JP2023094608A - 凹部およびキャップを有する研磨ヘッドアセンブリ - Google Patents

凹部およびキャップを有する研磨ヘッドアセンブリ Download PDF

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チエー リン,ジェン
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Abstract

【課題】研磨プロセスにおいて、ウェハの厚み形状を調整することで、平坦度パラメータを最適化する研磨装置を提供する。【解決手段】半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリ400は、研磨ヘッド210とキャップ240と、を含む。研磨ヘッドは、底部214に沿った凹部238を有し、凹部は凹面216を有する。キャップは、凹部内に配置されており、研磨ヘッドに固定された環状壁250と、接合部で環状壁に接合されたフロア242と、を備える。フロアは、環状壁を横切って延び、頂面244と、底面246と、を有し、頂面は、凹面から間隔を開けて配置され、頂面と凹面との間にチャンバ202を形成している。フロアのうち接合部290に近接する部分の変形抵抗は、チャンバ内の圧力変化によりフロアのうち接合部に近接する部分が研磨ヘッドに対して撓むことを許容するように、弱められている。【選択図】図4

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年12月23日に出願された米国仮特許出願第63/265951号に基づく優先権を主張する。なお、優先権の基礎とした出願の全ての開示は、全体として参照により本出願に組み込まれる。
本開示は、概して半導体ウェハの研磨、特に凹部およびキャップを有する研磨ヘッドアセンブリに関する。
半導体ウェハは、通常、回路が印刷される集積回路(IC)チップの製造に使用される。まず、ウェハの表面に回路が小型化された状態で印刷される。その後、ウェハが分割されて回路チップになる。この小型化された回路には、ウェハの全面に回路を適切に印刷することを保証するために、各ウェハの表面および裏面が極めて平坦で平行であることが要求される。これを達成するため、ウェハがインゴットから切り出された後、ウェハの表面および裏面の平坦度および平行度を向上させるために研削および研磨プロセスが通常用いられる。電子線リソグラフィプロセスまたはフォトリソグラフィプロセス(以下、「リソグラフィ」)によりウェハ上に小型化された回路を印刷するための準備として、ウェハが研磨される場合、特に良好な仕上げが要求される。小型化された回路が印刷されるウェハの表面は、平坦である必要がある。
研磨機は、典型的には、パッドの中心を通過する垂直軸を中心とする回転駆動のためのターンテーブルまたはプラテン上に取り付けられた円形または環状の研磨パッドと、ウェハを保持し、ウェハを研磨パッドに押し込むための機構とを含む。ウェハは、典型的には、例えば、液体の表面張力または真空/吸引を使用して、研磨ヘッドに取り付けられる。化学研磨剤と研磨粒子とを典型的に含む研磨スラリーは、研磨パッドとウェハの表面との間の研磨相互作用を大きくするために、パッドに塗布される。このタイプの研磨操作は、典型的には、化学的機械研磨(CMP)と呼ばれる。
操作中、パッドが回転し、ウェハは、研磨ヘッドによりパッドに接触させられ、パッドに押し付けられる。操作中、パッドが回転し、ウェハは、研磨ヘッドによりパッドに接触させられ、パッドに押し付けられる。例えば、数百のウェハを研磨した後、パッドが摩耗すると、パッドは、もはや平坦ではなく、パッドの研磨面に沿って窪みを形成する摩耗した環状バンドを代わりに有するため、ウェハの平坦度パラメータは、低下する。そのようなパッドの摩耗は、ウェハの平坦度に影響を与え、「ディッシング(dishing)」もしくは「ドーミング(doming)」、またはそれらの組み合わせにより「W形状(w-shape)」を引き起こすことがある。
ウェハの平坦度が許容できなくなったとき、摩耗した研磨パッドは、新しいもの交換される。頻繁なパッドの交換は、購入、保管、および廃棄が必要なパッドの数のためだけではなく、研磨パッドを交換するために必要な相当量のダウンタイムのため、研磨装置の運用に大きなコストを追加する。
したがって、ドーミング、ディッシング、および+/-W形状の研磨プロセスにおいて、ウェハの厚み形状を調整することで、平坦度パラメータを最適化することができる研磨装置が求められている。
この背景技術のセクションは、以下に説明および/またはクレームされる本開示の様々な態様に関連し得る技術の様々な態様を読者に紹介することを意図している。この議論は、本開示の様々な態様をより理解するための背景情報を読者に提供する上で有用であると考えられる。したがって、これらの記述は、この観点で読まれるべきであり、先行技術を認めるものではないことを理解されたい。
一態様では、半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリは、研磨ヘッドとキャップとを含む。研磨ヘッドは、底部に沿った凹部を有する。凹部は凹面を有する。キャップは、凹部内に配置されている。キャップは、研磨ヘッドに固定された環状壁と、接合部で環状壁に接合されたフロアとを備える。フロアは、環状壁を横切って延び、フロアは、上面と、下面とを有する。上面は、凹面から間隔を開けて配置され、上面と凹面との間にチャンバを形成している。フロアのうち接合部に近接(隣接)する部分の変形抵抗は、チャンバ内の圧力変化によりフロアのうち接合部に近接する部分が研磨ヘッドに対して撓むことを許容するように、弱められている。
他の態様では、半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリは、研磨ヘッドとキャップとを含む。研磨ヘッドは、頂部と、底部に沿った凹部とを有する。凹部は、凹面を有する。複数の穴が、頂部から凹面を貫通して延びている。キャップは、凹部内に配置されている。キャップは、複数の穴に対応する複数の開口を有する環状壁を有する。複数の穴と対応する複数の開口とは、環状壁を凹面に固定するためのファスナを受け入れる。カップは、接合部で環状壁に接合されたフロアを有する。フロアは、環状壁を横切って延びている。記フロアは、上面と、下面とを有しする。上面は、凹面から間隔を開けて配置され、上面と凹面との間にチャンバを形成している。フロアは、チャンバ内の圧力変化により研磨ヘッドに対して撓むことができる。フロアのうち接合部に近接する部分の変形抵抗は、フロアのうち接合部に近接する部分が研磨ヘッドに対して撓むことを許容するように、弱められている。
他の態様では、半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリは、研磨ヘッドとキャップとを含む。キャップは、研磨ヘッドに固定された環状壁と、接合部で環状壁に接合されたフロアとを備える。研磨ヘッドとキャップとは、研磨ヘッドとキャップのフロアとの間にチャンバを画定している。フロアは、チャンバ内の圧力変化に応じて研磨ヘッドに対して撓むことが可能な金属材料で形成されている。環状壁およびフロアのうちの少なくとも一方の厚みは、接合部に近接して薄くなっており、接合部に近接するフロアの変形抵抗を弱める。
上述した態様に関連して記載された特徴には、様々な改良が存在する。同様に、更なる特徴が、上述した態様に組み込まれてもよい。これらの改良および追加の特徴は、個別に存在してもよく、任意の組み合わせで存在してもよい。例えば、図示された実施形態のいずれかに関連して後述される様々な特徴は、上述した態様のいずれかに、単独または任意の組み合わせで、組み込まれてもよい。
図1は、研磨装置の部分的な模式的な正面図である。 図2は、図1に示す研磨装置に取り付けられ使用されるように適合された研磨ヘッドアセンブリの断面図である。 図3は、一部のみが下方に撓んだフロアを有する図1に示す研磨ヘッドアセンブリの断面図である。 図4は、図1に示す研磨装置に取り付けられ使用されるように適合された例示的な研磨ヘッドアセンブリの断面図である。 図4は、図1に示す研磨装置に取り付けられ使用されるように適合された他の例示的な研磨ヘッドアセンブリの断面図である。 図6は、図1に示す研磨装置に取り付けられ使用されるように適合されたさらに他の例示的な研磨ヘッドアセンブリの断面図である。 図7は、図1に示す研磨装置に取り付けられ使用されるように適合された別の例示的な研磨ヘッドアセンブリの断面図である。 図8は、図1に示す研磨装置に取り付けられ使用されるように適合された更に別の例示的な研磨ヘッドアセンブリの断面図である。
様々な図面における同様の参照符号は、同様の要素を示している。
一般的に、本開示の実施形態において、適切な基板「ウェハ」(「半導体ウェハ」または「シリコンウェハ」として参照されることがある)には、例えば、チョクラルスキープロセスまたはフロートゾーン法により形成された単結晶シリコンインゴットからウェハを切り出すことで得られるシリコンウェハなどの単結晶シリコンウェハが含まれる。各ウェハは、中心軸と、前面と、前面に平行な後面とを有する。前面および後面は、中心軸に対して概ね垂直である。前面と後面とは、周縁により接合されている。ウェハは、当業者による使用に適した任意の直径であってもよく、例えば、200ミリメートル(mm)、300mm、300mm以上、または450mmの直径のウェハを含む。
一実施形態では、予め粗研磨され、粗い前面および後面を有する半導体ウェハは、まず、後面はさておき、ウェハの前面が研磨され、平坦度パラメータが改善されるか、前面を滑らかにして扱い傷を除去する中間研磨操作に供される。この操作を実行するために、ウェハは、研磨ヘッドアセンブリに対して配置される。本実施形態では、ウェハは、表面張力により研磨ヘッドアセンブリに対して所定の位置に保持される。ウェハは、ウェハの前面が研磨パッドの研磨面に接触する状態で、研磨機のターンテーブル上に配置される。
研磨機に取り付けられた研磨ヘッドアセンブリは、ウェハを通って延びる軸に沿って垂直方向に移動することができる。ターンテーブルが回転している間、研磨ヘッドアセンブリは、ウェハに対して移動し、ウェハをターンテーブルに向けて付勢することにより、ウェハの前面を研磨パッドの研磨面に押し付ける。
研磨粒子および化学的エッチング液を含む従来の研磨スラリーが研磨パッドに塗布されている。研磨パッドは、ウェハの表面に対してスラリーを作用させ、ウェハの前面から材料を除去し、その結果、平滑性が改善された表面が得られる。一例として、中間研磨操作は、好ましくは、ウェハの前側から約1ミクロン未満の材料を除去する。
ウェハは、次に、仕上げ研磨操作を受ける。仕上げ研磨操作では、ウェハの前面が仕上げ研磨され、中間ステップでDuPont Air Products Nanomaterials社のSyton(登録商標)などの大きなサイズのコロイダルシリカによって生じた微細なまたは「マイクロ」傷が除去されて、高反射性で損傷のないウェハの前面が生産される。中間研磨操作では、一般に、仕上げ研磨操作よりも多くのウェハを除去する。ウェハは、上述したようにウェハを中間研磨するために使用される研磨機と同じ研磨機で仕上げ研磨されてもよい。しかし、仕上げ研磨操作のために別の研磨機が使用されてもよい。仕上げ研磨スラリーは、典型的には、アンモニアベースを有し、低濃度のコロイダルシリカが研磨パッドとウェハとの間に注入される。研磨パッドは、ウェハの前面に対して仕上げ研磨スラリーを作用させ、残存する傷およびくもりを除去し、ウェハの前面が概ね高反射性で損傷がない状態になる。
図1を参照すると、研磨装置の一部が模式的に示されており、概して100で示されている。研磨装置100は、半導体ウェハWの前面を研磨するために使用されてもよい。他のタイプの研磨装置が使用されてもよいことが考えられる。
研磨装置100は、ウェハ保持機構、例えば、バッキングフィルム110および保持リング120を有するテンプレートと、研磨ヘッドアセンブリ130と、研磨パッド150を有するターンテーブル140とを含む。バッキングフィルム110は、研磨ヘッドアセンブリ130と、ウェハWを受け入れる保持リング120との間に配置されている。保持リング120は、研磨されるウェハWを受け入れる少なくとも1つの円形の開口を有する。
本実施形態のウェハWは、表面張力により、研磨ヘッドアセンブリ130に対して取り付けられ、保持される。表面張力を形成するために、湿潤飽和バッキングフィルム110は、感圧接着剤で研磨ヘッドアセンブリ130に取り付けられる。バッキングフィルム110および保持リング120は、テンプレートまたは「ウェハ保持テンプレート」を形成する。バッキングフィルム110は、一般に、軟質ポリマーパッドまたは他の適切な材料である。
次に、ウェハWが湿潤飽和バッキングフィルム110に押し付けられることで、水または他の適切な液体の大部分が除去または絞り出される。水を絞り出すことで、ウェハは、表面張力およびウェハの露出した表面に作用する大気圧により、バッキングフィルム110上に保持される。水を絞り出すことで、ウェハが研磨ヘッドアセンブリ130に取り付けられる。
研磨ヘッドアセンブリ130の一部は、研磨ヘッドアセンブリ130に加えられる圧力の変化に応じて変形するのに十分な柔軟性を有しており、ウェハが湿潤飽和テンプレート内に押し込まれたときに変形しないのに十分な剛性を有している。表面張力は、ウェハの表面上に一定の保持力を提供する。この一定の保持力により、ウェハに隣接する研磨ヘッドアセンブリ130の任意の変形が、ウェハの比例変形に直接変換される。
表面張力によるウェハWの保持は、可撓性膜または真空を使用して研磨ヘッドアセンブリに対してウェハを保持する他の既知の機構とは異なる機能を有する。可撓性膜は、当該技術分野で知られているように、ウェハが可撓性膜上で押されたときに、ウェハと可撓性膜との間に空間または真空ポケットを形成するように変形する。これらの真空ポケットにより、膜がウェハをピックアップすることができる。他の膜は、ウェハをピックアップすうるための低圧領域を作るために、真空に接続された真空穴を有する。
研磨装置100は、研磨ヘッドアセンブリ130に力を加えて、研磨ヘッドアセンブリ130を垂直方向に移動させ、ウェハWおよびターンテーブル140に対して研磨ヘッドアセンブリ130を上昇または下降させる。上方向の力は、研磨ヘッドアセンブリ130を上昇させ、下方向の力は、研磨ヘッドアセンブリ130を下降させる。上述したように、ウェハWに対する研磨ヘッドアセンブリ130の下方向への垂直移動は、ウェハをターンテーブル140の研磨パッド150に付勢するための研磨圧力をウェハに与える。研磨装置100が下方向の力を増加させると、研磨ヘッドアセンブリ130は、下方向に垂直移動して、研磨圧力を増加させる。
研磨ヘッドアセンブリ130の一部と、研磨パッド150と、ターンテーブル140とは、当該技術分野で知られているような適切な駆動機構(図示せず)により選択された回転速度で回転する。研磨パッドおよびターンテーブルの回転速度は、同じであってもよく、異なってもよい。いくつかの実施形態では、研磨装置は、オペレータが研磨ヘッドアセンブリ130およびターンテーブル140の両方の回転速度と、研磨ヘッドアセンブリに加えられる下方向の力を選択できるようにするコントローラ(図示せず)を含む。
図2を参照すると、研磨装置100に取り付けて使用されるように適合された研磨ヘッドアセンブリ200が示されている。研磨ヘッドアセンブリ200は、研磨ヘッド200と、キャップ240と、バンド270とを備える。研磨ヘッド210および/またはキャップ240は、好適には、アルミニウムまたは鋼などの金属材料から作られており、または他の適切な構造材料から作られてもよい。例えば、研磨ヘッド210および/またはキャップ240は、鋳造アルミニウム(例えば、Alcoa社から入手可能なMIC6(登録商標)アルミニウム鋳造板)から作られてもよい。代替的には、キャップ240は、アルミナなどのセラミック材料、プラスチック材料、または例えばダイヤモンドライクカーボンなどの耐食性コーティングを有するステンレス材料から作られてもよい。
研磨ヘッド210は、実質的に互いに平行な頂部212および底部214を有する。研磨ヘッド210は、プラットホーム220と、プラットホーム220から下方に延びた環状部材230とを有する。研磨ヘッド210の底部214には、プラットホーム220から下方に延びた環状部材230により凹面216が形成されている。環状部材230は、研磨ヘッド210の頂部212と底部214に対して実質的に垂直な外面232を有する。環状部材230の外面232は、研磨ヘッド210および研磨ヘッドアセンブリ200の両方の周縁を形成する。環状部材230は、環状部材230が研磨ヘッド210の底部214で最も薄くなるように、外面232に対して角度が付いた内面234を有する。環状部材230のこのテーパにより、プラットホーム220に隣接するより剛性の高い頂部セクションが提供される。他の実施形態では、内面234は、外面232と実質的に平行であってもよい。
キャップ240は、フロア242と、フロアの周囲に沿って上方に延びた環状壁250とを有する。環状壁250は、環状部材230の内面234と嵌まり合う外表面252を有する。したがって、環状壁250の外表面252は、環状部材230の内面234と適合するように角度付けられている。環状壁250の外表面252は、研磨ヘッド210の環状部材230の内面234に接着剤(図示せず)で取り付けられている。接着剤は、エポキシグルーであってもよい。
フロア242は、環状部材230によって形成された底部開口を横切って延びている。フロア242は、頂面244と底面246とを有する。フロア242の頂面244と研磨ヘッド210の凹面216との間にチャンバ202が形成されている。環状部材230と環状壁250とは、チャンバ202の径方向の境界を画定している。プラットホーム220と、重なり合う環状部材230および環状壁250とは、厚く、フロア242よりも剛性が高いように適合されている。
研磨ヘッドアセンブリ200に使用されている金属は、研磨薬品またはスラリーを介して、金属イオンの供給源となることで、ウェハを汚染する可能性がある。キャップ240からの金属がスラリーおよびウェハを汚染することを防止するために、バッキングフィルム(例えば図1に示されるバッキングフィルム110)および保持リング(例えば、図1に示される保持リング120)を有するテンプレートが、スラリーとキャップ240との間にバリアを設けるために使用されてもよい。バッキングフィルム110は、一般的に、薄い軟質ポリマーパッドまたは他の適切な材料である。バッキングフィルム110は、好適には、2以上の材料層(図示せず)を含む。例えば、バッキングフィルム110は、接着層、薄いプラスチックフィルム層、および薄いポリウレタンフォームまたは他の不織材料(例えば、フェルト)の層を有してもよい。接着層は、バッキングフィルム110をキャップ240の底面246にシールする。薄いプラスチックフィルム層は、キャップ240とスラリーおよび/またはウェハWとの間の保護バリアを提供する。ポリウレタンフォームまたは不織材料(例えば、フェルト)を有する層は、ウェハに接触し、(図1に示された研磨パッド150などの)研磨パッドと類似の表面を提供する。保持リング120は、バッキングフィルム110から下方に延びており、一般的にプラスチック材料である。ウェハは、保持リング120に受け入れられ、表面張力によりバッキングフィルム110に対して保持される。したがって、ウェハは、キャップ240に直接接触しない。
研磨ヘッドアセンブリ200からの金属がスラリーおよびウェハを汚染することを防止するために、研磨ヘッド210およびキャップ240は、スラリーが金属に接触してウェハを汚染することを防止するためのバリアを形成するバンド270で周囲を囲まれている。環状部材230は、底部214において外面232から内側に延びた側部凹部238を有する。タブ248は、キャップ240の環状壁250からフロア242とは反対に外側に延びている。タブ248および側部凹部238のそれぞれは、バンド270を受けており、エポキシグルーなどの接着材でバンド270にシールされている。バンド270は、研磨ヘッド210からの研磨プロセスにおける金属汚染を防止するために、テンプレートのバッキングフィルム110および/または保持リング120に重なって、バンド270とバッキングフィルム110および/または保持リング120との間にシールを形成してもよい。バンド270は、ポリエーテルイミド(例えば、Saudi Basic Industries Corporation(SABIC)社から入手可能なULTEM樹脂1000)、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、またはポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックから作られる。
研磨ヘッドアセンブリ200は、研磨装置100のスピンドル(図示せず)に取り付けられている。スピンドルはセンター通路(図示せず)を有する管である。センター通路は、一端で研磨ヘッドアセンブリ200に開口しており、他端で回転コネクタ(図示せず)に連結されている。チャンバ202内の圧力を調整するために、加圧源(図示せず)がセンター通路を通って設けられ、チャンバ通路222に(例えば、ワンタッチ式継手プラグを介して)接続されている。チャンバ通路222は、プラットホーム220を貫通してチャンバ202に延びている。加圧源(図示せず)は、スピンドル(図示せず)を通って、加圧媒体または加圧流体を、チャンバ202に供給し、チャンバ202から供給される。加圧源は、研磨ヘッドアセンブリ200のチャンバ202内の圧力を増加または減少させるための空気供給源を提供してもよい。
フロア242は、キャップ240と同じ材料(例えば、金属材料)で作られた半剛性「フレックスプレート」である。フロア242は、圧力分布および研磨圧力プロファイルを変更するために正確に変形または撓むように適合されており、表面張力によりバッキングフィルム110上にウェハを取り付けおよび取り外しするために十分な剛性を有する。フロア242の構成は、ウェハの研磨ヘッドアセンブリ200上への取り付けの間に実質的に変形しないようになっている。フロア242は、初期状態または撓んでいない状態では、実質的に平坦であってもよい。フロア242は、研磨圧力が増加したとき、およびチャンバ202内の圧力が増加したとき、研磨面に対して垂直な方向に一時的に撓む。キャップ240は、圧力によって永久に変形または撓むことはない。フロア242は、チャンバ202に供給される加圧媒体または流体の量と、研磨圧力とに基づいて、加圧され撓んだ形状または下方に湾曲した形状(図3に示す)と、研磨ヘッド210の底面に実質的に平行な平坦形状(図2に示す)と、上方に湾曲した形状または凸形状(図示せず)とに移行する機能を有する。チャンバ202の内の圧力が調整されフロア242が変形するとき、バッキングフィルム110上にウェハを取り付けて保持する均一に分布した表面張力により、ウェハを直接変形させることができる。チャンバ202内の圧力を増加または減少させることで、フロア242の表面とウェハとを、外側に膨らませたり、平坦を維持したり、引き込んだりすることができる。
チャンバ202内の圧力変化は、所与のまたは所定の研磨圧力Pへの変化を引き起こす。加圧源(図示せず)は、チャンバ202内の圧力を監視し、調整するためのコントローラ(図示せず)に接続されてもよい。コントローラは、圧力調節器(図示せず)を含んでもよい。圧力は、入ってくるロットの一般的なウェハ形状に基づいて、手動で調整されてもよく、ロット毎、またはウェハ毎に電気的に制御されてもよい。いくつかの実施形態では、特徴的なウェハプロファイルがウェハのロットから得られ、研磨ヘッドアセンブリ200によってウェハに加えられる下方向の圧力と、その圧力の分布は、チャンバ202内の圧力を調整することによって変化される。好適には、研磨圧力の変化は、約0.7Pから約1.3Pの範囲であってもよい。したがって、チャンバ202内の圧力を変化させることによる研磨圧力Pの変化は、オペレータに、制御変数およびウェハの研磨形状を調整する機能を提供する。いくつかの実施形態では、所定の研磨圧力は、1.0psiから4.0psiの範囲であってもよい。他の実施形態では、所定の研磨圧力は、6.0psi未満であってもよい。
図3を参照すると、チャンバ202内の圧力が増加した結果として、キャップ240のフロア242の部分280が下方向ドーム形状に撓んでいる状態の、図2に示す研磨ヘッドアセンブリ200が示されている。フロア242の形状が変化することで、ウェハ(例えば、図1に示すウェハW)を横切る研磨圧力の力分布に結果として変化を引き起こし、これにより、それに応じてウェハが曲げられる。力分布の変化は、ウェハからの材料除去速度の変化を引き起こす。一般的に、ウェハと研磨パッド150(図1に示す)との間に作用するミーゼス応力が増加したとき、除去速度は増加する。チャンバ202内の圧力の変化に応じて撓んだフロア242の部分280は、チャンバ202内の圧力が増加または減少したとき、これらのミーゼス応力を増加または減少させる。
しかしながら、研磨ヘッドアセンブリ200によるウェハからの材料の除去は、ウェハの縁の近くで著しく減少することが観察されている。これは、フロア242を横切る不均一な応力分布、特にウェハの縁と研磨パッド150との間に及ぼされる低いミーゼス応力の結果である。これらのミーゼス応力は、一般的に、研磨ヘッドアセンブリ200のチャンバ202内の圧力が増加したときでさえも、増加することができない。
不均一な応力分布の理由は、研磨ヘッドアセンブリ200のフロア242がチャンバ202内の圧力の増加および/または減少に応じて完全および均一に撓まないからである。これは、フロア242にわたる不均一な変形抵抗に起因する。図3に示すように、フロア242は、接合部290で環状壁250に接合している。接合部290は、ヒンジとして機能し、フロア242は、研磨ヘッド210に対して永久に変形することなく、ヒンジを中心に一時的に撓み得る。フロア242の半剛性に起因して、フロア242の部分280は、部分280がチャンバ202内の圧力変化に応じて撓むことを可能にする適切な変形抵抗を有する。しかし、変形抵抗は、フロア242のうち接合部290に近接する部分282で増加する。その結果、部分282は、チャンバ202内の圧力変化に応じて撓まない。したがって、チャンバ202内の圧力が増加しても、フロア242の部分282に取り付けられたウェハの縁と、研磨パッド150との間に及ぼされるミーゼス応力に対応する増加は生じない。研磨ヘッドアセンブリ200を用いた研磨中の不均一なミーゼス応力分布により、研磨されたウェハにおいて不均一な除去プロファイルが生じる。さらに、部分282は、フロア242の周囲を画定し、接合部290から部分280まで径方向において最大約30mmの距離で延びることがある。したがって、不均一な除去プロファイルは、ウェハの相当量をカバーし、ウェハの許容できない平坦度につながることがある。
接合部290に近接する環状壁250の厚みおよび/または接合部290に近接するフロア242の厚みは、フロア242の部分282の比較的高い変形抵抗に寄与し得ると考えられる。接合部290に近接する環状壁250の厚みは、典型的には約8mmである。環状壁250の厚みは、環状壁250の外表面252と内表面253との間の距離として測定される。フロア242の部分282の厚みは、典型的には、約5mmから約7mmである。フロア242の厚みは、頂面244と底面246との間の距離として測定される。
図4を参照すると、研磨装置100に取り付けられて使用されるように適合された例示的な研磨ヘッドアセンブリ400が示されている。研磨ヘッドアセンブリ400は、図2に示し、上述した研磨ヘッドアセンブリ200の要素および構成要素を含む。また、キャップ240の環状壁250は、フロア242に接合されて、接合部290を形成する第1部分254と、第1部分254から延びた第2部分256とを含む。第1部分254は、接合部290において環状壁250の内表面253に形成されたノッチ255により画定されている。ノッチ255は、U形状であってもよく、実質的に円形であってもよい。ノッチ255の半径は、好適には1mmよりも大きく、例えば、1mmから約3mm、または約2.5mmである。環状壁250の第1部分254は、第2部分256の厚みよりも薄い厚みを有する。第1部分254の厚みは、ノッチ255の半径に依存する。好適には、ノッチ255の半径は、第1部分254の厚みが1.5mm未満よりも薄くならないような半径である。例えば、第1部分254の厚みは、好適には、約2mmから約5mm、または約3mmであってもよい。ノッチ255は、接合部290においてフィレット257を形成している。第1部分254の厚みを減らすことおよび/またはノッチ255を介してフィレット257を形成することは、フロア242のうち接合部290に近接する部分282(図3に示す)の変形抵抗を好適に弱める。
フロア242の部分282の変形抵抗を弱めるためにノッチ255および/またはフィレット257を形成することは、コンピュータ数値制御(CNC)フライス加工を使用して適切に実行されてもよい。一般に、ノッチ255および/またはフィレット257は、従来のラッピングプロセスなどのキャップ240のフロア242を平坦にするために使用される従来の機械加工技術を使用して形成することができない。しかし、ノッチ255およびフィレット257を形成するために、従来の機械加工技術に修正を加えることができると考えられる。また、約5mmから約6mm、例えば5.5mmなどの厚みを有するフロア242の部分282を提供するためにCNCフライス加工が用いられてもよい。フロア242は、好適には、環状壁250の間のフロア242の直径全体に延びた連続的な厚みを有してもよい。代替的には、フロア242の厚みは、環状壁250の間のフロア242の直径にわたって変化してもよい。
図5を参照すると、研磨装置100に取り付けられて使用されるように適合された他の例示的な研磨ヘッドアセンブリ500が示されている。研磨ヘッドアセンブリ500は、図2に示し、上述した研磨ヘッドアセンブリ200の要素および構成要素を含む。また、環状壁250の内表面253は、接合部290に形成されたフィレット257に向かって内側に角度付けられている。好適には、接合部290での環状壁250の厚みは、約3mmから約5mm、または約3mmの厚さに減少される。内表面253は、環状壁250の厚みが一定となるように外表面252に合わせて角度付けられてもよい。代替的には、内表面253は、環状壁250の厚みが接合部290に向かって内側にテーパし、環状壁250が接合部290において最も薄い厚みを有するように、角度付けられてもよい。接合部290で環状壁250の厚みを薄くすることおよび/またはフィレット257を形成することにより、接合部290に近接するフロア242の部分282(図3に示す)の変形抵抗が好適に弱められる。
フロア242の部分282の変形抵抗を弱めるために、環状壁250の厚みを薄くするように内表面253の角度付きプロファイルを形成することおよびフィレット257を形成することは、好適には、コンピュータ数値制御(CNC)フライス加工を使用して実行されてもよい。一般に、フィレット257および内表面253の角度付きプロファイルは、従来のラッピングプロセスなどのキャップ240のフロア242を平坦にするために使用される従来の機械加工技術を使用して形成することができない。しかし、フィレット257および内表面253の角度付きプロファイルを形成するために、従来の機械加工技術に修正を加えることができると考えられる。また、例えば5.5mmなど約5mmから約6mmの厚みを有するフロア242の部分282を提供するためにCNCフライス加工が用いられてもよい。フロア242は、好適には、環状壁250の間のフロア242の直径全体に延びた連続的な厚みを有してもよい。代替的には、フロア242の厚みは、環状壁250の間のフロア242の直径にわたって変化してもよい。
図6を参照すると、研磨装置100に取り付けられて使用されるように適合された他の例示的な研磨ヘッドアセンブリ600が示されている。研磨ヘッドアセンブリ600は、研磨ヘッド610と、キャップ640と、バンド670とを含む。研磨ヘッド610および/またはキャップ640は、好適にはアルミニウムまたは鋼などの金属材料から作られてもよく、他の好適な構造材料から作られてもよい。例えば、研磨ヘッド610および/またはキャップ640は、鋳造アルミニウム(例えば、Alcoa社から入手可能なMIC6(登録商標)アルミニウム鋳造板)から作られてもよい。代替的には、キャップ640は、アルミナなどのセラミック材料、プラスチック材料、または例えばダイヤモンドライクカーボンなどの耐食性コーティングを有するステンレス材料から作られてもよい。
研磨ヘッド610は、実質的に互いに平行な頂部612および底部614を有する。研磨ヘッド610は、プラットホーム620と、プラットホーム620から下方に延びた環状部材630とを有する。研磨ヘッド610の底部614には、プラットホーム620から下方に延びた環状部材630により凹面616が形成されている。頂部612からプラットホーム620および凹面616を貫通して穴618が延びている。
環状部材630は、研磨ヘッド610の頂部612と底部614に対して実質的に垂直な外面632を有する。環状部材630の外面632は、研磨ヘッド610および研磨ヘッドアセンブリ600の両方の周縁を形成する。環状部材630は、外面632に実質的に平行な内面634を有する。
キャップ640は、フロア642と、フロアの周囲に沿って上方に延びた環状壁650とを有する。環状壁650は、環状部材630の内面634と嵌まり合う、内面634に実質的に平行な外表面652を有する。環状壁650の外表面652は、研磨ヘッド610の環状部材630の内面634に接着剤(図示せず)で取り付けられてもよい。接着剤は、エポキシグルーであってもよい。環状壁650は、肩部692に向けて上方に延びている。肩部692は、研磨ヘッド610の凹面616と嵌まり合う頂縁部694を有する。肩部692には頂縁部694において開口658が形成されており、穴618と対応している。穴618および対応する開口658は、例えば、ねじなどのファスナ(図示せず)を受け入れ、肩部692の頂縁部694を凹面616に固定することで、キャップ640を研磨ヘッド610に取り付ける。ファスナは、好適には、耐食性コーティングを有するプラスチックまたは金属材料から形成されてもよい。追加的または代替的には、研磨プロセスにおける研磨薬品またはスラリーのファスナへの接触および/または穴618への侵入を防止するために、研磨ヘッド610の頂部612の少なくとも一部が、リッド(図示せず)により覆われてもよい。肩部692は、頂縁部694が凹面616に固定されるときにシールを形成するO-リング(図示せず)を有してもよい。
フロア642は、環状部材630によって形成された底部開口を横切って延びている。フロア642は、頂面644と底面646とを有する。フロア642の頂面644と研磨ヘッド610の凹面616との間には、チャンバ602が形成されている。環状部材630と環状壁650とは、チャンバ602の径方向の境界を画定している。プラットホーム620と、重なり合う環状部材630および環状壁650とは、厚く、フロア642よりも剛性が高いように適合されている。
研磨ヘッドアセンブリ600に使用されている金属は、研磨薬品またはスラリーを介して、金属イオンの供給源となることで、ウェハを汚染する可能性がある。キャップ640からの金属がスラリーおよびウェハを汚染することを防止するために、バッキングフィルム(例えば図1に示されるバッキングフィルム110)および保持リング(例えば、図1に示される保持リング120)を有するテンプレートが、スラリーとキャップ640との間にバリアを設けるために使用されてもよい。バッキングフィルム110は、一般的に、薄い軟質ポリマーパッドまたは他の好適な材料である。バッキングフィルム110は、好適には、2以上の材料層(図示せず)を含む。例えば、バッキングフィルム110は、接着層、薄いプラスチックフィルム層、および薄いポリウレタンフォームまたは他の不織材料(例えば、フェルト)の層を有してもよい。接着層は、バッキングフィルム110をキャップ640の底面646にシールする。薄いプラスチックフィルム層は、キャップ640とスラリーおよび/またはウェハWとの間の保護バリアを提供する。ポリウレタンフォームまたは不織材料(例えば、フェルト)を有する層は、ウェハに接触し、(図1に示された研磨パッド150などの)研磨パッドと類似の表面を提供する。保持リング120は、バッキングフィルム110から下方に延びており、一般的にプラスチック材料である。ウェハは、保持リング120に受け入れられ、表面張力によりバッキングフィルム110に対して保持される。したがって、ウェハは、キャップ640に直接接触しない。
研磨ヘッドアセンブリ600からの金属がスラリーおよびウェハを汚染することを防止するために、研磨ヘッド610およびキャップ640は、スラリーが金属に接触してウェハを汚染することを防止するためのバリアを形成するバンド270で周囲を囲まれている。環状部材630は、外面632から内側に延びた側部凹部638と、底部614において内面634から内側に延びた内側凹部639とを有する。タブ648は、キャップ640の環状壁650からフロア642とは反対に外側に延びている。タブ648、側部凹部638、および内側凹部639のそれぞれは、バンド670を受けており、エポキシグルーなどの接着材でバンド670にシールされている。バンド670は、研磨プロセスにおける研磨ヘッド610からの金属汚染を防止するために、テンプレートのバッキングフィルム110および/または保持リング120に重なって、バンド670とバッキングフィルム110および/または保持リング120との間にシールを形成してもよい。バンド670は、ポリエーテルイミド(例えば、Saudi Basic Industries Corporation(SABIC)社から入手可能なULTEM樹脂1000)、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、またはポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックから作られる。
バンド670は、一体でなくてもよく、2以上のセグメントから作られてもよい。例えば、バンド670は、3、4、5、または6個のセグメントから作られてもよい。これらの実施形態では、バンド670は、セグメント接合部(図示せず)で互いにシールされてもよく、エポキシグルーなどの接着剤を用いて研磨ヘッド610および/またはキャップ640にシールされてもよい。バンド670と、研磨ヘッド610および/またはキャップ640との間のシールが接着破壊により緩むことを防止するために、バンド670は、バンド670を研磨ヘッドアセンブリ600に固定するための連結部材を有してもよい。例えば、バンド670は、環状部材630の内面634上に形成された内側凹部639およびタブ648の上方に延びた部材との接合部を形成するありつぎ672を有してもよい。ありつぎ672は、接着剤に加えて、または接着剤に代えて、バンド670を研磨ヘッド610および/またはキャップ640に固定するために使用されてもよい。
本明細書で詳細に説明した研磨ヘッドアセンブリ200と同様に、チャンバ602は、加圧媒体または流体で加圧されている。チャンバ602は、本明細書で研磨ヘッドアセンブリ200について説明したように、チャンバ602に加圧媒体または流体を提供するために、加圧源(図示せず)に接続されてもよい。加圧源(図示せず)は、(例えば、ワンタッチ式継手プラグを介して)チャンバ通路622に接続されている。チャンバ通路622は、プラットホーム620を貫通してチャンバ602に延びている。本明細書で詳細に説明したフロア242と同様に、フロア642は、圧力分布および研磨圧力プロファイルを変更するために正確に変形するように適合されており、表面張力によりバッキングフィルム110上にウェハを取り付けおよび取り外しするために十分な剛性を有する半剛性「フレックスプレート」である。フロア642は、永久に変形することなく、研磨ヘッド610に対して一時的に撓むことができる。チャンバ602内の圧力を調整することで、フロア642の撓みが引き起こされる。肩部692がO-リング(図示せず)を含む実施形態では、頂縁部694と凹面616との接続部において形成されたシールは、チャンバ602から加圧媒体または流体が漏れることを防止してもよく、これによりチャンバ602内の所与の圧力を維持してもよい。
肩部692に加えて、キャップ640の環状壁650は、フロア642に接合されて、接合部690を形成する第1部分654を備える。フロア642は、チャンバ602内の圧力変化に応じて接合部690を中心に一時的に撓んでもよい。第1部分654は、第1部分654と肩部692との間で延びた第2部分656により肩部692と接続されてもよい。環状壁650の厚みは、図6に示すように、肩部692で最も厚い。第1部分654は、接合部690において環状壁650に形成されたノッチ655により画定されている。ノッチ655は、U形状であってもよく、実質的に円形であってもよい。したがって、第1部分654は、第2部分656の厚みよりも薄い厚みを有する。例えば、第1部分654の厚みは、約3mmから約5mm、または約3mmであってもよい。ノッチ655は、接合部690においてフィレット657を形成している。第1部分654の厚みを薄くすることおよび/またはノッチ655を介してフィレット657を形成することは、フロア642のうち接合部690に近接する部分(チャンバ602内の圧力変化に応じて実質的に撓むことができない部分)の変形抵抗を好適に弱める。フロアのこの部分は、接合部690からフロア642の中心に向かって径方向において最大約30mmの距離で延びることがある。
フロア642のうち接合部690に近接する部分の変形抵抗を弱めるためにノッチ655および/またはフィレット657を形成することは、好適には、コンピュータ数値制御(CNC)フライス加工を使用して実行されてもよい。一般に、ノッチ655および/またはフィレット657は、従来のラッピングプロセスなどのキャップ640のフロア642を平坦にするために使用される従来の機械加工技術を使用して形成することができない。しかし、ノッチ655およびフィレット657を形成するために、従来の機械加工技術に修正を加えることができると考えられる。また、例えば5.5mmなど約5mmから約6mmの厚みを有するフロア642のうち接合部690に近接する部分を提供するためにCNCフライス加工が用いられてもよい。フロア642は、好適には、環状壁650の間のフロア642の直径全体に延びた連続的な厚みを有してもよい。代替的には、フロア642の厚みは、環状壁650の間のフロア642の直径にわたって変化してもよい。例えば、フロア642は、本明細書で更に詳細に説明したように、フロア642の中心から接合部690に向かって内側にテーパした厚みを有してもよい。
図7を参照すると、研磨装置100に取り付けられて使用されるように適合された更に他の例示的な研磨ヘッドアセンブリ700が示されている。研磨ヘッドアセンブリ700は、図6に示し、上述した研磨ヘッドアセンブ600の要素および構成要素を含む。この例では、肩部692とフィレット657との間で延びた環状壁650の部分659は、外表面652に対して角度付けられた内表面653を有する。環状壁650の部分659の厚みは、環状壁650が接合部690において最も薄い厚みを有するように、肩部692から接合部690に向けて内側にテーパしている。好適には、接合部690における環状壁650の厚みは、約3mmから約5mm、または約3mmの厚さに薄くなっている。肩部692から接合部690に向かって環状壁650の厚みを薄くさせることおよび/またはフィレット657を形成することにより、好適には、フロア642のうち接合部690に近接する部分(そうでなければ、チャンバ602内の圧力変化に応じて撓むことが実質的にできない部分)の変形抵抗が弱められる。フロアのこの部分は接合部690からフロア642の中心に向かって径方向において最大約30mmの距離で延びることがある。
フロア642のうち接合部690に近接する部分の変形抵抗を弱めるために、環状壁650の厚みを薄くするように内表面653の角度付きプロファイルを形成することおよびフィレット657を形成することは、好適には、コンピュータ数値制御(CNC)フライス加工を使用して実行されてもよい。一般に、フィレット657および内表面653の角度付きプロファイルは、従来のラッピングプロセスなどのキャップ640のフロア642を平坦にするために使用される従来の機械加工技術を使用して形成することができない。しかし、フィレット657および内表面653の角度付きプロファイルを形成するために、従来の機械加工技術に修正を加えることができると考えられる。また、例えば5.5mmなど約5mmから約6mmの厚みを有するフロア642のうち接合部690に近接する部分を提供するためにCNCフライス加工が用いられてもよい。フロア642は、好適には、環状壁650の間のフロア642の直径全体に延びた連続的な厚みを有してもよい。代替的には、フロア642の厚みは、環状壁650の間のフロア642の直径にわたって変化してもよい。例えば、フロア642は、フロア642の中心から接合部690に向かって内側にテーパした厚みを有してもよい(図8に示す)。
図8を参照すると、研磨装置100に取り付けられて使用されるように適合された他の例示的な研磨ヘッドアセンブリ800が示されている。研磨ヘッドアセンブリ800は、図6および図7にそれぞれ示し、上述した研磨ヘッドアセンブ600および/または700に類似した要素および構成要素を含む。フロア642のうち接合部690に近接する部分の変形抵抗を弱めるために、フロア642の厚みは、フロア642の径方向中心Cから接合部690に向けて内側にテーパしている。したがって、フロア242の厚みは、中心Cにおいて最も厚く、接合部690において最も薄くなっている。フロア642の厚みは、中心Cにおいて約5mmから6mm、または約5.5mmの厚みから、接合部290において約3mmから約4mm、または約3mmまでテーパしてもよい。接合部690に近接するフロア642の厚みを薄くするように、フロア642の厚みをテーパさせることは、好適には、フロア642のうち接合部690に近接する部分(そうでなければ、チャンバ602内の圧力変化に応じて撓むことが実質的にできない部分)の変形抵抗を弱める。フロア642のうち接合部690に近接するこの部分は、接合部690からフロア642の径方向中心Cに向かって径方向において最大約30mmの距離で延びることがある。
例示的な研磨ヘッドアセンブリ800では、研磨ヘッドアセンブリ800の環状壁650は、本明細書で説明したように、フロア642のうち接合部690に近接する部分の変形抵抗を弱めるための追加の特徴を有しても有しなくてもよい。例えば、肩部692と角部696との間で延びた環状壁650の部分659は、部分659の厚みが実質的に一定となるように、外表面652に実質的に平行な内表面653を有してもよい。代替的には、部分659の厚みは、接合部690において薄くなってもよい。例えば、環状壁650の部分659の厚みが肩部692から接合部690に向かって内側にテーパするように(図7に示すように)、内表面653は、外表面652に対して角度付けられてもよい。また、環状壁650の内表面653とフロア642の頂面644との間の接合部690における角部696は、角張ってもよく、面取りされてもよい(すなわち、図6および図7に示すようにフィレット657を形成してもよい)。好適には、接合部690における環状壁650の厚みは、約8mmであってもよく、約3mmから約5mm、または約3mmの厚みに薄くなってもよい。
フロア642のうち接合部690に近接する部分の変形抵抗を弱めるためにフロア642のテーパ付きプロファイルを形成することは、好適には、コンピュータ数値制御(CNC)フライス加工を使用して実行されてもよい。一般に、フロア642のテーパ付きプロファイルは、従来のラッピングプロセスなどのキャップ640のフロア642を平坦にするために使用される従来の機械加工技術を使用して形成することができない。しかし、フロア642のテーパ付きプロファイルを形成するために、従来の機械加工技術に修正を加えることができると考えられる。
説明された実施形態は、研磨ヘッドアセンブリのキャップのフロア(そうでなければ、研磨ヘッドアセンブリのチャンバ内の圧力変化に応じて変形することが実質的にできない部分)の変形抵抗を減少させる。実施形態は、研磨されたウェハ上のより均一な除去プロファイルを可能にする。フロアの部分(そうでなければチャンバ内の圧力変化に応じて撓むことが実質的にできない部分)を弱めることによって、ウェハと研磨パッドとの間に及ぼされるミーゼス応力の分布は、研磨中により均一になる。特に、ウェハの縁と研磨パッドの間に及ぼされるミーゼス応力は、ウェハの縁付近の除去プロファイルを微調整するために、より適切に制御されることができる。
本明細書で使用されるように、用語「約(about)」、「実質的に(substantially)」、「本質的に(essentially)」、「約(approximately)」は、寸法、密度、温度、または他の物理的もしくは化学的な性質もしくは特徴の範囲と関連して使用されるとき、性質または特徴の上限および/または下限に存在し得る変動を包含することを意味する。当該変動は、例えば、丸め、測定方法、または他の統計的変動から生じる変動を含む。
本開示または本開示の実施形態の要素を紹介するとき、冠詞「a」、「an」、「前記(the)」、および「前記(said)」は、要素が1以上存在することを意味することを意図している。用語「備える(comprising)」、「含む(including)」、および「having」は、包括的であることを意図しており、列挙された要素以外の追加の要素が存在してもよいことを意味している。特定の向きを示す用語(例えば「上(top)」、「底(bottom)」、「側方(side)」、「下方(down)」、「上方(up)」など)の使用は、説明の便宜上のものであり、説明された物品の特定の向きを必要とするものではない。
本開示の範囲から逸脱することなく、上述の構造および方法において、様々な変更が可能であるため、上述の説明に含まれ、添付の図面に示される全ての事項は、限定的な意味ではなく例示として解釈されることが意図される。

Claims (20)

  1. 半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリであって、
    底部に沿った凹部を有し、前記凹部は凹面を有する研磨ヘッドと、
    前記凹部内に配置されたキャップと
    を備え、
    前記キャップは、
    前記研磨ヘッドに固定された環状壁と、
    接合部で前記環状壁に接合されたフロアと
    を備え、
    前記フロアは、前記環状壁を横切って延び、
    前記フロアは、上面と、下面とを有し、
    前記上面は、前記凹面から間隔を開けて配置され、前記上面と前記凹面との間にチャンバを形成しており、
    前記フロアのうち前記接合部に近接する部分の変形抵抗は、前記チャンバ内の圧力変化により前記フロアのうち前記接合部に近接する部分が前記研磨ヘッドに対して撓むことを許容するように、弱められている、研磨ヘッドアセンブリ。
  2. 前記環状壁は、第1厚みを有する第1部分と、第2厚みを有する第2部分とを有し、
    前記第1部分は、前記フロアに接合され、前記第2部分は、前記第1部分から延びており、前記第1厚みは、前記フロアのうち前記接合部に近接する部分の前記変形抵抗を弱めるように、前記第2厚みよりも薄い、請求項1に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  3. 前記第1厚みは、約3mmから約5mmである、請求項2に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  4. 前記第1厚みは、約3mmである、請求項3に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  5. 前記フロアは、約5mmから約6mmの連続的な厚みを有する、請求項2に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  6. 前記研磨ヘッドは、頂部と、前記頂部から前記凹面を通って延びた穴を有し、
    前記環状壁は、前記第2部分から延び、前記穴に対応する開口を有する肩部を更に備え、
    前記穴と前記対応する開口は、前記環状壁の前記肩部を前記研磨ヘッドの前記凹面に固定するためのファスナを受け入れる、請求項2に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  7. 前記環状壁の厚みは、前記環状壁の前記厚みが前記接合部の近傍で最も薄くなることで前記フロアのうち前記接合部に近接する部分の前記変形抵抗を弱めるように、前記接合部に向かって内側にテーパしている、請求項1に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  8. 前記接合部に近接する前記環状壁の厚みは、約3mmから約5mmである、請求項7に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  9. 前記接合部に近接する前記環状壁の厚みは、約3mmである、請求項7に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  10. 前記フロアは、約5mmから約6mmの連続的な厚みを有する、請求項7に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  11. 前記フロアの厚みは、前記フロアの前記厚みが前記接合部に近接する部分で最も薄く、前記フロアのうち前記接合部に近接する部分の前記変形抵抗を弱めるように、前記接合部に向かって内側にテーパしている、請求項1に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  12. 前記フロアの厚みは、前記フロアの中心で最も厚い、請求項11に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  13. 前記接合部に近接する前記部分での前記フロアの厚みは、約3mmであり、前記中心での前記フロアの厚みは、約5mmから約6mmである、請求項12に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  14. 前記キャップは、金属材料からなる、請求項1に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  15. 前記環状壁は、前記研磨ヘッドに接着剤で固定されている、請求項1に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  16. 半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリであって、
    頂部と、凹面を有し底部に沿った凹部と、前記頂部から前記凹面を通って延びた複数の穴とを備える研磨ヘッドと、
    前記凹部内に配置されたキャップと
    を備え、
    前記キャップは、
    前記複数の穴に対応する複数の開口を有する環状壁と、
    接合部で前記環状壁に接合されたフロアと
    を備え、
    前記複数の穴と前記対応する複数の開口とは、前記環状壁を前記凹面に固定するためのファスナを受け入れ、
    前記フロアは、前記環状壁を横切って延び、
    前記フロアは、上面と、下面とを有し、
    前記上面は、前記凹面から間隔を開けて配置され、前記上面と前記凹面との間にチャンバを形成しており、
    前記フロアは、前記チャンバ内の圧力変化により前記研磨ヘッドに対して撓むことができ、
    前記フロアのうち前記接合部に近接する部分の変形抵抗は、前記フロアのうち前記接合部に近接する部分が前記研磨ヘッドに対して撓むことを許容するように、弱められている、研磨ヘッドアセンブリ。
  17. 前記フロアの厚みは、前記フロアの前記厚みが前記接合部に近接する部分で最も薄くなり、前記フロアのうち前記接合部に近接する部分の前記変形抵抗を弱めるように、前記接合部に向かって内側にテーパしている、請求項16に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  18. 前記接合部に近接する前記部分での前記フロアの厚みは、約3mmであり、前記フロアの中心での前記フロアの厚みは、約5mmから約6mmである、請求項17に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  19. 前記キャップは、金属材料からなる、請求項16に記載の研磨ヘッドアセンブリ。
  20. 半導体ウェハの研磨のための研磨ヘッドアセンブリであって、
    研磨ヘッドと、
    前記研磨ヘッドに固定された環状壁と、接合部で前記環状壁に接合されたフロアとを有するキャップと
    を備え、
    前記研磨ヘッドと前記キャップとは、前記研磨ヘッドと前記キャップの前記フロアとの間にチャンバを画定しており、
    前記フロアは、前記チャンバ内の圧力変化に応じて前記研磨ヘッドに対して撓むことが可能な金属材料で形成されており、
    前記環状壁および前記フロアのうちの少なくとも一方の厚みは、前記接合部に近接して薄くなることで、前記接合部に近接する前記フロアの変形抵抗を弱める、研磨ヘッドアセンブリ。
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