JP2023108305A - 乗用草刈機用作業者保護カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】運転手が搭乗して草刈り作業を行う乗用草刈機を対象とし、草丈が高い雑草等の刈り込み作業等において、鋭利な枝葉や棘を有する植物の接触による作業者の怪我を回避する目的と共に、草刈り作業中に遭遇するスズメバチ等の害虫被害を防止し、作業効率の向上と安全性の高い草刈り作業を行う為の乗用草刈機用作業者保護カバーを提供する。【解決手段】乗用草刈機用作業者保護カバーは、少なくとも乗車する作業者の全体を覆う構造で、作業者の乗り降りの際に容易に開閉できる構造を備え、作業者が搭乗した状態で周囲を目視できる構造であり、また、作業者を覆ったまま草刈機の走行、あるいは草刈り作業におけるローターの高さ調整が可能な構造である。また、圃場、あるいは叢の状況に応じて保護カバーの必要性が無いと判断した場合は、作業者自らが短時間且つ、容易に脱着できる構造と軽量性を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、農業関連あるいは土木、造園技術に関し、特に乗用草刈機に関する。
乗用草刈機は作業者が搭乗し運転操作しながら、車体底面に設けられた回転ローターの先端の刃で草を刈る事の出来る草刈り機である。
一般的な草刈り作業においては、刈り払い機と呼ばれる草刈り用の機械を作業者が手に持ち、歩行しながら刈り払い機を動作させ草を刈る作業があるが、刈り払い機は広範囲または草の密度が濃い場合や茎が太い場合、あるいは草丈が高い場合は作業時間がかさみ、単位面積当たりの作業効率が悪く、また作業者の身体的負担が大きい問題がある。
そこで、広範囲または草の密度が濃い場合や茎が太い場合、あるいは草丈が高い場合においては、乗用草刈機を用いる事で効率良く短時間で草刈り作業を行う事が出来る。
乗用草刈機は一般的に、ガソリンエンジンを搭載している場合が多く、上記の場合では推進力やパワーのある乗用草刈機で草を刈る事は、作業効率や作業者の身体的負担軽減の為にも有効的である。
一方で近年、耕作放棄地と呼ばれる非生産農地が増加しており、これらの非生産農地では農地の管理者が定期的に草刈りを行わない場合や、あるいは草刈り作業の期間が長期間空く場合があり、放置する事で草丈が高くなる。更に、管理が行き届かない事によってスズメバチ等の害虫の繁殖が危惧される。
その場合、農地の草の高さは人間の身長程度、あるいはそれ以上に成長し茎も太く成長してしまうが、このような場合においても乗用草刈機では、高く、太い草をなぎ倒しながら切断・粉砕するだけの馬力と機動力を有するため乗用草刈り機での作業は有効的である。
しかし、上記のような身長並みの草丈を有する農地において乗用草刈機で作業する場合、従来では搭乗する作業者自身を保護する周囲の構造物がなく、手足や顔面が曝された状態で作業を行わなくてはならない為、草刈り作業においては身長並みの草丈が作業者の身体に接触する場合があった。
上記の場合、草刈りの対象となる植物が、鋭利な枝葉や棘を有する植物の場合、作業者に怪我を及ぼす可能性がある。
また、種子等が衣服に強力に張り付く性質を有する植物や花粉を飛散させる植物、様々な特徴を持つ植物が想定されるが、それらを回避しながら注意深く作業する事も可能だが、本来あるべき作業効率よりも効率が低下する可能性がある。
また、上記のような対応を取る事で作業者にとっての体力的、あるいは精神的な疲労に繋がる可能性もある。
更に、先述の通り乗用草刈機はガソリンエンジンを搭載する場合が多く、騒音と振動と熱を発生させる特徴がある。
特に、頻繁に草刈りを行う時期(夏~秋にかけて)はスズメバチの繁殖時期と合致する事もあり、草刈り作業における騒音と振動と熱によって、スズメバチを刺激し、被害に遭うケースも報告されている。
これら作業者の身体的、精神的なストレスを軽減し、効率の良い草刈り作業の実現
と、スズメバチ等の害虫被害を防止する為の対策が必要であると考える。
特開2006-304809 草刈作業車両のカバー構造 特開平11-225530 草刈作業車両のカバー構造
そこで運転手が搭乗して草刈り作業を行う乗用草刈機を対象として、草丈が高い雑草等の刈り込み作業において、鋭利な枝葉や棘を有する植物の接触による作業者の怪我を回避する目的と共に、草刈り作業中に遭遇するスズメバチ等の害虫被害を防止し、効率の向上と安全性の高い草刈り作業を行うための乗用草刈機用作業者保護カバーを提供する。
乗用草刈機用作業者保護カバーは、少なくとも乗車する作業者の全体を覆う構造で、作業者の乗り降りの際に容易に開閉できる構造を備え、作業者が搭乗した状態で周囲を目視できる構造であり、また、作業者を覆ったまま草刈機の走行、あるいは草刈り作業におけるローターの高さ調整が可能な構造であると共に、圃場、あるいは叢の状況に応じて保護カバーの必要性が無いと判断した場合は、作業者自らが短時間且つ、容易に脱着できる構造と重量である。
本発明により、草丈が高い雑草等の刈り込み作業等において、鋭利な枝葉や棘を有する植物の接触による作業者の怪我を回避すると共に、草刈り作業中に遭遇するスズメバチ等の害虫被害を防止し、作業効率の向上と安全性の高い草刈り作業を行う事ができる。
また、特許文献1および特許文献2で開示された従来の保護カバーは草刈機本体に載置される作動油タンク、燃料タンク、ラジエータ、エンジンおよびエンジンの吸気装置等を覆う事を目的としている点に対して、本発明は搭乗する作業者自身の保護を目的とし、安全性を向上させる事により作業の効率化を狙う効果がある。
更に、特許文献1および特許文献2で開示された従来の保護カバーは作業用途に応じて開閉可能な構造であるが、本発明は開閉可能な構造に加えて保護カバーそれ自体の脱着を、簡易な形状と軽量素材を用いた重量の二点の要因によって実現している。
本発明に関わる乗用草刈機と作業者保護用カバーを閉じた状態を示す前方上部斜視図。 同、乗用草刈機と作業者保護用カバーを開いた状態を示す前方上部斜視図。 同、乗用草刈機と作業者保護用カバーを閉じた状態を示す左側面図。 従来の乗用草刈機の前方上部斜視図
以下、本発明にかかる乗用草刈り機用作業車保護カバーの構造について実施例を示す図1~図4を参照しつつ、詳細に説明する。
図1に示すように、本発明は乗用草刈機用作業者保護カバーである。
乗用草刈機1に使用する乗用草刈機用作業者保護カバー2(以下、保護カバーと呼ぶ)は、少なくともオペレータシート7に乗車する作業者の全体を覆う構造で、保護カバー開閉用取っ手8を上部に持ち上げる形で開閉支点9を中心に上部に開閉する機構を備え、図2に示すように、作業者は乗り降りの際に保護カバーを用意に開閉できる構造である。
保護カバー2は、保護カバー2を構成するフレームとカバー正面3及び、カバー背面5及び、カバー右側面6及び、カバー左側面7が透明の素材で構成されており、作業者が搭乗した状態で周囲を目視できる構造である。
保護カバー2は、作業者がオペレータシート7に搭乗した上で、図1に示す作業者を覆った状態のまま、ハンドル12の操作及び、走行レバー11の操作及び、刈り込み高さ調整レバー10の操作が可能な構造である。
また、保護カバー2は、図1に示す通り、作業者を覆った状態で前輪14及び、後輪15及び、ローターカバー16への干渉はないものとし、作業者を覆った状態で走行が可能な構造である。
保護カバー2は、例えば果樹などの低い枝が生えている場合、保護カバー2が枝等に接触し逆に作業効率の妨げになる可能性もある為、畑、あるいは作業エリアの状況に応じて保護カバー2の必要性が無いと判断した場合は作業者自らが容易に脱着できる構造と重量である。
保護カバー2の固定については、乗用草刈機の車体フレーム17、あるいはエンジンフレーム18等に固定、取り外しできる構造である。
保護カバー2を構成する素材は、フレームと保護用透明素材から成る構造体であり、フレームは軽量性と耐久性に優れたアルミ製、または塩化ビニール製、その他の合成樹脂製の素材が望ましく、透明性を有する保護素材は、0.5mm~2mm程度の厚みを有するアクリル板、あるいは透明ビニールシートにて構成される構造である。
保護カバー2は部分的に破損、劣化した場合は修繕が可能な構造であると共に、六角レンチとドライバー等の一般的な工具のみで解体、組み立てを可能とする構造である。
図4に示す如く、実施例の乗用草刈機1において、前輪14、後輪15を備えた車両形状であり、車体中央底部には回転ローターの先端に刃を備えた草刈機が備わり、車体中央部に作業者が乗車する為のオペレータシート7を備えハンドル12で走行の操作を行う。
図4に示す如く、実施例の乗用草刈機1において、走行レバー11で前後走行スピードを制御し、刈り込み高さ調整レバー10で回転ローターの高さ調整を行う構造である。
図4に示す如く、実施例の乗用草刈機1において、車体後部にエンジン20、及び燃料タンク19を備える構造である。
図4に示す如く、実施例の乗用草刈機1において、車体正面21から草が入り回転ローターの刈刃によって切断、粉砕された刈り草は左右のローターカバー16へ排出される構造である。
図4に示す如く、実施例の乗用草刈機1において、モデルによってはヘッドライト13を備える場合もあるが、本発明はヘッドライト13の妨げにならない構造である。
図4に示す如く、実施例の乗用草刈機1において、乗用草刈機の車体フレーム17、エンジン周辺にエンジンフレーム18を備える構造である。
上記は乗用草刈機モデルによっては純正カバーが装着され、表面に露出していない構造の場合もある。
図4に示す如く、実施例の保護カバー2のフレーム形状は台形形状だが、本発明はこれに限定しない。
図2に示す如く、実施例の保護カバー2の開閉方向は前方方向に対して上下に開閉する構造だが、 本発明はこれに限定しない。
図1に示す如く、実施例の保護カバー2はフレームと保護用透明素材から成る構造体であり、フレームは軽量性と耐久性に優れたアルミ製、または塩化ビニール製、その他の合成樹脂製の素材が望ましく、透明性を有する保護素材は、0.5mm~2mm程度の厚みを有するアクリル板、あるいは透明ビニールシートにて構成される構造だが、 本発明はこれに限定しない。
図1に示す如く、実施例の保護カバー2はアルミフレームを組み合わせた構造体であり、部分的に破損、劣化した場合は修繕が可能な構造が望ましい。

図1に示す如く、実施例の保護カバー2はアルミフレームを組み合わせた構造体であり、長期間使用しない場合は一般的な工具のみで解体する事が出来る構造が望ましい。
1 乗用草刈機
2 作業者保護用カバー
3 カバー正面
4 カバー背面
5 カバー右側面
6 カバー左側面
7 オペレータシート
8 保護カバー開閉用取っ手
9 開閉支点
10 刈り込み高さ調整レバー
11 走行レバー
12 ハンドル
13 ヘッドライト
14 前輪
15 後輪
16 ローターカバー
17 車体フレーム
18 エンジンフレーム
19 燃料タンク
20 エンジン
21 車体正面



Claims (8)

  1. 運転手が搭乗して草刈り作業を行う乗用草刈機用作業者保護カバーであって、少なくともアルミ、もしくは樹脂パイプ等により構成されたフレームを基本に、その外壁部としてアクリル板、もしくは透明ビニールを施す事によって作業者の周囲を全体的に覆う事が出来る構造を備えた乗用草刈機用作業者保護カバー。
  2. 乗用草刈機用作業者保護カバーは作業者の搭乗時、降車時に作業者自身が容易に開閉できるように、ヒンジ機構を基本とした開閉機構を備えた請求項1に記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。
  3. 作業者が搭乗した状態で周囲を目視できる構造を特徴とした請求項1または2に記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。
  4. 作業者を覆ったまま草刈機の走行または草刈り作業におけるローターの高さ調整が可能な構造を特徴とした請求項1ないし3のいずれかに記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。
  5. 圃場、あるいは叢の状況に応じてカバーの必要性が無いと判断した場合は作業者自らが短時間、且つ容易に脱着できる構造と重量を特徴とした請求項1ないし4のいずれかに記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。
  6. 保護カバーはフレームと保護用透明素材から成る構造体であり、フレームは軽量性と耐久性に優れたアルミ製、または塩化ビニール製、その他の合成樹脂製の素材が望ましく、透明性を有する保護素材は、0.5mm~2mm程度の厚みを有するアクリル板、あるいは透明ビニールシートにて構成される構造を特徴とした請求項1ないし5のいずれかに記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。
  7. 部分的に破損、劣化した場合は修繕が可能な構造を特徴とした請求項1ないし6のいずれかに記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。
  8. 長期間使用しない場合は一般的な工具のみで解体する事が出来る構造を特徴とした請求項1ないし7のいずれかに記載の乗用草刈機用作業者保護カバー。


























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