JP2023096801A - 押圧治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】手作業により、対象物に付着材を適切に付着させることができる。【解決手段】押圧治具(100)は、第1軸部(12)と、固定部(13)と、捺印部(16c)が設けられるアーム部(16)と、インク供給部(14)と、ユーザによる回転操作および押圧操作を受け付ける操作部(17)と、を備え、前記アーム部は、前記回転操作により、前記付着作用部が付着位置に対向する第1位置に配置される状態と、前記付着作用部が前記付着材供給部に対向する第2位置に配置される状態とで切り替えられるように、前記第1軸部の軸周りに回転し、前記アーム部は、前記押圧操作により、前記第1軸部の軸方向に移動する。【選択図】図1

Description

本発明は、押圧治具に関する。
従来、作業者が手を使って対象物に対するゴム印の位置合わせを行うことで、手作業により対象物に捺印する(インクを付着させる)方法が知られている。この方法において、作業者は、一方の手で対象物を固定し、また、他方の手でゴム印が設けられるゴム取付部材を掴む。そして作業者は、ゴム印が所定の向きで対象物の所定の付着位置に付着するようにゴム取付部材を対象物に押圧する。これにより、インクを所定の形状で対象物の所定の付着位置に付着させることができる。このような方法は、例えば、製造工程における製造物にロット番号を捺印する場合などにおいて用いられる。
また、捺印機を使用して自動的に対象物に捺印する方法も知られている。例えば、特許文献1には、アームを所定量回動させて所定の位置で、移動可能に配設されているインクローラにスタンプ面を接触させ、回動復帰させた後、被捺印物に対して文字、図形等を捺印する捺印機が開示されている。
特開平4-276444号公報
しかしながら、上述のような手作業により対象物に捺印する方法においては、作業者はゴム印が所定の向きで対象物の所定の付着位置に接触するようにゴム取付部材の対象物に対する位置および向きを調整しなければならない。そのため、対象物に対するゴム印の位置決めが容易ではないといった問題がある。また、対象物に対するゴム取付部材の押圧力が強すぎると、印字がつぶれてしまい製造物のロスに繋がるといった問題もある。
また、特許文献1に開示されている捺印機は、自動で捺印が実行される装置が想定されており、手作業により対象物に捺印することは考慮されていない。
本発明の一態様は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、手作業により、対象物に付着材を適切に付着させることができる押圧治具を実現することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る押圧治具は、基台と、前記基台の主面から延伸する第1軸部と、前記対象物を所定の固定位置において固定する固定部と、前記第1軸部に対して前記第1軸部の軸周りに回転可能に支持され、前記対象物の所定の付着位置に付着材を付着させる付着作用部が設けられるアーム部と、前記付着材を前記付着作用部に供給する付着材供給部と、ユーザによる回転操作および押圧操作を受け付ける操作部と、を備え、前記アーム部は、前記回転操作により、前記付着作用部が前記付着位置に対向する第1位置に配置される状態と、前記付着作用部が前記付着材供給部に対向する第2位置に配置される状態とで切り替えられるように、前記第1軸部の軸周りに回転し、前記アーム部は、前記押圧操作により、前記第1軸部の軸方向に移動する。
上記の構成によれば、ユーザは、操作部を回転させることにより、アーム部を(付着作用部が付着位置に対向する)第1位置に切り替えることができる。また、ユーザは、第1位置において操作部を押圧することにより、付着作用部を対象物の付着位置に押圧させることができる。そのため、ユーザは、操作部の操作により、対象物に対する付着作用部の位置決めを容易に行うことができる。すなわち、作業時間を短縮し、かつ、位置ずれによる製造物のロスを防止することができる。また、ユーザの握力によらず安定した押圧力で付着作用部を対象物に押圧させることができる。また、押圧治具において、付着作用部を鉛直方向に移動させて対象物に押圧させることができるため、付着作用部を水平方向に移動させる場合と比較し、作業台上で押圧治具が占める面積をより小さくすることができる。
また、前記第1軸部または前記アーム部は、第1被係合部を有し、前記アーム部または前記第1軸部は、係合部を有し、前記係合部は、前記アーム部が前記第1位置に配置された状態で前記押圧操作が行われた場合に、前記第1被係合部と係合することによって、前記付着作用部が前記付着位置に移動するように前記アーム部をガイドしてもよい。
上記の構成によれば、アーム部が(付着作用部が対象物の付着位置に対向する)第1位置に配置された状態でのみ、押圧操作によりアーム部を上下方向に移動させることができる。したがって、対象物に付着材を適切な位置に付着させる作業を容易にすることができる。
また、前記第1軸部または前記アーム部は、第2被係合部を有し、前記アーム部または前記第1軸部は、係合部を有し、前記係合部は、前記アーム部が前記第2位置に配置された状態で前記押圧操作が行われた場合に、前記第2被係合部と係合することによって、前記付着作用部が前記付着材供給部に移動するように前記アーム部をガイドしてもよい。
上記の構成によれば、アーム部が(付着作用部が付着材供給部に対向する)第2位置に配置された状態でのみ、押圧操作によりアーム部を上下方向に移動させることができる。したがって、付着作用部に付着材を供給する作業を容易にすることができる。
また、前記係合部は、前記アーム部に設けられ前記第1軸部の軸方向に延伸する凸部であり、前記第1被係合部は、前記第1軸部の縁部から前記基台側に延伸する溝部であってもよい。また、前記係合部は、前記アーム部に設けられ前記第1軸部の軸方向に延伸する凸部であり、前記第2被係合部は、前記第1軸部の縁部から前記基台側に延伸する溝部であってもよい。
上記の構成によれば、アーム部に凸部を設ける、および第1軸部に溝部を設けるといった簡易的な構成によりガイド構造を実現することができる。
また、前記押圧治具において、前記付着作用部が前記第1位置と前記第2位置との間の領域のみに位置できるように前記アーム部の回転範囲を制限する回転抑止構造が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、第1位置側への回転が抑止された状態で押圧操作を行うことで、対象物に付着材を適切に付着させることができる。同様に、ユーザは、第2位置側への回転が抑止された状態で押圧操作を行うことで、付着作用部に付着材を適切に供給することができる。
また、前記押圧治具は、前記アーム部が前記第1位置および前記第2位置において前記基台側に向かって押圧されているとき、前記アーム部を前記基台とは反対側に付勢し、前記アーム部が前記第1位置に位置するとき、前記アーム部を前記第2位置に移動するように付勢する付勢部を備えてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが対象物への押圧操作を終了させると、アーム部は、付勢部により第2位置に戻る。したがって、ユーザは、対象物への押圧操作が終了したとき操作部を離すだけで、アーム部を自動的に初期位置である第2位置に戻すことができる。すなわち、作業時間を短縮することができる。また、押圧操作後は、対象物の上方にアーム部の付着作用部が配置されていない状態となる。そのため、ユーザは、対象物に対する付着材の付着状態を目視で確認しやすく、また、付着材の付着が完了した対象物を固定位置から取り出して次の対象物を固定位置に配置しやすい。
また、前記付着材供給部は、インク供給台であり、前記付着材は、インクであり、前記付着作用部は、前記インクを所定の形状で前記付着位置に付着させる捺印部であってもよい。
本発明の一態様によれば、手作業により、対象物に付着材を適切に付着させることができる。
本発明の一実施形態に係る、アーム部の捺印部が第1位置に位置する押圧治具の側面図である。 上記アーム部の捺印部が第1位置に位置する上記押圧治具の上面図である。 上記アーム部の捺印部が第2位置に位置する上記押圧治具の側面図である。 上記アーム部の捺印部が第2位置に位置する上記押圧治具の上面図である。 上記アーム部の第2延伸部の下面図である。 上記アーム部により押圧される対象物の側面図である。 上記対象物の上面を示す図である。 上記アーム部が第1位置に位置する上記押圧治具の分解斜視図である。 上記アーム部が第2位置に位置する上記押圧治具の分解斜視図である。 上記押圧治具の断面図である。 上記押圧治具の分解斜視図である。
以下、本発明の一側面に係る実施形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
〔実施形態1〕
§1 適用例
まず、図1~図4を用いて、押圧治具100が適用される場面の一例について説明する。図1は、アーム部16の捺印部16c(付着作用部)が第1位置P1に位置する押圧治具100の側面図である。図2は、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に位置する押圧治具100の上面図である。図3は、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に位置する押圧治具100の側面図である。図4は、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に位置する押圧治具100の上面図である。
図1、図2に示すように、アーム部16の捺印部16c(付着作用部)は、付着位置P4に対向する第1位置P1に配置される状態をとる。また、図3、図4に示すように、アーム部16の捺印部16cは、インク供給部14(付着材供給部)に対向する第2位置P2に配置される状態をとる。アーム部16は、ユーザから受け付ける回転操作により、捺印部16cが第1位置P1に配置される状態と、第2位置P2に配置される状態とで切り替えられるように、第1軸部12の軸周りに回転する。また、アーム部16は、ユーザから受け付ける押圧操作により、第1軸部12の軸方向に移動する。
これにより、ユーザは、操作部17の操作により、対象物30に対する捺印部16cの位置決めを容易に行うことができる。すなわち、捺印作業の作業時間を短縮し、かつ、位置ずれによる製造物のロスを防止することができる。また、ユーザの握力によらず安定した押圧力で捺印部16cを対象物30に押圧させることができる。また、押圧治具100において、捺印部16cを鉛直方向に移動させて対象物30に押圧させることができるため、捺印部16cを水平方向に移動させる場合と比較し、作業台上で押圧治具100が占める面積をより小さくすることができる。
また、操作部17の回転操作および押圧操作により捺印作業を行うことができるため、ユーザが左利きであっても右利きであっても押圧治具100を使用することができる。また、ユーザは片手に障がいがあっても他方の手で捺印作業を行うことができる。すなわち、作業可能な対象者の範囲を広げることができる。
§2 構成例
(1.押圧治具100の概略構成)
本実施形態では、押圧治具100を、対象物30の所定の付着位置にインク(付着材)を付着させるための治具として説明するが、押圧治具100としてはこれに限定されるものではない。押圧治具100は、例えば、対象物30の所定の付着位置にラベル(付着材)を付着させるための治具であってもよい。
図1~図4に示すように、押圧治具100は、基台11、第1軸部12、固定部13、インク供給部14、アーム部16、および操作部17を備える。押圧治具100は、対象物30を固定し、対象物30の所定の付着位置にインクを付着させるための治具である。
基台11は、平板形状の部材であり、押圧治具100の各部材を支持する。以下、押圧治具100における、基台11が位置する側を下方、その逆側を上方として説明する。
第1軸部12は、基台11の主面から上方に延伸する略円筒形状の部材である。第1軸部12の詳細な構成については図8、図9を参照し後述する。
固定部13は、対象物30を所定の固定位置P3において固定する部材である。図1に示す一例では、固定部13は、第1固定部13a、第2固定部13b、および第3固定部13cを備える。第1固定部13aは、基台11上の第1軸部12から離間した位置に設けられる。第2固定部13bは、基台11上の第1軸部12と第1固定部13aとの間において、第1軸部12と接する位置に設けられる。
ここで、第1固定部13aおよび第2固定部13bは、対象物30を固定する固定位置P3を規定する。すなわち、第1固定部13aおよび第2固定部13bは、対象物30の形状に対応した形状を有する。図1(および後述する図6)に示す一例では、対象物30は、略円錐台形状の対象物上部31と、略円柱形状の対象物下部32とを有する。このとき、第1固定部13aおよび第2固定部13bは、対象物30と対向する面において、対象物下部32の側面に対応した形状の凹部が形成されている。対象物30は、第1固定部13aおよび第2固定部13bに設けられる凹部により固定される。
第3固定部13cは、第2固定部13bの上方において、第1軸部12の側面から第1軸部12の径方向に延伸する部材である。第3固定部13cは、対象物上部31の上面33に設けられる位置決め凹部33a(図7参照)に嵌合する嵌合部13caを、その先端部に有する。嵌合部13caは、位置決め凹部33aに嵌合することにより、対象物30の回転を防止する。
なお、固定部13の構造としてはこれに限定されず、対象物30を所定の固定位置P3に固定し、対象物30の回転を防止することができる構造であればよい。固定部13は、対象物30の形状に対応した構造を有すればよい。例えば、対象物30が回転軸に対して非対称な部材を有する形状の場合、第1固定部13aまたは第2固定部13bが当該非対称な部材を固定することで、対象物30の回転を防止することができる。この場合、第3固定部13cは省略され得る。また、基台11と対象物30との間に適切なブロック部材を挿入することで、対象物30の上面33が第3固定部13cと当接するように対象物30の高さを調整してもよい。
インク供給部14は、第1軸部12の側面において、対象物30の固定位置P3から第1軸部12の周方向に離間した位置に設けられる。インク供給部14は、インクを後述する捺印部16cに供給する。なお、本実施形態において、インク供給部14は、台座部14aと、インク部14bとを有するインク供給台である。ここで、インク部14bは円盤形状であり、台座部14aに対してインク部14bの軸心周りに回転可能に設けられてもよい。これにより、インク部14bと捺印部16cとが接触する箇所を変更することができるので、捺印部16cがインク部14bの同じ箇所に接触し続ける場合と比較し、インク部14bの摩耗を抑制することができる。また、インク供給部14は、基台11上に設けられてもよい。
アーム部16は、第1軸部12に対して第1軸部12の軸周りに回転可能に支持される。アーム部16は、第2軸部15、第1延伸部16a、第2延伸部16b、および捺印部16cを有する。
第2軸部15は、第1軸部12の内径に対応する外径を有する略円筒形状の部材である。第2軸部15は、第1軸部12の上方端部の開口に挿入される。第2軸部15は、第1軸部12に対して第1軸部12の軸周りに回転可能に設けられる。また、第2軸部15は、アーム部16が後述する第1位置P1および第2位置P2に配置されるとき、第1軸部12の軸方向(上下方向)に移動可能に設けられる。第2軸部15の詳細な構成については図8を参照し後述する。なお、第2軸部15は、第1軸部12の外径に対応する内径を有する略円筒形状の部材であってもよい。この場合、第1軸部12が第2軸部15の下方端部の開口に挿入される。
第1延伸部16aは、第2軸部15の側面から第2軸部15の径方向に延伸する部材である。第2延伸部16bは、第1延伸部16aの端部から下方に延伸する部材である。捺印部16cは、第2延伸部16bの下面16baに設けられる。捺印部16cは、インク供給部14にて供給されたインクを対象物30の所定の付着位置P4に付着させる(すなわち、対象物30を捺印する)部材である。捺印部16cは、例えばゴム印である。
図5は、アーム部16の第2延伸部16bの下面図である。図5に示すように、第2延伸部16bの下面16baには、捺印部取付部16bbが形成されている。捺印部16cは、捺印部取付部16bbに取り付けられることで、第2延伸部16bの下面16baに設けられる。ここで、捺印部取付部16bbは、1つの頂角が欠けているような略矩形形状を有する。捺印部16cの取付面についても捺印部取付部16bbと同様の形状を有する。
ここで、仮に捺印部取付部16bbが単なる矩形形状を有する場合、捺印部16cの向きが適切な向きとは逆向きであっても捺印部16cを捺印部取付部16bbに取り付けることができてしまう。そのため、ユーザは、捺印部16cが適切な向きで捺印部取付部16bbに取り付けられたかを目視で確認する必要がある。ここで、本実施形態に係る押圧治具100において、捺印部16cは、第2延伸部16bの下面16baに設けられるため、ユーザが適切な向きで捺印部取付部16bbに取り付けられたかを目視で確認するのには手間がかかる。
一方、捺印部取付部16bbは、1つの頂角が欠けているような略矩形形状を有するため、捺印部16cの向きが適切な向きとは逆向きであれば捺印部16cを捺印部取付部16bbに取り付けることができない。そのため、ユーザは捺印部16cが捺印部取付部16bbに取り付けられていることさえ確認すれば、取り付けの向きを確認する必要がない。よってユーザの作業効率を向上させることができる。なお、捺印部取付部16bbの形状としてはこれに限定されず、捺印部16cの向きが適切な向きとは逆向きであれば捺印部16cを捺印部取付部16bbに取り付けることができないような形状であればよい。
操作部17は、第2軸部15の上方端部の開口を覆うように設けられる蓋部材である。操作部17は、ユーザによる回転操作および押圧操作を受け付ける。すなわち、ユーザは、操作部17を第1軸部12の軸周りに回転させることで、アーム部16を第1軸部12の軸周りに回転させることができる。また、ユーザは、操作部17を押圧することで、アーム部16を下方に移動させることができる。また、ユーザは、操作部17への押圧を終了することで、下方に移動したアーム部16を上方に移動させることができる。なお、操作部17は、アーム部16と一体に成形されていてもよい。
(2.回転操作および押圧操作による捺印方法)
アーム部16は、図1および図2に示すように、捺印部16cが対象物30の付着位置P4に対向する第1位置P1に配置される状態をとる。また、アーム部16は、図3および図4に示すように、捺印部16cがインク供給部14に対向する第2位置P2に配置される状態をとる。なお、第2位置P2は、捺印部16cがインク部14bに接触することが可能な所定の領域を示している。
アーム部16は、回転操作により、第1位置P1に配置される状態と、第2位置P2に配置される状態とで切り替えられるように、第1軸部12の軸周りに回転する。また、アーム部16は、押圧操作により、第1軸部12の軸方向(上下方向)に移動する。以下、回転操作および押圧操作により、押圧治具100が対象物30の付着位置P4に捺印する方法について、図1~図4を参照し説明する。なお、「捺印部16cが対象物30の付着位置P4に対向する」とは、捺印部16cが、インクを所定の形状で付着位置P4に付着させるような位置に配置される状態のことである。
まず、アーム部16の捺印部16cは、図3、4に示すように初期位置として第2位置P2に配置される。操作部17が押圧操作を受け付けると、アーム部16は下方に移動し、捺印部16cがインク供給部14のインク部14bに押圧される。これにより、捺印部16cにインクが付着する。押圧操作が終了すると、アーム部16は上方に移動し、捺印部16cは第2位置P2に戻る。
次に、操作部17が回転操作を受け付けると、アーム部16は第1軸部12の軸周りに(反時計回りに)回転する。これにより、アーム部16の捺印部16cは、図1、2に示すように第1位置P1に配置される。
次に、操作部17がユーザの押圧操作を受け付けると、アーム部16は下方に移動し、捺印部16cが対象物30の付着位置P4に押圧される。これにより、捺印部16cは、インクを所定の形状で対象物30の付着位置P4に付着させる。押圧操作が終了すると、アーム部16は上方に移動し、捺印部16cは第1位置P1に戻る。
次に、操作部17が回転操作を受け付けると、アーム部16は第1軸部12の軸周りに(時計回りに)回転する。これにより、アーム部16の捺印部16cは、初期位置である第2位置P2に戻る。
以上のように、回転操作および押圧操作により、捺印部16cはインク供給部14から供給されたインクを対象物30の付着位置P4に適切に付着させることができる。すなわち、押圧治具100は、対象物30の付着位置P4に捺印することができる。
このような構成により、ユーザは、操作部17を回転させることにより、アーム部16の捺印部16cを第1位置P1に切り替えることができる。また、ユーザは、第1位置P1において操作部17を押圧することにより、捺印部16cを対象物30の付着位置P4に押圧させることができる。そのため、ユーザは、操作部17の操作により、対象物30に対する捺印部16cの位置決めを容易に行うことができる。すなわち、捺印作業の作業時間を短縮し、かつ、位置ずれによる製造物のロスを防止することができる。また、ユーザの握力によらず安定した押圧力で捺印部16cを対象物30に押圧させることができる。また、押圧治具100において、捺印部16cを鉛直方向に移動させて対象物30に押圧させることができるため、捺印部16cを水平方向に移動させる場合と比較し、作業台上で押圧治具100が占める面積をより小さくすることができる。
(3.対象物30の概略構成)
図6は、対象物30の側面図である。図7は、対象物30の上面33を示す図である。図6および図7を参照し、対象物30の概略構成について以下に説明する。
図6に示すように、対象物30は、略円錐台形状の対象物上部31と、略円柱形状の対象物下部32とを有する。また、図7に示すように、対象物30(対象物上部31)の上面33において、インクを付着させる付着位置P4がある。対象物30は、付着位置P4がある上面33が捺印部16cと対向するように基台11上の固定位置P3に固定部13により固定される(図1、3参照)。
また、対象物30は、上面33において位置決め凹部33aを有する。対象物30が固定部13に固定されるとき、位置決め凹部33aには、第3固定部13cが嵌合する。これにより、対象物30の回転が防止される。
なお、対象物30の構成としてはこれに限定されない。上述のように押圧治具100は、様々な形状の対象物30に対して、適切にインクを付着させることができる。
(4.ガイド構造)
図8は、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に位置する押圧治具100の分解斜視図である。図9は、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に位置する押圧治具100の分解斜視図である。図8および図9を参照し、アーム部をガイドするガイド構造の一例について以下に説明する。
第1軸部12またはアーム部16は、第1被係合部を有する。アーム部16または第1軸部12は、係合部を有する。上記係合部は、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に配置された状態で押圧操作が行われた場合に、上記第1被係合部と係合することによって、捺印部16cが付着位置P4に移動するようにアーム部16をガイドする。
図8、図9に示す一例では、第2軸部15は、上記係合部として、第2軸部15の側面において上下方向に延伸する第1凸部15a(凸部)を有する。また、第1軸部12は、上記第1被係合部として、第2軸部15を収容する筒形状の内面において第1軸部12の縁部から下方に延伸する第1溝部12aを有する。
図8に示すように、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に配置されるとき、第1凸部15aは第1溝部12aの上方に位置する。そのため、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に配置された状態で押圧操作が行われた場合に、第1凸部15aは第1溝部12aと係合する。これにより、捺印部16cは付着位置P4に移動する。なお、第1溝部12aの周方向の幅は、第1凸部15aの周方向の幅と略同一である。そのため、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1から第2位置P2側にずれている状態で押圧操作が行われた場合、第1凸部15aは、第1溝部12aと係合せず、第1軸部12の縁部に当接するので、捺印部16cは付着位置P4に移動しない。
このような構成により、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に配置された状態でのみ、押圧操作によりアーム部16を上下方向に移動させることができる。すなわち、捺印部16cが付着位置P4に移動するようにアーム部16をガイドすることができる。したがって、対象物30にインクを適切に付着させることができる。
また、第1軸部12またはアーム部16は、第2被係合部を有する。上記係合部は、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に配置された状態で押圧操作が行われた場合に、上記第2被係合部と係合することによって、捺印部16cがインク供給部14に移動するようにアーム部16をガイドする。
図8、図9に示す一例では、第1軸部12は、上記第2被係合部として、第2軸部15を収容する筒形状の内面において第1軸部12の縁部から下方に延伸する第2溝部12bをさらに有する。
図9に示すように、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に配置されるとき、第1凸部15aは第2溝部12bの上方に位置する。そのため、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に配置された状態で押圧操作が行われた場合に、第1凸部15aは、第2溝部12bと係合する。これにより、捺印部16cはインク供給部14に移動する。なお、第2溝部12bの周方向の幅は、第1凸部15aの周方向の幅より広く、インク供給部14の周方向の幅に対応している。そのため、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に配置される範囲において、アーム部16の位置を変更しても、捺印部16cはインク供給部14に移動することができる。
このような構成により、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に配置された状態でのみ、押圧操作によりアーム部16を上下方向に移動させることができる。すなわち、捺印部16cがインク供給部14に移動するようにアーム部16をガイドすることができる。また、インク部14bと捺印部16cとが接触する箇所を変更することができるので、捺印部16cがインク部14bの同じ箇所に接触し続ける場合と比較し、インク部14bの摩耗を抑制することができる。
なお、アーム部16をガイドする構造としては、上述の第1凸部15aおよび第1溝部12a、第2溝部12bに限定されない。例えば、第2軸部15に溝部、第1軸部12に2つの凸部が設けられてもよい。また、第2軸部15の代わりに、アーム部16における他の部材(例えば第1延伸部16a)に第1凸部15aが設けられてもよい。
また、押圧治具100には、捺印部16cが第1位置P1と第2位置P2との間の領域のみに位置できるようにアーム部16の回転範囲を制限する回転抑止構造が設けられている。
図8、図9に示す一例では、第1軸部12の縁部における、第1溝部12aおよび第2溝部12bの外側の縁に、それぞれ上方に突出する第1ストッパ12c(回転抑止構造)および第2ストッパ12d(回転抑止構造)が設けられている。第1ストッパ12cおよび第2ストッパ12dはそれぞれ、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1および第2位置P2に配置されるとき、第1凸部15aの側面と当接する。これにより、第1ストッパ12cおよび第2ストッパ12dはアーム部16の第1位置P1と第2位置P2との間の領域より外側への回転を抑止する。
このような構成により、第1凸部15aが第1ストッパ12cおよび第2ストッパ12dに当接したとき、アーム部16の捺印部16cはそれぞれ第1位置P1および第2位置P2に配置される。したがって、ユーザは、回転操作により第1凸部15aが第1ストッパ12cに当接したとき、押圧操作を行うことで、対象物30にインクを適切に付着させることができる。
なお、押圧治具100における回転抑止構造は、上記の例に限定されるものではない。例えば、第2軸部15の外側面において、上下方向に延伸する第2凸部(回転抑止構造)を設け、第1軸部12における、第2軸部15を収容する筒形状の内面において、第1軸部12の縁部から下方に延伸する第3溝部(回転抑止構造)を設ける構造としてもよい。当該第3溝部の周方向の幅は、アーム部16の可動範囲に対応する。すなわち、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に配置されるとき、第2凸部が第3溝部の一方の側面に当接し、アーム部16の捺印部16cが第2位置P2に配置されるとき、第2凸部が第3溝部の他方の側面に当接する。これにより、第2凸部はアーム部16の第1位置P1と第2位置P2との間の領域より外側への回転を抑止する。また、第2軸部15の内径が第1軸部12の外径と略一致しており、第2軸部15が第1軸部12を収容する構造の場合、第2凸部は第1軸部12の外側面において設けられ、第3溝部は第2軸部15における、第1軸部12を収容する筒形状の内面において設けられる構造としてもよい。
また、第1溝部12aは、上端において、上方に向かって幅が広がるテーパ形状を有していてもよい。これにより、第1凸部15aが第1ストッパ12cに当接したあと、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1から多少ずれたとしても、上述のテーパ形状により、捺印部16cが付着位置P4に移動するようにアーム部16をガイドすることができる。よって、ユーザが多少ラフに操作したとしても適切に捺印が行われるので、ユーザの作業性を向上させることができる。
また、押圧治具100には、捺印部16cが対象物30の付着位置P4より下方へ移動するのを制限する押圧力均一化構造が設けられていてもよい。図8および図9に示す一例では、捺印部16cが対象物30の付着位置P4に配置されるとき、第1溝部12aの下面が第1凸部15aの下面と当接することにより、捺印部16cがこれ以上下方へ移動するのを制限する。これにより、付着位置P4における捺印部16cの押圧力が均一化される。したがって、対象物30の付着位置P4に均一にインクを付着させることができる。
(5.オートリターン構造)
図10は、押圧治具100の断面図である。図11は、押圧治具100の分解斜視図である。図10および図11を参照し、アーム部16の捺印部16cを自動的に初期位置としての第2位置P2に戻すオートリターン構造について以下に説明する。
図10、図11に示すように、押圧治具100は、第1軸部12と同軸であり、第1軸部12の内部において基台11の主面から上方に延伸する中軸18をさらに有する。また、図11に示すように、操作部17の下面には2つの操作部係合部17b、17cが設けられている。第2軸部15の外側面の上部には2つの第2軸部被係合部15c、15dが設けられている。2つの操作部係合部17b、17cがそれぞれ2つの第2軸部被係合部15c、15dに係合することにより、操作部17と第2軸部15とは一体となって動く。なお、操作部係合部17b、17c、および、第2軸部被係合部15c、15dの構成はあくまで一例であり、操作部17と第2軸部15とを接続する構造であればどのような構造であってもよい。また、操作部17と第2軸部15とが一体成型された構造であってもよい。また、操作部17の形状は図11などに示された形状に限定されるものではなく、ユーザが操作可能な形状であればどのような形状であってもよい。例えば、操作部17の上面が略半球面のような形状であってもよい。また、回転操作時に滑りにくいように凹凸形状が操作部17の上面や側面などに設けられていてもよい。
中軸18と操作部17との間には第1バネ21(付勢部)が設けられている。第1バネ21の一端は、操作部17の下面に設けられた第1バネ一端取付部17aと接続している。第1バネ21の他端は、中軸18の上面に設けられた第1バネ他端取付部18aと接続している。
このような構成により、第1バネ21は、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1および第2位置P2において下方に向かって押圧されているとき、アーム部16を上方に付勢する。そのため、ユーザが押圧操作を終了すると、アーム部16は自動的に上方に移動し、それぞれ第1位置P1および第2位置P2に戻る。
また、中軸18の上部の軸上には、第2バネ22(付勢部)が設けられている。第2バネ22の一端は、第2軸部15の内側面に設けられた第2バネ一端取付部15bと接続している。第2バネ22の他端は、中軸18の側面の上部に設けられた第2バネ他端取付部18bと接続している。
このような構成により、第2バネ22は、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に位置するとき、アーム部16を第2位置P2に移動するように付勢する。そのため、ユーザが押圧操作を終了すると、第1位置P1に配置されるアーム部16は自動的に時計回りに回転し、初期位置としての第2位置P2に戻る。
したがって、ユーザが対象物30への捺印作業が終了し、押圧操作を終了させると、アーム部16の捺印部16cは、第1バネ21により第1位置P1に戻り、さらに第2バネ22により第2位置P2に戻る。したがって、ユーザは、対象物30への捺印作業が終了したとき操作部17を離すだけで、アーム部16を自動的に初期位置である第2位置P2に戻すことができる。すなわち、捺印作業の作業時間を短縮することができる。また、対象物30の上方にアーム部16の捺印部16cが配置されていない状態となるため、ユーザは、対象物30に対して適切に捺印されたかを目視で確認しやすく、また、捺印が完了した対象物30を固定位置P3から取り出して次の対象物30を固定位置P3に配置しやすい。
なお、第1バネ21が、アーム部16の捺印部16cが第1位置P1に位置するとき、アーム部16を第2位置P2に移動するように付勢する機能をも有するような構造としてもよい。すなわち、第1バネ21が、操作部17および中軸18に対して完全に固定されており、第1バネ21にねじり方向の力が加わった場合に元に戻る付勢力を利用することで、回転方向の付勢力を実現することが可能である。この場合、第2バネ22を省略することが可能である。
以上のように、本実施形態に係る押圧治具100によれば、例えば複雑な手作業が困難な障がいを有するユーザであっても、正確な捺印作業を容易に実行することが可能となる。これにより、持続可能な開発目標(SDGs)の目標8「働きがいも経済成長も」におけるターゲット「2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。」に貢献できる。
〔実施例〕
押圧治具100を使用することにより、ユーザの対象物30に対する捺印作業時間を約12秒/個から約6秒/個に短縮することができた。すなわち、1日に200個の対象物30への捺印作業を行う場合、捺印作業時間を1日あたり約1200秒(1年あたり約80時間)削減することができる。したがって、捺印作業の効率化に貢献することができた。
また、捺印部16cを水平方向に移動させて対象物30に押圧させる場合、典型的には約300mm×300mmの作業スペースが必要であった。一方、捺印部16cを鉛直方向に移動させて対象物30に押圧する押圧治具100においては、作業スペースを約150mm×150mmとすることができた。したがって、押圧治具100は、捺印部16cを水平方向に移動させる場合と比較し、作業台上で押圧治具100が占める面積をより小さくすることができた。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
11 基台
12 第1軸部
12a 第1溝部(第1被係合部)
12b 第2溝部(第2被係合部)
12c 第1ストッパ(回転抑止構造)
12d 第2ストッパ(回転抑止構造)
13 固定部
14 インク供給部(付着材供給部)
15a 凸部(係合部)
16 アーム部
16c 捺印部(付着作用部)
17 操作部
21 第1バネ(付勢部)
22 第2バネ(付勢部)
30 対象物
100 押圧治具
P1 第1位置
P2 第2位置
P3 固定位置
P4 付着位置

Claims (8)

  1. 基台と、
    前記基台の主面から延伸する第1軸部と、
    対象物を所定の固定位置において固定する固定部と、
    前記第1軸部に対して前記第1軸部の軸周りに回転可能に支持され、前記対象物の所定の付着位置に付着材を付着させる付着作用部が設けられるアーム部と、
    前記付着材を前記付着作用部に供給する付着材供給部と、
    ユーザによる回転操作および押圧操作を受け付ける操作部と、を備え、
    前記アーム部は、前記回転操作により、前記付着作用部が前記付着位置に対向する第1位置に配置される状態と、前記付着作用部が前記付着材供給部に対向する第2位置に配置される状態とで切り替えられるように、前記第1軸部の軸周りに回転し、
    前記アーム部は、前記押圧操作により、前記第1軸部の軸方向に移動する、押圧治具。
  2. 前記第1軸部または前記アーム部は、第1被係合部を有し、
    前記アーム部または前記第1軸部は、係合部を有し、
    前記係合部は、前記アーム部が前記第1位置に配置された状態で前記押圧操作が行われた場合に、前記第1被係合部と係合することによって、前記付着作用部が前記付着位置に移動するように前記アーム部をガイドする、請求項1に記載の押圧治具。
  3. 前記第1軸部または前記アーム部は、第2被係合部を有し、
    前記アーム部または前記第1軸部は、係合部を有し、
    前記係合部は、前記アーム部が前記第2位置に配置された状態で前記押圧操作が行われた場合に、前記第2被係合部と係合することによって、前記付着作用部が前記付着材供給部に移動するように前記アーム部をガイドする、請求項1または2に記載の押圧治具。
  4. 前記係合部は、前記アーム部に設けられ前記第1軸部の軸方向に延伸する凸部であり、
    前記第1被係合部は、前記第1軸部の縁部から前記基台側に延伸する溝部である、請求項2に記載の押圧治具。
  5. 前記係合部は、前記アーム部に設けられ前記第1軸部の軸方向に延伸する凸部であり、
    前記第2被係合部は、前記第1軸部の縁部から前記基台側に延伸する溝部である、請求項3に記載の押圧治具。
  6. 前記付着作用部が前記第1位置と前記第2位置との間の領域のみに位置できるように前記アーム部の回転範囲を制限する回転抑止構造が設けられている、請求項1~5のいずれか1項に記載の押圧治具。
  7. 前記アーム部が前記第1位置および前記第2位置において前記基台側に向かって押圧されているとき、前記アーム部を前記基台とは反対側に付勢し、前記アーム部が前記第1位置に位置するとき、前記アーム部を前記第2位置に移動するように付勢する付勢部を備える、請求項1~6のいずれか1項に記載の押圧治具。
  8. 前記付着材供給部は、インク供給台であり、
    前記付着材は、インクであり、
    前記付着作用部は、前記インクを所定の形状で前記付着位置に付着させる捺印部である、請求項1~7のいずれか1項に記載の押圧治具。
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