JP2023108203A - 遊技機 - Google Patents

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Michiya Kubota
卓人 市原
Takuto Ichihara
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Abstract

【課題】分かりやすい操作演出を実行することが可能な遊技機の提供。【解決手段】三つの装飾図柄群が変動表示され、当否抽選結果が当たりとなる場合には三つの当該装飾図柄群のそれぞれから選択された三つの前記装飾図柄が同種のものとなり、複数の前記装飾図柄群のうちの二つから選択されて示された二つの前記装飾図柄が同種のものとなることがリーチの成立とされた遊技機であって、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段を表す操作画像が所定態様となることが成功結末として、当該所定態様とならないことが失敗結末として設定された導入演出、および、当該導入演出が成功結末に至った場合に実行される演出であって遊技者に対し前記操作手段の操作を促す操作演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記導入演出が成功結末に至る場合、前記操作画像が前記所定態様になることが示されるとともに前記リーチの成立が示される遊技機。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関する。
遊技者に対し、操作手段の操作が要求される操作演出が公知である。当該操作演出の一種として、操作手段の操作の結果として当否抽選結果が判明するもの、すなわち当落分岐に用いられるものがある(例えば、下記特許文献1等参照)ところ、当落分岐に用いられる操作演出であるのかどうか、遊技者(対象の操作演出に接したことがない、接した回数が少ない遊技者)に分かりにくくなるおそれがあった。
特開2017-000295号公報
本発明が解決しようとする課題は、分かりやすい操作演出を実行することが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、それぞれが複数種の装飾図柄を含む三つの装飾図柄群が変動表示され、当否抽選結果が当たりとなる場合には三つの当該装飾図柄群のそれぞれから選択された三つの前記装飾図柄が同種のものとなり、複数の前記装飾図柄群のうちの二つから選択されて示された二つの前記装飾図柄が同種のものとなることがリーチの成立とされた遊技機であって、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段を表す操作画像が所定態様となることが成功結末として、当該所定態様とならないことが失敗結末として設定された導入演出、および、当該導入演出が成功結末に至った場合に実行される演出であって遊技者に対し前記操作手段の操作を促す操作演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記導入演出が成功結末に至る場合、前記操作画像が前記所定態様になることが示されるとともに前記リーチの成立が示されることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機は、分かりやすい操作演出を実行することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示領域に表示された装飾図柄および保留図柄を示した図である。 遊技状態(遊技状態の移行)を説明するための図である。 導入演出を説明するための図である。 導入演出が成功結末となった後の操作演出を説明するための図である。 具体例1-1を説明するための図である。 具体例1-3-1を説明するための図である。 具体例1-3-2を説明するための図である。 具体例1-3-3を説明するための図である。 仮想演出を説明するための図である。 仮想演出を説明するための図(図10の続き)である。 具体例2-1を説明するための図(その一)である。 具体例2-1を説明するための図(その二)である。 具体例2-2を説明するための図である。 具体例2-3を説明するための図である。
1)遊技機の基本構成
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。なお、以下の説明において画像というときは、静止画だけでなく、動画を含むものとする。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、メインの表示装置である表示装置91、始動領域904、大入賞領域906、アウト口などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能な部分である。また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動領域904や大入賞領域906等の入賞領域に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否抽選手段が始動領域904への遊技球の入賞を契機として実行する。本実施形態では、始動領域904として、第一始動領域904a(いわゆる「特図1」の始動領域)と第二始動領域904b(いわゆる「特図2」の始動領域)が設けられている。始動領域904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否抽選情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否抽選結果の報知が開始されることとなるが、未だ当否抽選結果の報知が完了していない当否抽選情報が存在する場合には、新たに取得された当否抽選情報は保留情報(厳密には後述する変動前保留情報)として図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。
本実施形態では、保留図柄70として、当否抽選結果を報知する変動中演出(装飾図柄80(装飾図柄群80g)の変動開始から、当否抽選結果を示す組み合わせで完全に停止するまでの演出、いわゆる一変動中分の演出をいう。以下単に「変動」や「回転」と称することもある)は開始されているものの、当否抽選結果の報知は完了していない当否抽選情報(以下、変動中保留情報と称することもある)に対応する変動中保留図柄71(いわゆる「当該変動保留」の存在を示す図柄)と、当否抽選結果を報知する変動中演出が開始されていない当否抽選情報(以下、変動前保留情報と称することもある)に対応する変動前保留図柄72が表示される(図2参照)。本実施形態では、変動中保留図柄71の方が変動前保留図柄72よりも大きく表示されるが、両者の基本的な形態は同じである。変動中保留図柄71と変動前保留図柄72の基本的な形態が全く異なるものとしてもよい。また、変動中保留図柄71が表示されない構成としてもよい。なお、変動前保留図柄72に対応する当否抽選結果の報知が完了する順番(いわゆる保留「消化順」)は、右に位置するものほど早い。
変動前保留情報の最大の記憶数は上限が決められている。本実施形態では、第一始動領域904aに入賞することによって得られる第一変動前保留情報(特図1保留)の最大の記憶数は四つであり、第二始動領域904bに入賞することによって得られる第二変動前保留情報(特図2保留)の最大の記憶数は四つである。したがって、特図1および特図2の一方に相当する保留図柄70に関していえば、一つの変動中保留図柄71と、最大四つの変動前保留図柄72が表示されることがある(図2参照)。変動前保留図柄72は、第一始動領域904aを狙って遊技球を発射すべき状態(後述する通常遊技状態)であれば第一変動前保留情報(特図1保留)が変動前保留図柄72として表示され、第二始動領域904bを狙って遊技球を発射すべき状態(後述する特別遊技状態)であれば第二変動前保留情報(特図2保留)が変動前保留図柄72として表示されるように設定されている。遊技状態によらず、記憶手段に記憶されている第一変動前保留情報および第二変動前保留情報のいずれにも対応する変動前保留図柄72が表示される(最大八つの変動前保留図柄72が表示される)構成としてもよい。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される装飾図柄80(図2参照)の組み合わせによって当否抽選結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の装飾図柄80を含む装飾図柄群80g(左装飾図柄群80gL、中装飾図柄群80gC、右装飾図柄群80gR)が変動を開始し、最終的に各装飾図柄群80gから一の装飾図柄80が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各装飾図柄群80gから選択されて停止した装飾図柄80(左から並ぶ左装飾図柄80L、中装飾図柄80C、右装飾図柄80R)の組み合わせは所定の組み合わせ(本実施形態では、同じ種類の装飾図柄80の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。装飾図柄80は、数字とキャラクタ等が組み合わされたものとしてもよい。
なお、表示領域911の外縁近傍に、目立たないように各種情報を示す画像(いわゆる「小図柄」等)が表示されるようにしてもよい(各図においては当該画像の図示を省略する)。遊技者は、この種の画像を意識せずに遊技を楽しむことが可能となっている。つまり、基本的には、装飾図柄80を見て当否抽選結果を把握することが可能である。
本実施形態では、遊技状態として、通常遊技状態と特別遊技状態が設定されている(図3参照)。特別遊技状態は、通常遊技状態に比して遊技者に有利な遊技状態である。通常遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しにくい低ベース状態(低確率・時短無)である。特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が高い高確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(高確率・時短有)である。通常遊技状態においては、遊技者は、第一始動領域904aを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「左打ち」を行う。特別遊技状態は、第二始動領域904bを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「右打ち」を行う。特別遊技状態は、普通始動領域905に遊技球が進入することを契機とした第二始動領域904bの開放抽選に当選しやすい状態であるため、比較的容易に第二始動領域904bに遊技球が入賞する。
本実施形態では、全ての大当たり遊技終了後に特別遊技状態に移行する。特別遊技状態は、所定回数(例えば100回)連続して当否抽選結果がはずれとなることをもって終了する。特別遊技状態が終了した場合には通常遊技状態に移行する。特別遊技状態に移行してから所定回数連続してはずれとなる前に大当たりに当選した場合には再び特別遊技状態に移行する(所定回数のカウントがリセットされる)ことになる。つまり、本実施形態にかかる遊技機1は、特別遊技状態に移行してから所定回数連続してはずれとなる前に大当たりに当選することが連チャンの条件となるいわゆるST機である。なお、以下の説明において特に明示した場合を除き、当該遊技性(スペック)とすることはあくまで一例である。例えば、いわゆる確変ループ機であってもよい。また、V確変機であってもよい。また、いわゆる小当たりが搭載され、当該小当たり当選時に所定の領域に遊技球が進入することで大当たりが獲得できる遊技機(一種・二種混合機)であってもよい。また、上記通常遊技状態や特別遊技状態とは異なる遊技状態、例えば、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(低確率・時短有)とされる遊技状態が設定された構成としてもよい。
当否抽選結果が大当たりとなったときには大当たり遊技が実行される。大当たり遊技は、所定の閉鎖条件成立まで大入賞領域906(図1参照;大入賞領域906は常態において閉鎖されたものである)が開放される単位遊技を一または複数回繰り返すものである。閉鎖条件は、大入賞領域906が開放されてから所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞すること(入賞条件)および大入賞領域906が開放されてから所定時間経過すること(時間条件)のいずれか一方の成立をもって成立するものとされる。本実施形態では、大当たり遊技にて継続的に大入賞領域906に向かって遊技球を発射していれば、時間条件が成立する前に入賞条件が成立するものとされている。すなわち、一の単位遊技にて10個の遊技球が大入賞領域906に入賞する。単位遊技は、ラウンド(遊技)等とも称される。大当たり遊技が含む単位遊技の数(ラウンド数)は適宜設定することができる。本実施形態では、全ての大当たりが10ラウンド大当たりとされている。
2)導入演出、操作演出
本実施形態にかかる遊技機1は、変動中演出を構成する演出として、導入演出(図4参照)および操作演出(図5参照)を実行することが可能である。本実施形態では、ある変動中演出にて導入演出が発生した場合、同じ変動中演出にて操作演出が発生することがある(操作演出が発生しないこともある)。以下の説明においては、当該変動中演出を対象変動中演出と称し、当該対象変動中演出に対応する当否抽選結果を対象当否抽選結果と称することもある。なお、操作演出は操作手段10の操作が遊技者に促される演出であるところ、導入演出を経ずに当該操作演出が発生することもあるが、以下で単に操作演出というときは導入演出の発生を前提とした操作演出のことをいうものとする。本実施形態では、対象変動演出の開始とともに導入演出が開始される。つまり、導入演出は、対象変動演出の開始時点を含む期間中に実行されるものである。
導入演出(図4参照)は、その結末が成功結末(図4(c-1)参照)に至るか、または、失敗結末(成功結末とならない場合の結末)(図4(c-2)参照)に至るものである。導入演出が発生した際には、操作手段10を表した操作画像20が表示される。本実施形態では、遊技者が操作可能な操作手段10として、第一操作手段11および第二操作手段12を備える(図1参照)。第一操作手段11は、一般的な押ボタン(下向きに押圧操作するもの)である。第二操作手段12は、奥行方向に操作するものである。なお、操作対象物は同じであるが、操作態様が異なるものが別の操作手段10として取り扱われる構成としてもよい。本実施形態では、導入演出の発生を前提として発生しうる操作演出は、第一操作手段11(押ボタン)の操作が促されるものとされる。そのため、導入演出にて表示される操作画像20は、第一操作手段11を表した第一操作画像21とされる(図4(a)参照)。操作画像20は、対応する操作手段10を表したものであることを遊技者が把握可能な態様であればよく、多少デフォルメされていてもよいものとする。
導入演出は、第一操作画像21が所定態様となることが成功結末として、当該所定態様とならないことが失敗結末として設定されたものである。本実施形態では、変動表示される第一操作画像21が、表示領域911の略中央である所定位置に停止表示されることが上記所定態様とされている。つまり、導入演出が成功結末となる場合には第一操作画像21が所定位置に停止表示される(図4(c-1)参照)一方、失敗結末となる場合には第一操作画像21は所定位置で停止しない(図4(c-2)参照)ことになる。本実施形態では、導入演出が開始されると、第一操作画像21が表示領域911の上から下に向かって変位するように表示される(上から下に変動表示される)(図4(a)参照)。成功結末となる場合には、所定位置で当該変位が停止する(図4(c-1)参照)。失敗結末となる場合には、所定位置で当該変位が停止せず、そのまま下に滑り落ちることになる(図4(c-2)参照)。また、結末が判明する直前においては、第一操作画像21が所定位置で停止しそうな状況であることを示す(所定位置近傍で変動速度が低下する)煽り演出が発生する(図4(b)参照)。これにより、遊技者は、第一操作画像21が所定位置で停止しそうな状況であることを把握することができる。
また、本実施形態における導入演出では、結末が判明する前の状態から、上記所定位置を示す画像(以下、目安画像29と称する)が表示される(図4(a)等参照)。例えば、背景画像(図示省略)が透き通って見えるような半透明である第一操作手段11を表した画像が目安画像29として、上記所定位置に表示された状態にある(図面において目安画像29は「点線」で示す)。導入演出が成功結末に至る場合には、第一操作画像21が所定位置に停止することになるため、当該第一操作画像21と目安画像29が重なった結果、第一操作画像21が所定位置に表示された状態に至ることになる。導入演出が失敗結末に至る場合には、第一操作画像21が所定位置で停止しないから、そのまま所定位置(目安画像29)を通り過ぎていくことになる(表示領域911外まで移動する)(図4(c-1)、(d)参照)。このような目安画像29(第一操作画像21を模した画像)が表示されることで、当該目安画像29が表示される位置(所定位置)で第一操作画像21が停止することが喜ばしい結末であることを遊技者は容易に把握することができる。
導入演出においては、第一操作画像21が所定態様となるかどうかと略同時に、リーチが成立するかどうかも示される。上述した通り、本実施形態では、三つの装飾図柄群80gのそれぞれから選択された三つの装飾図柄80の組み合わせにより当否抽選結果が報知される。三つの装飾図柄群80gのうちの二つから選択されて示された二つの装飾図柄80が同種のものとなる(本実施形態では同じ「数字」の図柄となる)ことが「リーチ」(の成立)とされている。本実施形態では、左装飾図柄群80gLから選択された左装飾図柄80Lと、右装飾図柄群80gRから選択された右装飾図柄80Rとが同種のものとなることがリーチの成立とされ、同種のものとならないことがリーチの不成立とされている。
導入演出においては、第一操作画像21とともに、リーチを構成するかもしれない左装飾図柄80Lとそれと同種の右装飾図柄80R(リーチ図柄となるかもしれない二つの候補図柄)が表示される。すなわち、左右に同じ数字の装飾図柄80が表示される。結末が判明する前の状態にて、左装飾図柄80Lおよび右装飾図柄80Rは、第一操作画像21とともに変動表示される。上述した通り、本実施形態では、第一操作画像21が上から下に向かって変位するところ、それに合わせて左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rも上から下に向かって変位する(図4(a)参照)。表示領域911の左から、左装飾図柄80L、第一操作画像21、右装飾図柄80Rの順で横方向に並んだ状態で、上から下にかけて変動表示されるということである。煽り演出においては、第一操作画像21の左側に左装飾図柄80Lが、右側に右装飾図柄80Rが停止しそうな状況であることが示される(図4(b)参照)。
導入演出が成功結末となる場合には、リーチの成立が示される。つまり、第一操作画像21が所定位置で停止表示されるとともに、その幅方向両側で(第一操作画像21を挟むようにして)、同種(同じ数字)の左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rが停止(装飾図柄80の「停止」には、完全には停止していないものの遊技者には停止しているように見える擬似停止(例えばわずかに揺れているような状態)を含むものとする。以下同じ)表示され、リーチが成立したことが示される(図4(c-1)参照)。一方、導入演出が失敗結末となる場合には、リーチの不成立が示される。つまり、第一操作画像21が所定位置で停止せず、左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rが同種のものとはならない。本実施形態では、左装飾図柄80Lはそのまま停止する(第一操作画像21の左側に停止する)ものの、右装飾図柄80Rは停止せずに表示領域911外まで移動する(図4(c-2)参照)。その代わりに、左装飾図柄80Lとは別の種類の図柄が右装飾図柄80Rとして第一操作画像21の右側に表示される。つまり、失敗結末となる場合には、第一操作画像21の幅方向両側に表示される左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rが異種のものとなり、リーチ不成立であることが示される(図4(d)参照)。
導入演出が失敗結末となった場合には、異なる種類の左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rが表示された後、中装飾図柄80Cが表示されて、三つの装飾図柄80により「はずれ組み合わせ」が構築される(図4(d)参照)。これにより対象当否抽選結果がはずれであることが報知される。つまり、導入演出が失敗結末となるのは、対象当否非抽選結果がはずれである場合である。
導入演出が成功結末となった場合(図4(c-1)参照)には、操作演出(図5参照)が実行される。具体的には、リーチが成立した上で、第一操作画像21が所定位置で停止した場合には、当該第一操作画像21を用いて第一操作手段11の操作が促される(図5(a)参照)。本実施形態では、操作演出が開始されることを契機として操作有効期間(第一操作手段11の操作が演出に反映される期間)が設定されるところ、当該操作有効期間の経過(残り)を示すメータ画像25と、遊技者に要求される第一操作手段11の操作態様を表す操作態様画像26が表示される。本実施形態における操作演出は、第一操作手段11を単発操作することが要求されるものであるから、当該単発操作を表す操作態様画像26(例えば「押せ」の文字を含む画像)が表示される(図5(a)参照)。なお、要求される操作態様が異なれば、別の操作態様画像が表示されるようにすればよい。例えば、第一操作手段11を連続的に操作する連続操作が要求されるのであれば「連打」の文字を含む操作態様画像が、第一操作手段11を操作した状態を維持する維持操作が要求されるのであれば「長押し」の文字を含む操作態様画像が表示されるようにするとよい。これら、第一操作画像21、メータ画像25、操作態様画像26を見た遊技者は、第一操作手段11を操作すべき状況にあることを把握することになる。
操作演出の操作有効期間中に、所定条件を満たす第一操作手段11の操作がなされること(図5(b)参照)を契機として操作演出の結果が示される。上述した通り、本実施形態における操作演出は単発操作が要求されるものであるから、操作有効期間中に一回の第一操作手段11の操作が検出されることを契機として操作演出の結果が示される。なお、操作有効期間中に第一操作手段11の操作がなされなければ操作有効期間の終了を契機として操作演出の結果が示される。
操作演出は、遊技者に有利な有利結果(図5(c-1)参照)または不利な不利結果(図5(c-2)参照)に至るものである。操作演出の結果は、対象当否抽選結果を示すものとされる。つまり、操作演出はその結果により当否抽選結果が判明する「当落分岐」とされている。対象当否抽選結果が大当たりである場合には有利結果に、はずれである場合には不利結果に至る。有利結果として、一旦不利結果に至ったように見せかけてそれが覆される逆転パターンが設けられたものとしてもよい。本実施形態では、操作演出が有利結果に至った場合には、三つの装飾図柄80による大当たり組み合わせが表示される。具体的には、導入演出が成功結末に至ったときに示されていた左装飾図柄80Lおよび右装飾図柄80Rと同種の中装飾図柄80Cが表示されて三つの装飾図柄80により対象当否抽選が大当たりであることが報知される(図5(c-1)参照)。一方、操作演出が不利結果に至った場合には、三つの装飾図柄80によるはずれ組み合わせが表示される。具体的には、導入演出が成功結末に至ったときに示されていた左装飾図柄80Lおよび右装飾図柄80Rと異種の中装飾図柄80Cが表示されて三つの装飾図柄80により対象当否抽選がはずれであることが報知される(図5(c-2)参照)。なお、操作演出が不利結果に至ったときに表示される装飾図柄80の組み合わせはリーチ成立のはずれ組み合わせ(左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rは同種であり、中装飾図柄80Cがそれとは異種であるいわゆる「リーチはずれ」の組み合わせ)であり(図5(c-2)参照)、導入演出が失敗結末に至ったときに表示される装飾図柄80の組み合わせはリーチ不成立のはずれ組み合わせ(左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rが異種である組み合わせ)であり(図4(d)参照)、基本的態様が相違する。このことからも、操作演出はリーチ演出の一種であること(導入演出の不利結末はリーチ不成立のはずれであること)が明確である。
まとめると、導入演出が発生する対象変動中演出は、対象当否抽選結果がはずれである場合には、導入演出が失敗結末に至るか、または、導入演出が成功結末に至った後、操作演出が不利結果に至るものである。対象当否抽選結果が大当たりである場合には、導入演出が成功結末に至った後、操作演出が有利結果に至るものである。
本実施形態における上記操作演出は、操作手段10の操作が所定条件を満たすものとなることを契機として当否抽選結果が判明するもの、すなわち当落分岐に用いられるものであるところ、導入演出にてリーチが成立していることが示された上で操作演出が開始される(リーチが不成立の場合には操作演出が開始されない)ため、当該操作演出が当落分岐として発生していることが分かりやすい。
また、本実施形態では、リーチの成立を示す同種の装飾図柄80である左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rの間に所定態様となった操作画像20が表示された結果、操作演出が開始されるものであるため、リーチの成立に伴って操作演出が実行されていることがより分かりやすく示されることになる。
以下、上記導入演出、操作演出に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、可能な限りにおいて、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇具体例1-1
上記実施形態における導入演出から操作演出に移行し、当該操作演出の結果により当否抽選結果が報知されるに至る流れは、変動時間(変動中演出に要する時間のことをいう)が極めて短い「高速消化」の変動パターンに適用されること、すなわち対象変動中演出に要する変動時間が短い変動パターンに適用されるようにするとよい。具体的には次の通りである。
当否抽選結果が大当たりとなる場合の変動時間(当たり変動時間)として、長さが異なる複数種の候補時間(当たり変動用候補時間)が設定されているものとする。例えば、候補時間として、長さが短いものから順に、候補時間1(最短)~候補時間N(最長)のN種類が設定されているものとする(図6参照)。当否抽選結果が大当たりである場合、当該複数種の候補時間のうちのいずれかが実際の当たり変動時間とされた上で、変動中演出が実行されるものとする。これを前提とし、上記導入演出および操作演出を経て大当たりが報知される際の変動時間は、もれなく最短の候補時間(候補時間1)とされる。つまり、上記導入演出および操作演出を経て大当たりの報知がなされることは、大当たり報知までに要する時間が最も短いパターンである構成とする。短い変動時間中に操作演出を実行するものとする場合、変動開始後すぐに操作演出が発生することになるため、当該操作演出が当落分岐として発生していると遊技者が感じにくくなってしまう(一般的には変動開始後すぐに発生する操作演出は当落分岐ではないことが多いため)。しかし、上記実施形態にて説明したように、導入演出にてリーチの成立が示された上で当該操作演出が発生することになるから、遊技者がこのように感じてしまうおそれを低減することができる。
導入演出および操作演出を含む当たり変動となる場合の変動時間は、上述した複数種の候補時間の一部であって、短い方から数えた二種以上の候補時間のうちのいずれかとなる設定としてもよい。例えば、導入演出および操作演出を含む当たり変動となる場合の変動時間は、候補時間1(最短の候補時間)および候補時間2(候補時間1の次に短い候補時間)のいずれかとなる設定としてもよい。
なお、導入演出および操作演出を含むはずれ変動となる場合の変動時間は、はずれ変動の変動時間として設定されうる候補時間(はずれ変動用候補時間)のうちの最も短いものとされなくてもよい。はずれ変動は当たり変動に比して変動時間が比較的短くなるようにされるのが通常であるから、導入演出および操作演出が発生しない変動も短くなるようにされるとよい。
〇具体例1-2(具体例1-1をより具体化した例)
導入演出および操作演出を経て大当たりの報知がなされることが、特定の遊技状態でしか発生しない設定とする。例えば、上記実施形態のように、通常遊技状態およびそれよりも遊技者に有利な特別遊技状態が設定されうる構成であるとし、導入演出および操作演出を含む変動は、通常遊技状態では発生することはなく、特別遊技状態では発生しうるものとする。
この場合には、特別遊技状態にて設定されうる当たり変動用候補時間のうち、最も短い候補時間が変動時間とされる変動中演出は、もれなく上記導入演出および操作演出を含むものとすればよい。つまり、複数種の遊技状態(「当否抽選確率」および「ベース」の少なくともいずれかが異なるものは異なる遊技状態であるとする)のうち、一部でしか導入演出および操作演出が発生しない設定とするのであれば、当該導入演出および操作演出が発生しうる特定の遊技状態での最短の当たり変動時間となる場合に当該導入演出および操作演出が発生するようにする。
〇具体例1-3
導入演出が成功結末となる場合において、リーチ図柄となる装飾図柄80(左装飾図柄80Lと右装飾図柄80R)の種類と、操作演出の態様との間に一定の関係性があるものとする。例えば以下のような構成とすることが考えられる。
・具体例1-3-1
導入演出が成功結末となったときにリーチ図柄となる装飾図柄80(左装飾図柄80Lと右装飾図柄80R)の種類と、操作演出にて操作が要求される操作手段10との間に一定の関係性がある構成とする。例えば、導入演出後に発生しうる操作演出として、第一操作手段11の操作が要求される第一操作演出および第二操作手段12の操作が要求される第二操作演出が発生しうるものとする。これを前提とし、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合(図7(a)(b)参照)は第一操作演出(図7(c)参照)が発生し、「奇数」である場合(図7(d)(e)参照)は第二操作演出(図7(f)参照)が発生するものとする。つまり、リーチ図柄となる装飾図柄80の種類に応じ、操作要求がなされる操作手段10の種類が異なるものとする。
このようにする場合、操作要求がなされる操作手段10の種類に応じて、対象当否抽選結果の大当たり信頼度(操作演出が有利結果に至る蓋然性)が異なる設定とすることが好ましい。例えば、第一操作手段11の操作が要求された場合(第一操作演出が発生した場合)よりも、第二操作手段12の操作が要求された場合(第二操作演出が発生した場合)の方が、大当たり信頼度が高い設定とする(図7(c)(f)参照)。このようにした場合には、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合よりも、「奇数」である場合の方が、操作演出を経て大当たりが報知されることに期待がもてるという遊技性となる。別の見方をすれば、導入演出にて「偶数」の装飾図柄80が表示された場合よりも、「奇数」の装飾図柄80が表示された場合の方が、成功結末になることを遊技者が強く願う遊技性が実現される。
一部の装飾図柄80については、操作要求がなされる操作手段10の種類(操作演出の種類)と対応付けられているものの、その他の装飾図柄80については操作要求がなされる操作手段10の種類(操作演出の種類)と対応付けられていない構成としてもよい。例えば、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合には、第一操作演出および第二操作演出のいずれも発生しうる(操作要求がなされる操作手段10の種類が決まっていない)ものの、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「奇数」である場合には、第二操作演出が発生する(第一操作手段11の操作要求がなされない)ものとしてもよい。
・具体例1-3-2
成功結末となったときにリーチ図柄となる装飾図柄80(左装飾図柄80Lと右装飾図柄80R)の種類と、操作演出にて表示される操作画像20の態様との間に一定の関係性がある構成とする。例えば、導入演出後に発生しうる第一操作手段11の操作が要求される第一操作演出として、第一操作手段11を表した第一操作画像21が白色を呈した第一操作画像21「白」が表示される第一操作演出Aと、第一操作画像21「赤」が表示される第一操作演出Bが発生しうるものとする。これを前提とし、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合(図8(a)(b)参照)は第一操作演出A(図8(c)参照)が発生し、「奇数」である場合(図8(d)(e)参照)は第一操作演出B(図8(f)参照)が発生するものとする。つまり、リーチ図柄となる装飾図柄80の種類に応じ、操作要求がなされる第一操作手段11を表した第一操作画像21の態様が異なるものとする。
このようにする場合、表示される操作画像20の態様(種類)に応じて、対象当否抽選結果の大当たり信頼度(操作演出が有利結果に至る蓋然性)が異なる設定とすることが好ましい。例えば、第一操作画像21「白」が表示された場合(第一操作演出Aが発生した場合)よりも、第一操作画像21「赤」が表示された場合(第一操作演出Bが発生した場合)の方が、大当たり信頼度が高い設定とする(図8(c)(f)参照)。このようにした場合には、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合よりも、「奇数」である場合の方が、操作演出を経て大当たりが報知されることに期待がもてるという遊技性となる。別の見方をすれば、導入演出にて「偶数」の装飾図柄80が表示された場合よりも、「奇数」の装飾図柄80が表示された場合の方が、成功結末になることを遊技者が強く願う遊技性が実現される。
一部の装飾図柄80については、表示される操作画像20の態様と対応付けられているものの、その他の装飾図柄80については表示される操作画像20の態様と対応付けられていない構成としてもよい。例えば、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合には、第一操作画像21「白」および第一操作画像21「赤」のいずれも表示されうる(表示される操作画像20の態様が決まっていない)ものの、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「奇数」である場合には、第一操作画像21「赤」が表示される操作演出が発生する(第一操作画像21「白」が表示されない)ものとしてもよい。
・具体例1-3-3
成功結末となったときにリーチ図柄となる装飾図柄80(左装飾図柄80Lと右装飾図柄80R)の種類と、操作演出にて表示される要求される操作態様との間に一定の関係性がある構成とする。例えば、導入演出後に発生しうる操作演出として、第一操作手段11の単発操作が要求される単発操作演出と、第一操作手段11の連続操作が要求される連続操作演出とが発生しうるものとする。これを前提とし、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合(図9(a)(b)参照)は単発操作演出が発生し(図9(c)参照)、「奇数」である場合(図9(d)(e)参照)は連続操作演出が発生する(図9(f)参照)ものとする。つまり、リーチ図柄となる装飾図柄80の種類に応じ、遊技者に要求される第一操作手段11の操作態様が異なるものとする。
このようにする場合、表示される操作画像20の態様(種類)に応じて、対象当否抽選結果の大当たり信頼度(操作演出が有利結果に至る蓋然性)が異なる設定とすることが好ましい。例えば、単発操作演出が発生した場合よりも、連続操作演出が発生した場合の方が、大当たり信頼度が高い設定とする(図9(c)(f)参照)。このようにした場合には、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合よりも、「奇数」である場合の方が、操作演出を経て大当たりが報知されることに期待がもてるという遊技性となる。別の見方をすれば、導入演出にて「偶数」の装飾図柄80が表示された場合よりも、「奇数」の装飾図柄80が表示された場合の方が、成功結末になることを遊技者が強く願う遊技性が実現される。
一部の装飾図柄80については、操作演出にて要求される操作態様と対応付けられているものの、その他の装飾図柄80については操作演出にて要求される操作態様と対応付けられていない構成としてもよい。例えば、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「偶数」である場合には、単発操作演出および連続操作演出のいずれも発生しうる(要求される操作態様が決まっていない)ものの、リーチ図柄となる装飾図柄80が含む数字が「奇数」である場合には、連続操作演出が発生する(単発操作演出は発生しない)ものとしてもよい。
〇具体例1-4
上記実施形態では、導入演出が成功結末となって発生する操作演出の結果(有利結果/不利結果)は、当否抽選結果を示すものである(当否抽選結果に応じた態様に至るものである)ことを説明したが、操作演出が有利結果に至った場合には、不利結果に至った場合よりも当否抽選結果の大当たり信頼度が高いに留まり、有利結果となった場合であっても大当たりであるとは限らない構成としてもよい。例えば、不利結果となった場合にははずれが確定し、有利結果となった場合にはその後実行される演出の帰趨により当否抽選結果が判明するものとする(操作演出をリーチ演出の前半部分とすれば、当該リーチ演出の後半部分により当否抽選結果が判明するものとする)。このようにしても、導入演出が成功結末となって操作演出が実行される際にはリーチの成立が示されるのであるから、操作演出はリーチ演出として発生しているということを遊技者に分かりやすく示すことができる。
〇具体例1-5
上記実施形態では、導入演出(煽り演出)が実行されている最中から、リーチ図柄となりうる装飾図柄80の種類が示される(例えば、図4に示した例では、「4」の装飾図柄80がリーチ図柄の候補として示されている)ことを説明したが、導入演出が実行されている最中は、リーチ図柄となり得る装飾図柄80の種類が示されない(遊技者には判別不能である)構成としてもよい。具体的には、導入演出は、第一操作画像21が所定態様となるかどうかが示されるものの、これと併せてリーチ図柄となりうる装飾図柄80の種類が示されないものとし、第一操作画像21が所定態様となった場合(成功結末となった場合)にリーチを構成する装飾図柄80の種類が判明するものとする。
本例のようにする場合、リーチを構成する装飾図柄80の種類に応じ、操作演出が有利結果となる蓋然性が高い(すなわち大当たり信頼度が高い)構成とするとよい。例えば、「7」の装飾図柄80によりリーチが成立した場合には、それ以外の種類の装飾図柄80によりリーチが成立した場合よりも、操作演出が有利結果となる蓋然性が高いものとする。このようにすることで、成功結末となったときに、どの種類の装飾図柄80によりリーチが構成されているかにも遊技者が注目するであろう遊技性が実現される。また、事前演出の段階でリーチ図柄となりうる装飾図柄80の種類が判明してしまうと、成功結末に至る蓋然性が予測されてしまう(例えば、成功結末となったときの大当たり信頼度が高い「7」の装飾図柄80がリーチ図柄の候補として事前演出にて示されると、成功結末になることに期待がもてなくなってしまう)おそれがあるところ、本例のようにすれば当該予測が不可能になるという作用も奏される。
3)仮想演出
本実施形態にかかる遊技機1は、変動中演出を構成する演出として仮想演出を実行することが可能である。以下の仮想演出の説明において、仮想演出を含む変動中演出(一の変動中演出)を対象変動中演出と、当該対象変動中演出に対応する当否抽選結果を対象当否抽選結果と称することもある。仮想演出は、本実施形態にかかる遊技機1とは別の遊技機(別の機種)を表す仮想遊技機30が画像として表示領域911に表示される演出である。仮想演出は、大きく、事前演出が実行される事後状態と、事後演出が実行される事後状態とに区分けされる。ただし、詳細を後述するように、事後状態に必ず移行するわけではない。本実施形態では、左装飾図柄群80gLから選択されて停止した左装飾図柄80Lと右装飾図柄群80gRから選択されて停止した右装飾図柄80Rとが同種のものとなるリーチ成立時(図10(a)参照)に仮想演出が発生しうる(事前演出が開始されうる)。
リーチ成立後、仮想遊技機30が画像として表示領域911に表示される事前演出が実行される。仮想遊技機30は、その全体が写実的に表される。本実施形態では、表示領域911の幅方向中央にて、上から下にかけて変位するように仮想遊技機30が変動表示される(図10(b)参照)。幅方向におけるリーチ図柄である左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rの間にて変動表示されるのであるから、仮想遊技機30はあたかも中装飾図柄80Cの一種であるかのようにみえる(実際には中装飾図柄80Cではない)。
変動表示される仮想遊技機30が、左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rの間で、横方向で両図柄と並ぶような位置(所定位置)にて変動速度が低下して停止しそうな状況であることが示される。つまり、仮想遊技機30が所定位置で停止する可能性があることを遊技者に示唆する煽り演出が実行される。仮想遊技機30が所定位置で停止する結末(停止結末)に至った場合(図10(c-1)参照)には、事後状態に移行する。一方、仮想遊技機30が所定位置で停止しない結末(非停止結末)に至った場合(図10(c-2)参照)には、事後状態に移行しない。つまり、本実施形態における事前演出は、事後状態に移行するか否かが判明する分岐演出であるということができる。本実施形態では、非停止結末に至る場合には、仮想遊技機30がそのまま下方に変位して(滑り落ちて)表示領域911外まで移動して見えなくなったかのような表示がなされる(図10(c-2)参照)。その上で、リーチを構成する左装飾図柄80Lおよび右装飾図柄80Rとは異なる種類の中装飾図柄80Cが表示されて当否抽選結果がはずれであることが報知される(図10(d)参照)。つまり、事前演出が非停止結末に至るのは、対象当否抽選結果がはずれである場合である。
事前演出が非停止結末(図10(c-1)参照)に至った場合、事後状態に移行して事後演出が実行されることになる。本実施形態では、事後状態に移行するよりも前に、次のような移行演出が実行される。仮想遊技機30を表す画像は、仮想遊技機30の筐体を表す仮想筐体部31および仮想遊技機30の表示装置(表示領域)を表す仮想表示部32を含む。仮想遊技機30が所定位置に停止した後、当該仮想表示部32が次第に大きくされていき(ズームアップ(拡大))されていき(図11(a)(b)参照)、当該仮想表示部32が(遊技機1の)表示領域911の全体まで広がったかのように表示される。すなわち、仮想遊技機30の仮想表示部32が拡大された結果、本実施形態にかかる遊技機1(実際の遊技機)の表示領域911と一致したかのように見せる移行演出が実行される。仮想表示部32が表示領域911の全体まで広がるため、それに伴って仮想筐体部31は消去される(見えなくなる)ことになる。当該移行演出の後、事後状態に移行して事後演出が実行される。
本実施形態では、仮想遊技機30は、過去に市場に投入されたことがあるものである。事後演出は、仮想遊技機30(実機)が実行可能であった演出である。すなわち、過去に市場に投入された仮想遊技機30(実機)が実行可能であった演出を、本実施形態にかかる遊技機1にて事後演出(図11(c)(d-1)(d-2)参照)として実行する。なお、事後演出は、仮想遊技機30が表す過去に市場に投入された遊技機が実行可能であった演出がそのまま実行されるものであってもよいし、多少の変更(リメイク)が加えられたものであってもよい。仮想遊技機30が表す過去に市場に投入された遊技機の演出であるということを、当該過去の遊技機の演出に接したことがある遊技者が把握可能であればよい。本実施形態では、仮想遊技機30(実機)が実行可能であったリーチ演出の一種を事後演出として実行する。リーチ演出であるため、その結果により対象当否抽選結果が判明することになる。本実施形態における事後演出(仮想遊技機30(実機)が実行可能であったリーチ演出)は、遊技者側のキャラクタである味方キャラクタ(図面においては「味」の文字を付して示す)と敵キャラクタが戦う(図面においては「敵」の文字を付して示す)いわゆるバトル演出である(図11(c)参照)。対象当否抽選結果が大当たりである場合には、味方キャラクタが勝利する勝利結果に至る(一旦味方キャラクタが敗北したかのように見せかけてそれが覆される逆転パターンを含む)(図11(d-1)参照)。対象当否抽選結果がはずれである場合には、味方キャラクタが敗北する(敵キャラクタが勝利する)敗北結果に至る(図11(d-2)参照)。
過去に市場に投入された遊技機の演出が実行されるようにしたものは公知である。本実施形態では、過去に市場に投入された遊技機を表す仮想遊技機30が所定位置に停止した上で事後演出が実行されるものであるため、当該事後演出が仮想遊技機30(過去に市場に投入された遊技機)の演出であることを分かりやすく示すことが可能である。特に、本実施形態では、仮想遊技機30の仮想表示部32が次第に大きくなるように変化することに伴って仮想筐体部31が消去される変化(移行演出)が実行された上で事後演出が実行されるため、当該事後演出が仮想遊技機30の演出であることがより分かりやすい。
また、本実施形態では、リーチが成立した(同種の左装飾図柄80Lと右装飾図柄80Rが表示された)上で仮想遊技機30が所定位置に停止した場合に事後演出が実行されるものであるため、当該事後演出がリーチ演出として実行されていることを分かりやすく示すことが可能である。
以下、上記仮想演出に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、可能な限りにおいて、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇具体例2-1
事前状態(事前演出)にて表示されうる仮想遊技機30として、複数種の仮想遊技機30が用意されたものとする。例えば、第一仮想遊技機301(図12(a)参照)が表示される事前演出が実行されることもあれば、(第一仮想遊技機301とは異なる)第二仮想遊技機302(図12(d)参照)が表示される事前演出が実行されることもある構成とする。事前演出が停止結末に至った場合に実行される事後演出の種類は、表示される仮想遊技機30の種類に応じて異なるものとする。第一仮想遊技機301が表示される事前演出が停止結末に至った場合(図12(a)参照)には移行演出(図12(b)参照)を経て第一事後演出(図12(c)参照)が実行され、第二仮想遊技機302(図12(d)参照)が表示される事前演出が停止結末に至った場合には移行演出を経て(図12(e)参照)第一事後演出とは異なる第二事後演出が実行される(図12(f)参照)ものとする。第一仮想遊技機301および第二仮想遊技機302は、いずれも過去に市場に投入された異なる機種を表すものとされる。第一事後演出は第一仮想遊技機301が表す遊技機が実行可能であった演出であり、第二事後演出は第二仮想遊技機302が表す遊技機が実行可能であった演出である。なお、第一事後演出は第二仮想遊技機302が表す遊技機が実行可能であった演出ではなく、第二事後演出は第一仮想遊技機301が表す遊技機が実行可能であった演出ではない。本例のようにすることで、過去に市場に投入された複数種の遊技機の演出を体験することが可能な遊技性が実現される。
本例のようにする場合、実行される事後演出の種類に応じ、対象当否抽選結果が大当たりとなる蓋然性(大当たり信頼度)が異なるものとするとよい。例えば、第一事後演出が実行された場合よりも、第二事後演出が実行された場合の方が、大当たり信頼度が高いものとする(図12(c)(f)参照)ことで、事前演出にて第一仮想遊技機301が表示された場合よりも、第二仮想遊技機302が表示された場合の方が、事前演出が停止結末に至ることを遊技者が強く願うであろう遊技性が実現される。
また、本例のようにする場合、事前状態(事前演出)の冒頭においては二種以上の仮想遊技機30が表示され、事後状態に移行する際にはいずれか一つの仮想遊技機30が所定位置に表示される(複数種の仮想遊技機30のうちのいずれも選択されうる可能性がある)ものとしてもよい(図13参照)。つまり、事前状態の冒頭では、将来的に発生しうる事後演出が、複数種の仮想遊技機30のうち、どの種の仮想遊技機30に対応するものとなるのか分からないという演出形態とすることも可能である。
〇具体例2-2
事前演出にて表示されうる仮想遊技機30としてある種の遊技機(過去に市場に投入された遊技機X)が設けられているものとする。なお、事前演出にて表示されうる仮想遊技機30が当該遊技機Xの一種のみであってもよいし、上記具体例2-1にて説明したように表示されうる複数種の遊技機の一種が遊技機Xであるものとしてもよい。
事前演出にて遊技機Xを表す仮想遊技機30が表示され停止結末に至った(図14(a)参照)上で移行演出(図14(b)参照)を経て事後状態に移行するものとする。この場合、事後演出として事後演出A(図14(c-1)参照)が実行されることもあれば、当該事後演出Aとは異なる事後演出B(図14(c-2)参照)が実行されることもある構成とする。事後演出Aおよび事後演出Bは、いずれも過去に市場に投入された遊技機Xが実行可能であった演出である。つまり、仮想遊技機30(実機)が実行可能であった演出の二種以上が事後演出として設定されており、事後状態に移行した際には当該二種以上の一種が実行されるものとする。本例のようにすることで、過去に市場に投入された遊技機Xが実行可能であった二種以上の演出を体験することが可能な遊技性が実現される。
本例のようにする場合、実行される事後演出の種類に応じ、対象当否抽選結果が大当たりとなる蓋然性(大当たり信頼度)が異なるものとするとよい。例えば、事後演出Aが実行された場合よりも、事後演出Bが実行された場合の方が、大当たり信頼度が高いものとする(図14(c-1)(c-2)参照)。このようにすることで、遊技機Xを表す仮想遊技機30が表示されて事後状態に移行した場合には、事後演出Aが実行されず、事後演出Bが実行されることを遊技者が願う遊技性が実現される。なお、本例においては、事前演出や移行演出の段階(図14(a)(b)の段階)では、事後状態に移行した場合に実行される事後演出の種類が示されるわけではない(将来的に実行されるのが事後演出Aおよび事後演出Bのいずれであっても、遊技機Xが仮想遊技機30として表示される事前演出が実行される)。つまり、上記具体例2-1とは異なり、事後状態に移行したと仮定した場合に実行される事後演出の種類が、事前演出が実行されている最中に知ることはできない。
〇具体例2-3
仮想遊技機30として、遊技機1(実際に遊技者が遊技している遊技機)を表したものが表示されうるものとする。例えば、上記実施形態にて説明したように過去に市場に投入された遊技機(過去の遊技機)が仮想遊技機30として表示される仮想演出(以下、通常仮想演出と称することもある)が発生する(図15(a)参照)こともあれば、現在遊技者が遊技している遊技機1(現在の遊技機)自体を表したものが仮想遊技機30として表示される仮想演出(以下、特別仮想演出と称することもある)が発生する(図15(d)参照)こともある構成とする。
特別仮想演出は、現在遊技者が遊技している遊技機1自体であるから、当該特別仮想演出の事後演出は、過去の遊技機の演出ではない「オリジナルの演出」(図15(f)参照)とされる。通常仮想演出の事後演出は過去に市場に投入された遊技機の演出であってそれに接したことのある遊技者にとってみれば既視感のある演出となるのに対し、特別仮想演出の事後演出はオリジナルの演出となるということである。いわば、事後演出として「古い演出」(過去の演出)(図15(c)参照)および「新しい演出」(オリジナルの演出)(図15(f)参照)のいずれが実行されるのかが、仮想遊技機30として「過去の遊技機」(図15(a)参照)および「新しい遊技機」(現在遊技している遊技機)(図15(d)参照)のいずれが表示されるのかによって決まるという面白みのある遊技性が実現されることになる。
本例のようにする場合、通常仮想演出の事後演出が発生した場合と、特別事後演出の事後演出が発生した場合とでは、対象当否抽選結果の大当たり信頼度が異なる設定とすることが好ましい。「新しい演出」を価値あるものとするのであれば、図15(c)(f)のように、特別仮想演出の事後演出の方を高信頼度とすればよい。これとは逆に、通常仮想演出の事後演出の方を高信頼度とすれば、「古い演出」(過去の演出)の方が価値あるものとなる。
〇具体例2-4
上記実施形態では、事前状態(事前演出)にて仮想遊技機30を表す画像が所定位置に停止した場合(停止結末となった場合)に事後状態に移行し、停止しなかった場合(非停止結末となった場合)には事後状態に移行しないことを説明したが、非停止結末となる場合が発生しないようにしてもよい。つまり、事前演出が発生した場合には、もれなく事後状態(事後演出)に移行する設定としてもよい。
〇具体例2-5
上記実施形態では、リーチが成立した場合に仮想演出(事前演出)が実行されるものであることを説明したが、リーチ成立の有無に関係なく仮想演出が実行されうるものとしてもよい。ただし、仮想演出(事後演出)がリーチ演出の一種として発生していることを明確に示す(強調する)のであれば、上記実施形態のような構成とすることが好ましい。
4)以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にて説明した事項は、ぱちんこ遊技機特有の構成を利用した点を除いて、回胴式遊技機等その他の遊技機にも適用することが可能である。
上記実施形態では、当否抽選結果の態様として大当たりおよびはずれが設定され、大当たりとなることで大当たりが獲得される(大当たり遊技が実行される)ものであるが、いわゆる小当たり経由により大当たりが獲得できるものとしてもよい。このように小当たり経由で大当たりが獲得できる遊技性(いわゆる「二種遊技機」の遊技性)を備えたもの自体は周知であるため詳細な説明を省略するが、例えば小当たりに当選した場合、(遊技機の故障や遊技者が指示通り遊技を行わない等のイレギュラーな事象が発生した場合を除き)それが大当たりの獲得に繋がるという設定(実質的に小当たり当選と大当たり当選が同一視できる設定)である設定とするのであれば、上記実施形態にて説明した大当たりの当選とは、小当たりに当選することを含むものとする。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1-1
それぞれが複数種の装飾図柄を含む三つの装飾図柄群が変動表示され、当否抽選結果が当たりとなる場合には三つの当該装飾図柄群のそれぞれから選択された三つの前記装飾図柄が同種のものとなり、複数の前記装飾図柄群のうちの二つから選択されて示された二つの前記装飾図柄が同種のものとなることがリーチの成立とされた遊技機であって、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段を表す操作画像が所定態様となることが成功結末として、当該所定態様とならないことが失敗結末として設定された導入演出、および、当該導入演出が成功結末に至った場合に実行される演出であって遊技者に対し前記操作手段の操作を促す操作演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記導入演出が成功結末に至る場合、前記操作画像が前記所定態様になることが示されるとともに前記リーチの成立が示されることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、操作演出がリーチ演出として発生しているということを分かりやすく遊技者に示すことができる。
・手段1-2
前記導入演出が前記失敗結末に至る場合、前記リーチの不成立が示されることを特徴とする手段1-1に記載の遊技機。
このようにすることで、リーチが不成立であった場合には、(リーチ演出としての)操作演出が発生しないという分かりやすい遊技性が実現される。
・手段1-3
前記操作演出にて所定条件を満たす前記操作手段の操作がなされることを契機として当否抽選結果が示されることを特徴とする手段1-1または手段1-2に記載の遊技機。
このように、いわゆる当落分岐として操作演出が発生するものとすることができる。
・手段1-4
三つの前記装飾図柄群の変動が開始されてから当該変動が停止して当否抽選結果が当たりであることが報知されるまでに要する当たり変動時間は、複数種の候補時間のうちのいずれかとされるものであり、複数種の前記候補時間のうちの最短のものが前記当たり変動時間とされる場合には、前記導入演出および前記操作演出を経て当否抽選結果が当たりであることが報知されることを特徴とする手段1-3に記載の遊技機。
上記導入演出および操作演出による当たりの報知は、当たり変動時間が短くなるケースに発生するようにするとよい。
・手段1-5
前記リーチの成立は、三つの前記装飾図柄群のうちの二つである、前記第一装飾図柄群から選択されて示された第一装飾図柄と前記第二装飾図柄群から選択されて示された第二装飾図柄が同種のものとなることであり、前記導入演出が前記成功結末に至る場合、前記リーチの成立を示す前記第一装飾図柄と前記第二装飾図柄の間に前記所定態様となった前記操作画像が表示されることを特徴とする手段1-1から手段1-4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、操作画像が所定態様となったことによる操作演出の発生の示唆がなされる際に、リーチが成立していることが強調される(リーチの成立を遊技者が見逃してしまうおそれが低減される)ことになる。
・手段2-1
表示領域を有する表示装置と、前記表示領域に、別の遊技機を表す仮想遊技機が表示された事前状態の後、事後演出が実行される事後状態に移行する仮想演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記事前状態にて、前記仮想遊技機は、当該仮想遊技機の表示領域を表す仮想表示部および当該仮想遊技機の筐体を表す仮想筐体部を有するものとして表示され、前記事前状態にて表示された前記仮想表示部が次第に大きくなるように変化することに伴って前記仮想筐体部が消去され、前記事後状態に移行することを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、仮想遊技機の演出(事後演出)が発生しているということを分かりやすく示すことが可能である。
・手段2-2
前記事前状態においては、複数種の仮想遊技機のいずれかが表示され、当該事前状態にて表示される仮想遊技機の種類に応じ、前記事後状態にて実行される前記事後演出の種類が異なることを特徴とする手段2-1に記載の遊技機。
このようにすることで、どの種類の仮想遊技機が表示されるのかに遊技者が注目するであろう遊技性が実現される。
・手段2-3
前記事前状態にて表示される前記仮想遊技機の種類が同じであっても、前記事後状態にて実行されうる前記事後演出の種類が異なりうることを特徴とする手段2-1または手段2-2に記載の遊技機。
このようにすることで、実際に事後演出が開始されるまで、表示された仮想遊技機に対応するどの種の事後演出が実行されるのか分からない遊技性が実現される。
・手段2-4
前記事前状態にて前記仮想遊技機が変動表示され、当該仮想遊技機が所定位置に停止した場合には前記事後状態に移行する一方、当該仮想遊技機が所定位置に停止しなかった場合には前記事後状態に移行しないことを特徴とする手段2-1から手段2-3に記載の遊技機。
このようにすることで、仮想遊技機が所定位置に停止するか否かが事後状態に移行するか否かの分岐となる演出形態となる。
・手段2-5
それぞれが複数種の装飾図柄を含む三つの装飾図柄群が変動表示され、当否抽選結果が当たりとなる場合には三つの当該装飾図柄群のそれぞれから選択された三つの前記装飾図柄が同種のものとなり、複数の前記装飾図柄群のうちの二つから選択されて示された二つの前記装飾図柄である第一装飾図柄と第二装飾図柄が同種のものとなることがリーチの成立とされており、前記事前状態は、前記リーチの成立を経て発生しうるものであり、前記リーチの成立を示す前記第一装飾図柄と前記第二装飾図柄の間である前記所定位置に前記仮想遊技機が停止した場合には前記事後状態に移行することを特徴とする手段2-4に記載の遊技機。
このようにすることで、仮想演出がリーチ演出として発生しているということを分かりやすく示すことが可能である。
1 遊技機
10 操作手段(11 第一操作手段 12 第二操作手段)
20 操作画像(21 第一操作画像 22 第二操作画像)
25 メータ画像
26 操作態様画像
29 目安画像
30 仮想遊技機
31 仮想筐体部
32 仮想表示部
70 保留図柄(71 変動中保留図柄 72 変動前保留図柄)
80 装飾図柄(80L 左装飾図柄 80R 右装飾図柄 80C 中装飾図柄群)
91 表示装置
911 表示領域

Claims (5)

  1. それぞれが複数種の装飾図柄を含む三つの装飾図柄群が変動表示され、当否抽選結果が当たりとなる場合には三つの当該装飾図柄群のそれぞれから選択された三つの前記装飾図柄が同種のものとなり、複数の前記装飾図柄群のうちの二つから選択されて示された二つの前記装飾図柄が同種のものとなることがリーチの成立とされた遊技機であって、
    遊技者が操作可能な操作手段と、
    前記操作手段を表す操作画像が所定態様となることが成功結末として、当該所定態様とならないことが失敗結末として設定された導入演出、および、当該導入演出が成功結末に至った場合に実行される演出であって遊技者に対し前記操作手段の操作を促す操作演出を実行する演出実行手段と、
    を備え、
    前記導入演出が成功結末に至る場合、前記操作画像が前記所定態様になることが示されるとともに前記リーチの成立が示されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記導入演出が前記失敗結末に至る場合、前記リーチの不成立が示されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記操作演出にて所定条件を満たす前記操作手段の操作がなされることを契機として当否抽選結果が示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 三つの前記装飾図柄群の変動が開始されてから当該変動が停止して当否抽選結果が当たりであることが報知されるまでに要する当たり変動時間は、複数種の候補時間のうちのいずれかとされるものであり、
    複数種の前記候補時間のうちの最短のものが前記当たり変動時間とされる場合には、前記導入演出および前記操作演出を経て当否抽選結果が当たりであることが報知されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記リーチの成立は、三つの前記装飾図柄群のうちの二つである、前記第一装飾図柄群から選択されて示された第一装飾図柄と前記第二装飾図柄群から選択されて示された第二装飾図柄が同種のものとなることであり、
    前記導入演出が前記成功結末に至る場合、前記リーチの成立を示す前記第一装飾図柄と前記第二装飾図柄の間に前記所定態様となった前記操作画像が表示されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。

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