JP2023098444A - 特典付与システム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が警備装置をより活用しようという動機付けを与える。【解決手段】制御部701は、取得手段711と、付与手段712と、送信手段713として機能する。取得手段711は、サーバ装置から送られる操作情報、警備対象エリアの情報、及び警備モード情報等の各種情報を取得する。付与手段712は、取得手段711により取得された各種情報に基づいて、利用者又は物件にポイントを付与する。付与手段712は、操作を行った利用者のみにポイントを付与するとき、個人ポイント又はボーナスポイントを付与する。一方、付与手段712は、警備装置への指示を示す操作があった場合、その指示を受けた警備装置がその指示によって警備する対象である物件に物件ポイントを付与する。送信手段713は、付与されたポイントの情報をコントローラ200、ウェアラブル端末500、又はユーザ端末600に送信する。【選択図】図6

Description

本発明は、警備装置の利用に伴って利用者に特典を付与する技術に関する。
物件を警備するための操作をその物件に対応付けられた利用者から受付ける警備装置が知られている。例えば、特許文献1は、操作者が所持するIDカードをカードリーダが読み込むことで、その操作者が、エリア監視領域を警備する警備装置に対する操作の権限を有する家人等であるか否かを認証する。
特開2008-250745号公報
警備装置の利用者は、日常生活の中で警備装置を利用するための操作を行っている。しかし、警備上の異常が少ない日々のなかでこの操作を習慣的に行うようになると警備装置の使用感が得られにくく、警備装置をより活用しようという動機付けが得られにくい。
本発明は、利用者が警備装置をより活用しようという動機付けを与えることを目的の一つとする。
本発明の一態様は、物件を監視する警備装置の利用者に対して特典を付与する特典付与システムであって、前記警備装置を利用する複数の利用者と各利用者が所持する非警備端末とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合に該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与し、前記警備装置を利用する前記利用者が前記警備装置と異なる前記非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与する付与手段と、特典を付与された利用者に該特典の情報を通知する通知手段と、を有する特典付与システムを提供する。
前記警備装置は、複数の警備モードを用いて前記物件への侵入監視を行うものであり、前記警備装置に対する操作とは、前記警備モードを設定する操作であってもよい。
前記付与手段は、前記警備装置に対する操作があった場合に付与する前記特典を、該操作を行った操作者が所定の条件を満たす場合、所定の条件を満たさない場合に比して価値の高い特典としてもよい。
前記付与手段は、前記警備装置に対する操作があった場合に、該操作を行った操作者には前記特典とは別に追加の特典を付与してもよい。
前記警備装置は、前記物件が無人のとき前記物件を監視する無人警戒モードと、前記物件が有人のとき前記物件を監視する有人警戒モードとを少なくとも用いて前記物件への侵入監視を行うものであり、前記付与手段は、前記有人警戒モードが設定された場合に付与する前記特典は、該有人警戒モードが設定されたときに前記物件に所在する前記利用者の人数に応じた特典としてもよい。
前記付与手段は、利用者の健康に関する前記非警備端末の利用があった場合に、該利用を行った利用者に特典を付与してもよい。
本発明の別の態様は、非警備端末非警備端末物件、及び該物件に対応付けられた複数の利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムであって、前記利用者が前記物件の監視を行う警備装置に対して操作を行った場合に該物件に前記特典を付与し、前記警備装置を利用する前記利用者が所持する前記警備装置と異なる非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与する付与手段と、特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者、又は、特典を付与された利用者に、該特典の情報を通知する通知手段と、を有する特典付与システムを提供する。
本発明のさらに別の態様は、物件を監視する警備装置の利用者に対して特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、前記警備装置を利用する複数の利用者と各利用者が所持する非警備端末とを対応付けて記憶するステップと、前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合に該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与するステップと、前記警備装置を利用する前記利用者が前記警備装置と異なる前記非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与するステップと、特典を付与された利用者に該特典の情報を通知するステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明のさらに別の態様は、物件、及び該物件に対応付けられた複数の利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、前記利用者が前記物件の監視を行う警備装置に対して操作を行った場合に該物件に前記特典を付与するステップと、前記警備装置を利用する前記利用者が所持する前記警備装置と異なる非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与するステップと、特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者、又は、特典を付与された利用者に、該特典の情報を通知するステップと、を有する特典付与システムを提供する。
本発明によれば、利用者が警備装置をより活用しようという動機付けを与えることができる。
実施形態に係るポイント付与システム10の構成の一例を示す図。 コントローラ200の構成の一例を示す図。 サーバ装置400の構成の一例を示す図。 ウェアラブル端末500の構成の一例を示す図。 ユーザ端末600の構成の一例を示す図。 ポイント付与装置700の構成の一例を示す図。 利用者DB7021の例を示す図。 ポイントDB7022の例を示す図。 条件表7023の例を示す図。 コントローラ200への操作に係る動作の一例を示すシーケンスチャート。 ウェアラブル端末500の測定に係る動作の一例を示すシーケンスチャート。 ポイント付与に係る動作の一例を示すシーケンスチャート。
1.構成
図1は、実施形態に係るポイント付与システム10の構成の一例を示す図である。ポイント付与システム10は、利用者が居住する警備対象エリア(以下、「物件」ともいう)を警備する警備サービスと、利用者の健康を管理するヘルスケアサービスとを提供する。ここでいう「居住」とは、必ずしも住むことに限定されず、ある程度継続して滞在することも包含する。ただし、警備対象エリアは、利用者の住居に限定されず、オフィスビルや商業施設等の建物であってもよい。
ポイント付与システム10は、利用者が警備サービスをより活用する動機付けを与えるために、警備サービスの利用や警備サービス以外の利用に応じて利用者にポイントを付与する。このポイントは、本発明に係る「特典」の一例であって、数値で表現された価値情報である。特典とは、利用者の得になったり警備装置の利用を実感したりする物、サービスなどのインセンティブをいう。ポイントは、これらの物、サービスとの交換が可能な数値である。
また、ここでいう「警備対象エリアを警備する」とは、例えば、その警備対象エリアへの侵入等の異常を監視するとともに、出入口の施錠、警備員への通報等を行うことを含む。
ポイント付与システム10は、複数のセンサ100と、コントローラ200と、設定ユニット300と、サーバ装置400と、ウェアラブル端末500と、ユーザ端末600と、ポイント付与装置700と、を備える。
複数のセンサ100、コントローラ200、及び設定ユニット300は、利用者の住居、職場、店舗等の警備対象エリア(物件)に設置され、LAN(Local Area Network)等の通信網11を介して接続されている。サーバ装置400は、警備サービス及びヘルスケアサービスを提供する事業者により運営される警備センタに設置される。ウェアラブル端末500及びユーザ端末600は、いずれも利用者に所持される。コントローラ200、サーバ装置400、ユーザ端末600、及びポイント付与装置700は、インターネットと移動体通信ネットワークとを含む通信網12を介して接続されている。ウェアラブル端末500とユーザ端末600とは、予めペアリングされており、無線で接続される。
複数のセンサ100は、警備対象エリアへの侵入者を検知する侵入監視用途に用いられる。警備対象エリアが住居である場合、複数のセンサ100には、住居の屋内に設置されるセンサ100(以下、「屋内のセンサ100」ともいう。)と、住居の屋外に設置されるセンサ100(以下、「屋外のセンサ100」ともいう。)と、が含まれる。屋内のセンサ100は、例えば玄関扉や窓等の開口部、住居内における通路等の動線部分や居室などに設置される。屋外のセンサ100は、例えば庭や門扉に設置される。一の例において、複数のセンサ100には、窓/ドアセンサ、人感センサ、TOF(Time Of Flight)センサ、超音波(ミリ波、マイクロ波)センサ、及び照明/家電操作検知センサが含まれる。
窓/ドアセンサは、玄関扉、窓、門扉等の開口部に設置され、扉や窓などの開閉体の開放を検知する。窓/ドアセンサの例としては、磁界の変化を検知して扉の開放を検知するセンサ、及びタンパースイッチのオン/オフで扉の開放を検知するセンサが挙げられる。人感センサは、空間センサとも呼ばれ、動線部分や居室に設置され、人の存在を検知する。人感センサの例としては、熱線の変動により人の存在を検知するセンサ、音波や高周波により人の存在を検知するセンサ、入力画像から人の存在を検知するセンサ、及び投光部からの入射光が遮られることにより人の存在を検知するセンサが挙げられる。TOF(Time Of Flight)センサ及び超音波センサは、動線部分や居室に設置され、利用者の姿勢を検知する。照明/家電操作検知センサは、家電機器に対する操作を検知する。照明/家電操作検知センサは、家電機器に設けられ、家電機器の操作ボタンを用いて行われた操作を検知してもよい。或いは、照明/家電操作検知センサは、リモートコントローラから家電機器に送信される操作信号を受信し得る場所に設置され、この操作信号に基づいて家電機器に対する操作を検知してもよい。家電機器の例としては、テレビ受信機、照明機器、エアコン、暖房器具、扇風機、及びラジオが挙げられる。
コントローラ200は、利用者の操作に応じて設定された警備モードに基づいて、センサ100を用いて利用者が居住する警備対象エリアへの侵入監視を行う。コントローラ200は、本発明に係る「警備装置」の一例である。センサ100により侵入者が検知されると、コントローラ200は、警備対象エリアへ侵入者が侵入したことをサーバ装置400へ通知する。コントローラ200は、無人警戒モード、有人警戒モード、及び解除モードの三つの警備モードを有する。コントローラ200は、例えば、主にリビングの壁に埋め込まれ、又は、卓上に置かれる。
無人警戒モードは、利用者が外出して警備対象エリアが無人のときに用いられ、警備対象エリアを監視する警備モードである。無人警戒モードでは、警備対象エリア全体において侵入監視を行う。無人警戒モードにおいては、複数のセンサ100の少なくともいずれかから検知情報が出力されると、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号が送信される。なお、無人警戒モードが設定された場合、利用者の退館経路を監視するセンサ100については、無人警戒モードが設定されてから予め定められた時間が経過した後に侵入者の検知を開始し、外出する利用者を侵入者として誤検知しないようにすることが好ましい。
有人警戒モードは、警備対象エリアに利用者が居るとき(在宅中)、すなわち有人のときに用いられ、警備対象エリアを監視する警備モードである。有人警戒モードでは、在宅中の利用者の行動を一定程度許容して侵入異常と判定されない範囲で、警備対象エリアの少なくとも一部を侵入監視する。例えば有人警戒モードにおいては、外部から警備対象エリアへの侵入を検知するために玄関扉、窓、門扉、住居の屋外などの予め定められた外周エリアが監視される。或いは、警備対象エリアに含まれる複数の区域のうち、利用者の操作に応じて指定された区域が監視されてもよい。有人警戒モードにおいては、外周エリア又は指定された区域に設置されたセンサ100から検知情報が出力されると、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号が送信される。一方、外周エリア又は指定された区域以外の場所に設置されたセンサ100から検知情報が出力されてもこの検知情報は無視され、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号は送信されない。なお、利用者の活動領域の一部にセンサ100が設置されていない場合(居室や押下に人感センサがなく、窓/ドアセンサのみが設置されている等)は、有人警戒モードで全てのセンサ100による侵入監視(監視エリア50全体を監視)してもよい。無人警戒モードと有人警戒モードとはいずれも警備対象エリアを監視する警備モードであるため、総称して「警戒モード」ともいう。
解除モードは、警備対象エリアの警戒を行わない警備モードである。解除モードは、警備対象エリアに利用者が居る場合において、侵入者を監視する必要がないときに用いられる。解除モードにおいては、警備対象エリアへの侵入者の監視が行われず、センサ100から検知情報が出力されても、この検知情報は無視され、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号は送信されない。
設定ユニット300は、コントローラ200の警備モードを設定する操作を受付ける。例えば設定ユニット300は、住居の玄関に設置され、外出時や帰宅時などに警備モードの設定を行うために用いられる。
サーバ装置400は、コントローラ200から異常信号を受信すると、警備対象エリアの情報を出力する。この情報の出力を受けた監視センサの管制員は、異常信号の内容を利用者に連絡し、又は警備員へ警備対象エリアに駆けつけて対処するように促す。
ウェアラブル端末500は利用者の腕等の部位に装着される。ウェアラブル端末500は、利用者の健康に関する各種の情報を検知する。ウェアラブル端末500は、ユーザ端末600と通信を行い、ユーザ端末600の指示の下、決められたタイミングで利用者の健康に関する測定を行う。そして、ユーザ端末600は、測定結果をウェアラブル端末500から取得してサーバ装置400に送信する。ウェアラブル端末500の例としては、腕時計型のウェアラブル端末、指輪型のウェアラブル端末、及び眼鏡型のウェアラブル端末が挙げられる。
ユーザ端末600は利用者により鞄やポケットに入れられて所持される。ユーザ端末600は、サーバ装置400を介してコントローラ200と通信を行い、警備モードの活用状況の分析に用いられる警備モードの設定履歴を取得する。また、ユーザ端末600は、サーバ装置400を介して、コントローラ200に警備モードを設定する操作を送信する。ユーザ端末600は、例えば、警備サービスに関する機能を提供するアプリケーションプログラム(以下、「警備サービスアプリ」という。)を実行する。そして、この警備サービスアプリにより表示される画面(以下、「アプリ画面」という)により、利用者の操作を受付ける。複数の物件に設置された警備装置を利用している利用者は、警備サービスアプリ内で物件を選択し、選択した物件の警備サービス(警備モードの設定など)を利用する。また、ユーザ端末600は、ウェアラブル端末500と連携して、サーバ装置400によるヘルスケアサービスに必要な利用者の健康に関する情報を生成する。ヘルスケアサービスは、物件を警備する警備サービスと異なるサービスである。ヘルスケアサービスを利用者に提供するユーザ端末600、及びウェアラブル端末500は、警備装置と異なる装置(以下、非警備端末ともいう)の一例である。この利用者がヘルスケアサービスを受けるためのユーザ端末600、及びウェアラブル端末500の利用は、利用者の健康に関する非警備端末の利用である。ユーザ端末600の例としては、スマートフォン、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、及びタブレット端末が挙げられる。
図2は、コントローラ200の構成の一例を示す図である。コントローラ200は、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、操作部204と、表示部205と、鳴動部206とを備える。コントローラ200の各部は、バスを介して接続されている。
制御部201は、自装置の各部の制御及び各種の処理を行うプロセッサである。例えば、制御部201にはCPU(Central Processing Unit)が含まれる。記憶部202は、自装置の機能を実現するためのプログラムと各種のデータを記憶するメモリである。記憶部202に記憶されるデータには、現在設定されている警備モードを示す情報と警備モードの設定操作に必要な認証コードとが含まれる。例えば、記憶部202にはROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、及びSSD(Solid State Drive)のうち少なくともいずれかが含まれる。通信部203は、自装置を通信網11及び12に接続するための通信インターフェースである。通信部203は、通信網11又は12を介して接続された他の装置と通信を行うために用いられる。
操作部204は、自装置に対する各種の操作を受付ける。操作部204が受付ける操作には、警備モードを設定する操作と、認証媒体から認証コードを読み取らせる操作とが含まれる。例えば、操作部204には、表示部205の画面上の操作を受付けるタッチセンサと、警備モードの設定を受付ける操作ボタンと、利用者が所持するICカード等の認証媒体から認証コードを読み取る読取装置とが含まれる。表示部205は、各種の情報を表示する。表示部205が表示する情報には、現在設定されている警備モード、センサ100の状態、及びセンサ100の設置場所を示す情報が含まれる。例えば、表示部205には液晶ディスプレイが含まれる。また、表示部205は、タッチセンサとの組み合わせによりタッチパネルとして構成されてもよい。鳴動部206は、異常の発生を知らせる音やメッセージ音声等の各種の音を出力する。例えば、鳴動部206にはスピーカが含まれる。
制御部201は、取得手段211と、設定手段212と、送信手段213と、表示制御手段214して機能する。これらの機能は、制御部201が記憶部202に記憶されたプログラムを実行して、制御部201が演算を行い又はコントローラ200の各部を制御することにより実現される。
取得手段211は、センサ100から出力された検知情報を取得する。また、取得手段211は、設定ユニット300を用いて警備モードを設定する操作が行われると、この操作を示す操作情報を取得する。この警備モードを設定する操作は、警備装置であるコントローラ200への指示を示す操作の一つである。警備モードが設定されるとコントローラ200は、この設定された警備モードに応じた物件の警備を行う。
また、取得手段211は、ユーザ端末600において利用者によりコントローラ200への操作が行われたとき、この操作を示す操作情報をサーバ装置400経由で取得する。したがって、この取得手段211は、利用者から操作を受付ける受付手段の例である。
また、取得手段211は、設定ユニット300を用いてコントローラ200に登録情報の確認操作が行われると、この操作に応じて登録情報の確認完了や登録情報の更新完了をしたことを示す利用者情報を取得する。この登録情報の確認操作は、警備装置であるコントローラ200への指示を示す操作の一つである。
設定手段212は、利用者の操作に応じて複数の警備モードのうちいずれかを設定する。設定手段212は、操作部204を用いて警備モードを設定する操作が行われた場合には、この操作に応じた警備モードを、設定ユニット300を用いて警備モードを設定する操作が行われた場合には、取得手段211により取得された操作情報に応じた警備モードを設定する。
送信手段213は、設定手段212により設定された警備モードを示す警備モード情報をサーバ装置400に送信する。警備モード情報は、警備モードが変更される度に送信されてもよいし、警備モードが変更される度に警備モード情報が記憶部202に一旦記憶され、所定の時間間隔でまとめて送信されてもよい。警備モード情報には、設定された警備モードの種類とその警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。また、警備モード情報には、警備モードの変更のきっかけになった利用者の操作を示す操作情報が含まれる。
また、送信手段213は、取得手段211が利用者情報を取得すると、この利用者情報をサーバ装置400に送信する。利用者情報には、登録情報の確認操作を行った利用者の操作を示す操作情報が含まれる。
表示制御手段214は、操作に用いられる操作画像、又はヘルスケアデータに示される測定値等、各種の情報を表示部205に表示させ、又は鳴動部206に出力させる。
図3は、サーバ装置400の構成の一例を示す図である。サーバ装置400は、制御部401と、記憶部402と、通信部403とを備える。サーバ装置400の各部は、バスを介して接続されている。制御部401、記憶部402、及び通信部403は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、及び通信部203と同様である。ただし、通信部403は、自装置を通信網12に接続するための通信インターフェースであり、通信網12を介して接続された他の装置と通信を行うために用いられる。
制御部401は、取得手段411と、処理手段412と、送信手段413として機能する。これらの機能は、制御部401が記憶部402に記憶されたプログラムを実行して、制御部401が演算を行い又はサーバ装置400の各部を制御することにより実現される。
取得手段411は、コントローラ200からセンサ100の検知情報と警備モード情報とを取得する。また、取得手段411は、ユーザ端末600から利用者の操作の内容、及び利用者の識別情報等を含む操作情報を取得する。また、取得手段411は、ユーザ端末600を介してウェアラブル端末500から利用者の健康に関する測定値を含む測定情報を取得する。
処理手段412は、取得手段411により取得された検知情報に応じた警備の処理を行う。例えば、処理手段412は、検知情報に異常信号が含まれている場合、警備対象エリアの情報を特定し、送信手段413に出力させるべき管制員を特定する。
また、処理手段412は、取得手段411により取得された操作情報が、警備装置であるコントローラ200への指示を示すものであるか否かを判定する。
また、処理手段412は、取得手段411により取得された測定情報を記憶部42に記憶する。
また、処理手段412は、取得手段411により取得された警備モード情報に応じて利用者に指定された警備モードを記憶部42に記憶する。警備モード情報には、設定された警備モードの種類とその警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。
送信手段413は、取得手段411により取得された操作情報をポイント付与装置700に送信する。また、送信手段413は、取得手段411により取得された操作情報がコントローラ200への指示を示すものである、と判定した場合、この操作情報をコントローラ200にも送信する。
また、送信手段413は、取得手段411により取得された検知情報に異常信号が含まれている場合、取得手段411により特定された管制員に警備対象エリアの情報を送信する。
また、送信手段413は、測定情報を記憶部42に記憶した場合、その測定情報をウェアラブル端末500が通知するきっかけになった利用者の操作を示す操作情報をポイント付与装置700に送信する。
また、送信手段413は、利用者によって警備モードが指定され、その警備モードを記憶部42に記憶した場合、その警備モードが指定されるきっかけになった利用者の操作を示す操作情報をポイント付与装置700に送信する。
図4は、ウェアラブル端末500の構成の一例を示す図である。ウェアラブル端末500は、制御部501と、記憶部502と、通信部503と、操作部504と、表示部505と、センサ部506とを備える。ウェアラブル端末500の各部は、バスを介して接続されている。制御部501、記憶部502、操作部504、及び表示部505は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、コントローラ200の操作部204、及び表示部205と同様である。ただし、記憶部502には、ウェアラブル端末500の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。操作部504には、例えば表示部505の画面上の操作を受付けるタッチセンサと、各種の操作を受付ける操作ボタンとが含まれる。表示部505は、本発明に係る「表示手段」の一例である。通信部503は、無線通信規格に従ってユーザ端末600と無線で通信を行うために用いられる。
センサ部506は、ウェアラブル端末500又は利用者に関する各種の情報を検知する各種のセンサを含む。センサ部506には、GPS(Global Positioning System)又はGNSS(global navigation satellite system)受信機、地磁気センサ、高度計、血中酸素濃度センサ、心拍センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、及び環境光センサが含まれる。GPS又はGNSS受信機は、GPS又はGNSS衛星から信号を受信し、受信した信号に基づいてウェアラブル端末500の位置を測定する。地磁気センサは、地磁気を検出することによりウェアラブル端末500の方角を測定する。高度計は、ウェアラブル端末500の高度を測定する。血中酸素濃度センサは、利用者の血液中の酸素濃度を測定する。心拍センサは、利用者の心拍を測定する。加速度センサは、ウェアラブル端末500の加速度を測定する。ジャイロセンサは、ウェアラブル端末500の角速度を測定する。環境光センサは、ウェアラブル端末500の周囲の明るさを測定するセンサである。なお、センサ部506に含まれるセンサは、上述したセンサに限定されない。センサ部506には他のセンサが含まれてもよい。
制御部501は、測定手段511と、送信手段512と、表示制御手段513として機能する。これらの機能は、制御部501が記憶部502に記憶されたプログラムを実行して、制御部501が演算を行い又はウェアラブル端末500の各部を制御することにより実現される。
測定手段511は、センサ部506の検知結果を用いて利用者の健康管理に関する各種の測定値を測定する。この測定値の測定は、既知の技術を用いて行われる。これらの測定値は、利用者の生体に関する測定値と、利用者の活動に関する測定値とに分けられる。利用者の生体に関する測定値には、血液中に取り込まれた酸素のレベル、安静時又は歩行時の心拍数、及び心電図が含まれる。利用者の活動に関する測定値には、歩数、歩行時又は走行時の移動距離、歩行非対称性、歩幅、歩行速度、早歩きと同等以上のエクササイズ時間、単位時間当たりに立って動いていた時間、アクティブ又は安静時の消費カロリー、及びワークアウト情報が含まれる。
送信手段512は、測定手段511により測定された測定値を示すヘルスケアデータをユーザ端末600に送信する。ヘルスケアデータには、測定手段511により測定された測定値と、その測定日時とが含まれる。ヘルスケアデータは、例えば所定の時間間隔で送信される。
表示制御手段513は、操作に用いられる操作画像、又はヘルスケアデータに示される測定値等、各種の情報を表示部505に表示させる。
図5は、ユーザ端末600の構成の一例を示す図である。ユーザ端末600は、制御部601と、記憶部602と、通信部603と、操作部604と、表示部605と、センサ部606とを備える。ユーザ端末600の各部は、バスを介して接続されている。制御部601、記憶部602、通信部603、操作部604、表示部605、及びセンサ部606は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、サーバ装置400の通信部403、コントローラ200の操作部204、表示部205、及びウェアラブル端末500のセンサ部506と同様である。ただし、記憶部602には、ユーザ端末600の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。このアプリケーションプログラムには、上述した警備サービスアプリが含まれる。通信部603は、さらに無線通信規格に従ってウェアラブル端末500と無線で通信を行うために用いられる。操作部604には、例えば表示部605の画面上の操作を受付けるタッチセンサと、各種の操作を受付ける操作ボタンとが含まれる。表示部605は、上述したアプリ画面を表示する。
制御部601は、判定手段611と、受付手段612と、表示制御手段613と、送信手段614として機能する。これらの機能は、制御部601が記憶部602に記憶されたプログラムを実行して、制御部601が演算を行い又はユーザ端末600の各部を制御することにより実現される。
判定手段611は、利用者の警備対象エリアからの外出、警備対象エリアへの帰宅、及び警備対象エリアへの接近を判定する。ここでいう「帰宅」とは、警備対象エリアに戻ることをいう。警備対象エリアは必ずしも利用者の家に限定されず、利用者の家以外の場所であってもよい。そのため、「帰宅」は、自分の家以外の場所に戻ることを包含する。
利用者の警備対象エリアからの外出を判定する方法としては、例えば予め警備対象エリアの周囲に近傍エリアを設定しておき、センサ部606のGPS又はGNSS受信機により測定された位置がこの近傍エリアの中から外に移動した場合には、利用者が警備対象エリアから外出したと判定する方法がある。警備対象エリアへの接近を判定する方法としては、センサ部606のGPS又はGNSS受信機により測定された位置が近傍エリアの外から中に移動した場合には、利用者が警備対象エリアに接近したと判定する方法がある。警備対象エリアへの帰宅を判定する方法としては、利用者が警備対象エリアに接近したと判定され、且つウェアラブル端末500に表示された操作画像を用いた操作に応じて解除モードに変更された場合には、利用者が警備対象エリアに入れる状況になったことを示すため、利用者が警備対象エリアに帰宅したと判定する方法がある。また、帰宅と判定する方法はこれに限られず、物件に設置されたコントローラなどが利用者の個人を識別する情報(IDカードやユーザ端末600など)を有する端末を読み取ったり、顔認証などの生体情報に基づいて帰宅を判定したりしてもよい。
受付手段612は、操作部604による利用者からの操作を受付け、この操作をした利用者の情報、及びその操作の内容を含む操作情報を生成する。したがって、この受付手段612は、利用者から操作を受付ける受付手段の例である。利用者の情報には、利用者の識別情報のほか、判定手段611により利用者が警備対象エリアに帰宅したか否かの判定結果が含まれる。
表示制御手段613は、操作に用いられる操作画像、又はポイント付与装置700によって付与されたポイントの情報等、各種の情報を表示部605に表示させる。
送信手段614は、受付手段612が生成した操作情報をサーバ装置400に送信する。
図6は、ポイント付与装置700の構成の一例を示す図である。ポイント付与装置700は、制御部701と、記憶部702と、通信部703とを備える。ポイント付与装置700の各部は、バスを介して接続されている。制御部701、記憶部702、及び通信部703は、それぞれ、基本的にはサーバ装置400の制御部401、記憶部402、及び通信部403と同様である。ただし、記憶部702には、ポイント付与装置700の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。なお、ポイント付与装置700は、クラウドなどインターネット上にあってもよい。
また、記憶部702は、利用者DB7021、ポイントDB7022、及び条件表7023を記憶する。
利用者DB7021は、ポイント付与装置700によってポイントが付与される利用者、及び物件の対応関係を記憶するデータベースである。図7は、利用者DB7021の例を示す図である。図7に示す利用者DB7021は、利用者IDの欄、属性の欄、対応物件IDの欄を有する表で構成される。
利用者IDの欄は、利用者を識別する識別情報である利用者IDを記憶する欄である。属性の欄は、対応する利用者IDで識別される利用者の属性を記憶する欄である。ここで利用者の属性は、例えば、利用者の年齢、性別、既往歴、所属する組織、役割等である。
対応物件IDの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に対応付けられている物件の識別情報である物件IDを記憶する欄である。一人の利用者IDには一つ以上の物件をそれぞれ識別する物件IDが記憶される。例えば、図7に示す利用者DB7021において、利用者ID「U1」で識別される利用者は、物件ID「J1」、「J2」で識別される物件に対応付けられている。
図7に示す利用者DB7021において、物件ID「J1」は、利用者ID「U1」、「U2」、「U3」に対応付けられている。つまり、この利用者DB7021において、物件は、複数の利用者が対応付けられている。例えば、一つの物件が住宅(居住空間ともいう)である場合、その住宅に居住している家族のそれぞれにその住宅は対応付けられる。なお、各利用者が所持している非警備端末の識別情報も記憶する。
ポイントDB7022は、利用者に付与したポイントを記憶するデータベースである。図8は、ポイントDB7022の例を示す図である。図8に示すポイントDB7022は、個人ポイント表70221、及び物件ポイント表70222を有する。
図8に示す個人ポイント表70221は、利用者ごとに、その利用者に付与される基本的なポイント(個人ポイントともいう)、及びボーナスポイントを記憶する表である。図8に示す個人ポイント表70221は、利用者IDの欄、個人ポイントの欄、及びボーナスポイントの欄を有する。利用者IDの欄は、各利用者を示す利用者IDを記憶する。個人ポイントの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に付与された個人ポイントの累計値を記憶する。ボーナスポイントの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に付与されたボーナスポイントの累計値を記憶する。
例えば、図8に示す例において、利用者ID「U1」で識別される利用者には、個人ポイントとして「100」が、ボーナスポイントとして「50」がそれぞれ付与されている。ここで個人ポイントは、利用者が基本的な条件を満たしたときに付与されるポイントである。また、ボーナスポイントは、利用者が特別な条件を満たしたときに付与されるポイントであって、個人ポイントとは別に付与される「追加のポイント」である。
図8に示す物件ポイント表70222は、利用者ごと、且つ、その利用者に対応付けられた物件ごとに、その物件に付与されるポイント(物件ポイントという)を記憶する表である。図8に示す物件ポイント表70222は、個人ポイント表70221に記述された利用者IDごとに1つずつ設けられる。この物件ポイント表70222は、いずれも物件IDの欄、及び物件ポイントの欄を有する。物件IDの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に、利用者DB7021において対応付けられた1以上の物件の識別情報である物件IDを記憶する。物件ポイントの欄は、上記利用者に対応付けられた、物件IDで識別される物件ごとに、その物件に付与された物件ポイントの累計値を記憶する。
例えば、図8に示す例において、利用者ID「U1」で識別される利用者には、物件ID「J1」「J2」でそれぞれ識別される物件が対応付けられている。そして、この利用者が物件ID「J1」で識別される物件について付与された物件ポイントは「250」である。一方、この利用者が物件ID「J2」で識別される物件について付与された物件ポイントは「120」である。
条件表7023は、付与されるポイント及びその条件を対応付けて記憶する表である。図9は、条件表7023の例を示す図である。図9に示す条件表7023は、条件IDの欄、基本条件の欄、第1条件の欄、第2条件の欄、個人ポイントの欄、ボーナスポイントの欄、及び物件ポイントの欄を有する。
条件IDの欄は、組合せられた条件を識別する条件IDを記憶する欄である。基本条件の欄は、個人ポイント及び物件ポイントのいずれを付与するかについて基本となる条件(基本条件という)を満たすか否かを記憶する欄である。ここで基本条件は、ポイント付与システム10において設定ユニット300、又はユーザ端末600を介して利用者から受付けられた操作が、その利用者に対応付けられた物件の警備を行う警備装置であるコントローラ200への指示を示す、という条件である。したがって、例えば、基本条件が「yes」であるとは、受付けた操作がコントローラ200への指示を示すことを意味する。
第1の条件の欄は、操作をした利用者の時間帯に関する第1の条件(第1条件という)を満たすか否かを記憶する欄である。第2条件の欄は、操作をした利用者に関する第2の条件(第2条件という)を満たすか否かを記憶する欄である。
第1条件、及び第2条件は、上述した利用者DB7021を参照して、操作をした利用者の属性や利用時間帯に基づいて判定される。例えば、第1の条件は、操作をした利用者により設定された警戒モードの利用時間帯に関する条件で、警戒モードが設定され夜間に利用されていたか否かを判定するために用いられる。第2の条件は、操作をした利用者の年齢に関する条件で、操作をした利用者が小学生、又は高齢者であるか否かを判定するために用いられる。
第1条件の欄、及び第2条件の欄は、「yes」が記憶されている場合、その条件を満たすことを意味し、「no」が記憶されている場合、その条件を満たさないことを意味する。なお、これらの欄に「-」が記憶されている場合、ポイント付与装置700は、その条件を満たすか否かを問わないことを意味する。
個人ポイントの欄、ボーナスポイントの欄、及び物件ポイントの欄は、それぞれ、対応する条件の充足・不充足の組合せに応じて、付与される個人ポイント、ボーナスポイント、及び物件ポイントの情報を記憶する欄である。
図6に示す制御部701は、取得手段711と、付与手段712と、送信手段713として機能する。これらの機能は、制御部701が記憶部702に記憶されたプログラムを実行して、制御部701が演算を行い又はポイント付与装置700の各部を制御することにより実現される。
取得手段711は、サーバ装置400から送られる操作情報、警備対象エリアの情報、及び警備モード情報等の各種情報を取得する。この取得手段711は、利用者から受付けた操作を示す操作情報を取得する取得手段の例である。
付与手段712は、取得手段711により取得された各種情報と、条件表7023とに基づいて、利用者又は物件にポイントを付与する。ポイントの付与は、ポイントDB7022に利用者のポイントをその種別ごとに加算することで行われる。
付与手段712は、操作を行った利用者のみにポイントを付与するとき、個人ポイント又はボーナスポイントを付与する。
一方、付与手段712は、警備装置への指示を示す操作があった場合、その操作を行った(つまり、警備装置の利用を指示した)利用者にではなく、その指示を受けた警備装置がその指示によって警備する対象である物件に物件ポイントを付与する。このとき付与手段712は、その物件に対応付けられている全ての利用者にそれぞれ等しい値の物件ポイントを付与する。すなわち、付与手段712が物件に付与する物件ポイントは、その物件に対応付けられた全ての利用者にそれぞれ付与される特典の例である。
また、付与手段7112は、利用者のポイントに応じたアイテムを利用者に付与してもよい。一の例において、アイテムは、警備サービスアプリのアプリ画面に含まれるオブジェクトの構成要素(例えば、警備対象エリアを模した家や窓、ドア、植栽、ポスト、動物などの形や色違い)である。各アイテムの利用に要するポイント(以下、「必要ポイント」という)は、予め定められ、記憶部702に記憶されている。付与手段712は、利用者に付与されたポイントが或るアイテムの必要ポイントに達すると、このアイテムを利用者に開放する。ここでいう「解放」とは、アイテムを利用可能な状態にすることをいう。これにより、利用者は、このアイテムを利用してアプリ画面上のオブジェクトをカスタマイズすることができる。なお、利用者のポイントはアイテムの解放により消費されてもよいし、消費されなくてもよい。ポイントが消費されない場合、付与手段712は、利用者からの要求を要さずにアイテムを解放し、アイテムを解放しても利用者に付与されたポイントを減ずる処理を行わない。一方、ポイントが消費される場合、付与手段712は、利用者からの要求に応じてアイテムを解放し、ポイントDB7022に格納された利用者のポイントから解放されたアイテムの必要ポイントを減ずる処理を行う。
送信手段713は、付与されたポイントの情報をコントローラ200、ウェアラブル端末500、又はユーザ端末600に送信する。送信手段713は、今回の利用で付与されたポイントやアイテムの情報を送信してもよいし、更新したポイントDB7022のポイントやアイテムの情報を送信してもよい。
2.動作
図10は、コントローラ200への操作に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。この動作は、所定の時間間隔で開始される。なお、コントローラ200で行う操作は、ウェアラブル端末500やユーザ端末600でも同様の操作を行うことができる。
ステップS10において、コントローラ200の取得手段211は、設定ユニット300を介して利用者から操作を受付ける。ステップS11において、コントローラ200の設定手段212は、警備モードが変更されたか否かを判定する。例えば利用者により警備モードを変更する操作が行われていない場合には、ステップS11の判定がNOになる。この場合、処理は後述するステップS12及びS13を飛ばしてステップS21に進む。一方、利用者により警備モードを変更する操作が行われ、設定手段212がこの操作に応じて警備モードを変更した場合には、ステップS11の判定がYESになる。この場合、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、コントローラ200の送信手段213は、警備モード情報をサーバ装置400に送信する。例えば20XX年12月1日10時に有人警戒モードから無人警戒モードに変更された場合、警備モード情報には、「無人警戒モード」という種類と、「20XX年12月1日10時」という設定日時とを示す情報が含まれる。サーバ装置400の取得手段411は、コントローラ200から警備モード情報を受信する。
ステップS13において、サーバ装置400の取得手段411は、警備モード情報を受信(取得)する。サーバ装置400の処理手段412は、取得手段411が取得した警備モード情報を記憶部402に記憶させる。このようにして、警備モードが変更される度に、コントローラ200から受信した警備モード情報が記憶部402に記憶されることにより、記憶部402には、コントローラ200における警備モードの設定履歴が記憶される。
ステップS14において、コントローラ200の送信手段413は、取得手段411が取得した警備モード情報により示される警備モードが指定されるきっかけになった利用者の操作を示す操作情報をポイント付与装置700に送信する。
一方、ステップS11の判定がNOときに処理されるステップS21において、コントローラ200の取得手段211は、取得した操作が警備装置(又はサーバ装置400)に登録されている利用者情報を確認する操作であるか否かを判定する。例えば、緊急連絡先などの登録情報が最新の状態であるかを確認する操作が為されたか否か判定する。
例えば利用者により登録情報確認する操作が行われていない場合には、ステップS21の判定がNOになる。この場合、処理は終了する。一方、利用者により登録情報を確認する操作が行われ、取得手段211がこの操作に応じて登録情報の確認完了操作が行われたり、登録情報の更新が行われたりした場合には、ステップS21の判定がYESになる。この場合、処理はステップS22に進む。
ステップS22において、コントローラ200の送信手段213は、利用者情報をサーバ装置400に送信する。
ステップS23において、サーバ装置400の取得手段411は、利用者情報を受信(取得)する。サーバ装置400の処理手段412は、取得手段411が取得したテスト情報を記憶部402に記憶させる。
ステップS24において、コントローラ200の送信手段413は、取得手段411が取得した利用者情報に含まれる操作情報をポイント付与装置700に送信する。このステップS24においてポイント付与装置700の取得手段711は、この操作情報を取得する。
ステップS50において、ポイント付与装置700の付与手段712は、ステップS14又はステップS24で取得した操作情報が満たす条件を判定する。
図11は、ウェアラブル端末500の測定に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。この動作は、所定の時間間隔で開始される。
図11におけるステップS31において、ウェアラブル端末500の測定手段511は、自端末を装着している利用者の健康に関する測定(例えば、歩数、移動距離、心拍数、歩数の正確性など)を行う。ステップS32において、ウェアラブル端末500の送信手段512は、ステップS31で測定された結果(測定結果)を含む測定情報をサーバ装置400に通知する。例えば、ユーザ端末600やコントローラ200において、健康に関する測定結果を確認するための確認操作が利用者により為された場合に測定結果を含む測定情報をサーバ装置400に通知する。この場合、測定情報には、ユーザ端末600やウェアラブル端末500において確認操作を行った利用者の操作を示す操作情報が含まれる。サーバ装置400の取得手段411は、この測定情報を取得する。
ステップS33において、サーバ装置400の処理手段412は、測定情報を記憶部402に記憶する。ステップS34において、サーバ装置400の送信手段413は、ウェアラブル端末500の通知に対する応答を送信する。ステップS35において、サーバ装置400の送信手段413は、測定情報に含まれる操作情報をポイント付与装置700に送信する。このステップS35においてポイント付与装置700の取得手段711は、この操作情報を取得する。これに続くステップS50におけるポイント付与装置700の処理は上述と共通のものである。
図12は、ポイント付与に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。ステップS50において、ポイント付与装置700の付与手段712は、取得した操作情報が満たす条件を条件表7023に基づいて判定する。ステップS51において、ポイント付与装置700の付与手段712は、ステップS50における判定の結果に応じて、操作を行った利用者に対し、種別ごとに決められたポイントを付与する。
付与手段712は、例えば、図9に示す条件表7023に基づいて操作情報が満たす条件を判定する。付与手段712は、操作が基本条件を満たすか否かを判定し、満たさない場合は条件ID「T2」に設定された各種ポイントが付与される。一方基本条件を満たす場合は、条件ID「T1」に設定された各種ポイントが付与され、さらに第1条件、第2条件が設定されていた場合は、第1条件、第2条件を満たすか否かに応じて、条件ID「T1」に加え、条件ID「T3」、「T4」、「T5」、「T6」に設定されている各種ポイントも付与される。
付与手段712は、操作が基本条件を満たすのであれば、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントにそれぞれ条件表7023に記憶されたP11、P12、P13を付与する。これらは、条件表7023において条件ID「T1」に対応付けられている。基本条件を満たす操作は、例えば、警備モードを設定する操作である。
ここで、P11、P12に「0」が設定され、P13に正の値(例えば、「5」)が設定されている場合、付与手段712は、操作が基本条件を満たすときに、警備される物件に対して物件ポイントとしてP13のみを付与する。したがって、この場合の付与手段712は、受付けた操作が物件の警備を行う警備装置への指示を示す場合に、この物件に特典を付与する付与手段の例である。例えば、利用者が警備モードを設定する操作を行った場合、操作が行われた物件に対応付けられた利用者全員に、物件ポイントとして5ポイントを付与する。
また、ここでP12に正の値が設定されている場合、付与手段712は、操作が基本条件を満たすときに、警備される物件に対して物件ポイントとしてP13を付与するとともに、その操作をした利用者にボーナスポイントとしてP12を付与する。この場合、付与手段712は、受付けた操作が警備装置への指示を示す場合に、この警備装置で警備される物件に特典を付与するとともに、この操作をした利用者にこの特典と異なるボーナス特典を付与する付与手段の例である。例えば、利用者が警備モードを設定する操作を行った場合、操作が行われた物件に対応付けられた利用者全員に、物件ポイントとして5ポイントを付与するとともに、警備モードの設定操作を行った利用者に対してボーナスポイントとして1ポイントを付与する。
また、付与手段712は、操作が基本条件を満たさないのであれば、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントにそれぞれ条件表7023に記憶されたP21、P22、P23を付与する。これらは、条件表7023において条件ID「T2」に対応付けられている。
ここで、P22、P23に「0」が設定され、P21に正の値(例えば、「5」)が設定されている場合、付与手段712は、操作が基本条件を満たさないときに、操作をした利用者に対して個人ポイントとしてP21のみを付与する。したがって、この場合の付与手段712は、受付けた操作が警備装置への指示以外の指示を示す場合に、この操作をした利用者に特典を付与する付与手段の例である。
基本条件を満たさない操作とは、非警備端末(例えば、ウェアラブル端末500などの端末)の利用であり、例えば、利用者がヘルスケアサービスを受けるための操作が挙げられる。ヘルスケアサービスは、ユーザ端末600とウェアラブル端末500とを用いて測定された利用者の行動量を利用するものでありコントローラ200への指示を伴わないからである。したがって、ヘルスケアサービスを受けるための操作を受付けたときの付与手段712は、受付けた操作がこの操作をした利用者の健康に関する操作指示を示す場合に、この操作をした利用者に特典を付与する付与手段の例である。例えば、測定結果を確認するための確認操作があった場合に、確認操作をした利用者に個人ポイントを付与する。これにより利用者は日々の健康状態を確認するとともに、ポイントを得ることができる。
また、付与手段712は、操作が基本条件を満たし、且つ、その操作をした利用者が第1条件を満たす場合に、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントにそれぞれ条件表7023に記憶されたP31、P32、P33を付与する。これらは、条件表7023において条件ID「T3」に対応付けられている。
一方、操作が基本条件を満たすものの、その操作をした利用者が第1条件を満たさない場合に、付与手段712は、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントにそれぞれ条件表7023に記憶されたP41、P42、P43を付与する。これらは、条件表7023において条件ID「T4」に対応付けられている。
ここで、P33に正の値が設定され、且つ、P43にP33よりも小さい正の値が設定されている場合、付与手段712は、基本条件を満たす操作をした利用者が第1条件を満たさないときには、第1条件を満たすときに物件に付与する物件ポイント・P33よりも低い物件ポイント・P43を付与する。つまり、この付与手段712は、受付けた操作が警備装置の利用があり、かつ、この操作をした利用者が所定の第1条件を満たす場合に、この物件に第1のポイントを付与し、受付けた操作が警備装置の利用があり、かつ、この操作をした利用者が第1条件を満たさない場合に、この物件に第1の特典よりも価値の低い第2の特典を付与する付与手段の例である。また、この付与手段712は、警備装置に対する操作があった場合に付与する特典を、その操作を行った操作者が所定の条件を満たす場合、所定の条件を満たさない場合に比して価値の高い特典とする付与手段の例である。
例えば、P11、P12、P31、P32、P41,P42、P43に「0」が設定され、P13に「5」、P33に「3」が設定されており、第1条件が「利用者が警戒モードを利用した時間(0時~6時)」である場合に、10歳の利用者が警戒モードの設定操作を行い、22時~7時まで警戒モードを利用したとき、条件ID「T1」に設定された物件ポイントの5ポイントと、条件ID「T3」に設定された物件ポイントの3ポイントの合計8ポイントが物件ポイントとして付与される。一方、40歳の利用者が解除モードの設定操作を行うと、条件ID「T1」に設定された物件ポイントの5ポイントが付与される。これにより深夜に警戒モードを利用すると物件ポイントに加え、ボーナスポイントが付与されるため、夜間に積極的に警戒モードを利用する動機付けを与える効果を高くできる。
また、付与手段712は、操作が基本条件を満たし、且つ、その操作をした利用者が第2条件を満たす場合に、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントにそれぞれ条件表7023に記憶されたP51、P52、P53を付与する。これらは、条件表7023において条件ID「T5」に対応付けられている。
一方、操作が基本条件を満たすものの、その操作をした利用者が第2条件を満たさない場合に、付与手段712は、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントにそれぞれ条件表7023に記憶されたP61、P62、P63を付与する。これらは、条件表7023において条件ID「T6」に対応付けられている。
ここで、P52に正の値が設定され、且つ、P62にP52よりも小さい正の値が設定されている場合、付与手段712は、基本条件を満たす操作をした利用者が第2条件を満たさないときには、第2条件を満たすときに利用者に付与するボーナスポイント・P52よりも比べて低いボーナスポイント・P62を付与する。つまり、この付与手段712は、受付けた操作が警備装置の利用があり、かつ、この操作をした利用者が所定の第2条件を満たす場合、この利用者に第1のボーナスポイントを付与し、受付けた操作が警備装置の利用があり、かつ、この操作をした利用者が第2条件を満たさない場合、この利用者に第1のボーナス特典よりも価値の低い第2のボーナス特典を付与する付与手段の例である。
例えば、P11、P12、P31、P32、P41,P42、P43、P51、P53、P61、P62、P63に「0」が設定され、P13に「5」、P33とP52に「3」が設定されており、第2条件が「操作をした利用者の年齢(低学年(13歳未満)、高齢者(65歳以上)など)」である場合に、10歳の利用者が警備モードの設定操作を行うと、条件ID「T1」に設定された物件ポイントの5ポイントが付与され、さらに条件ID「T5」に設定されたボーナスポイントが操作した利用者に付与される。一方、40歳の利用者が警備モードの設定操作を行うと、条件ID「T1」に設定された物件ポイントの5ポイントが付与される。13歳以上65歳未満の他の家族が操作を行うよりも高い物件ポイントが得られるため、児童や高齢者が積極的に警備装置への操作を行う動機付けを与える効果を高くできる。なお、第1条件と第2条件が双方ともに設定され、どちらの条件も満たした場合は、条件ID「T1」、「T3」、「T5」に設定されたポイントを付与する。また、条件は3つ以上設定されていてもよく、児童と高齢者でポイントに優劣を付けてもよい。
ステップS52において、ポイント付与装置700の送信手段713は、付与したポイントの情報(ポイント情報という)をユーザ端末600に送信する。また、ステップS53において、ポイント付与装置700の送信手段713は、付与したポイント情報をウェアラブル端末500に送信する。また、ステップS54において、ポイント付与装置700の送信手段713は、付与したポイント情報をコントローラ200に送信する。
すなわち、この送信手段713は、特典を付与された利用者、又は特典を付与された物件に対応付けられた利用者に、この特典の情報をこの利用者が操作する装置に送信する送信手段の例である。
ステップS55において、ユーザ端末600の表示制御手段613は、ポイント付与装置700から送信されたポイント情報の内容を表示部605に表示させる。また、ステップS56において、ウェアラブル端末500の表示制御手段513は、ポイント付与装置700から送信されたポイント情報の内容を表示部505に表示させる。また、ステップS57において、コントローラ200の表示制御手段214は、ポイント付与装置700から送信されたポイント情報の内容を表示部205に表示させ、又は鳴動部206に出力させる。複数の物件を利用している利用者については、物件毎に付与されたポイントが表示される。この場合、個人ポイントは全ての物件で利用可能に付与され、物件ポイントは、付与された物件のみ利用可能に付与される。なお、個人ポイントは、利用者間で移行可能であってもよい。
これらの表示、又は出力により、ポイント情報の内容は利用者に通知される。つまり、このポイント付与システム10は、特典を付与された利用者、又は特典を付与された物件に対応付けられた利用者に、この特典の情報を通知する通知手段を有する特典付与システムの例である。
以上の動作を行うことにより、ポイント付与システム10は、物件の警備サービスを行う警備装置への指示を示す操作を利用者から受付けたときに、その利用者に対しその物件に紐付けた物件ポイントを付与する。また、ポイント付与システム10は、警備装置への指示以外の指示を示す操作を利用者から受付けたときに、その操作をした利用者に対し個人ポイントを付与する。そして、付与されたポイントの情報は、利用者に通知される。これにより利用者は、物件ポイントを得るためには、その物件の警備を行う警備装置へ指示をしなければならないことを知るので、警備装置をより活用しようという動機付けが高まる。また、利用者は警備サービスの利用に応じて特典が付与されるため、警備装置の利用に対して楽しさや使用感を得るとともに、利用者自身の情報(健康に関する情報)に応じてポイントが付与されることで、警備装置や非警備端末を日々利用するモチベーションを高めることができる。
また、複数の利用者が操作する警備装置の中でも物件の監視に直結する警備モードの設定操作に対して家族ポイントではなく物件ポイントを付与することで、物件に対応付けられた利用者間で付与されるポイントの差に偏りが生じにくくなるため、警備装置の使用感などを得ることができる。つまり、複数の利用者が操作する警備装置における警備モードの設定操作は、通常最終外出者や最初の帰宅者が設定操作を行うものであり、利用者のスケジュールによっては常に同じ利用者が設定操作を行うため、個人ポイントを付与すると偏りが生じてしまう。そのため、物件ポイントを付与することで、利用者間でポイントの差が生じてしまうことを抑制できる。一方、利用者が所持するウェアラブル端末500などで測定した測定結果(非警備端末への指示)を確認する操作は、操作者自らが行動した結果を確認する操作であり、複数の利用者が操作する装置(警備装置)ではなく個々の利用者が操作する端末(非警備端末)であるため、個人ポイントを付与する。
3.変形例
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態は、以下の例のように変形して実施されてもよい。このとき、以下の2以上の変形例が組み合わせて用いられてもよい。
変形例1
上述した実施形態において、操作が基本条件を満たす場合に物件に付与する物件ポイント・P13は一定の正の値であったが、その操作が行われたときに特定可能な数値(独立変数という)に応じて変化する値であってもよい。この場合、条件表7023には、上述した独立変数を用いた関数が物件ポイントの欄に記載されていてもよい。この関数は、独立変数の増加につれて常に増加する単調増加関数であってもよいし、常に減少する単調減少関数であってもよい。また、この関数は、極値を持つ関数であってもよい。
ここで、独立変数は、例えば、その操作が行われたときに物件である居住空間に所在する利用者の人数であってもよい。この場合、ポイント付与装置700は、利用者が居住空間に所在しているか否かを、その利用者が装着しているウェアラブル端末500のセンサ部506の測位結果、又はユーザ端末600の判定手段611による帰宅の判定結果を用いて特定すればよい。人数の計上の対象となる利用者は、利用者DB7021において、この物件に対応付けられた利用者に限定されてもよい。
例えば、ポイント付与装置700は、物件を警備するコントローラ200への指示を示す操作がされたとき、その物件に所在している利用者の人数が多いほど、その物件に対して高い物件ポイントを付与してもよい。
すなわち、この変形例において、ポイント付与装置700の制御部701が実現する付与手段712は、受付けた操作が警備装置への指示を示す場合に、物件に所在するこの物件に対応付けられた利用者の人数に応じた特典を、この物件に付与する付与手段の例である。
変形例2
上述した実施形態において、操作が基本条件を満たす場合に物件に付与するボーナスポイント・P12は一定の正の値であったが、その操作が行われたときに特定可能な独立変数に応じて変化する値であってもよい。この場合、条件表7023には、上述した独立変数を用いた関数がボーナスポイントの欄に記載されていてもよい。この関数は、独立変数の増加につれて常に増加する単調増加関数であってもよいし、常に減少する単調減少関数であってもよい。また、この関数は、極値を持つ関数であってもよい。
ここで、独立変数は、例えば、その操作が行われたときに物件である居住空間に所在する利用者の人数であってもよい。この場合、ポイント付与装置700は、利用者が居住空間に所在しているか否かを、その利用者が装着しているウェアラブル端末500のセンサ部506の測位結果、又はユーザ端末600の判定手段611による帰宅の判定結果を用いて特定すればよい。人数の計上の対象となる利用者は、利用者DB7021において、この物件に対応付けられた利用者に限定されてもよい。
例えば、ポイント付与装置700は、物件を警備するコントローラ200への指示を示す操作がされたとき、その物件に所在している利用者の人数が少ないほど、その操作をした利用者に対して高いボーナスポイントを付与してもよい。
すなわち、この変形例において、ポイント付与装置700の制御部701が実現する付与手段712は、受付けた操作が警備装置への指示を示す場合に、物件に所在するこの物件に対応付けられた利用者の人数に応じたボーナス特典を、この操作をした利用者に付与する付与手段の例である。
変形例3
上述した実施形態において、ポイント付与システム10の機能の主体は例示であり、この例に限定されない。ポイント付与装置700の機能をコントローラ200、サーバ装置400、又はユーザ端末600が有していてもよい。すなわち、ポイント付与装置700が行っている処理をサーバ装置400、コントローラ200、又はユーザ端末600が行ってもよい。
変形例4
上述した実施形態において、ポイント付与システム10の動作は上述した例に限定されない。ポイント付与システム10の処理手順は、矛盾の無い限り、順序が入れ替えられてもよい。また、ポイント付与システム10の一部の処理手順が省略されてもよい。
変形例5
上述した実施形態において、ポイント付与システム10は、特典として利用者にポイントを付与していたが、付与される特典はポイントに限らない。例えば、ポイント付与システム10は、物件又は利用者にポイントに替えて、又は加えて、特典としてアイテムを付与してもよい。例えば、キーホルダー等の物品、金銭、クーポン券、景品応募券、警備サービスの利用料の減額等の経済上の利益、アプリケーションプログラムやゲームにおいて使用されるアイテム、セキュリティーマスタークラス等の称号、通貨、キャラクタ等の電子データ、コントローラ、ウェアラブル端末、及びユーザ端末のうち少なくともいずれかのメニュー画面(ホーム画面)に表示される警備サービスアプリのアイコン、ヘルスケアに関する診断(利用者の行動量から健康状態の診断、人間ドックの利用など)、アプリケーションの利用解放(利用者の健康状態を可視化するアプリの起動など)及びゲーム、音楽、動画等のデジタルコンテンツが含まれてもよい。なお、このアイテムは、ポイントに応じて付与されたり、ポイントを消費して付与されたりしてもよい。
変形例6
また、上述した実施形態において、物件ポイントは物件に対応付けられた家族全員に付与されていたが、この限りではない。例えば、物件ポイントは物件毎に付与及び管理され、その物件に対応付けられた利用者が使用可能な共通ポイントでもよい。
変形例7
また、上述した実施形態において、物件ポイントは物件毎に利用可能に付与され、個人ポイントは全ての物件で利用可能に付与されていたが、この限りではない。例えば、物件ポイントも全ての物件で利用可能であってもよい。
変形例8
上述した実施形態において、ポイント付与装置700の取得手段711は、サーバ装置400から送られる操作情報、警備対象エリアの情報、及び警備モード情報を取得していたが、これ以外の情報を取得してもよい。例えば、取得手段711は、装置の利用があった場合に、その利用を示す利用情報を取得してもよい。装置の利用とは、例えば、本願発明における警備装置の一例であるコントローラ200の利用、ヘルスケアサービスのためのユーザ端末600、及びウェアラブル端末500の利用等である。この場合、コントローラ200、ユーザ端末600、又はウェアラブル端末500は、それぞれ自装置が利用されたときに、その利用の内容を示す利用情報をポイント付与装置700へ送信すればよい。取得手段711は、これら装置からそれぞれ利用情報を取得すればよい。なお、利用情報は、サーバ装置400を経由してポイント付与装置700に送信されてもよい。また、上述した操作情報は、装置を利用するための操作を示す情報であるため、上述した利用情報に含まれる。
変形例9
また、上述した実施形態において、ポイント付与装置700の付与手段712は、受付けた操作が物件の警備を行う警備装置への指示を示す場合に、この物件に特典を付与していたが、物件に特典を付与するのは、この場合に限らない。例えば、取得手段711が警備装置の一例であるコントローラ200の利用を示す利用情報を取得した場合に、付与手段712は、この利用における警備の対象である物件に対して特典を付与してもよい。
また、付与手段712は、ヘルスケアサービスを受けるための操作を受付けたときに、この操作をした利用者に個人ポイントを付与していたが、この個人ポイントを付与するタイミングは、上述した操作を受付けたときに限らない。例えば、ヘルスケアサービスを提供する装置として機能するときのユーザ端末600及びウェアラブル端末500の利用があったときに、付与手段712はその利用に関する利用者に個人ポイントを付与してもよい。例えば、朝7時等、決められた時刻になったときに、利用者の昨日分の歩数、移動距離、消費カロリー等の測定値を、利用者が装着しているウェアラブル端末500からユーザ端末600へ利用情報として送信して、ユーザ端末600の表示部605で表示したり、サーバ装置400に送信して付与するポイントを決定したりする利用は、利用者の健康に関する非警備端末の利用の一例である。また、測定結果を常時、ユーザ端末600やサーバ装置400に送信して、測定結果を表示したり、一定水準(月の歩数が5万歩以上で個人ポイントとして5ポイント、10万歩以上で10ポイントなど)に達するとポイントを付与したりする利用も、利用者の健康に関する非警備端末の利用の一例である。この場合、ウェアラブル端末500を装着している利用者は、上述した非警備端末の利用に関する利用者の一例である。すなわち、この付与手段712は、利用者の健康に関する非警備端末の利用があった場合に、その利用に関する利用者に特典を付与する付与手段、の例である。
そして、ポイント付与装置700は、物件、及びこの物件に対応付けられた利用者のそれぞれの特典を付与する特典付与システムに含まれる特典付与装置であって、装置の利用を示す利用情報を取得する取得手段と、取得した利用情報が物件の警備を行う警備装置の利用を示す場合に、この物件に特典を付与し、取得した利用情報が警備装置と異なる非警備端末の利用を示す場合に、この非警備端末の利用に関する利用者に特典を付与する、付与手段と、特典を付与された利用者、又は特典を付与された物件に対応付けられた利用者に、この特典の情報をこの利用者が操作する装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする特典付与装置の例である。
また、ポイント付与システム10は、物件、及びこの物件に対応付けられた利用者のそれぞれの特典を付与する特典付与システムであって、物件の警備を行う警備装置の利用があった場合に、この物件に特典を付与し、警備装置と異なる非警備端末の利用があった場合に、この非警備端末の利用に関する利用者に特典を付与する、付与手段と、特典を付与された利用者、又は特典を付与された物件に対応付けられた利用者に、該特典の情報を通知する通知手段と、を有する特典付与システムの例である。
変形例10
また、上述した実施形態において、利用者に通知されるポイントは、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントをそれぞれ別々に管理及び通知していたが、この限りではない。例えば、それぞれのポイントを合計して管理及び通知してもよい。また、個人ポイントとボーナスポイントを合計したポイントと、物件ポイントとを分けて管理及び通知してもよい。また、警備装置が操作された場合に物件ポイントと操作者にボーナスポイントを付与していたが、このボーナスポイントは個人ポイントとして付与してもよい。つまり、物件ポイントとは別に追加のポイントを操作者に付与すればよい。
変形例11
また、上述した実施形態において、非警備端末への利用があった場合、その利用者に個人ポイントを付与する例として、利用者の健康に関する利用があった例を提示したが、この限りではない。例えば、利用者情報に基づいて個人ポイントを付与してもよい。警備サービスアプリやカレンダーなどに登録された情報を参照し、記念日(誕生日、結婚記念日など)を迎えたら、ポイントを付与してもよい。この場合も、利用者自身が利用者情報を登録して所定の日を迎えているため、非警備端末への利用といえる。
変形例12
本発明の別の形態は、ポイント付与システム10、センサ100、コントローラ200、設定ユニット300、サーバ装置400、ウェアラブル端末500、ユーザ端末600、及びポイント付与装置700のうち少なくともいずれかにおいて行われる処理のステップを有する方法を提供してもよい。また、本発明のさらに別の形態は、センサ100、コントローラ200、設定ユニット300、サーバ装置400、ウェアラブル端末500、ユーザ端末600、又はポイント付与装置700において実行されるプログラムを提供してもよい。
このプログラムは、例えば、物件、及びこの物件に対応付けられた利用者のそれぞれのポイントを付与するポイント付与システムに含まれるコンピュータに、利用者から受付けた操作を示す操作情報を取得するステップと、取得した操作情報に示される操作が物件の警備を行う警備装置への指示を示す場合に、この物件にポイントを付与するステップと、取得した操作情報に示される操作が警備装置への指示以外の指示を示す場合に、この操作をした利用者にポイントを付与するステップと、ポイントを付与された利用者、又はポイントを付与された物件に対応付けられた利用者に、このポイントの情報をこの利用者が操作する装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムである。
また、このプログラムは、例えば、物件、及びこの物件に対応付けられた利用者のそれぞれの特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、装置の利用を示す利用情報を取得するステップと、取得した利用情報が物件の警備を行う警備装置の利用を示す場合に、この物件に特典を付与するステップと、取得した利用情報が警備装置と異なる非警備端末の利用を示す場合に、この非警備端末の利用に関する利用者に特典を付与するステップと、特典を付与された利用者、又は特典を付与された物件に対応付けられた利用者に、この特典の情報をこの利用者が操作する装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されて提供されてもよいし、インターネット等を介したダウンロードによって提供されてもよい。
10:ポイント付与システム、100:センサ、11:通信網、12:通信網、200:コントローラ、201:制御部、202:記憶部、203:通信部、204:操作部、205:表示部、206:鳴動部、211:取得手段、212:設定手段、213:送信手段、214:表示制御手段、300:設定ユニット、400:サーバ装置、401:制御部、402:記憶部、403:通信部、411:取得手段、412:処理手段、413:送信手段、42:記憶部、500:ウェアラブル端末、501:制御部、502:記憶部、503:通信部、504:操作部、505:表示部、506:センサ部、511:測定手段、512:送信手段、513:表示制御手段、600:ユーザ端末、601:制御部、602:記憶部、603:通信部、604:操作部、605:表示部、606:センサ部、611:判定手段、612:受付手段、613:表示制御手段、614:送信手段、700:ポイント付与装置、701:制御部、702:記憶部、7021:利用者DB、7022:ポイントDB、70221:個人ポイント表、70222:物件ポイント表、7023:条件表、703:通信部、711:取得手段、712:付与手段、713:送信手段

Claims (9)

  1. 物件を監視する警備装置の利用者に対して特典を付与する特典付与システムであって、
    前記警備装置を利用する複数の利用者と各利用者が所持する非警備端末とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合に該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与し、前記警備装置を利用する前記利用者が前記警備装置と異なる前記非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与する付与手段と、
    特典を付与された利用者に該特典の情報を通知する通知手段と、
    を有する特典付与システム。
  2. 前記警備装置は、複数の警備モードを用いて前記物件への侵入監視を行うものであり、
    前記警備装置に対する操作とは、前記警備モードを設定する操作である
    請求項1に記載の特典付与システム。
  3. 前記付与手段は、
    前記警備装置に対する操作があった場合に付与する前記特典を、該操作を行った操作者が所定の条件を満たす場合、所定の条件を満たさない場合に比して価値の高い特典とする
    請求項1又は2に記載の特典付与システム。
  4. 前記付与手段は、
    前記警備装置に対する操作があった場合に、該操作を行った操作者には前記特典とは別に追加の特典を付与する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の特典付与システム。
  5. 前記警備装置は、前記物件が無人のとき前記物件を監視する無人警戒モードと、前記物件が有人のとき前記物件を監視する有人警戒モードとを少なくとも用いて前記物件への侵入監視を行うものであり、
    前記付与手段は、
    前記有人警戒モードが設定された場合に付与する前記特典は、該有人警戒モードが設定されたときに前記物件に所在する前記利用者の人数に応じた特典とする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の特典付与システム。
  6. 前記付与手段は、
    利用者の健康に関する前記非警備端末の利用があった場合に、該利用を行った利用者に特典を付与する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の特典付与システム。
  7. 物件、及び該物件に対応付けられた複数の利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムであって、
    前記利用者が前記物件の監視を行う警備装置に対して操作を行った場合に該物件に前記特典を付与し、前記警備装置を利用する前記利用者が所持する前記警備装置と異なる非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与する付与手段と、
    特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者、又は、特典を付与された利用者に、該特典の情報を通知する通知手段と、
    を有する特典付与システム。
  8. 物件を監視する警備装置の利用者に対して特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、
    前記警備装置を利用する複数の利用者と各利用者が所持する非警備端末とを対応付けて記憶するステップと、
    前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合に該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与するステップと、
    前記警備装置を利用する前記利用者が前記警備装置と異なる前記非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与するステップと、
    特典を付与された利用者に該特典の情報を通知するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  9. 物件、及び該物件に対応付けられた複数の利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、
    前記利用者が前記物件の監視を行う警備装置に対して操作を行った場合に該物件に前記特典を付与するステップと、
    前記警備装置を利用する前記利用者が所持する前記警備装置と異なる非警備端末を利用した場合には該非警備端末を利用した利用者に前記特典を付与するステップと、
    特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者、又は、特典を付与された利用者に、該特典の情報を通知するステップと、
    を有する特典付与システム。
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