JP2023099928A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メッセンジャーアプリを利用した会話の履歴を参照しない場合に比して、添付文書の誤送信をより確実に防止する。【解決手段】チャットシステム10は、チャットを利用した会話の途中において、添付文書に関連する属性の属性値がメッセージに含まれている場合、その属性値を含む属性情報を属性情報記憶部18に保存する属性情報抽出部12と、会話者により添付文書の送信が指示されると、その添付文書を解析して、属性情報に含まれる属性項目の属性値を抽出し、抽出した属性値と属性情報に含まれる属性値とを比較し、属性値が一致しない場合、添付文書の誤送信の可能性があると判断する添付文書検証部13と、誤送信の可能性がある場合、添付文書の送信の是非を送信元に問い合わせることによって添付文書の正当性を確認する問合せ部14と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年では、メールに代わるコミュニケーションツールとしてビジネスチャットを採用する企業が拡大してきている。ビジネスチャットは、チャットルーム内でメッセージをやりとりするためのメッセージング機能を提供するが、そのメッセージング機能は、メールと同様に添付文書を送信する機能を有している。ただし、ビジネスチャットでもメールの場合と同様に添付文書の誤送信という問題が発生する。
従来において、例えば、特許文献1では、間違ったスレッドやグループに添付文書を送信することを防止するため、入力画面および確認画面の上下2cm以内にグループやスレッドの名称を表示するシステムが提案されている。
また、特許文献2では、情報共有ツールでメッセージ情報の作成中に別のウィンドウでの作業を実施したことを検知した場合に、送信内容の確認画面を表示するシステムが提案されている。
特開2019-091384号公報 特開2017-134516号公報 特開2006-227810号公報 特開2006-259843号公報
しかしながら、特許文献1,2のように誤送信が発生しうる操作を検知する度に注意喚起のための表示を常に行うようにすると形骸化してしまうおそれがある。また、その都度、確認が必要となることは、ユーザの負担の増加や作業効率の低下につながりかねない。
ところで、コンピュータシステム上でメッセンジャーアプリを利用して添付文書を送信する場合、添付文書を送信する前に添付文書に関する情報を会話でやりとりしたり、添付文書の送信に関して何らかの指示をしたり、予定を事前に伝えたりする場合がある。
本発明は、メッセンジャーアプリを利用した会話の履歴を参照しない場合に比して、添付文書の誤送信をより確実に防止することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、メッセンジャーアプリを利用して行われている会話の途中において、一方の会話者から添付文書の送信が指示されると、前記添付文書から当該添付文書に関する所定の属性の属性値を抽出し、前記会話の履歴から抽出された前記所定の属性の属性値が、前記添付文書から抽出した前記所定の属性の属性値と一致しない場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせる、ことを特徴とする。
また、前記所定の属性は、送信する文書を特定しうる情報であることを特徴とする。
また、前記送信する文書を特定しうる情報は、当該文書の形式であることを特徴とする。
また、前記送信する文書を特定しうる情報は、当該文書の種類であることを特徴とする。
また、前記所定の属性は、前記添付文書の宛先であることを特徴とする。
また、前記プロセッサは、送信が指示された添付文書に人物の画像が含まれている場合、前記人物の画像から特定される人物の中に前記会話をしているいずれのユーザも含まれていない場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせることを特徴とする。
また、前記プロセッサは、送信が指示された添付文書に人物の画像が含まれている場合、前記会話をしているユーザの画像データを取得し、前記添付文書に含まれている人物の画像を前記画像データと照合することによって、前記会話をしているユーザの画像が、送信が指示された添付文書に含まれているか否かを判断する、ことを特徴とする。
また、前記プロセッサは、前記会話の履歴から前記所定の属性の属性値が抽出できなかった場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせないことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、メッセンジャーアプリを利用して行われている会話の途中において、一方の会話者から添付文書の送信が指示されると、前記添付文書から当該添付文書に関する所定の属性の属性値を抽出する機能、前記会話の履歴から抽出された前記所定の属性の属性値が、前記添付文書から抽出した前記所定の属性の属性値と一致しない場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせる機能、を実現させる。
請求項1に記載の発明によれば、メッセンジャーアプリを利用した会話の履歴を参照しない場合に比して、添付文書の誤送信をより確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、添付する文書の間違いによる添付文書の誤送信の可能性があると判断して、添付文書の送信を指示した会話者に添付文書の正誤を確認させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、文書の形式が不一致の場合に、添付文書の誤送信の可能性があると判断することができる。
請求項4に記載の発明によれば、文書の種類が不一致の場合に、添付文書の誤送信の可能性があると判断することができる。
請求項5に記載の発明によれば、宛先違いによる添付文書の誤送信の可能性があると判断して、添付文書の送信を指示した会話者に添付文書の正誤を確認させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、会話をしているユーザの画像が、添付文書に含まれている画像に含まれていない場合、添付文書の誤送信の可能性があると判断して添付文書の送信を指示した会話者に添付文書の正誤を確認させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、会話をしているユーザの画像データを利用して、添付文書の誤送信の可能性を判定することができる。
請求項8に記載の発明によれば、添付文書の誤送信と確信できない場合には、添付文書の送信を指示した会話者に添付文書の正誤を確認させずにすむ。
請求項9に記載の発明によれば、メッセンジャーアプリを利用した会話の履歴を参照しない場合に比して、添付文書の誤送信をより確実に防止することができる。
本実施の形態におけるコミュニケーションシステムの構成の一例を示す図である。 本実施の形態における文書種類情報記憶部に記憶される文書種類情報のデータ構成の一例を示す図である。 本実施の形態における属性情報記憶部に記憶される属性情報のデータ構成の一例を示す図である。 本実施の形態においてチャットを使用しているときの処理を示すフローチャートである。 図4に示す添付文書送信処理を示すフローチャートである。 本実施の形態において、ユーザA,B間で行われた会話の履歴情報の一部を示す図である。 本実施の形態において、ユーザA,B間で行われた会話の履歴情報の他の一部分を示す図である。 本実施の形態において、ユーザA,B間で行われた会話の履歴情報の他の一部分を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態におけるコミュニケーションシステムの構成の一例を示す図である。図1には、パーソナルコンピュータ(以下「PC」)1と、チャットシステム10と、がインターネット等のネットワーク2を介して接続されているシステム構成が示されている。
「チャット」とは、例えば、インターネットを介してリアルタイムに会話をする仕組みなどと定義されているが、チャットシステム10は、チャットを実現するチャットアプリがインストールされているコンピュータ(上記「PC1」)を使用するユーザに対してチャットサービスを提供する。
また、「メッセンジャーアプリ」というのは、例えば、テキストメッセージのやり取りや無料IP電話などによるメッセージ交換、すなわちメッセージング機能を提供するアプリケーションの総称であるが、本実施の形態では、このメッセンジャーアプリとしてチャットを利用してメッセージング機能、更に文書を送信するファイル添付機能をユーザに提供する。このように、本実施の形態では、ユーザ間のコミュニケーションにチャットを用いる場合を例にして説明しているが、メッセージング機能及びファイル添付機能を提供する他のメッセンジャーアプリを利用してもよい。
PC1は、ユーザがチャットを行うために利用される情報処理装置である。そのため、PC1には、チャットアプリがインストールされている。PC1は、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、PC1は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ(HDD)等のストレージ、通信手段としてのネットワークインタフェース、マウスやキーボード等の入力手段及びディスプレイ等の表示手段を含むユーザインタフェースを備えて構成される。
チャットシステム10は、前述したようにPC1のユーザに対してチャットサービスを提供する。チャットシステム10は、本発明に係る情報処理装置の一例であり、サーバコンピュータ等の従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、チャットシステム10は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ(HDD)等のストレージ、通信手段としてのネットワークインタフェースを少なくとも備えて構成される。
チャットシステム10は、会話処理部11、属性情報抽出部12、添付文書検証部13、問合せ部14、添付文書送信部15、制御部16、文書種類情報記憶部17及び属性情報記憶部18を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については、図から省略している。
会話処理部11は、ユーザがチャットルームにメッセージを投稿することによって行われるメッセージ交換、いわゆる会話に関する処理を行う。属性情報抽出部12は、自然言語処理を行うことでメッセージの内容を解釈し、所定の属性の属性値が含まれていれば、その所定の属性の属性値をメッセージから抽出し、属性情報として属性情報記憶部18に保存する。添付文書を送信するには、少なくとも宛先を指定すると共に、宛先へ送信する文書を添付する必要がある。従って、所定の属性に該当する属性項目というのは、宛先と、添付文書に関連する属性情報である。添付文書に関連する属性情報は、当該添付文書を特定しうる情報であり、添付文書検証部13が添付文書を解析することで得られる情報である。本実施の形態では、添付文書を特定しうる情報として、文書の種類と文書の形式(以下、「フォーム」という)を例にして説明する。
添付文書検証部13は、添付文書として実際に添付されている文書を解析することで、所定の属性の属性値を抽出し、添付文書から抽出した所定の属性の属性値を、属性情報抽出部12が抽出した属性情報と照合することにより、属性値の異同を判定する。添付文書検証部13が抽出する所定の属性は、属性情報抽出部12が抽出する所定の属性と同じである。換言すると、属性情報抽出部12は、添付文書検証部13が実際の添付文書から抽出しうる所定の属性、すなわち宛先等の属性項目を、会話の履歴から抽出する。
比較する属性値が一致しない場合、誤送信の可能性があると判定できるので、問合せ部14は、宛先違い、あるいは添付する文書違いの可能性がないか、添付文書の送信元のユーザに確認のために問い合わせる。本実施の形態では、チャットボットにより問合せ部14を実現する。添付文書送信部15は、添付文書が誤送信でないと確認できた場合に添付文書を宛先へ送信する。制御部16は、前述した各構成要素11~15と連携動作することによって、チャットシステム10における会話の制御、特に会話中に実施される添付文書の送信制御を行う。
図2は、本実施の形態における文書種類情報記憶部17に記憶される文書種類情報のデータ構成の一例を示す図である。文書種類情報は、事前に用意されている。文書種類情報は、文書の種類毎に、当該種類の文書で用いられるフォームの名称及び当該文書種類のレイアウトを特定するフォームデータが対応付けして構成される。
図3は、本実施の形態における属性情報記憶部18に記憶される属性情報のデータ構成の一例を示す図である。属性情報は、前述したように属性情報抽出部12により抽出される添付文書に関連する属性情報である。属性情報は、当該属性を特定する属性項目に、属性情報抽出部12により抽出された当該属性項目の属性値が対応付けして構成される。本実施の形態では、宛先と、添付文書のフォームの種類を表す書類フォームが会話の履歴情報から抽出された属性情報として例示されているが、属性項目の種類は、これに限るものではない。
チャットシステム10における各構成要素11~16は、チャットシステム10を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部17,18は、チャットシステム10に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。
本実施の形態では、PC1を利用しているユーザAとユーザBがそれぞれチャットを起動して、会話者として会話を行っている場合を想定して説明する。以下、チャットを使用しているときのチャットシステム10における処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
ユーザA,Bは、チャットを起動して会話を始めた後、会話を終了させるまで(ステップ110でN)、メッセージを投稿することによって、会話処理部11が提供する機能により会話を行う。会話処理部11は、会話が終了されない間(ステップ110でY)、ユーザAとユーザBとの会話の途中において、いずれか一方のユーザA,Bから投稿されたメッセージを取得すると(ステップ120)、属性情報抽出部12は、自然言語処理を行うことで、会話処理部11により取得されたメッセージの内容を解釈し、添付文書に関し、前述した所定の属性の属性値が含まれているかどうかを判断する。所定の属性の属性値が含まれていないと判断した場合(ステップ130でN)、ステップ150に移行する。
所定の属性の属性値がメッセージに含まれていると判断した場合(ステップ130でY)、属性情報抽出部12は、図3に例示するように、メッセージから抽出した所定の属性の属性値を属性項目に対応させて属性情報として属性情報記憶部18に保存する(ステップ140)。
続いて、メッセージが添付文書を送信する指示に該当しない場合(ステップ150でN)、次に投稿されるメッセージを処理するためにステップ110に戻る。一方、メッセージが添付文書を送信する指示に該当する場合(ステップ150でY)、以下に説明する添付文書送信処理を実行する(ステップ160)。以下、本実施の形態における添付文書送信処理について図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、送信対象の文書は、正しく添付されているものとして説明する。添付忘れの場合は、従前と同じようにエラーメッセージを表示するなどして対処する。
添付文書検証部13は、自然言語処理を行うことで、メッセージに添付された添付文書を解析することで添付文書に関する所定の属性の属性値を抽出する(ステップ161)。解析の対象とする添付文書というのは、添付文書の内容だけでなく、文書名、また送信日時等添付文書の送信に関わる情報を合わせて解析するのが好適である。添付文書検証部13は、ステップ140において属性情報記憶部18に属性値が保存されている属性項目を抽出対象として処理すればよい。例えば、会話の履歴から宛先が抽出されていなければ、以降の処理において説明するように、比較対象とする宛先が存在しないので、ステップ161において宛先を添付文書から抽出する対象とする必要はない。
解析した結果、添付文書に宛先の指定がなければ(ステップ162でN)、仮に属性情報記憶部18に宛先が保存されていても比較対象とする宛先を添付文書から抽出できないので、ステップ164に移行する。一方、添付文書に宛先の指定がある場合(ステップ162でY)、添付文書検証部13は、添付文書から抽出した宛先を、属性情報記憶部18に保存されている宛先と比較する。一致しない場合(ステップ163でN)、ステップ167に移行する。
一方、一致する場合(ステップ163でY)、添付文書検証部13は、添付文書から特定される宛先は、会話の履歴を参照する限り正しく指定されていると判断する。この場合、添付文書検証部13は、添付文書のフォーム又は文書の種類の指定がされているかどうかを解析する。解析した結果、フォーム又は文書の種類の指定がなければ(ステップ164でN)、仮に属性情報記憶部18にフォーム又は文書の種類が保存されていても比較対象とするフォーム又は文書の種類を添付文書から抽出できなかったので、ステップ166に移行する。一方、添付文書にフォーム又は文書の種類の指定がある場合において(ステップ164でY)、それが文書の種類が指定されている場合、添付文書検証部13は、添付文書から特定した文書の種類を、文書種類情報を参照することで当該文書種類のフォームを特定する。そして、添付文書検証部13は、添付文書から特定できるフォームを、属性情報記憶部18に保存されている書類フォームと比較する。一致しない場合(ステップ165でN)、ステップ167に移行する。
一方、一致する場合(ステップ165でY)、添付文書検証部13は、添付文書から特定できるフォームは、会話の履歴を参照する限り正しいと判断する。この場合、ユーザにより添付された文書は、正しい文書が添付されていると判断して、添付文書送信部15は、その添付文書を、指定されている宛先へ送信する(ステップ166)。
ここで、添付文書から特定される宛先又は添付文書のフォームが、ステップ140において保存されている当該属性項目に対応する属性値と一致しなかった場合(ステップ163でN,165でN)、実際に添付された文書から抽出された所定の属性の属性値が会話の履歴から抽出された属性値と一致していないため、実際に添付された文書が添付文書として正しいかどうか確証できない。つまり、添付文書をそのまま送信してしまうと誤送信の可能性があると判断される場合、問合せ部14は、添付文書の正当性について、つまり添付文書の送信の是非をユーザに問い合わせることによって確認する(ステップ167)。このユーザへの確認について、具体例を用いて説明する。
図6~8は、ユーザA,B間で行われた会話の履歴情報の一部を示す図である。図6~8には、会話における発言者に、その発言者による発言内容が対応付けられている。なお、Botは、問合せ部14により投稿されたメッセージを意味する。
まず、図6に示す会話の例によると、ユーザAは、自分宛の書類の作成をユーザBに指示している。つまり、会話の履歴から添付文書を宛先は、“ユーザA”と特定できる。ユーザBは、ユーザAからの依頼に応じて書類を作成し、チャットを利用して作成した書類、つまり文書をユーザAへ送信するためのメッセージを投稿している。ここで、ユーザBからのメッセージに文書が添付されていると、前述したように、添付文書検証部13は、ユーザBにより添付された文書を解析する。そして、添付文書の内容を解析した結果、宛先が“ユーザA”以外のユーザであると認定すると、宛先違いの可能性がある、すなわち誤送信の可能性があるため、問合せ部14(Bot)は、図6に例示するように添付文書の送信の是非を文書送信元のユーザBに問い合わせる。ここで、ユーザBは、Botからの確認メッセージに応じて添付文書を確認し、そして、確認メッセージに含まれているリンクのうち“Y”又は“N”を選択することによって問合せに応じる。ユーザBは、添付文書をこのまま送信する場合には“Y”を選択し、誤った文書を添付したなど文書の送信を保留する場合には“N”を選択する。
次に、図7に示す会話の例によると、ユーザAは、記入すべき書類を添付文書にてユーザBに送っている。つまり、会話の履歴から添付文書のフォームは、添付文書により特定できる。例えば、ユーザAが申請書1のフォームを添付した場合、フォームは、文書種類情報を参照すると“form30-1”と特定することができる。ユーザBは、ユーザAからの依頼に応じてフォーム“form30-1”に必要事項を記入することで書類を作成し、チャットを利用して作成した書類、つまり文書をユーザAへ送信するためのメッセージを投稿している。ここで、ユーザBからのメッセージに文書が添付されていると、前述したように、添付文書検証部13は、ユーザBにより添付された文書を解析する。そして、添付文書の内容を解析した結果、フォームが“form30-1”以外のフォームであることを認定すると、添付する文書違いの可能性がある、すなわち誤送信の可能性があるため、問合せ部14(Bot)は、図7に例示するように添付文書の送信の是非を文書送信元のユーザBに問い合わせる。ユーザBは、図6を用いて説明したように、“Y”又は“N”を選択する。
次に、図8に示す会話の例によると、ユーザAは、請求書の書類を作成したら、送ることをユーザBに伝えている。つまり、会話の履歴から以降に送信する添付文書の種類は、会話の内容から特定できる。例えば、ユーザAが請求書を送信する場合、フォームは、文書種類情報を参照すると“form20”と特定できる。その後、ユーザAは、メッセージにてユーザBに伝えたように請求書を作成し、チャットを利用してその請求書の書類、つまり文書をユーザBへ送信するためのメッセージを投稿している。ここで、ユーザAからのメッセージに文書が添付されていると、前述したように、添付文書検証部13は、ユーザAにより添付された文書を解析する。そして、添付文書の内容を解析した結果、フォームが請求書のフォーム“form20”以外のフォームであることを認定すると、添付する文書違いの可能性がある、すなわち誤送信の可能性があるため、問合せ部14(Bot)は、図8に例示するように添付文書の送信の是非を文書送信元のユーザAに問い合わせる。ユーザAは、図6を用いて説明したように、“Y”又は“N”を選択する。
図5に戻り、ユーザが確認メッセージから“Y”を選択した場合、添付文書をそのまま送信してよいと判断して(ステップ168でY)、添付文書送信部15は、添付文書を指定の宛先へ送信する(ステップ166)。一方、ユーザが確認メッセージから“N”を選択した場合、添付文書の送信を保留する指示がされたと判断して(ステップ168でN)、チャットシステム10は、添付文書送信処理を終了する。
図4に戻り、以上説明したように添付文書送信処理(ステップ160)が終了すると、ステップ110に移行する。
本実施の形態によれば、以上説明したように会話の履歴から特定できる所定の属性の属性値を抽出し、実際に添付された添付文書から抽出できた当該属性の属性値が、会話の履歴抽出された当該属性の属性値と一致しない場合には、添付文書の誤送信の可能性有りと判断して、添付文書を送信する前に送信元に問い合わせるようにした。これにより、添付文書を誤って送信してしまうことを、より確実に防止することができる。
なお、上記説明では、所定の属性として、宛先や文書のフォームを取り扱う場合を例にして説明したが、これに限定するものではない。例えば、顔画像を用いて誤送信の判断を行うようにしてもよい。具体的には、次のように処理する。
まず、チャットを利用するユーザを特定する画像データとして各ユーザの顔画像をチャットシステム10に事前に登録しておく。これは、チャットアプリのインストール時にしてもよいし、それ以降に行うようにしてもよい。ここで、ユーザAがユーザBに添付文書を送信する場合において、送信対象のファイルには、人物の画像が含まれているとする。添付文書検証部13は、この添付文書内の人物画像を画像解析することで顔画像を抽出する。また、添付文書検証部13は、事前に登録されている送信元及び送信先の顔画像、つまり、ユーザA,Bの顔画像を登録先の記憶手段(図示せず)から取得する。そして、添付文書検証部13は、添付文書から抽出した顔画像を、取得したユーザA,Bの顔画像と照合する。照合した結果、会話をしているユーザA,Bの顔画像が、添付文書に含まれているユーザの顔画像の中に含まれているか否かを判断する。
ここで、添付文書から抽出した顔画像の中に、会話をしているユーザAにもユーザBにも一致する顔画像が含まれていない場合、添付文書検証部13は、添付文書の誤送信の可能性があると判断する。
ユーザAからユーザBに写真のファイル送信する場合において、その写真に人物画像が含まれている場合、多くは、送信元及び送信先の双方が写っているものと仮定した。ただ、ここに例示した誤送信の可能性の有無の判断は、一例であって、これに限る必要はない。例えば、送信元あるいは送信先のいずれか一方が写っていれば、添付文書の送信の是非を送信元に問い合わせないようにしてもよい。それ以外の場合、つまり、添付文書にユーザAもユーザBも写っていない写真が含まれている場合は、誤送信の可能性があると判断して、送信元に問い合わせる。
また、ユーザA,B間の会話の履歴で、ユーザA,Bの2人が共に写っている写真を提供する旨のメッセージが投稿されていれば、ユーザA,Bの双方の顔画像が含まれていない写真は、誤送信の可能性があると判断できる。また、会話の履歴の中に送信元と送信先以外のユーザ(例えば、ユーザC)が写った写真を提供する旨のメッセージが含まれている場合、事前に登録しているユーザCの顔画像が含まれている添付文書は、誤送信の可能性がないと判断できる。
本実施の形態では、会話の履歴から抽出できた属性値に対応する所定の属性(つまり、属性項目)と同じ属性項目に対応する属性値が、実際に添付された添付文書から抽出できた場合、それぞれの属性値を比較し、一致しなかった場合に誤送信の可能性があると判定し、確認のために送信元のユーザに問い合わせることにした。ところで、添付文書に関連する全ての属性項目について、会話ではメッセージを投稿するとは限らないし、添付文書でも記述するとは限らない。従って、会話の履歴又は添付文書の一方から同じ属性項目に対する属性値が抽出できない場合は、容易に想定しうる。そこで、本実施の形態においては、上記の通り、送信元の確認作業に要する手間を考慮して、添付文書の送信の是非を送信元に問い合わせないようにした。もちろん、添付文書の誤送信をより一層確実に防止するために、送信元に問い合わせるようにしてもよい。
上記実施の形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記実施の形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施の形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
1 PC、2 ネットワーク、10 チャットシステム、11 会話処理部、12 属性情報抽出部、13 添付文書検証部、14 問合せ部、15 添付文書送信部、16 制御部、17 文書種類情報記憶部、18 属性情報記憶部。

Claims (9)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    メッセンジャーアプリを利用して行われている会話の途中において、一方の会話者から添付文書の送信が指示されると、前記添付文書から当該添付文書に関する所定の属性の属性値を抽出し、
    前記会話の履歴から抽出された前記所定の属性の属性値が、前記添付文書から抽出した前記所定の属性の属性値と一致しない場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定の属性は、送信する文書を特定しうる情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信する文書を特定しうる情報は、当該文書の形式であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信する文書を特定しうる情報は、当該文書の種類であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の属性は、前記添付文書の宛先であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、送信が指示された添付文書に人物の画像が含まれている場合、前記人物の画像から特定される人物の中に前記会話をしているいずれのユーザも含まれていない場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    送信が指示された添付文書に人物の画像が含まれている場合、前記会話をしているユーザの画像データを取得し、
    前記添付文書に含まれている人物の画像を前記画像データと照合することによって、前記会話をしているユーザの画像が、送信が指示された添付文書に含まれているか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記会話の履歴から前記所定の属性の属性値が抽出できなかった場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータに、
    メッセンジャーアプリを利用して行われている会話の途中において、一方の会話者から添付文書の送信が指示されると、前記添付文書から当該添付文書に関する所定の属性の属性値を抽出する機能、
    前記会話の履歴から抽出された前記所定の属性の属性値が、前記添付文書から抽出した前記所定の属性の属性値と一致しない場合、前記一方の会話者に前記添付文書の送信の是非を問い合わせる機能、
    を実現させるためのプログラム。
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