JP2023097730A - 異常検知装置、方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】機器の異常検知の精度を向上させる。【解決手段】本開示の一実施形態に係る異常検知装置は、制御部を備えた異常検知装置であって、前記制御部は、空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成し、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。【選択図】図5
Description
本開示は、異常検知装置、方法、およびプログラムに関する。
従来、空気調和機等の機器の異常検知では、故障の指標が所定の閾値を超えたときに異常と判定する手法が知られている。この閾値は、該指標の正常時のデータと異常時のデータの確率密度を算出し、2つの分布(正常時のデータの確率分布と異常時のデータの確率分布)をもとに決定されている。
しかしながら、2つの分布には、明らかに正常な範囲(異常と被らない範囲)と、明らかに異常な範囲(正常と被らない範囲)と、正常か異常かわかりづらい範囲(正常と異常が被る範囲)と、の3つがある。そのため、故障の指標の時系列データがノイズで上下して正常か異常かわかりづらい範囲に達すると閾値を超えて誤判定されてしまうことがある。以下、図1を参照しながら説明する。図1の左側は閾値の決定について説明し、図1の右側は該閾値を用いた異常の検知について説明する。
図1の左側では、故障の指標(例えば、冷媒量指標とする)の確率密度(あるいは頻度)を示す。"正常時の分布"は、正常時の冷媒量指標の値を収集して算出した確率密度であり、"漏洩時の分布"は、異常時(冷媒漏洩時)の冷媒量指標の値を収集して算出した確率密度である。正常時の分布と漏洩時の分布をもとに、閾値(図1の破線)が決定される。"正常と正しく判定できる範囲"は、明らかに正常な範囲(異常(漏洩)と被らない範囲)であり、"漏洩と正しく判定できる範囲"は、明らかに異常(漏洩)な範囲(正常と被らない範囲)であり、誤判定が少ない。一方、"誤判定が多い範囲"は、正常か異常(漏洩)かわかりづらい範囲(正常と異常(漏洩)が被る範囲)であり、誤判定が多くなる。
図1の右側では、各時間(t)における故障の指標(例えば、冷媒量指標とする)の値を示す。この冷媒量指標のノイズ除去が不十分であると、例えば、機器が正常であるのに、ノイズにより閾値を超えてしまい異常と誤検知されてしまう。
本開示では、機器の異常検知の精度を向上させることを目的とする。
本開示の第1の態様による異常検知装置は、
制御部を備えた異常検知装置であって、
前記制御部は、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成し、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
制御部を備えた異常検知装置であって、
前記制御部は、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成し、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
本開示の第1の態様によれば、ノイズによる誤検知を減らすことができる。
本開示の第2の態様による異常検知装置は、第1の態様に記載の異常検知装置であって、
前記位相空間上の前記正常領域および前記異常領域は、機械学習により作成された学習済みモデルである。
前記位相空間上の前記正常領域および前記異常領域は、機械学習により作成された学習済みモデルである。
本開示の第2の態様によれば、正常領域および異常領域を容易に作成することができる。
本開示の第3の態様による異常検知装置は、第1の態様または第2の態様に記載の異常検知装置であって、
前記位相空間は、二次元である。
前記位相空間は、二次元である。
本開示の第3の態様によれば、異常を検知する精度を向上させることができる。
本開示の第4の態様による異常検知装置は、第1の態様から第3の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記位相空間は、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データの値と、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データの差分と、の少なくとも一方から作成される。
前記位相空間は、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データの値と、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データの差分と、の少なくとも一方から作成される。
本開示の第4の態様によれば、異常検知対象である時系列データと、異常検知対象であるデータの差分と、の少なくとも一方を考慮して正常領域および異常領域を作成することができる。
本開示の第5の態様による異常検知装置は、第1の態様から第4の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記制御部は、
前記時系列データの異常を、正常からの外れ度合いと、変化の度合いと、の少なくとも一方から判定する。
前記制御部は、
前記時系列データの異常を、正常からの外れ度合いと、変化の度合いと、の少なくとも一方から判定する。
本開示の第5の態様によれば、異常検知対象であるデータの正常からの外れ度合いと、異常検知対象であるデータの変化の度合いと、の少なくとも一方を考慮して異常を検知することができる。
本開示の第6の態様による異常検知装置は、第1の態様から第5の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記制御部は、
前記正常領域と前記異常領域とが重なる場合には、前記正常領域と前記異常領域とが重なる領域を前記正常領域とする。
前記制御部は、
前記正常領域と前記異常領域とが重なる場合には、前記正常領域と前記異常領域とが重なる領域を前記正常領域とする。
本開示の第6の態様によれば、正常であるのに異常であると誤検知されてしまうことを減らすことができる。
本開示の第7の態様による異常検知装置は、第1の態様から第6の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記制御部は、
前記少なくともN+1個の値のうち前記正常領域に写像されるデータの個数と前記異常領域に写像されるデータの個数との関係と、前記少なくともN+1個の値の写像後の分布の重心が前記正常領域にあるか前記異常領域にあるかの特定と、の少なくとも1つを計算することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
前記制御部は、
前記少なくともN+1個の値のうち前記正常領域に写像されるデータの個数と前記異常領域に写像されるデータの個数との関係と、前記少なくともN+1個の値の写像後の分布の重心が前記正常領域にあるか前記異常領域にあるかの特定と、の少なくとも1つを計算することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
本開示の第7の態様によれば、写像後の位相空間上での分布の状態に応じて異常を検知することができる。
本開示の第8の態様による異常検知装置は、第1の態様から第7の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記制御部は、
複数の異なる位相空間を作成する。
前記制御部は、
複数の異なる位相空間を作成する。
本開示の第8の態様によれば、複数の異なる位相空間に基づいて異常を検知することができる。
本開示の第9の態様による異常検知装置は、第8の態様に記載の異常検知装置であって、
前記制御部は、
前記時系列データが、前記複数の異なる位相空間の各位相空間上での正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
前記制御部は、
前記時系列データが、前記複数の異なる位相空間の各位相空間上での正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
本開示の第9の態様によれば、複数の異なる位相空間に基づいて異常を検知することができる。
本開示の第10の態様による異常検知装置は、第1の態様から第9の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記制御部は、
前記位相空間上に前記正常領域および前記異常領域を作成する際、および、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定する際に、
前記時系列データの前記任意時間の値と前記任意時間と連続した過去のN個の値、もしくは、前記時系列データの前記任意時間の値と前記任意時間からM個おきに過去のN個の値を取得する。
前記制御部は、
前記位相空間上に前記正常領域および前記異常領域を作成する際、および、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定する際に、
前記時系列データの前記任意時間の値と前記任意時間と連続した過去のN個の値、もしくは、前記時系列データの前記任意時間の値と前記任意時間からM個おきに過去のN個の値を取得する。
本開示の第10の態様によれば、異常検知対象であるデータを間引いて用いることもできる。
本開示の第11の態様による異常検知装置は、第1の態様から第10の態様のいずれかに記載の異常検知装置であって、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データは、前記空気調和機に含まれる冷媒量と関係のあるデータである。
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データは、前記空気調和機に含まれる冷媒量と関係のあるデータである。
本開示の第11の態様によれば、冷媒の漏洩を検知することができる。
本開示の第12の態様による方法は、
異常検知装置の制御部が実行する方法であって、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成するステップと、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力するステップと
を含む。
異常検知装置の制御部が実行する方法であって、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成するステップと、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力するステップと
を含む。
本開示の第13の態様によるプログラムは、
異常検知装置の制御部に、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像された分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成する手順、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する手順
を実行させる。
異常検知装置の制御部に、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像された分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成する手順、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する手順
を実行させる。
以下、図面に基づいて本開示の実施の形態を説明する。
<全体の構成例>
図2は、本開示の全体の構成例である。異常検知装置10は、空気調和機等の機器100の異常を検知する装置である。異常検知装置10は、制御部(図13の制御部1001)を備える。
図2は、本開示の全体の構成例である。異常検知装置10は、空気調和機等の機器100の異常を検知する装置である。異常検知装置10は、制御部(図13の制御部1001)を備える。
<実施例1>
例えば、異常検知装置10は、空気調和機100とは別の装置である。異常検知装置10と空気調和機100は、任意のネットワークを介して通信可能に接続されている。例えば、異常検知装置10は、空気調和機100から離れたクラウドサーバであってもよいし、空気調和機と同一の建物等内に設置されたコンピュータであってもよい。なお、1つの異常検知装置10が、1つの空気調和機100の異常を検知してもよいし、複数の空気調和機100の異常を検知してもよい。
例えば、異常検知装置10は、空気調和機100とは別の装置である。異常検知装置10と空気調和機100は、任意のネットワークを介して通信可能に接続されている。例えば、異常検知装置10は、空気調和機100から離れたクラウドサーバであってもよいし、空気調和機と同一の建物等内に設置されたコンピュータであってもよい。なお、1つの異常検知装置10が、1つの空気調和機100の異常を検知してもよいし、複数の空気調和機100の異常を検知してもよい。
<実施例2>
例えば、異常検知装置10は、空気調和機100の一部である。なお、1つの異常検知装置10が、1つの空気調和機100の異常を検知してもよいし、複数の空気調和機100の異常を検知してもよい。
例えば、異常検知装置10は、空気調和機100の一部である。なお、1つの異常検知装置10が、1つの空気調和機100の異常を検知してもよいし、複数の空気調和機100の異常を検知してもよい。
<実施例3>
本明細書で説明する異常検知装置の処理が、空気調和機100とは別の装置である異常検知装置10と、空気調和機100の一部である異常検知装置10と、で分散して実行されてもよい。
本明細書で説明する異常検知装置の処理が、空気調和機100とは別の装置である異常検知装置10と、空気調和機100の一部である異常検知装置10と、で分散して実行されてもよい。
<概要>
異常検知装置10が実行する空気調和機100の異常の検知の処理について説明する。なお、本明細書では、機械学習により作成した学習済みモデル(後述する、機械学習により作成された正常領域および異常領域)を用いる場合を主に説明するが、本開示は、機械学習によらず作成された正常領域および異常領域を用いることもできる。
異常検知装置10が実行する空気調和機100の異常の検知の処理について説明する。なお、本明細書では、機械学習により作成した学習済みモデル(後述する、機械学習により作成された正常領域および異常領域)を用いる場合を主に説明するが、本開示は、機械学習によらず作成された正常領域および異常領域を用いることもできる。
<学習>
まず、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常を検知するために用いる位相空間上の正常領域および異常領域を作成する。
まず、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常を検知するために用いる位相空間上の正常領域および異常領域を作成する。
具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常を検知するための対象となる指標(以下、異常検知対象という)の時系列データの任意時間の値と任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成する。次に、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常の時系列データ(空気調和機100が正常であるときの指標の時系列データ)と異常の時系列データ(空気調和機100が異常であるときの指標の時系列データ)が写像されたときの分布に応じて、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する。例えば、異常検知装置10の制御部1001は、入力が複数の(例えば、複数の物件の)正常の時系列データ(空気調和機100が正常であるときの指標の時系列データ)および複数の(例えば、複数の物件の)異常の時系列データ(空気調和機100が異常であるときの指標の時系列データ)であり、出力が位相空間上での正常領域または異常領域である教師データを用いて機械学習することにより、位相空間上に正常領域および異常領域を作成することができる。
<推論>
次に、異常検知装置10の制御部1001は、作成した位相空間上の正常領域および異常領域を用いて、空気調和機100の異常を検知する。
次に、異常検知装置10の制御部1001は、作成した位相空間上の正常領域および異常領域を用いて、空気調和機100の異常を検知する。
具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、少なくともN+1個の値が正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する。
なお、本明細書では、異常検知対象が冷媒量指標(空気調和機100に含まれる冷媒量と関係のあるデータ)の場合を主に説明するが、本開示は、任意の故障の指標に適用することができる。
以下、正常領域と異常領域を作成する処理について、<位相空間への写像>、<正常領域と異常領域の作成>、<正常領域と異常領域の重なり>に分けて詳述する。
<位相空間への写像>
図3は、本開示の異常検知対象である時系列データの位相空間への写像について説明するための図である。異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データを写像する。
図3は、本開示の異常検知対象である時系列データの位相空間への写像について説明するための図である。異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データを写像する。
図3の例で説明すると、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データの任意時間の値(冷媒量指標の時間tにおける値)と任意時間より過去のN個の値(冷媒量指標の時間t-1における値)からN+1次元の位相空間(2次元の平面)を作成する。そして、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常の時系列データ(空気調和機100が正常であるときの冷媒量指標の時系列データ)と異常の時系列データ(空気調和機100が異常(冷媒漏洩)であるときの冷媒量指標の時系列データ)を写像する。
<正常領域と異常領域の作成>
図4は、本開示の一実施形態に係る正常領域および異常領域の作成について説明するための図である。異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する。なお、指標(t-1)~基準値(近似)かつ指標(t)~基準値(近似)ならば正常とし、指標(t-1)と指標(t)とのどちらか一方が基準値より下(あるいは上)ならば正常とし(ノイズ分であったとみなす)、指標(t-1)<(あるいは>)基準値かつ指標(t)<(あるいは>)基準値ならば異常と判定することができる。
図4は、本開示の一実施形態に係る正常領域および異常領域の作成について説明するための図である。異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する。なお、指標(t-1)~基準値(近似)かつ指標(t)~基準値(近似)ならば正常とし、指標(t-1)と指標(t)とのどちらか一方が基準値より下(あるいは上)ならば正常とし(ノイズ分であったとみなす)、指標(t-1)<(あるいは>)基準値かつ指標(t)<(あるいは>)基準値ならば異常と判定することができる。
図4の例で説明すると、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する(例えば、境界線を引く)。例えば、指標(t-1)~0(近似)かつ指標(t)~0(近似)ならば正常と判定し、指標(t-1)と指標(t)のどちらか一方が負ならば正常とし(ノイズ分であったとみなす)、指標(t-1)<0かつ指標(t)<0ならば異常と判定することができる。
このように、誤判定するようなデータを含まないように正常領域および異常領域(例えば、境界線)を作成することによって、1次元では異常と判定されていたデータも平面に写像されたことにより正常領域にプロットされる。
<正常領域と異常領域の重なり>
図5は、本開示の正常領域と異常領域の重なりについて説明するための図である。異常検知対象である時系列データが写像されたときに位相空間上で正常領域と異常領域が重なる場合がある。異常検知装置10の制御部1001は、正常領域と異常領域とが重なる場合には、正常領域と異常領域とが重なる領域(例えば、図5の"正常領域"と"漏洩領域"が重なっている"重なり"が示す領域)を正常領域とすることができる。
図5は、本開示の正常領域と異常領域の重なりについて説明するための図である。異常検知対象である時系列データが写像されたときに位相空間上で正常領域と異常領域が重なる場合がある。異常検知装置10の制御部1001は、正常領域と異常領域とが重なる場合には、正常領域と異常領域とが重なる領域(例えば、図5の"正常領域"と"漏洩領域"が重なっている"重なり"が示す領域)を正常領域とすることができる。
以下、空気調和機100の異常を検知する処理について詳述する。
<異常検知>
図6は、本開示の一実施形態に係る異常検知について説明するための図である。異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、少なくともN+1個の値が正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する(図6の左側の破線の枠内にある少なくともN+1個の値が写像されていく(枠を移動させて写像していく))。
図6は、本開示の一実施形態に係る異常検知について説明するための図である。異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、少なくともN+1個の値が正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する(図6の左側の破線の枠内にある少なくともN+1個の値が写像されていく(枠を移動させて写像していく))。
例えば、異常検知装置10の制御部1001は、少なくともN+1個の値のうち正常領域に写像されるデータの個数と異常領域に写像されるデータの個数との関係を計算することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する(例えば、正常領域に写像されるデータの個数のほうが多ければ正常であると判定する、異常領域に写像されるデータの個数のほうが多ければ異常であると判定する)ことができる。
例えば、異常検知装置10の制御部1001は、少なくともN+1個の値の写像後の分布の重心が正常領域にあるか異常領域にあるかの特定を計算することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する(例えば、写像後の分布の重心が正常領域にあれば正常であると判定する、写像後の分布の重心が異常領域にあれば異常であると判定する)ことができる。
<<位相空間の次元数>>
図7は、本開示の一実施形態に係る位相空間の次元数について説明するための図である。位相空間は、任意の次元数の位相空間であってよい。位相空間は、2次元であってもよいし、3次元以上であってもよい。例えば、図7に示されるように、位相空間は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-1における値と故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-2における値を軸とする位相空間である。なお、多次元にすればするほど複雑な境界面となるのでノイズによる誤検知が無くなっていく。
図7は、本開示の一実施形態に係る位相空間の次元数について説明するための図である。位相空間は、任意の次元数の位相空間であってよい。位相空間は、2次元であってもよいし、3次元以上であってもよい。例えば、図7に示されるように、位相空間は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-1における値と故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-2における値を軸とする位相空間である。なお、多次元にすればするほど複雑な境界面となるのでノイズによる誤検知が無くなっていく。
<<変化の度合い>>
図8は、本開示の一実施形態に係る位相空間の一例である。位相空間の軸は、故障の指標を演算したものでもよい。例えば、図8に示されるように、位相空間は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と時間t-1における値の差分と、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-1における値と時間t-2における値の差分と、を軸とする位相空間である。図8に示されるように、急速リーク(短時間に大量の冷媒が漏れて酸欠や可燃性冷媒の発火の原因となる急速な漏洩)の時系列データは、スローリーク(長期的に徐々に冷媒が漏れて機能の低下に至る漏洩)の場合の時系列データよりも左下に写像される。このように、変化が著しいと左下(冷媒量指標の場合)に写像されることとなり、変化が速い異常であるか変化が遅い異常であるかといった進捗度を判定することができる。なお、異常時に値が大きくなる指標の場合には、変化が著しいと右上に写像されることとなる。
図8は、本開示の一実施形態に係る位相空間の一例である。位相空間の軸は、故障の指標を演算したものでもよい。例えば、図8に示されるように、位相空間は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と時間t-1における値の差分と、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-1における値と時間t-2における値の差分と、を軸とする位相空間である。図8に示されるように、急速リーク(短時間に大量の冷媒が漏れて酸欠や可燃性冷媒の発火の原因となる急速な漏洩)の時系列データは、スローリーク(長期的に徐々に冷媒が漏れて機能の低下に至る漏洩)の場合の時系列データよりも左下に写像される。このように、変化が著しいと左下(冷媒量指標の場合)に写像されることとなり、変化が速い異常であるか変化が遅い異常であるかといった進捗度を判定することができる。なお、異常時に値が大きくなる指標の場合には、変化が著しいと右上に写像されることとなる。
図9は、本開示の一実施形態に係る位相空間の一例である。位相空間の軸は、故障の指標を演算したものでもよい。例えば、図9に示されるように、位相空間は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と時間t-1における値の差分と、を軸とする位相空間である。
<<複数の位相空間>>
図10は、本開示の一実施形態に係る複数の位相空間の作成および複数の位相空間を用いた異常検知について説明するための図である。
図10は、本開示の一実施形態に係る複数の位相空間の作成および複数の位相空間を用いた異常検知について説明するための図である。
本開示の一実施形態では、異常検知装置10の制御部1001は、複数の異なる位相空間を作成することができる。例えば、図10に示されるように、異常検知装置10の制御部1001は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-1における値を軸とする位相空間、および、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間tにおける値と時間t-1における値の差分と故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時間t-1における値と時間t-2における値の差分を軸とする位相空間を作成することができる。
本開示の一実施形態では、異常検知装置10の制御部1001は、時系列データが、複数の異なる位相空間の各位相空間上での正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力することができる。例えば、図10に示されるように、異常検知装置10の制御部1001は、故障の指標(例えば、冷媒量指標)の時系列データが、2つの位相空間の各位相空間上での正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定し、正常からの外れ度合いかつ変化の度合いを判定することができる。そのため、正常であるか異常であるかの判定(正常からの外れ度合いによる判定)に加え、変化が速い異常であるか変化が遅い異常であるかといった進捗度を判定(変化の度合いによる判定)することができる。
<<時系列データの間隔>>
本開示の一実施形態では、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する際、および、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する際に、時系列データの任意時間の値と任意時間と連続した過去のN個の値、もしくは、時系列データの任意時間の値と任意時間からM個おきに過去のN個の値を取得することができる。
本開示の一実施形態では、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する際、および、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する際に、時系列データの任意時間の値と任意時間と連続した過去のN個の値、もしくは、時系列データの任意時間の値と任意時間からM個おきに過去のN個の値を取得することができる。
<方法>
図11は、本開示の一実施形態に係る正常領域と異常領域の作成処理のフローチャートである。
図11は、本開示の一実施形態に係る正常領域と異常領域の作成処理のフローチャートである。
ステップ11(S11)において、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間を作成する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成する。
ステップ12(S12)において、異常検知装置10の制御部1001は、異常検知対象である時系列データを位相空間上に写像する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、S11で作成された位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データを写像する。
ステップ13(S13)において、異常検知装置10の制御部1001は、位相空間上に正常領域と異常領域を作成する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、S12で位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、位相空間上に正常領域および異常領域を作成する。
図12は、本開示の一実施形態に係る正常と異常の判定処理のフローチャートである。
ステップ21(S21)において、異常検知装置10の制御部1001は、異常検知対象である時系列データを取得する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、空気調和機100の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得する。
ステップ22(S22)において、異常検知装置10の制御部1001は、異常検知対象である時系列データを位相空間上に写像する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、S21で取得された少なくともN+1個の値を、図11で作成された位相空間上に写像する。
ステップ23(S23)において、異常検知装置10の制御部1001は、異常検知対象である時系列データが正常であるか異常であるかを判定する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、S22で少なくともN+1個の値が正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、時系列データが正常であるか異常であるかを判定する。
ステップ24(S24)において、異常検知装置10の制御部1001は、判定の結果を出力する。具体的には、異常検知装置10の制御部1001は、S23で判定された結果を出力(例えば、空気調和機100の異常を発報)する。
このように、従来は閾値を決定する際に前後の時間における故障の指標の値を考慮していなかったためにノイズにより生じていた誤判定が改善される(例えば、図1で過去の冷媒量指標の情報があれば、冷媒量指標の値が偶然低くなっただけであることが分かる)。本開示の一実施形態では、故障の指標の過去のデータと現在のデータを軸とした位相空間上に故障の指標のデータを写像して、正常領域と異常領域を作成する(例えば、境界線または境界面を引く)ことで、ノイズによる誤検知を減らすことができる。正常領域および異常領域(例えば、境界線または境界面)は、正常データと異常データで機械学習することにより容易に作成することができる。異常検知時には、時系列的に連続する故障の指標のデータを位相空間上に写像して、正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかで正常異常を判定することができる。
<異常検知装置のハードウェア構成>
図13は、本開示の一実施形態に係る異常検知装置10のハードウェア構成図である。
図13は、本開示の一実施形態に係る異常検知装置10のハードウェア構成図である。
異常検知装置10は、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003を有する。CPU1001、ROM1002、RAM1003は、いわゆるコンピュータを形成する。また、異常検知装置10は、補助記憶装置1004、表示装置1005、操作装置1006、I/F(Interface)装置1007、ドライブ装置1008を有する。なお、異常検知装置10の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続されている。
CPU1001は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムを実行する演算デバイスである。
ROM1002は、不揮発性メモリである。ROM1002は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムをCPU1001が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM1002は、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM1003は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM1003は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムがCPU1001によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置1004は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
表示装置1005は、異常検知装置10の内部状態等を表示する表示デバイスである。
操作装置1006は、異常検知装置10の管理者が異常検知装置10に対して各種指示を入力する入力デバイスである。
I/F装置1007は、ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ装置1008は記憶媒体1009をセットするためのデバイスである。ここでいう記憶媒体1009には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記憶媒体1009には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記憶媒体1009がドライブ装置1008にセットされ、該記憶媒体1009に記録された各種プログラムがドライブ装置1008により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、I/F装置1007を介して、ネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
以下、図14~図16を参照しながら、空気調和機100のハードウェア構成例を説明する。なお、空気調和機100は、ビル用マルチエアコン等のマルチエアコン、チラーを熱源とするセントラル空調システム、店舗・オフィス用エアコン、ルームエアコン等の任意の空気調和システムであってもよいし、冷暖房用途以外のみならず冷蔵・冷凍システムであってもよい。空気調和機100は、複数の室内機300を有することができる。複数の室内機300は、異なる性能の室内機を含んでいてもよいし、同一の性能の室内機を含んでいてもよいし、停止中の室内機を含んでいてもよい。
<空気調和機のハードウェア構成例(冷房運転の場合)>
図14は、本開示の一実施形態に係る空気調和機100のハードウェア構成図である。空気調和機100は、室外機200および1または複数の室内機300を有する。
図14は、本開示の一実施形態に係る空気調和機100のハードウェア構成図である。空気調和機100は、室外機200および1または複数の室内機300を有する。
図14の例では、室外熱交換器201と、室外機主膨張弁205と、過冷却熱交換器203と、室内熱交換器膨張弁302と、四路切替弁206と、室内熱交換器301と、圧縮機202とが、冷媒配管で接続され主冷媒回路を構成している。四路切替弁206は、圧縮機202の吐出ガスを室外熱交換器201に供給するように流路が設定される。図14の例では、さらに、室外熱交換器201と過冷却熱交換器203との間の配管から圧縮機202の吸入側の配管に接続されたバイパス配管に、過冷却熱交換器膨張弁204が設けられている。過冷却熱交換器203は、室外熱交換器201と過冷却熱交換器203との間から圧縮機202の吸入側の配管に接続されたバイパス配管に設けられた過冷却熱交換器膨張弁204を通過した冷媒と主冷媒回路内の冷媒とを熱交換させる熱交換器である。なお、図14のバイパス例は一例である。
<<室外機>>
室外機200側では、室外熱交換器201と、圧縮機202と、過冷却熱交換器203と、過冷却熱交換器膨張弁(バイパス回路)204と、室外機主膨張弁(主冷媒回路)205とが配管に接続されている。室外機200は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(1)、(3)、(4)、(6)、(7)および圧力センサ(2)、(5)など)を有する。
室外機200側では、室外熱交換器201と、圧縮機202と、過冷却熱交換器203と、過冷却熱交換器膨張弁(バイパス回路)204と、室外機主膨張弁(主冷媒回路)205とが配管に接続されている。室外機200は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(1)、(3)、(4)、(6)、(7)および圧力センサ(2)、(5)など)を有する。
<<室内機>>
室内機300側では、室内熱交換器301と、室内熱交換器膨張弁302とが配管に接続されている。室内機300は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(8)、(9)など)を有する。
室内機300側では、室内熱交換器301と、室内熱交換器膨張弁302とが配管に接続されている。室内機300は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(8)、(9)など)を有する。
<空気調和機のハードウェア構成例(暖房運転の場合)>
図15は、本開示の一実施形態に係る空気調和機(暖房運転の場合)100のハードウェア構成図である。空気調和機100は、室外機200および1または複数の室内機300を有する。
図15は、本開示の一実施形態に係る空気調和機(暖房運転の場合)100のハードウェア構成図である。空気調和機100は、室外機200および1または複数の室内機300を有する。
図15の例では、室外熱交換器201と、圧縮機202と、四路切替弁206と、室内熱交換器301と、室内熱交換器膨張弁302と、過冷却熱交換器203と、室外機主膨張弁205とが、冷媒配管で接続され主冷媒回路を構成している。四路切替弁206は、圧縮機202の吐出ガスを室内熱交換器301に供給するように流路が設定される。
<<室外機>>
室外機200側では、室外熱交換器201と、圧縮機202と、過冷却熱交換器203と、過冷却熱交換器膨張弁(バイパス回路)204と、室外機主膨張弁(主冷媒回路)205とが配管に接続されている。室外機200は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(1)、(3)、(4)、(6)、(7)および圧力センサ(2)、(5)など)を有する。
室外機200側では、室外熱交換器201と、圧縮機202と、過冷却熱交換器203と、過冷却熱交換器膨張弁(バイパス回路)204と、室外機主膨張弁(主冷媒回路)205とが配管に接続されている。室外機200は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(1)、(3)、(4)、(6)、(7)および圧力センサ(2)、(5)など)を有する。
<<室内機>>
室内機300側では、室内熱交換器301と、室内熱交換器膨張弁302とが配管に接続されている。室内機300は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(8)、(9)など)を有する。
室内機300側では、室内熱交換器301と、室内熱交換器膨張弁302とが配管に接続されている。室内機300は、各種センサ(温度センサ(例えば、サーミスタ)(8)、(9)など)を有する。
<空気調和機のハードウェア構成例(冷暖同時運転の場合)>
本開示は、冷房運転、暖房運転に限らず、冷暖同時運転にも適用することができる。以下、図16を参照しながら、冷暖同時運転について説明する。
本開示は、冷房運転、暖房運転に限らず、冷暖同時運転にも適用することができる。以下、図16を参照しながら、冷暖同時運転について説明する。
図16は、本開示の一実施形態に係る空気調和機(冷暖同時運転の場合)100のハードウェア構成図である。空気調和機100は、2分割構造の室外熱交換器201-1と室外熱交換器201-2と、複数の室内機と、が3本の連絡配管で接続されており、冷暖同時運転が可能である。図16では、冷房主体運転の例を示しており、室内機300-1が暖房モード、室内機300-2が冷房モードで運転されている。この時、室外熱交換器201-1は凝縮器、室外熱交換器201-2は蒸発器として機能している。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
10 異常検知装置
100 空気調和機
200 室外機
201 室外熱交換器
201-1 室外熱交換器(凝縮器)
201-2 室外熱交換器(蒸発器)
202 圧縮機
203 過冷却熱交換器
204 過冷却熱交換器膨張弁
205 室外機主膨張弁
206 四路切替弁
300 室内機
300-1 暖房室内機
300-2 冷房室内機
301 室内熱交換器
302 室内熱交換器膨張弁
1001 制御部
1002 ROM
1003 RAM
1004 補助記憶装置
1005 表示装置
1006 操作装置
1007 I/F装置
1008 ドライブ装置
1009 記憶媒体
100 空気調和機
200 室外機
201 室外熱交換器
201-1 室外熱交換器(凝縮器)
201-2 室外熱交換器(蒸発器)
202 圧縮機
203 過冷却熱交換器
204 過冷却熱交換器膨張弁
205 室外機主膨張弁
206 四路切替弁
300 室内機
300-1 暖房室内機
300-2 冷房室内機
301 室内熱交換器
302 室内熱交換器膨張弁
1001 制御部
1002 ROM
1003 RAM
1004 補助記憶装置
1005 表示装置
1006 操作装置
1007 I/F装置
1008 ドライブ装置
1009 記憶媒体
Claims (13)
- 制御部を備えた異常検知装置であって、
前記制御部は、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成し、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する、異常検知装置。 - 前記位相空間上の前記正常領域および前記異常領域は、機械学習により作成された学習済みモデルである、請求項1に記載の異常検知装置。
- 前記位相空間は、二次元である、請求項1または2に記載の異常検知装置。
- 前記位相空間は、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データの値と、前記空気調和機の異常検知対象である時系列データの差分と、の少なくとも一方から作成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の異常検知装置。
- 前記制御部は、
前記時系列データの異常を、正常からの外れ度合いと、変化の度合いと、の少なくとも一方から判定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の異常検知装置。 - 前記制御部は、
前記正常領域と前記異常領域とが重なる場合には、前記正常領域と前記異常領域とが重なる領域を前記正常領域とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の異常検知装置。 - 前記制御部は、
前記少なくともN+1個の値のうち前記正常領域に写像されるデータの個数と前記異常領域に写像されるデータの個数との関係と、前記少なくともN+1個の値の写像後の分布の重心が前記正常領域にあるか前記異常領域にあるかの特定と、の少なくとも1つを計算することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する、請求項1から6のいずれか一項に記載の異常検知装置。 - 前記制御部は、
複数の異なる位相空間を作成する、請求項1から7のいずれか一項に記載の異常検知装置。 - 前記制御部は、
前記時系列データが、前記複数の異なる位相空間の各位相空間上での正常領域に写像されるか異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する、請求項8に記載の異常検知装置。 - 前記制御部は、
前記位相空間上に前記正常領域および前記異常領域を作成する際、および、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定する際に、
前記時系列データの前記任意時間の値と前記任意時間と連続した過去のN個の値、もしくは、前記時系列データの前記任意時間の値と前記任意時間からM個おきに過去のN個の値を取得する、請求項1から9のいずれか一項に記載の異常検知装置。 - 前記空気調和機の異常検知対象である時系列データは、前記空気調和機に含まれる冷媒量と関係のあるデータである、請求項1から10のいずれか一項に記載の異常検知装置。
- 異常検知装置の制御部が実行する方法であって、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像されたときの分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成するステップと、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力するステップと
を含む方法。 - 異常検知装置の制御部に、
空気調和機の異常検知対象である時系列データの任意時間の値と前記任意時間より過去のN個の値からN+1次元の位相空間を作成し、前記位相空間上に正常の時系列データと異常の時系列データが写像された分布に応じて、前記位相空間上に正常領域および異常領域を作成する手順、
前記空気調和機の異常検知対象である時系列データから少なくともN+1個の値を取得し、前記少なくともN+1個の値が前記正常領域に写像されるか前記異常領域に写像されるかを特定することで、前記時系列データが正常であるか異常であるかを判定して出力する手順
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
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