JP2023107540A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ処理装置が有する処理容器の天壁を構成する天板内において電磁波の伝播を抑制する。【解決手段】処理容器と、前記処理容器の天壁を構成し、第1の誘電体から形成され、前記第1の誘電体に開口を有する天板と、前記開口に配置され、誘電率が前記第1の誘電体よりも大きい第2の誘電体から形成された透過窓と、前記透過窓へ向かって電磁波を供給するように構成された電磁波供給部と、を有するプラズマ処理装置が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、プラズマ処理装置に関する。
特許文献1は、マイクロ波を処理室内に放射するアンテナと、アンテナから放射されたマイクロ波を透過させ、表面波を形成する誘電体部材とを有するプラズマ処理装置を開示する。そして、表面電流および変位電流が流れる閉回路の長さを、nλ±δ(nは正の整数、λはマイクロ波の波長、δは微調整成分(0を含む))となるようにすることを提案している。これにより、表面電流を大きくでき、プラズマの吸収効率が高くなるため、投入電力の増加による電子密度の増加率を高くできる。
特許文献2は、処理室と、平板状の誘電体窓と、誘導コイルと、平板電極と、高周波電源と、ガス供給手段と、試料を載置する試料台とを備えたプラズマ処理装置を開示する。誘電体窓と処理ガス供給板の間には高誘電率材料の誘電体が設けられており、生成される電界が高誘電率材料の誘電体に吸収されるため、実効電圧値が低下してしまい、電界分布が不均一になってしまう。これを防ぐために誘電体窓上部のファラデーシールドに切り欠きを作ることにより、切り欠きの直下の電界を弱くし、電界分布を均一化させる。
特開2013-175430号公報 特開2013-254723号公報
本開示は、プラズマ処理装置が有する処理容器の天壁を構成する天板内において電磁波の伝播を抑制することができる技術を提供する。
本開示の一の態様によれば、処理容器と、前記処理容器の天壁を構成し、第1の誘電体から形成され、前記第1の誘電体に開口を有する天板と、前記開口に配置され、誘電率が前記第1の誘電体よりも大きい第2の誘電体から形成された透過窓と、前記透過窓へ向かって電磁波を供給するように構成された電磁波供給部と、を有するプラズマ処理装置が提供される。
一の側面によれば、プラズマ処理装置が有する処理容器の天壁を構成する天板内において電磁波の伝播を抑制することができる。
実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す断面図。 図1のプラズマ処理装置に用いられるマイクロ波プラズマ源の一例を示す図。 図1のプラズマ処理装置の天板の下面の一例を示す図。 実施形態に係る透過窓の配置とプラズマの局在を模式的に示す図。 参考例及び実施形態に係る天板周辺の図。 参考例及び実施形態に係る天板内の電界強度分布を示す図。 実施形態に係る透過窓の半径とマイクロ波の伝播抑制効果を示す図。 実施形態に係る透過窓の半径と天板の外縁部における電界強度の一例を示す図。 実施形態に係る透過窓の誘電率と天板の外縁部における電界強度の一例を示す図。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
本明細書において平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直、円、円筒、円盤、一致には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直、略円、略円筒、略円盤、略一致が含まれてもよい。
[プラズマ処理装置]
最初に、図1~図3を参照しながら実施形態に係るプラズマ処理装置100の構成例について説明する。図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置100の一例を示す断面図である。図2は、図1のプラズマ処理装置100に用いられるマイクロ波プラズマ源2の一例を示す図である。図3は、図1のプラズマ処理装置100の天板111の下面の一例を示す図である。
プラズマ処理装置100は、ウェハを一例とする基板Wに対して例えばエッチング処理や成膜処理等のプラズマ処理を施す。プラズマ処理装置100は、気密に構成されたアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属製の処理容器1と、処理容器1内にマイクロ波プラズマを形成するように構成されたマイクロ波プラズマ源2とを有している。処理容器1は、円筒状であり、接地されている。処理容器1の上部は開口しており、開口を囲む支持リング29が設けられ、マイクロ波プラズマ源2はこの開口から処理容器1の内部に臨むように設けられている。
処理容器1内には、基板Wを水平に支持するための載置台11が、処理容器1の底部中央に絶縁部材12aを介して立設された筒状の支持部材12により支持された状態で設けられている。載置台11および支持部材12を構成する材料としては、表面をアルマイト処理(陽極酸化処理)したアルミニウム等が例示される。
また、図示はしていないが、載置台11には、基板Wを静電吸着するための静電チャック、温度制御機構、基板Wの裏面に熱伝達用のガスを供給する伝熱ガス流路、および基板Wを搬送するために昇降する昇降ピン等が設けられている。さらに、載置台11には、整合器13を介して高周波バイアス電源14が電気的に接続されている。この高周波バイアス電源14から載置台11に高周波電力が供給されることにより、基板W側にプラズマ中のイオンが引き込まれる。
処理容器1の底部には排気管15が接続されており、排気管15には真空ポンプを含む排気装置16が接続されている。排気装置16を作動させることにより処理容器1内が排気され、処理容器1内を所定の真空度まで高速に減圧させることができる。また、処理容器1の側壁には、基板Wの搬入出を行うための搬入出口17と、この搬入出口17を開閉するゲートバルブ18とが設けられている。
天板111は、処理容器1の上部にて支持リング29に支持された状態で処理容器1の上部の開口を塞ぐ。これによって天板111により処理容器1の天壁が構成され、処理容器1と天板111とは、プラズマ生成空間Uを画成する。天板111は、プラズマ耐性の強い誘電体で構成されている。これにより、マイクロ波プラズマ源2から放射されるマイクロ波によって天板111が損傷することを回避でき、この結果パーティクルやコンタミネーションの発生を抑制することができる。
天板111は円盤状(円形の平板)であって誘電体(以下、「第1の誘電体」ともいう。)から形成される。第1の誘電体は複数の開口111bを有する。開口111bには、第1の誘電体の誘電率よりも大きい誘電率を持つ誘電体(以下、「第2の誘電体」ともいう。)から形成された透過窓112が嵌め込まれている。
透過窓112を形成する第2の誘電体の厚さは、天板111を形成する第1の誘電体の厚さと同じである。つまり、第2の誘電体のプラズマ生成空間Uに露出する面(すなわち、下面111a)は、第2の誘電体に隣接する第1の誘電体のプラズマ生成空間Uに露出する面と同一平面に存在する。ただし、第1の誘電体のプラズマ生成空間Uに露出する全面が平面でなくてもよく、例えば第1の誘電体の第2の誘電体に隣接する面以外の面に凹み等があってもよい。また、第2の誘電体のプラズマ生成空間Uに露出する面の反対面は、第2の誘電体に隣接する第1の誘電体のプラズマ生成空間Uに露出する面の反対面と同一平面に存在する。
第2の誘電体の誘電率は、第1の誘電体の誘電率よりも大きいため、透過窓112は、マイクロ波を透過させる際、マイクロ波の電磁界を第2の誘電体内に閉じ込めるように機能する。例えば、第1の誘電体は誘電率が約9.6のアルミナ(Al)又は誘電率が約3.7~4の石英であってよく、第2の誘電体は、誘電率が30のジルコニア等の高誘電率体であってよい。第2の誘電体の半径や取り得る誘電率の範囲については後述する。
マイクロ波プラズマ源2は、天板111の上部に配置されている。詳しくは、マイクロ波プラズマ源2に含まれる電磁波供給部43が、第2の誘電体で形成された透過窓112の上部に配置されている。係る構成により、電磁波供給部43は、透過窓112へ向かって電磁波の一例であるマイクロ波を供給する。
天板111の周囲は、下面111a及び支持リング29により支持された部分を除きアルミニウム等の金属で形成された裏当て部材110により覆われている。支持リング29と裏当て部材110との間は気密にシールされている。
図1及び図2に示すように、マイクロ波プラズマ源2は、複数経路に分配してマイクロ波を出力するマイクロ波出力部30と、マイクロ波出力部30から出力されたマイクロ波を伝送し、処理容器1内に放射するためのアンテナモジュール41とを有している。
図2に示すように、マイクロ波出力部30は、マイクロ波電源31と、マイクロ波発振器32と、発振されたマイクロ波を増幅するアンプ33と、増幅されたマイクロ波を複数に分配する分配器34とを有している。
マイクロ波発振器32は、所定周波数(例えば、915MHz)のマイクロ波を例えばPLL発振させる。分配器34では、マイクロ波の損失ができるだけ起こらないように、入力側と出力側のインピーダンス整合を取りながらアンプ33で増幅されたマイクロ波を分配する。なお、マイクロ波の周波数としては、915MHzの他に、700MHz以上3GHz以下の周波数を用いることができる。
アンテナモジュール41は、複数設けられ、分配器34にて分配されたマイクロ波を処理容器1内へ導く。各アンテナモジュール41は、分配されたマイクロ波を主に増幅するアンプ部42と、電磁波供給部43とを有している。また、電磁波供給部43は、インピーダンスを整合させるためのチューナ60(図1参照)と、増幅されたマイクロ波を処理容器1内に放射するアンテナ部113とを有している。そして、図1に示すように、アンテナモジュール41における各電磁波供給部43のアンテナ部113のスリット113Sから透過窓112を介して処理容器1内へマイクロ波が放射されるようになっている。
アンプ部42は、位相器46と、可変ゲインアンプ47と、ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ48と、アイソレータ49とを有している。位相器46は、マイクロ波の位相を変化させるように構成されており、これを調整することにより放射特性を変調させることができる。例えば、アンテナモジュール毎に位相を調整することにより指向性を制御してプラズマ分布を変化させることができる。また、隣り合うアンテナモジュールにおいて90°ずつ位相をずらすようにして円偏波を得ることができる。また、位相器46は、アンプ内の部品間の遅延特性を調整し、チューナ内での空間合成を目的として使用することができる。ただし、このような放射特性の変調やアンプ内の部品間の遅延特性の調整が不要な場合には位相器46は設ける必要はない。
可変ゲインアンプ47は、メインアンプ48へ入力するマイクロ波の電力レベルを調整し、個々のアンテナモジュールのばらつきを調整またはプラズマ強度調整のためのアンプである。可変ゲインアンプ47をアンテナモジュール毎に変化させることによって、発生するプラズマに分布を生じさせることもできる。
ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ48は、例えば、入力整合回路と、半導体増幅素子と、出力整合回路と、高Q共振回路とを有する構成とすることができる。アイソレータ49は、アンテナ部113で反射してメインアンプ48に向かう反射マイクロ波を分離するものであり、サーキュレータとダミーロード(同軸終端器)とを有している。サーキュレータは、アンテナ部113で反射したマイクロ波をダミーロードへ導き、ダミーロードはサーキュレータによって導かれた反射マイクロ波を熱に変換する。
次に、図1に戻り、電磁波供給部43について説明する。電磁波供給部43は、マイクロ波を伝送する同軸構造の導波路(マイクロ波伝送路)44と、導波路44を伝送されたマイクロ波を処理容器1内に放射するアンテナ部113とを有している。そして、マイクロ波が、電磁波供給部43からアンテナ部113及び透過窓112を通って処理容器1内に放射され、処理容器1内の空間で合成され、処理容器1内で表面波プラズマが形成されるようになっている。
導波路44は、筒状の外側導体43bおよびその中心に設けられた棒状の内側導体43aが同軸状に配置されて構成されており、導波路44の先端にアンテナ部113が設けられている。導波路44は、内側導体43aが給電側、外側導体43bが接地側となっている。
外側導体43bと内側導体43aとの間の空間にマイクロ波電力が給電される。そして、マイクロ波電力がアンテナ部113に向かって伝播する。また、導波路44にはチューナ60が設けられている。チューナ60は、処理容器1内の負荷(プラズマ)のインピーダンスをマイクロ波出力部30におけるマイクロ波電源の特性インピーダンスに整合させる。具体的には、外側導体43bと内側導体43aとの間にて2つのスラグ61a,61bを上下に移動させることでインピーダンス整合する。
天板111を形成する第1の誘電体は、複数の貫通孔を有する。一例では天板111の下面111aを、下面111aの中心を含む領域である中央部と中央部の周囲の領域である外周部とに分けたとき、図3に示すように、中央部の透過窓112と外周部の透過窓112との間にて等間隔に複数の貫通孔が下面111aに開口する。
図1及び図3に示すように、複数の貫通孔には、複数のガス供給管114が嵌め込まれている。ガス供給管114は、透過窓112の第2の誘電体の誘電率よりも小さい誘電率の誘電体(以下、「第3の誘電体」ともいう。)から形成され、例えば第3の誘電体の誘電率と第1の誘電体の誘電率は同じである。第3の誘電体は中空であり、例えばアルミナから形成されてもよい。ガス供給管114は、中空のガス流路にガスを流し、プラズマ生成空間Uにガスを供給する。複数のガス供給管114は、裏当て部材110を貫通し、ガス供給ライン28に接続され、ガス供給ライン28を介してガス供給部27に接続されている。
処理ガスは、ガス供給部27から供給され、ガス供給ライン28を通って複数のガス供給管114から処理容器1内に導入される。導入された処理ガスは、プラズマ生成空間Uにおいてマイクロ波プラズマ源2から処理容器1内に導入されたマイクロ波の表面波により励起され、処理ガスのプラズマが形成される。
電磁波供給部43及び透過窓112は、1又は複数であって同数設置される。図4は、実施形態に係る透過窓112の配置とプラズマの局在を模式的に示す図である。図3及び図4の例では、プラズマ処理装置100は、電磁波供給部43及び透過窓112を7個有しているが、個数はこれに限らない。また、電磁波供給部43及び透過窓112は、天板111の中央部及び/又は外周部に設置される。図3及び図4の例では、電磁波供給部43及び透過窓112が、外周部に円周状に6個およびその中央部に1個配置されている。
[高誘電率体の透過窓]
従来、プラズマ処理装置100の天板はアルミニウム等の金属製であり、天板の開口に誘電体の透過窓を配置した構造を有していた。この場合、マイクロ波が透過窓を伝播する際、透過窓の近傍の天板の金属表面にも伝播し、天板の金属表面の特に角部等で電界が強くなり、天板にダメージを与え、金属が剥がれてパーティクルやコンタミネーションの原因となっていた。このパーティクル等の発生をなくす手段として、プラズマ耐性の強いアルミナ等の誘電体材料で天板111の全面を構成する方法がある。図5(a)は、参考例に係る天板111周辺の拡大図であり、誘電体材料で天板111の全面を構成する。これにより、天板が金属製の場合と比較して天板表面における電界の集中を回避でき、パーティクルやコンタミネーションを低減できる。なお、図5(a)は本実施形態のプラズマ処理装置100の理解を促進する目的のために用いる参考例の図であり、従来技術を説明するものではない。
しかし、参考例の天板111の構成では、誘電体材料内を透過するマイクロ波の電磁界が天板111内で径方向に広がり、図4に示すように所望の位置に局所的にプラズマを生成することが難しくなる。これに対し、本実施形態では、天板111の開口に高誘電率体の透過窓112を嵌め込む。図5(b)は、実施形態に係る天板111周辺の拡大図である。係る構成によれば、複数の電磁波供給部43(アンテナモジュール41)直下の電界を集中させたい箇所に局所的にプラズマを生成できる。例えば、図4の例では、中央部に1個配置された透過窓112下に局所的にプラズマP1を生成し、外周部に円周状に等間隔に6個配置された透過窓112下に局所的にプラズマP2~P7を生成する。この結果、プラズマP1~P7をそれぞれ分離して調整する独立して制御できるため、プラズマP1~P7の分布比率を制御できる。これにより、全体としてプラズマ生成空間Uの所望の位置に所望のプラズマを生成することができる。
以下では、天板111の第1の誘電体をアルミナで形成し、マイクロ波の電界を集中させたい透過窓112の第2の誘電体を高誘電率体のジルコニアで形成するプラズマ処理装置100を例に挙げて局所的なプラズマの生成について説明する。ただし、第1の誘電体及び第2の誘電体の材質はこれに限らない。これにより、第1の誘電体よりも高誘電率体の第2の誘電体を天板111に埋め込むことで高誘電率体の透過窓112内にマイクロ波の電磁界を閉じ込めることができる。これにより、透過窓112の直下にマイクロ波による電界を集中させ、透過窓112下に局所的なプラズマを生成できるプラズマ処理装置100を提供できる(図4参照)。
[シミュレーション結果1]
透過窓112の第2の誘電体の半径r及び誘電率εの範囲の適正値を得るためのシミュレーションの結果について図6を参照しながら説明する。図6は、図5(a)の参考例及び図5(b)の実施形態に係る天板111内の電界強度分布をシミュレーションにより求めた結果1を示す図である。図6(b)は、図6(a)の点線枠内を拡大した図である。図6(a)及び(b)に示す(1)は、図5(a)の参考例の天板111内の電界強度をシミュレーションにより算出した結果を示す。参考例では、天板111の全体を誘電率が約9.6のアルミナで構成した。
図6(a)及び(b)に示す(2)は、図5(b)の実施形態の天板111内の電界強度をシミュレーションにより算出した結果を示す。実施形態では、天板111の第1の誘電体を誘電率が約9.6のアルミナで構成し、透過窓112の第2の誘電体を誘電率が約30のジルコニアで構成した。第2の誘電体の半径rは60mmに設定している。第2の誘電体の半径rは、図5(b)に示すように、透過窓112(第2の誘電体)のプラズマ生成空間Uに露出する面における半径である。図1及び図5(b)では、透過窓112の上部の半径が下部の半径よりも大きくなるように側面に段差を有するが、透過窓112は段差のない円柱状であってよい。その他のシミュレーション条件としては、供給するマイクロ波の周波数を860MHzに設定した。
図6の横軸は、図5(a)及び(b)に示す中央部の電磁波供給部43(及び透過窓112)の中心を通る軸Axを、天板111の端部から200mmの位置(図6(a)の中央)として天板111の径方向の位置を示す。軸Axは、天板111の中心軸と一致する。
図6の縦軸は、図5(a)及び(b)に示す天板111内に径方向に引かれたラインL上の電界強度を、電界強度の最も高い軸AxとラインLとが交差する位置の電界強度を「1」として規格化して示す。ラインLは、天板111の厚さ方向の約中央にて天板111の径方向に伸びる仮想線(直線)である。ただし、ラインLは、天板111内の径方向に水平に伸びる直線であれば天板111の厚さの約半分に引かれた直線である必要はない。
図6(a)のシミュレーション結果では、(2)の実施形態では、半径rが60mmの透過窓112(第2の誘電体)は、直径が120mmであり、図6(a)の横軸に示す約140mm~約260mmの範囲に位置する。そして、図6(a)の横軸に示す140mm~260mmの範囲では、(2)の実施形態の電界強度が(1)の参考例の電界強度と比較して高くなっている。一方、図6(a)に示す一方の外縁部(0mm~140mm)を拡大して示した図6(b)では、(2)の実施形態の電界強度が(1)の参考例の電界強度と比較して低くなっている。
この結果、本実施形態に係る天板111の構成では、高誘電率体の第2の誘電体から形成された透過窓112を天板111内に埋め込むことにより、透過窓112の内部にマイクロ波の電磁波を閉じ込めることができる。これにより、電磁波供給部43から供給されたマイクロ波の電磁波が、透過窓112よりも外縁部の天板111側に漏れることを抑制できる。
[シミュレーション結果2]
次に、第2の誘電体の半径rを可変に設定したときのマイクロ波の伝播抑制効果の結果について図7を参照しながら説明する。図7は、実施形態に係る透過窓112の第2の誘電体の半径rを可変にしたときのマイクロ波の伝播抑制効果をシミュレーションにより求めた結果2を示す図である。その他のシミュレーション条件は、図6の結果を得るためのシミュレーション条件と同じである。図7(b)は、図7(a)の点線枠内を拡大した図である。図7(a)及び(b)の横軸及び縦軸は図6の横軸及び縦軸と同じである。図7(a)及び(b)の(1)は透過窓112の第2の誘電体の半径rが50mmの場合、(2)は第2の誘電体の半径rが70mmの場合のラインL(図5(b)参照)における電界強度を示す。
これによれば、透過窓112の第2の誘電体の半径rによって電界分布が変わることがわかる。ただし、半径rが50mmの場合及び70mmの場合のいずれも、天板111内に第2の誘電体の透過窓112を埋め込むことにより、第2の誘電体の内部にて電界分布が高くなり、その外縁部では電界分布が顕著に低くなっている。つまり、第2の誘電体の内部にマイクロ波の電磁波を閉じ込めることができている。例えば、第2の誘電体の半径rが50mmの場合、直径100mm(150mm~250mm)の第2の誘電体内の電界強度が高く、250mmよりも外縁部の第1の誘電体内の電界強度を抑制できている。同様に、第2の誘電体の半径rが70mmの場合、直径140mm(130mm~270mm)の第2の誘電体内の電界強度が高く、270mmよりも外縁部の第1の誘電体内の電界強度を抑制できている。
これにより、電磁波供給部43から供給されたマイクロ波の電磁波が、透過窓112よりも外縁部の第1の誘電体の天板111側に漏れることを抑制できる。以上から、複数の透過窓112が天板111に配置されている場合、それぞれの透過窓112の高誘電率体内に電磁波を閉じ込められるため、隣接する透過窓112を透過するマイクロ波の影響は生じない。よって、隣接する透過窓112は、第1の誘電体の介在により接触していなければよく、隣接する透過窓112の間に設けられた第1の誘電体の厚さは問わない。すなわち、天板111の開口111bに複数の透過窓112が設置されている場合、複数の透過窓112の間の天板111の第1の誘電体の厚さは薄膜であってもよい。
[シミュレーション結果3]
次に、第2の誘電体の半径rの適正値を得るためのシミュレーションの結果について図8を参照しながら説明する。図8(a)の横軸は、透過窓112の第2の誘電体の誘電率εが30のジルコニアで構成されている場合の第2の誘電体の半径rを示す。図8(b)の横軸は、軸Axを天板111の中心(200mm)位置として、軸Axの位置における電界強度を1として中心から188mm(天板111の端部から12mm)の外縁部における規格化された電界強度を示す。図8のシミュレーション条件は、第2の誘電体の材質を変更した点のみ図6と異なり、その他のシミュレーション条件は、図6の結果を得るためのシミュレーション条件と同じである。
図8(a)の横軸に示すλは、透過窓112の第2の誘電体内におけるマイクロ波の実効波長であり、誘電率εが30のジルコニアで第2の誘電体が形成されている場合、第2の誘電体内のマイクロ波の実効波長λは63.7mmである。図8(a)のシミュレーション結果によれば、ジルコニアの第2の誘電体の半径rがλ/2≦r≦3λ/2の範囲になるように構成されることが好ましい。これにより、透過窓112の第2の誘電体から外縁部の第1の誘電体へマイクロ波の電磁波が広がることを充分に抑制し、外縁部における電界強度を充分に低くできる。
図8(b)では、誘電率εが100の酸化チタンで第2の誘電体が形成されている場合、第2の誘電体の半径rと規格化された電界強度との関係を示す。図8(b)では、横軸は酸化チタンで形成された第2の誘電体の半径rを示し、縦軸は軸Axの中心位置における電界強度を1として中心から188mmの外縁部における規格化された電界強度を示す。
誘電率εが高くなると、第2の誘電体内を伝播するマイクロ波の実効波長λが短くなる。酸化チタンの場合、第2の誘電体内のマイクロ波の実効波長λは34.9mmである。図8(b)のシミュレーションの結果によれば、酸化チタンの第2の誘電体の場合も半径rはλ/2≦r≦3λ/2の範囲になるように構成されることが好ましい。これにより、透過窓112の第2の誘電体から外縁部の第1の誘電体へマイクロ波の電磁波が広がることを充分に抑制し、外縁部における電界強度を充分に低くできる。
以上から、図8(a)及び(b)のシミュレーションの結果に基づき、第2の誘電体の半径rがλ/2≦r≦3λ/2の条件を満たすとき、マイクロ波の電磁界が透過窓112の第2の誘電体から外縁部の第1の誘電体へ広がることを抑制できている。これにより、透過窓112下の電界強度を高め、局所的なプラズマを生成することができる。
[シミュレーション結果4]
図9は、実施形態に係る透過窓112を構成する第2の誘電体の誘電率εと軸Axの位置から188mmの外縁部における電界強度の一例を示す。図9(a)の横軸は、透過窓112の第2の誘電体の誘電率εを示し、図8(b)の横軸は、軸Axを天板111の中心位置(200mm)における電界強度を1としたときの、中心から188mmの外縁部における規格化された電界強度を示す。図9のシミュレーション条件は、第2の誘電体の誘電率を変更した点のみ図8と異なり、その他のシミュレーション条件は、図8の結果を得るためのシミュレーション条件と同じである。
これによれば、透過窓112を構成する第2の誘電体の誘電率εを30以上にすることで、第2の誘電体の誘電率εを20としたときと比べてマイクロ波の電磁波が透過窓112内に閉じ込めることができる。これにより、透過窓112よりも外側の外縁部まで電磁界が広がることを抑制でき、透過窓112下に電界を集中させ、透過窓112下において局所的なプラズマを生成できる。
よって、図9のシミュレーション結果から誘電率が9.6のアルミナの第1の誘電体に対しては、透過窓112の第2の誘電体の誘電率εは、天板111の第1の誘電体の誘電率の3倍以上であればよく、3倍以上10倍以下であれば、透過窓112よりも外側の外縁部までマイクロ波による電磁界が広がることを抑制できるため好ましい。
透過窓112の第2の誘電体は、誘電率が30以上100以下の高誘電率体であることが好ましい。よって、透過窓112の第2の誘電体は、誘電率が30のジルコニア、誘電率が100の酸化チタンであってもよい。第1の誘電体によっては透過窓112の第2の誘電体にサファイアを用いることもできる。
更に、透過窓112の第2の誘電体の誘電率εは、天板111の第1の誘電体の誘電率の3倍以上4倍以下であれば、透過窓112よりも外側の外縁部まで電磁界が広がることをより十分に抑制できるため更に好ましい。よって、透過窓112は、誘電率が30~40のジルコニアであってもよい。
以上に説明したように、本実施形態に係るプラズマ処理装置100によれば、処理容器1の天壁を構成する天板111内の電界を集中させたい箇所に高誘電率体の透過窓112を設ける。すなわち、透過窓112の第2の誘電体を天板111の第1の誘電体の誘電率よりも大きい誘電率を持つ高誘電率体で構成する。これにより、マイクロ波による電界を透過窓112内に閉じ込め、マイクロ波の伝播を透過窓112よりも外側に広げることを抑制できる。よって、透過窓112よりも外側の外縁部において電界強度を抑制できる。
今回開示された実施形態に係るプラズマ処理装置は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
本開示のプラズマ処理装置は、ラジアルラインスロットアンテナ(Radial Line Slot Antenna)の装置に適用できる。
1 処理容器
2 マイクロ波プラズマ源
27 ガス供給部
41 アンテナモジュール
43 電磁波供給部
100 プラズマ処理装置
110 裏当て部材
111 天板
112 透過窓
114 ガス供給管

Claims (11)

  1. 処理容器と、
    前記処理容器の天壁を構成し、第1の誘電体から形成され、前記第1の誘電体に開口を有する天板と、
    前記開口に配置され、前記第1の誘電体の誘電率よりも大きい誘電率を持つ第2の誘電体から形成された透過窓と、
    前記透過窓へ向かって電磁波を供給するように構成された電磁波供給部と、
    を有するプラズマ処理装置。
  2. 前記処理容器と前記天板とは、プラズマ生成空間を画成し、
    前記第2の誘電体の前記プラズマ生成空間に露出する面は、前記第2の誘電体に隣接する前記第1の誘電体の前記プラズマ生成空間に露出する面と同一平面に存在する、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記電磁波供給部及び前記透過窓は、1又は複数であって同数設置される、
    請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記電磁波供給部及び前記透過窓は、前記天板の中央部及び/又は外周部に設置される、
    請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記電磁波の前記第2の誘電体内における実効波長をλとすると、前記透過窓は、前記第2の誘電体のプラズマ生成空間に露出する面の半径rがλ/2≦r≦3λ/2の範囲になるように構成される、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第2の誘電体の誘電率は、前記第1の誘電体の誘電率の3倍以上である、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記第2の誘電体の誘電率は、前記第1の誘電体の誘電率の3倍以上10倍以下である、
    請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記第2の誘電体の誘電率は、前記第1の誘電体の誘電率の3倍以上4倍以下である、
    請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記透過窓は、複数設置され、
    複数の前記透過窓を形成する複数の前記第2の誘電体の間に介在する前記第1の誘電体の厚さは、薄膜である、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記第2の誘電体は、誘電率が30以上100以下の高誘電率体である、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記第1の誘電体に複数の貫通孔を有し、
    複数の前記貫通孔にそれぞれ配置され、誘電率が前記第2の誘電体よりも小さい中空の第3の誘電体から形成され、前記第3の誘電体内にガスを流すように構成された複数のガス供給管を有する、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
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