JP2023096279A - カメラの校正方法およびステレオカメラ装置 - Google Patents

カメラの校正方法およびステレオカメラ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウィンドシールドを通して画像を撮影する高画角のカメラの校正を容易に行うことが可能な画像校正方法を提供する。【解決手段】カメラによりウィンドシールドを通してカメラの光軸に交差する一方向に延びる直線状部を有する校正用物体を撮影して校正用画像を取得する(工程S1)。校正用画像から直線状部に対応する直線状部画像を抽出する(工程S2)。カメラによりウィンドシールドを通さずに直線状部を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と直線状部画像とに基づいて校正用画像の歪を補正する(工程S3)。【選択図】図5

Description

本開示は、カメラの校正方法およびステレオカメラ装置に関する。
従来から、第1カメラと第2カメラとを備え、透明体を介して被写体を撮影するステレオカメラの校正方法に関する発明が知られている。たとえば、下記特許文献1に記載されたステレオカメラの校正方法は、第1カメラにより撮影される画像および第2カメラにより撮影される画像の少なくとも一方の、透明体に起因する被写体の像の座標のずれを示す絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップを含む。
また、この従来の校正方法は、ステレオカメラにより校正用具を撮影して第1カメラによる第1撮影画像と第2カメラによる第2撮影画像とを取得し、第1撮影画像と第2撮影画像に基づいて、第1撮影画像の被写体の像と第2撮影画像の被写体の像との視差のずれを示す相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップを含む。さらに、この従来の校正方法は、絶対位置ずれを校正する補正パラメータおよび相対位置ずれを校正する補正パラメータに基づいた補正パラメータを、ステレオカメラに記憶させるステップを含む(特許文献1、請求項1等)。
特開2019-132855号公報
上記従来のステレオカメラの校正方法では、ステレオカメラにより校正用具を撮影して、相対位置ずれと絶対位置ずれを校正する。そのため、この従来の校正方法では、ステレオカメラが広画角化すると、校正用具が大型化して、ステレオカメラの校正が困難になるおそれがある。
本開示は、ウィンドシールドを通して画像を撮影する広画角のカメラの校正を容易に行うことが可能なカメラの校正方法およびステレオカメラ装置を提供する。
本開示の一態様は、ウィンドシールドを通して画像を撮影するカメラの校正方法であって、前記カメラにより前記ウィンドシールドを通して前記カメラの光軸に交差する一方向に延びる直線状部を有する校正用物体を撮影して校正用画像を取得することと、前記校正用画像から前記直線状部に対応する直線状部画像を抽出することと、前記カメラにより前記ウィンドシールドを通さずに前記直線状部を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と前記直線状部画像とに基づいて前記校正用画像の歪を補正することとを含む、カメラの校正方法である。
本開示の上記一態様によれば、ウィンドシールドを通して画像を撮影する広画角のカメラの校正を容易に行うことが可能な画像校正方法を提供することができる。
本開示に係るステレオカメラ装置の実施形態を示す平面図および画像図。 図1のステレオカメラ装置の構成の一例を示すブロック図。 ウィンドシールドを透過した光の屈折を説明する模式的な水平断面図。 ウィンドシールドを透過した光の屈折を説明する模式的な垂直断面図。 図3A、図3Bの光の屈折による画像センサの像の変位を説明する模式図。 本開示に係るカメラの校正方法の実施形態を示すフロー図。 図5の校正用画像を取得する工程における校正用物体の一例を示す図。 図6に示す校正用物体としての校正用チャートの正面図。 図7Aに示す校正用チャートを撮影したカメラの画像図。 図5の直線状部画像を抽出する工程の抽出結果の一例を示す画像図。 校正用チャートの設置時の傾きの例を示す図。 校正用チャートの設置時の傾きの例を示す図。 校正用チャートの設置時の傾きによる直線状部画像の傾き示すグラフ。 広角レンズの瞳ずれを示す模式的な垂直断面図。 カメラのレンズの瞳ずれの影響を説明する模式的な垂直断面図。 校正用チャートの水平方向の長さと設置距離との関係を示すグラフ。 本開示のカメラの校正方法の実施形態2を示す模式的な側面図。 本開示のカメラの校正方法の実施形態3における校正用物体の斜視図。 本開示のカメラの校正方法の実施形態4の校正用チャートの正面図。 図16Aに示す校正用チャートを撮影したカメラの画像図。 本開示のカメラの校正方法の実施形態4の第2の校正用チャートの正面図。 図7Aに示す校正用チャートの変形例を示す正面図。
以下、図面を参照して本開示に係るカメラの校正方法およびステレオカメラ装置の実施形態を説明する。
[実施形態1]
図1は、本開示に係るステレオカメラ装置の実施形態1を示す平面図および画像図である。図2は、図1のステレオカメラ装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のステレオカメラ装置100は、たとえば、自動車などの車両Vに搭載され、車両VのウィンドシールドWSを通して、車両Vの周囲の物体とその物体までの距離などを含む外界情報を検出し、必要に応じて警告を生成する。ステレオカメラ装置100によって検出された外界情報や生成された警告は、たとえば、図示を省略する車両制御装置による車両Vの自動運転や高度運転支援に使用される。
図2に示すように、ステレオカメラ装置100は、車両VのウィンドシールドWSを通して画像LI,RIを撮影する左右のカメラ10L,10Rを備えている。各々のカメラ10は、たとえば、図示を省略するレンズと、画像センサとを備え、車両Vの周囲の物体の画像を、画像センサによってレンズを介して撮像または取得する。各々のカメラ10は、たとえば、水平画角が110°から150°程度の広画角のカメラである。
図1に示すように、左右のカメラ10L,10Rによるステレオカメラ装置100の撮像領域Aは、たとえば、中央部のステレオ視領域Asと、そのステレオ視領域Asの左右の単眼視領域Amとを含む。中央部のステレオ視領域Asは、左右のカメラ10L,10Rの撮像領域AL,ARが重複している領域である。ステレオ視領域Asの左側の単眼視領域Amは、左側のカメラ10Lの撮像領域ALであり、右側のカメラ10Rの撮像領域ARの外側の領域である。ステレオ視領域Asの右側の単眼視領域Amは、右側のカメラ10Rの撮像領域ARであり、左側のカメラ10Lの撮像領域ALの外側の領域である。
また、ステレオカメラ装置100は、たとえば、図2に示すように、画像処理部20と、ステレオ視差画像生成部30と、路面断面形状推定部40と、ステレオ視物体検知部50と、左右単眼画像生成部60と、ハイブリッド物体検知部70と、警報制御部80と、を有している。これらステレオカメラ装置100の各部は、たとえば、中央処理装置(CPU)と、ROMやRAMなどのメモリと、タイマと、入出力部と、メモリに記録されたプログラムとを備えた一つ以上のマイクロコントローラによって構成することができる。
画像処理部20は、左右のカメラ10L,10Rからそれぞれ画像LI,RIを取得して画像処理を施し、画像処理によって生成された画像データをステレオ視差画像生成部30と左右単眼画像生成部60へ出力する。画像処理部20は、たとえば、図2に示すように、左右のカメラ10L,10Rのそれぞれに対して、アフィン処理部21と、輝度補正部22と、画素補間部23と、輝度情報生成部24と、を有している。これら画像処理部20の各部は、たとえば、CPUによってメモリに記録されたプログラムを実行することで実現される機能を表している。
左右のアフィン処理部21L,21Rは、それぞれ、左側のカメラ10Lの画像LIと右側のカメラ10Rの画像RIとをアフィン変換した変換画像LIa,RIaを生成する。また、左右のカメラ10L,10Rが魚眼レンズまたは広画角レンズを搭載している場合、各々のアフィン処理部21は、たとえば、焦点距離f、半画角θの正射影方式のレンズの像高y=f・sinθを、(f・tanθx,f・tanθy)の座標系へ射影変換した変換画像LIa,RIaを生成する。なお、θxとθyは、レンズに入射する光の水平と垂直に対する角度成分を示している。
さらに、左右のアフィン処理部21L,21Rは、たとえば、ウィンドシールドWSを透過する光の屈折による垂直方向の画素の変位である画素シフトを補正した変換画像LIa,RIaを生成する。すなわち、各々のアフィン処理部21は、たとえば、画素シフトを補正する画素シフト補正部として機能する。
左右の輝度補正部22L,22Rは、それぞれ、左側のカメラ10Lの画像LIの変換画像LIaの各画素の輝度と、右側のカメラ10Rの画像RIの変換画像RIaの各画素の輝度を補正する。各々の輝度補正部22は、たとえば、変換画像LIa,RIaの各画素のゲインの違いなどに基づいて、各画素の輝度を補正する。
左右の画素補間部23L,23Rは、それぞれ、輝度が補正された変換画像LIa,RIaに対して、たとえば、デモザイキング処理を行って、変換画像LIa,RIaをRAW画像からカラー画像へ変換する。左右の輝度情報生成部24L,24Rは、それぞれ、カラー画像へ変換された変換画像LIa,RIaの輝度情報を生成する。より具体的には、各々の輝度情報生成部24は、変換画像LIa,RIaのカラー画像の情報から、視差画像を生成するための輝度情報を生成する。
ステレオ視差画像生成部30は、画像処理部20から入力された変換画像LIa,RIaのうち、ステレオ視領域Asの画像を利用して、ステレオ視領域Asのステレオ視差画像を生成する。ステレオ視差画像生成部30は、たとえば、露光調整部31と、感度補正部32と、幾何補正部33と、マッチング部34と、ノイズ除去部35と、画素シフト量演算部36と、補正関数導出部37と、を有している。これらステレオ視差画像生成部30の各部は、たとえば、CPUによってメモリに記録されたプログラムを実行することで実現される機能を表している。
露光調整部31と感度補正部32は、それぞれ、左右のカメラ10L,10Rの露光量と感度を、左右のカメラ10L,10Rにフィードバックすることで、フィードバック制御を行うことができる。幾何補正部33、マッチング部34、およびノイズ除去部35は、それぞれ、左右の変換画像LIa,RIaの幾何補正、マッチング処理、およびノイズ除去を行う。画素シフト量演算部36と補正関数導出部37は、それぞれ、左右の変換画像LIa,RIaの画素シフト量の演算と、後述する補正関数の導出を行う。すなわち、画素シフト量演算部36と補正関数導出部37は、たとえば、アフィン処理部21とともに、画素シフト補正部を構成する。
路面断面形状推定部40は、たとえば、ステレオカメラ装置100の左右のカメラ10L,10Rの光軸方向の前方の、車両Vがこれから走行する路面の断面形状を推定する。この路面断面形状推定部40による路面の断面形状の推定は、たとえば、公知の方法によって行うことができる。
ステレオ視物体検知部50は、ステレオ視差画像生成部30で生成されたステレオ視差画像を用いて、ステレオ視領域Asにおける物体の検知を行う。ステレオ視物体検知部50は、さらに検知した物体に対してステレオマッチングを適用して視差を検出するとともに、たとえば、パターンマッチングを適用して歩行者、自転車、車両、建造物などの物体の種別を特定する。
左右単眼画像生成部60は、左右の変換画像LIa,RIaの左右の単眼視領域Amの画像を、左右の単眼視画像として生成する。左右単眼画像生成部60は、たとえば、同一の水平線に沿った左右の単眼視画像の単位長さとステレオ視差画像の単位長さとが等しい距離を表すように、左右の変換画像LIa,RIaにおける左右の単眼視領域Amの画像を射影変換する。
ハイブリッド物体検知部70は、たとえば、ステレオ視差画像生成部30で生成されたステレオ視差画像と、左右単眼画像生成部60で生成された左右の単眼視画像とを合成した一つのハイブリッド画像を生成する。すなわち、ハイブリッド画像は、たとえば、水平方向の中央部にステレオ視差画像を有し、そのステレオ視差画像の左右に単眼視画像を有している。
ハイブリッド物体検知部70は、さらに、生成したハイブリッド画像に基づいて物体を検知する。より具体的には、ハイブリッド物体検知部70は、たとえば、ハイブリッド画像の単眼視画像から物体を検出するとともに、ハイブリッド画像のステレオ視差画像における視差等の情報に基づいて、単眼視画像の物体までの距離を検出する。
より具体的には、ハイブリッド物体検知部70は、たとえば、ステレオ視物体検知部50と同様に、パターンマッチングによって、単眼視領域で検出した物体の種別を特定する。また、ハイブリッド物体検知部70は、たとえば、単眼視画像における物体の接地位置と、その接地位置と同一の水平線上のステレオ視差画像による位置情報とに基づいて、単眼視画像における物体の距離を推定する。そのため、ウィンドシールドWSを透過する光の屈折によって画像の位置が垂直方向にずれる画素シフトが発生すると、単眼視領域における距離の測定誤差が発生する。
図3Aおよび図3Bは、それぞれ、ウィンドシールドWSを透過してステレオカメラ装置100の右側のカメラ10Rに入射する光の屈折を説明する模式的な水平断面図と垂直断面図である。図4は、ウィンドシールドWSを透過した光の屈折による右側のカメラ10Rの画像センサ上の像の変位を示す模式図である。なお、図4では、ウィンドシールドWSを通さずに撮像した場合の物体の像Im1-Im4を二点鎖線で示し、ウィンドシールドWSを通して撮像した場合の物体の像Im1’-Im4’を実線で示している。
図3Aおよび図3Bに示すように、ウィンドシールドWSに入射した光線L1-L4は、スネルの法則に従って屈折する。ここで、光線L1-L4が透過するウィンドシールドWSの入射面と出射面が平行であれば、光線L1-L4の入射光と出射光は平行になる。そのため、図3Aに示すように、ウィンドシールドWSの正面部分に入射する光線L1の角度は、ウィンドシールドWSを透過した後もほとんど変化しない。そのため、図4に示すように、水平方向において、カメラ10の光軸OAの近傍でウィンドシールドWSを通して撮像された物体の像Im1’,Im3’は、ウィンドシールドWSを通さずに撮像した場合の物体の像Im1,Im3に対する水平方向の変位が小さい。
しかし、図3Aに示すように、カメラ10の光軸方向に対する傾斜角が大きく、車両Vの側方からウィンドシールドWSへ入射する光線L2は、ウィンドシールドWSを透過した後の角度の変化が比較的に大きくなる。その結果、図4に示すように、水平方向において、カメラ10の光軸OAから離隔した広画角の位置でウィンドシールドWSを通して撮像された物体の像Im2’,Im4’は、ウィンドシールドWSを通さずに撮像した場合の物体の像Im2,Im4に対する水平方向の変位が比較的に大きくなる。
また、図3Bに示すように、ウィンドシールドWSは、たとえば、上方側ほど後方側に位置するように垂直方向に対して傾斜している。そのため、ウィンドシールドWSを通してカメラ10に入射する光線L3,L4は、ウィンドシールドWSの入射面に対して傾斜して入射する。その結果、鉛直方向において、カメラ10の光軸OAの近傍の位置でウィンドシールドWSを透過する光線L3と、カメラ10の光軸OSから離隔した広画角の位置でウィンドシールドWSを透過する光線L4は、いずれもウィンドシールドWSを透過した後の角度の変化が比較的に大きくなる。一方で、水平方向の中心領域でのウィンドシールドWSによる垂直方向の光線角度の変化は水平画角依存性が小さい。
このように、ウィンドシールドWSがない場合にカメラ10のレンズによって画像センサに結像する物体の像の位置が、ウィンドシールドWSを通して撮像することで変化する。そのため、図4に示すように、垂直方向において、ウィンドシールドWSを通して撮像された物体の像Im1’-Im4’は、ウィンドシールドWSを通さずに撮像した場合の物体の像Im1-Im4の位置から、垂直方向の下方への変位が比較的に大きくなる。この物体の本来の像Im1-Im4の位置から像Im1’-Im4’の位置への垂直方向の変位が、画素シフトである。この画素シフトは、画像センサ上の位置によって大きさが異なるため、画像の歪となって現れる。
前述のように、本実施形態のステレオカメラ装置100は、単眼視領域Amにおいて、物体の接地位置を用いて物体までの距離を推定している。そのため、上記のような垂直方向の画素シフトは、単眼視領域Amにおける距離の測定誤差を生じさせる。画素シフトの大きさは、ウィンドシールドWSの形状や傾きに依存する。特に、ウィンドシールドWSの曲率が大きく、ウィンドシールドWSの鉛直方向に対する傾きが大きい場合に、画素シフトが大きくなる。本実施形態のカメラの校正方法およびステレオカメラ装置100は、このような画素シフトを補正するように、カメラ10を校正する。
図5は、本開示に係るカメラの校正方法の実施形態を示すフロー図である。本実施形態のカメラの校正方法CMは、ウィンドシールドWSを通して画像を撮影するカメラ10を校正する方法である。カメラの校正方法CMは、校正用画像を取得する工程S1と、直線状部画像を抽出する工程S2と、校正用画像の歪を補正する工程S3を含む。カメラの校正方法CMは、たとえば、ステレオカメラ装置100によって実施することができる。
工程S1において、ステレオカメラ装置100は、たとえば、左右のカメラ10L,10RによってウィンドシールドWSを通してカメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる直線状部を有する校正用物体を撮影して校正用画像を取得する。なお、本実施形態のカメラの校正方法CMは、たとえば、単眼カメラに適用することも可能である。
図6は、校正用画像を取得する工程S1における校正用物体の一例を示す図である。図7Aは、図6に示す校正用物体の正面図である。図7Bは、ウィンドシールドWSを通して図7Aに示す校正用物体を撮影した校正前のカメラ10の画像図である。なお、図7Bでは、画素シフトを実際よりも拡大して表している。
図6、図7Aおよび図7Bに示す例において、ステレオカメラ装置100のカメラ10によってウィンドシールドWSを通して撮影する校正用物体は、たとえば、ストライプの校正パターン210を有する校正用チャート200である。このような校正用チャート200は、たとえば、本実施形態のカメラの校正方法CMを、車両Vの製造工場、車両Vの整備工場、またはステレオカメラ装置100の製造工場などで実施する場合に使用することができる。
校正用チャート200のストライプの校正パターン210は、たとえば、水平方向に沿って延びる帯状の濃色部211と帯状の淡色部212とが、垂直方向に交互に配置されたパターンである。濃色部211は、たとえば、黒色であり、淡色部212は、たとえば、白色である。なお、後述するエッジ検出が可能であれば、濃色部211と淡色部212の色は特に限定されない。
校正用画像を取得する工程S1において、カメラ10によりウィンドシールドWSを通して撮影される校正用物体としての校正用チャート200は、カメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる直線状部213を有している。この直線状部213は、たとえば、校正用チャート200に描かれたストライプの校正パターン210の濃色部211と淡色部212との境界線であり、カメラ10の光軸OAに直交する水平方向に延びている。
また、校正用画像を取得する工程S1では、たとえば、校正用チャート200の画像である校正用画像Im200が、カメラ10の光軸OAに交差する一方向における一端から他端まで、直線状部213の画像である直線状部画像Im213を含むように、校正用チャート200を撮影する。本実施形態では、たとえば、工程S1において、校正用画像Im200が、カメラ10の光軸OAに直交する水平方向における一端から他端まで直線状部画像Im213を含むように、校正用チャート200を撮影する。
図7Bに示すように、校正用画像Im200は、カメラ10の光軸OAが位置する中央部から水平方向に離れた水平方向の広画角の位置ほど、垂直方向の下方への画素シフトが大きくなっている。これは、水平方向における広画角の位置ほど、ウィンドシールドWSに対する光の入射角が大きくなるためである。
また、校正用画像を取得する工程S1では、たとえば、図6に示すように、カメラ10の光軸OA方向におけるウィンドシールドWSの前方、かつ、鉛直方向における車両Vの上方の位置に配置された校正用物体としての校正用チャート200を撮影する。より具体的には、校正用チャート200は、たとえば、車両VのウィンドシールドWSの前方で、ボンネットなどの車両Vの車体の上に設置される。すなわち、校正用チャート200は、たとえば、車両Vの前後方向において、車両Vの前端とウィンドシールドWSとの間に配置されている。
次に、ステレオカメラ装置100は、図5に示すように、直線状部画像を抽出する工程S2を実施する。この工程S2において、ステレオカメラ装置100は、たとえば、校正用画像Im200から、直線状部213の画像である直線状部画像Im213を抽出する。前述のように、校正用チャート200とステレオカメラ装置100の距離を接近させた状態で、カメラ10によって校正用チャート200を撮影すると、カメラ10の解像度が低下して、校正パターン210の濃色部211と淡色部212との境界であるエッジが不明瞭になる傾向がある。
これに対し、本実施形態のステレオカメラ装置100は、たとえば、次のような方法によって、濃色部211と淡色部212のエッジを検出する。まず、校正パターン210の濃色部211から淡色部212への変化、または、淡色部212から濃色部211への変化における信号の強度変化を検出する。次に、その信号の強度変化の半値の強度を有する信号が検出される画素の垂直方向における位置を特定し、その位置に基づいて濃色部211と淡色部212との境界であるエッジを検出する。
図8は、工程S2で抽出された直線状部画像Im213の一例を示す図である。ステレオカメラ装置100は、たとえば、前述のように、濃色部211と淡色部212との境界であるエッジを検出し、図8に示すように、直線状部213に対応する直線状部画像Im213を抽出する。
次に、ステレオカメラ装置100は、図5に示すように、校正用画像を補正する工程S3を実行する。この工程S3において、ステレオカメラ装置100は、カメラ10によりウィンドシールドWSを通さずに直線状部213を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と、工程S1で取得した直線状部画像Im213とに基づいて、校正用画像Im200の歪を補正する。
校正用画像を補正する工程S3は、たとえば、画素シフトの補正テーブルを作成する工程S31と、レンズの瞳ずれの補正テーブルを作成する工程S32と、校正用画像の歪を補正する工程S33と、を含む。
画素シフトの補正テーブルを作成する工程S31において、ステレオカメラ装置100は、たとえば、まず、直線状部画像Im213の傾きを補正し、次に、直線状部画像Im213の垂直方向の画素シフト量を算出して、画素シフトの補正テーブルを作成する。
図9Aおよび図9Bは、校正用チャート200の設置時の傾きの例を示す図である。校正用チャート200は、たとえば、ストライプの校正パターン210の濃色部211と淡色部212の境界である直線状部213が水平になり、校正パターン210が表示された表示面がカメラ10の光軸に対して垂直になるように設置される。
しかし、校正用チャート200の設置誤差により、図9Aに示す校正用チャート200の表示面の法線を中心とする回転による傾きや、図9Bに示す校正用チャート200の鉛直方向の中心線を中心とする回転による傾きが生じ得る。このような校正用チャート200の傾きによって、前の工程S2で抽出した直線状部画像Im213には、傾きが生じている場合がある。
図10は、前の工程S2で抽出した直線状部画像Im213の傾き示すグラフである。図10において、x軸は水平方向の画素位置であり、y軸は画素の垂直方向の変位量である。図10では、図8に示す複数の直線状部画像Im213のうちの一つの直線状部画像Im213を、上下反転させて拡大して表している。
図3Aに示すように、カメラ10の光軸OAを中心とする位置、すなわち、水平画角が0°の位置の近傍では、ウィンドシールドWSによる光の屈折の影響が小さい。そのため、直線状部画像Im213の傾きを補正する工程では、水平画角が0°の位置の近傍の画素範囲Rpの直線状部画像Im213の近似直線Laを求め、この近似直線Laの傾きをゼロにする垂直方向の画素変位量を求め、直線状部画像Im213の傾きを補正する。画素範囲Rpは、たとえば、水平画角が±10°から±20°に相当する画素数に設定することができる。
ステレオカメラ装置100は、たとえば、上記のような直線状部画像Im213の傾きの補正を、前の工程S2で抽出したすべての直線状部画像Im213に対して実施する。これにより、校正用チャート200の表示面が図9Aおよび図9Bのように傾いたとしても、前の工程S2で抽出した複数の直線状部画像Im213を、傾きのない状態に補正することができる。
次に、ステレオカメラ装置100は、たとえば、垂直方向に並んだ傾き補正後の各々の直線状部画像Im213の画素の垂直方向の画素変位量に基づいて、画素シフトの補正テーブルを作成する。ここで、各々の直線状部画像Im213の画素の垂直方向の画素変位量は、たとえば、ウィンドシールドWSを通さない場合の直線状部213の画像である仮想直線状部画像の画素に対する垂直方向の画素変位量である。画素シフトの補正テーブルは、たとえば、水平画素、垂直画素、および画素変位量が、それぞれ、X軸、Y軸、およびZ軸に設定される。次に、ステレオカメラ装置100は、たとえば、瞳ずれの補正テーブルを作成する工程S32を実施する。
図11は、広角レンズの瞳ずれを示す模式的な垂直断面図である。広角レンズでは、瞳の位置が画角によって変化する。図11に示すように、カメラ10のレンズ11に入射した光線B1-B4は、カメラ10の撮像センサ12の上に結像する。ここで、レンズ11に入射した光線B1,B2の延長線の交点を原点とする面11aにおいて、広画角の光線B4は、原点から距離dだけ離れた位置で面11aに交差する。本実施形態では、この距離dを、瞳ずれ量という。瞳ずれ量は、レンズ11への入射光の画角や、レンズ11の設計などによって変化する。
図12は、カメラ10のレンズ11の瞳ずれの影響を説明する模式的な垂直断面図である。カメラ10によって、前述の面11aから距離D1だけ離れた校正用チャート200の校正パターン210から直線状部213を検出する場合、レンズ11の瞳ずれを考慮しなければ、広画角の垂直画角で入射する光線B4の垂直画角は角度θ1となる。しかし、レンズ11が広角レンズの場合には瞳ずれが生じるため、光線B4の垂直画角を、瞳ずれを考慮した角度θ2として検出する必要がある。
ステレオカメラ装置100は、瞳ずれの補正テーブルを作成する工程S32において、たとえば、あらかじめメモリに記録されたカメラ10のレンズ11の設計値を用いる。より詳細には、ステレオカメラ装置100は、たとえば、距離D1と瞳ずれ量から角度θ2を求め、レンズの射影に基づいて画像センサ上の画素位置を算出し、その算出した画素位置について、瞳ずれを考慮しない場合の画像センサ上の画素位置に対する画素変位量を求める。
ステレオカメラ装置100は、たとえば、上記の処理を垂直方向および水平方向のすべての方向(画角)に対して行うことで、瞳ずれによる画素変位量の補正テーブルを作成する。この補正テーブルのX軸、Y軸、およびZ軸は、それぞれ、水平画素、垂直画素、および画素変位量となっている。
なお、レンズの瞳ずれの影響は、距離D1が十分に大きい場合には無視することができる。しかし、図6に示すように、校正用物体である校正用チャート200がステレオカメラ装置100に近い位置に配置される場合には、瞳ずれの影響を無視できなくなる。そのため、本実施形態のカメラの校正方法CMおよびステレオカメラ装置100は、レンズ11の設計値を用いて、カメラ10のレンズ11の瞳ずれの補正テーブルを作成する工程S32を実施している。
次に、ステレオカメラ装置100は、校正用画像の歪を補正する工程S33を実施する。この工程S33において、ステレオカメラ装置100は、前の工程S31,S32で作成した画素シフトの補正テーブルと、瞳ずれの補正テーブルと基づいて、工程S1で取得した校正用画像Im200の歪を補正するための補正導関数を導出する。
より具体的には、ステレオカメラ装置100は、たとえば、画素シフトの補正テーブルの画素変位量と、瞳ずれの補正テーブルの画素変位量とを加算または減算して歪の補正テーブルを作成する。さらに、ステレオカメラ装置100は、たとえば、作成したひずみの補正テーブルの画素ごとの画素変位量を補正する補正導関数を算出する。そして、ステレオカメラ装置100は、算出した補正導関数をカメラ10によって撮影した画像に適用することで、カメラ10を校正する。
以下、本実施形態のカメラの校正方法CMおよびステレオカメラ装置100の作用を説明する。
前述のように、本実施形態のカメラの校正方法CMは、ウィンドシールドWSを通して画像を撮影するカメラ10の校正方法である。カメラの校正方法CMは、カメラ10によりウィンドシールドWSを通してカメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる直線状部213を有する校正用物体を撮影して校正用画像を取得すること(工程S1)を含む。また、カメラの校正方法CMは、校正用画像から直線状部213に対応する直線状部画像Im213を抽出すること(工程S2)を含む。また、カメラの校正方法CMは、カメラ10によりウィンドシールドWSを通さずに直線状部213を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と直線状部画像Im213とに基づいて校正用画像の歪を補正すること(工程S3)を含む。
本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、たとえば、校正用チャート200などの校正用物体の校正パターン210から、カメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる直線状部213の直線状部画像Im213を抽出することができる。この直線状部画像Im213は、広画角化されたカメラ10で顕著となるウィンドシールドWSを透過した光の屈折による画素の垂直方向の変位、すなわち、画素シフトを含んでいる。また、カメラ10によって直線状部213を有する校正用チャート200などの校正用物体を撮影することで、ウィンドシールドWSを通して撮影した直線状部画像Im213の比較対象となる仮想直線状部画像を、たとえば、まっすぐな直線の画像として容易に生成することができる。したがって、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、ウィンドシールドWSの影響による画素シフトを補正して、ウィンドシールドWSを通して画像を撮影する広画角のカメラ10の校正を容易に行うことができる。
また、本実施形態のカメラの校正方法CMにおいて、校正用画像を取得すること(工程S1)は、校正用画像Im200が、カメラ10の光軸OAに交差する一方向における一端から他端まで直線状部画像Im213を含むように校正用チャート200などの校正用物体を撮影することを含む。このような方法により、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、広画角化されたカメラ10において画素シフトが顕著となるウィンドシールドWSの水平方向の両端部や垂直方向の両端部を透過した光による像の画素シフトをより確実に補正することができる。
また、本実施形態のカメラの校正方法CMにおいて、校正用画像の歪を補正すること(工程S3)は、校正用画像の所定範囲(画素範囲Rp)における直線状部画像Im213の水平方向または垂直方向に対する傾きに基づいて、直線状部画像Im213の傾きを補正すること(工程S31)を含む。このような方法により、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、図9Aおよび図9Bに示すような校正用物体としての校正用チャート200の設置誤差による直線状部画像Im213の傾きを補正して、画素シフトをより正確に補正することが可能になる。
また、本実施形態のカメラの校正方法CMにおいて、校正用画像を取得すること(工程S1)は、カメラ10の光軸OA方向におけるウィンドシールドWSの前方かつ鉛直方向における車両Vの上方の位置に配置された校正用物体としての校正用チャート200を撮影することを含む。
このような方法により、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、広画角化されたカメラ10の校正に使用する校正用チャート200の長さが増大するのを抑制して、製造工場や整備工場における校正用チャート200の設置を容易にすることができる。以下、図13を参照して、この効果をより詳細に説明する。
図13は、カメラ10の校正に必要な校正用チャート200の水平方向の長さと、カメラ10から校正用チャート200までの距離との関係を、カメラ10の水平方向の画角が40°の場合と150°の場合とで比較したグラフである。本実施形態のステレオカメラ装置100において、カメラ10の水平画角は、たとえば、110°から150°程度に広画角化されている。
たとえば、水平画角が40°の従来のカメラであれば、カメラから5m離れた位置に設置する校正用チャートに必要な水平方向の長さは、約3.6m程度である。しかし、たとえば、本実施形態のステレオカメラ装置100のカメラ10の水平画角が150°であり、校正用チャート200をカメラから5m離れた位置に設置する場合、カメラ10の校正に必要な校正用チャート200の水平方向の長さが非常に大きくなる。そのため、校正用チャート200を製造工場や整備工場に設置することが困難になるおそれがある。
しかし、図6に示すように、本実施形態のカメラの校正方法CMは、校正用画像を取得する工程S1において、たとえば、カメラ10の光軸OA方向におけるウィンドシールドWSの前方かつ鉛直方向における車両Vの上方の位置に配置された校正用物体としての校正用チャート200を撮影する。これにより、カメラ10と校正用チャート200との距離を接近させ、たとえば、校正用チャート200をカメラ10から1m以内の距離に設置することが可能になる。
その結果、たとえば、水平画角が150°の広画角のカメラ10の校正に必要な校正用チャート200の水平方向の長さを、水平画角が40°のカメラの5m前方に設置する場合に必要な校正用チャートの長さと、同程度の長さにすることができる。したがって、広画角化されたカメラ10の校正に使用する校正用チャート200を、製造工場や整備工場に容易に設置することができる。
また、本実施形態のカメラの校正方法CMにおいて、校正用画像の歪を補正すること(工程S3)は、たとえば、レンズ11の瞳ずれなど、カメラ10のレンズ特性による歪を補正すること(工程S32)を含む。このような方法により、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、ウィンドシールドWSの影響による画素シフトをより正確に補正することができる。
また、本実施形態のステレオカメラ装置100は、ウィンドシールドWSを通して画像を撮影する左右のカメラ10L,10Rを備え、以下のような取得部、抽出部、および補正部として機能する、画像処理部20、ステレオ視差画像生成部30、路面断面形状推定部40、ステレオ視物体検知部50、左右単眼画像生成部60、またはハイブリッド物体検知部70を備えている。取得部は、カメラ10によりウィンドシールドWSを通してカメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる直線状部213を有する校正用物体を撮影して校正用画像Im200を取得する。抽出部は、直線状部画像Im213から直線状部213に対応する直線状部画像Im213を抽出する。補正部は、カメラ10によりウィンドシールドWSを通さずに直線状部213を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と直線状部画像Im213とに基づいて校正用画像Im200の歪を補正する。
このような構成により、本実施形態のステレオカメラ装置100によれば、前述のカメラの校正方法CMを実施することができ、カメラの校正方法CMと同様の効果を奏することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ウィンドシールドWSを通して画像を撮影する広画角のカメラ10の校正を容易に行うことが可能なカメラの校正方法CMおよびステレオカメラ装置100を提供することができる。
[実施形態2]
以下、図1から図5を援用し、図14を用いて本開示に係るカメラの校正方法の実施形態2を説明する。図14は、本開示のカメラの校正方法の実施形態2を示す模式的な側面図である。
本実施形態のカメラの校正方法CMは、校正用物体がワイヤまたはバー214を含む点と、校正用画像を取得する工程S1がカメラ10と校正用物体としてのワイヤまたはバー214とを相対的に移動させることを含む点で、前述の実施形態1のカメラの校正方法CMと異なっている。本実施形態のカメラの校正方法CMのその他の点は、前述の実施形態のカメラの校正方法CMと同様であるため、同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のカメラの校正方法CMは、たとえば、車両Vの製造ラインで実施することができる。車両Vは、たとえば、図14における右方向へ移動しながら、ステレオカメラ装置100を含む各種の部品が取り付けられていく。車両Vに対するステレオカメラ装置100の取り付けが終了すると、本実施形態のカメラの校正方法CMが実施される。本実施形態のカメラの校正方法CMでは、校正用画像を取得する工程S1における校正用物体として、ワイヤまたはバー214と、左右のカメラ10L,10Rのステレオ視領域As用の校正用チャート200が使用される。
ワイヤまたはバー214は、たとえば、水平方向に平行になるように両端が支持されて車両Vの製造ラインの上方に配置され、図示を省略する昇降機構によって上下に昇降可能に設けられている。校正用チャート200は、たとえば、ステレオカメラの校正で一般的に用いられる任意の校正パターンを有し、ワイヤまたはバー214と同様に、図示を省略する昇降機構によって上下に昇降可能に設けられている。
ワイヤまたはバー214は、たとえば、カメラ10の光軸OAに交差する水平方向に延びることで、それ自体が直線状部になっている。また、ワイヤまたはバー214は、たとえば、カメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる輪郭線または外形を直線状部として有している。なお、ワイヤまたはバー214は、厳密には重力によって中央部が両端部よりも下方にたわんだ状態になることが考えられるが、このようなたわみは微小であるため、直線状部を有する校正用物体として使用することができる。
本実施形態のカメラの校正方法CMにおいて、ワイヤまたはバー214の下まで車両Vが製造ラインを移動してくると、昇降機構が作動して、ステレオカメラ装置100の前方にワイヤまたはバー214が下降する。ステレオカメラ装置100は、校正用画像を取得する工程S1において、下降しているワイヤまたはバー214を、カメラ10によって複数回にわたって連続的に撮影する。ステレオカメラ装置100は、このワイヤまたはバー214の複数の画像を合成して校正用画像を取得する。
その後、ステレオカメラ装置100は、前述の実施形態1と同様に、校正用画像から直線状部に対応する直線状部画像を抽出する工程S2を実施する。これにより、前述の実施形態1の図8に示す直線状部画像Im213と同様の直線状部画像が抽出される。その後、ステレオカメラ装置100は、前述の実施形態1と同様に、カメラ10によりウィンドシールドWSを通さずにワイヤまたはバー214の直線状部を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と、工程S2で抽出した直線状部画像とに基づいて校正用画像の歪を補正する工程S3を実施する。
これにより、本実施形態のカメラの校正方法CMおよびステレオカメラ装置100は、前述の実施形態1のカメラの校正方法CMおよびステレオカメラ装置100と同様の効果を奏することができる。さらに、ワイヤまたはバー214が所定の位置まで下降し終えると、校正用チャート200を昇降装置によって校正用チャート200の前方の所定の位置に下降させる。
本実施形態の校正用チャート200は、カメラ10のステレオ視領域Asの画像を用いて、カメラ10を校正するために撮影される。そのため、本実施形態の校正用チャート200の水平方向の長さは、広画角のカメラを使用していない通常のステレオカメラの校正に使用される校正用チャートの水平方向の長さと同程度である。ステレオカメラ装置100は、左右のカメラ10L,10RによってウィンドシールドWSを通して校正用チャート200を撮影することで、左右のカメラ10L,10Rのステレオ視領域Asの校正を行う。
その後、昇降装置によってワイヤまたはバー214および校正用チャート200を上昇させると、車両Vはワイヤまたはバー214および校正用チャート200の下を通過して、製造ラインの次の工程に送られる。このように、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、車両Vの製造ライン内で、製造ラインの効率を低下させることなく、ステレオカメラ装置100のカメラ10の校正を実施することができる。
さらに、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、ワイヤまたはバー214を撮影することで、前述の実施形態1のカメラの校正方法CMと同様に、左右のカメラ10L,10Rの単眼視領域Amの校正が可能になる。加えて、本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、左右のカメラ10L,10Rの単眼視領域Amの校正が終了した後に、左右のカメラ10L,10Rで校正用チャート200を撮影することで、左右のカメラ10L,10Rのステレオ視領域Asの校正も連続して実施可能である。これにより、ステレオカメラ装置100の左右のカメラ10L,10Rの校正を、効率よく実施することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ウィンドシールドWSを通して画像を撮影する広画角のカメラ10の校正を容易に行うことが可能なカメラの校正方法CMおよびステレオカメラ装置100を提供することができる。
[実施形態3]
以下、図1から図5を援用し、図15を用いて本開示に係るカメラの校正方法の実施形態3を説明する。図15は、本開示に係るカメラの校正方法の実施形態3における校正用物体の一例を示す斜視図である。
本実施形態のカメラの校正方法CMは、校正用画像を取得する工程S1でカメラ10によりウィンドシールドWSを通して撮影する校正用物体が建造物BLDである点で、前述の実施形態1のカメラの校正方法CMと異なっている。本実施形態のカメラの校正方法CMのその他の点は、前述の実施形態1のカメラの校正方法CMと同様であるため、同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、ステレオカメラ装置100は、校正用画像を取得する工程S1を開始すると、カメラ10によりウィンドシールドWSを通してカメラ10のステレオ視領域Asに交差する一方向に延びる直線状部213を有する建造物BLDを撮影する。図15に示す例において、建造物BLDは、たとえば、直線状部213として水平方向に延びる窓枠部を有する工場である。なお、建造物BLDは、直線状部213を有していれば特に限定されず、オフォスビルやショッピングモールなどであってもよい。
その後、ステレオカメラ装置100は、前述の実施形態1と同様に、直線状部213を有する建造物BLDを撮影した校正用画像から、直線状部に対応する直線状部画像Im213を抽出する工程S2を実施する。さらに、ステレオカメラ装置100は、前述の実施形態1と同様に、カメラ10によりウィンドシールドWSを通さずに直線状部213を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と直線状部画像Im213とに基づいて校正用画像の歪を補正する工程S3を実施する。
本実施形態のカメラの校正方法CMによれば、前述の実施形態1のカメラの校正方法CMと同様の効果を奏することができるだけでなく、校正用チャート200を必要としないため、製造ラインの改修をすることなく実施することができる。また、本実施形態のカメラの校正方法CMは、ステレオカメラ装置100の経時的な変化や温度の変化に伴う像のずれの補正を行うことも可能である。
[実施形態4]
以下、図1から図5を援用し、図16A、図16Bおよび図17を用いて本開示に係るカメラの校正方法の実施形態4を説明する。図16Aは、本開示のカメラの校正方法の実施形態4における第1の校正用チャート200の正面図である。図16Bは、図16Aに示す第1の校正用チャートを撮影したカメラ10の画像図である。図17は、本実施形態のカメラの校正方法CMにおける第2の校正用チャート300の正面図である。
本実施形態のカメラの校正方法CMは、ウィンドシールドWSを透過する光の屈折による水平方向の画素シフトを検出して校正する。また、本実施形態において、ステレオカメラ装置100は、たとえば、図1に示す単眼視領域Amを有さず、左右のカメラ10L,10Rの撮像領域AL,ARの全体がステレオ視領域Asで重複している。また、ステレオカメラ装置100は、たとえば、図2に示す左右単眼画像生成部60およびハイブリッド物体検知部70を有しない。
第1の校正用チャート200は、実施形態1の校正用チャート200と同様に、ストライプの校正パターン210を有する校正用チャート200である。校正用チャート200のストライプの校正パターン210は、たとえば、垂直方向に沿って延びる帯状の濃色部211と帯状の淡色部212とが、水平方向に交互に配置されたパターンである。校正用チャート200は、カメラ10の光軸OAに交差する一方向に延びる直線状部213を有している。この直線状部213は、たとえば、校正用チャート200に描かれたストライプの校正パターン210の濃色部211と淡色部212との境界線であり、カメラ10の光軸OAに直交する垂直方向に延びている。
校正用画像を取得する工程S1において、カメラ10によりウィンドシールドWSを通して撮影された校正用チャート200の校正用画像Im200は、図16Bに示すように、水平方向および垂直方向における広画角の位置ほど、水平方向の画素シフトが大きくなる。そのため、本変形例では、前述の実施形態1と同様に、直線状部画像Im213を抽出する工程S2と、校正用画像Im200の歪を補正する工程S3を実施することで、水平方向の画素シフトを補正することができ、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
その後、ステレオカメラ装置100は、図17に示す第2の校正用チャート300を用いて、左右のカメラ10L,10Rのステレオ視領域Asの視差の絶対値を校正する。ステレオカメラ装置100は、左右のカメラ10L,10Rから所定の距離に配置された校正用チャート300を撮影する。次に、左右のカメラ10L,10Rと校正用チャート300との距離を変更する。その後、ステレオカメラ装置100は、校正用チャート300を撮影する。
なお、校正用チャート300は、水平方向の寸法が垂直方向の寸法よりも大きく、ステレオ視領域Asの全域で校正用チャート300が撮影される。次に、ステレオカメラ装置100は、距離を変更して撮影された校正用チャート300の校正パターン301の重心位置の変化と距離の変化量に基づいて歪を検出し、検出した歪を用いて左右のカメラ10L,10Rを校正する。
本実施形態によれば、第1の校正用チャート200を用いて直線状部画像Im213の水平方向の相対的な画素シフトを補正し、第2の校正用チャート300を用いて歪の絶対値を校正することで、視野全体の校正を行うことができる。なお、校正用物体として、校正用チャート200に代えて、垂直方向の直線状部213を有する建造物BLDや、垂直方向に配置したワイヤまたはバー214を用いることも可能である。
以上、図面を用いて本開示に係るカメラの校正方法およびステレオカメラ装置の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本開示に含まれるものである。
たとえば、校正用画像を取得する工程S1で使用する校正用物体として、図7Aに示す校正用チャート200のストライプの校正パターン210に代えて、直線状部213に対応する直線のみが描かれた校正用チャート200を使用してもよい。また、校正用物体として、プロジェクタによって、建造物の壁面やスクリーンなどに直線状部213に対応する直線を投影したものを用いてもよい。また、校正用物体として、水平方向に延びる複数のワイヤまたはバー214を垂直方向に等間隔に設置したものを用いてもよい。
また、校正用画像を取得する工程S1で使用する校正用物体として、図18に示すようなチェックパターンの校正用チャート200を使用してもよい。この場合、濃色部211と淡色部212との境界を直線状部213として検出することで、校正用チャート200の全体を横断する直線状部213を抽出することができる。
これに対し、チェックパターンの校正用チャートを使用する従来のカメラの校正方法では、たとえば、左上と右下に濃色部211が配置され、右上と左下に淡色部212が配置された4つの区画の中央の点CPを検出する。そのため、校正用チャート200をレンズ11に近付けると、解像度が低下して、4つの区画の中央の点CPの検出にばらつきが生じ、校正に誤差が生じるおそれがある。
10 カメラ
20 画像処理部(取得部、抽出部、補正部)
100 ステレオカメラ装置
200 校正用チャート(校正用物体)
210 校正パターン
213 直線状部
214 ワイヤまたはバー(校正用物体)
BLD 建造物(校正用物体)
CM カメラの校正方法
Im200 校正用画像
Im213 直線状部画像
OA 光軸
WS ウィンドシールド

Claims (10)

  1. ウィンドシールドを通して画像を撮影するカメラの校正方法であって、
    前記カメラにより前記ウィンドシールドを通して前記カメラの光軸に交差する一方向に延びる直線状部を有する校正用物体を撮影して校正用画像を取得することと、
    前記校正用画像から前記直線状部に対応する直線状部画像を抽出することと、
    前記カメラにより前記ウィンドシールドを通さずに前記直線状部を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と前記直線状部画像とに基づいて前記校正用画像の歪を補正することとを含む、カメラの校正方法。
  2. 前記校正用画像を取得することは、前記校正用画像が前記カメラの光軸に交差する一方向における一端から他端まで前記直線状部画像を含むように前記校正用物体を撮影することを含む、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  3. 前記校正用画像の歪を補正することは、前記校正用画像の所定範囲における前記直線状部画像の水平方向または垂直方向に対する傾きに基づいて、前記直線状部画像の傾きを補正することを含む、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  4. 前記校正用画像を取得することは、前記カメラの光軸方向における車両の前記ウィンドシールドの前方かつ鉛直方向における前記車両の上方の位置に配置された前記校正用物体を撮影することを含む、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  5. 前記校正用画像の歪を補正することは、前記カメラのレンズ特性による歪を補正することを含む、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  6. 前記校正用物体は、ストライプの校正パターンを有する校正用チャートである、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  7. 前記校正用物体は、ワイヤまたはバーである、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  8. 前記校正用物体は、建造物である、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  9. 前記校正用画像を取得することは、前記カメラと前記校正用物体とを相対的に移動させることを含む、請求項1に記載のカメラの校正方法。
  10. ウィンドシールドを通して画像を撮影する左右のカメラを備えたステレオカメラ装置であって、
    前記カメラにより前記ウィンドシールドを通して前記カメラの光軸に交差する一方向に延びる直線状部を有する校正用物体を撮影して校正用画像を取得する取得部と、
    前記校正用画像から前記直線状部に対応する直線状部画像を抽出する抽出部と、
    前記カメラにより前記ウィンドシールドを通さずに前記直線状部を撮影した場合に想定される仮想直線状部画像と前記直線状部画像とに基づいて前記校正用画像の歪を補正する補正部とを備える、ステレオカメラ装置。
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