JP2023097773A - 画像検査システムおよび、画像検査方法、画像検査プログラム、学習済みモデル - Google Patents

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Abstract

【課題】他の軸状部品の画像検査技術を提供する。【解決手段】ワークに組み付けられた軸状部品の画像検査システムは、軸状部品を含むワークの撮像画像を取得する取得部と、撮像画像を、軸状部品の外周に設けられた溝部を検出するように予め機械学習された第1識別器に入力することで、溝部の有無を含む溝部に関する第1情報を生成する情報生成部と、第1情報に基づき、組み付けられた軸状部品の異常を判定する判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、画像検査システムおよび画像検査方法、画像検査プログラム、学習済みモデルに関する。
鋳造品である軸状部品の画像検査システムとして、鋳造品に形成された鋳出し文字を特定することで、鋳造品を検査する技術がある。例えば、特許文献1には、異なる波長の光を照射して鋳出し文字を撮像し、撮像した画像から波長成分を抽出した撮像画像を合成した合成画像を用いて、鋳造品を検査する技術が記載されている。
特開2020-160785号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、異なる波長を照射できる光源装置および波長成分の画像を撮像するための暗室等の撮影環境が必要となるため、検査システムの構築コストが増大する。また、鋳出し文字が形成されていない軸状部品については、検査することができない。そのため、他の軸状部品の画像検査技術が望まれていた。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、ワークに組み付けられた軸状部品の画像検査システムが提供される。この画像検査システムは、前記軸状部品を含む前記ワークの撮像画像を取得する取得部と、前記撮像画像を、前記軸状部品の外周に設けられた溝部を検出するように予め機械学習された第1識別器に入力することで、前記溝部の有無を含む前記溝部に関する第1情報を生成する情報生成部と、前記第1情報に基づき、組み付けられた前記軸状部品の異常を判定する判定部と、を備える。
軸状部品は、スパナによって締め付けや取り外しを行うための溝部が設けられている場合が多い。そのため、このような態様とすれば、軸状部品に鋳出し文字が形成されていない場合であっても、例えば、溝部の有無や、溝部の位置や形状等の第1情報に基づき、軸状部品の異常を判定できる。そのため、鋳出し文字が形成されていない軸状部品であっても検査できる。
(2)上記形態の画像検査システムにおいて、前記第1情報は、前記撮像画像の一部における前記溝部を含む第1物体領域の画素位置を含む情報でもよい。
このような態様とすれば、第1物体領域の画素位置を検出できる。
(3)上記形態の画像検査システムにおいて、前記判定部は、前記第1物体領域が前記撮像画像の予め定められた領域内に位置しない場合に、前記軸状部品に異常があると判定してもよい。
このような態様とすれば、第1物体領域が撮像画像の予め定められた領域内に位置しない場合に、軸状部品に異常があると判定できる。
(4)上記形態の画像検査システムにおいて、前記軸状部品は、車両が備えるステアリングシャフトに組み付けられるタイロッドエンドでもよい。
このような態様とすれば。タイロッドエンドについて画像検査を行うことができる。
(5)上記形態の画像検査システムにおいて、前記軸状部品は、フランジを有するナットによって前記ワークに組み付けられており、前記情報生成部は、前記撮像画像を、前記ナットを検出するように予め機械学習された第2識別器に入力することで、前記ナットの向きに関する第2情報を生成し、前記判定部は、前記第2情報に基づき、前記軸状部品に異常があると判定してもよい。
このような態様とすれば、ナットの取り付けが誤っている軸状部品を、異常があると判定することができる。
(6)上記形態の画像検査システムにおいて、前記第2情報は、前記撮像画像の一部における前記ナットを含む第2物体領域画素位置を含む情報でもよい。
このような態様とすれば、第2物体領域画素位置を検出できる。
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、ワークに組み付けられた軸状部品の画像検査装置等の態様で実現することが可能である。
画像検査システムの概略構成を示す概略図である。 軸状部品の一例を示す説明図である。 撮像画像の一例である。 画像検査処理の一例を表わすフローチャートである。 異常がないと判定される場合の第1撮像画像の一例である。 異常があると判定される場合の第2撮像画像の一例である。 第2実施形態における画像検査システムの概略構成を示す概略図である。 異常がないと判定される場合の第3撮像画像の一例である。 異常があると判定される場合の第4撮像画像の一例である。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の一実施形態における画像検査システム10の概略構成を示す概略図である。画像検査システム10は、検査装置100と、カメラ200と、記憶装置300とを備える。画像検査システム10は、ワークに組み付けられた軸状部品の検査を行うシステムである。本実施形態において、画像検査システム10は、ワークの撮像を行う1つのカメラ200につき、1つの検査装置100を備えている。
図2は、軸状部品20の一例を示す説明図である。本実施形態において、軸状部品20は、車両が備えるステアリングシャフトに組み付けられるタイロッドエンドである。20は、リング部21と溝部22とを備える。リング部21は、ステアリングシャフトと接合する端部と反対側の端部に設けられており、リング形状を有する。溝部22は、軸状部品20の軸状部分の外周であって、リング部21の穴と同じ面方向に設けられている。溝部22は、軸状部品20をステアリングシャフトに組み付ける際に、スパナやレンチ等の工具を係合させる工具係合部であり、略矩形形状の横断面形状である。
検査装置100(図1参照)は、取得部110と、情報生成部120と、判定部130と、出力部140と、を備える。検査装置100は、中央処理装置(CPU)や、RAM、ROMにより構成されたコンピュータからなり、予めインストールされたプログラムをコンピュータが実行することによって、取得部110や情報生成部120、判定部130、出力部140の機能を実現する。ただし、これらの各部の機能の一部又は全部をハードウエア回路で実現してもよい。検査装置100は、例えば、エッジコンピューティングで利用される。
取得部110は、カメラ200から軸状部品20を含むワークの撮像画像を取得する。この機能を「取得機能」ともいう。
図3は、撮像画像imgの一例である。本実施形態において、カメラ200は、ステアリングシャフトの両端にナット30によってそれぞれ組み付けられたタイロッドエンドの内、ある一方の端部に組み付けられたタイロッドエンドを撮像する。本実施形態において、ナット30は、フランジ31を軸状部品20と接合する側に有する。カメラ200は、軸状部品20が正しく組み付けられている場合において、撮像画像imgの上下方向に溝部22が位置するように、軸状部品20を撮像する。カメラ200は、例えば、軸状部品20の至近距離で広範囲の撮像ができるように、広角レンズを備えるものを採用する。
本実施形態において、情報生成部120(図1参照)は、軸状部品20の外周に設けられた溝部22を検出するように予め機械学習された第1識別器121を有する。情報生成部120は、取得部110が取得した撮像画像imgを第1識別器121に入力することで、溝部22の有無を含む溝部22に関する第1情報を生成する。この機能を「情報生成機能」ともいう。
第1識別器121は、取得部110が取得した撮像画像imgに基づいて、撮像画像imgの一部における溝部22の有無を含む溝部22に関する第1情報を出力するようコンピュータを機能させるための、第1学習済みモデルを有する。本実施形態において、第1学習済みモデルは、Single Shot Multibox Detector(SSD)を利用した学習用プログラムにより機械学習された学習済モデルである。より具体的には、第1学習済みモデルは、512px×512pxの撮像画像imgで学習および推論を行うSSD-512を利用した学習用プログラムにより機械学習された学習済モデルである。
本実施形態において、第1識別器121は、取得部110が取得した撮像画像imgと、出力結果を記憶装置300に記憶させる。第1識別器121は記憶装置300に記憶されたデータを用いて再学習してもよい。
判定部130は、第1情報に基づき、組み付けられた軸状部品20の異常を判定する。この機能を「判定機能」ともいう。
出力部140は、判定部130が判定した結果を出力する。例えば、出力部140は、ワークの製造ラインにおけるプログラマブルロジックコントローラ(PLC)に判定結果を出力する。
図4は、本実施形態における、画像検査システム10の画像検査処理の一例を表わすフローチャートである。画像検査処理は撮像画像imgを用いて、軸状部品20の異常を検査する処理である。この処理は、例えば、軸状部品20をワークに組み付ける生産ラインの稼働中に繰り返し行われる処理である。
ステップS100において、取得部110は、カメラ200が撮像した軸状部品20を含むワークの撮像画像imgを取得する。この工程を「取得工程」ともいう。
ステップS110において、情報生成部120は、ステップS100で取得した撮像画像imgを、第1識別器121に入力することで、第1情報を生成する。この工程を「情報生成工程」ともいう。本実施形態において、第1情報は、撮像画像imgの一部における溝部22を含む第1物体領域を示す画素位置を含む情報である。情報生成部120は、撮像画像imgを第1識別器121に入力することで、第1物体領域を検出し、第1情報を生成する。
ステップS120において、判定部130は、ステップS110で生成した第1情報に基づき、組み付けられた軸状部品20の異常を判定する。この工程を「判定工程」ともいう。本実施形態において、判定部130は、軸状部品20に溝部22がある場合に異常がないと判定し、軸状部品20に溝部22がない場合に異常があると判定する。すなわち、判定部130は、第1物体領域が検出された場合に異常がないと判定し、第1物体領域が検出されない場合に異常があると判定する。
図5は、異常がないと判定される場合の第1撮像画像img1の一例である。図6は、異常があると判定される場合の第2撮像画像img2の一例である。図5に示す第1撮像画像img1は、正しい種類の軸状部品20が正しくワークに組み付けられているため、溝部22を含む第1物体領域A1が検出されている。そのため、判定部130は、異常が無いと判定する。図6に示す第2撮像画像img2は、間違った種類の軸状部品20がワークに組み付けられているおよび/または軸状部品20が間違ってワークに組み付けられているため、第2撮像画像img2に溝部22が撮像されておらず、第1物体領域A1が検出されていない。そのため、判定部130は、異常があると判定する。
以上で説明した本実施形態の画像検査システム10によれば、判定部130は、溝部22の有無によって軸状部品20の検査を行っている。そのため、このような態様とすれば、軸状部品20に鋳出し文字が形成されていない場合であっても、正しい種類の軸状部品20が正しくワークに組み付けられているか否かの検査を行うことができる。また、カメラ200は普通のカメラであり、画像検査システム10は、異なる波長を照射できる光源装置および波長成分の画像を撮像するための暗室等の撮影環境を必要としない。そのため、検査システムの構築コストが増大することを抑制できる。
B.第2実施形態:
図7は、第2実施形態における画像検査システム10Bの概略構成を示す概略図である。第2実施形態における検査装置100Bは、情報生成部120が第2識別器122を有する点が、第1実施形態と異なり、他の構成は第1実施形態と同じである。
情報生成部120は、取得部110が取得した撮像画像imgを、ナット30およびフランジ31を検出するように予め機械学習された第2識別器122に入力することで、撮像画像imgの一部におけるナット30を含む第2物体領域を検出し、ナット30の向きに関する第2情報を生成する。本実施形態において、第2情報は、第2物体領域の画素位置を含み、軸状部品20に対するナット30およびフランジ31の位置を示す情報である。
第2識別器122は、取得部110が取得した撮像画像imgに基づいて、撮像画像imgの一部におけるナット30の向きに関する第2情報を出力するよう、コンピュータを機能させるための第2学習済みモデルを有する。本実施形態において、第2学習済みモデルは、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network(CNN))を用いて、撮像画像imgからナット30を検出する。
本実施形態において、判定部130は、第2物体領域におけるナット30の向きが予め定められた方向でない場合に、軸状部品20に異常があると判定する。より具体的には、判定部130は、溝部22が有る場合であって、かつ、第2物体領域におけるナット30のフランジ31の位置が、ナット30において軸状部品20に対向する側に検出された場合に異常がないと判定し、フランジ31の位置が、ナット30において軸状部品20に対向する側と反対側に検出された場合に異常があると判定する。
図8は、異常がないと判定される場合の第3撮像画像img3の一例である。図9は、異常があると判定される場合の第4撮像画像img4の一例である。図8に示す第3撮像画像img3は、ナット30が正しくワークに組み付けられているため、第2物体領域A2におけるフランジ31の位置が、ナット30において軸状部品20に対向する側に検出されている。そのため、判定部130は、異常が無いと判定する。図9に示す第4撮像画像img4は、ナット30が正しくワークに組み付けられていないため、第2物体領域A3におけるフランジ31の位置がナット30において軸状部品20に対向する側と反対側に検出されている。そのため、判定部130は、異常があると判定する。
以上で説明した本実施形態の画像検査システム10によれば、判定部130は、ナット30のフランジ31の位置によって、軸状部品20が正しくワークに組み付けられているかを判定している。そのため、ナット30の取り付けが誤っている軸状部品20を、異常があると判定することができる。
C.他の実施形態:
(C1)上述した実施形態において、情報生成部120は、第1識別器121を有している。これに限らず、情報生成部120は、第1識別器121を有していなくてもよい。例えば、第1識別器121は、画像検査システム10が備える、検査装置100の外部のコンピュータであってもよい。
(C2)上述した実施形態において、情報生成部120は、取得部110から取得した撮像画像imgを第1識別器121に入力している。この代わりに、取得部110から取得した撮像画像imgにおける予め定められた対象領域を第1識別器121に入力してもよい。対象領域は、例えば、正しい軸状部品20が、正常にワークに組み付けられた場合に、溝部22が位置すると推定される領域である。対象領域は、軸状部品20の種類やカメラ200とワークとの位置関係から定められる。
(C3)上述した実施形態において、第1情報は、撮像画像imgにおける第1物体領域A1を示す画素位置を含む情報である。これに限らず、第1情報は、溝部22の大きさや形状、数等を含む情報であってもよい。また、第1情報は、溝部22の有無のみを示す情報でもよい。この場合、第1識別器121は、溝部22の有無を出力してもよく、第1物体領域A1を示す画素位置を出力してもよい。例えば、情報生成部120は、第1識別器121が第1物体領域A1を示す画素位置を出力した場合に、溝部22が有るという情報を第1情報として生成できる。また、情報生成部120は、第1識別器121が第1物体領域A1が検出されなかったとして画素位置を出力しなかった場合に、溝部22が無いという情報を第1情報として生成できる。
(C4)上述した実施形態において、判定部130は、溝部22部の有無によって軸状部品20に異常があるか否かを判定している。これに限らず、判定部130は、溝部22部の位置、すなわち撮像画像imgにおける第1物体領域A1の位置が予め定められた正常領域に位置するか否かで判定してもよい。正常領域は、例えば、正しい軸状部品20が、正常にワークに組み付けられた場合に、溝部22が位置すると推定される領域である。正常領域は、軸状部品20の種類やカメラ200とワークとの位置関係から定められる。また、判定部130は、溝部22の大きさや形状、数によって、軸状部品20に異常があるか否かを判定してもよい。
(C5)上述した実施形態において、検査装置100は、機械学習されたモデルを用いない画像解析技術を併用して画像検査を行ってもよい。例えば、判定部130は、第1物体領域A1の画像と、予め用意された正常な軸状部品20における溝部22を含む画像とを用いて、既知のパターンマッチングを行い、画像検査を行うことができる。
(C6)上述した実施形態において、軸状部品20は、車両が備えるステアリングシャフトに組み付けられるタイロッドエンドである。これに限らず、軸状部品20は、トランスミッションのシャフトに組み付けられる軸状の部品等でもよい。
(C7)上述した第2実施形態において、第2情報は、撮像画像imgにおける第2物体領域を示す画素位置を含む情報である。これに限らず、第2情報は、ナット30の向きのみを示す情報でもよい。この場合、第2識別器122は、ナット30の向きを出力してもよく、ナット30とフランジ31を示す各画素位置を出力してもよい。例えば、情報生成部120は、第2識別器122が出力した画素位置を比較して、ナット30の向きを示す情報を第2情報として生成できる。
(C8)上述した第2実施形態において、判定部130は、ナット30の向きによって軸状部品20に異常があるか否かを判定している。これに限らず、判定部130は、ナット30の位置によって軸状部品20に異常があるか否かを判定してもよい。より具体的には、判定部130は、第1物体領域A1が検出された場合であって、かつ、第2物体検出領域の位置が予め定められたナット領域に位置する場合に、軸状部品20に異常がないと判定し、第2物体検出領域の位置がナット領域に位置しない場合に、軸状部品20に異常があると判定できる。ナット領域は、例えば、正しい軸状部品20が、正常にワークに組み付けられた場合に、ナット30が位置すると推定される領域である。正常領域は、軸状部品20の種類やカメラ200とワークとナット30との位置関係から定められる。また、判定部130は、フランジ31が軸状部品20の端部と接しているか否かによって、軸状部品20に異常があるか否かを判定してもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
10、10B…画像検査システム、20…軸状部品、21…リング部、22…溝部、30…ナット、31…フランジ、100、100B…検査装置、110…取得部、120…情報生成部、121…第1識別器、122…第2識別器、130…判定部、140…出力部、200…カメラ、300…記憶装置

Claims (9)

  1. ワークに組み付けられた軸状部品の画像検査システムであって、
    前記軸状部品を含む前記ワークの撮像画像を取得する取得部と、
    前記撮像画像を、前記軸状部品の外周に設けられた溝部を検出するように予め機械学習された第1識別器に入力することで、前記溝部の有無を含む前記溝部に関する第1情報を生成する情報生成部と、
    前記第1情報に基づき、組み付けられた前記軸状部品の異常を判定する判定部と、を備える、画像検査システム。
  2. 請求項1に記載の画像検査システムであって、
    前記第1情報は、前記撮像画像の一部における前記溝部を含む第1物体領域の画素位置を含む情報である、画像検査システム。
  3. 請求項2に記載の画像検査システムであって、
    前記判定部は、前記第1物体領域が前記撮像画像の予め定められた領域内に位置しない場合に、前記軸状部品に異常があると判定する、画像検査システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の画像検査システムであって、
    前記軸状部品は、車両が備えるステアリングシャフトに組み付けられるタイロッドエンドである、画像検査システム。
  5. 請求項4に記載の画像検査システムであって、
    前記軸状部品は、フランジを有するナットによって前記ワークに組み付けられており、
    前記情報生成部は、前記撮像画像を、前記ナットおよび前記フランジを検出するように予め機械学習された第2識別器に入力することで、前記ナットの向きに関する第2情報を検出し、
    前記判定部は、前記第2情報に基づき、前記ナットの向きが予め定められた方向でない場合に、前記軸状部品に異常があると判定する、画像検査システム。
  6. 請求項5に記載の画像検査システムであって、
    前記第2情報は、前記撮像画像の一部における前記ナットを含む第2物体領域の画素位置を含む情報である、画像検査システム。
  7. ワークに組み付けられた軸状部品の画像検査方法であって、
    前記軸状部品を含む前記ワークの撮像画像を取得する取得工程と、
    前記撮像画像を、前記軸状部品の外周に設けられた溝部を検出するように予め機械学習された第1識別器に入力することで、前記溝部の有無を含む前記溝部に関する第1情報を生成する情報生成工程と、
    前記第1情報に基づき、組み付けられた前記軸状部品の異常を判定する判定工程と、を含む、画像検査方法。
  8. ワークに組み付けられた軸状部品の画像検査プログラムであって、
    前記軸状部品を含む前記ワークの撮像画像を取得する取得機能と、
    前記撮像画像を、前記軸状部品の外周に設けられた溝部を検出するように予め機械学習された第1識別器に入力することで、前記溝部の有無を含む前記溝部に関する第1情報を生成する情報生成機能と、
    前記第1情報に基づき、組み付けられた前記軸状部品の異常を判定する判定機能と、をコンピュータに実現させる画像検査プログラム。
  9. 検査に使用される学習済みモデルであって、
    Single Shot Multibox Detector(SSD)を利用した学習用プログラムにより機械学習され、
    ワークに組み付けられた軸状部品の画像に基づいて、前記軸状部品を含む前記ワークの画像における前記軸状部品の外周に設けられた溝部の有無を含む前記溝部に関する情報を出力するよう、コンピュータを機能させるための学習済みモデル。
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