JP2023100177A - 畜産用給水ニップル - Google Patents

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Abstract

【課題】 畜産用給水ニップルを提供すること。【解決手段】 本発明に係る畜産用給水ニップルは、外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディと、前記ニップルボディの下端に配設され、内部が空いているカバーと、前記ニップルボディの吐き出し孔に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディの下に露出されて水を供給したり遮断したりする作動レバーと、前記ニップルボディの内部に配設され、前記作動レバーを最初の状態に戻すためのバネと、前記作動レバーの下端部に固設されるストッパーと、前記作動レバーにはめ込まれて上/下に移動する浮上体と、を備えてなり、前記浮上体には前記作動レバーとストッパーがはめ込まれるための第1及び第2の孔が形成され、前記第1及び第2の孔は互いに異なる直径を有するように形成されることを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は畜産用給水ニップルに係り、さらに詳しくは、給水ニップルの繰り返し的な動作に際しても浮上体の損傷を防ぎ、水槽に入れられる水の水位を最小化させることができるだけではなく、フレッシュな水を家畜に供給できるようにする畜産用給水ニップルに関する。
通常、豚、牛などの家畜を飼育する畜舎には、例えば、豚を飼育する豚舎には、ホッパーの下に飼料及び食水受け台から構成される給餌機が配備される。前記給餌機は、食水の供給が別途に行われ、飼料のみを供給するようにするドライ給餌機と、食水とともに飼料を供給するウェット給餌機と、に大別される。前記ウェット給餌機は、外部の水道と連結される給水管体がホッパーの一方の側に配設され、前記管体の末端に給水ニップルが設けられている。前記給水ニップルは、ニップルケースの内部の水路に弾持されるようになっているコックの微細な遊動により給水を断続する装置であって、豚が飲水をするために給水ニップルのコックを口で押すと、ニップルケースの内部のコックが反らされ、出口を閉塞しているコックとOリングとの間に隙間が生じ、その隙間に水が排水される。豚がコックから口を離すと、弾性部材の復元力によりコックが元の位置に戻りながらコックとOリングは再び気密を保持することになり、その結果、水の排水が遮断される。
一方、特許文献0001に開示された畜産用給水ニップルは、図1に示すように、給水配管に締め付けられるニップルボディ210と、前記ニップルボディ210の内部に先端が配設され、その末端はニップルボディ210の下に露出された状態で豚の押下動作により片側に反らされ、ニップルボディ210の内部に形成された吐き出し孔218を開放させて食水を貯水槽に供給する作動レバー240と、前記ニップルボディ210に配設され、作動レバー240に加えられる外力が解除されるとともに、片側に反らされた作動レバー240を最初の状態に戻して食水の吐き出しを止めるバネ234と、前記作動レバー240の外周にはめ込まれ、貯水槽に供給される食水の水位に応じて上に浮上し、作動レバー240が動作しないように制御する浮上体250及び前記ニップルボディ210の下端に配設され、浮上体250と作動レバー240を保護するカバー260から構成される。
このような構成を有する特許文献0001の給水ニップルは、図2に示すように、豚がカバー260を片側に押すと、前記カバー260が片側に反らされる過程で浮上体250が作動レバー240を押すことになり、これにより、作動レバー240の先端と吐き出し孔218との間に生じた隙間に水が排水される。そして、図3に示すように、所定の量の水が貯水槽に入れられれば、浮上体250は作動レバー240に乗って上に浮上してニップルボディ210の下部チャンバーの内面にはめ込まれて固定され、これにより、作動レバー240はそれ以上動けなくなり、たとえ豚がカバー260を片側に押しても水が供給されない。
しかしながら、上記のような構成を有する特許文献0001の給水ニップルは、作動レバー240と浮上体250との間隔が浮上体250が作動レバー240の干渉を受けずに上/下に移動できるほどの間隔のみ(図2の拡大図を参照されたい)を保持しており、特に、浮上体250が水に浮かぶような軽くて柔らかな材質であるため、給水ニップルの継続的な動作過程において浮上体250と作動レバー240との間隔が容易に広がったり歪んだりして浮上体250の機能を正常に発揮することができないだけではなく、浮上体250の一部分(すなわち、浮上体が作動レバーを押すときに局部的な接触断面積)に集中的に負荷が生じてしまい、結局のところ、浮上体250が容易に破損されたり損傷されたりするという不都合が生じる。
また、前記特許文献0001の畜産用給水ニップルは、給水ニップルの動作を止めるためには、すなわち、水の供給を遮断するためには、図3に示すように、浮上体250が作動レバー240に沿って上に移動した後、ニップルボディ210の下部チャンバーの内面にはめ込まれてはじめて、作動レバー240がそれ以上動作しなくなるが、このため、作動レバー240とニップルボディ210及びカバー260の全体の長さを長くして製作することを余儀なくされるため、生産コストを高騰させ、貯水槽に入れられる水の水位を高めてしまうという現象を招くだけではなく、豚が貯水槽に入れられた水を飲まずに水いたずらをしてしまい、結局のところ、水を汚して豚が飲めなくなってしまうという不都合が生じる。
そして、前記特許文献0001の給水ニップルは、たとえ浮上体250がニップルボディ210の下部チャンバーの内部にはめ込まれるとしても、豚がカバー260を上昇させると、作動レバー240が外部に露出されてしまうが、このとき、豚が飲水をするために作動レバー240を押すと、浮上体250に外力が加えられてしまい、これにより、浮上体250が容易に歪んだり破損されたりするという不都合が生じる。なお、上述したようにカバー260が上昇してしまうと、豚が作動レバー240を押してしまい、給水ニップルの大きさと構造からみて、作動レバー240の直径を大きくすることができないため、作動レバー240が容易に撓んだり折れたりし、前記作動レバー240が反らされるとき、浮上体250の内面に外力が直接的に加えられるため、浮上体250が破損せざるを得ないという不都合がある。
さらに、前記特許文献0001の給水ニップルは、たとえ貯水槽に水がない状態であっても、豚がカバー260を持ち上げてしまうと、作動レバー240と浮上体250が外部に露出されてしまうため、豚が容易に破損させてしまうという不都合がある。
大韓民国特許公報第10-2019-0012315号(畜産用給水ニップル、公開日:2019年02月11日) 大韓民国登録特許公告第10-1618238号(ロック手段付き給水ニップル、公開日:2015年08月05日) 大韓民国登録特許公告第10-0952283号(畜産用給水ニップル、公開日:2009年06月17日) 大韓民国登録実用新案公告第20-0445755号(家畜用給水ニップル、公告日:2009年08月28日)
本発明は、上記のような従来の技術が抱える不都合を解決するためのものであって、給水ニップルの繰り返し的な動作に際しても浮上体の歪み及び破損を防ぐことのできる畜産用給水ニップルを提供するところにその目的がある。
本発明の他の目的は、水槽に入れられる水の水位を最小化させ、節水効果が得られるようにする畜産用給水ニップルを提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、ニップルボディの下端にストッパーをはめ込んだ状態で弾性力を有するスナップリングでストッパーを受け止めるようにしてストッパーをニップルボディの下端に簡単に固定してストッパーの組み立てに伴う不便さなしにニップルボディにカバーを速やかにかつ安定的に固定することのできる畜産用給水ニップルを提供するところにある。
本発明に係る畜産用給水ニップルは、外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディと、前記ニップルボディの下端に配設され、内部が空いているカバーと、前記ニップルボディの吐き出し孔に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディの下に露出されて水を供給したり遮断したりする作動レバーと、前記ニップルボディの内部に配設され、前記作動レバーを最初の状態に戻すためのバネと、前記作動レバーの下端部に固設されるストッパーと、前記作動レバーにはめ込まれて上/下に移動する浮上体と、を備えてなり、前記浮上体には前記作動レバーとストッパーがはめ込まれるための第1及び第2の孔が形成され、前記第1及び第2の孔は互いに異なる直径を有するように形成されることを特徴とする。
また、本発明に係る畜産用給水ニップルは、外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディと、前記ニップルボディの下端に組み付けられ、内部には空間が設けられ、上下端は開放口を形成し、前記上端の開放口の周縁部に沿って内向き係止縁が曲成されたカバーと、前記ニップルボディの吐き出し孔に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディの下に露出されて水を供給したり遮断したりする作動レバーと、前記ニップルボディの内部に配設され、前記作動レバーを最初の状態に戻すためのバネと、前記作動レバーの下端部に固設されるホルダーと、前記作動レバーにはめ込まれて上/下に移動する浮上体と、を備える畜産用給水ニップルにおいて、前記ニップルボディが挿通されるための孔を有し、前記ニップルボディの下端の外周に密着された状態で前記カバーを受け止めるストッパー、前記ストッパーが組み付けられている前記ニップルボディの下端の外周に刻設される溝、前記ニップルボディの溝に着脱自在にはめ込まれ、弾性力を有する材質から成形されて前記ストッパーを受け止めるスナップリングを備えてなることを特徴とする。
本発明に係る畜産用給水ニップルは、浮上体と作動レバーとの接触断面積を広げることにより、給水ニップルの継続的な動作に際しても浮上体が歪んだりすることを防ぎ、局部的な集中負荷により浮上体が損傷されたり破損されたりするという現象を防ぐことができる。
本発明は、浮上体がストッパーから抜脱してしまうと、作動レバーが作動しないように構成することにより、水槽に入れられる水の水位を最小化させることができ、これは、節水効果を実現することができるだけではなく、豚が水いたずらできないようにすることはもとより、水槽に入れられた水が汚れてしまうということを防いで、常にきれいな水を豚に与えることができるというメリットがある。
また、本発明に係る畜産用給水ニップルは、ニップルボディの下端にストッパーをはめ込んだ状態で弾性力を有するスナップリングでストッパーを受け止めるようにしてストッパーをニップルボディの下端に簡単に固定して、ストッパーの組み立てに伴う不便さなしにニップルボディにカバーを速やかにかつ安定的に、しかも、強固に固定することができるというメリットがある。なお、浮上体と作動レバーとの接触断面積を広げることにより、給水ニップルの継続的な動作に際しても浮上体が歪んでしまうということを防ぎ、局部的な集中負荷により浮上体が損傷されたり破損されたりするという現象が起こることを防ぐことができるという効果がある。
従来の技術による畜産用給水ニップルの構成を示している図。 図1において示している給水ニップルにおいて、浮上体250の動作につれて水が供給される状態を示している図。 図1において示している給水ニップルにおいて、浮上体250の動作につれて水が遮断された状態を示している図。 本発明の好適な一実施形態に係る畜産用給水ニップルの構成を示している図。 図4において示している畜産用給水ニップルにおいて、浮上体22の動作につれて水槽32に水が供給される状態を示している図。 図4において示している畜産用給水ニップルにおいて、水槽32に入れられた水により浮上体22がストッパー30から抜脱して水が遮断された状態を示している図。 本発明の好適な他の実施形態に係る畜産用給水ニップルの構成を示している図。 図7の分解断面図。 図7において示している畜産用給水ニップルにおいて、浮上体122の動作につれて水槽132に水が供給される状態を示している図。 図7において示している畜産用給水ニップルにおいて、水槽132に入れられた水により浮上体122がストッパー130から抜脱して水が遮断された状態を示している図。
以下、添付図面に基づいて、本発明の好適な実施形態について詳しく説明する。後述する発明の詳細な説明においては、上述した技術的課題を成し遂げるために本発明において代表的な実施形態を提示する。なお、本発明において提示され得る他の実施形態は、本発明の構成において説明に置き換えることにする。
本発明において実現しようとする畜産用給水ニップルは、浮上体の下端部の孔(すなわち、第2の孔)とストッパーとが接触される断面積を広げることにより、給水ニップルの繰り返し的な動作に際しても浮上体が歪んだり損傷されたりすることを防ぐ。
また、本発明に係る畜産用給水ニップルは、浮上体がストッパーから抜脱してしまうと、作動レバーが動作しないように構成することにより、水槽に供給される水の水位を最小化させて節水効果をもたらし、豚の水いたずらを予防できることはもとより、常にフレッシュな水を供給し、ニップルボディと作動レバー及びカバーの長さを最小化させることができて生産コストを節減することができ、しかも、様々な形状の水槽にも適用可能である。
そして、本発明において実現しようとする畜産用給水ニップルは、浮上体の孔を段付き状に形成し、浮上体が作動レバーを間接的に押すように構成されているため、すなわち、浮上体がストッパーを押し、前記ストッパーが固定された作動レバーが反らされるように構成されているため、浮上体を長い時間の間に使用することができ、浮上体の機能に影響を与えることがない。
本発明に係る畜産用給水ニップルは、ニップルボディの一部分(例えば、ニップルボディの下の部分)に係止爪を形成してカバーの上端部が接触されるように構成することにより、たとえカバーが上に上昇するとしても、浮上体と作動レバーが外部に突き出ないようにして浮上体及び作動レバーの破損を防ぐことができる。
本発明に係る畜産用給水ニップルは、ドライ給餌機とウェット給餌機をはじめとして、水を貯水する家畜用ウォーターカップなど様々な形状の容器(以下、本発明においては「水槽」と称する)に適用可能である。なお、本発明の給水ニップルは、豚をはじめとして牛、鶏などのあらゆる家畜にも適用可能である。
以下では、上記のような特徴を有する本発明の畜産用給水ニップルについての好適な実施形態を提示する。
{実施形態1}
図4から図6は、本発明の好適な一実施形態に係る畜産用給水ニップルの技術構成を示している図である。
前記図4を参照すると、本発明に係る畜産用給水ニップルは、通常、外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディ10を備え、前記ニップルボディ10の内部にはバネ12とOリング14が配設される。前記バネ12は、作動レバー16の上端に接触した状態で作動レバー16に加えられる外力が解除されるとともに、片側に反らされた作動レバー16を最初の状態に戻して作動レバー16とOリング14との隙間を再び気密処理して水の排水を止める。前記Oリング14は、作動レバー16の先端と吐き出し孔18との間を気密処理してニップルボディ10に貯水された水の漏れを防ぐ。作動レバー16は、ニップルボディ10の吐き出し孔18に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディ10の下に露出されるようにして水を供給したり遮断したりする。カバー20は、ニップルボディ10の下端に配設されて浮上体22と作動レバー16を保護することはもとより、豚が作動レバー16をさらに手軽に操作できるようにする。
本発明においては、上記のような構成を有するニップルボディ10とカバー20の形状を変更しているが、具体的には、ニップルボディ10の下の部分には別途の係止爪10aを形成することにより、前記カバー20が上に上昇するとき、カバー20の上端部20aがニップルボディ10の係止爪10aに接触されてそれ以上上に上昇できなくなり、これにより、浮上体22と作動レバー16は外部に露出されなくなるので、前記浮上体22及び作動レバー16の破損及び歪みを防ぐことができる。
一方、本発明の必須的な構成要素に相当する浮上体22とストッパー30は、カバー20と連動して作動レバー16を動作させる重要な技術的な構成要素である。
前記浮上体22は、水槽32に供給される水の水位に応じて上に浮上し、作動レバー16が動作しないように制御する。浮上体22は様々な形状に形成されるが、通常、カバー20の形状と同じ形状に形成されることが好ましく、本発明においては浮上体22を円形に形成し、その中央には2段状孔、好ましくは、直径が互いに異なる第1の孔24と第2の孔28をそれぞれ形成し、前記第1及び第2の孔24、28間の境界地点には段差26を形成する。特に、前記第1の孔24は第2の孔28よりも小さく形成されることが好ましく、前記浮上体22がストッパー30を通過できないくらいの大きさに形成される。前記浮上体22の第2の孔28にはストッパー30が位置することになり、前記ストッパー30の上端には浮上体22の段差26が接触されて浮上体22がそれ以上下に下降しないようにする。
前記ストッパー30は作動レバー16の末端部に固設され、浮上体22が押されるときに作動レバー16に直接的に力が加えられることを防ぐ。すなわち、豚が飲水をするためにカバー20を片側に押すと、前記カバー20が片側に反らされる過程において浮上体22を押してしまい、これにより、ストッパー30に力が加えられて作動レバー16が反らされることになる。このように、ストッパー30は、作動レバー16に直接的に外力が加えられることを防ぐ役割を果たし、これは、給水ニップルの繰り返し的な動作に際しても浮上体22が歪んだり破損されたりすることを防ぐ。
以下、上記のような構成を有する本発明の畜産用給水ニップルの動作状態について、図5及び図6に基づいて詳しく説明する。
前記図5を参照すると、豚が飲水をするために給水ニップルのカバー20を片側方向に押すと、前記カバー20は浮上体22と接触されながら同じ方向に浮上体22を押すことになる。このとき、前記浮上体22の第2の孔28には作動レバー16に組み付けられたストッパー30が位置することになるが、前記浮上体22が押されるとき、作動レバー16に直接的に力が加えられるのではなく、浮上体22の第2の孔28に位置しているストッパー30に力が加えられながら、作動レバー16は反らされることになる。一方、前記浮上体22とストッパー30は、図5の拡大図に示すように、接触面積が従来の給水ニップル(図2の拡大図を参照されたい)に比べて大きいため、浮上体22に加えられる外力が一ヵ所にのみ集中的に加えられるのではなく、広く負荷が作用するため、浮上体22が歪んだり破損されたりすることを防ぐことができる。
このような動作により作動レバー16が片側に反らされると、前記作動レバー16の先端と吐き出し孔18との間に隙間が生じることになり、その隙間の間に水が排水される。次いで、豚がカバー20から口を離すと、バネ12の復元力によりカバー20が元の位置に戻り、これと同時に、浮上体22及び作動レバー16もまた一緒に元の位置に戻りながら作動レバー16の先端とOリング14は気密を保持して水を遮断する。
一方、図6は、本発明に係る水槽32に入れられた水により浮上体22がストッパー30から抜脱して水が遮断された状態を示している図であって、所定の量の水が水槽32に入れられ終わると、前記水槽32に貯水された水により浮上体22は上に移動する。すなわち、前記浮上体22がストッパー30から抜脱するくらいの水位に達すると、水が排水されなくなるが、図6に示すように、浮上体22の第2の孔28からストッパー30が抜脱すると、たとえ豚がカバー20を反らしても、作動レバー16は何の影響を受けずに最初の状態を保持することになる。このように、水槽32に水が少なく溜まっていても、具体的には、水の水位がストッパー30が配設された位置まで上昇すると、水はそれ以上供給されず、これにより、作動レバー16の長さを短くして製作することができて、生産コストを節減することができ、様々な水槽にも適用可能であるというメリットがある。
{実施形態2}
図7から図10は、それぞれ本発明の好適な他の実施形態に係る畜産用給水ニップルの技術的な構成を示している図である。
図7から図10を参照すると、本発明に係る畜産用給水ニップルは、通常、外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディ100を備え、前記ニップルボディ100の内部にはバネ112とOリング114が配設される。前記バネ112は、作動レバー116の上端に接触した状態で作動レバー116に加えられる外力が解除されるとともに、片側に反らされた作動レバー116を最初の状態に戻して作動レバー116とOリング114との隙間を再び気密処理して水の排水を止める。前記Oリング114は、作動レバー116の先端と吐き出し孔118との間を気密処理してニップルボディ100に貯水された水の漏れを防ぐ。作動レバー116は、ニップルボディ100の吐き出し孔118に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディ100の下に露出されるようにして水を供給したり遮断したりする。
カバー120は、ニップルボディ100の下端に配設されて浮上体122と作動レバー116を保護することはもとより、豚が作動レバー116をさらに簡単に操作できるようにする。前記カバー120はパイプ状であって、中央には孔121が貫設され、前記孔121の上端の周縁部に沿って内側方向に内向き係止縁120aが曲成されるように構成する。
本発明においては、上記のような構成を有するニップルボディ100とカバー120の形状を変更している。
前記ニップルボディ100の下端の外周には第1の係止爪192、第1の段付き部190、及び第2の係止爪196及び第2の段付き部194が連続して形成される。
前記ニップルボディ100の第1の段付き部190にはカバー120の内向き係止縁120aがはめ込まれ、前記第1の係止爪192には前記カバー120の内向き係止縁120aが引っ掛かり、前記カバー120がそれ以上上昇しないようにし、これにより、浮上体122と作動レバー116は外部に露出されなくなるので、前記浮上体122及び作動レバー116の破損及び歪みを防ぐことができる。
そして、前記ニップルボディ100の第2の段付き部194にはストッパー150がはめ込まれ、前記第2の係止爪196には前記第2の段付き部194にはめ込まれたストッパー150が引っ掛かり、それ以上上昇しないようにする。
一方、前記ニップルボディ100とカバー120との間には、カバー120の分離及び離脱を防ぐためのストッパー150が配設される。
前記ストッパー150は、円形のリング状を呈し、中央には前記ニップルボディ100の下端が挿通されるための孔151が形成され、前記孔151を有するストッパー150は、前記ニップルボディ100の下端の外周にはめ込まれた状態で密着される。すなわち、前記ストッパー150はニップルボディ100の下端に設けられている第2の段付き部194にはめ込まれた状態で前記ニップルボディ100の第2の係止爪196に引っ掛かることになる。
前記ストッパー150には、前記カバー120の孔の上端の周縁部に曲げられている内向き係止縁120aが引っ掛かることになるが、このために、ストッパー150は、カバー120の内向き係止縁120aが形成されている孔121の上端の直径よりも大きく成形されるようにする。
また、前記ストッパー150に前記カバー120の内向き係止縁120aが引っ掛かった状態を保持するためには、前記ストッパー150がニップルボディ100に固定された状態であることが求められ、前記ストッパー150がニップルボディ100に固定された状態ではなければ、カバー120を支持することができず、このために、弾性力を有するスナップリング154でストッパー150を固定する。
すなわち、前記ストッパー150がはめ込まれるニップルボディ100の下端の外周には溝152が形成され、前記溝152は、前記ストッパー150の下に位置している状態で弾性力を有する材質から成形されたスナップリング154がはめ込まれた状態で係止される。
前記溝152にスナップリング154がワンタッチ方式により係止され、ストッパー150はスナップリング154に受け止められた状態となって、ニップルボディ100の外周において固定された状態を保持することができ、これにより、カバー120の内向き係止縁120aは前記ストッパー150に引っ掛かった状態で支持されてカバー120をニップルボディ100に安定的に支えることができる。
特に、本発明はストッパー150をニップルボディ100に組み付けるとき、ストッパー150を指で握った状態でカバーの内部空間にストッパー150を押し込んだ後、スナップリング154をスナップリング取り付け工具を用いて手軽にかつ速やかにニップルボディ100にストッパー150を組み付けることになるが、このとき、ストッパー150を速い時間内に簡単に固定するためには、ストッパー150を従来のように一方向に回し続けながら締め付けるねじ込み式締結よりも、言及したスナップリング154を用いたワンタッチ方式によりストッパー150を固定した方が、組み立て時間がはるかに短縮されるだけではなく、ストッパー150をさらに強固に支えることができて、カバー120をニップルボディ100にさらに簡単に固定することができるのである。
一方、前記浮上体122とストッパー130は、カバー120と連動して作動レバー116を動作させる重要な技術的な構成要素である。
前記浮上体122は、水槽132に供給される水の水位に応じて上に浮上し、作動レバー116が動作しないように制御する。浮上体122は、様々な形状に形成されるが、通常、カバー120の形状と同じ形状に形成されることが好ましく、本発明においては浮上体122を円形に形成し、その中央には2段状孔、好ましくは、直径が互いに異なる第1の孔124と第2の孔128をそれぞれ形成し、前記第1及び第2の孔124、128の境界地点には段差126を形成する。特に、前記第1の孔124は第2の孔128よりも小さく形成されることが好ましく、前記浮上体122がストッパー130を通過できないくらいの大きさに形成される。前記浮上体122の第2の孔128にはストッパー130が位置することになり、前記ストッパー130の上端には浮上体122の段差126が接触されて浮上体122がそれ以上下に下降しないようにする。
前記ストッパー130は、作動レバー116の末端部に固設され、浮上体122が押されるとき、作動レバー116に直接的に力が加えられることを防ぐ。すなわち、豚が飲水をするためにカバー120を片側に押すと、前記カバー120が片側に反らされる過程において浮上体122を押すことになり、これにより、ストッパー130に力が加えられて作動レバー116が反らされることになる。このように、ストッパー130は、作動レバー116に直接的に外力が加えられることを防ぐ役割を果たし、これは、給水ニップルの繰り返し的な動作に際しても浮上体122が歪んだり破損されたりすることを防ぐ。
以下、上記のような構成を有する本発明の畜産用給水ニップルの動作状態を図7から図10に基づいて詳しく説明する。
本発明の畜産用給水ニップルの動作について述べると、豚が飲水をするために給水ニップルのカバー120を片側方向に押すと、前記カバー120は浮上体122と接触されながら同じ方向に浮上体122を押すことになる。このとき、前記浮上体122の第2の孔128には作動レバー116に組み付けられたストッパー130が位置することになるが、前記浮上体122が押されるときに作動レバー116に直接的に力が加えられるのではなく、浮上体122の第2の孔128に位置しているストッパー130に力が加えられながら作動レバー116は反らされる。一方、前記浮上体122とストッパー130は、図9の拡大図に示すように、接触面積が従来の給水ニップルに比べて大きいため、浮上体122に加えられる外力が一ヵ所にのみ集中的に加えられるのではなく、広く負荷が作用するため、浮上体122が歪んだり破損されたりすることを防ぐことができる。このような動作により作動レバー116が片側に反らされると、前記作動レバー116の先端と吐き出し孔118との間に隙間が生じることになり、その隙間の間に水が排水される。次いで、豚がカバー120から口を離すと、バネ112の復元力により作動レバー116が元の位置に戻り、これと同時に、浮上体122がストッパー130の上部に上昇することになり、カバー120もまた一緒に元の位置に戻りながら、作動レバー116の先端とOリング114は気密を保持して水を遮断する。
一方、図10は、本発明に係る水槽132に入れられた水により浮上体122がストッパー130から抜脱して水が遮断された状態を示している図であって、所定の量の水が水槽132に入れられ終わると、前記水槽132に貯水された水により浮上体122は上に移動する。すなわち、前記浮上体122がストッパー130から抜脱するくらいの水位に達すると、水が排水されなくなるが、図10に示すように、浮上体122の第2の孔128からストッパー130が抜脱すると、たとえ豚がカバー120を反らしても、作動レバー116は何の影響を受けずに最初の状態を保持することになる。このように、たとえ水槽132に水が少なく溜まっていても、具体的には、水の水位がストッパー130が配設された位置まで上昇すると、水はそれ以上供給されず、これにより、作動レバー116の長さを短くして製作することができて、生産コストを節減することができ、様々な水槽にも適用可能であるというメリットがある。
10,100 ニップルボディ
12,112 バネ
14,114 Oリング
16,116 作動レバー
18,118 吐き出し孔
20,120 カバー
22,122 浮上体
24,124 第1の孔
26,126 段差
28,128 第2の孔
30,130 ストッパー
32,132 水槽

Claims (6)

  1. 外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディ(10)と、前記ニップルボディ(10)の下端に配設され、内部が空いているカバー(20)と、前記ニップルボディ(10)の吐き出し孔(18)に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディ(10)の下に露出されて水を供給したり遮断したりする作動レバー(16)と、前記ニップルボディ(10)の内部に配設され、前記作動レバー(16)を最初の状態に戻すためのバネ(12)と、を備えてなる畜産用給水ニップルにおいて、
    前記作動レバー(16)の下端部に固設されるストッパー(30)と、前記作動レバー(16)にはめ込まれて上/下に移動する浮上体(22)と、をさらに備えてなるが、
    前記浮上体(22)には、前記作動レバー(16)とストッパー(30)がはめ込まれるための第1及び第2の孔(24)(28)が形成され、
    前記第1及び第2の孔(24)(28)は、互いに異なる直径を有するように形成されることを特徴とする畜産用給水ニップル。
  2. 前記第1の孔(24)は前記第2の孔(28)よりも小さく形成され、前記第2の孔(28)には前記ストッパー(30)が位置することを特徴とする請求項1に記載の畜産用給水ニップル。
  3. 前記第1の孔(24)と第2の孔(28)との間には、前記浮上体(22)が前記第2の孔(28)に位置しているストッパー(30)の下に下降しないようにする段差(26)が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の畜産用給水ニップル。
  4. 外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディ(10)と、前記ニップルボディ(10)の下端に配設され、内部が空いているカバー(20)と、前記ニップルボディ(10)の吐き出し孔(18)に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディ(10)の下に露出されて水を供給したり遮断したりする作動レバー(16)と、前記ニップルボディ(10)の内部に配設され、前記作動レバー(16)を最初の状態に戻すためのバネ(12)と、を備えてなる畜産用給水ニップルにおいて、
    前記ニップルボディ10には係止爪(10a)を形成するが、
    前記カバー(20)が上に上昇するときに、前記カバー(20)の上端部(20a)が前記ニップルボディ(10)の係止爪(10a)に接触されて上に上昇できないようにすることを特徴とする畜産用給水ニップル。
  5. 外部の水道と連結された給水配管に組み付けられるニップルボディ(100)と、前記ニップルボディ(100)の下端に組み付けられ、中央には孔(121)が貫設され、前記孔(121)の上端の周縁部に沿って内側方向に内向き係止縁(120a)が曲成されたカバー(120)と、前記ニップルボディ(100)の吐き出し孔(118)に先端がはめ込まれ、その末端はニップルボディ(110)の下に露出されて水を供給したり遮断したりする作動レバー(116)と、前記ニップルボディ(110)の内部に配設され、前記作動レバー(116)を最初の状態に戻すためのバネ(112)と、前記作動レバー(116)の下端部に固設されるストッパー(130)と、前記作動レバー(116)にはめ込まれて上/下に移動する浮上体(122)と、を備える畜産用給水ニップルにおいて、
    前記ニップルボディ(110)が挿通されるための孔(151)を有し、前記ニップルボディ(100)の下端の外周に密着された状態で前記カバー(120)を受け止めるストッパー(150)と、
    前記ストッパー(150)が組み付けられている前記ニップルボディ(110)の下端の外周に刻設される溝(152)と、
    前記ニップルボディ(110)の溝(152)に着脱自在にはめ込まれ、弾性力を有する材質から成形されて前記ストッパー(150)を受け止めるスナップリング(154)と、
    を備えてなることを特徴とする畜産用給水ニップル。
  6. 前記ニップルボディ(110)の下端の外周には第1の係止爪(192)、第1の段付き部(190)、並びに第2の係止爪(196)及び第2の段付き部(194)が連続して形成され、前記ニップルボディ(100)の第1の段付き部(190)には前記カバー(120)の内向き係止縁(120a)がはめ込まれ、前記第1の係止爪(192)には前記カバー(120)の内向き係止縁(120a)が引っ掛かるようにし、
    前記ニップルボディ(100)の第2の段付き部(194)にはストッパー(150)がはめ込まれ、前記第2の係止爪(196)には前記第2の段付き部(194)にはめ込まれたストッパー(150)が引っ掛かるようにすることを特徴とする請求項5に記載の畜産用給水ニップル。
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