに収集される。当該表示画面を参照したユーザは、光照射装置を操作し、照射領域R11~R14のそれぞれに対して順に光を照射させる。例えば、ユーザは、被検体の体表面からの距離を「15cm」として、照射領域R11、照射領域R12、照射領域R13及び照射領域R14のそれぞれに対して順に光を照射させる。例えば、ユーザは、まずは照射領域R11に対して光を照射させる。
照射領域R11に対する光が照射されている間、実照射態様取得機能35bは、実照射態様を順次取得する。例えば、実照射態様取得機能35bは、腫瘍部位T1を含む範囲について順次取得される光学画像を色彩認識処理することにより、照射領域R11に対する光の照射が開始されたか否か、また、照射領域R11に対する光の照射が継続されているか否かを判定して、照射領域R11に対する累計の照射時間を順次取得する。例えば、照射領域R11に対して「2分」の光の照射が行なわれた時点で、実照射態様取得機能35bは、実照射態様として、「照射対象:R11、照射時間:2分」の情報を取得する。
ここで、設定照射態様には、照射時間の分布として、各照射領域に対して設定された「照射時間:5分」の情報が含まれている。また、実照射態様には、照射時間の分布として、「照射対象:R11、照射時間:2分」の情報が含まれている。従って、提供機能35cは、照射領域R11に対しては残り「3分」の照射が必要であること、及び、他の照射領域に対してはまだ光の照射が行なわれていないことを認識可能なように、照射支援情報を表示させる。具体的には、提供機能35cは、図10Aに示すように、現時点での照射対象が照射領域R11であること、及び、照射領域R11への残り照射時間が「3分」であることを文字情報で表示させることができる。
また、提供機能35cは、設定照射態様に含まれる照射時間の分布と、実照射態様に含まれる照射時間の分布との関係を識別可能な情報を提供する。具体的には、提供機能35cは、照射領域R11に対して設定された照射時間「5分」に対して「2分」の照射が済んでいること、及び、照射領域R11以外の照射領域に対しては光の照射が行なわれていないことを識別できる情報を提供する。
例えば、提供機能35cは、図10Aに示すように、照射領域群のうち照射領域R11について、照射時間に応じた色を付して表示させる。例えば、提供機能35cは、設定照射態様に含まれる照射時間「5分」に対する、実照射態様に含まれる照射時間「2分」の比や差に応じた色を照射領域R11に付して表示させる。例えば、提供機能35cは、実照射態様に含まれる照射時間が「0分」である時には照射領域R11を透明度「100%」で表示させ、照射領域R11に対する光の照射時間が増加するにつれて次第に透明度が低下するように照射領域R11を表示させる。即ち、提供機能35cは、実照射態様に応じて、照射支援情報を順次更新しつつ提供する。なお、図10A~図10Dでは腫瘍部位T1についても表示させるものとして説明しているが、腫瘍部位T1の表示については適宜省略することとしてもよい。
より具体的には、提供機能35cは、図10Aに示す通り、画像I1と、照射時間に応じた色を付した各照射領域との重畳画像を、照射支援情報としてディスプレイ34に表示させる。即ち、提供機能35cは、設定照射態様に含まれる照射時間の分布と実照射態様に含まれる照射時間の分布との関係を取得し、当該関係を示す分布と画像I1との重畳画像を、照射支援情報としてディスプレイ34に表示させる。
照射領域R11に対する「5分」の光の照射が済んだ際、提供機能35cは、図10Bに示すように、「照射対象:R11、残り照射時間:0分」の文字を表示させる。また、提供機能35cは、照射領域群のうち、照射領域R11の透明度を低下させる。即ち、提供機能35cは、照射領域群のうち、照射領域R11については照射が済んだことを示す透明度で表示させる。また、提供機能35cは、光の照射が行なわれていない他の照射領域については透明度「100%」で表示させる。
照射領域R11に対する「5分」の光の照射が済んだ後、光の照射が済んでいない他の照射領域に対する光の照射が開始される。ここで、提供機能35cは、照射領域群のうち、次に光の照射を行なう照射領域を示す情報を、照射支援情報として提供してもよい。例えば、提供機能35cは、照射領域群のうち、光の照射が済んでいない照射領域R12、照射領域R13、照射領域R14を示す情報を、照射支援情報として提供する。
言い換えると、提供機能35cは、設定照射態様に含まれる照射時間と、実照射態様に含まれる照射時間とに差がある照射範囲を識別できる情報を、照射支援情報として提供してもよい。即ち、「5分」の光の照射が済んだ照射領域R11については、設定照射態様に含まれる照射時間「5分」と、実照射態様に含まれる照射時間「5分」とで、差がない状態となっている。一方、当該照射領域R11を除く他の照射範囲については、設定照射態様に含まれる照射時間「5分」に対して、実照射態様に含まれる照射時間は「0分」であり、「5分」の差がある状態となっている。提供機能35cは、これら他の照射範囲を識別できる情報を、照射支援情報として提供する。
或いは、提供機能35cは、いずれか1つの照射領域を、次に照射を行なう照射領域として指定するようにしてもよい。例えば、設定照射態様として、照射領域R11、照射領域R12、照射領域R13、照射領域R14の順に照射を行なうことが予め設定される。この場合、提供機能35cは、照射領域R11に対する「5分」の光の照射が済んだ後、次に照射を行なう照射領域が照射領域R12であることを示す情報を、照射支援情報として提供する。例えば、提供機能35cは、次に照射を行なう照射領域が照射領域R12であることを文字で表示させてもよいし、図10Bに示す表示において照射領域R12の色を変えることにより、次に照射を行なう照射領域が照射領域R12であることを示してもよい。
照射領域R12に対する「2分」の光の照射が済んだ際、提供機能35cは、照射支援情報として、図10Cに示すように、「照射対象:R12、残り照射時間:3分」の文字を表示させる。また、提供機能35cは、照射領域群のうち、照射領域R11については照射が済んだことを示す透明度で表示させ、照射領域R12については実照射態様に含まれる照射時間「2分」に応じた透明度で表示させ、光の照射が行なわれていない他の照射領域については透明度「100%」で表示させる。照射領域R11~R14の各照射領域に対する「5分」の光の照射が済んだ際、提供機能35cは、図10Dに示すように、各照射領域を照射が済んだことを示す透明度で表示させる。これにより、ユーザは、光免疫療法の手技が済んだことを確認し、手技を終了することができる。
図10A~図10Dでは、「残り照射時間」の提供を行なう例について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、設定照射態様に含まれる照射時間を、実照射態様に含まれる照射時間とともに提供することとしてもよい。例えば、図10Aにおいて、「残り照射時間:3分」の表示を行なう代わりに、設定照射態様に含まれる照射時間「5分」と実照射態様に含まれる照射時間「2分」とを表示させることとしても構わない。即ち、提供機能35cは、照射支援情報として、設定照射態様を表す情報を、実照射態様を表す情報とともに提供してもよい。
上述した各実施形態における「照射時間」を「照射量」に置き換えて実施することも可能である。例えば、図10A~図10Dにおいて、「残り照射時間」に代えて、「残り照射量」を表示させることも可能である。また、上述した照射時間の分布に代えて、照射量の分布を用いることも可能である。具体的には、照射強度を乗じることにより、照射時間を照射量に変換することができる。通常、照射強度は光照射装置により制御される既知の値である。また、図1においては光照射計画装置20と光照射支援装置30とを別体として示したが、これらは単一の装置として構成されてもよい。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサが例えばCPUである場合、プロセッサは記憶回路に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。一方、プロセッサが例えばASICである場合、記憶回路にプログラムを保存する代わりに、当該機能がプロセッサの回路内に論理回路として直接組み込まれる。なお、実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、各図における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
また、図1においては、単一のメモリ22が処理回路23の各処理機能に対応するプログラムを記憶するものとして説明した。また、図8においては、単一のメモリ32が処理回路35の各処理機能に対応するプログラムを記憶するものとして説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、複数のメモリ22を分散して配置し、処理回路23は、個別のメモリ22から対応するプログラムを読み出す構成としても構わない。同様に、複数のメモリ32を分散して配置し、処理回路35は、個別のメモリ32から対応するプログラムを読み出す構成としても構わない。また、メモリ22又はメモリ32にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
上述した実施形態に係る各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。即ち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。更に、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されうる。
また、上述した実施形態で説明した医用情報処理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な非一過性の記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、光免疫療法において効率的な光の照射を可能とすることができる。
以上の実施形態に関し、発明の一側面および選択的な特徴として以下の付記を開示する。
(付記1)
医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する特定部と、
前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する照射態様設定部と、
設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する案内情報生成部と
を備える、光照射計画装置。
(付記2)
前記照射態様設定部は、前記腫瘍部位を含む範囲における照射量、照射時間及び照射強度のいずれかを前記照射態様として設定してもよい。
(付記3)
前記照射態様設定部は、複数の照射範囲の組み合わせから構成される照射範囲群における照射量、照射時間及び照射強度のいずれかを前記照射態様として設定してもよい。
(付記4)
前記照射態様設定部は、前記照射範囲の一部が、当該照射範囲に隣接する他の照射範囲と重なるように前記照射範囲群を設定してもよい。
(付記5)
前記照射態様設定部は、前記照射範囲の大きさが略同一の前記照射範囲群を設定してもよい。
(付記6)
前記照射態様設定部は、前記腫瘍部位及び当該腫瘍部位周囲の少なくとも一方に対応する解剖学的情報と前記基準とに基づいて、前記照射態様を設定してもよい。
(付記7)
前記照射態様設定部は、前記光照射装置の照射条件と前記解剖学的情報とに基づいて、前記腫瘍部位を含む範囲における照射態様が前記基準を満たすか否かを識別する情報を出力してもよい。
(付記8)
前記案内情報生成部は、前記光照射装置による光の照射の手順を前記案内情報として生成してもよい。
(付記9)
前記案内情報生成部は、前記腫瘍部位を含む照射範囲、及び、当該照射範囲における照射量、照射時間及び照射強度の少なくともいずれかを前記案内情報として生成してもよい。
(付記10)
前記照射態様設定部は、体表面から前記腫瘍部位までの深さに応じた照射量を前記照射態様として設定してもよい。
(付記11)
前記照射態様は、前記腫瘍部位に対する照射方向を含んでもよい。
(付記12)
前記照射態様は、前記光照射装置の被検体に対する穿刺の有無を含んでもよい。
(付記13)
前記案内情報生成部は、前記被検体における体表面において前記光照射装置を穿刺する位置を示す情報を、前記案内情報として生成してもよい。
(付記14)
医用画像に含まれる腫瘍部位に対して予め設定された設定照射態様を取得する取得部と、
前記腫瘍部位に対して実照射された実照射態様を取得する実照射態様取得部と、
前記設定照射態様と前記実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する提供部と
を備える、光照射支援装置。
(付記15)
前記提供部は、前記照射支援情報として、前記設定照射態様を表す情報を、前記実照射態様を表す情報とともに提供してもよい。
(付記16)
前記設定照射態様は、前記腫瘍部位を含む範囲に対して設定された照射量又は照射時間の分布を含み、
前記実照射態様は、前記範囲に対して実照射された照射量又は照射時間の分布を含み、
前記照射支援情報は、前記設定照射態様に含まれる照射量又は照射時間の分布と、前記実照射態様に含まれる照射量又は照射時間の分布との関係を識別可能な情報であってもよい。
(付記17)
前記実照射態様取得部は、前記光照射装置による光の照射が行なわれている間、前記実照射態様を順次取得し、
前記提供部は、前記実照射態様に応じて前記照射支援情報を順次更新しつつ提供してもよい。
(付記18)
前記提供部は、前記照射支援情報として、前記範囲における前記関係の分布を提供してもよい。
(付記19)
前記提供部は、前記照射支援情報として、順次取得される前記範囲の光学画像と、前記設定照射態様に含まれる照射量又は照射時間の分布、又は、前記関係の分布との重畳画像を提供してもよい。
(付記20)
前記実照射態様取得部は、順次取得される前記範囲の光学画像を色彩変換することにより、前記範囲のうち前記光照射装置によって光が照射されている位置を特定して、前記実照射態様を取得してもよい。
(付記21)
前記設定照射態様は、複数の照射範囲の組み合わせから構成される照射範囲群に対して設定された照射量又は照射時間の分布を含み、
前記提供部は、前記照射支援情報として、前記複数の照射範囲のうち、前記設定照射態様に含まれる照射量又は照射時間と、前記実照射態様に含まれる照射量又は照射時間とに差がある照射範囲を識別できる情報を提供してもよい。
(付記22)
医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する特定部と、
前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する照射態様設定部と、
設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する案内情報生成部と
前記案内情報を提供する提供部と
を備える、医用情報処理システム。
(付記23)
医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する特定部と、
前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす設定照射態様を設定する照射態様設定部と、
前記設定照射態様を取得する取得部と、
前記腫瘍部位に対して実照射された実照射態様を取得する実照射態様取得部と、
前記設定照射態様と前記実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する提供部と
を備える、医用情報処理システム。
(付記24)
医用画像に含まれる腫瘍部位を特定し、
前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定し、
設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する
ことを含む、医用情報処理方法。
(付記25)
医用画像に含まれる腫瘍部位に対して予め設定された設定照射態様を取得し、
前記腫瘍部位に対して実照射された実照射態様を取得し、
前記設定照射態様と前記実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する
ことを含む、医用情報処理方法。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 医用情報処理システム
10 医用画像診断装置
20 光照射計画装置
21 通信インタフェース
22 メモリ
23 処理回路
23a 制御機能
23b 特定機能
23c 照射態様設定機能
23d 案内情報生成機能
30 光照射支援装置
31 通信インタフェース
32 メモリ
33 入力インタフェース
34 ディスプレイ
35 処理回路
35a 取得機能
35b 実照射態様取得機能
35c 提供機能

Claims (15)

  1. 医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する特定部と、
    前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する照射態様設定部と、
    設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する案内情報生成部と
    を備える、光照射計画装置。
  2. 前記照射態様設定部は、前記腫瘍部位を含む範囲における照射量、照射時間及び照射強度のいずれかを前記照射態様として設定する、請求項1に記載の光照射計画装置。
  3. 前記照射態様設定部は、複数の照射範囲の組み合わせから構成される照射範囲群における照射量、照射時間及び照射強度のいずれかを前記照射態様として設定する、請求項1に記載の光照射計画装置。
  4. 前記照射態様設定部は、前記照射範囲の一部が、当該照射範囲に隣接する他の照射範囲と重なるように前記照射範囲群を設定する、請求項3に記載の光照射計画装置。
  5. 前記照射態様設定部は、前記照射範囲の大きさが略同一の前記照射範囲群を設定する、請求項3又は4に記載の光照射計画装置。
  6. 前記照射態様設定部は、前記腫瘍部位及び当該腫瘍部位周囲の少なくとも一方に対応する解剖学的情報と前記基準とに基づいて、前記照射態様を設定する、請求項1~5のいずれか一項に記載の光照射計画装置。
  7. 前記照射態様設定部は、前記光照射装置の照射条件と前記解剖学的情報とに基づいて、前記腫瘍部位を含む範囲における照射態様が前記基準を満たすか否かを識別する情報を出力する、請求項6に記載の光照射計画装置。
  8. 前記案内情報生成部は、前記光照射装置による光の照射の手順を前記案内情報として生成する、請求項1~7のいずれか一項に記載の光照射計画装置。
  9. 前記案内情報生成部は、前記腫瘍部位を含む照射範囲、及び、当該照射範囲における照射量、照射時間及び照射強度の少なくともいずれかを前記案内情報として生成する、請求項1に記載の光照射計画装置。
  10. 医用画像に含まれる腫瘍部位に対して予め設定された設定照射態様を取得する取得部と、
    前記腫瘍部位に対して実照射された実照射態様を取得する実照射態様取得部と、
    前記設定照射態様と前記実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する提供部と
    を備える、光照射支援装置。
  11. 前記設定照射態様は、前記腫瘍部位を含む範囲に対して設定された照射量又は照射時間の分布を含み、
    前記実照射態様は、前記範囲に対して実照射された照射量又は照射時間の分布を含み、
    前記照射支援情報は、前記設定照射態様に含まれる照射量又は照射時間の分布と、前記実照射態様に含まれる照射量又は照射時間の分布との関係を識別可能な情報である、請求項10に記載の光照射支援装置。
  12. 医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する特定部と、
    前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定する照射態様設定部と、
    設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する案内情報生成部と、
    前記案内情報を提供する提供部と
    を備える、医用情報処理システム。
  13. 医用画像に含まれる腫瘍部位を特定する特定部と、
    前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす設定照射態様を設定する照射態様設定部と、
    前記設定照射態様を取得する取得部と、
    前記腫瘍部位に対して実照射された実照射態様を取得する実照射態様取得部と、
    前記設定照射態様と前記実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する提供部と
    を備える、医用情報処理システム。
  14. 医用画像に含まれる腫瘍部位を特定し、
    前記腫瘍部位に対して、腫瘍に結合された薬剤が光によって化学反応する基準を満たす照射態様を設定し、
    設定された前記照射態様に基づいて、光照射装置による光の照射をガイドする案内情報を生成する
    ことを含む、医用情報処理方法。
  15. 医用画像に含まれる腫瘍部位に対して予め設定された設定照射態様を取得し、
    前記腫瘍部位に対して実照射された実照射態様を取得し、
    前記設定照射態様と前記実照射態様とに基づいて、光照射装置による光の照射を支援する照射支援情報を提供する
    ことを含む、医用情報処理方法。
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