JP2023102865A - 推定装置、及び推定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明では、対象商材に関する広告を情報伝達媒体に出稿した場合の効果を推定する上で、情報伝達媒体への接触度合いを特定し、情報伝達媒体の接触者を含む調査対象者からのアンケート結果に基づき、対象商材と同種類の商材に関する接触者の意識に対する情報伝達媒体の訴求度を算出し、効果を推定する。対象商材と同種類の商材に対して所定の行動が行われるまでの段階に応じて意識が複数設定される場合に、それぞれの段階の意識に対する訴求度を算出し、接触度合いと、それぞれの段階の意識に対する訴求度とに基づいて効果を推定する。
【選択図】図3
Description
広告効果=(広告への接触度合い)×
(広告の接触者の意識に対する広告の訴求度)
接触度合いは、広告の認知力と位置付けることができ、具体的には、リーチ(到達率)及び接触量(接触時間)等から算出される。接触者の意識に対する訴求度は、広告対象の商材に対する接触者の意識(態度)を変容させる指標であり、例えば、広告の印象等に関するアンケート結果から求められる。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、情報伝達媒体による広告の効果を適切に且つ容易に推定することが可能な推定装置、及び推定方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、商材に関する意識が、その商材に対する所定の行動に至るまでの段階に応じて複数設定される場合に、各段階の意識の重要度を考慮して広告効果を適切に推定することである。
また、商材に対する所定の行動が行われるまでの段階に応じて接触者の意識が複数設定されることを前提として、各段階の意識に対する情報伝達媒体の訴求度を算出し、各段階の意識に対する訴求度に基づいて広告効果を推定する。これにより、接触者の意識が段階毎に設定されることを考慮して、広告の効果を適切に推定することができる。
上記の構成によれば、各段階の意識について重み付け係数を設定することで、各段階の意識の重要度を反映して、広告効果を推定することができる。
上記の構成によれば、各段階の意識について、段階間の関係(具体的には、基準段階との相関)を踏まえて適切に重み付け係数を設定することができる。
上記の構成によれば、対象商材の種類に応じて重み付け係数が設定されるため、対象商材の種類を考慮して広告効果を適切に推定することができる。
上記の構成によれば、広告効果を推定する上で、情報伝達媒体への接触度合いを適切に特定することができる。
上記の構成によれば、所定の属性を有する接触者の意識に対する情報伝達媒体の訴求度に基づいて、広告効果を推定することができる。これにより、例えば、広告対象の商材に対してターゲット(広告の主な訴求対象)を設定し、そのターゲットの属性を踏まえて広告効果を推定することができる。
上記の構成によれば、各段階の意識と情報伝達媒体との関係に関するアンケート結果に基づいて、各段階の意識に対する訴求度を適切に算出することができる。
上記の構成によれば、同一の商材に関する広告を複数の情報伝達媒体に出稿する場合の各情報伝達媒体の広告効果を推定することができる。これにより、例えば、情報伝達媒体同士の間で広告効果を比較することができる。
上記の構成によれば、ある商材を対象とする広告全体の効果における各情報伝達媒体の寄与度(貢献度)を、合計推定値に対する比率として数値化することができる。これにより、例えば、各情報伝達媒体の比率に基づき、複数の情報伝達媒体に対する出稿予算の配分比を設定することで、合理的な予算配分を実現することができる。
上記の方法によれば、情報伝達媒体による広告の効果を適切に且つ容易に推定することができる。
放送メディアには、例えば、地上波放送、ケーブルテレビ(有線放送)、BS放送及び衛星放送におけるテレビ番組及びテレビCM、並びに、ラジオ番組及びラジオCMが該当する。
出版メディアには、新聞、雑誌、フリーマガジン、会員誌及びその他の出版物が該当し、電子書籍を含むものとする。
交通機関用メディアには、電車やバスの中吊り広告、車内ディスプレイに表示される広告、電車等の車両の車体に掲載されるラッピング広告、並びに、駅構内等に設置されるポスター及びデジタルサイネージ等が該当する。
インターネットメディアには、Webサイト、Web広告、及び、動画コンテンツやオンラインゲームのようなWeb配信コンテンツ等が該当する。また、Webサイトには、電子商取引(EC)サイト、検索サイト、動画投稿サイト、及び、ソーシャルネットワークサービス(SNS)のWebサイトが含まれる。また、インターネットメディアには、インターネットテレビ及びIPサイマルラジオが含まれる。
なお、上述した種類のメディア以外にも、広告の出稿候補となる情報伝達媒体は、メディアに該当し得る。
本実施形態に係る推定装置及び推定方法は、効果推定サービスに用いられる。効果推定サービスは、図1のサービス事業者SPによって提供され、同サービスでは、対象商材に関する広告を複数のメディアに出稿した場合の効果(広告効果)を推定する。複数のメディアの各々は、効果推定サービスにおいて広告効果が推定されるメディアである。
効果推定サービスを実施するにあたり、サービス事業者SPは、複数のモニタM(調査対象者)を対象に行ったアンケート調査の調査結果を入手する。アンケート調査は、例えば、メディアの印象やメディアへの接触状況の把握等を目的として実施される。
デモグラフィック情報に関する質問は、モニタMの性別、年齢、国籍、居住地、出身地、家族構成、職業、年収、保有資産等の統計学的属性に関する質問である。サイコグラフィック情報に関する質問は、モニタMの嗜好、消費意識、ライフスタイル(行動パターン)、特定の商材に対する興味及び関心、特定の商材の購入/利用実績、特定の広告に対する評価、並びに購入/利用行動に関する傾向等に関する質問である。
アンケート調査では、メディアの印象に関する質問として、各ファネルとメディアとの関係に関する質問がなされる。ファネルとメディアとの関係とは、例えば、メディア接触によるファネルの変化の有無、各ファネルに該当する契機(要因)となったメディア、あるいは各ファネルと各メディアとの結び付き(関連性や連想性)等である。メディアの印象に関する質問の具体例としては、図2Cに示すように、「理解」のファネルについて、「商材Xの内容をよく理解できるのは、どのメディアですか?」という質問が挙げられる。また、他の例としては、「購入/利用」のファネルについて、「商材Yを買いたいときに思い浮かべるのは、どのメディアですか?」という質問が挙げられる。
対象商材の広告効果は、一般的に、以下のように定義される。
広告効果=(広告への接触度合い)×
(広告の接触者の意識に対する広告の訴求度)
広告効果=(メディアへの接触度合い)×
(メディア接触者の意識に対するメディアの訴求度)
ちなみに、ここでの「メディア接触者」は、メディアに接触したことがあるモニタMを意味する。
また、メディアが「Webサイト」や「Webコンテンツ」である場合には、公知の閲覧履歴分析技術を利用して接触度合いを特定してもよい。
本実施形態では、前述したように、「想起」、「理解」、「意向」及び「購入/利用」の各ファネルについて、メディアの訴求度を算出し、それぞれの訴求度にメディアへの接触度合いを乗じて得られる値(積)を足し合わせて広告効果の推定スコアを求める。
さらに、各KPIがKGIに及ぼす影響は、商材の種類に応じて異なり得る。例えば、商材が清涼飲料である場合、「想起」が「購入/利用」に及ぼす影響は比較的大きくなる。他方、商材が自動車である場合、「想起」が「購入/利用」に及ぼす影響は極めて小さくなる。
推定スコア=(メディアへの接触度合い)×合計訴求度
合計訴求度=ファネル「想起」に対するメディアの訴求度×α1+
ファネル「理解」に対するメディアの訴求度×α2+
ファネル「意向」に対するメディアの訴求度×α3+
ファネル「購入/利用」に対するメディアの訴求度×α4
重み付け係数αの設定方法について説明すると、KGIである「購入/利用」についての重み付け係数α4は、予め決められた基準値に設定され、具体的には「1」に設定される。
なお、図4Aは、ファネル「想起」とファネル「購入/利用」との相関を示しており、図4Bは、ファネル「理解」とファネル「購入/利用」との相関を示しており、図4Cは、ファネル「意向」とファネル「購入/利用」との相関を示している。また、各図において、縦軸が、ファネル「購入/利用」についてのファネル該当率(単位は%)を表しており、横軸が、KPIであるファネルについてのファネル該当率(単位は%)を表している。
本実施形態に係る推定装置(以下、推定装置10)の構成について、図5を参照しながら説明する。
受付部21は、サービス利用者SUからのサービス要求を受け付ける。サービス要求には、サービス利用者SUが指定した対象商材に関する情報と、広告効果が推定されるメディアに関する情報とが含まれる。対象商材に関する情報には、対象商材の種類(品目)、及び対象商材のターゲット属性等が含まれる。対象商材のターゲット属性とは、対象商材の広告の訴求対象とする人(ターゲット層)の属性としてサービス利用者SU側で予め設定される。なお、ターゲット属性には、デモグラフィック属性及びサイコグラフィック属性が含まれる。
決定部22は、受付部21が受け付けたサービス要求から、対象商材の種類と、対象商材のターゲット属性と、広告効果が推定されるメディアを決定する。
なお、以下では、広告効果が推定されるメディアとして、複数のメディアが決定され、具体的には、「地上波放送のテレビ」、「ラジオ」、「新聞」、「雑誌」、「交通機関メディア」、「Web(動画コンテンツ及びSNSを含む)」が決定される場合を想定して説明することとする。ただし、当然ながら、広告効果が推定されるメディアの数及び組み合わせは、任意に決めることができる。また、以下では、決定部22により広告効果の推定対象として決められた複数のメディアを、単に複数のメディアと呼ぶこととする。
取得部23は、メディア接触者を含む複数のモニタM(詳しくは、回答済みモニタ)からのアンケート結果を取得する。本実施形態において、取得部23は、回答済みモニタの回答端末と通信し、各回答済みモニタからの回答データを受信することで、回答済みモニタの人数分のアンケート結果を取得する。
なお、アンケート結果の取得方法については、上記の方法に限定されず、推定装置10の操作者が入力装置10eを操作してアンケート結果を入力することにより、アンケート結果を取得してもよい。
記憶部24は、効果推定サービスの実施に必要な各種の情報を記憶する。記憶部24により記憶される情報には、取得部23により取得されたアンケート結果、及び決定部22により決定されたターゲット属性等が含まれる。
なお、記憶部24は、推定装置10をなすコンピュータ内の記憶装置(ストレージ10d)によって構築されてもよいし、推定装置10とは別に用意されたコンピュータ、例えば外部のデータベース用サーバ等に構築されてもよい。
特定部25は、複数のメディアの各々について、前述した要領で接触度合い、具体的には、リーチ及びメディアへの接触時間を特定する。本実施形態において、特定部25は、アンケート調査のモニタMのうち、決定部22により決められた属性(すなわち、ターゲット属性)を有するモニタMのアンケート結果に基づいて、各メディアへの接触度合いを求める。つまり、本実施形態では、各メディアへの接触度合いとして、ターゲット属性を有するメディア接触者の人数の割合、及び、ターゲット属性を有するメディア接触者の接触時間を特定する。なお、これに限定されず、特定部25は、リーチ、及び、メディアへの接触時間のうち、少なくとも一方の値を接触度合いとして特定してもよい。
算出部26は、メディア接触者の意識に対するメディアの訴求度を算出する。ここで、メディア接触者の意識とは、決定部22により決められた対象商材と同種類の商材(以下、同種商材)に関する意識であり、本実施形態では、意識が4つのファネル(想起、理解、意向、及び)に設定される。算出部26は、複数のメディアのそれぞれについて、各ファネルに対するメディアの訴求度を算出する。
また、本実施形態において、算出部26は、ターゲット属性を有するモニタMからのアンケート結果に基づいて、メディアの訴求度を算出する。これにより、ターゲット属性を有するメディア接触者の意識(ファネル)に対するメディアの訴求度が算出される。
設定部27は、各ファネルについて重み付け係数αを設定する。また、重み付け係数αが商材の種類に応じて変わり得るため、設定部27は、各ファネルについての重み付け係数αを、対象商材の種類毎に設定する。
推定部28は、複数のメディアの各々について広告効果を推定する。より詳しく説明すると、推定部28は、特定部25が特定したメディアへの接触度合いと、算出部26が算出した各ファネルに対するメディアの訴求度と、設定部27が設定した各ファネルについての重み付け係数αに基づいて、各メディアの広告効果の推定スコアを、上述した要領にて算出する。
計算部29は、各メディアについて算出した推定スコアを合計して合計推定スコア(合計推定値)を求める。また、計算部29は、各メディアの推定スコアを合計推定スコアで除して、合計推定スコアに対する推定スコアの比率(以下、スコア比率)をメディア毎に計算する。各メディアについて計算されたスコア比率は、計算部29によってサービス事業者SPに対して出力される。例えば、計算部29は、スコア比率の計算結果を表示させるデータを生成し、サービス利用者SUの端末に向けて送信する。あるいは、計算部29は、各メディアのスコア比率の計算結果を紙等に印刷する処理を実行し、その印刷物がサービス事業者SPからサービス利用者SUへ渡されてもよい。
次に、推定装置10を用いた広告効果の推定方法について説明する。推定方法における一連の工程、つまり、広告効果の推定に関する一連のデータ処理(以下、効果推定フロー)は、推定装置10を構成するコンピュータにより実行される。なお、以下では、推定装置10を構成するコンピュータを単にコンピュータと呼ぶこととする。
ステップS004では、30歳以下の男性に該当するモニタMのメディア接触状況に関するアンケート結果に基づき、各メディアに接触した30歳以下の男性の人数の割合(リーチ)、及び30歳以下の男性が所定期間(例えば、1週間)に各メディアに接触した時間(接触時間)をメディア毎に特定する。メディア毎に特定されたリーチ及び接触時間の一例を図8に示す。
以上の手順により、各メディアについて、広告効果の推定値である推定スコアが得られる。各メディアについて算出した推定スコアの一例を図8に示す。
以上までに説明してきたように、本実施形態の推定装置10及び推定方法によれば、各メディアの広告効果をより容易に推定することができる。
また、本実施形態の推定装置10及び推定方法によれば、広告効果が推定スコアとして数値化されるため、広告効果をメディア間で比較することができる。これにより、対象商材(同一の商材)の広告を複数のメディアに出稿する場合に、各メディアの広告効果の推定スコアを活用することで、各メディアへの出稿予算を合理的に(つまり、最適に)配分することができる。
また、本実施形態の推定装置10及び推定方法によれば、広告効果を対象商材毎に推定することができ、また、ターゲット属性を変えてターゲット別に広告効果を推定することができる。
また、広告効果は、各メディアへの接触度合いと、対象商材に関するメディア接触者の意識への各メディアの訴求度とに基づいて推定することができる。訴求度は、複数の段階で設定された意識(4つのファネル)の各々について算出され、具体的には、各ファネルにおける各メディアの印象に関するアンケート結果に基づいて算出される。このように各ファネルに対するメディアの訴求度をファネル毎に算出することで、訴求度をより細かく特定することができ、また、ファネル毎の訴求度を用いて広告効果を推定することにより、広告効果の推定精度を高めることができる。
また、本実施形態の推定装置10及び推定方法によれば、各ファネルに対するメディアの訴求度を算出する際には、KPIとなる各ファネルについて、KGIとなるファネル(具体的には「購入/利用」)への影響力を重み付け係数として数値化することができる。これにより、訴求度を算出する際に反映することができる。
以上までに本発明の広告効果の推定装置、及び推定方法について具体的な実施形態を挙げて説明してきたが、上述の実施形態は、あくまでも一例に過ぎず、他の実施形態も考えられ得る。
10a プロセッサ
10b メモリ
10c 通信用インタフェース
10d ストレージ
10e 入力装置
10f 出力装置
21 受付部
22 決定部
23 取得部
24 記憶部
25 特定部
26 算出部
27 設定部
28 推定部
29 計算部
M モニタ
SP サービス事業者
SU サービス利用者
Claims (11)
- 対象商材に関する広告を情報伝達媒体に出稿した場合の効果を推定する推定装置であって、
前記情報伝達媒体への接触度合いを特定する特定部と、
前記情報伝達媒体の接触者を含む調査対象者からのアンケート結果に基づき、前記対象商材と同種類の商材に関する前記接触者の意識に対する前記情報伝達媒体の訴求度を算出する算出部と、
前記効果を推定する推定部と、を備え、
前記対象商材と同種類の商材に対して所定の行動が行われるまでの段階に応じて前記意識が複数設定される場合に、前記算出部は、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度を算出し、
前記推定部は、前記接触度合いと、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度とに基づいて前記効果を推定する、推定装置。 - それぞれの段階の前記意識について重み付け係数を設定する設定部を備え、
前記推定部は、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度と、それぞれの段階の前記意識について設定された前記重み付け係数との積を求め、前記接触度合いと、それぞれの段階の前記意識について求めた前記積と、に基づいて前記効果を推定する、請求項1に記載の推定装置。 - 前記段階に応じて複数設定される前記意識が、基準段階の前記意識と、前記基準段階以外の他段階の前記意識とを含む場合、
前記設定部は、
前記基準段階の前記意識についての前記重み付け係数を、基準値に設定し、
前記対象商材と同種類の商材について、それぞれの段階の前記意識に関する前記アンケート結果に基づき、前記基準段階の前記意識と前記他段階の前記意識との相関に応じた係数を求め、
前記他段階の前記意識についての前記重み付け係数を、前記基準値と前記係数との積に応じて設定する、請求項2に記載の推定装置。 - 前記基準段階の前記意識は、前記所定の行動を行う段階の前記意識である、請求項3に記載の推定装置。
- 前記設定部は、それぞれの段階の前記意識についての前記重み付け係数を、前記対象商材の種類毎に設定する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の推定装置。
- 前記特定部は、前記情報伝達媒体の前記接触者の人数の割合、及び、前記接触者が前記情報伝達媒体に接触する時間のうち、少なくとも一方の値を特定し、前記少なくとも一方の値から前記接触度合いを特定する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の推定装置。
- 前記算出部は、予め設定された属性を有する前記調査対象者からの前記アンケート結果に基づき、前記属性を有する前記接触者の前記意識に対する前記情報伝達媒体の前記訴求度を算出する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の推定装置。
- 前記算出部は、それぞれの段階の前記意識と前記情報伝達媒体との関係に関する回答内容を示す前記アンケート結果に基づき、前記回答内容毎に集計された前記接触者の人数から、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度を算出する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の推定装置。
- 前記対象商材に関する広告を複数の前記情報伝達媒体に出稿した場合の前記効果を推定する際に、
前記特定部は、複数の前記情報伝達媒体のそれぞれについて、前記接触度合いを特定し、
前記算出部は、それぞれの前記情報伝達媒体について、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度を算出し、
前記推定部は、それぞれの前記情報伝達媒体について、前記接触度合いと、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度とに基づいて、前記効果を推定する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の推定装置。 - 前記推定部は、それぞれの情報伝達媒体について、前記効果の推定値を算出し、
それぞれの前記情報伝達媒体について算出した前記推定値を合計して合計推定値を求め、それぞれの前記情報伝達媒体の前記推定値の、前記合計推定値に対する比率を計算する計算部をさらに有する、請求項9に記載の推定装置。 - 対象商材に関する広告を情報伝達媒体に出稿した場合の効果を推定する推定方法であって、
コンピュータが、
前記情報伝達媒体への接触度合いを特定する処理と、
前記情報伝達媒体の接触者を含む調査対象者からのアンケート結果に基づき、前記対象商材と同種類の商材に関する前記接触者の意識に対する前記情報伝達媒体の訴求度を算出する処理と、
前記効果を推定する処理と、を実行し、
前記対象商材と同種類の商材に対して所定の行動が行われるまでの段階に応じて前記意識が複数設定される場合に、前記訴求度を算出する処理では、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度を算出し、
前記効果を推定する処理では、前記接触度合いと、それぞれの段階の前記意識に対する前記訴求度とに基づいて前記効果を推定する、推定方法。
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